JP3351001B2 - 満液式蒸発器 - Google Patents
満液式蒸発器Info
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- JP3351001B2 JP3351001B2 JP06358393A JP6358393A JP3351001B2 JP 3351001 B2 JP3351001 B2 JP 3351001B2 JP 06358393 A JP06358393 A JP 06358393A JP 6358393 A JP6358393 A JP 6358393A JP 3351001 B2 JP3351001 B2 JP 3351001B2
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- Japan
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- evaporator
- refrigerant
- gas outlet
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2339/00—Details of evaporators; Details of condensers
- F25B2339/02—Details of evaporators
- F25B2339/024—Evaporators with refrigerant in a vessel in which is situated a heat exchanger
- F25B2339/0242—Evaporators with refrigerant in a vessel in which is situated a heat exchanger having tubular elements
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主にスクリュー式冷凍
装置などに用いられる満液式蒸発器、詳しくは、ほぼ水
平に延びる横長胴体と、該胴体の内方下部に配設され、
冷水入口管及び冷水出口管を接続する熱交換チューブと
を備え、前記胴体の下部に冷媒液入口を、上部に冷媒ガ
ス出口を設け、前記胴体内に導入する冷媒液を前記熱交
換チューブ内を流通する冷水と熱交換させることにより
冷媒液を蒸発させる満液式蒸発器に関する。
装置などに用いられる満液式蒸発器、詳しくは、ほぼ水
平に延びる横長胴体と、該胴体の内方下部に配設され、
冷水入口管及び冷水出口管を接続する熱交換チューブと
を備え、前記胴体の下部に冷媒液入口を、上部に冷媒ガ
ス出口を設け、前記胴体内に導入する冷媒液を前記熱交
換チューブ内を流通する冷水と熱交換させることにより
冷媒液を蒸発させる満液式蒸発器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、満液式蒸発器を利用したスクリ
ュー式冷凍装置などにおいては、冷凍サイクルを循環す
る冷媒中の油が前記満液式蒸発器内で滞留し易く、圧縮
機側で油不足による潤滑不良を招いたりする虞れがある
ことから、前記満液式蒸発器内に滞留する油を前記圧縮
機側に積極的に戻す必要がある。
ュー式冷凍装置などにおいては、冷凍サイクルを循環す
る冷媒中の油が前記満液式蒸発器内で滞留し易く、圧縮
機側で油不足による潤滑不良を招いたりする虞れがある
ことから、前記満液式蒸発器内に滞留する油を前記圧縮
機側に積極的に戻す必要がある。
【0003】そこで、従来では、前記満液式蒸発器内に
滞留する油を圧縮機側に積極的に戻すために、例えば特
開平4−28962号公報に開示され、かつ、図8で示
したように、スクリュー式圧縮機Aと凝縮器Bと膨張弁
C及び満液式蒸発器Dを冷媒配管で接続した冷凍装置に
おいて、電熱ヒータEを内装した冷媒加熱器Fを使用し
て、該冷媒加熱器Fの上部側に前記蒸発器Dの液域に連
通する第1配管Gを接続すると共に、前記冷媒加熱器F
の下部側に、途中にポンプHをもつ第2配管Iの一端を
接続して、該第2配管Iの他端を前記圧縮機A側に接続
し、また、前記冷媒加熱器Fの上部側を前記蒸発器Dの
下流側に第3配管Jを介して接続させている。
滞留する油を圧縮機側に積極的に戻すために、例えば特
開平4−28962号公報に開示され、かつ、図8で示
したように、スクリュー式圧縮機Aと凝縮器Bと膨張弁
C及び満液式蒸発器Dを冷媒配管で接続した冷凍装置に
おいて、電熱ヒータEを内装した冷媒加熱器Fを使用し
て、該冷媒加熱器Fの上部側に前記蒸発器Dの液域に連
通する第1配管Gを接続すると共に、前記冷媒加熱器F
の下部側に、途中にポンプHをもつ第2配管Iの一端を
接続して、該第2配管Iの他端を前記圧縮機A側に接続
し、また、前記冷媒加熱器Fの上部側を前記蒸発器Dの
下流側に第3配管Jを介して接続させている。
【0004】そして、前記蒸発器Dから前記第1配管G
を介して前記冷媒加熱器F内に油混じりの冷媒液を導入
して、この冷媒液を前記冷媒加熱器F内のヒータEで加
熱することにより蒸発させて油を濃縮し、この油が濃縮
された冷媒液を前記ポンプHを介して第2配管Iから前
記圧縮機A側に積極的に戻すようにしている。また、前
記冷媒加熱器F内で前記ヒータEにより蒸発された冷媒
ガスは、前記第3配管Jを介して前記蒸発器Dを通過し
た冷媒ガスと共にその下流側から圧縮機Aに供給され
る。
を介して前記冷媒加熱器F内に油混じりの冷媒液を導入
して、この冷媒液を前記冷媒加熱器F内のヒータEで加
熱することにより蒸発させて油を濃縮し、この油が濃縮
された冷媒液を前記ポンプHを介して第2配管Iから前
記圧縮機A側に積極的に戻すようにしている。また、前
記冷媒加熱器F内で前記ヒータEにより蒸発された冷媒
ガスは、前記第3配管Jを介して前記蒸発器Dを通過し
た冷媒ガスと共にその下流側から圧縮機Aに供給され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上のよう
に前記冷媒加熱器Fを用いて、前記満液式蒸発器D内の
油を前記圧縮機Aに戻すようにしたときには、該冷媒加
熱器Fを別途設けなければならないし、この冷媒加熱器
Fに内装されたヒータEを加熱するための電源や配線な
ども別途必要とし、前記冷媒加熱器FやヒータE等、必
要とする機器類が多くなるばかりか、全体の配管構成も
複雑となる問題があった。
に前記冷媒加熱器Fを用いて、前記満液式蒸発器D内の
油を前記圧縮機Aに戻すようにしたときには、該冷媒加
熱器Fを別途設けなければならないし、この冷媒加熱器
Fに内装されたヒータEを加熱するための電源や配線な
ども別途必要とし、前記冷媒加熱器FやヒータE等、必
要とする機器類が多くなるばかりか、全体の配管構成も
複雑となる問題があった。
【0006】また、従来では、例えば特公平1−206
97号公報に示されているように、満液式蒸発器の液域
から油を混入した冷媒液を外部に取り出して、凝縮器を
通過した高温冷媒液を利用した熱交換器を通過させ、該
熱交換器内で前記蒸発器から取り出した冷媒液を凝縮器
から蒸発器に至る高温冷媒で加熱して蒸発させ、油の混
入した冷媒ガスとして、圧縮機の低圧側にエゼクタ等を
使用して供給することも行われているが、斯くする場合
にも、前述した場合と同様に、必要とする機器類が多く
なり、しかも、全体の配管構成が複雑となるのである。
97号公報に示されているように、満液式蒸発器の液域
から油を混入した冷媒液を外部に取り出して、凝縮器を
通過した高温冷媒液を利用した熱交換器を通過させ、該
熱交換器内で前記蒸発器から取り出した冷媒液を凝縮器
から蒸発器に至る高温冷媒で加熱して蒸発させ、油の混
入した冷媒ガスとして、圧縮機の低圧側にエゼクタ等を
使用して供給することも行われているが、斯くする場合
にも、前述した場合と同様に、必要とする機器類が多く
なり、しかも、全体の配管構成が複雑となるのである。
【0007】本発明の目的は、機器類を少なくでき、ま
た、配管構成も簡単にできながら、満液式蒸発器内の油
を圧縮機側に戻すことができる満液式蒸発器を提供する
ことにある。
た、配管構成も簡単にできながら、満液式蒸発器内の油
を圧縮機側に戻すことができる満液式蒸発器を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ほぼ水平に延びる横長胴体5と、該胴体
5の下部に配設され、冷水入口管61及び冷水出口管6
2を接続する熱交換チューブ6とを備え、前記胴体5の
下部に冷媒液入口7を、上部に冷媒ガス出口9を設け、
前記胴体5内に導入する冷媒液を前記熱交換チューブ6
内を流通する冷水と熱交換させることにより冷媒液を蒸
発させるようにした満液式蒸発器において、前記胴体5
内の一側に長さ方向に延びる仕切体11を設けて、前記
胴体5における液域を主蒸発部51と補助蒸発部52と
に区画すると共に、前記主蒸発部51に前記冷媒液入口
7を設けて、前記主蒸発部51から補助蒸発部52に冷
媒液を導入するようにする一方、前記補助蒸発部52に
配設する熱交換チューブ6を前記冷水入口管61に接続
して油濃縮部を形成し、前記補助蒸発部52の液域に油
戻し管12を接続したのである。
に、本発明は、ほぼ水平に延びる横長胴体5と、該胴体
5の下部に配設され、冷水入口管61及び冷水出口管6
2を接続する熱交換チューブ6とを備え、前記胴体5の
下部に冷媒液入口7を、上部に冷媒ガス出口9を設け、
前記胴体5内に導入する冷媒液を前記熱交換チューブ6
内を流通する冷水と熱交換させることにより冷媒液を蒸
発させるようにした満液式蒸発器において、前記胴体5
内の一側に長さ方向に延びる仕切体11を設けて、前記
胴体5における液域を主蒸発部51と補助蒸発部52と
に区画すると共に、前記主蒸発部51に前記冷媒液入口
7を設けて、前記主蒸発部51から補助蒸発部52に冷
媒液を導入するようにする一方、前記補助蒸発部52に
配設する熱交換チューブ6を前記冷水入口管61に接続
して油濃縮部を形成し、前記補助蒸発部52の液域に油
戻し管12を接続したのである。
【0009】また、前記胴体5における補助蒸発部52
の液域から主蒸発部51上方のガス域に斜め上方に延び
る整流板13を設け、この整流板13の補助蒸発部52
側上方に前記冷媒ガス出口9を設けて冷媒ガス出口管1
0を接続すると共に、前記整流板13の傾斜下端側で前
記補助蒸発部52の液域に浸漬する下端部に、該補助蒸
発部52の液域を前記整流板13の上面側に開口する油
戻し通路13bを設けるようにしてもよい。
の液域から主蒸発部51上方のガス域に斜め上方に延び
る整流板13を設け、この整流板13の補助蒸発部52
側上方に前記冷媒ガス出口9を設けて冷媒ガス出口管1
0を接続すると共に、前記整流板13の傾斜下端側で前
記補助蒸発部52の液域に浸漬する下端部に、該補助蒸
発部52の液域を前記整流板13の上面側に開口する油
戻し通路13bを設けるようにしてもよい。
【0010】さらには、前記胴体5における補助蒸発部
52の上方から主蒸発部51の上方に斜め上方に延びる
前記整流板13を設け、この整流板13の補助蒸発部5
2側上方に前記冷媒ガス出口9を設けて、前記冷媒ガス
出口管10を接続すると共に、前記補助蒸発部52の液
域に油戻し管14を接続し、該油戻し管14を、前記冷
媒ガス出口管10に突入させ、この冷媒ガス出口管10
の下流側に向けて開口させるようにしてもよい。
52の上方から主蒸発部51の上方に斜め上方に延びる
前記整流板13を設け、この整流板13の補助蒸発部5
2側上方に前記冷媒ガス出口9を設けて、前記冷媒ガス
出口管10を接続すると共に、前記補助蒸発部52の液
域に油戻し管14を接続し、該油戻し管14を、前記冷
媒ガス出口管10に突入させ、この冷媒ガス出口管10
の下流側に向けて開口させるようにしてもよい。
【0011】また、前記補助蒸発部52には、該補助蒸
発部52の液面高さを検出し、液面高さ制御器17を制
御する液面検出器15を設けるのが好ましい。
発部52の液面高さを検出し、液面高さ制御器17を制
御する液面検出器15を設けるのが好ましい。
【0012】
【作用】前記主蒸発部51と前記補助蒸発部52とにお
いて別々に前記熱交換チューブ6内を通過する冷水で熱
交換して冷媒液を蒸発させるのであるが、前記補助蒸発
部52に配設される前記熱交換チューブ6を前記冷水入
口管61に接続しているので、冷房ユニットなどを循環
して高温となり、前記冷水入口管61から取り入れられ
る温度の高い戻り冷水がまず、前記補助蒸発部52の冷
媒液と熱交換することになり、このため前記補助蒸発部
52の冷媒液が、高温の冷水によって積極的に加熱され
て冷媒液の蒸発が盛んに行われることになり、しかも、
前記冷媒液入口7から流入してくる冷媒液は、前記主蒸
発部51から前記補助蒸発部52に導入されるのである
から、前記補助蒸発部52おける冷媒液を油が濃縮され
た油リッチの冷媒液と成すことができるのである。
いて別々に前記熱交換チューブ6内を通過する冷水で熱
交換して冷媒液を蒸発させるのであるが、前記補助蒸発
部52に配設される前記熱交換チューブ6を前記冷水入
口管61に接続しているので、冷房ユニットなどを循環
して高温となり、前記冷水入口管61から取り入れられ
る温度の高い戻り冷水がまず、前記補助蒸発部52の冷
媒液と熱交換することになり、このため前記補助蒸発部
52の冷媒液が、高温の冷水によって積極的に加熱され
て冷媒液の蒸発が盛んに行われることになり、しかも、
前記冷媒液入口7から流入してくる冷媒液は、前記主蒸
発部51から前記補助蒸発部52に導入されるのである
から、前記補助蒸発部52おける冷媒液を油が濃縮され
た油リッチの冷媒液と成すことができるのである。
【0013】以上のように、前記補助蒸発部52におい
て油の濃縮を行うことができるので、従来のように、ヒ
ータをもった冷媒加熱器や熱交換器などを別途設ける必
要がなく、また、配管構成も、前記油戻し管12を設け
るだけなので簡単にできるのであって、油を濃縮させる
ための機器類を無くすことができ、かつ、配管構成も簡
単にできながら満液式蒸発器内の油を前記圧縮機に有効
に戻すことができるのである。
て油の濃縮を行うことができるので、従来のように、ヒ
ータをもった冷媒加熱器や熱交換器などを別途設ける必
要がなく、また、配管構成も、前記油戻し管12を設け
るだけなので簡単にできるのであって、油を濃縮させる
ための機器類を無くすことができ、かつ、配管構成も簡
単にできながら満液式蒸発器内の油を前記圧縮機に有効
に戻すことができるのである。
【0014】また、前記胴体5における補助蒸発部52
の液域から主蒸発部51上方のガス域に斜め上方に延び
る整流板13を設け、この整流板13の補助蒸発部52
側上方に前記冷媒ガス出口9を設けて冷媒ガス出口管1
0を接続すると共に、前記整流板13の傾斜下端側で前
記補助蒸発部52の液域に浸漬する下端部に、該補助蒸
発部52の液域を前記整流板13の上面側に開口する油
戻し通路13bを設けるときには、前記主蒸発部51と
補助蒸発部52とにおいて、前記熱交換チューブ6との
接触により蒸発された冷媒ガスは前記整流板13を通過
して整流された後、前記冷媒ガス出口管10を経て前記
圧縮機1へと良好に送られると共に、前記整流板13の
整流作用により、運転時に、該整流板13の上面側圧
力、つまり、二次側圧力が、前記主蒸発部51及び補助
蒸発部52を構成する整流板13下方の一次側圧力より
低圧になることを利用して、つまり、前記整流板13の
上面側圧力が前記補助蒸発部52の圧力、つまり、前記
整流板13の一次側圧力に対し低圧となることを利用し
て、この圧力差により前記補助蒸発部52で油が濃縮さ
れた冷媒液を、前記油戻し通路13bから前記整流板1
3の上面側へと吸い上げ、該整流板13を経て前記冷媒
ガス出口管10から流出される冷媒ガスと共に圧縮機に
戻すことができるのであり、従って、従来のように、冷
媒加熱器又は熱交換器などを別途設けたり、また、これ
ら冷媒加熱器等で油を濃縮した冷媒液を圧縮機に送るた
めのポンプ又はエゼクタ等も特別に設けたりする必要な
く油を圧縮機に戻すことができるのである。しかも、こ
の場合整流板13から前記冷媒ガス出口管10を介して
前記圧縮機に戻せるので、油戻し管も別途設ける必要も
なくなって、配管構成をより簡素化することができるの
である。
の液域から主蒸発部51上方のガス域に斜め上方に延び
る整流板13を設け、この整流板13の補助蒸発部52
側上方に前記冷媒ガス出口9を設けて冷媒ガス出口管1
0を接続すると共に、前記整流板13の傾斜下端側で前
記補助蒸発部52の液域に浸漬する下端部に、該補助蒸
発部52の液域を前記整流板13の上面側に開口する油
戻し通路13bを設けるときには、前記主蒸発部51と
補助蒸発部52とにおいて、前記熱交換チューブ6との
接触により蒸発された冷媒ガスは前記整流板13を通過
して整流された後、前記冷媒ガス出口管10を経て前記
圧縮機1へと良好に送られると共に、前記整流板13の
整流作用により、運転時に、該整流板13の上面側圧
力、つまり、二次側圧力が、前記主蒸発部51及び補助
蒸発部52を構成する整流板13下方の一次側圧力より
低圧になることを利用して、つまり、前記整流板13の
上面側圧力が前記補助蒸発部52の圧力、つまり、前記
整流板13の一次側圧力に対し低圧となることを利用し
て、この圧力差により前記補助蒸発部52で油が濃縮さ
れた冷媒液を、前記油戻し通路13bから前記整流板1
3の上面側へと吸い上げ、該整流板13を経て前記冷媒
ガス出口管10から流出される冷媒ガスと共に圧縮機に
戻すことができるのであり、従って、従来のように、冷
媒加熱器又は熱交換器などを別途設けたり、また、これ
ら冷媒加熱器等で油を濃縮した冷媒液を圧縮機に送るた
めのポンプ又はエゼクタ等も特別に設けたりする必要な
く油を圧縮機に戻すことができるのである。しかも、こ
の場合整流板13から前記冷媒ガス出口管10を介して
前記圧縮機に戻せるので、油戻し管も別途設ける必要も
なくなって、配管構成をより簡素化することができるの
である。
【0015】さらに、前記胴体5における補助蒸発部5
2の上方から主蒸発部51の上方に斜めに延びる前記整
流板13を設け、この整流板13の補助蒸発部52側上
方に前記冷媒ガス出口9を設けて前記冷媒ガス出口管1
0を接続すると共に、前記補助蒸発部52の液域に油戻
し管14を接続し、該油戻し管14を、前記冷媒ガス出
口管10内に突入させ、この冷媒ガス出口管10の下流
側に向けて開口させることにより、エゼクタ作用で前記
補助蒸発部52から油リッチの冷媒液を、前記整流板1
3を経て前記冷媒ガス出口管10から流出される冷媒ガ
スと共に圧縮機に戻すことができるのである。従って、
この場合も、前記補助蒸発部52と前記冷媒ガス出口管
10とを結ぶ油戻し管14を設けるだけでよいので、配
管構成を簡素化することができるのである。
2の上方から主蒸発部51の上方に斜めに延びる前記整
流板13を設け、この整流板13の補助蒸発部52側上
方に前記冷媒ガス出口9を設けて前記冷媒ガス出口管1
0を接続すると共に、前記補助蒸発部52の液域に油戻
し管14を接続し、該油戻し管14を、前記冷媒ガス出
口管10内に突入させ、この冷媒ガス出口管10の下流
側に向けて開口させることにより、エゼクタ作用で前記
補助蒸発部52から油リッチの冷媒液を、前記整流板1
3を経て前記冷媒ガス出口管10から流出される冷媒ガ
スと共に圧縮機に戻すことができるのである。従って、
この場合も、前記補助蒸発部52と前記冷媒ガス出口管
10とを結ぶ油戻し管14を設けるだけでよいので、配
管構成を簡素化することができるのである。
【0016】しかも、運転停止時、前記胴体5内におけ
る冷媒液の液面が前記仕切体11の上壁部より高くなる
ことがあっても、前記整流板13上に冷媒液が入り込ん
で溜ることがないから、運転再開時に、前記整流板13
上に溜る冷媒液が前記冷媒ガス出口管10から前記圧縮
機1側に多量に戻る所謂液バックの危険性を回避するこ
ともできる。
る冷媒液の液面が前記仕切体11の上壁部より高くなる
ことがあっても、前記整流板13上に冷媒液が入り込ん
で溜ることがないから、運転再開時に、前記整流板13
上に溜る冷媒液が前記冷媒ガス出口管10から前記圧縮
機1側に多量に戻る所謂液バックの危険性を回避するこ
ともできる。
【0017】また、前記補助蒸発部52に、該補助蒸発
部52の液面高さを検出し、液面高さ制御器17を制御
する液面検出器15を備えることにより、前記液面検出
器15で前記補助蒸発部52の液面高さを検出して、こ
の検出結果に基づく前記制御器17からの出力により前
記流量調整弁16の開度制御を行なうことができ、この
結果、前記冷媒液入口管7から前記胴体5の主蒸発部5
1内に導入される冷媒量を、前記仕切板11の上部高さ
よりも常に低位となるように調整制御できるのであり、
従って、前記主蒸発部51から補助蒸発部52に多くの
冷媒液が導入されることによる油濃度低下を防止でき、
油濃縮度の高い冷媒液を前記圧縮機に戻すことができる
のである。
部52の液面高さを検出し、液面高さ制御器17を制御
する液面検出器15を備えることにより、前記液面検出
器15で前記補助蒸発部52の液面高さを検出して、こ
の検出結果に基づく前記制御器17からの出力により前
記流量調整弁16の開度制御を行なうことができ、この
結果、前記冷媒液入口管7から前記胴体5の主蒸発部5
1内に導入される冷媒量を、前記仕切板11の上部高さ
よりも常に低位となるように調整制御できるのであり、
従って、前記主蒸発部51から補助蒸発部52に多くの
冷媒液が導入されることによる油濃度低下を防止でき、
油濃縮度の高い冷媒液を前記圧縮機に戻すことができる
のである。
【0018】
【実施例】図3は満液式蒸発器を用いたスクリュー式冷
凍装置の配管系統を示しており、スクリュー式圧縮機1
の冷媒吐出側に凝縮器2と膨張弁3及び満液式蒸発器4
を冷媒配管を介してそれぞれ接続し、これら各機器で冷
凍サイクルを形成している。
凍装置の配管系統を示しており、スクリュー式圧縮機1
の冷媒吐出側に凝縮器2と膨張弁3及び満液式蒸発器4
を冷媒配管を介してそれぞれ接続し、これら各機器で冷
凍サイクルを形成している。
【0019】前記満液式蒸発器4は、図1,図2で明ら
かにしたように、ほぼ水平状に延びる横長胴体5の内方
下部側に、長手方向に蛇行する熱交換チューブ6を配設
すると共に、前記胴体5の下部側に冷媒液入口7を設
け、該冷媒液入口7に前記膨張弁3側から延びる冷媒液
入口管8を接続する一方、前記胴体5の上部側に冷媒ガ
ス出口9を設けて、この冷媒ガス出口9に前記圧縮機1
側に至る冷媒ガス出口管10を接続している。また、前
記熱交換チューブ6の冷水入口及び出口側には、それぞ
れ冷水入口管61と冷水出口管62とを接続するのであ
り、図1乃至図3に示した実施例では、前記胴体5の径
方向一側に配設する前記熱交換チューブ6に前記冷水入
口管61を接続して冷水を取り入れる一方、前記胴体5
の径方向他側に配設する前記チューブ6に前記冷水出口
管62を接続して冷却水を取り出すようにしている。
かにしたように、ほぼ水平状に延びる横長胴体5の内方
下部側に、長手方向に蛇行する熱交換チューブ6を配設
すると共に、前記胴体5の下部側に冷媒液入口7を設
け、該冷媒液入口7に前記膨張弁3側から延びる冷媒液
入口管8を接続する一方、前記胴体5の上部側に冷媒ガ
ス出口9を設けて、この冷媒ガス出口9に前記圧縮機1
側に至る冷媒ガス出口管10を接続している。また、前
記熱交換チューブ6の冷水入口及び出口側には、それぞ
れ冷水入口管61と冷水出口管62とを接続するのであ
り、図1乃至図3に示した実施例では、前記胴体5の径
方向一側に配設する前記熱交換チューブ6に前記冷水入
口管61を接続して冷水を取り入れる一方、前記胴体5
の径方向他側に配設する前記チューブ6に前記冷水出口
管62を接続して冷却水を取り出すようにしている。
【0020】つまり、前記冷媒液入口7から冷媒液入口
管8を介して前記胴体5の内方下部側に、前記凝縮器2
から膨張弁3を介して油混じりの冷媒液を導入し、この
冷媒液と前記冷水入口管61から熱交換チューブ6内に
送られた冷水とを熱交換させて、前記チューブ6内の冷
水を冷却して前記冷水出口管62から取出して冷房ユニ
ットなどへと送る一方、前記冷媒液は、前記熱交換チュ
ーブ6との熱交換により蒸発し、また、蒸発した冷媒ガ
スは、前記胴体5の上部側に設けた冷媒ガス出口9から
冷媒側出口管10を介して前記圧縮機1に戻るようにし
ている。
管8を介して前記胴体5の内方下部側に、前記凝縮器2
から膨張弁3を介して油混じりの冷媒液を導入し、この
冷媒液と前記冷水入口管61から熱交換チューブ6内に
送られた冷水とを熱交換させて、前記チューブ6内の冷
水を冷却して前記冷水出口管62から取出して冷房ユニ
ットなどへと送る一方、前記冷媒液は、前記熱交換チュ
ーブ6との熱交換により蒸発し、また、蒸発した冷媒ガ
スは、前記胴体5の上部側に設けた冷媒ガス出口9から
冷媒側出口管10を介して前記圧縮機1に戻るようにし
ている。
【0021】しかして、前記胴体5内における径方向一
側部で液域に、該胴体5の長手方向に延びる仕切体11
を配設して、該仕切体11で前記胴体5内の液域を主蒸
発部51と補助蒸発部52とに区画すると共に、前記主
蒸発部51に前記冷媒液入口7を設けて、前記仕切体1
1には、前記主蒸発部51と補助蒸発部52とを連通さ
せる連通部11aを形成して、この連通部11aを介し
て前記冷媒液入口7から前記主蒸発部51に供給される
冷媒液を前記補助蒸発部52側に導入させるように構成
する。また、前記仕切体11で画成される前記補助蒸発
部52には、前記冷水入口管61が接続される前記熱交
換チューブ6の冷水入口側を配管して油濃縮部を形成
し、前記胴体5に前記補助蒸発部52の液域に開口し、
前記圧縮機1側に至る油戻し管12を接続する。
側部で液域に、該胴体5の長手方向に延びる仕切体11
を配設して、該仕切体11で前記胴体5内の液域を主蒸
発部51と補助蒸発部52とに区画すると共に、前記主
蒸発部51に前記冷媒液入口7を設けて、前記仕切体1
1には、前記主蒸発部51と補助蒸発部52とを連通さ
せる連通部11aを形成して、この連通部11aを介し
て前記冷媒液入口7から前記主蒸発部51に供給される
冷媒液を前記補助蒸発部52側に導入させるように構成
する。また、前記仕切体11で画成される前記補助蒸発
部52には、前記冷水入口管61が接続される前記熱交
換チューブ6の冷水入口側を配管して油濃縮部を形成
し、前記胴体5に前記補助蒸発部52の液域に開口し、
前記圧縮機1側に至る油戻し管12を接続する。
【0022】即ち、前記補助蒸発部52に配管される熱
交換チューブ6は、冷房ユニットなどを循環して戻って
きた高温の冷水を利用できるように、前記冷水入口管6
1と接続するのであり、前記熱交換チューブ6の冷水入
口側を流れる高温の冷水で前記主蒸発部51から補助蒸
発部52内に導入される冷媒液を積極的に加熱して蒸発
を盛んに行わせて、前記補助蒸発部52の冷媒液を油が
濃縮した油リッチの冷媒液の状態にし、この油が濃縮さ
れた油リッチの冷媒液を前記油戻し管12から前記圧縮
機1に戻すようにするのである。
交換チューブ6は、冷房ユニットなどを循環して戻って
きた高温の冷水を利用できるように、前記冷水入口管6
1と接続するのであり、前記熱交換チューブ6の冷水入
口側を流れる高温の冷水で前記主蒸発部51から補助蒸
発部52内に導入される冷媒液を積極的に加熱して蒸発
を盛んに行わせて、前記補助蒸発部52の冷媒液を油が
濃縮した油リッチの冷媒液の状態にし、この油が濃縮さ
れた油リッチの冷媒液を前記油戻し管12から前記圧縮
機1に戻すようにするのである。
【0023】また、前記仕切体11に設ける連通部11
aは、該仕切体11の上部に切欠部を設けて形成するの
であり、また、前記油戻し管12は、前記補助蒸発部5
2の長手方向における前記熱交換チューブ6と前記冷水
入口管61との接続近くの液域に開口するように前記胴
体5側部に接続するのであって、斯くすることにより、
前記冷水入口管61から導入される最も温度の高い冷水
により冷媒液が熱交換される前記補助蒸発部52の冷水
入口側から油リッチの冷媒液を前記油戻し管12を介し
て取り出すことができ、最も油濃縮度の高い冷媒液を前
記油戻し管12を介して前記圧縮機1に戻すことができ
るのである。
aは、該仕切体11の上部に切欠部を設けて形成するの
であり、また、前記油戻し管12は、前記補助蒸発部5
2の長手方向における前記熱交換チューブ6と前記冷水
入口管61との接続近くの液域に開口するように前記胴
体5側部に接続するのであって、斯くすることにより、
前記冷水入口管61から導入される最も温度の高い冷水
により冷媒液が熱交換される前記補助蒸発部52の冷水
入口側から油リッチの冷媒液を前記油戻し管12を介し
て取り出すことができ、最も油濃縮度の高い冷媒液を前
記油戻し管12を介して前記圧縮機1に戻すことができ
るのである。
【0024】次に、以上の構成による作用について説明
する。前記満液式蒸発器4は運転時に、先ず、前記冷媒
液入口管8から冷媒液入口7を経て前記胴体5の前記主
蒸発部51に油混じりの冷媒液が導入され、この冷媒液
と前記熱交換チューブ6内の冷水とが熱交換されて該冷
水が冷却され、該熱交換チューブ6に接続した前記冷水
出口管62から冷却水が取出されて冷房ユニットなどに
送られる一方、前記冷媒液は、前記熱交換チューブ6と
の熱交換により蒸発して冷媒ガスとなり、この冷媒ガス
は、前記胴体5の上部側に設けた冷媒ガス出口9から冷
媒ガス出口管10を介して前記圧縮機1に戻る。
する。前記満液式蒸発器4は運転時に、先ず、前記冷媒
液入口管8から冷媒液入口7を経て前記胴体5の前記主
蒸発部51に油混じりの冷媒液が導入され、この冷媒液
と前記熱交換チューブ6内の冷水とが熱交換されて該冷
水が冷却され、該熱交換チューブ6に接続した前記冷水
出口管62から冷却水が取出されて冷房ユニットなどに
送られる一方、前記冷媒液は、前記熱交換チューブ6と
の熱交換により蒸発して冷媒ガスとなり、この冷媒ガス
は、前記胴体5の上部側に設けた冷媒ガス出口9から冷
媒ガス出口管10を介して前記圧縮機1に戻る。
【0025】また、冷媒液は、前記仕切体11で画成さ
れる主蒸発部51に導入されて、この主蒸発部51での
熱交換により油濃度が増した冷媒液が、前記仕切体11
の連通部11aから前記補助蒸発部52に導入され、こ
の冷媒液が前記補助蒸発部52に配設される前記熱交換
チューブ6内を通過する冷水で熱交換されるのであり、
しかも、前記熱交換チューブ6内を流れる冷水は、冷房
ユニットなどを循環して高温となって前記冷水入口管6
1に戻る高温の冷水であるから、前記補助蒸発部52で
は、この高温の冷水によって冷媒液が積極的に加熱され
て蒸発して冷媒ガスとなり、前記補助蒸発部52におけ
る冷媒液は前記主蒸発部51の冷媒液に比べて油が濃縮
された油濃度の高い油リッチの冷媒液と成すことができ
るのである。従って、油濃縮度の高い冷媒液を前記補助
蒸発部52に接続した前記油戻し管12から前記圧縮機
1側へと戻すことができるのである。
れる主蒸発部51に導入されて、この主蒸発部51での
熱交換により油濃度が増した冷媒液が、前記仕切体11
の連通部11aから前記補助蒸発部52に導入され、こ
の冷媒液が前記補助蒸発部52に配設される前記熱交換
チューブ6内を通過する冷水で熱交換されるのであり、
しかも、前記熱交換チューブ6内を流れる冷水は、冷房
ユニットなどを循環して高温となって前記冷水入口管6
1に戻る高温の冷水であるから、前記補助蒸発部52で
は、この高温の冷水によって冷媒液が積極的に加熱され
て蒸発して冷媒ガスとなり、前記補助蒸発部52におけ
る冷媒液は前記主蒸発部51の冷媒液に比べて油が濃縮
された油濃度の高い油リッチの冷媒液と成すことができ
るのである。従って、油濃縮度の高い冷媒液を前記補助
蒸発部52に接続した前記油戻し管12から前記圧縮機
1側へと戻すことができるのである。
【0026】従って、以上の満液式蒸発器4では、前記
補助蒸発部52において油の濃縮を行うことができるの
で、前記満液式蒸発器4内において油を濃縮することが
でき、従来のように、冷媒加熱器や熱交換器などを別途
設ける必要がなく、また、配管構成も、前記油戻し管1
2を設けるだけの簡単な構成にできるのであって、機器
類を少なくでき、かつ、配管構成も簡単にできながら満
液式蒸発器内の油を前記圧縮機1側に確実に戻すことが
できるのである。
補助蒸発部52において油の濃縮を行うことができるの
で、前記満液式蒸発器4内において油を濃縮することが
でき、従来のように、冷媒加熱器や熱交換器などを別途
設ける必要がなく、また、配管構成も、前記油戻し管1
2を設けるだけの簡単な構成にできるのであって、機器
類を少なくでき、かつ、配管構成も簡単にできながら満
液式蒸発器内の油を前記圧縮機1側に確実に戻すことが
できるのである。
【0027】また、本発明では、図4に第2実施例とし
て示したように、前記胴体5の内部に、該胴体5の長手
方向に延び、かつ、前記仕切体11で画成される前記補
助蒸発部52の液域から主蒸発部51の上方ガス域にか
けて斜め上方に延びる長尺な整流板13を設けて、前記
胴体5内を蒸発室53と整流室54とに区画して、この
整流室54に前記冷媒ガス出口9を開口させて、前記冷
媒ガス出口管10を接続すると共に、前記整流板13
を、図5に示したように、その傾斜上端側に前記蒸発室
53のガス域を前記整流室54を介して前記冷媒ガス出
口管10に連通させる円弧溝形状とされた複数の整流通
路13aを切欠形成し、かつ、前記整流板13の傾斜下
端側を前記補助蒸発部52の液域に浸漬させこの傾斜下
端部に、該補助蒸発部52の液域を前記整流板13の上
面側に開口する丸穴形状の油戻し通路13bを設けるよ
うにしてもよい。以上の構成とするときには、前記主蒸
発部51及び補助蒸発部52において前記熱交換チュー
ブ6との接触により蒸発された冷媒ガスを前記整流板1
3の整流通路13aから前記整流室54に流入させて整
流した後、前記冷媒ガス出口管10を経て前記圧縮機1
側へと良好に送ることができ、しかも、冷凍装置の運転
時に、前記整流室54が前記整流板13の整流作用によ
り前記蒸発室53より低圧になることを利用して、つま
り、前記整流板13の上面側の前記整流室54が前記補
助蒸発部52に対し低圧となることを利用して、前記補
助蒸発部52で濃縮された油濃縮度の高い冷媒液を、差
圧により前記油戻し通路13bから前記整流板13の上
面側へと吸い上げて、該整流板13の整流通路13aを
経て前記冷媒ガス出口管10へと流出される冷媒ガスと
共に前記圧縮機1に戻すことができるのである。従っ
て、従来のように、冷媒加熱器又は熱交換器などを別途
設ける必要がないだけでなく、油濃縮度の高い冷媒液を
圧縮機に戻すためのポンプ又はエゼクタ等も別途設けな
くとも、前記圧縮機1へ有効に戻すことができ、しか
も、前記第2実施例によれば、図1に示した第1実施例
の油戻し管12をも配設する必要がなくなるのであるか
ら、一層配管構成を簡素化できるのである。
て示したように、前記胴体5の内部に、該胴体5の長手
方向に延び、かつ、前記仕切体11で画成される前記補
助蒸発部52の液域から主蒸発部51の上方ガス域にか
けて斜め上方に延びる長尺な整流板13を設けて、前記
胴体5内を蒸発室53と整流室54とに区画して、この
整流室54に前記冷媒ガス出口9を開口させて、前記冷
媒ガス出口管10を接続すると共に、前記整流板13
を、図5に示したように、その傾斜上端側に前記蒸発室
53のガス域を前記整流室54を介して前記冷媒ガス出
口管10に連通させる円弧溝形状とされた複数の整流通
路13aを切欠形成し、かつ、前記整流板13の傾斜下
端側を前記補助蒸発部52の液域に浸漬させこの傾斜下
端部に、該補助蒸発部52の液域を前記整流板13の上
面側に開口する丸穴形状の油戻し通路13bを設けるよ
うにしてもよい。以上の構成とするときには、前記主蒸
発部51及び補助蒸発部52において前記熱交換チュー
ブ6との接触により蒸発された冷媒ガスを前記整流板1
3の整流通路13aから前記整流室54に流入させて整
流した後、前記冷媒ガス出口管10を経て前記圧縮機1
側へと良好に送ることができ、しかも、冷凍装置の運転
時に、前記整流室54が前記整流板13の整流作用によ
り前記蒸発室53より低圧になることを利用して、つま
り、前記整流板13の上面側の前記整流室54が前記補
助蒸発部52に対し低圧となることを利用して、前記補
助蒸発部52で濃縮された油濃縮度の高い冷媒液を、差
圧により前記油戻し通路13bから前記整流板13の上
面側へと吸い上げて、該整流板13の整流通路13aを
経て前記冷媒ガス出口管10へと流出される冷媒ガスと
共に前記圧縮機1に戻すことができるのである。従っ
て、従来のように、冷媒加熱器又は熱交換器などを別途
設ける必要がないだけでなく、油濃縮度の高い冷媒液を
圧縮機に戻すためのポンプ又はエゼクタ等も別途設けな
くとも、前記圧縮機1へ有効に戻すことができ、しか
も、前記第2実施例によれば、図1に示した第1実施例
の油戻し管12をも配設する必要がなくなるのであるか
ら、一層配管構成を簡素化できるのである。
【0028】尚、前記整流板13に設ける前記油戻し通
路13bは、最も油濃縮度の高い冷媒液が得られる前記
補助蒸発部52の冷水入口管接続側に形成することが好
ましく、斯くすることにより前記圧縮機1側に最も油の
濃縮度の高い冷媒液を送ることができる。
路13bは、最も油濃縮度の高い冷媒液が得られる前記
補助蒸発部52の冷水入口管接続側に形成することが好
ましく、斯くすることにより前記圧縮機1側に最も油の
濃縮度の高い冷媒液を送ることができる。
【0029】さらに、本発明では、図6の第3実施例に
示したように、前記胴体5の内部に、該胴体5の長手方
向に延び、かつ、前記仕切体11で画成される前記補助
蒸発部52の上方側から主蒸発部51の上方に斜め上方
に延びる長尺な前記整流板13を設けて、前記胴体5を
蒸発室53と整流室54とに区画すると共に、前記整流
板13の傾斜上端側に複数の整流通路13aを形成し、
さらに、前記整流室54に前記冷媒ガス出口9を開口さ
せて、前記冷媒ガス出口管10を接続すると共に、前記
補助蒸発部52の液域に開口し、前記冷媒ガス出口管1
0よりも小径とされた油戻し管14を前記胴体5に接続
し、該油戻し管14を中間部から上方に立上げて前記冷
媒ガス出口管10内に突入させ、かつ、この突入された
油戻し管14を前記冷媒ガス出口管10とほぼ平行状に
屈曲させて、該冷媒ガス出口管10の下流側に向けて前
記油戻し管14の先端開口部を開口させるようにしても
よい。
示したように、前記胴体5の内部に、該胴体5の長手方
向に延び、かつ、前記仕切体11で画成される前記補助
蒸発部52の上方側から主蒸発部51の上方に斜め上方
に延びる長尺な前記整流板13を設けて、前記胴体5を
蒸発室53と整流室54とに区画すると共に、前記整流
板13の傾斜上端側に複数の整流通路13aを形成し、
さらに、前記整流室54に前記冷媒ガス出口9を開口さ
せて、前記冷媒ガス出口管10を接続すると共に、前記
補助蒸発部52の液域に開口し、前記冷媒ガス出口管1
0よりも小径とされた油戻し管14を前記胴体5に接続
し、該油戻し管14を中間部から上方に立上げて前記冷
媒ガス出口管10内に突入させ、かつ、この突入された
油戻し管14を前記冷媒ガス出口管10とほぼ平行状に
屈曲させて、該冷媒ガス出口管10の下流側に向けて前
記油戻し管14の先端開口部を開口させるようにしても
よい。
【0030】以上の構成とするときには、エゼクタ作用
で、前記補助蒸発部52内で濃縮された油濃縮度の高い
冷媒液を前記油戻し管14から冷媒ガス出口管10を介
して前記圧縮機1に戻すことができる。従って、この場
合も、前記補助蒸発部52と前記冷媒ガス出口管10に
おける前記冷媒ガス出口9との接続部近くとを結ぶ油戻
し管14を設けるだけでよいので、図1の実施例より配
管構成を簡素化することができるのである。
で、前記補助蒸発部52内で濃縮された油濃縮度の高い
冷媒液を前記油戻し管14から冷媒ガス出口管10を介
して前記圧縮機1に戻すことができる。従って、この場
合も、前記補助蒸発部52と前記冷媒ガス出口管10に
おける前記冷媒ガス出口9との接続部近くとを結ぶ油戻
し管14を設けるだけでよいので、図1の実施例より配
管構成を簡素化することができるのである。
【0031】しかも、運転停止時、前記胴体5内におけ
る冷媒液の液面が前記仕切体11の上壁部より高くなる
ことがあっても、図4の実施例のように、前記補助蒸発
部52の冷媒液が、前記整流板13上に入りこんで溜る
ようなことはないから、運転再開時に、前記整流板13
上に溜る冷媒液が前記冷媒ガス出口管10から前記圧縮
機1に多量に戻る所謂液バックの危険性を回避すること
もできる。
る冷媒液の液面が前記仕切体11の上壁部より高くなる
ことがあっても、図4の実施例のように、前記補助蒸発
部52の冷媒液が、前記整流板13上に入りこんで溜る
ようなことはないから、運転再開時に、前記整流板13
上に溜る冷媒液が前記冷媒ガス出口管10から前記圧縮
機1に多量に戻る所謂液バックの危険性を回避すること
もできる。
【0032】また、以上のような各種満液式蒸発器4に
は、図7で示したように、前記胴体5の側部に前記補助
蒸発部52の液面高さを検出する液面検出器15を設
け、前記凝縮器2と蒸発器4とを接続する配管途中に流
量調整弁16を介装させると共に、前記液面検出器15
による検出結果に基づき、前記冷媒液入口管7から前記
胴体5の主蒸発部51内に導入される冷媒量が、前記仕
切板11の上部高さよりも常に低位となり、かつ、前記
補助蒸発部52への前記主蒸発部51からの液冷媒の導
入がなくなったときに導入できる量となるように前記流
量調整弁16の開度を制御して前記蒸発器4への流量を
制御し、該蒸発器4内の液面高さを制御する液面高さ制
御器17を設けるようにしてもよい。
は、図7で示したように、前記胴体5の側部に前記補助
蒸発部52の液面高さを検出する液面検出器15を設
け、前記凝縮器2と蒸発器4とを接続する配管途中に流
量調整弁16を介装させると共に、前記液面検出器15
による検出結果に基づき、前記冷媒液入口管7から前記
胴体5の主蒸発部51内に導入される冷媒量が、前記仕
切板11の上部高さよりも常に低位となり、かつ、前記
補助蒸発部52への前記主蒸発部51からの液冷媒の導
入がなくなったときに導入できる量となるように前記流
量調整弁16の開度を制御して前記蒸発器4への流量を
制御し、該蒸発器4内の液面高さを制御する液面高さ制
御器17を設けるようにしてもよい。
【0033】以上の構成とするときには、前記液面検出
器15で前記補助蒸発部52の液面高さが検出され、こ
の検出結果に基づく前記制御器17からの出力により前
記流量調整弁16の開度制御を行うことができるので、
前記冷媒液入口管7から前記胴体5の主蒸発部51内に
導入される冷媒量を、前記仕切板11の上部高さよりも
常に低位となるように調整制御されるのであり、従っ
て、前記主蒸発部51から補助蒸発部52に多量の冷媒
液が導入されることによる油濃度低下を防止でき、つま
り、前記圧縮機1に油濃度の低い冷媒液が戻されること
を防止することができ、油濃縮度の高い冷媒液を前記圧
縮機1に戻すことができるのである。
器15で前記補助蒸発部52の液面高さが検出され、こ
の検出結果に基づく前記制御器17からの出力により前
記流量調整弁16の開度制御を行うことができるので、
前記冷媒液入口管7から前記胴体5の主蒸発部51内に
導入される冷媒量を、前記仕切板11の上部高さよりも
常に低位となるように調整制御されるのであり、従っ
て、前記主蒸発部51から補助蒸発部52に多量の冷媒
液が導入されることによる油濃度低下を防止でき、つま
り、前記圧縮機1に油濃度の低い冷媒液が戻されること
を防止することができ、油濃縮度の高い冷媒液を前記圧
縮機1に戻すことができるのである。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の満液式蒸
発器は、前記胴体5内の一側に長さ方向に延びる仕切体
11を設けて、前記胴体5における液域を主蒸発部51
と補助蒸発部52とに区画すると共に、前記主蒸発部5
1に前記冷媒液入口7を設けて、前記主蒸発部51から
補助蒸発部52に冷媒液を導入するようにする一方、前
記補助蒸発部52に配設する熱交換チューブ6を前記冷
水入口管61に接続して油濃縮部を形成し、前記補助蒸
発部52の液域に油戻し管12を接続したから、前記補
助蒸発部52の冷媒液を、冷房ユニットなどを循環して
高温となり、前記冷水入口管61から取り入れられる温
度の高い戻り冷水によって熱交換することになり、この
ため前記補助蒸発部52の冷媒液が、高温の冷水によっ
て積極的に加熱させて冷媒液の蒸発が盛んに行われるこ
とになり、しかも、前記冷媒液入口7から流入してくる
冷媒液は、一旦前記主蒸発部51に導入されて、該主蒸
発部51から補助蒸発部52に導入されるのであるか
ら、前記補助蒸発部52おける冷媒液を油が濃縮された
油リッチの冷媒液と成すことができるのである。
発器は、前記胴体5内の一側に長さ方向に延びる仕切体
11を設けて、前記胴体5における液域を主蒸発部51
と補助蒸発部52とに区画すると共に、前記主蒸発部5
1に前記冷媒液入口7を設けて、前記主蒸発部51から
補助蒸発部52に冷媒液を導入するようにする一方、前
記補助蒸発部52に配設する熱交換チューブ6を前記冷
水入口管61に接続して油濃縮部を形成し、前記補助蒸
発部52の液域に油戻し管12を接続したから、前記補
助蒸発部52の冷媒液を、冷房ユニットなどを循環して
高温となり、前記冷水入口管61から取り入れられる温
度の高い戻り冷水によって熱交換することになり、この
ため前記補助蒸発部52の冷媒液が、高温の冷水によっ
て積極的に加熱させて冷媒液の蒸発が盛んに行われるこ
とになり、しかも、前記冷媒液入口7から流入してくる
冷媒液は、一旦前記主蒸発部51に導入されて、該主蒸
発部51から補助蒸発部52に導入されるのであるか
ら、前記補助蒸発部52おける冷媒液を油が濃縮された
油リッチの冷媒液と成すことができるのである。
【0035】以上のように、前記補助蒸発部52におい
て油の濃縮を行うことができるので、前記満液式蒸発器
内において油を濃縮することができ、従来のように、ヒ
ータをもった冷媒加熱器や熱交換器などを別途設ける必
要がなく、また、配管構成も、前記油戻し管12を設け
るだけなので簡単にできるのであって、油を濃縮させる
ための機器類を無くすことができ、かつ、配管構成も簡
単にできながら満液式蒸発器内の油を前記圧縮機に有効
に戻すことができるのである。
て油の濃縮を行うことができるので、前記満液式蒸発器
内において油を濃縮することができ、従来のように、ヒ
ータをもった冷媒加熱器や熱交換器などを別途設ける必
要がなく、また、配管構成も、前記油戻し管12を設け
るだけなので簡単にできるのであって、油を濃縮させる
ための機器類を無くすことができ、かつ、配管構成も簡
単にできながら満液式蒸発器内の油を前記圧縮機に有効
に戻すことができるのである。
【0036】また、前記胴体5における補助蒸発部52
の液域から主蒸発部51上方のガス域に斜め上方に延び
る整流板13を設け、この整流板13の補助蒸発部52
側上方に前記冷媒ガス出口9を設けて冷媒ガス出口管1
0を接続すると共に、前記整流板13の傾斜下端側で前
記補助蒸発部52の液域に浸漬する下端部に、該補助蒸
発部52の液域を前記整流板13の上面側に開口する油
戻し通路13bを設けることにより、前記主蒸発部51
と補助蒸発部52とにおいて、前記熱交換チューブ6と
の接触により蒸発された冷媒ガスを前記整流板13を通
過させて整流した後、前記冷媒ガス出口管10を経て前
記圧縮機1側へと良好に送ることができながら、この整
流板13の整流作用により、運転時に、該整流板13に
対し上面側の圧力、つまり、二次側圧力が、前記主蒸発
部51及び補助蒸発部52を構成する下面側の圧力、つ
まり、一次側圧力より低圧になることを利用して、この
差圧により前記補助蒸発部52で油が濃縮された冷媒液
を、前記油戻し通路13bから前記整流板13の上面側
へと吸い上げて、該整流板13を経て前記冷媒ガス出口
管10から流出される冷媒ガスと共に圧縮機に戻すこと
ができるのであり、従って、従来のように、冷媒加熱器
又は熱交換器などを別途設けたり、また、これら冷媒加
熱器等で油が濃縮された冷媒液を圧縮機に送るためのポ
ンプ又はエゼクタ等も特別に設ける必要なく前記圧縮機
に戻すことができるのである。しかも、この場合、前記
整流板13から前記冷媒ガス出口管10を介して前記圧
縮機に戻せるので、油戻し管も設ける必要もなくなっ
て、余分な配管も無くすことができるのである。
の液域から主蒸発部51上方のガス域に斜め上方に延び
る整流板13を設け、この整流板13の補助蒸発部52
側上方に前記冷媒ガス出口9を設けて冷媒ガス出口管1
0を接続すると共に、前記整流板13の傾斜下端側で前
記補助蒸発部52の液域に浸漬する下端部に、該補助蒸
発部52の液域を前記整流板13の上面側に開口する油
戻し通路13bを設けることにより、前記主蒸発部51
と補助蒸発部52とにおいて、前記熱交換チューブ6と
の接触により蒸発された冷媒ガスを前記整流板13を通
過させて整流した後、前記冷媒ガス出口管10を経て前
記圧縮機1側へと良好に送ることができながら、この整
流板13の整流作用により、運転時に、該整流板13に
対し上面側の圧力、つまり、二次側圧力が、前記主蒸発
部51及び補助蒸発部52を構成する下面側の圧力、つ
まり、一次側圧力より低圧になることを利用して、この
差圧により前記補助蒸発部52で油が濃縮された冷媒液
を、前記油戻し通路13bから前記整流板13の上面側
へと吸い上げて、該整流板13を経て前記冷媒ガス出口
管10から流出される冷媒ガスと共に圧縮機に戻すこと
ができるのであり、従って、従来のように、冷媒加熱器
又は熱交換器などを別途設けたり、また、これら冷媒加
熱器等で油が濃縮された冷媒液を圧縮機に送るためのポ
ンプ又はエゼクタ等も特別に設ける必要なく前記圧縮機
に戻すことができるのである。しかも、この場合、前記
整流板13から前記冷媒ガス出口管10を介して前記圧
縮機に戻せるので、油戻し管も設ける必要もなくなっ
て、余分な配管も無くすことができるのである。
【0037】さらに、前記胴体5における補助蒸発部5
2の上方から主蒸発部51の上方に斜め上方に延びる前
記整流板13を設け、この整流板13の補助蒸発部52
側上方に前記冷媒ガス出口9を設けて前記冷媒ガス出口
管10を接続すると共に、前記補助蒸発部52の液域に
油戻し管14を接続し、該油戻し管14を、前記冷媒ガ
ス出口管10内に突入させ、この冷媒ガス出口管10の
下流側に向けて開口させることにより、エゼクタ作用
で、前記補助蒸発部52で油が濃縮された冷媒液を、前
記整流板13を経て前記冷媒ガス出口管10から流出さ
れる冷媒ガスと共に圧縮機に戻すことができるのであ
る。従って、この場合も、前記補助蒸発部52と前記冷
媒ガス出口管10とを結ぶ油戻し管14を設けるだけで
よいので、配管構成を簡素化することができるのであ
る。
2の上方から主蒸発部51の上方に斜め上方に延びる前
記整流板13を設け、この整流板13の補助蒸発部52
側上方に前記冷媒ガス出口9を設けて前記冷媒ガス出口
管10を接続すると共に、前記補助蒸発部52の液域に
油戻し管14を接続し、該油戻し管14を、前記冷媒ガ
ス出口管10内に突入させ、この冷媒ガス出口管10の
下流側に向けて開口させることにより、エゼクタ作用
で、前記補助蒸発部52で油が濃縮された冷媒液を、前
記整流板13を経て前記冷媒ガス出口管10から流出さ
れる冷媒ガスと共に圧縮機に戻すことができるのであ
る。従って、この場合も、前記補助蒸発部52と前記冷
媒ガス出口管10とを結ぶ油戻し管14を設けるだけで
よいので、配管構成を簡素化することができるのであ
る。
【0038】しかも、運転停止時、前記胴体5内におけ
る冷媒液の液面が前記仕切体11の上壁部より高くなる
ことがあっても、前記整流板13上に冷媒液が入り込ん
で溜ることがないから、運転再開時に、前記整流板13
上に溜る冷媒液が前記冷媒ガス出口管10から前記圧縮
機1に多量に戻る所謂液バックの危険性を回避すること
もできる。
る冷媒液の液面が前記仕切体11の上壁部より高くなる
ことがあっても、前記整流板13上に冷媒液が入り込ん
で溜ることがないから、運転再開時に、前記整流板13
上に溜る冷媒液が前記冷媒ガス出口管10から前記圧縮
機1に多量に戻る所謂液バックの危険性を回避すること
もできる。
【0039】また、前記補助蒸発部52に、該補助蒸発
部52の液面高さを検出し、液面高さ制御器17を制御
する液面検出器15を備えることにより、前記液面検出
器15で前記補助蒸発部52の液面高さを検出して、こ
の検出結果に基づく前記制御器17からの出力により前
記流量調整弁16の開度制御を行うことができ、この結
果、前記冷媒液入口管7から前記胴体5の主蒸発部51
内に導入される冷媒量を、前記仕切板11の上部高さよ
りも常に低位となるように調整制御できるのであり、従
って、前記主蒸発部51から補助蒸発部52に多量の冷
媒液が導入されることによる油濃度低下を防止すること
ができ、油濃縮度の高い冷媒液を前記圧縮機に戻すこと
ができるのである。
部52の液面高さを検出し、液面高さ制御器17を制御
する液面検出器15を備えることにより、前記液面検出
器15で前記補助蒸発部52の液面高さを検出して、こ
の検出結果に基づく前記制御器17からの出力により前
記流量調整弁16の開度制御を行うことができ、この結
果、前記冷媒液入口管7から前記胴体5の主蒸発部51
内に導入される冷媒量を、前記仕切板11の上部高さよ
りも常に低位となるように調整制御できるのであり、従
って、前記主蒸発部51から補助蒸発部52に多量の冷
媒液が導入されることによる油濃度低下を防止すること
ができ、油濃縮度の高い冷媒液を前記圧縮機に戻すこと
ができるのである。
【図1】本発明の満液式蒸発器の第1実施例を示す縦断
面図である。
面図である。
【図2】同第1実施例の満液式蒸発器の全体構造を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】同第1実施例の満液式蒸発器を用いた冷凍装置
の配管図である。
の配管図である。
【図4】本発明の満液式蒸発器の第2実施例を示す縦断
面図である。
面図である。
【図5】同第2実施例で用いる整流板の一部省略した正
面図である。
面図である。
【図6】本発明の満液式蒸発器の第3実施例を示す縦断
面図である。
面図である。
【図7】本発明の満液式蒸発器に液面検出器を設けた実
施例を示す配管図である。
施例を示す配管図である。
【図8】従来の満液式蒸発器を示す縦断面図である。
5 胴体 51 蒸発部 52 補助蒸発部 6 熱交換チューブ 61 冷水入口管 62 冷水出口管 7 冷媒液入口 9 冷媒ガス出口 10 冷媒ガス出口管 11 仕切体 12,14 油戻し管 13 整流板 13b 油戻し通路 15 液面検出器 17 液面高さ制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 1/00 F25B 1/053 F25B 39/02 F25B 43/02
Claims (4)
- 【請求項1】ほぼ水平に延びる横長胴体(5)と、該胴
体(5)の下部に配設され、冷水入口管(61)及び冷
水出口管(62)を接続する熱交換チューブ(6)とを
備え、前記胴体(5)の下部に冷媒液入口(7)を、上
部に冷媒ガス出口(9)を設け、前記胴体(5)内に導
入する液冷媒を前記熱交換チューブ(6)内を流通する
冷水と熱交換させることにより液冷媒を蒸発させる満液
式蒸発器であって、前記胴体(5)内の一側に長さ方向
に延びる仕切体(11)を設けて、前記胴体(5)にお
ける液域を主蒸発部(51)と補助蒸発部(52)とに
区画すると共に、前記主蒸発部(51)に前記冷媒液入
口(7)を設けて、前記主蒸発部(51)から補助蒸発
部(52)に冷媒液を導入するようになす一方、前記補
助蒸発部(52)に配設する熱交換チューブ(6)を前
記冷水入口管(61)に接続して油濃縮部を形成し、前
記補助蒸発部(52)の液域に油戻し管(12)を接続
していることを特徴とする満液式蒸発器。 - 【請求項2】胴体(5)における補助蒸発部(52)の
液域から主蒸発部(51)上方のガス域に斜め上方に延
びる整流板(13)を設け、この整流板(13)の補助
蒸発部(52)側上方に冷媒ガス出口(9)を設けて、
冷媒ガス出口管(10)を接続すると共に、前記整流板
(13)の傾斜下端側で前記補助蒸発部(52)の液域
に浸漬する下端部に、該補助蒸発部(52)の液域を前
記整流板(13)の上面側に開口する油戻し通路(13
b)を設けている請求項1記載の満液式蒸発器。 - 【請求項3】胴体(5)における補助蒸発部(52)の
上方から主蒸発部(51)の上方に斜め上方に延びる整
流板(13)を設け、この整流板(13)の補助蒸発部
(52)側上方に冷媒ガス出口(9)を設けて、冷媒ガ
ス出口管(10)を接続すると共に、前記補助蒸発部
(52)の液域に油戻し管(14)を接続し、該油戻し
管(14)を、前記冷媒ガス出口管(10)に突入さ
せ、この冷媒ガス出口管(10)の下流側に向かって開
口させている請求項1記載の満液式蒸発器。 - 【請求項4】補助蒸発部(52)に、該補助蒸発部(5
2)の液面高さを検出し、液面高さ制御器(17)を制
御する液面検出器(15)を備えている請求項1,2及
び3記載の満液式蒸発器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06358393A JP3351001B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 満液式蒸発器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06358393A JP3351001B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 満液式蒸発器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06272977A JPH06272977A (ja) | 1994-09-27 |
| JP3351001B2 true JP3351001B2 (ja) | 2002-11-25 |
Family
ID=13233441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06358393A Expired - Fee Related JP3351001B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 満液式蒸発器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3351001B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103673364A (zh) * | 2013-12-31 | 2014-03-26 | 浙江华美电器制造有限公司 | 一种冰箱制冷循环结构 |
| US11739988B2 (en) | 2019-12-03 | 2023-08-29 | Carrier Corporation | Flooded evaporator |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008014533A (ja) * | 2006-07-04 | 2008-01-24 | Ebara Corp | 圧縮式冷凍機の油回収装置 |
| JP5543093B2 (ja) * | 2008-06-09 | 2014-07-09 | 荏原冷熱システム株式会社 | 圧縮式冷凍機、及びその運転方法 |
| KR20110097367A (ko) * | 2010-02-25 | 2011-08-31 | 엘지전자 주식회사 | 칠러 |
| CN102563982B (zh) * | 2012-02-14 | 2013-10-16 | 温岭市钱江化工机械有限公司 | 一种制冷系统中的蒸发装置 |
| CN102538311A (zh) * | 2012-03-07 | 2012-07-04 | 南京都乐制冷设备有限公司 | 一种干式蒸发器及冷凝式油气回收装置 |
| JP6064489B2 (ja) * | 2012-09-25 | 2017-01-25 | ダイキン工業株式会社 | ターボ冷凍機 |
| DE112013005822T5 (de) | 2012-10-16 | 2015-10-15 | Trane International Inc. | Verwalten eines Fluids in einem HVAC-System |
| CN104976828A (zh) * | 2014-04-01 | 2015-10-14 | 同方人工环境有限公司 | 一种海船用的满液式蒸发器回油装置 |
| JP2016014495A (ja) * | 2014-07-01 | 2016-01-28 | ダイキン工業株式会社 | 流下液膜式蒸発器 |
| WO2016103295A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2016-06-30 | 日揮株式会社 | 冷凍装置 |
| JP6860095B1 (ja) * | 2020-01-14 | 2021-04-14 | ダイキン工業株式会社 | シェルアンドプレート式熱交換器 |
| CN113357850B (zh) * | 2021-06-23 | 2023-08-25 | 特灵空调系统(中国)有限公司 | 蒸发器及冷水机组 |
| CN113654276B (zh) * | 2021-07-30 | 2023-07-18 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 满液式蒸发器的设计方法、满液式蒸发器和制冷系统 |
| WO2024032016A1 (zh) * | 2022-08-09 | 2024-02-15 | 珠海格力电器股份有限公司 | 热交换设备、制冷回路和空调设备 |
-
1993
- 1993-03-23 JP JP06358393A patent/JP3351001B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103673364A (zh) * | 2013-12-31 | 2014-03-26 | 浙江华美电器制造有限公司 | 一种冰箱制冷循环结构 |
| US11739988B2 (en) | 2019-12-03 | 2023-08-29 | Carrier Corporation | Flooded evaporator |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06272977A (ja) | 1994-09-27 |
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