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JP3222830B2 - ディスク成形装置のゲートカット装置及びゲートカット方法 - Google Patents

ディスク成形装置のゲートカット装置及びゲートカット方法

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JP3222830B2
JP3222830B2 JP06235198A JP6235198A JP3222830B2 JP 3222830 B2 JP3222830 B2 JP 3222830B2 JP 06235198 A JP06235198 A JP 06235198A JP 6235198 A JP6235198 A JP 6235198A JP 3222830 B2 JP3222830 B2 JP 3222830B2
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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    • B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/38—Cutting-off equipment for sprues or ingates
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    • B29C45/263—Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S425/81—Sound record

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク成形装置
のゲートカット装置及びゲートカット方法に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、射出成形機においては、加熱シリ
ンダ内で加熱され溶融させられた樹脂を、金型装置のキ
ャビティ空間に充填（てん）し、該キャビティ空間内で
冷却して固化させた後、成形品を取り出すようにしてい
る。そのために、前記加熱シリンダ内にスクリューが配
設され、該スクリューを前進させると、樹脂が加熱シリ
ンダの前端に配設された射出ノズルから射出される。そ
して、射出された樹脂は、スプルー及びゲートを介して
キャビティ空間内に進入する。
【０００３】ところで、ディスクを成形するためのディ
スク成形装置においては、前記樹脂がキャビティ空間に
充填された後、キャビティ空間内の成形基板とゲートと
を切り離すとともに、成形基板の中心に穴明け加工を施
すために、ゲートカット装置が配設される。そして、キ
ャビティ空間内の樹脂が固化する前に、前記ゲートカッ
ト装置が駆動され、カットパンチが突き出され、突出し
力を保持したまま型開きが行われ、ディスクを取り出す
ようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のディスク成形装置のゲートカット装置においては、
型開きが行われる際に突出し力が保持されているので、
設定どおりのタイミング、速度等で型開きを行うことが
できず、ディスクに離型むらが生じ、成形不良が発生す
ることがある。
【０００５】本発明は、前記従来のディスク成形装置の
ゲートカット装置の問題点を解決して、型開きに伴って
ディスクに離型むらが生じることがなく、成形不良が発
生するのを防止することができるディスク成形装置のゲ
ートカット装置及びゲートカット方法を提供することを
目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のデ
ィスク成形装置のゲートカット装置においては、固定金
型と、該固定金型と対向させて進退自在に配設され、型
締めが行われた状態において固定金型との間にキャビテ
ィ空間を形成する可動金型と、前記キャビティ空間に臨
ませて配設され、先端にダイが形成されたスプルーと、
前記キャビティ空間に臨ませて、前記ダイと対向させて
進退自在に配設されたカットパンチと、駆動されてカッ
トパンチを進退させる駆動部と、該駆動部を駆動し、型
締めが行われている間に前記カットパンチを所定の突出
し力によって前進させてゲートカットを行い、型開きが
行われる前に、前記カットパンチの突出し力を設定値よ
り小さくし、型開きが行われている間に、前記カットパ
ンチを前進させられた位置に置く駆動部制御手段とを有
する。
【０００７】本発明のディスク成形装置のゲートカット
方法においては、可動金型を固定金型に押し付けて型締
めを行い、型締めが行われている間に、キャビティ空間
に臨ませて配設されたカットパンチを前進させてゲート
カットを行い、前記カットパンチの突出し力を設定値よ
り小さくした後、型開きを行い、型開きが行われている
間に、前記カットパンチを前進させられた位置に置く。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図２は本発明の
実施の形態におけるディスク成形装置の型開状態図であ
る。図において、１１は固定プラテン、１２は該固定プ
ラテン１１にボルト１３によって取り付けられた固定金
型としての固定側組立体である。該固定側組立体１２
は、固定側ベースプレート１５、該固定側ベースプレー
ト１５にボルト１７によって固定された固定側円盤プレ
ート１６、該固定側円盤プレート１６の外周に配設さ
れ、前記固定側ベースプレート１５にボルト１９によっ
て固定された環状の固定側ガイドリング１８、前記固定
側ベースプレート１５における固定プラテン１１側に配
設され、固定側ベースプレート１５を固定プラテン１１
に対して位置決めするロケートリング２３、及び該ロケ
ートリング２３に隣接して配設されたスプルーブッシュ
２４から成る。
【０００９】該スプルーブッシュ２４の中心には、図示
されない射出ノズルから射出された樹脂を通すためのス
プルー２６が形成される。また、前記スプルーブッシュ
２４の先端（図における左端）は、図示されないキャビ
ティ空間に臨み、前記先端にダイ２８が形成される。な
お、前記固定側組立体１２には、図示されないスタンパ
プレート着脱ブシュ、固定側エアブローブシュ等も配設
される。
【００１０】一方、３１は可動プラテン、３２は該可動
プラテン３１にボルト３３によって取り付けられた可動
金型としての可動側組立体である。該可動側組立体３２
は、可動側ベースプレート３５、該可動側ベースプレー
ト３５にボルト３７によって固定された中間プレート４
０、該中間プレート４０にボルト４２によって固定され
た可動側円盤プレート３６、該可動側円盤プレート３６
の外周に配設され、前記中間プレート４０にボルト３９
によって固定された環状の可動側ガイドリング３８、前
記可動側ベースプレート３５内において可動プラテン３
１に臨ませて配設され、中間プレート４０にボルト４５
によって固定されたスプリングホルダ４４、及び後方部
が前記スプリングホルダ４４によって保持され、前端が
前記キャビティ空間に臨み、前記ダイ２８と対応する形
状を有し、進退自在に配設されたカットパンチ４８から
成る。
【００１１】また、前記可動側円盤プレート３６におけ
る固定側円盤プレート１６と対向する面には凹部５０が
形成される。したがって、図示されない型締装置を作動
させて可動プラテン３１を固定プラテン１１側に移動さ
せ、可動側円盤プレート３６と固定側円盤プレート１６
とを当接させて型締めを行うと、前記凹部５０は固定側
円盤プレート１６によって閉鎖され、キャビティ空間が
形成される。
【００１２】そして、前記スプリングホルダ４４内には
前記カットパンチ４８と一体に形成されたスプリングリ
テーナ５１が配設され、該スプリングリテーナ５１の前
方（図における右方）にカットパンチ戻し用ばね５２が
配設され、該カットパンチ戻し用ばね５２は前記カット
パンチ４８を後方（図における左方）に付勢する。ま
た、該カットパンチ４８の後端に当接させてロッド６１
が進退自在に配設される。なお、前記可動側組立体３２
には、図示されないエジェクタブシュ、エジェクタピ
ン、可動側エアブローブシュ等も配設される。
【００１３】前記構成のディスク成形装置において、前
記型締装置を作動させて可動側組立体３２を前進（図に
おける右方に移動）させて型閉じを行うことができ、該
可動側組立体３２を固定プラテン１１に押し付けて型締
めを行うことができ、可動側組立体３２を後退（図にお
ける左方に移動）させて型開きを行うことができる。そ
して、型締めが行われている間の所定のタイミングで、
カットパンチ４８を所定の突出し力によって前進させて
ダイ２８内に進入させると、スプルー２６とキャビティ
空間内とがカットパンチ４８によって遮断され、ゲート
カットが行われる。さらに、前記キャビティ空間内にお
いて成形された図示されない成形基板に穴開け加工が施
され、内径抜きが行われる。
【００１４】そのために、ゲートカット装置が配設され
る。図１は本発明の実施の形態におけるゲートカット装
置の概念図である。図において、１２は固定側組立体、
３２は可動側組立体、４８はカットパンチ、６２は駆動
部としてのゲートカットシリンダであり、該ゲートカッ
トシリンダ６２は、シリンダ本体６３及び該シリンダ本
体６３内に摺（しゅう）動自在に配設されたピストン６
４から成る。また、該ピストン６４はヘッド６７及び該
ヘッド６７から前方（図２における右方）に突出させて
形成されたロッド６１から成る。したがって、前記ゲー
トカットシリンダ６２を駆動することによってカットパ
ンチ４８を進退（図における左右方向に移動）させるこ
とができる。
【００１５】そのために、前記シリンダ本体６３内は前
記ピストン６４によって区画され、ヘッド６７側に第１
の油室６５が、前記ロッド６１側に第２の油室６６が形
成される。また、前記ゲートカットシリンダ６２はライ
ンＬ１、Ｌ２を介して電磁弁７１と接続され、該電磁弁
７１は、ラインＬ３を介してアキュムレータ７２と、ラ
インＬ４を介して油タンク７３とそれぞれ接続される。
前記電磁弁７１は、ソレノイドａ、ｂに制御装置８１か
らの指令信号を受けて切り換えられて位置Ａ、Ｂ、Ｎを
採り、位置ＡにおいてラインＬ１、Ｌ３間及びラインＬ
２、Ｌ４間を接続し、位置ＢにおいてラインＬ１、Ｌ４
間及びラインＬ２、Ｌ３間を接続する。なお、固定側組
立体１２、可動側組立体３２、前記カットパンチ４８、
ゲートカットシリンダ６２、電磁弁７１及び制御装置８
１によって前記ゲートカット装置が構成される。
【００１６】したがって、前記ソレノイドａが励磁され
て前記電磁弁７１が位置Ａに置かれると、アキュムレー
タ７２内の油が、第１の油室６５に供給され、ロッド６
１を前進（図における右方へ移動）させる。その結果、
カットパンチ４８が前進させられる。一方、前記ソレノ
イドｂが励磁されて前記電磁弁７１が位置Ｂに置かれる
と、アキュムレータ７２内の油が、第２の油室６６に供
給され、ロッド６１を後退（図における左方へ移動）さ
せる。その結果、カットパンチ４８が後退させられる。
【００１７】また、ソレノイドａ、ｂがいずれも励磁さ
れない状態、すなわち、前記電磁弁７１が位置Ｎに置か
れると、ラインＬ１、Ｌ２とラインＬ４との間が接続さ
れ、第１、第２の油室６５、６６内の油は電磁弁７１内
に形成された絞り７４、７５を介して油タンク７３に排
出される。この場合、電磁弁７１は中立状態になり、カ
ットパンチ４８による突出し力及び戻り力は発生しな
い。
【００１８】ところで、型締めが行われた状態で図示さ
れないキャビティ空間に樹脂が充填されるようになって
いるが、キャビティ空間内の樹脂が固化する前に、前記
ゲートカット装置が駆動され、カットパンチ４８が突き
出されると、突出し力が保持されたまま可動側組立体３
２が後退させられることになる。その場合、型開きが行
われる際に突出し力が保持されているので、設定どおり
のタイミング、速度等で可動側組立体３２を後退させる
ことができず、図示されないディスクに離型むらが生
じ、成形不良が発生することがある。
【００１９】そこで、制御装置８１の図示されない駆動
部制御手段は、型開きが行われる前にカットパンチ４８
の突出し力を設定値より小さくし、例えば、０にする。
そのために、前記駆動部制御手段は、ソレノイドａの励
磁を停止させて電磁弁７１を位置Ｎに置き、第１、第２
の油室６５、６６内の油を油タンク７３に排出する。そ
の結果、カットパンチ４８は前進させられた位置に置か
れるが、カットパンチ４８の突出し力は０になる。
【００２０】続いて、型開きが行われるが、前記カット
パンチ４８は前進させられた位置に置かれているので、
ディスクがキャビティ空間から落下することはない。次
に、ディスクが取り出されると、制御装置８１はソレノ
イドｂを励磁し、電磁弁７１を位置Ｂに置き、第２の油
室６６に油を供給する。その結果、カットパンチ４８が
後退させられる。
【００２１】このように、型開きが行われる前にカット
パンチ４８の突出し力が設定値より小さくされるので、
突出し力が保持されたまま可動側組立体３２が後退させ
られることがなくなる。したがって、設定どおりのタイ
ミング、速度等で可動側組立体３２を後退させることが
できるので、型開きに伴ってディスクに離型むらが生じ
ることはなく、成形不良が発生するのを防止することが
できる。
【００２２】本実施の形態においては、ゲートカット装
置を駆動する駆動部としてゲートカットシリンダ６２を
使用しているが、ゲートカットシリンダ６２に代えて電
動機を使用することもできる。なお、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づ
いて種々変形させることが可能であり、それらを本発明
の範囲から排除するものではない。
【００２３】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ディスク成形装置のゲートカット装置において
は、固定金型と、該固定金型と対向させて進退自在に配
設され、型締めが行われた状態において固定金型との間
にキャビティ空間を形成する可動金型と、前記キャビテ
ィ空間に臨ませて配設され、先端にダイが形成されたス
プルーと、前記キャビティ空間に臨ませて、前記ダイと
対向させて進退自在に配設されたカットパンチと、駆動
されてカットパンチを進退させる駆動部と、該駆動部を
駆動し、型締めが行われている間に前記カットパンチを
所定の突出し力によって前進させてゲートカットを行
い、型開きが行われる前に、前記カットパンチの突出し
力を設定値より小さくし、型開きが行われている間に、
前記カットパンチを前進させられた位置に置く駆動部制
御手段とを有する。
【００２４】この場合、型開きが行われる前にカットパ
ンチの突出し力が設定値より小さくされるので、突出し
力が保持されたまま可動金型が後退させられることがな
くなる。したがって、設定どおりのタイミング、速度等
で可動金型を後退させることができるので、型開きに伴
ってディスクに離型むらが生じることがなくなり、成形
不良が発生するのを防止することができる。また、型開
きが行われている間に、前記カットパンチが前進させら
れた位置に置かれるので、ディスクがキャビティ空間か
ら落下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態におけるゲートカット装置
の概念図である。
【図２】本発明の実施の形態におけるディスク成形装置
の型開状態図である。
【符号の説明】
１２ 固定側組立体 ２６ スプルー ２８ ダイ ３２ 可動側組立体 ４８ カットパンチ ６２ ゲートカットシリンダ ７１ 電磁弁 ８１ 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B29C 45/26 - 45/44 G11B 7/26 511

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 （ａ）固定金型と、 （ｂ）該固定金型と対向させて進退自在に配設され、型
    締めが行われた状態において固定金型との間にキャビテ
    ィ空間を形成する可動金型と、 （ｃ）前記キャビティ空間に臨ませて配設され、先端に
    ダイが形成されたスプルーと、 （ｄ）前記キャビティ空間に臨ませて、前記ダイと対向
    させて進退自在に配設されたカットパンチと、 （ｅ）駆動されてカットパンチを進退させる駆動部と、 （ｆ）該駆動部を駆動し、型締めが行われている間に前
    記カットパンチを所定の突出し力によって前進させてゲ
    ートカットを行い、型開きが行われる前に、前記カット
    パンチの突出し力を設定値より小さくし、型開きが行わ
    れている間に、前記カットパンチを前進させられた位置
    に置く駆動部制御手段とを有することを特徴とするディ
    スク成形装置のゲートカット装置。
  2. 【請求項２】 （ａ）可動金型を固定金型に押し付けて
    型締めを行い、 （ｂ）型締めが行われている間に、キャビティ空間に臨
    ませて配設されたカットパンチを前進させてゲートカッ
    トを行い、 （ｃ）前記カットパンチの突出し力を設定値より小さく
    した後、型開きを行い、 （ｄ）型開きが行われている間に、前記カットパンチを
    前進させられた位置に置くことを特徴とするディスク成
    形装置のゲートカット方法。
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