JP3533981B2 - ねじ込み杭の施工方法 - Google Patents
ねじ込み杭の施工方法Info
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Description
方法に係り、さらに詳しくは、鋼管杭やコンクリート杭
の如き既成杭の先端部又はその近傍に取付けた翼を利用
し、杭体を回転させることにより翼のねじ作用によって
地中に貫入するようにしたねじ込み杭の施工方法に関す
るものである。
えることにより、先端部近傍に取付けた翼のねじ作用に
より鋼管杭を埋設する方法は、従来から種々提案されて
おり、その一部は小径の鋼管杭を対象としたものではあ
るが実用化されている。以下、本発明に関連すると思わ
れる従来の技術について説明する。
杭の埋設方法は、オーガーで支持層に達する深さの縦孔
を掘削した後、その縦孔の先端部にセメントミルクを注
入し、セメントミルクが固化する前に、先端部の周囲に
ほぼ半周分を一単位とし、回転方向に対して互いに位相
をずらせて多重に形成された螺旋状の張り出し翼を有す
る杭を回転させながら挿入し、この杭を縦孔内に定着さ
せるようにしたものである(従来技術1)。
載された回転圧入式鋼管杭は、鋼製円筒体の下部に、上
下方向に延長する押込用傾斜前面を有する刃を設けると
共に、その傾斜前面の下端部から円筒体回転方向の後方
に向って斜めに上昇する傾斜ブレードを固定して環状の
ドリルヘッドを構成し、そのドリルヘッドの上端部に鋼
管杭の下端部を取付けたものである(従来技術2)。
方法は、杭を建て込む前にあらかじめ地盤に削孔するた
め、社会的な問題となっている残土が発生する。また、
杭を建て込むと、縦孔内に充満しているセメントミルク
があふれ出るため、建設排土が発生するばかりでなく、
建設現場の環境も悪化するという問題がある。さらに、
セメントミルクが注入された縦孔内に杭を建込む際、回
転トルクは小さいが、セメントミルクが固化する前に杭
を建て込まなくてはならないため、長尺杭の場合、施工
管理が困難となる。
傾斜ブレードの幅が狭く、鋼製円筒体の先端部の内外に
僅かに突出する構造のため、施工時の回転トルクは小さ
いが、回転貫入のための推進力が小さいため貫入能率が
悪く、また、傾斜ブレードを大きな地盤支持力の支持体
として期待することはできない。また、いずれの場合
も、杭頭部の外周に複数の突出部を設け、この突出部に
電動モータ等で回転する回転部材を係止させて杭を回転
させるようにしているので大きなトルクを必要であり、
また、突出部に局部的に大きな応力が発生することがあ
った。
れたもので、回転トルクを低減して強固な地盤まで杭体
をねじ込みにより埋設することができ、併せて翼を利用
して大きな先端支持力を得ることのできるねじ込み杭の
施工方法を提供することを目的とするものである。
の施工方法は、先端部又は外周に翼を有する鋼管杭を回
転して前記翼のねじ作用により該鋼管杭を地盤中に貫入
する施工方法において、前記鋼管杭の胴部に回転貫入装
置を着脱自在に装着し、該回転貫入装置により前記鋼管
杭をロックしたのち回転して該鋼管杭を地盤中に貫入
し、該鋼管杭が所定の深さまで貫入したときはロックを
解除して前記回転貫入装置を上昇させたのち前記鋼管杭
を再びロックし、該鋼管杭を地盤中に貫入するようにし
たものである。
は、鋼管杭の胴部に回転貫入装置を着脱自在に装着する
と共に、前記鋼管杭内にオーガーを挿入してその先端部
を該鋼管杭の先端部から突出させ、前記回転貫入装置に
より鋼管杭に回転力を与えると共に前記オーガーに地中
の全範囲又は所定範囲において回転力を与え、前記オー
ガーのオーガーヘッドにより前記鋼管杭の先端部近傍を
掘削軟化させて該鋼管杭を地盤中に貫入し、該鋼管杭が
所定の深さに達したときは前記回転貫入装置を鋼管杭か
ら取外すと共に、前記オーガーを引上げるようにしたも
のである。また、上記の鋼管杭内に挿入したオーガーの
鋼管杭の内径より小径のオーガーヘッドを鋼管杭の先端
部から該鋼管杭の外径又はそれ以下の長さで突出させ
た。
性流動物を噴射させて前記オーガーヘッドにより掘削軟
化した土砂と撹拌混合し、同時に前記鋼管杭を地中に貫
入して該鋼管杭が所定の深さに達したときは前記回転貫
入装置を鋼管杭から取外すと共に前記オーガーを引上
げ、少なくとも前記翼の周辺の土砂又は翼の周辺の土砂
を固化させるようにした。
実施の形態1を説明するための模式図である。図におい
て、1は鋼管杭、コンクリート杭の如き既成杭(以下、
杭体という)で、先端部又は外周には翼10が設けられ
ている。20はベースマシンの如き施工機械で、前面側
には鉛直方向にリーダー21が設けられている。30は
杭体1の外周(以下、胴部という)を把持してロックす
る把持部、この把持部を回転させる回転駆動部等からな
り、施工機械20のリーダー21に取付けられて杭体1
を地中にねじ込み貫入する杭体1の回転貫入装置であ
る。
又は先端部のやや上方の外周には翼10が取付けられて
いる。この翼10は、例えば図3に示すように、中心部
に杭体1の外径Dとほぼ等しい径D2 の穴12を有し、
外径D1 が杭体1の外径Dより大きい(例えば、D1 =
2D)ドーナツ状の円形鋼板11(又は楕円形鋼板)を
2分割して形成した平板状の鋼製翼13a,13bを、
杭体1の先端部外周又はそれよりやや上方に、始端部と
終端部の高さの差(ピッチ)がPになるように同方向に
連続して溶接により取付けて、全体としてほぼ螺旋状の
翼10を構成したものである。
って、翼10の外径)は、施工の経験から、一般に、杭
体1の外径Dの1.5〜2.5倍程度が望ましく、ま
た、ピッチPは、杭体1の外径Dの0.05〜0.50
倍程度が望ましい。なお、これらは、以下の例でも同様
である。
図4のA−A断面図である。図において、31は把持部
で、32は中心部に杭体1が挿通される挿通穴33を備
えた回転部材、34は回転部材32の下面に設けた複数
の把持用油圧ジャッキである。36は各把持用油圧ジャ
ッキ34のアクチュエータ35に取付けられた固定部材
で、その先端部は杭体1の外径に対応した円弧状に形成
されている。37は中心部に杭体1が挿通される挿通穴
38が設けられ、把持用油圧ジャッキ34の下部に取付
けられた基板である。
けられた貫入用油圧ジャッキ、42は貫入用油圧ジャッ
キ40のアクチュエータ41に連結された電動モータの
如き回転駆動装置で、歯車等(図示せず)により回転部
材32に連結され、その回転を回転部材32に伝達する
ようになっている。なお、貫入用油圧ジャッキ40のア
クチュエータ41のストロークは、例えば、1〜3m程
度に選ばれている。
おいて、図4及び図5の状態では、杭体1は、回転部材
32の挿通穴33、固定部材36の間及び基板37の挿
通穴38に上下に移動自在に挿通されている。このと
き、把持用油圧ジャッキ34のアクチュエータ35は後
退しており、杭体1と固定部材36との間には、図5に
示すように、すき間gが形成されている。
ッキ34のアクチュエータ35を前進させると、これに
取付けた固定部材36が杭体1の胴部を強く締付けて挾
持し、ロックする。把持用油圧ジャッキ34のアクチュ
エータ35を後退させれば、固定部材36が杭体1から
離れ、ロックは解除される。このように、把持部31の
把持用油圧ジャッキ34のアクチュエータ35を後退又
は前進させることにより、杭体1をロックし又はロック
を解除することができる。
の作用を説明する。先ず、貫入用油圧ジャッキ40のア
クチュエータ41を最後退させると共に、把持用油圧ジ
ャッキ34のアクチュエータ35を後退させておき、把
持部31の回転部材32の挿通穴33、固定部材36の
間及び基板37の挿通穴38に、施工機械20に吊下げ
られた杭体1を挿入する。
ュエータ35を前進させて、固定部材36により杭体1
の胴部を強く把持し、ロックする。このときの把持位置
は、状況によって異なるが、一般に、杭体1の先端部か
ら貫入用油圧ジャッキ40のアクチュエータ41のスト
ロークにほぼ対応した高さ位置とする。この状態で、図
7に示すように、回転駆動装置42により、把持部31
及びこれにロックされた杭体1を回転させながら、貫入
用油圧ジャッキ40のアクチュエータ41を前進させ
る。これにより、杭体1は翼10のねじ作用により地中
にねじ込まれる。
ュエータ41のストロークに対応した深さ、又は所望の
深さまで貫入されたときは、回転駆動装置42を停止
し、把持用油圧ジャッキ34のアクチュエータ35を後
退させて固定部材36による杭体1のロックを解除し、
図8に示すように、貫入用油圧ジャッキ40のアクチュ
エータ41を後退させて、把持部31を杭体1に沿って
上昇させる。
し、回転駆動装置42で把持部31を回転させながら貫
入用油圧ジャッキ40のアクチュエータ41を前進させ
て、杭体1を地中にねじ込み貫入する。このような動作
を繰り返えすことにより、翼10のねじ作用により長い
(例えば、数十m)杭体1を地中にねじ込んで埋設す
る。
説明したが、固定部材36の内壁面(杭体1に接する
面)に凹凸などを設ければ、杭体1との摩擦力が大きく
なって、より確実に杭体1を把持し、ロックすることが
できる。また、把持部31、回転駆動装置42、貫入用
油圧ジャッキ40、把持用油圧ジャッキ34などは図示
のものに限定するものではなく、杭体1の胴部を自在に
ロック又は解除し、かつ、把持部31等を回転させなが
ら下降しうるものであれば、他の手段を用いてもよい。
形態によれば、杭体1の胴部を施工機械20に設けた回
転貫入装置30により把持し、杭体1を回転させながら
圧下して翼10のねじ作用により地中にねじ込んで埋設
するようにしたので、杭頭部に設けた回転部材及び電動
モータ等で杭体を回転させて地中にねじ込み貫入する従
来の施工方法に比べて、コストを低減できるばかりでな
く、杭体1の回転トルクを軽減でき、かつ、杭体1を安
定して地中にねじ込み貫入することができる。また、施
工機械20に杭体1の回転による偏位やねじれなどの大
きな負担をかけることもない。
態2を説明するための模式図である。本実施の形態は、
実施の形態1と同様の回転貫入装置を有する杭体の施工
方法において、杭体内にオーガーを挿入し、杭体のねじ
込みに先行して杭体の先端部近傍の地盤を掘削軟化する
ようにしたものである。なお、図において、1は中空の
杭体、20は杭体1の施工機械、30は杭体1の胴部に
着脱自在に取付けられた回転貫入装置、55は杭体1内
に挿入されたオーガー、56はオーガーヘッド、57は
オーガー55の回転装置である。
図10及び図11により説明する。なお、図10、図1
1には施工機械20は省略してある。先ず、図10
(a)に示すように、杭体1内に杭体1より長いオーガ
ー55を挿入する。なお、軟弱地盤に杭体1を貫入する
場合は、杭体1を地中に貫入し、先端部が支持層の近傍
に達したときに杭体1内にオーガー55を挿入してもよ
い。
20に搭載した回転装置57に連結する。このとき、オ
ーガー55の先端部は、図10(a)に示すように、杭
体1の先端部から突出するが、その突出長は、杭体1の
外径Dとほぼ等しいか、又はそれ以下であることが望ま
しい。
1を把持し、例えば、回転駆動装置により杭体1を正方
向に、回転装置57によりオーガー55を反対方向に回
転させる。なお、杭体1とオーガー55を同方向に回転
させてもよい。これにより、図10(b)に示すよう
に、オーガー55は杭体1に先行して先端部近傍の地盤
を掘削軟化し、杭体1は翼10のねじ作用により地盤中
に貫入される。このとき、杭体1の先端部近傍の土砂
は、主として翼10の作用により翼10の上方の杭体1
の外周部に移動し、一部の土砂はオーガー55により杭
体1内に取り込まれる。なお、オーガー55により杭体
1内に取り込まれる土砂の量は、杭体1の先端開口部の
大きさやオーガー55の寸法、形状等によって異なるた
め、これらを調整することにより土砂が杭体1から溢れ
ないようにすることができる。
で翼10に先行して地盤を掘削軟化させるために、杭体
1の回転に必要なトルクは、オーガー55を使用しない
場合に比べて大幅に減少する。また、杭体1とオーガー
55の回転を逆方向にすれば、施工機械20に作用する
回転貫入装置30及び回転装置57からの反力も、両者
のトルクの差による反力になるため、大幅に減少する。
なお、オーガー55による掘削軟化を必要としない程度
の軟弱地盤に杭体1を貫入させる場合は、オーガー55
を杭体1の先端部から突出させないで回転を停止し、杭
体1の先端部が支持層の近傍に達したときにオーガー5
5を突出させて、回転するようにしてもよい。こうすれ
ば、杭体1内への土砂の侵入を抑制することができる。
場合は、適宜継杭して前述の要領で回転装置57により
オーガー55を回転して地盤を掘削軟化すると共に、回
転貫入装置30により杭体1を貫入する。そして、杭体
1の先端部が支持層に達したときは、杭体1及びオーガ
ー55の回転を停止する。なお、打ち止め近くではオー
ガー55による掘削を中止し、杭体1のみの貫入にした
方が先端支持力を大きく発揮することができる。
1から回転貫入装置30を取外し、杭体1を地中に残置
した状態でオーガー55を反対方向に回転させながら回
転装置57を上昇させれば、オーガー55は杭体1から
引上げられ、杭体1は地中に埋設されて、施工は終了す
る。
は、杭体1内に挿入したオーガー55により杭先端部近
傍の地盤を先行して掘削軟化すると共に、杭体1の胴部
に着脱自在に取付けた回転貫入装置30により杭体1を
回転するようにしたので、杭体1を回転するためのトル
クを大幅に軽減することができ、これにより、杭体1の
貫入能率が向上し、併せて回転貫入装置30や施工機械
20を小型化することができる。また、杭体1に作用す
るねじりモーメントが小さいため、肉厚の薄い鋼管杭や
コンクリート杭にも適用することができる。さらに、杭
頭でのねじ込みが困難とされていた外径が600mmを
超える大径の杭体にも適用することができる。
対方向に回転させれば、それぞれのトルクが打ち消し合
って、施工機械20に作用する反力を低減することがで
き、そのため、施工機械20を小型化しても安定性を確
保することができる。
で、オーガー55の先端部より上方に、その外径が杭体
1の内径より若干小径で鋼製の土砂止め板58を設けた
ものである。本例によれば、オーガー55により掘削軟
化された土砂の杭体1内への侵入が土砂止め板58によ
り抑止されるため、掘削軟化された土砂が杭体1の外周
に移動して杭体1の周辺の地盤を圧縮し、周面摩擦力を
向上させることができ、また、これにより、杭体1の上
部から土砂が溢れるおそれがない。なお、杭体1は先端
部のトルクが大きいため、周面摩擦が上昇しても杭体1
の貫入には支障がない。
すもので、杭体1内に挿入されて先端部から突出したオ
ーガー55の先端部に、地上からの操作によって拡大で
きる構造のオーガーヘッド56を設けたものである。こ
の場合、オーガーヘッド56の拡大範囲は、杭体1の外
径以上で、かつ、翼10の外径以内であることが望まし
い。
様であるが、オーガーヘッド56は、オーガー55を杭
体1内に挿入して杭先端部から突出させたのち最初から
拡大してもよく、あるいは、オーガー55の先端部が支
持層の近傍に達したときに拡大してもよい。杭体1の埋
設が終了したときは、オーガーヘッド56を縮小して元
の状態に戻し、杭体1を地中に残置してオーガー55を
引上げる。本例においても上記と同様の効果が得られる
が、さらにオーガー55により土砂を掘削軟化する範囲
が広くなるため、杭体1を回転させるためのトルクをよ
り小さくすることができる。
形態3を説明するための模式図である。なお、実施の形
態2と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略
する。本実施の形態は、実施の形態2におけるオーガー
の先端部から、所望の範囲に硬化性流動物を噴出させて
掘削軟化した土砂と撹拌混合し、同時に杭体を地盤中に
ねじ込み、杭体が所定の深さに達したときはオーガーを
引上げ、少なくとも翼の周辺の土砂を固化させるように
したものである。
ントミルクや地盤固化用薬液などの硬化性流動物を先端
部へ圧送するための貫通穴59が設けられており、先端
部に設けたオーガーヘッド56には、この硬化性流動物
を噴出する噴出口59aが形成されている(図15参
照)。60は例えばセメントミルクや地盤固化用薬液な
どの硬化性流動物のプラント(以下、硬化材プラントと
いう)で、オーガー55aに設けた貫通穴59はホース
61により回転自在に連結されている。
説明する。先ず、図15(a)に示すように、硬化材プ
ラント60のホース61をオーガー55aの貫通穴59
に回転自在の継手(図示せず)を介して連結する。つい
で、実施の形態2の場合と同様に、例えば杭体1を回転
貫入装置30により正方向に、また、オーガー55aを
回転装置57により反対方向に回転し、先端部近傍の地
盤を掘削軟化させながら、杭体1を地中に貫入する。
15(b)に示すように、硬化材プラント60を駆動
し、ホース61を介してオーガー55aの貫通穴59に
硬化性流動物62を圧送して先端部に設けた噴出口59
aから噴出させ、オーガーヘッド56及び翼10の回転
により軟化した土砂と撹拌して混合させる。このとき、
杭体1とオーガー55aの回転方向を反対にすれば、硬
化性流動物62と土砂はよりよく撹拌され、均一性の高
い混合物63となる。硬化性流動物62の噴出区間は、
設計上必要な杭体1の周面摩擦に応じて決定されるもの
で、杭頭部から杭先端部までの全区間でもよいし、翼1
0の近傍だけでもよい。
とオーガーヘッド56とにより支持層近傍を十分撹拌し
て土砂と硬化性流動物とをよく混合したのち、杭体1及
びオーガー55aの回転を停止する。ついで、杭体1か
ら回転貫入装置30を取外し、オーガー55aを上昇さ
せて杭体1から引上げれば、杭体1は地中に埋設されて
施工は終了する。
様の効果が得られると共に、オーガー55aの先端部か
ら噴出される硬化性流動物と土砂が撹拌混合されて、翼
10及びオーガー55aによって乱された地盤が固化さ
れるために、より大きな先端支持力を発揮することがで
きる。
に設けた翼10の他の例を示すものである。図16,図
17の例は、図17に示すように(図17は説明を容易
にするため、杭体1の上下を逆にしてある)、杭体1の
先端部を2分割して段差部2a,2bを設け、一方の段
差部2aの下端部から他方の段差部2bの上端部に達す
るほぼレ字状の取付部3aを設けると共に、他方の段差
部2bの下端部から一方の段差部2aの上端部に達する
ほぼレ字状の取付部3bを設け、図3で説明した鋼製翼
13a,13bを、図16に示すように、同じ高さで交
差させて取付部3a,3bに溶接により取付けて翼10
を構成したものである。
ある。なお、杭体1の先端部に高さPの1個の段差部を
設けて連続した螺旋状の取付部を形成し、この取付部に
鋼製翼13a,13bを連続して取付けて、ほぼ螺旋状
の翼10を構成してもよい。
に、中心部に杭体1の外径Dとほぼ等しい径D2 の穴1
2を有し、外径D1 が杭体1の外径Dより大きいドーナ
ツ状の円形鋼板11(又は楕円形鋼板)の一か所を穴1
2から外周まで切断し、これをピッチPの螺旋状に曲げ
加工して形成したほぼ一巻の螺旋状翼14を、図18に
示すように、溶接等により杭体1の外周に取付けたもの
である。なお、杭体1の先端部に高さPの1個の段差部
を設けて連続した螺旋状の取付部を形成し、この取付部
に螺旋状翼14を取付けて螺旋状の翼10を構成しても
よい。
て説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、
翼の形状・構造、数、取付位置、取付手段等は適宜変更
することができる。
先端部又は外周に翼を有する鋼管杭を回転して前記翼の
ねじ作用により該鋼管杭を地盤中に貫入する施工方法に
おいて、前記鋼管杭の胴部に回転貫入装置を着脱自在に
装着し、該回転貫入装置により前記鋼管杭をロックした
のち回転して該鋼管杭を地中に貫入し、該鋼管杭が所定
の深さまで貫入したときはロックを解除して前記回転貫
入装置を上昇させたのち前記鋼管杭を再びロックし、該
鋼管杭を地盤中に貫入するようにしたので、従来の施工
方法に比べてコストを低減できるばかりでなく、鋼管杭
の回転トルクを軽減することができ、鋼管杭を安定して
地中に貫入することができる。また、施工機械に鋼管杭
の回転によるねじれなどの大きな負担をかけることもな
い。
は、鋼管杭の胴部に回転貫入装置を着脱自在に装着する
と共に、前記鋼管杭内にオーガーを挿入してその先端部
を該鋼管杭の先端部から突出させ、前記回転貫入装置に
より鋼管杭に回転力を与えると共に前記オーガーに地中
の全範囲又は所定の範囲において回転力を与え、前記オ
ーガーのオーガーヘッドにより前記鋼管杭の先端部近傍
を掘削軟化させて該鋼管杭を地盤中に貫入し、該鋼管杭
が所定の深さに達したときは前記回転貫入装置を杭体か
ら取外すと共に、前記オーガーを引上げるようにしたの
で、上記の効果に併せてねじ込み杭の貫入効率が向上
し、回転トルクをさらに低減することができ、その上大
きな先端支持力を得ることができる。また、杭体とオー
ガーの回転を反対方向にすれば、施工機械に偏心やねじ
れが作用することもない。
流動物を噴射させて前記オーガーヘッドにより掘削軟化
した土砂と撹拌混合し、同時に前記鋼管杭を地中に貫入
して該鋼管杭が所定の深さに達したときは前記回転貫入
装置を鋼管杭から取外すと共に前記オーガーを引上げ、
少なくとも前記翼の周辺の土砂を固化させるようにした
ので、上記の各効果に併せて、さらに大きな先端支持力
を得ることができる。
である。
である。
る。
である。
図である。
である。
である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 先端部又は外周に翼を有する鋼管杭を回
転して前記翼のねじ作用により該鋼管杭を地盤中に貫入
する施工方法において、 前記鋼管杭の胴部に回転貫入装置を着脱自在に装着し、
該回転貫入装置により前記鋼管杭をロックしたのち回転
して該鋼管杭を地盤中に貫入し、該鋼管杭が所定の深さ
まで貫入したときはロックを解除して前記回転貫入装置
を上昇させたのち前記鋼管杭を再びロックし、該鋼管杭
を地盤中に貫入することを特徴とするねじ込み杭の施工
方法。 - 【請求項2】 先端部又は外周に翼を有する鋼管杭を回
転して前記翼のねじ作用により該鋼管杭を地盤中に貫入
する施工方法において、 前記鋼管杭の胴部に回転貫入装置を着脱自在に装着する
と共に、前記鋼管杭内にオーガーを挿入してその先端部
を該鋼管杭の先端部から突出させ、前記回転貫入装置に
より鋼管杭に回転力を与えると共に前記オーガーに地中
の全範囲又は所定範囲において回転力を与え、前記オー
ガーのオーガーヘッドにより前記鋼管杭の先端部近傍を
掘削軟化させて該鋼管杭を地盤中に貫入し、該鋼管杭が
所定の深さに達したときは前記回転貫入装置を鋼管杭か
ら取外すと共に、前記オーガーを引上げることを特徴と
するねじ込み杭の施工方法。 - 【請求項3】 先端部又は外周に翼を有する鋼管杭を回
転して前記翼のねじ作用により該鋼管杭を地盤中に貫入
する施工方法において、 前記鋼管杭の胴部に回転貫入装置を着脱自在に装着する
と共に、前記鋼管杭内にオーガーを挿入して前記鋼管杭
の内径より小径のオーガーヘッドを該鋼管杭の先端部か
ら該鋼管杭の外径又はそれ以下の長さで突出させ、前記
回転貫入装置により鋼管杭に回転力を与えると共に前記
オーガーに地中の全範囲又は所定範囲において回転力を
与え、前記オーガーヘッドにより前記鋼管杭の先端部近
傍を掘削軟化させて該鋼管杭を地盤中に貫入し、該鋼管
杭が所定の深さに達したときは前記回転貫入装置を鋼管
杭から取外すと共に、前記オーガーを引上げることを特
徴とするねじ込み杭の施工方法。 - 【請求項4】 前記オーガーの先端部から硬化性流動物
を噴射させて前記オーガーヘッドにより掘削軟化した土
砂と撹拌混合し、同時に前記鋼管杭を地中に貫入して該
鋼管杭が所定の深さに達したときは前記回転貫入装置を
鋼管杭から取外すと共に前記オーガーを引上げ、少なく
とも前記翼の周辺の土砂を固化させることを特徴とする
請求項2又は3記載のねじ込み杭の施工方法。 - 【請求項5】 前記オーガーの先端部から硬化性流動物
を噴射させてオーガーヘッドにより掘削軟化した土砂と
撹拌混合し、同時に前記鋼管杭を地中に貫入して該鋼管
杭が所定の深さに達したときは前記回転貫入装置を鋼管
杭から取外すと共に前記オーガーを引上げ、前記翼の周
辺の土砂を固化させることを特徴とする請求項2又は3
記載のねじ込み杭の施工方法。
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| JP07701099A JP3533981B2 (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | ねじ込み杭の施工方法 |
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