JP3501691B2 - 魚釣用電動リール - Google Patents
魚釣用電動リールInfo
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- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
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- A01K89/015—Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
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Description
OFF切換操作を自動的に制御すことが可能な魚釣用電
動リールに関する。 【0002】 【従来の技術】この種の魚釣用電動リールには、スプー
ルフリー回転状態(クラッチOFF)と釣糸巻取可能状
態(クラッチON)とに選択的に切り換えることが可能
なクラッチ機構と、スプールを回転させるスプール駆動
モータとが設けられており、このスプール駆動モータの
駆動力を利用することによって、クラッチ機構をOFF
からONに自動復帰させることができるようになってい
る。 【0003】例えば特開平6−335341号公報に
は、スプール軸上にスプール駆動モータが配置された魚
釣用電動リールが示されており、スプール駆動モータの
駆動力をピニオン軸から動力伝達機構を介してクラッチ
機構に伝達することによって、クラッチ機構をOFFか
らONに自動復帰させるようになっている。 【0004】例えば特開平9−107853号公報に
は、スプール軸とは別軸上にスプール駆動モータが配置
された魚釣用電動リールが示されており、スプール駆動
モータの駆動力を切換部材復帰機構を介してクラッチ機
構に伝達することによって、クラッチ機構をOFFから
ONに自動復帰させるようになっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
魚釣用電動リールにおいて、クラッチ機構をOFFから
ONに復帰させる操作については、スプール駆動モータ
の駆動力を利用して自動的に行うことができるが、クラ
ッチ機構をONからOFFに切り換える操作は、手動で
行う以外に無い。 【0006】このような構成において、魚釣時に例えば
同一の棚付近においてシャクリ操作(仕掛けを連続的に
上下動させる操作)を行う場合、次のような操作を繰り
返さなければならない。即ち、手動でクラッチ機構をO
NからOFFに切換操作して仕掛けを自由落下させた
後、所望のタイミングでスプール駆動モータを駆動させ
て、クラッチ機構をOFFからONに自動復帰させた
後、所定量だけ釣糸を巻き上げる。そして、再び、手動
でクラッチ機構をONからOFFに切換操作して仕掛け
を自由落下させる。従って、従来の魚釣用電動リールで
は、上述したようなシャクリ操作が煩雑になってしま
う。 【0007】また、スプール駆動モータの駆動力だけを
利用して、上述したようなシャクリ操作を行おうとして
も、クラッチ機構をOFFからONに自動復帰させた後
において、スプール駆動モータの駆動力は、スプールを
釣糸巻取方向に回転させることだけに利用されるため、
仕掛けは、連続的に引き上げられ、その結果、同一の棚
付近に仕掛けを位置付けておくことができなくなってし
まう。 【0008】この場合、スプール駆動モータに加えて、
更に、クラッチON/OFF切換操作用のモータをリー
ル本体内に別途増設することも考えられるが、このよう
に2つのモータをリール本体に内蔵すると、リール本体
が大型化してしまうと共に、その重量も増加してしまう
だけでなく、製造コストも上昇してしまう。 【0009】そこで、単一のモータの駆動力を利用し
て、上述したようなシャクリ操作を行うことができるよ
うに、本発明の目的は、クラッチのON/OFF切換操
作を自動的に制御すことが可能なコンパクト且つ軽量で
低価格な魚釣用電動リールを提供することにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の魚釣用電動リールは、リール本体に
設けられ、正転及び逆転可能なモータと、リール本体に
回転自在に支持されたスプールと、モータ正転時の回転
運動を減速してスプールに伝達し、このスプールを釣糸
巻回方向に回転させる減速機構と、スプールをフリー回
転可能状態と釣糸巻取可能状態とに選択的に切換可能な
クラッチ機構とを備えており、モータの逆転方向の回転
運動を用いて、スプールをフリー回転可能状態と釣糸巻
取可能状態とに自動的に又は選択的にクラッチ機構を切
換制御可能とした。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
に係る魚釣用電動リールについて、図1〜図5を参照し
て説明する。 【0012】図2に示すように、リール本体2の左右フ
レーム4a,4bの間には、スプール軸6が軸受を介し
て回転可能に支持されており、このスプール軸6を囲繞
するようにスプール8が配置されている。なお、左右フ
レーム4a,4bには、左右側板10a,10bが取り
付けられている。 【0013】左右フレーム4a,4bの間には、スプー
ル8(スプール軸6)よりも前側(釣糸繰出方向側)に
スプール駆動モータ12(以下、モータという)が保持
されていると共に、このモータ12の上方側には、スプ
ール8に対して釣糸(図示しない)を平行に巻回させる
レベルワインド機構が配置されている。 【0014】モータ12は、正転及び逆転可能に構成さ
れており、その一端側(左フレーム4a側)に延出した
左駆動軸12aと、その他端側(右フレーム4b側)に
延出した右駆動軸12bとを有している。右駆動軸12
bは、一方向クラッチ11(以下、第1の一方向クラッ
チと言う)を介して後述するクラッチ制御機構13に連
結されており、左駆動軸12aは、一方向クラッチ15
(以下、第2の一方向クラッチと言う)を介して連動歯
車機構に連結されている。 【0015】第1の一方向クラッチ11は、モータ12
が正転したとき、フリー回転状態となり、右駆動軸12
bの駆動力をクラッチ制御機構13に伝達させないよう
になっており、一方、モータ12が逆転したとき、駆動
力伝達状態となり、右駆動軸12bの駆動力をクラッチ
制御機構13に伝達させるようになっている。 【0016】第2の一方向クラッチ15は、モータ12
が正転したとき、駆動力伝達状態となり、左駆動軸12
aの駆動力を連動歯車機構に伝達させるようになってお
り、一方、モータ12が逆転したとき、フリー回転状態
となり、左駆動軸12aの駆動力を連動歯車機構に伝達
させないようになっている。 【0017】この場合において、モータ12が正転して
いる状態とは、第2の一方向クラッチ15を介して連動
歯車機構を駆動させて、スプール8を釣糸巻取方向に回
転させるための駆動力を伝達している状態のことであ
り、一方、モータ12が逆転している状態とは、第1の
一方向クラッチ11を介してクラッチ制御機構13を駆
動させて、後述するクラッチ機構40を制御している状
態のことである。 【0018】連動歯車機構は、第2の一方向クラッチ1
5に連結された駆動歯車17と、この駆動歯車17に噛
合した中間歯車19と、この中間歯車19に噛合したス
プール駆動用歯車14とを備えており、スプール駆動用
歯車14は、スプール軸6の一端側(左フレーム4a
側)に回り止め嵌合されている。 【0019】中間歯車19は、左フレーム4aに回り止
めされた固定軸21に支持されており、この固定軸21
と中間歯車19との間には、一方向クラッチ23(以
下、第3の一方向クラッチと言う)が介挿されている。 【0020】第3の一方向クラッチ23は、中間歯車1
9を一方向に回転させて且つ他方向に回転させないよう
になっている。具体的には、モータ12が正転して、そ
の駆動力が第2の一方向クラッチ15を介して駆動歯車
17に伝達されたとき、この駆動歯車17の回転運動を
スプール駆動用歯車14に伝達するように、中間歯車1
9は、第3の一方向クラッチ23によって、一方向への
回転が許容された状態となる。これに対して、後述する
ように、手動ハンドル60を回転操作してスプール8を
釣糸巻取方向に回転させる際に、スプール軸6(スプー
ル駆動用歯車14)の回転を規制するように、中間歯車
19は、第3の一方向クラッチ23によって、他方向へ
の回転が規制(停止)された状態となる。 【0021】また、レベルワインド機構は、モータ12
によってスプール8を釣糸巻取方向に回転させたとき
に、或いは、後述するハンドル操作によってスプール8
を釣糸巻取方向に回転させたときに、その回転運動に連
動して駆動させることができるように構成されている。 【0022】また、スプール軸6の他端側(右フレーム
4b側)には、第1及び第2の遊星ギヤ機構16,18
から成る減速機構20が設けられており、この減速機構
20は、モータ12正転時のスプール軸6の回転運動を
第1の遊星ギヤ機構16で減速させた後、更に、第2の
遊星ギヤ機構18で減速させてスプール8に伝達するよ
うに構成されている。 【0023】図4(b)及び図5(b)に示すように、
第1の遊星ギヤ機構16は、スプール軸6に回り止め嵌
合された第1の太陽歯車22と、この第1の太陽歯車2
2に噛合した複数の第1の遊星歯車24と、これら第1
の遊星歯車24が常時噛合するようにスプール8の端面
に刻設された内歯歯車26とを備えている。複数の第1
の遊星歯車24は、夫々、第1のキャリア32に支持さ
れており、この第1のキャリア32は、スプール軸6に
対してフリー回転可能に支持されている。 【0024】第2の遊星ギヤ機構18は、第1のキャリ
ア32に固定された第2の太陽歯車28と、この第2の
太陽歯車28に噛合した複数の第2の遊星歯車30とを
備えており、複数の第2の遊星歯車30は、上記の内歯
歯車26に常時噛合するようになっている。複数の第2
の遊星歯車30は、夫々、第2のキャリア34に支持さ
れており、この第2のキャリア34は、スプール8に取
り付けられたブラケット36に嵌合し且つ軸受37を介
して、スプール軸6に回転可能に支持されている。な
お、ブラケット36は、軸受39を介して右フレーム4
bに回転可能に支持されている。 【0025】更に、図2〜図5に示すように、スプール
軸6の他端側において、右フレーム4bと右側板10b
との間には、後述するクラッチ制御機構13によって制
御(クラッチON/OFF切換制御)されるクラッチ機
構40が配置されている。 【0026】クラッチ機構40には、スプール軸6方向
にスライドさせることが可能であって且つ上述の減速機
構20(具体的には、第2のキャリア34)に対して係
合又は非係合させることが可能なピニオン42が設けら
れている。 【0027】本実施の形態において、ピニオン42は、
クラッチ制御機構13(クラッチ機構40)のON/O
FF切換制御によって、減速機構20(第2のキャリア
34)を介して間接的にスプール軸6に係合又は非係合
させることができるようになっているが、例えばスプー
ル軸6の他端側に減速機構20を配置しないような魚釣
用両軸受型リール(図示しない)では、ピニオン42
は、クラッチ制御機構13(クラッチ機構40)のON
/OFF切換制御によって、直接的にスプール軸6に係
合又は非係合させることができるようになっている。 【0028】ピニオン42には、その外周面に円周溝4
2aが形成されており、この円周溝42aには、クラッ
チ制御機構13(クラッチ機構40)のON/OFF切
換制御によって、ピニオン42をスプール軸6方向にス
ライドさせることが可能なスライド片44が係合してい
る。 【0029】スライド片44は、スプール軸6方向に延
出した一対のガイド棒46にガイドされながら、スプー
ル軸6方向にスライドするようになっており、このスラ
イド片44をスプール軸方向にスライドさせるための構
成として、クラッチ機構40には、クラッチ制御機構1
3(クラッチ機構40)のON/OFF切換制御に連動
して一定方向S(図3参照)にスライド可能なスライド
プレート48が設けられている。 【0030】この場合、クラッチON状態(ピニオン4
2が減速機構20の第2のキャリア34に対して係合し
た状態:図4(b)参照)からクラッチOFF制御する
と、そのクラッチOFF制御に連動してスライドプレー
ト48がスライドする。そして、このスライドプレート
48のスライド動作に連動して、スライド片44は、一
対のガイド棒46にガイドされながら、スプール軸6方
向にスライドする。このとき、スライド片44が係合し
ているピニオン42は、スライド片44のスライド動作
に連動して、第2のキャリア34から離脱する。この結
果、ピニオン42を第2のキャリア34に対して非係合
状態即ちスプール8をフリー回転可能状態(クラッチO
FF状態:図5(b)参照)にすることができる。 【0031】これに対して、クラッチOFF状態(ピニ
オン42が減速機構20の第2のキャリア34に対して
非係合となっている状態:図5(b)参照)からクラッ
チON制御すると、そのクラッチON制御に連動してス
ライドプレート48がスライドする。そして、このスラ
イドプレート48のスライド動作に連動して、スライド
片44は、一対のガイド棒46にガイドされながら、ス
プール軸6方向にスライドする。このとき、スライド片
44が係合しているピニオン42は、スライド片44の
スライド動作に連動して、第2のキャリア34に係合す
る。この結果、ピニオン42を第2のキャリア34に対
して係合状態(クラッチON状態:図4(b)参照)に
することができる。 【0032】なお、スライドプレート48には、位置決
め保持用バネ(図示しない)が取り付けられており、こ
の位置決め保持用バネの付勢力によって、スライドプレ
ート48をクラッチON状態(図4参照)とクラッチO
FF状態(図5参照)に夫々位置決め保持させることが
できるようになっている。 【0033】また、ピニオン42には、ハンドル軸50
に取り付けられたドライブギヤ52が噛合しており、こ
のドライブギヤ52とハンドル軸50との間には、魚釣
時にスプール8から釣糸(図示しない)が繰り出された
際に、スプール8に所望のドラグ力を与えることが可能
な周知のドラグ機構54が配置されている。 【0034】なお、魚釣時に、モータ12によってスプ
ール8を釣糸巻取方向に回転させた際、これに連動して
ハンドル軸50が回転するのを防止するために、ハンド
ル軸50には、逆転防止機構が設けられている。 【0035】この逆転防止機構は、外周面にラチェット
爪56aが所定ピッチで形成されたラチェット56と、
ラチェット爪56aに対して一定の付勢力で常時係合し
ているストッパ58とを備えており、ラチェット56
は、ハンドル軸50に回り止め嵌合されている。 【0036】このような逆転防止機構によれば、モータ
12によってスプール8を釣糸巻取方向に回転させる際
には、ラチェット爪56aにストッパ58が係合するこ
とによって、モータ12の回転に連動してハンドル軸5
0が回転するのを防止することができる。但し、ハンド
ル軸50に取り付けられた手動ハンドル60を回転操作
して、スプール8を釣糸巻取方向に回転させる場合に
は、手動ハンドル60の回転操作に連動して、ハンドル
軸50を回転させることができるようになっている。 【0037】ここで、本実施の形態に適用したクラッチ
制御機構13の構成について説明を加える。 【0038】図2に示すように、クラッチ制御機構13
は、第1の一方向クラッチ11を介してモータ12の右
駆動軸12bに連結されており、モータ12が逆転した
ときに、第1の一方向クラッチ11から出力される右駆
動軸12bの駆動力を利用して、上述したクラッチ機構
40を制御(クラッチON/OFF切換制御)し、ピニ
オン42を減速機構20(第2のキャリア34)に対し
て係合又は非係合させることができるように構成されて
いる。 【0039】具体的には、クラッチ制御機構13は、第
1の一方向クラッチ11に連結され且つモータ12の逆
転時の駆動力を伝達する駆動力伝達軸70と、この駆動
力伝達軸70の回転運動を減速してクラッチ機構40に
伝達し且つこのクラッチ機構40を制御するフロント側
及びリア側の遊星ギヤ機構とを備えている。 【0040】フロント側の遊星ギヤ機構は、駆動力伝達
軸70に回り止めされた第1の太陽歯車72と、この第
1の太陽歯車72に噛合した複数の第1の遊星歯車74
と、これら第1の太陽歯車74が常時噛合する内歯歯車
76とを備えており、内歯歯車76は、支持フレーム7
8を介して右フレーム4bに固定されている。 【0041】リア側の遊星ギヤ機構は、駆動力伝達軸7
0に対してフリー回転可能に支持された第2の太陽歯車
80と、この第2の太陽歯車80に噛合した複数の第2
の遊星歯車82とを備えており、複数の第2の遊星歯車
82は、上記の内歯歯車76に常時噛合するようになっ
ている。 【0042】複数の第1の遊星歯車74は、夫々、第1
のキャリア84に回転自在に支持されており、この第1
のキャリア84は、第2の太陽歯車80に連結されてい
る。また、複数の第2の遊星歯車82は、夫々、第2の
キャリア86に回転自在に支持されており、この第2の
キャリア86は、上述したクラッチ機構40に連結され
ている。 【0043】具体的には、第2のキャリア86には、1
個のボス88が突設されており、一方、クラッチ機構4
0のスライドプレート48には、長穴48aが形成され
ている。そして、ボス88を長穴48aに係合させるこ
とによって、第2のキャリア86は、クラッチ機構40
(スライドプレート48)に連結されている。 【0044】この構成において、第2のキャリア86が
回転すると、その回転に伴ってボス88が180°回転
する。このとき、ボス88が長穴48aに沿って摺動し
ながら同時に、第2のキャリア86の回転運動を、矢印
S方向(図3参照)の直線運動に変換してスライドプレ
ート48に伝達する。このとき、スライドプレート48
が矢印S方向にスライドすることによって、スライド片
44を一対のガイド棒46に沿ってスライドさせる。こ
のスライド片44には、ピニオン42が係合しており、
スライド片44がスライドすることによって、ピニオン
42をスプール軸6方向にスライドさせることができ
る。この結果、ピニオン42を上述の減速機構20(第
2のキャリア34)に対して係合又は非係合させること
が可能となる。 【0045】以下、上述したクラッチ制御機構13によ
ってクラッチ機構40をON/OFF切換制御する動作
について、図1〜図5を参照して説明する。 【0046】クラッチ制御機構13によってクラッチ機
構40をON/OFF切換制御する場合には、リール本
体2の表面(釣り人に対向する面)に搭載された操作パ
ネル90(図1参照)を操作することによって、クラッ
チON状態(ピニオン42が減速機構20の第2のキャ
リア34に係合した状態;釣糸巻取可能状態)と、クラ
ッチOFF状態(ピニオン42が第2のキャリア34に
非係合した状態;スプール8のフリー回転可能状態)と
に自動的又は選択的に切り換えることができるようにな
っている。 【0047】まず、クラッチOFF状態にクラッチ機構
40が切換制御されているものとすると(図5参照)、
この状態において、ピニオン42が減速機構20の第2
のキャリア34に対して非係合状態となるため、スプー
ル8は、フリー回転可能状態に維持される。この状態に
おいて、釣糸は、仕掛けの自由落下によってスプール8
から繰り出される。 【0048】そして、釣糸が所望量繰り出されたとき
(例えば、仕掛けが所望の棚に到達したとき)、操作パ
ネル90をON操作すると、モータ12が逆転し、その
ときの逆転運動は、左駆動軸12a及び右駆動軸12b
に夫々出力される。 【0049】左駆動軸12aは、第2の一方向クラッチ
15を介して連動歯車機構に連結されており、この第2
の一方向クラッチ15は、モータ12が逆転したとき、
フリー回転状態となるため、左駆動軸12aの駆動力
は、連動歯車機構に伝達されない。 【0050】これに対して、右駆動軸12bは、第1の
一方向クラッチ11を介してクラッチ制御機構13に連
結されており、この第1の一方向クラッチ11は、モー
タ12が逆転したとき、駆動力伝達状態となるため、右
駆動軸12bの駆動力は、クラッチ制御機構13に伝達
される。 【0051】クラッチ制御機構13に伝達された右駆動
軸12bの駆動力は、フロント側の遊星ギヤ機構で減速
された後、続いて、リア側の遊星ギヤ機構で減速され
る。 【0052】まず、フロント側の遊星ギヤ機構に伝達さ
れた右駆動軸12bの駆動力は、駆動力伝達軸70を介
して第1の太陽歯車72に伝達され、この第1の太陽歯
車72を所定の方向に回転させる。このとき、第1の太
陽歯車72の回転運動によって、複数の第1の遊星歯車
74は、自転しながら同時に、内歯歯車76に沿って公
転する。 【0053】複数の第1の遊星歯車74は、第1のキャ
リア84に回転自在に支持されているため、複数の第1
の遊星歯車74が自転しながら公転すると、その公転運
動に引きずられて、第1のキャリア84が回転する。こ
のとき、第1のキャリア84の回転運動は、リア側の遊
星ギヤ機構に伝達される。 【0054】リア側の遊星ギヤ機構に伝達された第1の
キャリア84の回転運動は、この第1のキャリア84に
連結された第2の太陽歯車80に伝達され、この太陽歯
車80を所定の方向に回転させる。このとき、第2の太
陽歯車80の回転運動によって、複数の第2の遊星歯車
82は、自転しながら同時に、内歯歯車76に沿って公
転する。 【0055】複数の第2の遊星歯車82は、第2のキャ
リア86に回転自在に支持されているため、複数の第2
の遊星歯車82が自転しながら公転すると、その公転運
動に引きずられて、第2のキャリア86が回転する。こ
のとき、第2のキャリア86の回転運動は、クラッチ機
構40に伝達される。 【0056】この場合、第2のキャリア86が回転する
と、その回転に伴ってボス88が矢印R方向(図5参
照)に180°回転する。このとき、ボス88が長穴4
8aに沿って摺動しながら同時に、第2のキャリア86
の回転運動を、矢印S方向(図3参照)の直線運動に変
換してスライドプレート48に伝達する。このとき、ス
ライドプレート48が矢印S方向にスライドして、スラ
イド片44を一対のガイド棒46に沿ってスライドさせ
ることによって、ピニオン42を減速機構20(第2の
キャリア34)に対して係合させることができる。この
結果、クラッチ機構40は、クラッチOFF状態(図5
参照)からクラッチON状態(図4参照)に切り換えら
れる。 【0057】クラッチ機構40がクラッチON状態(釣
糸巻取可能状態)に切り換えられると、この切換制御に
連動して、モータ12が正転し、そのときの正転運動
は、左駆動軸12a及び右駆動軸12bに夫々出力され
る。 【0058】右駆動軸12bは、第1の一方向クラッチ
11を介してクラッチ制御機構13に連結されており、
この第1の一方向クラッチ11は、モータ12が正転し
たとき、フリー回転状態となるため、右駆動軸12bの
駆動力は、クラッチ制御機構13に伝達されない。 【0059】これに対して、左駆動軸12aは、第2の
一方向クラッチ15を介して連動歯車機構に連結されて
おり、この第2の一方向クラッチ15は、モータ12が
正転したとき、駆動力伝達状態となるため、左駆動軸1
2aの駆動力は、連動歯車機構に伝達される。 【0060】連動歯車機構に伝達された左駆動軸12a
の駆動力は、第2の一方向クラッチ15に連結された駆
動歯車17から中間歯車19を介してスプール駆動用歯
車14に伝達され、スプール軸6を釣糸繰出方向(釣糸
巻取方向とは逆方向)に回転させる。そして、このスプ
ール軸6の回転運動は、減速機構20(第1の遊星ギヤ
機構16、第2の遊星ギヤ機構18)を介してスプール
8に伝達される。 【0061】第1の遊星ギヤ機構16に伝達されたスプ
ール軸6の回転運動は、スプール軸6に回り止め嵌合さ
れた第1の太陽歯車22を釣糸繰出方向に回転させる。
このとき、第1の太陽歯車22に噛合している複数の第
1の遊星歯車24は、釣糸巻取方向に自転しながら同時
に、第1の太陽歯車22の回りを釣糸繰出方向に公転す
る。 【0062】この状態において、複数の第1の遊星歯車
24の自転運動は、スプール8の端面に刻設された内歯
歯車26に伝達され、この内歯歯車26を釣糸巻取方向
に回転させる。この結果、内歯歯車26が刻設されたス
プール8を、第1の遊星ギヤ機構16によって減速させ
た状態で釣糸巻取方向に回転させることができる。 【0063】また、複数の第1の遊星歯車24が釣糸繰
出方向に公転すると、その公転運動に引きずられて、こ
れら第1の遊星歯車24を支持している第1のキャリア
32が釣糸繰出方向に回転し、その回転運動は、第2の
遊星ギヤ機構18に伝達される。 【0064】第2の遊星ギヤ機構18に伝達された第1
のキャリア32の回転運動は、この第1のキャリア32
に連結した第2の太陽歯車28に伝達されて、この第2
の太陽歯車28を釣糸繰出方向に回転させる。このと
き、第2の太陽歯車28に噛合し且つ第2のキャリア3
4に支持されている複数の第2の遊星歯車30には、こ
れら第2の遊星歯車30を釣糸巻取方向に自転させなが
ら同時に、第2の太陽歯車28の回りを釣糸繰出方向に
公転させる力が働き、その公転運動によって、第2のキ
ャリア34には、釣糸繰出方向に回転させる力が作用す
る。 【0065】しかしながら、上述した逆転防止機構によ
ってハンドル軸6の回転が規制されているため、このハ
ンドル軸6にドライブギヤ52を介して連結したピニオ
ン42の回転も規制される。この結果、このピニオン4
2が係合した第2のキャリア34は、回転すること無く
一定位置に静止した状態に維持される。 【0066】従って、第2の太陽歯車28が釣糸繰出方
向に回転したとき、第2のキャリア34に支持された複
数の第2の遊星歯車30は、第2の太陽歯車28の回り
を公転すること無く、一定位置で釣糸巻取方向に自転す
る。 【0067】この状態において、複数の第2の遊星歯車
28の自転運動は、スプール8の端面に刻設された内歯
歯車26に伝達され、この内歯歯車26を釣糸巻取方向
に回転させる。この結果、内歯歯車26が刻設されたス
プール8を、第2の遊星ギヤ機構18によって減速させ
た状態で釣糸巻取方向に回転させることができる。 【0068】このように、スプール軸6の回転運動を減
速機構20(第1の遊星ギヤ機構16、第2の遊星ギヤ
機構18)を介してスプール8に伝達して、このスプー
ル8を釣糸巻取方向に回転させている間、同時に、レベ
ルワインド機構(図示しない)が駆動することによっ
て、釣糸をスプール8に対して平行に巻回させることが
できる。 【0069】なお、モータ12を停止させて、手動ハン
ドル60を回転操作した場合、手動ハンドル60の回転
運動は、ハンドル軸6からドラグ機構54を介してドラ
イブギヤ52に伝達された後、ピニオン42から減速機
構20(具体的には、第2のキャリア34)に伝達さ
れ、この第2のキャリア34を釣糸巻取方向に回転させ
る。 【0070】第2のキャリア34には、複数の第2の遊
星歯車30が支持されているため、第2のキャリア34
が釣糸巻取方向に回転すると、この回転運動は、複数の
第2の遊星歯車30から第2の太陽歯車28を介して第
1のキャリア32に伝達された後、この第1のキャリア
32に支持されている複数の第1の遊星歯車24を介し
て第1の太陽歯車22に伝達され、この第1の太陽歯車
22を回転させようとする。 【0071】しかしながら、第1の太陽歯車22が回り
止め嵌合したスプール軸6は、上述した第3の一方向ク
ラッチ23によって、その回転が停止(規制)された状
態になっているため、第1の太陽歯車22は、回転する
ことは無い。従って、複数の第1の遊星歯車22は、非
回転状態の第1の太陽歯車22の回りを自転しながら釣
糸巻取方向に公転する。 【0072】このとき、複数の第1の遊星歯車22の回
転運動は、ロス無く内歯歯車26に伝達され、この内歯
歯車26を釣糸巻取方向に回転させる。この結果、内歯
歯車26が刻設されたスプール8を釣糸巻取方向に回転
させることができる。この間同時に、レベルワインド機
構が駆動することによって、釣糸をスプール8に対して
平行に巻回させることができる。 【0073】このように、クラッチ機構40がクラッチ
ON状態にあるとき、操作パネル90をOFF操作する
と、再び、モータ12が逆転し、そのときの逆転運動
は、左駆動軸12a及び右駆動軸12bに夫々出力され
る。 【0074】この場合、第2の一方向クラッチ15は、
フリー回転状態となるため、左駆動軸12aの駆動力
は、連動歯車機構に伝達されない。これに対して、第1
の一方向クラッチ11は、駆動力伝達状態となるため、
右駆動軸12bの駆動力は、クラッチ制御機構13に伝
達される。 【0075】クラッチ制御機構13に伝達された右駆動
軸12bの駆動力は、上述したように、フロント側及び
リア側の遊星ギヤ機構で減速された後、クラッチ機構4
0に伝達され、ピニオン42を減速機構20(第2のキ
ャリア34)に対して非係合にさせる。この結果、クラ
ッチ機構40は、クラッチON状態(図4参照)からク
ラッチOFF状態(図5参照)に切り換えられ、釣糸を
仕掛けの自由落下によってスプール8から繰り出すこと
ができる。 【0076】そして、釣糸が所望量繰り出されたとき
(例えば、仕掛けが所望の棚に到達したとき)、操作パ
ネル90をON操作すれば、上述したように、再び、釣
糸をスプール8に巻回させることができる。 【0077】なお、本実施の形態では、ボス88を18
0°回転毎に停止制御しているが、この制御を実現する
ための方法としては、例えば、モータ12の回転数を電
気的又は磁気的にカウントする方法や、クラッチプレー
ト48のスライド量や第2のキャリア86の回転量を電
気的又は磁気的に検出する方法を用いれば良い。 【0078】このように本実施の形態によれば、既知の
魚釣用電動リールの構成に対してクラッチ制御機構13
を組み込むだけで、クラッチのON/OFF切換操作を
自動的に制御すことが可能な魚釣用電動リールを実現す
ることができる。 【0079】また、本実施の形態によれば、操作パネル
90によって、クラッチのON/OFF切換タイミング
を釣り人の好みや釣り環境に合わせて任意に設定するこ
とができる。このため、魚釣時に例えば同一の棚付近に
おいてシャクリ操作(仕掛けを連続的に上下動させる操
作)を行う場合でも、クラッチ機構40をONからOF
Fに、そして、OFFからONに自動的に且つ設定した
タイミングで切り換えることができる。つまり、本実施
の形態によれば、単一のモータ12の駆動力を利用して
シャクリ操作を行うことができるため、従来のようにク
ラッチON/OFF切換操作用のモータをリール本体内
に別途増設する必要も無い。この結果、コンパクト且つ
軽量で低価格な魚釣用電動リールを実現することができ
る。 【0080】次に、本発明の第2の実施の形態に係る魚
釣用電動リールについて、図6〜図8を参照して説明す
る。なお、本実施の形態の説明に際し、上述した第1の
実施の形態と同一の構成には、同一符号を付して、その
説明を省略する。 【0081】図6に示すように、本実施の形態におい
て、モータ12は、スプール8内に同軸上に配置されて
いる。モータ12の左駆動軸12aは、一方向クラッチ
92(以下、第1の一方向クラッチと言う)を介してク
ラッチ制御機構13に連結されており、右駆動軸12b
は、一方向クラッチ94(以下、第2の一方向クラッチ
と言う)を介して減速機構20に連結されている。 【0082】第1の一方向クラッチ92は、モータ12
が正転したとき、フリー回転状態となり、左駆動軸12
aの駆動力をクラッチ制御機構13に伝達させないよう
になっており、一方、モータ12が逆転したとき、駆動
力伝達状態となり、左駆動軸12aの駆動力をクラッチ
制御機構13に伝達させるようになっている。 【0083】第2の一方向クラッチ94は、モータ12
が正転したとき、駆動力伝達状態となり、右駆動軸12
bの駆動力を減速機構20に伝達させるようになってお
り、一方、モータ12が逆転したとき、フリー回転状態
となり、右駆動軸12bの駆動力を減速機構20に伝達
させないようになっている。 【0084】この場合において、モータ12が正転して
いる状態とは、第2の一方向クラッチ94を介して減速
機構20を駆動させて、スプール8を釣糸巻取方向に回
転させている状態のことであり、一方、モータ12が逆
転している状態とは、第1の一方向クラッチ92を介し
てクラッチ制御機構13を駆動させて、クラッチ機構4
0を制御している状態のことである。 【0085】また、第2の一方向クラッチ94と右側板
10bとの間には、モータ12の左右駆動軸12a,1
2bと同軸上に、第2の一方向クラッチ94と共に回転
可能な連動軸96が設けられており、この連動軸96に
は、第3の一方向クラッチ98が取り付けられている。 【0086】第3の一方向クラッチ98は、連動軸96
を一方向に回転フリーにさせて且つ他方向に回転させな
いようになっている。具体的には、モータ12が正転し
たとき、右駆動軸12bの駆動力を第2の一方向クラッ
チ94から減速機構20に伝達させるように、連動軸9
6を一方向に回転フリーにさせると共に、手動ハンドル
60を回転操作してスプール8を釣糸巻取方向に回転さ
せる際には、連動軸96の他方向への回転を規制(停
止)させるようになっている。 【0087】本実施の形態において、減速機構20は、
第1及び第2の遊星ギヤ機構16,18から成り、モー
タ12正転時に第2の一方向クラッチ94の回転運動を
第1の遊星ギヤ機構16で減速させた後、更に、第2の
遊星ギヤ機構18で減速させてスプール8に伝達するよ
うに構成されている。 【0088】図8(b)に示すように、第1の遊星ギヤ
機構16は、第2の一方向クラッチ94に回り止め嵌合
された第1の太陽歯車22と、この第1の太陽歯車22
に噛合した複数の第1の遊星歯車24と、これら第1の
遊星歯車24が常時噛合するようにスプール8の端面に
刻設された内歯歯車26とを備えている。 【0089】第2の遊星ギヤ機構18は、第3の一方向
クラッチ98に固定された第2の太陽歯車28と、この
第2の太陽歯車28に噛合した複数の第2の遊星歯車3
0とを備えており、複数の第2の遊星歯車30は、上記
の内歯歯車26に常時噛合するようになっている。 【0090】複数の第1の遊星歯車24は、夫々、第1
のキャリア32に支持されており、この第1のキャリア
32は、第2の太陽歯車28に連結されている。また、
複数の第2の遊星歯車30は、夫々、第2のキャリア3
4に支持されており、この第2のキャリア34は、スプ
ール8に取り付けられたブラケット36に嵌合してい
る。なお、ブラケット36は、軸受39を介して右フレ
ーム4bに回転可能に支持されている。 【0091】また、本実施の形態のクラッチ機構40に
おいて、ピニオン42は、連動軸96に沿ってスライド
させることが可能であって且つ上述の減速機構20(具
体的には、第2のキャリア34)に対して係合又は非係
合させることができるようになっている。 【0092】ピニオン42には、その外周面に円周溝4
2aが形成されており、この円周溝42aには、クラッ
チ制御機構13(クラッチ機構40)のON/OFF切
換制御によって、ピニオン42を連動軸96に沿ってス
ライドさせることが可能なスライド片44が係合してい
る。 【0093】スライド片44は、連動軸96方向に延出
した一対のガイド棒46にガイドされながら、連動軸9
6方向にスライドするようになっており、このスライド
片44をスライドさせるための構成として、クラッチ機
構40には、クラッチ制御機構13(クラッチ機構4
0)のON/OFF切換制御に連動して一定方向S(図
7参照)にスライド可能なスライドプレート48が設け
られている。 【0094】ここで、本実施の形態に適用したクラッチ
制御機構13の構成について説明を加える。 【0095】図6に示すように、クラッチ制御機構13
は、第1の一方向クラッチ92を介してモータ12の左
駆動軸12aに連結されており、モータ12が逆転した
ときに、第1の一方向クラッチ92から出力される左駆
動軸12aの駆動力を利用して、上述したクラッチ機構
40を制御(クラッチON/OFF切換制御)し、ピニ
オン42を減速機構20(第2のキャリア34)に対し
て係合又は非係合させることができるように構成されて
いる。 【0096】具体的には、クラッチ制御機構13は、第
1の一方向クラッチ92に連結され且つモータ12の逆
転時の駆動力を伝達する駆動力伝達軸70と、この駆動
力伝達軸70の回転運動を減速してクラッチ機構40に
伝達し且つこのクラッチ機構40を制御するフロント側
及びリア側の遊星ギヤ機構とを備えている。 【0097】フロント側の遊星ギヤ機構は、駆動力伝達
軸70に回り止めされた第1の太陽歯車72と、この第
1の太陽歯車72に噛合した複数の第1の遊星歯車74
と、これら第1の太陽歯車74が常時噛合する内歯歯車
76とを備えており、内歯歯車76は、支持フレーム7
8を介して左フレーム4aに固定されている。 【0098】リア側の遊星ギヤ機構は、駆動力伝達軸7
0に対してフリー回転可能に支持された第2の太陽歯車
80と、この第2の太陽歯車80に噛合した複数の第2
の遊星歯車82とを備えており、複数の第2の遊星歯車
82は、上記の内歯歯車76に常時噛合するようになっ
ている。 【0099】複数の第1の遊星歯車74は、夫々、第1
のキャリア84に回転自在に支持されており、この第1
のキャリア84は、第2の太陽歯車80に連結されてい
る。また、複数の第2の遊星歯車82は、夫々、第2の
キャリア86に回転自在に支持されており、この第2の
キャリア86は、駆動力伝達軸70に回り止めされたギ
ヤ100に連結されている。 【0100】ギヤ100は、連動ギヤ102を介してク
ラッチ連動軸104に連結されている。クラッチ連動軸
104は、左フレーム4aから右フレーム4bに亘って
延出しており、このクラッチ連動軸104の延出端部
(右フレーム4b側の部分)には、円形プレート106
が取り付けられている。そして、この円形プレート10
6は、上述したクラッチ機構40に連結されている。 【0101】具体的には、円形プレート106には、1
個のボス88が突設されており、一方、クラッチ機構4
0のスライドプレート48には、長穴48aが形成され
ている。そして、ボス88を長穴48aに係合させるこ
とによって、円形プレート106は、クラッチ機構40
(スライドプレート48)に連結されている。 【0102】この構成において、モータ12を逆転させ
たとき、第1の一方向クラッチ92から出力される左駆
動軸12aの駆動力は、クラッチ制御機構13からギヤ
100を介して連動ギヤ102に伝達され、クラッチ連
動軸104を所定方向に回転させる。クラッチ連動軸1
04が回転すると、この回転運動と共に円形プレート1
06が回転し、その回転に伴ってボス88が回転する。
このとき、ボス88が長穴48aに沿って摺動しながら
同時に、円形プレート106の回転運動を矢印S方向
(図7参照)の直線運動に変換してスライドプレート4
8に伝達する。このとき、スライドプレート48が矢印
S方向にスライドすることによって、スライド片44を
一対のガイド棒46に沿ってスライドさせる。このスラ
イド片44には、ピニオン42が係合しており、スライ
ド片44がスライドすることによって、ピニオン42を
連動軸96方向にスライドさせることができる。この結
果、ピニオン42を上述の減速機構20(第2のキャリ
ア34)に対して係合又は非係合させることが可能とな
る。 【0103】なお、その他の構成並びに動作は、上述し
た実施の形態と同様であるため、その説明は省略する。 【0104】このように本実施の形態によれば、上述し
た第1の実施の形態と同様に、クラッチのON/OFF
切換操作を自動的に制御すことが可能なコンパクト且つ
軽量で低価格な魚釣用電動リールを実現することができ
る。 【0105】 【発明の効果】本発明によれば、クラッチのON/OF
F切換操作を自動的に制御すことが可能なコンパクト且
つ軽量で低価格な魚釣用電動リールを提供することがで
きる。
ールの外観図。 【図2】本発明の第1の実施の形態に係る魚釣用電動リ
ールの内部構成を示す図。 【図3】図2に示されたクラッチ機構の構成を示す側面
図。 【図4】クラッチON状態のクラッチ機構の構成を示す
図であって、(a)は、その平面図、(b)は、その断
面図。 【図5】クラッチOFF状態のクラッチ機構の構成を示
す図であって、(a)は、その平面図、(b)は、その
断面図。 【図6】本発明の第2の実施の形態に係る魚釣用電動リ
ールの内部構成を示す図。 【図7】図6に示されたクラッチ機構の構成を示す側面
図。 【図8】クラッチON状態のクラッチ機構の構成を示す
図であって、(a)は、その平面図、(b)は、その断
面図。 【符号の説明】 2 リール本体 8 スプール 12 モータ 20 減速機構 40 クラッチ機構
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 リール本体に設けられ、正転及び逆転可
能なモータと、 リール本体に回転自在に支持されたスプールと、 モータ正転時の回転運動を減速してスプールに伝達し、
このスプールを釣糸巻回方向に回転させる減速機構と、 スプールをフリー回転可能状態と釣糸巻取可能状態とに
選択的に切換可能なクラッチ機構とを備えており、 モータの逆転方向の回転運動を用いて、スプールをフリ
ー回転可能状態と釣糸巻取可能状態とに自動的に又は選
択的にクラッチ機構を切換制御可能としたことを特徴と
する魚釣用電動リール。
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