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JP3594581B2 - 半導体ウェハ保護方法及び該保護方法に用いる半導体ウェハ表面保護用粘着フィルム - Google Patents

半導体ウェハ保護方法及び該保護方法に用いる半導体ウェハ表面保護用粘着フィルム Download PDF

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JP3594581B2
JP3594581B2 JP2001372232A JP2001372232A JP3594581B2 JP 3594581 B2 JP3594581 B2 JP 3594581B2 JP 2001372232 A JP2001372232 A JP 2001372232A JP 2001372232 A JP2001372232 A JP 2001372232A JP 3594581 B2 JP3594581 B2 JP 3594581B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウェハ保護方法、及び該保護方法に用いる半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムに関する。詳しくは、半導体ウェハを薄層化加工する工程における半導体ウェハの破損防止に有用で、生産性向上を図り得る半導体ウェハ保護方法、及び該保護方法に用いる半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体ウェハを加工する工程は、半導体ウェハの回路形成面に半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを貼着する工程、半導体ウェハの回路非形成面を加工する工程、半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを剥離する工程、半導体ウェハを分割切断するダイシング工程、分割された半導体チップをリードフレームへ接合するダイボンディング工程を経た後、半導体チップを外部保護の為に樹脂で封止するモールド工程、等により構成されている。
【0003】
従来、ダイボンディング工程では、リードフレーム上にダイボンディング材料である樹脂ペーストを供給し、その上に半導体チップを載せて接着する方法が最も多く用いられている。しかし、樹脂ペーストを用いた場合、リードフレーム上に均一に塗布することが困難である為、接着層の硬化時にボイドが発生したり、チップクラックが生じる等の問題がある。
【0004】
ダイボンディング材料である樹脂ペーストの欠点である不均一な塗布性を改善すること、及び工程全般の合理化を目的として、特開平6−302629号公報には、ダイボンディング工程において、ダイボンディング用接着フィルムを用いる方法が開示されている。この方法は、半導体ウェハの回路非形成面にダイボンディング用接着フィルムを貼着する工程、ダイボンディング用接着フィルムを貼着した状態の半導体ウェハをダイシングテープに固着した後、分割切断するダイシング工程、及びダイシングテープを剥離する工程を経た後、半導体チップをリードフレームにダイボンディングする工程を実施する方法である。
【0005】
しかしながら、この方法は、半導体ウェハの回路非形成面を加工して、半導体ウェハを更に薄くした場合、特に200μm以下にした場合には、半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムが貼着していない状態では、ダイボンディング用接着フィルムを貼着する際に、ロールの圧力等により半導体ウェハが破損する等の重大な問題が発生する。
【0006】
近年益々、半導体チップの薄層化の要求が高まっており、厚みが30〜100μm程度のチップも望まれている。従って、このように薄層化された半導体ウェハであっても破損することなく、ダイボンディング用粘着フィルムを貼着できる半導体ウェハの保護方法が望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記問題に鑑み、半導体ウェハが厚み200μm以下程度に薄層化された場合であっても、半導体ウェハの破損を防止し得る半導体ウェハの保護方法、及び該保護方法に用いる半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは鋭意検討した結果、半導体ウェハの回路形成面に半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを貼着して、半導体ウェハの回路非形成面を加工し、次いで、半導体ウェハの回路非形成面にダイボンディング用接着フィルムを貼着する一連の工程を実施するに際し、半導体ウェハの回路形成面に半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムが貼着された状態で半導体ウェハの回路非形成面にダイボンディング用接着フィルムを貼着し、且つ、少なくとも一層が融点200℃以上の樹脂から形成された基材フィルムの片表面に粘着剤層が形成された半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを用いることにより、上記課題が解決できることを見出し、本発明を完成した。
【0009】
すなわち、本発明の第1発明は、半導体ウェハの回路形成面に半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを貼着する第一工程、半導体ウェハの回路非形成面を加工して薄層化する第二工程、及び半導体ウェハの回路非形成面にダイボンィング用接着フィルムを貼着する第三工程、更に半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを剥離する工程及び半導体ウェハを分割切断するダイシング工程を順次実施する工程を含む半導体ウェハ保護方法であって、半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを剥離することなしに第三工程を実施し、且つ、融点が200℃以上の樹脂から形成された厚みが10〜300μmである層を少なくとも一層有し、該層の貯蔵弾性率[(G)MPa]と厚み[(D)μm]との比が、0〜100℃において下記数式(1)、100〜300℃において下記数式(2)
3≦G/D≦10000 ・・・(1)
0.03≦G/D≦1000・・・(2)
の関係をそれぞれ満たす基材フィルムの片表面に、150℃における貯蔵弾性率が少なくとも1×105Pa、厚みが3〜100μmである粘着剤層が形成された半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを使用することを特徴とする半導体ウェハ保護方法である。
【0010】
本発明の第1発明の特徴は、半導体ウェハの回路形成面に半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを貼着してから半導体ウェハを分割切断するまでの一連の工程において、半導体ウェハの回路非形成面を加工して薄層化する工程に引き続き、半導体ウェハの回路形成面に半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを貼着したままの状態で、半導体ウェハの回路非形成面にダイボンディング用接着フィルムを貼着する工程を実施すること、及び、これらの工程で用いる半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムとして、融点が200℃以上の樹脂から形成された厚みが10〜300μmである層を少なくとも一層有し、該層の貯蔵弾性率[(G)MPa]と厚み[(D)μm]との比が、0〜100℃において上記数式(1)、100〜300℃において上記数式(2)の関係をそれぞれ満たす基材フィルムの片表面に、150℃における貯蔵弾性率が少なくとも1×105Pa、厚みが3〜100μmである粘着剤層が形成された粘着フィルムを用いることにある。
【0011】
また、本発明の第2発明は、上記第1発明に係わる半導体ウェハ保護方法に用いる半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムであって、少なくとも一層が融点200℃以上の樹脂から形成され、厚みが50〜350μmである基材フィルムの片表面に、貯蔵弾性率が150℃において少なくとも1×10Pa、厚みが3〜100μmである粘着剤層が形成された薄層化半導体ウェハの製造に好適に用いられる半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムである。
本発明によれば、厚みが200μm以下に薄層化された半導体ウェハであっても、上記一連の工程における半導体ウェハの破損、汚染などを防止できる効果を奏する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。本発明に係わる半導体ウェハ保護方法を適用した半導体ウェハの製造方法は、先ず、前記の如く、半導体ウェハの回路形成面(以下、表面という)に半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを貼着する第一工程、及び半導体ウェハの回路非形成面(以下、裏面という)を加工する第二工程を順次実施し、引き続き、該表面保護用粘着フィルムを剥離することなしに半導体ウェハの裏面にダイボンディング用接着フィルムを貼着する第三工程を実施する。以降の工程には特に制限はないが、例えば、半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを剥離する工程、半導体ウェハを分割切断するダイシング工程、半導体チップを外部保護の為に樹脂で封止するモールド工程、等を順次実施する半導体ウェハの製造方法が挙げられる。
【0013】
先ず、本発明の半導体ウェハ保護方法について詳細に説明する。本発明の半導体ウェハ保護方法は、半導体ウェハの表面に半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを貼着する第一工程、及び半導体ウェハの裏面を加工する第二工程を順次実施し、引き続き、半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを剥離することなしに、半導体ウェハ裏面にダイボンディング用接着フィルムを貼着する第三工程を実施する。この際、半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムとして、少なくとも一層が融点200℃以上の樹脂から形成された基材フィルムの片表面に、150℃における貯蔵弾性率が少なくとも1×10Pa、厚みが3〜100μmである粘着剤層が形成された表面保護用粘着フィルムを用いる。
【0014】
本発明に係わる半導体ウェハ保護方法の詳細は、先ず、半導体ウェハ表面保護用粘着フィルム(以下、表面保護用粘着フィルムと略称する)の粘着剤層側から剥離フィルムを剥離し、粘着剤層表面を露出させ、その粘着剤層を介して、半導体ウェハの表面に表面保護用粘着フィルムを貼着する(第一工程)。次いで、裏面加工機のチャックテーブル等に表面保護用粘着フィルムの基材フィルム層を介して半導体ウェハを固定し、半導体ウェハの裏面を加工する(第二工程)。第二工程は、半導体ウェハの裏面研削工程、ウェットエッチング工程、及びポリッシング工程を全て実施してもよいし、又は、これらの工程のいずれか一工程を実施してもよい。次いで、表面保護用粘着フィルムを剥離することなしに、ダイボンディング用接着フィルムの貼着工程に搬送され、ダイボンディング用接着フィルムを貼着する(第三工程)。その後、表面保護用粘着フィルムは剥離される。また、必要に応じて表面保護用粘着フィルムを剥離した後に、半導体ウェハ表面に対して、水洗、プラズマ洗浄等の処理が施される。
【0015】
従来、裏面加工工程において、半導体ウェハは、研削前の厚みが500〜1000μmであったものが、半導体チップの種類等に応じ、200〜600μm程度まで研削、薄層化される。一方、本発明の保護方法を適用することにより、厚みが200μm以下になるまで薄層化することができる。その場合、半導体ウェハの最低厚みは20μm程度である。200μm以下まで薄くする場合は、裏面研削に引き続いて、ウェットエッチング工程やポリッシング工程を実施することもできる。裏面を研削する前の半導体ウェハの厚みは、半導体ウェハの直径、種類等により適宜決められ、裏面研削後の半導体ウェハの厚みは、得られるチップのサイズ、回路の種類等により適宜決められる。
【0016】
表面保護用粘着フィルムを半導体ウェハの表面に貼着する操作は、人手により行われる場合もあるが、一般に、ロール状の表面保護用粘着フィルムを取り付けた自動貼り機と称される装置によって行われる。このような自動貼り機として、例えばタカトリ(株)製、形式:ATM−1000B、同ATM−1100、同TEAM−100、帝国精機(株)製、形式:STLシリーズ等が挙げられる。
【0017】
裏面研削方式としては、スルーフィード方式、インフィード方式等の公知の研削方式が採用される。通常、いずれの方法においても、半導体ウェハと砥石に水を供給して冷却しながら裏面研削が行われる。裏面研削終了後、必要に応じて、ウェットエッチング、ポリッシングが行われる。ウェットエッチング工程及びポリッシング工程は、半導体ウェハ裏面に生じた歪の除去、半導体ウェハのさらなる薄層化、酸化膜等の除去、電極を裏面に形成する際の前処理等を目的として行われる。エッチング液は、上記の目的に応じて適宜選択される。
【0018】
ダイボンディング用接着フィルムを貼着する工程で用いる装置としては、例えば、タカトリ(株)製、形式:ATM−8200、同DM−800等が挙げられる。ダイボンディング用接着フィルムとしては、ポリエステル系、ポリプロピレン系フィルムの表面に、ポリイミド樹脂と熱硬化性樹脂の混合物からなるワニスを塗布して、接着剤層を形成したダイボンディング用接着フィルムが挙げられる。この時、必要に応じてポリイミド樹脂と熱硬化性樹脂の混合物に添加剤を混合することもある。ロールを用いて、ダイボンディング用接着フィルムを半導体ウェハ裏面に加熱貼着することにより、接着剤付半導体ウェハとされる。
【0019】
裏面研削工程、エッチング工程、及びダイボンディング用接着フィルムの貼着工程がそれぞれ終了した後、半導体ウェハ表面から表面保護用粘着フィルムが剥離される。これらの一連の操作は、人手により行われる場合もあるが、一般的に自動剥がし機と称される装置を用いて行われる。このような自動剥がし機としては、タカトリ(株)製、形式:ATRM−2000B、同ATRM−2100、帝国精機(株)製、形式:STPシリーズ等が挙げられる。また、剥離性の向上を目的として、必要に応じて加熱剥離することが好ましい。
【0020】
表面保護用粘着フィルムを剥離した後の半導体ウェハ表面は、必要に応じて洗浄される。洗浄方法としては、水洗浄、溶剤洗浄等の湿式洗浄、プラズマ洗浄等の乾式洗浄等が挙げられる。湿式洗浄の場合、超音波洗浄を併用してもよい。これらの洗浄方法は、半導体ウェハ表面の汚染状況により適宜選択される。
【0021】
次いで、本発明に用いる表面保護用粘着フィルムについて説明する。本発明に係わる表面保護用粘着フィルムは、基材フィルムの片表面に粘着剤層を形成することにより製造される。通常、粘着剤層を保護するために、粘着剤層の表面に剥離フィルムが貼着される。剥離フィルムを剥離したときに露出する粘着剤層の表面を介して半導体ウェハ表面に貼着することを考慮し、粘着剤層による半導体ウェハ表面の汚染防止を図るためには、剥離フィルムの片面に、粘着剤塗布液を塗布、乾燥して粘着剤層を形成した後、得られた粘着剤層を基材フィルムの片面に転写する方法が好ましい。
【0022】
基材フィルムは、少なくとも一層が、融点が200℃以上の樹脂から形成された耐熱性を有するフィルムが好ましい。さらに好ましくは、融点が250℃以上の樹脂から形成されたフィルムである。例示すると、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ポリイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルスルフォン等、及びこれらの混合樹脂から成形された樹脂フィルムが挙げられる。代表的市販品として、帝人(株)製、商品名:テオネックス、三菱化学(株)製、商品名:トーロン4203L、ICI社製、商品名:45G、及び200P等が挙げられる。
【0023】
表面保護用粘着フィルムの基材フィルムは、少なくとも一層が、融点が200℃以上である樹脂フィルムで形成されていれば、他のフィルムとの積層体であってもよい。全ての層の融点が200℃未満である場合は、ダイボンディング用接着フィルムの貼着工程において、表面保護用粘着フィルムに熱による変形が発生し、薄層化した半導体ウェハを破損する危険性がある。
【0024】
半導体ウェハの裏面研削時の保護性能を高める目的で耐熱性フィルムの他に低弾性率の樹脂から成形されたフィルムを積層してもよい。これらの低弾性フィルムとして、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アルキルアクリレート共重合体(アルキル基の炭素数1〜4)、低密度ポリエチレン、エチレン−α−オレフィン共重合体(α−オレフィンの炭素数3〜8)等から成形された樹脂フィルムが挙げられる。これらの内、酢酸ビニル単位の含有量が5〜50重量%程度のエチレン−酢酸ビニル共重合体フィルムが好ましい。
【0025】
基材フィルムの代表的な製造方法として、低弾性率フィルムを押出機で押出成形しながら、予め用意しておいた耐熱性フィルムとラミネートする方法が挙げられる。低弾性率フィルムと耐熱性フィルムとの接着力を高めるために両者の間に新たに接着層を設けてもよい。基材フィルムと粘着剤層の接着力を高めるために、粘着剤層を設ける面にはコロナ放電処理または化学処理等を施すことが好ましい。基材フィルム全体の厚みは50〜350μmであることが好ましい。耐熱性フィルムと低弾性率フィルムを積層する場合は、前者の層の厚みは10〜300μm程度、後者の層の厚みは20〜300μm程度が好ましい。更に好ましくは、前者の厚みが15〜200μ程度である。低弾性率フィルム層は、その柔軟性により、半導体ウェハ表面の回路により形成された凹凸段差を吸収し、半導体ウェハの裏面研削加工による破損を防止する効果を有する。粘着剤層を形成する基材フィルム層は、耐熱フィルム側、低弾性率フィルム側のいずれでもよいが、ダイボンディング工程の加熱粘着工程等を考慮すると、低弾性率フィルム側が好ましい。
【0026】
200μm以下程度に薄層化した半導体ウェハの反りを防止すること等を考慮すると、融点が200℃以上である樹脂から形成された基材フィルム層の貯蔵弾性率は、0〜100℃において10〜10MPa、好ましくは10〜10MPa、100〜300℃において10〜10MPa、好ましくは10〜10MPaであることが好ましい。
【0027】
本発明に係わる表面保護用粘着フィルムの粘着剤層を形成する粘着剤は、ダイボンディング用接着フィルム貼着時の温度条件下でも、粘着剤として充分機能するものであることが好ましい。具体的には、アクリル系粘着剤、シリコン系粘着剤等が例示される。粘着剤層の厚みは3〜100μmであることが好ましい。粘着剤層は、表面保護用粘着フィルムを剥離した後、半導体ウェハの回路形成面に糊残りなどによる汚染が生じないことが好ましい。
【0028】
粘着剤層は、特に、ダイボンディング用接着フィルムを加熱貼着するダイボンディング工程において高温に曝された際に、粘着力が大きくなり過ぎないように、また、半導体ウェハ表面の汚染が増加しないように、反応性官能基を有する架橋剤、過酸化物、放射線等により高密度に架橋されたものであることが好ましい。更に、ダイボンディング用接着フィルムを貼着する際に、温度150℃以上の条件下で加熱処理された場合であっても、粘着力が上昇して剥離不良を起こさないこと、及び糊残りが発生しないことが好ましい。その為、粘着剤層は、150℃における貯蔵弾性率が少なくとも1×10Paであることが好ましい。更に好ましくは、200℃における貯蔵弾性率が少なくとも1×10Paである。貯蔵弾性率は、高ければ高いほどよいが、通常、その上限は1×10Pa程度である。
【0029】
更に、200μm以下程度に薄層化した半導体ウェハの反りを防止すること等を考慮すると、融点200℃以上の樹脂から形成された基材フィルム層の貯蔵弾性率〔(G)MPa〕と厚み〔(D)μm〕との比が、0〜100℃において下記数式(1)、100〜300℃において下記数式(2)で表される関係を満たすことが好ましい。
3≦G/D≦10000 ・・(1)
0.03≦G/D≦1000・・(2)
更に好ましくは、上記比が0〜100℃において下記数式(3)、100〜300℃において下記数式(4)で表される関係を満たすことである。
5≦G/D≦700 ・ ・・ (3)
0.5≦G/D≦70・・・ (4)
上記特性を有する粘着剤層を形成する方法として、アクリル系粘着剤を用いる方法を例示する。粘着剤層は、(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマー単位(A)、架橋剤と反応し得る官能基を有するモノマー単位(B)、2官能性モノマー単位(C)をそれぞれ特定量含む乳化重合共重合体であるアクリル系粘着剤、並びに、凝集力を上げたり粘着力を調整するための、官能基を1分子中に2個以上有する架橋剤を含む溶液またはエマルション液を用いることにより形成される。溶液で使用する場合は、乳化重合で得られたエマルション液からアクリル系粘着剤を塩析等で分離した後、溶剤等で再溶解して使用する。アクリル系粘着剤は、分子量が充分に大きく、溶剤への溶解性が低く、若しくは溶解しない場合が多いので、コスト的な観点から鑑みても、エマルション液のまま使用することが好ましい。
【0030】
本発明に用いるアクリル系粘着剤としては、アクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸アルキルエステル、又はこれらの混合物を主モノマー〔以下、モノマー(A)〕として、架橋剤と反応し得る官能基を有するコモノマーを含むモノマー混合物を共重合して得られたものが挙げられる。
【0031】
モノマー(A)としては、炭素数1〜12程度のアルキル基を有するアクリル酸アルキルエステル、又はメタクリル酸アルキルエステル〔以下、これらの総称して(メタ)アクリル酸アルキルエステルという〕が挙げられる。好ましくは、炭素数1〜8のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルである。具体的には、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸−2−エチルヘキシル等が挙げられる。これらは単独で使用しても、また、2種以上を混合して使用してもよい。モノマー(A)の使用量は粘着剤の原料となる全モノマーの総量中に、通常、10〜98.9重量%の範囲で含ませることが好ましい。更に好ましくは85〜95重量%である。モノマー(A)の使用量をかかる範囲とすることにより、(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマー単位(A)10〜98.9重量%、好ましくは85〜95重量%を含むポリマーが得られる。
【0032】
架橋剤と反応し得る官能基を有するモノマー単位(B)を形成するモノマー(B)としては、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、メサコン酸、シトラコン酸、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸モノアルキルエステル、メサコン酸モノアルキルエステル、シトラコン酸モノアルキルエステル、フマル酸モノアルキルエステル、マレイン酸モノアルキルエステル、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、アクリル酸−2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル、アクリルアミド、メタクリルアミド、ターシャル−ブチルアミノエチルアクリレート、ターシャル−ブチルアミノエチルメタクリレート等が挙げられる。好ましくは、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸−2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル、アクリルアミド、メタクリルアミド等である。これらの一種を上記主モノマーと共重合させてもよいし、また2種以上を共重合させてもよい。架橋剤と反応し得る官能基を有するモノマー(B)の使用量は、粘着剤の原料となる全モノマーの総量中に、通常、1〜40重量%の範囲で含まれていることが好ましい。更に好ましくは、1〜10重量%である。而して、モノマー組成とほぼ等しい組成の構成単位(B)を有するポリマーが得られる。
【0033】
更に、粘着剤層は、半導体ウェハの裏面加工、及びダイボンディング用接着フィルムの貼着時等における温度条件下でも、粘着剤として充分機能するように、粘着力や剥離性を調整することが好ましい。その方策として、エマルション粒子の凝集力を維持する為に粒子バルクの架橋方式も考慮することが好ましい。
【0034】
エマルション粒子に対しては、150〜200℃の温度条件下でも1×10Pa以上を有する為に、2官能モノマー(C)を共重合することによって凝集力を維持するよう架橋方式を改良することが好ましい。良好に共重合するモノマーとして、メタクリル酸アリル、アクリル酸アリル、ジビニルベンゼン、メタクリル酸ビニル、アクリル酸ビニルや、例えば、両末端がジアクリレートまたはジメタクリレートで主鎖の構造がプロピレングリコール型〔日本油脂(株)製、商品名;PDP−200、同PDP−400、同ADP−200、同ADP−400〕、テトラメチレングリコール型〔日本油脂(株)製、商品名;ADT‐250、同ADT‐850〕及びこれらの混合型〔日本油脂(株)製、商品名:ADET‐1800、同ADPT−4000〕であるもの等が挙げられる。
2官能モノマー(C)を乳化共重合する場合、その使用量は、全モノマー中に0.1〜30重量%含むことが好ましい。更に好ましくは0.1〜5重量%である。而して、モノマー組成とほぼ等しい組成の構成単位(C)を有するポリマーが得られる。
【0035】
上記粘着剤を構成する主モノマー、及び架橋剤と反応し得る官能基を有するコモノマーの他に、界面活性剤としての性質を有する特定のコモノマー(以下、重合性界面活性剤と称する)を共重合してもよい。重合性界面活性剤は、主モノマー及びコモノマーと共重合する性質を有すると共に、乳化重合する場合には乳化剤としての作用を有する。重合性界面活性剤を用いて乳化重合したアクリル系粘着剤を用いた場合には、通常、界面活性剤による半導体ウェハ表面に対する汚染が生じない。また、粘着剤層に起因する僅かな汚染が生じた場合においても、半導体ウェハ表面を水洗することにより容易に除去することが可能となる。
【0036】
このような重合性界面活性剤の例としては、例えば、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルのベンゼン環に重合性の1−プロペニル基を導入したもの〔第一工業製薬(株)製;商品名:アクアロンRN−10、同RN−20、同RN−30、同RN−50等〕、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルの硫酸エステルのアンモニウム塩のベンゼン環に重合性の1−プロペニル基を導入したもの〔第一工業製薬(株)製;商品名:アクアロンHS−10、同HS−20等〕、及び分子内に重合性二重結合を持つ、スルホコハク酸ジエステル系〔花王(株)製;商品名:ラテムルS−120A、同S−180A等〕等が挙げられる。更に必要に応じて、酢酸ビニル、アクリロニトリル、スチレン等の重合性2重結合を有するモノマーを共重合してもよい。
【0037】
アクリル系粘着剤の重合反応機構としては、ラジカル重合、アニオン重合、カチオン重合等が挙げられる。粘着剤の製造コスト、モノマーの官能基の影響及び半導体ウェハ表面へのイオンの影響等を等慮すればラジカル重合によって重合することが好ましい。ラジカル重合反応によって重合する際、ラジカル重合開始剤として、ベンゾイルパーオキサイド、アセチルパーオキサイド、イソブチリルパーオキサイド、オクタノイルパーオキサイド、ジ−ターシャル−ブチルパーオキサイド、ジ−ターシャル−アミルパーオキサイド等の有機過酸化物、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム等の無機過酸化物、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス−2−メチルブチロニトリル、4,4’−アゾビス−4−シアノバレリックアシッド等のアゾ化合物が挙げられる。
【0038】
乳化重合法により重合する場合には、これらのラジカル重合開始剤の中で、水溶性の過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム等の無機過酸化物、同じく水溶性の4,4’−アゾビス−4−シアノバレリックアシッド等の分子内にカルボキシル基を持ったアゾ化合物が好ましい。半導体ウェハ表面へのイオンの影響を考慮すれば、過硫酸アンモニウム、4,4’−アゾビス−4−シアノバレリックアシッド等の分子内にカルボキシル基を有するアゾ化合物が更に好ましい。4,4’−アゾビス−4−シアノバレリックアシッド等の分子内にカルボキシル基を有するアゾ化合物が特に好ましい。
【0039】
本発明に用いる架橋性の官能基を1分子中に2個以上有する架橋剤は、アクリル系粘着剤が有する官能基と反応させ、粘着力及び凝集力を調整するために用いる。架橋剤としては、ソルビトールポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、グリセロールポリグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、レソルシンジグリシジルエーテル等のエポキシ系化合物、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチロールプロパンのトルエンジイソシアネート3付加物、ポリイソシアネート等のイソシアネート系化合物、トリメチロールプロパン−トリ−β−アジリジニルプロピオネート、テトラメチロールメタン−トリ−β−アジリジニルプロピオネート、N,N’−ジフェニルメタン−4,4’−ビス(1−アジリジンカルボキシアミド)、N,N’−ヘキサメチレン−1,6−ビス(1−アジリジンカルボキシアミド)、N,N’−トルエン−2,4−ビス(1−アジリジンカルボキシアミド)、トリメチロールプロパン−トリ−β−(2−メチルアジリジン)プロピオネート等のアジリジン系化合物、N,N,N’,N’−テトラグリシジルm−キシレンジアミン、1,3−ビス(N,N’−ジグリシジルアミノメチル)シクロヘキサンの4官能性エポキシ系化合物及びヘキサメトキシメチロールメラミン等のメラミン系化合物が挙げられる。これらは単独で使用してもよいし、2種以上に対して併用してもよい。
【0040】
架橋剤の含有量は、通常、架橋剤中の官能基数がアクリル系粘着剤中の官能基数よりも多くならない程度の範囲が好ましい。しかし、架橋反応で新たに官能基が生じる場合や、架橋反応が遅い場合等、必要に応じて過剰に含有してもよい。好ましい含有量は、アクリル系粘着剤100重量部に対し、架橋剤0.1〜15重量部である。含有量が少なすぎると、粘着剤層の凝集力が不十分となり、150〜200℃において、弾性率が1×10Pa未満となり、耐熱特性が低下する。そのため、粘着剤層に起因する糊残りを生じ易くなったり、粘着力が高くなり、表面保護用粘着フィルムを半導体ウェハ表面から剥離する際に自動剥がし機で剥離トラブルが発生したり、半導体ウェハを完全に破損したりすることがある。含有量が多すぎると、粘着剤層と半導体ウェハ表面との密着力が弱くなり、半導体ウェハ裏面研削工程において、半導体ウェハ表面と粘着剤層の間に研磨屑が浸入して半導体ウェハを破損したり、半導体ウェハ表面を汚染することがある。
【0041】
本発明に用いる粘着剤塗布液には、上記の特定の2官能モノマーを共重合したアクリル系粘着剤及び架橋剤の他に、粘着特性を調整するためにロジン系、テルペン樹脂系等のタッキファイヤー、各種界面活性剤等を本発明の目的に影響しない程度に適宜含有してもよい。また、塗布液がエマルション液である場合は、ジエチレングリコールモノアルキルエーテル等の造膜助剤を本発明の目的に影響しない程度に適宜添加してよい。造膜助剤として使用されるジエチレングリコールモノアルキルエーテル及びその誘導体は、粘着剤層中に多量に存在した場合、洗浄が不可能となる程度に半導体ウェハ表面を汚染することがある。そのため、粘着剤塗布液の乾燥温度において揮発する性質を有するものを使用し、粘着剤層中の残存量を極力低くすることが好ましい。
【0042】
本発明の表面保護用粘着フィルムの粘着力は、半導体ウェハの加工条件、半導体ウェハの直径、裏面研削後の半導体ウェハの厚み、ダイボンディング用接着フィルム貼着温度等を勘案して適宜調整できる。粘着力が低すぎると、半導体ウェハ表面への表面保護用粘着フィルムの貼着が困難となったり、表面保護用粘着フィルムによる保護性能が不十分となり、半導体ウェハが破損したり、半導体ウェハ表面に研削屑等による汚染が生じることがある。また、粘着力が高すぎると、半導体ウェハの裏面加工を実施した後、表面保護用粘着フィルムを半導体ウェハ表面から剥離する際に、自動剥がし機で剥離トラブルが発生する等、剥離作業性が低下したり、半導体ウェハを破損したりすることがある。通常、SUS304−BA板に対する粘着力に換算して5〜500g/25mm、好ましくは10〜300g/25mmである。
【0043】
基材フィルムまたは剥離フィルムの片表面に粘着剤塗布液を塗布する方法としては、従来公知の塗布方法、例えば、ロールコーター法、リバースロールコーター法、グラビアロール法、バーコート法、コンマコーター法、ダイコーター法等が採用できる。塗布された粘着剤の乾燥条件には特に制限はないが、一般的には、80〜200℃の温度範囲において、10秒〜10分間乾燥することが好ましい。更に好ましくは、80〜170℃において、15秒〜5分間乾燥する。架橋剤と粘着剤との架橋反応を十分に促進させるために、粘着剤塗布液の乾燥が終了した後、表面保護粘着フィルムを40〜80℃において5〜300時間程度加熱してもよい。
【0044】
本発明の半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムの製造方法は、上記の通りであるが、半導体ウェハ表面の汚染防止の観点から、基材フィルム、剥離フィルム、粘着剤主剤等全ての原料資材の製造環境、粘着剤塗布液の調製、保存、塗布及び乾燥環境は、米国連邦規格209bに規定されるクラス1,000以下のクリーン度に維持されていることが好ましい。
【0045】
本発明の半導体ウェハ保護方法が適用できる半導体ウェハとして、シリコンウェハに限らず、ゲルマニウム、ガリウム−ヒ素、ガリウム−リン、ガリウム−ヒ素−アルミニウム等のウェハが挙げられる。
【0046】
【実施例】
以下、実施例を示して本発明についてさらに詳細に説明する。以下に示す全ての実施例及び比較例において、米国連邦規格209bに規定されるクラス1,000以下のクリーン度に維持された環境において粘着剤塗布液の調製及び塗布、半導体シリコンウェハの裏面研削、並びにダイボンディング用接着フィルム貼着等を実施した。本発明はこれら実施例に限定されるものではない。尚、実施例に示した各種特性値は下記の方法で測定した。
【0047】
1.各種特性の測定方法
1−1.粘着力測定(g/25mm)
下記に規定した条件以外は、全てJIS Z−0237−1991に規定される方法に準じて測定する。23℃の雰囲気下において、実施例または比較例で得られた粘着フィルムをその粘着剤層を介して、5cm×20cmのSUS304−BA板(JIS G−4305−1991規定)の表面に貼着し、60分放置する。試料の一端を挟持し、剥離角度180度、剥離速度300mm/min.でSUS304−BA板の表面から試料を剥離する際の応力を測定し、25mm幅に換算する。
【0048】
1−2.貯蔵弾性率(Pa)
1)粘着剤層
半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムの粘着剤層の部分を厚さ1mmになるように積層し、直径8mmの粘弾性測定用試料を作製する。動的粘弾性測定装置(レオメトリックス社製:形式:RMS−800)を用いて、150℃及び200℃において貯蔵弾性率を測定する。測定周波数は1Hzとし、歪みは0.1〜3%とする。
2)基材フィルム層
半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムの基材フィルム層部分を切断し、長方形(機械方向:3mm、機械方向と直交する方向:40mm)の試料を作製する。動的粘弾性測定装置(レオメトリックス社製:形式:RSA−II)を用いて、0〜300℃までの貯蔵弾性率(機械方向)を測定する。測定周波数は、1Hzとし、歪みは0.01〜0.1%とする。但し、積層基材フィルムの場合は、各層独立で測定を行った。
【0049】
1−3.汚染性評価
半導体シリコンウェハ(直径:8インチ、厚み:600μm、スクライブラインの深さ:8μm、スクライブラインの幅:100μm)の表面に試料用の表面保護用粘着フィルムをその粘着剤層を介して、半導体シリコンウェハの全表面に貼着し、半導体ウェハの裏面加工工程、ダイボンディング用接着フィルム貼着工程を経た後、粘着フィルムを剥離(日東精機(株)製、型式:HR8500II)した後の半導体ウェハの表面をレーザーフォーカス顕微鏡(KEYENCE製、形式:VF−7510、VF−7500、VP−ED100)を用いて250倍率で観察する。評価基準は、次の通り。○:糊残り無し。×:糊残り発生。
【0050】
1−4.半導体ウェハの破損(枚数)
半導体ウェハ裏面研削工程、ダイボンディング用接着フィルム貼着工程、及び表面保護用粘着フィルム剥離工程における半導体ウェハの破損枚数を示す。
【0051】
2.表面保護用粘着フィルムの製造例
2−1.基材フィルムの製造例1
耐熱特性を有するフィルムとして、ポリエチレンナフタレート(融点269℃)フィルム(厚み50μm、50℃の貯蔵弾性率2800MPa、200℃の貯蔵弾性率190MPa)を選定し、これと低弾性率フィルムであるエチレン−酢酸ビニル共重合体(ショアーD型硬度35、融点85℃、50℃の貯蔵弾性率14.5MPa)フィルム(厚み70μm)を積層し、粘着剤層を形成する低弾性率フィルム側はコロナ放電処理を施し、全体の厚みが120μmである基材フィルム1を作成した。
【0052】
2−2.基材フィルムの比較製造例1
低弾性率フィルムであるエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂(ショアーD型硬度35、融点85℃)の単層フィルム(厚み120μm、50℃の貯蔵弾性率14.5MPa)を基材フィルム2とした。粘着剤層を形成する側にコロナ処理を施した。
【0053】
2−3.基材フィルムの比較製造例2
耐熱特性を有するフィルムとして、ポリプロピレン(融点160℃)フィルム(厚み50μm、50℃の貯蔵弾性率1300MPa)を選定し、これと低弾性率フィルムであるエチレン−酢酸ビニル共重合体(ショアーD型硬度35、融点85℃)フィルム(厚み70μm、50℃の貯蔵弾性率14.5MPa)を積層し、粘着剤層を形成する低弾性率フィルム側はコロナ放電処理を施し、全体の厚みが120μmである基材フィルム3を作成した。
【0054】
2−4.基材フィルムの比較製造例3
耐熱特性を有するフィルムとして、ポリメチルペンテン(融点230℃)フィルム(厚み300μm、50℃の貯蔵弾性率100MPa、200℃の貯蔵弾性率5MPa)を選定し、これと低弾性率フィルムであるエチレン−酢酸ビニル共重合体(ショアーD型硬度35、融点85℃)フィルム(厚み50μm、50℃の貯蔵弾性率14.5MPa)を積層し、粘着剤層を形成する低弾性率フィルム側はコロナ放電処理を施し、全体の厚みが350μmである基材フィルム4を作成した。
【0055】
2−5.粘着剤主剤の製造例1
重合反応機に脱イオン水150重量部、重合開始剤として4,4’−アゾビス−4−シアノバレリックアシッド〔大塚化学(株)製、商品名:ACVA〕を0.625重量部、モノマー(A)としてアクリル酸−2−エチルヘキシル62.25重量部、アクリル酸−n−ブチル18重量部、及びメタクリル酸メチル12重量部、モノマー(B)としてメタクリル酸−2−ヒドロキシエチル3重量部、メタクリル酸2重量部、及びアクリルアミド1重量部、モノマー(C)としてポリテトラメチレングリコールジアクリレート〔日本油脂(株)製、商品名:ADT−250〕1重量部、水溶性コモノマーとしてポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(エチレンオキサイドの付加モル数の平均値:約20)の硫酸エステルのアンモニウム塩のベンゼン環に重合性の1−プロペニル基を導入したもの〔第一工業製薬(株)製、商品名:アクアロンHS−10〕0.75重量部を装入し、攪拌下で70〜72℃において8時間乳化重合を実施し、アクリル系樹脂エマルションを得た。これを9重量%アンモニア水で中和(pH=7.0)し、固形分42.5重量%のアクリル系粘着剤(粘着剤主剤1)とした。
【0056】
2−6.粘着剤主剤の製造例2
重合反応機に脱イオン水150重量部、重合開始剤として4,4’−アゾビス−4−シアノバレリックアシッド〔大塚化学(株)製、商品名:ACVA〕を0.625重量部、モノマー(A)としてアクリル酸−2−エチルヘキシル62.25重量部、アクリル酸−n−ブチル18重量部、及びメタクリル酸メチル12重量部、モノマー(B)としてメタクリル酸−2−ヒドロキシエチル3重量部、メタクリル酸2重量部、及びアクリルアミド1重量部、モノマー(C)としてメタクリル酸アリル〔和光純薬工業(株)製〕1重量部、水溶性コモノマーとしてポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(エチレンオキサイドの付加モル数の平均値:約20)の硫酸エステルのアンモニウム塩のベンゼン環に重合性の1−プロペニル基を導入したもの〔第一工業製薬(株)製、商品名:アクアロンHS−10〕0.75重量部を装入し、攪拌下で70〜72℃において8時間乳化重合を実施し、アクリル系樹脂エマルションを得た。これを9重量%アンモニア水で中和(pH=7.0)し、固形分42.5重量%のアクリル系粘着剤(粘着剤主剤2)とした。
【0057】
2−7.粘着剤主剤の比較製造例1
重合反応機に脱イオン水150重量部、重合開始剤として4,4’−アゾビス−4−シアノバレリックアシッド〔大塚化学(株)製、商品名:ACVA〕を0.625重量部、モノマー(A)としてアクリル酸−2−エチルヘキシル63.25重量部、アクリル酸−n−ブチル18重量部、及びメタクリル酸メチル12重量部、モノマー(B)としてメタクリル酸−2−ヒドロキシエチル3重量部、メタクリル酸2重量部、及びアクリルアミド1重量部、水溶性コモノマーとしてポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(エチレンオキサイドの付加モル数の平均値:約20)の硫酸エステルのアンモニウム塩のベンゼン環に重合性の1−プロペニル基を導入したもの〔第一工業製薬(株)製、商品名:アクアロンHS−10〕0.75重量部を装入し、攪拌下で70〜72℃において8時間乳化重合を実施し、アクリル系樹脂エマルションを得た。これを9重量%アンモニア水で中和(pH=7.0)し、固形分42.5重量%のアクリル系粘着剤(粘着剤主剤3)とした。
【0058】
2−8.粘着剤塗布液の製造例1
粘着剤主剤の製造例1得られた粘着剤主剤1の100重量部を採取し、さらに9重量%アンモニア水を加えてpH9.5に調整した。次いで、アジリジン系架橋剤〔日本触媒化学工業(株)製、商品名:ケミタイトPz−33〕1.6重量部を添加して粘着剤塗布液1を得た。
【0059】
2−9.粘着剤塗布液の製造例2
粘着剤主剤の製造例2で得られた粘着剤主剤2を用いた以外は、粘着剤塗布液の製造例1と同様にして粘着剤塗布液2を得た。
【0060】
2−10.粘着剤塗布液の比較製造例1
粘着剤主剤の比較製造例1で得られた粘着剤主剤3を用いた以外は、粘着剤塗布液の製造例1と同様にして粘着剤塗布液3を得た。
【0061】
2−11.粘着フィルムの製造例1
粘着剤塗布液1を、ロールコーターを用いてポリプロピレンフィルム(剥離フィルム、厚み:50μm)に塗布し、120℃で2分間乾燥して厚み10μmの粘着剤層を設けた。これに上記基材フィルム1のコロナ処理面を貼り合わせ押圧して、粘着剤層を転写させた。転写後、60℃において48時間加熱した後、室温まで冷却することにより半導体ウェハ表面保護用粘着フィルム1を製造した。粘着剤層の貯蔵弾性率は、150℃において1.5×10Pa、200℃において1.3×10Paであった。また、粘着力は、120g/25mmであった。
【0062】
2−12.粘着フィルムの製造例2
粘着剤塗布液2を、ロールコーターを用いてポリプロピレンフィルム(剥離フィルム、厚み:50μm)に塗布し、120℃で2分間乾燥して厚み10μmの粘着剤層を設けた。これに上記基材フィルム1のコロナ処理面を貼り合わせ押圧して、粘着剤層を転写させた。転写後、60℃において48時間加熱した後、室温まで冷却することにより半導体ウェハ表面保護用粘着フィルム2を製造した。粘着剤層の貯蔵弾性率は、150℃において2.5×10Pa、200℃において1.8×10Paであった。また、粘着力は、150g/25mmであった。
【0063】
2−13.粘着フィルムの比較製造例1
粘着剤塗布液1を、ロールコーターを用いてポリプロピレンフィルム(剥離フィルム、厚み:50μm)に塗布し、120℃で2分間乾燥して厚み10μmの粘着剤層を設けた。これに上記の基材フィルム2のコロナ処理面を貼り合わせ押圧して、粘着剤層を転写させた。転写後、60℃において48時間加熱した後、室温まで冷却することにより半導体ウェハ表面保護用粘着フィルム3を製造した。粘着剤層の貯蔵弾性率は、150℃において1.5×10Pa、200℃において1.3×10Paであった。また、粘着力は、125g/25mmであった。
【0064】
2−14.粘着フィルムの比較製造例2
粘着剤塗布液3を、ロールコーターを用いてポリプロピレンフィルム(剥離フィルム、厚み:50μm)に塗布し、120℃で2分間乾燥して厚み10μmの粘着剤層を設けた。これに上記基材フィルム1のコロナ処理面を貼り合わせ押圧して、粘着剤層を転写させた。転写後、60℃において48時間加熱した後、室温まで冷却することにより半導体ウェハ表面保護用粘着フィルム4を製造した。粘着剤層の貯蔵弾性率は、150℃において4.5×10Pa、200℃において4.3×10Paであった。また、粘着力は、90g/25mmであった。
【0065】
2−15.粘着フィルムの比較製造例3
粘着剤塗布液1を、ロールコーターを用いてポリプロピレンフィルム(剥離フィルム、厚み:50μm)に塗布し、120℃で2分間乾燥して厚み10μmの粘着剤層を設けた。これに上記の基材フィルム3のコロナ処理面を貼り合わせ押圧して、粘着剤層を転写させた。転写後、60℃において48時間加熱した後、室温まで冷却することにより半導体ウェハ表面保護用粘着フィルム5を製造した。粘着剤層の貯蔵弾性率は、150℃において1.5×10Pa、200℃において1.3×10Paであった。また、粘着力は、120g/25mmであった。
【0066】
2−16.粘着フィルムの比較製造例4
粘着剤塗布液3を、ロールコーターを用いてポリプロピレンフィルム(剥離フィルム、厚み:50μm)に塗布し、120℃で2分間乾燥して厚み10μmの粘着剤層を設けた。これに上記の基材フィルム4のコロナ処理面を貼り合わせ押圧して、粘着剤層を転写させた。転写後、60℃において48時間加熱した後、室温まで冷却することにより半導体ウェハ表面保護用粘着フィルム6を製造した。粘着剤層の貯蔵弾性率は、150℃において4.5×10Pa、200℃において4.3×10Paであった。また、粘着力は、90g/25mmであった。
【0067】
3.半導体ウェハの保護方法の実施例
3−1.保護方法の実施例1
半導体ウェハに対する、半導体ウェハ表面保護用粘着フィルム1の保護性能を評価した。半導体ウェハ表面保護用粘着フィルム1を集積回路が組み込まれた20枚の半導体シリコンウェハ(直径:8インチ、厚み:600μm、スクライブラインの深さ:8μm、スクライブラインの幅:100μm)の回路形成の全表面に貼着した状態で、裏面研削(ディスコ製、形式:DFD−2S/8)工程において、厚みが100μmになるまでウェハ裏面を研削した後、半導体ウェハ表面保護用粘着フィルム1を貼着した状態で、ダイボンディング用接着フィルム(日立化成(株)製、商品名:ハイアタッチ)を150℃で半導体ウェハ裏面に貼着(タカトリ(株)製、形式:DM−800)した。その結果、20枚全ての半導体ウェハに対して接着フィルム貼着時において半導体ウェハの割れは発生しなかった。半導体ウェハ表面保護用粘着フィルム1の剥離工程(日東精機(株)製、形式:HR8500II)においても半導体ウェハの割れは発生しなかった。また、表面保護用粘着フィルムを剥離した後の半導体ウェハ表面に糊残り等の汚染は観察されなかった。得られた結果を表1に示す。
【0068】
3−2.保護方法の実施例2
半導体ウェハ表面保護用粘着フィルム2を用いた以外、実施例1と同様の方法を実施した。その結果、実施例1と同様の結果が得られた。得られた結果を表1に示す。
【0069】
3−3.保護方法の比較例1
半導体ウェハ表面保護用粘着フィルム1を集積回路が組み込まれた20枚の半導体シリコンウェハ(直径:8インチ、厚み:600μm、スクライブラインの深さ:8μm、スクライブラインの幅:100μm)の回路形成の全表面に貼着した状態で、裏面研削(ディスコ製、形式:DFD−2S/8)工程を行った。100μmまで裏面を研削した後、半導体ウェハ表面保護用粘着フィルム1を剥離した。その後、ダイボンディング用接着フィルム(日立化成(株)製、商品名:ハイアタッチ)を150℃で半導体ウェハ裏面に貼着(タカトリ(株)製、形式:DM−800)する工程を実施した。その結果、ダイボンディング用接着フィルム貼着時に半導体ウェハが15枚割れ、ダイボンディング用接着フィルムが貼着できる状態ではなかった。得られた結果を表2に示す。
【0070】
3−4.保護方法の比較例2
半導体ウェハ表面保護用粘着フィルム3を用いた以外、実施例1と同様の方法を実施した。その結果、ダイボンディング用接着フィルムを貼着した後、チャックテーブルに接している基材フィルムが熱により融解したため、チャックテープルからアームによる搬送ができず、ダイボンディング用接着フィルムのアフターキュアへのアーム移動ができなかった。表2には、この現象をエラー1と記載した。得られた結果を表2に示す。
【0071】
3−5.保護方法の比較例3
半導体ウェハ表面保護用粘着フィルム4を用いた以外、実施例1と同様の方法を実施した。その結果、ウェハ20枚に対して、表面保護用粘着フィルムの剥離不良が15枚発生した。ダイボンディング用接着フィルムを貼着することができた半導体ウェハ5枚に対しては、粘着フィルム剥離工程後の半導体ウェハ表面を光学顕微鏡測定したところ、半導体ウェハ4枚に対して糊残りが発生していた。得られた結果を表2に示す。
【0072】
3−6.保護方法の比較例4
半導体ウェハ表面保護用粘着フィルム5を用いた以外、実施例1と同様の方法を実施した。その結果、ダイボンディング用接着フィルムを貼着した後、チャックテーブルに接している基材フィルムが熱により融解したため、チャックテープルからアームによる搬送ができず、ダイボンディング用接着フィルムのアフターキュアへのアーム移動ができなかった。表2には、この現象をエラー1と記載した。得られた結果を表2に示す。
【0073】
3−7.保護方法の比較例5
半導体ウェハ表面保護用粘着フィルム6を用いた以外、実施例1と同様の方法を実施した。その結果、半導体ウェハ裏面研削後のウェハの反りが大きく、ダイボンディング用接着フィルム貼着装置(タカトリ(株)製、形式:DM−800)で、ダイボンディング用接着フィルムを貼着することができなかった。表2には、この現象をエラー2と記載した。得られた結果を表2に示す。
【0074】
【表1】
Figure 0003594581
【0075】
【表2】
Figure 0003594581
【0076】
【発明の効果】
本発明は、半導体ウェハの表面に、半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを貼着してから、それを剥離する工程に到る一連の工程において、半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを貼着した状態で、半導体ウェハの裏面を研削する工程と半導体ウェハの裏面にダイボンディング用接着フィルムを貼着する工程を行い、且つ、これらの工程で用いる半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムとして、少なくとも一層が融点200℃以上の樹脂から形成された基材フィルムの片表面に、150℃における貯蔵弾性率が少なくとも1×10Pa、厚みが3〜100μmである粘着剤層が形成された半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを使用することを特徴とする半導体ウェハ保護方法である。本発明によれば、裏面加工工程において、厚みが200μm以下に薄層化された半導体ウェハであっても、上記一連の工程における半導体ウェハの破損、汚染などを防止することができる。

Claims (4)

  1. 半導体ウェハの回路形成面に半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを貼着する第一工程、半導体ウェハの回路非形成面を加工して薄層化する第二工程、及び半導体ウェハの回路非形成面にダイボンィング用接着フィルムを貼着する第三工程、更に半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを剥離する工程及び半導体ウェハを分割切断するダイシング工程を順次実施する工程を含む半導体ウェハ保護方法であって、半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを剥離することなしに第三工程を実施し、且つ、融点が200℃以上の樹脂から形成された厚みが10〜300μmである層を少なくとも一層有し、該層の貯蔵弾性率[(G)MPa]と厚み[(D)μm]との比が、0〜100℃において下記数式(1)、100〜300℃において下記数式(2)
    3≦G/D≦10000 ・・・(1)
    0.03≦G/D≦1000・・・(2)
    の関係をそれぞれ満たす基材フィルムの片表面に、150℃における貯蔵弾性率が少なくとも1×105Pa、厚みが3〜100μmである粘着剤層が形成された半導体ウェハ表面保護用粘着フィルムを使用することを特徴とする半導体ウェハ保護方法。
  2. 前記第二工程が、裏面研削工程、ウェットエッチング工程及びポリッシング工程から選ばれた少なくとも一工程を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体ウェハ保護方法。
  3. 前記第二工程を経た後の半導体ウェハの厚みが200μm以下であることを特徴とする請求項1記載の半導体ウェハ保護方法。
  4. 融点200℃以上の樹脂が、ポリエステル、ポリイミド、ポリエーテルエーテルケトン、及びポリエーテルスルフォンから選ばれた少なくとも一種の樹脂であることを特徴とする請求項1記載の半導体ウェハ保護方法。
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