JP3279351B2 - 外用殺菌消毒布の製造法 - Google Patents
外用殺菌消毒布の製造法Info
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Description
肌にやさしくかつすぐれた殺菌消毒作用と抗炎症作用を
示す外用殺菌消毒布を製造する方法に関するものであ
る。
患部を保護するに際しては、従来は殺菌性を有する薬剤
で患部を殺菌消毒した後、その上からガーゼ、包帯、サ
ポータ、テーピング材料などの保護材料を適用するのが
常であった。
り軟膏を塗布したガーゼ等の保護材料を直接患部に適用
することもなされている。
を含んでいるアロエの葉肉を患部に当ててから包帯など
で仮どめするというように、植物の持つ抗菌性を利用す
る方法も民間療法ではなされている。
る方法は、殺菌性合成薬剤を用いる方法に比べて穏やか
であり、自然志向の趨勢に沿うことになる。また指につ
いた液汁を口にふくむなどの誤用をした場合でも安全で
ある。
ロエの葉肉を患部に当てるというような方法は、自宅で
は可能でも、外出中や勤務中には採用しがたい。もし如
何なる場においても違和感のない使用をすることが可能
であれば、その有用性は大きいものとなる。
然材料を利用しながらも、使い勝手がよく、違和感もな
く、しかもすぐれた殺菌消毒作用と抗炎症作用を発揮す
る外用殺菌消毒布を製造する方法を提供することを目的
とするものである。
の製造法は、天然繊維からなる布状物を、タンニン酸を
含む反応液と接触させることによりタンニン酸と反応さ
せた後、さらに吐酒石を含む反応液と接触させて吐酒石
と反応させ、さらに金属イオンを含む触媒液と接触させ
ることにより触媒と反応させた後、薬用植物抽出分を含
む反応液と接触させて該液中の有効成分と反応させるこ
とを特徴とするものである。
維から作られた布状物(織布、編布、不織布)、あるい
は綿繊維、絹繊維、麻繊維などを併用して混紡・交織・
交編・混抄して作製した布状物が用いられる。ただし少
数割合であれば天然繊維以外の繊維を含んでいてもよ
い。
き、精練、漂白などを行ってから、これをまずタンニン
酸を含む反応液と接触反応させてタンニン酸と反応させ
る。
いることもできるが、五倍子、没食子などタンニン酸を
多量に含む高タンニン酸含有植物の抽出物またはその半
精製物をそのまま用いることも好ましい。五倍子は60
〜75%程度、没食子は55〜65%程度のタンニン酸
を含んでいる。なお精製タンニン酸も、五倍子や没食子
を粉砕してエーテルとエタノールとの混合液で抽出し、
浸出液に水を加えてタンニン酸を水に移し、さらに必要
に応じて精製処理を行うことにより取得されるので、天
然物であるということができる。
0〜100倍程度(殊に20〜60倍程度)、浴温は5
0〜95℃程度(殊に60〜90℃程度)、反応時間は
10分〜2時間程度(殊に20分〜1.5時間程度)、
タンニン酸濃度は布重量に対し5〜60重量%程度とす
ることが多いが、必ずしもこれらの範囲に限定されるも
のではない。
せるために吐酒石(酒石酸アンチモンカリ)を含む反応
液と接触させる。これにより、タンニン酸の抗菌性を損
なうことなくタンニン酸の固着が可能となる。
100倍程度(殊に20〜60倍程度)、浴温は50〜
95℃程度(殊に60〜90℃程度)、反応時間は10
分〜2時間程度(殊に20分〜1.5時間程度)、吐酒
石濃度は布重量に対し1〜30重量%程度とすることが
多いが、必ずしもこれらの範囲に限定されるものではな
い。
応させた布状物は、これをさらに金属イオンを含む触媒
液と接触させることにより触媒と反応させた後、薬用植
物抽出分を含む反応液と接触させて該液中の有効成分と
反応させる。
ギ灰、ヒサカキ灰、クヌギ灰、アカザ灰、早稲藁灰など
の草木灰(木灰や藁灰)を用いることが好ましい。これ
らの草木灰は、アルミニウムイオンのほか、薬用植物抽
出分中の有効成分の固着に有用な他の金属イオンやアル
カリ物質を含んでいる。
木灰に代えて、アルミニウム塩、鉄塩、銅塩、スズ塩、
クロム塩なども、人体に無害である限りにおいて触媒と
して用いることができる。
00倍程度(殊に20〜60倍程度)、浴温は常温ない
し沸騰温度、処理時間は10分〜1時間程度とすること
が多いが、必ずしもこの範囲に限定されるものではな
い。
ダ(オウバク)、シコン、オウレン、訶子、クジン、ウ
コン、ジオウ、ベニバナ、スオウ、アロエ、オウゴン、
サイコ、シャクヤク、ブクリョウ、トウキ、センキュ
ウ、ケイヒ、カンゾウ、ゲンノショウコ、レンギョウ、
シロナンテン、チモ、チョウジ、カイカ、オウギ、チ
ユ、ヨモギ、アセンヤク、クチナシ、ショウキョウ、ボ
タンビ、チョウジ、タンジン、サンズコン、ジャショウ
シ、ウワウルシ、クマザサ、コウボク、シャゼンシ、オ
ウヒ、キンギンカ、イチョウ、ビャッキョウサン、ハク
ガイシ、ハクセンピ、ショウブコン、センブリ、ビャク
シ、オトギリソウ、ケイガイ、カシワバ、ハッカ、ボウ
フウ、キキョウ、ドクカツ、ソウジツ、カラゴマ、ゴボ
ウシ、モクソウ、マオウ、キョウニン、ヨクイニン、ニ
ンドウ、ベニバナ、グイオウ、サンシシ、サイコ、ショ
ウガ、モクツウ、ソウジュツ、ゴマニン、キコク、霊
芝、熟地黄などの植物の水または有機溶剤あるいはこれ
らの混合溶剤による抽出分があげられる。これらの薬用
植物抽出分は1種または2種以上を組み合わせて用いる
ことができる。
ては、たとえば、黄連、黄柏、黄ごん、山梔子を1:
1:3:2の比率で混合して一定時間抽出したものは、
漢方処方の一つである黄連解毒湯に相当する。この処方
は、かゆみ、皮膚掻痒症、ジンマ疹に薬能があるとされ
ている。
1、唐胡麻1.5g、蒼朮2g、蝉退1g、牛蒡子2、
知母1.5、石膏3、甘草1、木通2をこの比率で混合
して一定時間抽出したものは、漢方処方の一つである消
風散に相当し、分泌物が多くかゆみのある湿疹、ジンマ
疹、水虫に薬能効果があるとされている。
この比率で混合抽出した抽出分は、漢方処方名麻杏よく
甘湯で、指掌角化症、水虫や、特にイボに薬能効果があ
るとされている。
出すれば、漢方処方名葛根湯、十味敗毒湯、荊芥連翹
湯、苦参湯、荊防敗毒散、蛇床子湯等の種々のタイプの
皮膚病に多用されている処方の、薬能効果を付加した布
生地を得ることができる。
量に対し10〜100倍程度(殊に20〜60倍程
度)、浴温は50〜95℃程度(殊に60〜90℃程
度)、処理時間は20分〜3時間程度(殊に30分〜2
時間程度)とすることが多いが、必ずしもこの範囲に限
定されない。有効成分の濃度は広い範囲から選択しう
る。
などの後処理を行ってから、自然乾燥または熱風乾燥す
る。
る。外用殺菌消毒布とは、ガーゼ、包帯、サポータ、テ
ーピング材料、あるいは患部と接触する部位に適用する
布片や布地などを言う。下着類、靴下類、手袋、シー
ツ、マスク、ネッカチーフ、履物内装材、時計バンドな
どであっても、外用殺菌消毒を目的とするときにはここ
で言う外用殺菌消毒布に含まれる。
応液と接触させることによりタンニン酸と反応させた
後、吐酒石を含む反応液と接触させて吐酒石と反応させ
ることにより得られる布状物は、人体には無害でありな
がら、すぐれた殺菌消毒作用および抗炎症作用を発揮す
る。そのため、この布状物を患部と接触する用い方をす
ると、火傷、創傷、湿疹、かぶれ、ただれ、かゆみ、あ
せも、しもやけ、虫さされ、アレルギー性皮膚炎、靴ず
れ、化膿性皮膚炎などに対しすぐれた治癒効果を示す。
におけるような湿潤状態になく、外観的には通常の布状
物と変らない。
応させ、ついで吐酒石と反応させた布状物を、さらに金
属イオンを含む触媒液と接触させることにより触媒と反
応させた後、薬用植物抽出分を含む反応液と接触させて
該液中の有効成分と反応させているので、その有効成分
の持つ薬効が付加される。この場合、触媒との反応およ
び薬用植物抽出分の有効成分との反応は、タンニン酸と
の反応による殺菌消毒性を損なわない。
わらず、上記のタンニン酸反応および吐酒石反応の後、
それをさらに触媒反応および抽出分有効成分反応させた
後の布状物を繰り返し洗濯しても、その殺菌消毒作用お
よび抗炎症作用はほとんど低下しない。なお、タンニン
酸および吐酒石との反応を行わないで布状物を触媒およ
び薬用植物抽出分の有効成分と反応させても、抽出分中
の有効成分は布状物に充分には担持されず、また担持さ
れたものもわずか1回の洗濯で大部分が消失する。
る。以下「%」とあるのは重量%である。なお「%ow
f」とあるのは、布重量に対するパーセントを意味す
る。
ml(浴比1:25、酢酸0.2mlを含む)中に投入
し、撹拌しながら80℃まで加温し、この温度で約30
分加熱した後、水洗、脱水を行って予備処理した。
wf)を水2500ml(浴比1:25)に溶解して反
応液を調製し、この反応液中に上記で酢酸処理した綿生
地を投入し、約85℃まで加温してから約1時間撹拌反
応させ、ついで自然冷却して一夜放置した。放置後の溶
液に吐酒石8gを加え、常温にて約1時間撹拌反応させ
た後、水洗、脱水、乾燥を行った。
が得られたので、それを適当な長さに裁断して創傷治療
中の腕に嵌め込んだところ、消毒液の塗布を行わなくて
も好ましい創傷治癒効果および抗炎症効果が得られた。
またこの反応後の綿生地を洗濯に供してから再使用して
も、洗濯前と変らぬ効果が得られた。
用いて抗菌力新評価法(防菌防黴、16,2,49−5
7(1988))に準じて抗菌力試験を行ったところ
(培地:ニュートリエントブロス、ニュートリエント寒
天培地、試験菌:Escherichia coli
ATCC 25922、Staphylococcus
aureus ATCC 25923)、これらの試験
株に対して下記のように明らかな抗菌性が認められた。 ・ E.coli ATCC 25922 初発菌数:4.50×106 cells/g(cloth) 生菌数: 0 cells/g(cloth) Controlは 3.05×106 cells/g(clo th) 活性CA(殺菌): 100% ・ S.aureus ATCC 25923 初発菌数:4.95×105 cells/g(cloth) 生菌数: 0 cells/g(cloth) Controlは 4.48×106 cells/g(clo th) 活性CA(殺菌): 100%
生地80gを、触媒としてのサワフタギ灰40gを水2
000ml(浴比1:25)に懸濁させた触媒液中に投
入し、約85℃まで加温してから約20分撹拌反応させ
た後、水洗を2回行い、さらに脱水を行った。
%owf)を水500mlに加え、約1時間還流するこ
とにより抽出を行い、キハダ抽出分を含む水溶液を得
た。
を625ml(浴比1:25)とし、上記の触媒反応を
行った綿生地25gを投入し、撹拌しながら温度85℃
まで加温し、この温度で約1時間加熱して反応させた。
反応後、水洗、脱水、乾燥を行った。
いて参考例1の場合と同様にして抗菌力試験を行ったと
ころ、E.coli ATCC 25922に対しては
活性CA(殺菌)100%、S.aureus ATC
C 25923に対しても活性CA(殺菌)100%と
いう結果が得られた。
石反応後の綿生地80gを、触媒としてのサワフタギ灰
40gを水2000ml(浴比1:25)に懸濁させた
触媒液中に投入し、約85℃まで加温してから約20分
撹拌反応させた後、水洗を2回行い、さらに脱水を行っ
た。
%owf)を水500mlに加え、約1時間還流するこ
とにより抽出を行い、クジン抽出分を含む水溶液を得
た。
を675ml(浴比1:25)とし、上記の触媒反応を
行った綿生地25gを投入し、撹拌しながら温度85℃
まで加温し、この温度で約1時間加熱して反応させた。
反応後、水洗、脱水、乾燥を行った。
いて参考例1の場合と同様にして抗菌力試験を行ったと
ころ、E.coli ATCC 25922に対しては
活性CA(殺菌)100%、S.aureus ATC
C 25923に対しても活性CA(殺菌)100%と
いう結果が得られた。
石反応後の綿生地80gを、触媒としてのサワフタギ灰
40gを水2000ml(浴比1:25)に懸濁させた
触媒液中に投入し、約85℃まで加温してから約20分
撹拌反応させた後、水洗を2回行い、さらに脱水を行っ
た。
g、山梔子6g(漢方処方名:黄連解毒湯/おうれんげ
どくとう)の計25g(綿生地に対し100%owf)
を水500mlに加え、約1時間還流することにより抽
出を行い、黄連解毒湯抽出分を含む水溶液を得た。
全量を625ml(浴比1:25)とし、上記の触媒反
応を行った綿生地25gを投入し、撹拌しながら温度8
5℃まで加温し、この温度で約1時間加熱して反応させ
た。反応後、水洗、脱水、乾燥を行った。
いて参考例1の場合と同様にして抗菌力試験を行ったと
ころ、E.coli ATCC 25922に対しては
活性CA(殺菌)100%、S.aureus ATC
C 25923に対しても活性CA(殺菌)100%と
いう結果が得られた。
生地100gを、触媒としてのサワフタギ灰50gを水
2500ml(浴比1:25)に懸濁させた触媒液中に
投入し、約85℃まで加温してから約20分撹拌反応さ
せた後、水洗を2回行い、さらに脱水を行った。
胡3g、桜皮3g、桔梗3g、川きゅう3g、茯苓4
g、生姜1g、甘草1g(漢方処方名:十味敗毒湯/じ
ゅうみはいどくとう)の計25g(綿生地に対し100
%owf)を水500mlに加え、約1時間還流するこ
とにより抽出を行い、十味敗毒湯抽出分を含む水溶液を
得た。
全量を625ml(浴比1:25)とし、上記の触媒反
応を行った綿生地25gを投入し、撹拌しながら温度8
5℃まで加温し、この温度で約1時間加熱して反応させ
た。反応後、水洗、脱水、乾燥を行った。
いて参考例1の場合と同様にして抗菌力試験を行ったと
ころ、E.coli ATCC 25922に対しては
活性CA(殺菌)100%、S.aureus ATC
C 25923に対しても活性CA(殺菌)100%と
いう結果が得られた。
生地100gを、触媒としてのサワフタギ灰50gを水
2500ml(浴比1:25)に懸濁させた触媒液中に
投入し、約85℃まで加温してから約20分撹拌反応さ
せた後、水洗を2回行い、さらに脱水を行った。
帰3g、苦参1g、唐胡麻1.5g、蒼朮2g、蝉退1
g、牛蒡子2g、知母1.5g、石膏3g、甘草1g、
木通2g(漢方処方名:消風散/しょうふうさん)の計
24g(綿生地に対し100%owf)を水460ml
に加え、約1時間還流することにより抽出を行い、消風
散抽出分を含む水溶液を得た。
を575ml(浴比1:25)とし、上記の触媒反応を
行った綿生地24gを投入し、撹拌しながら温度85℃
まで加温し、この温度で約1時間加熱して反応させた。
反応後、水洗、脱水、乾燥を行った。
いて参考例1の場合と同様にして抗菌力試験を行ったと
ころ、E.coli ATCC 25922に対しては
活性CA(殺菌)100%、S.aureus ATC
C 25923に対しても活性CA(殺菌)100%と
いう結果が得られた。
生地100gを、触媒としてのサワフタギ灰50gを水
2500ml(浴比1:25)に懸濁させた触媒液中に
投入し、約85℃まで加温してから約20分撹拌反応さ
せた後、水洗を2回行い、さらに脱水を行った。
草2g(漢方処方名:麻杏よく甘湯/まきょうよくかん
とう)の計19g(綿生地に対し100%owf)を水
460mlに加え、約1時間還流することにより抽出を
行い、麻杏よく甘湯抽出分を含む水溶液を得た。
て全量を575ml(浴比1:25)とし、上記の触媒
反応を行った綿生地19gを投入し、撹拌しながら温度
85℃まで加温し、この温度で約1時間加熱して反応さ
せた。反応後、水洗、脱水、乾燥を行った。
いて参考例1の場合と同様にして抗菌力試験を行ったと
ころ、E.coli ATCC 25922に対しては
活性CA(殺菌)100%、S.aureus ATC
C 25923に対しても活性CA(殺菌)100%と
いう結果が得られた。
菌またはイボに悩む人の患部に巻いたところ、白癬菌ま
たはイボ用の特別の薬剤の塗布を行わなくとも、好まし
い治癒効果が得られた。この包帯は、洗濯に供してから
再使用しても同様の効果が得られる。
生地100gを、触媒としてのサワフタギ灰50gを水
2500ml(浴比1:25)に懸濁させた触媒液中に
投入し、約85℃まで加温してから約20分撹拌反応さ
せた後、水洗を2回行い、さらに脱水を行った。
3g、防風2g、忍冬2g、荊芥1g、甘草1g、紅花
1g、大黄1g(漢方処方名:治頭瘡一方/じづそうい
っぽう)の計17.5g(綿生地に対し100%ow
f)を水350mlに加え、約1時間還流することによ
り抽出を行い、治頭瘡一方抽出分を含む水溶液を得た。
全量を440ml(浴比1:25)とし、上記の触媒反
応を行った綿生地17.5gを投入し、撹拌しながら温
度85℃まで加温し、この温度で約1時間加熱して反応
させた。反応後、水洗、脱水、乾燥を行った。
いて参考例1の場合と同様にして抗菌力試験を行ったと
ころ、E.coli ATCC 25922に対しては
活性CA(殺菌)100%、S.aureus ATC
C 25923に対しても活性CA(殺菌)100%と
いう結果が得られた。
生地100gを、触媒としてのサワフタギ灰50gを水
2500ml(浴比1:25)に懸濁させた触媒液中に
投入し、約85℃まで加温してから約20分撹拌反応さ
せた後、水洗を2回行い、さらに脱水を行った。
ゅう1.5g、地黄1.5g、黄連1.5g、黄苓1.
5g、黄柏1.5g、山梔子1.5g、連翹1.5g、
荊芥1.5g、防風1.5g、薄荷葉1.5g、枳殻
1.5g、甘草1.5g、白し2.5g、桔梗2.5
g、紫胡2.5g(漢方処方名:荊芥連翹湯/けいがい
れんぎょうとう)の計28.5g(綿生地に対し100
%owf)を水570mlに加え、約1時間還流するこ
とにより抽出を行い、荊芥連翹湯抽出分を含む水溶液を
得た。
全量を712ml(浴比1:25)とし、上記の触媒反
応を行った綿生地28.5gを投入し、撹拌しながら温
度85℃まで加温し、この温度で約1時間加熱して反応
させた。反応後、水洗、脱水、乾燥を行った。
いて参考例1の場合と同様にして抗菌力試験を行ったと
ころ、E.coli ATCC 25922に対しては
活性CA(殺菌)100%、S.aureus ATC
C 25923に対しても活性CA(殺菌)100%と
いう結果が得られた。
応および吐酒石との反応後の綿生地(サンプルA)、実
施例1で得たタンニン酸との反応、吐酒石との反応、サ
ワフタギ灰との反応およびキハグ(オウバク)抽出分と
の反応後の綿生地(サンプルB)、実施例2で得たタン
ニン酸との反応、吐酒石との反応、サワフタギ灰との反
応およびクジン抽出分との反応後の綿生地(サンプル
C)、実施例3で得たタンニン酸との反応、吐酒石との
反応、サワフタギ灰との反応および黄連解毒湯抽出分と
の反応後の綿生地(サンプルD)を用い、シェークフラ
スコ法による菌数減少率試験を行った。試験は財団法人
日本紡績検査協会センターに依頼して行った。
ae ATCC 4352 ・試験方法 滅菌試料布に試験菌の懸濁緩衝液を注加し、密閉容器中
で150回/分、1時間振盪後の生菌数を計測し、注加
懸濁液の菌数に対する減少率を求めた。減少率26%以
上が合格である。 ・試験結果 当初菌数 13800 未加工布振盪後の菌数 13800 サンプル 洗濯回数 計測菌数 減少率 A 0回 5500 60.1% A 10回 7300 47.1% B 0回 7800 43.5% B 10回 10200 26.1% C 0回 1800 87.0% C 10回 6700 51.4% D 0回 1400 89.9% D 10回 6200 55.1%
との反応および吐酒石との反応後の綿生地(サンプル
A)、実施例1で得たタンニン酸との反応、吐酒石との
反応、サワフタギ灰との反応およびキハグ(オウバク)
抽出分との反応後の綿生地(サンプルB)、実施例2で
得たタンニン酸との反応、吐酒石との反応、サワフタギ
灰との反応およびクジン抽出分との反応後の綿生地(サ
ンプルC)、実施例3で得たタンニン酸との反応、吐酒
石との反応、サワフタギ灰との反応および黄連解毒湯抽
出分との反応後の綿生地(サンプルD)を用い、菌数測
定法による菌数減少率試験を行った。試験は財団法人日
本紡績検査協会センターに依頼して行った。
cus aureusIFO 12732 ・試験方法 滅菌試料布に試験菌のブイヨン懸濁液を注加し、密閉容
器中で37℃、18時間培養後の生菌数を計測し、植菌
数に対する増減値を求めた。増減値差1.6以上が合格
である。 ・試験結果 植菌数(X) 1.4×105 log X=5.1 無加工布菌数(Y) 6.8×108 log Y=8.8 (無加工布は標準綿布を使用) log Y−log X=3.7>2…試験は有効 増減値= log Z−log X 増減値差=(log Y−log X)−(log Z−log X) サンプル 洗濯回数 菌数 log Z 増減値 増減値差 A 0回 4.6 −0.5 4.2 A 10回 3.3 −1.8 5.5 B 0回 3.3 −1.8 5.5 B 10回 3.3 −1.8 5.5 C 0回 3.3 −1.8 5.5 C 10回 3.3 −1.8 5.5 D 0回 3.3 −1.8 5.5 D 10回 3.3 −1.8 5.5
応、吐酒石との反応、サワフタギ灰との反応および麻杏
よく甘湯抽出分との反応後の綿生地(サンプルE)を用
い、シェークフラスコ法による菌数減少率試験を行っ
た。
との反応、吐酒石との反応、サワフタギ灰との反応およ
び麻杏よく甘湯抽出分との反応後の綿生地(サンプル
E)を用い、菌数測定法による菌数減少率試験を行っ
た。
応、吐酒石との反応、サワフタギ灰との反応および消風
散抽出分との反応後の綿生地(サンプルF)、実施例7
で得たタンニン酸との反応、吐酒石との反応、サワフタ
ギ灰との反応および治頭瘡一方抽出分との反応後の綿生
地(サンプルG)、実施例4で得たタンニン酸との反
応、吐酒石との反応、サワフタギ灰との反応および十味
敗毒湯抽出分との反応後の綿生地(サンプルH)を用
い、シェークフラスコ法による菌数減少率試験を行っ
た。
との反応、吐酒石との反応、サワフタギ灰との反応およ
び消風散抽出分との反応後の綿生地(サンプルF)、実
施例7で得たタンニン酸との反応、吐酒石との反応、サ
ワフタギ灰との反応および治頭瘡一方抽出分との反応後
の綿生地(サンプルG)、実施例4で得たタンニン酸と
の反応、吐酒石との反応、サワフタギ灰との反応および
十味敗毒湯抽出分との反応後の綿生地(サンプルH)を
用い、菌数測定法による菌数減少率試験を行った。
生地100gを、触媒としてのサワフタギ灰50gを水
2500ml(浴比1:25)に懸濁させた触媒液中に
投入し、約85℃まで加温してから約20分撹拌反応さ
せた後、水洗を2回行い、さらに脱水を行った。
g、地黄4g(漢方処方名:四物湯/しもつとう)の計
16g(綿生地に対し100%owf)を水320ml
に加え、約1時間還流することにより抽出を行い、四物
湯抽出分を含む水溶液を得た。
を400ml(浴比1:25)とし、上記の触媒反応を
行った綿生地16gを投入し、撹拌しながら温度85℃
まで加温し、この温度で約1時間加熱して反応させた。
反応後、水洗、脱水、乾燥を行った。
生地100gを、触媒としてのサワフタギ灰50gを水
2500ml(浴比1:25)に懸濁させた触媒液中に
投入し、約85℃まで加温してから約20分撹拌反応さ
せた後、水洗を2回行い、さらに脱水を行った。
g、地黄4g、黄苓3g、黄連1.5g、黄柏1.5
g、山梔子2g(漢方処方名:温清飲/うんせいいん)
の計24g(綿生地に対し100%owf)を水480
mlに加え、約1時間還流することにより抽出を行い、
温清飲抽出分を含む水溶液を得た。
を600ml(浴比1:25)とし、上記の触媒反応を
行った綿生地24gを投入し、撹拌しながら温度85℃
まで加温し、この温度で約1時間加熱して反応させた。
反応後、水洗、脱水、乾燥を行った。
応、吐酒石との反応、サワフタギ灰との反応および荊芥
連翹湯抽出分との反応後の綿生地(サンプルI)を用
い、シェークフラスコ法による菌数減少率試験を行っ
た。
との反応、吐酒石との反応、サワフタギ灰との反応およ
び荊芥連翹湯抽出分との反応後の綿生地(サンプルI)
を用い、菌数測定法による菌数減少率試験を行った。
反応、吐酒石との反応、サワフタギ灰との反応および四
物湯抽出分との反応後の綿生地(サンプルJ)、実施例
16で得たタンニン酸との反応、吐酒石との反応、サワ
フタギ灰との反応および温清飲抽出分との反応後の綿生
地(サンプルK)を用い、シェークフラスコ法による菌
数減少率試験を行った。
施例15で得たタンニン酸との反応、吐酒石との反応、
サワフタギ灰との反応および四物湯抽出分との反応後の
綿生地(サンプルJ)、実施例16で得たタンニン酸と
の反応、吐酒石との反応、サワフタギ灰との反応および
温清飲抽出分との反応後の綿生地(サンプルJ)を用
い、菌数測定法による菌数減少率試験を行った。
は、天然材料を用いているので人体には無害でありなが
ら、すぐれた殺菌消毒作用および抗炎症作用を発揮す
る。そのため、この布を患部と接触する用い方をする
と、火傷、創傷、湿疹、かぶれ、ただれ、かゆみ、あせ
も、しもやけ、虫さされ、アレルギー性皮膚炎、靴ず
れ、化膿性皮膚炎などに対しすぐれた治癒効果を示す。
膏塗工布におけるような湿潤状態になく、外観的には通
常の布と変らないので、日常如何なる場において着用し
ても違和感がない。
および吐酒石反応後の布を、さらに金属イオンを含む触
媒液と接触させることにより触媒と反応させた後、薬用
植物抽出分を含む反応液と接触させて該液中の有効成分
と反応させているので、その有効成分の持つ薬効が付加
される上、触媒との反応および薬用植物抽出分の有効成
分との反応は、タンニン酸との反応による殺菌消毒性を
損なわない。
もかかわらす、繰り返し洗濯しても、その殺菌消毒作用
および抗炎症作用はほとんど低下しないという利点を有
する。
Claims (3)
- 【請求項1】天然繊維からなる布状物を、タンニン酸を
含む反応液と接触させることによりタンニン酸と反応さ
せた後、さらに吐酒石を含む反応液と接触させて吐酒石
と反応させ、さらに金属イオンを含む触媒液と接触させ
ることにより触媒と反応させた後、薬用植物抽出分を含
む反応液と接触させて該液中の有効成分と反応させるこ
とを特徴とする外用殺菌消毒布の製造法。 - 【請求項2】触媒が草木灰である請求項1記載の外用殺
菌消毒布の製造法。 - 【請求項3】薬用植物抽出分が、漢方処方で使われる1
種または2種以上の薬用植物の抽出分である請求項1記
載の外用殺菌消毒布の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23318092A JP3279351B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 外用殺菌消毒布の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23318092A JP3279351B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 外用殺菌消毒布の製造法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0656656A JPH0656656A (ja) | 1994-03-01 |
| JP3279351B2 true JP3279351B2 (ja) | 2002-04-30 |
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ID=16950991
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23318092A Expired - Fee Related JP3279351B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 外用殺菌消毒布の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP3279351B2 (ja) |
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- 1992-08-07 JP JP23318092A patent/JP3279351B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0656656A (ja) | 1994-03-01 |
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