JP3561371B2 - Analysis equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被測定物の像の観察とその被測定物の特定箇所における分析計測を同時に行う分析装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
物体の分析測定において、その像を単に観察するだけでなく、その像の部位における分光エネルギー特性等の計測が要求される場合がある。このような計測(被測定物の像とその部位における分光特性を同時に計測)を行うものとしては、特開平1−320441号公報に記載されたものが知られている。すなわち、この測定装置(色彩輝度計)は、その第1図に示されるように、対物レンズを介して被測定物の像が結像されるアパーチャ付きの板体と、その板体と被測定物との間に配置され被測定物の像の一部を反射させるハーフミラーと、このハーフミラーで反射される被測定物の像を撮像する撮像装置と、アパーチャを通じて板体を通過する被測定物の像の一部を受けて分光を行う分光手段と、この分光手段で分光されたスペクトルを検出する検出器と、そのスペクトルデータの処理を行うデータ処理回路と、そのデータ処理回路からの信号と撮像装置から出力される信号を重畳する信号重畳回路と、この信号重畳回路から出力される信号に基づいて表示を行うモニタとを備えて構成されている。そして、この測定装置は、被測定物の像の光線をハーフミラーにより分岐させて、その光線の一方を二次元像の形成のために用い、他方を分光特性の検出のために用いることにより、モニタに被測定物の二次元像とその一部の分光特性を同時に表示しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の測定装置にあっては、次のような問題点がある。まず第一に、モニタには被測定物の二次元像と分光特性のデータのほか、分光特性をサンプリング検出している箇所にマーカーが表示されるが、そのマーカーの表示位置と実際に分光特性を検出している被測定物の位置にズレを生じる場合がある。すなわち、マーカーの表示はアパーチャを通じて透過する光線の位置に合わせて設定されるが、ハーフミラー、撮像装置の受光面などの位置ズレに伴い、分光特性のサンプリング位置とマーカー表示位置にズレを生ずることとなる。第二に、光線を分岐するためにハーフミラーを用いるため、被測定物から発せられた光線がハーフミラーを通過するときにその分光特性が変化する場合がある。このため、被測定物についての正確な分光データが得られず測定精度の低下を招いている。第三に、前述の測定装置では被測定物から放出される光線の像については分析が可能であるが、そのほかにX線、電子またはイオンの像などについての測定の要望がある。しかしながら、この場合、被測定物から放出されるX線、電子またはイオンなどの二次元像とその分析特性を同時に表示することができない。すなわち、被測定物から放出されるものが光線であればハーフミラーでサンプリングが可能であるが、被測定物から放出されるものがX線や電子線などである場合には、そのサンプリングが行えず、それらX線像などについての分析計測は行えない。
【0004】
そこで本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであって、放射線などの像についても分析計測が可能であって、正確な分析特性が得られる分析装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、被測定物から放出される紫外線、可視光線、赤外線などの光線またはX線、中性子線、α線、β線、γ線などの放射線、電子線、イオン線の像を受像面にて受けて映像信号に変換すると共にその受像面に光線などの一部を背後へ通過させる開口が設けられている撮像手段と、この撮像手段と被測定物との間に配置され光線などの像を受像面に結像させる結像手段と、開口を通過してくる光線などの特性を分析すると共にその分析データを分析データ信号に変換する分析手段と、撮像手段から出力される映像信号および分析手段から出力される分析データ信号に基づいて光線などの像に対応する二次元像および開口を通過する光線などの分析データを表示する表示手段とを備えて構成されている。
【0006】
このような発明によれば、被測定物から放出される光線などが撮像手段により二次元像として撮像されると共に、その一部が撮像手段の開口を通過して分析されることとなる。このため、被測定物から放出される光線などの二次元像とその一部の分析データを同時に測定し観察することが可能となる。
【0007】
また本発明は、撮像手段から出力される映像信号と同期した信号であってその映像信号の開口に対応する信号部分に重畳するマーカー表示信号を発生させるマーカー信号発生手段を備え、表示手段が撮像手段から出力される映像信号、分析手段から出力される分析データ信号およびマーカー発生手段から出力されるマーカー表示信号に基づいて光線などの像に対応する二次元像、開口を通過する光線などの分析特性データおよび分析位置を示すマーカーを同時に表示することを特徴とする。
【0008】
このような発明によれば、撮像手段から出力される映像信号における開口の信号部分にマーカー表示信号が重畳することとなるから、表示手段に表示される分析データの分析位置とマーカーの表示位置が必ず一致することとなる。
【0009】
また本発明は、前述の撮像手段は光線などの像を受けて電気信号に変換する固体撮像素子を備え、受像面となる固体撮像素子の撮像部が開口を境として分割されていることを特徴とする。
【0010】
このような発明によれば、撮像手段の撮像部の各分割領域ごとに信号電荷を転送することにより、開口を設けたことによる表示手段の撮像領域の損失低減が図れる。
【0011】
また本発明は、被測定物が撮像手段の受像面に対し移動自在とされていることを特徴とする。また本発明は、撮像手段の受像面が被測定物に対し移動自在とされていることを特徴とする。
【0012】
これらの発明によれば、被測定物と受像面が相対的に移動自在とされることにより、表示手段に表示される被測定物の二次元像を任意に移動することが可能となる。それに伴って、開口の通過により分析手段でサンプリングされる二次元像上の分析位置も任意に移動可能となる。
【0013】
また本発明は、撮像手段が放射線、電子またはイオンの像を受けて電気信号に変換する裏面照射型の固体撮像素子を備えていることを特徴とする。
【0014】
このような発明によれば、撮像手段により放射線、電子またはイオンの受像が可能となるため、被測定物から放出される放射線などの像を二次元像として表示が可能となる。
【0015】
また本発明は、分析手段が被測定物から放出される光線の波長成分を分析する分光器を備えていることを特徴とする。また本発明は、分析手段が被測定物から放出される放射線、電子またはイオンのエネルギーを分析するエネルギー分析器を備えていることを特徴とする。また本発明は、分析手段が被測定物から放出される放射線やイオンの質量を分析する質量分析器を備えていることを特徴とする。また本発明は、分析手段が被測定物から放出される光の量の時間的変化を計測するストリークカメラを備えていることを特徴とする。
【0016】
これらの発明によれば、光電子分光装置、アトムプローブ電界イオン顕微鏡または蛍光寿命分析装置などにおいて被測定物の二次元像の観察と共に所望の箇所における特性分析が可能となる。
【0017】
また本発明は、前述の結像手段が光学レンズにより構成され、この光学レンズが被測定物または撮像手段に対して移動自在とされていることを特徴とする。更に本発明は、結像手段が被測定物と撮像手段の間に磁界又は電界を形成する偏向器により構成され、この偏向器が磁界又は電界の形成状態を任意に制御可能とされていることを特徴とする。
【0018】
これらの発明によれば、被測定物または撮像手段などを移動させることなく、被測定物の二次元像の表示位置および分析位置を任意に移動させることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づき、本発明に係る分析装置の種々の実施形態の例について説明する。尚、各図において同一要素には同一符号を付して説明を省略する。また、各図において寸法比率は説明のものと必ずしも一致していない。
【0020】
(実施形態1)
図1は分析装置1の全体概要図である。図1において、分析装置1は、被測定物2の形状を観察しながら、その被測定物2の特定位置における色彩を細かく分析可能な装置であって、撮像手段であるCCD31、CCD駆動回路32、結像手段である光学レンズ系41、分析手段である分光器51、検出器52、データ処理回路53、表示手段である信号重畳回路61、モニタ62を備えると共に、被測定物2を配置するためのX−Yステージ71、マーカー信号発生手段であるマーカー信号発生器81を具備している。
【0021】
分析装置1の各部について詳述すると、まず、図1において、測定対象となる被測定物2を配置するためのX−Yステージ71が移動自在に設けられている。すなわち、X−Yステージ71は、被測定物2の配置面がCCD31の受像面である撮像部33とほぼ平行に配され、少なくともその配置面と平行移動自在に設けられている。このため、X−Yステージ71に配置した被測定物2がCCD31に対し相対移動可能となり、その移動によりCCD31で被測定物2の各部が撮像可能となる。なお、被測定物2の各部を撮像するためにはX−Yステージ71とCCD31が相対的に移動する構造となっていればよく、X−Yステージ71を固定としCCD31をX−Yステージ71に対して移動自在としてもよい。また、X−Yステージ71およびCCD31の双方を移動自在としても勿論よい。更に、そのX−Yステージ71またはCCD31は、互いに平行移動するだけでなく、接近または隔離する方向へ移動するように構成されていてもよい。
【0022】
CCD31は、被測定物2から放出される光線または放射線の像、たとえば、紫外線、可視光線、赤外線などの光線またはX線、電子線、イオン線、中性子線、α線、β線、γ線などの放射線の二次元像を撮像し、光電変換して電気的な映像信号を出力する固体撮像素子である。CCD31は、前述の光線または放射線を受けるための受像面となる撮像部33を有しており、この撮像部33には光線または放射線の一部を通過させる開口34が設けられている。ここで、CCD31の具体的構造を図2に基づいて詳述する。図2に示すように、CCD31は、たとえば、三相駆動式の表面チャンネル型のものが用いられ、セラミック等の絶縁材からなるパッケージ35にSi基板などからなる板上の撮像部33が取り付けられた構造となっている。パッケージ35にはCCD31の外部部品等と電気的に接続するための端子35aが複数設けられており、CCD31を駆動するための電圧供給電極や撮像部33に配設される信号出力電極33aなどとワイヤボンディングにより接続されている。
【0023】
撮像部33は、厚さ100μm程度のp型Si基板33bの表面に約0.1μmの厚さのSiO2 膜33cが形成され、そのSiO2 膜33c上には電荷転送電極33dが複数配列された構造となっている。そして、撮像部33のほぼ中央には表裏を貫通する開口34が開設されている。この開口34は、撮像部33へ照射してくる光線または放射線の一部を背後へ通過させることにより、特性を分析すべき光線または放射線のサンプリングを行うための孔である。また、開口34の形成はエッチングなどにより行えばよい。この開口34の口径は、撮像部33のSi基板33bの厚さが約100μmの場合、たとえば、96μmφ程度とされる。開口34の口径はサンプリングのためにはより小さい径であることが望ましい。しかしながら、このエッチングはSi基板33bの厚さ方向だけでなくSi基板33bの平面方向へも行われるので、開口34はSi基板33bの厚さ寸法とほぼ同径のものとなる。また、開口34の口径をSi基板33bの厚さ寸法より小さいものとする必要があるときには、異方性エッチングを行えばよい。撮像部33への光線などの入射する面の反対側からエッチングを行うことにより、テーパ状となるが開口34の口径を小さく形成することが可能となる。更に、撮像部33の開口34と共に、パッケージ35にも開口35bが設けられ、CCD31を光線または放射線の一部が通過できるようになっている。
【0024】
次に、図3または図4に基づきCCD31の撮像部33について詳述する。図3はCCD31の撮像部33を入射側から見た平面図である。図4は図3における開口34の周辺の拡大図である。図3において、撮像部33の表面には光電変換を行うフォトダイオードである画素33eが多数配列されている。たとえば、撮像部33の有効面積が12.3mm×12.3mmとされ、12μm×12μmの画素33eが1024×1024個の配列される。ところが、撮像部33の開口34の部分には画素が形成できず、また、この開口34の開設に伴い、図3の斜線部分のように、画素33eを形成できない領域33fを生ずる。すなわち、撮像部33において開口34の開設により電荷の転送が妨げられる領域には、画素33eを設けても受光などによる電荷の転送が不可能であり開口34付近で電荷があふれ出るおそれがあるため、画素33eを形成できず撮像不能な領域となる。
【0025】
図4において、画素33eが形成されない領域33fの幅寸法は、約8画素分の開口34の直径に対し、10画素分とするのが望ましい。このように、開口34の縁部分から1画素分を空けて画素33eを設けることにより、開口34の形成時の開口34の周辺部分のダレ等の乱れによるSiO2 膜33cの剥がれ、転送電極33dの短絡などの発生が回避でき、それらによるCCD31の動作不良が未然に防止できる。一方、CCD31の動作は公知のものと同様である。すなわち、画素33fに光線または放射線が照射されると、各画素33fにてその光線または放射線に応じた光電変換により電荷が蓄積され、順次水平シフトレジスタ33g側へ同行ごとに転送され、水平シフトレジスタ33gから映像信号が順次出力されることとなる。
【0026】
このようなCCD31によれば、撮像部33へ入射される光線または放射線の像が開口34および画素非形成領域33fの部分を除いて電気的な映像信号へ変換されると共に、開口34を通じて光線または放射線の一部をサンプリングすることが可能となる。また、撮影部33から画素33eの非形成領域33fの形成を回避するためには、撮影部33を開口34を境にして分割すればよい。たとえば、図5に示すように、開口34を境界上に位置させて撮影部33を二つの領域33h、33iに分割し、各分割領域33h、33iごとに電荷の転送を行い、各分割領域33h、33iごとのシフトレジスタ33gから映像信号を出力するようにすればよい。この場合、開口34の開設に伴い、撮影部33のその他の部分に画素33eを形成できない領域が生じないため、撮影部33に入射される光線または放射線の像を確実に撮像することが可能となる。なお、撮影部33は、二分割に限らず、それ以上に分割して形成してもよい。
【0027】
なお、前述したCCD31は三相駆動式のもの、二相駆動式または四相駆動式のものであってよく、また、フレーム転送方式のものに限られずインターライン転送方式やフレームインターライン転送方式のものであってもよい。更に、撮像手段の固体撮像素子としては、CCD31に限られるものでなく、光線または放射線の像が受像でき、かつ、光線または放射線の一部をサンプリングするための開口34が設けられていれば、MOS型のものなどであってもよい。
【0028】
図1において、CCD31にはCCD駆動回路32が接続されている。このCCD駆動回路32は、CCD31を駆動制御すると共に、CCD31の映像信号を受けて増幅を行うものである。また、図1において、X−Yステージ71とCCD31との間には光学レンズ系41が配設され、被測定物2からの光線または放射線をCCD31に結像している。この光学レンズ系41を被測定物2またはCCD31に対し移動自在に設けておけば、X−Yステージ71またはCCD31を移動させることなく、光線等の結像位置を変えることが可能となる。なお、前述の被測定物2から放出される光線または放射線は、被測定物2自体から発せられる光線または放射線のほか、被測定物2へ照射され被測定物2で反射してくる光線または放射線を含むものである。
【0029】
また、図1において、CCD31の背後には、分析手段の一部をなす分光器51が配設されている。この分光器51は、CCD31の開口34を通過してくる光線の分光するものであって、プリズム、回折格子、色フィルタなどが用いられる。また、分光器51の出力側には検出器52が接続されている。検出器52は、分光器51で分光された光線のスペクトルを読み取る機器であって、光線の入力により光線の波長スペクトルに応じた電気信号を出力するものである。この検出器52としては、多チャンネル検出器などが用いられる。また、検出器52の出力側にはデータ処理回路53が接続されている。データ処理回路53は、検出器52から出力される波長スペクトルのデータを処理し、分析データ信号を出力する回路である。
【0030】
また、図1において、データ処理回路53の出力側には、表示手段の一部をなす信号重畳回路61が接続されている。この信号重畳回路61は、データ処理回路53のほか、CCD駆動回路32およびマーカー信号発生器81とも接続されており、CCD駆動回路32からの映像信号、データ処理回路53からの分析データ信号およびマーカー信号発生器81からのマーカー表示信号を入力して重畳する機能を有している。また、モニタ62は、信号重畳回路61から出力される信号を受けて、被測定物2の二次元像62a、分析データ62bおよび分析位置(サンプリング位置)を示すマーカー62cを同時に表示する機器である。このモニタ62としては、公知のものが用いられる。
【0031】
図1において、マーカー信号発生器81は、マーカー表示信号を発生する機器である。マーカー表示信号は、CCD駆動回路32から出力される映像信号と同期した信号であって、その映像信号の開口34に対応する信号部分に重畳されるものである。CCD駆動回路32から出力される映像信号における開口34に対応する信号部分は撮影部33における開口34の位置から特定できるため、映像信号と同期をとることにより、その開口34に対応する信号部分にマーカー表示信号を重畳することが容易、かつ、確実に行えることとなる。
【0032】
次に分析装置1の使用方法について説明する。
【0033】
まず、図1のように、X−Yステージ71に測定対象となる被測定物2をセットする。この状態において、被測定物2から放出される光線は、光学レンズ系41を介してCCD31の撮像部33上に結像される。その際、被測定物2から放出される光線は、その被測定物2へ所定の光の照射による反射光線であってもよい。また、X−Yステージ71とCCD31との間にはハーフミラーのようなものが存在しないから、被測定物2から放出される光線の像の波長特性などが変化してしまうことがない。
【0034】
次いで、CCD31において結像された被測定物2の光線の像に応じて光電変換が行われ、そのCCD31から光線の像に対応した電気的な映像信号が出力される。その映像信号は、CCD31からCCD駆動回路32へ入力されて増幅され、CCD駆動回路32から出力される。
【0035】
一方、CCD31へ結像された被測定物2の像を形成する光線のうち一部は、開口34を通じてCCD31の背後へ抜けて行くこととなる。そして、CCD31を貫通した光線は、分析用のサンプリング光線として分光器51へ入射される。分光器51では光線は波長帯域ごとに分光され、検出器52により各波長ごとの信号として検出される。次いで、検出器52から出力される信号は、データ処理回路53へ入力され、分光した波長のデータの分析データ信号としてデータ処理回路53から出力される。
【0036】
そして、CCD駆動回路32から出力される映像信号、データ処理回路53から出力される分析データ信号およびマーカー信号発生器81から出力されるマーカー表示信号はそれぞれ信号重畳回路61へ入力され、この信号重畳回路61にて重畳されてモニタ62へ入力される。その際、映像信号における開口34の信号部分にマーカー表示信号が重畳されることとなる。そして、信号重畳回路61からモニタ62へ各信号による重畳信号が出力され、モニタ62には、たとえば、図6に示すように、映像信号成分に基づいて被測定物2の二次元像62aが表示され、分析データ信号成分に基づいて波長帯域ごとのスペクトルを示す分析データ62bが表示され、分析データ62bの分析位置を示すマーカー62cが同時に表示される。このとき、マーカー62cは、撮像部33の開口位置に表示されるので、分析データの分析位置と必ず一致し正確な位置を示すこととなる。
【0037】
また、モニタ62には、被測定物2の二次元像62a、分析データ62bおよび分析位置を示すマーカー62cが同時に表示されるので、被測定物2の表面形状の観察とその被測定物2上の所望位置における色彩データ(たとえば、波長帯域ごとのスペクトル強度)の計測が同時に行え、被測定物2の状態や性質などが容易に把握できる。また、被測定物2の観察および計測において、分析すべき位置を変更したいときには、被測定物2がセットされるX−Yステージ71をCCD31に対し相対移動させることにより分析位置の変更が容易に行える。その際、CCD31側をX−Yステージ71に対し相対移動させてもよい。それらの移動に伴い、モニタ62に表示される被測定物2の二次元像62aに対するマーカー62cの示す相対位置が変化することとなるが、その移動を任意な位置へランダムに行ったとしても、マーカー62cは常に開口34の位置を示すのでマーカー62cの示す位置と実際に分析されている位置(分析サンプリング位置)がズレてしまうことはない。また、被測定物2の二次元像62aを観察しながら、X−Yステージ71などを移動させることによりその所望の箇所を開口34の位置に合わせることが可能となる。このため、被測定物2の所望箇所の分析作業が効率良く行え、分析データの取り込み時間を大幅に短縮することができる。一方、被測定物2の二次元像62aに対し広い範囲にわたって分析データを得たいときには、この被測定物2の観察および計測において、X−Yステージ71等の移動を制御して、被測定物2上で分析位置を順次自動的に走査するようにすれば、被測定物2の各部の計測作業が効率良く行える。
【0038】
以上のように、分析装置1によれば、被測定物2の二次元像62aの観察と所望の箇所の分析が同時に行え、その際、分析位置がマーカー62cにより確実に示される。また、被測定物2から放出される光線のサンプリングがその光線の特性を変化させる物、たとえばハーフミラーなどを介することなく行える。従って、被測定物2の観察と共に、被測定物2についての分析が正確に行える。
【0039】
なお、前述した分析装置1は、被測定物2の二次元像62aと分析データ62bが別の表示手段により表示されるものであってもよい。すなわち、データ処理回路53から出力される分析データ信号は必ずしも信号重畳回路61で重畳される必要はなく、信号重畳回路61に接続されるモニタ62とは別にモニタまたはXYプロッタなどの表示手段をデータ処理回路53に接続することにより、被測定物2の二次元像62aと分析データ62bを別個の表示手段により表示させるものであってもよい。
【0040】
(実施形態2)
次に図7、図8に基づいて分析装置のその他の実施形態について説明する。実施形態1に係る分析装置1は被測定物2から放出される光線の二次元像を観察可能とし、被測定物2の特定位置における色彩特性を計測可能としたものであるが、その観察対象を被測定物2から放出される光電子の二次元像とし、計測対象をその光電子のエネルギー特性としたものであってもよい。すなわち、本実施形態に係る分析装置1aは、被測定物2からはき出される光電子の二次元像を観察可能とし、その光電子のエネルギー特性を計測可能とした光電子分光機能を有するものである。
【0041】
図7に示すように、分析装置1aは、撮像手段であるCCD31a、CCD駆動回路32、結像手段である第一集束コイル41a、第二集束コイル41b、偏向コイル41c、分析手段である半球型エネルギー分析器54、TVカメラ55、表示手段である信号重畳回路61、モニタ62を備えると共に、被測定物2を配置するための試料支持台71a、被測定物2から光電子を放出させるためのX線発生器45およびマーカー信号発生手段であるマーカー信号発生器81を具備した構成とされている。
【0042】
分析装置1aの各部について詳述すると、まず、図7において、測定対象となる被測定物2を配置するための試料支持台71aが真空容器42の端部に配置されている。試料支持台71aは、非磁性体からなり、たとえば、非磁性金属からなる板状のものが用いられる。また、試料支持台71aは、導電性を有する固定リング72に着脱自在とされており、この固定リング72に取り付けられた状態で真空容器42の開口部分に配置されている。固定リング72は、Oリング73を介して気密フタ74により押圧され、真空容器42の開口部に真空封着されている。このため、試料支持台71aに被測定物2をセットすることにより、被測定物2は真空空間内に置かれることとなる。また、気密フタ74を外すことにより、試料支持台71aにセットした被測定物2の交換が可能となっている。固定リング72には高圧電源が接続され、負電位、たとえば−10KVの電圧が印加されている。また、真空容器42には真空ポンプ44が接続されており、その内部の真空度を任意に調整できるようになっている。この真空容器42は、通常使用時に1×10−6Torr以下の真空状態とされる。
【0043】
また、真空容器42に配置された試料支持台71aから内側へ隔てて加速電極43が設置されている。加速電極43は、真空容器42の側壁と電気的に接続されており、真空容器42が接地されていることに伴って±0kVの電位とされている。この加速電極43は、光電子などが通過できるように開口が設けられている。
【0044】
一方、加速電極43を挟んで試料支持台71aの反対側には、CCD31aが配設されている。CCD31aは、被測定物2から放出される光電子の像を受け光電変換して電気的な映像信号を出力する固体撮像素子である。このCCD31aには前述のCCD31と同様に開口34が設けられており、照射してくる光電子の一部の通過を許容する構造となっている。このCCD31aとしては、図8に示すように、裏面照射型のものが用いられる。すなわち、CCD31aは、セラミック等の絶縁材からなるパッケージ35にSi基板などからなる板上の撮像部33が取り付けられた構造となっており、詳述すると、パッケージ35の表面に配線用Si基板33kが配置され、撮像部33のSi基板33bの内側(パッケージ35側)にSiO2 膜33cが形成され、そのSiO2 膜33c上に多数の電荷転送用電極33dが配列されている。そして、Si基板33bの外側(光電子の入射側)にはp+−Si層33jが形成されている。
【0045】
また、このCCD31aは、電子ビームや軟X線が入射されると、撮像部33のごく表面で吸収し信号電荷を発生させるので、これを蓄積かつ転送する転送用電極33dの下まで有効に到達できるようにSi基板33bを20μm程度まで薄くされ、周縁部だけが支持のために厚く残された構造とされている。また、電子の打ち込まれる側の表面は発生した電荷が転送電極側に効率良く送り込まれるようにp+−Si層33jがイオン注入により設けられている。このような裏面照射型のCCD31aによれば、Si基板33bの厚みが20μm程度と薄くされているため、それに応じてエッチング等により開口34の口径を24μm程度とすることができる。このため、開口34を24μm程度の小径とすることにより、ごく狭い範囲における電子ビーム等のサンプリングが可能となる。また、CCD31aが裏面照射型とされることにより、電極33dが電子ビーム等の入射の支障とならないため、電子ビーム等の像を効率良く撮像することが可能となる。更に、電極33dとしてAl(アルミニウム)を用いることができる。
【0046】
また、CCD31aには、実施形態1と同様に、CCD駆動回路32が接続されている。このCCD駆動回路32によりCCD31aが駆動制御されると共に、CCD31aから出力される映像信号が増幅できるようになっている。
【0047】
図7において、真空容器42に隣接してX線発生器45が配設されている。このX線発生器45は、被測定物2へ軟X線を照射するための機器であって、真空室45aの内部にガスパフX線源45b、反射ミラー45cを配設した構造とされている。真空室45aは前述の真空ポンプ44と接続され、その内部の真空度を任意に調整できるようになっている。また、真空室45aの側壁には透過窓45dが設けられており、この透過窓45dを通じて真空室45a内から軟X線が試料支持台71a上の被測定物2へ向けて照射できるようになっている。透過窓45dを設けているのは、真空室45aにはガスパフX線源が配置されているので真空度が低く、高真空に保つ必要のある真空容器42の内部とその真空室45aとを仕切るためである。この透過窓45dとしては、軟X線のみを透過させる薄膜、たとえば、格子状支持体に支えられた有機フィルムやチッ化シリコン膜などが用いられる。また、反射ミラー45cは、ガスパフX線源45bから出射されるX線を透過窓45dへ反射すると共に、反射するX線の分光機能を有している。すなわち、反射ミラー45cは、ガスパフX線源45bから入射されるX線のうち軟X線のみを反射させる機能を有している。このX線発生器45によれば、真空容器42内に配置される試料支持台71a上の被測定物2に対して軟X線を照射することができる。
【0048】
また、真空容器42を取り巻いて第一集束コイル41a、第二集束コイル41bが配置されており、これらの第一集束コイル41a、第二集束コイル41bにはそれぞれ駆動電源41d、41eが接続されている。これらの第一集束コイル41a、第二集束コイル41bが通電されることにより真空容器42内に磁界又は電界が形成され、軟X線の照射により被測定物2から放出される光電子群をCCD31aへ結像することが可能となる。更に、真空容器42の周囲には偏向コイル41cが配置されており、偏向コイル41cには駆動電源41fが接続されている。この偏向コイル41cは、駆動電源41fにより通電されることにより、磁界又は電界の形成状態を任意に制御可能とされている。このため、偏向コイル41cの磁界形成制御又は電界形成制御により、被測定物2から放出される光電子群をCCD31a上の所望の位置に結像させることが可能となる。
【0049】
図7において、CCD31aの背後には、分析手段の一部をなす分析手段である半球型エネルギー分析器54が設置されている。このエネルギー分析器54は、CCD31aの開口34を通過してくる光電子のエネルギーを分析する機器であって、CCD31aの背後に一端を位置させ内外同心に配された半球状の電極54a、54b、それらの電極54a、54bの他端側に配置されたマイクロチャンネルプレート54cおよび蛍光板54dにより構成されている。外周側の電極54aには負の電圧が印加され、内周側の電極54bには正の電圧が印加され、電極54aから電極54bへ向けて電界が形成されており、電極54a、54b間へ入射してくる光電子を電極54a、54bに沿って円運動させる構造となっている。また、マイクロチャンネルプレート54cの入射面は接地され、マイクロチャンネルプレート54cの出射面および蛍光板54dにはそれぞれ正の電圧が印加され、マイクロチャンネルプレート54cの入射面、出射面、蛍光板54dと順次高電位となるようにされている。このエネルギー分析器54によれば、CCD31aの開口34が入射絞り機能を果たし、そのCCD31aの開口34を通過してくる光電子を電極54a、54bの間に入射させて、光電子のもつエネルギーに応じて光電子の軌道半径が変わることを利用して、光電子におけるエネルギー分布の検出が可能となる。
【0050】
図7において、エネルギー分析器54の蛍光板54dに対向してTVカメラ55が配置されている。このTVカメラ55は、蛍光板54dにより発せられる光を撮影するためのものである。TVカメラ55から出力される分析映像信号(分析データ信号)は、信号重畳回路61に入力されている。また、前述のCCD駆動回路32から出力される映像信号およびマーカー信号発生器81から出力されるマーカー表示信号も信号重畳回路61に入力されており、その信号重畳回路61により各信号が重畳され、モニタ62に入力すべき信号とされる。なお、信号重畳回路61、モニタ62、マーカー信号発生器81については実施形態1と同様なものが用いられる。
【0051】
次に分析装置1aの使用方法について説明する。
【0052】
まず、図7のように、試料支持台71aに測定対象となる被測定物2をセットする。次いで、真空ポンプ44により真空容器42内、真空室45a内およびエネルギー分析器54内を真空状態とする。そして、第一集束コイル41a、第二集束コイル41b、偏向コイル41cにそれぞれ駆動電源41d、41e、41fにより通電すると共に、固定リング72、電極54a、54b、マイクロチャンネルプレート54cおよび蛍光板54dに電圧を印加する。この状態において、ガスパフX線源45bからX線を出射させ、反射ミラー45cへ反射させることにより軟X線のみを透過窓45dから出射させる。すると、その軟X線は、試料支持台71a上の被測定物2の表面に照射される。その軟X線の照射により、被測定物2の表面から特性に応じて光電子群が放出されることとなる。その光電子群は、第一集束コイル41a、第二集束コイル41bによる磁界又は電界により、加速電極43の開口を抜けてCCD31aへ向って進行し、そのCCD31a上に結像される。
【0053】
次いで、CCD31aにおいて結像された被測定物2の光電子の像に応じて光電変換が行われ、そのCCD31aから光電子の像に対応した電気的な映像信号が出力される。その映像信号は、CCD31aから真空容器42外のCCD駆動回路32へ入力され増幅されてCCD駆動回路32から出力されることとなる。一方、CCD31aへ結像された被測定物2の像を形成する光電子のうち一部は、開口34を通じてCCD31aの背後へ抜けて行く。その際、CCD31aに開口34が開設されることにより、ハーフミラーなどでは分岐できない光電子の一部をサンプリングすることが可能となる。そして、CCD31aを貫通した光電子は、エネルギー分析器54へ入射される。すなわち、開口34を抜けてきた光電子は、電極54a、54bの間へ入射され、その電極54a、54b間の電界により円軌道上を移動していく。その際、光電子のエネルギーに応じて軌道半径が異なることから、電極54a、54bの間を抜けて光電子がマイクロチャンネルプレート54cに入射される位置によりその光電子のエネルギーが計測可能となる。そして、マイクロチャンネルプレート54cにより増幅されて蛍光板54dへ入射することにより、その蛍光板54dで蛍光となって電子分光スペクトルのプロファイルが形成される。その電子分光スペクトルのプロファイルはTVカメラ55に撮像され、電気的な分析データ信号としてTVカメラ55から出力される。
【0054】
そして、CCD駆動回路32から出力される映像信号、TVカメラ55から出力される分析データ信号およびマーカー信号発生器81から出力されるマーカー表示信号がそれぞれ信号重畳回路61へ入力され、この信号重畳回路61にて重畳されてモニタ62へ入力される。その際、映像信号における開口34の信号部分にマーカー表示信号が重畳されることとなる。そして、信号重畳回路61からモニタ62へ各信号の重畳信号が出力されることにより、モニタ62には、映像信号成分に基づいて被測定物2の二次元像が表示され、分析データ信号成分に基づいて電子分光スペクトルのプロファイルが表示されると共に、分析位置を示すマーカーが表示される。
【0055】
更に、偏向コイル41cに駆動電源41fを通電することにより、被測定物2からの光電子像をCCD31a上で移動させ、分析したい箇所をCCD31aの開口34に合わせれば、所望箇所の分析データを得ることができる。
【0056】
このように、分析装置1aによれば、被測定物2の二次元像、分析データおよびサンプリング位置を示すマーカーが同時に表示されるので、被測定物2の表面形状の観察とその被測定物2上の所望位置における電子分光スペクトルのプロファイルの計測が同時に行え、被測定物2の状態や性質などを容易に把握することができる。従って、光電子分光の計測に有用なものとなる。
【0057】
なお、前述した分析装置1aは、被測定物2の二次元像と分析データが別の表示手段により表示されるものであってもよい。すなわち、データ処理回路53から出力される分析データ信号は必ずしも信号重畳回路61で重畳される必要はなく、信号重畳回路61に接続されるモニタ62とは別にモニタまたはXYプロッタなどの表示手段をデータ処理回路53に接続することにより、被測定物2の二次元像と分析データを別個の表示手段により表示させるものであってもよい。
【0058】
(実施形態3)
次に図9、図10に基づいて分析装置のその他の実施形態について説明する。実施形態1に係る分析装置1は被測定物2から放出される光線の像を観察可能とし、被測定物2の特定位置における色彩特性を計測可能としたものであるが、その観察対象を被測定物2から放出されるイオンの像とし、計測対象を放出されるイオンの種類およびその各イオンの量としたものであってもよい。すなわち、本実施形態に係る分析装置1bは、被測定物2から放出されるイオンビームの二次元像を観察可能とし、そのイオンビームに含まれるイオンの種類を判別可能としたものである。たとえば、アトムプローブ電界イオン顕微鏡に被測定物2の像の観察のほか分析機能を付加したものとなる。
【0059】
図9に示すように、分析装置1bは、撮像手段であるCCD31b、CCD駆動回路32、結像手段である偏向電極46、分析手段である質量分析部56、表示手段である信号重畳回路61b、モニタ62bを備えると共に、被測定物2にパルス電圧を供給するパルス電圧発生器21、質量分析部56の分析データを表示するオシロスコープ57およびマーカー信号発生手段であるマーカー信号発生器81を具備した構成とされている。
【0060】
分析装置1bの各部について詳述すると、まず、図9において、分析装置1bは、少なくとも二つの密閉空間11、12が隣接して画成されている。密閉空間11は被測定物2を配置してその被測定物2からイオンを放出させるための空間であり、密閉空間12は被測定物2から放出されたイオンの一部を質量を検出するための空間である。たとえば、密閉空間11の側壁に被測定物2が貫通して配置され、被測定物2における分析すべき箇所が密閉空間11内へ突き出した状態とされる。この場合、被測定物2としては棒状に形成したものが用いられる。また、密閉空間11に配置された被測定物2には、パルス電圧発生器21、高圧電源22が接続されており正電位の高圧パルスが供給可能となっている。この高圧パルスが被測定物2に供給されることにより、被測定物2の表面に強電界を生じ、図10のように、被測定物2の表面の各種の原子がイオン化して被測定物2から被測定物2の表面に形成される電界に沿って加速され、密閉空間11、12の境界に設置されるCCD31aにイオン像として拡大投影される。
【0061】
また、密閉空間11内には偏向電極46が配置されている。この偏向電極46の板間に印加される電圧を制御することにより、CCD31a上の結像されるイオン像を任意に移動させることが可能となる。CCD31aとしては、実施形態2と同様な裏面照射型のものが用いられる。CCD31aから出力信号は、密閉空間12外に配設されるCCD駆動回路32へ入力されている。一方、CCD31aの背後には質量分析部56が設けられている。この質量分析部56は、CCD31aの開口34を通過してくるイオンの種類およびその量を検出するものであって、密閉空間12内ににマイクロチャンネルプレート56aおよびアノード56bが配置された構造となっている。マイクロチャンネルプレート56aは、CCD31aの開口34を通過してくるイオンを受けて増幅するものであって、CCD31aから所定の距離を隔てて設置されそのCCD31aと対向する向きに配されている。また、マイクロチャンネルプレート56aの後方にはアノード56bが配されて、マイクロチャンネルプレート56aで増幅されて出射されるイオンを検出できるようになっている。更に、マイクロチャンネルプレート56aおよびアノード56bには電源が接続され、マイクロチャンネルプレート56aの入射面、出射面およびアノード56bがそれぞれ所定の電位にされており、CCD31aからのイオンがマイクロチャンネルプレート56aからアノード56bへ順次移動するようにされれている。
【0062】
図9において、アノード56bの検出信号は密閉空間12外に配設されるオシロスコープ57へ入力され、また、パルス電圧発生器21から同期信号がそのオシロスコープ57へ入力されている。このため、オシロスコープ57により被測定物2から放出されるイオンの種類およびその量が表示可能となっている。すなわち、CCD31aを通過するイオンはその種類によりマイクロチャンネルプレート56aに到達する時間が異なることから、被測定物2から異なる複数のイオンが放出されるとアノード56bにて所定の時間差をおいて各種のイオンが検出されることとなり、その結果、オシロスコープ57には、たとえば、横軸をイオンの種類を表すドリフト時間、縦軸をそのイオンの量を表す電圧とした波形が表示されることとなる。
【0063】
また、図9において、密閉空間11、12外には、信号重畳回路61、マーカー信号発生器81およびモニタ62が配置されているが、これらは実施形態1または2と同様なものが用いられる。
【0064】
次に分析装置1bの使用方法について説明する。
【0065】
まず、図9のように、密閉空間11に測定対象となる被測定物2が突出されるようにセットする。次いで、密閉空間11、12を真空状態とする。また、高圧電源22等を通電して被測定物2、マイクロチャンネルプレート56a、アノード56bにそれぞれ所定の電圧を印加する。この状態において、パルス電圧発生器21からパルス電圧を出力させ、被測定物2に高圧パルスを入力する。すると、被測定物2の先端表面に多数のイオンを生ずる。このイオン群は、密閉空間11内に形成された電界により、被測定物2の表面から放たれイオンビームとなってCCD31a側へ出射される。イオンビームは、被測定物2の表面に形成される電界に沿って加速され、CCD31a上に拡大投影される。
【0066】
次いで、CCD31aにおいて結像された被測定物2のイオンの像に応じてイオン電子変換が行われ、そのCCD31aからイオンの像に対応した電気的な映像信号が出力される。その映像信号は、CCD31aから密閉空間11外のCCD駆動回路32へ入力され増幅されてCCD駆動回路32から出力されることとなる。一方、CCD31aへ結像されたイオンビームのうちの一部は、CCD31aに開設された開口34を通じてその背後へ抜けて行く。つまり、開口34の開設によりハーフミラーなどでは分岐できないイオンビームのサンプリングが可能となる。
【0067】
そして、CCD31aを貫通したイオンは、質量分析部56へ入射される。すなわち、開口34を抜けてきたイオンは、密閉空間12内をマイクロチャンネルプレート56aへ向けて移動して行き、そのマイクロチャンネルプレート56aにて増幅されアノード56bで検出されることとなる。その際、各種イオンの質量に応じてアノード56bまで到達する時間が異なることから、その到達時間(ドリフト時間)の差によりイオンの種類が判別でき、到達時間ごとの検出量により各イオンの量が計測できる。そして、アノード56bで検出された出力信号がオシロスコープ57へ入力され、そのオシロスコープ57にて被測定物2に含まれるイオンの種類およびその量が表示される。
【0068】
ところで、CCD駆動回路32から出力される映像信号およびマーカー信号発生器81から出力されるマーカー表示信号がそれぞれ信号重畳回路61へ入力される。そして、この信号重畳回路61にて重畳された後、モニタ62へ入力される。その際、映像信号における開口34の信号部分にマーカー表示信号が重畳されることとなる。このため、モニタ62には、映像信号成分に基づいて被測定物2の二次元のイオン像が表示されると共に、オシロスコープ57に表示される分析データの分析位置がマーカーにて示される。
【0069】
更に、偏向電極46の板間に適当な電圧を印加することにより、被測定物2から投影される二次元イオン像をCCD31a上で移動させ、分析したい箇所をCCD31aの開口34に合わせれば、所望箇所の分析データを得ることができる。
【0070】
このように、分析装置1bによれば、モニタ62およびオシロスコープ57を通じて、被測定物2の二次元像、分析データおよびサンプリング位置を示すマーカーが同時に表示されるので、被測定物2の表面形状の観察とその被測定物2の所望位置におけるイオンの放出の計測が同時に行え、被測定物2の状態や性質などを容易に把握することができる。
【0071】
(実施形態4)
次に図11に基づいて分析装置のその他の実施形態について説明する。実施形態1に係る分析装置1は被測定物2から放出される光線の像を観察可能とし、被測定物2の特定位置における色彩特性を計測可能としたものであるが、その観察対象を被測定物2から放出される蛍光の像とし、計測対象をその蛍光寿命としたものであってもよい。すなわち、本実施形態に係る分析装置1cは、分析手段としてストリークカメラ58を用いたものであって、被測定物2から放出される蛍光の二次元像を観察可能とし、その蛍光の寿命を計測可能としたものである。
【0072】
図11において、分析装置1cに設けられている撮像手段であるCCD31、CCD駆動回路32、結像手段である光学レンズ系41、表示手段である信号重畳回路61、モニタ62、被測定物2を配置するためのX−Yステージ71、マーカー信号発生手段であるマーカー信号発生器81は、実施形態1のものと同様のものである。
【0073】
分析手段であるストリークカメラ58は、図11に示すように、ストリーク管58aおよび撮影器58bを備えた構成とされている。ストリーク管58aは、被測定物2から放出される蛍光のうちCCD31の開口34を通過してくるものを光電面58cで受けて電子に変換し、偏向板58dの入力電圧を変化させることにより内部電界を変化させてその電子の軌道を掃引し、蛍光の入射量の時間変化を蛍光面58eの輝度変化として出力するものである。なお、図11中の58fはマイクロチャンネルプレートであり電子の増幅を行っている。また、58gは電源であってストリーク管58の各部へ電子を移動させるための電圧を供給している。
【0074】
また、X−Yステージ71の近傍にはレーザ59aが配置されており、このレーザ59aから出射されるパルスレーザビームがX−Yステージ71上の被測定物2へ照射されることにより、被測定物2から蛍光が発せられるようになっている。このレーザ59aにはレーザ駆動器59bが接続され、レーザ59aへ駆動電圧を供給している。また、レーザ駆動器59bは偏向板58dへ掃引電圧を供給しており、ストリーク管58内に形成される電界と被測定物2から放出される蛍光とは同期がとられている。たとえば、レーザ駆動器59b内にはレーザ駆動電源回路と偏向回路が設けられ、レーザ駆動電源回路から発せられるパルス電圧がレーザ59aへ駆動電圧として出力され、そのパルス電圧と同期したトリガ信号がレーザ駆動電源回路から偏向回路へ入力されることにより、ストリーク管58内の電界形成と被測定物2からの蛍光放出との同期がとられている。更に、CCD31とストリーク管58aとの間には、光学レンズ系58hが配設されCCD31を抜けてくる蛍光を光電面58cへ結像している。
【0075】
撮影器58bは蛍光面58eの輝度状態を撮影するためのものであって、蛍光面58eの輝度状態の像を入力して電気的な分析データ信号として出力するものである。この撮影器58bとしては公知のTVカメラなどが用いられる。
【0076】
次に分析装置1cの使用方法について説明する。
【0077】
まず、図11のように、X−Yステージ71に測定対象となる被測定物2をセットし、ストリーク管58aの各部に所定の電圧を供給する。この状態において、レーザ59aからパルスレーザビームを出射させ被測定物2へ照射させる。すると、そのレーザビームの照射により、被測定物2から蛍光が発せられる。この蛍光は、光学レンズ系41を介してCCD31の撮像部33上に結像される。
【0078】
次いで、CCD31において結像された被測定物2の蛍光の像に応じて光電変換が行われ、そのCCD31から光線の像に対応した電気的な映像信号が出力される。その映像信号は、CCD31からCCD駆動回路32へ入力されて増幅され、CCD駆動回路32から出力される。
【0079】
一方、CCD31へ結像された被測定物2の像を形成する蛍光のうちの一部は、開口34を通じてCCD31の背後へ抜けて行くこととなる。そして、CCD31を貫通した蛍光は、サンプリング用の蛍光としてストリークカメラ58へ入射される。ストリークカメラ58のストリーク管58aでは入射される蛍光強度のが時間変化が蛍光面58eにて輝度の異なる像(ストリーク像)として出力される。このストリーク像は撮影器58にて電気的な分析データ信号に変換され出力されることとなる。
【0080】
そして、CCD駆動回路32から出力される映像信号、撮影器58bから出力される分析データ信号およびマーカー信号発生器81から出力されるマーカー表示信号はそれぞれ信号重畳回路61へ入力され、この信号重畳回路61にて重畳されてモニタ62へ入力される。その際、映像信号における開口34の信号部分にマーカー表示信号が重畳されることとなる。そして、信号重畳回路61からモニタ62へ各信号による重畳信号が出力され、モニタ62には、図11に示すように、映像信号成分に基づいて被測定物2の二次元像62aが表示され、分析データ信号成分に基づいて蛍光の寿命を示す分析データ62bが表示され、分析データ62bの分析位置を示すマーカー62cが同時に表示される。
【0081】
このように、分析装置1cによれば、被測定物2の表面形状の観察とその被測定物2の所望位置における蛍光寿命の計測が同時に行え、被測定物2の状態や性質などを容易に把握することができる。
【0082】
なお、前述した分析装置1cは、被測定物2の二次元像62aと分析データ62bが別の表示手段により表示されるものであってもよい。すなわち、データ処理回路53から出力される分析データ信号は必ずしも信号重畳回路61で重畳される必要はなく、信号重畳回路61に接続されるモニタ62とは別にモニタまたはXYプロッタなどの表示手段をデータ処理回路53に接続することにより、被測定物2の二次元像62aと分析データ62bを別個の表示手段により表示させるものであってもよい。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
【0084】
すなわち、撮像手段の受像面に開口が設けられることにより、被測定物から放出される光線などの二次元像を観察しながら、その開口を通じて受像面に照射される光線などの一部を分析用としてサンプリングすることができる。このため、光線だけでなく、放射線、電子またはイオンなどのサンプリングが可能となる。
【0085】
また、それらのサンプリングのためにハーフミラーなどを設ける必要がない。このため、光線などの特性が変化することがない。従って、被測定物の特性の測定が正確に行える。
【0086】
更に、被測定物の観察において撮像手段に設けられた開口の位置にマーカーが表示されるから、分析データにおける分析位置を確実にマーカーで示すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分析装置の説明図である。
【図2】CCDの断面図である。
【図3】CCDの平面図である。
【図4】図3におけるIVの拡大図である。
【図5】CCDのその他の例を示す図である。
【図6】モニタの表示状態を示す図である。
【図7】実施形態2に係る分析装置の説明図である。
【図8】実施形態2に係る分析装置におけるCCDの説明図である。
【図9】実施形態3に係る分析装置の説明図である。
【図10】被測定物から放出されるイオンの説明図である。
【図11】実施形態4に係る分析装置の説明図である。
【符号の説明】
1…分析装置、2…被測定物、31…CCD、34…開口、モニタ…62、62a…二次元像、62b…分析データ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an analyzer for simultaneously observing an image of an object to be measured and analyzing and measuring a specific portion of the object to be measured.
[0002]
[Prior art]
In the analysis and measurement of an object, measurement of spectral energy characteristics or the like at a site of the image may be required in addition to simply observing the image. Japanese Patent Application Laid-Open No. 1-320441 discloses a method for performing such measurement (simultaneous measurement of an image of an object to be measured and spectral characteristics of the portion). That is, as shown in FIG. 1, the measuring device (color luminance meter) includes a plate with an aperture on which an image of an object to be measured is formed via an objective lens, and the plate and the object to be measured. A half mirror that is disposed between the object and reflects a part of the image of the object to be measured, an imaging device that captures an image of the object to be measured reflected by the half mirror, and an object that passes through the plate through an aperture. Spectral means for receiving a part of an image of an object to perform spectroscopy, a detector for detecting the spectrum separated by the spectroscopic means, a data processing circuit for processing the spectrum data, and a signal from the data processing circuit And a signal superimposing circuit that superimposes a signal output from the imaging device, and a monitor that performs display based on the signal output from the signal superimposing circuit. Then, the measuring device splits a light beam of the image of the object to be measured by a half mirror, uses one of the light beams for forming a two-dimensional image, and uses the other for detection of spectral characteristics, It is intended to simultaneously display a two-dimensional image of the measured object and a part of its spectral characteristics on a monitor.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional measuring device has the following problems. First of all, in addition to the two-dimensional image of the DUT and the spectral characteristics data, markers are displayed on the monitor at the locations where spectral characteristics are sampled and detected. The display position of the markers and the actual spectral characteristics are displayed. In some cases, the position of the measured object that is detecting the position shifts. In other words, the marker display is set according to the position of the light beam transmitted through the aperture. However, due to the positional deviation of the half mirror, the light receiving surface of the imaging device, etc., a deviation occurs between the sampling position of the spectral characteristic and the marker display position. It becomes. Second, since a half mirror is used to split a light beam, the spectral characteristics of the light beam emitted from the measured object may change when passing through the half mirror. For this reason, accurate spectroscopic data on the object to be measured cannot be obtained, resulting in a decrease in measurement accuracy. Third, the above-described measuring apparatus can analyze an image of a light beam emitted from an object to be measured, but also needs to measure an image of an X-ray, an electron, or an ion. However, in this case, it is not possible to simultaneously display a two-dimensional image such as X-rays, electrons, or ions emitted from the object and its analysis characteristics. That is, if the object emitted from the object is a light beam, sampling can be performed with a half mirror, but if the object emitted from the object is an X-ray or an electron beam, the sampling can be performed. In addition, analysis and measurement cannot be performed on such X-ray images.
[0004]
Therefore, the present invention has been made to solve the above-described problems, and it is an object of the present invention to provide an analyzer capable of performing analysis and measurement on an image such as radiation and obtaining accurate analysis characteristics. With the goal.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
That is, the present invention relates to an image receiving surface which emits an image of an ultraviolet ray, a visible ray, an infrared ray or the like emitted from an object to be measured or a radiation such as an X-ray, a neutron beam, an α-ray, a β-ray, a γ-ray, an electron beam, or an ion beam. An imaging means provided with an opening for passing a part of a light ray or the like to the rear on the image receiving surface while converting the image signal into a video signal, and a light ray or the like arranged between the imaging means and the object to be measured. Image forming means for forming an image on an image receiving surface; analyzing means for analyzing characteristics such as light rays passing through the aperture and converting the analysis data into an analysis data signal; and a video signal output from the imaging means and A display unit for displaying a two-dimensional image corresponding to an image such as a light beam based on the analysis data signal output from the analysis unit and analysis data such as a light beam passing through the aperture;
[0006]
According to such an invention, a light beam or the like emitted from the object to be measured is imaged as a two-dimensional image by the imaging means, and a part of the light passes through the aperture of the imaging means and is analyzed. For this reason, it is possible to simultaneously measure and observe a two-dimensional image such as a light beam emitted from the measured object and a part of the analysis data.
[0007]
The present invention also includes marker signal generating means for generating a marker display signal which is a signal synchronized with a video signal output from the imaging means and which is superimposed on a signal portion corresponding to an aperture of the video signal, wherein the display means Analysis of a two-dimensional image corresponding to an image such as a light ray, a light ray passing through an aperture, etc. based on a video signal output from the means, an analysis data signal output from the analysis means, and a marker display signal output from the marker generation means. The characteristic data and the marker indicating the analysis position are simultaneously displayed.
[0008]
According to such an invention, since the marker display signal is superimposed on the signal portion of the aperture in the video signal output from the imaging means, the analysis position of the analysis data displayed on the display means and the display position of the marker are changed. They always match.
[0009]
Further, the present invention is characterized in that the above-mentioned imaging means includes a solid-state imaging device that receives an image such as a light ray and converts it into an electric signal, and an imaging unit of the solid-state imaging device serving as an image receiving surface is divided by an opening. And
[0010]
According to such an invention, by transferring the signal charges for each divided region of the imaging section of the imaging means, it is possible to reduce the loss of the imaging area of the display means due to the provision of the opening.
[0011]
Further, the invention is characterized in that the object to be measured is movable with respect to the image receiving surface of the imaging means. Further, the invention is characterized in that the image receiving surface of the imaging means is movable with respect to the object to be measured.
[0012]
According to these inventions, the two-dimensional image of the measured object displayed on the display unit can be arbitrarily moved by making the measured object and the image receiving surface relatively movable. Along with this, the analysis position on the two-dimensional image sampled by the analysis means by passing through the opening can be arbitrarily moved.
[0013]
Further, the invention is characterized in that the imaging means includes a back-illuminated solid-state imaging device that receives an image of radiation, electrons, or ions and converts the image into an electric signal.
[0014]
According to such an invention, radiation, electrons, or ions can be received by the imaging means, so that an image of radiation or the like emitted from the object to be measured can be displayed as a two-dimensional image.
[0015]
Further, the invention is characterized in that the analysis means includes a spectroscope for analyzing a wavelength component of a light beam emitted from the object to be measured. Further, the invention is characterized in that the analysis means includes an energy analyzer for analyzing the energy of radiation, electrons or ions emitted from the object to be measured. Further, the invention is characterized in that the analyzing means includes a mass analyzer for analyzing the mass of radiation or ions emitted from the object to be measured. Further, the present invention is characterized in that the analyzing means includes a streak camera for measuring a temporal change in the amount of light emitted from the object to be measured.
[0016]
According to these inventions, in a photoelectron spectrometer, an atom probe field ion microscope, a fluorescence lifetime analyzer, or the like, it is possible to observe a two-dimensional image of an object to be measured and to analyze characteristics at a desired location.
[0017]
Further, the present invention is characterized in that the above-mentioned imaging means is constituted by an optical lens, and this optical lens is movable with respect to the object to be measured or the imaging means. Further, according to the present invention, the imaging means is constituted by a deflector for forming a magnetic field or an electric field between the object to be measured and the imaging means, and the deflector is capable of arbitrarily controlling a state of forming the magnetic field or the electric field. It is characterized by.
[0018]
According to these inventions, the display position and the analysis position of the two-dimensional image of the measured object can be arbitrarily moved without moving the measured object or the imaging unit.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, examples of various embodiments of the analyzer according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. In the drawings, the same elements are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted. Also, the dimensional ratios in the drawings do not always match those described.
[0020]
(Embodiment 1)
FIG. 1 is an overall schematic diagram of the analyzer 1. In FIG. 1, an analyzer 1 is a device capable of finely analyzing the color at a specific position of a device under
[0021]
Each part of the analyzer 1 will be described in detail. First, in FIG. 1, an
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
Next, the
[0025]
In FIG. 4, the width of the
[0026]
According to such a
[0027]
The above-described
[0028]
In FIG. 1, a
[0029]
In FIG. 1, a
[0030]
In FIG. 1, a
[0031]
In FIG. 1, a
[0032]
Next, a method of using the analyzer 1 will be described.
[0033]
First, as shown in FIG. 1, the
[0034]
Next, photoelectric conversion is performed in accordance with the light beam image of the
[0035]
On the other hand, some of the light rays forming the image of the device under
[0036]
The video signal output from the
[0037]
In addition, the
[0038]
As described above, according to the analyzer 1, the observation of the two-
[0039]
In the above-described analyzer 1, the two-
[0040]
(Embodiment 2)
Next, another embodiment of the analyzer will be described with reference to FIGS. The analyzer 1 according to the first embodiment is capable of observing a two-dimensional image of a light beam emitted from the measured
[0041]
As shown in FIG. 7, the
[0042]
Each part of the
[0043]
Further, an
[0044]
On the other hand, the
[0045]
When an electron beam or soft X-rays are incident on the
[0046]
The
[0047]
7, an
[0048]
A first focusing
[0049]
In FIG. 7, behind the
[0050]
In FIG. 7, a
[0051]
Next, a method of using the
[0052]
First, as shown in FIG. 7, the
[0053]
Next, photoelectric conversion is performed in accordance with the photoelectron image of the
[0054]
The video signal output from the
[0055]
Further, by energizing the
[0056]
As described above, according to the
[0057]
The
[0058]
(Embodiment 3)
Next, another embodiment of the analyzer will be described with reference to FIGS. The analyzer 1 according to the first embodiment is capable of observing an image of a light beam emitted from the device under
[0059]
As shown in FIG. 9, the
[0060]
Each part of the
[0061]
Further, a
[0062]
In FIG. 9, a detection signal of the
[0063]
In FIG. 9, a
[0064]
Next, a method of using the
[0065]
First, as shown in FIG. 9, the measuring
[0066]
Next, ion-to-electron conversion is performed in accordance with the ion image of the
[0067]
Then, the ions that have passed through the
[0068]
The video signal output from the
[0069]
Further, by applying an appropriate voltage between the plates of the deflecting
[0070]
As described above, according to the
[0071]
(Embodiment 4)
Next, another embodiment of the analyzer will be described with reference to FIG. The analyzer 1 according to the first embodiment is capable of observing an image of a light beam emitted from the device under
[0072]
In FIG. 11, a
[0073]
As shown in FIG. 11, the
[0074]
A
[0075]
The photographing
[0076]
Next, a method of using the analyzer 1c will be described.
[0077]
First, as shown in FIG. 11, the
[0078]
Next, photoelectric conversion is performed in accordance with the fluorescent image of the
[0079]
On the other hand, a part of the fluorescent light forming the image of the
[0080]
The video signal output from the
[0081]
As described above, according to the analyzer 1c, the observation of the surface shape of the
[0082]
In the above-described analyzer 1c, the two-
[0083]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the following effects can be obtained.
[0084]
That is, by providing an opening in the image receiving surface of the imaging means, a part of the light beam and the like irradiated on the image receiving surface through the opening can be analyzed while observing a two-dimensional image such as a light beam emitted from the object to be measured. Can be sampled as For this reason, sampling of not only light beams but also radiation, electrons, or ions can be performed.
[0085]
Further, it is not necessary to provide a half mirror or the like for sampling. Therefore, characteristics such as light rays do not change. Therefore, the characteristics of the device under test can be accurately measured.
[0086]
Further, since a marker is displayed at the position of the opening provided in the imaging means when observing the object to be measured, the analysis position in the analysis data can be reliably indicated by the marker.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of an analyzer.
FIG. 2 is a sectional view of a CCD.
FIG. 3 is a plan view of a CCD.
FIG. 4 is an enlarged view of IV in FIG. 3;
FIG. 5 is a diagram showing another example of the CCD.
FIG. 6 is a diagram showing a display state of a monitor.
FIG. 7 is an explanatory diagram of an analyzer according to a second embodiment.
FIG. 8 is an explanatory diagram of a CCD in the analyzer according to the second embodiment.
FIG. 9 is an explanatory diagram of an analyzer according to a third embodiment.
FIG. 10 is an explanatory diagram of ions emitted from an object to be measured.
FIG. 11 is an explanatory diagram of an analyzer according to a fourth embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Analyzer, 2 ... Measurement object, 31 ... CCD, 34 ... Aperture, monitor ... 62, 62a ... 2D image, 62b ... Analysis data
Claims (12)
この撮像手段と被測定物との間に配置され前記光線、放射線、電子またはイオンの像を前記受像面に結像させる結像手段と、
前記開口を通過してくる光線、放射線、電子またはイオンを介して被測定物の特性を分析すると共に、その分析データを分析データ信号に変換する分析手段と、
前記撮像手段から出力される映像信号および前記分析手段から出力される分析データ信号に基づいて、前記光線、放射線、電子またはイオンの像に対応する二次元像および前記開口を通過する光線、放射線、電子またはイオンの分析データを表示する表示手段と、
を備えた分析装置。An image of light, radiation, electrons or ions emitted from an object to be measured is received by an image receiving surface and converted into a video signal, and a part of the light, radiation, electrons or ions is passed behind the image receiving surface. Imaging means provided with an opening;
Imaging means for forming an image of the light beam, radiation, electrons or ions on the image receiving surface, disposed between the imaging means and the object to be measured,
Analyzing means for analyzing the characteristics of the object to be measured via light rays, radiation, electrons or ions passing through the opening, and converting the analysis data into an analysis data signal,
Based on the video signal output from the imaging unit and the analysis data signal output from the analysis unit, the light beam, radiation, a two-dimensional image corresponding to an image of electrons or ions, and a light beam passing through the aperture, radiation, Display means for displaying analysis data of electrons or ions;
An analyzer equipped with:
前記表示手段が、前記撮像手段から出力される前記映像信号、前記分析手段から出力される分析データ信号および前記マーカー発生手段から出力されるマーカー表示信号に基づいて、前記光線、放射線、電子またはイオンの像に対応する二次元像、前記開口を通過する光線、放射線、電子またはイオンの分析特性データおよび分析位置を示すマーカーを同時に表示すること、
を特徴とする請求項1に記載の分析装置。Marker signal generation means for generating a marker display signal which is a signal synchronized with the video signal output from the imaging means and is superimposed on a signal portion corresponding to the aperture of the video signal,
The display unit is configured to output the light beam, the radiation, the electrons, or the ions based on the video signal output from the imaging unit, the analysis data signal output from the analysis unit, and the marker display signal output from the marker generation unit. A two-dimensional image corresponding to the image, light rays passing through the aperture, radiation, analysis characteristics data of electrons or ions and a marker indicating the analysis position are simultaneously displayed,
The analyzer according to claim 1, wherein:
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