[go: up one dir, main page]

JP3475814B2 - 収納装置 - Google Patents

収納装置

Info

Publication number
JP3475814B2
JP3475814B2 JP31383598A JP31383598A JP3475814B2 JP 3475814 B2 JP3475814 B2 JP 3475814B2 JP 31383598 A JP31383598 A JP 31383598A JP 31383598 A JP31383598 A JP 31383598A JP 3475814 B2 JP3475814 B2 JP 3475814B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage tray
opening
guide rails
outside
storage device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31383598A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000142252A (ja
Inventor
俊雄 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
Original Assignee
Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp filed Critical Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
Priority to JP31383598A priority Critical patent/JP3475814B2/ja
Publication of JP2000142252A publication Critical patent/JP2000142252A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3475814B2 publication Critical patent/JP3475814B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納トレーを車室
内側もしくは車室外側に移動させて前記収納トレー内の
物品を車室内及び車室外の両方から取り出せるように構
成した収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の小型トラックの主要な用途の一つ
に、ルート配送が挙げられる。このルート配送では、配
送、集荷作業で非常に多くの荷物を取り扱うことにな
る。よって、伝票の煩雑化による紛失の恐れ、伝票の持
ち出し、または伝票への記入等のために作業員の乗降の
回数が多大となり、ドアの開閉が困難な狭路においては
作業効率が悪化する等の問題点が存在する。
【0003】一方、収納トレーを車室内側もしくは車室
外側に移動させて前記収納トレー内の物品を車室内及び
車室外の両方から取り出せるように構成した収納装置
は、実開平2−42852号公報により知られている。
【0004】よって、この従来技術を前記小型トラック
に適用すると、ドアの開閉を行うことがないので、他
車、歩行者等との接触の恐れがなく伝票を車室内及び車
室外の両方から取り出すことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術は、断面扇状に形成され、扇の要部分を中心に左
右動可能な箱型回転容器を有し、該回転容器を左方に回
動させて車室外側から、また、右方に回動させて車室内
側から収納された物品を取りだし可能に構成されてい
る。
【0006】よって、伝票を車室内及び車室外の両方か
ら取り出すことができたとしても、なお、ペンを用いた
伝票の記入動作はワーキングテーブルとして利用できる
何かを用いなけらばならない。従来はトラックの外側パ
ネル面もしくは作業車の膝等を用いていたが、作業性が
悪く何らかの改善が望まれていた。
【0007】上述の事情に鑑み、本発明は、ワーキング
テーブルとしても利用可能な収納トレーを備えた収納装
置を提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに請求項1に記載されている発明を提案する。本発明
の特徴は、収納トレーを車室内側から外側パネル裏面部
近傍に達する左右一対の案内レールに沿って摺動可能に
配置するとともに、外側パネル側に前記収納トレーが貫
通する開口部を設け、該開口部から前記収納トレーを車
室外に引き出し可能に構成した。
【0009】ここにおいて、収納トレーとは、伝票をト
レーの底に広げて載置した際に、トレーの縁に起立する
4辺を囲繞する壁がペンを用いて伝票に記入する行為の
邪魔にならない高さであればよい。また、伝票において
も、例えば、A5以下もしくはA5より大きいもの等各
種のサイズがあるが、他は折り畳まれても記入される部
分が広げて載置できればよいという条件を満たすトレー
を意味する。
【0010】よって、本発明は、前記収納トレーをワー
キングテーブルとして利用できるので、作業者の負担を
軽減して作業を迅速に処理でき、ルート配送において、
交通渋滞を緩和することができる。
【0011】また、前記収納トレーを摺動可能に支持す
る左右一対の案内レールを包囲する保護枠を配置し、前
記開口部を車外側から開閉可能に配置された蓋体が閉成
状態において、蓋体裏面と保護枠の開放端との間に介在
する弾性部材とにより、液密に構成することも本発明の
有効な手段である。
【0012】また、グローブボックスの開閉扉を開成す
ることにより収納トレーの前記蓋体と反対側が車室内に
おいて引き出し可能に構成することも本発明の有効な手
段でである。前記収納トレーを車室内においてもワーキ
ングテーブルとして利用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施の
形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施の形態に
記載される構成部品の寸法、材質、形状、その相対位置
などは特に特定的な記載が無い限り、この発明の範囲を
それのみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎな
い。
【0014】図1は、本発明の実施の形態に係る収納装
置の構成図、図2は、収納装置の平面概略図、図3は、
収納トレー引き出し口部分の斜視図、図4は、車室側か
ら視たグローブボックス部分の斜視図である。図1にお
いて、車室16の前方にはダッシュボード3が延在して
いる。
【0015】前記ダッシュボード3後部には車室16側
の乗員席前方にヒンジ部11aを回動中心として開閉可
能な開閉扉11を配したグローブボックス10が形成さ
れている。該グローブボックス10の下には収納トレー
9を囲繞して(図3)車両前後方向に摺動可能に配置す
る支持枠14が図示しない方法でダッシュボード3に固
着配設され、該支持枠14の上面14cはグローブボッ
クス10の底面を形成している(図4)。
【0016】ダッシュボード3の前面側には、前記支持
枠14の先端部を車両前方に貫通配置する開口部3bが
開設され、該開口部3bの周囲にはダッシュボード3外
部から汚物の浸入を遮断する保護枠4(図3)が固着さ
れている。保護枠4の前面4bには、図3に示すように
ゴムもしくは軟質合成樹脂で成型された弾性部材6が貼
着されている。
【0017】図3に示すように、フロントパネル7は表
面7dより低い凹部7aが形成され、該凹部7aには開
口部7bが開設されている。前記凹部7aの周縁部分の
裏面が保護枠4の前面4bに当接して、ダッシュボード
3の前面と保護枠4の前面を覆うようにフロントパネル
7が被着することにより、図1に示すごとく車両の前部
を構成する。
【0018】フロントパネル7の凹部7aには、上方に
鍵孔7cが開設され、下方に設けたヒンジ部15により
開閉可能な蓋体5が配置され、該蓋体5には前記鍵孔7
cに挿入される鍵5aが設けられ(図3)、該鍵5aが
前記鍵孔7cによりロックされた蓋体5の閉成時には蓋
体5の裏面が弾性部材6に押圧され、弾性部材6と蓋体
5の裏面との間に液密状態が形成される。よって、弾性
部材6と保護枠4とにより液体及び汚物が支持枠14内
に浸入するのを防止することができる。
【0019】次に、支持枠14と収納トレー9との関係
を説明する。図3に示すように、収納トレー9の底面9
dの広さは、伝票の記入される部分を広げて載置できる
ように、例えば、A4サイズに、縦方向に摺動可能に構
成され、また、底面9dの4辺の縁に起立する壁9eは
例えば5cm程度に設定されている。そして、前記壁9
eの外側面にはリブ9a,9aが突設されている。収納
トレー9の両サイドに設けられたリブ9a,9aに対向
する支持枠14の内側側面14d、14dには、それぞ
れ前記収納トレー9のリブ9a、9aを摺動可能に保持
するガイドレール13、13が配設されている。
【0020】尚、前記平型状収納トレーのサイズは例示
したものであり、前記壁9eの高さはペンを用いて伝票
に記入する行為の邪魔にならない高さであり、底面9d
の広さは、伝票においても、例えば、A5以下もしくは
A5より大きいもの等各種のサイズがあるが、記入され
る部分が広げて載置でき、ペンによる記入ができればよ
いことは勿論のことである。
【0021】グローブボックス10の底面を形成する面
14cには、空所14a,14bが形成され、該空所1
4a,14bはほぼ手のひらが水平状態で入るような横
幅を有し、縦幅は図2に示すように収納トレー9が支持
枠14内に位置している状態で、収納トレー9の前壁9
fもしくは後壁9gに前記4指を掛けて手前に引き出し
可能な、すなわち、4指が挿入可能な開口面積を有して
いる。よって、前記した保護枠4と支持枠14の上面1
4cとの間隔も手のひらが挿入可能な空所となるように
保護枠4が配置されることが必要である。
【0022】次に、このように構成された本実施の形態
の動作を説明する。図1において、鍵5a(図3)を回
動して蓋体5とフロントパネル7との係合を外して、蓋
体5を半時計回りに仮想線5′の位置まで回動すること
により、図3に示すように収納トレー9が現れる。保護
枠4の開口部4a内の保護枠と支持枠4の上面4cとの
間に手の4指を挿入する。
【0023】図2に示すように手のひらを前壁9fの内
側に掛けて左方に引くと、図3に示すように収納トレー
9が車両外前方に引き出される。適宜の位置に引き出さ
れた状態で、収納トレー9内に入れてあった伝票を取り
だすことができ、また収納トレーの底面に伝票を載置し
て収納トレー9の底面9dをワーキングデスクとして用
いてペン記入を行うことができる。
【0024】尚、本実施の形態においては、保護枠4の
前面4bにゴムもしくは軟質合成樹脂で成型された弾性
部材6が貼着されているが、この弾性部材6は蓋体5の
裏面側に貼着されていてもよいことは勿論である。
【0025】以上詳述したように、本実施の形態は、ド
アの開閉を行うことがなく伝票を車室内及び車室外の両
方から取り出すことができるので、他車、歩行者等との
接触の恐れがないことに加えて、収納トレー底面をワー
キングテーブルとして利用できるので、トラックの外側
パネル面もしくは作業車の膝等を用いる必要がなく、ペ
ンを用いた伝票の記入動作の作業性を向上することがで
きるとともに、作業者の負担を軽減して作業を迅速に処
理できるので、ルート配送において、交通渋滞を緩和す
ることができる。
【0026】また、図4に示すように車室内において、
グローブボックス10の開閉扉11を開成し、手のひら
を後壁9gの内側に掛けて手前に引くと、図4に示すよ
うに収納トレー9が車室内に引き出される。適宜の位置
に引き出された状態で、収納トレー9内に入れてあった
伝票を取りだすことができ、また収納トレーの底面に伝
票を載置してペン記入を行うことができる。よって、車
室内においてもワーキングテーブルとして利用すること
ができる。
【0027】
【発明の効果】以上記載したごとく、本発明は、ドアの
開閉を行うことがなく伝票を車室内及び車室外の両方か
ら取り出すことができるとともに、収納トレー底面をワ
ーキングテーブルとして利用できるので、ペンを用いた
伝票の記入動作の作業性を向上することができ、作業者
の負担を軽減して作業を迅速に処理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る収納装置の構成図で
ある。
【図2】収納装置の平面概略図である。
【図3】収納トレー引き出し口部分の斜視図である。
【図4】車室側から視たグローブボックス部分の斜視図
である。
【符号の説明】
3 ダッシュボード 4 保護枠 4a 開口部(開放端) 5 蓋体 6 弾性部材 7 フロントパネル(外側パネル) 9 収納トレー 10 グローブボックス 11 開閉扉 13 ガイドレール(案内レール) 16 車室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 7/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納トレーを車室内側もしくは車室外側
    に移動させて前記収納トレー内の物品を車室内及び車室
    外の両方から取り出せるように構成した収納装置におい
    て、 車室内側から外側パネル裏面部近傍に達する左右一対の
    案内レールと、 該案内レールに沿って摺動可能な収納トレーと、 前記一対の案内レールと対向して前記外側パネル側に開
    設された前記収納トレーが貫通する開口部と、 該開口部を外側から開閉可能に配置された蓋体とを備え
    たことを特徴とする収納装置。
  2. 【請求項2】 前記左右一対の案内レールを囲繞して、
    一端から他端に向かって前記収納トレーが貫通可能な開
    放端が形成されるとともに、前記一端の開放端がダッシ
    ュボードに固着され、前記他端の開放端が前記外側パネ
    ル側に開口して配置された保護枠と、 前記蓋体が閉成状態において、前記蓋体裏面と前記保護
    枠の開放端との間に介在する弾性部材とを備えたことを
    特徴とする請求項1記載の収納装置。
  3. 【請求項3】 前記収納トレーの前記蓋体と反対側がグ
    ローブボックスの開閉扉に覆われ、該開閉扉を開放する
    ことにより前記蓋体と反対側から前記収納トレーを引き
    出し可能に構成したことを特徴とする請求項1または2
    記載の収納装置。
JP31383598A 1998-11-05 1998-11-05 収納装置 Expired - Fee Related JP3475814B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31383598A JP3475814B2 (ja) 1998-11-05 1998-11-05 収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31383598A JP3475814B2 (ja) 1998-11-05 1998-11-05 収納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000142252A JP2000142252A (ja) 2000-05-23
JP3475814B2 true JP3475814B2 (ja) 2003-12-10

Family

ID=18046091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31383598A Expired - Fee Related JP3475814B2 (ja) 1998-11-05 1998-11-05 収納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3475814B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9862327B2 (en) * 2016-03-16 2018-01-09 Ford Global Technologies Llc Multi-purpose storage compartment
GB2559191B (en) * 2017-01-31 2021-07-28 Campers Scotland Ltd Vehicle system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000142252A (ja) 2000-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5197775A (en) Glove compartment
US7090266B1 (en) Ding-stopper
US9908475B2 (en) Securement system for a storage area of a vehicle
CN106985756A (zh) 用于商用车辆的、尤其用于载货车的杂物箱结构
US20170144614A1 (en) Vehicle rear surface protector
CN207141212U (zh) 工作台装置和卡车货厢
DE4432369A1 (de) Zusammenklappbarer Korb für Pkw-Kofferräume und Lkw-Ladeflächen eingepaßt in die Auflagefläche des Wagens
US20020000456A1 (en) Arrangement for transporting objects in a motor vehicle
JP3475814B2 (ja) 収納装置
US1490538A (en) Utility receptacle and armrest
JP3596352B2 (ja) 自動車用スライドドアのポケット構造
JPH07112643A (ja) グローブボックス構造
US11305700B2 (en) Upper room system for utility vehicles
JPH066106U (ja) 自動車の荷物収納装置
JPH06962U (ja) グローブボックス
JPH0752763Y2 (ja) グローブボックス
JP3113783B2 (ja) 開閉蓋付容器
JP2000355249A (ja) 自動車用ドアのポケット構造
JP3302199B2 (ja) 自動車のコンソールボックス
JPH10181454A (ja) 自動車ドアの小物入れ構造
JP3016265U (ja) 自動車取り付け用ケース
JP2002087169A (ja) 自動車用収納ボックス構造
KR0133908Y1 (ko) 버스용 적재함 도어구조
US20030047577A1 (en) General-purpose bag to be used in a motor vehicle
JPH0345872Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030826

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371