JP3227478B2 - 静止画撮像装置 - Google Patents
静止画撮像装置Info
- Publication number
- JP3227478B2 JP3227478B2 JP11814595A JP11814595A JP3227478B2 JP 3227478 B2 JP3227478 B2 JP 3227478B2 JP 11814595 A JP11814595 A JP 11814595A JP 11814595 A JP11814595 A JP 11814595A JP 3227478 B2 JP3227478 B2 JP 3227478B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- divided
- unit
- compressed
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/41—Bandwidth or redundancy reduction
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/32—Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
- H04N1/32101—Display, printing, storage or transmission of additional information, e.g. ID code, date and time or title
- H04N1/32128—Display, printing, storage or transmission of additional information, e.g. ID code, date and time or title attached to the image data, e.g. file header, transmitted message header, information on the same page or in the same computer file as the image
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N2201/00—Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
- H04N2201/04—Scanning arrangements
- H04N2201/0402—Arrangements not specific to a particular one of the scanning methods covered by groups H04N1/04 - H04N1/207
- H04N2201/0414—Scanning an image in a series of overlapping zones
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N2201/00—Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
- H04N2201/04—Scanning arrangements
- H04N2201/047—Detection, control or error compensation of scanning velocity or position
- H04N2201/04753—Control or error compensation of scanning position or velocity
- H04N2201/04758—Control or error compensation of scanning position or velocity by controlling the position of the scanned image area
- H04N2201/04787—Control or error compensation of scanning position or velocity by controlling the position of the scanned image area by changing or controlling the addresses or values of pixels, e.g. in an array, in a memory, by interpolation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N2201/00—Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
- H04N2201/32—Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
- H04N2201/3201—Display, printing, storage or transmission of additional information, e.g. ID code, date and time or title
- H04N2201/3225—Display, printing, storage or transmission of additional information, e.g. ID code, date and time or title of data relating to an image, a page or a document
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N2201/00—Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
- H04N2201/32—Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
- H04N2201/3201—Display, printing, storage or transmission of additional information, e.g. ID code, date and time or title
- H04N2201/3225—Display, printing, storage or transmission of additional information, e.g. ID code, date and time or title of data relating to an image, a page or a document
- H04N2201/3242—Display, printing, storage or transmission of additional information, e.g. ID code, date and time or title of data relating to an image, a page or a document of processing required or performed, e.g. for reproduction or before recording
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静止画撮像装置に係
り、より詳細には、被写体の撮像範囲を複数の領域に分
割して撮像して得られる複数枚の静止画像を合成して高
精細画像を得るようにした静止画撮像装置に関する。
り、より詳細には、被写体の撮像範囲を複数の領域に分
割して撮像して得られる複数枚の静止画像を合成して高
精細画像を得るようにした静止画撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、固体撮像素子を備えた静止画撮
像装置は、小型で低消費電力であるという特長を有する
ため、VTR一体型カラーカメラ、デジタルスチルカメ
ラ、イメージスキャナ、ファクシミリなどに広く使用さ
れいる。
像装置は、小型で低消費電力であるという特長を有する
ため、VTR一体型カラーカメラ、デジタルスチルカメ
ラ、イメージスキャナ、ファクシミリなどに広く使用さ
れいる。
【0003】固体撮像素子は、民生用としては、通常、
エリアセンサでは40万画素程度、ラインセンサでは2
000画素程度のものが広く使用されているが、近年
は、高解像度の画像を得たいという要求が高まってお
り、そのため、エリアセンサでは数百万画素、ラインセ
ンサでは5,000〜10,000画素程度の撮像が可能
な固体撮像素子が製作されるようになってきている。
エリアセンサでは40万画素程度、ラインセンサでは2
000画素程度のものが広く使用されているが、近年
は、高解像度の画像を得たいという要求が高まってお
り、そのため、エリアセンサでは数百万画素、ラインセ
ンサでは5,000〜10,000画素程度の撮像が可能
な固体撮像素子が製作されるようになってきている。
【0004】しかしながら、そのような高解像度の固体
撮像素子は、非常に高価であり、現況では低価格化の見
通しが立っていない。
撮像素子は、非常に高価であり、現況では低価格化の見
通しが立っていない。
【0005】そこで、従来技術では、このような高価な
ものを使用する代わりに、画素数の少ない比較的安価な
固体撮像素子を用いて被写体の撮像範囲を複数の領域に
分割し、分割された各々の領域を撮像して得られる複数
枚の静止画像を合成することにより高精細化を図った静
止画撮像装置が提案されている(たとえば、特開平3−
240372号公報、特開平5−260264号公報等
参照)。
ものを使用する代わりに、画素数の少ない比較的安価な
固体撮像素子を用いて被写体の撮像範囲を複数の領域に
分割し、分割された各々の領域を撮像して得られる複数
枚の静止画像を合成することにより高精細化を図った静
止画撮像装置が提案されている(たとえば、特開平3−
240372号公報、特開平5−260264号公報等
参照)。
【0006】従来のこの種の静止画撮像装置の構成を図
10に基づいてより詳しく説明する。
10に基づいてより詳しく説明する。
【0007】画像入力部aでは、被写体の撮像範囲を複
数の領域に分割して撮像する。この撮像の仕方として
は、固体撮像素子をXYテーブル等の移動機構上に配置
してこれを二次元的に移動したり、固体撮像素子を手で
移動させて撮像するなどの方法がある。その際、後述の
ように、各分割画像間の合成を容易化するために、分割
画像間にはオーバーラップする領域が形成されるように
して撮像する。
数の領域に分割して撮像する。この撮像の仕方として
は、固体撮像素子をXYテーブル等の移動機構上に配置
してこれを二次元的に移動したり、固体撮像素子を手で
移動させて撮像するなどの方法がある。その際、後述の
ように、各分割画像間の合成を容易化するために、分割
画像間にはオーバーラップする領域が形成されるように
して撮像する。
【0008】そして、画像入力部aで撮像して得られる
各々の分割画像が分割画像蓄積部bに順次蓄積される。
各々の分割画像が分割画像蓄積部bに順次蓄積される。
【0009】合成情報抽出部cは、この分割画像蓄積部b
に蓄積された各々の分割画像から合成に必要な合成情報
を抽出する。この合成に必要な情報としては、たとえ
ば、分割画像間の動きベクトル情報、各分割画像間の輝
度補正情報、多重フォーカスで撮像した場合には倍率情
報、あおりのある状態で撮像した場合には歪補正情報等
の各種の情報がある。そして、合成情報抽出部cで抽出
された合成情報は、画像合成部dに送出される。
に蓄積された各々の分割画像から合成に必要な合成情報
を抽出する。この合成に必要な情報としては、たとえ
ば、分割画像間の動きベクトル情報、各分割画像間の輝
度補正情報、多重フォーカスで撮像した場合には倍率情
報、あおりのある状態で撮像した場合には歪補正情報等
の各種の情報がある。そして、合成情報抽出部cで抽出
された合成情報は、画像合成部dに送出される。
【0010】画像合成部dは、分割画像蓄積部bに蓄積さ
れている各分割画像を合成情報に基づいて合成して撮像
領域全体の画像を生成する。
れている各分割画像を合成情報に基づいて合成して撮像
領域全体の画像を生成する。
【0011】たとえば、合成情報としてここでは動きベ
クトル情報に基づいて各分割画像を合成する場合につい
て、図11を参照して説明する。
クトル情報に基づいて各分割画像を合成する場合につい
て、図11を参照して説明する。
【0012】いま、同図(a1)に示すように被写体の撮
像領域を符号♯1〜♯6で示す6つの分割画像としてオ
ーバーラップしながら撮像した場合、分割画像蓄積部b
には、同図(a2)に示すように6つの分割画像が格納さ
れる。
像領域を符号♯1〜♯6で示す6つの分割画像としてオ
ーバーラップしながら撮像した場合、分割画像蓄積部b
には、同図(a2)に示すように6つの分割画像が格納さ
れる。
【0013】ここで、移動機構の精度や手振れ等によっ
て各分割画像間の移動量が一定でない場合に、合成情報
抽出部cによる動きベクトルが抽出されていないと、各
分割画像相互間の整合性を保つのが困難で、画像合成部
dで各分割画像を合成しても、同図(a3)に示すように、
全体画像は分割画像ごとに区切られた状態となって画像
の連続性がなくなる。
て各分割画像間の移動量が一定でない場合に、合成情報
抽出部cによる動きベクトルが抽出されていないと、各
分割画像相互間の整合性を保つのが困難で、画像合成部
dで各分割画像を合成しても、同図(a3)に示すように、
全体画像は分割画像ごとに区切られた状態となって画像
の連続性がなくなる。
【0014】これに対して、同図(b1)に示すように、
被写体の撮像領域を符号♯1〜♯6で示す6つの分割画
像としてオーバーラップしながら撮像することで、同図
(b2)に示すようにして得られた6つの分割画像♯1〜
♯6について、合成情報抽出部cによって、各オーバー
ラップ領域A内に一定の領域(以下、検索ブロックとい
う)Bを設定し、各検索ブロックBの動きを検出する、
いわゆるブロックマッチング法によって動きベクトルを
抽出すれば、各分割画像相互間の整合性が良好に保たれ
るので、画像合成部dで各分割画像♯1〜♯6を合成す
れば、同図(b3)に示すように、全体画像は被写体を撮
像したままの一枚の連続性のあるものとして復元され
る。
被写体の撮像領域を符号♯1〜♯6で示す6つの分割画
像としてオーバーラップしながら撮像することで、同図
(b2)に示すようにして得られた6つの分割画像♯1〜
♯6について、合成情報抽出部cによって、各オーバー
ラップ領域A内に一定の領域(以下、検索ブロックとい
う)Bを設定し、各検索ブロックBの動きを検出する、
いわゆるブロックマッチング法によって動きベクトルを
抽出すれば、各分割画像相互間の整合性が良好に保たれ
るので、画像合成部dで各分割画像♯1〜♯6を合成す
れば、同図(b3)に示すように、全体画像は被写体を撮
像したままの一枚の連続性のあるものとして復元され
る。
【0015】画像合成部dによって生成された撮像領域
全体の画像は、合成画像蓄積部eに送られてここに蓄積
される。そして、この画像は、合成画像出力部fによっ
て必要に応じてプリンタや表示装置にそのまま出力さ
れ、また、メモリカードなどに記録する場合には、画像
圧縮処理が行われる。
全体の画像は、合成画像蓄積部eに送られてここに蓄積
される。そして、この画像は、合成画像出力部fによっ
て必要に応じてプリンタや表示装置にそのまま出力さ
れ、また、メモリカードなどに記録する場合には、画像
圧縮処理が行われる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図10に示
した構成の従来の静止画撮像装置は、画像入力部aで得
られる各々の分割画像がそのままの状態で分割画像蓄積
部bに取り込まれて蓄積されるので、分割画像蓄積部bに
は、非常に大きな容量のメモリが必要で高価なものとな
る。同様に、画像合成部dで合成された画像もそのまま
の状態で合成画像蓄積部eに蓄積されるから、画像蓄積
部eにおいても、非常に大きな容量のメモリが必要で高
価なものとなる。
した構成の従来の静止画撮像装置は、画像入力部aで得
られる各々の分割画像がそのままの状態で分割画像蓄積
部bに取り込まれて蓄積されるので、分割画像蓄積部bに
は、非常に大きな容量のメモリが必要で高価なものとな
る。同様に、画像合成部dで合成された画像もそのまま
の状態で合成画像蓄積部eに蓄積されるから、画像蓄積
部eにおいても、非常に大きな容量のメモリが必要で高
価なものとなる。
【0017】たとえば、40万画素の固体撮像素子を使
用してA4判の大きさ(約1600万画素)の高精細画像
を得るためには、各分割画像を蓄積するだけでも16M
バイトのメモリ容量が必要となる。実際には、各分割画
像間の整合性をとるために、オーバーラップ領域Aを設
けて撮像するので、24バイト程度のメモリ容量が必要
となる。
用してA4判の大きさ(約1600万画素)の高精細画像
を得るためには、各分割画像を蓄積するだけでも16M
バイトのメモリ容量が必要となる。実際には、各分割画
像間の整合性をとるために、オーバーラップ領域Aを設
けて撮像するので、24バイト程度のメモリ容量が必要
となる。
【0018】そして、これだけの大量のメモリ容量を有
する場合、現在最も安価なDRAMを使用したとしても
数万円以上のコストがかかり、民生用として使用するの
は困難である。しかも、大容量のメモリを使用すること
は、商品の小型化、低消費電力化を阻害する要因ともな
り、応用分野を狭めることにもつながる。
する場合、現在最も安価なDRAMを使用したとしても
数万円以上のコストがかかり、民生用として使用するの
は困難である。しかも、大容量のメモリを使用すること
は、商品の小型化、低消費電力化を阻害する要因ともな
り、応用分野を狭めることにもつながる。
【0019】上記の問題を解決するためには、たとえ
ば、図10の構成において、画像入力部aと分割画像蓄
積部bとの間に画像圧縮手段を設け、画像入力部aで得ら
れる各々の分割画像を画像圧縮してから分割画像蓄積部
bに蓄積し、また、画像合成部dで合成された画像も圧縮
された状態で合成画像蓄積部eに蓄積することで、分割
画像蓄積部bと合成画像蓄積部eの各々のメモリ容量を減
少させることが考えられる。
ば、図10の構成において、画像入力部aと分割画像蓄
積部bとの間に画像圧縮手段を設け、画像入力部aで得ら
れる各々の分割画像を画像圧縮してから分割画像蓄積部
bに蓄積し、また、画像合成部dで合成された画像も圧縮
された状態で合成画像蓄積部eに蓄積することで、分割
画像蓄積部bと合成画像蓄積部eの各々のメモリ容量を減
少させることが考えられる。
【0020】しかしながら、画像入力部aからの各分割
画像を単純にそのまま圧縮した場合には、画像の圧縮率
は画面の1ライン内においても一定でないため、圧縮後
の画像に基づいて合成のための情報を抽出することがで
きず、したがって、次段の画像合成部bにおいて圧縮さ
れた分割画像を互いに整合させて合成することが困難と
なる。
画像を単純にそのまま圧縮した場合には、画像の圧縮率
は画面の1ライン内においても一定でないため、圧縮後
の画像に基づいて合成のための情報を抽出することがで
きず、したがって、次段の画像合成部bにおいて圧縮さ
れた分割画像を互いに整合させて合成することが困難と
なる。
【0021】そこで、分割画像蓄積部bに圧縮後の分割
画像を蓄積した後に、圧縮された各分割画像を一旦元の
状態に伸長するとともに、伸長された分割画像から合成
情報を抽出すれば分割画像を合成することができる。
画像を蓄積した後に、圧縮された各分割画像を一旦元の
状態に伸長するとともに、伸長された分割画像から合成
情報を抽出すれば分割画像を合成することができる。
【0022】ところが、圧縮された各々の分割画像を伸
長して合成情報を抽出するには、各々の分割画像の全画
面について伸長処理を行わねばならず、しかも、合成画
像蓄積部eのメモリ容量を少なくするには、伸長して合
成された画像全体を再び圧縮せねばならないので、伸長
や圧縮に要する時間が長くかかり、リアルタイム性に欠
けることになる。
長して合成情報を抽出するには、各々の分割画像の全画
面について伸長処理を行わねばならず、しかも、合成画
像蓄積部eのメモリ容量を少なくするには、伸長して合
成された画像全体を再び圧縮せねばならないので、伸長
や圧縮に要する時間が長くかかり、リアルタイム性に欠
けることになる。
【0023】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、被写体の撮像範囲を複数の領域に分割
して撮像して得られる複数枚の静止画像を合成して高精
細画像を得る静止画撮像装置において、従来よりもメモ
リ容量を削減するとともに、画像合成の処理が短時間で
行えるようにして、安価でかつリアルタイム処理を可能
とすることを課題とする。
なされたもので、被写体の撮像範囲を複数の領域に分割
して撮像して得られる複数枚の静止画像を合成して高精
細画像を得る静止画撮像装置において、従来よりもメモ
リ容量を削減するとともに、画像合成の処理が短時間で
行えるようにして、安価でかつリアルタイム処理を可能
とすることを課題とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、分割画像の取込方法に基づく静止画撮像
装置において次の構成を採る。
解決するため、分割画像の取込方法に基づく静止画撮像
装置において次の構成を採る。
【0025】すなわち、第1の発明では、被写体の撮像
範囲を複数の領域に分割して撮像する画像入力部と、こ
の画像入力部により撮像された分割画像を圧縮して分割
圧縮画像を生成する分割画像圧縮部と、前記画像入力部
により撮像された圧縮前の分割画像から画像合成に必要
な情報を予め抽出する合成情報抽出部と、前記分割画像
圧縮部により圧縮して得られる分割圧縮画像を蓄積する
分割圧縮画像蓄積部と、この分割圧縮画像蓄積部に蓄積
された分割圧縮画像と前記合成情報抽出部により抽出さ
れた合成情報とに基づいて分割圧縮画像を合成して撮像
範囲全体の圧縮画像を生成する分割圧縮画像合成部とを
備え、前記分割圧縮画像合成部は、各々の分割圧縮画像
の合成に必要な部分のみを局部的に伸長する局部伸長部
と、この局部伸長部で伸長された局部画像をつなぎ合わ
せる結合部と、この結合部で結合された後の局部画像を
圧縮する局部圧縮部とを含めてなる。
範囲を複数の領域に分割して撮像する画像入力部と、こ
の画像入力部により撮像された分割画像を圧縮して分割
圧縮画像を生成する分割画像圧縮部と、前記画像入力部
により撮像された圧縮前の分割画像から画像合成に必要
な情報を予め抽出する合成情報抽出部と、前記分割画像
圧縮部により圧縮して得られる分割圧縮画像を蓄積する
分割圧縮画像蓄積部と、この分割圧縮画像蓄積部に蓄積
された分割圧縮画像と前記合成情報抽出部により抽出さ
れた合成情報とに基づいて分割圧縮画像を合成して撮像
範囲全体の圧縮画像を生成する分割圧縮画像合成部とを
備え、前記分割圧縮画像合成部は、各々の分割圧縮画像
の合成に必要な部分のみを局部的に伸長する局部伸長部
と、この局部伸長部で伸長された局部画像をつなぎ合わ
せる結合部と、この結合部で結合された後の局部画像を
圧縮する局部圧縮部とを含めてなる。
【0026】第2の発明では、被写体の撮像範囲を複数
の領域に分割して撮像する画像入力部と、この画像入力
部により撮像された分割画像を圧縮して分割圧縮画像を
生成する分割画像圧縮部と、前記画像入力部により撮像
された圧縮前の分割画像から画像合成に必要な情報を予
め抽出する合成情報抽出部と、前記分割画像圧縮部で圧
縮して得られる分割圧縮画像に対して前記合成情報抽出
部により抽出された合成情報を付加する合成情報付加部
と、この合成情報付加部により合成情報が付加された分
割圧縮画像を一時的に蓄積する分割圧縮画像蓄積部と、
この分割圧縮画像蓄積部に一時的に蓄積された分割圧縮
画像を圧縮状態のままで、あるいは、前記合成情報付加
部により合成情報が付加された分割圧縮画像を圧縮状態
のままで直接に、外部機器に出力する合成画像出力部と
を備えてなる。
の領域に分割して撮像する画像入力部と、この画像入力
部により撮像された分割画像を圧縮して分割圧縮画像を
生成する分割画像圧縮部と、前記画像入力部により撮像
された圧縮前の分割画像から画像合成に必要な情報を予
め抽出する合成情報抽出部と、前記分割画像圧縮部で圧
縮して得られる分割圧縮画像に対して前記合成情報抽出
部により抽出された合成情報を付加する合成情報付加部
と、この合成情報付加部により合成情報が付加された分
割圧縮画像を一時的に蓄積する分割圧縮画像蓄積部と、
この分割圧縮画像蓄積部に一時的に蓄積された分割圧縮
画像を圧縮状態のままで、あるいは、前記合成情報付加
部により合成情報が付加された分割圧縮画像を圧縮状態
のままで直接に、外部機器に出力する合成画像出力部と
を備えてなる。
【0027】
【作用】第1発明の構成では、画像入力部で得られる分
割画像を分割画像圧縮部で圧縮してから分割圧縮画像蓄
積部に蓄積するから、分割圧縮画像蓄積部のメモリ容量
は従来よりも少なくてすむ。
割画像を分割画像圧縮部で圧縮してから分割圧縮画像蓄
積部に蓄積するから、分割圧縮画像蓄積部のメモリ容量
は従来よりも少なくてすむ。
【0028】また、分割画像圧縮部で分割画像を圧縮す
るに際して、予め合成情報抽出部で画像合成に必要な合
成情報を抽出するので、分割圧縮画像合成部は、この合
成情報を利用することで分割圧縮画像を整合性を保って
合成することができる。そして、分割圧縮画像合成部で
合成された画像は、圧縮状態にあるから、合成画像を蓄
積する場合でもそのメモリ容量は従来よりも少なくする
ことができる。
るに際して、予め合成情報抽出部で画像合成に必要な合
成情報を抽出するので、分割圧縮画像合成部は、この合
成情報を利用することで分割圧縮画像を整合性を保って
合成することができる。そして、分割圧縮画像合成部で
合成された画像は、圧縮状態にあるから、合成画像を蓄
積する場合でもそのメモリ容量は従来よりも少なくする
ことができる。
【0029】しかも、分割圧縮画像合成部において、局
部伸長部で各々の分割圧縮画像の合成に必要な部分のみ
を局部的に伸長した後に、結合部でこの伸長された局部
画像をつなぎ合わせてから、局部圧縮部で結合後の局部
画像を圧縮するので、画像合成処理のために取り扱うべ
きデータ量は極めて少なくてすむから、画像合成処理に
要する時間は短時間となる。したがって、高速処理が可
能となり、リアルタイム性が要求される用途に利用する
ことができる。
部伸長部で各々の分割圧縮画像の合成に必要な部分のみ
を局部的に伸長した後に、結合部でこの伸長された局部
画像をつなぎ合わせてから、局部圧縮部で結合後の局部
画像を圧縮するので、画像合成処理のために取り扱うべ
きデータ量は極めて少なくてすむから、画像合成処理に
要する時間は短時間となる。したがって、高速処理が可
能となり、リアルタイム性が要求される用途に利用する
ことができる。
【0030】第2発明の構成では、分割画像圧縮部で分
割画像を圧縮する一方、合成情報抽出部で圧縮前の分割
画像から画像合成に必要な合成情報を抽出し、合成情報
付加部で分割圧縮画像に合成情報を付加した後、合成情
報が付加された分割圧縮画像を分割圧縮画像蓄積部に一
時的に蓄積し、この蓄積された分割圧縮画像を圧縮状態
のままで、あるいは、前記合成情報付加部により合成情
報が付加された分割圧縮画像を圧縮状態のままで直接
に、画像合成が可能な外部機器に対して出力するので、
撮像装置内部においては画像合成処理や合成後の画像を
蓄積するメモリが不要となるから、小型化、低消費電力
化、低廉化を図ることができる。
割画像を圧縮する一方、合成情報抽出部で圧縮前の分割
画像から画像合成に必要な合成情報を抽出し、合成情報
付加部で分割圧縮画像に合成情報を付加した後、合成情
報が付加された分割圧縮画像を分割圧縮画像蓄積部に一
時的に蓄積し、この蓄積された分割圧縮画像を圧縮状態
のままで、あるいは、前記合成情報付加部により合成情
報が付加された分割圧縮画像を圧縮状態のままで直接
に、画像合成が可能な外部機器に対して出力するので、
撮像装置内部においては画像合成処理や合成後の画像を
蓄積するメモリが不要となるから、小型化、低消費電力
化、低廉化を図ることができる。
【0031】
【実施例】実施例1 図1は第1発明に対応するこの実施例1の静止画撮像装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【0032】同図において符号1は被写体の撮像範囲を
複数の領域に分割して撮像する画像入力部、2は画像入
力部1により撮像された分割画像を圧縮して分割圧縮画
像を生成する分割画像圧縮部、3は画像入力部1により
撮像された圧縮前の分割画像の中から必要な部分だけを
使用して画像合成に必要な情報を予め抽出する合成情報
抽出部である。
複数の領域に分割して撮像する画像入力部、2は画像入
力部1により撮像された分割画像を圧縮して分割圧縮画
像を生成する分割画像圧縮部、3は画像入力部1により
撮像された圧縮前の分割画像の中から必要な部分だけを
使用して画像合成に必要な情報を予め抽出する合成情報
抽出部である。
【0033】上記の画像入力部1は、本例の場合、被写
体の撮像範囲よりも小さい画素数を有する固体撮像素子
をXYテーブル等の移動機構上に配置して構成される
が、固体撮像素子を手動で動かしながら撮像する場合で
あってもよい。
体の撮像範囲よりも小さい画素数を有する固体撮像素子
をXYテーブル等の移動機構上に配置して構成される
が、固体撮像素子を手動で動かしながら撮像する場合で
あってもよい。
【0034】分割画像圧縮部2における画像圧縮方式に
は、ここでは規定しないが、RLC符号、MH符号、M
R符号、JBIG符号、JPEG符号等の標準方式を使
用することができる。特に、MH符号のような一次元符
号化方式の方が合成時の負担が軽くなるのでリアルタイ
ム性を考慮した場合には有利である。
は、ここでは規定しないが、RLC符号、MH符号、M
R符号、JBIG符号、JPEG符号等の標準方式を使
用することができる。特に、MH符号のような一次元符
号化方式の方が合成時の負担が軽くなるのでリアルタイ
ム性を考慮した場合には有利である。
【0035】また、合成画像を出力するために汎用的な
外部機器を使用する場合には、圧縮されたデータを最終
的には伸長する点を考慮して標準的な圧縮方式を採用す
るのが好ましい。
外部機器を使用する場合には、圧縮されたデータを最終
的には伸長する点を考慮して標準的な圧縮方式を採用す
るのが好ましい。
【0036】さらに、圧縮率は、被写体の種類によって
異なるが、モノクロ画像を2値化して圧縮する場合に
は、1/100程度に圧縮することができ、また、カラ
ー画像の場合にはJPEG符号を用いるならば、1/4
〜1/20程度に圧縮することができる。
異なるが、モノクロ画像を2値化して圧縮する場合に
は、1/100程度に圧縮することができ、また、カラ
ー画像の場合にはJPEG符号を用いるならば、1/4
〜1/20程度に圧縮することができる。
【0037】一方、合成情報抽出部3で抽出される合成
情報としては、たとえば、分割画像間の動きベクトル情
報、各分割画像間の輝度補正情報、多重フォーカスで撮
像した場合には倍率情報、あおりのある状態で撮像した
場合には歪補正情報等の各種の情報がある。
情報としては、たとえば、分割画像間の動きベクトル情
報、各分割画像間の輝度補正情報、多重フォーカスで撮
像した場合には倍率情報、あおりのある状態で撮像した
場合には歪補正情報等の各種の情報がある。
【0038】4は分割画像圧縮部2により圧縮して得ら
れる分割圧縮画像を蓄積する分割圧縮画像蓄積部、5は
分割圧縮画像蓄積部4に蓄積された分割圧縮画像と合成
情報抽出部3により抽出された合成情報とに基づいて分
割圧縮画像を合成して撮像範囲全体の圧縮画像を生成す
る分割圧縮画像合成部である。
れる分割圧縮画像を蓄積する分割圧縮画像蓄積部、5は
分割圧縮画像蓄積部4に蓄積された分割圧縮画像と合成
情報抽出部3により抽出された合成情報とに基づいて分
割圧縮画像を合成して撮像範囲全体の圧縮画像を生成す
る分割圧縮画像合成部である。
【0039】分割圧縮画像蓄積部4は、半導体記憶素子
(本例ではDRAM)で構成されている。ここで、DRA
Mを使用してA4判の大きさ(約1600万画素)の高精
細画像を得る場合、従来のように圧縮処理をしないとき
には、3〜5万円程度のコストがかかるが、本例のよう
に圧縮処理をすれば、その圧縮率が1/4でも1万円程
度のコストに抑えることができるので、分割画像圧縮部
の圧縮処理に数千円のコストがかかっても、全体として
大幅なコスト削減が可能となる。これが、カラー画像で
ある場合には、さらに画像圧縮によるコスト削減の効果
が高くなる。
(本例ではDRAM)で構成されている。ここで、DRA
Mを使用してA4判の大きさ(約1600万画素)の高精
細画像を得る場合、従来のように圧縮処理をしないとき
には、3〜5万円程度のコストがかかるが、本例のよう
に圧縮処理をすれば、その圧縮率が1/4でも1万円程
度のコストに抑えることができるので、分割画像圧縮部
の圧縮処理に数千円のコストがかかっても、全体として
大幅なコスト削減が可能となる。これが、カラー画像で
ある場合には、さらに画像圧縮によるコスト削減の効果
が高くなる。
【0040】また、上記の圧縮画像合成部5は、本例で
は、図2に示すように、各々の分割圧縮画像の合成に必
要な部分のみを局部的に伸長する局部伸長部5a、この
局部伸長部5aで伸長された局部画像をつなぎ合わせる
結合部5b、およびこの結合部5bで結合された後の局部
画像を圧縮する局部圧縮部5cを含む。これらの各部5a
〜5cについては、動作説明の際に併せてさらに詳しく
説明する。
は、図2に示すように、各々の分割圧縮画像の合成に必
要な部分のみを局部的に伸長する局部伸長部5a、この
局部伸長部5aで伸長された局部画像をつなぎ合わせる
結合部5b、およびこの結合部5bで結合された後の局部
画像を圧縮する局部圧縮部5cを含む。これらの各部5a
〜5cについては、動作説明の際に併せてさらに詳しく
説明する。
【0041】6は分割圧縮画像合成部5で合成された圧
縮状態の合成画像を蓄積する合成画像蓄積部、7は分割
圧縮画像合成部5で合成された圧縮状態の合成画像を外
部機器に出力する合成画像出力部である。
縮状態の合成画像を蓄積する合成画像蓄積部、7は分割
圧縮画像合成部5で合成された圧縮状態の合成画像を外
部機器に出力する合成画像出力部である。
【0042】合成画像蓄積部6は、分割圧縮画像蓄積部
4と同様に、半導体記憶素子(本例ではDRAM)で構成
されている。そして、この合成画像蓄積部6で蓄積され
る合成画像も圧縮状態にあるから、メモリ容量を従来よ
りも削減することができる。
4と同様に、半導体記憶素子(本例ではDRAM)で構成
されている。そして、この合成画像蓄積部6で蓄積され
る合成画像も圧縮状態にあるから、メモリ容量を従来よ
りも削減することができる。
【0043】合成画像出力部7は、外部機器がプリンタ
や表示装置である場合には、最終的に合成画像を元の状
態に伸長してから送出し、また、メモリカードなどに転
送する場合には、合成画像を圧縮した状態のままで出力
するようになっている。
や表示装置である場合には、最終的に合成画像を元の状
態に伸長してから送出し、また、メモリカードなどに転
送する場合には、合成画像を圧縮した状態のままで出力
するようになっている。
【0044】次に、上記構成の静止画撮像装置の各部の
動作について説明する。
動作について説明する。
【0045】画像入力部1では、被写体の撮像範囲を複
数の領域に分割し、かつ、後述の画像合成を容易にする
ために、分割された各領域が互いにオーバーラップする
ようにして撮像する。ここでは説明の容易化のために、
撮像範囲を6つの領域に分割して撮像するもとのする。
数の領域に分割し、かつ、後述の画像合成を容易にする
ために、分割された各領域が互いにオーバーラップする
ようにして撮像する。ここでは説明の容易化のために、
撮像範囲を6つの領域に分割して撮像するもとのする。
【0046】そして、撮像して得られる画像信号は、A
/D変換してデジタル化された後、順次、分割画像のデ
ータとして出力される。したがって、各分割画像は、図
3(a)に示すように符号♯1〜♯6で示されるものとな
り、各分割画像♯1〜♯6間にはオーバーラップ領域A
がそれぞれ形成されている。
/D変換してデジタル化された後、順次、分割画像のデ
ータとして出力される。したがって、各分割画像は、図
3(a)に示すように符号♯1〜♯6で示されるものとな
り、各分割画像♯1〜♯6間にはオーバーラップ領域A
がそれぞれ形成されている。
【0047】こうして、画像入力部1で得られる各分割
画像のデータは、分割画像圧縮部2と合成情報抽出部3
にそれぞれ送出される。
画像のデータは、分割画像圧縮部2と合成情報抽出部3
にそれぞれ送出される。
【0048】分割画像圧縮部2は、画像入力部1からの
各分割画像♯1〜♯6のデータを図3(b)に示すように
それぞれ圧縮し、その圧縮画像を分割圧縮画像蓄積部4
に順次転送して蓄積する。したがって、分割圧縮画像蓄
積部4のメモリ容量は従来よりも大幅に削減することが
できる。
各分割画像♯1〜♯6のデータを図3(b)に示すように
それぞれ圧縮し、その圧縮画像を分割圧縮画像蓄積部4
に順次転送して蓄積する。したがって、分割圧縮画像蓄
積部4のメモリ容量は従来よりも大幅に削減することが
できる。
【0049】一方、合成情報抽出部3は、画像入力部1
からの各分割画像のデータの中で必要な部分だけを使用
して画像合成に必要な合成情報を抽出し、この合成情報
を分割圧縮画像合成部5に出力する。
からの各分割画像のデータの中で必要な部分だけを使用
して画像合成に必要な合成情報を抽出し、この合成情報
を分割圧縮画像合成部5に出力する。
【0050】この画像合成に必要な合成情報としては、
前述のように、分割画像間の動きベクトル情報、各分割
画像間の輝度補正情報、多重フォーカスで撮像した場合
には倍率情報、あおりのある状態で撮像した場合には歪
補正情報等の各種の情報があるが、ここでは動きベクト
ル情報を、いわゆるブロックマッチング法によって抽出
する場合について説明する。なお、ブロックマッチング
法はハードウェアの実現が比較的容易である点でも有利
である。
前述のように、分割画像間の動きベクトル情報、各分割
画像間の輝度補正情報、多重フォーカスで撮像した場合
には倍率情報、あおりのある状態で撮像した場合には歪
補正情報等の各種の情報があるが、ここでは動きベクト
ル情報を、いわゆるブロックマッチング法によって抽出
する場合について説明する。なお、ブロックマッチング
法はハードウェアの実現が比較的容易である点でも有利
である。
【0051】まず、図3(a)に示すように6つの分割画
像♯1〜♯6について、各オーバーラップ領域A内にそ
れぞれ検索ブロックBを設定し、各検索ブロックBの動
きを検出することで各々の分割画像♯1〜♯6の移動量
調べる。
像♯1〜♯6について、各オーバーラップ領域A内にそ
れぞれ検索ブロックBを設定し、各検索ブロックBの動
きを検出することで各々の分割画像♯1〜♯6の移動量
調べる。
【0052】すなわち、2次元的な合成を行う場合に
は、縦と横の両方向について動きベクトルを検出して整
合性をとる必要があるため、図3(c)に示すように、た
とえば分割画像♯1と♯2の間、♯2と♯3の間では縦
方向の動きベクトルmvyを、分割画像♯3と♯4の間で
は横方向の動きベクトルmvxをそれぞれ求める。また、
分割画像♯5と♯6の間ではそれぞれ分割画像♯4と♯
5との間の縦方向の動きベクトルmvyを求めるととも
に、それぞれ分割画像♯2と♯1との間の横方向の動き
ベクトルを求め、双方で矛盾が生じないように整合性を
とった上で最終的な動きベクトルを求める。
は、縦と横の両方向について動きベクトルを検出して整
合性をとる必要があるため、図3(c)に示すように、た
とえば分割画像♯1と♯2の間、♯2と♯3の間では縦
方向の動きベクトルmvyを、分割画像♯3と♯4の間で
は横方向の動きベクトルmvxをそれぞれ求める。また、
分割画像♯5と♯6の間ではそれぞれ分割画像♯4と♯
5との間の縦方向の動きベクトルmvyを求めるととも
に、それぞれ分割画像♯2と♯1との間の横方向の動き
ベクトルを求め、双方で矛盾が生じないように整合性を
とった上で最終的な動きベクトルを求める。
【0053】このように、合成情報抽出部3において合
成情報の抽出のために使用するデータは、図3(c)に示
したように検索ブロックBとそれに隣接した分割画像の
オーバーラップ領域A内の検索範囲Cだけであり、しか
も、動きベクトルが検出できればこれらの検出途中で使
用したデータは破棄することができる。したがって、最
終的に必要な動きベクトルのデータは、図6に示すよう
に簡単なものとなり、これを合成情報として確保してお
けばよいので、合成情報の抽出および確保のためのワー
クメモリとしては、非常に小さな容量ですむことにな
る。
成情報の抽出のために使用するデータは、図3(c)に示
したように検索ブロックBとそれに隣接した分割画像の
オーバーラップ領域A内の検索範囲Cだけであり、しか
も、動きベクトルが検出できればこれらの検出途中で使
用したデータは破棄することができる。したがって、最
終的に必要な動きベクトルのデータは、図6に示すよう
に簡単なものとなり、これを合成情報として確保してお
けばよいので、合成情報の抽出および確保のためのワー
クメモリとしては、非常に小さな容量ですむことにな
る。
【0054】分割圧縮画像合成部5は、合成情報抽出部
3で抽出された合成情報に基づいて、分割圧縮画像蓄積
部4に蓄積されている各分割圧縮画像を順次、以下の手
順によって合成する。
3で抽出された合成情報に基づいて、分割圧縮画像蓄積
部4に蓄積されている各分割圧縮画像を順次、以下の手
順によって合成する。
【0055】ここでは、説明を簡単にするために、横方
向で隣接する分割画像♯1,♯6を互いに合成するもの
とする。その場合、画像は2値とし、また圧縮符号化方
式としては、簡単なRLC(ランレングス符号)化を考え
るものとする。
向で隣接する分割画像♯1,♯6を互いに合成するもの
とする。その場合、画像は2値とし、また圧縮符号化方
式としては、簡単なRLC(ランレングス符号)化を考え
るものとする。
【0056】図4(a)は、横方向で隣接する分割画像♯
1,♯6の境界部分において、各分割画像♯1,♯6が
画像入力部1によってそれぞれ2値化された状態を示し
ている。
1,♯6の境界部分において、各分割画像♯1,♯6が
画像入力部1によってそれぞれ2値化された状態を示し
ている。
【0057】図4(a)で示される各分割画像♯1,♯6
を分割画像圧縮部2においてRLC化して圧縮すれば、
両者♯1,♯6の境界部分のデータは、図4(b)に示す
ようになる。ここでは、圧縮符号化方式として簡単なR
LC化を考えているから、図5に示すような符号化テー
ブルを使用してデータが圧縮される。たとえば、分割画
像の2値化されたデータ列が“00”の場合には、“2
B”の符号に変換される。なお、実際には統計量に基づ
いて符号化される。
を分割画像圧縮部2においてRLC化して圧縮すれば、
両者♯1,♯6の境界部分のデータは、図4(b)に示す
ようになる。ここでは、圧縮符号化方式として簡単なR
LC化を考えているから、図5に示すような符号化テー
ブルを使用してデータが圧縮される。たとえば、分割画
像の2値化されたデータ列が“00”の場合には、“2
B”の符号に変換される。なお、実際には統計量に基づ
いて符号化される。
【0058】このようにして生成された分割圧縮画像♯
1,♯6は分割圧縮画像合成部5において合成される。
1,♯6は分割圧縮画像合成部5において合成される。
【0059】それには、まず、局部伸長部5aが両分割
圧縮画像♯1,♯6を縦方向と横方向にそれぞれどれだ
けずらせて結合すればよいかを決定するために、合成情
報抽出部3で抽出された合成情報(ここでは図6で示さ
れる動きベクトルのテーブル)を参照して調べる。
圧縮画像♯1,♯6を縦方向と横方向にそれぞれどれだ
けずらせて結合すればよいかを決定するために、合成情
報抽出部3で抽出された合成情報(ここでは図6で示さ
れる動きベクトルのテーブル)を参照して調べる。
【0060】図6において、動きベクトル番号mvx16
は、横方向(x方向)に互いに隣接する分割圧縮画像であ
る♯1と♯6の動き関係であることを意味し、また、動
きベクトル(Xm,Ym)=(3,1)は、♯1の分割圧縮画
像を基準にして♯6の分割圧縮画像が横方向(x方向)に
3画素分、縦方向(y方向)に1画素分ずれていることを
意味する。
は、横方向(x方向)に互いに隣接する分割圧縮画像であ
る♯1と♯6の動き関係であることを意味し、また、動
きベクトル(Xm,Ym)=(3,1)は、♯1の分割圧縮画
像を基準にして♯6の分割圧縮画像が横方向(x方向)に
3画素分、縦方向(y方向)に1画素分ずれていることを
意味する。
【0061】したがって、いま、対象としている分割圧
縮画像である♯1と♯6を合成するには、♯1の画像を
右に3画素分、下に1画素分それぞれずらせば♯6の分
割圧縮画像と結合することができることが分かる。
縮画像である♯1と♯6を合成するには、♯1の画像を
右に3画素分、下に1画素分それぞれずらせば♯6の分
割圧縮画像と結合することができることが分かる。
【0062】そこで、局部伸長部5aは、図5に示す符
号化の規約、図6に示した動きベクトルのテーブル、お
よび図7に示すアドレステーブルを用いて、両分割圧縮
画像♯1,♯6の合成に必要な部分(図4(c)の斜線で示
される部分)のみを伸長する。ここで、図7における分
割圧縮画像♯1のアドレスは、各行ごとの末尾の圧縮さ
れたデータの位置を、また、分割圧縮画像♯6のアドレ
スは、各行ごとの先頭の圧縮されたデータの位置をそれ
ぞれ示している。たとえば、分割圧縮画像♯1の1行目
のアドレス“000080”は1行目の末尾の符号“2
W”に対応する。なお、図7のアドレステーブルは、分
割圧縮画像蓄積部4に蓄積されている各分割圧縮画像♯
1〜♯6のデータに基づいて分割圧縮画像合成部5にお
いて予め作成される。
号化の規約、図6に示した動きベクトルのテーブル、お
よび図7に示すアドレステーブルを用いて、両分割圧縮
画像♯1,♯6の合成に必要な部分(図4(c)の斜線で示
される部分)のみを伸長する。ここで、図7における分
割圧縮画像♯1のアドレスは、各行ごとの末尾の圧縮さ
れたデータの位置を、また、分割圧縮画像♯6のアドレ
スは、各行ごとの先頭の圧縮されたデータの位置をそれ
ぞれ示している。たとえば、分割圧縮画像♯1の1行目
のアドレス“000080”は1行目の末尾の符号“2
W”に対応する。なお、図7のアドレステーブルは、分
割圧縮画像蓄積部4に蓄積されている各分割圧縮画像♯
1〜♯6のデータに基づいて分割圧縮画像合成部5にお
いて予め作成される。
【0063】図6の動きベクトル情報によれば、画像♯
の1行目の末尾の列が画像♯6の2行目の3列目につな
がることが分かる。そこで、図4(c)に示すように、図
7のアドレステーブルを用いて、画像♯1の1行目のア
ドレス“000080”を1行目の末尾の符号“2W”
に対応させ、さらに、この“2W”を図5の関係を用い
て伸長して“11”とする。また、図7のアドレステー
ブルを用いて、画像♯6の2行目のアドレス“0141
00”を2行目の先頭の符号“1B”に対応させ、さら
に、この“1B”を図5の関係を用いて伸長して“0”
とする。このデータは1画素分だけであって画像♯6の
2行目の先頭から3列目に該当しないので、さらに2行
目の“1W”に続く次の符号“3W”を図5の関係を用
いて伸長して“111”とする。
の1行目の末尾の列が画像♯6の2行目の3列目につな
がることが分かる。そこで、図4(c)に示すように、図
7のアドレステーブルを用いて、画像♯1の1行目のア
ドレス“000080”を1行目の末尾の符号“2W”
に対応させ、さらに、この“2W”を図5の関係を用い
て伸長して“11”とする。また、図7のアドレステー
ブルを用いて、画像♯6の2行目のアドレス“0141
00”を2行目の先頭の符号“1B”に対応させ、さら
に、この“1B”を図5の関係を用いて伸長して“0”
とする。このデータは1画素分だけであって画像♯6の
2行目の先頭から3列目に該当しないので、さらに2行
目の“1W”に続く次の符号“3W”を図5の関係を用
いて伸長して“111”とする。
【0064】ゆえに、画像♯1の1行目に関しては、
“11”と局部的に伸長され、画像♯6の2行目に関し
ては、“0111”と局部的に伸長される。
“11”と局部的に伸長され、画像♯6の2行目に関し
ては、“0111”と局部的に伸長される。
【0065】次に、結合部5bは、図6の動きベクトル
情報に基づいて、局部的に伸長された画像を図4(d)の
ように結合する。つまり、分割圧縮画像♯1の四角で囲
まれた“1”と、分割圧縮画像♯6の四角で囲まれた
“1”とが結合される結果、両分割圧縮画像♯1と♯6
の結合部分は“111”となる。
情報に基づいて、局部的に伸長された画像を図4(d)の
ように結合する。つまり、分割圧縮画像♯1の四角で囲
まれた“1”と、分割圧縮画像♯6の四角で囲まれた
“1”とが結合される結果、両分割圧縮画像♯1と♯6
の結合部分は“111”となる。
【0066】最後に、局部圧縮部5cは、この結合部分
である“111”のデータを図5に示す符号化のテーブ
ルを用いて圧縮する。その結果、図4(e)に示すよう
に、この例では、“3W”となる。
である“111”のデータを図5に示す符号化のテーブ
ルを用いて圧縮する。その結果、図4(e)に示すよう
に、この例では、“3W”となる。
【0067】ここで示した例は、横方向に互いに隣接し
た♯1と♯6の分割圧縮画像を合成する場合であるが、
♯1と♯2で示す縦方向の分割圧縮画像を合成する場合
も同様にして必要な部分のみを局部的に伸長することで
両画像を結合することができる。そして、この処理を各
分割圧縮画像♯1〜♯6の全体について行うことで、圧
縮された合成画像が得られることになる。
た♯1と♯6の分割圧縮画像を合成する場合であるが、
♯1と♯2で示す縦方向の分割圧縮画像を合成する場合
も同様にして必要な部分のみを局部的に伸長することで
両画像を結合することができる。そして、この処理を各
分割圧縮画像♯1〜♯6の全体について行うことで、圧
縮された合成画像が得られることになる。
【0068】このように、分割圧縮画像合成部5におい
て、局部伸長部5aで各々の分割圧縮画像の合成に必要
な部分のみを局部的に伸長した後に、結合部5bでこの
伸長された局部画像をつなぎ合わせてから、局部圧縮部
5cで結合後の局部画像を圧縮するので、画像合成処理
のために取り扱うべきデータ量は極めて少ない。したが
って、画像合成処理に要する時間は短かくなって高速処
理が可能となる。
て、局部伸長部5aで各々の分割圧縮画像の合成に必要
な部分のみを局部的に伸長した後に、結合部5bでこの
伸長された局部画像をつなぎ合わせてから、局部圧縮部
5cで結合後の局部画像を圧縮するので、画像合成処理
のために取り扱うべきデータ量は極めて少ない。したが
って、画像合成処理に要する時間は短かくなって高速処
理が可能となる。
【0069】こうして、分割圧縮画像合成部5で合成さ
れた合成画像は、合成画像蓄積部6に蓄積される。この
合成画像蓄積部6で蓄積される合成画像も図3(d)に示
すように圧縮状態にあるから、そのメモリ容量を従来よ
りも大幅に削減することができる。
れた合成画像は、合成画像蓄積部6に蓄積される。この
合成画像蓄積部6で蓄積される合成画像も図3(d)に示
すように圧縮状態にあるから、そのメモリ容量を従来よ
りも大幅に削減することができる。
【0070】そして、メモリカードなどに転送する場合
には、合成画像蓄積部6で蓄積された合成画像が合成画
像出力部7から圧縮状態のままで出力される。また、外
部機器がプリンタや表示装置である場合には、図3(e)
に示すように、合成画像蓄積部6の合成画像が元の状態
に伸長され、この伸長された合成画像が出力される。実
施例2図8は第2発明に係るこの実施例2の静止画撮像
装置の構成を示すブロック図であり、図1に示した構成
に対応する部分には同一の符号を付す。
には、合成画像蓄積部6で蓄積された合成画像が合成画
像出力部7から圧縮状態のままで出力される。また、外
部機器がプリンタや表示装置である場合には、図3(e)
に示すように、合成画像蓄積部6の合成画像が元の状態
に伸長され、この伸長された合成画像が出力される。実
施例2図8は第2発明に係るこの実施例2の静止画撮像
装置の構成を示すブロック図であり、図1に示した構成
に対応する部分には同一の符号を付す。
【0071】図8において、符号1は画像入力部、2は
分割画像圧縮部、3は合成情報抽出部であり、これらの
構成および動作は実施例1の場合と同様であるから詳し
い説明は省略する。
分割画像圧縮部、3は合成情報抽出部であり、これらの
構成および動作は実施例1の場合と同様であるから詳し
い説明は省略する。
【0072】この実施例2では、実施例1のような分割
圧縮画像合成部5を静止画撮像装置内に設けずに、合成
情報付加部9において分割画像圧縮部2で圧縮して得ら
れる分割圧縮画像に対して合成情報抽出部3により抽出
された合成情報を付加するようにしている。
圧縮画像合成部5を静止画撮像装置内に設けずに、合成
情報付加部9において分割画像圧縮部2で圧縮して得ら
れる分割圧縮画像に対して合成情報抽出部3により抽出
された合成情報を付加するようにしている。
【0073】すなわち、この合成情報付加部9で作成さ
れるデータフォーマットは、図9に示すように、外部機
器で分割圧縮画像を合成する上で必要な各種の情報(画
像番号、動き情報などの合成情報)をヘッダとして付加
する。
れるデータフォーマットは、図9に示すように、外部機
器で分割圧縮画像を合成する上で必要な各種の情報(画
像番号、動き情報などの合成情報)をヘッダとして付加
する。
【0074】そして、この合成情報付加部3により合成
情報が付加された分割圧縮画像は、分割圧縮画像蓄積部
10に一時的に蓄積されたり、あるいは、直接に分割圧
縮画像出力部11からプリンタや表示装置などの外部機
器やメモリカードなどに出力される。
情報が付加された分割圧縮画像は、分割圧縮画像蓄積部
10に一時的に蓄積されたり、あるいは、直接に分割圧
縮画像出力部11からプリンタや表示装置などの外部機
器やメモリカードなどに出力される。
【0075】外部機器に設けられた画像合成部12で
は、図9のデータフォーマットを解析して、実施例1の
場合と同様の手順で画像合成を行う。外部機器内に十分
大きな容量のメモリがあれば、分割圧縮画像をすべて伸
長した上で合成を行ってもよい。
は、図9のデータフォーマットを解析して、実施例1の
場合と同様の手順で画像合成を行う。外部機器内に十分
大きな容量のメモリがあれば、分割圧縮画像をすべて伸
長した上で合成を行ってもよい。
【0076】一方、メモリカードなどに転送する場合に
は、合成画像蓄積部6で蓄積された合成画像が合成画像
出力部7から圧縮状態のままで出力される。
は、合成画像蓄積部6で蓄積された合成画像が合成画像
出力部7から圧縮状態のままで出力される。
【0077】この実施例2においても、画像入力部1で
得られる分割画像を分割画像圧縮部2で圧縮するので、
分割圧縮画像蓄積部10に画像を蓄積する場合にも、そ
のメモリ容量は従来よりも少なくてすむ。
得られる分割画像を分割画像圧縮部2で圧縮するので、
分割圧縮画像蓄積部10に画像を蓄積する場合にも、そ
のメモリ容量は従来よりも少なくてすむ。
【0078】また、この実施例2では、実施例1のよう
な分割圧縮画像合成部5を設けずに、外部機器において
画像合成処理を行うので、撮像装置内のメモリ容量を実
施例1の場合よりも削減できるので、小型化、低消費電
力化、低廉化を一層図ることができる。
な分割圧縮画像合成部5を設けずに、外部機器において
画像合成処理を行うので、撮像装置内のメモリ容量を実
施例1の場合よりも削減できるので、小型化、低消費電
力化、低廉化を一層図ることができる。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を奏する。 (1) 第1発明では、画像入力部で得られる分割画像を
分割画像圧縮部で圧縮してから分割圧縮画像蓄積部に蓄
積するから、分割圧縮画像蓄積部のメモリ容量は従来よ
りも少なくてすむ。
分割画像圧縮部で圧縮してから分割圧縮画像蓄積部に蓄
積するから、分割圧縮画像蓄積部のメモリ容量は従来よ
りも少なくてすむ。
【0080】また、分割画像圧縮部で分割画像を圧縮す
るに際して、予め合成情報抽出部で画像合成に必要な合
成情報を抽出するので、分割圧縮画像合成部は、この合
成情報を利用することで分割圧縮画像を整合性を保って
合成することができる。そして、分割圧縮画像合成部で
合成された画像は、圧縮状態にあるから、合成画像を蓄
積する場合でもそのメモリ容量は従来よりも少なくする
ことができる。
るに際して、予め合成情報抽出部で画像合成に必要な合
成情報を抽出するので、分割圧縮画像合成部は、この合
成情報を利用することで分割圧縮画像を整合性を保って
合成することができる。そして、分割圧縮画像合成部で
合成された画像は、圧縮状態にあるから、合成画像を蓄
積する場合でもそのメモリ容量は従来よりも少なくする
ことができる。
【0081】しかも、局部伸長部で各々の分割圧縮画像
の合成に必要な部分のみを局部的に伸長した後に、結合
部でこの伸長された局部画像をつなぎ合わせてから、局
部圧縮部で結合後の局部画像を圧縮するので、画像合成
処理のために取り扱うべきデータ量は極めて少なくてす
むから、画像合成処理に要する時間は短時間となる。し
たがって、高速処理が可能となり、リアルタイム性が要
求される用途に利用することができる。 (2) 第2発明では、分割画像圧縮部で分割画像を圧縮
する一方、合成情報抽出部で圧縮前の分割画像から画像
合成に必要な合成情報を抽出し、合成情報付加部で分割
圧縮画像に合成情報を付加した後、合成情報が付加され
た分割圧縮画像を分割圧縮画像蓄積部に一時的に蓄積
し、この蓄積された分割圧縮画像を圧縮状態のままで、
あるいは、前記合成情報付加部により合成情報が付加さ
れた分割圧縮画像を圧縮状態のままで直接に、画像合成
が可能な外部機器に対して出力するので、撮像装置内部
においては画像合成処理や合成後の画像を蓄積するメモ
リが不要となるから、小型化、低消費電力化、低廉化を
図ることができる。そして、外部機器に画像合成の機能
をもたせれば、複数の撮像装置を共有できるため、効率
的な運用が図れる。
の合成に必要な部分のみを局部的に伸長した後に、結合
部でこの伸長された局部画像をつなぎ合わせてから、局
部圧縮部で結合後の局部画像を圧縮するので、画像合成
処理のために取り扱うべきデータ量は極めて少なくてす
むから、画像合成処理に要する時間は短時間となる。し
たがって、高速処理が可能となり、リアルタイム性が要
求される用途に利用することができる。 (2) 第2発明では、分割画像圧縮部で分割画像を圧縮
する一方、合成情報抽出部で圧縮前の分割画像から画像
合成に必要な合成情報を抽出し、合成情報付加部で分割
圧縮画像に合成情報を付加した後、合成情報が付加され
た分割圧縮画像を分割圧縮画像蓄積部に一時的に蓄積
し、この蓄積された分割圧縮画像を圧縮状態のままで、
あるいは、前記合成情報付加部により合成情報が付加さ
れた分割圧縮画像を圧縮状態のままで直接に、画像合成
が可能な外部機器に対して出力するので、撮像装置内部
においては画像合成処理や合成後の画像を蓄積するメモ
リが不要となるから、小型化、低消費電力化、低廉化を
図ることができる。そして、外部機器に画像合成の機能
をもたせれば、複数の撮像装置を共有できるため、効率
的な運用が図れる。
【図1】第1発明に対応する実施例1の静止画撮像装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の静止画撮像装置が備える分割圧縮画像合
成部の構成を示すブロック図である。
成部の構成を示すブロック図である。
【図3】図1の静止画撮像装置の各部の画像処理の概念
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図4】図1の静止画撮像装置が備える分割圧縮画像合
成部において、分割圧縮画像を合成する場合の一例を示
す説明図である。
成部において、分割圧縮画像を合成する場合の一例を示
す説明図である。
【図5】画像データとランレングス符号化との対応関係
を示す符号化テーブルの説明図である。
を示す符号化テーブルの説明図である。
【図6】図1の静止画撮像装置が備える合成情報抽出部
で抽出される動きベクトルのデータの説明図である。
で抽出される動きベクトルのデータの説明図である。
【図7】図1の静止画撮像装置が備える分割圧縮画像合
成部において、分割圧縮画像を合成する場合に使用する
アドレステーブルの説明図である。
成部において、分割圧縮画像を合成する場合に使用する
アドレステーブルの説明図である。
【図8】第2発明に対応する実施例2の静止画撮像装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図9】分割圧縮画像に合成情報を付加した場合のデー
タフォーマットの一例を示す説明図である。
タフォーマットの一例を示す説明図である。
【図10】従来例に係る静止画撮像装置の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図11】動きベクトル情報を利用した分割画像の合成
手順の説明図である。
手順の説明図である。
1…画像入力部、2…分割画像圧縮部、3…合成情報抽
出部、4…分割圧縮画像蓄積部、5…分割圧縮画像合成
部、6…合成画像蓄積部、7…合成画像出力部、9…合
成情報付加部、10…分割圧縮画像蓄積部、11…分割
圧縮画像出力部、12…画像合成部。
出部、4…分割圧縮画像蓄積部、5…分割圧縮画像合成
部、6…合成画像蓄積部、7…合成画像出力部、9…合
成情報付加部、10…分割圧縮画像蓄積部、11…分割
圧縮画像出力部、12…画像合成部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/38 - 1/393 G06T 3/00 300 H04N 5/91
Claims (2)
- 【請求項1】 被写体の撮像範囲を複数の領域に分割し
て撮像する画像入力部と、 この画像入力部により撮像された分割画像を圧縮して分
割圧縮画像を生成する分割画像圧縮部と、 前記画像入力部により撮像された圧縮前の分割画像から
画像合成に必要な情報を予め抽出する合成情報抽出部
と、 前記分割画像圧縮部により圧縮して得られる分割圧縮画
像を蓄積する分割圧縮画像蓄積部と、 この分割圧縮画像蓄積部に蓄積された分割圧縮画像と前
記合成情報抽出部により抽出された合成情報とに基づい
て分割圧縮画像を合成して撮像範囲全体の圧縮画像を生
成する分割圧縮画像合成部と、を備え、 前記分割圧縮画像合成部は、各々の分割圧縮画像の合成
に必要な部分のみを局部的に伸長する局部伸長部と、こ
の局部伸長部で伸長された局部画像をつなぎ合わせる結
合部と、この結合部で結合された後の局部画像を圧縮す
る局部圧縮部と、を含めてなる ことを特徴とする静止画
撮像装置。 - 【請求項2】 被写体の撮像範囲を複数の領域に分割し
て撮像する画像入力部と、 この画像入力部により撮像された分割画像を圧縮して分
割圧縮画像を生成する分割画像圧縮部と、 前記画像入力部により撮像された圧縮前の分割画像から
画像合成に必要な情報を予め抽出する合成情報抽出部
と、 前記分割画像圧縮部で圧縮して得られる分割圧縮画像に
対して前記合成情報抽出部により抽出された合成情報を
付加する合成情報付加部と、この合成情報付加部により合成情報が付加された分割圧
縮画像を一時的に蓄積する分割圧縮画像蓄積部と、 この分割圧縮画像蓄積部に一時的に蓄積された分割圧縮
画像を圧縮状態のままで、あるいは、前記合成情報付加
部により合成情報が付加された分割圧縮画像を圧縮状態
のままで直接に、外部機器に出力する合成画像出力部
と、 を備えてなる ことを特徴とする静止画撮像装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11814595A JP3227478B2 (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 静止画撮像装置 |
| US08/635,382 US5880778A (en) | 1995-05-17 | 1996-04-19 | Still-image taking camera |
| DE69625954T DE69625954T2 (de) | 1995-05-17 | 1996-05-14 | Standbildkamera |
| EP96107682A EP0743784B1 (en) | 1995-05-17 | 1996-05-14 | Still-image taking camera |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11814595A JP3227478B2 (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 静止画撮像装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08317275A JPH08317275A (ja) | 1996-11-29 |
| JP3227478B2 true JP3227478B2 (ja) | 2001-11-12 |
Family
ID=14729197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11814595A Expired - Fee Related JP3227478B2 (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 静止画撮像装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5880778A (ja) |
| EP (1) | EP0743784B1 (ja) |
| JP (1) | JP3227478B2 (ja) |
| DE (1) | DE69625954T2 (ja) |
Families Citing this family (41)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6307587B1 (en) * | 1996-10-18 | 2001-10-23 | California Institute Of Technology | Input circuit for an image processor |
| US6583811B2 (en) * | 1996-10-25 | 2003-06-24 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Photographic system for recording data and reproducing images using correlation data between frames |
| US7092012B2 (en) * | 1996-11-15 | 2006-08-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and method, storage medium, and communication system |
| JPH10341367A (ja) * | 1997-06-06 | 1998-12-22 | Toshiba Corp | 静止画像生成方法及び静止画像取り込みシステム |
| JPH114398A (ja) * | 1997-06-11 | 1999-01-06 | Hitachi Ltd | デジタルワイドカメラ |
| US6639625B1 (en) * | 1997-07-16 | 2003-10-28 | Minolta Co., Ltd. | Image sensing device |
| JPH11205648A (ja) * | 1998-01-09 | 1999-07-30 | Olympus Optical Co Ltd | 画像合成装置 |
| EP1008956A1 (en) * | 1998-12-08 | 2000-06-14 | Synoptics Limited | Automatic image montage system |
| US6686956B1 (en) * | 1999-08-31 | 2004-02-03 | International Business Machines Corporation | Increased resolution digital capture device |
| EP1091560A1 (en) | 1999-10-05 | 2001-04-11 | Hewlett-Packard Company | Method and apparatus for scanning oversized documents |
| JP2001128051A (ja) * | 1999-10-27 | 2001-05-11 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置 |
| EP1096777A1 (en) | 1999-10-28 | 2001-05-02 | Hewlett-Packard Company, A Delaware Corporation | Document imaging system |
| JP2001150745A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-05 | Canon Inc | 画像処理装置および方法 |
| US7262778B1 (en) | 2000-02-11 | 2007-08-28 | Sony Corporation | Automatic color adjustment of a template design |
| US8407595B1 (en) | 2000-02-11 | 2013-03-26 | Sony Corporation | Imaging service for automating the display of images |
| US7136528B2 (en) * | 2000-02-11 | 2006-11-14 | Sony Corporation | System and method for editing digital images |
| US7810037B1 (en) * | 2000-02-11 | 2010-10-05 | Sony Corporation | Online story collaboration |
| US7133068B2 (en) | 2000-03-06 | 2006-11-07 | Sony Corporation | System and method for creating still images by utilizing a video camera device |
| US20010036322A1 (en) * | 2000-03-10 | 2001-11-01 | Bloomfield John F. | Image processing system using an array processor |
| US7031522B2 (en) * | 2000-06-23 | 2006-04-18 | Sony Corporation | Image processing apparatus and method, and storage medium therefor |
| JP4325108B2 (ja) * | 2000-12-22 | 2009-09-02 | ソニー株式会社 | 撮像画像合成装置および方法 |
| US7009638B2 (en) * | 2001-05-04 | 2006-03-07 | Vexcel Imaging Gmbh | Self-calibrating, digital, large format camera with single or multiple detector arrays and single or multiple optical systems |
| JP2003163801A (ja) * | 2001-11-26 | 2003-06-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置および画像処理方法、画像処理プログラム、記憶媒体 |
| US7606441B2 (en) * | 2003-11-27 | 2009-10-20 | Seiko Epson Corporation | Image processing device and a method for the same |
| JP4245509B2 (ja) * | 2004-05-06 | 2009-03-25 | Necエレクトロニクス株式会社 | 画像処理装置、携帯端末、画像処理プログラム及び画像処理方法 |
| NZ552920A (en) * | 2004-08-04 | 2009-12-24 | Intergraph Software Tech Co | Method of preparing a composite image with non-uniform resolution real-time composite image comparator |
| US7432956B2 (en) * | 2004-11-15 | 2008-10-07 | Mediatek Incorporation | Methods and systems for providing images and related devices |
| DE102005024066A1 (de) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Soft Imaging System Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur optischen Abtastung einer Probe |
| US20070070444A1 (en) * | 2005-09-09 | 2007-03-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image reading apparatus and image forming apparatus |
| US8072502B2 (en) * | 2005-12-12 | 2011-12-06 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | Multi-mega pixel resolution with small sensor |
| US8107769B2 (en) * | 2006-12-28 | 2012-01-31 | Casio Computer Co., Ltd. | Image synthesis device, image synthesis method and memory medium storage image synthesis program |
| JP2008226067A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | 画像処理装置と画像処理方法 |
| US8098956B2 (en) | 2007-03-23 | 2012-01-17 | Vantana Medical Systems, Inc. | Digital microscope slide scanning system and methods |
| JP5144237B2 (ja) * | 2007-12-05 | 2013-02-13 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、その制御方法、プログラム |
| US20090309853A1 (en) * | 2008-06-13 | 2009-12-17 | Polyvision Corporation | Electronic whiteboard system and assembly with optical detection elements |
| US8605942B2 (en) * | 2009-02-26 | 2013-12-10 | Nikon Corporation | Subject tracking apparatus, imaging apparatus and subject tracking method |
| KR101647179B1 (ko) | 2009-06-10 | 2016-08-23 | 인터그래프 테크놀로지스 캄파니 | 3d 객체의 공간 경계를 사용한 온톨로지컬 필터링 |
| US9237294B2 (en) | 2010-03-05 | 2016-01-12 | Sony Corporation | Apparatus and method for replacing a broadcasted advertisement based on both heuristic information and attempts in altering the playback of the advertisement |
| US9277141B2 (en) * | 2010-08-12 | 2016-03-01 | Raytheon Company | System, method, and software for image processing |
| US9832528B2 (en) | 2010-10-21 | 2017-11-28 | Sony Corporation | System and method for merging network-based content with broadcasted programming content |
| CN111131828B (zh) * | 2019-12-30 | 2022-02-25 | 芯颖科技有限公司 | 一种图像压缩方法、装置、电子设备和存储介质 |
Family Cites Families (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57185777A (en) * | 1981-05-12 | 1982-11-16 | Fuji Photo Film Co Ltd | Electronic camera with electronic memo |
| US4717962A (en) * | 1986-12-17 | 1988-01-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method for compressing and reconstructing a data representation of a picture |
| JPS6461876A (en) * | 1987-09-02 | 1989-03-08 | Canon Kk | Picture processor |
| GB8804023D0 (en) * | 1988-02-22 | 1988-03-23 | Crosfield Electronics Ltd | Image assembly |
| US5267333A (en) * | 1989-02-28 | 1993-11-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image compressing apparatus and image coding synthesizing method |
| JPH07115534A (ja) * | 1993-10-15 | 1995-05-02 | Minolta Co Ltd | 画像読取装置 |
| JP2917155B2 (ja) * | 1989-12-18 | 1999-07-12 | 株式会社日立製作所 | 画像結合装置及び方法 |
| JP2753541B2 (ja) * | 1990-02-19 | 1998-05-20 | 株式会社ニコン | 静止画撮像装置 |
| JPH05153384A (ja) * | 1991-04-26 | 1993-06-18 | Canon Inc | 画像処理システム |
| JP2989364B2 (ja) * | 1992-03-12 | 1999-12-13 | シャープ株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
| EP0878963A1 (en) * | 1992-10-09 | 1998-11-18 | Sony Corporation | Producing and recording images |
| US5452105A (en) * | 1992-11-19 | 1995-09-19 | Sharp Kabushiki Kaisha | Joint-portion processing device for image data for use in an image processing apparatus |
| JP3320859B2 (ja) * | 1993-09-24 | 2002-09-03 | 旭光学工業株式会社 | Ccdディジタルカメラ |
| JPH07107379A (ja) * | 1993-10-01 | 1995-04-21 | Sharp Corp | 静止画像撮像装置 |
| US5528290A (en) * | 1994-09-09 | 1996-06-18 | Xerox Corporation | Device for transcribing images on a board using a camera based board scanner |
| JPH08237407A (ja) * | 1994-12-09 | 1996-09-13 | Xerox Corp | 画像タイルの相対的なアラインメントを見当合わせすると共に透視歪みを修正するための方法 |
| US5673209A (en) * | 1995-03-29 | 1997-09-30 | International Business Machines Corporation | Apparatus and associated method for compressing and decompressing digital data |
-
1995
- 1995-05-17 JP JP11814595A patent/JP3227478B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-04-19 US US08/635,382 patent/US5880778A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-05-14 EP EP96107682A patent/EP0743784B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-05-14 DE DE69625954T patent/DE69625954T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69625954D1 (de) | 2003-03-06 |
| DE69625954T2 (de) | 2003-12-24 |
| JPH08317275A (ja) | 1996-11-29 |
| EP0743784A3 (en) | 2000-07-05 |
| EP0743784A2 (en) | 1996-11-20 |
| US5880778A (en) | 1999-03-09 |
| EP0743784B1 (en) | 2003-01-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3227478B2 (ja) | 静止画撮像装置 | |
| JP3996631B2 (ja) | 画像処理方法、画像記録方法、画像処理装置および画像ファイルフォーマット | |
| US5164831A (en) | Electronic still camera providing multi-format storage of full and reduced resolution images | |
| US8098959B2 (en) | Method and system for frame rotation within a JPEG compressed pipeline | |
| CN100477788C (zh) | 图像处理显示装置和图像处理显示方法 | |
| US20130071045A1 (en) | Image transmitting apparatus, image receiving apparatus, image transmitting and receiving system, recording medium recording image transmitting program, and recording medium recording image receiving program | |
| US20070188624A1 (en) | Image capturing method and image-capturing device thereof | |
| JPH10336647A (ja) | 画像圧縮装置および画像圧縮処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
| JP3311715B2 (ja) | ディジタルカメラ | |
| US7212237B2 (en) | Digital camera with electronic zooming function | |
| WO1998015117A1 (fr) | Procede d'integration temporelle et spatiale et de gestion d'un ensemble de videos, dispositif a cet effet et support d'enregistrement stockant le programme du procede | |
| JP2012231377A (ja) | 撮像装置及び画像生成方法 | |
| KR100207705B1 (ko) | Dct 블럭과 래스터 스캔을 위한 메모리 주소지정장치 및 그 방법 | |
| KR101551915B1 (ko) | 영상압축방법 및 영상압축장치 | |
| JP3218220B2 (ja) | 画像情報圧縮方法及びその画像情報圧縮システム | |
| JP2009005119A (ja) | 画像処理方法、画像処理装置、及びこの画像処理装置を備えた電子機器 | |
| KR100452097B1 (ko) | 영상데이터의 변화값 추출을 이용한 영상데이터 저장방법 | |
| JPH08204967A (ja) | データ符号化装置 | |
| JP2012231378A (ja) | 撮像装置及び画像生成方法 | |
| JP3177473B2 (ja) | デジタル撮像装置 | |
| JP2001285614A (ja) | 画像データ構成方法および装置、画像データ再構成方法および装置、並びに記憶媒体 | |
| JP5131954B2 (ja) | ビデオレコーダ並びにカメラシステム | |
| JP4045612B2 (ja) | 画像処理装置 | |
| JPH10112866A (ja) | 画像処理装置及び方法 | |
| JP3421382B2 (ja) | 撮像装置および画像データ記録システム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |