JP3588401B2 - 絶縁スペーサ及びシールド電極の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ガス絶縁開閉装置等に使用する絶縁スペーサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にガス絶縁開閉装置や管路気中送電装置では、高電圧導体を、接地した金属製容器に絶縁支持するために絶縁スペーサが使用されている。
図10は例えば特開昭62−58820号公報及び特開昭56−78315号公報に示された従来の絶縁スペーサの断面図である。図10において、例えば、六弗化硫黄ガス(SF6)などの高圧の絶縁ガス1を充填して接地した容器2内に、高電圧導体3が絶縁スペーサ4を介して絶縁支持されている。
なお、絶縁スペーサ4は後述の5〜9により構成されている。即ち、5はエポキシ樹脂等の絶縁部材、6は絶縁部材5に固着した接続用導体、7は導体6の各端に設けたコンタクトで、高電圧導体3が接続される。8は容器2の近傍の絶縁部材5内に埋設したアルミニウム又は導電性プラスチックからなるシールド電極で、容器2と電気的に接続されている。9は導体6の近傍の絶縁部材5内に埋設したアルミニウム又は高導電性プラスチックからなるシールド電極で、導体6と電気的に接続されている。10は絶縁スペーサ4を容器2に固定したボルト及びナットからなる固着手段である。
上記のようにシールド電極8、9を設けることにより、不平等電界が緩和されるので、絶縁ガス1の絶縁特性が低下するのを防止できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の絶縁スペーサは以上のように構成されているので、アルミニウム製のシールド電極の場合には、エポキシ樹脂とアルミニウムとの熱膨張率の差に起因する応力により絶縁部材にクラックが発生する恐れがあるという問題点があった。
また、高導電性プラスチック製のシールド電極の場合には、初期の絶縁特性としては良好である。しかし、絶縁部材とシールド電極との境界が明確であるため、境界面に電界が集中して長期間の使用時に絶縁劣化を起こしやすい。さらに、導電性フィラーの充填率を高くするので、組成物樹脂の粘度が増加するため、注型時にボイド等が発生しやすくなり、安定したシールド電極を製造しにくいという問題点があった。
【0004】
この発明は、絶縁部材とシールド電極との境界面の電界集中を緩和した絶縁スペーサを提供する。
【0005】
また、絶縁部材の耐クラック性を向上させた絶縁スペーサを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係る絶縁スペーサは、絶縁ガスを充填して接地した金属容器内に配置され高電圧が印可される導体と、この導体を上記容器に固定する絶縁部材、この絶縁部材内部の上記容器側および上記導体側、あるいは上記容器側に設置されたシールド電極とを備えた絶縁スペーサにおいて、上記シールド電極が、上記容器と上記導体との間の中央部に向かって体積固有抵抗が大きくなるようにエポキシ樹脂組成物からなるプラスチックで形成されているものである。
【0007】
請求項2の発明に係る絶縁スペーサは、請求項1に記載の絶縁スペーサにおいて、シールド電極が、前記容器と前記導体との間の中央部に向かって100〜1010Ωcmの範囲内で体積固有抵抗値が大きくなるように形成されているものである。
【0008】
請求項3の発明に係る絶縁スペーサは、請求項1に記載の絶縁スペーサにおいて、シールド電極が、前記容器と前記導体との間の中央部に向かって104〜1010Ωcmの範囲内で体積固有抵抗値が大きくなるように形成されているものである。
【0009】
請求項4の発明に係る絶縁スペーサは、請求項1〜3のいずれかに記載の絶縁スペーサにおいて、シールド電極が、前記プラスチックで金属体を被覆して形成されているものである。
【0010】
請求項5の発明に係る絶縁スペーサは、請求項1〜4のいずれかに記載の絶縁スペーサにおいて、シールド電極が、無機充填剤充填系エポキシ樹脂組成物Aと、導電性エポキシ樹脂組成物Bとを混合した樹脂組成物からなるプラスチックで形成されているものである。
【0011】
請求項6の発明に係る絶縁スペーサは、請求項5に記載の絶縁スペーサにおいて、シールド電極が、無機充填剤充填系エポキシ樹脂組成物Aと、前記導電性エポキシ樹脂組成物Bとの混合体積比率A/Bが、前記容器と前記導体の中央部に向かって0/100を越え80/20までの範囲内で大きくなるように形成されているものである。
【0012】
請求項7の発明に係る絶縁スペーサは、請求項5または6に記載の絶縁スペーサにおいて、導電性エポキシ樹脂組成物Bが、カーボン粉末、金属酸化物粉末および金属コーティング架橋ポリマ粉末の少なくとも1種類を含有するものである。
【0013】
請求項8の発明に係る絶縁スペーサは、請求項7に記載の絶縁スペーサにおいて、金属酸化物粉末が、酸化アンチモンがドープされた酸化亜鉛、酸化錫および酸化チタンの少なくとも1種類であるものである。
【0014】
請求項9の発明に係る絶縁スペーサは、請求項1〜4に記載の絶縁スペーサにおいて、シールド電極が、無機充填剤Cおよび比重2.5以下の低比重導電性粉末Dを含む導電性エポキシ樹脂組成物からなるプラスチックで形成されているものである。
【0015】
請求項10の発明に係る絶縁スペーサは、請求項9に記載の絶縁スペーサにおいて、組成物全体に対する前記無機充填剤Cの含有量が10〜80重量%および前記低比重導電性粉末Dの含有量が5〜70重量%であるものである。
【0016】
請求項11の発明に係る絶縁スペーサは、請求項9または10に記載の絶縁スペーサにおいて、低比重導電性粉末Dがカーボン粉末および金属コーティング架橋ポリマ粉末の少なくとも1種類を含むものである。
【0017】
請求項12の発明に係る絶縁スペーサは、請求項7または11に記載の絶縁スペーサにおいて、金属コーティング架橋ポリマが、ニッケルコーティングまたは銀コーティングされた架橋フェノール樹脂粉末であるものである。
【0018】
請求項13の発明に係るシールド電極の製造方法は、絶縁ガスを充填して接地した金属容器内に配置され高電圧が印可される導体と、この導体を上記容器に固定する絶縁部材と、この絶縁部材内部の上記容器側および上記導体側、あるいは上記容器側に配置されたシールド電極とを備えた絶縁スペーサの上記シールド電極を製造するシールド電極の製造方法において、無機充填剤充填系エポキシ樹脂組成物Aと導電性エポキシ樹脂組成物Bとの混合体積比率A/Bを上記容器と上記導体との間の中央部に向かって0/100を越え80/20までの範囲内で大きくするように変化させながら、無機充填剤充填系エポキシ樹脂組成物Aと導電性エポキシ樹脂組成物Bとを成型用金型内に注入硬化させてシールド電極を形成するものである。
【0019】
請求項14の発明に係るシールド電極の製造方法は、絶縁ガスを充填して接地した金属容器内に配置され高電圧が印可される導体と、この導体を上記容器に固定する絶縁部材と、この絶縁部材内部の上記容器側および上記導体側、あるいは上記容器側に配置されたシールド電極とを備えた絶縁スペーサの上記シールド電極を製造するシールド電極の製造方法において、無機充填剤Cおよび比重2.5以下の低比重導電性粉末Dを含むエポキシ樹脂組成物を成型用金型内に注入硬化させるに際し、該無機充填剤Cと低比重導電性粉末Dとの硬化時における沈降速度の違いまたは遠心分離力を利用して、上記シールド電極の体積固有抵抗値を上記容器と上記導体との間の中央部に向かって大きくなるように変化させてシールド電極を形成するものである。
【0020】
請求項15の発明に係る絶縁スペーサは、絶縁ガスを充填して接地した金属容器内に配置され高電圧が印可される導体と、この導体を上記容器に固定する絶縁部材と、この絶縁部材内部の上記容器側および上記導体側、あるいは上記容器側に配置されたシールド電極とを備えた絶縁スペーサにおいて、上記シールド電極が、体積固有抵抗値が104〜1010Ωcmの範囲内である半導電性エポキシ樹脂組成物からなるプラスチックで形成され、その体積固有抵抗値が一定値を示すものである。
【0021】
請求項16の発明に係る絶縁スペーサは、請求項15に記載の絶縁スペーサにおいて、シールド電極が、前記プラスチックで金属体を被覆して形成されているものである。
【0022】
請求項17の発明に係る絶縁スペーサは、絶縁ガスを充填して接地した金属容器内に配置され高電圧が印可される導体と、この導体を上記容器に固定する絶縁部材と、この絶縁部材内部の上記容器側および上記導体側、あるいは上記容器側に配置されたシールド電極とを備えた絶縁スペーサにおいて、上記シールド電極が、導電性エポキシ樹脂組成物または半導電性エポキシ樹脂組成物からなるプラスチックで金属体を被覆して形成されているものである。
【0023】
請求項18の発明に係る絶縁スペーサは、請求項15〜17のいずれかに記載の絶縁スペーサにおいて、導電性エポキシ樹脂組成物および/または前記半導電性エポキシ樹脂組成物が、カーボン粉末、金属酸化物粉末および金属コーティング架橋ポリマ粉末の少なくとも1種類を含有するものである。
【0024】
請求項19の発明に係る絶縁スペーサは、請求項18に記載の絶縁スペーサにおいて、金属酸化物粉末が、酸化アンチモンがドープされた酸化亜鉛、酸化錫および酸化チタンの少なくとも1種類であるものである。
【0025】
請求項20の発明に係る絶縁スペーサは、請求項18に記載の絶縁スペーサにおいて、金属コーティング架橋ポリマが、ニッケルコーティングまたは銀コーティングされた架橋フェノール樹脂粉末であるものである。
【0026】
請求項21の発明に係る絶縁スペーサは、絶縁ガスを充填して接地した金属容器内に配置され高電圧が印可される導体と、この導体を上記容器に固定する絶縁部材と、この絶縁部材内部の上記容器側および上記導体側、あるいは上記容器側に配置されたシールド電極とを備えた絶縁スペーサにおいて、上記絶縁部材を、ブロム化したエポキシ樹脂、酸無水物硬化剤、架橋ゴム粉末、無機充填剤、硬化促進剤を含むエポキシ樹脂組成物で形成したものである。
【0027】
請求項22の発明に係る絶縁スペーサは、請求項21に記載の絶縁スペーサにおいて、エポキシ樹脂組成物が、さらに常温で液状のエポキシ樹脂を含むものである。
【0028】
請求項23の発明に係る絶縁スペーサは、請求項21または22に記載の絶縁スペーサにおいて、架橋ゴム粉末が、架橋アクリル系ゴムであり、かつ前記組成物の有機成分全体に対して5〜30重量%の量添加されるものである。
【0029】
請求項24の発明に係る絶縁スペーサは、請求項21〜23のいずれかに記載の絶縁スペーサにおいて、架橋ゴム粉末が、その表面にエポキシ基と反応可能な有機基を有するものである。
【0030】
請求項25の発明に係る絶縁スペーサは、請求項21〜24のいずれかに記載の絶縁スペーサにおいて、無機充填剤が、平均粒径5μm以下の粒子が5重量%以上で全体の平均粒径が60μm以下のアルミナ粒子からなる充填剤であり、かつ組成物全体に対して10〜80重量%の範囲で配合されているものである。
【0031】
請求項26の発明に係る絶縁スペーサは、請求項21〜24のいずれかに記載の絶縁スペーサにおいて、無機充填剤が、それぞれ平均粒径5μm以下の粒子が5重量%以上で全体の平均粒径が60μm以下のアルミナ粒子とシリカ粒子とを混合してなる充填剤であり、かつ該充填剤における上記アルミナ粒子の配合割合が0重量%を越え100重量%未満の範囲であるものである。
【0032】
【発明の実施の形態】
この発明に係る絶縁スペーサのシールド電極は、段階的又は連続的に体積固有抵抗値が100〜1010Ωcmの範囲で変化するように、導電性または半導電性エポキシ樹脂組成物からなるプラスチックで形成したものである。
また、この発明に係る絶縁スペーサのシールド電極は、体積固有抵抗値が100〜1010Ωcmの範囲内で一定値を示すように、導電性または半導電性エポキシ樹脂組成物からなるプラスチックで形成したものである。
なお、導電性および半導電性エポキシ樹脂組成物は絶縁スペーサを構成した絶縁部材の注型用エポキシ樹脂組成物と構成樹脂成分が異なっても同一でもよい。しかし、絶縁部材の耐クラック性を向上させるという点から両組成物の硬化物の熱膨張率はほぼ同等であることが望ましい。
導電性を発現させる材料としては、カーボン粉末、酸化アンチモンがドープされた金属酸化物粉末、金属コーティングポリマ粉末を用いる。
カーボン粉末としては、粒径が0.01〜200μmの範囲で、例えばアセチレンブラック、ファーネスブラック、ガラス状カーボン粒子等がある。添加量は組成物全体に対して5〜70重量%である。
酸化アンチモンがドープされる金属酸化物粉末としては、酸化亜鉛、酸化錫、酸化チタン等の粉末が挙げられる。これらの金属酸化物のうち少なくとも1種類を金属酸化物粉末以外の組成物全体に対して10〜500重量%を添加する。
金属コーティングポリマ粉末としては、銀又はニッケル等が表面に薄膜コーティングされたフェノール樹脂粉末がある。添加量としては、金属コーティングポリマ粉末以外の組成物全体に対して5〜200重量%である。
【0033】
上記の導電性を発現させる材料は、一般に知られている通常の攪拌混合装置により、エポキシ樹脂、酸無水物硬化剤樹脂、無機充填剤、硬化促進剤と混合して用いる。その際に、攪拌混合性(分散性)を向上させるために、予めエポキシ樹脂や酸無水物硬化剤樹脂と前混合して用いてもよい。さらに、導電性を発現する材料の2種類以上を混合して用いてもよい。
また、シールド電極として、アルミニウムの金属体と、この金属体の外周を導電性エポキシ樹脂組成物で被覆したものを使用することができる。
【0034】
【実施例】
実施例1.
図1は実施例1の断面図である。図2は図1のII−II線の断面図である。図1及び図2において、1〜3、6、7、10は従来のものと同様である。11は導体6が固着された絶縁部材で、固着手段10により容器2に固定されている。12は絶縁部材11の容器2の近傍になる位置に導体6を囲むように3分割して埋設したシールド電極で、容器2と導体6との間の中央部に向かって体積固有抵抗値が大きくなるように導電性エポキシ樹脂組成物からなるプラスチックで形成されている。13は絶縁部材11の導体の近傍になる位置に導体6を囲むように3分割して埋設したシールド電極で、容器2と導体6との間の中央部に向かって体積固有抵抗値が大きくなるように導電性エポキシ樹脂からなるプラスチックで形成されている。14はシールド電極12を容器2と電気的に接続する接続金具で、絶縁部材11内に埋設してある。15はシールド電極13を導体6と電気的に接続する接続金具である。
上記6、7、11〜15で絶縁スペーサ16を構成している。なお、シールド電極12、13は3分割したものについて説明したが、分割数については限定する必要がない。また、導体の近傍になる位置に埋設されるシールド電極13は、条件に応じて省かれていてもよい。
【0035】
導電性エポキシ樹脂組成物を用いてシールド電極12、13の内部で、段階的または連続的に、体積固有抵抗値を半導電領域(104〜1010Ωcm)を含めて100〜1010Ωcmの範囲で変化させるには次の方法がある。
例えば、絶縁スペーサ16を構成する絶縁部材11の製造に用いられる無機充填剤混合エポキシ樹脂組成物Aと、導電性エポキシ樹脂組成物Bとの混合体積比率A/Bを0/100を越え80/20まで段階的又は連続的に変化させながら、成形用金型内に注入することにより達成できる。
【0036】
以上のように実施例1の発明によれば、シールド電極12および13を容器2と導体6との間の中央部に向かって体積固有抵抗値が大きくなるようにしたので、各シールド電極12、13の境界領域での電界集中を緩和し、絶縁劣化を低減して長期的な信頼性の向上を図ることができる。
【0037】
実施例2.
図3は実施例2におけるシールド電極12、13の成形装置の構成図である。図3において、17は注型用の無機充填剤充填系エポキシ樹脂組成物(A)18を貯留したタンク、19は導電性エポキシ樹脂組成物(B)20を貯留したタンク、21はバルブ22を介してタンク17から無機充填剤充填系エポキシ樹脂組成物(A)18を引き込むシリンダ、23はバルブ24を介してタンク19から導電性エポキシ樹脂組成物(B)20を引き込むシリンダ、25はミキサで、シリンダ21からバルブ26を介して注入された無機充填剤充填系エポキシ樹脂組成物(A)18と、シリンダ23からバルブ27を介して注入された導電性エポキシ樹脂組成物(B)20とを混合する。28は100℃〜200℃に保温された金型で、ミキサ25で混合したエポキシ樹脂組成物18、20を注入して硬化させる。
【0038】
上記構成において、無機充填剤充填系エポキシ樹脂(A)18と導電性エポキシ樹脂組成物(B)20との混合体積比率A/Bを0/100を越え80/20までまでバルブ22、24の開閉を調整して段階的又は連続的に変化させながら、金型28内に注入することにより、所定の形状のシールド電極12、13(図2参照)を製作する。
【0039】
実施例3.
図4は実施例3におけるシールド電極12、13の製造装置の他の構成図である。図4において、17、19、21〜24、26〜28は図3と同様のものである。29は注型用エポキシ樹脂組成物で、無機充填剤充填系エポキシ樹脂組成物中の硬化促進剤を除いたものである。30はエポキシ樹脂組成物で、導電性エポキシ樹脂組成物中の硬化促進剤を除いたものである。31は硬化促進剤32を貯留したタンク、33はバルブ34を介してタンク31から硬化促進剤32を引き込むシリンダ、35はミキサで、シリンダ21からバルブ26を介して注入されたエポキシ樹脂組成物29と、シリンダ23からバルブ27を介して注入されたエポキシ樹脂組成物30とをバルブ26、27、36の開閉を調整して段階的又は連続的に体積混合比率を変化させながら混合する。さらに、ミキサ35は両エポキシ樹脂組成物29、30を混合した後半で、シリンダ33からバルブ36を介して注入された硬化促進剤32を混合し、金型28に注入して硬化させる。
【0040】
上記構成においては、硬化促進剤32が分離して貯留されているので、タンク17、19に貯蔵された各エポキシ樹脂組成物29、30のポットライフが延長できるという効果がある。
さらに、タンク17、19を30℃〜150℃に保温できるので、各エポキシ樹脂組成物29、30の粘度を低くできるため、作業性の向上を図ることができる。
【0041】
実施例4.
シールド電極の製造方法として、比重2.5以下のカーボン粉末及び金属コーティング架橋ポリマ粉末の少なくとも1種類の低比重導電性材料を組成物全体に対して5〜70重量%と、10〜80重量%の無機充填剤を混合したエポキシ樹脂組成物を金型内に注入する。硬化温度で樹脂が低粘度化するので、低比重導電性材料(例えば、鐘紡(株)製カーボン粉末、ベルパールC−800の比重1.6)と無機充填剤(例えば、アルミナの比重4)との比重の違いにより沈降速度に差が生じ、硬化時間内で濃度の分布が生じることを利用する。硬化温度は、硬化促進剤の種類や添加量により異なるが、100℃〜200℃が好ましい。
これにより、シールド電極の内部で段階的又は連続的に体積固有抵抗値を変化させることができる。
【0042】
実施例5.
シールド電極の製造方法として、実施例4に示した低比重導電性材料と充填剤とを混合したエポキシ樹脂組成物を、硬化時に遠心分離力を利用する。硬化温度は実施例4と同様に100℃〜200℃が好ましい。
これにより、シールド電極の内部で段階的又は連続的に体積固有抵抗値を変化させることができる。
なお、実施例4の比重差による沈降速度の違いを利用する方法を併用してもよい。
【0043】
実施例6.
注型用エポキシ樹脂組成物として、式(1)に示すブロム化されたエポキシ樹脂、特にブロム化ビスA骨格、ブロム化ビスF骨格からなるエポキシ樹脂はガラス転移温度を向上できるとともに、破壊強度も向上できる。
【0044】
【化1】
【0045】
式(1)において、R1は水素原子、メチル基、炭素数2〜6のアルキル基、アルケニル基で同一でも異なっていてもよい、xは1〜4、nは0〜100を示す。
注型用エポキシ樹脂組成物として、式(1)に示す常温で固形状のブロム化されたエポキシ樹脂のうち少なくとも1種類を必須成分とし、常温で液状のエポキシ樹脂、例えばビスA骨格のエポキシ樹脂やビスF骨格のエポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、ビフェニル骨格のエポキシ樹脂を添加することができ、あらゆる構造のエポキシ樹脂を混合して用いることができる。
【0046】
酸無水物は特に限定がなく、あらゆる構造の酸無水物を用いることができる。また、酸無水物は単独で用いても、2種類以上を混合してもよい。
エポキシ100部に対する酸無水物の配合量は式(2)〜(4)で表される。
(配合量phr)=(酸無水物当量)×a×100/(エポキシ当量)・・・・・(2)
(酸無水物当量)=(酸無水物の分子量)/(酸無水物基の数)・・・・・(3)
a=(酸無水物モル量)/(エポキシ当量) ・・・・・(4)
式(4)において、a=0.5〜1.0が好ましい。aがこの範囲外では加熱重量減少が大きくなったり、ガラス転移温度が低くなったりして特性の低下を招く恐れがある。
【0047】
エポキシ樹脂と反応する官能基を有する架橋ゴムポリマ粉末を用いる場合は、官能基の種類により調整されるが、主となるエポキシ基と酸無水物基との反応基の配合比率が上記範囲に入らなければならない。
【0048】
架橋ゴム粉末としては、水素添加のブタジェンゴム、水素添加のイソプレンゴム、アクリルゴム、ブタジェン−アクリルゴム等の粒径が0.01〜50μmの微細粉末を使用する。これらの微細粉末をエポキシ樹脂に均一に分散させることにより、破壊靱性を向上させるとともに応力が低下できるため、耐クラック性、生産性、成形性等を改善できる。
架橋ゴム粉末は硬化物中に均一に混合させるために、予めエポキシ樹脂や酸無水物と予備混合して用いてもよい。
架橋ゴム粉末の添加量は、有機成分の合計重量に対して5〜30重量%が適している。即ち、5重量%以下では破壊靱性値が向せず、応力の低下も小さいので耐クラック性が改善できない。また、30重量%以上では組成物の粘度が高くなるので、作業性が悪くなる。
また、架橋ゴム粉末の粒子の表面にカルボン酸基、アミノ基、水酸基等のエポキシ基と反応可能な有機基(官能基)を有することにより、硬化反応時にエポキシマトリクスと反応して界面が補強されるので、より強靱化が図れる。
さらに、ゴムの粒子の表面に存在する官能基は硬化反応中に反応するが、予めエポキシ樹脂と予備反応して用いてもよい。
【0049】
無機充填剤としては、アルミナ充填剤又はシリカ充填剤が用いられる。アルミナ充填剤を単独で用いてもよく、シリカ充填剤と混合して用いてもよい。この場合に混合比率に限定はない。また、形状はいずれの場合も球状でも破砕でもよい。
そして、平均粒径は60μm以下で、特に平均粒径が5μm以下の範囲の粒子が5重量%以上を占め、組成物全体に対して10〜80重量%の範囲で配合する。
また、シリカ充填剤としては、天然シリカ、合成シリカを使用する。
【0050】
硬化促進剤としては、2−エチル−4−メチルイミダゾール等のあらゆる種類のイミダゾール類及びその塩類、リフェニルホスフィン、環状ホスフィン等のあらゆる種類の有機ホスフィンで代表されるリン系化合物、脂肪族アミン類、脂肪族ポリアミン類、芳香族アミン類、第三アミン類及びその塩類、ジシアンジアミド、あらゆる種類のルイス酸・塩基触媒、ブレンステッド酸塩類、オクチル酸亜鉛、オクチル酸スズ等の有機金属塩類、ポリメルカプタン類、マイクロカプセル触媒等、通常のエポキシ樹脂を硬化させることができる硬化促進剤であればよい。
これらの硬化促進剤を単独又は2種類以上を併用してもよい。使用量はエポキシ樹脂の重量100%に対して0.05〜10重量%である。
【0051】
上記のエポキシ樹脂組成物は通常の混合装置で混合することができる。また、上記のエポキシ樹脂組成物を用いて絶縁スペーサを製作する場合、通常の成形装置の例えば加圧ゲル化成形装置等、特に限定することなく使用できる。
【0052】
図5は成形装置の一例を示す構成図である。図5において、17、19、21〜26は実施例2のものと同様である。
37はタンク19に貯留した注型用エポキシ樹脂組成物で、硬化促進剤を除いたものである。38はタンク17に貯留した硬化促進剤である。39は絶縁スペーサの金型で、内部に予め成形したシールド電極(図示せず)が配置してある。
【0053】
上記構成において、別々に分離して貯留してあるエポキシ樹脂組成物37と硬化促進剤38とをそれぞれシリンダ21、23を介してミキサ25に送り込む。そして、ミキサ25でエポキシ樹脂組成物37と硬化促進剤38とを定量混合し、5〜50kg/cm2の圧力で100℃〜200℃に加熱した金型39に注入して高速成形する。
以上のように、架橋ゴム粉末が配合されていることにより、絶縁部材11(図2参照)耐クラック性が向上する。
【0054】
以下、注型用エポキシ樹脂組成物及び導電性エポキシ樹脂組成物の一実施例について具体的に説明する。
【0055】
実施例7.
エポキシ樹脂としてCT200(長瀬チバ(株)製、WPE400)、酸無水物としてHN2200(日立化成工業(株)、中和当量83.0)、無機充填剤としてアルミナ(A−42−6、昭和電工(株)製、平均粒径6.5μm)、硬化促進剤としてオクチル酸亜鉛を用いて表1の配合組成で混合し、注型用エポキシ樹脂組成物(a)を得た。
【0056】
実施例8.
実施例7の注型用エポキシ樹脂組成物(a)の他に、導電性粉末としてカーボン(鐘紡(株)製、ベルパールC−800)を用いて表1の配合組成で混合し、導電性エポキシ樹脂組成物(b)を得た。
【0057】
【表1】
【0058】
実施例9.
エポキシ樹脂としてCT200及び酸無水物としてHN2200、硬化促進剤としてオクチル酸亜鉛、及び導電性粉末として酸化アンチモンをドープした酸化錫SnO2(三菱マテリアル(株)製、T−1)を用いて表1の配合組成で混合し、導電性エポキシ樹脂組成物(c)を得た。
【0059】
実施例10.
エポキシ樹脂としてCT200及び酸無水物としてHN2200、硬化促進剤としてオクチル酸亜鉛、及び導電性粉末としてニッケルコーティングしたフェノール樹脂(鐘紡(株)製、ベルパールN)を用いて表1の配合組成で混合し、導電性エポキシ樹脂組成物(d)を得た。
【0060】
実施例11.
エポキシ樹脂としてCT200、酸無水物としてHN2200、無機充填剤としてアルミナ(A−42−6)、導電性粉末としてC−800及び硬化促進剤としてオクチル酸亜鉛を用いて表1の配合組成で混合し、半導電性エポキシ樹脂組成物(e)を得た。
【0061】
実施例12.
エポキシ樹脂として式(5)に示す構造を有する臭素化エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ(株)製、E−5051、WPE650)、酸無水物としてHN2200、架橋ゴムとして表面にカルボン酸基を有するアクリロニトリル−ブタジエンゴム(日本合成ゴム(株)製、XER−91)、無機充填剤としてA−42−6及び硬化促進剤としてオクチル酸亜鉛を用いて表2の配合組成で混合し、注型用エポキシ樹脂組成物(f)を得た。
【0062】
【化2】
【0063】
【表2】
【0064】
実施例13.
エポキシ樹脂として式(6)に示す構造を有する臭素化エポキシ樹脂(三井東圧ファイン(株)製、FBEP−13、WPE700)の他は実施例12と同様の成分を表2のように混合し、注型用エポキシ樹脂組成物(g)を得た。
【0065】
【化3】
【0066】
実施例14.
実施例12の注型用エポキシ樹脂組成物(f)のうち無機充填剤のアルミナ充填剤(A−42−6)に代えて、表2のようにアルミナ充填剤(A−42−6)とシリカ充填剤(龍森(株)製、RD−8)とを配合して混合し、注型用エポキシ樹脂(h)を得た。
【0067】
実施例15.
実施例12の注型用エポキシ樹脂組成物(f)のうち無機充填剤のアルミナ充填剤(A−42−6)に代えて、表2のようにシリカ充填剤(RD−8)を配合して混合し、注型用エポキシ樹脂組成物(i)を得た。
【0068】
実施例16.
実施例12の注型用エポキシ樹脂組成物(f)のうち無機充填剤のアルミナ充填剤を除いて、導電性粉末C−800を表2のように配合して混合し、導電性エポキシ樹脂組成物(j)を得た。
【0069】
実施例17.
実施例12の注型用エポキシ樹脂組成物(f)に導電性粉末C−800を表2のように配合して混合し、半導電性エポキシ樹脂組成物(k)を得た。
【0070】
実施例18.
実施例7の注型用エポキシ樹脂組成物(a)を図3に示す成形装置のタンク18に貯留し、実施例8の導電性エポキシ樹脂組成物(b)をタンク19に貯留し、それぞれ100℃で保温する。
そして、各樹脂組成物(a)(b)はシリンダ21、23を介して、混合比(a/b)を0/100を越え80/20までの範囲で段階的又は連続的に変化させながらミキサ25に送り込まれる。ミキサ25では両樹脂組成物(a)(b)を混合してから、30kgf/mm2の圧力で160℃に保温された金型28内に注入する。金型28内で12時間硬化させて図6に示す形状の導電性シールド電極(表3の[1])を得た。
なお、図6は導電性シールド電極(表3の[1])の正面図、図7は、図6のVII−VII線の断面図である。図6及び図7において、14は図1に示した接続金具である。
【0071】
【表3】
【0072】
図8は図6のVIII−VIII線の断面における領域I、領域II及び領域IIIを示す説明図である。
図8において、各領域I、II、IIIの硬化物について熱重量分析(TGA)により灰分を測定して無機充填剤の混合比率を確認する。そして、図9に示すように、予め実験的に求めた無機充填剤(アルミナ充填剤)の混合比率と体積抵抗値との関係から、各領域I、II、IIIの抵抗値を求めた。その結果が表3に示したシールド電極の体積抵抗値である。
次に、上記で得たシールド電極[1]を160℃の金型内に設置して、注型用エポキシ樹脂組成物(a)で24時間硬化する。これにより絶縁スペーサ(A)を製作し、100℃/1時間及び0℃/1時間のヒートサイクルテストを10サイクル実施して、クラック発生の有無について調査した結果を表3に示す。
絶縁スペーサ(A)のシールド電極[1]の放電開始電圧の測定及びヒートサイクルテストの結果は、表3に示すようにシールド電極[1]の放電開始電圧が充分に高く、クラックの発生もなく良好であった。
【0073】
実施例19.
実施例7の注型用エポキシ樹脂組成物(a)と実施例9の導電性エポキシ樹脂組成物(c)とを用いて、実施例18と同様にして表3に示す導電性シールド電極[2]及び絶縁スペーサ(B)を得た。
絶縁スペーサ(B)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表3に示すようにシールド電極[2]の放電開始電圧が充分に高く、クラックの発生もなく良好であった。
【0074】
実施例20.
実施例7の注型用エポキシ樹脂組成物(a)と実施例10の導電性エポキシ樹脂組成物(d)とを用いて、実施例18と同様にして表3に示す導電性シールド電極[3]及び絶縁スペーサ(C)を得た。
絶縁スペーサ(C)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表3に示すようにシールド電極[3]の放電開始電圧が充分に高く、クラックの発生もなく良好であった。
【0075】
実施例21.
実施例7の注型用エポキシ樹脂組成物(a)と導電性エポキシ樹脂組成物(b)との体積比a/bを40/60にした混合物を130℃の金型内に注入し、充填剤の比重の差による沈降速度を変えて24時間硬化させ、表3に示す導電性シールド電極[4]を得た。
シールド電極[4]を用いて実施例18と同様にして絶縁スペーサ(D)を得た。 以上により得られた絶縁スペーサ(D)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表3に示すようにシールド電極[4]の放電開始電圧が充分に高く、クラックの発生もなく良好であった。
【0076】
実施例22.
実施例11の半導電性エポキシ樹脂組成物(e)を130℃の金型内に注入し、24時間硬化させて半導電性シールド電極[5]を得た。
シールド電極[5]を用いて実施例18と同様にして絶縁スペーサ(E)を得た。 得られた絶縁スペーサ(E)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表3に示すようにシールド電極[5]の放電開始電圧が充分に高く、クラックの発生もなく良好であった。
【0077】
実施例23.
実施例16の導電性エポキシ樹脂組成物(j)と実施例12の注型用エポキシ樹脂組成物(f)とを用いて、実施例18と同様にして導電性シールド電極[6]を得た。
さらに、実施例18と同様にして実施例7の注型用エポキシ樹脂組成物(a)を用いてシールド電極[6]を埋設した絶縁スペーサ(F)を得た。
絶縁スペーサ(F)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表3に示すようにシールド電極[6]の放電開始電圧が充分に高く、クラックの発生もなく良好であった。
【0078】
実施例24.
実施例17の半導電性エポキシ樹脂組成物(k)を用いて、シールド電極[7]を得た。
次に、シールド電極[7]を160℃の金型内に設置し、実施例7の注型用エポキシ樹脂組成物(a)で24時間硬化して絶縁スペーサ(G)を得た。
絶縁スペーサ(G)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表3に示すようにシールド電極[7]の放電開始電圧が充分に高く、クラックの発生もなく良好であった。
【0079】
比較例1.
アルミニウム(Al)製のシールド電極[8]を160℃の金型内に設置し、実施例7の注型用エポキシ樹脂組成物(a)で24時間硬化して絶縁スペーサ(Y)を得た。
絶縁スペーサ(Y)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表3に示すようにシールド電極[8]の放電開始電圧が実施例18〜24に比してかなり低い。また、ヒートサイクルテストの結果もクラックが発生した。
【0080】
比較例2.
実施例7の注型用エポキシ樹脂組成物(a)と実施例8の導電性エポキシ樹脂組成物(b)とを用いて、混合比(a/b)が実施例18とは逆に80/20以下0/100超になるように、段階的又は連続的に変化させながらミキサ25(図3参照)に送り込む。以下は実施例18と同様にして、シールド電極[9]及び絶縁スペーサ(Z)を得た。
絶縁スペーサ(Z)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表3に示すようにシールド電極[9]の放電開始電圧が高く、クラックの発生もなく良好であった。
【0081】
実施例25.
実施例18の導電性シールド電極[1]を160℃の金型内に設置し、実施例12の注型用エポキシ樹脂組成物(f)で24時間硬化して絶縁スペーサ(H)を得た。
絶縁スペーサ(H)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表4に示すようにシールド電極[1]の放電開始電圧が充分に高く、クラックの発生もなく良好であった。
【0082】
【表4】
【0083】
実施例26.
実施例18の導電性シールド電極[1]を160℃の金型内に設置し、実施例13の注型用エポキシ樹脂組成物(g)で24時間硬化して絶縁スペーサ(I)を得た。
絶縁スペーサ(I)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表4に示すようにシールド電極[1]の放電開始電圧が充分に高く、クラックの発生もなく良好であった。
【0084】
実施例27.
実施例18の導電性シールド電極[1]を160℃の金型内に設置し、実施例14の注型用エポキシ樹脂組成物(h)で24時間硬化して絶縁スペーサ(J)を得た。
絶縁スペーサ(J)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表4に示すようにシールド電極[1]の放電開始電圧が充分に高く、クラックの発生もなく良好であった。
【0085】
実施例28.
実施例18の導電性シールド電極[1]を160℃の金型内に設置し、実施例15の注型用エポキシ樹脂組成物(i)で24時間硬化して絶縁スペーサ(K)を得た。
絶縁スペーサ(K)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表4に示すようにシールド電極[1]の放電開始電圧が充分に高く、クラックの発生もなく良好であった。
【0086】
実施例29.
アルミニウム(Al)製のシールド電極(10)を160℃の金型内に設置し、実施例12の注型用エポキシ樹脂組成物(f)で24時間硬化して絶縁スペーサ(L)を得た。
絶縁スペーサ(L)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表4に示すようにシールド電極(10)の放電開始電圧が充分に高く、クラックの発生もなく良好であった。
【0087】
実施例30.
アルミニウム(Al)製のシールド電極(10)を160℃の金型内に設置し、実施例13の注型用エポキシ樹脂組成物(g)で24時間硬化して絶縁スペーサ(M)を得た。
絶縁スペーサ(M)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表4に示すようにシールド電極(10)の放電開始電圧が充分に高く、クラックの発生もなく良好であった。
【0088】
実施例31.
アルミニウム(Al)製のシールド電極(10)を160℃の金型内に設置し、実施例14の注型用エポキシ樹脂組成物(h)で24時間硬化して絶縁スペーサ(N)を得た。
絶縁スペーサ(N)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表4に示すようにシールド電極(10)の放電開始電圧が充分に高く、クラックの発生もなく良好であった。
【0089】
実施例32.
アルミニウム(Al)製のシールド電極(10)を160℃の金型内に設置し、実施例15の注型用エポキシ樹脂組成物(i)で24時間硬化して絶縁スペーサ(P)を得た。
絶縁スペーサ(P)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表4に示すようにシールド電極(10)の放電開始電圧が充分に高く、クラックの発生もなく良好であった。
【0090】
実施例33.
実施例16の導電性エポキシ樹脂組成物(j)でアルミニウム(Al)製の金属体を被覆したシールド電極(11)を得た。
シールド電極(11)を160℃の金型内に設置し、実施例7の注型用エポキシ樹脂組成物(a)で24時間硬化して絶縁スペーサ(Q)を得た。
絶縁スペーサ(Q)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表4に示すようにシールド電極(11)の放電開始電圧が充分に高く、クラックの発生もなく良好であった。
【0091】
実施例34.
実施例23の導電性シールド電極[6]を160℃の金型内に設置し、実施例12の注型用エポキシ樹脂組成物(f)で24時間硬化して絶縁スペーサ(R)を得た。
絶縁スペーサ(R)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表4に示すようにシールド電極[6]の放電開始電圧が充分に高く、クラックの発生もなく良好であった。
【0092】
比較例3.
アルミニウム(Al)製のシールド電極(10)を160℃の金型内に設置し、実施例7の注型用エポキシ樹脂組成物(a)で24時間硬化して絶縁スペーサ(Y)を得た。
絶縁スペーサ(Y)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表4に示すようにシールド電極(10)の放電開始電圧が、実施例25〜34の1/2以下であり、ヒートサイクルテストの結果もクラックが発生した。
【0093】
実施例35.
アルミニウム(Al)製のシールド電極(10)を160℃の金型28内に設置し、実施例18で用いた注型用エポキシ樹脂(a)(b)を用いて実施例18と同様の成型方法により導電性シールド電極[12]を得た。ついで注型用エポキシ樹脂(a)で24時間硬化して絶縁スペーサ(S)を得た。
絶縁スペーサ(S)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表5に示すようにシールド電極[12]の放電開始電圧が充分に高く、クラックの発生もなく良好であった。
【0094】
【表5】
【0095】
実施例36.
実施例11で用いた半導電性エポキシ樹脂(e)の組成物のうち硬化促進剤の量を3部に増やした他は同様の組成を有する樹脂組成物(e’)を用いて160℃の金型内に注入し、24時間硬化させて半導電性シールド電極[13]を得た。ついで実施例7の注型用エポキシ樹脂組成物(a)で24時間硬化して絶縁スペーサ(T)を得た。
絶縁スペーサ(T)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表5に示すようにシールド電極[13]の放電開始電圧が充分に高く、クラックの発生もなく良好であった。
【0096】
実施例37.
アルミニウム(Al)製のシールド電極(10)を160℃の金型28内に設置し、実施例36で用いた注型用エポキシ樹脂(e’)で24時間硬化させて半導電性シールド電極[14]を得た。ついで実施例7の注型用エポキシ樹脂(a)で24時間硬化して絶縁スペーサ(U)を得た。
絶縁スペーサ(U)について実施例18と同様のテストを実施した結果、表5に示すようにシールド電極[14]の放電開始電圧が充分に高く、クラックの発生もなく良好であった。
【0097】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、シールド電極を容器と導体との間の中央部に向かって体積固有抵抗値が大きくなるようにエポキシ樹脂組成物からなるプラスチックで形成することにより、シールド電極と絶縁部材との境界領域での電界集中を緩和する。
【0098】
請求項2の発明によれば、請求項1に記載の絶縁スペーサにおいて、シールド電極を容器と導体との間の中央部に向かって100〜1010Ωcmの範囲内で体積固有抵抗値が大きくなるようにエポキシ樹脂組成物からなるプラスチックで形成することにより、シールド電極と絶縁部材との境界領域での電界集中を緩和する。
【0099】
請求項3の発明によれば、請求項1に記載の絶縁スペーサにおいて、シールド電極を容器と導体との間の中央部に向かって104〜1010Ωcmの範囲内で体積固有抵抗値が大きくなるようにエポキシ樹脂組成物からなるプラスチックで形成することにより、シールド電極と絶縁部材との境界領域での電界集中を緩和する。
【0100】
請求項4の発明によれば、請求項1〜3のいずれかに記載の絶縁スペーサにおいて、シールド電極をプラスチックで金属体を被覆して形成して、シールド電極の体積固有抵抗値が容器と導体との間の中央部に向かって大きくすることにより、シールド電極と絶縁部材との境界領域での電界集中を緩和する。
【0101】
請求項5の発明によれば、請求項1〜4のいずれかに記載の絶縁スペーサにおいて、シールド電極を無機充填剤充填系エポキシ樹脂組成物Aと導電性エポキシ樹脂組成物Bとを混合した樹脂組成物からなるプラスティックで形成して、シールド電極の体積固有抵抗値を容器と導体との間の中央部に向かって大きくすることにより、シールド電極と絶縁部材との境界領域での電界集中を緩和する。
【0102】
請求項6の発明によれば、請求項5に記載の絶縁スペーサにおいて、シールド電極を無機充填剤充填系エポキシ樹脂組成物Aと導電性エポキシ樹脂組成物Bとの混合体積比率A/Bが、容器と導体との間の中央部に向かって0/100を越え80/20までの範囲内で大きくなるように形成して、シールド電極の体積固有抵抗値を容器と導体との間の中央部に向かって大きくすることにより、シールド電極と絶縁部材との境界領域での電界集中を緩和する。
【0103】
請求項7の発明によれば、請求項6に記載の絶縁スペーサにおいて、導電性エポキシ樹脂組成物をカーボン粉末、金属酸化物粉末及び金属コーティング架橋ポリマ粉末の少なくとも1種類を含有するものとして、シールド電極の体積固有抵抗値を容器と導体との間の中央部に向かって大きくすることにより、シールド電極と絶縁部材との境界領域での電界集中を緩和する。
【0104】
請求項8の発明によれば、請求項7に記載の絶縁スペーサにおいて、金属酸化物粉末を酸化アンチモンがドープされた酸化亜鉛、酸化錫及び酸化チタンの少なくとも1種類であるものとして、シールド電極の体積固有抵抗値を容器と導体との間の中央部に向かって大きくすることにより、シールド電極と絶縁部材との境界領域での電界集中を緩和する。
【0105】
請求項9の発明によれば、請求項1〜4のいずれかに記載の絶縁スペーサにおいて、シールド電極を、無機充填剤Cおよび比重2.5以下の低比重導電性粉末Dを含む導電性エポキシ樹脂組成物からなるプラスチックで形成して、シールド電極の体積固有抵抗値を容器と導体との間の中央部に向かって大きくすることにより、シールド電極と絶縁部材との境界領域での電界集中を緩和する。
【0106】
請求項10の発明によれば、請求項9に記載の絶縁スペーサにおいて、シールド電極を、組成物全体に対する無機充填剤Cの含有量が10〜80重量%および低比重導電性粉末Dの含有量が5〜7重量%である組成物からなるプラスチックで形成して、シールド電極の体積固有抵抗値を容器と導体との間の中央部に向かって大きくすることにより、シールド電極と絶縁部材との境界領域での電界集中を緩和する。
【0107】
請求項11の発明によれば、請求項9または10に記載の絶縁スペーサにおいて、低比重導電性粉末Dをカーボン粉末および金属コーティング架橋ポリマ粉末の少なくとも1種類を含むものとして、シールド電極の体積固有抵抗値を容器と導体との間の中央部に向かって大きくすることにより、シールド電極と絶縁部材との境界領域での電界集中を緩和する。
【0108】
請求項12の発明によれば、請求項7または11に記載の絶縁スペーサにおいて、金属コーティング架橋ポリマをニッケルコーティングまたは銀コーティングの架橋フェノール樹脂粉末として、シールド電極の体積固有抵抗値を容器と導体との間の中央部に向かって大きくすることにより、シールド電極と絶縁部材との境界領域での電界集中を緩和する。
【0109】
請求項13の発明によれば、無機充填剤充填系エポキシ樹脂組成物Aと導電性エポキシ樹脂組成物Bとの混合体積比率A/Bが容器と導体との間の中央部に向かって0/100を越え80/20までの範囲内で大きくなるように変化させながら、無機充填剤充填系エポキシ樹脂組成物Aと導電性エポキシ樹脂組成物Bとを成形用金型内に注入硬化させてシールド電極を形成することにより、電界集中を緩和するシールド電極を製造できる。
【0110】
請求項14の発明によれば、無機充填剤Cおよび比重2.5以下の低比重導電性粉末Dを含むエポキシ樹脂組成物を成型用金型内に注入硬化させるに際し、上記無機充填剤Cと低比重導電性粉末Dとの硬化時における沈降速度の違いまたは遠心分離力を利用して、上記シールド電極の体積固有抵抗値を容器と導体との間の中央部に向かって大きくすることにより、電界集中を緩和するシールド電極を製造できる。
【0111】
請求項15の発明によれば、シールド電極を体積固有抵抗値が104〜1010Ωcmの範囲内である半導電性エポキシ樹脂組成物からなるプラスチックで形成することにより、シールド電極と絶縁部材との境界領域での電界集中を緩和する。
【0112】
請求項16の発明によれば、請求項15に記載の絶縁スペーサにおいて、シールド電極を体積固有抵抗値が104〜1010Ωcmの範囲内である半導電性エポキシ樹脂組成物からなるプラスチックで金属体を被覆して形成することにより、シールド電極と絶縁部材との境界領域での電界集中を緩和する。
【0113】
請求項17の発明によれば、シールド電極を導電性エポキシ樹脂組成物または半導電性エポキシ樹脂組成物からなるプラスチックで金属体を被覆して形成することにより、シールド電極と絶縁部材との境界領域での電界集中を緩和する。
【0114】
請求項18の発明によれば、請求項15〜17のいずれかに記載の絶縁スペーサにおいて、導電性エポキシ樹脂組成物をカーボン粉末、金属酸化物粉末及び金属コーティング架橋ポリマ粉末の少なくとも1種類を含むものとすることにより、シールド電極の体積固有抵抗値を任意の値に変化させることができるので、シールド電極と絶縁部材との境界領域での電界集中を緩和する。
【0115】
請求項19の発明によれば、請求項18に記載の絶縁スペーサにおいて、金属酸化物粉末を酸化アンチモンがドープされた酸化亜鉛、酸化錫及び酸化チタンの少なくとも1種類であるものとすることにより、シールド電極の体積固有抵抗値を任意の値に変化させることができるので、シールド電極と絶縁部材との境界領域での電界集中を緩和する。
【0116】
請求項20の発明によれば、請求項18に記載の絶縁スペーサにおいて、金属コーティング架橋ポリマをニッケルコーティングまたは銀コーティングの架橋フェノール樹脂粉末とすることにより、シールド電極の体積固有抵抗値を任意の値に変化させることができるので、シールド電極と絶縁部材との境界領域での電界集中を緩和する。
【0117】
請求項21の発明によれば、絶縁部材をブロム化したエポキシ樹脂、酸無水物硬化剤、架橋ゴム粉末、無機充填剤および硬化促進剤からなるエポキシ樹脂組成物で形成したので、含有される架橋ゴム粉末の働きでガラス転移温度が高くなりかつ熱膨張率が低くなることにより、耐クラック性が向上する。
【0118】
請求項22の発明によれば、請求項21に記載の絶縁スペーサにおいて、絶縁部材をブロム化したエポキシ樹脂、酸無水物硬化剤、架橋ゴム粉末、無機充填剤、硬化促進剤および常温で液状のエポキシ樹脂からなるエポキシ樹脂組成物で形成したので、含有される架橋ゴム粉末の働きでガラス転移温度が高くなりかつ熱膨張率が低くなることにより、耐クラック性が向上する。
【0119】
請求項23の発明によれば、請求項21または22に記載の絶縁スペーサにおいて、架橋ゴム粉末を架橋アクリル系ゴムとし、かつ組成物の有機成分全体に対して5〜30重量%の量添加することにより、絶縁部材のガラス転移温度が高くなりかつ熱膨張率が低くなるために耐クラック性が向上する。
【0120】
請求項24の発明によれば、請求項21〜23のいずれかに記載の絶縁スペーサにおいて、架橋ゴム粉末を、その粒子表面にエポキシ基と反応可能な有機基を有するものとしたことにより、架橋ゴム粉末が硬化反応時にエポキシマトリクスと反応して界面が補強されるので、絶縁部材の破壊靱性が向上し、かつ耐クラック性が向上する。
【0121】
請求項25の発明によれば、請求項21〜24のいずれかに記載の絶縁スペーサにおいて、無機充填剤を平均粒径が5μm以下の粒子が5重量%以上で全体の平均粒径が60μm以下のアルミナ粒子からなる充填剤とし、かつ組成物全体に対して10〜80重量%の範囲で配合することにより、絶縁部材の耐クラック性を向上する。
【0122】
請求項26の発明によれば、請求項21〜24のいずれかに記載の絶縁スペーサにおいて、無機充填剤をそれぞれ平均粒径が5μmの粒子が5重量%以上で全体の平均粒径が60μm以下のアルミナ粒子とシリカ粒子とを混合してなる充填剤とし、かつこの充填剤におけるアルミナ粒子の配合割合を0重量%を越え100重量%未満の範囲としたことにより、絶縁部材の耐クラック性を向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の絶縁スペーサの断面図である。
【図2】図1のII−II線の断面図である。
【図3】実施例2の成形装置の構成図である。
【図4】実施例3の成形装置の構成図である。
【図5】実施例6の成形装置の構成図である。
【図6】実施例18のシールド電極を示す正面図である。
【図7】図6のVII−VII線の断面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線の断面における領域I〜IIIを示す説明図である。
【図9】無機充填剤の混合比率と体積抵抗値との関係を示す説明図である。
【図10】従来の絶縁スペーサの断面図である。
【符号の説明】
1 絶縁ガス、2 容器、6 導体、11 絶縁部材、12 シールド電極、
13 シールド電極、14 接続金具、15 接続金具、16 絶縁スペーサ、
18 無機充填剤充填系エポキシ樹脂組成物(A)、
20 導電性エポキシ樹脂組成物(B)、28 金型、
29 注型用エポキシ樹脂組成物(硬化促進剤を除いた無機充填剤充填系エポキシ樹脂組成物)、
30 エポキシ樹脂組成物(硬化促進剤を除いた導電性エポキシ樹脂組成物)、
32 硬化促進剤、37 硬化促進剤を除いた注型用エポキシ樹脂組成物、
38 硬化促進剤、39 金型。
Claims (25)
- 絶縁ガスを充填して接地した金属容器内に配置され高電圧が印可される導体と、この導体を上記容器に固定する絶縁部材と、この絶縁部材内部の上記容器側および上記導体側、あるいは上記容器側に設置されたシールド電極とを備えた絶縁スペーサにおいて、上記シールド電極が、上記絶縁部材における容器側固定部分と導体側固定部分との間の中央部に向かって体積固有抵抗が大きくなるようにエポキシ樹脂組成物からなるプラスチックで形成されていることを特徴とする絶縁スペーサ。
- 前記シールド電極が、前記絶縁部材における容器側固定部分と導体側固定部分との間の中央部に向かって100〜1010Ωcmの範囲内で体積固有抵抗値が大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の絶縁スペーサ。
- 前記シールド電極が、前記絶縁部材における容器側固定部分と導体側固定部分との間の中央部に向かって104〜1010Ωcmの範囲内で体積固有抵抗値が大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の絶縁スペーサ。
- 前記シールド電極が、前記プラスチックで金属体を被覆して形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の絶縁スペーサ。
- 前記シールド電極が、無機充填剤充填系エポキシ樹脂組成物Aと、導電性エポキシ樹脂組成物Bとを混合した樹脂組成物からなるプラスチックで形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の絶縁スペーサ。
- 前記無機充填剤充填系エポキシ樹脂組成物Aと、前記導電性エポキシ樹脂組成物Bとの混合体積比率A/Bが、前記絶縁部材における容器側固定部分と導体側固定部分との間の中央部に向かって0/100を越え80/20までの範囲内で大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項5に記載の絶縁スペーサ。
- 前記導電性エポキシ樹脂組成物Bが、カーボン粉末、金属酸化物粉末および金属コーティング架橋ポリマ粉末の少なくとも1種類を含有するものである請求項5または6に記載の絶縁スペーサ。
- 前記金属酸化物粉末が、酸化アンチモンがドープされた酸化亜鉛、酸化錫および酸化チタンの少なくとも1種類であることを特徴とする請求項7に記載の絶縁スペーサ。
- 前記シールド電極が、無機充填剤Cおよび比重2.5以下の低比重導電性粉末Dを含む導電性エポキシ樹脂組成物からなるプラスチックで形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の絶縁スペーサ。
- 前記組成物全体に対する前記無機充填剤Cの含有量が10〜80重量%および前記低比重導電性粉末Dの含有量が5〜70重量%であることを特徴とする請求項9に記載の絶縁スペーサ。
- 前記低比重導電性粉末Dがカーボン粉末および金属コーティング架橋ポリマ粉末の少なくとも1種類を含むものである請求項9または10に記載の絶縁スペーサ。
- 前記金属コーティング架橋ポリマが、ニッケルコーティングまたは銀コーティングされた架橋フェノール樹脂粉末であることを特徴とする請求項7または11に記載の絶縁スペーサ。
- 絶縁ガスを充填して接地した金属容器内に配置され高電圧が印可される導体と、この導体を上記容器に固定する絶縁部材と、この絶縁部材内部の上記容器側および上記導体側、あるいは上記容器側に配置されたシールド電極とを備えた絶縁スペーサの上記シールド電極を製造するシールド電極の製造方法において、無機充填剤充填系エポキシ樹脂組成物Aと導電性エポキシ樹脂組成物Bとの混合体積比率A/Bを、前記絶縁部材における容器側固定部分と導体側固定部分との間の中央部に向かって0/100を越え80/20までの範囲内で大きくするように変化させながら、無機充填剤充填系エポキシ樹脂組成物Aと導電性エポキシ樹脂組成物Bとを成型用金型内に注入硬化させてシールド電極を形成することを特徴とするシールド電極の製造方法。
- 絶縁ガスを充填して接地した金属容器内に配置され高電圧が印可される導体と、この導体を上記容器に固定する絶縁部材と、この絶縁部材内部の上記容器側および上記導体側、あるいは上記容器側に配置されたシールド電極とを備えた絶縁スペーサの上記シールド電極を製造するシールド電極の製造方法において、無機充填剤Cおよび比重2.5以下の低比重導電性粉末Dを含むエポキシ樹脂組成物を成型用金型内に注入硬化させるに際し、該無機充填剤Cと低比重導電性粉末Dとの硬化時における沈降速度の違いまたは遠心分離力を利用して、上記シールド電極の体積固有抵抗値を、前記絶縁部材における容器側固定部分と導体側固定部分との間の中央部に向かって大きくなるように変化させてシールド電極を形成することを特徴とするシールド電極の製造方法。
- 絶縁ガスを充填して接地した金属容器内に配置され高電圧が印可される導体と、この導体を上記容器に固定する絶縁部材と、この絶縁部材内部の上記容器側および上記導体側、あるいは上記容器側に配置されたシールド電極とを備え、上記シールド電極が、体積固有抵抗値が10 4 〜10 10 Ωcmの範囲内であり、且つ金属酸化物粉末を含有する半導電性エポキシ樹脂組成物からなるプラスチックで形成された絶縁スペーサにおいて、
前記金属酸化物粉末が、酸化アンチモンがドープされた酸化亜鉛、酸化錫および酸化チタンの少なくとも1種類であることを特徴とする絶縁スペーサ。 - 絶縁ガスを充填して接地した金属容器内に配置され高電圧が印可される導体と、この導体を上記容器に固定する絶縁部材と、この絶縁部材内部の上記容器側および上記導体側、あるいは上記容器側に配置されたシールド電極とを備え、上記シールド電極が、体積固有抵抗値が10 4 〜10 10 Ωcmの範囲内であり、且つ金属コーティング架橋ポリマ粉末を含有する半導電性エポキシ樹脂組成物からなるプラスチックで形成された絶縁スペーサにおいて、
前記金属コーティング架橋ポリマが、ニッケルコーティングまたは銀コーティングされた架橋フェノール樹脂粉末であることを特徴とする絶縁スペーサ。 - 前記シールド電極が、前記プラスチックで金属体を被覆して形成されていることを特徴とする請求項15又は16に記載の絶縁スペーサ。
- 絶縁ガスを充填して接地した金属容器内に配置され高電圧が印可される導体と、この導体を上記容器に固定する絶縁部材と、この絶縁部材内部の上記容器側および上記導体側、あるいは上記容器側に配置されたシールド電極とを備え、上記シールド電極が、カーボン粉末、金属酸化物粉末を含有する導電性エポキシ樹脂組成物または半導電性エポキシ樹脂組成物からなるプラスチックで金属体を被覆して形成された絶縁スペーサにおいて、
前記金属酸化物粉末が、酸化アンチモンがドープされた酸化亜鉛、酸化錫および酸化チタンの少なくとも1種類であることを特徴とする絶縁スペーサ。 - 絶縁ガスを充填して接地した金属容器内に配置され高電圧が印可される導体と、この導体を上記容器に固定する絶縁部材と、この絶縁部材内部の上記容器側および上記導体側、あるいは上記容器側に配置されたシールド電極とを備え、上記シールド電極が、金属コーティング架橋ポリマ粉末を含有する導電性エポキシ樹脂組成物または半導電性エポキシ樹脂組成物からなるプラスチックで金属体を被覆して形成された絶縁スペーサにおいて、
前記金属コーティング架橋ポリマが、ニッケルコーティングまたは銀コーティングされた架橋フェノール樹脂粉末であることを特徴とする絶縁スペーサ。 - 絶縁ガスを充填して接地した金属容器内に配置され高電圧が印可される導体と、この導体を上記容器に固定する絶縁部材と、この絶縁部材内部の上記容器側および上記導体側、あるいは上記容器側に配置されたシールド電極とを備えた絶縁スペーサにおいて、上記絶縁部材を、ブロム化したエポキシ樹脂、酸無水物硬化剤、架橋ゴム粉末、無機充填剤、硬化促進剤を含むエポキシ樹脂組成物で形成したことを特徴とする絶縁スペーサ。
- 前記エポキシ樹脂組成物が、さらに常温で液状のエポキシ樹脂を含む請求項20に記載の絶縁スペーサ。
- 前記架橋ゴム粉末が、架橋アクリル系ゴムであり、かつ前記組成物の有機成分全体に対して5〜30重量%の量添加されることを特徴とする請求項20または21に記載の絶縁スペーサ。
- 前記架橋ゴム粉末が、その表面にエポキシ基と反応可能な有機基を有することを特徴とする請求項20〜22のいずれかに記載の絶縁スペーサ。
- 前記無機充填剤が、平均粒径5μm以下の粒子が5重量%以上で全体の平均粒径が60μm以下のアルミナ粒子からなる充填剤であり、かつ組成物全体に対して10〜80重量%の範囲で配合されるものであることを特徴とする請求項20〜23のいずれかに記載の絶縁スペーサ。
- 前記無機充填剤が、それぞれ平均粒径5μm以下の粒子が5重量%以上で全体の平均粒径が60μm以下のアルミナ粒子とシリカ粒子とを混合してなる充填剤であり、かつ該充填剤における上記アルミナ粒子の配合割合が0重量%を超え100重量%未満の範囲であることを特徴とする請求項20〜23のいずれかに記載の絶縁スペーサ。
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