[go: up one dir, main page]

JP3129070U - ボルト・ナット締付装置 - Google Patents

ボルト・ナット締付装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3129070U
JP3129070U JP2006009462U JP2006009462U JP3129070U JP 3129070 U JP3129070 U JP 3129070U JP 2006009462 U JP2006009462 U JP 2006009462U JP 2006009462 U JP2006009462 U JP 2006009462U JP 3129070 U JP3129070 U JP 3129070U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
nut
shaft
tightening
planetary gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2006009462U
Other languages
English (en)
Inventor
泰▲のぶ▼ 金山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maeda Metal Industries Ltd
Original Assignee
Maeda Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maeda Metal Industries Ltd filed Critical Maeda Metal Industries Ltd
Priority to JP2006009462U priority Critical patent/JP3129070U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3129070U publication Critical patent/JP3129070U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

【課題】機動性に優れ、使い易く、安価に構成できるボルト・ナット締付機の提供。
【解決手段】遊星歯車増力装置2に連繋した外軸4と内軸3の内、外軸4に反力受け5を設け、内軸3には相手ボルト・ナットに係合する係合部6を設けた締付補助パワーユニット1と、該ユニットに連繋する電動ドライバー9との組合せからなる。該締付機9は、2出力軸を具えた専用の動力締付機に較べて、小型、軽量、安価である。締付補助パワーユニット1と電動ドライバー9を着脱できるから、扱い易く、機動性が高まる。
【選択図】図1

Description

本考案は、ボルト又はナットに係合する係合部、遊星歯車増力装置及び反力受けを具えた締付補助パワーユニットと、該締付補助パワーユニットに連繋する1出力軸電動ドライバーとの組み合せによる、ボルト・ナット締付装置に関するものである。
口径の大きなボルト・ナットの締付けは、2出力軸を具えた専用の動力締付機を用いる場合と、手動レンチと締付補助パワーユニットを組み合わせて用いる場合とがある(特許文献1)。
前者の専用動力締付機は、遊星歯車機構による2出力軸の増力装置、一方の出力軸に連繋されたソケット、他方の出力軸に連繋された反力受け及びモータを具えている。
相手ボルト又はナットにソケットを嵌合し、その近傍の突出物に反力受けを当て、専用動力締付機を作動して締付けを行う。
後者の締付補助パワーユニットは、遊星歯車機構による2出力軸の増力装置、一方の出力軸に連繋されたソケット、他方の出力軸に連繋された反力受けを具えている。
上記締付補助パワーユニットを駆動する手動レンチは、バー状の長尺ハンドルの先端に設けたヘッド部に、ハンドルと直交して出力軸を突設している。
締付補助パワーユニットのソケットを、ボルト又はナットに係合し、手動レンチの出力軸を締付補助パワーユニットに接続してハンドルを出力軸と直交する面内で回転させることにより、締付けを行う。
前者の専用動力締付機は大トルクを出力でき、締付けスピードも速い。しかし、締付機が大型化して重量が嵩むため、機動性が悪く、持ち運びに不便で、しかも高価であるという問題がある。
後者の手動式の場合、締付補助パワーユニットから手動レンチを外せば小型化でき、持ち運びに便利で、しかも専用動力締付機よりも遙かに安価である。しかし、手動入力であるから、作業者に大きな労力負担を強いる割に大トルクを出力できず、締付けスピードも遅いという問題がある。
又、長尺ハンドルを回転操作できる作業スペースが必要であるから狭隘な場所では使用できない。高所作業では、ハンドルの回転操作に危険が伴う。
又、ボルト先端のチップで反力を取り、ナットを締め付けて一定の締付け反力でチップが剪断するボルト・ナットの締付けを行う場合、ナットの締付けトルクは、チップが剪断するトルクより遊星歯車に入力するトルク分だけ小さくなる。標準的に使われている専用動力締付機に較べ、手動式は入力トルクが非常に大きいため、チップが剪断してもナットが締付け不足になっている。このため、追い締めが必要となり、一層作業能率が悪くなる。
更に、締付時の締付補助パワーユニットの捻れが弾性復帰して、該弾性復帰分に対応してハンドルが反締付方向に回転する現象が生じる。従って、ハンドルを往復回転操作しても、締付補助ユニット(1)の捻り弾性変形分は、締付けに作用しない問題がある。この問題を解決するには、締付補助パワーユニットと手動レンチとの間にワンウェイクラッチを介在させて、ハンドルの戻りを防止しなければならず、ワンウェイクラッチ分の嵩高、重量増及びコスト高を招来する。
本考案は、上記問題を解決できる締付装置を明らかにするものである。
実開昭63−86972号
請求項1のボルト・ナット締付機は、遊星歯車増力装置(2)に連繋して同芯に位置し互いに逆向きに回転可能な外軸(4)と内軸(3)の内、一方の軸に反力受け(5)を設け、他方の軸には相手ボルト・ナットに係合する係合部(6)を設けた締付補助パワーユニット(1)と、遊星歯車増力装置(2)の入力軸(25)に着脱可能に連繋する1出力軸電動ドライバー(9)との組合せからなる。
請求項2は、係合部(6)は内軸(3)と一体回転可能に設けられ、反力受け(5)は、締め付けるべきボルト・ナットの近傍に位置する突出部材に当接可能に外軸(4)の側方に突設されている。
請求項3は、請求項1に記載のボルト・ナット締付装置において、係合部(6)は外軸(4)と一体回転可能に設けられボルトBに螺合したナットNと一体回転可能に係合するナット係合ソケット(61)であり、反力受け(5)は、内軸(3)上に内軸(3)と一体回転可能に設けられボルトBの先端に形成したチップTが嵌合するチップ嵌合ソケット(54)である。
請求項4は、請求項1乃至3の何れかに記載のボルト・ナット締付装置において、締付補助パワーユニット(1)に、増力ユニット(8)を介して1出力軸電動ドライバー(9)が連繋されている。
請求項5は、請求項1乃至4の何れかに記載のボルト・ナット締付装置において、1出力軸電動ドライバー(9)は、動力源であるバッテリ(90)を内蔵している。
請求項6は、請求項3乃至5の何れかに記載のボルト・ナット締付装置において、遊星歯車増力装置(2)の入力軸(25)と、1出力軸電動ドライバー(9)の出力軸(92)が継手(94)を介して着脱可能に連結され、内軸(3)の回転によって、チップ嵌合ソケット(54)に嵌まったボルトB先端のチップTを剪断でき、該チップ嵌合ソケット(54)内に残る剪断後のチップTを、遊星歯車増力装置(2)の軸芯をスライド可能に貫通した突出しピン(11)で突き出し可能であり、前記継手(94)は、突出しピン(11)が入力軸(25)を貫通して該入力軸(25)の外側へ突出可能な逃し空間(97)を有している。
請求項1のボルト・ナット締付機における1出力軸電動ドライバー(9)は、2出力軸の遊星歯車増力装置を具えた専用の動力締付機に較べて、小型、軽量、安価である。
締付補助パワーユニット(1)の係合部(6)に、ボルト又はナットを係合し、反力受け(5)を、反力を受ける相手部材にセットしてから、締付補助パワーユニット(1)の入力軸(25)に1出力軸電動ドライバー(9)の出力軸(92)を連繋できるから、一体型で大型且つ重量の嵩む2出力軸動力締付機に較べて、扱い易く、機動性に優れている。
1出力軸電動ドライバー(9)と締付補助パワーユニット(1)を簡単に分離できるから、持ち運びにも便利である。
請求項2では、締付け前に、反力受け(5)を突出部材に当てなくても、締付け途上で、締付け反力によって反力受け(5)が回転して、自然に突出物に当たって止まるから、作業性がよい。
請求項3では、ボルトBの先端に形成したチップTを締付補助パワーユニット(1)の内軸(3)上のチップ嵌合ソケット(54)に嵌合し、外軸(4)上のナット係合ソケット(61)にナットNを嵌合して、1出力軸電動ドライバー(9)を作動させると、締付け反力をボルトチップTに受けて、該チップTを剪断するまでナットNの締め付けができる。
チップTが剪断されることにより、目視でナットNが適正トルクで締め付けられたことが分かる。
遊星歯車に入力するトルクは、標準的に使われる専用動力締付機と同じに出来るので、チップが剪断された後にナットを追い締めする必要はなく作業性を改善できる。
請求項4では、締付補助パワーユニット(1)に、増力ユニット(8)を連繋した分だけ出力トルクを大きくでき、締付補助パワーユニット(1)のトルク不足を補うことができる。又、小さな1出力軸電動ドライバーで入力が可能になり、入力に使用する電動ドライバーの選択肢が増える。
請求項5では、1出力軸電動ドライバー(9)はバッテリー(90)を内蔵しているから、現場作業での電源コンセントの位置や、導電コード長さの制約を受けず、機動性が一層高まる。
請求項6では、チップ嵌合ソケット(54)内に残る剪断後のボルトチップTを、突出しピン(11)で突出し可能であり、突出しピン(11)が突出しに備えて後退する際に、該突出しピン(11)の基端側が締付補助パワーユニット(1)から突出する設計であるから、突出しピン(11)が後退しても締付補助パワーユニット(1)内に収まる設計よりも、締付補助パワーユニット(1)の機長を短くして小型、軽量化を図ることができる。
締付補助パワーユニット(1)の小型、軽量化は、締付装置全体の小型、軽量化に、寄与できる。
締付補助パワーユニット(1)から臨出した突出しピン(11)の基端は、遊星歯車増力装置(2)の入力軸(25)と1出力軸電動ドライバー(9)の出力軸(92)とを連結する継手(94)の逃し空間(97)に侵入するから、他の構成品との衝突は生じない。
[第1実施例](図1)
ボルト・ナット締付装置は、ボルト・ナットに係合する係合部(6)を具えた締付補助パワーユニット(1)と、該締付補助パワーユニット(1)に連繋する1出力軸電動ドライバー(9)(以下、単に「電動ドライバー」と呼ぶ)とからなる。
以下の説明で、締付補助パワーユニット(1)側を「前」、電動ドライバー(9)側を「後」とする(後続の「実施例2」、「実施例3」でも同様)。
電動ドライバー(9)は、モータ(93)によって作動する回転駆動軸(91)にビット、ソケット等の締付け用の出力軸(92)を取り付けている。
実施例では、電動ドライバー(9)の出力軸(92)は、先端に角軸(92a)を具えている。
公知の如く、電動ドライバー(9)は出力トルクは大きくはないが、回転駆動軸(91)にドリル、ブラシ、砥石等の作業工具を取り付けることにより、回転を伴う種々の作業にも使用できる安価で汎用性の高い動力回転出力機である。
締付補助パワーユニット(1)は、筒状ケーシング(20)内に配備された2出力軸、1入力軸の遊星歯車増力装置(2)と、該遊星歯車増力装置(2)に連繋された内軸(3)及び外軸(4)と、内軸(3)の先端に突設され相手ボルト又はナット(以下、代表して「ナット」とする)に係合する係合部(6)と、外軸(4)に取り付けられた反力受け(5)とによって構成される。
遊星歯車増力装置(2)は、ケーシング(20)の後部に位置する第1遊星歯車機構(21)と、その前に位置する第2遊星歯車機構(22)の組み合せからなる。
第1遊星歯車機構(21)は、第1太陽歯車(21a)、第1遊星歯車(21c)、ケーシング(20)内面に形成された第1内歯(21b)、第1遊星歯車(21c)を回転可能に支持する第1遊星歯車支持枠(21d)とからなる。
第2遊星歯車機構(22)も、第2太陽歯車(22a)、第2遊星歯車(22c)、ケーシング(20)内面に形成された第2内歯(22b)、第2遊星歯車(22c)を回転可能に支持する第2遊星歯車支持枠(22d)とからなる。
第1遊星歯車支持枠(21d)から前方へ第2太陽歯車(22a)が一体に突設され、該第2太陽歯車(22a)は、第1太陽歯車(21a)と同芯に位置している。
第2遊星歯車支持枠(22d)の軸芯に前方に向けて内軸(3)が一体に突設されている。
第1太陽歯車(21a)の軸部は遊星歯車装置(2)に対する入力軸(25)であって、該入力軸(25)は、ケーシング(20)に装着した蓋体(7)の中心にスリーブ(71)を介して回転自由に支持されている。入力軸(25)の軸芯に、前記電動ドライバー(9)の出力軸(92)が一体回転可能に嵌合する嵌合部(27)を設けている。実施例の嵌合部(27)は、電動ドライバー(9)の出力軸(92)の角軸(92a)が嵌合する角穴(27a)である。
出力軸(92)が時計方向(右ネジナットの締付方向)に回転すると、締付補助パワーユニット(1)の内軸(3)も時計方向に回転する。
前記内軸(3)は先端に角軸(31)を突設して、該角軸(31)に係合部(6)を着脱可能に取り付けている。実施例の係合部(6)は、相手ナットNに嵌まる係合穴(62)を有するナット係合ソケット(61)である。
外軸(4)は、ケーシング(20)を前方に延長して筒状に形成され、外軸(4)の先端縁には180°対向位置の2箇所に、前方へ突出する突片(42)が形成されている。
反力受け(5)は剛性の大きな金属厚板を、長さ約20cm程度の厚板片に型切りして形成されている。反力受け(5)は基端側から先端側へ徐々に幅狭となっており、基端側の幅長さは約9cm、先端側の幅長さは約3cmであり、両端は円弧状を呈している。
反力受け(5)の基端側に丸孔(51)が開設され(図2参照)、図1に示す如く、反力受け(5)の基端側外周縁には180°離れて2箇所に切欠(53)が開設されている。
反力受け(5)は、丸孔(51)に内軸(3)を嵌め、切欠(53)に前記外軸(4)の突片(42)を嵌め、複数のボルト(52)によって、ケーシング(20)内に配備した環状のブロック(26)にネジ止め固定される。ボルト(52)の頭部は反力受け(5)の板厚内に沈んでいる。
然して、締付補助パワーユニット(1)のナット係合ソケット(61)にナットNを係合し、反力受け(5)を該ナットN近傍に位置する突出物に当てる。締付補助パワーユニット(1)の入力軸(25)の角穴(27a)に電動ドライバー(9)の角軸(92a)を嵌めて締付装置を構成する。
電動ドライバー(9)を作動させ、締付補助パワーユニット(1)の入力軸(25)を回転させる。
入力軸(25)の回転は、遊星歯車増力装置(2)によって減速、増力されてナット係合ソケット(61)を回転させ、ナットNを締め付ける。
このときの締付け反力を、反力受け(5)を介してナット近傍の突出物が受けるので、遊星歯車増力装置(2)の外軸(4)及びケーシング(20)は回転せず、ナット係合ソケット(61)のみが回転して、ナットNを安全に締め付けることができる。
上記の如く、締付補助パワーユニット(1)と電動ドライバー(9)を切り離して、締付補助パワーユニット(1)のナット係合ソケット(61)をナットNに嵌合してから、電動ドライバー(9)を締付補助パワーユニット(1)に接続できるから、即ち、締付補助パワーユニット(1)と電動ドライバー(9)を別個に扱うことができるので、その扱いのための労力負担を軽減でき、機動性が高まり、作業が容易となる。
締付補助パワーユニット(1)と電動ドライバー(9)を接続したままの締付装置によって、ソケット(61)をナットNに係合する場合では、大型且つ重量の嵩む締付装置の扱いに作業者の労力負担が大きく、機動性が低下する。
電動ドライバー(9)はバッテリー(90)を内蔵しているから、現場作業での電源コンセントの位置や、導電コード長さの制約を受けず、機動性が一層高まる。
[第2実施例](図2、図3)
締付補助パワーユニット(1)と電動ドライバー(9)との間に増力ユニット(8)を介装している。
締付補助パワーユニット(1)と電動ドライバー(9)は、前記第1実施例と同じであるので、説明は省略する。
増力ユニット(8)は、筒状ケーシング(81)内に遊星歯車装置(82)を内蔵している。遊星歯車装置(82)は、前記した締付補助パワーユニット(1)の遊星歯車装置(2)と同様にして、第1遊星歯車機構(83)及び第2遊星歯車機構(84)からなる。
第2遊星歯車機構(84)の遊星歯車支持枠(87)から前方に、締付補助パワーユニット(1)の入力用の角穴(27a)に嵌合する角軸(88)を突設し、第1遊星歯車機構(83)の太陽歯車(83a)に、電動ドライバー(9)の角軸(92a)が嵌合する角穴(83a´)を設けている。
上記ケーシング(81)の前端部は、締付補助パワーユニット(1)の蓋体(7)の多角形部(70)に嵌合可能に多角形に拡大し、該多角形拡大部(81a)に固定用のクランプボルト(80)を具えている。
締付補助パワーユニット(1)の角穴(27a)に増力ユニット(8)の角軸(88)を嵌合すると共に、ケーシング(81)の拡大部(81a)を締付補助パワーユニット(1)の蓋体(7)の多角形部(70)に嵌合し、クランプボルト(80)によって、増力ユニット(8)を締付補助パワーユニット(1)に固定しておく。
締付補助パワーユニット(1)のナット係合ソケット(61)にナットNを係合し、反力受け(5)を該ナット近傍の突出物に当てる。
増力ユニット(8)の角穴(83a)に電動ドライバー(9)の出力軸(92)を係合して、電動ドライバー(9)を作動させる。
出力軸(92)の回転は、増力ユニット(8)により、減速、増力され、締付補助パワーユニット(1)の遊星歯車増力装置(2)によって、更に、減速、増力されてナット係合ソケット(61)を回転させ、ナットNを締め付ける。
このときの締付反力を、反力受け(5)を介してナット近傍の突出物が受けるので、遊星歯車増力装置(2)の外軸(4)及びケーシング(20)は回転せず、ソケット(61)のみが回転して、ナットNを安全に締め付けることができる。
上記の如く、締付装置を構成する締付補助パワーユニット(1)、増力ユニット(8)及び電動ドライバー(9)の内、電動ドライバー(9)を切り離して、締付補助パワーユニット(1)のナット係合ソケット(61)をナットNに嵌合してから、電動ドライバー(9)を増力ユニット(8)に接続できるから、即ち、増力ユニット(8)を具えた締付補助パワーユニット(1)と、電動ドライバー(9)を別個に取扱いできるから、締付装置の取扱いに大きな力を必要とせず、作業が容易となり、機動性に優れている。
[第3実施例](図4、図5)
先端に剪断用のチップTを具えたボルトBとナットNを、該チップTが剪断するまで締付けでき、剪断したチップTを外部に突き出して排出するための突出しピン(11)を具えた締付装置である。
締付装置は、締付補助パワーユニット(1)と電動ドライバー(9)との間に、筒状の継手(94)を介装している。
電動ドライバー(9)は、前記第1実施例と同じであるので、説明は省略する。
締付補助パワーユニット(1)は、筒状のケーシング(20)内に、第1遊星歯車機構(21)、第2遊星歯車機構(22)及び第3遊星歯車機構(23)を3段に同軸上に連繋した遊星歯車増力装置(2)を内蔵している。
ケーシング(20)は上記第1乃至第3の遊星歯車機構の内歯を具えている。
ケーシング(20)は、締付補助パワーユニット(1)の外軸(4)を兼ねており、先端にナットNに対する係合部(6)を一体回転可能に接続している。
係合部(6)はナットNが係合する係合穴(62)を有するナット係合ソケット(61)である。
前記遊星歯車増力装置(2)の出力側の第3遊星歯車機構(23)の遊星歯車支持枠(23d)と筒状の内軸(3)がスプライン係合(28)等によって一体回転可能に係合している。
内軸(3)内に、チップ嵌合ソケット(54)がスプライン係合(29)等により、内軸(3)の軸芯に沿う方向にスライド可能且つ内軸(3)と一体回転可能に配備されている。
チップ嵌合ソケット(54)の前部は、ボルトBのチップTが係合する係合穴(55)が形成され、バネ(10)によって前方へ付勢されている。
チップ嵌合ソケット(54)は、ナット締付けの際に反力受け(5)となる。
遊星歯車増力装置(2)の入力側の第1遊星歯車機構(21)の太陽歯車(21a)は多角形軸部(21a´)を後方に延長しており、該多角形軸部(21a´)が入力軸(25)となっている。
遊星歯車増力装置(2)の軸芯を貫通して、チップ突出し用の突出しピン(11)がスライド可能に配備される。
突出しピン(11)の先端にはヘッド(12)が固定され、該ヘッド(12)は前記チップ嵌合ソケット(54)の後部内面にスライド可能に嵌まっている。
突出しピン(11)は、バネ(13)によって前方に付勢されている。
図5に示す如く、締付補助パワーユニット(1)にボルト・ナットを係合する前の状態では、ナット係合ソケット(61)内に、チップ嵌合ソケット(54)が侵入し、該チップ嵌合ソケット(54)の係合穴(55)内に突出しピン(11)のヘッド(12)先端が侵入している。この状態で、突出しピン(11)の基端は、遊星歯車装置(2)の入力軸(25)内に収まっており、入力軸(25)から外側に臨出していない。チップ嵌合ソケット(54)にボルトチップTが嵌まり、ナット係合ソケット(61)にナットNが嵌まった状態で、突出しピン(11)は、チップTに押されて基端を入力軸(25)から突出させる。
継手(94)は、一端に締付補助パワーユニット(1)の多角形軸部(21a´)が係合する角穴(95)、他端に電動ドライバー(9)の出力軸(92)の角軸(92a)が係合する角穴(96)が開設されている。両角穴(95)(96)間は、入力軸(25)から突出した突出しピン(11)の逃し空間(97)となっている。
然して、締付補助パワーユニット(1)に継手(94)を接続し、電動ドライバー(9)は分離したまま、ボルトチップTに締付補助パワーユニット(1)のチップ嵌合ソケット(54)を嵌合し、締付補助パワーユニット(1)を少し押し込むと、チップ嵌合ソケット(54)がバネ(10)に抗して後退し、ナット係合ソケット(61)の係合穴(62)を開放して、該係合穴(62)へのナットNの係合を許す。
このとき、突出しピン(11)は、ボルトチップTに押されて後退し、入力軸(25)から外側後方に突出して継手(94)内の逃し空間(97)に侵入する。
継手(94)の角穴(96)に、電動ドライバー(9)の角軸(92a)を嵌合して、電動ドライバー(9)を作動させると、ナット締めの締付け反力をボルトチップTが受けて、チップTを剪断するまでナットNの締め付けができる。
ボルトチップTが剪断されることにより、ナットNが適正トルクで締め付けられたことが目視で分かる。
締付補助パワーユニット(1)をボルト及びナットから引き離すと、バネ(10)(13)によって係合部(6)及び突出しピン(11)が元位置に復帰し、突出しピン(11)先端のヘッド(12)がチップ嵌合ソケット(54)内に残存する剪断チップTを突き出して、外部に排出する。
上記の如く、突出しピン(11)が突き出しに備えて後退する際に、締付補助パワーユニット(1)から突出する設計であるから、突出しピン(11)が後退しても締付補助パワーユニット(1)内に収まる設計よりも、締付補助パワーユニット(1)の機長を短くして小型、軽量化けを図ることができる。
締付補助パワーユニット(1)の小型、軽量化は、締付装置全体の小型、軽量化に、寄与できる。
尚、第3実施例の締付補助パワーユニット(1)は、ボルトチップTがチップ嵌合ソケット(54)内から突出しピン(11)のヘッド(12)を押し出して、ボルトチップTが確実にチップ嵌合ソケット(54)に収まらない限り、チップ嵌合ソケット(54)が後退しない、即ち、ナットNをナット係合ソケット(61)に確実に嵌合できない、「なめり防止手段」が設けられているが、「なめり防止手段」の構成は、公知であり、又、本考案に関係しないので説明は省略する。
図6a、b、cは、第3実施例の継手(94)に、突出しピン(11)を後退位置に保持する保持手段を設けた実施例を示している。
突出しピン(11)の基端は円弧面(11a)に形成され、該円弧面に接近し、突出しピン(11)を一周して引っ掛かり凹部(11b)が形成されている。
保持手段は、継手(94)に該継手(94)の軸芯と直交してガイド孔(94a)を開設し、該ガイド孔(94a)内にスライド可能に保持部材(98)を収容している。
ガイド孔(94a)の一端は閉塞され、他端には抜止め施してプッシュボタン(98c)が配備され、ガイド孔の閉塞側に、保持部材(98)を外側に付勢するバネ(98b)が配備されている。
保持部材(98)の中央部には前記突出しピン(11)の基端が殆んど余裕のない状態に貫通する孔(98a)が開設され、該孔(98a)の突出しピン(11)側の周辺は孔(98a)に向かって徐々に凹む円錐案内面(98d)となっている。
バネ付勢された保持部材(98)の孔(98a)はプッシュボタン(98b)側へ僅かずれている。
図6aの如く、突出しピン(11)が後退して、該突出しピン(11)の基端が保持部材(98)の円錐案内面(98d)に当たると、保持部材(98)をバネ(98b)に抗してスライドさせて保持部材(98)の孔(98a)を貫通する。バネ付勢されている保持部材(98)の孔縁が突出しピン(11)基端部の凹部(11b)に引っ掛かり、突出しピン(11)は後退位置に保持される。
Iプッシュボタン(98B)を押圧すると、突出しピン(11)と保持部材(98)の孔縁の係合が解除され、突出しピン(11)を締付補助パワーユニット(1)側のバネ(13)によって前進させ、ボルトチップを突き出すことができる。
上記実施例の説明は、本考案を説明するためのものであって、実用新案登録請求の範囲に記載の考案を限定し、或いは範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本考案の各部構成は上記実施例に限らず、実用新案登録請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
例えば、実施例1、2において、係合部(6)を六角頭ボルト等、多角形頭ボルトに係合可能なソケットとし、或いは六角穴付きボルト等の多角形穴付きボルトに係合可能なビットとすることで、ボルトの締付けに実施できるのは勿論である。
第1実施例の締付装置の断面図である。 第2実施例の締付装置の断面図である。 同上の締付装置の入力受部と入力手段を切り離した断面図である。 第3実施例の締付装置の断面図である。 同上の締付装置の入力受部と入力手段を切り離した断面図である。 図6は、突出しピンの保持手段の説明図であって、a図は突出しピンの後退途上を示し、b図は突出しピンを保持部材によって保持した状態を示し、c図は突出しピンの保持を解除した瞬間の状態を示している。
符号の説明
1 締付補助パワーユニット
11 突出しピン
2 遊星歯車増力装置
25 入力軸
3 内軸
4 外軸
5 反力受け
6 係合部
61 ソケット
8 増力ユニット
9 1出力軸電動ドライバー
92 出力軸

Claims (6)

  1. 遊星歯車増力装置(2)に連繋して同芯に位置し互いに逆向きに回転可能な外軸(4)と内軸(3)の内、一方の軸に反力受け(5)を設け、他方の軸には相手ボルト・ナットに係合する係合部(6)を設けた締付補助パワーユニット(1)と、遊星歯車増力装置(2)の入力軸(25)に着脱可能に連繋する1出力軸電動ドライバー(9)との組合せからなる、ボルト・ナット締付装置。
  2. 係合部(6)は内軸(3)と一体回転可能に設けられ、反力受け(5)は、締め付けるべきボルト・ナットの近傍に位置する突出部材に当接可能に外軸(4)の側方に突設されている、請求項1に記載のボルト・ナット締付装置。
  3. 係合部(6)は外軸(4)と一体回転可能に設けられボルトBに螺合したナットNと一体回転可能に係合するナット係合ソケット(61)であり、反力受け(5)は、内軸(3)上に内軸(3)と一体回転可能に設けられボルトBの先端に形成したチップTが嵌合するチップ嵌合ソケット(54)である、請求項1に記載のボルト・ナット締付装置。
  4. 締付補助パワーユニット(1)に、増力ユニット(8)を介して1出力軸電動ドライバー(9)が連繋されている、請求項1乃至3の何れかに記載のボルト・ナット締付装置。
  5. 1出力軸電動ドライバー(9)は、動力源であるバッテリー(90)を内蔵している、請求項1乃至4の何れかに記載のボルト・ナット締付装置。
  6. 遊星歯車増力装置(2)の入力軸(25)と、1出力軸電動ドライバー(9)の出力軸(92)が継手(94)を介して着脱可能に連結され、内軸(3)の回転によって、チップ嵌合ソケット(54)に嵌まったボルトB先端のチップTを剪断でき、該チップ嵌合ソケット(54)内に残る剪断後のチップTを、遊星歯車増力装置(2)の軸芯をスライド可能に貫通した突出しピン(11)で突き出し可能であり、前記継手(94)は、突出しピン(11)が入力軸(25)を貫通して該入力軸(25)の外側へ突出可能な逃し空間(97)を有している、請求項3乃至5の何れかに記載のボルト・ナット締付装置。
JP2006009462U 2006-11-21 2006-11-21 ボルト・ナット締付装置 Expired - Lifetime JP3129070U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006009462U JP3129070U (ja) 2006-11-21 2006-11-21 ボルト・ナット締付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006009462U JP3129070U (ja) 2006-11-21 2006-11-21 ボルト・ナット締付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3129070U true JP3129070U (ja) 2007-02-01

Family

ID=43280046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006009462U Expired - Lifetime JP3129070U (ja) 2006-11-21 2006-11-21 ボルト・ナット締付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3129070U (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018126841A (ja) * 2017-02-10 2018-08-16 株式会社マキタ 締付工具
US10569393B2 (en) 2017-02-10 2020-02-25 Makita Corporation Attachment and fastening tool
CN112475873A (zh) * 2020-12-31 2021-03-12 无锡市嘉立德科技有限公司 一种高通用性高速自动打螺丝装置
KR102753676B1 (ko) * 2024-02-19 2025-02-05 볼팅마스타(주) 무반력 전동토크렌치
CN119973609A (zh) * 2025-02-28 2025-05-13 北京航空航天大学 用于航空发动机压气机转子的盲腔拧紧机器人及工作方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018126841A (ja) * 2017-02-10 2018-08-16 株式会社マキタ 締付工具
US10569393B2 (en) 2017-02-10 2020-02-25 Makita Corporation Attachment and fastening tool
CN112475873A (zh) * 2020-12-31 2021-03-12 无锡市嘉立德科技有限公司 一种高通用性高速自动打螺丝装置
CN112475873B (zh) * 2020-12-31 2022-04-08 无锡市嘉立德科技有限公司 一种高通用性高速自动打螺丝装置
KR102753676B1 (ko) * 2024-02-19 2025-02-05 볼팅마스타(주) 무반력 전동토크렌치
CN119973609A (zh) * 2025-02-28 2025-05-13 北京航空航天大学 用于航空发动机压气机转子的盲腔拧紧机器人及工作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110560738B (zh) 手持式动力工具
US9231386B2 (en) Electric cable cutter
US20140190315A1 (en) Gear head socket tool
US20110180290A1 (en) Electrical power tool
JPH047843Y2 (ja)
CN107847238B (zh) 具有飞轮的节省空间的棘轮单元
US10843314B2 (en) Power tool
AU2016101315A4 (en) Power tool
PL220914B1 (pl) Narzędzie zwiększające moment obrotowy
US10513023B2 (en) Power tool
JP6285514B2 (ja) 高速回転レンチの軸心固定装置及びこれを適用した高速回転レンチ
JP5002676B2 (ja) 締結工具
JP3129070U (ja) ボルト・ナット締付装置
CN104339296B (zh) 棘轮螺丝批
CA2996323A1 (en) Rotational driver
JP2016010831A (ja) ナット締め付け機
US20120247288A1 (en) Direct action powered soil pipe cutter
JPH11151534A (ja) フレアー工具
US20150010369A1 (en) Motor Powered Milling Machine Vice Clamping Actuator For Use With A Milling Machine
KR20090009668U (ko) 커팅휠이 구비된 전동공구
JPH0246354B2 (ja)
JP4707616B2 (ja) 回転操作工具
JP2017159415A (ja) トルクドライバ
JP3248824U (ja) 電動式ラチェット回転工具
JP7795189B2 (ja) ラチェット回転工具

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100110

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110110

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120110

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130110

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140110

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250