JP3348969B2 - コーティング用含フッ素重合体組成物 - Google Patents
コーティング用含フッ素重合体組成物Info
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Description
ッ素重合体組成物に関する。
面エネルギー、非粘着性、耐候性、化学的耐熱性(熱分
解温度が高い)等に優れているために、汎用のプラスチ
ックでは使用できない種々の用途に用いられている。し
かし、フッ素樹脂は非粘着性を有するために基材に対す
る密着性が不足しがちであり、これを改善するために、
基材を粗面化したり、フッ素樹脂を金属ナトリウムのナ
フタレン溶液でエッチングしたりすることが行われてい
る。
2=CFO(CF2)nCF=CF2が環化重合し、環状構
造を有するため溶媒可溶で低屈折率、低誘電率の重合体
を与えることが知られている。このようなコーティング
可能な非晶質ペルフルオロ重合体についても密着性の改
善が求められている。
ッ素脂肪族環構造を有する重合体およびシランカップリ
ング剤を必須成分とするコーティング用含フッ素重合体
組成物が記載されている。この発明では密着性の改善さ
れた含フッ素重合体組成物が得られているが、トリアル
コキシ型のシランカップリング剤と含フッ素重合体を非
プロトン性含フッ素溶媒に溶解した溶液は、経時的に粘
度が上昇する、ろ過が困難になるなどの問題点があっ
た。
技術の前述の欠点を解消しようとするものである。
ッ素脂肪族環構造を有する重合体、シランカップリング
剤としてのトリアルコキシシラン類、非プロトン性含フ
ッ素溶媒、およびプロトン性含フッ素溶媒としての含フ
ッ素アルコールを必須成分とするコーティング用含フッ
素重合体組成物を、第二に、これらのコーティング用含
フッ素重合体組成物から得られるコーティング塗膜を有
する物品を、提供する。
を有する含フッ素重合体は、溶媒に可溶な重合体であ
り、その好適な例として、含フッ素溶媒に可溶な主鎖に
含フッ素脂肪族環構造を有する非晶質のペルフルオロ重
合体が挙げられる。含フッ素重合体は非晶質のものが好
ましいが、結晶化度が30%以下、好ましくは20%以
下のものであれば適用できる。
は、CF2=CFO(CF2)nCF=CF2(n=1〜
3)の環化重合体、ペルフルオロ(2,2−ジメチル−
1,3−ジオキソール)やペルフルオロ(1,3−ジオ
キソール)の単独重合体が挙げられる。これらの単量体
の2種以上を用いた共重合体も好適である。
などの単量体との共重合体も結晶化度が前述の範囲内に
あれば使用できる。主鎖に含フッ素脂肪族環構造を有し
ていなくても、前述のように結晶化度が小さければ使用
できる。
により異なるが、基本的には、重合体が溶媒に可溶であ
って溶液の粘度が106 cP以下、好ましくは105 c
P以下、さらに好ましくは104 cP以下であれば分子
量の上限はない。
平均または重量平均の平均分子量がおよそ103 〜10
7 、特には104 〜5×106 のものが好ましい。分子
量が小さすぎると、重合体が脆くなったり、フッ素重合
体本来の優れた耐熱性などの物性が損なわれる場合があ
る。溶媒可溶で分子量が106 を超える重合体の入手ま
たは合成は必ずしも容易でない。
弾性による方法などにより直接求められる。また、予め
それらの方法で得られたデータを用いて検量線を作製す
れば、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーや固有
粘度[η]を測定し、分子量を算出できる。赤外吸収ス
ペクトルや核磁気共鳴スペクトルによる末端基の分析に
よっても求められる。
質ペルフルオロ重合体の場合には、ペルフルオロ(2−
ブチルテトラヒドロフラン)中30℃で測定される固有
粘度[η]が0.02〜5dl/g、特には0.05〜
1dl/gの重合体が好ましい。また、これらの重合体
はシランカップリング剤との反応部位として主鎖の末端
または側鎖にカルボキシル基、カルボン酸フルオリド、
エステル基などを有するものが好ましい。
性含フッ素溶媒としては、以下の含フッ素化合物を例示
できる。
ンゼン、1,3−ビス(トリフルオロメチル)ベンゼ
ン、1,4−ビス(トリフルオロメチル)ベンゼン等の
ポリフルオロ芳香族化合物、ペルフルオロトリブチルア
ミン、ペルフルオロトリプロピルアミン等のポリフルオ
ロトリアルキルアミン化合物、ペルフルオロデカリン、
ペルフルオロシクロヘキサン、ペルフルオロ(1,3,
5−トリメチルシクロヘキサン)等のポリフルオロシク
ロアルカン化合物、ペルフルオロ(2−ブチルテトラヒ
ドロフラン)等のポリフルオロ環状エーテル化合物、フ
ッ素含有低分子量ポリエーテルなど。
タン、ペルフルオロデカン、ペルフルオロドデカン、ペ
ルフルオロ(2,7−ジメチルオクタン)、1,1,2
−トリクロロ−1,2,2−トリフルオロエタン、1,
1,1−トリクロロ−2,2,2−トリフルオロエタ
ン、1,3−ジクロロ−1,1,2,2,3−ペンタフ
ルオロプロパン、1,1,1,3−テトラクロロ−2,
2,3,3−テトラフルオロプロパン、1,1,3,4
−テトラクロロ−1,2,2,3,4,4−ヘキサフル
オロブタン、ペルフルオロ(1,2−ジメチルヘキサ
ン)、ペルフルオロ(1,3−ジメチルヘキサン)、2
H,3H−ペルフルオロペンタン、1H−ペルフルオロ
ヘキサン、1H−ペルフルオロオクタン、1H−ペルフ
ルオロデカン、1H,1H,1H,2H,2H−ペルフ
ルオロヘキサン、1H,1H,1H,2H,2H−ペル
フルオロオクタン、1H,1H,1H,2H,2H−ペ
ルフルオロデカン、3H,4H−ペルフルオロ−2−メ
チルペンタン、2H,3H−ペルフルオロ−2−メチル
ペンタン、1H−1,1−ジクロロペルフルオロプロパ
ン、1H−1,3−ジクロロペルフルオロプロパン等の
ポリフルオロアルカン化合物など。
でまたは混合して使用でき、これらの他にも広範な化合
物を使用できる。
公知または周知のものを含めて広範囲にわたって、以下
のものが例示できる。
トキシシラン、ジメチルビニルメトキシシラン、ジメチ
ルビニルエトキシシランなどのモノアルコキシシラン
類。
ン、γ−クロロプロピルメチルジエトキシシラン、γ−
アミノプロピルメチルジエトキシシラン、γ−アミノプ
ロピルメチルジメトキシシラン、N−(β−アミノエチ
ル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N
−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジ
エトキシシラン、γ−グリシジルオキシプロピルメチル
ジメトキシシラン、γ−グリシジルオキシプロピルメチ
ルジエトキシシラン、γ−メタクリロイルオキシプロピ
ルメチルジメトキシシラン、メチルジメトキシシラン、
メチルジエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、
ジメチルジエトキシシラン、メチルビニルジメトキシシ
ラン、メチルビニルジエトキシシラン、ジフェニルジメ
トキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン、3,3,
3−トリフルオロプロピルメチルジメトキシシラン、
3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8
−トリデカフルオロオクチルメチルジメトキシシラン、
3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,
9,9,10,10,10−ヘプタデカフルオロデシル
メチルジメトキシシランなどのジアルコキシシラン類。
γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(β−ア
ミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルト
リエトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキ
シシラン、γ−グリシジルオキシプロピルトリメトキシ
シラン、γ−グリシジルオキシプロピルトリエトキシシ
ラン、γ−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシ
シラン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、メチ
ルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、
フェニルトリエトキシシラン、3,3,3−トリフルオ
ロプロピルトリメトキシシラン、3,3,4,4,5,
5,6,6,7,7,8,8,8−トリデカフルオロオ
クチルトリメトキシシラン、3,3,4,4,5,5,
6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10−
ヘプタデカフルオロデシルトリメトキシシラン、テトラ
メトキシシラン、テトラエトキシシランなどのトリまた
はテトラアルコキシシラン類。
ング剤である芳香族アミン系シランカップリング剤(こ
のシランカップリング剤を用いた場合は、トリアルコキ
シ化合物であってもゲル化や増粘が起こりにくいという
ことが見い出された。このシランカップリング剤を用い
るとアルコキシシランが縮合反応した後は炭素数が2以
上のアルキル基やアルキレン構造を持たない構造とする
ことができるため、耐熱性を高めることができる。)。
グ剤は、一般式ArSi(OR1 )(OR2)(O
R3)、ArSiR4(OR1)(OR2)またはArSi
R4R5(OR1)[式中R1〜R5はそれぞれ独立に水素
原子、炭素数1〜20のアルキル基またはアリール基を
表し、Arはp−、m−、またはo−アミノフェニル基
を表す。]で表される化合物である。以下に具体例を挙
げる。
ノフェニルトリエトキシシラン、アミノフェニルトリプ
ロポキシシラン、アミノフェニルトリイソプロポキシシ
ラン、アミノフェニルメチルジメトキシシラン、アミノ
フェニルメチルジエトキシシラン、アミノフェニルメチ
ルジプロポキシシラン、アミノフェニルメチルジイソプ
ロポキシシラン、アミノフェニルフェニルジメトキシシ
ラン、アミノフェニルフェニルジエトキシシラン、アミ
ノフェニルフェニルジプロポキシシラン、アミノフェニ
ルフェニルジイソプロポキシシランなど。
ル基で置換されていてもよい。たとえばN,N−ジメチ
ルアミノフェニルトリアルコキシシランやN,N−ジメ
チルアミノフェニルメチルジアルコキシシランなどが挙
げられる。この他にも、たとえば米国特許第3,48
1,815号明細書に記載されている芳香族アミン系シ
ランカップリング剤などを使用できる。
たは組合せることもできる。このうちで、含フッ素重合
体の透明性を損なうことなく、含フッ素重合体の接着性
を向上させるものとして、アミノ基を有するシランカッ
プリング剤(γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、
γ−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルメ
チルジメトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−γ
−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(β−アミ
ノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルト
リエトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−γ−ア
ミノプロピルメチルジエトキシシラン、アミノフェニル
トリメトキシシラン、アミノフェニルトリエトキシシラ
ン、アミノフェニルメチルジメトキシシラン、アミノフ
ェニルメチルジエトキシシランなど)、またはエポキシ
基を有するシランカップリング剤(γ−グリシジルオキ
シプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシジルオキシ
プロピルメチルジメトキシシラン、γ−グリシジルオキ
シプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシジルオキシ
プロピルメチルジエトキシシランなど)が特に好適なも
のとして例示される。
の導入された含フッ素重合体に対しては、特にアミノ基
またはエポキシ基を有するアルコキシシラン類が有効で
あり、予め主鎖末端または側鎖にエステル基の導入され
た含フッ素重合体に対しては、特にアミノ基またはアミ
ノフェニル基を有するアルコキシシラン類が有効であ
る。
ミノ基またはエポキシ基を有するトリアルコキシシラン
類は同様の基を有するジアルコキシシラン類に比べて本
発明の液状組成物が経時的に粘度上昇したりゲル化した
りしやすい。また、トリアルコキシシラン類はジアルコ
キシシラン類よりも含フッ素重合体の非プロトン性含フ
ッ素溶媒溶液への溶解性も小さい。したがって、トリア
ルコキシシラン類を用いる場合には、プロトン性含フッ
素溶媒、特には含フッ素アルコールの添加が好ましい。
コキシシラン類ほど溶解性は小さくないが、同様にプロ
トン性含フッ素溶媒、特には含フッ素アルコールの添加
により溶解性を高められる。ジアルコキシシラン類の場
合には、液状組成物の経時的な粘度上昇はトリアルコキ
シシラン類ほど顕著ではないため、含フッ素アルコール
などのプロトン性含フッ素溶媒を必ずしも添加しなくて
もよいが、添加したほうが確実に粘度上昇を抑制でき
る。
トン性含フッ素溶媒を添加するとシランカップリング剤
の含フッ素重合体溶液への溶解性を増すことができる。
さらに、シランカップリング剤間の反応によると思われ
る粘度の上昇やゲル化を抑制できる。
のが例示される。
3,3−ペンタフルオロ−1−プロパノール、2−(ペ
ルフルオロブチル)エタノール、2−(ペルフルオロヘ
キシル)エタノール、2−(ペルフルオロオクチル)エ
タノール、2−(ペルフルオロデシル)エタノール、2
−(ペルフルオロ−3−メチルブチル)エタノール、1
H,1H,3H−テトラフルオロ−1−プロパノール、
1H,1H,5H−オクタフルオロ−1−ペンタノー
ル、1H,1H,7H−ドデカフルオロ−1−ヘプタノ
ール、1H,1H,9H−ヘキサデカフルオロ−1−ノ
ナノール、2H−ヘキサフルオロ−2−プロパノール、
1H,1H,3H−ヘキサフルオロ−2−ブタノールな
どの含フッ素アルコール。
酸、ペルフルオロブタン酸、ペルフルオロペンタン酸、
ペルフルオロヘキサン酸、ペルフルオロヘプタン酸、ペ
ルフルオロオクタン酸、ペルフルオロノナン酸、ペルフ
ルオロデカン酸、3H−テトラフルオロプロパン酸、5
H−オクタフルオロペンタン酸、7H−ドデカフルオロ
ヘプタン酸、9H−ヘキサデカフルオロノナン酸などの
含フッ素カルボン酸、これら含フッ素カルボン酸のアミ
ド、トリフルオロメタンスルホン酸、ヘプタデカフルオ
ロオクタンスルホン酸などの含フッ素スルホン酸など。
または2種以上の混合物とすることもできる。
フッ素溶媒との混合物中の含フッ素重合体濃度は、通常
0.1〜30重量%、好ましくは0.5〜20重量%で
ある。シランカップリング剤の配合量は、含フッ素重合
体100重量部当たり0.01〜50重量部、好ましく
は0.1〜30重量部である。非プロトン性含フッ素溶
媒とプロトン性含フッ素溶媒との混合物中のプロトン性
含フッ素溶媒の配合量は、0.01〜50重量%、好ま
しくは0.1〜30重量%である。
着性を有しているので種々の用途に使用でき、以下の用
途に応用可能である。
スク、タッチパネル、ハイブリッドIC、液晶セル、プ
リント基板、感光ドラム、フィルムコンデンサ、ガラス
窓、各種フィルムなどの光学分野、電気分野における保
護コート。注射器、ピペット、体温計、ビーカー類、シ
ャーレ、メスシリンダーなどの医療・理化学機器、その
他、ソルダーマスク、ソルダーレジスト、ゴム、プラス
チックの保護、耐候、防汚コート。繊維、布帛の保護コ
ート。シーラントの防汚コート。IC、LSIなどの集
積回路やトランジスタなどの半導体部品封止膜、半導体
部品バッファーコート膜、半導体部品パッシベーション
膜、マルチモジュールや集積回路内の半導体部品層間絶
縁膜、防錆塗料、樹脂付着防止剤、インキ付着防止剤、
多層配線板層間絶縁膜など。
はプラズマ方式ディスプレーの反射防止膜、光ファイバ
ーに有利に応用できる。各種方式のディスプレーを用い
たテレビ、モニター、ビデオカメラ、パーソナルコンピ
ューターは本組成物のコーティングによる反射防止膜を
施すことにより鮮明な画像を提供できる。
([η]:0.24、末端−COOH型)2重量部を9
8重量部のペルフルオロ(2−ブチルテトラヒドロフラ
ン)に溶解して、重合体濃度2重量%の溶液を得た。
([η]:0.24、末端−COOCH3 型)2重量部
を98重量部のペルフルオロ(2−ブチルテトラヒドロ
フラン)に溶解して、重合体濃度2重量%の溶液を得
た。
([η]:0.24、末端−COOH型)9重量部を9
1重量部のペルフルオロトリブチルアミン/3,3,
4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8−トリデ
カフルオロ−1−オクタノール(重量比95/5)に溶
解して、重合体濃度9重量%の溶液を得た。
ルオロ−1−プロパノール10.3gとγ−アミノプロ
ピルメチルジエトキシシラン0.19gを添加、混合し
たところ無色透明で粘度2.7cP(25℃)の溶液が
得られた。この重合体溶液を用いてガラス基板上に0.
1μmのコーティングを行ったところ、反射率は0.9
%であった。JIS K5400の碁盤目テープ法によ
ってテープ剥離試験を行った。セロテープ10回剥離試
験後もすべての升目が完全な形で残っていた。この重合
体溶液を55℃で4日保持し、25℃で粘度を再度測定
したが粘度の変化はなかった。
シシラン0.23gを添加したところ粘度5.7cP
(25℃)の溶液が得られた。この重合体溶液を55℃
で4日保持し、25℃で粘度を再度測定したところ粘度
は8.0cP(25℃)まで上昇した。
0.075gにした以外は参考例1と同様のコーティン
グ試験を行った。碁盤目テープ剥離試験でも同じ結果が
得られた。
ルオロ−1−プロパノール15.5gとγ−グリシジル
オキシプロピルメチルジエトキシシラン0.075gを
添加、混合したところ無色透明で粘度3.3cP(25
℃)の溶液が得られた。碁盤目テープ剥離試験で参考例
1と同じ結果が得られた。この溶液を55℃で2日保持
した後、再び粘度測定を行ったが変化はなかった。
の添加量を0.375gにした以外は参考例3と同様の
試験を行った。混合して得られた液体は無色透明で粘度
は3.3cP(25℃)であった。碁盤目テープ剥離試
験では参考例1と同じ結果が得られた。この溶液を55
℃で2日保持した後、再び粘度測定を行ったが変化はな
かった。
ルオロ−1−プロパノール10.5gとγ−アミノプロ
ピルメチルジエトキシシラン0.15gを添加、混合し
たところ無色透明の溶液が得られた。該重合体溶液を用
いてガラス基板上に0.1μmのコーティングを行った
ところ、反射率は0.9%であった。参考例1と同様に
セロテープ10回剥離試験後もすべての升目が完全な形
で残っていた。
トキシシラン0.2gを添加したところ、無色透明の液
体が得られた。溶液粘度は400cP(25℃)であっ
た。55℃で1日保持後に粘度は少し上昇し、675c
P(25℃)の溶液Dとなった。しかし、同量の重合体
溶液Cにγ−アミノプロピルメチルジエトキシシラン
0.6gを添加した場合に得られた透明溶液の粘度は2
90cPで、55℃で1日保持後も粘度上昇はない溶液
Eとなった。
ピンコートして250℃で乾燥した。得られた塗膜につ
いて碁盤目テープ試験を行ったが、いずれも升目に異常
は観察されなかった。また、同様に溶液DおよびEをシ
リコンウェハー上にスピンコートして250℃で乾燥後
碁盤目を入れて、300℃で1時間熱処理した。顕微鏡
観察を行ったが、樹脂が溶融した形跡は認められなかっ
た。溶液DおよびEをキャストし、200℃で乾燥し
た。得られたキャストフィルムは重合体溶液Cの溶媒に
は溶解せず形状を保持していた。
チルジエトキシシラン0.05gと3,3,4,4,
5,5,6,6,7,7,8,8,8−トリデカフルオ
ロオクチルメチルジメトキシシラン0.09gを添加し
た。得られた溶液の粘度は3.6cP(25℃)であっ
た。この溶液を用いて参考例1と同様にしてコーティン
グ試験を行い透明で均質な塗膜を得た。得られた塗膜に
ついて碁盤目テープ試験を行ったが、良好な密着性を示
した。この溶液を55℃で3日保持したが粘度変化はな
かった。
%、m−体32重量%、o−体3重量%)/3,3,
4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8−トリデ
カフルオロ−1−オクタノールの混合液(重量比3.8
/96.2)16.32重量部をポリ(ペルフルオロ
(ブテニルビニルエーテル))([η]:0.24、末
端−COOH型)のペルフルオロトリブチルアミン溶液
(重合体濃度9.5重量%)200重量部に溶解した。
溶液粘度は286cPで1か月室温で放置したが粘度の
経時変化はなかった。
ートして200℃で乾燥し、厚さ約2μmの塗膜を得
た。JIS K5400の碁盤目テープ法によってテー
プ剥離試験を行った。セロテープ10回剥離試験後もす
べての升目が完全な形で残っていた。
スピンコートし180℃で乾燥して厚さ約2μmの塗膜
を形成させた。同様のサンプルを3枚作製し、それぞれ
250℃、300℃、350℃で1時間熱処理した。J
IS K5400にしたがって碁盤目状の傷を入れ、再
び同じ温度(それぞれ250℃、300℃、350℃)
で1時間熱処理したが、碁盤目の形状に変化は見られな
かった。
エッチングで孔径2μmの孔を作製し、再度300℃で
1時間熱処理したが、孔の形状に変化は見られなかっ
た。ポリ(ペルフルオロ(ブテニルビニルエーテル))
[[η]:0.24、末端−COOH型]のペルフルオ
ロトリブチルアミン溶液(濃度9重量%)をシリコンウ
ェハー上にスピンコートし、同様の試験を行ったとこ
ろ、碁盤目の熱処理試験では、升目の間で融着が見られ
た。またエッチングにより作製した孔径2μmの孔は再
熱処理で潰れた。
ト膜を作製し、窒素下300℃で1時間熱処理した。窒
素雰囲気で分解開始温度を測定したところそれぞれ35
1℃、378℃であった。実施例1の溶液から得たキャ
スト膜を窒素下350℃で1時間熱処理した後、同様な
測定をしたところ分解開始温度は392℃であった。
れる塗膜は、熱処理により架橋反応が進行し、300℃
以上の高温においても溶融流動せずに形状保持ができ、
エレクトロニクス用途など高温にさらされる用途には特
に有用である。また、溶液中にシランカップリング剤を
含有するため、プライマーを塗布せずに良好な密着性が
得られる。
ーション膜に用いると誘電率が小さいので伝送速度を速
めたり、ノイズを低減したりできる。本発明に用いられ
る含フッ素重合体は吸水性が小さく、また上述のように
架橋構造を有しているため、基材への密着性も大きいの
で、電子部品の信頼性を高められる。電子部品を用いた
通信機器、テレビ、ビデオカメラ、ビデオ再生機、携帯
電話、コンピューターなどは信頼性、信号処理速度など
の面で性能が向上する。
や発光素子のような光透過性が必要な部分の窓や保護層
として用いるのも好適である。本発明の組成物をクラッ
ド材として塗布された光ファイバーは、クラッド材の屈
折率が小さいので開口数が大きい。また、密着強度が大
きいので光ファイバーは高温高湿環境でも使用でき、折
り曲げ耐性も良好である。
Claims (2)
- 【請求項1】含フッ素脂肪族環構造を有する重合体、シ
ランカップリング剤としてのトリアルコキシシラン類、
非プロトン性含フッ素溶媒、およびプロトン性含フッ素
溶媒としての含フッ素アルコールを必須成分とするコー
ティング用含フッ素重合体組成物。 - 【請求項2】請求項1に記載のコーティング用含フッ素
重合体組成物から得られるコーティング塗膜を有する物
品。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08894194A JP3348969B2 (ja) | 1993-12-15 | 1994-04-26 | コーティング用含フッ素重合体組成物 |
| US08/296,469 US5498657A (en) | 1993-08-27 | 1994-08-26 | Fluorine-containing polymer composition |
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