JP3544308B2 - 不揮発性半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体記憶装置に係り、より詳細には、フローティングゲートとコントロールゲートが積層された二重ゲート構造をもつメモリセルを有する不揮発性半導体記憶装置、例えば消去及びプログラム可能な読み出し専用メモリ(EPROM)、電気的に消去及びプログラム可能な読み出し専用メモリ(EEPROM)、EEPROMの一種である一括消去が可能なフラッシュ・メモリ等、及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は従来技術に係るフラッシュ・メモリにおけるメモリセルの作製工程を概略的に示したものである。
【0003】
先ず、最初の工程(図1(a)参照)では、半導体(例えばp型シリコン)の基板1上に素子分離用の絶縁膜2として酸化膜を例えば熱酸化法により400nm〜800nm程度形成し、更に第1のゲート絶縁膜となるべき酸化膜3を熱酸化法により10nm程度形成した後、全面にフローティングゲートとなるべき多結晶シリコン膜4を130nm程度形成し、不純物として例えばリン(P)等を多結晶シリコン膜4に注入する。次に、第2のゲート絶縁膜となるべき酸化膜5を熱酸化法により20nm程度形成した後、全面にコントロールゲートとなるべき多結晶シリコン膜6を150nm程度形成し、不純物として例えばリン(P)等を多結晶シリコン膜6に注入する。
【0004】
次の工程(図1(b)参照)では、フォトリソグラフィ技術を用いてコントロールゲートのレジストパターニング(レジストの塗布)を行い、このレジストをマスクにして多結晶シリコン膜6、酸化膜5、多結晶シリコン膜4及び酸化膜3をエッチングした後、当該レジストを除去する。これによって、図示のように半導体基板1上に順次第1のゲート絶縁膜3G、フローティングゲート4G、第2のゲート絶縁膜5G及びコントロールゲート6Gが積層されたスタック構造が完成する。
【0005】
次の工程(図1(c)参照)では、フォトリソグラフィ技術を用いて、ソース領域を高耐圧にするために半導体基板1と逆導電型の不純物であるリン(P)等を低濃度で注入してn型拡散層7を形成し、更に半導体基板1と逆導電型の不純物である砒素(As)等を高濃度で注入してn型拡散層(ソース領域)8S及びn型拡散層(ドレイン領域)8Dを形成する。次に、全面に化学気相成長(CVD)法により絶縁膜として酸化膜を200nm程度成長させた後、異方性のドライエッチングを施してスタック構造(3G,4G,5G,6G)の側壁に側壁絶縁膜9を形成する。
【0006】
最後の工程(図1(d)参照)では、CVD法により層間絶縁膜LSを形成した後、ソース領域8S、ドレイン領域8D及びコントロールゲート6Gにそれぞれ到達するコンタクトホールを形成し、各コンタクトホールを充填するように電極配線WS、WD及びWGをそれぞれ形成してメモリセル構造を完成する。
【0007】
このようにして作製されたメモリセルを有する不揮発性半導体記憶装置(フラッシュ・メモリ)において、プログラム動作(書き込み動作)及び消去動作は以下のように行われる。先ず、書き込み時には、コントロールゲートとドレイン領域の間に正電界が生じるよう電圧を印加し、これによってドレイン領域からホット・エレクトロン(熱電子)を発生させ、この電子をフローティングゲートに注入することで情報の書き込みを行う。他方、消去時には、コントロールゲートとソース領域の間に負電界が生じるよう電圧を印加し、フローティングゲートからF−N(Fowler−Nordheim) トンネル電流により酸化膜(第1のゲート絶縁膜)を通してソース領域に電子を引き抜くことで情報の消去を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、不揮発性半導体記憶装置の書き込み動作及び消去動作は、それぞれフローティングゲートへの電子の注入及びフローティングゲートからの電子の引き抜きによって行われるため、各動作特性はフローティングゲートにかかる電圧によって左右される。この動作特性を左右するフローティングゲート電圧について、二重ゲート構造をもつメモリセルの概念的な構成を示す図2を参照しながら説明する。
【0009】
図2に示すように、フローティングゲートと基板の間の静電容量をC1、フローティングゲートとコントロールゲートの間の静電容量をC2、フローティングゲートとドレイン領域の間の静電容量をC3、フローティングゲートとソース領域の間の静電容量をC4、ドレイン電圧をVD 、ソース電圧をVS 、コントロールゲート電圧をVCG、フローティングゲート電圧をVFG、フローティングゲートとソース領域がオーバーラップしている部分の領域(面積)をS、消去時にフローティングゲートとソース領域の間の酸化膜(第1のゲート絶縁膜)にかかる電界をEOX、消去時にフローティングゲートからソース領域に流れるF−Nトンネル電流をIFNとすると、書き込み時のフローティングゲート電圧(VFG(W) とする)、消去時のフローティングゲート電圧(VFG(E) とする)及びF−Nトンネル電流IFNは、それぞれ以下の式(1)、(2)及び(3)で表される。
【0010】
ここに、式(3)におけるAFN及びBFNは定数を表している。
【0011】
式(1)から、コントロールゲート電圧VCGとドレイン電圧VD が一定であるとすると、静電容量C2,C3が大きければ大きいほど書き込み時のフローティングゲート電圧VFG(W) は大きくなる。この書き込み時のフローティングゲート電圧VFG(W) は、大きければ大きいほどフローティングゲートに注入される電子の量が多くなって書き込み時間を短縮できるので、大きい方が好ましい。このためには、静電容量C2,C3を大きくする必要がある。
【0012】
同様にして、式(2)から、コントロールゲート電圧VCGとソース電圧VS が一定であるとすると、静電容量C2が大きければ大きいほど消去時のフローティングゲート電圧VFG(E) は大きくなる。この消去時のフローティングゲート電圧VFG(E) は、大きければ大きいほどフローティングゲートから引き抜かれる電子の量が多くなって消去時間を短縮できるので、大きい方が好ましい。このためには、静電容量C2を大きくする必要がある。
【0013】
また、式(3)から、第1のゲート絶縁膜にかかる電界EOXが一定であるとすると、フローティングゲートとソース領域のオーバーラップ部分の面積Sが大きければ大きいほどF−Nトンネル電流IFNが増大して消去時間の短縮を図ることができるので、オーバーラップ部分の面積Sは大きい方が好ましい。
【0014】
図2から理解されるように、静電容量C2は、フローティングゲートとコントロールゲートの対向面積の大きさに比例し、第2のゲート絶縁膜の厚さに反比例する。また、静電容量C3は、フローティングゲートとドレイン領域がオーバーラップしている部分の面積に比例し、第1のゲート絶縁膜の厚さに反比例する。また、F−Nトンネル電流IFNは、フローティングゲートとソース領域がオーバーラップしている部分の面積(S)に比例する。
【0015】
従って、各静電容量C2,C3及びF−Nトンネル電流IFNを大きくするためには、各ゲート絶縁膜を薄くするか、或いはフローティングゲートのドレイン/ソース領域に対するオーバーラップ部分の面積又はコントロールゲートとの対向面積を大きくする必要がある。この場合、各ゲート絶縁膜を薄くする方法は、その絶縁性を確保する観点からその厚さを薄くする程度にも限界があるため、むしろフローティングゲートとドレイン/ソース領域のオーバーラップ部分の面積等を大きくする方法が有効である。
【0016】
これに関して、上述した従来技術(図1参照)では、フローティングゲート4Gの側壁に側壁絶縁膜9が形成されていたため、フローティングゲート4Gに対して半導体基板1に自己整合的に形成されたソース領域8S及びドレイン領域8Dに対しフローティングゲート4Gがオーバーラップする部分の面積は、それほど大きくなかった。つまり、静電容量C3の大きさ及びフローティングゲートとソース領域のオーバーラップ部分の面積Sの大きさは、必ずしも十分ではなく、むしろ小さかった。
【0017】
静電容量C2,C3の大きさが小さいと、式(1)から、同じ電圧VCG,VD に対して書き込み時のフローティングゲート電圧VFG(W) は相対的に低下する。その結果、フローティングゲートへの電子の注入効率(すなわち書き込み効率)が低下し、書き込みに要する時間が長くなるといった問題が生じる。
【0018】
他方、静電容量C2の大きさが小さく、フローティングゲートとソース領域のオーバーラップ部分の面積(S)がそれほど大きくないと、式(2)及び(3)から、同じ電圧VCG,VS に対して消去時のフローティングゲート電圧VFG(E) は相対的に低下し、また、F−Nトンネル電流IFNも相対的に減少する。その結果、F−Nトンネル電流IFNによるフローティングゲートからソース領域への電子の引き抜き効率(すなわち消去効率)が低下し、消去に要する時間が長くなるといった問題が生じる。
【0019】
また、上述した従来技術では、フローティングゲートとコントロールゲートの間の静電容量C2を増やそうとすると、両者間の対向面積を大きくしなければならない。これは、個々のメモリセルの面積の増大につながり、ひいては集積度の低下につながるので、改善の余地がある。
【0020】
さらに、上述した従来技術では、各静電容量C2,C3の大きさ及びフローティングゲートとソース領域のオーバーラップ部分の面積(S)の大きさが十分ではないため、書き込み効率及び消去効率の向上のために各々のフローティングゲート電圧VFG(W) ,VFG(E) を大きくしようとすると、メモリセルにかかる電圧VCG,VD ,VS を大きくしなければならない。これは、不揮発性半導体記憶装置の消費電力の増大につながるので、好ましくない。
【0021】
本発明は、上述した従来技術における課題に鑑み創作されたもので、書き込み効率及び消去効率を向上させると共に、セル面積の縮小化及び各動作時(書き込み時/消去時)のセルにかかる電圧の低減化を図ることができる不揮発性半導体記憶装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上述した従来技術の課題を解決するため、本発明によれば、フローティングゲートとコントロールゲートが積層された二重ゲート構造をもつメモリセルを作製する工程を含む不揮発性半導体記憶装置の製造方法において、前記メモリセルを作製する工程が、一導電型の半導体基板上に順次第1のゲート絶縁膜、第1の導電膜及び絶縁膜を形成する工程と、前記第1の導電膜の側壁に対して前記半導体基板に自己整合的にそれぞれ該半導体基板と逆導電型の第1及び第2の半導体領域を形成する工程と、前記第1の導電膜の側壁及び前記絶縁膜の側壁に導電体側壁部を形成する工程と、前記絶縁膜を除去する工程と、前記第1の導電膜及び前記導電体側壁部に不純物を注入して前記フローティングゲートを形成する工程と、前記フローティングゲートを覆うように順次第2のゲート絶縁膜及び第2の導電膜を形成する工程と、前記第2の導電膜に不純物を注入した後、該第2の導電膜上に最終的なフローティングゲートの形状に応じたマスクを形成する工程と、前記マスクに沿って前記第2の導電膜、前記第2のゲート絶縁膜、前記導電体側壁部及び前記第1のゲート絶縁膜を除去して前記最終的なフローティングゲート及び前記コントロールゲートを形成する工程とを含むことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法が提供される。
図3は、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法によって製造される不揮発性半導体記憶装置の原理構成を示す。
【0023】
図3に示すように、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、フローティングゲートとコントロールゲートが積層された二重ゲート構造をもつメモリセル10を有することを前提とし、メモリセル10が、一導電型の半導体基板11と、半導体基板11上に形成された第1のゲート絶縁膜12と、第1のゲート絶縁膜12上に形成された、フローティングゲートFGの一部分を構成する第1の導電膜13と、第1の導電膜13の側壁に対して半導体基板11に自己整合的にそれぞれ形成された、半導体基板11と逆導電型の第1及び第2の半導体領域14,15と、第1の導電膜13の上面から突出するようにその側壁に付加的に且つ第1,第2の半導体領域14,15とオーバーラップするように形成された、フローティングゲートFGの残りの部分を構成する導電体側壁部16と、第1の導電膜13及び導電体側壁部16を覆うように形成された第2のゲート絶縁膜17と、第2のゲート絶縁膜17上に形成された、コントロールゲートCGを構成する第2の導電膜18とを有することを特徴とする。また、後述するように本発明の好適な実施形態では、導電体側壁部16の頂上部分は丸められて形成されている。
【0024】
本発明に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリセル10の構成によれば、フローティングゲートFG(第1の導電膜13及び導電体側壁部16)とコントロールゲートCG(第2の導電膜18)の間に導電体側壁部16の形状に依存した段差が形成されるので、フローティングゲートFGとコントロールゲートCGの対向面積は相対的に増大し、この部分の静電容量(図2の静電容量C2)は増大する。また、本来のフローティングゲートの部分(第1の導電膜13)の側壁に付加的なフローティングゲートとして機能する導電体側壁部16が設けられているので、第1の導電膜13の側壁に対して半導体基板11に自己整合的に形成された第1,第2の半導体領域14,15に対しフローティングゲートFGがオーバーラップする部分の面積S1,S2は相対的に増大し、当該部分の静電容量(図2の静電容量C3)も増大する。
【0025】
従って、上述した式(1)から理解されるように、静電容量C2及びC3の増大により、同じVCG及びVD に対して書き込み時にフローティングゲートにかかる実効的な電圧VFG(W) は大きくなり、その結果、フローティングゲートに注入される電子の量は多くなり(書き込み効率の向上)、それに応じて書き込み時間が短縮され、メモリ素子の書き込み特性が向上する。
【0026】
また、上述した式(2)及び(3)から理解されるように、静電容量C2の増大及びフローティングゲートFGとソース領域(第1の半導体領域14)のオーバーラップ部分の面積S2(図2のSで示す部分)の増大により、同じVCG及びVS に対して消去時にフローティングゲートにかかる実効的な電圧VFG(E) は大きくなり、またF−Nトンネル電流IFNも増大し、その結果、フローティングゲートからソース領域(第1の半導体領域14)へ引き抜かれる電子の量は多くなり(消去効率の向上)、それに応じて消去時間が短縮され、メモリ素子の消去特性が向上する。
【0027】
また、本発明に係るメモリセル10の構成によれば、フローティングゲートFGの断面的な形状を工夫する(図3の例では凹形状とする)ことで、セルの面積を増やすことなく、フローティングゲートFGとコントロールゲートCGの対向面積を相対的に増大させて当該部分の静電容量C2を大きくすることができる。言い換えると、同じ静電容量C2に対しては、個々のメモリセルの面積を縮小することが可能となる。
【0028】
さらに、各静電容量C2,C3の増大により、同じVCG及びVD に対して書き込み時のフローティングゲート電圧VFG(W) を大きくし、同じVCG及びVS に対して消去時のフローティングゲート電圧VFG(E) を大きくすることができる。つまり、同じフローティングゲート電圧VFG(W) ,VFG(E) に対して、メモリセルの各部にかかる電圧(VCG,VD ,VS )を低減することが可能となる。
また、後述するように導電体側壁部の頂上部分(フローティングゲートの尖っている部分)を丸めて形成した場合には、当該部分に電界が集中するのを防ぐことができ、これによって絶縁破壊の発生を回避することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
図4は本発明の第1実施形態に係るフラッシュ・メモリにおけるメモリセルの構成を断面図の形で概略的に示したものである。
【0031】
図4において、21は半導体基板、22は素子分離用の絶縁膜、23Gは第1のゲート絶縁膜、27はソース領域を高耐圧にするための低濃度拡散層、28Sはソース領域を構成する高濃度拡散層、28Dはドレイン領域を構成する高濃度拡散層、FGは全体的に凹形状をなして形成されたフローティングゲート、30Gは第2のゲート絶縁膜、31Gはコントロールゲート、32は酸化膜、33は層間絶縁膜、34Sはソース領域28Sにコンタクトされた電極配線、34Dはドレイン領域28Dにコンタクトされた電極配線、34Gはコントロールゲート31Gにコンタクトされた電極配線を示す。
【0032】
本実施形態に係るメモリセルの構成上の特徴は、フローティングゲートFGがその両端部において上方向に突出している部分(以下の記載において「側壁部」という。)を有し、この側壁部の形状に依存してフローティングゲートFGの表面に段差が形成されると共に、各側壁部がソース領域28S及びドレイン領域28Dにそれぞれオーバーラップしていることである。
【0033】
次に、第1実施形態に係るメモリセルを作製する方法について図5及び図6を参照しながら説明する。
【0034】
先ず、最初の工程(図5(a)参照)では、熱酸化法又はCVD法により、半導体基板21(本実施形態ではp型シリコン基板)上に素子分離用の絶縁膜22として酸化膜を400nm〜800nm程度形成し、更に第1のゲート絶縁膜23Gとなるべき酸化膜23を10nm程度形成する。次に、全面にフローティングゲートFGの一部となるべき多結晶シリコン膜24を例えば130nm程度形成し、更にその上に絶縁膜25としてシリコン酸化膜(SiO2 )又はシリコン窒化膜(Si3 N4 )を150nm程度形成した後、フォトリソグラフィ技術を用いて絶縁膜25及び多結晶シリコン膜24のレジストパターニング(レジスト26の塗布)を行う。次に、レジスト26をマスクにして絶縁膜25及び多結晶シリコン膜24をエッチングした後、レジスト26を剥離除去する。ここに、エッチングされた後の多結晶シリコン膜24は、フローティングゲートFGの一部分24G(図5(b)参照)を構成する。
【0035】
次の工程(図5(b)参照)では、フォトリソグラフィ技術を用いて多結晶シリコン膜24Gの側壁に対し半導体基板21に自己整合的にそれぞれ半導体基板21と逆導電型(本実施形態ではn型)の3つの半導体領域27,28S及び28Dを形成する。具体的には、側壁の一方の側にn型不純物であるリン(P)等を低濃度のドーズ量で且つ相対的に大きい加速エネルギーで注入して低濃度拡散層27を形成した後、側壁の両側にそれぞれn型不純物である砒素(As)等を高濃度のドーズ量で且つ相対的に小さい加速エネルギーで注入して高濃度拡散層28S及び28Dを形成する。これら高濃度拡散層28S及び28Dはそれぞれソース領域及びドレイン領域を構成し、他方、低濃度拡散層27はソース領域28Sを高耐圧にするために設けられている。
【0036】
次の工程(図5(c)参照)では、全面に多結晶シリコン膜を100nm〜300nmの範囲で(本実施形態では150nm〜200nm程度)形成した後、この多結晶シリコン膜に異方性のドライエッチングを施して多結晶シリコン膜24G及び絶縁膜25の側壁に多結晶シリコン側壁部29を形成する。この多結晶シリコン側壁部29は、フローティングゲートFGの残りの部分を構成する。
【0037】
次の工程(図5(d)参照)では、ウエットエッチングにより絶縁膜25を除去した後、不純物としてリン(P)等を多結晶シリコン膜24G及び多結晶シリコン側壁部29に注入する。この不純物が注入された多結晶シリコン膜24G及び多結晶シリコン側壁部29は、合わさってフローティングゲートFGを構成する。
【0038】
次の工程(図6(a)参照)では、フローティングゲートFGを覆うように第2のゲート絶縁膜30Gとなるべき酸化膜30を例えば950℃以下の熱酸化法又はCVD法により20nm程度形成する。なお、この酸化膜30に代えて、酸化膜と窒化膜が交互に形成された構造をもつ積層膜を用いてもよい。
【0039】
次の工程(図6(b)参照)では、全面にコントロールゲート31Gとなるべき多結晶シリコン膜31を150nm程度形成し、この多結晶シリコン膜31に不純物としてリン(P)等を注入した後、フォトリソグラフィ技術を用いて最終的なフローティングゲートFGの形状に応じたレジストパターニング(レジスト32の塗布)を行う。なお、多結晶シリコン膜31に代えて、多結晶シリコン膜と金属もしくは金属反応層との積層構造を用いてもよい。
【0040】
次の工程(図6(c)参照)では、前の工程で塗布したレジスト32をマスクにして多結晶シリコン膜31、酸化膜30、多結晶シリコン側壁部(フローティングゲートFGの両端部)及び第1のゲート絶縁膜23Gをエッチングした後、レジスト32を剥離除去する。これによって、最終的なメモリセルの二重ゲート構造、すなわち、第1のゲート絶縁膜23Gの上に凹形状をなして形成されたフローティングゲートFGとその上に第2のゲート絶縁膜30Gを介して形成されたコントロールゲート31Gが積層された二重ゲート構造が完成する。
【0041】
最後の工程(図6(d)参照)では、CVD法により酸化膜32を200nm程度成長させ、更に層間絶縁膜33を形成した後、ソース領域28S、ドレイン領域28D及びコントロールゲート31Gにそれぞれ到達するコンタクトホールを形成し、各コンタクトホールを充填するように例えばアルミニウム(Al)の電極配線34S、34D及び34Gをそれぞれ形成して、第1実施形態が意図するフラッシュ・メモリのセル構造を完成する。
【0042】
以上説明したように第1実施形態によれば、フローティングゲートFG(多結晶シリコン膜24G及び多結晶シリコン側壁部29)の表面に多結晶シリコン側壁部29の形状に依存した段差が形成されているので、フローティングゲートFGとコントロールゲート31Gの対向面積は相対的に増大し、これによって両者間の静電容量(図2の静電容量C2)は増大する。また、フローティングゲートFGの両端部における多結晶シリコン側壁部29がソース領域28S及びドレイン領域28Dにそれぞれオーバーラップするよう設けられているので、この多結晶シリコン側壁部29の領域分だけフローティングゲートFGが各ソース/ドレイン領域とオーバーラップする部分の面積は増大し、これによって、フローティングゲートFGとドレイン領域の間の静電容量(図2の静電容量C3)も増大する。
【0043】
このように、各静電容量C2,C3の増大及びオーバーラップ部分の面積(図2のSで示す部分)の増大により、前述の式(1),(2)及び(3)から理解されるように、書き込み時においてはフローティングゲート電圧VFG(W) が上昇し、それによってフローティングゲートに注入される電子の量が多くなり(書き込み効率の向上)、書き込み時間が短縮されるという効果が得られ、他方、消去時においてはフローティングゲート電圧VFG(E) が上昇し、またF−Nトンネル電流IFNも増大し、それによってフローティングゲートからソース領域へ引き抜かれる電子の量が多くなり(消去効率の向上)、消去時間が短縮されるという効果が得られる。
【0044】
また、本実施形態に係るメモリセルの構成によれば、フローティングゲートFGの断面的な形状を凹形状とすることで、セルの面積を増やすことなく、フローティングゲートFGとコントロールゲート31Gの間の静電容量C2を大きくすることができる。言い換えると、同じ静電容量C2に対しては、メモリセルの面積を縮小することが可能となる。これは、フラッシュ・メモリ全体で見た場合に個々のメモリセルの集積度の向上に寄与する。
【0045】
さらに、各静電容量C2及びC3の増大により、同じコントロールゲート電圧VCG、ドレイン電圧VD 及びソース電圧VS に対して書き込み時及び消去時のフローティングゲート電圧VFG(W) ,VFG(E) を大きくすることができる。言い換えると、同じフローティングゲート電圧VFG(W) ,VFG(E) に対しては、メモリセルの各部にかかる電圧(VCG,VD ,VS )を低減することが可能となる。これは、フラッシュ・メモリ全体で見た場合にその消費電力の低減に寄与する。
【0046】
図7は本発明の第2実施形態に係るフラッシュ・メモリにおけるメモリセルの構成を断面図の形で概略的に示したものである。
【0047】
この第2実施形態に係るメモリセルの構成上の特徴は、フローティングゲートFGの一部分を構成する多結晶シリコン膜の側壁に形成されるべき多結晶シリコン側壁部(フローティングゲートFGの両端部において上方向に突出している部分)の頂上部分が丸められて形成されていることである。他の構成については、第1実施形態(図4参照)の場合と同じであるので、その説明は省略する。
【0048】
次に、第2実施形態に係るメモリセルを作製する方法について図8を参照しながら説明する。但し、第2実施形態のメモリセルの作製工程は、その一部の工程を除いて、第1実施形態の場合と実質上同じである。よって、記載の簡単化のため、第1実施形態の場合と異なる一部の工程についてのみ説明する。
【0049】
先ず、図8(a)に示す工程では、図5(a)〜図5(c)に示した工程と同様の工程を経た後、ウエットエッチングにより絶縁膜25(図5(c)参照)を除去する。この際、フローティングゲートFGの一部を構成する多結晶シリコン側壁部29の頂上部分は尖っているため、セルの動作時にこの尖っている部分に電界が集中することでその絶縁破壊が生じるおそれがある。
【0050】
次の工程(図8(b)参照)では、かかる不都合を解消するために、多結晶シリコン側壁部29の頂上部分を丸める処理を行っている。これは、多結晶シリコン膜24Gと共に多結晶シリコン側壁部29を例えば950℃以上で熱酸化すること(熱酸化膜40)で実現され得る。この多結晶シリコン側壁部29の頂上部分を丸めた後、その熱酸化膜40をエッチングにより除去し、更に不純物としてリン(P)等を多結晶シリコン膜24G及び多結晶シリコン側壁部29に注入する。第1実施形態と同様、不純物が注入された多結晶シリコン膜24G及び多結晶シリコン側壁部29は、合わさってフローティングゲートFGを構成する。
【0051】
次の工程(図8(c)参照)では、丸め処理が施された多結晶シリコン側壁部29及び多結晶シリコン膜24Gを覆うように第2のゲート絶縁膜30Gとなるべき酸化膜30を例えば950℃以下の熱酸化法又はCVD法により20nm程度形成する。この後の処理は、図6(b)〜図6(d)に示した工程と同様に行われる。
【0052】
このように第2実施形態によれば、上述した第1実施形態で得られる効果に加えて、フローティングゲートFGの尖っている部分(多結晶シリコン側壁部29の頂上部分)が丸められていることにより、当該部分に電界が集中するのを防いで絶縁破壊の発生を回避することができるという利点が得られる。
【0053】
図9は本発明の第3実施形態に係るフラッシュ・メモリにおけるメモリセルの構成を断面図の形で概略的に示したものである。
【0054】
この第3実施形態に係るメモリセルは、構成上は第1実施形態(図4参照)に係るメモリセルと殆ど同じであり、その特徴は、セル作製プロセスにおいてフローティングゲートFGの一部分を構成する多結晶シリコン膜の側壁に形成されるべき多結晶シリコン側壁部(フローティングゲートFGの両端部において上方向に突出している部分)の厚さを第1実施形態の場合と比べて厚く形成したことである。このプロセス上の差異により、図9に示されるようにその側壁部の頂上部分の「尖り」が、図4の場合と比べて緩やかに形成されている。
【0055】
次に、第3実施形態に係るメモリセルを作製する方法について図10を参照しながら説明する。但し、第3実施形態のメモリセルの作製工程は、その一部の工程を除いて、第1実施形態の場合と実質上同じである。よって、記載の簡単化のため、第1実施形態の場合と異なる一部の工程についてのみ説明する。
【0056】
先ず、図10(a)に示す工程では、図5(a)及び図5(b)に示した工程と同様の工程を経た後、全面に多結晶シリコン膜を第1実施形態の場合(150nm〜200nm)よりも厚めに(200nm以上)形成し、更に異方性のドライエッチングを施して多結晶シリコン膜24G及び絶縁膜25の側壁に多結晶シリコン側壁部29aを厚めに形成する。
【0057】
次の工程(図10(b)参照)では、ウエットエッチングにより絶縁膜25を除去した後、不純物としてリン(P)等を多結晶シリコン膜24G及び多結晶シリコン側壁部29aに注入する。第1実施形態と同様、不純物が注入された多結晶シリコン膜24G及び多結晶シリコン側壁部29aは、合わさってフローティングゲートFGを構成する。
【0058】
次の工程(図10(c)参照)では、先ず、フローティングゲートFGを覆うように第2のゲート絶縁膜30Gとなるべき酸化膜30を例えば950℃以下の熱酸化法又はCVD法により20nm程度形成し、次に、全面にコントロールゲート31Gとなるべき多結晶シリコン膜31を150nm程度形成し、この多結晶シリコン膜31に不純物としてリン(P)等を注入する。更に、フォトリソグラフィ技術を用いて最終的なフローティングゲートFGの形状に応じたレジストパターニング(レジスト32の塗布)を行う。この後の処理は、図6(c)及び図6(d)に示した工程と同様に行われる。
【0059】
このように第3実施形態によれば、上述した第1実施形態で得られる効果に加えて、多結晶シリコン側壁部29aが厚めに形成されていることにより、後の工程で多結晶シリコン膜31(コントロールゲート)のエッチング時に用いるマスクとしてのレジスト32とフローティングゲートFGとの位置合わせのマージンM1,M2(図10(c)参照)を十分に確保することができるという利点が得られる。
【0060】
この位置合わせのマージンが十分に確保されていると、マスクの位置が僅かにずれている場合でも、マスクに沿ってエッチングを行った時に多結晶シリコン膜31(コントロールゲート)、酸化膜30(第2のゲート絶縁膜)、多結晶シリコン側壁部29a(フローティングゲート)及び第1のゲート絶縁膜23Gの4つの部分がエッチングされ得るので、そのコントロールゲートがソース領域28S及びドレイン領域28Dから絶縁された正常なセル構造が形成される。
【0061】
しかし、もしマージンが十分に確保されていない(つまり、多結晶シリコン側壁部の厚さが小さ過ぎる)とすると、マスクの位置が僅かにずれた場合、マスクに沿ってエッチングを行った時に多結晶シリコン膜(コントロールゲート)の部分のみがエッチングされてしまう可能性があり、この場合、そのコントロールゲートがソース/ドレイン領域に直接接触してしまい、メモリトランジスタとして役に立たないセル構造が形成されてしまうといった不都合が生じる。第3実施形態は、かかる不都合に対処するよう意図したものである。
【0062】
上述した各実施形態では、半導体基板上でメモリセルが形成される部分の基板表面は平坦であるものとして説明したが、基板表面の形状はこれに限定されず、例えば段差部分等を有していてもよい。図11にその一例が示される。
【0063】
図11は本発明の第4実施形態に係るフラッシュ・メモリにおけるメモリセルの主要部の構成を断面図の形で概略的に示したものである。
【0064】
この第4実施形態に係るメモリセルの構成上の特徴は、図示のように、半導体基板21上でフローティングゲートFGが形成される部分に対応する領域においてゲート長方向に段差部分(図中、SPで示す波線で囲まれた部分)が形成されていることである。この段差部分SPは、好適には、ドレイン領域を構成する高濃度拡散層28Dの近傍に形成されている。また、27Dはドレイン領域28Dよりも低い不純物濃度を有する拡散層を示す。この拡散層27Dは、ドレイン領域を延在させる形で高濃度拡散層28Dに置き換えてもよいが、このためにチャネル長が短くなってパンチスルーが生じる可能性が高くなるので、好適には低濃度で形成することが望ましい。他の構成については、第1実施形態(図4参照)の場合と同じであるので、その説明は省略する。
【0065】
この第4実施形態に係るメモリセルの作製工程は、その一部の工程を除いて、第1実施形態の場合と実質上同じである。第1実施形態の場合と異なる一部の工程は、以下のように行われる。
【0066】
先ず、半導体基板21(p型シリコン基板)上に例えば熱酸化法により素子分離用の絶縁膜として酸化膜を400nm〜800nm程度形成した後、ドレイン領域側に段差部分SPを形成するためにフォトリソグラフィ技術を用いて半導体基板21のレジストパターニング(レジストの塗布)を行い、このレジストをマスクにして半導体基板21を部分的に50nm程度エッチングする。次いで、このレジストを残したまま、n型不純物である砒素(As)等を低濃度のドーズ量で注入して段差部分SPの側壁部及び底部に低濃度拡散層27Dを形成する。そして、上記レジストを除去する。この後、第1のゲート絶縁膜23Gを10nm程度形成し、以降、第1実施形態の場合と同じ工程を経て、第4実施形態が意図するフラッシュ・メモリのセル構造を完成する。
【0067】
第4実施形態に係るセル構造によれば、上述した第1実施形態で得られる効果に加えて、従来の水平方向のチャネルに垂直方向のチャネルが付加的に形成されることにより、ドレイン領域28DからフローティングゲートFGへの電子の注入を効果的に行うことができるという利点が得られる。つまり、垂直方向のチャネルが形成される時にコントロールゲートCGからのゲート電界は水平方向の電界を発生し、これによって電子の移動が加速され、フローティングゲートFGに注入される電子の量が多くなるからである。これは、書き込み効率の向上に大いに寄与する。
【0068】
なお、上述した各実施形態では、p型の半導体基板にn型の半導体領域(ソース/ドレイン領域)を形成した場合について説明したが、これは、それぞれ逆導電型にしてもよいことはもちろんである。この場合、使用される不純物の種類や濃度等をその導電型に応じて適宜選定する必要があることは、当業者にとって明らかであろう。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、フローティングゲートの表面に段差が形成されるようにその断面形状を工夫し、またフローティングゲートの一部分をソース/ドレイン領域とオーバーラップさせることにより、フローティングゲートとコントロールゲートの間の静電容量及びフローティングゲートとドレイン領域との間の静電容量を増大させて書き込み時及び消去時の各フローティングゲート電圧を大きくすることができ、またフローティングゲートとソース領域間のF−Nトンネル電流を増大することができるため、これによって書き込み効率及び消去効率を共に向上させることが可能となる。
【0070】
また、フローティングゲートの断面形状を工夫することで、セルの面積を増やすことなく各静電容量を大きくすることができるので、同じ静電容量に対してはセル面積を縮小することが可能となる。さらに、同じフローティングゲート電圧に対しては、各動作時のセルにかかる電圧を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術に係るフラッシュ・メモリにおけるメモリセルの作製工程を示す断面図である。
【図2】二重ゲート構造をもつメモリセルの概念的な構成図である。
【図3】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の原理を説明するための図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るフラッシュ・メモリにおけるメモリセルの構成を概略的に示す断面図である。
【図5】第1実施形態に係るメモリセルの作製工程を示す断面図(その1)である。
【図6】第1実施形態に係るメモリセルの作製工程を示す断面図(その2)である。
【図7】本発明の第2実施形態に係るフラッシュ・メモリにおけるメモリセルの構成を概略的に示す断面図である。
【図8】第2実施形態に係るメモリセルの作製工程の一部を示す断面図である。
【図9】本発明の第3実施形態に係るフラッシュ・メモリにおけるメモリセルの構成を概略的に示す断面図である。
【図10】第3実施形態に係るメモリセルの作製工程の一部を示す断面図である。
【図11】本発明の第4実施形態に係るフラッシュ・メモリにおけるメモリセルの主要部の構成を概略的に示す断面図である。
【符号の説明】
10…メモリセル
11…半導体基板
12…第1のゲート絶縁膜
13…第1の導電膜
14,15…半導体領域
16…導電体側壁部
17…第2のゲート絶縁膜
18…第2の導電膜
CG…コントロールゲート
FG…フローティングゲート
S1,S2…フローティングゲートと半導体領域がオーバーラップする部分
Claims (10)
- フローティングゲートとコントロールゲートが積層された二重ゲート構造をもつメモリセルを作製する工程を含む不揮発性半導体記憶装置の製造方法において、前記メモリセルを作製する工程が、
一導電型の半導体基板上に順次第1のゲート絶縁膜、第1の導電膜及び絶縁膜を形成する工程と、
前記第1の導電膜の側壁に対して前記半導体基板に自己整合的にそれぞれ該半導体基板と逆導電型の第1及び第2の半導体領域を形成する工程と、
前記第1の導電膜の側壁及び前記絶縁膜の側壁に導電体側壁部を形成する工程と、
前記絶縁膜を除去する工程と、
前記第1の導電膜及び前記導電体側壁部に不純物を注入して前記フローティングゲートを形成する工程と、
前記フローティングゲートを覆うように順次第2のゲート絶縁膜及び第2の導電膜を形成する工程と、
前記第2の導電膜に不純物を注入した後、該第2の導電膜上に最終的なフローティングゲートの形状に応じたマスクを形成する工程と、
前記マスクに沿って前記第2の導電膜、前記第2のゲート絶縁膜、前記導電体側壁部及び前記第1のゲート絶縁膜を除去して前記最終的なフローティングゲート及び前記コントロールゲートを形成する工程とを含むことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。 - 前記第1及び第2の半導体領域を形成する工程の前に、前記第1の半導体領域よりも低い不純物濃度を有する第3の半導体領域を前記第1の半導体領域の下部に形成する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
- 前記フローティングゲートを形成する工程の後に、前記導電体側壁部の頂上部分を丸める処理を行う工程を含むことを特徴とする請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
- 前記導電体側壁部の頂上部分を丸める処理は、前記導電体側壁部を所定温度で熱酸化することにより行われることを特徴とする請求項3に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
- 前記所定温度は950℃以上に設定されることを特徴とする請求項4に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
- 前記導電体側壁部を100nm〜300nmの範囲の厚さで形成することを特徴とする請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
- 前記導電体側壁部を200nm以上の厚さで形成することを特徴とする請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
- 前記第1の導電膜及び前記導電体側壁部をそれぞれ多結晶シリコン膜で形成し、前記第2の導電膜を多結晶シリコン膜で形成するか又は多結晶シリコン膜と金属もしくは金属反応層との積層構造で形成することを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
- 前記第1のゲート絶縁膜を酸化膜で形成し、前記第2のゲート絶縁膜を酸化膜で形成するか又は酸化膜と窒化膜を交互に形成してなる積層構造で形成することを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
- 前記第1のゲート絶縁膜を形成する工程の前に、前記半導体基板上で前記第1の導電膜が形成されるべき部分に対応する領域においてゲート長方向に段差部分を形成する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
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