JP3460649B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JP3460649B2 JP3460649B2 JP32923399A JP32923399A JP3460649B2 JP 3460649 B2 JP3460649 B2 JP 3460649B2 JP 32923399 A JP32923399 A JP 32923399A JP 32923399 A JP32923399 A JP 32923399A JP 3460649 B2 JP3460649 B2 JP 3460649B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関し、特に絶縁体層上に形成された半導
体シリコン単結晶層を備えるSOI(Silicon on Insul
ator)基板を使用し、この半導体シリコン単結晶層上に
設けられたLOCOS(Local Oxidationof Silicon)
素子分離領域によって囲まれた素子形成領域に形成され
たMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Ef
fect Transistor)を備える半導体装置およびその製造
方法に関する。
その製造方法に関し、特に絶縁体層上に形成された半導
体シリコン単結晶層を備えるSOI(Silicon on Insul
ator)基板を使用し、この半導体シリコン単結晶層上に
設けられたLOCOS(Local Oxidationof Silicon)
素子分離領域によって囲まれた素子形成領域に形成され
たMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Ef
fect Transistor)を備える半導体装置およびその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】SOI基板に作製したMOSFETは、
通常のシリコン単結晶バルクウェーハに作製したものと
比べて、MOSトランジスタのソース、ドレイン部の接
合面積が低減できる、完全素子分離可能である、埋め込
み酸化膜容量とチャネル空乏層容量との直列接続により
実質的な空乏層容量を低減できる、という特性を持つ。
従って、高速動作、低消費電力動作が実現できる。SO
I−MOSFETの優位性は、例えば、Microelectron
Reliab.Vol.37,No.9,p1341-p1351,1997や応用物理第6
3巻第11号1080頁−1092頁,1994に詳し
い。
通常のシリコン単結晶バルクウェーハに作製したものと
比べて、MOSトランジスタのソース、ドレイン部の接
合面積が低減できる、完全素子分離可能である、埋め込
み酸化膜容量とチャネル空乏層容量との直列接続により
実質的な空乏層容量を低減できる、という特性を持つ。
従って、高速動作、低消費電力動作が実現できる。SO
I−MOSFETの優位性は、例えば、Microelectron
Reliab.Vol.37,No.9,p1341-p1351,1997や応用物理第6
3巻第11号1080頁−1092頁,1994に詳し
い。
【0003】SOI−MOSFET作製工程の中で、素
子分離工程では、そのプロセスの簡略さから、LOCO
S法が一般的によく使用される。しかし、LOCOS法
を使用した場合、しばしば、LOCOSエッジ端に形成
される寄生トランジスタの影響で、MOSFETのId
−Vg特性にハンプが現れることが問題とされる。図3
にLOCOSエッジ端に形成される寄生トランジスタの
断面模式図を示す。寄生トランジスタ部31は、SOI
層16の膜厚がメイントランジスタ部30のSOI層1
6膜厚より薄いため、寄生トランジスタ31のしきい値
電圧はメイントランジスタ部30より低くなる。従っ
て、図4に示すように、MOSFETのId−Vg特性
で、低電圧領域でハンプが生じる。このハンプを抑制す
るため、LOCOSエッジ部直下の基板に、或いは基板
全面に高濃度不純物を形成する方法が提案されている
(特開平8−181316参照)。
子分離工程では、そのプロセスの簡略さから、LOCO
S法が一般的によく使用される。しかし、LOCOS法
を使用した場合、しばしば、LOCOSエッジ端に形成
される寄生トランジスタの影響で、MOSFETのId
−Vg特性にハンプが現れることが問題とされる。図3
にLOCOSエッジ端に形成される寄生トランジスタの
断面模式図を示す。寄生トランジスタ部31は、SOI
層16の膜厚がメイントランジスタ部30のSOI層1
6膜厚より薄いため、寄生トランジスタ31のしきい値
電圧はメイントランジスタ部30より低くなる。従っ
て、図4に示すように、MOSFETのId−Vg特性
で、低電圧領域でハンプが生じる。このハンプを抑制す
るため、LOCOSエッジ部直下の基板に、或いは基板
全面に高濃度不純物を形成する方法が提案されている
(特開平8−181316参照)。
【0004】しかし、このような方法では、高濃度不純
物をイオン注入によって形成する工程が余分に必要とな
る。また、ソース、ドレイン領域の不純物濃度に匹敵す
る高濃度注入であるから、注入による欠陥回復のための
アニールも必要になる。つまり、この従来の方法には、
このようにイオン注入やアニールという新たな工程を追
加しなくてはならないという欠点があった。
物をイオン注入によって形成する工程が余分に必要とな
る。また、ソース、ドレイン領域の不純物濃度に匹敵す
る高濃度注入であるから、注入による欠陥回復のための
アニールも必要になる。つまり、この従来の方法には、
このようにイオン注入やアニールという新たな工程を追
加しなくてはならないという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は、従来のLOCOS素子分離を用いたMOSFE
Tで問題とされる寄生トランジスタによるハンプ電流の
発生を、新たな工程を追加することなく抑制することに
ある。
目的は、従来のLOCOS素子分離を用いたMOSFE
Tで問題とされる寄生トランジスタによるハンプ電流の
発生を、新たな工程を追加することなく抑制することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、半導体
層を備える基板の前記半導体層上に選択的に耐酸化膜を
設けた状態で、前記半導体層を炉内で選択的に酸化して
素子分離領域を形成する工程と、その後、前記炉内にお
いて、酸化雰囲気中で前記基板温度を降温する工程と、
その後、前記基板を前記炉から取り出す工程と、前記素
子分離領域に囲まれた領域である素子形成領域に、前記
素子形成領域から前記素子分離領域上に延在するゲート
電極を備えるpチャネル型電界効果トランジスタを形成
する工程と、を備えることを特徴とする半導体装置の製
造方法が提供される。
層を備える基板の前記半導体層上に選択的に耐酸化膜を
設けた状態で、前記半導体層を炉内で選択的に酸化して
素子分離領域を形成する工程と、その後、前記炉内にお
いて、酸化雰囲気中で前記基板温度を降温する工程と、
その後、前記基板を前記炉から取り出す工程と、前記素
子分離領域に囲まれた領域である素子形成領域に、前記
素子形成領域から前記素子分離領域上に延在するゲート
電極を備えるpチャネル型電界効果トランジスタを形成
する工程と、を備えることを特徴とする半導体装置の製
造方法が提供される。
【0007】好ましくは、前記素子分離領域を形成した
後、前記炉内において前記酸化雰囲気中で前記基板温度
を800℃以下にまで降温し、その後前記基板を前記炉
から取り出す。
後、前記炉内において前記酸化雰囲気中で前記基板温度
を800℃以下にまで降温し、その後前記基板を前記炉
から取り出す。
【0008】さらに好ましくは、酸化雰囲気中で前記基
板を前記炉から取り出す。
板を前記炉から取り出す。
【0009】また、本発明によれば、半導体層を備える
基板の前記半導体層上に選択的に耐酸化膜を設けた状態
で、前記半導体層を選択的に酸化して素子分離領域を形
成する工程と、その後、酸化雰囲気中で前記基板を前記
素子分離領域を形成した温度より低い温度で熱処理する
工程と、前記素子分離領域に囲まれた領域である素子形
成領域に、前記素子形成領域から前記素子分離領域上に
延在するゲート電極を備えるpチャネル型電界効果トラ
ンジスタを形成する工程と、を備えることを特徴とする
半導体装置の製造方法が提供される。
基板の前記半導体層上に選択的に耐酸化膜を設けた状態
で、前記半導体層を選択的に酸化して素子分離領域を形
成する工程と、その後、酸化雰囲気中で前記基板を前記
素子分離領域を形成した温度より低い温度で熱処理する
工程と、前記素子分離領域に囲まれた領域である素子形
成領域に、前記素子形成領域から前記素子分離領域上に
延在するゲート電極を備えるpチャネル型電界効果トラ
ンジスタを形成する工程と、を備えることを特徴とする
半導体装置の製造方法が提供される。
【0010】好ましくは、前記酸化雰囲気中で前記基板
を前記素子分離領域を形成した温度より低い温度で熱処
理する工程が、前記素子分離領域を形成した後、前記酸
化雰囲気中で前記基板温度を前記素子分離領域を形成し
た温度から800℃以下の温度にまで降温する工程であ
る。
を前記素子分離領域を形成した温度より低い温度で熱処
理する工程が、前記素子分離領域を形成した後、前記酸
化雰囲気中で前記基板温度を前記素子分離領域を形成し
た温度から800℃以下の温度にまで降温する工程であ
る。
【0011】また、好ましくは、前記半導体層が絶縁体
層上に形成されている。
層上に形成されている。
【0012】前記酸化雰囲気は、好ましくは、WET酸
化雰囲気、酸素100%雰囲気または酸素を不活性ガス
で希釈した雰囲気である。
化雰囲気、酸素100%雰囲気または酸素を不活性ガス
で希釈した雰囲気である。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は、本発明者が鋭意研究の
結果、次のことを見出したことに基づくものである。
結果、次のことを見出したことに基づくものである。
【0017】すなわち、LOCOS素子分離領域と半導
体シリコン単結晶層との間のSi/SiO2界面に存在
する固定電荷に注目し、その固定電荷量を制御すればI
d−Vg曲線のハンプを抑えられるのではと考えた。
体シリコン単結晶層との間のSi/SiO2界面に存在
する固定電荷に注目し、その固定電荷量を制御すればI
d−Vg曲線のハンプを抑えられるのではと考えた。
【0018】図3を参照して説明したように、ハンプ電
流は、メイントランジスタ30と寄生トランジスタ31
のしきい値が異なり、双方のIV特性が重ね合わされた
結果、メイントランジスタ30に電流が流れる前に、し
きい値電圧の低い寄生トランジスタ31に電流が流れて
しまうことが原因となって発生する。LOCOSエッジ
部の寄生トランジスタ31はSOI層16の膜厚が薄
く、一般に完全空乏型トランジスタとして動作するた
め、しきい値電圧はメイントランジスタ30より低くな
る。従って、寄生トランジスタ31のしきい値を上昇さ
せることがハンプ電流発生を抑制する有効な手段であ
る。
流は、メイントランジスタ30と寄生トランジスタ31
のしきい値が異なり、双方のIV特性が重ね合わされた
結果、メイントランジスタ30に電流が流れる前に、し
きい値電圧の低い寄生トランジスタ31に電流が流れて
しまうことが原因となって発生する。LOCOSエッジ
部の寄生トランジスタ31はSOI層16の膜厚が薄
く、一般に完全空乏型トランジスタとして動作するた
め、しきい値電圧はメイントランジスタ30より低くな
る。従って、寄生トランジスタ31のしきい値を上昇さ
せることがハンプ電流発生を抑制する有効な手段であ
る。
【0019】LOCOS素子分離を用いたSOI−MO
SFETの、特にpチャンネルトランジスタにおいて、
図1に示すように、寄生トランジスタ領域31のLOC
OSエッジ端19に固定電荷20を形成することによ
り、しきい値電圧を上昇させることができる。
SFETの、特にpチャンネルトランジスタにおいて、
図1に示すように、寄生トランジスタ領域31のLOC
OSエッジ端19に固定電荷20を形成することによ
り、しきい値電圧を上昇させることができる。
【0020】固定電荷は正電荷を持っており、寄生トラ
ンジスタのチャンネル部のキャリア濃度を、埋め込みチ
ャンネル型の場合は下げる方向に、表面チャネル型の場
合は上げる方向に働く。従って、どちらのタイプのトラ
ンジスタの場合でも、寄生トランジスタのしきい値を上
昇させることができる。
ンジスタのチャンネル部のキャリア濃度を、埋め込みチ
ャンネル型の場合は下げる方向に、表面チャネル型の場
合は上げる方向に働く。従って、どちらのタイプのトラ
ンジスタの場合でも、寄生トランジスタのしきい値を上
昇させることができる。
【0021】なお、固定電荷は、LOCOS酸化で形成
される酸化膜をゲート酸化膜としたキャパシタ、フィー
ルドトランジスタのCV特性を測定すればわかる。固定
電荷の量はCV測定から求まるフラットバンド電圧の大
小でわかる。
される酸化膜をゲート酸化膜としたキャパシタ、フィー
ルドトランジスタのCV特性を測定すればわかる。固定
電荷の量はCV測定から求まるフラットバンド電圧の大
小でわかる。
【0022】そして、本発明者は、固定電荷を生じせし
めているSi/SiO2界面の構造欠陥は、LOCOS
酸化処理後の酸化炉内での処理条件や酸化炉からの取り
出し条件に依存することを見出し、これらの条件を制御
することで、構造欠陥を導入して固定電荷を増加させ、
結果としてハンプを減少させることが達成できた。
めているSi/SiO2界面の構造欠陥は、LOCOS
酸化処理後の酸化炉内での処理条件や酸化炉からの取り
出し条件に依存することを見出し、これらの条件を制御
することで、構造欠陥を導入して固定電荷を増加させ、
結果としてハンプを減少させることが達成できた。
【0023】すなわち、LOCOS酸化処理後、酸化雰
囲気中で半導体ウェーハをLOCOS素子分離領域を形
成した温度より低い温度で熱処理することで、固定電荷
を増加させられるが、好ましくは、LOCOS素子分離
領域を形成した後、酸化雰囲気中で半導体ウェーハの温
度をLOCOS素子分離領域を形成した温度から800
℃以下の温度にまで降温し、その後半導体ウェーハを炉
から取り出す。そして、さらに、好ましくは、半導体ウ
ェーハを炉から取り出す雰囲気も酸化雰囲気とする。
囲気中で半導体ウェーハをLOCOS素子分離領域を形
成した温度より低い温度で熱処理することで、固定電荷
を増加させられるが、好ましくは、LOCOS素子分離
領域を形成した後、酸化雰囲気中で半導体ウェーハの温
度をLOCOS素子分離領域を形成した温度から800
℃以下の温度にまで降温し、その後半導体ウェーハを炉
から取り出す。そして、さらに、好ましくは、半導体ウ
ェーハを炉から取り出す雰囲気も酸化雰囲気とする。
【0024】具体的には、例えば、wet酸化によって
LOCOS酸化を行った後、酸素100%(または不活
性ガスで希釈した酸化雰囲気)に切り替え、800℃以
下に降温し、酸化炉から取り出すことが好ましい。
LOCOS酸化を行った後、酸素100%(または不活
性ガスで希釈した酸化雰囲気)に切り替え、800℃以
下に降温し、酸化炉から取り出すことが好ましい。
【0025】さらに、具体的には、好ましくは、800
℃、酸素100%の炉(炉の中が100%酸素で満たさ
れた炉)にウェーハを投入し、所定のwet酸化温度
(好ましくは、1000℃から1150℃)まで昇温
し、酸素1.3×10−4m3/s、水素2.0×10
−4m3/s、流し、所定の時間(好ましくは、1〜2
時間)酸化する。その後、酸素100%雰囲気3.3×
10−4m3/s、希釈酸素雰囲気(O23.3×10
−5m3/s、N23.0×10−4m3/s)、we
t酸化雰囲気のいずれかで800℃まで降温し、ウェー
ハを取り出す。
℃、酸素100%の炉(炉の中が100%酸素で満たさ
れた炉)にウェーハを投入し、所定のwet酸化温度
(好ましくは、1000℃から1150℃)まで昇温
し、酸素1.3×10−4m3/s、水素2.0×10
−4m3/s、流し、所定の時間(好ましくは、1〜2
時間)酸化する。その後、酸素100%雰囲気3.3×
10−4m3/s、希釈酸素雰囲気(O23.3×10
−5m3/s、N23.0×10−4m3/s)、we
t酸化雰囲気のいずれかで800℃まで降温し、ウェー
ハを取り出す。
【0026】本発明の製造方法によれば、表面の面方位
が(100)である半導体シリコン単結晶層であって絶
縁体層上に形成された半導体シリコン単結晶層を備える
基板の半導体シリコン単結晶層上にLOCOS素子分離
領域が形成され、LOCOS素子分離領域に囲まれた領
域である素子形成領域に、素子形成領域から素子分離領
域上に延在するゲート電極を備えるpチャネルMOS型
電界効果トランジスタが形成された半導体装置におい
て、LOCOS素子分離領域のエッジ部と半導体シリコ
ン単結晶層との界面近傍に形成された固定表面準位電荷
密度が1.0×1011cm−2以上とすることがで
き、Id−Vg曲線のハンプを抑えられる。
が(100)である半導体シリコン単結晶層であって絶
縁体層上に形成された半導体シリコン単結晶層を備える
基板の半導体シリコン単結晶層上にLOCOS素子分離
領域が形成され、LOCOS素子分離領域に囲まれた領
域である素子形成領域に、素子形成領域から素子分離領
域上に延在するゲート電極を備えるpチャネルMOS型
電界効果トランジスタが形成された半導体装置におい
て、LOCOS素子分離領域のエッジ部と半導体シリコ
ン単結晶層との界面近傍に形成された固定表面準位電荷
密度が1.0×1011cm−2以上とすることがで
き、Id−Vg曲線のハンプを抑えられる。
【0027】
【実施例】次に、図2を参照して、本発明の一実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0028】まず、シリコン支持基板10上に、埋め込
み酸化膜11が形成され、その上に単結晶シリコン層
(SOI層)16が形成されたSOIウェーハ(図2
(A)参照)を用意する。
み酸化膜11が形成され、その上に単結晶シリコン層
(SOI層)16が形成されたSOIウェーハ(図2
(A)参照)を用意する。
【0029】その後、パッド酸化膜13を、例えば、D
RY酸化950℃で20nm形成する。その後、パッド
酸化膜13上に、CVD法によりSiN14を150n
m形成する。フォトリソグラフィー工程により所定のマ
スクパターン(図示せず)をSiN14上に形成し、そ
のパターニングされたレジストマスクパターン(図示せ
ず)をマスクに、エッチングガスにCF4、あるいはC
H2F2、あるいはCH3Fを用いた反応性ドライエッ
チングにより、SiN14をエッチングする(図2
(B)参照)。
RY酸化950℃で20nm形成する。その後、パッド
酸化膜13上に、CVD法によりSiN14を150n
m形成する。フォトリソグラフィー工程により所定のマ
スクパターン(図示せず)をSiN14上に形成し、そ
のパターニングされたレジストマスクパターン(図示せ
ず)をマスクに、エッチングガスにCF4、あるいはC
H2F2、あるいはCH3Fを用いた反応性ドライエッ
チングにより、SiN14をエッチングする(図2
(B)参照)。
【0030】その後、パターニングされたSiN14を
マスクにして、LOCOS酸化を、例えばwet酸化1
000℃で行い、LOCOS素子分離領域15を400
nm形成する。この時、従来のLOCOS酸化方法は、
酸化膜とシリコン界面の酸化膜側に存在する正電荷を持
つ固定電荷を低減するため、酸化終了後に不活性ガスで
アニールし、不活性ガス雰囲気でウェーハを酸化炉から
取り出す。不活性ガス雰囲気でのアニールの固定電荷の
低減効果は一般に良く知られている(半導体シリコン結
晶工学 p194−p196, 1993)。しかし、
本発明では、固定電荷を積極的に利用するため、その不
活性ガスアニールは行わない。wet酸化終了後、ウェ
ーハを酸化炉から取り出すまで酸素雰囲気で熱処理を行
う。このような酸素雰囲気で熱処理を行いウェーハを取
り出すことは、酸化膜とシリコン界面を低温で酸化する
こととなり、固定電荷20が増加することになる(図2
(C)参照)。1000℃でwet酸化が終了した後、
酸素100%に切り替え、800℃まで酸化炉を降温
し、ウェーハを酸化炉から取り出す。あるいは、wet
酸化雰囲気のまま、800℃まで降温し、ウェーハを取
り出しても良い。あるいは、酸素100%ではなく、不
活性ガスで希釈した酸化雰囲気でも固定電荷増大に効果
がある。 その後、パッド酸化膜13をHFにて除去し
た後、プリゲート酸化膜(図示せず)を、例えば、DR
Y酸化900℃で20nm形成する。その後トランジス
タの反転しきい値電圧を調整するためB+のイオン注入
を、例えば、30keV le12cm−2の条件で行
う。その後、プリゲート酸化膜(図示せず)をHFにて
除去した後、ゲート酸化膜17を、例えば、wet酸化
750℃で8nm形成する。その後、電極となるポリシ
リコン18をCVD法で、例えば300nm形成する
(図2(D)参照)。
マスクにして、LOCOS酸化を、例えばwet酸化1
000℃で行い、LOCOS素子分離領域15を400
nm形成する。この時、従来のLOCOS酸化方法は、
酸化膜とシリコン界面の酸化膜側に存在する正電荷を持
つ固定電荷を低減するため、酸化終了後に不活性ガスで
アニールし、不活性ガス雰囲気でウェーハを酸化炉から
取り出す。不活性ガス雰囲気でのアニールの固定電荷の
低減効果は一般に良く知られている(半導体シリコン結
晶工学 p194−p196, 1993)。しかし、
本発明では、固定電荷を積極的に利用するため、その不
活性ガスアニールは行わない。wet酸化終了後、ウェ
ーハを酸化炉から取り出すまで酸素雰囲気で熱処理を行
う。このような酸素雰囲気で熱処理を行いウェーハを取
り出すことは、酸化膜とシリコン界面を低温で酸化する
こととなり、固定電荷20が増加することになる(図2
(C)参照)。1000℃でwet酸化が終了した後、
酸素100%に切り替え、800℃まで酸化炉を降温
し、ウェーハを酸化炉から取り出す。あるいは、wet
酸化雰囲気のまま、800℃まで降温し、ウェーハを取
り出しても良い。あるいは、酸素100%ではなく、不
活性ガスで希釈した酸化雰囲気でも固定電荷増大に効果
がある。 その後、パッド酸化膜13をHFにて除去し
た後、プリゲート酸化膜(図示せず)を、例えば、DR
Y酸化900℃で20nm形成する。その後トランジス
タの反転しきい値電圧を調整するためB+のイオン注入
を、例えば、30keV le12cm−2の条件で行
う。その後、プリゲート酸化膜(図示せず)をHFにて
除去した後、ゲート酸化膜17を、例えば、wet酸化
750℃で8nm形成する。その後、電極となるポリシ
リコン18をCVD法で、例えば300nm形成する
(図2(D)参照)。
【0031】その後、図示しないが、ポリシリコン18
をパターニングし、ソース、ドレイン部にBF2 +のイ
オン注入を、例えば30keV、1×1015cm−2
の条件で行う。
をパターニングし、ソース、ドレイン部にBF2 +のイ
オン注入を、例えば30keV、1×1015cm−2
の条件で行う。
【0032】これで、基本的なMOSFETの構造がで
き、後は、層間絶縁膜のCVDと配線工程を繰り返し、
完成となる。
き、後は、層間絶縁膜のCVDと配線工程を繰り返し、
完成となる。
【0033】
【発明の効果】本発明によって、LOCOS素子分離構
造を有するSOI−MOSFET、特にpチャネル型M
OSFETにおいて、寄生トランジスタ部分のしきい値
電圧を増大させ、弱反転領域特性でのハンプ電流の発生
の抑制を、新たなイオン注入等のプロセスを追加するこ
となく、実現できる。よって、しきい値電圧等の電気的
特性の安定した半導体装置を提供することができる。
造を有するSOI−MOSFET、特にpチャネル型M
OSFETにおいて、寄生トランジスタ部分のしきい値
電圧を増大させ、弱反転領域特性でのハンプ電流の発生
の抑制を、新たなイオン注入等のプロセスを追加するこ
となく、実現できる。よって、しきい値電圧等の電気的
特性の安定した半導体装置を提供することができる。
【図1】本発明の一実施の形態のLOCOSエッジに固
定電荷を導入したSOI−MOSFETを説明するため
のチャネル幅方向断面模式図である。
定電荷を導入したSOI−MOSFETを説明するため
のチャネル幅方向断面模式図である。
【図2】本発明の一実施の形態のLOCOSエッジに固
定電荷を導入したSOI−MOSFETの製造方法を説
明するためのプロセスフロー図である。
定電荷を導入したSOI−MOSFETの製造方法を説
明するためのプロセスフロー図である。
【図3】従来のLOCOS素子分離構造をもつSOI−
MOSFETのチャネル幅方向断面模式図である。
MOSFETのチャネル幅方向断面模式図である。
【図4】pチャネルSOI−MOSFETで発生するハ
ンプ電流を説明するための図である。
ンプ電流を説明するための図である。
1…SOI−MOSFET
10…シリコン支持基板
11…埋め込み酸化膜
13…パッド酸化膜
14…SiN膜
15…LOCOS素子分離領域
16…SOI層
17…ゲート酸化膜
18…ポリシリコン
19…LOCOSエッジ部
20…固定電荷
30…メイントランジスタ
31…寄生トランジスタ
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01L 29/786
H01L 21/336
H01L 21/316
H01L 21/762
Claims (7)
- 【請求項1】半導体層を備える基板の前記半導体層上に
選択的に耐酸化膜を設けた状態で、前記半導体層を炉内
で選択的に酸化して素子分離領域を形成する工程と、 その後、前記炉内において、酸化雰囲気中で前記基板温
度を降温する工程と、 その後、前記基板を前記炉から取り出す工程と、 前記素子分離領域に囲まれた領域である素子形成領域
に、前記素子形成領域から前記素子分離領域上に延在す
るゲート電極を備えるpチャネル型電界効果トランジス
タを形成する工程と、 を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】前記素子分離領域を形成した後、前記炉内
において前記酸化雰囲気中で前記基板温度を800℃以
下にまで降温し、その後前記基板を前記炉から取り出す
ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項3】酸化雰囲気中で前記基板を前記炉から取り
出すことを特徴とする請求項1または2記載の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項4】半導体層を備える基板の前記半導体層上に
選択的に耐酸化膜を設けた状態で、前記半導体層を選択
的に酸化して素子分離領域を形成する工程と、 その後、酸化雰囲気中で前記基板を前記素子分離領域を
形成した温度より低い温度で熱処理する工程と、 前記素子分離領域に囲まれた領域である素子形成領域
に、前記素子形成領域から前記素子分離領域上に延在す
るゲート電極を備えるpチャネル型電界効果トランジス
タを形成する工程と、 を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】前記酸化雰囲気中で前記基板を前記素子分
離領域を形成した温度より低い温度で熱処理する工程
が、 前記素子分離領域を形成した後、前記酸化雰囲気中で前
記基板温度を前記素子分離領域を形成した温度から80
0℃以下の温度にまで降温する工程であることを特徴と
する請求項4記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】前記半導体層が絶縁体層上に形成されてい
ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の
半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】前記酸化雰囲気が、WET酸化雰囲気、酸
素100%雰囲気または酸素を不活性ガスで希釈した雰
囲気であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか
に記載の半導体装置の製造方法。
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| JP32923399A JP3460649B2 (ja) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | 半導体装置の製造方法 |
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| JP32923399A JP3460649B2 (ja) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | 半導体装置の製造方法 |
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