JP3528971B2 - 無菌充填装置 - Google Patents
無菌充填装置Info
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Description
さらに詳しくは、チャンバー内および該チャンバー内に
供給される容器を極めて効率良く殺菌することができて
充分に殺菌されたチャンバー内で充分に殺菌された容器
内に例えばマーガリン等の内容物を衛生的に充填するこ
とのできる無菌充填装置に関する。 【0002】 【従来の技術】たとえば紙容器、プラスチック容器等に
食料品等の内容物を充填する方法として、充填内容物と
容器とを、予めそれぞれ別個に最適条件で殺菌し、無菌
充填装置により無菌条件下で内容物を容器に充填密封す
る無菌充填法が注目されている。 【0003】そして、この無菌充填装置は、通常、チャ
ンバーで囲まれ、該チャンバー内には無菌エアーが供給
されて陽圧状態に保たれている。ところで、上記のチャ
ンバー内が殺菌状態にないと、無菌条件下で内容物を容
器に充填密封することができなくなるので、無菌充填を
開始する前に無菌充填機の充填ノズル等を殺菌すると共
にチャンバー内も充分に殺菌しておく必要がある。ま
た、このチャンバー内で内容物が充填される容器につい
ても該チャンバー内で充分に殺菌する必要がある。 【0004】このため従来の無菌充填装置においては、
たとえば過酸化水素水溶液等の液体殺菌剤を二流体ノズ
ルによりチャンバー内に噴霧する手段、チャンバー内で
液体殺菌剤をガス化させて生成する殺菌剤ガスを該チャ
ンバー内に充満させる手段等が用いられていた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、過酸化
水素水溶液等の液体殺菌剤を二流体ノズルによりチャン
バー内に噴霧する手段を用いてなる無菌充填装置におい
ては、チャンバー内に付着する殺菌剤の液滴が大きく、
この液滴を完全に乾燥・除去するためだけに大容量ヒー
ターと多大なエネルギーを必要とするので、設備面およ
びエネルギー面で効率が悪いという問題があった。しか
も、前記二流体ノズルの前方に障害物が存在する場合に
は、該障害物の陰になる箇所には殺菌剤が行き渡らなく
なるため多数のノズルが必要になり、装置が複雑化する
という問題もあった。 【0006】一方、チャンバー内に殺菌剤ガスを充満さ
せて放置する方法によりチャンバー内の殺菌処理を行う
タイプの従来の無菌充填装置においては、通常、10時
間以上放置しないと充分な殺菌効果が得られないため、
処理時間の点で効率が悪いという問題があった。 【0007】本発明は上記の事情に基づいてなされたも
のであり、本発明の目的は、チャンバー内および容器を
充分に殺菌することが可能であって、充分に殺菌された
チャンバー内で充分に殺菌された容器に内容物を衛生的
にしかも極めて効率良く充填することができる無菌充填
装置を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、殺菌剤ミスト発生装置(7)によりチャ
ンバー(6)内の殺菌を行った後、過熱蒸気殺菌手段
(3)及び紫外線殺菌手段(4)によりチャンバー
(6)内で容器(81)の殺菌を行い内容物を充填する
無菌充填装置において、上記殺菌剤ミスト発生装置
(7)が、液状の殺菌剤を供給する殺菌剤供給部(7
2)と、この殺菌剤供給部(72)から供給された液状
の殺菌剤を加熱手段(73)により沸点以上の温度に加
熱して気化させる気化部(74)を備え、上記チャンバ
ー(6)が、上記気化部(74)で気化した殺菌剤をチ
ャンバー(6)内に吹き出し、チャンバー(6)内の空
気中で凝縮させて殺菌剤ミスト(85)とする殺菌剤ミ
スト吹き出し口(71)と、チャンバー(6)内で拡散
・充満した殺菌剤ミスト(85)に流れを形成させる空
気吹き出し手段(55)と、流れを形成した殺菌剤ミス
ト(85)を排出する排気口(8b)とを備えた無菌充
填装置を採用する。 【0009】 【作用】本発明の無菌充填装置は、チャンバー内に殺菌
剤ミスト発生装置の殺菌剤ミスト吹き出し口が設けられ
ている。この殺菌剤ミスト吹き出し口から殺菌剤ミスト
が緩やかにチャンバー内に吹き付けられ、容器供給装置
と、容器搬送手段と、過熱蒸気殺菌手段と、紫外線殺菌
手段と、充填機とを備えるチャンバー内の隅々にまで殺
菌剤ミストが均一に付着し、チャンバー内は短時間のう
ちに効率良く殺菌される。また、殺菌剤ミストの径は極
めて小さいことから、殺菌剤ミストの乾燥・除去には多
大なエネルギーを必要としない。しかも、殺菌剤ミスト
の放置時間は、数分間程度であるため、殺菌剤ガスを充
満させて放置する従来の殺菌法に比較して極めて短時間
のうちにチャンバー内の殺菌が終了するとともに、充填
に供される容器は過熱蒸気殺菌手段から供給される過熱
蒸気、すなわち温度が100℃を超える蒸気により通常
は90℃前後に達し、殺菌される。また、同容器にはチ
ャンバー内に設けられた紫外線殺菌装置により紫外線が
照射され、この紫外線によっても殺菌される。したがっ
て、本発明の無菌充填装置においては、充分に殺菌され
たチャンバー内で充分に殺菌された容器内への内容物の
充填が行われる。 【0010】 【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本実施例の無菌充填装置を示す概
略説明図である。 【0011】図1に示すように、この無菌充填装置は、
容器供給装置1と、容器搬送手段2と、過熱蒸気殺菌手
段3と、紫外線殺菌手段4と、充填機5とをチャンバー
6内に備えるとともに、チャンバー6内には殺菌剤ミス
ト発生装置7の殺菌剤ミスト吹き出し口が設けられてい
る。 【0012】さらに具体的には、図1に示すように、空
の容器81を供給する容器供給装置1の容器取り入れ口
10および製品搬出口11を除いた部分はチャンバー6
により覆われている。また、チャンバー6には、給気口
8aおよび排気口8bが設けられ、このチャンバー6内
は無菌化雰囲気が損なわれないように陽圧となってい
る。なお、図1において、12はチャンバー排出部であ
る。 【0013】図1に示すように、容器供給装置1は、空
の容器81を取り入れる容器取り入れ口10およびチャ
ンバー6内に容器81を供給する容器供給口13を備え
る。さらに本実施例の装置における容器供給装置1にお
いては、容器81の周縁に形成されているフランジに当
接して容器81を吊り下げた状態でそれぞれが回転する
ことにより所定間隔毎に容器81を容器搬送手段2上に
供給するフランジ支持スクリュー14が設けられてい
る。 【0014】容器搬送手段2は、図1に示すように、駆
動スプロケット21およびガイドスプロケット22間に
チェーンコンベア23が装着されて形成されている。図
2に示すように、このチェーンコンベア23の間には容
器ホルダー24を設けてなるパレット25が該チェーン
コンベア23の移動方向に沿って順次配設されている。 【0015】過熱蒸気殺菌手段3は、温度が100℃を
超える蒸気、いわゆる過熱蒸気(スーパースチーム)を
チャンバー6内の容器搬送手段2上に供給された空の容
器81に吹き付けて該容器81を殺菌する。具体的に
は、図1に示すように、チャンバー6内に設けられた過
熱蒸気吹付ノズル31から熱風エアーと水蒸気とが混合
された過熱蒸気を容器81に吹き付ける。ここで、過熱
蒸気吹付ノズル31にはいずれも図示しない熱風エアー
発生装置および蒸気吸引ブロアが接続され、また各過熱
蒸気吹付ノズル31には蒸気量調節装置が設けられてい
る。なお、図1において、90はチャンバー6内で容器
81の表面に水滴が付着するのを防止するためのプレヒ
ータである。 【0016】図1に示すように、紫外線殺菌手段4は紫
外線殺菌ランプ41からなり、この紫外線殺菌ランプ4
1により容器搬送手段2上の空の容器81に向けて紫外
線が照射され、該容器81の表面が殺菌される。 【0017】なお、本実施例の無菌充填装置において
は、容器供給装置1側から容器81の搬送方向(図1
中、矢印で示す)に沿って過熱蒸気殺菌手段3、紫外線
殺菌手段4の順に配置されているが、この順序に制限は
なく、紫外線殺菌手段4、過熱蒸気殺菌手段3の順に配
置されていてもよい。 【0018】図1に示すように、充填機5は、充填内容
物の貯溜タンク51および充填ノズル52を備え、貯溜
タンク51内の充填内容物は所定量づつ充填ノズル52
から容器81内に充填される。なお、図1において、1
01は容器リフトであり、該器搬リフトにより、容器搬
送手段2を構成する容器ホルダー24に保持された空の
容器81は充填内容物の充填時に充填ノズル52の方向
に持ち上げられる。 【0019】図1に示すように、充填機5により充填内
容物が充填された充填済容器82は、容器搬送手段2に
より中蓋供給装置9の直下に搬送される。この中蓋供給
装置9は、中蓋をバキュームにより保持するとともに所
定位置で中蓋の保持を解除して充填済容器82の開口部
に中蓋を載置する中蓋ホルダー91と該中蓋ホルダー9
1に保持された中蓋に紫外線を照射して該中蓋を殺菌す
る中蓋殺菌装置92とを備えている。ここで、中蓋殺菌
装置92は紫外線照射器93により構成されている。中
蓋ホルダー91は中蓋供給口94から供給された中蓋を
保持したまま回転し、この中蓋ホルダー91に保持され
たたままの中蓋には紫外線照射器93から紫外線が照射
されて中蓋の殺菌が行われる。なお、図1において、9
5は充填済容器82の開口部に載置された中蓋を押しつ
ける中蓋押え機構であり、102および103はそれぞ
れ充填済容器82を中蓋供給装置9、中蓋押え機構95
の方向に持ち上げる容器リフトである。また、通常、中
蓋は予め例えばエチレンオキサイドガス(EOG)によ
る滅菌処理がなされた状態でチャンバー6内に供給され
る。 【0020】図1に示すように、本実施例の無菌充填装
置は、さらにシール機構16および外蓋供給装置17を
備える。シール機構10は加熱部16aを有し、中蓋供
給装置9において充填済容器82の開口部に載置される
とともに中蓋押え機構95により充填内容物に密着させ
られた中蓋の周縁部を充填済容器82の周縁部にヒート
シールする。このとき、充填済容器82は容器リフト1
04により容器搬送手段2の容器ホルダー24から持ち
上げられる。 【0021】外蓋供給装置17は外蓋供給口17aから
供給された外蓋を、中蓋がシールされた充填済容器82
に被せる外蓋排出口17bを備え、この充填済容器82
に被せられた外蓋は外蓋装填機構18により充填済容器
82に装着される。ここで、外蓋は前記の中蓋と同様に
例えばエチレンオキサイドガス(EOG)による滅菌処
理がなされた状態でチャンバー6内に供給される。な
お、図1において、105は容器リフトである。外蓋が
装着された充填済容器82は製品コンベアにより製品搬
出口11から搬出される。 【0022】殺菌剤ミスト発生装置7は、図1に示すよ
うに、チャンバー6において容器供給装置1のガイドス
プロケット22側に設けられ、殺菌剤ミスト吹き出し口
71はチャンバー6内に設けられている。なお、本実施
例の無菌充填装置は、この殺菌剤ミスト発生装置7を1
基備えるものであるが、必要に応じて複数の殺菌剤ミス
ト発生装置7を備えることも可能である。 【0023】図1に示すように、この殺菌剤ミスト発生
装置7は、液状の殺菌剤を供給する殺菌剤供給部72
と、この殺菌剤供給部72から供給された液状の殺菌剤
を加熱手段73により沸点以上の温度に加熱して気化さ
せる気化部74を備える。 【0024】図3はこの殺菌剤ミスト発生装置7の一例
の詳細を示す説明図である。図3に示すように、殺菌剤
供給部72を構成する供給部本体72aには、従来の二
流体スプレーと類似のものが用いられている。この供給
部本体72aにはエクステンションパイプ75を介して
ノズル72bが接続されている。これは、気化部74を
形成する気化管74aからの熱が該気化管74aの上部
を閉塞しているアルミ製プラグ76およびノズル72b
を介して供給部本体72aに伝達され、供給部本体72
aが加熱されるのを防止するためである。気化管74a
は、たとえばアスベストリボンからなる外筒77と、気
化管74aの内壁を形成するサニタリパイプからなる内
筒78と、外筒77および内筒78の間に設けられたリ
ボンヒータで形成された加熱手段73とからなる。気化
管74aの下端には気化した液体殺菌剤、たとえば過酸
化水素水溶液、過酢酸水溶液およびこれらの混合液等の
蒸気が噴射されるノズル79が接続されている。なお、
図3中、111は液状殺菌剤入口、112は圧縮空気を
供給する噴霧用空気入口である。 【0025】気化管74aにおいては、気化を平均化す
るために温度の低い場所、温度の下がり易い場所を生じ
ないことが重要であり、そのためには気化管74aの全
長にわたって加熱手段73、例えばリボンヒータが設け
られている。また、供給部本体72aにエクステンショ
ンパイプ75を介して接続されているノズル72bから
例えば過酸化水素水溶液等の液体殺菌剤が噴射されると
きに管内に圧が加わらないように気化管74aの径は充
分に大きく設定され、しかも管内で気化した液体殺菌剤
が抜け易いように気化管74aは垂直に伸び、管の内面
は平滑に形成されている。 【0026】この殺菌剤ミスト発生装置7において、殺
菌剤供給部72から供給された例えば過酸化水素水溶液
等の液状の殺菌剤は、加熱手段73を備える気化管74
aで沸点以上の温度に加熱されて完全に気化し、気化し
た殺菌剤が殺菌剤ミスト吹き出し口71からチャンバー
6内に吹き出されると、チャンバー6内の空気中で凝縮
されて微細な殺菌剤ミスト85となってチャンバー6内
に拡散・充満する。 【0027】この殺菌剤ミストをチャンバー6内でより
効率良く拡散・充満させるためには、拡散のための補助
手段を設けることが好ましい。具体的には、図1に示す
ように、チャンバー6内において、たとえば、ガイドス
プロケット22の上方、中蓋供給装置9の直下、さらに
は給排気口8aの上方および給排気口8b上方等に圧縮
空気吹き出しノズル55を設け、殺菌剤ミスト85発生
後に圧縮空気を吹き出させることにより、さらに効率良
くチャンバー6内に殺菌剤ミスト85を拡散・充満させ
ることができる。また、圧縮空気吹き出しノズル55に
代えてファン(図示せず)を数箇所に設け、チャンバー
6内に殺菌剤ミスト85の流れを形成させることも可能
である。ただし、その場合、チャンバー6内における殺
菌剤ミスト85の滞留時間(給排気を停止している時
間)が長くなると、ファンの羽根における殺菌剤ミスト
85の付着量が増加し、その結果、ファンの羽根から殺
菌剤のいわゆるボタ落ちが発生し易くなって殺菌剤の乾
燥・除去を行なう必要が生じることがある。 【0028】殺菌剤ミスト85をチャンバー6内で所定
時間滞留させた後においては、たとえば図1に示すよう
に、チャンバー6内に設けられた陽圧エアーノズル57
から無菌エアーを供給することにより、排気口8bから
殺菌剤ミスト85を排出するとともに、チャンバー6内
を陽圧状態に保つことができる。なお、一連の殺菌過程
において、排出口8bを適宜に閉じることによって効率
的な殺菌剤ミスト85の流れを生じさせることが可能で
ある。これによりチャンバー6内における殺菌剤ミスト
85の充分な拡散がなされれば、多数の殺菌剤ミスト発
生装置を必要としない。したがって、殺菌剤ミスト85
をチャンバー6内で効率良く拡散させるための補助手段
としては、チャンバー6内の適当な箇所に圧縮空気吹き
出しノズル55を設けるとともに、排出口8bの位置を
考慮し、チャンバー6内に殺菌剤ミスト85の流れが生
じるように構成することが好ましい。なお、図1には、
たとえばマーガリン容器等の浅底容器を供給する無菌充
填装置を示したが、この無菌充填装置はこのような容器
を供給するものに限らず、たとえばパウチ用無菌充填装
置、カートン用無菌充填装置等、チャンバー機構を備え
る全ての無菌充填装置に利用可能であり、配管内殺菌も
可能である。また、たとえばグローブ・ボックス等の実
験設備にも利用可能である。 ◎実験例 次に本発明の無菌充填機における殺菌効果の確認テスト
について説明する。 【0029】枯草菌芽胞を1ピースにつき104 個の割
合で付着させた生物学的インジケータを図1に示した本
実施例の無菌充填装置における容器搬送手段2上に載置
し、搬送速度約0.12m/秒で図1の矢印方向に間欠
的に搬送した。このとき、過熱蒸気吹付ノズル31から
過熱蒸気を吹き付け、また、紫外線殺菌ランプ41から
は殺菌線照度27mW/cm2 の紫外線を照射するとと
もに、気化部温度250℃に設定した殺菌剤ミスト発生
装置7の殺菌剤供給口72から35%過酸化水素水を供
給液圧0.2kg/cm2 で供給することにより、温度
25℃のチャンバー6内に過酸化水素ミストを90秒間
吹き込んだ。次いで、90秒間給排気を停止して滞留さ
せた後、吹出し温度25℃(室温)で40分間乾燥させ
た。 【0030】その後、前記の生物学的インジケータを回
収して菌培養を行なったところ、枯草菌芽胞は全て殺菌
されていることが確認された。なお、チャンバー6内は
前記の乾燥開始後、15分間で充分な乾燥状態が得られ
たが、チャンバー6内への吹出し温度を約80℃に加熱
すれば乾燥時間を5分間に短縮することができた。 【0031】本発明によれば、殺菌剤ミスト発生装置に
よりチャンバー内の殺菌を行った後、過熱蒸気殺菌手段
及び紫外線殺菌手段によりチャンバー内で容器の殺菌を
行い内容物を充填する無菌充填装置において、殺菌剤ミ
スト発生装置が、液状の殺菌剤を供給する殺菌剤供給部
と、この殺菌剤供給部から供給された液状の殺菌剤を加
熱手段により沸点以上の温度に加熱して気化させる気化
部を備え、チャンバーが、気化部で気化した殺菌剤をチ
ャンバー内に吹き出し、チャンバー内の空気中で凝縮さ
せて殺菌剤ミストとする殺菌剤ミスト吹き出し口と、チ
ャンバー内で拡散・充満した殺菌剤ミストに流れを形成
させる空気吹き出し手段と、流れを形成した殺菌剤ミス
トを排出する排気口とを備えたものであるから、内容物
の充填に先立つチャンバー内の殺菌において、殺菌剤の
ボタ落ちや付着ムラ等を生じることなく微細な殺菌剤ミ
ストをチャンバー内の隅々まで行き渡らせ、その後チャ
ンバー外に排出することができる。従って、チャンバー
内を適正に殺菌することができると共に、チャンバー内
に殺菌剤が残留しないようにすることができ、殺菌剤の
乾燥・除去に時間とエネルギーを多く必要とせず、効率
良くチャンバー内を殺菌することができる。また、チャ
ンバー内から殺菌剤ミストを除去した上で無菌充填を開
始し、しかも容器の殺菌を過熱蒸気殺菌手段および紫外
線殺菌手段により行うので、容器内の殺菌剤の混入や残
留を防止することができる。
である。 【図2】本発明の無菌充填装置における容器搬送手段の
一部を示す説明図である。 【図3】本発明の無菌充填装置における殺菌剤ミスト発
生装置の一例を示す説明図である。 【符号の説明】 1…容器供給装置 2…容器搬送手段 3…過熱蒸気殺菌手段 4…紫外線殺菌手段 5…充填機 6…チャンバー 7…殺菌剤ミスト発生装置 71…殺菌剤ミスト吹き出し口
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 殺菌剤ミスト発生装置(7)によりチャ
ンバー(6)内の殺菌を行った後、過熱蒸気殺菌手段
(3)及び紫外線殺菌手段(4)によりチャンバー
(6)内で容器(81)の殺菌を行い内容物を充填する
無菌充填装置において、上記殺菌剤ミスト発生装置
(7)が、液状の殺菌剤を供給する殺菌剤供給部(7
2)と、この殺菌剤供給部(72)から供給された液状
の殺菌剤を加熱手段(73)により沸点以上の温度に加
熱して気化させる気化部(74)を備え、上記チャンバ
ー(6)が、上記気化部(74)で気化した殺菌剤をチ
ャンバー(6)内に吹き出し、チャンバー(6)内の空
気中で凝縮させて殺菌剤ミスト(85)とする殺菌剤ミ
スト吹き出し口(71)と、チャンバー(6)内で拡散
・充満した殺菌剤ミスト(85)に流れを形成させる空
気吹き出し手段(55)と、流れを形成した殺菌剤ミス
ト(85)を排出する排気口(8b)とを備えたことを
特徴とする無菌充填装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00468192A JP3528971B2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 無菌充填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00468192A JP3528971B2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 無菌充填装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05193627A JPH05193627A (ja) | 1993-08-03 |
| JP3528971B2 true JP3528971B2 (ja) | 2004-05-24 |
Family
ID=11590638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00468192A Expired - Lifetime JP3528971B2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 無菌充填装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3528971B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024501169A (ja) * | 2020-12-07 | 2024-01-11 | サバン ベンチャーズ ピーティーワイ リミテッド | 環境汚染除去 |
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-
1992
- 1992-01-14 JP JP00468192A patent/JP3528971B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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| JPH05193627A (ja) | 1993-08-03 |
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