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JP3648521B2 - 有機金属気相成長装置及び有機金属気相成長方法 - Google Patents

有機金属気相成長装置及び有機金属気相成長方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、有機金属気相成長(MOCVD)装置、有機金属気相成長、及び半導体レーザ、LED等のIII−V族化合物半導体の発光素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
III−V族化合物半導体の結晶成長法としては、有機金属気相成長法、分子線エピタキシー(MBE)法、ガスソースMBE法、原子層エピタキシー(ALE)法が良く知られている。上記III−V族化合物半導体の結晶成長法の中でも有機金属気相成長法が量産性に優れ、しかも超薄膜結晶の成長が可能であることからもっとも期待されている。
【0003】
その典型的な有機金属気相成長装置を図2に示す。その典型的なMOCVD装置は、V族元素を含む原料化合物を供給するライン、III族元素を含む原料化合物を供給するライン、n型ドーパント供給ライン、p型ドーパント供給ラインの4つの供給ラインが気相成長室直前まで分離されており、気相成長室には、抵抗加熱器、高周波加熱器等の基板を加熱する装置及び気相成長室内の圧力を制御する装置などが併設されている。
【0004】
また、基板の搬入・搬出時の気相成長室の大気開放を防ぐためのロードロック室が気相成長室に隣設されており、気相成長室とロードロック室間の基板受け渡しのためのウエハフォークが設置されている。
【0005】
上記のMOCVD装置を用いて、III−V族化合物半導体結晶膜を成長する場合、まずロードロック室に基板を入れ、H2またはN2雰囲気の常圧もしくは真空中でウエハフォークにてロードロック室から気相成長室へ搬入する。基板搬入後、気相成長室を結晶成長を行う圧力に調整し、キャリアガスとして水素等の不活性ガスを用いて、V族元素をIII−V族化合物半導体結晶基板表面に供給しながら前記基板を昇温し、その後、III族元素、V族元素、(n型ドーパント又はp型ドーパント)を同時に結晶表面上に供給して、III−V族化合物半導体の結晶成長を行う。
【0006】
上記III−V族化合物半導体結晶膜の層厚、組成比、キャリア濃度の制御は、III族原料、n型ドーパント、p型ドーパント供給時間及びIII族原料、n型ドーパント、p型ドーパント供給量を結晶成長開始前に決定し、バルブの切り替えとマスフローコントローラ(MFC)で制御する。
【0007】
上記III−V族化合物半導体結晶膜の層厚は、結晶成長後にSEM(Scanning Electron Microsope)を用いて測定し、上記III−V族化合物半導体結晶膜の組成比は、結晶成長後にXRD(X−ray Diffraction)を用いて測定し、上記III−V族化合物半導体結晶膜のキャリア濃度は、結晶成長後にC−V等を用いて測定し、求める。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
MBE法、ガスソースMBE法、ALE法を用いる気相成長装置では、結晶成長中の気相成長室内圧力が10-5Torr以下の高真空状態下での結晶成長であるため、特開昭61−68392号公報、特開平3−69589号公報に記載されているように、気相成長室内を四重極質量分析器(QMS)を用いて、結晶成長中の気相成長室内の状態を把握できるが、MOCVD法を用いる気相成長装置では、結晶成長中の気相成長室内圧力が0.1〜760Torrの減圧又は常圧下での結晶成長であるため、気相成長室内を四重極質量分析器を用いても分析感度が悪いために、結晶成長中の気相成長室内の状態を把握できない。
【0009】
そのため、上記の従来方法では、高品質な再現性の良いIII−V族化合物半導体結晶層を得ようとする場合、有機金属気相成長装置及び気相成長室内の状態が不変であると仮定した上で、III−V族化合物半導体の結晶成長を行わなければならない。前記III−V族化合物半導体結晶層の層厚を再現性よく結晶成長を行うためには、通常、以前に作成したIII−V族化合物半導体結晶層の層厚をSEM(Scanning Electron Microsope)等を用いて測定し、その測定結果から成長速度を求めて、その計算結果を毎回の結晶成長においてフィードバックし、結晶成長開始前にIII族原料の供給時間の設定を行わなければならない。
【0010】
毎回の結晶成長開始前に、III族原料の供給時間の設定を行ったとしても、気相成長装置及び結晶成長室内の状態が以前にIII−V族化合物半導体結晶を作製した状態と一致していなければ、III−V族化合物半導体結晶層の成長速度が変化し、再現性良く設定通りのIII−V族化合物半導体結晶膜が得られないし、成長開始時に、以前にIII−V族化合物半導体結晶を作製した状態と一致していたとしても、結晶成長中にIII−V族化合物半導体結晶層の成長速度が変化してしまうと、再現性良く設定通りのIII−V族化合物半導体結晶膜が得られない。
【0011】
再現性良く設定通りのIII−V族化合物半導体結晶膜が得られなければ、特に、Si,Zn等の不純物添加した薄層を形成する半導体レーザ等の発光素子においては、薄層の層厚のばらつきによる歩留まりの低下を招く。また、酸素等の不純物の混入が少ない高品質なIII−V族化合物半導体結晶膜を再現性よく結晶成長を行うためには、通常、以前に作成したIII−V族化合物半導体結晶層をSIMS(Secondary Ion Mass Spectrometory)、DLTS(Deep Level Transient Spectroscopy)等を用いて測定し、その測定結果から酸素等の不純物が混入しているかを毎回判断しなければならない。
【0012】
酸素等の不純物の混入が認められた場合、上記評価結果だけでは混入原因がわかりにくく、有機金属気相成長装置への改善対応が遅れてしまう。酸素等の不純物の混入が少ない高品質なIII−V族化合物半導体結晶膜が得られなければ、半導体レーザ等の発光素子においては、光学的・電気的特性の低下を招き、しいては歩留まりの低下を招く。
【0013】
本発明は、上記の問題について検討した結果、III−V族化合物半導体結晶膜の結晶成長において、有機金属気相成長装置及び気相成長室内の状態を常に把握し、且つ、再現性の優れた薄膜層厚を制御しうる有機金属気相成長装置、有機金属気相成長方法、及びIII−V族化合物半導体発光素子を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の有機金属気相成長装置は、結晶成長を行う気相成長室と、該気相成長室内の圧力を制御する手段と、有機金属化合物を含む原料ガスの供給を制御する手段とを有する有機金属気相成長装置において、
四重極質量分析器を設け、前記気相成長室と前記四重極質量分析器の間に中間室を設けると共に、該中間室を排気する真空排気手段を設置し、且つ、該中間室の圧力を制御する手段を設けることを特徴とする有機金属気相成長装置である。
【0015】
また本発明の有機金属気相成長装置は、前記中間室の圧力を制御する手段として、前記気相成長室と前記中間室の間に、複数の可変バルブおよび可変スリットを有することを特徴とする。
【0016】
さらに本発明の有機金属気相成長装置は、前記複数の可変バルブおよび可変スリットは、前記中間室の圧力が一定となるように制御されることを特徴とする。
【0017】
本発明の有機金属気相成長方法は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の有機金属気相成長装置を用いた成長方法において、
結晶成長中の過程で、気相成長室内の質量数16(CH)、質量数28(C)のガス分圧測定を四重極質量分析器にて行い、
前記四重極質量分析器からの質量数16(CH)、質量数28(C)のガス分圧信号に基づき、メチル基含有III族原料ガスの供給を制御しながら、III−V族化合物半導体の結晶成長を行うことを特徴とする有機金属気相成長方法である。
【0018】
また本発明の有機金属気相成長方法は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の有機金属気相成長装置を用いた成長方法において、
結晶成長中の過程で、気相成長室内の質量数16(CH)、質量数28(C)のガス分圧測定を四重極質量分析器にて行い、
前記四重極質量分析器からの質量数16(CH)、質量数28(C)のガス分圧信号に基づき、エチル基含有III族原料ガスの供給を制御しながら、III−V族化合物半導体の結晶成長を行うことを特徴とする有機金属気相成長方法である。
【0030】
以下、本発明の作用について記載する。
【0031】
本発明では、結晶成長を行う気相成長室と、該気相成長室内の圧力を制御する手段と、有機金属化合物を含む原料ガスの供給を制御する手段とを有する有機金属気相成長装置において、四重極質量分析器を設け、前記気相成長室と前記四重極質量分析器の間に中間室を設けると共に、該中間室を排気する真空排気手段を設置し、且つ、該中間室の圧力を制御する手段を設けているので、気相成長室内の酸素、水、メタン、エタン、エチレン等のガス分圧測定が可能となり、気相成長室内の状態を把握できる。
【0032】
また、本発明では、前記中間室の圧力を制御する手段として、前記気相成長室と前記中間室の間に、複数の可変バルブおよび可変スリットを有し、前記複数の可変バルブおよび可変スリットは、前記中間室の圧力が一定となるように、気相成長室内の圧力変化に伴って自動制御されるので、気相成長室内の圧力が真空状態でなくてもQMSによるガス分圧測定が可能となり、結晶成長前後の過程及び結晶成長過程での気相成長室内の状態を常時把握できる。
【0033】
また、本発明では、前記気相成長室内のガス分圧をモニターする分圧測定装置は、気相成長室内のO2,H2O分圧測定が可能であるので、酸素・水の結晶成長膜への混入原因が結晶成長前及び結晶成長中に判り、MOCVD装置への対応が迅速にできる。
【0034】
また、発明者らは、MOCVD法による結晶成長において、III−V族化合物半導体の結晶成長速度が原料ガスである有機金属化合物が分解して生成するCxy分圧と強い相関を持つことを見出した。
【0035】
そこで、前記有機金属化合物を含む原料ガスの供給量を制御する手段を、前記分圧測定装置からのメタン、エタン、エチレン等のガス分圧信号に基づき、自動的に供給量を制御することによって、メタン、エタン、エチレン等のガス分圧変動に伴う成長速度変動が起きても、TMGa、TMAl等の有機金属化合物の供給量及び供給時間が自動的に変更され、設定通りの層厚を作製することが可能となる。
【0036】
さらに、本発明では、前記有機金属気相成長装置を用いる有機金属気相成長法において、結晶成長前後の過程である、基板試料の気相成長室への搬入出過程、及び、気相成長室への原料ガス供給前後の過程で、気相成長室内の酸素・水等のガス分圧測定を行い、その後結晶成長を行うので、気相成長室内に残留している酸素及び水等の不純物の取り込まない、高品質なIII−V族化合物半導体結晶層を安定して作製できる。
【0037】
さらに、本発明では、前記有機金属気相成長装置を用いる有機金属気相成長法において、結晶成長中の過程で、気相成長室内のメタン、エタン、エチレン等のCxy(x≧1、y≧1)分圧測定を行いながら、結晶成長を行うので、気相成長室内に供給された有機金属化合物から分解及び反応したメタン、エタン、エチレン等のCxy(x≧1、y≧1)分圧変動からIII−V族化合物半導体結晶膜の成長速度の変動を結晶成長中に把握することができるようになった。
【0038】
また、本発明は、前記分圧測定装置からのCxy(x≧1、y≧1)分圧信号に基づき、有機金属化合物を含む原料ガスの供給を制御しながら、結晶成長を行うので、結晶成長膜の成長速度に関わらず、安定したIII−V族化合物半導体結晶膜の形成が可能となる。
【0039】
さらに、本発明では、前記有機金属気相成長装置及び有機金属気相成長方法を用いてIII−V族化合物半導体の発光素子を作製するので、高品質で高歩留まりであるIII−V族化合物半導体の発光素子を安定して作製することが可能となる。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
【0041】
(実施例1)
本実施例は、MOCVD法を用いると共に、結晶成長前後に気相成長室内のガス分圧を測定した場合である。本実施例で用いる気相成長装置は、図1に示す有機金属気相成長装置である。このMOCVD装置は、気相成長室1を備えている。気相成長室1の内部には、基板2と基板を加熱する抵抗加熱器3と基板温度を計る熱電対4と気相成長室1の内部圧力をモニターするための圧力センサー5が設けられている。
【0042】
また、気相成長室1の内部には、V族供給ライン6を介してV族原料貯蔵タンク10に貯蔵されたアルシン(AsH3)又はホスフィン(PH3)等のV族元素を含む原料化合物が供給される。また、気相成長室1の内部には、n型ドーパント供給ライン7を介してn型ドーパント貯蔵タンク11に貯蔵されたセレン化水素(H2Se)、シラン(SiH4)又はジシラン(Si26)等のn型不純物を含む原料化合物が供給される。
【0043】
また、気相成長室1の内部には、p型ドーパント供給ライン8を介してp型ドーパント貯蔵タンク12に貯蔵されたジエチルジンク(DEZn)又はジメチルジンク(DMZn)等のp型不純物を含む原料化合物が供給される。
【0044】
また、気相成長室1の内部には、III族原料供給ライン9を介してIII族原料貯蔵タンク13に貯蔵されたトリメチルガリウム(TMGa)、トリメチルアルミニウム(TMAl)、トリメチルインジウム(TMIn)等のIII族原料が供給される。各タンク10〜13からの原料供給は、三方バルブ14による切り替えにより、結晶成長させるべきIII−V族化合物半導体結晶の種類に応じて、適宜選択して行われ、供給量の調整はマスフローコントローラ(MFC)15により行われる。
【0045】
また、各ライン6〜9、及び各タンク12、13には、水素が三方バルブ14を介して供給される。
【0046】
気相成長室1の内部に供給された原料は、フローチャネル16の中を通って、基板2上に供給される。基板2上で分解したガス種のほとんどが、プロセスポンプ17により、除害装置へ排気される。
【0047】
上記基板2は、気相成長室1に隣設されたロードロック室に一旦入れてから、ウエハフォークにて気相成長室1内へ搬送される。
【0048】
気相成長室1の圧力制御は、圧力センサー5からの制御信号を気相成長室1とプロセスポンプ19の間にあるスロットルバルブ18が受信し、開閉を行うことにより、可能となっている。また、気相成長室1の各種ガス分圧は、基板2上で得られたガスをフローチャネル内にある細管19、複数の可変バルブ20、複数の可変スリット21を介して、中間室22に供給して分圧測定装置23にて測定される。
【0049】
前記中間室22の排気は、ターボ分子ポンプ25によって行われ、中間室22の圧力制御は、圧力センサー24からの制御信号を気相成長室1と中間室22の間にある複数の可変バルブ20と複数の可変スリット21が受信し、開閉を行うことにより、可能となっている。
【0050】
III族原料、p型ドーパントの流量制御は、分圧測定装置からの流量制御信号をp型ドーパント供給ライン8、III族原料供給ライン9のMFC及びp型ドーパント、III族原料のMFCに送り、そのMFCの流量調整によって、制御される。かかる気相成長装置を用いて、本実施例では、6回の結晶成長を行い、その結晶成長前後に気相成長室内のガス分圧測定を行った。
【0051】
6回の結晶成長は、1回目と4回目にSi添加GaAs基板上にアンドープAlGaAs層を、2回目と3回目と5回目と6回目にSi添加GaAs基板上にSi添加n型AlGaAs層、Zn添加p型AlGaAs層を連続的に形成した。結晶成長に使用した原料は、トリメチルガリウム(TMGa)とトリメチルアルミニウム(TMAl)と水素(H2)で10%に希釈したアルシン(AsH3)とH2で100ppmに希釈したシラン(SiH4)とジエチルジンク(DEZn)とである。
【0052】
まず、結晶成長前の過程で、気相成長室内を高真空にしてガス分圧測定を行った。測定後、気相成長室内に水素を供給して、気相成長室内圧力は76Torrとした。
【0053】
Si添加GaAs基板の昇温開始後、基板温度が750℃に安定するまでの間AsH3を基板上に供給し、基板温度が安定した後、III族元素を含む原料化合物の供給量(TMGaとTMAl)とV族元素を含む原料化合物の供給量(AsH3)の比(V/III)を120とし、AsH3、TMGa、TMAl、SiH4またはDEZnをSi添加GaAs基板上に供給して、結晶成長を行った。
【0054】
結晶成長時間は、10回の各々の結晶成長全てにおいて30minである。結晶成長後の過程で、再び気相成長室内を高真空にしてガス分圧測定を行った。結晶成長前後での質量数18(H2O)、32(O2)の分圧測定結果を図3に示す。図3の縦軸は分圧(Torr)、横軸は何回目の結晶成長前後であるかを示している。
【0055】
図3からわかるように、質量数18(H2O)及び32(O2)の分圧は、4回目の結晶成長前で大きく増加している。また、得られた結晶成長層内の酸素不純物量を2次イオン質量分析(SIMS)装置にて測定した結果、得られた酸素不純物量は、1〜3回目と5、6回目は、検出限界以下であり、4回目のみ1.0×1018cm-3であったことから、3回目の結晶成長後に気相成長室内への酸素、水等の大気成分の混入が発生し、それによる結晶成長膜の品質低下が起こっていることがわかる。
【0056】
すなわち、結晶成長を行う直前に、気相成長室内への酸素、水等の大気成分の混入を迅速に知る事が出来る。
【0057】
また、図4にアンドープAlGaAs、図5にSi添加n型AlGaAs、図6にZn添加p型AlGaAs結晶成長後での質量数16(CH4)、28(C24)の分圧測定結果と得られた結晶成長膜の成長速度を示す。得られた結晶成長膜の成長速度は、SEM測定により得られた結晶成長膜の層厚を求め、計算した。
【0058】
図4〜6の左縦軸は分圧(Torr)、右縦軸は層厚(nm)、横軸は何回目の結晶成長前後であるかを示している。図4〜6からわかるように、同一条件で6回の結晶成長を行っているにもかかわらず、層厚がばらついているが、結晶成長後の質量数16の分圧は、アンドープAlGaAs層及びSi添加n型AlGaAs層の成長速度と相関が有り、結晶成長後の質量数28の分圧は、Zn添加p型AlGaAs層の成長速度と相関ある事がわかる。
【0059】
すなわち、成長速度がばらついても、質量数16(CH4)、28(C24)の分圧を結晶成長後に測定することにより、成長速度の変動を迅速に知る事が出来る。
【0060】
以上のことより、本発明の有機金属気相成長装置及び有機金属気相成長方法を用いることにより、気相成長室内及び結晶成長膜の異常をすばやく把握することが可能となり、結晶成長膜への迅速なフィードバックが可能となる。本実施例では、メチル基含有III族原料を用いているが、エチル基含有III族材料を用いる場合では、質量数30のC26分圧を追加して測定すれば、成長速度の変動を把握できる。本実施例では、AlGaAsの有機金属気相成長方法を示しているが、他のIII−V族化合物半導体結晶、例えばInP,AlGaInP,InGaAsP,GaN等の有機金属気相成長方法においても、同様の結果が得られる。
【0061】
(実施例2)
本実施例は、MOCVD法を用いると共に、結晶成長中に気相成長室内のガス分圧を測定した場合である。本実施例で用いる有機金属気相成長装置は、実施例1と同じである。
【0062】
本実施例では、Si添加GaAs基板上に、Si添加n型AlGaAs層、アンドープAlGaAs層、Zn添加p型AlGaAs層を連続的に形成し、その間、気相成長室内のガス分圧を測定した。
【0063】
結晶成長に使用した原料は、トリメチルガリウム(TMGa)とトリメチルアルミニウム(TMAl)と水素(H2)で10%に希釈したアルシン(AsH3)とH2で100ppmに希釈したシラン(SiH4)とジエチルジンク(DEZn)とである。気相成長室内圧力、Si添加GaAs基板の昇温方法、V/III比は、実施例1と同じ条件で行った。
【0064】
また、各層の成長時間は、全て30minで行った。得られた結晶成長膜をSEMにより層厚を観測した。その結果、得られた各成長層厚は表面から順に、0.85μm、0.81μm、0.9μmであった。
【0065】
また、結晶成長中に、気相成長室内の質量数16、28の分圧を測定した結果を図7に示している。図7の縦軸は分圧(Torr)、横軸は時間(min.)である。結晶成長中のガス分圧測定は、本発明の有機金属気相成長装置の中間室22を10-5Torr台になるように圧力制御を行うことによって可能となっており、具体的には、圧力センサー24からの制御信号を気相成長室1と中間室22の間にある複数の可変バルブ20と複数の可変スリット21が受信し、自動制御されている。
【0066】
図7より、本発明の有機金属気相成長装置では、結晶成長中の質量数16(CH4)、28(C24)の分圧が測定可能であることがわかる。
【0067】
すなわち、基板上に供給されたIII族原料及びp型ドーパントの分解効率を成長中に把握することが可能であり、分解効率の変動を把握することにより、結晶成長中の成長速度の変動を迅速に把握することが可能である。
【0068】
以上のことより、本発明の有機金属気相成長装置及び有機金属気相成長方法を用いることにより、結晶成長中の有機金属気相成長装置及び気相成長室内の状態を把握することが可能となり、結晶成長膜への迅速なフィードバックが可能となる。本実施例では、AlGaAsの結晶成長方法を示しているが、他のIII−V族化合物半導体結晶、例えばInP,AlGaInP,InGaAsP,GaN等の結晶成長においても、同様の結果が得られる。
【0069】
(実施例3)
本実施例では、MOCVD法を用いると共に、結晶成長中のCH4分圧信号及びC24分圧信号に基づいて、III族原料ガスの供給制御による層厚の制御を行い、結晶成長を行った。本実施例で用いる有機金属気相成長装置、原料、気相成長室内圧力、Si添加GaAs基板の昇温方法は、実施例1と同じである。
【0070】
本実施例では、Si添加GaAs基板上に、Si添加n型AlGaAs層、アンドープAlGaAs層、Zn添加p型AlGaAs層を連続的に形成している間、気相成長室内のガス分圧を測定しながら、各層の層厚が全て1.0μmになるように、分圧測定装置からのCH4分圧信号及びC24分圧信号に基づき、以下の2通りの自動制御方法で行った。
【0071】
第一の方法は、Si添加n型AlGaAs層、アンドープAlGaAs層成長中にCH4分圧が変動した場合、III族原料供給ライン9のMFC及びTMGa、TMAlのIII族原料13のMFCによる自動流量制御によりCH4分圧を一定に維持し、Zn添加p型AlGaAs層成長中にC24分圧が変動した場合、p型ドーパントとIII族原料の比が変わらないように、p型ドーパント供給ライン8、III族原料供給ライン9のMFC及びDEZnのp型ドーパント12、TMGa、TMAlのIII族原料13のMFCによる自動流量制御によりC24分圧を一定に維持することにより、成長速度を一定にさせた。
【0072】
第二の方法は、Si添加n型AlGaAs層、アンドープAlGaAs層の成長では、CH4分圧から成長速度を計算し、三方バルブの切り替えによるTMGa、TMAlのIII族原料13の供給時間の自動制御を行い、Zn添加p型AlGaAs層の成長では、C24分圧から成長速度を計算し、三方バルブの切り替えによるTMGa、TMAlのIII族原料13の供給時間の自動制御を行った。
【0073】
以上の方法によって得られた結晶成長膜をSEMにより層厚を観測した。その結果、第一及び第二の方法で得られた各成長層厚は全て1.0μmとなっており、添加不純物が変わっても、同じ層厚に制御することが可能であることがわかる。以上より、本発明の気相成長装置及び気相成長方法を用いることにより、結晶成長ごとでの層厚のばらつきがない安定した結晶成長が可能となる。
【0074】
本実施例では、メチル基含有III族原料を用いているが、エチル基含有III族材料を用いる場合では、質量数30のC26分圧を追加して測定すれば、同様の結果が得られる。
【0075】
本実施例では、AlGaAsの結晶成長方法を示しているが、他のIII−V族化合物半導体結晶、例えばInP,AlGaInP,InGaAsP,GaN等の結晶成長においても、同様の結果が得られる。
【0076】
(実施例4)
本実施例では、本発明の気相成長装置及び気相成長方法を用いた半導体レーザーの作製を行った。本実施例で用いる気相成長装置は、実施例1と同じである。
【0077】
図8は実施例4の半導体レーザ素子の断面図である。第一の結晶成長で、Si添加n型GaAs基板26上にn型GaAsバッファ層27、n型AlGaAsクラッド層28、AlGaAs活性層29、p型AlGaAs第一クラッド層30、p型GaAsエッチングストップ層31、p型AlGaAs第二クラッド層32、p型GaAs保護層33が順次積層される。
【0078】
p型GaAsエッチングストップ層31の上部よりストライプ状のメサ構造をなす。メサストライプの両側は、第二の結晶成長で、n型AlGaAs電流ブロック層34、n型GaAs電流ブロック層35、p型GaAs平坦化層36で埋め込まれる。p型GaAs保護層33とp型GaAs平坦化層36の上には、p型GaAsコンタクト層37が形成されている。
【0079】
p型GaAsコンタクト層37の上にはp側金属電極38、Si添加n型GaAs基板26上にはn側金属電極39が蒸着されている。上記半導体レーザ素子の27〜37の各層は、Ga原料としてトリメチルガリウム(TMGa)、Al原料としてトリメチルアルミニウム(TMAl)、As原料としてアルシン(AsH3)、n型不純物であるSi原料としてジシラン(Si24)、p型不純物あるZn原料としてジエチルジンク(DEZn)を用いた。
【0080】
まず、Si添加n型GaAs基板26搬送後、第一の結晶成長を行う前に、気相成長室内を高真空にし、ガス分圧測定を行った。この時、基板搬送に伴う水・酸素の気相成長室内への持ち込みが無いか、又、装置異常が無いかを確認した。
【0081】
その後、気相成長室内に水素を供給して、気相成長室内圧力は76Torrとし、ガス分圧測定を行いながら、第一の結晶成長を以下の方法で行った。Si添加n型GaAs基板26の昇温開始後、AsH3をSi添加n型GaAs基板26上に供給開始し、基板温度が750℃に安定するまでの間AsH3を基板上に供給し、基板温度が安定した後、n型GaAsバッファ層27の結晶成長を開始する。
【0082】
n型GaAsバッファ層27の結晶成長ではAsH3、TMGa、SiH4を、n型AlGaAsクラッド層28の結晶成長ではAsH3、TMGa、TMAl、SiH4を、AlGaAs活性層29の結晶成長ではAsH3、TMGa、TMAlを、p型AlGaAs第一クラッド層30、p型AlGaAs第二クラッド層32の結晶成長ではAsH3、TMGa、TMAl、DEZnを、p型GaAsエッチングストップ層31、p型GaAs保護層33の結晶成長ではAsH3、TMGa、DEZnを結晶成長膜上に供給して、結晶成長を行った。
【0083】
また、n型GaAsバッファ層27、n型AlGaAsクラッド層28、AlGaAs活性層29の結晶成長時は、CH4分圧信号に基づいて、p型AlGaAs第一クラッド層30、p型AlGaAs第二クラッド層32、p型GaAsエッチングストップ層31、p型GaAs保護層33の結晶成長時は、C24分圧信号に基づいて、層厚の自動制御を行った。
【0084】
Si添加n型GaAsバッファ層27からp型GaAs保護層33まで順次積層された後に、一旦気相成長装置外に出して、p型GaAsエッチングストップ層31の上部よりストライプ状のメサ構造をなすようにエッチングを行う。エッチング後、再び気相成長装置内に基板を持ち込み、第二の結晶成長を行う前に、気相成長室内を高真空にし、ガス分圧測定を行った。
【0085】
この時、基板搬送に伴う水・酸素の気相成長室内への持ち込みが無いか、又、装置異常が無いかを確認した。その後、気相成長室内に水素を供給して、気相成長室内圧力は76Torrとし、ガス分圧測定を行いながら、第二の結晶成長を以下の方法で行った。
【0086】
再成長基板の昇温開始後、AsH3、DEZnを再成長基板上に供給開始し、基板温度が640℃に安定するまでの間AsH3、DEZnを基板上に供給し、基板温度が安定した後、n型AlGaAs電流ブロック層34の結晶成長を開始する。n型AlGaAs電流ブロック層34、n型GaAs電流ブロック層35、p型GaAs平坦化層36の結晶成長では、AsH3、TMGa、TMAl、SiH4又はDEZnを結晶成長膜上に供給して、結晶成長を行った。
【0087】
また、n型AlGaAs電流ブロック層34、n型GaAs電流ブロック層35の結晶成長時は、CH4分圧信号に基づいて、p型GaAs平坦化層36の結晶成長時は、C24分圧信号に基づいて、層厚の自動制御を行った。
【0088】
以上の方法によって得られた本発明の半導体レーザ素子の層厚をSEM測定にて行った。その結果、各層厚は設定通りになっており、再現性は非常に良好である。
【0089】
また、本発明の半導体レーザ素子内の酸素不純物濃度をSIMSにて測定した結果、全ての層で検出下限以下となっている。また、本発明の半導体レーザ素子は層厚以外の諸特性でも再現性が良く、また従来方法による半導体レーザ素子と比較すると、歩留まりが飛躍的に向上した。また、信頼性においても、60℃、35mWの信頼性試験においても5000時間以上安定に走行しており、このことから、高品質で高信頼性である半導体レーザ素子が安定して作成可能となることがわかる。
【0090】
(実施例5)
本実施例では、本発明の気相成長装置及び気相成長方法を用いた発光ダイオードの作製を行った。本実施例で用いる気相成長装置は、実施例1と同じである。
【0091】
図9は実施例5の発光ダイオード素子の断面図である。Si添加n型GaAs基板40上に、Si添加n型AlInPクラッド層41、AlGaInP活性層42、p型AlInPクラッド層43、p型GaP電流拡散層44が順次積層される。p型GaP電流拡散層44の上にはp側金属電極45、Si添加n型GaAs基板上にはn側金属電極46が蒸着されている。
【0092】
上記発光ダイオード素子の41〜44の各層は、Ga原料としてトリメチルガリウム(TMGa)、Al原料としてトリメチルアルミニウム(TMAl)、ln原料としてトリメチルインジウム(TMIn)、As原料としてアルシン(AsH3)、P原料としてホスフィン(PH3)、n型不純物であるSi原料としてシラン(SiH4)、p型不純物あるZn原料としてジエチルジンク(DEZn)を用いた。
【0093】
まず、Si添加n型GaAs基板40搬送後、第一の結晶成長を行う前に、気相成長室内を高真空にし、ガス分圧測定を行った。この時、基板搬送に伴う水・酸素の気相成長室内への持ち込みが無いか、又、装置異常が無いかを確認した。その後、気相成長室内に水素を供給して、気相成長室内圧力は76Torrとし、ガス分圧測定を行いながら、結晶成長を以下の方法で行った。
【0094】
Si添加n型GaAs基板の昇温開始後、AsH3をSi添加n型GaAs基板40上に供給開始し、基板温度が770℃に安定するまでの間AsH3を基板上に供給し、基板温度が安定した後、Si添加n型AlInPクラッド層41の結晶成長を開始する。
【0095】
Si添加n型AlInPクラッド層41、AlGaInP活性層42、p型AlInPクラッド層43、p型GaP電流拡散層44の結晶成長では、AsH3、TMGa、TMAl、TMIn、SiH4又はDEZnを結晶成長膜上に供給して、結晶成長を行った。
【0096】
また、Si添加n型AlInPクラッド層41、AlGaInP活性層42の結晶成長時は、CH4分圧信号に基づいて、p型AlInPクラッド層43、p型GaP電流拡散層44の結晶成長時は、C24分圧信号に基づいて、層厚の自動制御を行った。以上の方法によって得られた本発明の発光ダイオードの各層厚は設定通りになっており、再現性は非常に良好である。
【0097】
また、本発明の発光ダイオード素子内の酸素不純物濃度をSIMSにて測定した結果、全ての層で検出下限以下となっており、また、発光ダイオード素子の輝度が飛躍的に向上しており、このことから、高品質で高輝度である発光ダイオードが作成可能となることがわかる。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明は、結晶成長を行う気相成長室と、該気相成長室内のガス分圧をモニターする分圧測定装置と、該気相成長室内の圧力を制御する手段と、有機金属化合物を含む原料ガスの供給を制御する手段とを有する有機金属気相成長装置において、前記気相成長室と前記分圧測定装置の間に中間室を設けると共に、該中間室を排気する真空排気手段を設置し、且つ、該中間室の圧力を制御する手段を設けているので、結晶成長開始前に、気相成長室内のガス分圧測定を行い、気相成長室内に残留している酸素及び水等の不純物のチェックを行った後に、結晶成長を行う事が可能となり、高品質なIII−V族化合物半導体結晶膜を安定して作製することが可能となる。
【0099】
又、結晶成長中に、気相成長室内のガス分圧測定を行うことにより酸素・水の結晶成長膜への混入原因が判り、MOCVD装置への対応が迅速にできる。また、本発明は、結晶成長中の過程で、気相成長室内の質量数16(CH)、質量数28(C)の分圧測定を行いながら、結晶成長を行うので、気相成長室内に供給された有機金属化合物から分解及び反応した質量数16(CH)、質量数28(C)の分圧変動からIII−V族化合物半導体結晶膜の成長速度の変動を結晶成長中に把握し、III−V族化合物半導体結晶膜の成長速度を微調整及び変更することが可能となるため、III−V族化合物半導体結晶膜の成長速度が安定したIII−V族化合物半導体結晶膜の形成が可能となる。
【0100】
その結果、半導体レーザ、LED等の半導体発光素子の特性向上及び安定生産に寄与するところが非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有機金属気相成長装置を示す模式図である。
【図2】従来の有機金属気相成長装置を示す模式図である。
【図3】実施例1の気相成長室内の結晶成長前後での分圧測定結果を示す図である。
【図4】実施例1の気相成長室内のアンドープAlGaAs結晶成長後での分圧測定結果を示す図である。
【図5】実施例1の気相成長室内のn型AlGaAs結晶成長後での分圧測定結果を示す図である。
【図6】実施例1の気相成長室内のp型AlGaAs結晶成長後での分圧測定結果を示す図である。
【図7】実施例2の結晶成長中での分圧測定結果を示す図である。
【図8】実施例4の半導体レーザ素子の断面図である。
【図9】実施例5の発光ダイオード素子の断面図である。
【符号の説明】
1…気相成長室、
2…基板、
3…抵抗加熱器、
4…熱電対、
5…気相成長室内圧力センサー、
6…V族供給ライン、
7…n型ドーパント供給ライン、
8…p型ドーパント供給ライン、
9…III族原料供給ライン、
10…V族原料貯蔵タンク、
11…n型ドーパント貯蔵タンク、
12…p型ドーパント貯蔵タンク、
13…III族原料貯蔵タンク、
14…三方バルブ、
15…マスフローコントローラ(MFC)、
16…フローチャネル、
17…プロセスポンプ、
18…スロットルバルブ、
19…細管、
20…可変バルブ、
21…可変スリット、
22…中間室、
23…分圧測定装置、
24…中間室内圧力センサー、
25…ターボ分子ポンプ、
26,40…Si添加n型GaAs基板、
27…n型GaAsバッファ層、
28…n型AlGaAsクラッド層、
29…AlGaAs活性層、
30…p型AlGaAs第一クラッド層、
31…p型GaAsエッチングストップ層、
32…p型AlGaAs第二クラッド層、
33…p型GaAs保護層、
34…n型AlGaAs電流ブロック層、
35…n型GaAs電流ブロック層、
36…p型GaAs平坦化層、
37…p型GaAsコンタクト層、
38,45…p側金属電極、
39,46…n側金属電極、
41…Si添加n型AlInPクラッド層、
42…AlGaInP活性層、
43…p型AlInPクラッド層、
44…p型GaP電流拡散層

Claims (5)

  1. 結晶成長を行う気相成長室と、該気相成長室内の圧力を制御する手段と、有機金属化合物を含む原料ガスの供給を制御する手段とを有する有機金属気相成長装置において、
    四重極質量分析器を設け、前記気相成長室と前記四重極質量分析器の間に中間室を設けると共に、該中間室を排気する真空排気手段を設置し、且つ、該中間室の圧力を制御する手段を設けることを特徴とする有機金属気相成長装置。
  2. 前記中間室の圧力を制御する手段として、前記気相成長室と前記中間室の間に、複数の可変バルブおよび可変スリットを有することを特徴とする請求項1記載の有機金属気相成長装置。
  3. 前記複数の可変バルブおよび可変スリットは、前記中間室の圧力が一定となるように制御されることを特徴とする請求項2記載の有機金属気相成長装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の有機金属気相成長装置を用いた成長方法において、
    結晶成長中の過程で、気相成長室内の質量数16(CH)、質量数28(C)のガス分圧測定を四重極質量分析器にて行い、
    前記四重極質量分析器からの質量数16(CH)、質量数28(C)のガス分圧信号に基づき、メチル基含有III族原料ガスの供給を制御しながら、III−V族化合物半導体の結晶成長を行うことを特徴とする有機金属気相成長方法。
  5. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の有機金属気相成長装置を用いた成長方法において、
    結晶成長中の過程で、気相成長室内の質量数16(CH)、質量数28(C)のガス分圧測定を四重極質量分析器にて行い、
    前記四重極質量分析器からの質量数16(CH)、質量数28(C)のガス分圧信号に基づき、エチル基含有III族原料ガスの供給を制御しながら、III−V族化合物半導体の結晶成長を行うことを特徴とする有機金属気相成長方法。
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