JP3568112B2 - 半導体基板の製造方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は半導体基板の製造方法に関する。例えば、GaNのようなIII族窒化物系化合物半導体からなる基板の製造方法として好適に利用される。
【0002】
【従来の技術】
従来、適切な基板結晶が存在しない単結晶基板を作製する場合は、融点、熱膨張率、格子定数等を考慮し比較的特性の似た材料(基材)を用いてその上に直接又は種々のバッファ層を介して結晶成長を行い、その後、基板を研磨などによって除去する方法をとっていた。
特開平7−202265号公報によればサファイア基板とGaN層との間にZnOからなる中間層を介在させ、GaN層の形成後に試料を60℃のエッチャントに浸漬して中間層を溶解除去する方法が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、往々にして基材の熱膨張係数とその上に成長された結晶の熱膨張係数とは相違している。そのため、高温での結晶成長温度から室温へ冷却する過程で熱歪による反りやクラックが発生し、良質の単結晶基板が作製できないという問題があった。
GaNの例を述べると、従来の結晶成長方法は、サファイアを基材として約1000℃でGaNを成長し、室温まで降温して反応室から取り出している。ここにサファイアとGaNの熱膨張係数はそれぞれ7.5×10−6、5.59×10−6である。熱膨張係数にこのような違いがあると、図1に示すように、基材1上に厚膜なGaN2をエピタキシャル成長させたときには、反りが現れ更にはクラック3の発生するおそれもある。また、GaNに比べて基材の熱膨張係数が大きいため、GaNには圧縮歪みが掛かっている。このように試料を降温するときGaN層の結晶性に悪影響が及ぶこととなる。
また、このような反りのある試料から基材を研磨などより除去しGaNからなる基板を得ることは極めて困難である。また、降温時に応力がかけられているので得られたとしてもそのGaN基板は良質なものでなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明はかかる課題を解決するためになされた。即ち、この発明の第1の局面によれば、
第1の層の上に第2の層を介して半導体層を形成し、
前記半導体層を形成したときの第1の環境と異なる第2の環境であって、前記第1の層及び/又は前記半導体層に対する第2の層の結合力を低下させる第2の環境下、又は当該第2の環境を経た後において前記半導体層を分離し、かつ、前記第1の環境から前記第2の環境までの間、前記半導体層には前記第1の層との熱膨張係数の相違に基づく歪が実質的に加わっていない、ことを特徴とする半導体基板の製造方法。
【0005】
このような本発明の半導体基板の製造方法によれば、半導体層を分離するときの第2の環境において半導体層と基材である第1の層の間に介在される第2の層の結合力が低下しているので、試料から半導体層を分離することが容易である。更には、第1の環境から第2の環境までの間に、好ましくは半導体層形成後分離するまでの間に、半導体層には熱膨張係数の相違に基づく歪みが実質的に加えられていないので、半導体層の結晶性は少なくとも結晶成長時のものが維持される。よって、良質の半導体基板を容易に得られることとなる。
第2の環境を一旦経た第2の層が、その後の環境の如何に拘わらず、その第1の層及び/又は半導体層に対する結合力を回復しない場合、即ち一旦低下ないしゼロとなった第2の層の第1の層及び/又は半導体層に対する結合力が維持される場合には、必ずしも半導体層を第2の環境下において分離する必要はない。
【0006】
上記において基材である第1の層及び中間層である第2の層は成長させる半導体に応じて適宜選択されるものである。
成長させる半導体がGaNなどのIII族窒化物系化合物半導体である場合は、 例えばサファイア、スピネル、シリコン、炭化シリコン、酸化亜鉛、リン化ガリウム、ヒ化ガリウム、酸化マグネシウム、酸化マンガンなどを基板の材料として挙げることができる。
本発明者らの検討によれば、基板としてサファイアを採用し、特にそのa面を用いることが好ましい。
【0007】
中間層として第2の層は、第2の環境において第1の層及び半導体層の少なくとも一方に対する結合力が低下する材料で形成される。半導体層を単離するには半導体層に対する第2の層の結合力を低下することが好ましい。
半導体層を成長させる第1の環境と中間層である第2の層を脆弱にする第2の環境との相違が物理的環境条件、特に温度条件にあるときは、第2の層としてその融点が半導体層の成長温度(第1の環境の温度)より高く、かつ第2の環境の温度以下である金属が選ばれる。かかる金属として、Ti,Ni,Y,Be,Mn,Au,Ag,Cn及びこれらの合金を挙げることができる。第1の環境と第2の環境との相違点が化学的環境条件にあるとき、即ち第2の環境において第2の層が化学的に分解ないし溶解されるときは、第2の層の形成材料としてZnO
等を挙げることができる。
これらの材料は真空蒸着、スパッタ法などの周知の方法で形成できる。第2の層の膜厚も特に限定されない。例えば、10〜10000nm、好ましくは100〜5000nmである。
第2の層は第1の層の全面に形成される必要はない。例えば、横方向成長法(ELO法、特開平10−312971号公報参照)によりIII族窒化物系化合物半導体を成長させるときには、成長抑止材料の間において露出する第1の層の表面に第2の層が形成される。
【0008】
半導体層は単結晶基板として求められるものであれば特に限定されない。III族窒化物系化合物半導体を半導体層とすることが好ましい。ここに、III族窒化物系化合物半導体とは一般式としてAlXGaYIn1−X−YN(0≦X≦1、0≦Y≦1、0≦X+Y≦1)で表され、AlN、GaN及びInNのいわゆる2元系、AlxGa1−xN、AlxIn1−xN及びGaxIn1−xN(以上において0≦x≦1)のいわゆる3元系を包含する。III族元素の一部をボロン(B)、タリウム(Tl)等で置換しても良く、また、窒素(N)の一部もリン(P)、ヒ素(As)、アンチモン(Sb)、ビスマス(Bi)等で置換できる。
III族窒化物系化合物半導体層は任意のドーパントを含むものであっても良い。n型不純物として、Si、Ge、Se、Te、C等を用いることができる。p型不純物として、Mg、Zn、Be、Ca、Sr、Ba等を用いることができる。なお、p型不純物をドープした後にIII族窒化物系化合物半導体を電子線照射、プラズマ照射若しくは炉による加熱にさらすことも可能である。
III族窒化物系化合物半導体層の形成方法は特に限定されないが、有機金属気相成長法(MOCVD法)のほか、周知の分子線結晶成長法(MBE法)、ハライド系気相成長法(HVPE法)、スパッタ法、イオンプレーティング法、電子シャワー法等によっても形成することができる。第2の層と半導体層との間にはバッファ層を形成することが好ましい。
半導体層は分離後に半導体基板として用いられるものであるので、ある程度膜厚が必要である。通常基板として用いるためには、100μm以上の膜厚が要求される。
【0009】
熱膨張係数に基づく歪が半導体層にかからないようにするには、第1の環境即ち半導体層の成長温度と第2の環境の温度とを等しくする。本発明者らの検討によれば、第1の環境の温度と第2の環境の温度との温度差が、前者の絶対温度を基準として50%以内であれば、半導体に実質的に歪がかからないと考えられる。更に好ましくは30%以内であり、更に更に好ましくは20%以内である。
【0010】
半導体層を分離する方法は特に限定されないが、第2の層の結合力が弱くなっている状態で、基材である第1の層と半導体層とにそれぞれ逆方向の荷重を掛けてせん断するか、第2の層においてナイフ切断する。場合によっては、試料を冷却する際の熱歪が第2の層に集中し、第2の層において両者が自動的に分離されるようにしてもよい。
半導体層に対する第2の層の結合力が低下しておれば、当該分離工程によって半導体層を単離することができる。一方、第2の層の結合力が基材である第1の層に対してのみ低下している場合は、第2の層は半導体層に付着することとなる。
【0011】
このようにして分離された半導体層は半導体基板として各種半導体素子に適用される。ここに素子には、発光ダイオード、受光ダイオード、レーザダイオード、太陽電池等の光素子の他、整流器、サイリスタ及びトランジスタ等のバイポーラ素子、FET等のユニポーラ素子並びにマイクロウェーブ素子などの電子デバイスを挙げられる。また、これらの素子の中間体としての積層体にも本発明は適用されるものである。
なお、発光素子の構成としては、MIS接合、PIN接合やpn接合を有したホモ構造、ヘテロ構造若しくはダブルへテロ構造のものを用いることができる。発光層として量子井戸構造(単一量子井戸構造若しくは多重量子井戸構造)
を採用することもできる。
【0012】
本発明者らは上記課題を解決するために、次なる第2の局面の発明を提案する。
第1の層の上に第2の層を介して半導体層を形成し、その後に前記半導体層を分離することにより前記半導体層を含む半導体基板を形成する方法であって、前記第2の層は低融点の歪吸収層と高融点の下地層とを有し、前記歪吸収層は前記半導体層を形成する環境の温度において融解状態である、ことを特徴とする半導体基板の製造方法。
【0013】
この第2の局面の発明によれば、中間層である第2の層が歪吸収層と下地層とで構成され、そのうちの歪吸収層は半導体層の成長温度において、即ち第1の環境において既に融解状態であり第1の層に対する結合力は殆どゼロである。しかし、下地層が高融点材料(少なくとも半導体成長温度より高い融点を持つ)から形成されているので、半導体層の成長に支障の及ぶことはない。
尤も、基材である第1の層の結晶構造の特性を利用する観点から言えば、最初歪吸収層の融点未満の温度で半導体層を成長させ、その後温度を上げて歪吸収層を融解させることが好ましい。そして、当該歪吸収層が固体化しないうちに第1の層と半導体層とを分離する。また、半導体層を分離しなくても、降温時の暫くの間歪吸収層は融解状態にあるので、第1の層と半導体層との熱膨張率の差に起因する歪応力がここで吸収緩和される。従って、半導体層に反りやクラックが発生しなくなる。そして、冷却後においてホットプレート等により試料を昇温してやれば、歪吸収層が再び融解状態となるので、第1の層と半導体層とを容易に分離可能となる。
このように歪吸収層において分離すると、下地層は半導体層に付着することになる。従って、下地層は薄く形成し、これと半導体層との間に熱膨張係数の差がある場合、当該下地層へ優先的にクラックが生じることとなるようにすることが好ましい。
【0014】
【実施例】
次に、この発明の実施例について説明する。
第1実施例(図2参照)
第1の層としてのサファイア基材11の表面(a面)に第2の層としてのAu(融点:1064℃)層12をスパッタ法により形成する(膜厚:3μm)。その後、MOCVD装置のサセプタ16に装着する。サセプタ16には試料装着用の凹部17が形成されている。この凹部17の深さは、試料を装着した状態でAu層12上面がサセプタ16の上面とほぼ面一になるようにする。
【0015】
Au層12の上にAlNバッファ層13を例えば400℃の成長温度で10nmの膜厚に成長させる。このバッファ層13までをスパッタ法により形成することも出来る。なお、バッファ層13としてGaNをはじめとする他のIII族窒化物系化合物半導体やZnOを利用することも出来る。
続いて、GaN層14を1000℃の成長温度でほぼ100μmの膜厚にエピタキシャル成長させる。このGaN層を成長させる環境(第1の環境)は、通常のMOCVD法を実行するときと同じであるが、成長温度をAuの融点1064℃未満とする必要がある。
【0016】
その後、試料を昇温してAu層12を融解する(第2の環境)。試料の昇温はサセプタ16の温度をあげることにより行う。このときの試料の温度はGaN層14が分解せず、かつサファイア基材12とGaN層14との熱歪の影響が出ない程度とする。この実施例では試料を1100℃まで昇温させる。
Au層12が融解したら、GaN層14とサファイア基材11とをせん断する。この実施例ではMOCVD反応室に設けられたブレード18をサセプタ16の上面に対して平行移動させることによりGaN層14をサファイア基板11から分離する。ブレード18を固定しておいてサセプタ16を移動させても良いし、勿論両者16、18を移動させることも出来る。サセプタ16の上面は分離されたAlN13−GaN14積層体が滑り易くなるように表面加工しておくことが好ましい。
【0017】
ブレード18の代わりに、図3に示すように、ナイフ19を設け、これで融解状態のAu層12をカットすることも出来る。この場合、サセプタ18の上面はサファイア基材11の上面とほぼ面一である。
ナイフ19を利用する場合は、サセプタ18から凹部19を省略することが出来る。
【0018】
第2実施例(図4参照)
この実施例は、ELO法(横方向成長法)を利用して半導体層の結晶性のより一層の向上を図るものである。
第1の層としてのサファイア基材21のa面上に、常法に従い、AlNバッファ層22(10nm)とGaN層23(2μm)をMOCVD法で形成する。その後、GaN層23上にSiO2層を形成し、さらにこれをストライプ状にパターニングしてSiO2ストライプ24を形成する。SiO2ストライプ24の上面をマスクして、GaN層23上にAu層25をスパッタ法により形成する。
試料を再度MOCVD装置の反応室に移し、第1の実施例と同様にして、400℃の反応温度でAlN層26(膜厚:10nm)を形成し、反応温度を1000℃まで昇温しGaN層27をエピタキシャル成長させる。このとき、GaN層は最初SiO2ストライプ24の間でファセット構造を発達させ、成長が進むにつれてこのファセット構造が埋め込まれて平坦な層となる。なお、バッファ層23及びGaN層23を省略しサファイア基材21の上に直接SiO2ストライプ24及びAu層25を形成することも出来る。
【0019】
GaN層をELO法により成長させた後、試料の温度を1100℃まで昇温しAu層25を融解する。なお、SiO2の上にIII族窒化物系化合物半導体は成長しないのでSiO2ストライプ24とAlN層26及びGaN層27との間の結合力はほぼゼロである。従って、サファイア基材21とGaN層27とに対しそれぞれSiO2ストライプ24に沿った方向に相反する方向の荷重を掛けると両者は分離する。
【0020】
第3実施例(図5参照)
この実施例は本発明の第2の局面に対応する。
第1の層としてのサファイア基材31のa面に歪吸収層として低融点(融点:157℃)のInの層32をスパッタ法により形成する(膜厚:3μm)。その後、In層32の上面に下地層として高融点(融点:1660℃)のTi層33を同じくスパッタ法により形成する(膜厚:1μm)。これらIn層32とTi層33より第2の層(中間層)が構成される。次に、試料をMOCVD装置の反応室に移してTi層33の上にバッファ層としてのAlN34をMOCVD法により形成する(膜厚:20nm)。続いてAlN層34の上にGaN層35をエピタキシャル成長させる。
【0021】
この例では、GaN層35の成長中において、In層32は融解している。GaN層35の成長終了後、試料を降温してしばらくはIn層32は融解状態を維持する。従って、サファイア基材31とGaN層35との熱膨張率に基づく歪はIn層32で吸収緩和されるので、試料を室温まで降温させてもGaN層35に反りやクラックが発生することはない。
その後、例えばホットプレートを使用して室温まで降温された試料を加熱すれば再びIn層32が融解する。この状態で、サファイア基材31とGaN層35とをせん断するか若しくはIn層33においてナイフ切断することにより、両者31、35は容易に分離される。
勿論、試料を室温まで降温する前であってIn層32が融解状態である間に、第1の実施例と同様にしてMOCVD装置内でサファイア基材31とGaN層35とを分離することも出来る。
【0022】
この発明は、上記発明の実施の形態及び実施例の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
【0023】
以下、次の事項を開示する。
(11) 第1の層と半導体層とを第2の層においてせん断する手段を備えた半導体成長装置。
(12) 第1の層を挿入する凹部を備えたサセプタを有するMOCVD装置であることを特徴とする(11)に記載の半導体成長装置。
(13) MOCVD装置内に半導体層に当接するブレードが設けられ、該ブレードを前記サセプタの上面に対して相対的に平行移動させる手段が備えられていることを特徴とする(12)に記載の半導体成長装置。
(14) 第2の層を切断するナイフを備えることを特徴とする半導体成長装置。
(21) 請求項1〜9のいずれかに記載の方法により形成された半導体基板を含む素子。
(31) 第1の層、第2の層及び半導体層を順次積層してなる積層体であって、前記第1の層と前記半導体層とは異なる熱膨張係数を有し、前記第2の層は前記半導体層を形成したときの第1の環境と異なる第2の環境下において、前記第1の層及び/又は前記半導体層に対する第2の層の結合力が低下ないしゼロとなる、ことを特徴とする積層体。
(32) 前記第2の層は前記第1の環境で固体であり、前記第2の環境で融解する、ことを特徴とする(31)に記載の積層体。
(33) 前記第2の層は前記第2の環境において選択的に分解若しくは溶解される、ことを特徴とする(31)に記載の積層体。
(34) 前記第1の層はサファイア基板であり、前記半導体層はIII族窒化物系化合物半導体であり、前記第2の層は金属であり、該金属は前記第1の環境の温度では固体状態であり、前記第2の環境の温度では融解状態である、ことを特徴とする(31)に記載の積層体。
(35) 第1の層、第2の層及び半導体層を順次積層してなる積層体であって、前記第1の層と前記半導体層とは異なる熱膨張係数を有し、前記第2の層は前記第1の層側の低融点歪吸収層と前記半導体層側の高融点下地層とからなり、前記歪吸収層は前記半導体層を形成する環境の温度において融解状態であることを特徴とする積層体。
(37) 前記第1の層はサファイア基板であり、前記第2の層の歪吸収層はInであり、前記下地層はTiであり、前記半導体層はIII族窒化物系化合物半導体である、ことを特徴とする(35)積層体。
(41) (31)〜(37)のいずれかに記載の第1の層と第2の層とからなる積層体。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は基材と半導体層の熱膨張係数の相違に基づく歪の発生を示した模式図である。
【図2】図2は本発明の実施例1の製造方法を示す模式図である。
【図3】図3は実施例1の製造方法の変形態様を示す模式図である。
【図4】図4はこの発明の実施例2の製造方法を示し、シリコン基材とGaN層とが分離される前の試料の構成を示す断面図である。
【図5】図5はこの発明の実施例3の製造方法を示し、シリコン基材とGaN層とが分離される前の試料の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1、11、21、31 シリコン基材(第1の層)
2、14、27、35 GaN層(半導体層)
12、25 Au層(第2の層)
32 In層(歪吸収層)
33 Ti層(下地層)
Claims (1)
- 第1の層の上に第2の層を介して半導体層を形成し、
前記半導体層を形成したときの第1の環境と異なる第2の環境であって、前記第1の層及び/又は前記半導体層に対する第2の層の結合力を低下させる第2の環境下において前記半導体層を分離し、かつ、前記第1の環境から前記第2の環境までの間、前記半導体層には前記第1の層との熱膨張係数の相違に基づく歪みが実質的に加わっていない半導体基板の製造方法であって、
前記第1の層はサファイア基板であり、前記半導体層はIII族窒化物系化合物半導体であり、前記第2の層は金属であり、該金属は前記第1の環境の温度では固体状態であり、前記第2の環境の温度では融解状態である、ことを特徴とする半導体基板の製造方法。
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