JP3200305B2 - 砂場用又は飼育動物排泄物処理用の砂状物 - Google Patents
砂場用又は飼育動物排泄物処理用の砂状物Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公園等にある砂場や屋
内で飼育される動物の排便場所に使用される砂場用又は
飼育動物排泄物処理用の砂状物に関する。
内で飼育される動物の排便場所に使用される砂場用又は
飼育動物排泄物処理用の砂状物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、公園,学校,幼稚園,運動場
等の各種公共施設には、子供が遊ぶため、あるいは競技
用に砂場が設置されている。この砂場に入れられている
砂は、天然の砂がそのまま用いられている。
等の各種公共施設には、子供が遊ぶため、あるいは競技
用に砂場が設置されている。この砂場に入れられている
砂は、天然の砂がそのまま用いられている。
【0003】また、屋内で犬や猫などの小動物を飼って
いる家庭では、動物用のトイレとして砂箱等を設置し、
そこで排便させるようにしている。この様な砂箱で使用
される砂は、天然の砂の他、特に排泄物処理用として吸
水性や脱臭性を向上させるため、例えば、ゼオライト、
けい酸ソーダ発泡物、活性炭等を配合した砂状物も市販
されている。
いる家庭では、動物用のトイレとして砂箱等を設置し、
そこで排便させるようにしている。この様な砂箱で使用
される砂は、天然の砂の他、特に排泄物処理用として吸
水性や脱臭性を向上させるため、例えば、ゼオライト、
けい酸ソーダ発泡物、活性炭等を配合した砂状物も市販
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術によれば、上記公共施設の砂場に用いる砂は、何ら消
毒されることもなく、酸性雨や、チリ、ホコリ等に晒さ
れたまま放置され、鳥や犬や猫の糞尿に汚され、回虫卵
が存在する可能性もある。そのため、砂の中には各種病
原菌や雑菌が存在し、砂場がきわめて不衛生な状態にな
っており、この様な砂場で子供が砂遊びをしていたので
は、様々な病気になる恐れがあり、衛生上きわめて重大
な問題であった。
術によれば、上記公共施設の砂場に用いる砂は、何ら消
毒されることもなく、酸性雨や、チリ、ホコリ等に晒さ
れたまま放置され、鳥や犬や猫の糞尿に汚され、回虫卵
が存在する可能性もある。そのため、砂の中には各種病
原菌や雑菌が存在し、砂場がきわめて不衛生な状態にな
っており、この様な砂場で子供が砂遊びをしていたので
は、様々な病気になる恐れがあり、衛生上きわめて重大
な問題であった。
【0005】また、動物用のトイレで使用する砂につい
ては、上記砂場の砂以上に、砂の中に雑菌や回虫卵が存
在する可能性が高く、かかる不衛生な砂を入れた砂箱が
家屋内に設置されていることは、やはり衛生面から考え
て重大な問題であった。更に、砂動物の排泄物からはど
うしてもアンモニア臭等が発散するが、天然の砂には殆
ど脱臭効果がなく、活性炭などを配合した人工の砂状物
でも十分に満足できる脱臭効果が得られていないため、
家屋内に悪臭が漂い、生活環境が不快なものになるとい
う問題もあった。
ては、上記砂場の砂以上に、砂の中に雑菌や回虫卵が存
在する可能性が高く、かかる不衛生な砂を入れた砂箱が
家屋内に設置されていることは、やはり衛生面から考え
て重大な問題であった。更に、砂動物の排泄物からはど
うしてもアンモニア臭等が発散するが、天然の砂には殆
ど脱臭効果がなく、活性炭などを配合した人工の砂状物
でも十分に満足できる脱臭効果が得られていないため、
家屋内に悪臭が漂い、生活環境が不快なものになるとい
う問題もあった。
【0006】そこで本発明は、清潔で安全に使用でき、
更に脱臭効果も向上し得る砂場用又は飼育動物排泄物処
理用の砂状物を提供することを目的とする。
更に脱臭効果も向上し得る砂場用又は飼育動物排泄物処
理用の砂状物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段,及び作用】上述の目的を
達成するために、本発明の砂場用又は飼育動物排泄物処
理用の砂状物は、請求項1記載の通り、少なくとも抗菌
性物質を担持させたシリカゲルを含み、さらに、製紙ス
ラッジ,および吸水性ポリマーから選ばれる少なくとも
1種を含む抗菌性粒子で、一部又は全部が構成されてい
ることを特徴とする。
達成するために、本発明の砂場用又は飼育動物排泄物処
理用の砂状物は、請求項1記載の通り、少なくとも抗菌
性物質を担持させたシリカゲルを含み、さらに、製紙ス
ラッジ,および吸水性ポリマーから選ばれる少なくとも
1種を含む抗菌性粒子で、一部又は全部が構成されてい
ることを特徴とする。
【0008】本発明の砂状物によれば、一部又は全部を
構成する抗菌性粒子は、抗菌性物質を担持させたシリカ
ゲルにより抗菌性が付与されているので、菌類の繁殖が
抑制され、菌類の繁殖に起因する腐敗臭等の発生も防止
される。また、シリカゲルは、抗菌性物質を担持する担
体として作用する他、水分を吸収する作用もあるため砂
状物全体が乾燥し、回虫卵やダニ等の乾燥に弱い生物は
死滅する。更に、例えば動物の排泄物等からは、脱水し
て排泄物の固化を促すと同時に、アンモニア等の悪臭成
分を吸着し、悪臭の発生も抑止される。加えて、シリカ
ゲルには、酸性雨や大気中の有害成分、例えばSO2,
NOX,CO等を吸着する働きもあるので、雨や大気を
浄化し、環境汚染を防止するのにも役立つ。
構成する抗菌性粒子は、抗菌性物質を担持させたシリカ
ゲルにより抗菌性が付与されているので、菌類の繁殖が
抑制され、菌類の繁殖に起因する腐敗臭等の発生も防止
される。また、シリカゲルは、抗菌性物質を担持する担
体として作用する他、水分を吸収する作用もあるため砂
状物全体が乾燥し、回虫卵やダニ等の乾燥に弱い生物は
死滅する。更に、例えば動物の排泄物等からは、脱水し
て排泄物の固化を促すと同時に、アンモニア等の悪臭成
分を吸着し、悪臭の発生も抑止される。加えて、シリカ
ゲルには、酸性雨や大気中の有害成分、例えばSO2,
NOX,CO等を吸着する働きもあるので、雨や大気を
浄化し、環境汚染を防止するのにも役立つ。
【0009】ここで、本発明の砂状物は、上記の通り、
全部を抗菌性粒子で構成しても良いが、一部を抗菌性粒
子で構成し、残りを抗菌性の無い粒子としても良い。全
体に対する抗菌性粒子の配合比率は、抗菌性物質の抗菌
力の強さに応じて砂状物が全体として有効な抗菌作用を
維持できる範囲で適宜調整すれば良く、例えば用途の違
いやコストとの兼ね合い等によって定められる。
全部を抗菌性粒子で構成しても良いが、一部を抗菌性粒
子で構成し、残りを抗菌性の無い粒子としても良い。全
体に対する抗菌性粒子の配合比率は、抗菌性物質の抗菌
力の強さに応じて砂状物が全体として有効な抗菌作用を
維持できる範囲で適宜調整すれば良く、例えば用途の違
いやコストとの兼ね合い等によって定められる。
【0010】また、抗菌性粒子自体は、抗菌性物質を担
持させたシリカゲルを主成分とするものであり、シリカ
ゲル粒子に抗菌性物質を担持させてなるものはもちろ
ん、抗菌性物質を担持させた微粒子を更に他の成分と混
合し、その混合物を粒子化したものでも良い。
持させたシリカゲルを主成分とするものであり、シリカ
ゲル粒子に抗菌性物質を担持させてなるものはもちろ
ん、抗菌性物質を担持させた微粒子を更に他の成分と混
合し、その混合物を粒子化したものでも良い。
【0011】より具体的には、前記抗菌性粒子が、製紙
スラッジ,および吸水性ポリマーから選ばれる少なくと
も1種と、前記抗菌性物質を担持させたシリカゲルの微
粒子とを含む組成物を砂粒大に成形したものであると良
い。
スラッジ,および吸水性ポリマーから選ばれる少なくと
も1種と、前記抗菌性物質を担持させたシリカゲルの微
粒子とを含む組成物を砂粒大に成形したものであると良
い。
【0012】ここで言う砂粒大としては、小石ほどはご
ろごろせず、しかも粉末の様に飛散しないサイズであれ
ば良いが、特に望ましい範囲を具体的に示せば、およそ
5〜30メッシュ程度の粒径である。また、微粒子と
は、均一に混合できる程度の粉末状のものであれば良い
が、特に望ましい範囲を具体的に示せば、平均粒径とし
ておよそ数μm〜数百μm程度の粒径である。
ろごろせず、しかも粉末の様に飛散しないサイズであれ
ば良いが、特に望ましい範囲を具体的に示せば、およそ
5〜30メッシュ程度の粒径である。また、微粒子と
は、均一に混合できる程度の粉末状のものであれば良い
が、特に望ましい範囲を具体的に示せば、平均粒径とし
ておよそ数μm〜数百μm程度の粒径である。
【0013】この請求項1記載の砂状物によれば、抗菌
性粒子が、抗菌性物質を担持させたシリカゲルの微粒子
の他に、製紙スラッジ,および吸水性ポリマーから選ば
れる少なくとも1種を含んだ組成物となっているため、
抗菌性物質を担持させたシリカゲルを単一成分とするも
のよりも、脱臭性能、吸水性能において優れている。し
たがって、飼育動物排泄物処理用としては、特に好適で
ある。
性粒子が、抗菌性物質を担持させたシリカゲルの微粒子
の他に、製紙スラッジ,および吸水性ポリマーから選ば
れる少なくとも1種を含んだ組成物となっているため、
抗菌性物質を担持させたシリカゲルを単一成分とするも
のよりも、脱臭性能、吸水性能において優れている。し
たがって、飼育動物排泄物処理用としては、特に好適で
ある。
【0014】上記各成分の配合比率については、用途や
コストの兼ね合いから定めれば良いが、主に脱臭性能を
上げるには、シリカゲル微粒子を多くし、吸水性能を上
げるには、製紙スラッジ又は吸水性ポリマーを多くする
と良い。製紙スラッジと吸水性ポリマーとを比べると、
吸水性能の点では吸水性ポリマーの方が勝るが、製紙ス
ラッジも相応に吸水性は高く、しかも、製紙スラッジ
は、製紙の際に廃棄物として発生するパルプ成分である
ため、きわめて安価であり、軽量で成形も容易なので、
製造コストも考え合わせると利用価値は大である。吸水
性ポリマーとしては、市販の紙おむつ等で用いられる様
な一般的なものであれば何でも良く、例えば、ポリビニ
ルアルコール,でんぷんにグラフト重合したアクリロニ
トリル,アクリル酸−ビニルアルコール共重合体,その
他、ポリアクリル酸系のもの,ポリオキシエチレン系の
もの等でよい。なお、より具体的に望ましい配合比率を
示せば、例えば、飼育動物排泄物処理用としては、平均
粒子径1〜20μmのシリカゲルを1〜30重量%、製
紙スラッジを40〜60重量%、吸水性ポリマーを20
〜40重量%混合し、5〜30メッシュ程度の粒径に成
形すると、比較的安価で吸水性も申し分無いものとな
る。
コストの兼ね合いから定めれば良いが、主に脱臭性能を
上げるには、シリカゲル微粒子を多くし、吸水性能を上
げるには、製紙スラッジ又は吸水性ポリマーを多くする
と良い。製紙スラッジと吸水性ポリマーとを比べると、
吸水性能の点では吸水性ポリマーの方が勝るが、製紙ス
ラッジも相応に吸水性は高く、しかも、製紙スラッジ
は、製紙の際に廃棄物として発生するパルプ成分である
ため、きわめて安価であり、軽量で成形も容易なので、
製造コストも考え合わせると利用価値は大である。吸水
性ポリマーとしては、市販の紙おむつ等で用いられる様
な一般的なものであれば何でも良く、例えば、ポリビニ
ルアルコール,でんぷんにグラフト重合したアクリロニ
トリル,アクリル酸−ビニルアルコール共重合体,その
他、ポリアクリル酸系のもの,ポリオキシエチレン系の
もの等でよい。なお、より具体的に望ましい配合比率を
示せば、例えば、飼育動物排泄物処理用としては、平均
粒子径1〜20μmのシリカゲルを1〜30重量%、製
紙スラッジを40〜60重量%、吸水性ポリマーを20
〜40重量%混合し、5〜30メッシュ程度の粒径に成
形すると、比較的安価で吸水性も申し分無いものとな
る。
【0015】さて、請求項1記載の砂状物は、例えば請
求項2記載の通り、前記抗菌性粒子が、前記抗菌性物質
を担持させた砂粒大のシリカゲルからなるものでも良
い。請求項2記載の砂状物によれば、抗菌性物質の担体
としてのシリカゲル自体が、砂粒大にされ、シリカゲル
による脱臭作用・脱水作用に加え、抗菌性物質による抗
菌作用が得られる。したがって、砂粒大のシリカゲルを
製造して抗菌性物質を担持させるだけで、簡単に所期の
砂状物を得ることができる。
求項2記載の通り、前記抗菌性粒子が、前記抗菌性物質
を担持させた砂粒大のシリカゲルからなるものでも良
い。請求項2記載の砂状物によれば、抗菌性物質の担体
としてのシリカゲル自体が、砂粒大にされ、シリカゲル
による脱臭作用・脱水作用に加え、抗菌性物質による抗
菌作用が得られる。したがって、砂粒大のシリカゲルを
製造して抗菌性物質を担持させるだけで、簡単に所期の
砂状物を得ることができる。
【0016】ところで、抗菌性物質としては、有機化合
物系のものや植物抽出物なども知られてはいるが、これ
らは比較的揮発性が高いため、効果を持続させにくい等
といった問題もある。その点、請求項3記載の通り、前
記抗菌性物質が、銀,銅,および亜鉛から選ばれる少な
くとも1種の塩あるいは錯塩からなると良い。特に、請
求項4記載の通り、前記抗菌性物質が、チオスルファト
銀錯塩であると良い。
物系のものや植物抽出物なども知られてはいるが、これ
らは比較的揮発性が高いため、効果を持続させにくい等
といった問題もある。その点、請求項3記載の通り、前
記抗菌性物質が、銀,銅,および亜鉛から選ばれる少な
くとも1種の塩あるいは錯塩からなると良い。特に、請
求項4記載の通り、前記抗菌性物質が、チオスルファト
銀錯塩であると良い。
【0017】請求項3記載の砂状物によれば、揮発性が
無いため、長く抗菌効果が持続し、揮発成分が人体に吸
入されるといった心配も全くない。特に、請求項4記載
の砂状物によれば、他の金属塩等に比べ、少ない量でも
強い抗菌力が得られるので望ましい。なお、抗菌性物質
を担持させる量は、ある程度以上無ければ効果が弱く、
多ければ相応に効果は高いが、一定の効果が得られれば
過度に多くてもコスト的に不利である。有効な担持量は
抗菌性物質の強さや、要望される抗菌性持続期間によっ
ても変わるので一概には言えないが、目安として、例え
ばチオスルファト銀錯塩であれば、銀重量に換算してシ
リカゲルの0.05〜5重量%をシリカゲルに担持させ
ると、適度な効果が得られてコスト面から考えても現実
的である。
無いため、長く抗菌効果が持続し、揮発成分が人体に吸
入されるといった心配も全くない。特に、請求項4記載
の砂状物によれば、他の金属塩等に比べ、少ない量でも
強い抗菌力が得られるので望ましい。なお、抗菌性物質
を担持させる量は、ある程度以上無ければ効果が弱く、
多ければ相応に効果は高いが、一定の効果が得られれば
過度に多くてもコスト的に不利である。有効な担持量は
抗菌性物質の強さや、要望される抗菌性持続期間によっ
ても変わるので一概には言えないが、目安として、例え
ばチオスルファト銀錯塩であれば、銀重量に換算してシ
リカゲルの0.05〜5重量%をシリカゲルに担持させ
ると、適度な効果が得られてコスト面から考えても現実
的である。
【0018】さて、砂状物の一部を抗菌性粒子で構成し
た場合、残りの抗菌性の無い粒子については、次のよう
な構成とすることができる。即ち、請求項5記載の通
り、前記抗菌性粒子の他に、天然の砂が加えられている
と良い。
た場合、残りの抗菌性の無い粒子については、次のよう
な構成とすることができる。即ち、請求項5記載の通
り、前記抗菌性粒子の他に、天然の砂が加えられている
と良い。
【0019】この様に構成すると、砂状物を全体として
安価にすることができるので、砂場用などとして大量に
使用するのには向いている。なお、この場合、砂状物が
全体として砂状であれば良いので、抗菌性粒子の粒径
は、砂粒大のものはもちろんのこと、微粒子状のもので
あっても、飛散することはないので何ら問題はない。ま
た、抗菌性粒子の配合比率についても一概には言えない
が、目安としては、例えば、粒子径3〜20μm(平均
4μm程度)で、1〜5重量%(平均3重量%程度)の
チオスルファト銀錯塩を担持する抗菌性シリカゲルであ
れば、抗菌性の無い天然の砂に対し、0.05〜5重量
%配合することによって適当な効果が得られる。ここ
で、0.05重量%より少ないと充分な抗菌性を維持で
きない恐れがあり、一方、5重量%より多くても既に充
分な抗菌性があるので、コスト面から見て不利である。
安価にすることができるので、砂場用などとして大量に
使用するのには向いている。なお、この場合、砂状物が
全体として砂状であれば良いので、抗菌性粒子の粒径
は、砂粒大のものはもちろんのこと、微粒子状のもので
あっても、飛散することはないので何ら問題はない。ま
た、抗菌性粒子の配合比率についても一概には言えない
が、目安としては、例えば、粒子径3〜20μm(平均
4μm程度)で、1〜5重量%(平均3重量%程度)の
チオスルファト銀錯塩を担持する抗菌性シリカゲルであ
れば、抗菌性の無い天然の砂に対し、0.05〜5重量
%配合することによって適当な効果が得られる。ここ
で、0.05重量%より少ないと充分な抗菌性を維持で
きない恐れがあり、一方、5重量%より多くても既に充
分な抗菌性があるので、コスト面から見て不利である。
【0020】また更に、請求項6記載の通り、前記抗菌
性粒子の他に、シリカゲル,製紙スラッジ,吸水性ポリ
マーから選ばれる少なくとも1種を含む組成物を砂粒大
に成形したものが加えられていても良い。この様に構成
すると、砂状物全体をきわめて吸水性が高いものにでき
るので、飼育動物排泄物処理用として好適である。
性粒子の他に、シリカゲル,製紙スラッジ,吸水性ポリ
マーから選ばれる少なくとも1種を含む組成物を砂粒大
に成形したものが加えられていても良い。この様に構成
すると、砂状物全体をきわめて吸水性が高いものにでき
るので、飼育動物排泄物処理用として好適である。
【0021】更にこの他には、前記抗菌性粒子の他に、
シリカゲル粒子が加えられているものも良い。この場合
も、脱水効果・脱臭効果は上がり、各種雑菌や回虫卵を
死滅させる効果、悪臭を吸着する効果が得られる。ここ
で用いるシリカゲルとしては、具体的には、A型,B
型,RD型,ID型等のシリカゲルを用いることがで
き、破砕状あるいは球状で、粒径は0.001〜5m
m、表面積200〜800m 2/g、細孔容積0.3〜
1.0ml/g、平均細孔直径20〜1000オングス
トローム、比熱0.2〜0.4kcal/kg℃、熱伝
導率0.15〜0.04kcal/m・hr・℃、pH
5.0〜8.0、含水率8.0重量%以下、SiO2を
99.5重量%以上の物理的特性を有するシリカゲルで
あれば、工業的に容易に製造でき、十分な効果が得られ
る。
シリカゲル粒子が加えられているものも良い。この場合
も、脱水効果・脱臭効果は上がり、各種雑菌や回虫卵を
死滅させる効果、悪臭を吸着する効果が得られる。ここ
で用いるシリカゲルとしては、具体的には、A型,B
型,RD型,ID型等のシリカゲルを用いることがで
き、破砕状あるいは球状で、粒径は0.001〜5m
m、表面積200〜800m 2/g、細孔容積0.3〜
1.0ml/g、平均細孔直径20〜1000オングス
トローム、比熱0.2〜0.4kcal/kg℃、熱伝
導率0.15〜0.04kcal/m・hr・℃、pH
5.0〜8.0、含水率8.0重量%以下、SiO2を
99.5重量%以上の物理的特性を有するシリカゲルで
あれば、工業的に容易に製造でき、十分な効果が得られ
る。
【0022】これら抗菌性粒子の他に加える粒子は、用
途に応じて適当な比率で配合すれば良いが、例えば、砂
場用の砂状物は子供の手に直接触れるものであり、過度
に脱水性能を上げると手荒れの原因にもなるので、天然
の砂等、脱水性能の無い粒子もある程度混合する方が良
い。また、飼育動物排泄物処理用としては、排泄物から
速やかに水分を吸収・固化させる方が良く、雑菌や回虫
卵の存在する可能性も高く、悪臭成分も増えるので、吸
水性,抗菌性,脱臭性のいずれも高いほど良い。
途に応じて適当な比率で配合すれば良いが、例えば、砂
場用の砂状物は子供の手に直接触れるものであり、過度
に脱水性能を上げると手荒れの原因にもなるので、天然
の砂等、脱水性能の無い粒子もある程度混合する方が良
い。また、飼育動物排泄物処理用としては、排泄物から
速やかに水分を吸収・固化させる方が良く、雑菌や回虫
卵の存在する可能性も高く、悪臭成分も増えるので、吸
水性,抗菌性,脱臭性のいずれも高いほど良い。
【0023】ところで、本発明の砂状物のうち、成形加
工を施すものについては、請求項7記載の通り、前記砂
粒大の粒子が、所定の形状に成形されていてもよい。こ
こで、所定の形状とは、例えば、三角形,四角形等の多
角形状のもの、丸形、星形、あるいは、動物その他のシ
ルエットをイメージさせるキャラクター形等、製造時に
意図的に与えられた特定の形状のことである。なお、成
形方法は、種々考えられるが、砂状物として大量に粒子
を製造するには、所定形状に押し出し成形したものを、
細かく裁断するような方法が便利である。
工を施すものについては、請求項7記載の通り、前記砂
粒大の粒子が、所定の形状に成形されていてもよい。こ
こで、所定の形状とは、例えば、三角形,四角形等の多
角形状のもの、丸形、星形、あるいは、動物その他のシ
ルエットをイメージさせるキャラクター形等、製造時に
意図的に与えられた特定の形状のことである。なお、成
形方法は、種々考えられるが、砂状物として大量に粒子
を製造するには、所定形状に押し出し成形したものを、
細かく裁断するような方法が便利である。
【0024】このような砂状物を砂場用にすれば、天然
の砂とは全く異なるユニークな砂場にでき、子供が楽し
く砂遊びをすることができる。また、飼育動物排泄物処
理用とする場合、例えば、猫のシルエットをイメージさ
せる形状に成形すれば、猫用の砂として特徴付けること
もでき、付加価値の高い砂状物となる。
の砂とは全く異なるユニークな砂場にでき、子供が楽し
く砂遊びをすることができる。また、飼育動物排泄物処
理用とする場合、例えば、猫のシルエットをイメージさ
せる形状に成形すれば、猫用の砂として特徴付けること
もでき、付加価値の高い砂状物となる。
【0025】更に、請求項8記載の通り、前記砂粒大の
粒子が、所定の色で着色されていてもよい。このような
砂状物を砂場用にすれば、天然の砂とは全く異なるユニ
ークな砂場にでき、子供が楽しく砂遊びをすることがで
きる。また、飼育動物排泄物処理用にすれば、例えば、
インテリアにマッチする色の砂状物を選択でき、住居内
に設置する場合に見栄えが良い。なお、着色方法につい
ては、種々考えられるが、退色しにくいものが望まし
く、特に砂場用では、子供の衣服に着色することのない
ものが望まれる。また、所定の形状に成形すると共に、
所定の色に着色したものは、特に望ましい。
粒子が、所定の色で着色されていてもよい。このような
砂状物を砂場用にすれば、天然の砂とは全く異なるユニ
ークな砂場にでき、子供が楽しく砂遊びをすることがで
きる。また、飼育動物排泄物処理用にすれば、例えば、
インテリアにマッチする色の砂状物を選択でき、住居内
に設置する場合に見栄えが良い。なお、着色方法につい
ては、種々考えられるが、退色しにくいものが望まし
く、特に砂場用では、子供の衣服に着色することのない
ものが望まれる。また、所定の形状に成形すると共に、
所定の色に着色したものは、特に望ましい。
【0026】
【実施例】次に、好適な実施例を挙げて本発明を詳細に
説明する。 [実施例1] (1)抗菌性シリカゲル微粒子の調製 イオン交換水60mlを40℃に加熱し、それに酢酸銀
0.464g(2.8×10ー3モル)を加え40〜50
℃で約5分間攪拌した。その後、濾紙(No.2)で濾
過し、未溶解の酢酸銀を除去した。こうして得られた溶
液に、亜硫酸ナトリウム2.0g(7.9×10ー3モ
ル)を攪拌しながら加えた。亜硫酸ナトリウムを加えて
白く濁った溶液が透明になるまで攪拌し、その後、チオ
硫酸ナトリウム1.32g(5.3×10ー3モル)を加
えて攪拌し、さらにシリカゲル<製品名「サイリシア#
550」(平均粒子径2.8μm):富士シリシア化学
(株)製>5gを加えて、10分間攪拌し、シリカゲル
にチオスルファト銀ナトリウム錯塩を担持させた。この
後、このチオスルファト銀ナトリウム錯塩溶液とシリカ
ゲルとの混合物をロータリーエバポレター<製品名「ロ
ータリーエバポレターRE47」:ヤマト科学(株)製
>に入れて温度60℃、約3000Pa以下にて溶媒成
分を蒸発させて除去した。その後、得られたシリカゲル
を更に真空乾燥機にて温度60℃、約3000Pa以下
のもとで12時間真空乾燥した。
説明する。 [実施例1] (1)抗菌性シリカゲル微粒子の調製 イオン交換水60mlを40℃に加熱し、それに酢酸銀
0.464g(2.8×10ー3モル)を加え40〜50
℃で約5分間攪拌した。その後、濾紙(No.2)で濾
過し、未溶解の酢酸銀を除去した。こうして得られた溶
液に、亜硫酸ナトリウム2.0g(7.9×10ー3モ
ル)を攪拌しながら加えた。亜硫酸ナトリウムを加えて
白く濁った溶液が透明になるまで攪拌し、その後、チオ
硫酸ナトリウム1.32g(5.3×10ー3モル)を加
えて攪拌し、さらにシリカゲル<製品名「サイリシア#
550」(平均粒子径2.8μm):富士シリシア化学
(株)製>5gを加えて、10分間攪拌し、シリカゲル
にチオスルファト銀ナトリウム錯塩を担持させた。この
後、このチオスルファト銀ナトリウム錯塩溶液とシリカ
ゲルとの混合物をロータリーエバポレター<製品名「ロ
ータリーエバポレターRE47」:ヤマト科学(株)製
>に入れて温度60℃、約3000Pa以下にて溶媒成
分を蒸発させて除去した。その後、得られたシリカゲル
を更に真空乾燥機にて温度60℃、約3000Pa以下
のもとで12時間真空乾燥した。
【0027】(2)砂場用砂状物の調製 上記(1)で調製した抗菌性シリカゲルを、天然の砂
(けい砂)又はシリカゲル粒子<製品名「フジシリカゲ
ルB形」(平均粒子径5〜30メッシュ):富士シリシ
ア化学(株)製>に添加し、砂場用砂状物を得た。な
お、天然の砂に対し、抗菌性シリカゲルをそれぞれ0.
03重量%,0.05重量%,0.5重量%,1.0重
量%,3.0重量%,5.0重量%添加したもの(砂状
物1〜6)、シリカゲル粒子に対し、抗菌性シリカゲル
をそれぞれ0.03重量%,0.05重量%,0.5重
量%,1.0重量%,3.0重量%,5.0重量%添加
したもの(砂状物7〜12)を用意した。また、比較の
ため、抗菌性シリカゲルを添加しない天然の砂(砂状物
13)とシリカゲル粒子(砂状物14)を用意した。
(けい砂)又はシリカゲル粒子<製品名「フジシリカゲ
ルB形」(平均粒子径5〜30メッシュ):富士シリシ
ア化学(株)製>に添加し、砂場用砂状物を得た。な
お、天然の砂に対し、抗菌性シリカゲルをそれぞれ0.
03重量%,0.05重量%,0.5重量%,1.0重
量%,3.0重量%,5.0重量%添加したもの(砂状
物1〜6)、シリカゲル粒子に対し、抗菌性シリカゲル
をそれぞれ0.03重量%,0.05重量%,0.5重
量%,1.0重量%,3.0重量%,5.0重量%添加
したもの(砂状物7〜12)を用意した。また、比較の
ため、抗菌性シリカゲルを添加しない天然の砂(砂状物
13)とシリカゲル粒子(砂状物14)を用意した。
【0028】(3)抗菌性試験 大腸菌を普通寒天培地で37℃,90%R.H.以上の
雰囲気下で、24時間培養後、滅菌リン酸緩衝生理食塩
水に菌体を浮遊させ、約106 C.F.U.(コロニー
フォーミングユニット)/mlになるように希釈・調製
した。1/50濃度の普通ブイヨン培地100mlに上
記砂状物1〜8を10g加え、上記菌液を0.1ml滴
下した後、37℃,90%R.H.以上の雰囲気下で保
存した。そして、0時間後、6時間後、24時間後に、
それぞれ1mlの菌液を採取して別のシャーレに滴下
し、普通寒天培地を用いた混釈平板培養法(37℃,1
日間)により測定し、1ml当りのC.F.U.値に換
算した。試行回数は2回である。試験結果は、表1の通
りとなった。
雰囲気下で、24時間培養後、滅菌リン酸緩衝生理食塩
水に菌体を浮遊させ、約106 C.F.U.(コロニー
フォーミングユニット)/mlになるように希釈・調製
した。1/50濃度の普通ブイヨン培地100mlに上
記砂状物1〜8を10g加え、上記菌液を0.1ml滴
下した後、37℃,90%R.H.以上の雰囲気下で保
存した。そして、0時間後、6時間後、24時間後に、
それぞれ1mlの菌液を採取して別のシャーレに滴下
し、普通寒天培地を用いた混釈平板培養法(37℃,1
日間)により測定し、1ml当りのC.F.U.値に換
算した。試行回数は2回である。試験結果は、表1の通
りとなった。
【0029】
【表1】
【0030】表1から明らかなように、大腸菌の繁殖
を、けい砂単独、シリカゲル単独の場合に比べて、1/
1000程度に抑制することができた。即ち、本実施例
の砂場用砂状物が、優れた抗菌性能を有していることが
分かる。また、上記方法にて調製した抗菌性シリカゲル
の場合、0.03重量%の添加ではやや抗菌性に劣る
が、0.05重量%以上の添加によって優れた抗菌性が
得られることが分かる。
を、けい砂単独、シリカゲル単独の場合に比べて、1/
1000程度に抑制することができた。即ち、本実施例
の砂場用砂状物が、優れた抗菌性能を有していることが
分かる。また、上記方法にて調製した抗菌性シリカゲル
の場合、0.03重量%の添加ではやや抗菌性に劣る
が、0.05重量%以上の添加によって優れた抗菌性が
得られることが分かる。
【0031】したがって、本実施例の砂状物を砂場用の
砂として用いれば、子供が砂遊びをしても手足に雑菌が
つく恐れがなく、砂場を清潔な状態のまま維持できる。
なお、本実施例では、抗菌性物質として銀を用いたが、
銅や亜鉛にも抗菌性があることが知られている。抗菌特
性は、銀、銅、亜鉛の順に低下するが、同順序で原料価
格も低下するので、同じコストでも添加量を増やすこと
ができ、砂状物全体としての抗菌力はどれも同程度にす
ることができる。したがって、銀に代えて、銅、亜鉛を
用いても良い。
砂として用いれば、子供が砂遊びをしても手足に雑菌が
つく恐れがなく、砂場を清潔な状態のまま維持できる。
なお、本実施例では、抗菌性物質として銀を用いたが、
銅や亜鉛にも抗菌性があることが知られている。抗菌特
性は、銀、銅、亜鉛の順に低下するが、同順序で原料価
格も低下するので、同じコストでも添加量を増やすこと
ができ、砂状物全体としての抗菌力はどれも同程度にす
ることができる。したがって、銀に代えて、銅、亜鉛を
用いても良い。
【0032】[実施例2] (1)飼育動物排泄物処理用砂状物の調製 上記実施例1と同様にして調製した抗菌性シリカゲル微
粒子を、4種類のシリカゲル粒子<製品名「フジシリカ
ゲルA形」(平均粒子径5〜30メッシュ),「フジシ
リカゲルB形」(平均粒子径5〜30メッシュ),フジ
シリカゲルRD形」(平均粒子径5〜30メッシュ),
「フジシリカゲルID形」(平均粒子径5〜30メッシ
ュ):いずれも富士シリシア化学(株)製>にそれぞれ
1重量%添加し、飼育動物排泄物処理用砂状物を得た
(砂状物15〜18)。また、比較のため、脱臭性のあ
る砂状物として破砕状ヤシガラ活性炭<製品名「ノンス
メル」:(株)白元製>(砂状物19)と、天然の砂
(砂状物20)とを用意した。
粒子を、4種類のシリカゲル粒子<製品名「フジシリカ
ゲルA形」(平均粒子径5〜30メッシュ),「フジシ
リカゲルB形」(平均粒子径5〜30メッシュ),フジ
シリカゲルRD形」(平均粒子径5〜30メッシュ),
「フジシリカゲルID形」(平均粒子径5〜30メッシ
ュ):いずれも富士シリシア化学(株)製>にそれぞれ
1重量%添加し、飼育動物排泄物処理用砂状物を得た
(砂状物15〜18)。また、比較のため、脱臭性のあ
る砂状物として破砕状ヤシガラ活性炭<製品名「ノンス
メル」:(株)白元製>(砂状物19)と、天然の砂
(砂状物20)とを用意した。
【0033】(2)防臭試験 臭気物質として、アンモニアと酢酸とを用意した。アン
モニアは、10%塩化アンモニウム溶液に10%水酸化
ナトリウム溶液を滴下して発生させ、水酸化カリウムを
充填したカラムを通して除湿し、20リットルテドラー
バッグにポンプで送入した。酢酸は、20リットルテド
ラーバッグに適量を注入した後、空気を送入し、室温で
放置して気化させた。
モニアは、10%塩化アンモニウム溶液に10%水酸化
ナトリウム溶液を滴下して発生させ、水酸化カリウムを
充填したカラムを通して除湿し、20リットルテドラー
バッグにポンプで送入した。酢酸は、20リットルテド
ラーバッグに適量を注入した後、空気を送入し、室温で
放置して気化させた。
【0034】砂状物15〜18、及び砂状物19,20
は、それぞれ140℃で1時間乾燥させ、それぞれ2g
ずつ5リットルテドラーバッグに入れた。そこへ、一定
量の空気とアンモニアガス、又は一定量の空気と酢酸ガ
スを送入し、5リットルテドラーバッグは暗所に保存し
た。その後、ガス検知管を用いて、30分から48時間
まで経時的に臭気物質濃度を測定し、更に、天然の砂
(砂状物20)に対する吸着率に換算した。アンモニア
の吸着結果、酢酸の吸着結果は、それぞれ表2、表3の
通りである。また、アンモニア、酢酸の吸着率の経時変
化をそれぞれ図1,図2に示す。
は、それぞれ140℃で1時間乾燥させ、それぞれ2g
ずつ5リットルテドラーバッグに入れた。そこへ、一定
量の空気とアンモニアガス、又は一定量の空気と酢酸ガ
スを送入し、5リットルテドラーバッグは暗所に保存し
た。その後、ガス検知管を用いて、30分から48時間
まで経時的に臭気物質濃度を測定し、更に、天然の砂
(砂状物20)に対する吸着率に換算した。アンモニア
の吸着結果、酢酸の吸着結果は、それぞれ表2、表3の
通りである。また、アンモニア、酢酸の吸着率の経時変
化をそれぞれ図1,図2に示す。
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】表2,図1から明らかなように、砂状物1
5〜18のいずれもが、砂状物19,20よりも速やか
に多量のアンモニアを吸着する。このことから、天然の
砂や活性炭配合物等と比べて、アンモニア臭を消すため
には砂状物15〜18が優れていることが分かる。な
お、砂状物15は、吸着後にひび割れが観察された。ま
た、砂状物17は、吸着後に細かく割れてしまった。こ
の様な形状の変化は、砂状物16,砂状物18では観察
されなかった。飼育動物排泄物処理用としては、ひび割
れ等が生じても問題はないが、この様な変化を望まなけ
れば、B型もしくはID型のシリカゲルを用いると良
い。
5〜18のいずれもが、砂状物19,20よりも速やか
に多量のアンモニアを吸着する。このことから、天然の
砂や活性炭配合物等と比べて、アンモニア臭を消すため
には砂状物15〜18が優れていることが分かる。な
お、砂状物15は、吸着後にひび割れが観察された。ま
た、砂状物17は、吸着後に細かく割れてしまった。こ
の様な形状の変化は、砂状物16,砂状物18では観察
されなかった。飼育動物排泄物処理用としては、ひび割
れ等が生じても問題はないが、この様な変化を望まなけ
れば、B型もしくはID型のシリカゲルを用いると良
い。
【0038】また、表3,図2から明らかなように、砂
状物15〜18のいずれもが、ほぼ同様に、砂状物20
よりも速やかに多量の酢酸を吸着する。なお、砂状物1
9は、砂状物15〜18とほぼ同等の吸着性能であっ
た。以上のことから、本実施例の飼育動物排泄物処理用
砂状物が、優れた脱臭性能を有していることが分かる。
状物15〜18のいずれもが、ほぼ同様に、砂状物20
よりも速やかに多量の酢酸を吸着する。なお、砂状物1
9は、砂状物15〜18とほぼ同等の吸着性能であっ
た。以上のことから、本実施例の飼育動物排泄物処理用
砂状物が、優れた脱臭性能を有していることが分かる。
【0039】(3)殺虫試験 上記砂状物16(B型シリカゲルに1重量%の抗菌性シ
リカゲル微粒子を混合したもの)を10g、1リットル
の水に入れ、更に、成熟した幼虫を包蔵する犬回虫卵を
入れて、27℃で1週間接触させた。また、比較のた
め、抗菌製シリカゲル微粒子を混合してないB型シリカ
ゲル(砂状物21)を用意し、同様の試験を行った。そ
の後、それぞれの回虫卵を抽出して潰し、幼虫の生死を
顕微鏡で確認した。試験結果は、表4の通りとなった。
リカゲル微粒子を混合したもの)を10g、1リットル
の水に入れ、更に、成熟した幼虫を包蔵する犬回虫卵を
入れて、27℃で1週間接触させた。また、比較のた
め、抗菌製シリカゲル微粒子を混合してないB型シリカ
ゲル(砂状物21)を用意し、同様の試験を行った。そ
の後、それぞれの回虫卵を抽出して潰し、幼虫の生死を
顕微鏡で確認した。試験結果は、表4の通りとなった。
【0040】
【表4】
【0041】表4から明らかなように、砂状物16には
犬回虫卵に対する殺傷能力があることが分かった。した
がって、本実施例の飼育動物排泄物処理用砂状物を使え
ば、回虫等の発生を未然に防止することが期待される。
なお、豚や猫の回虫卵等に対しても、同様な効果が期待
できるので、一般家庭内で飼育される愛玩動物の排泄物
処理用の砂としても、農家で飼育される家畜の排泄物処
理用の砂としても利用できる。家庭用として使用した砂
状物は、使用後は不燃ゴミとして処分すればよく、埋立
地等に埋設しても問題ない。また、畜舎等で大量に使用
した砂状物は、畑に対して堆肥や土壌改良材として散布
できる。
犬回虫卵に対する殺傷能力があることが分かった。した
がって、本実施例の飼育動物排泄物処理用砂状物を使え
ば、回虫等の発生を未然に防止することが期待される。
なお、豚や猫の回虫卵等に対しても、同様な効果が期待
できるので、一般家庭内で飼育される愛玩動物の排泄物
処理用の砂としても、農家で飼育される家畜の排泄物処
理用の砂としても利用できる。家庭用として使用した砂
状物は、使用後は不燃ゴミとして処分すればよく、埋立
地等に埋設しても問題ない。また、畜舎等で大量に使用
した砂状物は、畑に対して堆肥や土壌改良材として散布
できる。
【0042】[実施例3]上記実施例1と同様にして調
製した抗菌性シリカゲル微粒子の他に、製紙スラッジ,
吸水性ポリマー,シリカゲル微粒子を混合する。製紙ス
ラッジは、製紙の過程で発生する廃棄物で、パルプを主
成分とし、50〜70重量%の水分を含んでいる。吸水
性ポリマーは、市販のポリビニルアルコール,カルボキ
シメチルセルロース等の水溶性の化合物あるいは高分子
吸収体である。シリカゲル微粒子は、平均粒径30μ
m、表面積400m2/g、SiO2を99.5重量%以
上の物理的特性を有するものである。
製した抗菌性シリカゲル微粒子の他に、製紙スラッジ,
吸水性ポリマー,シリカゲル微粒子を混合する。製紙ス
ラッジは、製紙の過程で発生する廃棄物で、パルプを主
成分とし、50〜70重量%の水分を含んでいる。吸水
性ポリマーは、市販のポリビニルアルコール,カルボキ
シメチルセルロース等の水溶性の化合物あるいは高分子
吸収体である。シリカゲル微粒子は、平均粒径30μ
m、表面積400m2/g、SiO2を99.5重量%以
上の物理的特性を有するものである。
【0043】これらの各成分を、抗菌性シリカゲル微粒
子1重量%,製紙スラッジ70重量%,吸水性ポリマー
5重量%,シリカゲル微粒子24重量%の割合で混合し
た。更に、この混合物と水とを6対4の割合で混合し、
撹拌機を使って充分に撹拌して泥状化した。そして、そ
の泥状物を細棒状に成形し、更に、これを長さ10〜2
0mmに切断した。そして、更に、振動機によって粒状
化し、それを乾燥した結果、平均粒子径として5〜30
メッシュ程度の粒径に揃った砂状物が得られた。
子1重量%,製紙スラッジ70重量%,吸水性ポリマー
5重量%,シリカゲル微粒子24重量%の割合で混合し
た。更に、この混合物と水とを6対4の割合で混合し、
撹拌機を使って充分に撹拌して泥状化した。そして、そ
の泥状物を細棒状に成形し、更に、これを長さ10〜2
0mmに切断した。そして、更に、振動機によって粒状
化し、それを乾燥した結果、平均粒子径として5〜30
メッシュ程度の粒径に揃った砂状物が得られた。
【0044】以上のように調製された飼育動物排泄物処
理用砂状物を用いると、動物の排泄物は充分に吸収さ
れ、悪臭が拡散することもなく、清潔である。また、廃
棄物として処分される製紙スラッジを利用しているの
で、安価に製造することができ、天然の砂よりも軽量な
ので、きわめて持ち運びやすく、一般ゴミとして廃棄し
て、焼却処分することもできる。
理用砂状物を用いると、動物の排泄物は充分に吸収さ
れ、悪臭が拡散することもなく、清潔である。また、廃
棄物として処分される製紙スラッジを利用しているの
で、安価に製造することができ、天然の砂よりも軽量な
ので、きわめて持ち運びやすく、一般ゴミとして廃棄し
て、焼却処分することもできる。
【0045】[実施例4] (1)砂場用砂状物の調製 上記実施例1と同様にして調製した抗菌性シリカゲル微
粒子の他に、有機又は無機バインダーを少量加えて泥状
に混和した。なお、有機バインダーとしては、ポリエチ
レン,ポリプロピレン等を用いることができる。無機バ
インダーとしては、MgO,Al2O3,ゼオライト,白
土,けいそう土等を用いることができる。
粒子の他に、有機又は無機バインダーを少量加えて泥状
に混和した。なお、有機バインダーとしては、ポリエチ
レン,ポリプロピレン等を用いることができる。無機バ
インダーとしては、MgO,Al2O3,ゼオライト,白
土,けいそう土等を用いることができる。
【0046】次に、各種形状の押出孔を有する金型を備
えた成形機によって、押し出し成形すると共に、細かく
裁断して乾燥した。その結果、錠剤形,星形,丸形,四
角形,三角形など、種々の形状にされた砂状物が得られ
た。 (2)砂状物の着色 上記砂状物に対し、以下の方法により様々な色の着色を
施した。
えた成形機によって、押し出し成形すると共に、細かく
裁断して乾燥した。その結果、錠剤形,星形,丸形,四
角形,三角形など、種々の形状にされた砂状物が得られ
た。 (2)砂状物の着色 上記砂状物に対し、以下の方法により様々な色の着色を
施した。
【0047】まず、第1に、イングレイン ブルー 5
[Ingrain Blue 5](中央合成化学(株)社製のC染料)
1gをエタノール1000gに溶解し、その液に上記
(1)で調製した砂状物500gを5分間漬け、その
後、砂状物を引き上げ、水1000gの中に入れ80〜
90℃にする。その後、砂状物を取り出すと、砂状物が
青く染色できた。この砂状物は、水に接しても色素が流
出しなかった。
[Ingrain Blue 5](中央合成化学(株)社製のC染料)
1gをエタノール1000gに溶解し、その液に上記
(1)で調製した砂状物500gを5分間漬け、その
後、砂状物を引き上げ、水1000gの中に入れ80〜
90℃にする。その後、砂状物を取り出すと、砂状物が
青く染色できた。この砂状物は、水に接しても色素が流
出しなかった。
【0048】第2に、ベイシック イエロー 21[Bas
ic Yellow 21](ファーレンファブリッケン バイヤー
A.G.[Farlenfabriken Bayer A.G.]社製のアストラ
ゾン イエロー 7GLL[Astrazon Yellow 7GLL])1
gをエタノール100gに溶解し、その液を水100K
gにて希釈し、その液に上記(1)で調製した砂状物5
00gを3分間漬け、その後、砂状物を引き上げ、常温
の流水1000gで洗い流した。その結果、砂状物が黄
色く染色された。この砂状物は、水に接しても色素が流
出しなかった。
ic Yellow 21](ファーレンファブリッケン バイヤー
A.G.[Farlenfabriken Bayer A.G.]社製のアストラ
ゾン イエロー 7GLL[Astrazon Yellow 7GLL])1
gをエタノール100gに溶解し、その液を水100K
gにて希釈し、その液に上記(1)で調製した砂状物5
00gを3分間漬け、その後、砂状物を引き上げ、常温
の流水1000gで洗い流した。その結果、砂状物が黄
色く染色された。この砂状物は、水に接しても色素が流
出しなかった。
【0049】第3に、ベイシック レッド 46[Basic
Red 46](シバ−ゲイジー[CIBA-GEIGY]社製のマキシロ
ン レッド GRL200%[Maxilon Red GRL200%])
1gをエタノール100gに溶解し、その液を水100
Kgにて希釈し、その液に上記(1)で調製した砂状物
500gを3分間漬け、その後、砂状物を引き上げ、5
0℃の流水1000gで洗い流した。その結果、砂状物
が赤く染色でき、水に接しても色素が流出しなかった。
Red 46](シバ−ゲイジー[CIBA-GEIGY]社製のマキシロ
ン レッド GRL200%[Maxilon Red GRL200%])
1gをエタノール100gに溶解し、その液を水100
Kgにて希釈し、その液に上記(1)で調製した砂状物
500gを3分間漬け、その後、砂状物を引き上げ、5
0℃の流水1000gで洗い流した。その結果、砂状物
が赤く染色でき、水に接しても色素が流出しなかった。
【0050】第4に、マキシロン ブリリアント グリ
ーン 3G[Maxilon Brilliant Green 3G](シバ−ゲイ
ジー[CIBA-GEIGY]社製)1gを用い、上記第3の手順と
同様にして上記(1)で調製した砂状物を着色した。そ
の結果、砂状物は緑色に染色でき、水に接しても色素が
流出しなかった。
ーン 3G[Maxilon Brilliant Green 3G](シバ−ゲイ
ジー[CIBA-GEIGY]社製)1gを用い、上記第3の手順と
同様にして上記(1)で調製した砂状物を着色した。そ
の結果、砂状物は緑色に染色でき、水に接しても色素が
流出しなかった。
【0051】第5に、ベイシック レッド 1[Basic R
ed 1](田岡化学工業(株)社製のローダミン 6GCP
[Rhodamin 6GCP])1gを用い、上記第3の手順と同様
にして上記(1)で調製した砂状物を着色した。その結
果、砂状物がピンク色に染色でき、水に接しても色素が
流出しなかった。
ed 1](田岡化学工業(株)社製のローダミン 6GCP
[Rhodamin 6GCP])1gを用い、上記第3の手順と同様
にして上記(1)で調製した砂状物を着色した。その結
果、砂状物がピンク色に染色でき、水に接しても色素が
流出しなかった。
【0052】第6に、ベーシック ヴァイオレット 1
[Basic Violet 1](東京化学社製のメチル ヴァイオレ
ット スーパー R.B[Methyl Violet Super R.B con
c])1gを用い、上記第3の手順と同様にして上記
(1)で調製した砂状物を着色した。その結果、砂状物
が紫色に染色でき、水に接しても色素が流出しなかっ
た。
[Basic Violet 1](東京化学社製のメチル ヴァイオレ
ット スーパー R.B[Methyl Violet Super R.B con
c])1gを用い、上記第3の手順と同様にして上記
(1)で調製した砂状物を着色した。その結果、砂状物
が紫色に染色でき、水に接しても色素が流出しなかっ
た。
【0053】以上のように調製された砂場用砂状物を用
いても、雑菌の繁殖等は抑制され、清潔で安全な砂場に
なる。また、特に、様々な形状や色を有する砂粒からな
る砂場を構築できるので、従来にないユニークな砂場に
することができ、子供が楽しく砂遊びをすることができ
る。しかも、水に洗われても色素が流出しないので、雨
に晒される砂場であっても退色を抑制することができ、
また、子供の衣服に着色することもない。なお、上記砂
状物の各形状や色は、適当に組み合わせることができ、
例えば、青一色で海をイメージさせる砂場としたり、種
々の色を混合して虹をイメージさせる砂場としたりする
ことができる。
いても、雑菌の繁殖等は抑制され、清潔で安全な砂場に
なる。また、特に、様々な形状や色を有する砂粒からな
る砂場を構築できるので、従来にないユニークな砂場に
することができ、子供が楽しく砂遊びをすることができ
る。しかも、水に洗われても色素が流出しないので、雨
に晒される砂場であっても退色を抑制することができ、
また、子供の衣服に着色することもない。なお、上記砂
状物の各形状や色は、適当に組み合わせることができ、
例えば、青一色で海をイメージさせる砂場としたり、種
々の色を混合して虹をイメージさせる砂場としたりする
ことができる。
【0054】以上本発明の実施例をいくつか説明した
が、本発明はこれらに限定されず、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内の種々なる態様を採用することができる。
例えば、実施例では、抗菌性物質の担体としてシリカゲ
ルの微粒子を用いたが、砂粒大のシリカゲルを担体とし
ても良く、この場合、成形加工などを施すことなくその
まま砂粒大の抗菌性粒子として使用できる。
が、本発明はこれらに限定されず、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内の種々なる態様を採用することができる。
例えば、実施例では、抗菌性物質の担体としてシリカゲ
ルの微粒子を用いたが、砂粒大のシリカゲルを担体とし
ても良く、この場合、成形加工などを施すことなくその
まま砂粒大の抗菌性粒子として使用できる。
【0055】また、実施例では、抗菌性粒子を天然の砂
又はシリカゲルに添加する例(実施例1,2)、抗菌性
粒子を成形加工する例(実施例3,4)を示したが、こ
れら天然の砂、シリカゲル、成形加工した粒子等を、適
当な比率で混合して砂状物を得てもよい。天然の砂は、
他に比べて安価に入手可能なので、砂状物全体のコスト
ダウンに寄与し、シリカゲルは、特に脱臭性能、脱水性
能の向上に寄与し、上記成形加工した粒子は、特に吸水
性能の向上に寄与する。したがって、砂場用あるいは飼
育動物排泄物処理用等といった用途に応じて、また、市
場のニーズに見合う価格を設定できるように、適切な配
合比率を選ぶことができる。
又はシリカゲルに添加する例(実施例1,2)、抗菌性
粒子を成形加工する例(実施例3,4)を示したが、こ
れら天然の砂、シリカゲル、成形加工した粒子等を、適
当な比率で混合して砂状物を得てもよい。天然の砂は、
他に比べて安価に入手可能なので、砂状物全体のコスト
ダウンに寄与し、シリカゲルは、特に脱臭性能、脱水性
能の向上に寄与し、上記成形加工した粒子は、特に吸水
性能の向上に寄与する。したがって、砂場用あるいは飼
育動物排泄物処理用等といった用途に応じて、また、市
場のニーズに見合う価格を設定できるように、適切な配
合比率を選ぶことができる。
【0056】更に、実施例3では、抗菌性と吸水性とを
兼ね備えた粒子を成形したが、吸水性のみを備えた粒子
に、実施例1の如き抗菌性粒子を添加するだけでも、実
施例3同様の性能を有する砂状物が得られる。より具体
的には、例えば、シリカゲル,製紙スラッジ,吸水性ポ
リマーから選ばれる少なくとも1種を含む組成物を砂粒
大に成形して吸水性粒子とし、これに抗菌性粒子を混ぜ
合わせて砂状物を得るとよい。
兼ね備えた粒子を成形したが、吸水性のみを備えた粒子
に、実施例1の如き抗菌性粒子を添加するだけでも、実
施例3同様の性能を有する砂状物が得られる。より具体
的には、例えば、シリカゲル,製紙スラッジ,吸水性ポ
リマーから選ばれる少なくとも1種を含む組成物を砂粒
大に成形して吸水性粒子とし、これに抗菌性粒子を混ぜ
合わせて砂状物を得るとよい。
【0057】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、砂状物に雑
菌が繁殖せず、回虫卵を死滅させることもできるので、
砂状物をきわめて清潔な状態に保つことができる。した
がって、砂場用の砂として利用した場合には、子供に雑
菌等が感染したりする心配がない。また、飼育動物排泄
物処理用の砂として利用した場合には、家屋内に設置し
ておいても不衛生にならず、同じく住人に雑菌等が感染
したりする心配がない。特に、シリカゲルによる脱水・
脱臭作用もあるため、排泄物が固化しやすく、また、悪
臭も吸着され、家屋内に設置するのにはきわめて好適な
ものである。更に、砂状物が汚れてきたら、埋設しても
環境を汚染する心配がないので、不燃ゴミとして処分で
き、あるいは、堆肥や土壌改良材として有効利用を図る
こともできる。
菌が繁殖せず、回虫卵を死滅させることもできるので、
砂状物をきわめて清潔な状態に保つことができる。した
がって、砂場用の砂として利用した場合には、子供に雑
菌等が感染したりする心配がない。また、飼育動物排泄
物処理用の砂として利用した場合には、家屋内に設置し
ておいても不衛生にならず、同じく住人に雑菌等が感染
したりする心配がない。特に、シリカゲルによる脱水・
脱臭作用もあるため、排泄物が固化しやすく、また、悪
臭も吸着され、家屋内に設置するのにはきわめて好適な
ものである。更に、砂状物が汚れてきたら、埋設しても
環境を汚染する心配がないので、不燃ゴミとして処分で
き、あるいは、堆肥や土壌改良材として有効利用を図る
こともできる。
【0058】中でも、請求項3又は請求項6記載の砂状
物は、脱臭性能、吸水性能が優れているので、飼育動物
排泄物処理用として特に好適であり、製紙スラッジなど
焼却可能な成分を多く配合したものについては、通常の
燃えるゴミとしても処分できる。
物は、脱臭性能、吸水性能が優れているので、飼育動物
排泄物処理用として特に好適であり、製紙スラッジなど
焼却可能な成分を多く配合したものについては、通常の
燃えるゴミとしても処分できる。
【0059】また、請求項2記載の砂状物は、比較的容
易に製造できるので、安価に提供することができる。請
求項5記載の砂状物についても、全体の原価を低く抑え
ることができ、安価に提供することができる。更に、請
求項3又は請求項4記載の砂状物は、抗菌性物質に揮発
性などがないので、抗菌効果を長く持続させることがで
きる。特に、請求項4記載の砂状物は、抗菌性能が優れ
ているので望ましい。
易に製造できるので、安価に提供することができる。請
求項5記載の砂状物についても、全体の原価を低く抑え
ることができ、安価に提供することができる。更に、請
求項3又は請求項4記載の砂状物は、抗菌性物質に揮発
性などがないので、抗菌効果を長く持続させることがで
きる。特に、請求項4記載の砂状物は、抗菌性能が優れ
ているので望ましい。
【0060】加えて、請求項7又は請求項8記載の砂状
物によれば、天然の砂とは異なる形状や色により、従来
とは全く異なる、付加価値の高い砂状物となる。
物によれば、天然の砂とは異なる形状や色により、従来
とは全く異なる、付加価値の高い砂状物となる。
【図1】 実施例の砂状物のアンモニア吸着性能を、天
然の砂に対する吸着率で表したグラフである。
然の砂に対する吸着率で表したグラフである。
【図2】 実施例の砂状物の酢酸吸着性能を、天然の砂
に対する吸着率で表したグラフである。
に対する吸着率で表したグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西野 敦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 冨岡 敏一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−192021(JP,A) 特開 平2−306904(JP,A) 特開 平8−3009(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01N 25/08 A01K 1/015 A01N 25/12
Claims (9)
- 【請求項1】 少なくとも抗菌性物質を担持させたシリ
カゲルを含み、さらに、製紙スラッジ,および吸水性ポ
リマーから選ばれる少なくとも1種を含む抗菌性粒子
で、一部又は全部が構成されていることを特徴とする砂
場用又は飼育動物排泄物処理用の砂状物。 - 【請求項2】 請求項1記載の砂場用又は飼育動物排泄
物処理用の砂状物において、 前記抗菌性粒子が、前記抗菌性物質を担持させた砂粒大
のシリカゲルからなることを特徴とする砂場用又は飼育
動物排泄物処理用の砂状物。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の砂場用
又は飼育動物排泄物処理用の砂状物において、 前記抗菌性物質が、銀,銅,および亜鉛から選ばれる少
なくとも1種の塩あるいは錯塩からなることを特徴とす
る砂場用又は飼育動物排泄物処理用の砂状物。 - 【請求項4】 請求項3記載の砂場用又は飼育動物排泄
物処理用の砂状物において、 前記抗菌性物質が、チオスルファト銀錯塩であることを
特徴とする砂場用又は飼育動物排泄物処理用の砂状物。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
砂場用又は飼育動物排泄物処理用の砂状物において、 前記抗菌性粒子の他に、天然の砂が加えられていること
を特徴とする砂場用又は飼育動物排泄物処理用の砂状
物。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の
砂場用又は飼育動物排泄物処理用の砂状物において、 前記抗菌性粒子の他に、シリカゲル,製紙スラッジ,吸
水性ポリマーから選ばれる少なくとも1種を含む組成物
を砂粒大に成形したものが加えられていることを特徴と
する砂場用又は飼育動物排泄物処理用の砂状物。 - 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の
砂場用又は飼育動物排泄物処理用の砂状物において、 前記砂粒大の粒子が、所定の形状に成形されていること
を特徴とする砂場用又は飼育動物排泄物処理用の砂状
物。 - 【請求項8】 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の
砂場用又は飼育動物排泄物処理用の砂状物において、 前記砂粒大の粒子が、所定の色で着色されていることを
特徴とする砂場用又は飼育動物排泄物処理用の砂状物。 - 【請求項9】 チオスルファト銀錯塩を担持させたシリ
カゲルにより抗菌性を付与された抗菌性粒子で、一部又
は全部が構成されていることを特徴とする砂場用又は飼
育動物排泄物処理用の砂状物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25531794A JP3200305B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 砂場用又は飼育動物排泄物処理用の砂状物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25531794A JP3200305B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 砂場用又は飼育動物排泄物処理用の砂状物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08119802A JPH08119802A (ja) | 1996-05-14 |
| JP3200305B2 true JP3200305B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=17277108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25531794A Expired - Fee Related JP3200305B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 砂場用又は飼育動物排泄物処理用の砂状物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3200305B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BR9606813A (pt) * | 1995-11-30 | 1997-12-30 | Clariant Finance Bvi Ltd | Método para controlar amônia infestação por artrópodes e para reduzir estresse de animal em criação de animais com crescimento confinado |
| US7183345B2 (en) * | 2001-06-29 | 2007-02-27 | Stockhausen Gmbh | Superabsorbent carboxyl-containing polymers with odor control properties and method for preparation |
| US6810957B2 (en) * | 2001-11-14 | 2004-11-02 | Bechtel Bwxt Idaho, Llc | Well constructions with inhibited microbial growth and methods of antimicrobial treatment in wells |
| ATE286650T1 (de) * | 2001-12-15 | 2005-01-15 | Arno Knof Consulting Gmbh | Katzenstreu |
| KR102776580B1 (ko) * | 2024-05-13 | 2025-03-04 | 김재형 | 친환경 천연모래를 이용한 고양이 모래 및 그 제조방법 |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP25531794A patent/JP3200305B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08119802A (ja) | 1996-05-14 |
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