JP3699295B2 - 無線通信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、屋内無線LANシステムなどに適用され、基地局と複数の端末局との間でデータを送受信する無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、屋内空間において無線通信を行う場合、マルチパス(多重反射波)によるフェージングの影響を強く受けるため、最大受信波が到来する方向に指向性を絞って送受信することが有効となる。例えば、特開平9−232848号公報のものは、図15に示すように、アレーアンテナ1、サーキュレータ2、低雑音増幅器とダウンコンバータからなる受信モジュール3、A/D変換器4、準同期検波回路5、局部発振器6,7、デジタルビーム形成回路(DBF)8、ビーム選択回路9、最大比合成回路10、復調器11、同相分配器12、位相・振幅補正部13、ウエイト分解演算回路14、送信ウエイト演算回路15、直交変調器16、アップコンバータと送信電力増幅器からなる送信モジュール17及び送信局部発振器18,19からなるアレーアンテナの制御装置を提供している。
【0003】
この制御装置は、アレーアンテナ1の各素子が受信した信号出力をA/D変換器4でA/D変換後に準同期検波回路5で準同期検波して同相/直交成分に分けた後、最大比合成回路10での最大比合成によりウエイト値を変えて合成することにより受信時の指向性が最適になるように制御している。また、送信時には、ウエイト分解演算回路14で演算した受信ウエイト値に基づいて送信ウエイト演算回路15が送信ウエイト値を計算し、この送信ウエイト値で送信信号を重み付けした後、直交変調器16、送信モジュール17を介してアレーアンテナ1から最大受信波の方向に送信主ビームを形成するようにして送信している。
【0004】
しかしながら、この従来装置は、通信相手局に追従するために到来波の方向を実時間で高速に計算し指向性を切換えて行く必要があるため、装置の構成が複雑で大形化するという問題があった。
【0005】
この問題を解決するものとして、例えば、特開平9−219615号公報のアダプティブアレイ送受信装置が知られている。これは、図16に示すように、複数のアンテナ素子からなるアレイアンテナ21と、各アンテナ素子の送受信信号に対して、設定された重み係数を乗じることにより振幅および位相の重み付けを行う重み付け器22と、この重み付け器22を介して各アンテナ素子への送信信号の分配とアンテナ素子からの受信信号の合成を行う分配/合成部23と、送受信部24と、インターフェース25と、外部演算装置26を備え、指向性の適応制御の計算を外部演算装置26で非リアルタイムで送信相手の各端末毎に行い、各端末毎の重み付け値の切換えを送受信で予め各端末にタイムスロットを割振り、時分割で行うようになっている。これにより、構成の簡単化、小形化を図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平9−219615号公報のアダプティブアレイ送受信装置は、アダブティブアレイアンテナを基地局に用いて各端末局と通信を行う場合、各端末局毎に予め送信用及び受信用のタイムスロットを割り振っている。すなわち、基地局とN個の端末局とで構成されるシステムでは、N個の送信用タイムスロットとN個の受信用タイムスロットが予め割り振られている。
【0007】
このような構成では、端末局において通信要求があっても無くてもそれには関係なくタイムスロットは割り振られた各端末局に占有されるため、端末局で通信要求が無い場合には割り振られたタイムスロットの時間が無駄時間になってしまうという問題があった。また、データ量の多い通信要求を持った端末局にとっては、固定のタイムスロットでは通信時間が足りなくなるため、データをいくつかのタイムスロットに分けて送信しなければならずデータ通信効率が悪くなる問題があった。
【0008】
従って、この装置を、例えば、基地局を接続したホストコンピュータと端末局を接続した複数のPOS(ポイント・オブ・セールス)ターミナルからなり、ホストコンピュータと各POSターミナルとで商品の価格の問合わせや商品販売登録データの送信を無線で行う無線POSシステムに適用した場合、あるPOSターミナルからホストコンピュータへの価格の問合わせや商品販売登録データの通信要求が集中することがあると、割り振られたタイムスロットの長さがデータ通信に不十分となったり、他のPOSターミナルにおいて通信要求が無い場合にはそのPOSターミナルに振り分けたタイムスロットが無駄時間となってしまうため、システム効率が低下するという問題があった。
【0009】
そこで、各請求項記載の発明は、各端末局に予めタイムスロットを割り振らずに、通信要求した端末局を的確に認識してその端末局に対する指向性を予め設定した重み付け値により決定して制御し通信を行うことで、通信要求のあった端末局とで効率よく通信ができ、また、通信要求の無い端末局に対して無駄時間を発生せず、しかも、重み付け値を予め記憶しておくので構成が簡単な無線通信システムを提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、複数のアンテナ素子からの受信出力の振幅と位相に重み付け値を乗じて合成した信号を復調する受信手段及び変調した信号を複数に分配し、この分配した各信号の振幅と位相に重み付け値を乗じてそれぞれ各アンテナ素子から放射させる送信手段を備えた無線通信装置を有する基地局と、この基地局との間で無線通信し、基地局のサービスエリアに設置される複数の端末局からなる無線通信システムにおいて、各端末局は、通信要求が発生したとき、基地局からの自局識別信号に応答して通信要求信号を送信する手段を備え、基地局は、端末局の特定時に使用する各端末局に対応して各アンテナ素子毎に設定された重み付け値を記憶するとともに端末局の未特定時に使用する指向性ビーム走査のための重み付け値を記憶した重み付け値記憶手段と、端末局の未特定時に重み付け値記憶手段に記憶した指向性ビーム走査のための重み付け値に基づいて送信手段及び受信手段の指向性を決定し自局エリアを走査する指向性ビームを形成する制御を行い、端末局特定手段が端末局を特定した後は重み付け記憶手段から端末局特定手段が特定した端末局に対応した各アンテナ素子毎の重み付け値を読出して送信手段及び受信手段の指向性を制御する指向性制御手段と、端末局の未特定時に指向性制御手段により自局エリアを走査する指向性ビームを形成する制御をされた送信手段を介して自局識別信号を送信する自局識別信号送信手段と、指向性制御手段により自局エリアを走査する指向性ビームを形成する制御をされた受信手段を介して自局識別信号に応答して端末局から送信された通信要求信号を受信する通信要求受信手段と、この通信要求受信手段が受信した通信要求信号を送信した端末局を特定する端末局特定手段とを備え、端末局特定手段にて特定した端末局に対して、指向性制御手段により端末局特定手段が特定した端末局に対応した各アンテナ素子毎の重み付け値に基づいて制御した送信手段及び受信手段の指向性で無線通信を行うことにある。
【0012】
請求項2記載の発明は、複数のアンテナ素子からの受信出力の振幅と位相に重み付け値を乗じて合成した信号を復調する受信手段及び変調した信号を複数に分配し、この分配した各信号の振幅と位相に重み付け値を乗じてそれぞれ各アンテナ素子から放射させる送信手段を備えた無線通信装置を有する基地局と、この基地局との間で無線通信し、基地局のサービスエリアに設置される複数の端末局からなる無線通信システムにおいて、各端末局は、通信要求が発生したとき、通信要求信号を送信する手段を備え、基地局は、端末局の特定時に使用する各端末局に対応して各アンテナ素子毎に設定された重み付け値を記憶するとともに、端末局の未特定時に使用する指向性ビーム走査のための重み付け値又は自局エリアで一様な全方位指向性を得るための重み付け値を記憶した重み付け値記憶手段と、端末局の未特定時に重み付け値記憶手段に記憶した指向性ビーム走査のための重み付け値又は自局エリアで一様な全方位指向性を得るための重み付け値に基づいて受信手段の指向性を決定し自局エリアを走査する指向性ビームを形成するか又は自局エリアで一様な全方位指向性にする制御を行い、端末局特定手段が端末局を特定した後は重み付け記憶手段から端末局特定手段が特定した端末局に対応した各アンテナ素子毎の重み付け値を読出して送信手段及び受信手段の指向性を制御する指向性制御手段と、指向性制御手段により自局エリアを走査する指向性ビームを形成する制御又は自局エリアで一様な全方位指向性にする制御をされた受信手段を介して端末局から送信された通信要求信号を受信する通信要求受信手段と、この通信要求受信手段が受信した通信要求信号を送信した端末局を特定する端末局特定手段とを備え、端末局特定手段にて特定した端末局に対して、指向性制御手段により端末局特定手段が特定した端末局に対応した各アンテナ素子毎の重み付け値に基づいて制御した送信手段及び受信手段の指向性で無線通信を行うことにある。
【0016】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の無線通信システムにおいて、指向性制御手段が、各端末局に対応して送信手段及び受信手段の指向性を制御するのに使用する重み付け値は、各端末局毎に、端末局からの到来波の到来角と電力、不要波の到来角と電力及び受信系の熱雑音の電力の情報を基に算出した値としたことにある。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、例えば、無線POSシステムなどで使用される屋内無線通信システムの構成を示すもので、例えば、ホスト装置に接続したLAN31に基地局32,33を接続している。そして、前記各基地局32,33の自局エリアであるサービスエリア32a,33a内にそれぞれ端末局N1,N2,N3、N11,N12,N13を配置している。前記端末局N1,N2,N3、N11,N12,N13は、例えば、無線POSシステムで使用する場合は商品販売データを登録するPOS端末に接続して使用されるものである。
【0018】
前記各基地局32,33は、マルチパスフェージング等の影響を受けないようにするために、各端末局N1,N2,N3、N11,N12,N13との間で指向性ビーム34,35を使用して通信を行うようになっている。前記各端末局N1,N2,N3、N11,N12,N13は、例えば、POS端末に接続して使用されるように、移動自在な状態で使用されるものではなく、一度設置されると比較的長期間移動しないものである。従って、指向性ビーム34,35は設置場所が異なる各端末局毎にそれぞれ最適な方向やビームパターンが存在している。
【0019】
前記各端末局N1,N2,N3、N11,N12,N13は、対応する基地局32,33に対して通信を行う場合は指向性ビームを使用しても無指向性ビームを使用してもよく、自局で通信要求が発生した時には対応する基地局から自局識別信号を受信したときその基地局へ通信要求信号を送信する手段を備えている。
【0020】
図2は前記各基地局32,33の回路構成を示すブロック図で、送受信共用の複数のアンテナ素子41からなるアレイアンテナ、各アンテナ素子41に対応してそれぞれ設けた複数のサーキュレータ42、このサーキュレータ42からの受信信号をそれぞれ増幅する複数の低雑音増幅器(LNA)43、増幅した信号の振幅レベルを制御する複数のアッティネータ(ATT)44、位相を制御する複数のフェーズシフタ(PS)45を備えている。
【0021】
そして、前記各フェーズシフタ45から出力される受信信号をリニアコンバイナ46で合成した後、受信機47に供給し、この受信機47で復調等の通常の受信動作を行って受信データを出力し、この受信データを送受信コントロール部48に供給している。前記送受信コントロール部48は受信データを外部インターフェース(I/F)から前記LAN31を介してホスト装置に送信するようになっている。
【0022】
前記アンテナ素子41、サーキュレータ42、低雑音増幅器43、アッティネータ44、フェーズシフタ45、リニアコンバイナ46及び受信機47は受信手段を構成し、前記アッティネータ44とフェーズシフタ45はそれぞれ独立に振幅と位相を制御でき、その制御値は重み付け値記憶手段49からの重み付け値に基づいて設定されるようになっている。従って、前記各アンテナ素子41からの受信信号に前記重み付け値記憶手段49からの重み付け値による適当な重み付けを行うことでアダプティブアレイアンテナとして所望の受信指向性ビームを形成できることになる。
【0023】
また、送信データを変調して送信信号に変換する送信機50、この送信機50からの送信信号をアンテナ素子41の数分の信号に同相分配する同相分配器51、この同相分配器51からの信号をそれぞれ位相制御する複数のフェーズシフタ(PS)52、それぞれ振幅制御する複数のアッティネータ(ATT)53、この各アッティネータ(ATT)53からの信号をそれぞれ電力増幅して前記各サーキュレータ42にそれぞれ供給する電力増幅器(PA)54を備え、前記送受信コントロール部48からの送信データを送信機50で変調した後、同相分配器51で同相分配し、この同相分配した信号をフェーズシフタ52で位相制御した後、アッティネータ53で振幅制御し、さらに、電力増幅器54で電力増幅してから前記サーキュレータ42を介して複数のアンテナ素子41から送信するようになっている。
【0024】
前記送信機50、同相分配器51、フェーズシフタ52、アッティネータ53、電力増幅器54、サーキュレータ42及びアンテナ素子41は送信手段を構成し、前記アッティネータ53とフェーズシフタ52はそれぞれ独立に振幅と位相を制御でき、その制御値は前記重み付け値記憶手段49からの重み付け値に基づいて設定されるようになっている。従って、送信信号に前記重み付け値記憶手段49からの重み付け値による適当な重み付けを行うことでアダプティブアレイアンテナとして所望の送信指向性ビームを形成できることになる。
【0025】
前記送受信コントロール部48には通信要求受信手段55、端末局特定手段56及び自局識別信号送信手段57がぞれぞれ接続している。前記自局識別信号送信手段57は、送信手段を介して自局識別信号を送信し、前記通信要求受信手段55は、自局識別信号に応答して端末局から送信された通信要求信号を受信手段を介して受信し、前記端末局特定手段56は、前記通信要求受信手段55が受信した通信要求信号を送信した端末局を特定する。
【0026】
前記送受信コントロール部48は送受信走査パターン設定手段58を制御し、この送受信走査パターン設定手段58に前記重み付け値記憶手段49に対する端末局の未特定時に使用する指向性ビーム走査のための重み付け値の設定を行わせるようになっている。
【0027】
59は指向性制御手段で、この指向性制御手段59は、端末局が未特定のときには前記重み付け値記憶手段49に記憶した重み付け値に基づいて送信手段及び受信手段の指向性を決定し自局エリアを走査する指向性ビームを形成する制御を行い、また、前記端末局特定手段56が端末局を特定した後は前記重み付け記憶手段49から前記端末局特定手段56が特定した端末局に対応した各アンテナ素子41毎の重み付け値を読出して送信手段及び受信手段の指向性を制御するようになっている。
【0028】
前記指向性制御手段59に対して、これを制御する切換えシーケンス制御手段60を設け、前記端末特定手段56が端末局を特定し、その特定した端末局との通信が終了すると、次の端末局と通信を行うために再度端末局が未特定であるとして前記指向性制御手段59に重み付け値記憶手段49に記憶した重み付け値に基づいて送信手段及び受信手段の指向性を決定し自局エリアを走査する指向性ビームを形成する制御を再度行わせ、端末局との通信が終了する毎にこれを繰返し行わせるようになっている。
【0029】
また、このシステムでは端末局N1,N2,N3、N11,N12,N13は一度設置されると比較的長期間に亙って位置を移動することがない。従って、端末局の位置や不要波発生源の位置、すなわち、端末局からの所望波の到来角度や不要波の到来角度は予め知ることができる。また、到来波や不要波の受信レベルや各アンテナ素子41で発生する熱雑音なども実測や計算により予め知ることができる。
【0030】
このように、所望波や不要波の到来角や受信電力及び各アンテナ素子の熱雑音がわかると、アダプティアレイアンテナの適応処理理論やアレイアンテナの指向性合成理論に基づいて受信系や送信系の最適重み付け値を各端末局毎に計算によって求めることができる。なお、各アンテナ素子41の素子配置や使用周波数は既知である。
【0031】
61は所望波/不要波情報入力部で、この所望波/不要波情報入力部61は、前記送受信コントロール部48及び受信機47から各端末局からの所望波の到来角や不要波発生源からの不要波の到来角及びそれらの受信電力、さらには、送受信系の各素子毎の雑音電力などの情報を取込むと、その情報を重み付け値決定部62に供給している。前記重み付け決定部62は、これらの情報を取込むと、各端末局毎の送信系及び受信系の最適重み付け値を決定し、この決定した最適重み付け値を前記重み付け値記憶手段49に記憶するようにしている。
【0032】
図3は前記重み付け値記憶手段49における各端末局N1,N2,N3の重み付け値の設定例を示し、各端末局毎に振幅重み付け値と位相重み付け値をそれぞれ各アンテナ素子41に対応して設定している。すなわち、端末局N1の各アンテナ素子毎の振幅重み付け値は、A11,A12,A13,A14,…となり、各アンテナ素子毎の位相重み付け値は、P11,P12,P13,P14,…となる。
【0033】
前記送受信コントロール部48、通信要求受信手段55、端末局特定手段56、自局識別信号送信手段57、送受信走査パターン設定手段58、指向性制御手段59、切換えシーケンス制御手段60、所望波/不要波情報入力部61及び重み付け値決定部62は、マイクロコンピュータにより構成している。
【0034】
このシステムでは、例えば、基地局32は通信する端末局が未特定のときには、送信系及び受信系の指向性が、図4の(a)に示すように、指向性ビームS1,S2,S3,…S8として自局のサービスエリア32a内を順次走査するように重み付け値記憶手段49から重み付け値を読出す。そして、指向性ビームS8が端末局N3の設置範囲を走査した時に端末局N3から識別信号及び通信要求信号を受信すると、その端末局N3と通信を開始するが、そのとき指向性パターンを、図4の(b)に指向性パターンD3として示すように端末局N3の設置方向に対して最適となり、かつ不要波が到来する方向にはヌル状態となるように最適指向性パターンにして通信を行う。なお、図中一点鎖線で示す指向性パターンD2は端末局N2と通信を行う時の最適パターンを示している。
【0035】
さらに、具体的に述べると、図5に示すように、基地局32は前記自局識別信号送信手段57が送信制御する自局識別信号を付してサービスエリア32a内を指向性ビームS1,S2,S3,…S8で順次走査する。この走査において、指向性ビームS1により端末局N1は基地局32の自局識別信号を受信するが通信要求が発生していないのでそのままパスする。また、指向性ビームS4により端末局N2は基地局32の自局識別信号を受信するが通信要求が発生していないのでそのままパスする。
【0036】
そして、指向性ビームS8が走査され、端末局N3が基地局32からの自局識別信号を受信すると、自局では通信要求が発生しているので、基地局32に対して自局の識別信号とともに通信要求信号を送信する。基地局32は端末局N3からの識別信号及び通信要求信号を受信すると、通信要求受信手段55が端末局N3から通信要求があることを確認し、端末局特定手段56が通信相手として端末局N3を特定する。
【0037】
これにより、指向性制御手段59は重み付け値記憶手段49に記憶してある端末局N3に対応した各アンテナ素子41に対する重み付け値を読出し、振幅重み付け値は受信手段のアッティネータ44及び送信手段のアッティネータ53に供給すると共に位相重み付け値は受信手段のフェーズシフタ45及び送信手段のフェーズシフタ52に供給する。
【0038】
こうして、基地局32は端末局N3に対して送受信系の指向性を図4の(b)に示す指向性パターンD3に形成して通信を開始する。これにより、基地局32と端末局N3とはデータの送受信を行うことになる。そして、この通信が終了すると、切換えシーケンス制御手段60が指向性制御手段59を制御し、重み付け値記憶手段49から端末局未特定のときの重み付け値を読出し、振幅重み付け値は受信手段のアッティネータ44及び送信手段のアッティネータ53に供給すると共に位相重み付け値は受信手段のフェーズシフタ45及び送信手段のフェーズシフタ52に供給する。
【0039】
こうして、基地局32は再び図4の(a)に示すように自局識別信号を付してサービスエリア32a内を指向性ビームS1,S2,S3,…S8で順次走査するようになる。このように、基地局32と特定された端末局との通信が終了する毎に切換えシーケンス制御手段60が指向性制御手段59を制御し指向性ビームS1〜S8で自局エリアを走査する制御が繰返される。
なお、この基地局32の制御は基地局33においても自局エリアであるサービスエリア33aの端末局N11,N12,N13に対して同様に行われる。
【0040】
本システムでは、基地局32,33の重み付け値決定部62において、事前に各端末局に対する最適な送受信重み付け値を計算して重み付け値記憶手段49に記憶しておき、通信時に各端末局毎に該当する重み付け値を記憶手段49から読出して各アンテナ素子41毎にセットし、最適なビームを使用して信頼性の高い通信を行っている。
【0041】
本システムのように、各端末局の位置や不要波発生源の位置が決まっているものでは、端末局からの所望波や不要波発生源からの不要波の到来角を事前に知ることができる。なお、不要波信号としては、予め参照信号が送られないもの、例えば、電子レンジの放射ノイズなどもある。
【0042】
また、送受信系の各素子の熱雑音や所望波及び不要波の電力は事前に測定したり、位置関係から見積もることができる。なお、入力信号に基づいて所望波や不要波の到来方向を推定するためには、実際にビームを走査して到来波方向を探すビームフォーマー法や入力信号の相関行列の固有値展開に基づくMUSICアルゴリズムなどの適用ができる。また、各アンテナ素子41の配列や間隔、使用周波数に関する情報も事前に知ることができる。
【0043】
このような情報を事前に知ることができると、受信系ではアレイアンテナの適応処理理論に基づいて最適なアンテナの重み付け値を求めることができ、また、送信系ではアレイアンテナの指向性合成理論に基づいて最適なアンテナの重み付け値を求めることができる。
【0044】
図6は本装置で適用するアレイアンテナの適応処理理論に基づく受信系の最適な重み付け値を求めるアルゴリズムの一例を示し、MSN(maximum signal to noise ratio:最大SNR法)アルゴリズムと呼ばれ、重み付け値決定部62はこの最大SNR法に基づく適応処理により受信系の重み付け値を決定する。
【0045】
この適応処理は、先ず、ステップS1にて、不要波の到来角θi,所望波の到来角θsの入力及び所望波の入力電力Ps、不要波の入力電力Pi、受信系の各素子の熱雑音電力の合計Pnの入力を行い、下記(1)式に基づいて入力信号ベクトルX(t)を作成する。
【0046】
X(t)=S(t)+I(t)+N(t) …(1)
但し、S(t)は所望波、I(t)は不要波、N(t)は雑音電力を表わしている。
続いて、ステップS2にて、ステアリングベクトル/Sの計算を行う。これは、下記(2)式に基づいて行う。なお、アンテナ素子間隔dや波長λは既知である。
【0047】
【数1】
【0048】
続いて、ステップS3にて、下記(3)式に基づいて相関行列Rxxの計算を行う。
Rxx=E[X(t)X(t)H] …(3)
なお、E[・]は期待値(アンサンブル平均:時間平均)を表わしている。
続いて、ステップS4にて、相関行列Rxxの逆行列Rxx−1の計算を行う。
続いて、ステップS5にて、最適ウェイト値:W(OPT)ベクトルの計算を下記(4)式に基づいて行う。すなわち、最適重み付けベクトルを相関行列の逆行列Rxx−1とステアリングベクトル/Sの積で求める。
【0049】
【数2】
【0050】
続いて、ステップS6にて、各複素ウェイトW(OPT)を下記(5)式に基づいて位相/振幅ウェイトに変換する。
【0051】
【数3】
【0052】
そして、最後に、ステップS7にて、重み付け値の位相/振幅値を重み付け値記憶手段49のテーブルに記憶する。
なお、受信系の最適な重み付け値を求めるアルゴリズムはこの他にもMMSE(最小二乗誤差法)やCMA(定包絡線信号用アルゴリズム)など種々あるが、それぞれにおいて事前に知っておく情報は異なる。
【0053】
図7は、送信系指向性合成例を示している。アレイアンテナの指向性合成理論には幾つかあるが、リニアアレイアンテナの合成指向性を表わす基本式は下記(6)式で示される。
【0054】
【数4】
【0055】
この(6)式は、指向性をθ0方向(θ0:所望の方向)に向ける場合の式である。また、Anがn番目の素子への振幅重み付け値(重み付け係数)を表わしている。図7はアンテナエレメントがdの間隔でN素子並んでいて、(6)式を使ってθ0方向に指向性を合成した例である。この図は、基地局の送信系で重み付け値を調整して角度θ0の方向に送信ビームを合成するときの最も簡単な例を示す。図中の黒丸0〜N−1がアレイアンテナの各素子を示している。所望方向θ0にビームの指向性を合成するためには、n番目の素子の励振位相をn・k・d・cosθ0とすればよい。すなわち、所望方向に対して、各アンテナ素子41の位相が揃うようにする。また、Anの値は数学的手法を用いて決めることができ、この方法でサイドローブを低く抑えたものに、Dolph-ChebyshevアレイアンテナやTalor分布アレイアンテナなどがある。
【0056】
このように、送信系においても、位相、振幅の重み付け値を調整することで所望の指向性を得ることができるが、送信指向性合成方法はこれ以外にも種々ある。
また、各端末局毎の最適指向性ビームを事前に求めて繰返し使用するため、この方法は通信環境や電波伝播環境、あるいは端末局の位置などに大きな変化が無い場合に有効である。しかし、実際には、人の増減や什器の位置の移動が起こるため、通信環境や電波伝播環境の変化はある。従って、所望波や不要波に関する情報を適宜学習し直す必要が生じる。
【0057】
図8は基地局32,33が受信指向性ビームを走査し、所望波や不要波の到来角や受信レベル等を測定して重み付け値を事前に調整する学習処理の流れ図を示している。この学習処理は、先ず、ステップS11にて、端末局の連続送信を行う。これは、所望波の到来方向を測定したい端末局を連続送信状態にする。そして、ステップS12にて、基地局の受信指向性ビームを走査し、ステップS13にて、端末局からの最大受信出力方向やその時の受信レベルを測定する。この測定が終了すると、ステップS14にて、相手端末局を切換え、ステップS12から同様の処理を繰返す。
【0058】
そして、すべての端末局に対して測定が終了すると、今度は不要波の測定を行う。そして、不要波の測定が終了すると、ステップS15にて、適応アルゴリズムの計算や指向性合成の処理を行い、ステップS16にて、得られた結果を重み付け値記憶手段49のテーブルに書込む。
【0059】
このような構成であれば、基地局32,33は各端末局に対して通信を行う時の各アンテナ素子41に対する重み付け値を事前に求めて重み付け記憶手段49に記憶しておく。最初は通信相手の端末局が特定されていないので、この時には自局エリア内を所定の重み付け値で形成した指向性ビームで走査し、端末局からの通信要求信号の受信に待機する。そして、端末局からの通信要求信号を受信すると、その端末局を特定し、該当する重み付け値を重み付け値記憶手段49から読出して受信系及び送信系の重み付けを行い、該当する端末局に合わせた送受信系の指向性パターンを形成し、その指向性パターンに応じて該当する端末局との間でデータの送受信を行う。
【0060】
該当する端末局との間でのデータの送受信が終了すると、基地局32,33は切換えシーケンス制御手段60による切換えシーケンスに従って再び自局エリア内を所定の重み付け値で形成した指向性ビームで走査し、端末局からの通信要求信号の受信に待機するようになる。
【0061】
このように、本システムでは、各端末局に予めタイムスロットを割り振らずに、通信要求のある端末局を的確に認識してその端末局に対する指向性を予め設定した重み付け値により決定して制御し通信を行うことで、通信要求のある端末局とで効率よく通信ができ、また、通信要求の無い端末局に対しては指向性ビームを走査するのみなので無駄時間を発生することはない。
【0062】
従って、例えば、無線POSに適用した場合には、通信要求のあるPOS端末に対しては通信に十分な時間をとって確実なデータ通信を行い、通信要求のないPOS端末に対しては無駄時間を与えないので、システム効率を向上できる。
【0063】
しかも、送受信の指向性形成に使用する重み付け値は予め重み付け値記憶手段49に記憶しておき、端末局と通信を行う時には該当する端末局の振幅と位相の重み付け値を読出してアッティネータ及びフェーズシフタを制御して各アンテナ素子41毎の重み付けを行って指向性パターンを形成すればよく構成はきわめて簡単である。
【0064】
なお、この実施の形態では重み付け値を事前に調整する処理として、所望波や不要波の到来角や受信レベル等を実際に測定して学習する場合を例として述べたが、重み付け値を事前に調整する処理としてはこれ以外の処理もある。
例えば、図9に示す到来波の推定処理によって到来波の到来角や電力を得ることでも重み付け値を事前に調整することができる。この推定処理は、MUSICアルゴリズムと呼ばれている。
【0065】
先ず、ステップS21にて、受信系の各素子入力の複数個のサンプル値を用いて相関行列を下記(7)式に従って計算する。
Rxx=E[X(t)・XH(t)] (7)
続いて、ステップS22にて、下記(8)、(9)式に従って相関行列の固有値を求める。λ1>λ2>・・・>λL>λL+1=・・・λK=σ2(なお、σ2は内部雑音電力である。)
Rxxe=λe (8)
σ2=E[NH(t)・N(t)]/k (9)
続いて、ステップS23にて、σ2より大きい固有値の数から到来波方向を推定する。
続いて、ステップS24にて、下記(10)式に示すMUSICスペクトラムPmu(θ)を使ってL個のピーク値とその時の角度{θ1・・・・θL}を探す。
【0066】
【数5】
【0067】
そして、最後に、ステップS25にて、各到来波の電力Sを下記(11)式に基づいて推定する。
S=(AHA)−1AH(Rxx−σ2u)A(AHA)−1 (11)
これにより、Sの第i対角成分が第i到来波の受信電力となる。
このような推定処理によっても到来波や不要波の情報を得ることができる。但し、アレイアンテナの素子数は(L+1)個以上必要となる。
なお、これ以外の到来波推定法も適用は可能である。
【0068】
(第2の実施の形態)
なお、前述した第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し異なる部分について説明する。
この実施の形態の基地局32,33は、図10に示すように、自局識別信号送信手段57を省略し、また、指向性制御手段59は、通信する端末局が未特定のときには重み付け値記憶手段49を制御して受信系の指向性パターンを図11の(a)に示すように指向性ビームS1〜S8として順次走査するパターン、あるいは全方位指向性のパターンDFに設定する。なお、ここでは基地局32が受信系の指向性を全方位指向性パターンDFに設定する場合を例として述べる。
【0069】
基地局32が受信系の指向性を全方位指向性パターンDFに設定している状態で、サービスエリア32a内の端末局N1,N2,N3のうち、例えば、端末局N3において通信要求が発生すると、端末局N3は自局の識別信号と共に通信要求信号を基地局32に送信する。基地局32は端末局N3から識別信号及び通信要求信号を受信すると、その端末局N3と通信を開始するが、そのとき送受信系の指向性パターンを、図11の(b)に指向性パターンD3として示すように端末局N3の設置方向に対して最適となり、かつ不要波が到来する方向にはヌル状態となるような最適指向性パターンにして通信を行う。
【0070】
さらに、具体的に述べると、図12に示すように、基地局32は端末局が未特定のときにはサービスエリア32aに対して受信系の指向性を全方位指向性パターンDFに設定して端末局からの通信要求に待機する。この状態で端末局N3で通信要求が発生すると、端末局N3は基地局32に対して自局の識別信号と共に通信要求信号を送信する。基地局32は端末局N3からの識別信号及び通信要求信号を受信すると、通信要求受信手段55が端末局N3から通信要求があることを確認し、端末局特定手段56が通信相手として端末局N3を特定する。
【0071】
これにより、指向性制御手段59は重み付け値記憶手段49に記憶してある端末局N3に対応した各アンテナ素子41に対する重み付け値を読出し、振幅重み付け値は受信手段のアッティネータ44及び送信手段のアッティネータ53に供給すると共に位相重み付け値は受信手段のフェーズシフタ45及び送信手段のフェーズシフタ52に供給する。
【0072】
こうして、基地局32は端末局N3に対して送受信系の指向性を図11の(b)に示す指向性パターンD3に形成して通信を開始する。これにより、基地局32と端末局N3とはデータの送受信を行うことになる。そして、この通信が終了すると、切換えシーケンス制御手段60が指向性制御手段59を制御し、重み付け値記憶手段49から端末局が未特定のときの重み付け値を読出し、振幅重み付け値を受信手段のアッティネータ44及び送信手段のアッティネータ53に供給すると共に位相重み付け値を受信手段のフェーズシフタ45及び送信手段のフェーズシフタ52に供給する。こうして、基地局32は再び図11の(a)に示すようにサービスエリア32aに対して受信系を全方位指向性パターンDFに設定して各端末局N1,N2,N3からの通信要求に待機することになる。
【0073】
なお、ここでは端末局が未特定のときに基地局32の受信系を全方位指向性パターンDFに設定する場合を例として述べたが、受信系の指向性を第1の実施の形態と同様の指向性ビームS1〜S8でサービスエリア32a内を順次走査しても通信要求のある端末局からの識別信号及び通信要求信号を受信することができる。
【0074】
このようにこの実施の形態においても、各端末局に予めタイムスロットを割り振らずに、通信要求のある端末局を的確に認識してその端末局に対する指向性を予め設定した重み付け値により決定して制御し通信を行うことで、通信要求のある端末局とで効率よく通信ができ、また、通信要求の無い端末局に対しては無駄時間を発生することはなく、しかも、構成はきわめて簡単であり、前述した第1の実施の形態と同様の効果を奏するものである。
【0075】
(第3の実施の形態)
なお、前述した第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付し異なる部分について説明する。
この実施の形態の基地局32,33は、図13に示すように、自局識別信号送信手段57を省略し、代わって、各端末局へのポーリングの順番を設定した端末局順番設定手段63及びこの端末局順番設定手段63により設定した順番に基づいて送信手段に各端末局へのポーリングによる問合わせを行わせる問合わせ信号送信手段64を設けている。前記端末局順番設定手段63及び問合わせ信号送信手段64はマイクロコンピュータによって構成している。
【0076】
この実施の形態では、例えば、基地局32は、各端末局N1,N2,N3に対して繰返しポーリングを行うが、各端末局N1,N2,N3に対するポーリングは端末局順番設定手段63により設定した順番に基づいて行われる。そして、基地局では、各端末局N1,N2,N3に対するポーリングの順番に応じて、各端末局に対応して予め設定された送信系及び受信系の重み付け値を重み付け値記憶手段49から順番に読み出して送信系及び受信系の指向性を設定する。
【0077】
例えば、図14に示すように、基地局32は各端末局N1,N2,N3に対してこの順序でポーリングを行い、各端末局N1,N2,N3に対するポーリング時にそれぞれ指向性パターンD1,D2,D3を形成する。そして、各端末局N1,N2,N3に対してポーリングによる問合わせを行い、各端末局N1,N2,N3はこれを受信する。そして、例えば、端末局N2にて通信要求が発生すると、端末局N2は基地局32が自己に対してポーリングによる問合わせを行った時に基地局32に対して識別信号とともに通信要求信号を送信する。
【0078】
基地局32は、端末局N2から通信要求信号を受信すると通信要求受信手段55がそれを確認し、端末局特定手段56が端末局N2を特定する。そして、基地局32は端末局N2とデータの送受信を行う。なお、各端末局に対するポーリングの問合わせは順番に特定されているため、端末局N2への問合わせに対して、通信要求受信手段55で通信要求信号が確認されれば、端末局N2とデータの送受信を行なってもよい。
【0079】
端末局N2との通信が終了すると、切換えシーケンス制御手段60が指向性制御手段59を制御し、次の端末局N3に対してその端末局に対応した送信系及び受信系の重み付け値により送信手段及び受信手段の指向性を設定してポーリングによる問合わせを行うことになる。
【0080】
このように、各端末局に対する送受信系の指向性を重み付け値記憶手段49に記憶されている重み付け値を使用して設定しつつ各端末局に対してポーリングによる問合わせを行い、端末局からの通信要求があればすでに設定されている指向性のもとでその端末局とデータ通信を行う。従って、この実施の形態においても、各端末局に予めタイムスロットを割り振らずに、通信要求のある端末局を的確に認識してその端末局に対する指向性を予め設定した重み付け値により決定して制御し通信を行うことで、通信要求のある端末局とで効率よく通信ができ、また、通信要求の無い端末局に対しては無駄時間を発生することはなく、しかも、構成はきわめて簡単であり、前述した第1の実施の形態と同様の効果を奏するものである。
【0081】
なお、前述した各実施の形態は本発明を無線POSなどで使用される屋内無線通信システムに適用したものについて述べたが必ずしもこれに限定するものでないのは勿論である。
【0082】
【発明の効果】
各請求項記載の発明によれば、各端末局に予めタイムスロットを割り振らずに、通信要求した端末局を的確に認識してその端末局に対する指向性を予め設定した重み付け値により決定して制御し通信を行うことで、通信要求のあった端末局とで効率よく通信ができ、また、通信要求の無い端末局に対して無駄時間を発生せず、しかも、重み付け値を予め記憶しておき、それを読出して使用するので構成はきわめて簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すもので、屋内無線通信システムの構成を示す図。
【図2】同実施の形態における基地局の回路構成を示すブロック図。
【図3】図2における重み付け値記憶手段の重み付け値の設定例を示す図。
【図4】同実施の形態における基地局の端末局未特定時の指向性パターンと端末局特定時の指向性パターンを示す図。
【図5】同実施の形態における動作を説明するための図。
【図6】同実施の形態で使用する受信系の重み付け値決定のための適応処理を示す流れ図。
【図7】同実施の形態における基地局の送信系で重み付け値を調整して角度θ0の方向に送信ビームを合成するときの最も簡単な例を示す図。
【図8】同実施の形態における基地局が所望波や不要波の到来角や受信レベル等を測定して重み付け値を事前に調整する学習処理を示す流れ図。
【図9】同実施の形態で適用する基地局が重み付け値を事前に調整するための他の処理例を示す流れ図。
【図10】本発明の第2の実施の形態を示すもので、基地局の回路構成を示すブロック図。
【図11】同実施の形態における基地局の端末局未特定時の指向性パターンと端末局特定時の指向性パターンを示す図。
【図12】同実施の形態における動作を説明するための図。
【図13】本発明の第3の実施の形態を示すもので、基地局の回路構成を示すブロック図。
【図14】同実施の形態における動作を説明するための図。
【図15】従来例を示すブロック図。
【図16】他の従来例を示すブロック図。
【符号の説明】
32,33…基地局
N1,N2,N3,N11,N12,N13…端末局
41…アダプティブアレイアンテナのアンテナ素子
44,53…アッティネータ
45,52…フェーズシフタ
47…受信機
49…重み付け値記憶手段
50…送信機
55…通信要求受信手段
56…端末局特定手段
57…自局識別信号送信手段
59…指向性制御手段
Claims (3)
- 複数のアンテナ素子からの受信出力の振幅と位相に重み付け値を乗じて合成した信号を復調する受信手段及び変調した信号を複数に分配し、この分配した各信号の振幅と位相に重み付け値を乗じてそれぞれ前記各アンテナ素子から放射させる送信手段を備えた無線通信装置を有する基地局と、この基地局との間で無線通信し、前記基地局のサービスエリアに設置される複数の端末局からなる無線通信システムにおいて、
前記各端末局は、通信要求が発生したとき、前記基地局からの自局識別信号に応答して通信要求信号を送信する手段を備え、
前記基地局は、端末局の特定時に使用する前記各端末局に対応して各アンテナ素子毎に設定された重み付け値を記憶するとともに端末局の未特定時に使用する指向性ビーム走査のための重み付け値を記憶した重み付け値記憶手段と、端末局の未特定時に前記重み付け値記憶手段に記憶した指向性ビーム走査のための重み付け値に基づいて前記送信手段及び受信手段の指向性を決定し自局エリアを走査する指向性ビームを形成する制御を行い、前記端末局特定手段が端末局を特定した後は前記重み付け記憶手段から前記端末局特定手段が特定した端末局に対応した各アンテナ素子毎の重み付け値を読出して前記送信手段及び受信手段の指向性を制御する指向性制御手段と、端末局の未特定時に前記指向性制御手段により自局エリアを走査する指向性ビームを形成する制御をされた前記送信手段を介して自局識別信号を送信する自局識別信号送信手段と、前記指向性制御手段により自局エリアを走査する指向性ビームを形成する制御をされた前記受信手段を介して自局識別信号に応答して端末局から送信された通信要求信号を受信する通信要求受信手段と、この通信要求受信手段が受信した通信要求信号を送信した端末局を特定する端末局特定手段とを備え、
前記端末局特定手段にて特定した端末局に対して、前記指向性制御手段により前記端末局特定手段が特定した端末局に対応した各アンテナ素子毎の重み付け値に基づいて制御した前記送信手段及び受信手段の指向性で無線通信を行うことを特徴とする無線通信システム。 - 複数のアンテナ素子からの受信出力の振幅と位相に重み付け値を乗じて合成した信号を復調する受信手段及び変調した信号を複数に分配し、この分配した各信号の振幅と位相に重み付け値を乗じてそれぞれ前記各アンテナ素子から放射させる送信手段を備えた無線通信装置を有する基地局と、この基地局との間で無線通信し、前記基地局のサービスエリアに設置される複数の端末局からなる無線通信システムにおいて、
前記各端末局は、通信要求が発生したとき、通信要求信号を送信する手段を備え、
前記基地局は、端末局の特定時に使用する前記各端末局に対応して各アンテナ素子毎に設定された重み付け値を記憶するとともに、端末局の未特定時に使用する指向性ビーム走査のための重み付け値又は自局エリアで一様な全方位指向性を得るための重み付け値を記憶した重み付け値記憶手段と、端末局の未特定時に前記重み付け値記憶手段に記憶した指向性ビーム走査のための重み付け値又は自局エリアで一様な全方位指向性を得るための重み付け値に基づいて前記受信手段の指向性を決定し自局エリアを走査する指向性ビームを形成するか又は自局エリアで一様な全方位指向性にする制御を行い、前記端末局特定手段が端末局を特定した後は前記重み付け記憶手段から前記端末局特定手段が特定した端末局に対応した各アンテナ素子毎の重み付け値を読出して前記送信手段及び受信手段の指向性を制御する指向性制御手段と、前記指向性制御手段により自局エリアを走査する指向性ビームを形成する制御又は自局エリアで一様な全方位指向性にする制御をされた前記受信手段を介して端末局から送信された通信要求信号を受信する通信要求受信手段と、この通信要求受信手段が受信した通信要求信号を送信した端末局を特定する端末局特定手段とを備え、
前記端末局特定手段にて特定した端末局に対して、前記指向性制御手段により前記端末局特定手段が特定した端末局に対応した各アンテナ素子毎の重み付け値に基づいて制御した前記送信手段及び受信手段の指向性で無線通信を行うことを特徴とする無線通信システム。 - 指向性制御手段が、各端末局に対応して送信手段及び受信手段の指向性を制御するのに使用する重み付け値は、前記各端末局毎に、端末局からの到来波の到来角と電力、不要波の到来角と電力及び受信系の熱雑音の電力の情報を基に算出した値であることを特徴とする請求項1又は2記載の無線通信システム。
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