JP3569275B2 - サンプリングデジタイザ、その方法及びサンプリングデジタイザを備えた半導体集積回路試験装置 - Google Patents
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Description
この発明は、高速の繰返し波形を、これよりも遅いクロック信号でサンプリングして低速の波形に変換して観測、測定、解析等を行なう装置(以下、サンプリングデジタイザと称す)、その方法、及びサンプリングデジタイザを備えた半導体集積回路試験装置に関する。
背景技術
この技術分野で良く知られているように、サンプリングデジタイザは、図1に示すように、サンプリングヘッド11と、クロック発生部12と、信号波形を観測、測定及び/又は解析する装置(以下、デジタイザ部と称す)13と、トリガ回路14とによって構成されている。このサンプリングデジタイザは、サンプリングヘッド(通常、ダイオードブリッジを備えた回路によって構成されている)11に入力される高速の繰り返し信号(波形)HRSを、後述する等価サンプリング方法により、低速の繰り返し信号(波形)に変換し、デジタイザ部13において、この低速の繰り返し信号の波形の観測、測定、解析等を行なうことにより、入力された高速の繰り返し信号HRSの波形の観測、測定、解析等を行なう。
上記等価サンプリング方法とは、例えば図2Aに示す周期Tの高速の繰り返し信号HRSがサンプリングヘッド11に入力された場合に、図2Bに示すように、この繰り返し信号HRSに対するサンプルタイミングt1、t2、t3、・・・の、その周期T内での位相が一定の微小時間Δtだけ、順次ずれる(この例ではΔtだけサンプルタイミングの位相が順次に遅れる)ように、(nT+Δt)の一定のサンプリングレート(周期)T1でクロック信号CLK1を、クロック発生部12から発生させ、サンプリングヘッド11に供給する。ここで、サンプルタイミングの周期T内での位相を順次ずらす一定の微小時間Δtを、この技術分野では等価サンプリング時間と呼んでいる。なお、周期T1から等価サンプリング時間Δtを減算した時間nTを周期とするクロック信号CLKの周波数をFとしたときに、高速の繰り返し信号HRSの周波数を、このクロック信号CLKの周波数Fで割算した値がnであり、通常はこの値nが整数になるように高速の繰り返し信号HRSの周波数に対してクロック信号CLKの周波数Fが設定される。
これによってサンプリングヘッド11からは、図2Cに示すように、サンプルタイミングt1、t2、t3、・・・に応じて振幅レベルが段階的に変化する波形データ列a、b、c、・・・に変換された低速のデータ信号OUT1がサンプリングレートT1で発生される。波形データ列a、b、c、・・・をデジタイザ部13に取り込み、周期nTごとに重ねると、波形データa、b、c、・・・が等価サンプリング時間の時間間隔、即ちΔtの時間間隔で並び、図2Dに示すように、サンプリングレートT1と高速の繰り返し信号HRSの1周期T当りのサンプル数とを乗算した周期T3を有する低速の繰り返し信号LRS1が得られる。この低速の繰り返し信号LRS1の波形は高速の繰り返し信号HRSの波形と実質的に同じになる。
なお、図2においては、等価サンプリング方法の動作を容易に理解できるようにするため、高速の繰り返し信号HRSの波形を拡大し、かつ等価サンプリング時間Δtを長くしている。このため、図ではn=3となり、サンプリングレートT1=3T+Δtとなるが、以下に述べるように、通常は高速の繰り返し信号HRSの周波数がクロック信号CLKの周波数Fより相当に高い周波数であり、nは相当に大きな値となる。
具体的数値を用いて説明すると、例えば高速の繰り返し信号HRSの周波数が1GHz(従って、その周期Tは1nsとなる)であり、クロック発生部12の内部クロック信号CLKの周波数Fが100kHzである場合に、この高速の繰り返し信号HRSの1周期T(1ns)当りのサンプル数を100(サンプルタイミングの位相を等価サンプリング時間Δtだけ順次に遅らせて1周期Tから100のデータを取得する)とすると、隣接する2つのサンプル点間の間隔は1ns/100=10psとなる。即ち、等価サンプリング時間Δtは10psとなる。よって、クロック発生部12からサンプリングレートT1=1ns×(1GHz/100kHz)+10ps=10μs+10psでクロック信号CLK1を発生させ、サンプリングヘッド11に供給すると、サンプリングヘッド11からは、サンプルタイミングt1、t2、t3、・・・に応じて振幅レベルが段階的に変化する波形データ列a、b、c、・・・がサンプリングレートT1=10μs+10psで発生される。これら波形データをデジタイザ部13に取り込み、取り込んだ波形データをサンプルタイミング間の間隔、即ち、等価サンプリング時間10psの時間間隔(Δtの時間間隔)で合成すると、図2Dに示す(10μs+10ps)×100の周期T3を有する低速の繰り返し信号LRS1が得られる。
トリガ回路14は、観測、測定及び/又は解析すべき高速の繰り返し信号HRSの波形の開始点を設定する機能を有する。具体的に説明すると、観測、測定及び/又は解析すべき波形の開始点の情報、例えばレベル、立上り、立下り等(以下、トリガ情報と称す)をトリガ回路14に予め設定しておき、サンプリングヘッド11からトリガ回路14に供給されるデータ信号OUT1(波形データ列a、b、c、・・・)のトリガ情報がこの設定されたトリガ情報と合致すると、トリガ回路14はトリガ信号TRを発生してデジタイザ部13に供給する。デジタイザ部13は、トリガ信号が印加された時点から波形データ列の取り込み動作を開始する。即ち、トリガ回路14からトリガ信号TRが発生された時点(以後、トリガ点と称す)から高速の繰り返し信号HRSの波形の観測、測定、解析等を、低速の繰り返し信号LRS1を用いて開始する。なお、サンプリングヘッド11のサンプリング出力がそのままデジタイザ部13及びトリガ回路14へ供給される場合に限らず、図に示していないがAD変換器によりデジタル値に変換されてデジタイザ部13及びトリガ回路14へ供給されることもある。従ってサンプリングヘッドの出力データ信号はサンプリング信号自体の場合とそのサンプリング信号をデジタル値に変換した場合とがあり、以後の説明においてもその両者の場合があることを意味している。
このように、上記構成の従来のサンプリングデジタイザは、トリガ点を観測、測定、解析等を行う波形の開始点としているから、当然にトリガ点以降の波形しか観測、測定、解析等を行うことができない。例えば、図2Dの波形においてトリガ点をa点とすれば、a点より前(時間的に前、図において左側)の波形は観測、測定、解析等を行うことができない。
一般に、観測、測定及び/又は解析したい高速の繰り返し信号HRSの波形領域はこの高速の繰り返し信号HRSの一周期Tの一部分であり、例えば波形が立上る前縁領域である場合がしばしばある。上気したように、サンプリングデジタイザはトリガ点を観測、測定、解析等を行う波形の開始点としているから、例えば、図2Aの波形においてトリガ点をa点とすれば、図2Cに示す波形データaがサンプリングヘッド11から出力されてトリガ回路14に入力されるまで、トリガ回路14はトリガ信号TRを発生せず、所望とするトリガ点以降の波形の観測、測定、解析等を行うことができない。
一方、図3に示すように、サンプリングヘッド11とデジタイザ部13とをそれぞれ複数個用意し、それぞれ上述した等価サンプリング方法により高速の繰り返し信号を低速の繰り返し信号に変換し、この変換された信号波形の観測、測定、解析等を複数個のデジタイザ部で同時に行なうことを可能にしたNチャネルのサンプリングデジタイザも従来より使用されている。なお、Nは2以上の整数である。
図3に示す例では、ほぼ同一位相の複数個の高速の繰り返し信号HRS1、HRS2、・・・、HRSNを関連するサンプリングヘッド11−1、11−2、・・・、11−Nにそれぞれ入力し、これらサンプリングヘッド11−1〜11−Nに、共通の1つのクロック発生部12から一定のサンプリングレート、例えば図2Bに示すサンプリングレートT1、でクロック信号CLK1を全てのサンプリングヘッド11−1〜11−Nに同時に供給する。これによってこれらサンプリングヘッド11−1〜11−Nからは、サンプルタイミングに応じて振幅レベルが段階的に変化する波形データ列に変換された低速のデータ信号OUT1、OUT2、・・・、OUTNがそれぞれ発生される。
例えば、複数個のサンプリングヘッド11−1、11−2、・・・、11−Nにほぼ同時に立上る高速の繰り返し信号HRS1、HRS2、・・・、HRSNをそれぞれ入力し、共通のクロック発生部12から、これら繰り返し信号HRS1〜HRSNに対するサンプルタイミングの位相が等価サンプリング時間Δtだけ順次にずれる(例えば、Δtだけサンプルタイミングの位相が順次に遅れる)ように、一定のサンプリングレートT1でクロック信号CLK1を発生させると、各サンプリングヘッド11−1〜11−Nからは、図2Cに示した低速のデータ信号OUT1と同様に、サンプルタイミングに応じて振幅レベルが段階的に変化する低速のデータ信号OUT1〜OUTNがサンプリングレートT1で発生される。
トリガ回路14は複数個のデジタイザ部13−1、13−2、・・・、13−Nに対して共通に1つだけ設けられ、複数個のサンプリングヘッド11−1〜11−Nのうちの任意の1つからの、この例では第Nチャネルのサンプリングヘッド11−Nからのデータ信号OUTNがトリガ回路14に入力信号として供給される。勿論、他の1つのサンプリングヘッドからのデータ信号をトリガ回路14に入力信号として供給してもよい。
複数個のデジタイザ部13−1、13−2、・・・、13−Nは、共通のトリガ回路14からトリガ信号TRが印加されることによって、関連するサンプリングヘッド11−1、11−2、・・・、11−Nから供給されるデータ信号OUT1、OUT2、・・・、OUTNの取り込み動作をそれぞれ開始する。トリガ点を波形の立上り点Lとすると、複数個のサンプリングヘッド11−1〜11−Nはほぼ同じ波形データを出力するから、デジタイザ部13−1〜13−Nにはトリガ点L以降のほぼ同じ波形データがそれぞれ取り込まれる。従って、図3に示されたNチャネルのサンプリングデジタイザにおいても、高速の繰り返し信号HRS1〜HRSNのトリガ点以降の波形しか観測、測定、解析等を行うことができない。
ところで、上述したサンプリングデジタイザは、半導体集積回路(以後、ICと称す)を試験する半導体集積回路試験装置(IC試験装置)にも使用されている。例えば、被試験ICに高速で試験パターン信号を入力し、この被試験ICから高速で出力される応答信号を低速の信号に変換して波形を観測、測定し、被試験ICがどの程度の早さの高速信号にまで確実に応答できるか否かを試験する場合等にサンプリングデジタイザが使用されている。
周知のように、この技術分野では、ICは、論理回路部分(ロジック部分)が主要であるものをロジックICと呼び、メモリ部分が主要であるものをメモリICと呼んでいる。また、ロジック部分とメモリ部分とが1つのチップに混在したICはシステムLSI、システム・オン・チップ(SOC)等と呼ばれている。図4に従来から用いられている一般的なIC試験装置(以後、ICテスタと称す)の概略の構成を示す。例示のICテスタはICテスタ本体100とテストヘッド200とによって構成されており、ICテスタ本体100は、この例では、制御器101と、タイミング発生器102と、パターン発生器103と、波形フォーマッタ104と、ドライバ105と、コンパレータ106と、論理比較器107と、不良解析メモリ108と、電圧発生器109とを具備する。
テストヘッド200はICテスタ本体100とは別体に構成され、通常、その上部に所定個数のICソケット(図示せず)が装着されている。また、テストヘッド200の内部には、この技術分野でピンカードと呼ばれているプリント基板が収納されており、通常、ICテスタ本体100のドライバ105及びコンパレータ106を含む回路はこのピンカードに実装されている。このピンカードは試験すべきIC(被試験IC)300の各I/Oピン(入/出力端子)毎に設けられている。一般に、テストヘッド200は、この技術分野でハンドラと呼ばれているIC搬送及び処理装置のテスト部に取り付けられ、テストヘッド200とICテスタ本体100とはケーブル、光ファイバ等の信号伝送手段によって電気的に接続される。
被試験IC300はテストヘッド200のICソケットに装着され、このICソケットを通じて、ICテスタ本体100から被試験IC(一般にDUTと呼ばれる)300にテストパターン信号が印加され、また、被試験IC300からの応答信号がICテスタ本体100に供給され、被試験IC300の試験、測定が行われる。
制御器101はコンピュータシステムによって構成されており、ユーザ(プログラマ)が作成したテストプログラムが予め格納され、このテストプログラムに従ってICテスタ全体の制御を行う。制御器101は、テスタバス111を通じてタイミング発生器102、パターン発生器103、波形フォーマッタ104、論理比較器107、不良解析メモリ108、電圧発生器109等と接続されており、これらタイミング発生器102、パターン発生器103、波形フォーマッタ104、論理比較器107、不良解析メモリ108、電圧発生器109等は端末として動作し、制御器101から出力される制御命令に従って被試験IC300の試験を実行する。
被試験IC300の試験、例えばファンクショナル試験は次のようにして行われる。
パターン発生器103には、試験開始前に、制御器101に格納されているテストプログラムに記述されたパターン発生順序が予め格納され、パターン発生器103は、制御器101からテスト開始命令が与えられると、この格納されたパターン発生順序に従って被試験IC300に印加すべきテストパターンデータを出力する。このパターン発生器103には、一般に、ALPG(Algorithmic Pattern Generator)が用いられる。ALPGとは、半導体デバイス(例えばIC)に印加するテストパターンを、内部の演算機能を持ったレジスタを用いて、演算により発生するパターン発生器のことである。
タイミング発生器102には、試験開始前に、制御器101に格納されているテストプログラムに記述されたテスト周期毎に出力するタイミングデータが予め格納され、タイミング発生器102は、この格納されたタイミングデータに従って、各テスト周期毎にクロックパルスを出力する。このクロックパルスは、波形フォーマッタ104、論理比較器107等に与えられる。
波形フォーマッタ104は、パターン発生器103が出力するテストパターンデータと、タイミング発生器102が出力するクロックパルスとに基づいて、論理波形の立ち上がりのタイミング及び立ち下がりのタイミングを規定し、H論理(論理“1”)及びL論理(論理“0”)に変化する実波形を持つテストパターン信号を生成し、ドライバ105を通じて被試験IC300にこのテストパターン信号を印加する。
ドライバ105は、波形フォーマッタ104が出力するテストパターン信号の振幅を所望の振幅(H論理、即ち、論理“1”の電圧VIH及びL論理、即ち、論理“0”の電圧VIL)に規定してテストヘッド200のICソケットに印加し、被試験IC300を駆動する。
コンパレータ106は被試験IC300が出力する応答信号の論理値が正規の電圧値を持つか否かを判定する。つまり、H論理の電圧が規定の電圧値VOH以上の値を示すか、及びL論理の電圧が規定の電圧値VOL以下の値を示すかを判定する。
判定結果が良である場合にコンパレータ106から出力される判定結果の出力信号は論理比較器107に入力され、この論理比較器107においてパターン発生器103から与えられる期待値パターンデータと比較され、被試験IC300が正常な応答信号を出力したか否かが判定される。論理比較器107の比較結果は不良解析メモリ108に取り込まれる。不良が発生した場合には不良のテストパターンアドレスと、被試験IC300の不良ピンの出力論理データと、その時の期待値パターンデータとが不良解析メモリ108に記憶され、テスト終了後にLSIの評価に利用される。
電圧発生器109は、制御器101から送られて来る設定値に応じて、ドライバ105に印加する振幅電圧VIH及びVILと、コンパレータ106に印加する比較電圧VOH及びVOLを発生する。その結果、ドライバ105からは被試験IC300の規格に合致した振幅値を持つ駆動信号が発生され、また、コンパレータ106において被試験IC300の応答信号が被試験IC300の規格に合致した電圧の論理値を有しているか否かを判定することができる。
上述したサンプリングデジタイザは上記テストヘッド200の内部に収納されたピンカードに実装され、例えば被試験IC300から高速で読み出される応答信号の波形を観測、測定及び/又は解析する。まず、被試験IC300に高速で試験パターン信号を印加し、この被試験ICの各ピンから高速で出力される応答信号の波形を上記構成のサンプリングデジタイザで観測、測定及び/又は解析する。この波形の観測、測定、解析等により、被試験IC300が不良であるか否かが判定できる。この試験により、例えば被試験ICの動作速度をいくつかのカテゴリに分類することができるし、また、被試験ICがどの程度の早さの高速信号にまで確実に応答できるか否かを試験することもできる。
上述したように、従来のサンプリングデジタイザは、サンプリングヘッドに入力される高速の繰り返し信号のトリガ点以降の波形しか観測、測定及び/又は解析できなかった。しかしながら、トリガ点のすぐ前の波形、或いはトリガ点の前後の波形を重点的に観測、測定及び/又は解析したい場合がしばしばある。
図1及び図3に示されたサンプリングデジタイザにおいて、例えばトリガ点より前の波形データをデジタイザ部13又は13−1〜13−Nに取り込むためには、デジタイザ部13又は13−1〜13−Nを連続で動作させ、トリガ点で波形データの取り込みを中止して取り込んだデータを読み出さなくてはならない。トリガ点を過ぎた直後から波形データの取り込みが開始される場合を考慮に入れると、次のトリガ点に達するまでに約1周期(T3)に相当する時間と、約1周期(T3)分の波形データを記憶することができるメモリを必要とする。従って、トリガ点より前の波形領域、例えばトリガ点の直前の波形領域を重点的に観測、測定及び/又は解析したい場合でも、波形データの取り込みに最長で約1周期に相当する時間を必要とし、その上、約1周期分の波形データを記憶できる容量を有するメモリを用意しなければならないという難点がある。つまり必要とする波形領域を短時間で取り込むことができなかった。
また、トリガ点の前後の波形データをデジタイザ部13又は13−1〜13−Nに取り込むためには、デジタイザ部13又は13−1〜13−Nを連続で動作させ、トリガ点を過ぎて所定サンプル数の波形データを取得した時点で波形データの取り込みを中止することになる。しかしながら、この場合にもトリガ点を過ぎた直後から波形データの取り込みが開始される場合を考慮に入れる必要があり、その場合には次のトリガ点に達するまでに約1周期(T3)に相当する時間と、少なくとも1周期(T3)分の波形データを記憶することができるメモリを必要とする。従って、トリガ点の前後の波形領域を重点的に観測、測定及び/又は解析したい場合でも、1周期以上に相当する時間を必要とし、さらに、少なくとも1周期分の波形データを記憶できる容量のメモリを用意しなければならないという難点がある。つまり必要とする波形領域を短時間で取り込むことができなかった。
上記したように、高速の繰り返し信号HRSがサンプリングヘッド11に入力され、観測、測定及び/又は解析したい波形領域、即ち、デジタイザ部13に取り込みたい波形領域がその前縁領域である場合、この前縁領域は高速の繰り返し信号HRSの一周期Tの僅かな部分、例えば1/10程度に過ぎない。図5A及び図5Bはそれぞれ図2Aに示した高速の繰り返し信号HRSの波形及び図2Dに示した低速の繰り返し信号LRS1の波形をそれぞれに拡大して示すものであり、周期Tの高速の繰り返し信号HRSの前縁領域LEの時間が周期Tの約1/10であれば、等価サンプリング時間Δt(例えば10ps)で合成、再現された図5Bに示す低速の繰り返し信号LRS1において、観測、測定及び/又は解析したい波形領域である前縁領域LEの開始点(トリガ点Tr)に到達するまでに最大で一周期T3の約9/10の待ち時間WTが存在することになる。この待ち時間WTは、必要な波形領域LEをデジタイザ部13に取り込むのに要する時間と比較すると、極めて長時間(約9倍の時間)となる。
具体的な数値で説明すると、高速の繰り返し信号HRSの一周期Tに占める前縁領域LEの時間が、例えば1/10であり、この前縁領域LEの時間で16×103個のデータをデジタイザ部13に取り込む場合、サンプリングレートが1μsであると、前縁領域LEのデータの取り込みに16×103×10-6(μs)=16msの時間を必要とする。よって、このときの最大の待ち時間WTは16ms×9=144msとなり、トリガ点Trに到達するまでに、前縁領域LEのデータの取り込みに必要な時間の最大で9倍の待ち時間を必要とする。このため、装置の使用効率が非常に悪くなるという欠点があった。
この発明の1つの目的は、必要とする波形領域を短時間で取り込むことができるサンプリングデジタイザ及びその方法を提供することにある。
この発明の他の目的は、メモリ容量を増大させる必要なしに、かつ短時間でトリガ点より前の波形領域を観測、測定及び/又は解析することができるサンプリングデジタイザ及びその方法を提供することである。
この発明の更に他の目的は、メモリ容量を増大させる必要なしに、かつ短時間でトリガ点の前後の波形領域を重点的に観測、測定及び/又は解析することができるサンプリングデジタイザ及びその方法を提供することである。
この発明の更に他の目的は、トリガ点に到達するまでの待ち時間を短縮し、装置の使用効率を向上させたサンプリングデジタイザ及びその方法を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、半導体集積回路(IC)の試験時間を短縮させ、かつ精度の高い試験を行うことができる半導体集積回路試験装置を提供することである。
発明の開示
この発明の第1の面においては、クロック信号を発生するクロック発生手段と、入力される高速の繰り返し信号を、上記クロック発生手段から供給されるクロック信号によってサンプリングして低速のデータ信号に変換するサンプリング部と、上記サンプリング部からのデータ信号が供給される信号波形観測、測定又は解析装置と、上記サンプリング部からのデータ信号が供給され、このデータ信号がトリガ情報を有するときにトリガ信号を発生するトリガ手段と、上記クロック発生手段から上記サンプリング部に供給されるクロック信号を遅延させる遅延手段と、上記遅延手段を経由したクロック信号と、上記クロック発生手段から直接供給されるクロック信号とを切り換えて上記サンプリング部に供給するスイッチング手段とを具備するサンプリングデジタイザが提供される。ここで低速のデータ信号とはサンプリング出力自体の場合とそのサンプリング出力をデジタル値に変換した場合とがある。このことは以下の説明においても同様である。
好ましい実施例によれば上記スイッチング手段は、上記トリガ手段からトリガ信号が印加されることによってクロック信号の切り換え動作を実行し、トリガ信号が印加されるまでは上記遅延手段を経由したクロック信号を上記サンプリング部に供給し、上記トリガ回路からトリガ信号が印加されると、上記クロック発生手段から直接供給されるクロック信号を上記サンプリング部に供給する。
上記クロック発生手段から発生されるクロック信号のサンプリングレートは、上記高速の繰り返し信号の周波数を上記クロック発生手段内で発生される内部クロック信号の周波数で割り算した値と上記高速の繰り返し信号の1周期に相当する時間とを乗算した値に、上記高速の繰り返し信号の1周期に相当する時間を上記高速の繰り返し信号の1周期当りのサンプリング数で割り算した値である等価サンプリング時間を加算した周期を有する。
この発明の第2の面においては、各チャネルが、入力される高速の繰り返し信号を、所定のサンプリングレートでサンプリングして低速のデータ信号に変換するサンプリング部と、上記サンプリング部からのデータ信号が供給される信号波形観測、測定又は解析装置とを備えている複数のチャネルを有するサンプリングデジタイザにおいて、所定のサンプリングレートでクロック信号を発生する、上記複数のチャネルに共通の1つのクロック発生手段と、上記複数のチャネルのうちの特定の1つのチャネルのサンプリング部からのデータ信号が入力信号として供給され、このデータ信号がトリガ情報を有するときにトリガ信号を発生して各チャネルの信号波形観測、測定又は解析装置に供給する、上記複数のチャネルに共通の1つのトリガ手段と、上記トリガ手段にデータ信号を供給するチャネルのサンプリング部に、上記クロック発生手段から供給されるクロック信号を遅延させる遅延手段とを具備するサンプリングデジタイザが提供される。
この発明の第3の面においては、クロック信号を発生するクロック発生手段と、入力される高速の繰り返し信号を、上記クロック発生手段から供給されるクロック信号によってサンプリングして低速のデータ信号に変換するサンプリング部と、上記サンプリング部からのデータ信号が供給される信号波形観測、測定又は解析装置と、上記サンプリング部からのデータ信号が供給され、このデータ信号がトリガ情報を有するときにトリガ信号を発生するトリガ手段とを具備し、上記トリガ手段から発生されるトリガ信号が上記クロック発生手段に供給され、このクロック発生手段から発生されるクロック信号の周波数を高く変化させる手段を備える。
この発明の第4の面においては、被試験半導体集積回路に試験パターン信号を印加し、この被試験半導体集積回路から読み出される応答信号を論理比較し、比較結果に基づいて被試験半導体集積回路の良否を判定する半導体集積回路試験装置において、上記第1の面及び第2の面に記載されたいずれか1つのサンプリングデジタイザを具備する半導体集積回路試験装置が提供される。
好ましい一実施例においては、上記サンプリングデジタイザは半導体集積回路試験装置のテストヘッドに収納されるピンカードに実装されている。
その他の発明の面については実施例の説明で行う。
【図面の簡単な説明】
図1は従来のサンプリングデジタイザの一例の構成を示すブロック図である。
図2は図1に示したサンプリングデジタイザに適用される等価サンプリング方法を説明するタイミング図である。
図3は従来のサンプリングデジタイザの他の例の構成を示すブロック図である。
図4は従来のIC試験装置の一例を示すブロック図である。
図5は図1に示したサンプリングデジタイザの動作を説明するための波形図である。
図6はこの発明によるサンプリングデジタイザの第1の実施例の構成を示すブロック図である。
図7は図6に示したサンプリングデジタイザの動作を説明するためのタイミング図である。
図8A及びBはそれぞれ図6中の遅延素子15の具体例を示す図である。
図9はこの発明によるサンプリングデジタイザの第2の実施例の構成を示すブロック図である。
図10は図9に示したサンプリングデジタイザの動作を説明するためのタイミング図である。
図11はこの発明によるサンプリングデジタイザの第3実施例の構成を示すブロック図である。
図12は図11に示したサンプリングデジタイザの動作を説明するためのタイミング図である。
図13は図11に示したサンプリングデジタイザの動作を説明するための波形図である。
図14はこの発明によるサンプリングデジタイザの第4実施例を示すブロック図である。
図15はこの発明によるサンプリングデジタイザの第5実施例を示すブロック図である。
図16はこの発明の方法の実施例を示す流れ図である。
図17はこの発明の方法の他の実施例を示す流れ図である。
図18はこの発明の方法の更に他の実施例を示す流れ図である。
図19はこの発明による半導体集積回路試験装置の実施例を示すブロック図である。
発明を実施するための最良の形態
第1実施例
まず、この発明によるサンプリングデジタイザの第1の実施例について図6及び図7を参照して詳細に説明する。なお、図6において、図1と対応する部分には同一参照符号を付して示し、必要のない限りそれらの説明を省略する。
図6はこの発明によるサンプリングデジタイザの第1の実施例を示すブロック図であり、図1に示した従来のサンプリングデジタイザと同様に、サンプリングヘッド11と、クロック発生部12と、デジタイザ部13と、トリガ回路14とを備えている。これら構成素子を備えたサンプリングデジタイザは、サンプリングヘッド11に入力される高速の繰り返し信号(波形)HRSを、上述した等価サンプリング方法により、低速の繰り返し信号(波形)に変換し、この低速の繰り返し信号の波形の観測、測定、解析等を行なうことにより、サンプリングヘッド11に入力された高速の繰り返し信号HRSの波形の観測、測定、解析等を行なうことができるものであることは図1及び図2を参照して既に記載したので、ここではその説明を省略する。
この実施例においては、クロック発生部12からサンプリングヘッド11に至るクロック信号伝送経路に並列に、クロック信号CLK1を所定時間遅延させる遅延素子15を接続し、この遅延素子15を経由するクロック信号伝送経路と、遅延素子15を経由しないクロック信号伝送経路の2つのクロック信号経路を設ける。さらに、これら2つのクロック信号伝送経路を切り換えて一方のクロック信号伝送経路のみをサンプリングヘッド11に接続するスイッチング回路16を設ける。このスイッチング回路16はトリガ回路14からトリガ信号TRが印加されることによってスイッチング素子が動作し、クロック信号伝送経路を切り換える。
具体的に説明すると、所定のタイミングでトリガ回路14からトリガ信号TRが発生される(トリガ点)までは、スイッチング回路16は遅延素子15を経由するクロック信号伝送経路をサンプリングヘッド11に接続する。即ち、この実施例ではトリガ点まではスイッチング回路16のスイッチング素子の可動接点16Mが遅延素子15の出力側に接続された第1の固定接点16Aに接続される。従って、クロック発生部12からのクロック信号CLK1は、遅延素子15によって所定時間遅延されたクロック信号CLK1dとして、サンプリングヘッド11に供給される。
トリガ回路14からトリガ信号TRが発生されてスイッチング回路16に印加されると、スイッチング回路16は遅延素子15を経由しないクロック信号伝送経路をサンプリングヘッド11に接続する。即ち、スイッチング回路16のスイッチング素子の可動接点16Mが、遅延素子15を経由しないクロック信号伝送経路に接続された第2の固定接点16Bに切り換え接続される。従って、クロック発生部12からのクロック信号CLK1は、遅延されることなくそのまま、サンプリングヘッド11に供給される。
次に、上記構成のサンプリングデジタイザの動作について図7に示すタイミング図を参照して説明する。
例えば、図7Aに示す周期Tの高速の繰り返し信号HRS1がサンプリングヘッド11に入力された場合に、図7Bに示すように、この高速の繰り返し信号HRS1に対するサンプルタイミングt1、t2、t3、・・・の位相が一定の微小時間、即ち、等価サンプリング時間Δtだけ順次にずれる(この例では等価サンプリング時間Δtだけサンプルタイミングの位相が順次に遅れる)ように、クロック発生部12から一定のサンプリングレートT1(=nT+Δt)でクロック信号CLK1を発生させ、このクロック信号CLK1を、遅延素子15を経由しないクロック信号伝送経路を通じて、直接サンプリングヘッド11に供給すると、サンプリングヘッド11からは、図7Cに示すように、サンプルタイミングt1、t2、t3、・・・に応じて振幅レベルが段階的に変化する波形データ列a1、b1、c1、・・・に変換された低速のデータ信号OUT1がサンプリングレートT1で発生される。よって、これら波形データ列a1、b1、c1、・・・をデジタイザ部13に取り込み、等価サンプリング時間Δtの時間間隔で合成し、再現すると、図7Eに示すように、サンプリングレートT1と高速信号HRS1の1周期T当りのサンプル数とを乗算した周期T3を有する低速の繰り返し信号LRS1が得られる。
これに対して、クロック発生部12から一定のサンプリングレートT1で発生されるクロック信号CLK1を、遅延素子15を経由するクロック信号伝送経路を通じて遅延させ、クロック信号CLK1dとしてサンプリングヘッド11に供給すると、図7Dに示すように、このクロック信号CLK1dのサンプルタイミングは全て遅延素子15による一定の遅延時間Dtだけ遅れる。換言すれば、一定の遅延時間Dtだけ遅れた時点から一定のサンプリングレートT1でクロック信号CLK1dがサンプリングヘッド11に供給されることになる。その結果、サンプリングヘッド11は、図7Fに示すように、高速の繰り返し信号HRS1を、この遅延されたサンプルタイミングt1+Dt、t2+Dt、t3+Dt、・・・に応じて振幅レベルが段階的に変化する波形データ列a2、b2、c2、・・・に変換した低速のデータ信号OUT2を発生する。これら波形データa2、b2、c2、・・・をデジタイザ部13に取り込み、等価サンプリング時間Δtの時間間隔で合成して再現すると、図7Gに示すように、サンプリングレートT1と高速信号HRS1の1周期T当りのサンプルデータ数とを乗算した周期T3を有する低速の繰り返し信号LRS2が得られる。
この低速の繰り返し信号LRS2は、図7から容易に理解できるように、サンプルタイミングが遅延素子15による遅延時間Dtだけ遅れているため、Dtだけ時間的に進んでいる高速の繰り返し信号HRS1の波形点をサンプリングしたデータを合成した波形となる。その結果、クロック信号CLK1を遅延させない場合に得られた図7Eに示す低速の繰り返し信号LRS1の波形と比較すると、Dtだけ時間的に進んでいる波形となる。換言すれば、クロック信号CLK1を遅延させない場合よりも波形を等価的に速くデジタイザ部13に取り込むことができる。従って、サンプルタイミングを遅らせて波形データをデジタイザ部13に取り込むと、サンプルタイミングを遅らせない場合よりも等価的に速い波形領域を観測、測定及び/又は解析することができる。
よって、この第1の実施例においては、トリガ点まではクロック発生部12から一定のサンプリングレートT1で発生されるクロック信号CLK1を、遅延素子15を経由するクロック信号伝送経路を通じて遅延されたクロック信号CLK1dとして、サンプリングヘッド11に供給する。その結果、デジタイザ部13には高速の繰り返し信号HRS1の波形点a2、b2、c2、・・・をサンプリングしたデータが取り込まれるから、観測、測定及び/又は解析される波形は図7Gに示す低速の繰り返し信号LRS2の波形点a2以降の波形となる。
次に、トリガ回路14からトリガ信号TRが発生されると、このトリガ信号TRはデジタイザ部13及びスイッチング回路16にそれぞれ供給されるから、スイッチング回路16のスイッチング素子がその可動接点16Mを第2の固定接点16B側に切り換える。その結果、クロック信号CLK1は、遅延素子15を経由しないクロック信号伝送経路を通じて直接、サンプリングヘッド11に供給されるから、デジタイザ部13には高速の繰り返し信号HRS1の波形点a1、b1、c1、・・・をサンプリングしたデータが取り込まれる。従って、観測、測定及び/又は解析される波形は図7Eに示す低速の繰り返し信号LRS1の波形点a1以降の波形となる。
このように、トリガ信号TRが発生されると、トリガ点a2よりも時間的に前の波形点a1からの波形データがデジタイザ部13に取り込まれることになるので、今まで観測、測定又は解析していた波形領域よりも時間的に前の波形領域を再び観測、測定又は解析することができる。よって、トリガ点前後の波形領域を重点的に効率よくデジタイザ部13に取り込んで観測、測定又は解析することができる。
以上の説明から理解されるように遅延素子15による遅延量Dtは、トリガ点の前のサンプリングしたデータが取込まれる必要から少くとも等価サンプリング時間Δt以上であり、遅延量Dtの最大値は、トリガ点の前のどのあたりまでが測定、波形観測、解析などに必要とするかにより決め、この必要とする波形領域は対象とする高速繰り返し信号HRSによって異なり、遅延量Dtの最大値は前記トリガ点前の必要とする波形領域を少くとも含むようにする。
遅延素子15としてはケーブルなどの遅延線で構成される遅延器、図8Aに示すようなカウンタ式遅延器151、図8Bに示すような移相形遅延器153などを用いることができる。カウンタ式遅延器151においてはカウンタが内蔵され、端子152から例えば1/Δt又はこれより高い周波数の動作用クロックを供給し、設定した値だけその動作クロックを計数すると、入力されたクロック信号CLK1が遅延クロック信号CLK1dとして出力される。移相形遅延器153は例えばシフトレジスタにより構成され、端子152にシフトクロックが与えられるごとに入力クロック信号CLK1が1段づつシフトされ、スイッチ154が設定されたシフト段から遅延クロック信号CLK1dが出力される。シフトクロックは1/Δt以上の周波数のものとされる。これらカウンタ式遅延器151、移相形遅延器153は遅延量を変化させることができ、取得したいトリガ点以前の波形の時間に応じて遅延量を簡単に設定することができる。
以上の説明で明白なように、上記第1の実施例では、単にトリガ点の前と後とでクロック信号のサンプルタイミングを変更するだけでトリガ点前後の波形領域を重点的に効率よくデジタイザ部13に取り込むことができるから、短時間でトリガ点の前後の必要な波形領域だけを取り込むことができる。その上、約1周期(T3)分の波形データが記憶できるような大容量のメモリを用意する必要もない。
第2実施例
次に、この発明によるサンプリングデジタイザの第2の実施例について図8及び図9を参照して詳細に説明する。なお、図8において、図3と対応する部分には同一参照符号を付して示し、必要のない限りそれらの説明を省略する。
図8はこの発明によるサンプリングデジタイザの第2の実施例を示すブロック図であり、サンプリングヘッド11とデジタイザ部13とをそれぞれ複数個用意し、既に説明した等価サンプリング方法により高速の繰り返し信号を低速の繰り返し信号に変換し、この変換された信号の波形の観測、測定、解析等を複数個のデジタイザ部で同時に行なうことができるように構成されたNチャネルのサンプリングデジタイザ(Nは2以上の整数)にこの発明を適用した事例を示す。
この第2の実施例においても、図3に示した従来例と同様に、クロック発生部12は複数個のサンプリングヘッド11−1、11−2、・・・、11−Nに対して共通に1つだけ設けられ、トリガ検出用に更に1個のサンプリングヘッド11−N+1が設けられ、これには他のサンプリングヘッドの1つの例ではサンプリングヘッド11−Nの高速繰り返し信号HRSNが入力される。また、トリガ回路14は複数個のデジタイザ部13−1、13−2、・・・、13−Nに対して共通に1つだけ設けられる。クロック発生部12から複数個のサンプリングヘッド11−1〜11−Nにクロック信号をそれぞれ直接供給するが、トリガ検出用サンプリングヘッド11−N+1に対するクロック信号伝送経路にはクロック信号を所定時間Dtだけ遅延させる遅延素子21が挿入される。そしてトリガ検出用サンプリングヘッド11−N+1の出力のみがトリガ回路14へ供給される。
上記構成において、ほぼ同一位相の、例えばほぼ同時に立上る複数の高速の繰り返し信号HRS1、HRS2、・・・、HRSNを関連するサンプリングヘッド11−1、11−2、・・・、11−Nにそれぞれ入力し、共通のクロック発生部12から、これら繰り返し信号HRS1〜HRSNに対するサンプルタイミングt1、t2、t3、・・・の位相が等価サンプリング時間Δtだけ順次にずれる(例えば、Δtだけサンプルタイミングの位相が順次に遅れる)ように、クロック信号CLK1を一定のサンプリングレートT1(=nT+Δt)で発生させ、サンプリングヘッド11−1〜11−Nに供給すると、第1〜第Nチャネルの全てのサンプリングヘッド11−1〜11−Nには、図10Bに示すように、サンプルタイミングt1、t2、t3、・・・においてクロック信号CLK1が同時に供給され、第N+1チャネル(トリガチャネル)のサンプリングヘッド11−N+1には、図10Dに示すように、遅延素子21によって時間Dtだけ遅延されたサンプルタイミングt1+Dt、t2+Dt、t3+Dt、・・・においてクロック信号CLK1dが供給される。なお、複数の高速の繰り返し信号HRS1〜HRSNは全て同じ波形であるので、図10Aには代表例として第1チャネルのサンプリングヘッド11−1に供給される高速の繰り返し信号HRS1を示す。
その結果、第1〜第Nチャネルのサンプリングヘッド11−1〜11−N−1からは、図10Cに示すように、サンプルタイミングt1、t2、t3、・・・に応じて振幅レベルが段階的に変化する波形データ列a1、b1、c1、・・・に変換された低速のデータ信号OUT1、OUT2、・・・、OUTNがそれぞれほぼ同一の位相で発生される。よって、第1〜第Nチャネルのデジタイザ部13−1〜13−Nには図10Cに示す波形データ列a1、b1、c1、・・・が取り込まれるから、等価サンプリング時間Δtの時間間隔で合成し、再現すると、図10Eに示す低速の繰り返し信号LRS1〜LRSNが得られる。
これに対し、第N+1チャネルのサンプリングヘッド11−N+1からは、図10Fに示すように、遅延されたサンプルタイミングt1+Dt、t2+Dt、t3+Dt、・・・に応じて振幅レベルが段階的に変化する波形データ列a2、b2、c2、・・・に変換された低速のデータ信号OUTN+1が発生される。よって、第N+1チャネルのデジタイザ部13−N+1には図10Fに示す波形データ列a2、b2、c2、・・・が取り込まれるから、等価サンプリング時間Δtの時間間隔で合成すると、図10Gに示すように、図10Eに示す低速の繰り返し信号LRS1〜LRSNよりもDt時間だけ進んでいる低速の繰り返し信号LRSN+1が得られる。
トリガ回路14には第N+1チャネルのサンプリングヘッド11−N+1からのデータ信号OUTNが供給されるから、トリガ回路14がトリガ信号TRを発生するトリガ点を、例えば図10Aに示す高速の繰り返し信号HRS1の波形点a2とすると、トリガ回路14は第N+1チャネルのサンプリングヘッド11−N+1から波形データa2が供給されたときにトリガ信号TRを発生する。このトリガ信号TRの発生により、各チャネルのデジタイザ部13−1〜13−Nは一斉に波形データの取り込みを開始するから、第1〜第Nチャネルのデジタイザ部13−1〜13−Nには図10Cに示す波形データ列a1、b1、c1、・・・が取り込まれ、第N+1チャネルのデジタイザ部13−N+1には図10Fに示す波形データ列a2、b2、c2、・・・が取り込まれる。
かくして、トリガ回路14からトリガ信号TRが発生されると、第1〜第Nチャネルのデジタイザ部13−1〜13−Nにおいては図10Eに示す低速の繰り返し信号LRS1〜LRSNの波形点a1以降の波形を観測、測定及び/又は解析することができ、他方、第N+1チャネルのデジタイザ部13−N+1においては図10Gに示す低速の繰り返し信号LRSN+1の波形点a2以降の波形を観測、測定及び/又は解析することができる。換言すれば、第1〜第Nチャネルのデジタイザ部13−1〜13−Nにおいてはトリガ点a2よりも時間的に前の波形点a1からの波形領域を観測、測定又は解析することができ、第N+1チャネルのデジタイザ部13−N+1においてはトリガ点a2以降の波形を観測、測定及び/又は解析することができる。従って、この第2の実施例においても、トリガ点前後の波形領域を重点的に効率よくデジタイザ部13−1〜13−Nに取り込んで観測、測定又は解析することができる。なおこの例ではN個の入力高速繰り返し信号に対する第1〜第Nチャネルの他にトリガ用にN+1チャネルを設けたが、高速繰り返し信号入力用チャネル数に余裕があれば、そのチャネルの1つをトリガ用チャネルに利用してもよい。トリガ用チャネルについてはデジタイザ部13−N+1を省略してもよい。
以上の説明で明白なように、上記第2の実施例では、クロック発生部12から複数個のサンプリングヘッド11−1〜11−N+1に至るクロック信号伝送経路のうち、共通のトリガ回路14に対して変換した低速のデータ信号を入力信号として供給するチャネルのサンプリングヘッドに対するクロック信号伝送経路に、クロック信号を所定時間Dtだけ遅延させる遅延素子21を挿入しただけであるので、短時間でトリガ点前後の波形領域を重点的に効率よくデジタイザに取り込むことができる。その上、少なくとも1周期(T3)分の波形データが記憶できるような大容量のメモリを用意する必要もない。遅延素子21としては遅延素子15と同様なものを使用できる。またこの遅延素子21に対し要求される遅延量は遅延素子15に対するそれと同様である。
第3実施例
この発明によるサンプリングデジタイザの第3実施例について図11乃至図13を参照して詳細に説明する。なお、図11において、図1と対応する部分には同一参照符号を付して示し、必要のない限りそれらの説明を省略する。
この第3実施例においては、トリガ回路14から発生されるトリガ信号TRをデジタイザ部13だけでなく、クロック発生部12にも供給し、クロック発生部12から発生されるクロック信号の周波数を変化させる。クロック発生部12はこの変化された周波数のクロック信号をサンプリングヘッド11に供給し、等価サンプリング方法を実行させる。具体的に説明すると、この第3実施例では、クロック発生部12は、トリガ回路14からトリガ信号TRを受信するまでは図12Bに示す所定のクロック信号CLK1の周波数(1/(nT+ΔT))よりも僅かに低い周波数の図12Dに示すクロック信号CLK2を発生してサンプリングヘッド11に供給し、トリガ信号TRを受信すると、図12Bに示す所定のクロック信号CLK1を発生してサンプリングヘッド11に供給するように構成されている。
クロック発生部12から所定のクロック信号CLK1の周波数よりも僅かに低い周波数の図12Dに示すクロック信号CLK2を発生させてサンプリングヘッド11に供給すると、サンプリングヘッド11からは、図12Eに示すように、サンプルタイミングt1、t2′、t3′、・・・に応じて振幅レベルが段階的に変化する波形データ列a、b′、c′、・・・に変換された低速のデータ信号OUT2がサンプリングレートT2で発生される。これら波形データ列a、b′、c′、・・・をデジタイザ部13に取り込み、等価サンプリング時間Δtの時間間隔で合成し、再現すると、図12Gに示すように、サンプリングレートT2と高速の繰り返し信号HRSの1周期T当りのサンプル数とを乗算した周期を有する低速の繰り返し信号LRS2が得られる。
トリガ信号TRを受信すると、クロック発生部12はCLK2から位相連続で図12Bに示す所定のクロック信号CLK1に切り替えてサンプリングヘッド11に供給するから、サンプリングヘッド11からは、図12Cに示すように、サンプルタイミングt1、t2、t3、・・・に応じて振幅レベルが段階的に変化する波形データ列a、b、c、・・・に変換された低速のデータ信号OUT1がサンプリングレートT1で発生される。これら波形データa、b、c、・・・をデジタイザ部13に取り込み、等価サンプリング時間Δtの時間間隔で合成すると、図12Fに示すように、サンプリングレートT1と高速の繰り返し信号HRSの1周期T当りのサンプル数とを乗算した周期を有する低速の繰り返し信号LRS1が得られる。
クロック信号CLK1とCLK2との切替え発生は例えば図11中に示すようになされる。クロック発生器12aに対する周波数設定器(例えばレジスタ)12bと12cが設けられ、これら周波数設定器12bと12cを切替えスイッチ12dによりクロック発生器12aに切替え接続する。トリガ回路14からトリガ信号TRが発生する前は切替えスイッチ12dは周波数設定器12bをクロック発生器12aに接続して、クロック発生器12aはクロック信号CLK2を発生し、トリガ信号TRが発生すると、これにより切替えスイッチ12dが制御され、切替えスイッチ12dは周波数設定器12cをクロック発生器12aに接続し、クロック発生器12aは位相連続でクロック信号CLK1の発生に切替わる。つまりトリガ信号TRが発生したときのサンプル波形データとその直前のサンプル波形データとの間隔はT2であり、トリガ信号TRが発生したときのサンプル波形データとその直後のサンプル波形データとの間隔はT1となる。
具体的数値を用いて説明すると、例えば、図12Aに示す高速の繰り返し信号HRSの周波数が1GHz(従って、その周期Tは1ns)であり、等価サンプリング時間Δtを加算しない周期nTのクロック信号CLKの周波数Fが1MHzであり、図12Bに示す所定のクロック信号CLK1が発生されたときには高速の繰り返し信号HRSの1周期T(1ns)当りのサンプル数が100(1周期Tから100のデータを取得する)である場合、図12Bに示す所定のクロック信号CLK1が発生されたときにサンプリングされる波形の隣接する2つのサンプル点間の時間間隔、即ち、等価サンプリング時間Δtは、図2及び図5を参照して既に述べたように、10psとなる。この場合、n=1GHz/1MHz=1000であるから、クロック発生部12から発生される所定のクロック信号CLK1の周波数(1/T1)は、そのサンプリングレートT1が1000ns+10ps=1μs+0.00001μs=1.00001μsとなるので、1/1.00001μs≒0.999990MHzとなる。この数値から明らかなように、等価サンプリング時間Δtが10psであると、クロック信号CLK1の周波数は周期nTのクロック信号CLKの周波数Fよりも約10Hz低くなる。
よって、トリガ回路14からトリガ信号TRを受信するまでは、クロック発生部12から、図12Bに示す所定のクロック信号CLK1の周波数999990Hzよりも僅かに低い、例えば100Hz低い、周波数999890Hzの第12Dに示すクロック信号CLK2を発生させてサンプリングヘッド11に供給すると、このクロック信号CLK2のサンプリングレートT2は1/0.999890MHz≒1.000110012μsとなる。その結果、等価サンプリング時間Δtは1.000110012μs−1000ns=0.000110012μs≒110psとなるから、クロック信号CLK2の等価サンプリング時間110psはクロック信号CLK1の等価サンプリング時間10psの11倍となる。トリガ信号TRを受信した後は周波数999990Hzの所定のクロック信号CLK1を発生させて、高い精度で必要とする波形領域をデジタイザ13に取り込む。上述の等価サンプリング方法を適用することによって得られた低速の繰り返し信号LRS2の波形の一例を図13Bに示す。図13Aは高速の繰り返し信号HRSの波形の一例を示す。
このように、所定のクロック信号CLK1の周波数を僅か100Hz低くするだけでも等価サンプリング時間Δtは11倍も長くなるから、この第3実施例のようにトリガ回路14からトリガ信号TRを受信するまでは、クロック発生部12から所定のクロック信号CLK1の周波数よりも僅かに低い周波数のクロック信号CLK2を発生させてサンプリングヘッド11に供給し、サンプリングヘッド11から等価サンプリング時間Δtが長い、即ち、サンプル点間の時間間隔が長い(換言すれば、粗いサンプリングの)波形データ列a、b′、c′、・・・を発生させれば、等価サンプリング時間Δtの時間間隔で合成し、再現された低速の繰り返し信号LRS2は、図13Bに示すように、トリガ点Trまでは等価サンプリング時間Δtが長いためにデータ数が少ないので、これら波形データをデジタイザ部13に取り込んで合成するのに要する時間が短くなる。例えば、等価サンプリング時間Δtが10倍長ければサンプリングヘッド11から出力される波形データの取り込み、合成に要する時間は約1/10になる。よって、最大で低速の繰り返し信号LRS2の一周期T3の約9/10の待ち時間WTがあっても、必要な波形領域LEをデジタイザ部13に取り込むのに要する時間は非常に短くなる。
高速の繰り返し信号HRSの一周期Tに占める前縁領域LEの時間が、例えば1/10であり、この前縁領域LEの時間で16×103個のデータをデジタイザ部13に取り込む場合、サンプリングレートが1μsであると、必要とする前縁領域LEのデータの取り込みには、この第3実施例の場合でも図1に示した先行技術と同様に、16×103×10-6(μs)=16msの時間を必要とする。しかしながら、最大の待ち時間WT(=144ms)は、等価サンプリング時間を100倍にすれば、即ち、クロック信号CLK2の周波数を所定のクロック信号CLK1の周波数より約900Hz低くすれば、最大の待ち時間WTは1/100になるから、1.44msとなる。かくして、上記第3実施例によれば、トリガ点Trに到達するまでに必要な最大の待ち時間を1/100に減少させることは極めて容易であるから、装置の使用効率が非常に高くなるという利点がある。
クロック信号CLK1に対しクロック信号CLK2は周波数が低ければよいが、前記目的のトリガ点に短時間で達する効果を得る点から、クロック信号CLK1による等価サンプリング周期Δt1に対しクロック信号CLK2による等価サンプリング周期Δt2が2倍以上、好ましくは10倍程度以上がよく、例えば1000倍程度でもよい。
第4実施例
図14にこの発明のサンプリングデジタイザの第4実施例を示す。この第4実施例は第1実施例と第3実施例を組合せたものであり、図6及び図11と対応する部分に同一参照符号を付けてある。高速繰り返し信号HRSが入力されるサンプリングヘッド11よりのサンプリング出力はトリガ回路14及びデジタイザ部13へ供給される。トリガ回路14からトリガ信号TRが検出されていない状態ではクロック発生部12からクロック信号CLK2が発生され、このクロック信号CLK2は遅延素子15で遅延され、クロック信号CLK2dとしてサンプリングヘッド11へ供給され、このクロック信号CLK2dにより高速繰り返し信号HRSがサンプリングされる。トリガ回路14からトリガ信号TRが出力されると、これにより切替えスイッチ12d及び16が切替えられて、クロック発生部12からクロック信号CLK1が出力され、これが遅延素子15を通ることなく直接、サンプリングヘッド11へ供給される。
またクロック信号CLK1とCLK2の関係は第3の実施例で述べたと同様な周波数の関係にあり、遅延素子15の遅延量は第1実施例で述べたと同様な関係にある。従って、クロック信号CLK2によるサンプリングにより短時間でトリガ点に達し、トリガ点からはクロック信号CLK1により、等価サンプリング周期が小さい、サンプリング出力が得られ、かつ高速繰り返し信号HRSのトリガ点より前の波形からデジタイザ部13に取込まれることになる。
第5実施例
図15にこの発明のサンプリングデジタイザの第5実施例を示す。この第5実施例は第2実施例と第3実施例を組合せたものであり、図9及び図11と対応する部分に同一参照符号を付けてある。Nチャネルの高速繰り返し信号HRS1〜HRSNに対するサンプリングヘッド及びデジタイザ部からなる信号処理系の他に、トリガチャネルとしてサンプリングヘッド11−N+1が設けられ、これに高速繰り返し信号HRS1〜HRSNの何れか1つ、この例ではHRSNが入力される。このサンプリングヘッド11−N+1のサンプリング出力がトリガ回路14へ供給される。
トリガ回路14がトリガ検出を行う前はクロック発生部12からクロック信号CLK2が出力され、これが遅延素子21を通じてサンプリングヘッド11−N+1へ供給され、サンプリングヘッド11−N+1ではクロック信号CLK2によるサンプリングが行われる。トリガ回路14からトリガ信号TRが出力されるとクロック発生部12からクロック信号CLK1が出力され、これが各サンプリングヘッド11−1〜11−Nへそれぞれ遅延素子21を経ることなく供給され、各サンプリングヘッド11−1〜11−Nではクロック信号CLK1によるサンプリングが行われる。またトリガ信号TRにより各デジタイザ部13−1〜13−N+1における対応するサンプリング出力の取込が開始される。
この場合のクロック信号CLK1とCLK2の周波数の関係は第3実施例におけるそれと同様であり、遅延素子21の遅延量は第2実施例におけるそれと同様である。従ってトリガ点を短時間で検出し、かつ各デジタイザ部13−1〜13−Nでは、トリガ点以前の対応の高速信号の波形から取込むことができる。なおデジタイザ部13−N+1は省略してもよい。
方法の実施例
次はこの発明の方法の実施例を説明する。図16は第1実施例に対応するものである。つまり入力の高速繰り返し信号HRSをこれより低い周波数でサンプリングして低速データ信号に変換する(S1)。この低速データ信号がトリガ情報と一致するのを待ち(S2)、一致すると高速繰り返し信号HRSに対するサンプリングの位相を進め(S3)、その位相が進んだサンプリングに基づき変換した低速データ信号に対し波形観測、測定、解析などを行う(S4)。ここでステップS3で行うサンプリングの位相の進め量は、図6で説明した遅延素子15の遅延量に相当する。
ステップS3で括弧書きで示すようにサンプリングの周波数を高めることにより、第3実施例(図11)と対応した効果が得られる。つまりこのサンプリング周波数はトリガ検出前は第3実施例のクロック信号CLK2の周波数と対応し、トリガ検出後は第3実施例のクロック信号CLK1の周波数と対応させればよい。この方法は図4に示した第4実施例と対応する。
次に第2実施例と対応する方法の実施例を図17を参照して説明する。まず複数の入力チャネル中の1つ、図9の場合は第Nチャネルの高速繰り返し信号HRSNをサンプリングして低速データ信号に変換し(S1)、この低速データ信号がトリガ情報と一致するのを待ち(S2)、一致すると、ステップS1でのサンプリングに対し、進んだ位相で全チャネルの入力高速繰り返し信号をそれぞれサンプリングして低速のデータ信号に変換する(S3)。これら低速データ信号に対しそれぞれ波形観測、測定、解析などを行う(S4)。ステップS3におけるサンプリングの進める位相量は、図9中の遅延素子21の遅延量に相当する。
ステップS3に括弧書きで示しているように、ステップS1でのサンプリング周波数よりもサンプリング周波数を高くすると、図15に示した第5実施例と対応したものとなる。
図18に第3実施例(図11)と対応する方法の実施例を示す。高速繰り返し信号HRSをサンプリングして低速のデータ信号に変換し(S1)、この低速のデータ信号がトリガ情報と一致するのを待ち(S2)、一致するとサンプリング周波数を高くする(S3)。この周波数を高くされたサンプリングにより変換された低速データ信号に対して波形観測、測定、解析などを行う(S4)。ステップS1におけるサンプリング周波数は第3実施例におけるクロック信号CLK2の周波数と対応し、ステップS3におけるサンプリング周波数はクロック信号CLK1の周波数と対応する。
上述ではサンプリングクロック信号CLK1の周期T1をnT+ΔtとしたがnT−Δtとしてもよい。
上記第1乃至第5実施例に示したサンプリングデジタイザ202を例えば図19に示すようにICテスタのテストヘッド200内に収納されるピンカード201に実装すれば、被試験IC300に高速で試験パターン信号を印加し、この被試験IC300の各ピンから出力される高速の応答信号の波形を、このサンプリングデジタイザ202で高精度に観測、測定及び/又は解析することができる。この波形の観測、測定、解析等により、被試験ICの良否を正しく判定することができるから、例えば被試験ICの動作速度をいくつかのカテゴリに分類する試験や、被試験ICがどの程度の早さの高速信号にまで確実に応答できるか否かの試験を実行することができ、有用なIC試験装置を提供することができる。その上、試験時間を短縮することもできる。
なお、信号波形を観測、測定及び/又は解析するデジタイザ部として、オシロスコープ等の同様の機能を有する装置を使用してもよいことは言うまでもない。
以上、この発明を図示した好ましい実施例について記載したが、この発明の精神及び範囲から逸脱することなしに、上述した実施例に関して種々の変形、変更及び改良がなし得ることはこの分野の技術者には明らかであろう。従って、この発明は例示の実施例に限定されるものではなく、添付の請求の範囲によって定められるこの発明の範囲内に入る全てのそのような変形、変更及び改良をも包含するものである。
以上の説明で明白なように、この発明によれば入力高速繰り返し信号の必要な波形領域を短時間で取得することができる。この発明の第1の面によれば、メモリ容量を増大させる必要なしに、かつ短時間でトリガ点の前後の波形領域を観測、測定及び/又は解析することができるという利点がある。
Claims (17)
- クロック信号を発生するクロック発生部と、
入力される高速の繰り返し信号を、上記クロック発生部から供給されるクロック信号によってサンプリングして低速のデータ信号に変換するサンプリング部と、
上記サンプリング部からの低速のデータ信号が供給される信号波形観測、測定又は解析を行うデジタイザ部と、
上記サンプリング部からの低速のデータ信号が供給され、このデータ信号がトリガ情報を有するときにトリガ信号を発生するトリガ回路と、
上記クロック発生部から上記サンプリング部に供給されるクロック信号を遅延させる遅延器と、
上記遅延器を経由したクロック信号と、上記クロック発生部から直接供給されるクロック信号とを切り換えて上記サンプリング部に供給するスイッチ回路と、
とを具備するサンプリングデジタイザ。 - 上記デジタイザ部は上記トリガ信号により制御され上記低速のデータ信号の取込みを開始するものであり、上記スイッチング回路は上記トリガ信号により遅延器を経由しないクロック信号を上記サンプリング部へ供給するようにするものであり、切替え制御されることを特徴とする請求の範囲第1項記載のサンプリングデジタイザ。
- 上記高速の繰り返し信号の1周期に相当する時間を、上記高速の繰り返し信号の1周期当りのサンプリング数で割り算した値である等価サンプリング時間より、上記遅延器の遅延量が長く設定されていることを特徴とする請求の範囲第2項記載のサンプリングデジタイザ。
- 各チャネルごとに設けられた、入力される高速の繰り返し信号を、入力されたクロック信号によりサンプリングして低速のデータ信号に変換するサンプリング部と、上記サンプリング部からの低速のデータ信号が供給される信号波形観測、測定又は解析を行うデジタイザ部と、
クロック信号を発生して、上記各チャネルのサンプリング部へ供給するクロック発生部と、
上記クロック発生部からの上記クロック信号が供給される遅延器と、
上記チャネルの1つの上記入力される高速の繰り返し信号が供給され、これを、上記遅延器よりの遅延された上記クロック信号によりサンプリングして低速のデータ信号に変換するトリガ用サンプリング部と、
上記サンプリング部よりの低速のデータ信号が供給され、これがトリガ情報となるとトリガ信号を発生して各チャネルのデジタイザ部に対応する低速のデータ信号を取込ませるトリガ回路と、
とを具備するサンプリングデジタイザ。 - 上記高速の繰り返し信号の1周期に相当する時間を、上記高速の繰り返し信号の1周期当りのサンプリング数で割り算した値である等価サンプリング時間より上記遅延器の遅延器が長く設定されていることを特徴とする請求の範囲第4項記載のサンプリングデジタイザ。
- 上記クロック発生部には上記トリガ信号により、発生されるクロック信号の周波数を高く変化させる手段が設けられていることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項の何れかに記載のサンプリングデジタイザ。
- 上記遅延器は遅延線により構成されていることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第5項の何れかに記載のサンプリングデジタイザ。
- 上記遅延器はカウンタ式遅延器であることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第5項の何れかに記載のサンプリングデジタイザ。
- 上記遅延器は移相形遅延器であることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第5項の何れかに記載のサンプリングデジタイザ。
- クロック信号を発生するクロック発生部と、
入力される高速の繰り返し信号を、上記クロック発生部から供給されるクロック信号によってサンプリングして低速のデータ信号に変換するサンプリング部と、
上記サンプリング部からの低速のデータ信号が供給される信号波形観測、測定又は解析を行うデジタイザ部と、
上記サンプリング部からの低速のデータ信号が供給され、このデータ信号がトリガ情報を有するときにトリガ信号を発生するトリガ回路と、
上記クロック発生部に設けられ、上記トリガ信号により、発生されるクロック信号の周波数を位相連続で高く変化させる手段と、
とを具備とするサンプリングデジタイザ。 - 入力される高速の繰り返し信号を、サンプリングして低速のデータ信号に変換し、
上記低速のデータ信号がトリガ情報と一致するとこれを検出し、
上記サンプリングの位相を所定量進め、その後に得られる上で低速のデータ信号に対し信号波形観測、測定又は解析などを行うことを特徴とするサンプリングデジタイジング方法。 - 上記サンプリングの位相を進めると同時に、周波数を高くすることを特徴とする請求の範囲第11項記載のサンプリングデジタイジング方法。
- 複数のチャネルの高速の繰り返し信号の1つをサンプリングして低速のデータ信号に変換し、
その低速のデータ信号がトリガ情報と一致するとなるとこれを検出し、
上記サンプリングに対し、位相を進めて、上記複数のチャネルの高速の繰り返し信号をそれぞれサンプリングして低速のデータ信号に変換し、
これら低速のデータ信号をそれぞれ波形観測、測定、解析などを行うことを特徴とするサンプリングデジタイジング方法。 - 上記複数のチャネルの高速の繰り返し信号をそれぞれ低速のデータ信号に変換する際にそのサンプリング周波数を、上記高速の繰り返し信号の1つをサンプリングする周波数より高くすることを特徴とする請求の範囲第13項記載のサンプリングデジタイジング方法。
- 入力高速の繰り返し信号をサンプリングして低速のデータ信号に変換し、
その低速のデータ信号がトリガ情報と一致するとこれを検出し、
上記サンプリングの周波数を高くし、
その周波数が高められたサンプリングにより変換された低速のデータ信号の波形観測、測定、解析などを行うことを特徴とするサンプリングデジタイジング方法。 - 被試験半導体集積回路に試験パターン信号を印加し、この被試験半導体集積回路から出力される応答信号を期待値と論理比較し、比較結果に基づいて被試験半導体集積回路の良否を判定する半導体集積回路試験装置において、
上記請求の範囲第1項乃至第10項のいずれか1つに記載のサンプリングデジタイザを具備することを特徴とする半導体集積回路試験装置。 - 上記サンプリングデジタイザは半導体集積回路試験装置のテストヘッドに収納されるピンカードに実装されていることを特徴とする請求の範囲第16項に記載の半導体集積回路試験装置。
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