JP3361340B2 - 多重記録光磁気記録媒体及び該多重記録光磁気記録媒体への情報記録方法 - Google Patents
多重記録光磁気記録媒体及び該多重記録光磁気記録媒体への情報記録方法Info
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- JP3361340B2 JP3361340B2 JP22411292A JP22411292A JP3361340B2 JP 3361340 B2 JP3361340 B2 JP 3361340B2 JP 22411292 A JP22411292 A JP 22411292A JP 22411292 A JP22411292 A JP 22411292A JP 3361340 B2 JP3361340 B2 JP 3361340B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重記録光磁気記録媒
体及び該光磁気記録媒体を用いた情報記録方法に関する
ものであり、特に、積層された2つの磁性膜を具え、こ
れらの磁性膜にそれぞれ独立に情報を記録し、その情報
を独立して再生することができる多重記録光磁気記録媒
体及び該多重光磁気記録媒体を用いた情報記録方法に関
するものである。
体及び該光磁気記録媒体を用いた情報記録方法に関する
ものであり、特に、積層された2つの磁性膜を具え、こ
れらの磁性膜にそれぞれ独立に情報を記録し、その情報
を独立して再生することができる多重記録光磁気記録媒
体及び該多重光磁気記録媒体を用いた情報記録方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録媒体に対する情報の記録は、
垂直磁化膜を形成した媒体に対して、記録すべき情報に
応じてこの垂直磁化膜の磁化の向きを上下に反転させて
行っている。また、情報の再生は、記録媒体に直線偏光
を入射させて、この入射光ビームの偏光面が磁化膜の磁
化の向きによって変化する、いわゆるカー効果を利用し
て行うようにしている。情報の記録密度は媒体面上に形
成される光ビームスポットの大きさによって決まる。通
常は、記録光としてレーザ光を用いて、回折限界までこ
れを集光することによって記録密度を上げるようにして
いる。更に記録密度を向上させるには、波長の短いレー
ザ光を用いるか、あるいは集光レンズのNAを大きくす
ることが考えられるが、いずれの方法にも限界がある。
また、別の方法として、記録媒体に特殊なものを使うこ
とが提案されている。
垂直磁化膜を形成した媒体に対して、記録すべき情報に
応じてこの垂直磁化膜の磁化の向きを上下に反転させて
行っている。また、情報の再生は、記録媒体に直線偏光
を入射させて、この入射光ビームの偏光面が磁化膜の磁
化の向きによって変化する、いわゆるカー効果を利用し
て行うようにしている。情報の記録密度は媒体面上に形
成される光ビームスポットの大きさによって決まる。通
常は、記録光としてレーザ光を用いて、回折限界までこ
れを集光することによって記録密度を上げるようにして
いる。更に記録密度を向上させるには、波長の短いレー
ザ光を用いるか、あるいは集光レンズのNAを大きくす
ることが考えられるが、いずれの方法にも限界がある。
また、別の方法として、記録媒体に特殊なものを使うこ
とが提案されている。
【0003】例えば、特開平3−252942号公報や
電気学会マグネティックス研究会資料MAG−91−1
7には、光磁気記録媒体を多層膜構造にして、これに多
値記録を行う方法が記録されている。この方法は、2層
の磁性層を形成した光磁気記録媒体を用いて、初期的に
は2層共に下向きに磁化しておき、情報の記録時に印加
するレーザパワーあるいは磁場強度を制御することによ
り、一方の層だけ磁化の方向を上向きにしたり、あるい
は両層とも上向きに磁化することにより、“1”、
“0”だけでなく3値の記録を行うようにしたものであ
る。
電気学会マグネティックス研究会資料MAG−91−1
7には、光磁気記録媒体を多層膜構造にして、これに多
値記録を行う方法が記録されている。この方法は、2層
の磁性層を形成した光磁気記録媒体を用いて、初期的に
は2層共に下向きに磁化しておき、情報の記録時に印加
するレーザパワーあるいは磁場強度を制御することによ
り、一方の層だけ磁化の方向を上向きにしたり、あるい
は両層とも上向きに磁化することにより、“1”、
“0”だけでなく3値の記録を行うようにしたものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術を実用化するには以下の問題がある。すなわち、
光磁気記録媒体への情報記録技術をコンピュータ等の外
部記憶装置として使用する際に、現状ではデジタル記録
が行われているため“1”か“0”の情報を記録するよ
うにしている。したがって、多値記録を行うためには
“1”“0”の情報を特殊な符号に変換しなければなら
ないだけでなく、この変換を行うことにより従来の装置
との互換性を取るのが非常に困難になる。また、記録層
を2層構造にしても3値の記録ができるだけで、記録容
量は2倍にはならず、1.5倍になるのみである。もし
4値の記録を行おうとすると、第1層のみまたは第2層
のみの磁化方向を選択的に反転させるような記録が必要
である。
た技術を実用化するには以下の問題がある。すなわち、
光磁気記録媒体への情報記録技術をコンピュータ等の外
部記憶装置として使用する際に、現状ではデジタル記録
が行われているため“1”か“0”の情報を記録するよ
うにしている。したがって、多値記録を行うためには
“1”“0”の情報を特殊な符号に変換しなければなら
ないだけでなく、この変換を行うことにより従来の装置
との互換性を取るのが非常に困難になる。また、記録層
を2層構造にしても3値の記録ができるだけで、記録容
量は2倍にはならず、1.5倍になるのみである。もし
4値の記録を行おうとすると、第1層のみまたは第2層
のみの磁化方向を選択的に反転させるような記録が必要
である。
【0005】図11は、従来の多値記録の概念を示す図
である。光磁気情報記録媒体の磁性層を2層構造とし、
第1層に起因するカー回転角をθk1 、第2層に起因す
るカー回転角をθk2 とすると、両層の磁化の向きが逆
の場合に、それぞれの層の磁化の向きを判別するために
は、(θk1 −θk2 )と(θk2 −θk1 )との違い
を判別しなければならない。
である。光磁気情報記録媒体の磁性層を2層構造とし、
第1層に起因するカー回転角をθk1 、第2層に起因す
るカー回転角をθk2 とすると、両層の磁化の向きが逆
の場合に、それぞれの層の磁化の向きを判別するために
は、(θk1 −θk2 )と(θk2 −θk1 )との違い
を判別しなければならない。
【0006】本発明は、第1層と第2層とに全く独立な
情報をそれぞれ2値で記録し、その情報を独立して再生
することにより、従来の装置との互換性を取りながら従
来の記録媒体の2倍の量の情報を記録再生することがで
きる多重記録光磁気記録媒体と該光磁気記録媒体に対す
る情報記録方法を提供することを目的とするものであ
る。
情報をそれぞれ2値で記録し、その情報を独立して再生
することにより、従来の装置との互換性を取りながら従
来の記録媒体の2倍の量の情報を記録再生することがで
きる多重記録光磁気記録媒体と該光磁気記録媒体に対す
る情報記録方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る多重記録光磁気記録媒体は、膜面に対し
て垂直方向に磁化容易軸を有する磁性膜が表面に積層さ
れ、この磁性膜に光ビームを照射することにより磁化の
方向を変化させて情報の記録、消去または再生を行う光
磁気記録媒体において、前記磁性膜が、互いに独立して
情報を保持することができるように積層された第1及び
第2の磁性膜層を具えると共に、前記第1及び第2の磁
性膜層の一方にカー回転のみを生じさせると共に他方に
カー楕円のみを生じさせることにより前記第1の磁性膜
層からの再生光と前記第2の磁性膜層からの再生光との
相対的な位相差が90°になるように構成されているこ
とを特徴とするものである。
に本発明に係る多重記録光磁気記録媒体は、膜面に対し
て垂直方向に磁化容易軸を有する磁性膜が表面に積層さ
れ、この磁性膜に光ビームを照射することにより磁化の
方向を変化させて情報の記録、消去または再生を行う光
磁気記録媒体において、前記磁性膜が、互いに独立して
情報を保持することができるように積層された第1及び
第2の磁性膜層を具えると共に、前記第1及び第2の磁
性膜層の一方にカー回転のみを生じさせると共に他方に
カー楕円のみを生じさせることにより前記第1の磁性膜
層からの再生光と前記第2の磁性膜層からの再生光との
相対的な位相差が90°になるように構成されているこ
とを特徴とするものである。
【0008】また、本発明に係る多重記録光磁気記録媒
体への情報記録方法は、本発明に係る多重記録光磁気記
録媒体の第1及び第2の磁性膜は入射するレーザ光のパ
ワーが低パワーの時と高パワーの時とで保磁力の高低が
逆転する磁性膜であり、前記多重記録光磁気記録媒体の
一方の磁性膜に高バイアス磁場、低レーザパワ−で情報
の記録を行うと共に、他方の磁性膜に低バイアス磁場、
高レーザパワーで情報の記録を行うことにより、互いに
独立して情報の記録を行うことを特徴とするものであ
る。
体への情報記録方法は、本発明に係る多重記録光磁気記
録媒体の第1及び第2の磁性膜は入射するレーザ光のパ
ワーが低パワーの時と高パワーの時とで保磁力の高低が
逆転する磁性膜であり、前記多重記録光磁気記録媒体の
一方の磁性膜に高バイアス磁場、低レーザパワ−で情報
の記録を行うと共に、他方の磁性膜に低バイアス磁場、
高レーザパワーで情報の記録を行うことにより、互いに
独立して情報の記録を行うことを特徴とするものであ
る。
【0009】更に、本発明に係る多重記録光磁気記録媒
体への情報記録方法は、本発明に係る多重記録光磁気記
録媒体の第1及び第2の磁性膜は所定のパワーでレーザ
光を照射したときに保磁力が異なる磁性膜であり、前記
多重光磁気情報記録媒体の第1及び第2の磁性膜へ同時
に情報の記録を行い、次いで、前記磁性膜のうち前記所
定のパワーでレーザ光を照射したときに保磁力が小さい
方の磁性膜のみ情報を書き換えるようにしたことを特徴
とするものである。
体への情報記録方法は、本発明に係る多重記録光磁気記
録媒体の第1及び第2の磁性膜は所定のパワーでレーザ
光を照射したときに保磁力が異なる磁性膜であり、前記
多重光磁気情報記録媒体の第1及び第2の磁性膜へ同時
に情報の記録を行い、次いで、前記磁性膜のうち前記所
定のパワーでレーザ光を照射したときに保磁力が小さい
方の磁性膜のみ情報を書き換えるようにしたことを特徴
とするものである。
【0010】
【作用】本発明の光磁気情報記録媒体は、2層の磁性膜
層と、これらの磁性膜の上下に必要に応じて誘電体層を
形成し、このように構成した光磁気記録媒体に再生用光
ビームとして直線偏光を入射させた際に、一方の磁性膜
層にカー回転のみを生じさせると共に他方の磁性膜にカ
ー楕円のみを生じさせることによりそれぞれの磁性膜か
らの再生光の間に相対的に90°の位相差が生じるよう
に構成されている。ここで、各層の屈折率あるいは厚み
をコントロールすることにより、再生光のカー回転ある
いはカー楕円をエンハンスすることが可能となる。つま
り、一方の磁性膜からの再生光についてはカー回転のみ
が生じるようにして、他方の磁性膜からの再生光につい
てはカ−楕円のみが生じるように構成することにより、
それぞれの磁性膜に独立して情報を蓄えることができ
る。したがって、“1”、“0”の情報に対応させてそ
れぞれの磁性膜の磁化の向きを変えることによって、多
重に情報を記録することができる。情報の再生時には、
通常の再生光学系を用いて、一方の磁性膜からの再生光
が担う情報を読み取るように位相差を調整して、他方の
磁性膜からの再生光の信号成分は0にしておき、再生光
学系の構成を調整してそれぞれ独立して2つの情報を読
み取るようにすることができる。
層と、これらの磁性膜の上下に必要に応じて誘電体層を
形成し、このように構成した光磁気記録媒体に再生用光
ビームとして直線偏光を入射させた際に、一方の磁性膜
層にカー回転のみを生じさせると共に他方の磁性膜にカ
ー楕円のみを生じさせることによりそれぞれの磁性膜か
らの再生光の間に相対的に90°の位相差が生じるよう
に構成されている。ここで、各層の屈折率あるいは厚み
をコントロールすることにより、再生光のカー回転ある
いはカー楕円をエンハンスすることが可能となる。つま
り、一方の磁性膜からの再生光についてはカー回転のみ
が生じるようにして、他方の磁性膜からの再生光につい
てはカ−楕円のみが生じるように構成することにより、
それぞれの磁性膜に独立して情報を蓄えることができ
る。したがって、“1”、“0”の情報に対応させてそ
れぞれの磁性膜の磁化の向きを変えることによって、多
重に情報を記録することができる。情報の再生時には、
通常の再生光学系を用いて、一方の磁性膜からの再生光
が担う情報を読み取るように位相差を調整して、他方の
磁性膜からの再生光の信号成分は0にしておき、再生光
学系の構成を調整してそれぞれ独立して2つの情報を読
み取るようにすることができる。
【0011】図1は本発明の光磁気情報記録媒体の構造
を示す断面図である。ガラスやプラスチック等でできた
透明な基板1に誘電体層5と第1及び第2の磁性層2、
3とが交互に積層されており、さらに金属の反射膜4を
具える。誘電体層5の屈折率や厚みをコントロールする
ことにより、磁性層2、3からの反射率、カー回転角、
カー楕円率角をコントロールすることができる。
を示す断面図である。ガラスやプラスチック等でできた
透明な基板1に誘電体層5と第1及び第2の磁性層2、
3とが交互に積層されており、さらに金属の反射膜4を
具える。誘電体層5の屈折率や厚みをコントロールする
ことにより、磁性層2、3からの反射率、カー回転角、
カー楕円率角をコントロールすることができる。
【0012】本願の好適な実施例では、例えば第1層2
に起因するカー効果と第2層3に起因するカー効果が、
一方はカー回転のみが生じ、他方にはカー楕円のみが生
じるように各誘電体層5の屈折率、厚みをコントロール
する。図2は、このようにコントロールされた光磁気記
録媒体に、直線偏光を入射させた場合の、再生光の偏光
状態を示す図である。第1層2がカー回転のみを起こす
ように構成されている場合、第1層2からの再生光の偏
光方向は±θk だけ回転する。これに対して、第2層3
はカー楕円のみを起こすように構成されており、第2層
3からの再生光は、楕円率角γk は一定で、第2層の磁
化の方向に応じて楕円偏光の回転方向が変化する。した
がって、再生光は第1及び第2の磁性膜層の磁化の方向
に応じて、楕円率角γk の右回り楕円偏光、楕円率角γ
k の左回り楕円偏光が、±θk 回転する状態になる。
に起因するカー効果と第2層3に起因するカー効果が、
一方はカー回転のみが生じ、他方にはカー楕円のみが生
じるように各誘電体層5の屈折率、厚みをコントロール
する。図2は、このようにコントロールされた光磁気記
録媒体に、直線偏光を入射させた場合の、再生光の偏光
状態を示す図である。第1層2がカー回転のみを起こす
ように構成されている場合、第1層2からの再生光の偏
光方向は±θk だけ回転する。これに対して、第2層3
はカー楕円のみを起こすように構成されており、第2層
3からの再生光は、楕円率角γk は一定で、第2層の磁
化の方向に応じて楕円偏光の回転方向が変化する。した
がって、再生光は第1及び第2の磁性膜層の磁化の方向
に応じて、楕円率角γk の右回り楕円偏光、楕円率角γ
k の左回り楕円偏光が、±θk 回転する状態になる。
【0013】本発明では、入射するレーザ光のパワーが
低パワーの時と高パワーの時とで保磁力の高低が逆転す
る第1及び第2の磁性膜2,3を積層した多重光磁気情
報記録媒体、あるいは所定のパワーでレーザ光を照射し
たときに保磁力が異なる第1及び第2の磁性膜2,3を
積層した光磁気情報記録媒体を使用しており、記録時の
膜面の温度及び外部磁場をコントロールすることによ
り、第1層2及び第2層3に独立して情報を記録するこ
とができる。
低パワーの時と高パワーの時とで保磁力の高低が逆転す
る第1及び第2の磁性膜2,3を積層した多重光磁気情
報記録媒体、あるいは所定のパワーでレーザ光を照射し
たときに保磁力が異なる第1及び第2の磁性膜2,3を
積層した光磁気情報記録媒体を使用しており、記録時の
膜面の温度及び外部磁場をコントロールすることによ
り、第1層2及び第2層3に独立して情報を記録するこ
とができる。
【0014】尚、誘電体層の膜厚をコントロールするこ
とによって再生光の位相差をコントロールするようにし
ているが、この膜厚は使用する光源の波長の数分の一で
十分であり、第1層、第2層共に、焦点深度内で変化さ
せるだけで制御することができる。
とによって再生光の位相差をコントロールするようにし
ているが、この膜厚は使用する光源の波長の数分の一で
十分であり、第1層、第2層共に、焦点深度内で変化さ
せるだけで制御することができる。
【0015】情報再生時には、例えば図3に示すような
再生光学系を用いて、偏光ビームスプリッタを回転させ
ることにより再生光の位相差を補正して、カー回転成分
のみあるいはカー楕円成分のみを検出して情報を再生す
るようにする。
再生光学系を用いて、偏光ビームスプリッタを回転させ
ることにより再生光の位相差を補正して、カー回転成分
のみあるいはカー楕円成分のみを検出して情報を再生す
るようにする。
【0016】図1に示す多層膜における反射率、カー回
転、カー楕円は以下に示す方法により求められる。 物
質の複素屈折率は、右回り、左回りの円偏光に対して
転、カー楕円は以下に示す方法により求められる。 物
質の複素屈折率は、右回り、左回りの円偏光に対して
【数1】
【外1】
【数2】
【数3】
という関係がある。図4に示すように、基板1と2つの
磁性層2、3(第1層及び第2層)と、反射層4とで媒
体が構成されている場合、各層の屈折率をn−ik、磁
性層の膜厚をhとしたとき、多重反射干渉理論より、右
回り、左回りの円偏光に対する振幅反射率rは
磁性層2、3(第1層及び第2層)と、反射層4とで媒
体が構成されている場合、各層の屈折率をn−ik、磁
性層の膜厚をhとしたとき、多重反射干渉理論より、右
回り、左回りの円偏光に対する振幅反射率rは
【数4】
【数5】
【数6】
で表される。ただし、
【数7】
である。これより反射率R,カー回転角θk 、カー楕円
率γk は、
率γk は、
【数8】
rx =|rx |exp(iφx )=(r+ +r- )/2
ry =|ry |exp(iφy )=i(r+ +r- )/2
tanα=|ry |/|rx |
とすると、
【数9】R=|rx |2 +|ry |2
tan2θK =tan2αcos(φy −φx )
tan2γK =sin2αsin(φy −φx )
から求めることができる。
【0017】各層の間に誘電体層が形成されている場合
は多少計算が複雑になるが、同様にして反射率、カー回
転角、カー楕円率を求めることができる。具体的には、
図5に示すように、ある物質(屈折率
は多少計算が複雑になるが、同様にして反射率、カー回
転角、カー楕円率を求めることができる。具体的には、
図5に示すように、ある物質(屈折率
【数10】
【数11】
【数12】
の物質として取り扱えば良い。つまり、反射率、カー回
転角、カー楕円率は
転角、カー楕円率は
【数13】
N* =n1 * ・{1−r12exp(−2iφ1 )}/
{1+r12exp(−2iφ1 )}
r12=(n1 * −n2 * )/(n1 * +n2 2* )
φ1 =2πn1 h1 /λ
より求めることができる。すなわち、図4に示す反射層
から順次、各層の反射率、カー回転角、カー楕円率をそ
れぞれ加えてゆき、仮想屈折率を求めて、トータルの反
射率、カー回転角、カー楕円率を求めることができる。
から順次、各層の反射率、カー回転角、カー楕円率をそ
れぞれ加えてゆき、仮想屈折率を求めて、トータルの反
射率、カー回転角、カー楕円率を求めることができる。
【0018】
【実施例】以下に本発明の光磁気情報記録媒体を用いた
多重記録の実施例を示す。本実施例では、図6に示すよ
うな温度(T)対保磁力(Hc)特性を持つ2つの磁性
膜を積層した媒体を用いる。この媒体の特性としては、
低温側では第1層の保磁力が大きく、高温側では第2層
の方が大きな保磁力をもつ。したがって、第1層に記録
を行う場合には、外部磁場の大きさをHEX1 に設定し、
両方の磁性膜の温度をT3 より高くT4 より低くなるよ
うに記録時のレーザパワーを設定すればよい。外部磁場
とレーザパワーをこのように設定することによって、第
2層の磁化の方向は変化せず、第1層の磁化の方向のみ
を反転させて第1層に記録及び消去を行うことができ
る。また、第2層に記録を行う場合には、外部磁場をH
EX2 に設定し、磁性膜の温度をT1とT2との間になる
ように記録レーザビームのパワーをコントロールすれば
良い。
多重記録の実施例を示す。本実施例では、図6に示すよ
うな温度(T)対保磁力(Hc)特性を持つ2つの磁性
膜を積層した媒体を用いる。この媒体の特性としては、
低温側では第1層の保磁力が大きく、高温側では第2層
の方が大きな保磁力をもつ。したがって、第1層に記録
を行う場合には、外部磁場の大きさをHEX1 に設定し、
両方の磁性膜の温度をT3 より高くT4 より低くなるよ
うに記録時のレーザパワーを設定すればよい。外部磁場
とレーザパワーをこのように設定することによって、第
2層の磁化の方向は変化せず、第1層の磁化の方向のみ
を反転させて第1層に記録及び消去を行うことができ
る。また、第2層に記録を行う場合には、外部磁場をH
EX2 に設定し、磁性膜の温度をT1とT2との間になる
ように記録レーザビームのパワーをコントロールすれば
良い。
【0019】このようにして多重に記録した情報の再生
は、例えば図3に示す再生用光学系を用いて行う。本実
施例では、第1層がカー回転のみを起こし、第2層がカ
ー楕円のみを起こすように構成された記録媒体を用いる
ものとする。図3に示すとおり、再生用光学系は、再生
光を発生するレーザ光源21、コリメータレンズ22、
ビームスプリッタ23、対物レンズ24、1/4波長板
25、集光レンズ26、偏光ビームスプリッタ27、光
検出器28、及び差動増幅器29とを具える。偏光ビー
ムスプリッタ27は回動可能に取り付けられており、こ
の偏光ビームスプリッタ27の方位角を45°に設定す
ると、記録媒体30からの反射ビームのカー回転成分の
みを検出して第1層に記録された情報を再生することが
できる。また偏光ビームスプリッタ27を回動させて、
方位角を0°に設定すると、カー楕円成分のみを検出し
て、第2層に記録された情報を再生することができる。
なお、偏光ビームスプリッタ27を回転させる替わり
に、1/4波長板25と偏光ビームスプリッタ27との
間に1/2波長板を配設して、この1/2波長板を回転
させるようにしても同じ効果を得ることができる。
は、例えば図3に示す再生用光学系を用いて行う。本実
施例では、第1層がカー回転のみを起こし、第2層がカ
ー楕円のみを起こすように構成された記録媒体を用いる
ものとする。図3に示すとおり、再生用光学系は、再生
光を発生するレーザ光源21、コリメータレンズ22、
ビームスプリッタ23、対物レンズ24、1/4波長板
25、集光レンズ26、偏光ビームスプリッタ27、光
検出器28、及び差動増幅器29とを具える。偏光ビー
ムスプリッタ27は回動可能に取り付けられており、こ
の偏光ビームスプリッタ27の方位角を45°に設定す
ると、記録媒体30からの反射ビームのカー回転成分の
みを検出して第1層に記録された情報を再生することが
できる。また偏光ビームスプリッタ27を回動させて、
方位角を0°に設定すると、カー楕円成分のみを検出し
て、第2層に記録された情報を再生することができる。
なお、偏光ビームスプリッタ27を回転させる替わり
に、1/4波長板25と偏光ビームスプリッタ27との
間に1/2波長板を配設して、この1/2波長板を回転
させるようにしても同じ効果を得ることができる。
【0020】図7は、本実施例において、記録媒体に記
録を行ったときの2つの磁性層の磁化状態と、それぞれ
の磁性層から得られた情報の再生信号の波形を示す図で
ある。偏光ビームスプリッタ27の方位角を45°に設
定することにより、第1層に関する情報のみを得ること
ができ、方位角を0°にすることにより、第2層に関す
る情報のみを得ることができる。図7に示すとおり、2
つの磁性層の情報は全く独立して記録再生することがで
き、したがって、情報量を従来の記録媒体の2倍に増や
すことができる。
録を行ったときの2つの磁性層の磁化状態と、それぞれ
の磁性層から得られた情報の再生信号の波形を示す図で
ある。偏光ビームスプリッタ27の方位角を45°に設
定することにより、第1層に関する情報のみを得ること
ができ、方位角を0°にすることにより、第2層に関す
る情報のみを得ることができる。図7に示すとおり、2
つの磁性層の情報は全く独立して記録再生することがで
き、したがって、情報量を従来の記録媒体の2倍に増や
すことができる。
【0021】図8は、本発明に用いる再生用光学系の他
の例を示す図であり、図9はこの再生用光学系で検出し
た情報信号の波形を示す図である。なお、図8では図3
に示す光学系と同じ要素については同じ符号を用いてそ
の説明は省略する。光磁気ディスク30で反射された再
生光は、偏光ビームスプリッタ27で分離され、一方の
光ビームを第1の2分割光検出器31で、他方の光ビー
ムを第2の2分割光検出器32で受光する。第1の2分
割光検出器31のそれぞれの出力は、第1の加算器33
及び第1の差動増幅器34へ出力し、第1の加算器33
の出力は更に第3の差動増幅器37の負入力端子へ、第
1の差動増幅器34の出力は第4の差動増幅器38の負
入力端子へ入力するように構成されている。一方、第2
の2分割光検出器32のそれぞれの出力は、第2の加算
器35及び第2の差動増幅器36へ出力し、第2の加算
器の出力は更に第3の差動増幅器37の正入力端子へ、
第2の差動増幅器36の出力は第4の差動増幅器38の
正入力端子へ入力するように構成されている。
の例を示す図であり、図9はこの再生用光学系で検出し
た情報信号の波形を示す図である。なお、図8では図3
に示す光学系と同じ要素については同じ符号を用いてそ
の説明は省略する。光磁気ディスク30で反射された再
生光は、偏光ビームスプリッタ27で分離され、一方の
光ビームを第1の2分割光検出器31で、他方の光ビー
ムを第2の2分割光検出器32で受光する。第1の2分
割光検出器31のそれぞれの出力は、第1の加算器33
及び第1の差動増幅器34へ出力し、第1の加算器33
の出力は更に第3の差動増幅器37の負入力端子へ、第
1の差動増幅器34の出力は第4の差動増幅器38の負
入力端子へ入力するように構成されている。一方、第2
の2分割光検出器32のそれぞれの出力は、第2の加算
器35及び第2の差動増幅器36へ出力し、第2の加算
器の出力は更に第3の差動増幅器37の正入力端子へ、
第2の差動増幅器36の出力は第4の差動増幅器38の
正入力端子へ入力するように構成されている。
【0022】すなわち、ディスク30に入射する直線偏
光を右回りと左回りの円偏光とみなし、これを偏光ビー
ムスプリッタ27によって分離して検出するようにして
いる。カー回転は右回りと左回りの円偏光の位相差とし
て取りだされる。したがって、磁区の境界でファーフィ
ールドパターンが変動するため、第1の光検出器31と
第2の光検出器32とのそれぞれの出力差の差動、すな
わち、第4の差動増幅器38からの出力bがカー回転成
分を表す信号として得られる。また、カー楕円に関して
は、左右の円偏光の反射率の変化として取り出されるた
め、第1の光検出器31の出力の和と、第2の光検出器
32の出力の和との差動、すなわち第3の差動増幅器3
7からの出力aが通常の再生信号として得られる。
光を右回りと左回りの円偏光とみなし、これを偏光ビー
ムスプリッタ27によって分離して検出するようにして
いる。カー回転は右回りと左回りの円偏光の位相差とし
て取りだされる。したがって、磁区の境界でファーフィ
ールドパターンが変動するため、第1の光検出器31と
第2の光検出器32とのそれぞれの出力差の差動、すな
わち、第4の差動増幅器38からの出力bがカー回転成
分を表す信号として得られる。また、カー楕円に関して
は、左右の円偏光の反射率の変化として取り出されるた
め、第1の光検出器31の出力の和と、第2の光検出器
32の出力の和との差動、すなわち第3の差動増幅器3
7からの出力aが通常の再生信号として得られる。
【0023】この再生方式によれば、2つの磁性層の情
報を同時に再生することが可能となり、それぞれの磁性
層の情報を読むために再生光学系を調整する必要がな
い。
報を同時に再生することが可能となり、それぞれの磁性
層の情報を読むために再生光学系を調整する必要がな
い。
【0024】上述の実施例では、第1層からの再生光が
カー回転成分のみ、第2層からの再生光がカー楕円成分
のみを持つように構成しているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、両層からの再生光が共にカー回転
成分とカー楕円成分とを持つように構成しても良い。こ
の場合、それぞれの層のカー回転角とカー楕円率とをθ
K1,γK1,θK2,γK2とすると、両層に起因する位相差
は
カー回転成分のみ、第2層からの再生光がカー楕円成分
のみを持つように構成しているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、両層からの再生光が共にカー回転
成分とカー楕円成分とを持つように構成しても良い。こ
の場合、それぞれの層のカー回転角とカー楕円率とをθ
K1,γK1,θK2,γK2とすると、両層に起因する位相差
は
【数14】δ1 =TAN -1(γK1/θK1)
δ2 =TAN -1(γK2/θK2)
となり、δ1 とδ2 の差が90°であれば、偏光ビーム
スプリッタの方位角を調整することにより、図3に示す
再生光学系を用いて情報の再生を行うことができる。
スプリッタの方位角を調整することにより、図3に示す
再生光学系を用いて情報の再生を行うことができる。
【0025】また、記録媒体の構造も、必ずしも図1に
示すような構成を取る必要はない。すなわち、誘電体層
5や金属反射膜4はすべて必要なわけではなく、上述し
た再生特性が得られるものであれば省略することができ
る。また、温度対保磁力の関係も、図6に示す関係に限
定されるものではなく、例えば磁性膜の膜面の温度に保
磁力が図10に示すような特性を持つ媒体を使用するよ
うにしても良い。この場合は、外部磁界をHexに固定し
ておき、情報の記録時に磁性層表面の温度がT 2 以上に
なるようにレーザパワーを設定すれば、第1層、第2層
に同時に記録することができ、T1 とT2 との間に設定
すれば第1層のみに記録することができる。この例で
は、第2層のみの記録を書き換えることはできないが、
媒体の設計は単純になる。また、両層が温度に対する保
磁力の大きさが同じものであっても、レーザビームを照
射した時の各磁性層の温度上昇率に差があれば、この特
性を利用して同様に情報を多重記録することが可能であ
る。
示すような構成を取る必要はない。すなわち、誘電体層
5や金属反射膜4はすべて必要なわけではなく、上述し
た再生特性が得られるものであれば省略することができ
る。また、温度対保磁力の関係も、図6に示す関係に限
定されるものではなく、例えば磁性膜の膜面の温度に保
磁力が図10に示すような特性を持つ媒体を使用するよ
うにしても良い。この場合は、外部磁界をHexに固定し
ておき、情報の記録時に磁性層表面の温度がT 2 以上に
なるようにレーザパワーを設定すれば、第1層、第2層
に同時に記録することができ、T1 とT2 との間に設定
すれば第1層のみに記録することができる。この例で
は、第2層のみの記録を書き換えることはできないが、
媒体の設計は単純になる。また、両層が温度に対する保
磁力の大きさが同じものであっても、レーザビームを照
射した時の各磁性層の温度上昇率に差があれば、この特
性を利用して同様に情報を多重記録することが可能であ
る。
【0026】いずれの場合も、従来の記録方式と同じよ
うに“1”、“0”の情報に対応させて各層の磁化の向
きを変えて記録を行うことができ、したがって情報量を
2倍にすることができる。また、あらかじめ第2層にプ
リフォーマット信号やROM信号を記録しておいて、ユ
ーザが第1層を使用するようなアプリケーションも可能
である。この場合は、例えば図6に示すような温度対保
磁力の特性を持つ媒体を用いて、外部磁界をHex2 にし
て第2層にプリフォーマット信号等を記録しておき、ユ
ーザが記録に使用するドライブ装置の外部磁界をHex2
に設定して、レーザパワーを第1層にのみ記録できるパ
ワーに設定しておくようにすれば良い。
うに“1”、“0”の情報に対応させて各層の磁化の向
きを変えて記録を行うことができ、したがって情報量を
2倍にすることができる。また、あらかじめ第2層にプ
リフォーマット信号やROM信号を記録しておいて、ユ
ーザが第1層を使用するようなアプリケーションも可能
である。この場合は、例えば図6に示すような温度対保
磁力の特性を持つ媒体を用いて、外部磁界をHex2 にし
て第2層にプリフォーマット信号等を記録しておき、ユ
ーザが記録に使用するドライブ装置の外部磁界をHex2
に設定して、レーザパワーを第1層にのみ記録できるパ
ワーに設定しておくようにすれば良い。
【0027】図10に示す特性を有する媒体を用いる場
合も、同様にユーザが使用するドライブ装置のレーザパ
ワーによる第1層の表面温度がT1 とT2 との間になる
ように設定しておけば、上記アプリケーションに対応す
ることができる。
合も、同様にユーザが使用するドライブ装置のレーザパ
ワーによる第1層の表面温度がT1 とT2 との間になる
ように設定しておけば、上記アプリケーションに対応す
ることができる。
【0028】
【発明の効果】上述した通り、本発明によれば、光磁気
情報記録媒体の多重記録が可能である。すなわち、記録
媒体の2つの磁性層を積層して、これらの磁性層に独立
して情報を記録することができ、それぞれ独立して再生
することができる。これは多値記録と異なって、
“1”、“0”の情報をそのまま記録することができる
ため、コンピュータ等の従来の外部記憶装置との互換を
取ることができる。また、1層の記録媒体に比して、記
録できる情報量を2倍にすることができると共に、例え
ば、一方の磁性層をプリフォーマット部やROMエリア
として用いて、他方の磁性層をユーザエリアとして用い
るなどの様々な応用が可能となる。
情報記録媒体の多重記録が可能である。すなわち、記録
媒体の2つの磁性層を積層して、これらの磁性層に独立
して情報を記録することができ、それぞれ独立して再生
することができる。これは多値記録と異なって、
“1”、“0”の情報をそのまま記録することができる
ため、コンピュータ等の従来の外部記憶装置との互換を
取ることができる。また、1層の記録媒体に比して、記
録できる情報量を2倍にすることができると共に、例え
ば、一方の磁性層をプリフォーマット部やROMエリア
として用いて、他方の磁性層をユーザエリアとして用い
るなどの様々な応用が可能となる。
【図1】本発明の多重記録光磁気情報記録媒体の構成を
示す図である。
示す図である。
【図2】本発明の記録再生の概念を示す図である。
【図3】本発明に用いる再生光学系の一例の構成を示す
図である。
図である。
【図4】本発明の記録媒体における反射率、カー回転、
カー楕円を説明するための図である。
カー楕円を説明するための図である。
【図5】 本発明の記録媒体における反射率、カー回
転、カー楕円を説明するための図である。
転、カー楕円を説明するための図である。
【図6】 本発明に用いる記録媒体の温度と保磁力との
関係の一例を示す図である。
関係の一例を示す図である。
【図7】図3に示す再生光学系を用いた場合の再生信号
を示す図である。
を示す図である。
【図8】本発明に用いる再生光学系の他の構成例を示す
図である。
図である。
【図9】図8に示す再生光学系を用いた場合の再生信号
を示す図である。
を示す図である。
【図10】本発明に用いる記録媒体の温度と保磁力との
関係の他の例を示す図である。
関係の他の例を示す図である。
【図11】従来の多値記録の概念を示す図である。
1 基盤
2、3 磁性層
4 反射層
5 誘電層
21 光源
27 偏光ビームスプリッタ
30 光磁気ディスク
28、31、32 光検出器
29、34、36、37、38 差動増幅器
33、35 加算器
Claims (3)
- 【請求項1】 膜面に対して垂直方向に磁化容易軸を有
する磁性膜が表面に積層され、この磁性膜に光ビームを
照射することにより磁化の方向を変化させて情報の記
録、消去または再生を行う光磁気記録媒体において、前
記磁性膜が、互いに独立して情報を保持することができ
るように積層された第1及び第2の磁性膜層を具えると
共に、前記第1及び第2の磁性膜層の一方にカー回転の
みを生じさせると共に他方にカー楕円のみを生じさせる
ことにより前記第1の磁性膜層からの再生光と前記第2
の磁性膜層からの再生光との相対的な位相差が90°に
なるように構成されていることを特徴とする多重記録光
磁気記録媒体。 - 【請求項2】 請求項1記載の多重記録光磁気記録媒体
の第1及び第2の磁性膜は入射するレーザ光のパワーが
低パワーの時と高パワーの時とで保磁力の高低が逆転す
る磁性膜であり、前記多重記録光磁気記録媒体の一方の
磁性膜に高バイアス磁場、低レーザパワ−で情報の記録
を行うと共に、他方の磁性膜に低バイアス磁場、高レー
ザパワーで情報の記録を行うことにより、互いに独立し
て情報の記録を行うことを特徴とする多重光磁気情報記
録媒体への情報記録方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の多重記録光磁気記録媒体
の第1及び第2の磁性膜は所定のパワーでレーザ光を照
射したときに保磁力が異なる磁性膜であり、前記多重光
磁気情報記録媒体の第1及び第2の磁性膜へ同時に情報
の記録を行い、次いで、前記磁性膜のうち前記所定のパ
ワーでレーザ光を照射したときに保磁力が小さい方の磁
性膜のみ情報を書き換えるようにしたことを特徴とする
多重記録光磁気記録媒体への情報記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22411292A JP3361340B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 多重記録光磁気記録媒体及び該多重記録光磁気記録媒体への情報記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22411292A JP3361340B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 多重記録光磁気記録媒体及び該多重記録光磁気記録媒体への情報記録方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0668536A JPH0668536A (ja) | 1994-03-11 |
| JP3361340B2 true JP3361340B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=16808726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22411292A Expired - Fee Related JP3361340B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 多重記録光磁気記録媒体及び該多重記録光磁気記録媒体への情報記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3361340B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SG119246A1 (en) * | 2004-07-16 | 2006-02-28 | Agency Science Tech & Res | A data storage device |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP22411292A patent/JP3361340B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0668536A (ja) | 1994-03-11 |
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