JP3228006U - パーテーション及びパーテーションを備えるルームユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】患者及び医師間における診察時の感染を予防し、かつ、患者の身長等に合わせて移動可能なパーテーション及びこのパーテーションを備えるルームユニットを提供する。【解決手段】ルームユニットUは、壁11、天井12及び床13を有する室1と、室1の天井12及び床13の間に延びて室1を第1室1A及び第2室1Bに分割するパーテーション2とを備える。第1室1A及び第2室1Bの壁11にはそれぞれ入退室用の出入り口14が設けられる。パーテーション2は、上下方向Yに移動するカウンター3と、カウンター3に固定された透過性のプレート4と、プレート4に設けられた貫通孔と、カウンター3及びプレート4を一体的に上下方向Yに移動させる昇降装置5とを備える。【選択図】図2
Description
この考案は、例えば診察の際に医師等と患者の間に配置されるパーテーション及びこのパーテーションを備えるルームユニットに関し、より詳細には、医師等の手を挿入するための貫通孔を備えるパーテーション及びこのパーテーションを備えるルームユニットに関する。
従来、診察の際に患者から医師に感染するのを防止するために医師と患者との間に壁を設けることが知られている。壁には診療窓を設け、診療窓を介して医師又は看護師による診察や医療措置が行われる。したがって、医師や看護師は患者が存する部屋に入室することなく診察等を行うことができ、患者からの感染を予防することができる。また、患者が存する部屋には無菌化された清浄空気が整流されて供給される。
しかしながら、特許文献1によれば、壁に設けられた診療窓を介して内診、血圧等の測定、注射及び点滴の措置を行うため、この診療窓は少なくとも医師等の両腕が挿入できるだけの大きさが必要である。したがって、その開口面積は比較的大きく、この診療窓を介して患者から医師等に感染する可能性がある。また、診察窓は固定されているから、特に着座した時には患者の高さに合わせて診察することが困難である。
この考案では、患者及び医師間における診察時の感染を予防し、かつ、患者の身長等に合わせて移動可能なパーテーション及びこのパーテーションを備えるルームユニットを提供することを課題とする。
この考案は、パーテーションに関する第1の考案と、ルームユニットに関する第2の考案とを有する。
第1の考案は、上下方向に移動するカウンターと、前記カウンターに固定された透過性のプレートと、前記プレートに設けられた貫通孔とを備えるパーテーションであって、前記カウンター及び前記プレートを一体的に前記上下方向に移動させる昇降装置をさらに備え、前記プレートは、その上端が幕板に当接し、前記カウンターの移動に伴い前記幕板に対して前記上下方向に摺動することを特徴とする。
プレートには医師等が腕を挿入することができる貫通孔を備えるので、医師等が患者の診察等を行う際の空気の流入を最小限に抑えることができ、患者から医師等への感染のリスクを低減することができる。また、プレートを上下方向に移動させることができるので、患者に応じて高さ調整することができより患者に近い位置から腕を入れて診察等をすることができる。
第1の考案は、上下方向に移動するカウンターと、前記カウンターに固定された透過性のプレートと、前記プレートに設けられた貫通孔とを備えるパーテーションであって、前記カウンター及び前記プレートを一体的に前記上下方向に移動させる昇降装置をさらに備え、前記プレートは、その上端が幕板に当接し、前記カウンターの移動に伴い前記幕板に対して前記上下方向に摺動することを特徴とする。
プレートには医師等が腕を挿入することができる貫通孔を備えるので、医師等が患者の診察等を行う際の空気の流入を最小限に抑えることができ、患者から医師等への感染のリスクを低減することができる。また、プレートを上下方向に移動させることができるので、患者に応じて高さ調整することができより患者に近い位置から腕を入れて診察等をすることができる。
前記カウンターは、前記プレートの下端に位置するとともに、前記プレートの一方の面から他方の面へと摺動する収納箱を備えることを特徴とする。
収納箱を介して医療器具等の移動ができるので、より一層感染のリスクを低減することができる。
収納箱を介して医療器具等の移動ができるので、より一層感染のリスクを低減することができる。
壁、天井及び床を有する室と、前記室の前記天井及び前記床の間に延びて前記室を分割するパーテーションとを備えるルームユニットであって、前記パーテーションは、上下方向に移動するカウンターと、前記カウンターに固定された透過性のプレートと、前記プレートに設けられた貫通孔と、前記カウンター及び前記プレートを一体的に前記上下方向に移動させる昇降装置とを備え、前記プレートは、その上端が前記天井に固定された幕板に当接し、前記カウンターの移動に伴い前記幕板に対して前記上下方向に摺動し、分割された前記室の前記壁には出入り口が設けられることを特徴とする。
プレートには医師等が腕を挿入することができる貫通孔を備えるので、医師等が患者の診察等を行う際の空気の流入を最小限に抑えることができ、患者から医師等への感染のリスクを低減することができる。また、プレートを上下方向に移動させることができるので、患者に応じて高さ調整することができより患者に近い位置から腕を入れて診察等をすることができる。これらをユニット化することによって容易に設置可能な診察室を提供することができる。
プレートには医師等が腕を挿入することができる貫通孔を備えるので、医師等が患者の診察等を行う際の空気の流入を最小限に抑えることができ、患者から医師等への感染のリスクを低減することができる。また、プレートを上下方向に移動させることができるので、患者に応じて高さ調整することができより患者に近い位置から腕を入れて診察等をすることができる。これらをユニット化することによって容易に設置可能な診察室を提供することができる。
分割された前記室の少なくとも一つは陰圧に保持されることを特徴とする。
少なくとも患者側の室を陰圧にすることによってより一層感染のリスクを低減することができる。
少なくとも患者側の室を陰圧にすることによってより一層感染のリスクを低減することができる。
この考案のパーテーション及びパーテーションを備えるルームユニットによれば、パーテーションに腕が挿入可能な程度の貫通孔を設けるので、大きな空隙が形成されることがなく、感染のリスクを低減することができる。また、パーテーションを上下方向に移動することができるので、患者の身長等に合わせてパーテーションの位置を調整することができ、医師等による診察を容易に行うことができる。
図1〜図3を参照すれば、ルームユニットUは、壁11、天井12及び床13を有する室1と、室1の天井12及び床13の間に延びて室1を第1室1A及び第2室1Bに分割するパーテーション2とを備える。第1室1A及び第2室1Bの壁11にはそれぞれ入退室用の出入り口14が設けられる。この実施形態において出入り口14として外開きのドアを用いる。また、このドアはダンパー機構により閉まる方向に付勢される。
特に図2を参照すれば、第1室1A及び第2室1Bの天井12には通気口15を設け、図示しない吸引機により第1室1A及び第2室1Bをそれぞれ吸気して陰圧にしている。また、第1室1A及び第2室1Bの壁11には通気スリット16が複数設けられる。通気スリット16は、壁11の上部及び下部のそれぞれに設けられる。なお、この実施形態では第1室1A及び第2室1Bのいずれも陰圧にしているが、患者が入室するいずれか一方のみを陰圧にするようにしてもよい。少なくとも患者が入る室を陰圧にすることによって、他方の室への空気の流入を防ぐことができ患者から医師等への感染のリスクを低減することができる。
特に図3を参照すれば、パーテーション2は、上下方向Zに移動するカウンター3と、カウンター3に固定された透過性のプレート4と、プレート4に設けられた貫通孔41と、カウンター3及びプレート4を一体的に上下方向Zに移動させる昇降装置5とを備える。プレート4としては、例えば透明のポリカーボネート板を用いることができる。透過性のプレート4を用いることによって、プレート4を介して患者と医師等が対座した際に、互いに相手を視認することができ、医師等にとっては患者の様子を観察することもできる。
プレート4の貫通孔41は横方向Yに離間して二つ設けられ、医師等がそれぞれの孔に片腕ずつ挿入可能としている。この実施形態において、貫通孔41の直径は約150mmであり、二つの貫通孔41のピッチは約350mmとしている。貫通孔41には図示しない遮蔽膜をさらに設けることもできる。遮蔽膜として切込みが形成された弾性変形可能なエラストマー等を用いることができる。また、使用時に開放し、不使用時に閉鎖することができるシャッター機能を備えることもできる。貫通孔41を遮蔽する遮蔽膜を設けることによって、第1室1A及び第2室1B間における空気の流入を予防することができ、より一層感染のリスクを低減することができる。
上記のようなプレート4は、その上端4Aが天井12に固定された幕板6に当接し、カウンター3の移動に伴い幕板6に対して上下方向Zに摺動する。より詳細には、幕板6は一対の上下方向Zに延びる板材によって構成され、これら板材の間にプレート4の上端4Aが保持される(図2参照)。幕板6の内側には図示しないパッキンが設置され、プレート4が摺動可能であり、かつ、高気密に保持されるようにしている。
併せて図4を参照すれば、カウンター3には横方向Yに延びる溝31が形成され、この溝31にプレート4の下端4Bが挿入される。この実施形態において溝31の深さは約5mmとしている。このようにプレート4の下端4Bをカウンター3に固定することによって、カウンター3の上下方向Zの移動に伴いプレート4も上下方向Zに移動することができる。
上記のようなプレート4は昇降装置5の操作により、上下方向Zに移動することができるので、例えば子供の患者の場合には、プレート4を下降させ貫通孔41を低い位置に設定することができるし、背の高い大人の場合にはプレート4を上昇させ貫通孔41を高い位置に設定することができる。このようにプレート4の高さを調整することによって、医師等はより患者に近い位置から貫通孔41を介して患者側に腕を挿入することができ、丁寧かつ確実な診察をすることができる。
カウンター3には、プレート4の下端4Bに位置するとともに、プレート4の一方の面から他方の面へと摺動する収納箱7を備える。カウンター3には、収納箱7を担持するための凹部32が形成される。凹部32は、上下方向Zにおける寸法が収納箱7の寸法よりもわずかに大きく、奥行き方向Xにおける寸法が収納箱7の寸法の約2倍であり、横方向Yにおける寸法は収納箱7とほぼ等しい。プレート4は凹部32の奥行き方向Xのほぼ中央に配置される。
収納箱7は凹部32内において、プレート4の下を奥行き方向Xに移動可能である。すなわち、収納箱7は第1室1A及び第2室1B間を往来するように移動することができる。したがって、例えば第1室1Aに医師等が入り、第2室1Bに患者が入った場合には、注射器等の器具を収納箱7に入れ、医師側の第1室1Aから患者側の第2室1Bへと移動させることができる。このように器具等を移動させる場合であっても第1室1A及び第2室1B間における空気の流入を最低限に抑えることができ、より一層感染のリスクを低減させることができる。なお、医師側の第1室1Aから患者側の第2室1Bへと移動し使用された器具等は、そのまま第2室1Bに放置し、患者が退室し消毒が終わってから回収することもできる。
凹部32は、例えば医師側の第1室1Aにおいて、収納箱7の出し入れがしやすいように、開口33を設けることができる。また、収納箱7の上面には図示しないパッキンを設け、プレート4の下端4Bと収納箱7の上面との間をより高気密に保持できるようにすることができる。この場合のパッキンは、収納箱7がプレート4の下端4Bを摺動可能なものとすることが望ましい。
上記のようなルームユニットUによれば、医師等と患者とを第1室1A及び第2室1Bに隔離することができるので患者から医師等への感染リスクを低減することができ、より安全に医療行為を行うことができる。また、第1室1A及び第2室1Bにそれぞれ出入り口14を設けることによって、診察前における接触も防止することができる。上記のようなルームユニットUは、壁11、天井12及び床13にパネルを用いユニット化することによって、簡易に設置することができる。また、大掛かりな工事を必要とせず、広いスペースを確保する必要もないので、通常の業務を長時間にわたって妨げることなく、病室や診察室の一角に設置することができる。
ルームユニットUは、この実施形態に記載されている材料のほかに、この種の分野において通常用いられている、各種の公知の材料を制限なく用いることができる。また、記載されている寸法は一例を示したものであって適宜変更可能である。
U ルームユニット
1 室
1A 第1室
1B 第2室
2 パーテーション
3 カウンター
4 プレート
4A 上端
4B 下端
5 昇降装置
6 幕板
7 収納箱
11 壁
12 天井
13 床
14 出入り口
15 通気口
16 通気スリット
31 溝
32 凹部
33 開口
41 貫通孔
1 室
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Claims (4)
- 上下方向に移動するカウンターと、前記カウンターに固定された透過性のプレートと、前記プレートに設けられた貫通孔とを備えるパーテーションであって、
前記カウンター及び前記プレートを一体的に前記上下方向に移動させる昇降装置をさらに備え、
前記プレートは、その上端が幕板に当接し、前記カウンターの移動に伴い前記幕板に対して前記上下方向に摺動することを特徴とするパーテーション。 - 前記カウンターは、前記プレートの下端に位置するとともに、前記プレートの一方の面から他方の面へと摺動する収納箱を備えることを特徴とする請求項1記載のパーテーション。
- 壁、天井及び床を有する室と、前記室の前記天井及び前記床の間に延びて前記室を分割するパーテーションとを備えるルームユニットであって、
前記パーテーションは、上下方向に移動するカウンターと、前記カウンターに固定された透過性のプレートと、前記プレートに設けられた貫通孔と、前記カウンター及び前記プレートを一体的に前記上下方向に移動させる昇降装置とを備え、
前記プレートは、その上端が前記天井に固定された幕板に当接し、前記カウンターの移動に伴い前記幕板に対して前記上下方向に摺動し、
分割された前記室の前記壁には出入り口が設けられることを特徴とするルームユニット。 - 分割された前記室の少なくとも一つは陰圧に保持されることを特徴とする請求項3記載のルームユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020002664U JP3228006U (ja) | 2020-07-02 | 2020-07-02 | パーテーション及びパーテーションを備えるルームユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020002664U JP3228006U (ja) | 2020-07-02 | 2020-07-02 | パーテーション及びパーテーションを備えるルームユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3228006U true JP3228006U (ja) | 2020-10-01 |
Family
ID=72614502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2020002664U Active JP3228006U (ja) | 2020-07-02 | 2020-07-02 | パーテーション及びパーテーションを備えるルームユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3228006U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022133609A (ja) * | 2021-03-02 | 2022-09-14 | 株式会社Rev | パーテーション装置 |
-
2020
- 2020-07-02 JP JP2020002664U patent/JP3228006U/ja active Active
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