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JP3290261B2 - 表面保護材用感圧性接着組成物および表面保護材 - Google Patents

表面保護材用感圧性接着組成物および表面保護材

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Publication number
JP3290261B2
JP3290261B2 JP21293193A JP21293193A JP3290261B2 JP 3290261 B2 JP3290261 B2 JP 3290261B2 JP 21293193 A JP21293193 A JP 21293193A JP 21293193 A JP21293193 A JP 21293193A JP 3290261 B2 JP3290261 B2 JP 3290261B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface protective
protective material
adhesive composition
adhesive
wax
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP21293193A
Other languages
English (en)
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JPH0762312A (ja
Inventor
和人 奥村
信一 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP21293193A priority Critical patent/JP3290261B2/ja
Publication of JPH0762312A publication Critical patent/JPH0762312A/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装板、金属板、樹脂
板等に対する表面保護シートもしくはテープ(以下、表
面保護材という)に使用され、貼合わせ時に良好な接着
性を有し、しかも貼合わせ後の接着力の経時変化が非常
に小さく、かつ実用的な耐候性を有する表面保護材用感
圧性接着組成物、およびそれを用いた表面保護材に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、塗装板、金属板、樹脂板等の表面
保護材に用いられる接着剤として、アクリル系接着剤
や、天然ゴム、ポリイソブチレン等のゴムを主体とする
ゴム系接着剤が汎用され、一部、エチレン−酢酸ビニル
共重合体(EVA)系、スチレン/ブタジエン/スチレ
ンブロック共重合体(SBS)系、スチレン/イソプレ
ン/スチレンブロック共重合体(SIS)系接着剤が使
用されている。しかし、これらは次のような問題点を有
している。
【0003】(1)アクリル系接着剤は、それ自体極性
が高いため、表面保護材貼付け後の接着力の上昇が極め
て大きく、表面保護材を被着体から剥がす際、剥離力が
大きいために作業性が極めて悪く、甚だしい場合には被
着体表面に糊残りを生じる。 (2)ポリイソブチレン、ブロック共重合体系の接着剤
は、アクリル系接着剤に比べ接着力の上昇は小さいもの
の、剥離作業が容易になるレベルではない。 (3)天然ゴム系、EVA系、SIS系、SBS系の接
着剤は、日光等によって短時間に劣化しやすいため、運
搬時や施工時等に表面保護材が屋外にさらされると劣化
により糊残りが生じやすいという耐候性の問題がある。 (4)EVA系の接着剤は熱接着タイプであり、被着体
の表面に多少の凹凸がある場合、感圧では良好な初期接
着力を得ることができない。
【0004】上記(1)、(2)を改良するため、接着
剤中に各種界面活性剤を添加したものが公知である。こ
うした界面活性剤は被着体との界面に存在するときにそ
の効果を発揮するものであるため、被着体が金属板の場
合は有効である。しかし、被着体が塗料を塗装した塗装
板である場合は、これら界面活性剤の分子量は数十から
数百と小さいために、貼付け後接着剤中から被着体の塗
料中への移動が起こる。その結果、界面活性剤が界面に
存在しなくなるため、接着力の上昇を抑制する持続性が
無いという問題がある。また、界面活性剤を極性の低い
ゴム系接着剤に添加すると、相溶性が悪いために被着体
表面を汚染しやすいという問題がある。
【0005】上記(3)の改善策として、各種老化防止
剤、紫外線吸収剤等の添加の検討もなされているが、表
面保護材の特性としては不充分である。また、上記
(4)の改善策として、粘着付与剤やプロセスオイル等
をより多く添加することで接着剤をより軟化させること
が行われているが、凝集力が低下して糊残りしやすくな
り、耐候性も低下するという問題がある。いずれにして
も充分な特性のものが得られていないというのが現状で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、貼合
わせ時に良好な接着性を有し、しかも、貼合わせ後の接
着力の経時変化が非常に小さく、かつ実用的な耐候性を
有する表面保護材用感圧性接着組成物および表面保護材
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成すべく開発されたものである。即ち、本発明は、イソ
ブチレン単位を主成分に持つ重合体100重量部に対
し、酸価3〜90のワックス3〜20重量部が含有され
てなる表面保護材用感圧性接着組成物である。また、基
材上に当該感圧性接着組成物よりなる層を有する表面保
護材である。
【0008】本発明の接着組成物に用いられるイソブチ
レン単位を主成分に持つ重合体としては、ポリイソブチ
レン、イソブチレンとノルマルブチレンのランダム共重
合体、イソブチレンとイソプレンとの共重合体(レギュ
ラーブチルゴム、塩素化ブチルゴム、臭素化ブチルゴ
ム、部分架橋ブチルゴム等)、またはこれらの加硫物も
しくは変性物(水酸基、カルボキシル基、アミノ基、エ
ポキシ基等の官能基で変性したもの)等が挙げられ、好
ましくはポリイソブチレン、イソブチレンとノルマルブ
チレンのランダム共重合体である。ここで、「主成分」
とは、重合体全体におけるイソブチレン単位の割合が5
0重量%以上、特に80重量%以上であることが好まし
い。
【0009】イソブチレン単位を主成分に持つ重合体
は、常温領域で適当な粘弾性を有し、かつ分子内に不飽
和二重結合を殆ど有さないため、当該重合体を用いた接
着組成物は、良好な初期接着性、耐候性を有することが
できる。
【0010】本発明の接着組成物に用いられるワックス
としては、液体状、固体状のいずれでもよく、具体的に
は、合成系ワックスである低分子量ポリエチレンワック
ス、低分子量ポリプロピレンワックス等が挙げられ、好
ましくは低分子量ポリエチレンワックスである。
【0011】本発明においては、当該ワックスの酸価が
3〜90(KOHmg/g、JIS K5902)であることが必要で
あり、好ましくは10〜70である。そのため、上記ワ
ックスに、ジカルボン酸、アクリル酸、マレイン酸等を
グラフト重合させたり、酸素存在下で加熱酸化させて得
られる酸化変性ワックスを使用する。
【0012】また、酸価が3未満ではワックス中の極性
基が少ないため、ワックスの被着体に対する吸着性・親
和性が小さくなり、結果として貼付け後にワックスが界
面に出てこず、経時による接着力の上昇を抑制する効果
が得られない。酸価が90を越えるものは被着体に対す
る吸着性・親和性が大きすぎるため、ワックスが界面に
出すぎて初期の接着性が低下し、良好な貼合わせ性が得
られない。
【0013】さらに、当該接着組成物においては、上記
イソブチレン単位を主成分に持つ重合体100重量部に
対し、当該酸化ワックスを3〜30重量部含有させるこ
とが必要であり、3〜20重量部含有させることが好ま
しい。酸化ワックスの添加量が3重量部未満では経時に
よる接着力の上昇を抑制する効果が得られず、30重量
部を越えると界面に出てくるワックスが多すぎて初期の
接着性が低下し、良好な貼合わせ性が得られない。
【0014】また、これらワックスの分子量は通常1,00
0 〜10,000であり、被着体が塗装板であっても、貼付け
後に接着組成物中から被着体の塗料中へのワックスの移
動は起こらない。
【0015】なお、当該酸化ワックスは、経時による接
着力の上昇を抑制するために使用しているが、上記イソ
ブチレン単位を主成分に持つ重合体に配合した場合に、
その効果が最もよく現れる。
【0016】本発明の接着組成物には、さらに目的に応
じて、通常用いられる老化防止剤、紫外線吸収剤等の如
き各種材料を、本発明の主旨に反しない範囲で使用して
もよい。
【0017】さらに、下記基材上に、上記接着組成物を
接着剤層として形成させることにより、表面保護材を作
成することができる。
【0018】表面保護材の基材としては、従来既知のも
のが使用され、例えばポリオレフィン系フィルム等が挙
げられ、好ましくはポリプロピレン系フィルム、ポリエ
チレン系フィルム、あるいはそれらのブレンド物からな
るフィルムである。なお、必要に応じて、これらのフィ
ルムに接着処理(コロナ処理、下塗処理等)や背面処理
等を行うことも可能である。
【0019】当該表面保護材において、接着剤層の厚さ
は、好ましくは1〜200μm、より好ましくは1〜5
0μmであり、基材の厚さは、好ましくは5〜300μ
m、より好ましくは10〜100μmである。
【0020】当該表面保護材は、例えば接着組成物を有
機溶剤に溶解し、常法により基材上に塗布することによ
って容易に製造することができる。また、基材材料のポ
リオレフィン系樹脂等と接着組成物との溶融共押出しに
ても容易に製造することができる。
【0021】
【実施例】以下の実施例により本発明をより詳細に説明
するが、これらに限定されるものではない。また、本文
中に部とあるのはすべて重量部を示す。
【0022】実施例1〜2,比較例1〜11 基材として、片面コロナ処理した40μmのポリプロピ
レン/ポリエチレンのブレンドフィルム(組成比70/
30)を用い、このコロナ処理面に、表1に示した組成
の接着組成物を固形分(乾燥後の膜厚)で5μmになる
ようにロールコーターを用いて溶液塗布し、80℃で2
分乾燥して表面保護材を作成した。
【0023】
【表1】
【0024】実験例1 上記表面保護材をラミネーターを用いてメラミン系塗装
板に貼合わせ(貼合わせ圧力70N/cm、貼合わせ速
度5m/min)、接着力と耐候性の試験を以下のよう
にして行った。その結果を表2に示す。
【0025】(1)接着力 表面保護材貼付け後30分後に、剥離角度180°、引
っ張り速度0.3m/minの条件で測定した接着力を
初期値とし、70℃加熱促進テスト3日(アレニウス式
で換算すると室温で約1年に相当)後にも上記と同様に
して接着力を測定した。
【0026】(2)耐候性 屋外にサンプルを固定し、屋外暴露テストを行った。暴
露後、10,20,30,90日後に表面保護材を剥離
し、その時の糊残り・汚染の有無を調べた。糊残り・汚
染が見られなかった場合は○、糊残り・汚染が見られた
場合は×とした。
【0027】
【表2】
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、貼合わせ時に良好な接
着性を有し、しかも貼合わせ後の接着力の経時変化が非
常に小さく、かつ実用的な耐候性を有する表面保護材用
感圧性接着組成物および表面保護材を提供でき、その工
業的価値は大である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09J 123/22 C09J 7/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イソブチレン単位を主成分に持つ重合体
    100重量部に対し、酸価3〜90のワックス3〜20
    重量部が含有されてなる表面保護材用感圧性接着組成
    物。
  2. 【請求項2】 基材上に請求項1記載の感圧性接着組成
    物よりなる層を有する表面保護材。
JP21293193A 1993-08-27 1993-08-27 表面保護材用感圧性接着組成物および表面保護材 Expired - Lifetime JP3290261B2 (ja)

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