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JP3508942B2 - 接触子及びそれを有する接触モジュール - Google Patents

接触子及びそれを有する接触モジュール

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JP3508942B2
JP3508942B2 JP35534093A JP35534093A JP3508942B2 JP 3508942 B2 JP3508942 B2 JP 3508942B2 JP 35534093 A JP35534093 A JP 35534093A JP 35534093 A JP35534093 A JP 35534093A JP 3508942 B2 JP3508942 B2 JP 3508942B2
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気コネクタ用接触子、
特にインタポーザ構造に好適な電気接触子及びそれを有
する接触モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術と解決すべき課題】基板等の電気構成要素
の小型化、高密度化の今日の潮流は、電気構成要素に使
用される接触子の信頼性の要求を増大させつつある。
【0003】代表例として最新の超音波診断装置は変換
器を有するベースユニット内の電子装置と接続するコネ
クタシステムを有し、変換器は患者の身体とインタフェ
ースする。かかるコネクタシステムは、一般的には変換
器からベースユニットに信号を伝送し、分析及び情報処
理する電気インタフェースを有する。レーダー装置、一
般的なコンピュータ装置等の最も複雑な装置も同様なイ
ンタフェースを有するであろう。
【0004】外部のデータ源及び電子装置の間のエラー
のないデータ通信を達成するために、コネクタは高密度
の接触子に適合するよう設計されていた。その結果、コ
ネクタを通過するデータの流れが高周波数且つ高速度で
より増加した。かかるコネクタ及びコネクタシステムの
例は米国特許第4,699,593号、同4,927,369号及び同4,64
7,124号に開示されている。
【0005】かかるコネクタにおいて、2つの電気構成
要素、代表的には2枚の印刷回路基板が、インタポーザ
構造体を具える、時にランドグリッドコンタクトアレー
と称される接触子のシステムによって相互接続される。
このタイプのコネクタは電子部品に接続された状態で永
久に組み立てられたままなので、通常「ワンショット」
コネクタと称され、接続及び分離の繰り返しには適用さ
れない。
【0006】代表的なインポーザ構造体は、電気接触子
を収容する収容室を有する絶縁ハウジングを具える。接
触子は、インタポーザ構造体の両端面から突出する接触
面を有する。
【0007】例えば米国特許第4,927,369 号で説明され
る接触子は、回転対称に配置された、1対の同形で輪形
状の接触ばねを有し、湾曲部により互いに連結されてい
る。インタポーザ構造体は、使用にあたって2個の電気
構成要素の間に配置される。電気構成要素及びインタポ
ーザ構造体の接触面は、相対的に相手の方に向って移動
する。電気構成要素の接触パッドがインタポーザ構造体
の接触子の接触面と当接すると、接触子の接触ばねが当
接する方向への移動を妨げる。このため、各接触パッド
及びインタポーザ構造体の接触子の各接触面の間の接触
点には必要な接触力が生ずる。接触パッドの各表面によ
り作用する接触力は略等しく、また、前掲の他の特許に
開示されたインタポーザ構造体の接触子についても同様
である。
【0008】上述の通り、従来のインタポーザ構造体の
接触子は接続及び分離の繰り返しに耐えるように設計さ
れていない。そこで、本発明は、1つの電気構成要素と
固定されていると共に別の電気構成要素と接続及び分離
可能なインタポーザ構造体に使用されうる接触子におい
て、多数の接続及び分離サイクルに耐えられる接触子を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の接触子は、第1
電気構成要素と弾性的に接触する第1接触部と、前記第
1電気構成要素と対向する第2電気構成要素と弾性的に
接触する第2接触部と、前記第1及び第2接触部を連結
する連結部とを具備し、前記第1接触部、接触の際の
変形に対する抵抗が前記第2接触部より小さくなるよう
に寸法が選定されており、単一の金属板を打ち抜いて形
成された略平坦状をなす接触子において、前記連結部
は、前記第1及び第2接触部間を該第1及び第2接触部
の変形方向に略直交する方向に延びて該第1及び第2接
触部が互いに独立して作用する分断手段を構成すること
を特徴とする。
【0010】また、本発明の接触モジュールは、第1電
気構成要素と弾性的に接触する第1接触部、前記第1電
気構成要素と対向する第2電気構成要素と弾性的に接触
する第2接触部、及び前記第1及び第2接触部を連結す
る連結部を具備し、前記第1接触部、接触の際の変形
に対する抵抗が前記第2接触部より小さくなるように寸
法が選定されており、単一の金属板を打ち抜いて形成さ
れた略平坦状をなす複数の接触子と、前記連結部を保持
して前記複数の接触子を収容する絶縁ハウジングとを具
備する接触モジュールにおいて、前記各接触子の前記連
結部は、前記第1及び第2接触部間を該第1及び第2接
触部の変形方向に略直交する方向に延びて該第1及び第
2接触部が互いに独立して作用する分断手段を構成する
と共に、単一の前記絶縁ハウジング内に圧入係合により
保持されていることを特徴とする。
【0011】対向する電気構成要素のうちの一方と接続
及び分離を繰り返すインタポーザ構造体に第1接触部が
位置する場合、接触変形に対する第1接触部の抵抗が小
さいので、第1接触部の有効寿命は過度に短くならな
い。一方、他方の電気構成要素はインタポーザ構造体に
固定されているので、他方の電気構成要素がインタポー
ザ構造体と接続する際に、第2接触部は1回の接触変形
を受けるのみである。接続及び分離の繰り返しの必要性
から一方の電気構成要素上のパッドが金めっきされるよ
うに、第1接触部の接触面が通常金めっきされるので、
第1接触部の接触変形に対する低い抵抗は通常十分な接
触力を与える。
【0012】第1及び第2接触部は互いに機械的に隔絶
されて配置されるのが好ましい。これにより、第2接触
部の接触の変形に対する抵抗は第1接触部の抵抗に影響
を与えないからである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明の一実施例の接触子
の正面図である。図2は、図1の接触子の斜視図であ
る。
【0014】図1及び図2において、本発明の一実施例
である電気接触子300 は、第1電気構成要素上の、例え
ば導電接触パッド等の導電体と電気的接続する第1接触
部301 を有する。ここで使用する「電気構成要素」とい
う用語は、電気信号を受信又は通過するいかなる装置
(デバイス)をも含むものとする。また、接触子300
は、第2電気構成要素上の、例えば導電接触パッド等の
導電体と電気的接続する第2接触部302 を有する。接触
部301 、302 は、以下に詳述するように互いに反対向き
に配置され、互いに相手に向って撓む。
【0015】接触部は、電気構成要素の導電体の寸法及
び形状に基本的には依存するが、寸法及び形状を変更す
ることもできる。各電気構成要素は、略平坦な印刷配線
基板であってもよい。接続する導電体は、印刷配線基板
の表面上の接触パッドである。第1接触部301 は、第1
印刷配線基板上のパッドと接触する円弧状接触面304を
有する鼻部303 を有することが好ましい。同様に、第2
接触部302 は、第2印刷配線基板上のパッドと接触する
円弧状接触面306 を有する鼻部305 を有することが好ま
しい。ここで使用する「印刷配線基板(PWB)」とい
う用語は、データ信号を伝送する略平坦部を含む電気構
成要素を指す。従って、ここで使用する「印刷配線基
板」即ちPWBの用語は、電気信号を一つの場所から他
の場所に伝送する、例えば印刷回路基板(PCB)や他
の電気構成要素も含むものとする。接触子300 は、第1
及び第2の接触部301 、302 を電気的に接続する手段
と、第1接触部301 には第1のばね偏倚量を与え且つ第
2接触部302 には第2のばね偏倚量を与えるばね偏倚手
段とを有する。このばね偏倚手段は接触部に「接続抵
抗」を与える。ここで使用する「接続抵抗」は、接触子
が電気構成要素と接続する際に生ずる、接触部の変位に
対する抵抗を指す。接続変位に対する抵抗は、一般的に
接触部の接触力に対応する。必要とされる接触力のレベ
ルは、接触効率によって大きく変動する。一般的には電
気構成要素の導電体の材質に依存して変動する。
【0016】図示の接触部301 、302 は反対向きなの
で、接触部の変位は一般的に互いに相手の方へ向く。あ
る場合には、第1接触部301 の接続変形に対する抵抗量
が第2接触部302 の接続変形に対する抵抗量に依存する
ことが非常に望ましいことが判明した。この様に、ばね
偏倚手段は接触子の寿命を最長にする第1の接続抵抗を
与えることができる。例えば、第1接触部301 は、金め
っき又は「AMP DURAGOLD」(AMP社の商標)めっきさ
れた導電面間の法線方向の比較的低い接触力下で第1電
気構成要素の分離可能な面、即ち接続する面と電気的に
接続する。従って、導電体に対して80gfの低接触力で高
効率な接触が得られる。しかし、第2接触部302 は第2
電気構成要素と電気的に接続し、錫めっき又は鉛錫めっ
き等が施された接続面間に比較的高い接触力で接続す
る。かかる接続面と効果的に接触するには、実使用中に
おいては接続及び分離の際よりむしろ組み立ての際のコ
ネクタ配置で、最小で約100gf 好ましくは約200gf の接
触力が一般的に必要である。
【0017】一実施例によれば、接続抵抗ばね偏倚手段
は、第1接触部301 に接続された第1ばね部307 及び第
2接触部302 に接続された第2ばね部308 を具える。ま
た、第1及び第2ばね部307 、308 は1以上の湾曲部30
9 に接続されている。ばね部及び湾曲部が導電材料で形
成されている接触子においては、接続抵抗ばね偏倚手段
307 、308 も第1及び第2接触部を電気的に接続する、
本実施例での湾曲部309 を具えることが好ましい。
【0018】第1ばね部307 は、湾曲部309 の第1端に
接続された内側ばねアーム310 及び第1接触部301 に接
続された外側ばねアーム311 を有する。内側ばねアーム
310及び外側ばねアーム311 は、ばね湾曲手段312 の形
をとる第1弾性接続手段により接続される。ばね湾曲手
段312 は、接触子300 が電気構成要素と接続する際に通
常生ずるように、外側ばねアーム311 が内側ばねアーム
310 に向って弾性変形する。図示のように湾曲部312
は、内側ばねアーム310 及び外側ばねアーム311の間に
少なくとも円弧部の一部分が存在する略U字状片を有す
る。このように、外側ばねアーム311 は内側ばねアーム
310 と略対向しており、接続変形する際に内側ばねアー
ム310 の方に向って移動する。
【0019】第2ばね部308は、同様に湾曲部309に接続
された内側ばねアーム313及び第2接触部302に接続され
た外側ばねアーム314を有する。内側ばねアーム313及び
外側ばねアーム314は、ばね湾曲部315の形をとる第2弾
性接続手段により接続される。ばね湾曲部315は、接触
子300が電気構成要素と接続する際に通常生ずるよう
に、外側ばねアーム314が内側ばねアーム313に向かって
弾性変形する。図示のように湾曲部315もまた内側ばね
アーム313及び外側ばねアーム314の間に少なくとも円弧
部の一部分が存在する略U字状片を有する。このよう
に、外側ばねアーム314は内側ばねアーム313と略対向し
ており、接続変形する際に内側ばねアーム313の方に向
って移動する。
【0020】接続抵抗ばね偏倚手段は、第1湾曲部312
及び第2湾曲部315 を具える。第1湾曲部312 は、内側
アーム310 の方に向う外側アーム311 の変形に対して第
1の弾性抵抗量を与える。第2湾曲部315 は、内側アー
ム313 の方に向う外側アーム314 の変形に対して第2の
弾性抵抗量を与える。湾曲部315 のU字状片の円弧部
は、湾曲部312 のU字状片の円弧部よりも少なくとも一
次元において寸法が大きい。このように、湾曲部315 は
変形の方向に対して略直角な方向に幅があり、この幅は
湾曲部312 の同方向の幅より大きい。
【0021】図2及び図8に示されるように、接触子30
0 は、単一の金属板を打ち抜いたものであり、略平坦で
ある。接触部301 、302 は、接続変形の際には接触子30
0 の略面内で移動する。
【0022】接触部301 、302 は接続完了の際にそれぞ
れが弾性変形し、必要な接触圧力が生ずる。少なくとも
2段階の接触圧力を有する接触子を容易に得るために
は、第2接触部302 の弾性動作から第1接触部301 の弾
性動作を分断する手段を具えるべきであることが判明し
た。これは即ち、ばね湾曲部315 がばね湾曲部312 から
独立して作用するための手段を具えることが望ましいの
である。かかる分断手段を具えないと、接続変形に対し
て低い弾性抵抗を有するばね湾曲部は、他のばね湾曲部
が潜在的に具える弾性抵抗を制御又は制限する傾向を持
つからである。
【0023】図1及び図7を参照して、かかる分断手段
は、非弾性並進運動に対して少なくとも第2接触部302
を支持する手段を具える。支持手段は、本実施例では湾
曲部309 間で接続され、接触部301 、302 の変形方向に
略直交する方向に延びる支持アーム317 を有する。以下
に詳述されるように、支持アーム317 は絶縁ハウジング
の収容室の内壁と機械的に係合する。このように、支持
アーム317 は、非弾性並進運動に対して少なくとも第2
接触部302 を支持することができる。
【0024】上述したように、高いサイクル寿命の接触
子がある応用例では最も望ましい。ここで使用する「サ
イクル」という用語は、接続及び分離の間、接触部及び
ばね湾曲部が受ける作動のサイクルを指す。従って、
「サイクル寿命」は、接触子又は接触子の一部分が故障
することなく耐えることができる平均のサイクル数を意
味する。接触子300 は、約15000 サイクルから約50000
サイクルまでのサイクル寿命を有する。
【0025】接触子300 は、使用の際に捩れ破壊を防ぐ
ためのスタビライズ手段を含む。かかるスタビライス手
段は、支持アーム317 の両端から接触部の変形方向に略
平行に細長のスタビライザアーム318 、319 を具え、接
触子300 に高サイクル寿命をもたらす。
【0026】接触子300 は、電気構成要素上の接触パッ
ドに作動接続するように配置された多数の接触子を有す
るインタポーザ型のコネクタに特に使用される。接触子
300は、かかるインタポーザコネクタ装置の多様性に対
応して使用可能である。
【0027】図3は、図1の接触子を受容する接触モジ
ュールの斜視図である。図4は、図3の接触モジュール
の平面図である。図5は、図3の接触モジュールの正面
図である。図3乃至図5に示されるように、インタポー
ザコネクタ装置は絶縁ハウジング320 を有する接触モジ
ュール200'を有する。ハウジング320 は第1接続面321
及び第2接続面322 を有する。これらの接続面321 、32
2 は、互いに略平行な略平坦な面である。ハウジング32
0 にはそれぞれ接触子300 を収容する複数の収容室323
が形成されている。図3及び図5にはハウジングの開口
から突出する接触子300 のうちの1個が図示されてい
る。
【0028】図6は、図1の接触子がモジュールの収容
室内に収容された状態を示す部分断面図である。各収容
室323 は第1接続面321 に第1開口324 を画定する。接
触モジュールが電気構成要素と接続する前に、第1接触
部301 の接触面304 は開口324 から突出し、ハウジング
320 の第1接続面321 に対して高位置に保たれる。同様
に、各収容室323 は第2接続面322 により長い第2開口
325 を画定する。第2接触部302 の接触面306 は開口32
5 から突出し、ハウジング320 の第2接続面322 に対し
て高位置に保たれる。ハウジング320 はかかる収容室32
3 を複数具え、図3及び図4に示されるように好ましく
は平行に2列に接近して配置される。
【0029】接触モジュール200'の組立方法を説明す
る。ハウジング320 は、例えば流動性プラスチック樹脂
材料から成形される。各接触子300 は、ハウジングの開
口325から各収容室323 に挿入される。各収容室323
は、図6及び図8に示されるように側壁327 及び端壁32
8 、329 により画定される。各端壁328 、329 には、第
1接触部301 が第1接触面321 の開口324 から突出でき
るように肩部330 が形成されている。しかし、肩部330
は、支持手段317 が開口324 の方に並進移動するのを機
械的に防止し、精密に位置決めするストッパとして作用
する。
【0030】接触子300 は、1枚の導電材料から例えば
打ち抜きによって一体的に形成されるのが好ましい。こ
の打ち抜き工程により、単一の接触子又は一連の接触子
のスタビライザアーム318 、319 の端部に折れ易い部
分、即ちスナップバー(図示せず)を形成することが好
ましい。このスナップバーの形成により、接触子を収容
室323 に挿入する作業が容易になる。接触子300 を収容
室323 に挿入した後、スナップバーは公知手法で除去す
る。第2接続面322 を含む各側壁327 の縁部にはプラス
チック材料の隆起部331 (図6参照)が形成されてい
る。隆起部331 は側壁327 上に位置するので、接触子30
0 を収容室323 に挿入することを妨げない。しかし、ス
ナップバーが除去された後、隆起部331 を平坦にする。
好ましくは、隆起部331 のプラスチック材料を加熱して
第2接触面322 と同じ高さにする。この加熱により、収
容室323 に対する入口を横断するエンボス331 A(図7
参照)を形成し、接触子が収容室323 の開口325 から外
へ不用意に移動することを防止する手段となる。
【0031】図7は、第1及び第2の電気構成要素が接
触モジュールと接続する前の状態を示す部分断面図であ
る。図8は、図7の線8−8に沿った断面図である。図
9は、接触モジュールが第1及び第2の電気構成要素と
接続した状態を示す、図7と同様の断面図である。第1
電気構成要素30及び第2電気構成要素の接続はいかなる
順序で進行してもよい。即ち、第1電気構成要素30又は
第2電気構成要素210のいずれか一方が接触モジュール2
00'と最初に接続され、残りが続いて接続されてもよ
い。または、各電気構成要素が同時に接触モジュールに
接続されてもよい。但し、好ましい接続工程を以下に説
明する。
【0032】好ましい接続工程においては、印刷配線基
板(PWB)である電気構成要素210 は最初にコネクタ
モジュールハウジング320 と並べられる。この結果、ハ
ウジングの接続面322 が電気構成要素210 の表面212 と
略平行になり、電気構成要素の盛り上った接触パッド20
5 が接触子300 の第2接触部302 に整合する。電気構成
要素210 は、次にハウジング320 に接続され固定され
る。即ち、電気構成要素210 の盛り上ったパッド205
は、ハウジング320 の接続面322 と密接に接触する。
【0033】図10は、インタポーザネストを示す分解斜
視図である。図11は、インタポーザネストの部分の分解
斜視図である。図12は、第2電気構成要素及び支持板に
載置されたインタポーザネストを示す断面図である。図
13は、インタポーザネスト及び電気構成要素と共に用い
るケーブル側コネクタの枠体を示す斜視図である。各接
触子300の第2接触部302は、インタポーザネスト200
(図10乃至図12参照)の組立体上の各パッド205と係合
する。インタポーザネスト200は、図10に示されるよう
に電気構成要素210が配置された支持板にコネクタモジ
ュール200'の配列を有する。接触部302及びパッド205の
係合により、反対側の接続面321の開口324の方向に並進
付勢する力が接触子に生ずる。この初期の並進移動は、
接触子300の支持アーム317が肩部330と機械的に干渉す
るまで続く。これにより、接触子300がさらに並進移動
するのを防止する。また、肩部330及び支持アーム317の
当接による並進阻止によって、ばね湾曲部307、308を分
断する。この結果、ばね湾曲部307は、パッド205で高接
触圧力が発生しているにも拘らず、低い接触圧力で効果
的に動作できる。
【0034】接触子300 及び接触子収容室323 の寸法
は、支持アーム317 が肩部330 と密着する際に、接触モ
ジュール200'の表面322 が印刷配線基板210 の表面212
と十分に接続しないように選択される。接続操作が完了
し表面322 が表面212 と十分に接続すると、図9に示さ
れるように接続操作により生ずる応力を軽減するように
第2接触部302 が変形する。ばね湾曲部308 はこの変形
に対して弾性的に抵抗し、これによりパッド205 に垂直
な接触力が生成される。
【0035】第2接触部302 は、錫又は鉛錫合金で形成
された接触パッド205 が必要とするような比較的高い接
触力を生ずる。接触力は約200gf が望ましい。
【0036】永久固定接続が必ずしも必要でなくても、
電気構成要素210 は電気モジュールハウジング320 に略
永久に固定接続されるのが好ましい。対照的に電気構成
要素30は、ネスト200 との接続及び分離を繰り返す。電
気構成要素30は、電気構成要素210 の場合と略同様にネ
スト200 と接続される。但し、例外は、第1接触部301
が無負荷状態から変形すると、電気構成要素30の接続に
より生ずる応力がばね湾曲部307 によって軽減される点
である。その結果、ばね湾曲部307 の変形に対する抵抗
に対応する接触応力がパッド160 に生ずる。電気構成要
素30のパッド160 は、多数の接続サイクルにわたって第
1接触部と容易に接続及び分離が可能である。パッド16
0 は金めっきするのが好ましい。約80gfの接触力で十分
であるからである。加えて、接触モジュール200'に接触
子300 を組み込む際、又は電気構成要素210 にモジュー
ルハウジング320 を取り付ける際にハウジング320 の内
面332'に対してばねアーム311 を当接させることによ
り、第1接触部311 に予荷重(プリロード)を与えても
よい。
【0037】図11に示されるように、インタポーザネス
ト200 は金属製であってもよく、第1面342 から第2面
344 に延びるモジュール収容室340 の配列を有する。こ
こで、第1面342 は電気構成要素30に対応し、第2面34
4 は電気構成要素210 に対応する。各モジュール収容室
340 は非対称の形状をなし、各接触モジュールハウジン
グ320 の非対称形状と相補なってハウジング320 に方向
性を与える。各接触モジュールハウジング320 は、共通
の厚さの縁部346 、348 を具えることが好ましい。この
縁部は、接触モジュール200'を各収容室340 に挿入する
際にインタポーザネスト200 の第2面344 の隣接部に当
接する。
【0038】縁部346 、348 が第2面344 と当接するこ
とにより、接触モジュールを所定深さに精密に挿入する
ことが可能になる。モジュールハウジング320 の寸法
は、モジュール200'を収容室340 に圧入するために収容
室340 の寸法より大きい。
【0039】図12に示されるように、インタポーザネス
ト200 は、電気構成要素210 の取り付け孔352 及びその
下の支持板190 の取り付け孔354 と整合する取り付け孔
350を有する。これらの取り付け孔は、電子装置の枠体
にインタポーザネスト200 を取り付けるための固定具
(図示せず)を受容する。固定具及び取り付け孔によ
り、接触子は支持板190 に取り付けられた電気構成要素
210 に対して偏倚して配置され、インタポーザネスト20
0 の接触モジュール200'の接触子300 の第2接触部302
間に必要な接触力が生成される。接触モジュール200'の
縁部346 、348 は、インタポーザネスト200 の第2面34
4 及び電気構成要素210 の間に配置される。インタポー
ザネスト200 の取り付け孔350 の周囲にはスペーサ360
が配され、組立時に電気構成要素に対してインタポーザ
ネスト200 を離隔する。スペーサ360は、接触モジュー
ルハウジング320 の縁部346 、348 の応力を軽減する。
縁部346 、348 を設けることにより、使用中に接触モジ
ュール200'を取り外して修理又は交換することが可能に
なる。配線基板要素及びインタポーザ手段の組合わせ
は、公知のランドグリッドコンタクトアレーを構成す
る。
【0040】接触子300 の下部分及び上部分を分断する
という支持アーム317 の主効果により、接触子の上部分
は長いサイクル寿命を有する。端壁328 、329 と干渉係
合するスタビライザアーム318 、319 は、接続工程の際
に接触子をある程度まで安定化させ硬化させる。接触子
300 は、多数の接続及び分離サイクルの後であっても劣
化及び故障に対して大きな耐性を示す。各接触子300 が
特定の板厚のベリリウム銅合金等の導電板から打ち抜か
れる間、導電板は第1接触部301 をより薄くし第2接触
部302 を相対的に厚くするよう潰し加工してもよい。こ
の潰し加工により、内側アーム310 、外側アーム311 及
び湾曲部312 を例えば約0.1mm とし、内側アーム313 、
外側アーム314 及びそれらの間の湾曲部315 、及び好ま
しくは支持アーム317 及びスタビライザアーム318 、31
9 を例えば約0.15mmとする。
【0041】接触モジュール200'及びその接触子300
は、広範囲のコネクタ及び広範囲の応用例に使用するこ
とができる。特定のコネクタにおける使用例を図10乃至
図24を参照して説明する。
【0042】図13乃至図15は、支持構造体70を有するケ
ーブル側コネクタ10を示す図である。ケーブル側コネク
タ10は、印刷配線基板(この用語は印刷回路基板を含
む)である電気構成要素30を囲む絶縁ハウジング20(図
13には図示せず)を具える。電気構成要素30は、外部と
データをやりとりするためにコネクタモジュール80を受
容し、ケーブル出口75を通るケーブル225 の個別の同軸
リード線230 を終端する。
【0043】電気構成要素は、図14に示されるようにコ
ネクタモジュール80の接触部材と嵌合する複数のめっき
されたスルーホール40を有し、図18に示されるようにこ
のスルーホール40は各パッド160 に接続されている。コ
ネクタ10を支持板190 (図15参照)に固定するために、
駆動手段50が電気構成要素30の開口60を貫通して接続可
能になっている。電気構成要素の開口60は、電気構成要
素30の略中心に位置するのが好ましい。駆動手段50は、
インタポーザネスト200 に対して電気構成要素30を手動
で押圧するよう作動する。この結果、電気構成要素30の
接触パッドの配列は、インタポーザネスト200 の接触子
300 と効果的に電気接触する。
【0044】コネクタ10は、前述のとおり、インタポー
ザネスト200 と接続及び分離する。電気構成要素210
は、例えば超音波機器、エックス線機器等の外部信号源
からのデジタル信号データを処理して診断する、分析即
ち診断型の医療電気機器350 A(図22参照)と接続でき
る。外部信号源は、物理パラメータを医療機器350 Aの
コンピュータ即ちマイクロプロセッサにより処理された
電気信号に変換する、例えば超音波センサ等の電気構成
要素である。
【0045】電気構成要素30の第1側90即ち接触側は、
インタポーザネスト200 の接触子と電気接触する、外側
に露出した複数の接触面を有する。電気構成要素の第2
側100 は、ハウジング20上の固定突出部110 に取り付け
られるように配置されている。コネクタモジュール80が
めっきされたスルーホール40に挿入後、第2側100 の周
囲は固定突出部110 に当接し固定される。この結果、電
気構成要素30はコネクタ10の所定位置に保持される。
【0046】駆動手段50は、支持体70の筒状ハウジング
125 を貫通し電気構成要素30の開口60を介して回転係合
する固定胴部(シャフト)120 を具え、第1側90をイン
タポーザネスト200 に固定及び接続する。シャフト120
に形成された連結手段130 は、図15に示されるように支
持板190 から垂下するばね付勢装置240 のロック面240'
にシャフト120 を締め付ける。連結手段130 を協働する
ロック面240'に締め付けることにより、シャフト120
は、インタポーザネスト200 (図18参照) の対応する接
触子300 に電気構成要素30の第1側90の接触面を押し付
ける十分な力を与える。
【0047】図15は、電気構成要素30が固定されたコネ
クタ10を示す。電気構成要素30はインタポーザネスト20
0 と接続され、インタポーザネスト200 は支持板190 の
電気構成要素210 と接続される。図18に示されるよう
に、電気構成要素30の第1側90の複数のパッド160 は、
めっきされたスルーホール40と電気的に連結する。パッ
ド160 は、上述の手法で対応する接触子300 と電気的に
接触する。この結果、信号データは、コネクタモジュー
ル80を通過してパッド205 を介して電子装置側電気構成
要素210 に伝送される。電気構成要素210 及び支持板19
0 は、取り付けねじ180 により装置側コネクタ140 に固
定される。電気構成要素210 は、コネクタモジュール80
を通過してインタポーザネスト200 及び電気構成要素21
0 に伝送されたデータを受信及び処理する、例えば親基
板である。インタポーザネスト200は、コネクタ10の電
気構成要素30に組み込まれるか、位置決めピンにより電
気構成要素210 に固定されたままを維持されるか、又は
電気構成要素210 (又は30)に固定されないかのいずれ
かである。インタポーザネストが電気構成要素に固定さ
れない場合、パッド160 は電気構成要素210 の相互接触
面を介して電気構成要素210 と電気的に接触する。
【0048】支持板190 により取り付けねじ180 に対す
る堅牢な面が得られる。この結果、コネクタ10は、イン
タポーザネスト200 及び印刷配線基板210 を具える装置
側コネクタ140 の電気構成要素210 と緊密に接続され
る。ねじ180 は電子装置350 Aのシャーシ360 Aから支
持板190 を貫通し、シャーシ360 A(図16参照) の内面
に沿って延びる内部スタンドオフ縁210 Aの開口を貫通
する。シャーシ360 Aの外表面には外部縁200 Aが固定
されている。内部縁210 A及び外部縁200 Aは、共にケ
ーブル側コネクタ10が装置側コネクタ140 の電気構成要
素210 及びインタポーザネスト200 と接触するよう案内
される単一の枠体を形成する。外部縁200Aは、図16に
示されるように、シャーシ360 Aを貫通し外部縁200 A
の対応する開口187 に螺合するねじ185 により固定され
る。ねじ180 は、図17に示されるように、シャーシ360
Aの穴182 内に押圧される。
【0049】コネクタ10は、ハウジング70(図14参照)
に一体的に形成されたケーブル出口兼保持部74(図13参
照)をさらに具える。挟持(クランプ)部材72が保持部
74に固定可能に取り付けられ、ケーブル送給チューブ22
0 を挟持するケーブル出口75を画定する。ケーブル送給
チューブ220 は、ケーブル225 (図14及び図15参照)の
外被227 を挟持する際、多数の同軸線230 を有するケー
ブル225 を受容する。同軸線230 は、約0.08mm(AWG
40番線)の中心導体を有する極めて細い線である。ケー
ブル送給チューブ220 は、コネクタ10内の電気的な終端
に対するストレインリリーフの機能を果たす。同軸線23
0 は、各コネクタモジュール80内で信号端子及び接地端
子のそれぞれに接続される。この結果、外部信号源から
の電気信号は、コネクタモジュール80を介して電気構成
要素210 に伝送される。
【0050】コネクタ10は、極細同軸線を有する多くの
コネクタモジュールが使用される極細同軸ケーブルの応
用分野で特に有効である。ケーブル送給チューブ220
は、外被束内に同軸線230 を保持する。この結果、コネ
クタ10は、取り扱い性が向上し、入手も容易になる。ま
た、ケーブル送給チューブ220 を貫通する同軸線230 の
束は、同軸線230 が多数であることに影響されることな
く、装置側コネクタ140の操作者によりコネクタ10を容
易に接続及び分離できる。
【0051】図13、図14及び図22に示されるように、シ
ャフト120 は電気構成要素30の開口60を横断し、インタ
ポーザネスト200 、電気構成要素210 及び支持板190 に
は開口60に対応する開口が設けられている。シャフト12
0 は、ステンレス鋼等の剛性を有する材料からなる中実
のシャフトである。連結手段130 は、シャフト120 の末
端にシャフト120 と同材料で一体的に形成されるのが好
ましい。また、表面240'と協働してコネクタ10を装置側
コネクタ140 に固定する。協働する表面240'が形成され
た板は、装置側コネクタ140 の支持板190 と一体物に鋳
造されてもよいし、又はねじ等の固定手段により固定さ
れてもよい。
【0052】ケーブル側コネクタ10を装置側コネクタ14
0 に接続すると共に電気構成要素30をインタポーザネス
ト200 に固定することが望まれる場合は、シャフト120
の末端をインタポーザネスト200 、電気構成要素210 及
び支持板190 の開口に挿入し通過させることによりケー
ブル側コネクタ10を装置側コネクタ140 の初期作動位置
に載置する。次に、シャフト120 及び連結手段130 は、
シャフト120 の端近傍に一体的に形成された係合面250
(図19参照)上のハンドル245 を手動で回転させること
が好ましい。この結果、連結手段130 がシャフト120 及
び協働する表面240'を締め付け、ケーブル型コネクタ10
を装置側コネクタ140 に固定する。
【0053】一実施例によれば、係合面250 がハンドル
245 により回転すると、筒状ベアリングカバー275 内の
皿ワッシャ260 等のばね部材の組がベアリング担持体27
0 に力を伝達するように作用する。この力は、協働する
表面240 上及びコネクタの支持構造体70上で連結手段13
0 が下向きにカム係合することによって生成される。こ
れにより、パッド160 がインタポーザネスト200 の接触
子300 と電気的に接続するに十分な力でインタポーザネ
スト200 上に電気構成要素30の第1面90を押し付ける。
ハンドル245 を4分の1回軸する間に連結手段130 が協
働する表面240と係合すると、シャフト120 及びベアリ
ング担持体270 に徐々に力が印加される。その後、連結
手段130 は凹部に収容され、接続が完了する。また、皿
ワッシャ260 は、インタポーザネスト200 に印加される
一様な所望の力を与える。これにより、インタポーザネ
スト200 、支持板190 及び電気構成要素210 、30の厚さ
の変動を補償する。一方、ばね付勢装置240 について既
に説明したように、表面240'は圧縮ばねに当接し、シャ
フト120 によりインタポーザネスト200 に一様な力を印
加する。
【0054】図18は、パッド160 及びインタポーザネス
ト200 の接続状態を示す。コネクタモジュール80は、接
触ピン280 を有する端子により電気構成要素30のめっき
されたスルーホール40に電気的に接続される。接触ピン
280 は、米国特許第4,186,982 号に開示されたものでも
よく、めっきされたスルーホール40の錫めっきされた面
と導電接触する。本実施例で用いるコネクタモジュール
の製造方法は、アンプ・インコーポーレテッド技報に掲
載されたアール・ローテンバーガー及びアール・エス・
ムロクスコースキー共著の論文「高密度零挿入力極細同
軸ケーブル接続技術」(1992年) に詳述されている。
【0055】図18に示されるように、接触ピン280 は、
パッド160 と電気的に連通するスルーホール40内に固定
され、そのめっき層と導電接続される。この結果、外部
信号源から同軸線230 及びコネクタモジュール80を経て
電気構成要素30まで十分な電気的接続が得られる。電気
構成要素30がインタポーザネスト200 に固定されると、
上述の通りパッド160 がさらにインタポーザ接触子300
と電気的に連通する。また、インタポーザ接触子300
は、上述の通りインタポーザネスト200 の下面で電気構
成要素210 のパッド205 に接続される。印刷配線基板21
0 上の回路は、電気構成要素210 にデータを伝送するこ
とが可能である。この電気構成要素210 は、例えば分析
即ち診断用にデータを処理する電子装置を有する。
【0056】電気構成要素30上のパッド160 に接続され
るインタポーザ接触子300 及び電気構成要素210 上のパ
ッド205 は、データが信頼性が高い状態でコネクタ10、
40内を通過して伝送されるように十分に電気的接触しな
ければならない。このため、図6乃至図9を参照して説
明したように、接触力は接触子300 及びそれらを収容す
る収容室により確実にその適正量が得られる。しかし、
シャフト120 及びベアリング担持体270 により各パッド
160 及びインタポーザ接触子300 の接触点に印加される
力は、使用される特定のインタポーザ接触子300 で測定
(ゲージ)される。
【0057】図19乃至図24を参照する。別の実施例で
は、連結手段は協働する面240'のキー穴155 (図23及び
図24参照) に受容されるキー要素130'を具え、装置側コ
ネクタ140 の相補なう協働面と係合する。連結手段130
の他の例は、面240'に対してシャフト120 をさらに保持
するラッチピン及びキー要素130'を有する。
【0058】他の実施例と同様にシャフト120 がハンド
ル245 の手動操作によって回転すると、コネクタ10はコ
ネクタ140 に固定され、電気構成要素30はインタポーザ
ネストに固定される。連結キー要素130'は回転の際、面
240'と係合する。この面240'はキー溝を有し、連結手段
をこのキー溝に締め付ける。推圧軸受け即ち皿ワッシャ
260 を介して電気構成要素30を担持する支持構造体70上
に取り付けられるベアリング担持体を押圧する。この結
果、電気構成要素30はインタポーザネスト200に固定押
圧され、ベアリング担持体270 及びベアリングカバー27
5 は支持構造体70に一体的に固定される。作業者は、ベ
アリング担持体270 の隆起部127 に囲まれたボールプラ
ンジャ突起(図示せず)により、ロック完了を検知す
る。シャフト120 が所定角度、例えば4分の1回転する
と、突起が凹部に入り込む。
【0059】図22乃至図24に示されるように、面の中心
240 Aにはキー要素130'と協働的に係合するキーカム面
320 Aが形成されている。シャフト120 がキーカム面32
0 Aに対してキー要素130'を押し込むと、キーカム面32
0 Aに沿ってキー要素130'が回転し、ベアリングキャリ
ア270 及びコネクタ10を引き下げる。これによって、電
気構成要素30の接触パッドに十分な力が与えられ、イン
タポーザ接触子300 と確実に接触する。ベアリング担持
体の配置により9.08kgf (低接触荷重の場合)から90.8
kgf (高接触荷重の場合)の間の力が作用し、上述の結
果が得られる。例えば、612 対の接触面が相互接続する
場合、ベアリングキャリアはインタポーザ接触子300 及
びパッド160 に68.1kgf の力を与える。
【0060】図22は、電子装置のカードエッジコネクタ
340 Aと接続される装置側コネクタ140 上の電気構成要
素210 を示す。カードエッジコネクタ340 Aは、さらに
電子装置350 Aの部分を構成する親基板351 Aと接続さ
れる。電子装置350 Aはコネクタ10を介して伝送される
信号データを受信することにより、信号データが電子装
置350 Aにより利用される。図16及び図17に示されるよ
うに、電子装置のシャーシ360 Aが打ち抜き孔370 Aを
有することにより、コネクタ10はシャーシ360Aに受容
され電子装置350 Aの装置側コネクタ140 と嵌合する。
【0061】図23は、装置側コネクタ140 に取り付けら
れたインタポーザネスト200 の平面図である。図22に示
されるように上方向に向って貫通するピン330 Aは、電
気構成要素30、インタポーザネスト200 及び電気構成要
素210 を位置決めするように作用する。これにより、ピ
ン330 Aがコネクタ10の相補的位置決め開口332 Aに受
容されると、各接触子が精密に位置決めされる。図24に
おいて、中心240 Aが相補的キーカム面320 Aでキー要
素130'と接続する。この結果、キー要素がキーカム面32
0 A上で回転すると、キーカム面はキー要素をその位置
で保持する。1対の圧縮ばねを中心240 Aに設けてもよ
い。これにより、上述のとおり、ベアリングキャリア27
0 により与えられる力が支持構造体70を介して電気構成
要素30に対して補われ制御される。
【0062】68.1kgf の力がベアリング担持体270 によ
って電気構成要素30に与えられパッド160 をインタポー
ザネスト200 に固定すると、68.1kgf を超えた力がベア
リング担持体270 により印加される際に圧縮ばねは圧縮
する。このため、中心240 が支持板190 に向って上方に
移動する。代って、電気構成要素30、210 、インタポー
ザネスト200 及び支持板190 の板厚の変動に拘わらず、
68.1kgf の力が確実に印加される。このように、圧縮ば
ねは、配線板即ち電気構成要素30、210 及びンタポーザ
ネスト200 を所望の力で確実に圧縮する制御手段を与え
る。この力は、キー要素130'がカム面320 Aと接続する
際に駆動手段50及び支持板によって印加される。
【0063】図14、図22及び図24から明白なように、キ
ー要素は、下方を向くカム面320 Aの最上部の下に到達
するまで開口155 内を移動する。次に、ハンドル245 を
手動で回転することによりシャフトが回転すると、キー
要素130'がカム面320 Aと係合しその最下点まで移動す
る。このため、ワッシャ260 が支持構造体70を下方に付
勢し電気構成要素30をインタポーザネスト200 に押し付
ける。このようにして、電気構成要素30のパッド160 は
インタポーザ接触子300 と確実に接触するので、十分な
電気的接触が保たれ、信号データが電子装置に信頼性高
く伝送される。
【0064】上述のランド グリッド コンタクト ア
レーは接触表面の信頼性を高くする。このため、上述の
コネクタシステムはそれを通過する電気信号のエラーの
ない伝送を保証する。
【0065】図25乃至図33を参照してランド グリッド
コンタクト アレーの別の実施例を説明する。図25に
示されるように、インタポーザネスト410 は、電気接触
用のパッドを有する従順(コンプライアント)な印刷配
線基板や同様の回路等の電気構成要素411 の間に配置さ
れる。電気構成要素411 及びインタポーザネスト410は
互いに整合するように固定される。この結果、電気構成
要素411 のパッドはインタポーザネスト410 の接触子41
3 と接続するように配置される。インタポーザネスト41
0 は、接触子413 の寿命までの間、以下に述べるように
数100 サイクルにわたって電気構成要素411 と接続及び
分離することができる。
【0066】インタポーザネスト410は接触モジュール4
12の配列を有する。各接触モジュール412はそれに挿入
される複数の接触子413を有する。インタポーザネスト4
10は支持部414(図26参照)を具え、上述の従順な電気
構成要素411の間に配置される。各接触モジュール412は
絶縁材料から形成され、上面415、底面416、第1側面41
7(図27参照)及びそれと反対側の第2側面(図31参
照)を有する。電気接触子413は、占有空間削減のため
好ましくは両側面417、418から接触モジュール412内に
挿入される。これにより、各接触モジュール412は最多
数の接触子413を具えることができる。接触子413は、約
0.51mmピッチの千鳥配列でモジュール内に挿入してもよ
い。接触モジュール412内の接触子413の挿入及び保持に
ついて説明する。各接触子413の部分は、接触モジュー
ル412の上面415及び底面416から外側に突出し、電気構
成要素411のパッド電気的接触する。
【0067】接触子413 はイプシロン字状をなし、各々
中央レグ420 の形をとる堅牢な支持アームを有する。第
1ばね梁421 の形をとる接触部及び第2ばね梁422 の形
をとる接触部がそれぞれ中央レグ420 に接続されてい
る。さらに、各ばね梁421 、422 は、図29に示されるよ
うに、中央レグ420 からみて端末側にそれぞれ端部42
3、424 を有する。ばね梁421 、422 の各端部423 、424
は外側に向う円弧接触面425 、426 をそれぞれ有し、
電気構成要素411 のパッドと電気的接触する。中央レグ
420 は、ばね梁421 、422 との接続部からみて端末側に
端部427 を有する。この端部427 には中央レグ420 の残
余の部分より細い、先細りのテーパが形成されている。
【0068】イプシロン字状の接触子413 は、迅速且つ
経済的に生産されるように、約0.15mmの板厚の導電板を
打ち抜いて形成される。導電板の材料は、塑性変形に対
して十分に抵抗し接触子413 を数100 回の接続及び分離
サイクルに耐えられるように焼戻したばね性ベリリウム
銅が好ましい。
【0069】各接触子413 の材料は、インタポーザネス
ト410 が電気構成要素411 と接続する際に各ばね梁421
、422 が中央レグ420 の方に付勢されるように、ばね
梁421、422 に弾性を与える。このため、各ばね梁の端
部423 、424 は約0.51mm変位する。この変位量は、電気
構成要素411 のパッドを横切るばね梁421 、422 の端部
423 、424 に対し払拭(ワイピング)動作を与える。接
触子413 及びパッドの間に良好は電気接続が得られるよ
うに、少なくとも2.54mmのワイピング動作が生成され
る。各ばね梁421 、422 の円弧状接触面425 、426 は、
耐摩耗性の高い導電性材料をコーティング又はめっきし
てもよい。第1ばね梁421 の端部423 は金で、また第2
ばね梁422 の端部424 は鉛錫合金等の錫合金でめっきす
るのが好ましい。
【0070】第1ばね梁421 は約4.57mmの幅を有し、約
100gf の接触力を生成する。この接触力は代表的には金
めっきした接触子を用いた場合の値であり、第1ばね梁
421及び電気構成要素411 のパッドの間に良好な電気接
触が得られる。第2ばね梁422 は約0.61mmの幅を有し、
200gf の接触力を生成する。この接触力は代表的には鉛
錫合金めっきした接触子を用いた場合の値であり、第2
ばね梁422 及び電気構成要素411 のパッドの間に良好な
電気接触が得られる。
【0071】図31及び図32に示されるように、各接触モ
ジュール412 は、その両側面417 、418 に形成された複
数の保持穴430 を有する。各接触子413 は各保持穴430
内にそれぞれ挿入される。各保持穴430 は接触モジュー
ル412 の上面415 及び底面416 と連通する部分を有す
る。このため、接触子413 が各保持穴430 に収容される
際、第1ばね梁421 の円弧状接触面425 及び第2ばね梁
422 の円弧状接触面426が接触モジュール412 の上面415
及び底面416 からそれぞれ突出する。さらに、各保持
穴430 は、各接触子413 の中央レグ420 を収容する中央
部431 を有する。接触子413 の中央レグ420 のテーパが
形成された端部427 は最初に中央部431 に受容され、接
触子413 を保持穴430 内に挿入案内する。接触子413 の
中央レグ420 は圧入係合によって保持穴430 の中央部43
1 内に保持される。インタポーザネスト410 及び電気構
成要素411 の接続及び分離の際、ばね梁421 、422 の横
方向及び縦方向の移動が圧入係合により制限される。ま
た、保持穴430 の形状及び圧入係合は、各接触子413 を
接触モジュール412 内に正確に位置決めする。図33に示
されるように、保持穴430 の中央部431 は、接触子413
の中央レグ420 を受容する対向する溝部432 を有する。
溝部432 の幅は、保持穴430 の中央部431 の残余部分の
幅より小さく、接触子413 の板厚と略等しい。
【0072】接触子413 のイプシロン形状、保持穴430
の形状及び保持穴430 の中央部431内での中央レグ420
の圧入は、協働して接触モジュール412 内への接触子41
3 の自動挿入を可能にする。このため、インタポーザネ
スト410 は迅速且つ低コストで組み立てることができ
る。
【0073】中央レグ420 は保持穴430 の中央部431 内
に強固に固定されるので、中央レグ420 はばね梁421 、
422 を隔絶するように作用する。このため、第1ばね梁
421の弾性動作は第2ばね梁の弾性動作から分断され
る。したがて、接続変形に対する抵抗が低い第1ばね梁
421 は、第2ばね梁422 によって生成される弾性抵抗を
制御又は制限しない。この特徴の利点は、接触子300 に
関して上述した通りである。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、第2電気構成要素に固
定されると共に第1電気構成要素と接続及び分離するイ
ンタポーザ接触モジュールに使用される場合、寿命の長
い接触子が得られる。
【0075 】また、接触子は、第2接触部が第1接触部
によって生成される接触力に影響を与えないようにイン
タポーザ接触モジュール内に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接触子の一実施例を示す正面図であ
る。
【図2】図1の接触子の斜視図である。
【図3】図1の接触子を収容する接触モジュールの斜視
図である。
【図4】図3の接触モジュールの平面図である。
【図5】図3の接触モジュールの正面図である。
【図6】図1の接触子がモジュールの収容室内に収容さ
れた状態を示す部分断面図である。
【図7】第1及び第2の電気構成要素が接触モジュール
と接続する前の状態を示す部分断面図である。
【図8】図7の線8−8に沿った断面図である。
【図9】接触モジュールが第1及び第2の電気構成要素
と接続した状態を示す図7と同様の断面図である。
【図10】インタポーザネストを示す分解斜視図であ
る。
【図11】インタポーザネストの部分の分解斜視図であ
る。
【図12】第2電気構成要素及び支持板に載置されたイ
ンタポーザネストを示す断面図である。
【図13】インタポーザネスト及び電気構成要素と共に
用いるケーブル側コネクタの枠体を示す斜視図である。
【図14】枠体の連結部材を示す、ケーブル型コネクタ
の断面図である。
【図15】ケーブル側コネクタがインタポーザネスト他
と接続した状態を示す図14と同様の断面図である。
【図16】電子装置に取り付けられた装置側コネクタの
部品を示す部分断面図である。
【図17】電子装置に取り付けられた装置側コネクタの
部品を示す部分断面図である。
【図18】ケーブル型コネクタ、第1電気構成要素、イ
ンタポーザネスト及び第2電気構成要素の接続状態を示
す拡大断面図である。
【図19】連結部材の詳細を示す、ケーブル型コネクタ
の枠体の断面図である。
【図20】図19の線20-20 に沿った断面図である。
【図21】図19の線21−21に沿った断面図である。
【図22】装置側コネクタの断面図である。
【図23】図22の線23−23に沿った断面図である。
【図24】図22の線24−24に沿った断面図である。
【図25】本発明の他の実施例のインタポーザネストを
2枚の基板と共に示した分解斜視図である。
【図26】図25のインタポーザネストの斜視図である。
【図27】図25のインタポーザネストの接触モジュール
の拡大斜視図である。
【図28】1片の接触子を取り出した、図27と同様の斜
視図である。
【図29】図27の接触モジュールの接触子の正面図であ
る。
【図30】図29の接触子の側面図である。
【図31】図27の接触モジュールの、接触子を除いた断
面図である。
【図32】図27の線32−32に沿った断面図である。
【図33】図31の接触モジュールの側面図である。
【符号の説明】
30、210 、411 電気構成要素 200'、412 接触モジュール 300 、413 接触子 301 、421 第1接触部 302 、422 第2接触部 317 、420 連結部 320 絶縁ハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード・エリス・ローテンバーガー アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 17112 ハリスバーグ ステート ドラ イブ 5 (56)参考文献 特開 平5−121135(JP,A) 実開 平4−118586(JP,U) 米国特許4684184(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/16 H01R 13/05 H01R 13/514

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1電気構成要素と弾性的に接触する第1
    接触部と、前記第1電気構成要素と対向する第2電気構
    成要素と弾性的に接触する第2接触部と、前記第1及び
    第2接触部を連結する連結部とを具備し、前記第1接触
    、接触の際の変形に対する抵抗が前記第2接触部よ
    り小さくなるように寸法が選定されており、単一の金属
    板を打ち抜いて形成された略平坦状をなす接触子におい
    記連結部は、前記第1及び第2接触部間を該第1及び
    第2接触部の変形方向に略直交する方向に延びて該第1
    及び第2接触部が互いに独立して作用する分断手段を構
    成することを特徴とする接触子。
  2. 【請求項2】第1電気構成要素と弾性的に接触する第1
    接触部、前記第1電気構成要素と対向する第2電気構成
    要素と弾性的に接触する第2接触部、及び前記第1及び
    第2接触部を連結する連結部を具備し、前記第1接触部
    、接触の際の変形に対する抵抗が前記第2接触部より
    小さくなるように寸法が選定されており、単一の金属板
    を打ち抜いて形成された略平坦状をなす複数の接触子
    と、前記連結部を保持して前記複数の接触子を収容する
    絶縁ハウジングとを具備する接触モジュールにおいて 記各接触子の前記連結部は、前記第1及び第2接触部
    間を該第1及び第2接触部の変形方向に略直交する方向
    に延びて該第1及び第2接触部が互いに独立して作用す
    る分断手段を構成すると共に、単一の前記絶縁ハウジン
    グ内に圧入係合により保持されていることを特徴とする
    接触モジュール。
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