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JP3269135B2 - フルオロアルキル基含有重合体及びその製造方法 - Google Patents

フルオロアルキル基含有重合体及びその製造方法

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Publication number
JP3269135B2
JP3269135B2 JP27468492A JP27468492A JP3269135B2 JP 3269135 B2 JP3269135 B2 JP 3269135B2 JP 27468492 A JP27468492 A JP 27468492A JP 27468492 A JP27468492 A JP 27468492A JP 3269135 B2 JP3269135 B2 JP 3269135B2
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JP
Japan
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integer
hydrogen atom
carbon atoms
same
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JP27468492A
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英夫 沢田
惠司 河本
正宏 佐野
元宏 三谷
竹男 松本
雅陽 中山
Original Assignee
日本油脂ビーエーエスエフコーティングス株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本油脂ビーエーエスエフコーティングス株式会社 filed Critical 日本油脂ビーエーエスエフコーティングス株式会社
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Publication of JPH05222113A publication Critical patent/JPH05222113A/ja
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerization Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なフルオロアルキ
ル基含有重合体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】有機化合物中にフルオロアルキル基を含
有する化合物は、耐候性、撥水撥油性、更には生理活性
等の有用な性質を示す化合物として注目を集めている。
特にフルオロアルキル基含有重合体は、低表面張力、低
屈折性、耐熱性、耐寒性、耐油性、電気絶縁性、撥水
性、離型性、耐薬品性等の優れた特性を有しているた
め、例えば生体材料、医薬、農薬等の合成中間体、半導
体デバイスの生産工程におけるレジスト等の密着向上
剤、光学レンズ、眼鏡用レンズ、ガラス器具、塗料等の
表面に撥水撥油性及び防汚染性等を付与するための表面
処理剤、更には離型性を付与する材料等の分野において
有用である。具体的には、例えば特開平2−21982
9号公報及び特開平2−219830号公報において、
ポリシロキサン中にフルオロアルキル基が導入された化
合物が提案されている。
【0003】しかしながら、本発明のような構造を有す
るフルオロアルキル基含有重合体については知られてい
ないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、低表
面張力、低屈折性、耐熱性、耐寒性、耐油性、電気絶縁
性、撥水性、離型性、撥水撥油性、防汚染性及び耐薬品
性等の優れた特性を有する新規なフルオロアルキル基含
有重合体及びその製造方法を提供することにある。
【0005】本発明の別の目的は、反応触媒及び特殊な
装置を用いず、高収率且つ容易にフルオロアルキル基含
有重合体を得ることができる製造方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、下記一
般式化で表わされるフルオロアルキル基含有重合体
(以下重合体1と称す)が提供される。
【0007】
【化7】 [式中、Z1は水素原子又はメチル基を示し、Z2及びZ3
は、同一もしくは異なる基であって、炭素数1〜10の
アルキル基、アルコキシ基又はアルキルカルボニルオキ
シ基を示し、R1及びR3は同一もしくは異なる基であっ
て、水素原子、ハロゲン原子または炭素数1〜5のアル
キル基を示し、R2及びR4は同一もしくは異なる基であ
って、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭素数1〜
4のアルキルスルホン酸基、アミドアルキルスルホン酸
基、−CO2R5,−OCOR6,−OR7,−CO2(CH2CH(R3)O)m4
(CH2CH(R9)O)m5[CH2CH2(CH2)m7O]m6(R10),−CO2CHCH3O
R11又は−CO2(CH2)r−CHR12CHR13O[CO(CH2)sCHR14(CH2)
tCHR15O]u−Hを示し(但し、R5は、水素原子、ナトリウ
ム、カリウム、アンモニウム、炭素数1〜18のアルキ
ル基又は炭素数3〜6のヒドロキシアルキル基を示し、
6及びR7は同一もしくは異なる基であって、水素原
子、炭素数1〜18のアルキル基又は炭素数1〜4のヒ
ドロキシアルキル基を示し、R8,R9及びR10は同一も
しくは異なる基であって、水素原子又はメチル基を示
し、R11は炭素数1〜18のアルキル基を示し、m4
1〜20の整数を、m5及びm6は0〜20の整数を、m
7は1又は2を示し、R12,R13,R14及びR15は同一
もしくは異なる基であって、水素原子又はメチル基を示
し、rは0〜2の整数を示し、s及びtは0〜3の整数
を示し、uは1〜5の整数を示す)、またRFは、−(C
F2)n1X又は
【化8】 を示す(但しXはフッ素原子、塩素原子、水素原子を示
し、n1は1〜10の整数を、n2は0〜8の整数を示
す)。更にm1は1〜1000の整数を、m2 0〜30
00の整数を、 3 は1〜3000の整数を、8は0又
は1を示す(但しm8=0の場合、Z1は水素原子であ
る。)]
【0008】更に本発明によれば下記一般式化で表わ
される過酸化ジフルオロアルカノイルと、下記一般式化
11で表わされる重合性成分A及び下記一般式化12
表わされる重合性成分Bとを反応させることを特徴とす
る前記フルオロアルキル基含有重合体の製造方法が提供
される。
【0009】
【化9】 〔式中RFは、(CF2)n1X又は
【化10】 を示す(但しXは、フッ素原子、塩素原子または水素原
子を示す。またn1 は1〜10の整数を、n2は0〜8の
整数を示す)〕
【0010】
【化11】 [式中、R1は水素原子、ハロゲン原子または炭素数1〜
5のアルキル基を示し、R2は、水素原子、ハロゲン原
子、シアノ基、炭素数1〜4のアルキルスルホン酸基、
アミドアルキルスルホン酸基、−CO2R5,−OCOR6,−OR
7,−CO2(CH2CH(R8)O)m4−(CH2CH(R9)O)m5[CH2CH2(CH2)
m7O]m6(R10),−CO2CHCH3OR11又は−CO2(CH2)r−CHR12C
HR13O[CO(CH2)sCHR14(CH2)tCHR15O]u−Hを示す(但し、
5は、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基又は炭
素数3〜6のヒドロキシアルキル基を示し、R6及びR7
は同一もしくは異なる基であって、水素原子、炭素数1
〜18のアルキル基又は炭素数1〜6のヒドロキシアル
キル基を示し、R8,R9及びR10は同一もしくは異なる
基であって、水素原子又はメチル基を示し、R11は炭素
数1〜18のアルキル基を示し、m4は1〜20の整数
を、m5及びm6は0〜20の整数を、m7は1又は2を
示し、R12,R13,R14及びR15は同一もしくは異なる
基であって、水素原子又はメチル基を示し、rは0〜2
の整数を示し、s及びtは0〜3の整数を示し、uは1
〜5の整数を示す。)]
【0011】
【化12】 [式中、Z1は水素原子又はメチル基を示し、Z2及びZ3
は、同一もしくは異なる基であって、炭素数1〜10の
アルキル基、アルコキシ基又はアルキルカルボニルオキ
シ基を示す。またm8は0又は1を示し、m8=0の場合
にはZ1は水素原子である。]
【0012】以下本発明を更に詳細に説明する。本発明
のフルオロアルキル基含有重合体は、前記一般式化
表わされる重合体1である。前記重合体1において、Z
2、Z3の炭素数が11以上、R1、R3の炭素数が6以
上、m1が1000を超える場合、m2、m3が3000
を超える場合、m9が2以上の場合には製造が困難であ
る。またn1が10を超える場合、あるいはn2が8を超
える場合には、溶媒に対する溶解性が低下する。
【0013】更に前記重合体1の平均分子量は、500
〜5000000であり、フルオロアルキル基の特性を
より顕著に発現させるために、500〜10000とす
るのが特に好ましい。前記平均分子量が、前記範囲外の
場合には製造が困難である。
【0014】また前記重合体1において、RFは−(CF
2)n1Xまたは下記一般式化13である。
【0015】
【化13】
【0016】前記−(CF2)n1Xを具体的に列挙する
と、F3C−,F(CF2)2−,F(CF2)3−,F(CF2)
4−,F(CF2)5−,F(CF2)6−,F(CF2)7−,F
(CF2)8−,F(CF2)9−,F(CF2)10−,HCF
2−,H(CF2)2−,H(CF2)3−,H(CF2)4−,H
(CF2)5−,H(CF2)6−,H(CF2)7−,H(CF2)8
−,H(CF2)9−,H(CF2)10−,ClCF2−,Cl
(CF2)2−,Cl(CF2)3−,Cl(CF2)4−,Cl
(CF2)5−,Cl(CF2)6−,Cl(CF2)7−,Cl
(CF2)8−,Cl(CF2)9−,Cl(CF2)10−であ
り、また、前記一般式化13を具体的に列挙すると、下
記化学式が挙げられる
【0017】
【化14】
【0018】前記重合体1としては、例えば、下記式
表される化合物等を好ましく挙げることができる(式
中、m1は1〜1000の整数、 3 は1〜3000の整
を示す)。
【0019】
【化15】
【0020】
【化16】
【0021】
【化17】
【0022】
【化18】
【0023】本発明の製造方法において、前記重合体1
を製造するには、特定の過酸化ジフルオロアルカノイル
と、特定の重合性成分とを反応させることにより得るこ
とができる。
【0024】前記過酸化ジフルオロアルカノイルは、前
記一般式化で表わされるジフルオロアルカノイル2で
ある。前記ジフルオロアルカノイル2において、n1
11以上の場合又はn2が9以上の場合には、溶媒の存
在下において反応させる際に前記ジフルオロアルカノイ
ル2の溶解性が低下するので使用できない。
【0025】また前記ジフルオロアルカノイル2中のR
Fは、前記重合体1において具体的に列挙したRFと同様
であり、前記ジフルオロアルカノイル2としては、具体
的には例えば過酸化ジペルフルオロ−2−メチル−3−
オキサヘキサノイル、過酸化ジペルフルオロ−2,5−
ジメチル−3,6−ジオキサノナノイル、過酸化ジペル
フルオロ−2,5,8−トリメチル−3,6,9−トリ
オキサドデカノイル、過酸化ジペルフルオロブチリル、
過酸化ジペルフルオロヘプタノイル等を好ましく挙げる
ことができる。
【0026】本発明の製造方法において、前記ジフルオ
ロアルカノイル2と反応させる特定の重合性成分は、前
記一般式化11で表わされる重合性成分A及び前記一般
式化12で表わされる重合性成分Bである。
【0027】前記重合性成分Aとしては、具体的には例
えば、塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニル、フ
ッ化ビニリデン、アクリロニトリル、酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル、酪酸ビニル、(メタ)アクリル酸、(メ
タ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸−t−ブチ
ル、(メタ)アクリル酸−n−ブチル、(メタ)アクリル酸
−2−エチルヘキシル、2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、CH2=CHCO2CHCH3OC2H5、CH2=CCH3CO2CHCH3OC2H5、CH
2=CHCO2CHCH3OCH2CH(CH3)2、CH2=CCH3CO2CHCH3OCH2CH(C
H3)2、CH2=CHCO2CHCH3OCH2C(C2H5)H(CH2)3CH3、CH2=CCH
3CO2CHCH3OCH2C(C2H5)H(CH2)3CH3、CH2=CHCO2CH2CH2O(C
O(CH2)5O)uH、CH2=CCH3CO2CH2CH2O(CO(CH2)5O)uH、CH2=
CCH3CO2(CH2CH2O)m4H(m4≠1)、CH2=CCH3CO2(CH2CH2O)m4
CH3、CH2=CCH3CO2(CH2CH2O)m4(CH2CH(CH3)O)m5H、CH2=C
CH3CO2(CH2CH2O)m4(CH2CH(CH3)O)m5CH3、CH2=CCH3CO2(C
H2CH2O)m4(CH2CH2(CH2)2O)m5H、CH2=CCH3CO2(CH2CH2O)m
4(CH2CH2(CH2)2O)m5CH3、CH2=CCH3CO2(CH2CH(CH3)O)m
4(CH2CH2CH2O)m6H、CH2=CCH3CO2(CH2CH(CH3)O)m4(CH2CH
2CH2O)m6CH3、CH2=CCH3CO2(CH2CH(CH3)O)m4H、CH2=CCH3
CO2(CH2CH(CH3)O)m4CH3、CH2=CHCO2(CH2CH2O)m4H(m4
1)、CH2=CCHCO2(CH2CH2O)m4CH3、CH2=CHCO2(CH2CH2O)m4
(CH2CH(CH3)O)m5H、CH2=CHCO2(CH2CH2O)m4(CH2CH(CH3)
O)m5CH3、CH2=CHCO2(CH2CH2O)m4(CH2CH2(CH2)2O)m6H、C
H2=CHCO2(CH2CH2O)m4(CH2CH2(CH2)2O)m6CH3、CH2=CHCO2
(CH2CH(CH3)O)m4(CH2CH2CH2O)m6H、CH2=CHCO2(CH2CH(CH
3)O)m4(CH2CH2CH2O)m6CH3、CH2=CHCO2(CH2CH(CH3)O)m
4H、CH2=CHCO2(CH2CH(CH3)O)m4CH3等を好ましく挙げる
ことができ(但し前記m4は、1〜20の整数を、m5
びm6は、1〜20の整数を、またuは1〜5の整数を
示す)、使用に際しては、単独若しくはm4、m5、m6
uが前記整数の範囲である混合物、更にはこれらの混合
物として用いることができる。
【0028】また前記重合性成分Bにおいて、Z2及び
3の炭素数が11以上の場合には製造が困難である。
【0029】前記重合性成分Bとしては、具体的には例
えば、トリメトキシビニルシラン、トリエトキシビニル
シラン、ジアセチルオキシメチルビニルシラン、ジエト
キシメチルビニルシラン、トリアセチルオキシビニルシ
ラン、トリイソプロポキシビニルシラン、トリメチルビ
ニルシラン、トリ−t−ブトキシビニルシラン、エトキ
シジエチルビニルシラン、ジエチルメチルビニルシラ
ン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、
3−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−
メタクリロキシプロピルジアセチルオキシメチルシラ
ン、3−メタクリロキシプロピルジエトキシメチルシラ
ン、3−メタクリロキシプロピルトリアセチルオキシシ
ラン、3−メタクリロキシプロピルトリイソプロポキシ
シラン、3−メクリロキシプロピルトリメチルシラン、
3−メタクリロキシプロピルトリ−t−ブトキシシラ
ン、3−メタクリロキシプロピルエトキシジエチルシラ
ン、3−メタクリロキシプロピルジエチルメチルシラ
ン、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3
−アクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−アク
リロキシプロピルジアセチルオキシメチルシラン、3−
アクリロキシプロピルジエトキシメチルシラン、3−ア
クリロキシプロピルトリアセチルオキシシラン、3−ア
クリロキシプロピルトリイソプロポキシシラン、3−ア
クリロキシプロピルトリメチルシラン、3−アクリロキ
シプロピルトリ−t−ブトキシシラン、3−アクリロキ
シプロピルエトキシジエチルシラン、3−アクリロキシ
プロピルジエチルメチルシラン等を好ましく挙げること
ができる。
【0030】本発明の製造方法において、前記ジフルオ
ロアルカノイル2と、前記重合性成分A及び重合性成分
Bとを反応させる際における仕込みモル比は、フルオロ
アルカノイル2:重合性成分A及びBが、1:0.1〜
5000の範囲であるのが好ましく、特に、1:0.5
〜1000の範囲とするのが好ましい。前記重合性成分
及びBの仕込みモル比が0.1未満の場合には、過酸
化物の自己分解に起因する生成物が多量に生成して工業
的に好ましくなく、また5000を超える場合には、目
的とする重合体1の収率が低下するので好ましくない。
また、重合性成分として、重合性成分A及び重合性成分
Bの混合物を用いる場合、重合性成分A及び重合性成分
Bの仕込みモル比は、特に限定されるものではないが、
1:0.01〜100の範囲とするのが望ましい。さら
に前記ジフルオロアルカノイル2の仕込みモル比を調節
することにより得られる重合体1の分子量を調節するこ
とができる。即ち、前記ジフルオロアルカノイル2の仕
込みモル比を高くすれば分子量の低い重合体が得られ、
前記ジフルオロアルカノイル2の仕込みモル比を低くす
れば分子量の高い重合体を得ることができる。
【0031】本発明の製造方法において、前記ジフルオ
ロアルカノイル2と特定の重合性成分とを反応させるに
は、常圧で行なうことが可能であり、また反応温度は、
好ましくは−20〜+150℃、特に好ましくは0〜1
00℃の範囲である。前記反応温度が−20℃未満の場
合には反応に長時間を要し、+150℃を超える場合に
は反応時の圧力が高くなり、反応操作が困難となるので
好ましくない。更にまた反応時間は30分〜20時間の
範囲が好ましく、工業的には1〜10時間の範囲にて行
なうことが特に好ましい。
【0032】本発明の製造方法では前記種々の反応条件
下において、前記ジフルオロアルカノイル2と前記重合
性成分A及びBとを反応させることにより、目的とする
重合体1を直接1段階反応により得ることができるが、
前記ジフルオロアルカノイル2の取扱い及び反応を、よ
り円滑に行なうために溶媒を用いることが好ましい。前
記溶媒としては、ハロゲン化脂肪族溶媒が特に好まし
く、具体的には例えば、塩化メチレン、クロロホルム、
2−クロロ−1,2−ジブロモ−1,1,2−トリフル
オロエタン、1,2−ジブロモヘキサフルオロプロパ
ン、1,2−ジブロモテトラフルオロエタン、1,1−
ジフルオロテトラクロロエタン、1,2−ジフルオロテ
トラクロロエタン、フルオロトリクロロメタン、ヘプタ
フルオロ−2,3,3−トリクロロブタン、1,1,
1,3−テトラクロロテトラフルオロプロパン、1,
1,1−トリクロロペンタフルオロプロパン、1,1,
2−トリクロロトリフルオロエタン、1,1,1,2,
2−ペンタフルオロ−3,3−ジクロロプロパン、1,
1,2,2,3−ペンタフルオロ−1,3−ジクロロプ
ロパン等を用いることができ、特に工業的には、1,
1,1,2,2−ペンタフルオロ−3,3−ジクロロプ
ロパン、1,1,2,2,3−ペンタフルオロ−1,3
−ジクロロプロパン、1,1,2−トリクロロトリフル
オロエタンを好ましく挙げることができる。前記溶媒を
使用する場合、溶媒中の前記ジフルオロアルカノイル2
の濃度は溶液全体に対して0.5〜30重量%であるの
が望ましい。
【0033】本発明の製造方法により得られる生成物
は、前記重合体1の他に、前記一般式化における片末
端のみがRF基である生成物も多少混ざった混合生成物
として生成することもあるが、用途に応じて、以下に示
す精製工程を行わずにこのような混合生成物をそのまま
種々の用途に使用することもできる。
【0034】本発明の製造方法により得られる反応生成
物は、再沈澱法等の公知の方法で精製することが可能で
ある。
【0035】
【発明の効果】本発明のフルオロアルキル基含有重合体
は、新規な化合物であり、フルオロアルキル基がエステ
ル結合でなく、直接炭素−炭素結合により結合されてい
るため、フルオロアルキル基に起因した性質を長期にわ
たり維持することが可能であり、耐候性の高い化合物で
ある。従って、低表面張力、低屈折性、耐熱性、耐寒
性、耐油性、電気絶縁性、撥水性、離型性、消泡性、耐
薬品性等の特性を有する化合物として、特に医薬、農薬
等の合成中間体、半導体デバイス用レジスト等の密着向
上剤、塗料、光学レンズ、眼鏡用レンズ、ガラス器具、
生体材料等の表面における撥水撥油性及び防汚染性等の
付与のための表面処理剤、封止剤、さらには離型性を付
与する材料等に利用することができる。特に本発明にお
けるシリル基、水酸基、エポキシ基又はカルボン酸基等
の官能基を有するフルオロアルキル基含有重合体は、硬
化部位として、更に基材への密着性を高めるためにも有
効である。また本発明の製造方法によりフルオロアルキ
ル基含有重合体を、短時間で収率良く且つ容易に、しか
も反応触媒及び特殊な装置を使用せずに1段階反応によ
り製造することができる。
【0036】
【実施例】以下本発明を実施例及び比較例により更に詳
細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
【0037】
【実施例1】メチルメタクリレート1.5g(15mmol)
及びトリメトキシビニルシラン2.2g(15mmol)に、
過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル−3,6−ジ
オキサノナノイル(5.0g,5mmol)を含む1,1,2
−トリクロロトリフルオロエタン溶液150gを加え、
窒素雰囲気下、30℃にて5時間反応を行なった。反応
終了後、反応溶媒を除去し、次いで真空下にて乾燥を行
ない6.9gの生成物を得た。得られた生成物のゲルパ
ーミエーションクロマトグラフィー,IR,19F−NM
Rを行なった結果、下記構造式で表わされるフルオロア
ルキル基含有シリコン系重合体であった。分析結果を以
下に示す。また得られた重合物を、酢酸を添加してpH
5.5に調整した95重量%エタノール水溶液に溶解
し、2重量%溶液を調製した。次いで得られた溶液を用
いてガラス基板上にディップコート法によりフィルムを
作成し、120℃にて10分間加熱処理を行なった後、
接触角を測定した。結果を表1に示す。
【0038】
【化19】 分子量:Mn=1300(Mw/Mn=1.00) 19
−NMR(CDCl3,外部標準 CF3COOH)δ−
3.35〜−9.99(26F),−54.09〜−6
9.51(8F)、IR(cm-1) 1730(C=O),1
230(CF2),1330(CF3)m1:m3=5:1
【0039】
【実施例2】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル
−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオロ
−2−メチル−3−オキサヘキサノイル3.2g(5.0
mmol)とした以外は、実施例と同様にして反応を行な
い、下記構造式で表わされる重合体を収量5.2g得
た。分析結果を以下に示す。また実施例1と同様にして
接触角を測定した。結果を表1に示す。
【0040】
【化20】 分子量:Mn=1250(Mw/Mn=1.00) 19
−NMR(CDCl3,外部標準 CF3COOH) δ−
3.33〜−9.89(16F),−54.14〜−5
6.70(6F) IR(cm-1) 1730(C=O),12
30(CF2),1335(CF3) m1:m3=5:1
【0041】
【実施例3】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル
−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオロ
−2−メチル−3−オキサヘキサノイル3.2g(5.0mmo
l)とし、メチルメタクリレートの仕込み量を0.5g
(5mmol)、トリメトキシビニルシランの仕込み量を
0.74g(5mmol)とした以外は、実施例と同様
にして反応を行ない、下記構造式で表わされる重合体を
収量4.2g得た。分析結果を以下に示す。また実施例
と同様にして接触角を測定した。結果を表1に示す。
【0042】
【化21】 分子量:Mn=1450(Mw/Mn=1.00) 19
−NMR(CDCl3,外部標準 CF3COOH) δ−
3.30〜−9.77(16F),−54.10〜−5
6.75(6F) IR(cm-1) 1730(C=O),12
30(CF2),1335(CF3) m1:m3=5:1
【0043】
【実施例4】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル
−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオロ
−2,5,8−トリメチル−3,6,9−トリオキサド
デカノイル6.6g(5mmol)とし、メチルメタクリレー
トの仕込み量を0.5g(5mmol)、トリメトキシビ
ニルシランの仕込み量を0.74g(5mmol)とした
以外は、実施例と同様にして反応を行ない、下記構造
式で表わされる重合体を収量7.5g得た。分析結果を
以下に示す。また実施例と同様にして接触角を測定し
た。結果を表1に示す。
【0044】
【化22】 分子量:Mn=1800(Mw/Mn=1.01) 19
−NMR(CDCl3,外部標準 CF3COOH) δ−
3.49〜−9.54(36F),−54.21〜−6
9.39(10F) IR(cm-1) 1735(C=O),1
235(CF2),1330(CF3)m1:m3=5:1
【0045】
【実施例5】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル
−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオロ
ヘプタノイル3.7g(5mmol)とし、メチルメタクリレ
ートの仕込み量を0.5g(5mmol)、トリメトキシ
ビニルシランの仕込み量を0.74g(5mmol)とし
た以外は、実施例と同様にして反応を行ない、下記構
式で表わされる重合体を収量4.8g得た。分析結果
を以下に示す。また実施例と同様にして接触角を測定
した。結果を表1に示す。
【0046】
【化23】 分子量:Mn=810(Mw/Mn=1.00) 19F−
NMR(CDCl3,外部標準 CF3COOH) δ−2.
90(6F),−29.00(4F),−43.29〜−4
9.22(16F) IR(cm-1) 1735(C=O),1
240(CF2),1330(CF3) m1:m3=6:1
【0047】
【実施例6】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル
−3,6−ジオキサノナノイルの仕込み量を2.5g
(2.5mmol)とし、メチルメタクリレートの仕込み
量を0.75g(7.5mmol)、トリメトキシビニル
シランを3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラ
ン3.72g(15mmol)とした以外は、実施例と同様
にして反応を行ない、下記構造式で表わされる重合体を
収量6.2g得た。分析結果を以下に示す。また実施例
と同様にして接触角を測定した。結果を表1に示す。
【0048】
【化24】 分子量:Mn=5600(Mw/Mn=1.61) 19
−NMR(CDCl3,外部標準 CF3COOH) δ−
3.30〜−9.94(26F),−54.11〜−6
9.44(8F) IR(cm-1) 1730(C=O),12
40(CF2),1330(CF3) m1:m3=1:1
【0049】
【実施例7】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル
−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオロ
−2−メチル−3−オキサヘキサノイル1.65g(2.
5mmol)に、またメチルメタクリレートの仕込み量を
0.75g(7.5mmol)に、トリメトキシビニルシ
ランを3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン
3.72g(15mmol)とした以外は、実施例と同
様にして反応を行ない、下記構造式で表わされる重合体
を収量5.0g得た。分析結果を以下に示す。また実施
と同様にして接触角を測定した。結果を表1に示
す。
【0050】
【化25】 分子量:Mn=5000(Mw/Mn=1.74) 19
−NMR(CDCl3,外部標準 CF3COOH) δ−
3.31〜−9.90(16F),−54.00〜56.
66(6F) IR(cm-1) 1730(C=O),1230
(CF2),1330(CF3) m1:m3=1:1
【0051】
【実施例8】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル
−3,6−ジオキサノナノイルの仕込み量を5.0g(5
mmol)に、またメチルメタクリレートを2−ヒドロキシ
エチルメタクリレート2.0g(15mmol)に、トリメト
キシビニルシランの仕込み量を2.2g(15mmol)
とした以外は、実施例と同様にして反応を行ない、下
記構造式で表わされる重合体を収量5.9g得た。分析
結果を以下に示す。また実施例と同様にして接触角を
測定した。結果を表1に示す。
【0052】
【化26】 分子量:Mn=3400(Mw/Mn=1.20) 19
−NMR(CDCl3,外部標準 CF3COOH) δ−
3.49〜−9.90(26F),−54.10〜−6
9.50(8F) IR(cm-1) 1730(C=O),12
40(CF2),1330(CF3)m1:m3=6:1
【0053】
【実施例9】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル
−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオロ
−2−メチル−3−オキサヘキサノイル3.3g(5mmo
l)に、メチルメタクリレートを2−ヒドロキシエチルメ
タクリレート2.0g(15mmol)に、トリメトキシビニ
ルシランの仕込み量を2.2g(15mmol)とした以
外は、実施例と同様にして反応を行ない、下記構造
表わされる重合体を収量5.1g得た。分析結果を以
下に示す。また実施例と同様にして接触角を測定し
た。結果を表1に示す。
【0054】
【化27】 分子量:Mn=2100(Mw/Mn=1.12) 19
−NMR(CDCl3,外部標準 CF3COOH) δ−
3.30〜−9.96(16F),−54.14〜56.
44(6F) IR(cm-1) 3450(OH),1730
(C=O),1230(CF2),1340(CF3) m1:m
3=5:1
【0055】
【実施例10】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオ
ロ−2,5,8−トリメチル−3,6,9−トリオキサ
ドデカノイル6.61g(5mmol)に、またメチルメタク
リレートを2−ヒドロキシエチルメタクリレート2.0
g(15mmol)に、トリメトキシビニルシランの仕込み量
を2.2g(15mmol)とした以外は、実施例と同
様にして反応を行ない、下記構造式で表わされる重合体
を収量7.1g得た。分析結果を以下に示す。また実施
と同様にして接触角を測定した。結果を表1に示
す。
【0056】
【化28】 分子量:Mn=3900(Mw/Mn=1.21) 19
−NMR(CDCl3,外部標準 CF3COOH) δ−
3.58〜−9.75(36F),−54.10〜−6
9.71(10F) IR(cm-1) 3450(OH),17
30(C=O),1240(CF2),1335(CF3)
1:m3=4:1
【0057】
【実施例11】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルの仕込み量を5.0g
(5mmol)とし、またメチルメタクリレートを2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート2.0g(15mmol)とし、ト
リメトキシビニルシランを3−メタクリロキシプロピル
トリメトキシシラン3.7g(15mmol)とした以外
は、実施例と同様にして反応を行ない、下記構造式で
表わされる重合体を収量5.8g得た。分析結果を以下
に示す。また実施例と同様にして接触角を測定した。
結果を表1に示す。
【0058】
【化29】 分子量:Mn=5300(Mw/Mn=1.62) 19
−NMR(CDCl3,外部標準 CF3COOH) δ−
3.40〜−9.91(26F),−54.19〜−6
9.50(8F) IR(cm-1) 3450(OH),173
0(C=O),1240(CF2),1330(CF3) m1:
3=4:1
【0059】
【実施例12】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオ
ロ−2,5,8−トリメチル−3,6,9−トリオキサ
ドデカノイル6.61g(5mmol)に、またメチルメタク
リレートを2−ヒドロキシエチルメタクリレート2.0
g(15mmol)に、トシメトキシビニルシランを3−メタ
クリロキシプロピルメトキシシラン3.7g(15mmol)
とした以外は、実施例と同様にして反応を行ない、下
記構造式で表わされる重合体を収量6.9g得た。分析
結果を以下に示す。また実施例と同様にして接触角を
測定した。結果を表1に示す。
【0060】
【化30】 分子量:Mn=5950(Mw/Mn=1.48) 19
−NMR(CDCl3,外部標準 CF3COOH) δ−
3.59〜−9.81(36F),−54.19〜−6
9.23(10F) IR(cm-1) 3450(OH),17
30(C=O),1240(CF2),1330(CF3)
1:m3=5:1
【0061】
【比較例1】未処理のガラス板について実施例と同様
に接触角を測定した。結果を表1に示す。
【0062】
【表1】
【0063】
【実施例13】CH2=C(CH3)CO2(CH2CH2O)2
H 1.74g(10mmol)及びトリメトキシビニルシラン
1.48g(10mmol)中に、過酸化ジペルフルオロ−
2,5−ジメチル−3,6−ジオキサノナノイル 9.
9g(10mmol)を含む1,1,2−トリクロロトリフル
オロエタン溶液80gを加え、窒素雰囲気下、30℃に
て7時間反応を行なった。反応終了後、白色粉末成分を
濾過し、真空下にて乾燥し、精製を行い、白色粉末生成
物を収量0.4gで得た。次いで、瀘液中の反応溶媒を
除去し、真空下にて乾燥を行ない、無色液状生成物を収
量12.3gで得た。得られた生成物は下記構造式で
される重合物であった。
【0064】
【化31】 m1:m3 5:2、白色粉末生成物:収量0.4g、分子量:
Mn=8800(Mw/Mn=1.39)、m1:m3 5:2、液状生
成物:収量12.3g、分子量:Mn=1500(Mw/Mn=1.0
9)、IR(cm-1):3450(OH),1725(C=O),1330(CF3),1240
(CF2) 19F−NMR(CDCl3,:δ −3.12〜−9.00(26F),−
54.12〜−69.00(8F) 外部標準CF3CO2H)
【0065】
【実施例14】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイルの代わりに過酸化ジペ
ルフルオロ−2,5,8−トリメチル−3,6,9−ト
リオキサドデカノイルを用いた以外は、実施例13と同
様にして反応を行ない、白色粉末生成物を収量0.7g
で、無色液状生成物を収量13.9gで得た。得られた
生成物は下記構造式で表わされる重合物であった。
【0066】
【化32】 1:m3 4:1 白色粉末生成物:収量0.7g 分子量:
Mn=10100(Mw/Mn=1.41),m1:m3 4:1 液状
生成物:収量13.9g 分子量:Mn=2100(Mw/Mn=1.0
4) IR(cm-1):3450(OH),1725(C=O),1335(CF3),1240
(CF2) 19F−NMR(CDCl3,:δ−3.59〜−9.32(36F),−5
4.11〜−68.91(10F) 外部標準 CF3CO2H)
【0067】
【実施例15】トリメトキシビニルシランの代わりに3
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランを用いた
以外は、実施例13と同様にして反応を行ない、白色粉
末生成物を収量0.6gで、無色液状生成物を収量1
2.9gで得た。得られた生成物は下記構造式で表わさ
れる重合物であった。
【0068】
【化33】 m1:m3 10:9 白色粉末生成物:収量0.6g 分子量:
Mn=12000(Mw/Mn=1.41),m1:m310:9 液
状生成物:収量12.9g 分子量:Mn=2900(Mw/Mn=
1.19) IR(cm-1):3450(OH),1730,1725(C=O),1330(CF
3),1240(CF2) 19F−NMR(CDCl3,:δ −3.11〜−9.29(2
6F),−54.19〜−69.99(8F) 外部標準 CF3CO2H)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 竹男 茨城県つくば市東2−14−9 (72)発明者 中山 雅陽 茨城県土浦市永国1132−9 (56)参考文献 特開 昭62−59610(JP,A) 特開 昭58−189210(JP,A) 特開 平5−131130(JP,A) 特開 平5−311149(JP,A) 特開 平5−339538(JP,A) 特開 平6−16780(JP,A) 特開 平6−65261(JP,A) 特開 平6−32842(JP,A) 特開 平6−56962(JP,A) 特公 昭52−24072(JP,B1) 特表 平7−504224(JP,A) 米国特許2559630(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 4/00 - 4/82 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式化1で表される分子量500
    〜5000000のフルオロアルキル基含有重合体。 【化1】 [式中、Z1は水素原子又はメチル基を示し、Z2及びZ3
    は、同一もしくは異なる基であって、炭素数1〜10の
    アルキル基、アルコキシ基又はアルキルカルボニルオキ
    シ基を示し、R1及びR3は同一もしくは異なる基であっ
    て、水素原子、ハロゲン原子または炭素数1〜5のアル
    キル基を示し、R2及びR4は同一もしくは異なる基であ
    って、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭素数1〜
    4のアルキルスルホン酸基、アミドアルキルスルホン酸
    基、−CO2R5,−OCOR6,−OR7,−CO2(CH2CH(R3)O)m4
    (CH2CH(R9)O)m5[CH2CH2(CH2)m7O]m6(R10),−CO2CHCH3O
    R11又は−CO2(CH2)r−CHR12CHR13O[CO(CH2)sCHR14(CH2)
    tCHR15O]u−Hを示し(但し、R5は、水素原子、ナトリウ
    ム、カリウム、アンモニウム、炭素数1〜18のアルキ
    ル基又は炭素数3〜6のヒドロキシアルキル基を示し、
    6及びR7は同一もしくは異なる基であって、水素原
    子、炭素数1〜18のアルキル基又は炭素数1〜4のヒ
    ドロキシアルキル基を示し、R8,R9及びR10は同一も
    しくは異なる基であって、水素原子又はメチル基を示
    し、R11は炭素数1〜18のアルキル基を示し、m4
    1〜20の整数を、m5及びm6は0〜20の整数を、m
    7は1又は2を示し、R12,R13,R14及びR15は同一
    もしくは異なる基であって、水素原子又はメチル基を示
    し、rは0〜2の整数を示し、s及びtは0〜3の整数
    を示し、uは1〜5の整数を示す)、またRFは、−(C
    F2)n1X又は 【化2】 を示す(但しXはフッ素原子、塩素原子、水素原子を示
    し、n1は1〜10の整数を、n2は0〜8の整数を示
    す)。更にm1は1〜1000の整数を、m2 0〜30
    00の整数を、 3 は1〜3000の整数を、8は0又
    は1を示す(但しm8=0の場合、Z1は水素原子であ
    る。)]
  2. 【請求項2】 下記一般式化で表わされる過酸化ジフ
    ルオロアルカノイルと、下記一般式化で表わされる重
    合性成分A及び下記一般式化で表わされる重合性成分
    Bとを反応させることを特徴とする請求項1記載のフル
    オロアルキル基含有重合体の製造方法。 【化3】 〔式中RFは、(CF2)n1X又は 【化4】 を示す(但しXは、フッ素原子、塩素原子または水素原
    子を示す。またn1 は1〜10の整数を、n2は0〜8の
    整数を示す)〕 【化5】 [式中、R1は水素原子、ハロゲン原子または炭素数1〜
    5のアルキル基を示し、R2は、水素原子、ハロゲン原
    子、シアノ基、炭素数1〜4のアルキルスルホン酸基、
    アミドアルキルスルホン酸基、−CO2R5,−OCOR6,−OR
    7,−CO2(CH2CH(R8)O)m4−(CH2CH(R9)O)m5[CH2CH2(CH2)
    m7O]m6(R10),−CO2CHCH3OR11又は−CO2(CH2)r−CHR12C
    HR13O[CO(CH2)sCHR14(CH2)tCHR15O]u−Hを示す(但し、
    5は、水素原子、炭素数1〜18のアルキル基又は炭
    素数3〜6のヒドロキシアルキル基を示し、R6及びR7
    は同一もしくは異なる基であって、水素原子、炭素数1
    〜18のアルキル基又は炭素数1〜6のヒドロキシアル
    キル基を示し、R8,R9及びR10は同一もしくは異なる
    基であって、水素原子又はメチル基を示し、R11は炭素
    数1〜18のアルキル基を示し、m4は1〜20の整数
    を、m5及びm6は0〜20の整数を、m7は1又は2を
    示し、R12,R13,R14及びR15は同一もしくは異なる
    基であって、水素原子又はメチル基を示し、rは0〜2
    の整数を示し、s及びtは0〜3の整数を示し、uは1
    〜5の整数を示す。)] 【化6】 [式中、Z1は水素原子又はメチル基を示し、Z2及びZ3
    は、同一もしくは異なる基であって、炭素数1〜10の
    アルキル基、アルコキシ基又はアルキルカルボニルオキ
    シ基を示す。またm8は0又は1を示し、m8=0の場合
    にはZ1は水素原子である。]
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