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JP3577030B2 - インクフィルム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクフィルム及びインクフィルムの取り扱い方法に関し、特に、廃棄物を減らすことができるインクフィルム及びインクフィルムの取り扱い方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ等の印字機能を備える電子機器に使用されている熱転写方式のプリンタの内、インクフィルムの形状が帯状で、短尺方向の寸法がプリンタの印字可能幅以上あるインクフィルムを使用するプリンタは、例えば、図17に示すように、記録紙搬送用ローラ71と、サーマルヘッド72の間に記録紙73とインクフィルム1とを挟み、記録紙搬送用ローラ71を回転させて記録紙73を搬送しながら、サーマルヘッド72に印字信号を送り発熱させることで、インクフィルム1に塗布されているインクを溶かし、溶かしたインクを記録紙73に転写させている。
【0003】
上記構成では、インクフィルム1は記録紙73と一緒に搬送されるため、供給側の巻き芯75に巻き付けられていたインクフィルム1は、巻き取り側の巻き芯76に巻き取られる。
【0004】
ここで、従来のインクフィルムは、図18に示すように、インクフィルム1の先端部が巻き取り側の巻き芯76に貼り付けられ、残りのインクフィルム1は供給側の巻き芯75に巻き付けられた構造をしていた。この場合、印字を行うことで、インクフィルム1は巻き取り側の巻き芯76に巻き取られていき、供給側のインクフィルム1が全て巻き取り側の巻き芯76に巻き取られると、使用者は供給側の巻き芯75と、インクフィルム1を巻き取った巻き取り側の巻き芯76の双方をプリンタ装置から取り外し廃棄していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のインクフィルムの構造では、使用したインクフィルム1と巻き取り側の巻き芯76だけでなく、供給側の巻き芯75も廃棄することになるため、廃棄物が多くなるという問題があった。
【0006】
また、従来のインクフィルム1が装置の添付品として装置の梱包箱内に同梱される場合や、消耗品として店頭等で販売される場合等、インクフィルムカートリッジとして梱包される時は、インクフィルム1の破損を防止するために、図19に示すように、インクフィルム1を巻き付けた供給側の巻き芯75と、巻き取り側の巻き芯76を接するように保持するため、粘着テープもしくは輪ゴム等の保持部材6を使用していた。この場合、インクフィルム1を装置に取り付ける時は、前記保持部材6を取り外し廃棄することになり、更に廃棄物が増えるという問題があった。
【0007】
また、供給側の巻き芯75と巻き取り側の巻き芯76とがセットとなって梱包されるため、インクフィルム1としての梱包サイズが大きくなってしまい、インクフィルム1を倉庫等に保管する場合の保管スペースが広く必要になり、インクフィルム1個当たりの保管費用が高くなったり、インクフィルム輸送時の輸送費用が高くなるという問題があった。
【0008】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、廃棄物を減らし、また、梱包サイズを小さくすることにより保管や輸送のコストを下げることができるインクフィルム及びインクフィルムの取り扱い方法を提供することにある。
【0009】
【問題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のインクフィルムは、供給側の巻き芯に巻回され、巻き取り側の巻き芯に巻き取られるインクフィルムであって、前記インクフィルムの巻き取り側端部に、自然状態では所定の曲率で円筒形状を保持する弾性シートからなるホルダーが取り付けられ、前記ホルダーの巻き取り側先端部近傍に、切り込みを折り曲げて形成した切り曲げ部を備え、前記巻き取り側の巻き芯に、前記切り曲げ部と嵌合する凹部を備え、前記凹部が、巻き取り方向に向かって辺の幅が徐々に広くなる台形状に形成され、前記巻き取り側の巻き芯の回動に対して、前記切り曲げ部が台形の側辺に沿って移動して嵌合し、前記ホルダーと前記巻き芯との軸方向の位置ずれが修正されるものである。
【0017】
すなわち、本発明のインクフィルムは、図1に示す様に、インクフィルム1の巻き取り側の先端にホルダー2が取り付けられており、このホルダー2は弾性のあるシート材で作られ、ホルダー2が単独で放置された場合には、図2に示すように、インクフィルム1が取り付けられる辺と直交する辺が、インクフィルム1の巻き取り方向に丸く変形して所定の曲率の円筒状となり、その曲率の寸法Dはインクフィルムの巻き芯3の直径d1以下の寸法になるように設定されている。また、ホルダー2には、少なくとも1個以上の切り曲げ形状21を有しており、切り曲げ形状21は円筒の内側、かつ、その先端部が巻き取り方向と逆方向を向くように形成されている。
【0018】
また、図3に示すように、インクフィルムの巻き芯3は、端にシャフト4を取り付けられる構造になっており、このシャフト4を付け替えることでインクフィルムの巻き取り側の巻き芯31にも、また供給側の巻き芯32にも使用することができ、インクフィルムの巻き取り側の巻き芯31として使用する場合は、巻き取り駆動用のギヤ形状を有したシャフト41を取り付け、供給側の巻き芯32として使用する場合はギヤ形状の無いシャフト42を取り付けて使用する。
【0019】
また、図4に示すように、巻き芯3にはホルダー2の切り曲げ形状21と嵌合する位置に凹形状34を有しており、切り曲げ形状21が凹形状34に引っかかることにより、ホルダー2と巻き芯3とが固定される。
【0020】
このように、本発明のインクフィルム1は、梱包の際にはホルダー2が供給側の巻き芯3に被さるために梱包サイズを小さくすることができると共に、ホルダー2の弾性力によりインクフィルム1を適度に押圧して保持することができ、粘着テープや輪ゴムのような保持部材6が不要になり、廃棄物を減少させることができる。
【0021】
また、使用の際には、ホルダー2を供給側の巻き芯3から外して巻き取り側の巻き芯3に被せるだけでよく、また、ホルダー2には切り曲げ形状21、巻き芯3には凹形状34が形成され、これらが嵌合することにより位置合わせと固定が行われるため、インクフィルム1の装着作業を容易かつ確実に行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明に係るインクフィルムは、その好ましい一実施の形態において、供給側の巻き芯に巻回され、巻き取り側の巻き芯に巻き取られるインクフィルムの巻き取り側端部に、自然状態では所定の曲率で円筒状に変形する弾性シートからなるホルダーが取り付けられ、ホルダーの巻き取り側先端部近傍には、切り込みを折り曲げて形成した切り曲げ部を備え、巻き取り側の巻き芯には、切り曲げ部と嵌合する凹部を備え、ホルダーの巻き取り方向の長さをL、巻き芯の外周長をL1、巻き芯に巻回されたインクフィルムの外周長をL2とした時に、L2/2<L<L1を満たすようにホルダーの長さを設定することにより、梱包時には供給側の巻き芯に巻回されたインクフィルムを、使用時には巻き取り側の巻き芯を弾性力で適度に押圧、保持することができ、梱包時の保持部材が不要となる。また、使用後には供給側の巻き芯を巻き取り側の巻き芯として再利用することができるため、廃棄物を減らすことができる。
【0023】
【実施例】
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0024】
[実施例1]
まず、本発明の第1の実施例に係るインクフィルム及びインクフィルムの取り扱い方法について、図1乃至図13を参照して説明する。図1は、本発明のインクフィルムの構成を示す斜視図であり、図2は、巻き芯の軸に直交する面の断面図であり、図3は、巻き芯にシャフトを取り付ける状態を示す図である。また、図4乃至図8は、ホルダーと巻き芯との嵌合方法を説明するための図であり、図9乃至図13は、インクフィルムの装着手順を説明するための図である。
【0025】
本発明は、ファクシミリ等の印字機能を備える電子機器に使用されている熱転写方式のプリンタに使用するインクフィルムの内、インクフィルムの形状が帯状で、短尺方向の寸法がプリンタの印字可能幅以上あるインクフィルムに関するものである。
【0026】
図1に示す様に、インクフィルム1の巻き取り側の先端にホルダー2が接着、もしくは粘着テープ等の貼り付け手段5により取り付けられている。このホルダー2は弾性のあるシート材で作られており、ホルダー2の形状は、ホルダー2が単独で放置された場合には、図2に示すように、インクフィルム1が取り付けられる辺と直交する辺が、インクフィルム1の巻き取り方向に丸く変形して所定の曲率の円筒状となり、その曲率の寸法Dはインクフィルムの巻き芯3の直径d1より小さい寸法になっている。
【0027】
D < d1 …(1)
【0028】
ホルダー2の曲率のある1辺の長さLは、巻き芯3の周長L1より短く、またインクフィルム1を供給側の巻き芯32に巻き付けた時の、インクフィルム最外形の周長L2の1/2より長く設定されている。
【0029】
(1/2 × L2) < L < L1 …(2)
L1 = π × d1 …(3)
L2 = π × d2 …(4)
【0030】
また、ホルダー2には図5に示すように、少なくとも1個以上の切り曲げ形状21を有している。この切り曲げ形状21は、ホルダー2とインクフィルム1の取り付け部22と反対側の辺23の近傍に設けられる。切り曲げ形状21はホルダー2の内周方向に向いて切り曲げられており、この切り曲げ形状21の折り曲げ部21aは、辺23の方向に向いて設けられ、切り曲げた端面21bはホルダー2とインクフィルム1の取り付け部の方向に向いた形状をしている。
【0031】
図3に示すように、インクフィルムの巻き芯3は、シャフト4を取り付けられる構造になっており、このシャフト4を付け替えることでインクフィルムの巻き取り側の巻き芯31にも供給側の巻き芯32にも使用することができ、インクフィルムの巻き取り側の巻き芯31として使用する場合は、巻き取り駆動用のギヤ形状を有したシャフト41を取り付け、供給側の巻き芯32として使用する場合はギヤ形状の無いシャフト42を取り付けて使用する。
【0032】
図6に示すように、巻き芯3にはホルダー2の切り曲げ形状21と嵌合する位置で、切り曲げの幅方向の寸法aより、幅方向の寸法Aが大きい凹形状34が設けられている。巻き芯3にホルダー2をかぶせる様に取り付けた時、ホルダー2から切り曲げ形状21の切り曲げた端面21bが、巻き芯3の凹形状34に引っかかる様に、凹形状34の断面形状は図7に示す様な形状になっている。
【0033】
次に、インクフィルム単体での梱包時の形態について、図2と図8を使用して説明する。
【0034】
ホルダー2は弾性のある材料で作られ、図2に示した様にホルダー2の曲率のある1辺の長さLは、インクフィルム1を供給側の巻き芯32に巻き付けた時の、インクフィルム最外形の周長L2の1/2より長くなっているため、図8に示すようにインクフィルム1を供給側の巻き芯32に巻き付けると、ホルダー2が巻き芯32に巻き付けられたインクフィルム1に被さる様に密着する。これにより、本来、巻き芯3に巻き付けられているだけで巻きずれを生じ、緩みやすくなっているインクフィルム1を、適度な押圧力で固定することができる。
【0035】
次に、インクフィルムの装置へのセット方法について、順を追って図を使用して説明する。
【0036】
装置の使用者は、図9に示すようにホルダー2により巻き付けられたインクフィルム1が緩むことなく固定されている巻き芯3に、供給側のシャフト42を取り付ける。
【0037】
次に、巻き付けられたインクフィルム1に密着しているホルダー2に、図10の図中矢印の方向に力を加えホルダー2の弾性を利用して変形させて巻き芯から取り外す。
【0038】
次いで、装置にあらかじめ取り付けられている巻き取り側の巻き芯31に、図11の様にホルダー2をかぶせる様に取り付ける。ここで、図2に示すようにホルダーの曲率寸法Dがインクフィルムの巻き芯3の直径d1より小さく、なおかつホルダー2が弾性のある材質で製造されているため、ホルダー2を巻き芯3に密着して取り付けることができる。このとき、ホルダー2の切り曲げ形状21と巻き芯3の凹形状34は確実に嵌合していない可能性が高く、図12に示すような状態になっていると考えられる。
【0039】
続いて、巻き取り側の巻き芯31が、インクフィルム1の巻き取り動作のため、図13中の矢印の方向に回転することで、ホルダー2の切り曲げ形状21と巻き取り側の巻き芯31の凹形状34は嵌合し、ホルダー2の切り曲げ形状21の切り曲げた端面21bが、巻き取り側の巻き芯31の凹形状34の面34aに引っかかり固定されてインクフィルム1の巻き取りが行われる。
【0040】
印字動作に伴い、インクフィルム1は巻き取り側の巻き芯31に巻き取られていき、供給側の巻き芯32に巻き付けられていたインクフィルム1が無くなると、使用者は使い終わったインクフィルム1、つまりインクフィルム1が巻き付いた巻き取り側の巻き芯31を装置から取り外す。このとき、巻き取り側の巻き芯31に取り付けられているシャフト41は繰り返し使用するため取り外され、巻き取り側の巻き芯31とそれに巻き付いているインクフィルム1だけを廃棄する。また、装置内に残っている今まで供給側の巻き芯32として使用していた巻き芯3は、供給側のシャフト42を取り外し、先ほど巻き取り側の巻き芯31から取り外したシャフト41を取り付けることで、引き続き巻き取り側の巻き芯31として使用する。
【0041】
使用者は図9から順番に説明してきた手順に従って、新しいインクフィルム1を装置に取り付けることにより、簡単にインクフィルムを装着することができる。
【0042】
このように、本実施例のインクフィルムの構造及びインクフィルムの取り扱い方法によれば、梱包の際にはホルダー2が供給側の巻き芯3に被さるために梱包サイズを小さくすることができると共に、ホルダー2の弾性力によりインクフィルム1を適度に押圧して保持することができ、粘着テープや輪ゴムのような保持部材6が不要になり、廃棄物を減少させることができる。
【0043】
また、使用の際には、ホルダー2を供給側の巻き芯3から外して巻き取り側の巻き芯に被せるだけでよく、また、ホルダー2には切り曲げ形状21が形成され、巻き芯の切り曲げ形状21に嵌合する位置に凹形状34が形成され、これらが嵌合することにより位置合わせと固定が行われるため、インクフィルム1の装着作業を容易かつ確実に行うことができる。
【0044】
更に、使い終わったインクフィルム1を廃棄する際には、供給側の巻き芯は巻き取り側の巻き芯として再利用することができるため、廃棄物を更に減少させることができる。
【0045】
[実施例2]
次に、本発明の第2の実施例に係るインクフィルム及びインクフィルムの取り扱い方法について、図14乃至図16を参照して説明する。図14乃至図16、ホルダーと巻き芯との嵌合方法を説明するための図である。なお、本実施例は、巻き芯の凹形状に改良を加えたことを特徴とするものであり、他の部分の構造は前記した第1の実施例と同様である。
【0046】
すなわち、本実施例では、図14に示すように、巻き芯3に設けられている凹形状35を「ハの字」状の形状にすることを特徴としている。これにより、ホルダー2の切り曲げ形状21と容易に嵌合し、なおかつ正確に位置決めできるようになる。
【0047】
図11に示したように、ホルダー2は巻き取り側の巻き芯31にかぶせるように取り付けられる。このとき、ホルダー2の切り曲げ形状21と、巻き芯3の凹形状34は、図12に示したような方向で嵌合していないだけでなく、図15に示すように巻き芯3の軸方向にもずれている可能性がある。
【0048】
このような状態で、巻き取り側の巻き芯31をインクフィルム1の巻き取りのために回転させると、巻き芯3の「ハの字」になっている凹形状35が、ホルダー2の切り曲げ形状21の受け入れ形状の役割を果たす。ホルダー2の切り曲げ形状21が「ハの字」にした凹形状の側面に沿うことにより、巻き芯3に対する、ホルダー2の位置が図中の矢印の方向に修正され、図16に示すように、ホルダー2の切り曲げ形状21の切り曲げた端面21bが巻き芯3の凹形状35の面35aと引っかかるときにはホルダー2と巻き芯3の位置は正確な位置に修正される。
【0049】
このように、本実施例のインクフィルム及びインクフィルムの取り扱い方法では、ホルダー2の切り曲げ形状21と嵌合する巻き芯の凹形状35を「ハ」の字形状にすることにより、ホルダー2と巻き芯との軸方向の位置がずれた場合でも、切り曲げ形状が「ハ」の字の側面に沿って移動するために適正な位置に誘導することができ、前記した第1の実施例よりもインクフィルムの装着を容易かつ確実に行うことができる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のインクフィルム及びインクフィルムの取り扱い方法によれば下記記載の効果を奏する。
【0051】
本発明の第一の効果は、廃棄物を減らすことができるということである。すなわち、従来のインクフィルムは、図18に示すように、インクフィルム1の先端部が巻き取り側の巻き芯76に貼り付けられ、残りのインクフィルム1は供給側の巻き芯75に巻き付けられた構造をしていたため、印字を行い、インクフィルム1を使い終わると、巻き取り側の巻き芯76だけでなく、供給側の巻き芯75も廃棄していた。
【0052】
しかしながら、本発明では、図2に示すようにインクフィルム1の先端にホルダー2を取り付け、供給側の巻き芯32は、シャフト4を付け替えることで引き続き巻き取り側の巻き芯31として使用することができ、インクフィルム1を使い終わった時の廃棄物は、インクフィルム1とそれを巻き取った巻き取り側の巻き芯31の内の巻き芯3だけということになり、廃棄物を減らすことができる。
【0053】
また、本発明の第二の効果も、廃棄物が減るということである。すなわち、従来のインクフィルムは図19に示すようにインクフィルム1を巻き付けた供給側の巻き芯75と、巻き取り側の巻き芯76を接するように保持するために保持部材6を使用していたが、本発明のインクフィルムでは、図8に示すように、この機能をホルダー2に持たせることにより保持部材6を無くすことができ、この結果、廃棄物を減らすことができる。
【0054】
また、本発明の第三の効果は、インクフィルム単体としての梱包サイズを小さくすることができ、これにより倉庫等に保管する場合の保管スペースを削減することができ、その結果、インクフィルム1個当たりの保管費用を安くできるということである。また、輸送時には輸送用ダンボール箱の中に、従来のインクフィルムより多く、本発明によるインクフィルムを詰め込むことができることで、インクフィルム1個当たりの輸送費用を安くできるという効果もある。
【0055】
これは、図18に示したように、従来インクフィルムを巻き付けた供給側の巻き芯75と、巻き取り側の巻き芯76を接するように保持するために使用していた保持部材6の機能を、図8に示したように、ホルダー2に持たせたことによる。すなわち、従来は、インクフィルム1とそのインクフィルム1を巻き取っていた供給側の巻き芯75と、巻き取り側の巻き芯76を保管するスペースが必要であったのに対し、ホルダー2に保持部材の機能を持たせることにより、図8に示した様な形態にインクフィルムを保管することができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るインクフィルムの構造を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係るインクフィルムの構造を示す断面図である。
【図3】巻き芯にシャフトを取り付ける状態を示す斜視図である。
【図4】ホルダーと巻き芯との嵌合方法を説明するための斜視図である。
【図5】ホルダーと巻き芯との嵌合方法を説明するための斜視図である。
【図6】ホルダーと巻き芯との嵌合方法を説明するための斜視図である。
【図7】ホルダーと巻き芯との嵌合方法を説明するための断面図である。
【図8】ホルダーと巻き芯との嵌合方法を説明するための断面図である。
【図9】インクフィルムの装着手順を説明するための斜視図である。
【図10】インクフィルムの装着手順を説明するための断面図である。
【図11】インクフィルムの装着手順を説明するための断面図である。
【図12】インクフィルムの装着手順を説明するための断面図である。
【図13】インクフィルムの装着手順を説明するための断面図である。
【図14】本発明の第2の実施例に係るホルダーと巻き芯との嵌合方法を説明するための斜視図である。
【図15】本発明の第2の実施例に係るホルダーと巻き芯との嵌合方法を説明するための断面図である。
【図16】本発明の第2の実施例に係るホルダーと巻き芯との嵌合方法を説明するための断面図である。
【図17】従来のインクフィルムの構造を示す断面図である。
【図18】従来のインクフィルムの使用時の状態を示す斜視図である。
【図19】従来のインクフィルムの梱包時の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 インクフィルム
2 ホルダー
3 巻き芯
4 シャフト
5 貼り付け手段
6 保持部材
21 切り曲げ形状
21a 折り曲げ部
21b 切り曲げた端面
22 インクフィルム取り付け部
23 インクフィルム取り付け部と反対側の辺
31 巻き取り側の巻き芯
32 供給側の巻き芯
34 凹形状
34a 面
35 凹形状(「ハ」に字型)
41 ギヤ形状を有したシャフト
42 ギヤ形状の無いシャフト
71 記録紙搬送用ローラ
72 サーマルヘッド
73 記録紙
75 供給側の巻き芯
76 巻き取り側の巻き芯

Claims (1)

  1. 供給側の巻き芯に巻回され、巻き取り側の巻き芯に巻き取られるインクフィルムであって、
    前記インクフィルムの巻き取り側端部に、自然状態では所定の曲率で円筒形状を保持する弾性シートからなるホルダーが取り付けられ、
    前記ホルダーの巻き取り側先端部近傍に、切り込みを折り曲げて形成した切り曲げ部を備え、前記巻き取り側の巻き芯に、前記切り曲げ部と嵌合する凹部を備え、
    前記凹部が、巻き取り方向に向かって辺の幅が徐々に広くなる台形状に形成され、前記巻き取り側の巻き芯の回動に対して、前記切り曲げ部が台形の側辺に沿って移動して嵌合し、前記ホルダーと前記巻き芯との軸方向の位置ずれが修正されることを特徴とするインクフィルム。
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