JP3652071B2 - ノボラック樹脂前駆体およびノボラック樹脂の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポジ型ホトレジスト組成物の樹脂成分として好適な、新規なノボラック樹脂を合成するためのノボラック樹脂前駆体、ノボラック樹脂、それらの製造方法及びポジ型ホトレジスト組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
アルカリ可溶性ノボラック樹脂とキノンジアジド基含有化合物(感光剤)を含むポジ型ホトレジスト組成物は、解像性、感度、耐エッチング性に優れる材料として実用に供されている。特に、アルカリ可溶性ノボラック樹脂としてm−クレゾール、p−クレゾール及び2,5−キシレノールから誘導される単位を構成単位としたものは、スカム(現像残さ)の発生が抑制され、解像性、感度等に優れるとして知られている(特開平6−202321号公報、特開平6−348007号公報)。
【0003】
アルカリ可溶性ノボラック樹脂の中でp−クレゾール単位の含有量は、解像性と感度に影響を及ぼし、p−クレゾール単位の含有量が多いと解像性は向上し、感度は低下する。逆に少ないと感度は向上するが、解像性は低下する。解像性と感度を両立させる試みとして、低分子量(重量平均分子量(Mw)=500〜5000)のp−クレゾールリッチのノボラック樹脂を用いることが検討されているが、レジスト組成物の基板への塗布性や、レジストパターンの耐熱性が劣化するといった欠点がある。
【0004】
一方、オルソ−オルソ結合を多く含有するハイオルソのノボラック樹脂をポジ型ホトレジスト組成物に使用すれば、解像性が向上するという報告が見られる(特開昭59−162542号公報、特開昭60−159846号公報、特開平4−202312号公報、特開平6−345837号公報、特開平7−110576号公報、SPIE, Vol.631, pp.76-82, 1986)。これらの従来技術のハイオルソノボラック樹脂は、主に3官能性フェノール化合物を原料として合成され、オルソ−オルソ(o−o)結合も下記式のように3官能性フェノール間に主に形成される。ここで3官能性フェノール化合物とは、水酸基のo−位およびp−位の全てが水素原子であるフェノール化合物を指すこととし、例えばフェノール、m−クレゾールなどを挙げることができる。
【0005】
【化1】
【0006】
ここで開示されているハイオルソノボラック樹脂の合成法としては、(1)3官能性フェノール化合物とアルデヒドとを二価の金属有機酸触媒を用いて、pH4〜7の条件で反応させて合成する方法や、(2)3官能性フェノール化合物とアルデヒドとを非金属の無機酸あるいは有機酸を触媒として反応させて合成する方法や、(3)3官能性フェノール化合物とアルデヒドとを100〜200℃、2〜15気圧下で触媒を用いずに反応させ、重量平均分子量500〜2000のオリゴマーを合成し、次いでこれに1〜3官能性フェノール化合物とアルデヒドを加え80〜150℃で反応させ50〜70%のオルソ−オルソ結合を有する重量平均分子量3000〜40000のハイオルソノボラック樹脂を合成する方法が開示されている。
【0007】
しかし、上記(1)、(2)の方法により合成したハイオルソノボラック樹脂は、分子量の高いものが得られず、また(3)の方法では、合成条件が特殊で大量生産性に劣る。また、いずれのハイオルソノボラック樹脂も、副生成物として、2核体が多く生成され(これは、反応性の低いp−クレゾールに起因すると思われる)、これがホトレジスト塗膜の乾燥工程時に揮発し、オーブン汚れの問題を引き起こしていた。2核体の除去は、水蒸気蒸留法、分別沈殿法などを利用して行うことができるが(特開平7−110576号公報)、精製コストがかかる上、完全に除去することは困難である。
さらに、上記(1)〜(3)の方法で合成したハイオルソノボラック樹脂は、いずれも3官能性フェノール化合物(主にm−クレゾール)、及び3官能性フェノール間のオルソ−オルソ結合を基調としたm―クレゾール/p−クレゾールノボラック樹脂であり、これを用いて調製したレジスト組成物は、スカム発生が問題であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
したがって本発明の目的は、2核体をあまり含有せず、スカムの発生が抑えられ、かつ解像性、塗布性に優れ、また形成したレジストパターンの耐熱性等に優れたポジ型ホトレジスト組成物を得るための、新規なノボラック樹脂、該ノボラック樹脂前駆体、これらの製造方法及び該ノボラック樹脂を含むポジ型ホトレジスト組成物の提供にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、2官能性フェノール化合物(ここで2官能性フェノール化合物とは、水酸基のo−位およびp−位の水素原子の1つが水素原子以外の基、例えばアルキル基、アルケニル基等で置換されたフェノール化合物を指すこととし、例えばp−クレゾール、2,5−キシレノールなどを挙げることができる)がメチレン基により高割合でもってオルソ−オルソ結合したノボラック樹脂前駆体から合成されたノボラック樹脂をポジ型ホトレジスト組成物に用いれば、上記のような従来技術の課題をすべて解決できるという驚くべき事実を見いだし本発明を完成することができた。
【0010】
すなわち本発明は、フェノール化合物の水酸基のo−位またはp−位の水素原子の1つが炭素原子数1〜3のアルキル基またはアルケニル基で置換され、かつ残りの2つがメチレン結合によって連結したフェノール化合物の連結体であって、o−o結合(2個のフェノール化合物を連結するメチレン結合の位置が両フェノール化合物の水酸基のo−位であるメチレン結合)の数が総メチレン結合の数に対して30〜70%を占め、上記連結体の重量平均分子量が300〜10000であることを特徴とするノボラック樹脂前駆体を提供するものである。
【0011】
また本発明は、下記一般式(I)
【0012】
【化2】
【0013】
(式中、R1およびR3は、それぞれ独立してH、炭素原子数1〜3のアルキル基またはアルケニル基を表し、R2およびR4は、それぞれ独立して炭素原子数1〜3のアルキル基またはアルケニル基を表し、R5およびR6は、それぞれ独立してH、炭素原子数1〜3のアルキル基またはアルケニル基を表し、R7〜R10は、それぞれ独立してH、OH、炭素原子数1〜3のアルキル基またはアルケニル基を表し(ただし、R 7 〜R 10 の少なくとも1つはOHであり、R7、R8、R10のいずれか1つがOHのときR9はHではなく、R9がOHのときR7、R8、R10はいずれもHではない)、nは0〜3の整数を表し、aは0または1を表す)
で表される化合物の少なくとも1種と、下記一般式(II)
【0014】
【化3】
【0015】
(式中、R11は、炭素原子数1〜3のアルキル基またはアルケニル基を表し、R12およびR13は、それぞれ独立してH、炭素原子数1〜3のアルキル基またはアルケニル基を表し、aは0または1を表す)
で表される化合物の少なくとも1種とを反応させて得られる重量平均分子量300〜10000のノボラック樹脂前駆体を提供するものである。
【0016】
さらに本発明は、一般式(I)で表される化合物がビス(2,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)メタンであり、一般式(II)で表される化合物が2,6−ジメチロール−4−メチルフェノールであることを特徴とする前記のノボラック樹脂前駆体を提供するものである。
【0017】
さらにまた本発明は、前記のノボラック樹脂前駆体と3官能性フェノール化合物とを反応させて得られるノボラック樹脂を提供するものである。
【0018】
また本発明は、少なくともm−クレゾール、p−クレゾール及び2,5−キシレノールを構成単位として含むノボラック樹脂において、該ノボラック樹脂中のp−クレゾール単位の含有量が1〜20モル%であり、かつ該ノボラック樹脂の13C−NMR測定における23.5〜39.0ppmの積分値に対する24.8〜32.5ppmの積分値の割合が40〜80%であることを特徴とするノボラック樹脂を提供するものである。
【0019】
さらに本発明は、前記の一般式(I)で表される化合物と、前記の一般式(II)で表される化合物とを縮合反応させ、重量平均分子量を300〜10000にすることを特徴とするノボラック樹脂前駆体の製造方法を提供するものである。
【0020】
さらにまた本発明は、前記のノボラック樹脂前駆体と3官能性フェノール化合物とを、アルデヒド類またはケトン類の存在下で縮合反応させることを特徴とするノボラック樹脂の製造方法を提供するものである。
【0021】
また本発明は、
(A)前記のノボラック樹脂、及び
(B)感光剤
を含有してなるポジ型ホトレジスト組成物を提供するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明は、上記のような特定のノボラック樹脂前駆体を得、これからノボラック樹脂を調製し、そして得られたノボラック樹脂をポジ型ホトレジスト組成物のアルカリ可溶性樹脂として用いることを特徴としている。
まず、ノボラック樹脂前駆体について説明する。
【0023】
本発明のノボラック樹脂前駆体は、2官能性フェノールがメチレン結合によって連結したフェノール化合物の連結体であって、前記2官能性フェノール化合物間のメチレン結合は、前記連結体全体の総メチレン結合の数に対し30〜70%がオルソ−オルソ結合(o−o結合)であり、かつ重量平均分子量が300〜10000の範囲にあるものである。このように本発明のノボラック樹脂前駆体は、2官能性フェノール化合物間のo−o結合を特定範囲の含有量で有することが特徴であり、これは従来技術の3官能性フェノール化合物間のo−o結合を有するノボラック樹脂とは全く異なるものである。この2官能性フェノール化合物間のo−o結合を採用することにより、塗布性、耐熱性を損なわずに高感度化と高い解像性を達成することができた。
本発明のノボラック樹脂前駆体において、2官能性フェノール化合物間のo−o結合の含有量が30%未満であると、解像性が劣る、残膜量が低下するなどの不利益があり、逆に70%を超えると感度が低下する不利益があって好ましくない。また重量平均分子量が300未満であると、解像性が劣る、残膜量が低下するなどの不利益があり、逆に10000を超えると3官能性フェノール化合物との反応性が低下し、ノボラック樹脂の塗布性、レジストパターンの耐熱性が劣り、好ましくない。
【0024】
本発明のノボラック樹脂前駆体の製造方法は任意であるが、上記の一般式(I)および(II)で示される化合物を反応させることが、反応条件の管理や製造コスト上有利である。
【0025】
一般式(I)で表される化合物の中で、特にビス(2,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)メタン(以下「Bis2,5Xy」と言う)が好ましい。以下、一般式(I)で表される化合物をBis2,5Xyとして説明する。
【0026】
例えばBis2,5Xyは、2,5−キシレノールをアルカリ触媒の存在下でホルマリンと反応させることにより合成することができる。具体的には、2,5−キシレノール及びアルカリ触媒を水と混合し、70〜75℃程度に加熱した状態で、ホルマリン水溶液を1〜5時間かけて滴下する。滴下終了後、同温度を維持したまま1〜5時間攪拌を行う。その後、50℃付近まで冷却し、酸を加え、5〜60分間攪拌して反応溶液を中和する。次いで、酢酸ブチル等の有機溶媒を加えよく攪拌した後、有機溶媒の層を抽出し、当該有機溶媒を留去することによりBis2,5Xyの結晶を得ることができる。ホルマリンの反応割合は、2,5−キシレノール1モルに対して0.1〜1.0モルの範囲が好ましい。この範囲より少ないと収率が低下し、逆に多いと多核体が生成して好ましくない。
【0027】
なお、Bis2,5Xyはメチロール付加体であるビス(2,5−ジメチル−3−メチロール−4−ヒドロキシフェニル)メタンであることもでき、これを合成する場合には、ホルマリンの反応割合を、2,5−キシレノール1モルに対して1.1〜1.5モルの範囲にすることが好ましい。
【0028】
また、アルカリ触媒としては、特に制限されるものではなく、レゾールの合成に通常用いられる無機、有機アルカリ触媒であることができる。しかし、反応を効率よく、また反応性を高めるため、強塩基性のアルカリ触媒が好ましく、特に水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の無機アルカリが好ましい。アルカリ触媒の添加量は、2,5−キシレノール1モルに対して0.05〜2.0モル、特には0.1〜0.5モルの範囲で添加するのが好ましい。
【0029】
上記の方法によりBis2,5Xyが合成される。なお、Bis2,5Xyの存在はゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)及び、その構造(p−p結合であること)は13C−NMRで確認することができる。Bis2,5Xyの粗収率は約70〜80%である。
【0030】
合成したBis2,5Xyは、上記合成例で得たままの状態で次のノボラック樹脂前駆体の合成に用いてもよいが、ノボラック樹脂前駆体中のo−o結合の量をコントロールしやすくするためには、再結晶により不純物を取り除いたものを用いるのが好ましい。再結晶は、トルエン、ヘプタン等の溶媒、またはこれらと酢酸ブチルとの混合溶媒などを用いて行うことができる。
【0031】
次に一般式(II)で表される化合物としては、2,6−ジメチロール−4−メチルフェノール(以下「2,6dMPC」とする)が好ましい。そこで以下にBis2,5Xyと2,6dMPCとの反応によるハイオルソのノボラック樹脂前駆体の合成例を示す。
このようなノボラック樹脂前駆体は、Bis2,5Xyと2,6dMPCとを酸触媒の存在下で反応させることにより得ることができる。この反応により、下記式
【0032】
【化4】
【0033】
で表されるo−o結合のリッチなハイオルソのノボラック樹脂前駆体が合成される。化4から分かるように、本発明の一実施態様であるノボラック樹脂前駆体は、複数の2官能性フェノール化合物がメチレン結合によって連結した連結体を構成しており、o−o結合を多く含んでいる。なお化4のメチレン結合の上部に示しているのは、結合の態様でありo−oはフェノール化合物の水酸基に対してオルソ−オルソ結合を、p−pはフェノール化合物の水酸基に対してパラ−パラ結合を意味している(下記の化学式も同様)。
【0034】
以下、さらに具体的にノボラック樹脂前駆体の合成例を示す。
まず、2,6dMPCを有機溶媒に溶かし2〜10重量%濃度の溶液(溶液A)を調製する。同様にBis2,5Xyも有機溶媒に溶かし20〜60重量%濃度の溶液(溶液B)を調製する。溶液Bに酸触媒を添加し、攪拌しながら90〜100℃程度に溶液を加熱する(反応速度を上げるため)。次いでこれに溶液Aを1時間程度かけてゆっくりと滴下し、滴下終了後、同温度を維持したまま3〜5時間攪拌を行うことにより、ハイオルソのノボラック樹脂前駆体溶液を得ることができる。
【0035】
なお、反応溶媒としては、2,6dMPC及びBis2,5Xyがともに溶解する溶媒であれば用いることができ、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール等のアルコール類、ジエチレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン等のエーテル類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の環状エーテル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン類、γ−ブチロラクトン等の環状エステル類等を挙げることができるが、アルコール類、エーテル類、特にメタノール、プロピレングリコールモノプロピルエーテル等の溶媒中での反応速度は、遅いことが確認されている。これに対しγ−ブチロラクトン等の環状エステル系溶媒は、2,6dMPCやBis2,5Xyの溶解性は多少劣るものの、溶媒中での反応速度は速いことが確認されている。よって、溶解性、特に室温での溶解性が高く、酸触媒の活性を低下させない溶媒系、さらに沸点があまり低くない溶媒系が好ましく、このような例として、メタノールとγ−ブチロラクトンとの混合溶媒を挙げることができる。
【0036】
2,6dMPCの反応割合は、Bis2,5Xy1モルに対して0.1〜1.0モル、特に0.2〜0.7モルの範囲が好ましい。この範囲より少ないとノボラック樹脂前駆体の分子量が高まらず、未反応のBis2,5Xyが多く残ることになり収率が低下し、また、o−o結合の割合も小さくなり好ましくなく、逆に多いと分子量が高くなりすぎて、得られたノボラック樹脂前駆体と次のノボラック樹脂の合成に用いる3官能性フェノール化合物(m−クレゾール等)との反応性が低下し、分子量の高い樹脂を得るのが困難になるという問題を生じる。
【0037】
また酸触媒としては、塩酸、硫酸、リン酸等の無機酸、シュウ酸、酢酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸が挙げられ、特にp−トルエンスルホン酸が好ましい。
【0038】
上記のようなノボラック樹脂前駆体の合成では、o−o結合以外に、p−p結合も生成するが、o−p結合は生成されず、この点も従来技術と大きく異なるところである。
【0039】
また、p−クレゾールを用いずに、2,6dMPCを用いるため、p−クレゾールの2核体を生成することがない。
なお、2,6dMPC同士が反応することはほとんどなく、Bis2,5Xyと2,6dMPCとのノボラック樹脂前駆体の合成では、2核体の生成は確認されなかった。
【0040】
上記のBis2,5Xyおよび2,6dMPC間に生成されるo−o結合の含有量は、13C−NMRによる測定で23.5〜39.0ppmに現れるメチレン結合(o−o結合のメチレン基とp−p結合のメチレン基を含む)のピークに対する24.8〜32.5ppmに現れるメチレン結合(o−o結合のメチレン基)のピークの比から求めることができる。なお、ノボラック樹脂前駆体のo−o結合の含有量や重量平均分子量は、上記したようにBis2,5Xyに対する2,6dMPCの反応割合を変化させることによりコントロールすることができるが、1〜3官能性フェノール化合物を添加することにより行うこともできる。なお、p−クレゾールは反応性が低く、2核体を生成しやすいためできるだけ少量用いる方がよい。1〜3官能性フェノール化合物としては、例えば2,5−キシレノールを添加することにより、o−o結合の含有量が少なく、重量平均分子量の低いノボラック樹脂前駆体を合成することができる。
【0041】
またノボラック樹脂前駆体のo−o結合の含有量及び重量平均分子量は、Bis2,5Xyの一部または全部を下記式
【0042】
【化5】
【0043】
【化6】
【0044】
【化7】
【0045】
【化8】
【0046】
で表される化合物に置き換えることによってもコントロールすることができる。なお、上記の化合物は、すでに知られているものであり、例えば特開平6−167805号公報に記載の方法で合成することができる。上記の化合物は、Bis2,5Xyに比し反応性が劣るため、添加量を増やすことにより、重量平均分子量を低くすることができる。また、o−o結合の含有量も当該化合物の骨格を検討することにより調整することができる。
【0047】
以上の合成方法により、o−o結合の含有量が30〜70%、好ましくは40〜65%、重量平均分子量300〜10000、好ましくは500〜3000のノボラック樹脂前駆体が得られる。
【0048】
上記の反応は、定量的に進行し、副生成物の生成もほとんどみられないため、特に精製することなく、次の合成に用いることができる。むしろ精製操作を繰り返すことによる収率の低下を防ぐ目的から、このままの状態で用いることが好ましい。
【0049】
このようにして得られたノボラック樹脂前駆体は、続いて3官能性フェノール化合物と反応させることによりハイオルソのノボラック樹脂となる。
3官能性フェノール化合物としては、特にm−クレゾールが好ましい。そこで以下、m−クレゾールを用いたハイオルソのノボラック樹脂の合成法を例示する。
本発明のノボラック樹脂は、ノボラック樹脂前駆体と、m−クレゾール及びホルムアルデヒドとを酸触媒の存在下で反応させて得ることができる。
具体的には、m−クレゾールを上記ノボラック樹脂前駆体溶液に添加し、90〜100℃に加熱する。次いでホルマリンを20〜30分間かけて滴下し、同温度を維持したまま5〜10時間程度攪拌し、反応を行う。反応終了後、水を加え、静置すると、上層に水層、下層に反応溶媒層が分離される。このとき、未反応物、低分子量体、触媒等は、上層に含まれ、ノボラック樹脂は下層に含まれるので、下層を抽出することによりノボラック樹脂を得ることができる。なお、反応溶媒としては、上記のノボラック樹脂前駆体の反応に用いたものを挙げることができる。
【0050】
ホルムアルデヒドの反応割合は、ノボラック樹脂前駆体の重量平均分子量やm−クレゾールの添加量を勘案して決められるが、好ましくは、m−クレゾール1モルに対して0.1〜1.5モル、特に0.3〜0.8モルの範囲が好ましい。この範囲より少ないと重量平均分子量の高いノボラック樹脂が得られず、逆に多いと重量平均分子量が高すぎ、ホトレジスト組成物の調製に不向きとなり好ましくない。また、ホルムアルデヒド以外にも、従来のノボラック樹脂の合成に用いられる他のアルデヒド類やケトン類を用いることができる。
【0051】
このノボラック樹脂の合成では、o−o結合、p−p結合以外にo−p結合も生成される。
【0052】
ノボラック樹脂中のo−o結合の含有量は、13C−NMRによる測定で、23.5〜39.0ppmに現れるメチレン結合(o−o、p−p、o−p各結合のメチレン基を含む)のピークに対する24.8〜32.5ppmに現れるメチレン結合(o−o結合のメチレン基)のピークの比から求めることができる。
24.8〜32.5ppmに現れるメチレン結合のピークは、2官能性フェノール化合物間のo−o結合のメチレン結合に特有なものである。
【0053】
本発明のノボラック樹脂は、ノボラック樹脂全体のメチレン結合に対し、o−o結合の含有量が40〜80%であることと、重量平均分子量が1000〜15000であることが望ましい。
【0054】
本発明のノボラック樹脂は、低分子量体をカットすることが望ましい。低分子量体のカットの方法はとくに制限されないが、例えば次のような方法が好適である。まず、ノボラック樹脂溶液を、メチルアミルケトン(MAK)、またはMAK−メタノール混合溶媒に溶解させ、これを水洗することにより、触媒、未反応物を除く。次いで、これにヘキサン、ヘプタン等の貧溶媒または、ヘキサン−MAK混合溶媒、ヘプタン−MAK混合溶媒を加え攪拌後、静置すると、上層が貧溶媒層、下層がMAK層に分離され、上層に低分子量体、下層に高分子量体が分離される。よって、下層を抽出することにより、高分子量(重量平均分子量=6000〜20000)のノボラック樹脂を得ることができる。
【0055】
上記のように本発明のノボラック樹脂は、ノボラック樹脂前駆体が、Bis2,5Xyと2,6dMPCとから得られ、これとm−クレゾールとを反応させたものであるのが好ましく、1H−NMR測定においてm−クレゾール、p−クレゾール、2,5−キシレノール構成単位に換算したモル比はそれぞれ10〜98:1〜20:1〜60であるのがさらに好ましい。なお、その他のフェノール化合物構成単位を0〜10モル%含むことができる。
【0056】
次に本発明のポジ型ホトレジスト組成物は、上記で得られた(A)ノボラック樹脂、(B)感光剤を含むものである。
(B)感光剤としては、キノンジアジド基含有化合物が好ましく、従来のナフトキノン−1,2−ジアジドスルホン酸とポリフェノール化合物とのエステル化物が挙げられる。しかし本発明ではポリフェノール化合物として特に、下記一般式(III)
【0057】
【化9】
【0058】
(式中、R14及びR15は、それぞれ独立してH、炭素原子数1〜5のアルキル基、アルケニル基またはアルコキシ基を表し、R16〜R19は、それぞれ独立して炭素原子数1〜3のアルキル基またはアルケニル基を表し、bは0または1を表す)
で表されるポリフェノール化合物を用いることが好ましく、本発明のノボラック樹脂との組み合わせで高感度、高解像性を実現できる。
【0059】
中でもビス〔2,5−ジメチル−3−(4−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−ヒドロキシフェニル〕メタン、ビス〔2,5−ジメチル−3−(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−ヒドロキシフェニル〕メタン、ビス〔2,5−ジメチル−3−(4−ヒドロキシベンジル)−4−ヒドロキシフェニル〕メタンが好ましい。
【0060】
また、上記以外のポリフェノール化合物も用いることができるが、好ましくは2,4−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンジル)−5−ヒドロキシフェノール、2,6−ビス(2,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンジル)−4−メチルフェノール等のリニア状3核体化合物、ビス[3−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンジル)−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル]メタン、ビス[3−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンジル)−4−ヒドロキシ−5−エチルフェニル]メタン、ビス[3−(3,5−ジエチル−4−ヒドロキシベンジル)−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル]メタン、ビス[3−(3,5−ジエチル−4−ヒドロキシベンジル)−4−ヒドロキシ−5−エチルフェニル]メタン、ビス[2−ヒドロキシ−3−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンジル)−5−メチルフェニル]メタン、ビス[2−ヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−5−メチルフェニル]メタン、ビス[4−ヒドロキシ−3−(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−5−メチルフェニル]メタン等のリニア状4核体化合物;2,4−ビス[2−ヒドロキシ−3−(4−ヒドロキシベンジル)−5−メチルベンジル]−6−シクロヘキシルフェノール、2,4−ビス[4−ヒドロキシ−3−(4−ヒドロキシベンジル)−5−メチルベンジル]−6−シクロヘキシルフェノール等のリニア状5核体化合物等のリニア状ポリフェノール化合物等が挙げられる。
【0061】
エステル化物は、例えばナフトキノン−1,2−ジアジドスルホン酸ハライドと前記したポリフェノール化合物とを縮合反応させ、完全エステル化または部分エステル化することによって製造することができる。この縮合反応は、通常例えばジオキサン、N−メチルピロリドン、ジメチルアセトアミド等の有機溶媒中、トリエタノールアミン、炭酸アルカリまたは炭酸水素アルカリのような塩基性縮合剤の存在下で行うのが有利である。この際、ポリフェノール化合物の水酸基の合計モル数に対し50%以上、好ましくは60%以上のモル数の例えばナフトキノン−1,2−ジアジド−4(または5)−スルホニルハライドを縮合させたエステル(すなわち、エステル化率が50%以上、好ましくは60%以上のエステル)を用いるとより優れた高解像性を得ることができるので好ましい。
【0062】
また本発明のポジ型ホトレジスト組成物においては、その好ましい性能を損なわない範囲において、所望に応じ、さらに(C)感度向上剤を含有させることができる。
感度向上剤としては、上記のポリフェノール化合物を使用することができるほか、例えばビス(4−ヒドロキシ−2,3,5−トリメチルフェニル)−2−ヒドロキシフェニルメタン、1,4−ビス[1−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)イソプロピル]ベンゼン、2,4−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニルメチル)−6−メチルフェノール、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)−2−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)−2−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキシフェニルメタン、1−[1−(4−ヒドロキシフェニル)イソプロピル]−4−[1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン、1−[1−(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)イソプロピル]−4−[1,1−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン、2,6−ビス[1−(2,4−ジヒドロキシフェニル)イソプロピル]−4−メチルフェノール、4,6−ビス[1−(4−ヒドロキシフェニル)イソプロピル]レゾルシン、4,6−ビス(3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキシフェニルメチル)ピロガロール、4,6−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニルメチル)ピロガロール、2,6−ビス(3−メチル−4,6−ジヒドロキシフェニルメチル)−4−メチルフェノール、2,6−ビス(2,3,4−トリヒドロキシフェニルメチル)−4−メチルフェノール、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、6−ヒドロキシ−4a−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−9−1’−スピロシクロヘキシル−1,2,3,4,4a,9a−ヘキサヒドロキサンテン、6−ヒドロキシ−5−メチル−4a−(2,4−ジヒドロキシ−3−メチルフェニル)−9−1’−スピロシクロヘキシル−1,2,3,4,4a,9a−ヘキサヒドロキサンテン等が挙げられる。
中でも2,6−ビス(2,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンジル)−4−メチルフェノール、1,4−ビス[1−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)イソプロピル]ベンゼンなどが好ましい。
また2,4−ビス〔1−(4−ヒドロキシフェニル)イソプロピル]−5−ヒドロキシフェノールも好ましいものとして挙げられる。
【0063】
これら(C)成分の含有量は(A)成分であるノボラック樹脂に対し5〜50重量%とするのが好ましく、より好ましくは10〜35重量%である。
【0064】
本発明のポジ型ホトレジスト組成物において、(B)成分の配合量は、(A)成分であるノボラック樹脂と所望に応じて添加される上記(C)成分との合計量に対し10〜60重量%であるのが好ましく、より好ましくは20〜50重量%である。(B)成分の配合量が少なすぎるとパターンに忠実な画像を得るのが難しく、転写性も低下する傾向にある。一方、(B)成分の配合量が多すぎると、感度劣化と形成されるレジスト膜の均質性が低下し、解像性が劣化する傾向にある。これら(B)成分は単独で用いてもよく、あるいは2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0065】
本発明のポジ型ホトレジスト組成物では、解像度、露光余裕度、残膜率の向上を目的として、p−トルエンスルホン酸クロライド(PTSC)、4,4'−ジエチルアミノベンゾフェノン、1,4−ビス〔1−(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシルフェニル)イソプロピル〕ベンゼン、1,3−ビス〔1−(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシルフェニル)イソプロピル〕ベンゼン等を、組成物に対しそれぞれ0.01〜5重量%、0.01〜5重量%、0.01〜10重量%程度の範囲内で添加してもよい。
【0066】
また本発明のポジ型ホトレジスト組成物には、さらに必要に応じて、相容性のある添加物、例えばハレーション防止のための紫外線吸収剤、例えば2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、4−ジメチルアミノ−2’,4’−ジヒドロキシベンゾフェノン、5−アミノ−3−メチル−1−フェニル−4−(4−ヒドロキシフェニルアゾ)ピラゾール、4−ジメチルアミノ−4’−ヒドロキシアゾベンゼン、4−ジエチルアミノ−4’−エトキシアゾベンゼン、4,4’−ジエチルアミノアゾベンゼン、クルクミン等や、またストリエーション防止のための界面活性剤、例えばフロラードFC−430、FC431(商品名、住友3M(株)製)、エフトップEF122A、EF122B、EF122C、EF126(商品名、トーケムプロダクツ(株)製)等のフッ素系界面活性剤などを本発明の目的に支障のない範囲で添加含有させることができる。
【0067】
本発明のポジ型ホトレジスト組成物は、上記した各成分を適当な溶剤に溶解して溶液の形で用いるのが好ましい。このような溶剤の例としては、従来のポジ型ホトレジスト組成物に用いられる溶剤を挙げることができ、例えばアセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、メチルイソアミルケトン、2−ヘプタノン等のケトン類;エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、エチレングリコールモノアセテート、プロピレングリコールモノアセテート、ジエチレングリコールモノアセテート、あるいはこれらのモノメチルエーテル、モノエチルエーテル、モノプロピルエーテル、モノブチルエーテルまたはモノフェニルエーテル等の多価アルコール類およびその誘導体;ジオキサンのような環式エーテル類;および乳酸エチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、メトキシプロピオン酸メチル、エトキシプロピオン酸エチル等のエステル類を挙げることができる。これらは単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。とくにアセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、メチルイソアミルケトン、2−ヘプタノン等のケトン類;乳酸エチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、メトキシプロピオン酸メチル、エトキシプロピオン酸エチル等のエステル類が好ましい。
【0068】
本発明のポジ型ホトレジスト組成物の好適な使用方法について一例を示すと、まず、シリコンウェーハ等の支持体上に、ポジ型ホトレジスト組成物の溶液をスピンナー等で塗布し、乾燥して感光層を形成させ、次いで紫外線を発光する光源、例えば低圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯等を用い、パターンが描かれたホトマスクを介して露光する。次にこれを現像液、例えば1〜10重量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)水溶液のようなアルカリ性水溶液に浸漬すると、露光部が溶解除去されてマスクパターンに忠実な画像(レジストパターン)を得ることができる。
【0069】
【実施例】
以下、本発明を実施例および比較例により説明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定されるものではない。
なお、ポジ型ホトレジスト組成物の諸評価は次のようにして求めた。
【0070】
[焦点深度幅特性]
縮小投影露光装置NSR−2005i10D(ニコン(株)製、NA=0.57)を用いて、Eop(0.30μmのライン&スペース(L&S)幅が1:1に形成されるのに要する露光量)を基準露光量とし、その露光量において、焦点を適宜上下にずらし、露光、現像を行い、得られたレジストパターンのSEM(走査型電子顕微鏡)写真の観察を行った。そのSEM写真より、0.30μmの矩形のレジストパターンが得られる焦点ずれの最大値(μm)を焦点深度幅とした。
【0071】
[解像性]
0.50μmのマスクパターンを再現する露光量における限界解像度を表した。
【0072】
[塗布性]
同量の試料をスピンナーを用いて6インチのシリコンウェーハ上に塗布した時、ウェーハ周縁部まで均一に塗布できたものを○、ウェーハ周縁部まで均一に塗布できなかったものを×とした。
【0073】
[耐熱性]
1.0μmL&Sのレジストパターンの角が崩れる温度を測定し、140℃でも角が崩れなかったものを○、130〜140℃で崩れたものを△、130℃未満で崩れたものを×とした。
【0074】
[露光余裕度]
試料をスピンナーを用いてシリコンウェーハ上に塗布し、ホットプレート上で90℃、90秒間乾燥して膜厚1.0μmのレジスト膜を得た。この膜に縮小投影露光装置NSR−2005i10D(ニコン(株)製、NA=0.57)を用いて0.1秒から0.01秒間隔で露光した後、110℃、90秒間のPEB(露光後加熱)処理を行い、2.38wt%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液で23℃で60秒間現像し、30秒間水洗して乾燥した。その際、現像後の露光部の膜厚が0となる露光時間をEthとし、0.50μmL&Sの幅が1:1に形成される露光時間をEopとしててミリ秒(ms)単位で測定し、露光余裕度をEop/Ethとして表した。
【0075】
[スカム評価]
現像後のレジストパターン表面をSEMにより観察した結果、スカム(現像残さ)が見られなかったものを○、見られたものを×とした。
【0076】
[o−o結合の含有量]
o−o結合の含有量は、13C−NMRスペクトルにより測定した。400MHzの13C−NMRスペクトロメータ(JNM−GX400;日本電子(株)製)を使用し、重水化メタノール中で測定した。内部標準としてテトラメチルシランを使用した。すべてのメチレン結合(o−o、o−p、p−p)は、23.5ppm〜39.0ppm間に現れる。そのうち、o−o結合(2官能性フェノール化合物間)は、24.8〜32.5ppmに現れる。以上のことから、o−o結合の含有量(%)は、24.8〜32.5ppmの範囲の積分値を23.5〜39.0ppmの範囲の積分値で割った値を100倍することにより求めた。
【0077】
(合成例1) ノボラック樹脂(樹脂1)の合成
1−1.Bis2,5Xyの合成
2,5−キシレノール733.2g(6.0モル)、水酸化ナトリウム60.0g(1.5モル)を水540gに混合した。これを攪拌し、75℃まで加熱し、これに37%ホルマリン水溶液162.2g(5.4モル)を3時間かけて滴下した。その後同温度を維持したまま4時間攪拌を行い、次いで50℃まで冷却した。これに36%塩酸172gを添加して10分間攪拌することにより反応溶液を中和した。これに酢酸ブチル2000gを加え、攪拌後静置し、酢酸ブチル層を抽出した。酢酸ブチルをエバポレータで留去したところ、Bis2,5Xyの結晶が析出した。トルエン−酢酸ブチル(8:2)の混合溶液を用いて再結晶を行ったところ、Bis2,5Xyの結晶307.2g(収率40%)が得られた。
【0078】
1−2.ノボラック樹脂前駆体の合成
2,6dMPC84g(0.5モル)をγ−ブチロラクトン−メタノール(4:1)の混合溶媒に溶解し、6.5重量%濃度の溶液Aを調製した。同様に上記1−1で合成したBis2,5Xyの256g(1.0モル)をγ−ブチロラクトンに溶解して、30重量%濃度の溶液Bを調製した。
次いで、溶液Bに酸触媒としてp−トルエンスルホン酸を10g添加し、攪拌しながら95℃まで加熱した。これに溶液Aを1時間かけて滴下し、滴下終了後、同温度を維持したまま4時間攪拌を行った。得られたノボラック樹脂前駆体は、分析の結果、複数の2官能性フェノール化合物がメチレン結合によって連結した連結体であり、o−o結合の含有量が56%、重量平均分子量=1456であった。
【0079】
1−3.ノボラック樹脂(樹脂1)の合成
1−2で得られたノボラック樹脂前駆体が溶解した反応溶液にm−クレゾール270g(2.5モル)を添加し、攪拌しながら95℃まで加熱した。次いで37%ホルマリン水溶液200gを30分間かけて滴下し、同温度を維持したまま5時間攪拌を行った。その後、反応溶液の50重量%の水を加え、1時間静置したところ2相に分離したので、上相をデカンテーションして、ノボラック樹脂溶液を得た。これをMAK2500gに溶解させ、水で洗浄して、触媒、未反応物の除去を行った。次いで濃度15重量%のMAK溶液4000gに調整し、これにn−ヘプタン3600gを加え、攪拌、静置し、下相(MAK相)を抽出することにより、重量平均分子量=7700、o−o結合の含有量が53%のハイオルソのノボラック樹脂1溶液を得た。
1H−NMRの測定結果より、m−クレゾール、p−クレゾール、2,5−キシレノールに換算したモル比は、おおよそ5:1:4であった。
なお、GPC測定の結果、2核体の含有量は0.5%であった。
【0080】
(参考合成例1)ノボラック樹脂(樹脂2)の合成
参考1−1.ノボラック樹脂前駆体の合成
上記合成例1−1で合成したBis2,5Xyの128g(0.5モル)、m−クレゾール270g(2.5モル)をγ−ブチロラクトンに溶解して、40重量%濃度の溶液Cを調製した。一方、2,6dMPCの168g(1.0モル)をγ−ブチロラクトン−メタノール(4:1)混合溶媒に溶解して、6.5重量%濃度の溶液Dを調製した。溶液C、Dを用いて上記合成例1−2と同様にしてノボラック樹脂前駆体を合成した。得られたノボラック樹脂前駆体は、分析の結果、複数の2官能性フェノール化合物とm−クレゾールがメチレン結合によって連結した連結体であり、o−o結合の含有量が45%、重量平均分子量=757の重合体であった。
【0081】
参考1−2.ノボラック樹脂(樹脂2)の合成
参考1−1で得られたノボラック樹脂前駆体を用い、m−クレゾールの添加量を54g(0.5モル)に代えた以外は合成例1−3と同様にして反応を行い、重量平均分子量=6700、o−o結合の含有量が40%のハイオルソのノボラック樹脂2溶液を得た。1H−NMRの測定結果より、m−クレゾール、p−クレゾール、2,5−キシレノールに換算したモル比は、おおよそ6:2:2であった。なお、GPC測定の結果、2核体の含有量は0.6%であった。
【0082】
(参考合成例2)ノボラック樹脂(樹脂3)の合成
参考2−1.ノボラック樹脂前駆体の合成
2,6dMPCの42g(0.25モル)をγ−ブチロラクトン−メタノール(4:1)の混合溶媒に溶解し、6.5重量%濃度の溶液Eを調製した。同様に上記式化5で表される3核体188g(0.5モル)を同じ混合溶媒に溶解して、30重量%濃度の溶液Fを調製した。次いで、溶液Fに酸触媒としてp−トルエンスルホン酸を10g添加し、攪拌しながら95℃まで加熱した。これに溶液Eを1時間かけて滴下し、滴下終了後、同温度を維持したまま4時間攪拌を行った。得られたノボラック樹脂前駆体は、分析の結果、複数の2官能性フェノール化合物がメチレン結合によって連結した連結体でありo−o結合の含有量が50%、樹脂平均分子量=1821であった。
【0083】
参考2−2.ノボラック樹脂(樹脂3)の合成
参考2−1で得られたノボラック樹脂前駆体を用い、m−クレゾールの添加量を351g(3.25モル)に代えた以外は合成例1−3と同様にして反応を行い、重量平均分子量=6500、o−o結合の含有量が48%のハイオルソのノボラック樹脂3溶液を得た。1H−NMRの測定結果より、m−クレゾール、p−クレゾール、2,5−キシレノールに換算したモル比は、おおよそ6.5:1.5:2であった。なお、GPC測定の結果、2核体の含有量は1.3%であった。
【0084】
(比較合成例1) ノボラック樹脂(樹脂4)の合成
内容積300mlの三ツ口フラスコにm−クレゾール54.1g(0.5モル)、p−クレゾール10.8g(0.1モル)、2,5−キシレノール48.9g(0.4モル)、メチルイソブチルケトン(MIBK)106g、10%シュウ酸21.5g、酢酸22gを仕込み、100℃の油浴で加熱攪拌しながら37%ホルマリン水溶液70gを40分間かけて滴下し、その後、さらに15時間反応させた。その後水洗脱水してノボラック樹脂のMIBK溶液を得た。これに反応溶媒と同量のn−ヘプタンを加え、60℃で30分間攪拌後、静置したところ2相に分離し、下相を抽出したところ、重量平均分子量=9000、o−o結合の含有量が20%のノボラック樹脂4溶液を得た。
1H−NMRの測定結果より、m−クレゾール、p−クレゾール、2,5−キシレノールのモル比は、おおよそ5:1:4であった。
なお、GPC測定の結果、2核体の含有量は1.6%であった。
【0085】
(比較合成例2) ノボラック樹脂(樹脂5)の合成
2,5−キシレノール48.9g(0.4モル)、MIBK140g、シュウ酸7.1g及び90%酢酸34gの混合物を80℃に加熱し、これに37%ホルマリン水溶液13gを30分間かけて滴下した。滴下終了後、100℃で6時間攪拌を行った。次いで、これにm−クレゾール54.1g(0.5モル)、p−クレゾール10.8g(0.1モル)を添加した。次いで、100℃に加熱し、これに37%ホルマリン水溶液65gを60分間かけて滴下した。さらに、同温度で15時間攪拌を行った。次いで水洗脱水してノボラック樹脂のMIBK溶液を得た。これに反応溶媒と同量のn−ヘプタンを加え、60℃で30分間攪拌後、静置したところ2相に分離し、下相を抽出したところ、重量平均分子量=8000、o−o結合の含有量が23%のノボラック樹脂5溶液を得た。
1H−NMRの測定結果より、m−クレゾール、p−クレゾール、2,5−キシレノールのモル比は、おおよそ5:1:4であった。
なお、GPC測定の結果、2核体の含有量は1.3%であった。
【0086】
(比較合成例3) ノボラック樹脂(樹脂6)の合成
m−クレゾール、p−クレゾール、2,5−キシレノールの仕込み比を、m−クレゾール43.3g(0.4モル)、p−クレゾール43.3g(0.4モル)、2,5−キシレノール24.4g(0.2モル)に代えた以外は比較合成例1と同様にしてノボラック樹脂の合成を行った。その結果、重量平均分子量=4000、o−o結合の含有量が25%のノボラック樹脂6溶液を得た。
1H−NMRの測定結果より、m−クレゾール、p−クレゾール、2,5−キシレノールのモル比は、おおよそ4:4:2であった。なお、GPC測定の結果、2核体の含有量は1.5%であった。
【0087】
(比較合成例4) ノボラック樹脂(樹脂7)の合成
600mlのパル(Parr)圧力反応器にm−クレゾール216.0g(2.0モル)、キシレン216g及び純度95重量%のパラホルムアルデヒド28.4g(0.90モル)を添加した。反応器を封じ、一様な混合物を300rpmで攪拌する。混合物は45分間かけて175℃に加熱し、18時間反応を行った。反応液を冷却して、蒸留器を取り付けた1リットルの丸底フラスコに移した。溶液を205℃に加熱し、この間に溶剤と残留m−クレゾールとを大気圧で蒸留させた。1時間後にゆっくりと50分間かけて減圧にした。205℃でさらに1時間、真空にした。冷却後、143.7gのオリゴマーを分離した。上記オリゴマー70.2gをフラスコに取り、これにp−クレゾール37.8g(0.35モル)、37%ホルマリン水溶液13.0g(0.16モル)、及びシュウ酸0.16gを添加した。反応混合物を45分かけて穏やかに還流するまで加熱した。18時間還流した後に、反応混合物をゆっくりと205℃まで加熱し、溶剤と若干の残留モノマーとを常圧蒸留により除いた。1時間後、45分かけて減圧し、さらに1時間かけて、残留モノマーの除去、触媒の分解を行った。フラスコを冷却し、Mw=5700、o−o結合の含有量が42%のノボラック樹脂7溶液を得た。
1H−NMRの測定結果より、m−クレゾール、p−クレゾールのモル比は、おおよそ6.5:3.5であった。なお、GPC測定の結果、2核体の含有量は2.0%であった。
【0088】
(実施例1、参考例1、2および比較例1〜4)
合成例1、参考合成例1、2及び比較合成例1〜4で合成したノボラック樹脂1〜7を用い、それぞれ以下表1の仕込み比によりポジ型ホトレジスト組成物を調製し、上記の評価を行った。その結果を表3に示す。
【0089】
【表1】
【0090】
なお、表1の化合物(B−1)はビス〔2,5−ジメチル−3−(4−ヒドロキシ−3−メチルベンジル)−4−ヒドロキシフェニル〕メタンであり、化合物(C−1)は式
【0091】
【化10】
【0092】
で示される化合物であり、化合物(D−1)は式
【0093】
【化11】
【0094】
で示される化合物である。
【0095】
(実施例2)
合成例1で合成したノボラック樹脂1を用い、以下の表2の仕込み比によりポジ型ホトレジスト組成物を調製し、上記の評価を行った。その結果を表3に示す。
【0096】
【表2】
【0097】
なお、化合物(D−2)はPTSCである。
【0098】
(実施例3)
(B)成分として化合物(B−1)を化合物(B−2)に代えた以外は実施例2と同様にしてポジ型ホトレジスト組成物を調製し、上記の評価を行った。その結果を表3に示す。なお、化合物(B−2)はビス〔2,5−ジメチル−3(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−ヒドロキシフェニル〕メタンである。
【0099】
(実施例4)
(B)成分として化合物(B−1)を化合物(B−3)に代えた以外は実施例2と同様にしてポジ型ホトレジスト組成物を調製し、上記の評価を行った。その結果を表3に示す。なお、化合物(B−3)はビス〔2,5−ジメチル−3−(4−ヒドロキシベンジル)−4−ヒドロキシフェニル〕メタンである。
【0100】
【表3】
【0101】
【表4】
【0102】
【表5】
【0103】
なお、比較合成例1〜4で得られたノボラック樹脂のo−o結合のピークは、23.5〜32ppmにシフトしていたが、これは、m−クレゾール等の3官能性フェノール間に形成されたo−o結合に帰属されるものと思われる。これに対し合成例1、参考合成例1、2で得られたノボラック樹脂のo−o結合のピークは、いずれも24.8〜32.5ppmに現れ、これは、Bis2,5Xyと2,6dMPCとの間に形成された2官能性フェノール間のo−o結合に帰属されるものと思われる。表3の結果から、24.8〜32.5ppmに現れるo−o結合の含有量が多いノボラック樹脂を用いた本願のポジ型ホトレジスト組成物は、焦点深度幅、解像性等の諸特性に優れていることがわかった。
【0104】
【発明の効果】
本発明によれば、2核体をあまり含有せず、スカムの発生が抑えられ、かつ解像性、塗布性に優れ、また形成したレジストパターンの耐熱性等に優れたポジ型ホトレジスト組成物を得るための、新規なノボラック樹脂、該ノボラック樹脂前駆体、これらの製造方法及び該ノボラック樹脂を含むポジ型ホトレジスト組成物が提供される。
Claims (4)
- ビス(2,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)メタンおよび2,6−ジメチロール−4−メチルフェノールとを反応させて得られる重量平均分子量300〜10000のノボラック樹脂前駆体の製造方法。
- 2,6−ジメチロール−4−メチルフェノールの2〜10重量%濃度の有機溶媒溶液 ( 溶液A)およびビス(2,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)メタンの20〜60重量%濃度の有機溶媒溶液 ( 溶液B ) を調製する工程、溶液Bに酸触媒を添加し、攪拌しながら溶液を加熱する工程、加熱した溶液Bに溶液Aを滴下する工程を有するノボラック樹脂前駆体の製造方法。
- 請求項1または2記載の製造方法によって製造されたノボラック樹脂前駆体とフェノール化合物の水酸基のo−位およびp−位の全てが水素原子であるフェノール化合物(3官能性フェノール化合物)とを、アルデヒド類またはケトン類の存在下で縮合反応させることを特徴とするノボラック樹脂の製造方法。
- 3官能性フェノール化合物がm-クレゾールである請求項3に記載のノボラック樹脂の製造方法。
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