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JP3273041B2 - マルチキャリヤデータシンボルの擬似ランダムシーケンスを生成する方法、ならびに関係する送信機および受信機 - Google Patents

マルチキャリヤデータシンボルの擬似ランダムシーケンスを生成する方法、ならびに関係する送信機および受信機

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JP3273041B2
JP3273041B2 JP2001113571A JP2001113571A JP3273041B2 JP 3273041 B2 JP3273041 B2 JP 3273041B2 JP 2001113571 A JP2001113571 A JP 2001113571A JP 2001113571 A JP2001113571 A JP 2001113571A JP 3273041 B2 JP3273041 B2 JP 3273041B2
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JP
Japan
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pseudo
carrier
bits
sequence
random
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JP2001113571A
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JP2001358693A (ja
Inventor
フイリツプ・アントワーヌ
Original Assignee
アルカテル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by アルカテル filed Critical アルカテル
Publication of JP2001358693A publication Critical patent/JP2001358693A/ja
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    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
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    • H04L27/26132Structure of the reference signals using repetition
    • HELECTRICITY
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の非特徴
部分に記載のマルチキャリヤデータシンボル(DMT
0、DMT1、DMT2)の擬似ランダムシーケンスを
生成するための方法、請求項2の非特徴部分に記載の方
法を適用することができるマルチキャリヤデータシンボ
ルの擬似ランダムシーケンスの発生器と、そのような発
生器を含んでいるマルチキャリヤ送信機と、請求項3お
よび6それぞれの非特徴部分に記載の発生器を含んでい
るマルチキャリヤ受信機とに関する。
【0002】
【従来の技術】マルチキャリヤデータシンボルの擬似ラ
ンダムシーケンスを生成するためのそのような方法およ
び装置は、例えばANSI T1E1.413第2版と
呼ばれる米国国家規格協会(ANSI)1998年出版
のADSL標準規格「Network and Cus
tomer Installation Interf
aces Asymmetric digital S
ubscriber Line(ADSL) Meta
llic Interface」より、当技術分野です
でに知られている。この標準規格によれば、電話局のA
DSL回線の終端は、それぞれが512ビットを含んで
いる16384個のDMT(離散マルチトーン)データ
シンボルの擬似ランダムシーケンスを生成する。直前で
引用した標準規格の段落9.6.6でC−MEDLEY
と呼ばれているDMTデータシンボルの擬似ランダムシ
ーケンスは、ADSL回線終端のスクランブラによって
反復的に生成される511ビットの擬似ランダムシーケ
ンスから導出される。DMTデータシンボルの擬似ラン
ダムシーケンスC−MEDLEYは、ツイストペア電話
回線を介して顧客の敷地のADSLネットワーク終端へ
送られ、そこでダウンストリームチャネル解析のために
使用される。同様にして、顧客の敷地のADSLネット
ワーク終端は、前で引用した標準規格の段落9.7.8
でR−MEDLEYと呼ばれている、それぞれが64ビ
ットの長さを有する16384個のDMTデータシンボ
ルの擬似ランダムシーケンスを生成し、このDMTデー
タシンボルの擬似ランダムシーケンスをツイストペア電
話回線を介して電話局のADSL回線終端へアップスト
リームチャネル解析のために送る。DMTデータシンボ
ルの擬似ランダムシーケンスR−MEDLEYは、AD
SLネットワーク終端のスクランブラによって反復的に
生成される63ビット長の擬似ランダムビットシーケン
スから導出される。
【0003】本特許出願の残りの部分を通してNと呼ぶ
ことにするマルチキャリヤデータシンボルごとのビット
数が、異なる値を有することがあるVDSL(超高速デ
ジタル加入者回線)などの適用分野では、知られている
技術が適用される場合、2つの問題が生じる可能性があ
る。すなわち、マルチキャリヤデータシンボルのシーケ
ンスの偶然性(randomness)が著しく減少する可能性、
かつ/またはスクランブラで生成される、反復的に生成
される擬似ランダムビットシーケンス中のビット数をL
として、マルチキャリヤデータシンボルの擬似ランダム
シーケンスの長さが、L個のマルチキャリヤデータシン
ボルを含んでいる達成できる最長の擬似ランダムシーケ
ンスと比較して短くなる可能性である。実際、マルチキ
ャリヤデータシンボルの擬似ランダムシーケンスの長さ
は、以下の場合小さくなる。その場合とは、このマルチ
キャリヤデータシンボルあたりのビット数Nが、スクラ
ンブラで反復的に生成されるビットの擬似ランダムシー
ケンス中のビット数Lとある形、例えばそれぞれLとN
よりも小さい整数値aおよびbを用いてa.N=b.L
となるように関係する場合である。スクランブラが有限
状態機械により実装され、Sがこの有限状態機械の状態
数を表す場合、ビットの反復的に生成される擬似ランダ
ムシーケンス中のビット数Lは、一般に2−1と等し
い。したがって、例えばそのSが9と等しいと仮定する
と、そのLは2−1=511と等しい。各マルチキャ
リヤデータシンボルが1022ビットの長さNを有する
場合、N=2.Lであるため、マルチキャリヤデータシ
ンボルの擬似ランダムシーケンス中の各マルチキャリヤ
データシンボルは、まったく同じ1022ビットの擬似
ランダムシーケンスからなることになる。この状況で
は、擬似ランダムシーケンスの長さは、1つのマルチキ
ャリヤデータシンボルだけであり、それは実際偶然性が
存在しないことを意味する。例えばN=L−1またはN
=L+1など、NとLとの間に他の関係が満たされてい
る場合、一部の偶然性が失われる。これは、擬似ランダ
ムシーケンス中のビットが異なる搬送波へのランダム回
転を適用するために一般に対で使用されるためにそのよ
うになる。N=L−1またはN=L+1の場合、単一搬
送波に適用されることになるランダム回転を定義する1
対のビットは、2つの連続するマルチキャリヤデータシ
ンボルの間で1ビットだけ異なり、したがって適用され
る回転の偶然性が減少する。したがって、VDSLシス
テムに適用されたとき、知られている方法は、減少した
偶然性を有するマルチキャリヤデータシンボルの擬似ラ
ンダムシーケンスを、すなわちSNR比(信号対雑音
比)に関係するADSLチャネル解析においてチャネル
を正確に解析することができるためにマルチキャリヤデ
ータシンボルの長いランダムシーケンスが必要であるに
もかかわらず幾分短いマルチキャリヤデータシンボルの
擬似ランダムシーケンスを生成する可能性がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、知ら
れているマルチキャリヤデータシンボルの擬似ランダム
シーケンスに類似したものを生成する方法および装置を
提供することであるが、マルチキャリヤデータシンボル
ごとのビット数Nと、マルチキャリヤデータシンボルの
擬似ランダムシーケンスがそこから導出される、ビット
の反復的に生成される擬似ランダムシーケンスLとの間
に関係がなく高い偶然性が達成されるものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、請求項1で定義されるマルチキャリヤデータシン
ボルの擬似ランダムシーケンスを生成するための方法
と、請求項2で定義される方法に適用することができる
マルチキャリヤデータシンボルの擬似ランダムシーケン
スの発生器と、そのような発生器を含んでいるマルチキ
ャリヤ送信機と、請求項3および6それぞれに記載の発
生器を含んでいるマルチキャリヤ受信機とによって実現
される。
【0006】実際、N’をNよりも大きい整数とする
と、擬似ランダムビットシーケンスをスクランブラの出
力でN’ビットの文字列に分割し、かつN’ビットの各
文字列のうちNビットだけを使用することによって、よ
り高い偶然性を有するマルチキャリヤデータシンボルの
擬似ランダムシーケンスが生成される。例えば、L=5
11およびN=1022である前述のシステムの場合、
初めの1022ビットがマルチキャリヤシンボルに使用
され、残りのビットが未使用のままであり、最大可能長
511のマルチキャリヤデータシンボルを有するランダ
ムシーケンスが生成されることになる、N’=1024
ビットの長さを有する文字列が作成されることになる。
【0007】NとLを互いにある方式で関係する場合の
偶然性が減少する問題に関する直接の代替解決策は、ビ
ットの反復的に生成された擬似ランダムデータシーケン
スのビット数Lを増加させることであるということに留
意されたい。しかし、Lを大きく選んだ場合、スクラン
ブラは、PAR(Peak to AverageRa
tio)に関しては最適化されず、その結果この直接の
解決策は、PAR減少が主要な問題であるマルチキャリ
ヤ伝送システムでは好ましくない。
【0008】特許請求の範囲で使用されている用語「含
んでいる、備える」は、その前に列挙されている手段に
対して限定的なものとして解釈すべきではないことを留
意されたい。したがって、表現「手段AおよびBを備え
る装置」の範囲は、構成要素AおよびBだけからなる装
置に限定すべきではない。本発明に関しては、これは、
装置の関係のある構成要素がAおよびBのみであるとい
うことを表す。
【0009】同様に、特許請求の範囲で使用されている
用語「結合された」は、直接の接続だけに限定的なもの
として解釈すべきではないことを留意されたい。したが
って、表現「装置Bに結合された装置A」の範囲は、装
置Aの出力が装置Bの入力に直接に接続された装置また
はシステムに限定するべきではない。これは、Aの出力
とBの入力の間に、他の装置または手段を含んでいるパ
スである可能性があるパスが存在するということを表
す。
【0010】本発明によるマルチキャリヤ送信機の追加
の、任意選択の機能は、請求項4で定義されている。
【0011】したがって、ビット文字列の長さN’がL
とNの機能に応じて事前定義されない場合(送信機側お
よび受信機側で知られる事前定義されたテーブルが値
N’を値NおよびLの各対と関連付けることができるこ
とを想像することができる)、ビット文字列の長さN’
は、マルチキャリヤデータシンボルの擬似ランダムシー
ケンスが生成されるマルチキャリヤ送信機中で選択する
ことができる。同じマルチキャリヤデータシンボルの擬
似ランダムシーケンスを生成することができ、かつチャ
ネル解析を実行するために、値N’を受信機側でも知っ
ていなければならないため、送信機によって選択された
値N’を受信機に送らなければならない。それに対して
は指定したフィールドまたはメッセージを使用すること
ができる。値N’を受信機でかわりに選択でき、受信機
から送信機へ送ることができることは明らかである。よ
り具体的には、好ましい実施形態では、値N’は、回線
の終端または電話局側で計算される。スペクトル平面図
(spectral plan)がそこで知られてお
り、Nがそこで知られているからである(Nはスペクト
ル平面図から導出され、一般にダウンストリーム搬送波
またはアップストリーム搬送波のいずれかの搬送波の数
の2倍に等しい)。これは、値N’がダウンストリーム
方向用に送信機側で、アップストリーム方向用に受信機
側で決定されることを表し、明らかにダウンストリーム
およびアップストリーム方向について異なる値を有する
ことができる。
【0012】本発明によるマルチキャリヤ送信機の他の
任意選択の機能が、請求項5で定義されている。
【0013】実際、L−1およびL+1と異なるように
N’を選択することによって、連続するマルチキャリヤ
データシンボルの間の高い偶然性が達成される。さら
に、N’をLと分数的に関係しないように選ぶことによ
って、マルチキャリヤデータシンボルの長いランダムシ
ーケンスが得られる。
【0014】添付の図面と共に取られた以下の実施形態
の説明を参照することによって、本発明の前述および他
の、目的および特徴がより明らかになり、本発明自体を
最も効果的に理解することができるであろう。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に示すVDSL(超高速デジ
タル加入者回線)システムは、ツイストペア電話回線C
HANNELを介して互いに通信する2つのVDSLト
ランシーバからなる。電話局に位置するVDSLトラン
シーバは、送信部分および受信部分を含んでおり、その
うち送信部分MC−TXだけが示されている。このVD
SL送信機MC−TXは、送信回路TX、第1擬似ラン
ダムシーケンス発生器PR−GEN1、セレクタSE
L、および通信回路COMを含んでいる。第1擬似ラン
ダムシーケンス発生器PR−GEN1は、第1スクラン
ブラSCR1、第1ディバイダDIV1、および第1エ
ンベッダ(embedder)EMB1の縦続接続を含
んでおり、その出力端子を介して送信回路の入力端子T
Xに結合されている。セレクタSELは、第1擬似ラン
ダムシーケンス発生器PR−GEN1の制御入力に結合
される第1出力端子と、通信回路COMの入力端子に結
合される第2出力端子とを有する。直前で述べた通信回
路COMの出力端子は、送信回路TXの入力端子に結合
されている。顧客の敷地に位置するVDSLトランシー
バも、送信部分および受信部分を含んでおり、そのうち
受信部分MC−RXだけが図1に示されている。このV
DSL受信機MC−RXは、第2擬似ランダムシーケン
ス発生器PR−GEN2、受信回路RX、デコーダDE
CODER、および信号対雑音比推定ユニットSNRを
含んでいる。受信回路RXの出力端子は、デコーダDE
CORDERの第1入力端子に結合されている。受信回
路RXは、さらに第2擬似ランダムシーケンス発生器P
R−GEN2の制御端子に結合される第2出力端子を有
する。この第2擬似ランダムシーケンス発生器PR−G
EN2は、第2スクランブラSCR2、第2ディバイダ
DIV2、および第2エンベッダEMB2の縦続接続を
含んでおり、その出力端子は、デコーダDECODER
の第2入力端子に結合されている。デコーダDECOD
ERの出力端子は、信号対雑音比推定ユニットSNRの
入力端子に接続されている。
【0016】デジタルデータを電話回線CHANNEL
を介して転送するために、電話局および顧客の敷地のV
DSLトランシーバは、DMT(離散マルチトーン)シ
ンボルを構成する。VDSLトランシーバは、電話局お
よび顧客の敷地で知られているあるビット割り振り方式
に従って、デジタルデータを1組の搬送波上に変調す
る。そのビット割り振り方式は、どの搬送波を使用する
か、使用される各搬送波上に変調されるビット数はいく
つか、ビットを搬送波上に変調するためにどの変調技術
(4QAM、8QAM、...)を使用するかを指定す
る。このビットの割り振り方式は、チャネル解析の後に
作成される。チャネル解析とは、電話局から顧客の敷地
への、またはその逆の異なる搬送波の転送についてのS
N比(信号対雑音比)が、回線CHANNELを介して
送られるマルチキャリヤデータシンボルの擬似ランダム
シーケンスに基づいて推定され、受信時に解析される、
VDSLシステムの初期化時に実行される処理である。
以下の段落では、このマルチキャリヤデータシンボルの
擬似ランダムシーケンスが、図1および図2に示される
本発明の実施形態でどのように生成されるかが詳細に説
明されている。
【0017】第1スクランブラSCR1は、図2中の
0、1、2、および3で示される4ビットの擬似ランダ
ムシーケンスを反復的に生成する。4ビットの反復的に
生成された擬似ランダムシーケンスは、第1スクランブ
ラSCR1の出力で第1擬似ランダムビットシーケンス
PRBS1を構成する。この第1擬似ランダムビットシ
ーケンスPRBS1は、マルチキャリヤデータシンボル
PRMS1の第1擬似ランダムシーケンスを構成するた
めに8ビットを組み込むことができるマルチキャリヤデ
ータシンボル中にカプセル化しなければならない。これ
らのマルチキャリヤデータシンボルは、図2ではDMT
0、DMT1、およびDMT2で参照される。マルチキ
ャリヤデータシンボルDMT0、DMT1、およびDM
T2の長さN(8ビット)は、第1スクランブラSCR
1で反復的に生成されるビットの擬似ランダムシーケン
スの長さL(4ビット)の2倍であるため、第1擬似ラ
ンダムビットシーケンスPRBS1がマルチキャリヤデ
ータシンボルDMT0、DMT1、およびDMT2中に
直接カプセル化されることになる場合、各マルチキャリ
ヤデータシンボルは、まったく同じ8ビットの擬似ラン
ダムシーケンスを含んでいることになる。その結果、マ
ルチキャリヤデータシンボルPRMS1の第1擬似ラン
ダムシーケンスの偶然性は、存在しないことになる。こ
のため、第1ディバイダDIV1は、第1擬似ランダム
ビットシーケンスPRBS1をN’=9ビットの文字列
に分割する。9ビットの各文字列の初めの8ビットだけ
が、第1エンベッダEMB1によってマルチキャリヤデ
ータシンボルに組み込まれ、第1ディバイダDIV1の
出力での各文字列の第9ビットは、第1エンベッダEM
B1によって使用されない。第1擬似ランダムビットシ
ーケンスPRBS1を9ビットの文字列に分割し、マル
チキャリヤデータシンボルDMT0、DMT1、および
DMT2に組み込むことが図2で示されている。このよ
うにして、第1エンベッダEMB1は、その出力でマル
チキャリヤデータシンボルPRMS1の第1擬似ランダ
ムシーケンスを生成し、それは、送信回路TXによって
電話回線CHANNELを介して顧客の敷地のVDSL
受信機MC−RXに送信される。第1ディバイダDIV
1によって作成される文字列の長さN’は、セレクタS
ELによって選ばれ、制御信号として第1擬似ランダム
シーケンス発生器PR−GEN1中の第1ディバイダD
IV1に提供される。加えて、セレクタSELは、値
N’=9を、この値N’を送信回路TXを介して顧客の
敷地のVDSL受信機MC−RXに送る通信回路COM
に供給する。値N’を送るために、この値をそれに対す
る標準化されたフィールドまたは初期化プロトコルのメ
ッセージ中に組み込むことができる。
【0018】VDSL受信機MC−RXで値N’=9を
受信した時、受信回路RXは、この値N’を第2擬似ラ
ンダムシーケンス発生器PR−GEN2中の第2ディバ
イダDIV2に供給する。この値N’で、第2擬似ラン
ダムシーケンス発生器PR−GEN2、すなわち第2ス
クランブラSCR2、第2ディバイダDIV2、および
第2エンベッダEMB2は、マルチキャリヤデータシン
ボルPRMS1の第1擬似ランダムシーケンスのコピー
であるマルチキャリヤデータシンボルPRMS2の第2
擬似ランダムシーケンスを生成することができる。第2
スクランブラSCR2は、その状況で第1擬似ランダム
ビットシーケンスPRBS1のコピーである第2擬似ラ
ンダムビットシーケンスPRBS2を生成する。これが
可能なのは、第1ならびに第2擬似ランダムビットシー
ケンスを構成する、反復的に生成される4ビットの擬似
ランダムシーケンス0、1、2、および3が事前定義さ
れるからである。第2ディバイダDIV2は、第2擬似
ランダムビットシーケンスPRBS2をN’=9ビット
の文字列に分割し、第2エンベッダEMB2は、第2デ
ィバイダDIV2の出力での各文字列の初めの8ビット
をマルチキャリヤデータシンボル中にカプセル化し、各
マルチキャリヤデータシンボル中の第9ビットを未使用
のままにする。
【0019】マルチキャリヤデータシンボルPRMS1
の第1擬似ランダムシーケンスのマルチキャリヤデータ
シンボルDMT0、DMT1、DMT2は、電話回線C
HANNELを介して転送し、受信回路RXで受信され
た後に(受信回路の出力での信号は、図1中ではPRM
S1’で示されている。例えば回線CHANNEL上で
のノイズ/干渉の結果、受信回路の出力での信号は、第
1擬似ランダムビットシーケンスPRBS1とは異なる
ことがあるからである)、デコーダDECODERに供
給される。デコーダDECORDERは、例えばマルチ
キャリヤデータシンボルがDMTシンボルである場合の
離散マルチトーンデコーダである。ローカルに生成され
た、マルチキャリヤデータシンボルPRMS2の第2擬
似ランダムシーケンスも、デコーダDECODERに供
給される。デコードされた後、マルチキャリヤデータシ
ンボルPRMS1’の擬似ランダムシーケンス中のマル
チキャリヤデータシンボルの内容は、マルチキャリヤデ
ータシンボルPRMS2の第2擬似ランダムシーケンス
中のマルチキャリヤデータシンボルの内容と比較するこ
とができ、その結果電話局と顧客の敷地の間の通信チャ
ネルのSN比を推定することができる。これは、信号対
雑音比推定ユニットSNRで行われる。
【0020】本発明の第2実施形態は、図には示してい
ないが、擬似ランダムビットシーケンスのビットがマル
チキャリヤデータシンボル中に組み込まれることも、カ
プセル化されることもなく、マルチキャリヤデータシン
ボルを構成する搬送波にランダム回転を適用するために
使用される点で前述の第1実施形態とは異なる。この第
2実施形態では、スクランブラは、ディバイダによって
長さN’の文字列に分割される擬似ランダムビットシー
ケンスをやはり生成する。各文字列のうちのNビットだ
けが搬送波の位相をランダム化するために使用され、各
文字列のうちのN’−Nビットが未使用のままにされ
る。そのビットは、例えば搬送波の位相をランダムに回
転するために対で使用することができる。N’ビットの
初めの2ビットが00である場合、例えば第1搬送波の
位相が未回転のままにされ、初めの2ビットが01であ
る場合、第1搬送波の位相が90度回転され、初めの2
ビットが11である場合、第1搬送波の位相が180度
回転され、初めの2ビットが10である場合、第1搬送
波の位相が270度回転される。同様にして、N’ビッ
トのこの文字列中の次の2ビットは、第2搬送波に適用
されることになる回転を決定し、以下同様である。位相
の回転は、ディバイダに結合されるエンコーダによって
適用することができる。受信機側では、デコーダは、搬
送波の位相をランダム化解除することになる。搬送波の
位相を回転させるためにビットが2つずつ使用されるこ
の第2実施形態では、N’はL−1およびL+1と異な
るように選ばれる。そうでない場合、偶然性が減少する
ことになるからである。N’はさらに、Lと分数的に関
係しないように、すなわちそれぞれLおよびN’よりも
小さい整数値aおよびbを用いてa.N’≠b.Lとな
るようにも選ばれる。そのようにN’を選ぶことは、生
成することができるマルチキャリヤデータシンボルのラ
ンダムシーケンスの長さを著しく減少させることになる
からである。
【0021】DMT(離散マルチトーン)マルチキャリ
ヤ通信の例を前で示したが、本発明の適用は、何らかの
特定のマルチキャリヤラインコードに制限されないこと
に留意されたい。ジッパ(Zipper)ベースのマル
チキャリヤシステム、OFDM(直交周波数分割多重)
ベースのマルチキャリヤシステム、または他のマルチキ
ャリヤシステムでも、チャネル解析のために使用される
擬似ランダムシーケンスを本発明に従って生成すること
ができる。
【0022】別の留意点は、本発明の適用は特定のチャ
ネル解析技術に限定されないことである。SNR比(信
号対雑音比)推定の例を前で示したが、ループ品質を示
す他のパラメータを、本発明に従って生成される擬似ラ
ンダムシーケンスに基づいて感知または推定することが
できる。
【0023】別の留意点は、長さL=4ビットの、ビッ
トの反復的に生成される擬似ランダムシーケンス、長さ
N=8ビットのマルチキャリヤデータシンボル、および
長さN’=9ビットの文字列はただ例として示しただけ
である、ということである。VDSL(超高速デジタル
加入者回線)システムについてのより現実的な値は、例
えばL=2047ビット、N=2048ビット、および
N’=2050ビットとなることになる。しかしやは
り、本発明は、これらのパラメータの値の何らかの特定
の値または範囲に制限されない。
【0024】本発明の実装をダウンストリーム方向、す
なわちVDSL(超高速デジタル加入者回線)の電話局
から顧客の敷地への方向に関して前で説明したが、本発
明は、アップストリームチャネル解析の確度を向上する
ためにアップストリーム方向にも実装することができ
る。さらに、本発明が単一方向ならびに双方向システム
で実装することができることを当業者は理解されよう。
【0025】本特許出願の導入部分ですでに示したよう
に、セレクタ回路を必要とせず、かつ値N’を通信する
ために初期化プロトコル中にメッセージまたはフィール
ドを保持する必要がないように、送信側および受信側で
知られる標準化テーブルによって、値N’をNおよびL
の各対と関連付けることができる。SNR推定の十分な
確度をもたらす適切な値N’は、試行錯誤的に、例えば
N’をNから始めて1ずつ反復的に増加させることによ
って別法として見つけることができる。
【0026】さらに、本発明の適用は、N=2Lである
状況や、ビットの擬似ランダムシーケンスが文字列に分
割されず、文字列の部分が未使用のままにされることに
なる場合にすべてのマルチキャリヤデータシンボルがま
ったく同じビットの擬似ランダムシーケンスを搬送する
ことになる状況だけに関心が引かれるのではない。偶然
性が著しく減少するようにNおよびLが互いに関係する
とき、例えばL=N±1や、それぞれLおよびNよりも
小さい整数値であるaおよびbを用いてa.N=b.L
のときはいつでも、N’に対する適切な値を選択するこ
とができ、マルチキャリヤデータシンボル中に完全には
カプセル化されない擬似ランダム文字列を作成するため
に使用することができる。本発明の適用の下での基準
は、サービス依存とすることができる。
【0027】ツイストペア電話回線を介した伝送のため
に使用されるVDSL(超高速デジタル加入者回線)技
術を前で参照したが、マルチキャリヤラインコードがデ
ータの伝送のために使用されることを条件として、AD
SL(非対称デジタル加入者回線)、SDSL(対称デ
ジタル加入者回線)システム、HDSL(高速デジタル
加入者回線)システムなど、またはケーブルベース、フ
ァイバベース、無線ベースの通信システムにも本発明を
適用することができることを当業者は理解されよう。
【0028】さらに、本発明の実施形態は機能的ブロッ
クに関して前で説明されていることに留意されたい。こ
れらのブロックの機能的説明から、これらのブロックの
実施形態を良く知られた電子的構成要素でどのように製
造するかは、電子的装置の当業者には明らかであろう。
したがって、機能的ブロックの内容の詳細なアーキテク
チャは示さない。
【0029】本発明の原理を特定の装置と共に前で説明
したが、この説明はただ例として示したのであり、特許
請求の範囲に関する限定として示したのではないことを
明確に理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマルチキャリヤ送信機MC−TX
の実施形態と、本発明によるマルチキャリヤ受信機MC
−RXの第1実施形態とを含んでいるVDSL(超高速
デジタル加入者回線)システムの機能的ブロック体系の
図である。
【図2】図1のマルチキャリヤ送信機MC−TX中のス
クランブラSCR1によって生成される擬似ランダムビ
ットシーケンスPRBS1を9ビット長の文字列に細分
し、これらのビット文字列から8ビット長のマルチキャ
リヤデータシンボルDMT0、DMT1、DMT2を生
成することを示す時間ダイアグラムである。
【符号の説明】
CHANNEL 電話回線 COM 通信回路 DECODER デコーダ DIV1 第1ディバイダ DIV2 第2ディバイダ EMB1 第1エンベッダ EMB2 第2エンベッダ MC−RX マルチキャリヤ受信機 MC−TX マルチキャリヤ送信機 PR−GEN1 第1擬似ランダムシーケンス発生器 PR−GEN2 第2擬似ランダムシーケンス発生器 RX 受信回路 SCR1 第1スクランブラ SCR2 第2スクランブラ SEL セレクタ SNR 信号対雑音比推定ユニット TX 送信回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 11/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチキャリヤデータシンボルの擬似ラ
    ンダムシーケンスを生成する方法であり、 a.Lビットの擬似ランダムシーケンスを反復的に生成
    することによって擬似ランダムビットシーケンスを生成
    すること(Lは第1整数値)と、 b.マルチキャリヤデータシンボルごとに前記擬似ラン
    ダムビットシーケンスのNビットを使用して(Nは第2
    整数値)、マルチキャリヤデータシンボルにパケット化
    し、それによってマルチキャリヤデータシンボルの前記
    擬似ランダムシーケンスを生成することとを含んでいる
    方法であって、 前記パケット化することが、 b1.前記擬似ランダムビットシーケンスをN’ビット
    の文字列に分割すること(N’はNより大きい第3整数
    値)と、 b2.N’ビットの各文字列のうちNビットを使用し
    て、マルチキャリヤデータシンボルの前記擬似ランダム
    シーケンスからマルチキャリヤデータシンボルを生成す
    ること、およびN’ビットの各文字列のうちN’−Nビ
    ットを未使用のままにすることとを含んでいることを特
    徴とする方法。
  2. 【請求項2】 マルチキャリヤデータシンボルの擬似ラ
    ンダムシーケンスの発生器であり、 a.Lビットの擬似ランダムシーケンスを反復的に生成
    し(Lは第1整数値)、それによって擬似ランダムビッ
    トシーケンスを生成するように構成されたスクランブル
    段と、 b.マルチキャリヤデータシンボルごとに前記擬似ラン
    ダムビットシーケンスのNビットを使用して(Nは第2
    整数値)、マルチキャリヤデータシンボルにパケット化
    し、それによってマルチキャリヤデータシンボルの前記
    擬似ランダムシーケンスを生成するように構成されたパ
    ケット化手段とを含んでいる発生器であって、 前記パケット化手段が、 b1.前記擬似ランダムビットシーケンスをN’ビット
    の文字列に分割するように構成された分割手段(N’は
    Nよりも大きい第3整数値)と、 b2.N’ビットの各文字列のうちのNビットを使用し
    て、マルチキャリヤデータシンボルの前記擬似ランダム
    シーケンスからマルチキャリヤデータシンボルを生成
    し、N’ビットの各文字列のうちのN’−Nビットを未
    使用のままにするように構成されたマルチキャリヤデー
    タシンボル生成手段とを備えていることを特徴とする発
    器。
  3. 【請求項3】 請求項2で定義される擬似ランダムシー
    ケンス発生器を備えるマルチキャリヤ送信機であって、
    前記擬似ランダムシーケンス発生器に結合され、前記擬
    似ランダムシーケンス発生器によって生成されたマルチ
    キャリヤシンボルの擬似ランダムシーケンスを通信チャ
    ルを介して送信するように構成された送信手段をさら
    に備えるマルチキャリヤ送信機。
  4. 【請求項4】 前記マルチキャリヤ送信機が、前第3
    整数値N’を選択するように構成された選択手段と、前
    記選択手段に結合され、前記第3整数値N’をマルチキ
    ャリヤ受信機に送るように構成された通信手段とをさら
    に備えることを特徴とする請求項3に記載のマルチキャ
    リヤ送信機。
  5. 【請求項5】 前記選択手段は、前記第3整数値N’が
    L−1と異なり、N’がL+1と異なり、N’が分数的
    にLと関係しないようにN’を選択するように構成され
    ていることを特徴とする請求項4に記載のマルチキャリ
    ヤ送信機。
  6. 【請求項6】 請求項2で定義される擬似ランダムシー
    ケンス発生器を備えるマルチキャリヤ受信機であって、
    通信チャネルを介して送信されるマルチキャリヤシンボ
    ルの第1擬似ランダムシーケンスを受信するように構成
    された受信手段と、前記受信手段および前記擬似ランダ
    ムシーケンス発生器に結合され、マルチキャリヤシンボ
    ルの第1擬似ランダムシーケンスおよび前記擬似ランダ
    ムシーケンス発生器によって生成されたマルチキャリヤ
    シンボルの第2擬似ランダムシーケンス(PRMS2)
    をデコードするように構成されたデコード手段とをさら
    に備えるマルチキャリヤ受信機。
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