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JP3303565B2 - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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Publication number
JP3303565B2
JP3303565B2 JP27214094A JP27214094A JP3303565B2 JP 3303565 B2 JP3303565 B2 JP 3303565B2 JP 27214094 A JP27214094 A JP 27214094A JP 27214094 A JP27214094 A JP 27214094A JP 3303565 B2 JP3303565 B2 JP 3303565B2
Authority
JP
Japan
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fuel
passage
control chamber
pressure
hydraulic piston
Prior art date
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Application number
JP27214094A
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JPH0849620A (ja
Inventor
賢二 船井
貴史 岩永
正彦 落合
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP27214094A priority Critical patent/JP3303565B2/ja
Publication of JPH0849620A publication Critical patent/JPH0849620A/ja
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Publication of JP3303565B2 publication Critical patent/JP3303565B2/ja
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  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コモンレールに蓄圧さ
れた高圧燃料が供給されて、ディーゼルエンジンに噴射
する蓄圧式の燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コモンレールと呼ばれる一種
のサージタンクに高圧燃料を蓄圧し、この蓄圧した高圧
燃料をディーゼルエンジンへ噴射する燃料噴射装置が公
知である。この蓄圧式の燃料噴射装置では、初期噴射率
を低くするための手段として、図26に示すように、油
圧ピストン100の背圧を制御する制御室110に可動
弁体120が配されている。この可動弁体120には、
制御室110から流出する燃料の流量を抑えるためのオ
リフィス130が設けられている。また、可動弁体12
0は、制御室110内でスプリング140によって制御
室110に連通する連通路150を閉塞する方向(図示
上方)へ押圧されている。
【0003】従って、燃料噴射開始時には、制御室11
0の燃料が可動弁体120のオリフィス130を通って
連通路150より排出されることから、制御室110よ
り流出する燃料の流出流量が抑えられる。その結果、油
圧ピストン100により駆動されるニードル(図示しな
い)がゆっくりと上昇(リフト)するため、初期噴射率
が低くなる。
【0004】また、燃料噴射終了時には、連通路150
を介して高圧燃料が制御室110へ導入されるが、この
時、可動弁体120は、流入する高圧燃料の圧力がスプ
リング140の付勢力を上回るため、図27に示すよう
に、制御室110内で押し下げられて連通路150を開
口する。この結果、高圧燃料が瞬時に制御室110へ導
入されることにより、油圧ピストン100とともにニー
ドルが一気に下降して燃料噴射が終了する。
【0005】燃料噴射終了後は、制御室110に高圧燃
料が充満して、制御室110の内部圧力が連通路150
の内圧と等しくなることにより、可動弁体120がスプ
リング140の付勢力によって再び連通路150を閉塞
する初期位置に復帰する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の燃料
噴射装置では、メイン噴射に先立ってパイロット噴射を
行なう場合に、パイロット噴射とメイン噴射との噴射間
隔が小さい場合には、以下のような問題が生じる。つま
り、パイロット噴射が行なわれた後、可動弁体120が
初期位置に戻る前にメイン噴射が開始されると、制御室
110の燃料が可動弁体120のオリフィス130だけ
を通過して流出するのではなく、図27にて実線矢印で
示すように、可動弁体120の外周を通り抜けて流出す
ることから、ニードルのリフト速度が速くなり、その結
果、メイン噴射の初期噴射率が高くなってしまう。
【0007】また、可動弁体120が戻る寸前の所でメ
イン噴射が行なわれる場合には、可動弁体120が初期
位置に復帰した状態でメイン噴射が行なわれたり、可動
弁体120が初期位置に復帰していない状態でメイン噴
射が行なわれたりする。このため、初期噴射率が低くな
ったり高くなったりする現象、いわゆる不斉噴射という
問題が生じる。本発明は、上記事情に基づいて成された
もので、その目的は、メイン噴射の初期噴射率を低くす
るとともに、安定した噴射を行なうことのできる燃料噴
射装置の提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、各請求項毎に以下の構成を採用した。請求項1で
は、後端面に作用する背圧の変動に伴って軸方向に変位
する油圧ピストンと、この油圧ピストンに連動するニー
ドルを有し、このニードルがリフトすることで高圧燃料
を噴射するノズルと、前記油圧ピストンの背圧を制御す
る制御室と、この制御室に高圧燃料を導く燃料導入経路
と、前記制御室より高圧燃料を排出する燃料排出経路
と、前記燃料導入経路と前記燃料排出経路との何方か一
方を選択的に遮断する経路切替手段とを備え、前記燃料
導入経路と前記燃料排出経路とは、前記制御室に開口す
る燃料通路を共有し、この燃料通路に通路断面積を小さ
くした固定絞り部が設けられている燃料噴射装置であっ
て、 前記燃料通路は、前記制御室から燃料が流出する時
より、前記制御室へ燃料が流入する時の方が流量係数が
大きくなる形状に設けられていることを特徴とする。
【0009】請求項2では、後端面に作用する背圧の変
動に伴って軸方向に変位する油圧ピストンと、この油圧
ピストンに連動するニードルを有し、このニードルがリ
フトすることで高圧燃料を噴射するノズルと、前記油圧
ピストンの背圧を制御する制御室と、この制御室に高圧
燃料を導く燃料導入経路と、前記制御室より高圧燃料を
排出する燃料排出経路と、前記燃料導入経路と前記燃料
排出経路との何方か一方を選択的に遮断する経路切替手
段とを備え、前記燃料導入経路と前記燃料排出経路と
は、前記制御室に開口する燃料通路を共有し、この燃料
通路に通路断面積を小さくした固定絞り部が設けられて
いる燃料噴射装置であって、 前記燃料通路は、前記制御
室へ燃料が流入する時の流れ方向において前記固定絞り
部へ向かって通路断面積が漸減する漏斗部が設けられて
いることを特徴とする。
【0010】請求項3では、後端面に作用する背圧の変
動に伴って軸方向に変位する油圧ピストンと、この油圧
ピストンに連動するニードルを有し、このニードルがリ
フトすることで高圧燃料を噴射するノズルと、前記油圧
ピストンの背圧を制御する制御室と、この制御室に高圧
燃料を導く燃料導入経路と、前記制御室より高圧燃料を
排出する燃料排出経路と、前記燃料導入経路と前記燃料
排出経路との何方か一方を選択的に遮断する経路切替手
段とを備え、前記燃料導入経路と前記燃料排出経路と
は、前記制御室に開口する燃料通路を共有し、この燃料
通路に通路断面積を小さくした固定絞り部が設けられて
いる燃料噴射装置であって、前記固定絞り部が形成され
た通路形成部材を有し、この通路形成部材は、前記制御
室より燃料が流出する時に、燃料圧力を受けて前記固定
絞り部の穴径が小さくなるように弾性変形することを特
徴とする。
【0011】請求項4では、後端面に作用する背圧の変
動に伴って軸方向に変位する油圧ピストンと、この油圧
ピストンに連動するニードルを有し、このニードルがリ
フトすることで高圧燃料を噴射するノズルと、前記油圧
ピストンの背圧を制御する制御室と、この制御室に高圧
燃料を導く燃料導入経路と、前記制御室より高圧燃料を
排出する燃料排出経路と、前記燃料導入経路と前記燃料
排出経路との何方か一方を選択的に遮断する経路切替手
段とを備え、前記燃料導入経路と前記燃料排出経路と
は、前記制御室に開口する燃料通路を共有し、この燃料
通路に通路断面積を小さくした固定絞り部が設けられて
いる燃料噴射装置であって、前記燃料通路は、前記固定
絞り部より前記制御室側が、前記固定絞り部より複数に
分岐して、それぞれ前記制御室に開口する複数の分岐通
路で構成され、その分岐通路の通路断面積が、それぞれ
前記固定絞り部の断面積より大きく設定されていること
を特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1に記載した燃料噴射装置は、燃料通
路の形状を、燃料流出時より燃料流入時の方が流量係数
が大きくなるように設けているので、制御室へ燃料が流
入する時の方が、制御室から燃料が流出する時より燃料
流量を多くできる。
【0013】
【0014】
【0015】請求項2に記載した燃料噴射装置では、
御室へ燃料が流入する時の流れ方向において、固定絞り
部へ向かって通路断面積が漸減する漏斗部を設けている
ので、制御室から燃料が流出する時の流量より、制御室
へ燃料が流入する時の流量の方が多くなる。この結果、
燃料噴射終了時、すなわち高圧燃料が燃料通路を通って
制御室へ導入される時には、高圧燃料の流入に伴って制
御室の内部圧力が速やかに上昇することから、ニードル
が素早く下降して燃料噴射が終了することにより、燃料
の噴射切れが良好となる。
【0016】請求項3に記載した燃料噴射装置では、制
御室から燃料が流出する時に、通路形成部材が燃料圧力
を受けて弾性変形することで、通路形成部材に形成され
た固定絞り部の穴径、即ち通路断面積が小さくなる。こ
の結果、制御室から固定絞り部を通って流出する燃料流
量がさらに減少するため、燃料の初期噴射率を一層低減
することができる。
【0017】請求項4に記載した燃料噴射装置では、制
御室へ高圧燃料が導入される時は、固定絞り部を通過し
た燃料が各分岐通路へ分流して、それぞれ制御室へ流入
する。この場合、各分岐通路は、それぞれ固定絞り部よ
り通路断面積が大きく設定されていることから、通路抵
抗が増大することはなく、従って、燃料流量が低下する
ことはない。一方、制御室から高圧燃料が排出される時
は、制御室から各分岐通路を流れた燃料が合流し、固定
絞り部を通って排出される。この場合、各分岐通路を流
れた燃料が合流する際に衝突して流れが乱れる(渦が発
生する)ことにより通路抵抗が増大する。この結果、本
来の固定絞り部の絞り効果以上に燃料の流出流量が減少
して、燃料の初期噴射率を低減することができる。
【0018】
【実施例】次に、本発明の燃料噴射装置の第1実施例を
図1〜5に基づいて説明する。図1は制御室を含む要部
の拡大断面図である。本実施例の燃料噴射装置1(図3
参照)は、共通のサージタンク(図示しない)より分岐
した導入管(図示しない)に接続されて、ディーゼルエ
ンジン(図示しない)の各シリンダ毎に取り付けられて
いる。
【0019】この燃料噴射装置1は、図3に示すよう
に、ノズルボディ2、ニードル3(図4参照)、チップ
パッキン4、ノズルホルダ5、油圧ピストン6、三方電
磁弁7(本発明の経路切替手段)等より構成されてい
る。なお、ノズルボディ2とニードル3により本発明の
ノズルが構成される。
【0020】ノズルボディ2は、図4に示すように、そ
の先端に高圧燃料を噴出するための噴孔8が設けられ
て、内周部にニードル3を摺動自在に保持する。このノ
ズルボディ2には、噴孔8に通じるサックホール9、こ
のサックホール9に繋がるシート面10、燃料噴射時に
サックホール9と連通する燃料溜まり11、この燃料溜
まり11に高圧燃料を供給する燃料供給路12が設けら
れている。
【0021】ニードル3は、図4に示すように、円錐形
状を成す先端外周面にシート部3aが形成されており、
ニードル3が下降してシート部3aがノズルボディ2に
形成されたシート面10に着座する(図4に示す状態)
ことにより、ノズルボディ2の燃料溜まり11とサック
ホール9との間を遮断して燃料噴射を終了する。また、
ニードル3がリフト(図示上方への移動)してシート部
3aがシート面10より離れると、サックホール9に高
圧燃料が供給されて、噴孔8より燃料噴射が行なわれ
る。
【0022】このニードル3は、ノズルボディ2の燃料
溜まり11に流入する高圧燃料の圧力がニードル3をリ
フトさせる方向に作用し、油圧ピストン6の背圧および
ノズルホルダ5に収容されたスプリング13の付勢力が
ニードル3を押し下げる方向に作用する。そして、油圧
ピストン6の背圧が閉弁圧以上に上昇した時に図示下方
へ押し下げられて、シート部3aがシート面10に着座
し、油圧ピストン6の背圧が開弁圧以下に低下した時に
図示上方へリフトして、シート部3aがシート面10よ
り離れる。
【0023】チップパッキン4は、ノズルボディ2とノ
ズルホルダ5との間に挟持されて、ニードル3の最大リ
フト量を規制する。このチップパッキン4には、ノズル
ボディ2に形成された燃料供給路12に通じる連絡路1
4が形成されている。
【0024】ノズルホルダ5は、その中央部を長手方向
(図3の上下方向)に貫通する長孔15が形成されて、
この長孔15に油圧ピストン6が摺動自在に嵌挿される
とともに、その油圧ピストン6より上部に固定オリフィ
ス部材16(後述する)が設置されて、油圧ピストン6
と固定オリフィス部材16との間に油圧ピストン6の背
圧を制御する制御室17が形成される。
【0025】また、ノズルホルダ5には、配管継手18
を介して導入管より供給された高圧燃料を導入する燃料
導入路19が設けられている。その燃料導入路19は、
ノズルホルダ5の長手方向に延びて形成され、一端はチ
ップパッキン4側の下端面に開口してチップパッキン4
の連絡路14と連通し、他端は三方電磁弁7側の上端面
に開口する。
【0026】油圧ピストン6は、長孔15に配されたス
プリング13の内部を通るプレッシャピン20を介して
ニードル3と連結され、油圧ピストン6の背圧(制御室
17の内部圧力)に応じて長孔15内を変位する。上述
のノズルボディ2、チップパッキン4、およびノズルホ
ルダ5は、図3および図4に示すように、リテーニング
ナット21によって締結されている。
【0027】三方電磁弁7は、図3に示すように、ノズ
ルホルダ5の上部に設置されて、リテーニングナット2
2によりノズルホルダ5に締結されるボディ23、この
ボディ23の上部に配置されるコイル24、鉄芯25、
アーマチュア26、および内部に組み込まれるアウタバ
ルブ27とインナバルブ28等より構成されている。な
お、コイル24、鉄芯25、アーマチュア26、アウタ
バルブ27、およびインナバルブ28等の各部品は、ボ
ディ23とともに全体を筒状に覆うリテーニングナット
29によって組付けられている。
【0028】ボディ23には、ノズルホルダ5の燃料導
入路19と連通して高圧燃料で満たされる高圧通路3
0、オーバーフローした燃料を排出する低圧通路31、
高圧通路30と低圧通路31の何方か一方の通路と連通
可能に設けられた連通路32が形成されている。
【0029】コイル24は、三方電磁弁7の上端部に設
けられたコネクタ33を介して通電を受けることにより
磁力を発生する。鉄芯25は、コイル24が通電される
ことで磁化して電磁石となる。アーマチュア26は、ボ
ディ23と鉄芯25との間でスペーサ34によって形成
される空間内に配されて、コイル24への通電時に電磁
石となる鉄芯25側へ吸引される。
【0030】アウタバルブ27は、ボディ23の中央部
に形成された嵌挿穴に摺動自在に嵌挿されるとともに、
その上端部でアーマチュア26と連結されて、鉄芯25
の内周部に配されたスプリング35によって図示下方へ
付勢されている。従って、アウタバルブ27は、コイル
24の通電状態に応じてアーマチュア26とともに移動
して、ボディ23に対する位置が変化する。
【0031】具体的には、コイル24が通電されていな
い時には、スプリング35の付勢力によって図示下方へ
押し下げられて、ボディ23に形成された低圧通路31
と連通路32との間を遮断する初期位置(図1参照)に
移動し、コイル24が通電された時には、スプリング3
5の付勢力に抗して鉄芯25側へ吸引されて、低圧通路
31と連通路32とが連通するリフト位置(図2参照)
に移動する。
【0032】また、アウタバルブ27には、コイル24
が通電されていない時、つまりスプリング35の付勢力
によって初期位置へ押し下げられている時に、ボディ2
3に形成された高圧通路30と連通路32とを連絡する
油路36が形成されている。
【0033】インナバルブ28は、アウタバルブ27の
内部に配置されて、アウタバルブ27がインナバルブ2
8に対して摺動自在に移動できるように構成されてい
る。このインナバルブ28は、コイル24への通電によ
って、アウタバルブ27がアーマチュア26とともに鉄
芯25側へ吸引された時に、アウタバルブ27に形成さ
れた油路36を遮断する。
【0034】上述の固定オリフィス部材16は、ノズル
ホルダ5に形成された長孔15の上端側開口部より長孔
15に挿入されて、長孔15の内周面に形成された段差
面15a(図1および図2参照)と三方電磁弁7のボデ
ィ23との間に固定されている。この固定オリフィス部
材16には、ボディ23に形成された連通路32と制御
室17とを連通する燃料通路37が形成されている。
【0035】燃料通路37は、図1および図2に示すよ
うに、連通路32と連絡する大径通路部37a、制御室
17と連絡する小径通路部37b、および大径通路部3
7aから小径通路部37bに至る漏斗部37cより成
る。大径通路部37aは、通路内径が連通路32と同程
度に設けられ、小径通路部37bは、大径通路部37a
より通路内径が小さく、所謂オリフィス(本発明の固定
絞り部)を形成している。漏斗部37cは、大径通路部
37aから小径通路部37bに向かって通路断面積が漸
減する漏斗形状に設けられている。
【0036】なお、本発明の燃料導入経路は、高圧通路
30、油路36、連通路32、および燃料通路37より
構成され、燃料排出経路は、低圧通路31、連通路3
2、および燃料通路37より構成される。
【0037】次に、本実施例の作動を図5に示すタイム
チャートを参照しながら説明する。なお、図5のタイム
チャートは、メイン噴射に先立ってパイロット噴射を行
なう場合を示すもので、図5(a)は三方電磁弁7のア
ウタバルブ27の挙動、図5(b)は固定オリフィス部
材16の位置(本実施例では変動することなく一定)、
図5(c)は制御室17の圧力変動、図5(d)はニー
ドル3の挙動を示す。
【0038】まず、三方電磁弁7のコイル24が通電さ
れていない時は、アウタバルブ27が初期位置に戻って
いることから、制御室17は、燃料通路37、連通路3
2、および油路36を介して高圧通路30と連通される
(図1参照)。これにより、制御室17には高圧燃料が
充填されて、制御室17の内部圧力が閉弁圧以上に保た
れている。この結果、ニードル3は、油圧ピストン6お
よびプレッシャピン20を介して押し下げられて、シー
ト部3aがシート面10に着座することにより、燃料の
噴射は行なわれない。
【0039】その後、三方電磁弁7のコイル24が通電
されると、スプリング35の付勢力に抗してアーマチュ
ア26が鉄芯25に吸引されることにより、アウタバル
ブ27がアーマチュア26とともにリフト位置へ移動す
る。この結果、アウタバルブ27の内部に配置されたイ
ンナバルブ28がアウタバルブ27に形成された油路3
6を遮断することで、高圧通路30と連通路32との間
が遮断されると同時に、低圧通路31と連通路32とが
連通する(図2参照)。
【0040】これにより、制御室17に充填されていた
燃料は、固定オリフィス部材16の燃料通路37および
連通路32を通って低圧通路31へ排出される。その結
果、制御室17の内部圧力が低下することに伴って、油
圧ピストン6およびプレッシャピン20とともにニード
ル3がリフトして、ニードル3のシート部3aがシート
面10より離れることにより、サックホール9に高圧燃
料が供給されて噴孔8より噴射される。
【0041】ここで、制御室17より燃料が排出される
時に、固定オリフィス部材16の燃料通路37に絞り部
(小径通路部37b)が設けられていることから、制御
室17より流出する燃料の流出流量が抑えられる。この
ため、油圧ピストン6の背圧(制御室17の内部圧力)
がゆっくりと低下することから、ニードル3のリフト動
作もゆっくり行なわれることになるため、初期噴射率は
低くなる。
【0042】続いて、三方電磁弁7のコイル24への通
電が停止されると、スプリング35の付勢力によってア
ウタバルブ27が初期位置に戻ることにより、油路36
を介して高圧通路30と連通路32とが連通して、制御
室17に高圧燃料が充填される(図1参照)。
【0043】ここで、固定オリフィス部材16の燃料通
路37は、大径通路部37aと小径通路部37bとの間
に漏斗部37cが設けられている。この漏斗部37c
は、制御室17へ燃料が流入する時の流れ方向におい
て、小径通路部37bへ向かって通路断面積が漸減する
漏斗形状を成す。
【0044】従って、燃料通路37は、制御室17から
燃料が流出する流出時より、制御室17へ燃料が流入す
る流入時の方が流量係数が大きくなるため、制御室17
から燃料が流出する時に小径通路部37bを通過する燃
料流量より、制御室17へ燃料が流入する時に小径通路
部37bを通過する燃料流量の方が多くなる。従って、
制御室17の内部圧力が急速に上昇して閉弁圧に達する
ことにより、ニードル3が素早く下降して燃料噴射が終
了し、噴射切れが良好となる。
【0045】なお、メイン噴射に先立って行なわれるパ
イロット噴射においても、メイン噴射と同様に、初期噴
射率が低くなるとともに、良好な噴射切れを得ることが
できる。また、本実施例では、制御室17より燃料が排
出される時には、必ず固定オリフィス部材16の小径通
路部37bを通過して燃料が流出することから、パイロ
ット噴射とメイン噴射との噴射間隔が小さい場合でも、
メイン噴射の初期噴射率が低くなったり高くなったりす
る現象、いわゆる不斉噴射が生じることはない。
【0046】次に、本発明の第2実施例を説明する。図
6は第2実施例に係わる燃料噴射装置の全体断面図であ
る。本実施例の燃料噴射装置は、図6に示すように、ノ
ズルボディ2、ニードル3、チップパッキン4、ノズル
ホルダ5、油圧ピストン6、三方電磁弁7(本発明の経
路切替手段)等より構成されている。但し、第1実施例
と同一部品もしくは同一機能を有するものは、第1実施
例と共通の番号を付し、その説明を省略する。以下に、
第1実施例と異なる本実施例の構造について説明する。
【0047】ノズルホルダ5には、油圧ピストン6が嵌
挿された長孔15内の上端部に制御室17が形成されて
いる。三方電磁弁7のボディ23(請求項5に示す通路
形成部材)には、図7および図8に示すように、高圧通
路30と低圧通路31との何方か一方の通路と連通可能
な連通路32、この連通路32と制御室17とを連通す
るオリフィス38(固定絞り部)が形成されるととも
に、長孔15の上端開口部を閉じるボディ23の端面に
座ぐり溝39が設けられている。
【0048】連通路32は、アウタバルブ27を嵌挿す
る嵌挿孔40の底面中央部が一段深く窪んで形成されて
いる。この連通路32は、アウタバルブ27が初期位置
に付勢されている時(図7に示す状態)に、アウタバル
ブ27に形成された油路36を通じて高圧通路30と連
通し、アウタバルブ27の先端突設部27aによって低
圧通路31との間が遮断される。また、連通路32は、
アウタバルブ27がリフトしている時(図8に示す状
態)に、嵌挿孔40を通じて低圧通路31と連通し、イ
ンナバルブ28により油路36が遮断されることで高圧
通路30との間が遮断される。
【0049】オリフィス38は、一端が連通路32の中
央部に開口し、他端が制御室17に開口して、連通路3
2と制御室17とを連通する。座ぐり溝39は、オリフ
ィス38を中心として、オリフィス38の外周に環状に
設けられている。従って、この座ぐり溝39が形成され
ることで、オリフィス38と座ぐり溝39との間、即ち
オリフィス38の外周に円筒壁41が形成される。但
し、この円筒壁41は、座ぐり溝39の内周側壁面がボ
ディ23の端面から奥へ入り込むに従って外周側へ傾斜
していることから、先端側(制御室17側)ほど肉厚が
薄くなっている。
【0050】そして、この円筒壁41は、高圧燃料がオ
リフィス38を通って制御室17へ流入する際、および
制御室17の高圧燃料がオリフィス38を通って排出さ
れる際に、高圧燃料の圧力を受けることで、肉厚の薄い
先端部が径方向に弾性変形を生じるように設けられてい
る。なお、この円筒壁41が形成されるボディ23の材
質としては、例えばSCM415(スチールクロムモリ
ブデン)、あるいは高圧に耐えうる樹脂等を使用するこ
とができる。
【0051】次に、本実施例の作動を図9に示すタイム
チャートを参照しながら説明する。パイロット噴射が行
なわれた後、メイン噴射を行なうために三方電磁弁7の
コイル24が通電されると、図8に示すように、アウタ
バルブ27のリフトに伴って連通路32と低圧通路31
とが連通する。これにより、連通路32内の高圧燃料が
嵌挿孔40を通じて低圧通路31へ排出されるのに連れ
て、制御室17内の高圧燃料がオリフィス38を通って
連通路32へ流出し、低圧通路31へと排出されること
で、制御室17内の圧力が除々に低下していく。
【0052】この時、オリフィス38の外周に形成され
た円筒壁41には、外周側(座ぐり溝39側)から内周
側(オリフィス38側)へ向かって高圧燃料の圧力が加
わる。このため、円筒壁41は、図10に示すように、
肉厚の薄い先端部が内周側へ押圧されて弾性変形を生じ
る。これにより、オリフィス38は、制御室17側の開
口部が窄まり、オリフィス38の孔径が小さくなるた
め、制御室17からオリフィス38を通って流出する高
圧燃料の流出流量が、本来のオリフィス38による絞り
効果以上に減少して、制御室17の圧力低下が遅延され
る(図9(c)参照)。この結果、ニードル3が制御室
17の圧力低下に伴ってゆっくりと上昇することによ
り、メイン噴射の初期噴射率が低減する(図9(e)参
照)。
【0053】続いて、噴射終了時は、三方電磁弁7のコ
イル24への通電が停止されてアウタバルブ27が初期
位置へ付勢されることにより、図7に示すように、連通
路32と低圧通路31との間が遮断されるとともに、油
路36を通じて連通路32と高圧通路30とが連通す
る。これにより、高圧通路30から油路36を通って連
通路32へ高圧燃料が供給され、さらにオリフィス38
を通過して制御室17へ高圧燃料が流入することで制御
室17の圧力が上昇する。
【0054】この時、オリフィス38の外周に形成され
た円筒壁41には、内周側(オリフィス38側)から外
周側(座ぐり溝39側)へ向かって高圧燃料の圧力が加
わる。このため、円筒壁41は、図11に示すように、
肉厚の薄い先端部が外周側へ押圧されて弾性変形を生じ
る。これにより、オリフィス38は、制御室17側の開
口部が拡がり、オリフィス38の孔径が大きくなるた
め、オリフィス38を通って制御室17へ流入する高圧
燃料の流入流量が増大して、制御室17の圧力上昇が速
くなる。この結果、ニードル3が制御室17の圧力上昇
に伴って素早く下降することにより、メイン噴射の噴射
切れが良好となる。
【0055】次に、本発明の第3実施例を説明する。図
12は第3実施例に係わる燃料噴射装置の全体断面図で
ある。本実施例の燃料噴射装置は、図12に示すよう
に、ノズルボディ2、ニードル3、チップパッキン4、
ノズルホルダ5、油圧ピストン6、三方電磁弁7(本発
明の経路切替手段)、および通路形成部材42(図13
参照)等より構成されている。但し、第1実施例と同一
部品もしくは同一機能を有するものは、第1実施例と共
通の番号を付し、その説明を省略する。以下に、第1実
施例と異なる本実施例の構造について説明する。
【0056】ノズルホルダ5には、油圧ピストン6が嵌
挿された長孔15内の上端部に制御室17が形成され
て、さらに制御室17に通じてノズルホルダ5の端面に
開口する通路43が形成されている。三方電磁弁7のボ
ディ23には、アウタバルブ27を嵌挿する嵌挿孔40
の底面中央部に通じる連通路32が形成されている。な
お、連通路32は、図13に示すように、ノズルホルダ
5に形成された通路43と同軸線上に位置し、通路43
より内径が大きく設定されている。
【0057】通路形成部材42は、一定の板厚を有する
円板状に設けられて、その中央部にオリフィス38(通
路43より小径)が形成されている(図13および図1
4参照)。この通路形成部材42は、オリフィス38が
連通路32の中心(径方向の中心)、即ち連通路32お
よび通路43と同軸線上に位置するように、ボディ23
の端面に形成された凹所に嵌め込まれて、ボディ23と
ノズルホルダ5とに挟持されている。但し、この通路形
成部材42は、通路43より連通路32の方が内径が大
きいため、制御室17から高圧燃料が排出される際に、
高圧燃料の圧力を受けて中央部が連通路32側へ持ち上
げられる様に弾性変形を生じる。即ち、弾性変形可能な
材質(例えばSCM415)で形成されている。
【0058】次に、本実施例の作動を説明する。パイロ
ット噴射が行なわれた後、メイン噴射を行なうために三
方電磁弁7のコイル24が通電されると、図14に示す
ように、アウタバルブ27のリフトに伴って連通路32
と低圧通路31とが連通する。これにより、連通路32
内の高圧燃料が嵌挿孔40を通じて低圧通路31へ排出
されるのに連れて、制御室17内の高圧燃料が通路43
およびオリフィス38を通って連通路32へ流出し、低
圧通路31へと排出されることで、制御室17内の圧力
が除々に低下していく。
【0059】この時、オリフィス38が形成された通路
形成部材42は、図15に示すように、通路43からオ
リフィス38を通過しようとする高圧燃料の圧力を受け
て、連通路32側へ弾性変形を生じる。これにより、オ
リフィス38の通路側開口部が絞られてオリフィス38
の孔径が小さくなるため、オリフィス38を通って流出
する高圧燃料は、第2実施例の場合と同様に、本来のオ
リフィス38による絞り効果以上に流出流量が減少し
て、制御室17の圧力低下が遅延される。この結果、ニ
ードル3が制御室17の圧力低下に伴ってゆっくりと上
昇することにより、メイン噴射の初期噴射率が低減す
る。
【0060】一方、噴射終了時には、高圧燃料が連通路
32よりオリフィス38および連通路32を通って制御
室17へ流入するが、連通路32に対して通路43の内
径が小さいことから、通路形成部材42が通路側へ弾性
変形を生じることはない。従って、制御室17の圧力上
昇が遅延することはなく、燃料の噴射切れを招くことも
ない。
【0061】次に、本発明の第4実施例を説明する。図
16は第4実施例に係わる燃料噴射装置の全体断面図で
ある。本実施例の燃料噴射装置は、図16に示すよう
に、ノズルボディ2、ニードル3、チップパッキン4、
ノズルホルダ5、油圧ピストン6、三方電磁弁7(本発
明の経路切替手段)、および固定オリフィス部材44等
より構成されている。但し、第1実施例と同一部品もし
くは同一機能を有するものは、第1実施例と共通の番号
を付し、その説明を省略する。以下に、第1実施例と異
なる本実施例の構造について説明する。
【0062】三方電磁弁7のボディ23には、アウタバ
ルブ27を嵌挿する嵌挿孔40の底面中央部に通じてボ
ディ23の端面に開口する連通路32が形成されてい
る。ノズルホルダ5には、油圧ピストン6が嵌挿された
長孔15の上端に固定オリフィス部材44が配置され
て、長孔15内の上端部に制御室17が形成されてい
る。
【0063】固定オリフィス部材44は、図17および
図18に示すように、一端面側の中央部に形成されたオ
リフィス38、他端面側に形成された複数の分岐通路4
5、およびオリフィス38と各分岐通路45とを連絡す
る連絡通路46とを有する。但し、各分岐通路45は、
それぞれオリフィス38より内径が大きく設定されてい
る。そして、この固定オリフィス部材44は、オリフィ
ス38の中心が連通路32の中心と一致して、且つオリ
フィス38が連通路32側に位置し、各分岐通路45が
制御室17側に位置するように、ノズルホルダ5の端面
に形成された凹所に嵌合されて、ボディ23との間に液
密に挟持されている。
【0064】次に、本実施例の作動を説明する。パイロ
ット噴射が行なわれた後、メイン噴射を行なうために三
方電磁弁7のコイル24が通電されると、図18に示す
ように、アウタバルブ27のリフトに伴って連通路32
と低圧通路31とが連通する。これにより、連通路32
内の高圧燃料が嵌挿孔40を通じて低圧通路31へ排出
されるのに連れて、制御室17内の高圧燃料が各分岐通
路45、連絡通路46、およびオリフィス38を通って
連通路32へ流出し、低圧通路31へと排出されること
で、制御室17内の圧力が除々に低下していく。
【0065】この時、固定オリフィス部材44では、図
20に示すように、制御室17から各分岐通路45を流
れた高圧燃料がオリフィス38の手前(連絡通路46
内)で合流してオリフィス38を通過する。この場合、
各分岐通路45を流れた高圧燃料が合流する際に衝突し
て流れが乱れ、合流部に渦が発生することにより、通路
抵抗の増大となる。この結果、本来のオリフィス38に
よる絞り効果以上に燃料の流出流量が減少して、制御室
17の圧力低下が遅延される(図19(c)参照)こと
により、メイン噴射の初期噴射率が低減する(図19
(e)参照)。
【0066】一方、噴射終了時、即ち制御室17へ高圧
燃料が導入される時は、図21に示すように、オリフィ
ス38を通過した高圧燃料が各分岐通路45へ分流し
て、それぞれ制御室17へ流入する。この場合、各分岐
通路45がそれぞれオリフィス38より内径が大きく設
定されていることから、通路抵抗が増大することはな
い。従って、オリフィス38を通過する燃料流量が減少
して制御室17の圧力上昇が遅延する様なことはなく、
燃料の噴射切れを招くこともない。
【0067】〔変形例〕第1実施例では、燃料通路37
を形成した固定オリフィス部材16をノズルホルダ5と
別体で形成したが、図22に示すように、固定オリフィ
ス部材16をノズルホルダ5と一体化しても良い。つま
り、固定オリフィス部材16を別体で設けることなく、
ノズルホルダ5に燃料通路37を形成しても良い。また
は、図23に示すように、固定オリフィス部材16を三
方電磁弁7のボディ23と一体化しても良い。
【0068】また、絞り部は、図24(a)に示すよう
に、通路断面積が変化する燃料通路37中に円筒体47
を配置し、この円筒体47の外周に形成されるクリアラ
ンスを小さくすることで形成しても良い。なお、円筒体
47は、図24(b)に示すように、その両端面に連通
路32とクリアランス、および制御室17とクリアラン
スとを連通するための溝47aが形成されている。
【0069】さらには、図25に示すように、固定オリ
フィス部材16の小径通路部37bを制御室17へ突出
させて噴流効果を持たせることにより、高圧通路30よ
り制御室17へ燃料が導入される時に燃料通路37を通
過する燃料流量を多くすることが可能となる。上記実施
例では、燃料通路37に大径通路部37aを設けたが、
必ずしも大径通路部37aは必要ではなく、漏斗部37
cと小径通路部37bだけで燃料通路37を形成しても
良い。あるいは、漏斗部37cだけで燃料通路37を形
成しても良い。
【0070】また、初期噴射率を低減し、良好な噴射切
れを得るために、例えば、面取りや段付きドリルの加工
方向によるツールマーク等を利用し、燃料の流れ方向に
より流量係数が変化する様にして、制御室17からの燃
料の流量を少なく、制御室17への燃料の流量を多くす
ることも可能である。
【0071】第2実施例では、三方電磁弁7のボディ2
3にオリフィス38および座ぐり溝39を形成したが、
ボディ23と別体の部材にオリフィス38および座ぐり
溝39を形成して、ボディ23に組付ける構造としても
良い。第4実施例では、固定オリフィス部材44をノズ
ルホルダ5に形成された凹所に嵌合してボディ23との
間に挟持した例を示したが、圧入、溶接、螺子込み等の
方法で固定することもできる。
【0072】
【発明の効果】本発明の燃料噴射装置は、制御室より燃
料が排出される時に、必ず燃料通路に設けられた固定絞
り部を通過することにより、燃料の流出流量が抑えられ
ることで初期噴射率が低くなるとともに、安定した燃料
噴射を行なうことができる。また、請求項3または4に
記載したように、燃料通路を通って制御室へ燃料が流入
する時には、固定絞り部を通過する燃料流量が、制御室
から燃料が流出する時に固定絞り部を通過する燃料流量
より多くなることから、ニードルが素早く着座して、良
好な噴射切れを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御室を含む要部の拡大断面図(燃料導入時)
である。
【図2】制御室を含む要部の拡大断面図(燃料排出時)
である。
【図3】燃料噴射装置の全体断面図である。
【図4】ノズル部の断面図である。
【図5】本実施例の作動を示すタイムチャートである。
【図6】第2実施例に係わる燃料噴射装置の全体断面図
である。
【図7】噴射終了時の作動状態を示す要部拡大断面図で
ある(第2実施例)。
【図8】燃料噴射時の作動状態を示す要部拡大断面図で
ある(第2実施例)。
【図9】本実施例の作動を示すタイムチャートである
(第2実施例)。
【図10】制御室から燃料が流出する際の作用を説明す
る断面図である(第2実施例)。
【図11】制御室へ燃料が流入する際の作用を説明する
断面図である(第2実施例)。
【図12】第3実施例に係わる燃料噴射装置の全体断面
図である。
【図13】噴射終了時の作動状態を示す要部拡大断面図
である(第3実施例)。
【図14】燃料噴射時の作動状態を示す要部拡大断面図
である(第3実施例)。
【図15】制御室から燃料が流出する際の作用を説明す
る断面図である(第3実施例)。
【図16】第4実施例に係わる燃料噴射装置の全体断面
図である。
【図17】噴射終了時の作動状態を示す要部拡大断面図
である(第4実施例)。
【図18】燃料噴射時の作動状態を示す要部拡大断面図
である(第4実施例)。
【図19】本実施例の作動を示すタイムチャートである
(第4実施例)。
【図20】制御室から燃料が流出する際の作用を説明す
る断面図である(第4実施例)。
【図21】制御室へ燃料が流入する際の作用を説明する
断面図である(第4実施例)。
【図22】絞り部の第1変形例を示す断面図である。
【図23】絞り部の第2変形例を示す断面図である。
【図24】絞り部の第3変形例を示す断面図である。
【図25】固定オリフィスの変形例を示す断面図であ
る。
【図26】従来技術を説明する要部断面図である。
【図27】従来技術を説明する要部断面図である。
【符号の説明】
1 燃料噴射装置 2 ノズルボディ(ノズル) 3 ニードル(ノズル) 6 油圧ピストン 7 三方電磁弁(経路切替手段) 17 制御室 37 燃料通路 37b 小径通路部(固定絞り部) 37c 漏斗部 38 オリフィス(固定絞り部) 42 通路形成部材 45 分岐通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−12165(JP,A) 特開 平7−332200(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 47/00 F02M 47/02 F02M 61/10 F02M 61/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)後端面に作用する背圧の変動に伴って軸方向に変位
    する油圧ピストンと、 b)この油圧ピストンに連動するニードルを有し、この
    ニードルがリフトすることで高圧燃料を噴射するノズル
    と、 c)前記油圧ピストンの背圧を制御する制御室と、 d)この制御室に高圧燃料を導く燃料導入経路と、 e)前記制御室より高圧燃料を排出する燃料排出経路
    と、 f)前記燃料導入経路と前記燃料排出経路との何方か一
    方を選択的に遮断する経路切替手段とを備え、前記燃料導入経路と前記燃料排出経路とは、前記制御室
    に開口する燃料通路を共有し、この燃料通路に通路断面
    積を小さくした固定絞り部が設けられている燃料噴射装
    置であって、 前記燃料通路は、前記制御室から燃料が流出する時よ
    り、前記制御室へ燃料が流入する時の方が流量係数が大
    きくなる形状に設けられている ことを特徴とする燃料噴
    射装置。
  2. 【請求項2】a)後端面に作用する背圧の変動に伴って軸方向に変位
    する油圧ピストンと、 b)この油圧ピストンに連動するニードルを有し、この
    ニードルがリフトすることで高圧燃料を噴射するノズル
    と、 c)前記油圧ピストンの背圧を制御する制御室と、 d)この制御室に高圧燃料を導く燃料導入経路と、 e)前記制御室より高圧燃料を排出する燃料排出経路
    と、 f)前記燃料導入経路と前記燃料排出経路との何方か一
    方を選択的に遮断する経路切替手段とを備え、 前記燃料導入経路と前記燃料排出経路とは、前記制御室
    に開口する燃料通路を共有し、この燃料通路に通路断面
    積を小さくした固定絞り部が設けられている燃料噴射装
    置であって、 前記燃料通路は、前記制御室へ燃料が流入する時の流れ
    方向において前記固定 絞り部へ向かって通路断面積が漸
    減する漏斗部が設けられていることを特徴とする 燃料噴
    射装置。
  3. 【請求項3】a)後端面に作用する背圧の変動に伴って軸方向に変位
    する油圧ピストンと、 b)この油圧ピストンに連動するニードルを有し、この
    ニードルがリフトすることで高圧燃料を噴射するノズル
    と、 c)前記油圧ピストンの背圧を制御する制御室と、 d)この制御室に高圧燃料を導く燃料導入経路と、 e)前記制御室より高圧燃料を排出する燃料排出経路
    と、 f)前記燃料導入経路と前記燃料排出経路との何方か一
    方を選択的に遮断する経路切替手段とを備え、 前記燃料導入経路と前記燃料排出経路とは、前記制御室
    に開口する燃料通路を共有し、この燃料通路に通路断面
    積を小さくした固定絞り部が設けられている燃料噴射装
    置であって、 前記固定絞り部が形成された通路形成部材を有し、 この通路形成部材は、前記制御室より燃料が流出する時
    に、燃料圧力を受けて前記固定絞り部の穴径が小さくな
    るように弾性変形することを特徴とする 燃料噴射装置。
  4. 【請求項4】a)後端面に作用する背圧の変動に伴って軸方向に変位
    する油圧ピストンと、 b)この油圧ピストンに連動するニードルを有し、この
    ニードルがリフトすることで高圧燃料を噴射するノズル
    と、 c)前記油圧ピストンの背圧を制御する制御室と、 d)この制御室に高圧燃料を導く燃料導入経路と、 e)前記制御室より高圧燃料を排出する燃料排出経路
    と、 f)前記燃料導入経路と前記燃料排出経路との何方か一
    方を選択的に遮断する経路切替手段とを備え、 前記燃料導入経路と前記燃料排出経路とは、前記制御室
    に開口する燃料通路を共有し、この燃料通路に通路断面
    積を小さくした固定絞り部が設けられている燃 料噴射装
    置であって、 前記燃料通路は、前記固定絞り部より前記制御室側が、
    前記固定絞り部より複数に分岐して、それぞれ前記制御
    室に開口する複数の分岐通路で構成され、その分岐通路
    の通路断面積が、それぞれ前記固定絞り部の断面積より
    大きく設定されていることを特徴とする 燃料噴射装置。
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