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JP3119025B2 - 符号化装置及び復号化装置 - Google Patents

符号化装置及び復号化装置

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JP3119025B2
JP3119025B2 JP05094278A JP9427893A JP3119025B2 JP 3119025 B2 JP3119025 B2 JP 3119025B2 JP 05094278 A JP05094278 A JP 05094278A JP 9427893 A JP9427893 A JP 9427893A JP 3119025 B2 JP3119025 B2 JP 3119025B2
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孝義 瀬政
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、符号化・復号化装置、
特に画像情報などの符号化・復号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マルコフ情報源の符号化においては、情
報源の出力シンボル系列に対し、既に符号化済みのシン
ボルである参照シンボルにより符号化対象シンボルを予
測し、その予測誤差信号を参照シンボルパターンにより
予測的中率に応じて各予測誤差信号をいくつかの群に分
類し、それぞれに適した符号を用いて符号化が行われて
いる。ここで、以下この予測誤差信号の作成のことを、
予測変換、群に分類することを統合、群の識別子のこと
を次数と呼ぶ。また、符号化されるべき予測誤差信号の
ことを予測誤差シンボルと呼ぶことにする。
【0003】この予測変換及び次数選択方法としては、
情報源の統計的性質の局所的変化に対応するため、適応
処理を行う技術が特開平2−305225号公報に開示
されている。予測誤差シンボルの符号化手法について
は、減算型算術符号化法が、IBM研究開発情報198
8年11月、第32巻第6号(IBM Journal
of Reserch and Developmen
t,Vol.32,No.6,Nov,1988)の
「Q−コーダ対応2元演算符号器の基礎的原理の外観」
(An overview of the basic
principle of the Q−Coder
adaptive−binary arith−me
tic coder)や特公平2−58811号公報な
どに開示されている。これらはシンボル系列を数直線上
で0.0から1.0までの間に写像し、その座標を符号
語として符号化する数直線表示符号化方式の一種で、生
起したシンボルに応じて数直線を分割する際に、加減算
のみで行うものである。
【0004】以下、図に従って従来の技術による予測変
換、統合及び符号化の過程を説明する。図14は従来の
技術による符号化装置のブロック図であり、図15はこ
の内の算術符号器の内部構成図である。簡単のため、情
報源は2値画像信号とし、参照シンボルは図16の12
画素、統合数は16とする。
【0005】図14で、1は情報源シンボル101の系
列から参照シンボルを選択出力する参照シンボル作成
器、2はこの出力である参照シンボルパターン102よ
り対象シンボルの次数103と予測値104を出力する
次数・予測値メモリ、3は後述の次数・予測値レジスタ
8で選択・記憶された予測値112をもとに予測誤差シ
ンボル105を作成する予測変換器、4は後述の次数・
予測値レジスタ8で選択・記憶された次数111をもと
に算術符号の領域幅106を出力する領域幅テーブル、
5は算術符号器、6は次数・予測値メモリの読み出しと
更新を制御する次数・予測値制御回路、7は参照シンボ
ルパターン102から直前の符号化対象シンボルに対す
る参照シンボルパターンと符号化対象シンボルに対する
参照シンボルパターンが一致しているか否かを検出する
検出器、8は次数・予測値メモリ2からの次数103及
び予測値出力104ないしは、次数・予測値制御回路6
からの更新信号108一時記憶する次数・予測値レジ
スタである。ここで、参照シンボル数を12としたこと
より、次数・予測値テーブル(次数・予測値メモリの内
容)は図17に示す様に212種必要となる。次数値につ
いては統合を16の群としたことからこれを識別するも
のとなる。ここでは予測的中率の高い程次数が高いもの
とする。
【0006】図15は、算術符号器5の内部構成を示す
ブロック構成図である。図において、5aは数直線上の
有効領域Ai を記憶するAレジスタ、5bはMPS領域
幅114を計算する減算器、5cはLPSの領域幅とM
PSの領域幅を選択してAレジスタ5aの入力とする選
択器、5dは下界値座標116を記憶するCレジスタ、
5eはLPSの場合のCレジスタ値117を計算する加
算器、5fはCレジスタのオーバーフロー(シフトアウ
ト)信号であるキャリー出力118を一時記憶し、Cレ
ジスタ5d更新時に桁上がりの処理を行い最終的な符号
系列を作成するための符号レジスタ、5gはこの算術符
号器5の動きを制御するタイミング制御回路である。
【0007】次に図14についてその動作を説明する。
情報源から発生したシンボル101(画像信号)は参照
シンボル作成器1でその系列が記憶されると共に、図1
6に示す12画素の信号が選択されて参照シンボルパタ
ーン102として出力される。次数・予測値メモリ2で
はこれを基に図17に示すテーブル内容から、対象シン
ボルの予測値104と次数103が出力され、次数10
3情報は図18に示す領域幅テーブル4で領域幅106
として変換出力される。一方、発生シンボル101は予
測変換器3で予測値112と排他的論理和がとられ予測
誤差シンボル105が作成される。この予測誤差シンボ
ルは符号化対象が2値画像信号であるため、予測一致の
場合に0(MPS:More Probable Sy
mbol)、不一致の場合に1(LPS:Less P
robable Symbol)となる。
【0008】算術符号器5では領域幅106信号を基
に、予測誤差シンボル105を数直線上に写像してゆき
符号化が実行される。すなわち、予測誤差シンボル系列
において第i番目のシンボルをai 、第i時点でのLP
Sの写像範囲(割当領域)をSとすると、MPS領域を
有効領域の下側に取るとすれば、第i時点でのシンボル
系列の写像範囲(有効領域)Ai とその下界値座標Ci
は、シンボルai がMPSのとき、 Ai = Ai-1 − S Ci = Ci-1 シンボルai がLPSのとき Ai = S Ci = Ci-1 + (Ai-1 − S) とする。
【0009】ここで有効領域Ai が1/2以下になった
場合には、演算制度を上げるため2のべき乗倍する。こ
のとき座標Ci のオーバーフロー(小数点以上の部分)
分が符号ビット系列として出力される。以下このべき乗
処理を正規化と呼ぶ。 Ai 更新値 = Ai * 2m (1/2<
Ai 更新値≦1) Ci 更新値 = Ci * 2m
【0010】算術符号に於いては,SをLPSの出現確
率(=予測誤り確率)とすることで、情報源エントロピ
に極めて近い高効率の符号化ができることが知られてい
る。よって、次数に対応した予測的中率に適したS値を
選択することで上記処理により算術符号化を行うことが
できる。図18は次数と領域幅Sとの対応表の一例であ
る。表中の値は、上記式中の数値を216倍したものを記
してある。この例では、数直線上の領域計算は16ビッ
ト精度で行うものであり、Aレジスタ、Cレジスタはそ
れぞれ小数以下16ビットの構成となる。
【0011】次に予測及び統合の適応処理について説明
する。この適応処理方法としては、出力シンボル系列か
ら連続するMPSとLPSの数を計数して制御する方式
と、上記正規化が生起したときのシンボルがMPSかL
PSによって制御する方式がある。ここでは後者の方式
を例にとって説明する。次数・予測値制御回路6は正規
化時に予測変換器3の出力シンボルがMPSあるいは
PSであるかを判定する。
【0012】LPSの場合 次数・予測値メモリ2において、その時の参照シンボル
パターンに対応する次数の値を1だけ減算する。たとえ
ば、図17(a)に示すように符号化対象シンボルXの
参照シンボルパターンA〜Lに対する次数が4、予測値
が1であった場合、図17(b)に示すように、次数を
3にする。これは、当該参照シンボル状態に於ける予測
が外れたため、予測の的中度を示す次数を下げることに
よって、現在の符号化対象となっている情報源に対し、
次数・予測値を適応させる動作である。次数が最低次数
に達しそれ以上次数を減じることが出来なくなると、予
測値を反転させる。この動作により的中率が極端に悪い
予測値は書き換えられる。
【0013】MPSの場合 次数・予測値メモリ2において、その時の参照シンボル
パターンに対応する次数の値を1だけ加算する。たとえ
ば、図17(a)に示すように符号化対象シンボルXの
参照シンボルパターンA〜Lに対する次数が4であった
場合、図17(c)に示すように、次数を5にする。こ
れは、当該参照シンボル状態に於ける予測が的中したた
め、予測の的中度を示す次数を上げることによって、現
在の符号化対象となっている情報源に対し、次数・予測
値を適応させる動作である。次数がすでに最高次数に達
している場合には加算は実行されない。この動作により
予測が極めてよく的中する場合には、次数を上げること
によりS値が小さくなり、算術符号器5から出力される
符号量を抑えることができる。
【0014】以上の適応処理の動作により次数・予測値
制御回路6は、情報源の性質に追従して次数・予測値テ
ーブルを書き換えてゆき、高い符号化効率による算術符
号化が実現できる。
【0015】ここでこの符号化装置の1シンボル毎の処
理動作を図19を用いて詳述する。図19においてC
1、C2、C3、・・・はシステムクロック1周期を示
している。また、図において#1、#2、#3・・・は
符号化する対象シンボルを示している。ただし、図19
の中の#1、#2、#3は対象シンボルそのものを意味
するのではなく、図中左側に記載された各種パターンや
出力が対象シンボルに対応するものであることを示して
いる。例えば、対象シンボルパターン102において#
1、#2、#3・・・とあるのは対象シンボル#1に対
応する参照シンボルパターンの出力を示しており、同様
に#2は対象シンボル#2に対応する参照シンボルパタ
ーンの出力を示している。
【0016】図19に示すように、システムクロックC
1において情報源シンボル101を入力し、参照シンボ
ル作成器1から参照シンボルパターン102を出力す
る。同時にシステムクロックC1において、次数・予測
値メモリ2から次数103及び予測値104を出力す
る。また、システムクロックC2において、次数・予測
値レジスタ8から当該符号化対象シンボルの次数信号1
11及び予測値信号112が出力され、次数・予測値メ
モリ2において次の符号化対象シンボルに対する次数1
03及び予測値104をシステムクロック1周期を用い
て読み出す。また、システムクロックC3においては、
算術符号器5により当該シンボル符号化の為の出力が行
われ、AレジスタとCレジスタからの符号の出力が行わ
れるのと平行して、次の符号化対象シンボルの次数信号
111及び予測値信号112が次数・予測値レジスタ8
から出力され、また、更に次の符号化対象シンボルに対
する次数103及び予測値104を、次数・予測値メモ
リ2から読み出す。このように符号化装置は、処理をパ
イプライン的に行うように構成されている。
【0017】次に、対象シンボルを符号化した場合に正
規化及び次数・予測値の更新が無い場合と、有る場合に
ついて説明する。 (1)正規化及び次数・予測値の更新がない場合 例えば、図19の#1、#3、#4、#6の場合のよう
に、上記領域と座標の演算後、次符号化対象シンボルの
領域・座標演算に移る。 (2)正規化及び次数・予測値の更新がある場合 例えば、図19の#2、#5の場合のように、上記領域
と座標の演算を1クロックで行った後、以下の更新・正
規化を行う。
【0018】次数・予測値メモリ2の内容の更新は、検
出器7から出力される当該シンボルに対する参照パター
ン109(参照シンボルパターン102を1シンボル分
遅らせたもの)、次数・予測値制御回路6からの更新信
号108をもとに行う。この時、参照シンボルパターン
102(次の符号化対象シンボルに対する信号)と当該
符号化対象シンボルに対する参照パターン109が一致
する場合は、次数・予測値レジスタの内容についても更
新を行う。これら内容更新はシステムクロック1周期で
処理する。
【0019】正規化についてはこの更新動作と並行して
左シフトにより1ビット当たり1システムクロック周期
で行う。この正規化及び次数・予測値の更新がある場合
の具体例について説明する。システムクロックC3にお
いて、符号化対象シンボル#2に対する領域・座標演算
が行われる。演算の結果有効領域が1/2以下なった場
合には正規化処理が行われる。同様に、前述した適応処
理が行われる。即ち、正規化処理を行う為にシステムク
ロックC4においてAレジスタとCレジスタを1ビット
シフトし、符号が出力される。また、適応処理について
は、図17(b)、(c)に示したように、符号化対象
シンボル#2が参照した参照シンボルパターンに対応す
る次数が変更される。あるいは予測値が変更される。こ
のようにして次数・予測値メモリ2の符号化対象シンボ
ル#2が参照した次数及び予測値が更新されたものを図
19においては#2´として示している。
【0020】そしてこの両動作の完了を待って、次の符
号化対象シンボルの領域・座標演算に移る。システムク
ロックC5においては、次の符号化対象シンボルの演算
が行われることになるが、次の符号化対象シンボル#3
に用いられる次数及び予測値は、符号化対象シンボル#
2と符号化対象シンボル#3の参照シンボルパターンが
不一致の場合には、符号化対象シンボル#3の参照シン
ボルパターンから求められた次数と予測値を用いる。一
方符号化対象シンボル#2と符号化対象シンボル#3の
参照シンボルパターンが一致した場合には、前述した適
応処理により更新された次数及び予測値(図中、次数・
予測値メモリ出力の#2´で示す)を用いる。
【0021】また、符号化対象シンボル#5の場合には
システムクロックC7の演算の結果、正規化処理の為に
2ビットシフトが行われる為、システムクロックC8と
C9において、2ビットシフトの正規化処理が行われ
る。また、次に符号化される符号化対象シンボル#6の
次数及び予測値についても、符号化対象シンボル#5と
符号化対象シンボル#6の参照シンボルパターンが不一
致の場合には、そのままシステムクロックC7で得られ
た次数と予測値をシステムクロックC10において用い
ることになるが、符号化対象シンボル#5と符号化対象
シンボル#6の参照シンボルパターンが一致する場合に
は、符号化対象シンボル#5の適応処理により、次数・
予測値メモリ2の内容の更新が行われているため、更新
後の次数及び予測値(図中、次数・予測値メモリ出力の
#5´で示す)をシステムクロックC10において用い
る。以上のように正規化処理を行い、1ビットの符号が
出力される度に追加のシステムクロック1周期を用いる
ことになる。この追加のシステムクロックの数は符号ビ
ット数と等しくなる。
【0022】以上の説明より明らかなようにこの符号化
装置の符号化処理時間Tは、全シンボル数をNa、符号
ビット数をNcとすると、システムクロックが10MH
Zの場合、 T=100+100*Na+100*Nc (nse
c) となる。上の式の第1項目の100は図19のシステム
クロックC1の時間を示している。また、第2項目の1
00×Naは1シンボル当たり100nsecかかるた
め全シンボルを処理する時間を示している。また、第3
項目の100×Ncは図19中の正規化処理、即ち符号
ビットを出力する処理に要する追加の時間を示してい
る。例えば、図19においてはシステムクロックC4と
C8とC9の3回のシフト処理が行われている為、3つ
の符号ビットが出力されており、この例では100×3
=300nsecとなる。そこで、標準的な解像度水平
8画素/mm、垂直7.7ライン/mmのA4判原稿と
して、圧縮率を30と仮定すると Na=1728*2376 Nc=1728*2376*(1/30) となり、符号化処理時間Tは約0.4秒となる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
装置に於いては、全シンボルにおいて参照シンボルパタ
ーンの作成と、次数・予測値テーブルの検索、数直線の
領域計算を行うが、条件により更に、次数・予測値テー
ブルの更新、正規化を行うこととなり、画像信号の性質
により符号化・復号処理が遅くなるという問題点があっ
た。特に組織的ディザ画像や誤差拡散法により2値化さ
れた疑似中間調画像などではA4判原稿を水平8画素/
mm、垂直7.7ライン/mmの解像度で符号化する場
合0.7〜1秒程度と、通常の文字画像などに比べ処理
時間が2倍程度となっている。
【0024】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、大幅な処理高速化が可能な符号
化・復号化装置を得ることを目的にしている。
【0025】
【課題を解決するための手段】この第1の発明に係わる
符号化装置は、情報源の出力シンボル系列からそのシン
ボル出現確率を推定して、それに応じた有効領域分割を
行ってこのシンボル系列を算術符号化する際に、数直線
上の有効領域を記憶する第1のレジスタと、MPSの領
域幅を計算する第1の演算手段と、数直線上の有効領域
の境界値を記憶する第2のレジスタと、LPSに対応す
る領域とMPSの領域の境界値を計算する第2の演算手
段と、発生シンボルがMPSかLPSかによって新たな
有効領域幅を選択する第1の選択手段と、同じく新たな
有効領域の境界値を選択する第2の選択手段と、第1の
選択手段出力を受けて最上位の“1”あるいは“0”の
位置を検出するビット位置検出手段と、この検出手段出
力に応じて第1の選択手段出力をシフトして第1のレジ
スタ入力値を出力する第1のシフタと、同じく第2の選
択手段出力を受けて第2のレジスタ入力値及び第2のレ
ジスタからのオーバーフローしたデータを出力する第2
のシフタと、この第2のシフタからの第2のレジスタか
らオーバーフローしたデータ出力を受けて符号出力を生
成する符号生成手段を備えたものである。
【0026】この第2の発明に係わる符号化装置は、F
IFOメモリを有する符号生成手段を備えたものであ
る。
【0027】この第3の発明に係わる復号化装置は、情
報源の出力シンボル系列からそのシンボル出現確率を推
定して、それに応じた有効領域分割を行ってこのシンボ
ル系列を算術符号化した符号ビット系列を復号する際
に、数直線上の有効領域を記憶する第1のレジスタと、
発生頻度が大きいと想定されるシンボル(優性シンボ
ル:MPS)の領域幅を計算する第1の演算手段と、数
直線上の有効領域の境界値を記憶する第2のレジスタ
と、第2のレジスタ出力から発生頻度が小さいと想定さ
れるシンボル(劣性シンボル:LPS)の領域とMPS
領域との境界値を減算して当該シンボルがMPSかLP
Sかを判定する第2の演算手段と、当該シンボルがMP
SかLPSかによって新たな有効領域幅を選択する第1
の選択手段と、同じく新たな有効領域の境界値を選択す
る第2の選択手段と、第1の選択手段出力を受けて最上
位の“1”あるいは“0”の位置を検出するビット位置
検出手段と、この検出手段出力に応じて第1の選択手段
出力をシフトして第1のレジスタ入力値として出力する
第1のシフタと、同じく第2の選択手段出力及び後述の
符号読み出し手段出力を受けて第2のレジスタ入力値を
出力する第2のシフタと、入力した符号データ系列を受
けて、必要なビット数の符号系列を第2のレジスタの下
位ビット信号として第2のシフタに出力する符号読み出
し手段を備えたものである。
【0028】この第4の発明に係わる復号化装置は、F
IFOメモリを有する符号読み出し手段を備えたもので
ある。
【0029】この第5の発明に係わる符号化装置は、情
報源の出力シンボル系列の予め定めておいた位置の複数
の参照シンボルの状態から符号化対象シンボルの予測を
行ってその予測誤差信号を符号化する際に、参照シンボ
ルの各状態における上記符号化対象シンボルの予測値と
予測一致率によって分類される群の識別子である次数と
を記憶する読みだし書き込み同時動作可能なメモリと、
符号化対象シンボルが予測一致しているか否かを検査し
その結果に応じて該参照シンボル状態における予測値及
び次数を書き換える次数・予測値制御回路と、このメモ
リから読み出された当該符号化対象シンボルの予測値及
び次数信号、ないしは、直前の符号化対象シンボルに対
する、書き換え処理後の予測値及び次数を記憶する次数
・予測値レジスタと、符号化対象シンボルに対する参照
シンボル状態と直前のシンボルに対する参照シンボル状
態とが一致しているか否かを検出する検出器と、上記次
数・予測値レジスタより出力された予測値・次数情報を
もとに予測誤差信号を符号化する算術符号器とを備えた
ものである。
【0030】この第の発明に係わる復号化装置は、情
報源の出力シンボル系列の予め定めておいた位置の複数
の参照シンボルの状態から復号化対象シンボルの予測を
行ってその予測誤差信号を符号化した符号ビット系列を
復号化する際に、参照シンボルの状態から復号化対象シ
ンボルの予測値と予測一致率によって分類される群の識
別子である次数とを記憶する同時書き込み読みだし可能
なメモリと、上記復号化対象シンボルが予測一致してい
るか否かを検査しその結果に応じて該参照シンボル状態
における予測値及び次数を書き換える次数・予測値制御
回路と、先行する復号化対象シンボルの再生信号値によ
って、複数個の状態に対するメモリ出力のうちの1組の
予測値及び次数を選択出力する選択器と、このメモリか
らの予測値及び次数、ないしは、直前の復号化対象シン
ボルに対する更新後の予測値及び次数を記憶するレジス
タと、復号化対象シンボルに対する参照シンボル状態と
直前のシンボルに対する参照シンボル状態とが一致して
いるか否かを検出する検出器と、選択された予測値・次
数情報をもとに符号ビット系列を復号化する算術復号器
とを備えたものである。
【0031】
【作用】この第1の発明に係わる符号化装置は、第1及
び第2のシフタを用いて正規化動作を高速化することに
より、符号化速度を向上させるものである。
【0032】この第2の発明に係わる符号化装置は、符
号生成手段にFIFOを用いて符号出力時の緩衝を行っ
て符号出力に関わる符号化動作の中断を減少させること
により、符号化速度を向上させるものである。
【0033】この第3の発明に係わる復号化装置は、第
1及び第2のシフタを用いて正規化動作を高速化するこ
とにより、復号化速度を向上させるものである。
【0034】この第4の発明に係わる復号化装置は、符
号読み出し手段にFIFOを用いて符号入力時の緩衝を
行って符号入力に関わる復号化動作の中断を減少させる
ことにより、復号化速度を向上させるものである。
【0035】この第5の発明に係わる符号化装置は、次
数・予測値格納用のメモリを複数ポートの構成とし、読
みだし書き込み動作を同時に行わせることにより、符号
化速度を向上させるものである。
【0036】この第6の発明に係わる復号化装置は、次
数・予測値格納用のメモリを複数ポートの構成とし、読
みだし書き込み動作を同時に行わせることにより、復号
化速度を向上させるものである。
【0037】
【実施例】実施例1.以下、本発明を図示実施例の基づ
いて説明する。本実施例の符号化装置ブロック構成は、
図14の従来の装置と同様であるが、相違点としては、
次数・予測値メモリ2が高速なものとなり、システムク
ロックの前半の周期で書き込み動作が可能であり、後半
の周期で読み出しが可能なものとなっている点及び算術
符号器5の内部構成が異なっている点である。
【0038】図1は本実施例に於ける算術符号器5の内
部構成を示すブロック構成図で、図15の従来の符号化
装置の算術符号器との相違点は、LPS領域幅とMPS
領域幅の選択器5cの出力を受けて最上位の1の位置を
検出するビット位置検出器5hと、この出力である正規
化ビット数信号120に応じたビット数だけ選択器5c
の出力を左シフトしてAレジスタ5aに入力121する
第1のバレルシフタ5iと、Cレジスタ5d出力116
とLPSの場合のCレジスタ値117を切り替える選択
器5jと、正規化ビット数信号120に応じたビット数
だけ選択器5jの出力122を左シフトしてオーバーフ
ロー分124を符号レジスタ5fに出力するとともに下
位ビット123をCレジスタ5dに入力する第2のバレ
ルシフタ5kが付加されたこと、及び、符号レジスタ5
fの入力として従来の1ビットのキャリ出力に替えて、
第2のバレルシフタ5kからのオーバーフロー信号12
4及びビット位置検出器5hからの正規化ビット数信号
120が入力されていることである。
【0039】図2は符号レジスタ5fの内部構成を示す
図で、5f1はオーバーフロー信号を所定ビット数だけ
シフトするためのバレルシフタ、5f2は正規化ビット
数信号120を受け、オーバーフロ信号をシフト加算す
るビット数126を制御する桁制御回路、5f3はオー
バーフロ信号を先行したビット系列の下位に付加・加算
するための加算器、5f4はオーバーフロー信号系列を
バイトに詰めるためのバイトパック用レジスタ、5f5
はバイトパック用レジスタ5f4からの桁上がり130
を検出するオーバーフロー検出器、5f6はバイトパッ
ク用レジスタ5f4の出力129から16進数で“0x
ff”を検出・計数するffパターン検出・計数器、5
f7はバイトパック用レジスタ5f4からの出力129
を一時記憶するとともに、オーバーフロー検出器5f5
からのオーバーフローがあった場合には記憶しているデ
ータに1を加算するバッファレジスタ、5f8は16進
数で“0xff”を出力するffデータ発生器、5f9
は同じく“0x00”を出力する00データ発生器、5
f10はバッファレジスタ5f7とffデータ発生器5
f8、00データ発生器5f9からのデータを選択して
符号データ系列をつくるための選択器である。
【0040】次に、本実施例の動作について図3を用い
て説明する。図3において従来と大きく異なる点は、次
数・予測値メモリ2が高速になっているため次数・予測
値メモリからの読みだしがシステムクロックの後半で可
能な点である。例えば、符号化対象シンボル#1を次数
・予測値メモリ2から読み出す場合には、システムクロ
ックC1の後半を用いて読み出す。同様に符号化対象シ
ンボル#2を読み出す場合も、システムクロックC2の
後半部分を用いて読み出す。もし、演算の結果、正規化
処理と次数・予測値の変更処理が生じた場合にはシステ
ムクロックの前半部分を用いて次数・予測値メモリへの
更新処理を行うことが可能である。例えば、システムク
ロックC3において符号化対象シンボル#2の演算処理
を行った結果、1ビットシフトの正規化処理が生じ、次
数・予測値の更新が生じた場合には、システムクロック
C4の前半部分を用いて次数・予測値メモリ2に対して
更新処理を行うことが可能である。また同様にシステム
クロックC6において、符号化対象シンボル#5の演算
処理の結果2ビットシフトの正規化処理及び次数・予測
値の更新処理が発生した場合にはシステムクロックC7
の前半部分において次数・予測値メモリ2に対する更新
処理を行うことが可能である。今、次数・予測値レジス
タ8から当該符号化対象シンボルの次数信号111及び
予測値信号112が出力されたとすると、以下に示す当
該シンボル符号化のための処理を行うのと並行して、次
数・予測値メモリ2において次の符号化対象シンボルに
対する次数及び予測値をシステムクロックの後半の周期
を用いて読み出す。 (1)正規化及び次数・予測値の更新がない場合 例えば図3の#1、#3、#4、#6の場合のように、
上記領域と座標の演算後、次符号化対象シンボルの領域
・座標演算に移る。 (2)正規化と次数・予測値の更新がある場合 例えば図3の#2、#5の場合ように、上記領域及び座
標の演算及び正規化までの処理を1クロックで行った
後、次のシンボルの処理の移る。
【0041】バレルシフタは複数ビットのシフト処理を
1クロックで行うことが可能なため、複数ビットのシフ
ト処理を行う正規化処理の場合でも1クロックで正規化
処理を終了することができる。この正規化処理の動作に
ついては後述する。次数・予測値メモリ2の内容の更新
は、次数・予測値制御回路6及び検出器7により、次の
シンボルの領域と座標計算を行っているサイクルのシス
テムクロック前半の周期で行われる。
【0042】次に図3を用いて具体的動作について説明
する。システムクロックC3において、符号化対象シン
ボル#2の演算処理が行われた結果、正規化処理及び次
数・予測値更新処理(適応処理)が有りと判断された場
合には、システムクロックC4の前半部分を用いて次数
・予測値メモリへの更新処理が行われる。システムクロ
ックC4においては符号化対象シンボル#3の次数及び
予測値を決定するに当たり、符号化対象シンボル#2と
符号化対象シンボル#3の参照シンボルパターンが一致
する場合としない場合が考えられる。符号化対象シンボ
ル#2と符号化対象シンボル#3の参照シンボルパター
ンが不一致の場合には、システムクロックC3の時点で
次数・予測値メモリ2から読み出された符号化対象シン
ボル#3の次数及び予測値を、システムクロックC4に
おいて、符号化対象シンボル#3の次数及び予測値とし
て出力する。一方、符号化対象シンボル#2と符号化対
象シンボル#3の参照シンボルパターンが一致した場合
には、符号化対象シンボル#2の演算処理後に正規化処
理及び次数・予測値の更新処理が発生しているため、更
新後の次数及び予測値を用いなければならない。此の次
数及び予測値の更新処理はシステムクロックC4の前半
部分で行われている。従って次数・予測値レジスタ8か
らの次数及び予測値は、システムクロックC4の前半部
分で更新された次数及び予測値を符号化対象シンボルの
次数及び予測値として用いる。システムクロックC4の
前半部分における次数・予測値メモリ2への更新と同時
に次数・予測値レジスタ8の更新も並行して行うことに
より、システムクロックC4の前半部分で次数・予測値
レジスタ8の符号化対象シンボル#2の次数及び予測値
も同時に更新することができる。システムクロックC4
においては、次数・予測値レジスタ8の更新された次数
及び予測値を符号化対象シンボル#3の次数及び予測値
として用いる事により、新たに更新された次数及び予測
値を正しく用いることが出来る。
【0043】また、符号化対象シンボル#5において、
2ビットの正規化処理及び次数・予測値の変更処理が生
じた場合にも前述した符号化対象シンボル#2と同様な
正規化処理及び次数・予測値の更新処理が行われる。さ
らに符号化対象シンボル#6に対する次数及び予測値を
決定する場合にも前述したように符号化対象シンボル#
2と#3の参照シンボルパターンの一致または不一致に
より、一致する場合には更新された新たな次数及び予測
値を用い、不一致の場合には符号化対象シンボル#6の
ために読み出された次数及び予測値がそのまま用いられ
る。
【0044】以上のように、この実施例においては次数
・予測値メモリ2が従来に比べて高速なものになったお
かげで、システムクロックの前半と後半を用いて書き込
み及び読みだしが行うことが出来ることが大きな特徴で
ある。また、正規化時のシフト処理においてバレルシフ
タを用いて複数ビットの処理が有る場合でも1クロック
で行えることが大きな特徴である。このように従来の装
置においてはシフト処理を行うためにシステムクロック
を必要としていたのに対して、この実施例ではシフトビ
ット数が複数の場合でも1クロックで終了することが可
能であり、正規化処理の為に他のパイプライン的に構成
された処理を遅延させる必要が無くなる。また正規化処
理及び次数・予測値の更新処理がパイプライン的に構成
された装置の算術符号器という後段の部分においてなさ
れるため、次数及び予測値が更新されるかどうかが判断
され、その更新された新たな次数及び予測値を次に符号
化する符号化対象シンボルに反映させるために次数・予
測値メモリ2を高速にアクセス可能にしたものである。
【0045】次に図1に基づいて算術符号器5の動作に
ついて説明する。算術符号器5は領域幅106と予測誤
差シンボル105を入力して符号107を出力する。予
測誤差シンボル105はLPS(1)/MPS(0)の
いずれかであり、LPSの場合に選択器5cはS1とS
3を接続する。及び選択器5jはS6とS4を選択す
る。一方、予測誤差シンボル105がMPSの場合には
選択器5cはS2とS3を接続する。また選択器5jは
S5とS6を接続する。選択器5cがS1とS3を接続
した場合には領域幅106を入力し、第1のバレルシフ
タ5iへ出力する。一方S2とS3が接続された場合に
はAレジスタ5aにある領域幅から領域幅106を減算
した残りのMPS領域幅114を第1のバレルシフタ5
iへ出力する。
【0046】ビット位置検出器5hは選択器からの出力
115を監視し、出力115の最上位ビット位置を検出
する。例えば、ビット“1”が2桁目に検出された場合
には正規化ビット数信号として1を出力する。またビッ
ト1が3桁目に検出された場合には正規化ビット数信号
として2を出力する。正規化ビット数信号が1を表わす
場合にはシフト数が1であることを示し、正規化ビット
数信号が2である場合にはシフト数が2であることを示
している。この正規化ビット数信号120は第1のバレ
ルシフタ5iと第2のバレルシフタ5kに入力され、選
択器5c及び選択器5jから出力される信号をシフトす
る。このようにして正規化処理が1クロックで終了す
る。選択器5jにおいてS4とS6が接続された場合に
は、Cレジスタ5dにある値にMPS領域幅114を加
算して新たなLPSCレジスタ値を計算し、これを第2
のバレルシフタ5kに出力する。一方選択器5jがS5
とS6を接続した場合にはCレジスタ5dから出力され
るCレジスタ出力116を選択して、第2のバレルシフ
タ5kに出力する。
【0047】次に図2を用いて符号レジスタ5fの動作
について説明する。符号レジスタ5fは第2のバレルシ
フタ5kからのオーバーフロー信号124を入力し、符
号107を出力する。このオーバーフロー信号124か
ら符号107を出力するにあたっては正規化ビット信号
120を入力すると共に、符号化停止信号125を出力
し、符号化のタイミングを調整する。前述したように、
オーバーフロー信号124が2ビット入力される場合に
は正規化ビット数信号120はシフトすべきビット数と
して2を入力する。桁制御回路5f2は正規化ビット数
信号120の値に基づいてバレルシフタ5f1をシフト
させオーバーフロー信号124を取り込む。もしバレル
シフタ5f1が正規化ビット数信号120に基づくビッ
ト数だけシフトすることができない場合には、桁制御回
路5f2は符号化停止信号125を出力する。符号化停
止信号125は図1に示すタイミング制御回路5gに入
力される。タイミング制御回路5gは符号化停止信号1
25が入力されると算術符号器5の符号化動作を一時停
止させる。符号化停止信号125を出力した桁制御回路
は、算術符号器5が次の動作を停止している間にバレル
シフタ5f1の残りのシフト動作を行う事により、符号
レジスタ5f内において次のオーバーフロー信号124
を入力することが可能になるまで符号レジスタ5fの動
作を続行する。
【0048】正規化時の符号レジスタ5fの動作は、以
下の通りである。 (a)Cレジスタ5dからのオーバーフロ信号124
は、既に処理済みの直前のオーバーフロー信号の直下の
位置に加算する。ただしオーバーフロ信号が正規化ビッ
ト数より大きい場合(最大1ビットのみ)には、最上位
のビットは直前のオーバーフロー信号の最下位のビット
に加算されることとなる。 (b)オーバーフロー信号がバイトパック用レジスタに
一度に加算できないときは下記(c)のバイトパック用
レジスタからの出力を行って、最下位ビットまでバイト
パック用レジスタに格納されるまで同様の加算動作を繰
り返す。 (c)バイトパック用レジスタ5f4にバイト境界まで
データが格納されると、ffパターン検出・計数器5f
6により以下の処理を行う。 (c−1)バイトパック用レジスタ5f4のデータが
“0xff”を越える場合 (オーバーフロー検出器により検出される)すでに格納
済みのバッファレジスタ5f7の内容に1を加算し、そ
れを選択器5f10を介して符号出力としたのち、“0
xff”の計数値の数分だけ00データ発生器5f9に
より“0x00”を符号出力する。その後バイトパック
用レジスタ5f4の下位8ビットを読み出し、バッファ
レジスタ5f7に出力する。 (c−2)バイトパック用レジスタ5f4のデータが
“0xff”の場合 “0xff”の計数値を1加算する。 (c−3)バイトパック用レジスタ5f4のデータが
“0xff”未満の場合すでに格納済みのバッファレジ
スタ5f7の内容を選択器5f10を介して符号出力と
したのち、“0xff”の計数値の数分だけffデータ
発生器5f8により“0xff”を符号出力する。その
後バイトパック用レジスタ5f4を読み出し、バッファ
レジスタ5f7に出力する。 これらの処理により、いわゆるpure output
の符号生成処理が行われることになる。
【0049】以上の説明より明らかなようにこの符号化
装置の符号化処理時間Tは、全シンボル数をNa、符号
ビット数をNcとすると、システムクロックが10MH
Zの場合、 T=100+100*Na+α (nse
c) となる。ここでαはCレジスタ5dから送られてくる複
数ビットのオーバーフロー信号124を符号レジスタ5
fにおいて、8ビットに詰めて出力する間に次のオーバ
ーフロー信号が生成されたためつぎの符号化シンボルの
領域計算が待たされたことによる時間である。オーバフ
ロー信号124が8ビットを越えた場合に発生すること
となる。そこで標準的な解像度水平8画素/mm、垂直
7.7ライン/mmのA4判原稿として、圧縮率を30
と仮定すると、符号化処理時間Tは約0.4秒、誤差拡
散画像のような極めて複雑な画像で圧縮率が1.5でも
同じく約0.4秒となる。ここでαは α=100*Nc*(1/16) とした。
【0050】これに対し、図14の従来の装置では、圧
縮率が1.5とすると約0.7秒となる。
【0051】実施例2.次に、図4は本発明の他の実施
例である符号化装置の算術符号器のブロック構成を示し
ている。本実施例と図1の実施例との違いは、符号レジ
スタ5fの初段にオーバーフロー信号124及び正規化
ビット数信号120を記憶するFIFOが付加されてい
る点である。
【0052】算術符号化によれば、情報源の性質に合わ
せた符号化が行われるため、過渡的な部分をのぞき圧縮
率が1を越えること、及び、符号レジスタ5fの処理は
(時間遅れを除けば)1クロックで8ビット分の処理が
できることから16段程度のFIFOにより、領域計算
の停止は不要になり(すなわちα=0となり)ディジタ
ル複写機などで必要となる超高速・一定速度の符号器が
実現できる。
【0053】実施例3.次に、図5は本発明の他の実施
例である符号化装置のブロック構成を示している。図
で、上記した実施例でのブロック図との違いは、次数・
予測値メモリ2が2ポート構成になったこと、及び検出
器7の替わりに参照シンボルパターン102と更新用参
照シンボルパターン信号109とを監視し、更新信号1
08が発生した時に、両パターンが一致した場合は次の
シンボルに対する次数・予測値メモリのアクセスを中止
するための2ポート制御部9、アクセス禁止回路10が
付加されたことである。
【0054】図6に本実施例での符号化動作例を示す。
ここで算術符号器は図1のものを用いるものとした。ア
クセス速度の1/2の2ポートメモリにより上記同様の
処理が可能となる。
【0055】次にこの具体例について図6を用いて説明
する。システムクロックC3において符号化対象シンボ
ル#2の演算処理の結果、正規化処理及び次数・予測値
更新処理(適応処理)が行われる。システムクロックC
4においては次数・予測値の更新の為に符号化対象シン
ボル#2に用いた次数及び予測値を更新しようとする。
次数・予測値メモリ2への書き込み動作は、同じくシス
テムクロックC4における次数・予測値メモリの符号化
対象シンボル#4の為の読みだしと並行して行われる。
ただし、符号化対象シンボル#2と符号化対象シンボル
#4の参照シンボルパターンが同一の場合には、次数・
予測値メモリ2への書き込みと読み込みが競合するた
め、次数・予測値メモリ2が2ポートメモリである場合
でもいずれか一方のアクセスを禁止しなければならな
い。2ポート制御部9は符号化対象シンボル#2と符号
化対象シンボル#4の参照シンボルパターンが同一の場
合には、アクセス禁止回路10に対してアクセス禁止を
命令する。アクセス禁止回路10は符号化対象シンボル
#4に対する次数・予測値メモリの読みだしを禁止す
る。符号化対象シンボル#4に対する次数及び予測値メ
モリの読みだしが禁止された場合であっても、符号化対
象シンボル#2による次数及び予測値の更新が行われる
ため次数・予測値メモリ2と次数・予測値レジスタ8の
符号化対象シンボル#2(即ち符号化対象シンボル#
4)の参照シンボルパターンは更新された新たな値とし
て使用することが可能になる。
【0056】システムクロックC4において符号化対象
シンボル#2と符号化対象シンボル#4の参照シンボル
パターンが不一致の場合には、次数・予測値メモリへの
書き込み処理と読みだし処理が異なるアドレスで行われ
るため同時に並行して読みだしと書き込みが行われる。
システムクロックC5においては符号化対象シンボル#
4の次数及び予測値としてシステムクロックC4におい
て、次数・予測値レジスタ8に設定された次数及び予測
値を用いる。即ち、符号化対象シンボル#2と符号化対
象シンボル#4が不一致の場合には、次数・予測値メモ
リ2から読み出された次数及び予測値が符号化対象シン
ボル#4の次数及び予測値として用いられる。一方、符
号化対象シンボル#2と符号化対象シンボル#4の参照
シンボルパターンが一致した場合にはアクセス禁止回路
10によりアクセスが禁止されたため、次数及び予測値
メモリからの読みだしは行われず、次数・予測値制御回
路6により更新された新たな次数及び予測値が符号化対
象シンボル#4の次数及び予測値として用いられる。
【0057】また、符号化対象シンボル#5において正
規化処理及び次数・予測値への更新処理が発生した場合
にも前述したような処理により符号化対象シンボル#7
の次数及び予測値が決定される。
【0058】実施例4.次に、図7は本発明の他の実施
例である復号化装置のブロック構成を示している。図
で、11は符号ビット系列107より領域幅信号106
を基に予測誤差シンボル105を再生する算術復号器、
12はこの予測誤差シンボル105と予測値112との
排他的論理和演算を行って情報源シンボル101を再生
する予測逆変換器である。また2は図16の参照画素の
うちAを除いた11画素の参照シンボルパターンを入力
しAが1及び0の2種類の状態に対する次数及び予測値
信号(それぞれ103a、104aと103b、104
bの2種類)を出力する次数・予測値メモリであり、8
もこの出力を受け、同じく2種類の次数・予測値を記憶
するレジスタである。また13は予測逆変換器12で再
生された直前の情報源シンボル101に応じて2種類の
次数及び予測値のいずれかを選択する選択器であり、ま
た次数・予測値制御回路6からの更新信号108を受
け、再生された情報源シンボルに応じて図16の参照画
素Aが1あるいは0のいずれかの次数・予測値メモリ2
の内容及び次数・予測値レジスタ8の内容を更新するた
めの第1選択更新信号108a及び第2選択更新信号1
08bを作成する機能を有している。
【0059】図8はこの算術復号器11の内部構成を示
すブロック構成図で、11aは数直線上の有効領域Ai
を記憶するAレジスタ、11bはMPS領域幅114を
計算する減算器、11cはLPS領域幅106とMPS
領域幅114を選択する選択器、11dはこの選択器出
力115を受けて最上位の1の位置を検出するビット位
置検出器、11eはこの出力120に応じたビット数だ
け選択器11c出力115を左シフトする第1のバレル
シフタ、11fは下界値座標を記憶するCレジスタ、1
1gはLPSの場合のCレジスタ値117を計算する減
算器、11hはLPSの場合のCレジスタ値117とC
レジスタ出力116を選択する選択器、11iはこの切
り替え器出力122の下位に後述の符号レジスタ11j
からの下位ビット入力140を付加する第2のバレルシ
フタ、11jはバイト単位に送られてくる符号データ1
07を所定ビットずつ第2のバレルシフタ11iを介し
てCレジスタ11fに入力するための符号レジスタ、1
1kはこの算術復号器11の動きを制御するタイミング
制御回路である。
【0060】図9はこの符号レジスタ11jの内部構成
を示す構成図で、11j1〜11j3は符号データを一
時記憶するバッファレジスタで、11j4はこれら符号
レジスタ出力からCレジスタのに入力する下位ビット1
40を作成するためのバレルシフタ、11j5このバレ
ルシフタでシフトするビット数126を制御する桁制御
回路である。
【0061】次に本実施例の動作について説明する。算
術符号の復号化においては、Cレジスタの内容である相
対座標をCi、第i番目の予測誤差シンボルai 時点で
のLPSの領域幅をSとすると、 Ci-1 < (Ai-1 − S)ならばai はMPS Ai = Ai-1 − S Ci = Ci-1 Ci-1 ≧ (Ai-1 − S)ならばai はLPS Ai = S Ci = Ci-1 − (Ai-1 − S) とする。
【0062】ここで有効領域Aiが1/2以下になった
場合には、演算精度を上げるために正規化処理として2
のべき乗倍する。このときCiの最下位にnビットの符
号データを符号レジスタ11jから入力する。 Ai更新値 = Ai * 2m (1/2<A
i更新値≦1) Ci更新値 = Ci * 2m
【0063】図10は本実施例の動作例を示すタイミン
グ図である。まず各システムクロックにおいて、復号化
対象シンボルに対し、図16の参照画素のうちAを除い
た11画素の参照シンボルパターンを基に、Aが1及び
0の2種類の状態に対する次数103a、103b及び
予測値104a、104bをメモリ2から読み出しレジ
スタ8に記憶する。これらの処理はシステムクロック1
周期の時間に行う。その後、直前に再生された情報源シ
ンボルであるAの値によりこの2種類の次数及び予測値
の一方を選択して当該情報源シンボルの再生及び次数・
予測値の更新を行う。
【0064】予測誤差シンボルai の再生及び有効領域
Ai、相対座標Ciの演算及び次数・予測値の更新は以
下の動作で行われる。 (1)まず算術復号器11内部のタイミング制御回路1
1kにおいてLPSCレジスタ値信号117の極性によ
り、上記の様にCi−1と(Ai −1−S)の比較を行
ってシンボルai を(MPSあるいはLPS)決定す
る。 (2)正規化及び次数・予測値の更新がない場合 図10の復号化対象シンボル#1、#3、#4、#6の
場合のように、AiとCiを計算してAレジスタ11a
及びCレジスタ11fに設定する。(1)と(2)の一
連の処理はシステムクロック1周期で行う。 (3)正規化及び次数・予測値の更新がある場合 図10に示すように復号化対象シンボル#2、#5、#
7の場合のように、AiとCiの演算の結果、有効領域
Aiが1/2未満になる場合、ビット位置検出器11d
で示されるビット数分に対応した正規化の処理を行う。
ここで、バレルシフタ11e、11iによるビットシフ
ト・正規化動作は(1)の処理と同一のクロック周期内
で行い、次のシンボルの処理に移る。 尚、この実施例においても次数・予測値メモリ2は従来
のものに比べて高速な処理が可能であるものを使用して
いるものとする。
【0065】次数・予測値メモリの更新は、図10のシ
ステムクロックC3、C6、C8に示すように、次数・
予測値制御回路6及び検出器7によりシステムクロック
の前半の周期で行う。このように、この復号装置は、バ
レルシフタを用いることにより正規化処理を1システム
クロック内で行えることが大きな特徴である。またバレ
ルシフタを用いる事により正規化動作が1クロック周期
内で実行出来るため、次数・予測値メモリへの更新も高
速に行うようにしたことが大きな特徴である。この例で
は、システムクロックの前半部分で次数・予測値メモリ
2への書き込みを行い、システムクロックの後半部分
で、次数・予測値メモリ2からの読みだしを行う例を示
している。
【0066】次数・予測値の更新時は、次数・予測値制
御回路6より更新信号が出され、選択器13で直前に再
生された情報源シンボルの値に基づき参照画素Aが1な
いし0に対応する選択更新信号(108a、108b)
を生成し、次数・予測値メモリ2の内容を更新する。ま
た、このとき直前に読み出された次数・予測値メモリ2
の参照パターン102が更新用参照シンボルパターン1
09と一致する場合は、次数・予測値レジスタ8の内容
も同時に更新する。
【0067】正規化時の符号レジスタ11jの動作は、
以下の通りである。 (a)既にバレルシフタ11j4の最上位からの位置に
示されている未処理の符号ビット系列から、正規化ビッ
ト数分だけ読み出されバレルシフタ11iを介してCレ
ジスタ11fの下位にデータをセットする。 (b)この読み出しの結果第3のバッファレジスタ11
j3に未処理の符号ビットがなくなれば新たな符号デー
タを入力し、第1のバッファレジスタ11j1に格納す
るとともに、第1、第2のバッファレジスタ11j2、
11j3の内容をそれぞれ第2、第3のバッファレジス
タ11j3、11j4に転送する。 (c)第2、第3のバッファレジスタ11j2、11j
3共に未処理の符号ビットがなくなれば、同様にさらに
もう1バイトの符号データを入力することとなる。
【0068】そこで、復号化処理時間Tは符号化時同様 T=100+100*Na+α (nse
c) となり、本実施例においても、従来技術による復号化装
置に比べ大幅な向上が実現できる。
【0069】実施例5.また、図11は他の実施例であ
る算術復号器の符号レジスタ11jのブロック構成を示
している。本実施例では図9の実施例との違いは、バイ
ト単位で入力される符号データを2バイト毎まとめてワ
ード構成にするワード変換器11j6、及びこれを一時
記憶するFIFOメモリ11j7が追加されたこと及び
第1第2のバッファレジスタが削除されて第3のバッフ
ァレジスタ11j3がワード構成となったことである。
【0070】このように構成することにより、正規化に
必要な符号ビット(最大16ビット)をバッファレジス
タ11j3から読み出した時点で次の16ビットのデー
タを用意できるため、超高速・一定速の復号器が実現で
きる。
【0071】実施例6.次に、図12は本発明の他の実
施例である復号化装置のブロック構成を示している。図
で、図7の実施例との違いは、次数・予測値メモリ2が
2ポート構成になったこと、及び検出器7の替わりに参
照シンボルパターン102と更新用の同信号109を監
視し、更新信号108が発生したときに参照シンボルパ
ターン102が(図16のAを除き)一致する場合は、
並列でアクセスしている参照シンボルパターン102に
対応するアクセスの内更新用のシンボルパターンと一致
するもののアクセスを中止するための2ポート制御部1
4、アクセス禁止回路15が付加されている点である。
【0072】図13に本実施例での復号化動作例を示
す。ここで算術復号器は図8のものを用いた。アクセス
時間100nsecの2ポートメモリにより上記同様の
処理が可能になる。
【0073】上記実施例では算術符号化としてLPSと
MPS算定方法は有効領域幅によらず単一の方法とした
が、特開平3−247123号のようにMPSのLPS
の有効範囲の大小関係が逆転するときは、MPSとLP
Sの割当を逆転する方式や、特開平2−202267号
のように、MPS領域幅が1/2を下回る場合にLPS
の領域の一部をMPSに振り分ける方式などでも同様の
効果を奏す。また、MPSの領域を数直線上の上位に位
置させる方法でも同様である。
【0074】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、情報
源シンボルの算術符号化あるいは復号化の際に、LPS
あるいはMPSに応じた新たな有効領域幅及び領域の境
界値を所定ビット数シフトすることにより、符号化ある
いは復号化速度を大幅に向上できる符号化装置あるいは
復号化装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による符号化装置の算術符号
器のブロック構成図である。
【図2】図1の実施例おける符号レジスタの内部構成を
示すブロック構成図である。
【図3】本実施例による動作例を示すタイミング図であ
る。
【図4】本発明の他の実施例による符号化装置の算術符
号器の符号レジスタのブロック構成図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す符号化装置のブロッ
ク構成図である。
【図6】図5の実施例による動作例を示すタイミング図
である。
【図7】本発明の他の実施例を示す復号化装置のブロッ
ク構成図である。
【図8】図7の実施例における算術復号器の内部構成を
示すブロック構成図である。
【図9】図8の算術復号器の符号レジスタの内部構成を
示すブロック構成図である。
【図10】図7の実施例による動作例を示すタイミング
図である。
【図11】本発明の他の実施例を示す算術復号器の符号
レジスタのブロック構成図である。
【図12】本発明の他の実施例を示す算術復号器のブロ
ック構成図である。
【図13】図12の実施例による動作例を示すタイミン
グ図である。
【図14】従来の技術による符号化装置のブロック構成
図である。
【図15】図14の符号化装置における算術符号器の内
部構成を示すブロック構成図である。
【図16】符号化に利用される参照シンボルの位置を示
す図である。
【図17】次数・予測値テーブルの内容を示す図であ
る。
【図18】領域幅テーブルの内容を示す図である。
【図19】図14の符号化装置における動作例を示すタ
イミング図である。
【符号の説明】
2 次数・予測値メモリ 5 算術符号器 6 次数・予測値制御回路 7 検出器 8 次数・予測値レジスタ 11 算術復号器 13 選択器 5a 第1のレジスタ 5b 第1の演算手段 5d 第2のレジスタ 5e 第2の演算手段 5c 第1の選択手段 5j 第2の選択手段 5h ビット位置検出手段 5i 第1のバレルシフタ 5k 第2のバレルシフタ 5f 符号生成手段 5f11 FIFO 11a 第1のレジスタ 11b 第1の演算手段 11f 第2のレジスタ 11g 第2の演算手段 11c 第1の選択手段 11h 第2の選択手段 11d ビット位置検出手段 11e 第1のバレルシフタ 11i 第2のバレルシフタ 11j 符号読みだし手段 11j4 FIFO
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−79333(JP,A) 特開 昭60−196014(JP,A) 特開 昭62−43222(JP,A) 特開 平1−286526(JP,A) 特開 平3−247123(JP,A) 特開 平5−64007(JP,A) 特開 平5−298063(JP,A) 特開 平2−305225(JP,A) 特開 平5−67978(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 7/40

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報源の出力シンボル系列からそのシン
    ボル出現確率を推定して、数直線上でそれに応じた有効
    領域分割を行ってこのシンボル系列を算術符号化する符
    号化装置において、 数直線上の有効領域幅を記憶する第1のレジスタと、 発生頻度が大きいと想定されるシンボル(優性シンボ
    ル:MPS)の領域幅を計算する第1の演算手段と、 数直線上の有効領域の境界値を記憶する第2のレジスタ
    と、 発生頻度が小さいと想定されるシンボル(劣性シンボ
    ル:LPS)に対応する領域とMPSの領域の境界値を
    計算する第2の演算手段と、 発生シンボルがMPSかLPSかによって新たな有効領
    域幅を選択する第1の選択手段と、 発生シンボルがMPSかLPSかによって新たな有効領
    域の境界値を選択する第2の選択手段と、 第1の選択手段からの新たな有効領域幅を受けて最上位
    の“1”あるいは“0”の位置を検出するビット位置検
    出手段と、 ビット位置検出手段からの出力に応じて第1の選択手段
    からの新たな有効領域幅をシフトして第1のレジスタへ
    出力する第1のシフタと、 ビット位置検出手段からの出力に応じて第2の選択手段
    からの新たな有効領域の境界値をシフトして第2のレジ
    スタに出力するとともにオーバーフローしたデータを出
    力する第2のシフタと、 この第2のシフタからのオーバーフローしたデータ出力
    を受けて符号出力を生成する符号生成手段を備えたこと
    を特徴とする符号化装置。
  2. 【請求項2】 符号生成手段は、FIFOメモリを備え
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の符号化
    装置。
  3. 【請求項3】 情報源の出力シンボル系列からそのシン
    ボル出現確率を推定して、数直線上でそれに応じた有効
    領域分割を行ってこのシンボル系列を算術符号化した符
    号ビット系列を復号する復号化装置において、 数直線上の有効領域幅を記憶する第1のレジスタと、 発生頻度が大きいと想定されるシンボル(優性シンボ
    ル:MPS)の領域幅を計算する第1の演算手段と、 数直線上の有効領域の境界値を記憶する第2のレジスタ
    と、 第2のレジスタ出力から発生頻度が小さいと想定される
    シンボル(劣性シンボル:LPS)の領域とMPS領域
    との境界値を演算して当該シンボルがMPSかLPSか
    を判定する第2の演算手段と、 当該シンボルがMPSかLPSかによって新たな有効領
    域幅を選択する第1の選択手段と、 当該シンボルがMPSかLPSかによって新たな有効領
    域の境界値を選択する第2の選択手段と、 第1の選択手段からの新たな有効領域幅を受けて最上位
    の“1”あるいは“0”の位置を検出するビット位置検
    出手段と、 符号データ系列を入力して、ビット位置検出手段からの
    出力に応じて必要なビット数の符号データ系列を出力す
    る符号読み出し手段と、 ビット位置検出手段からの出力に応じて第1の選択手段
    からの新たな有効領域幅をシフトして第1のレジスタへ
    出力する第1のシフタと、 ビット位置検出手段からの出力に応じて第2の選択手段
    からの新たな有効領域の境界値及び符号読み出し手段か
    らの出力をシフトして第2のレジスタへ出力する第2
    フタを備えたことを特徴とする復号化装置。
  4. 【請求項4】 符号読み出し手段はFIFOメモリを備
    えたことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の復号
    化装置。
  5. 【請求項5】 情報源の出力シンボル系列の予め定めて
    おいた位置の複数の参照シンボルの状態から符号化対象
    シンボルの予測を行ってその予測誤差信号を符号化する
    符号化装置において、 参照シンボルの各状態における上記符号化対象シンボル
    の予測値と予測一致率によって分類される群の識別子で
    ある次数とを記憶する読みだし書き込み同時動作可能
    モリと、 符号化対象シンボルが予測一致しているか否かを検査し
    その結果に応じて該参照シンボル状態における予測値及
    び次数を書き換える次数・予測値制御回路と、 モリから読み出された当該符号化対象シンボルの予測
    値及び次数、ないしは、直前の符号化対象シンボルに対
    する、書き換え処理後の予測値及び次数を記憶する次数
    ・予測値レジスタと、 符号化対象シンボルに対する参照シンボル状態と直前の
    シンボルに対する参照シンボル状態とが一致しているか
    否かを検出する検出器と、 上記次数・予測値レジスタより出力された予測値・次数
    をもとに予測誤差信号を符号化する算術符号器とを備
    え、 直前のシンボルに対する予測値あるいは次数の更新があ
    る場合、直前のシンボルに対する予測値・次数の書換処
    理と符号化対象シンボルに対する予測値・次数の読みだ
    し処理を並行して行わせるとともに、符号化に用いる予
    測値及び次数として、符号化対象シンボルに対する参照
    シンボル状態と直前の符号化対象シンボルに対する参照
    シンボル状態とが一致しているか否かにより、書き換え
    処理後の予測値及び次数、または、メモリに格納された
    次数・予測値を選択して用いることを特徴とする符号化
    装置。
  6. 【請求項6】 情報源の出力シンボル系列の予め定めて
    おいた位置の複数の参照シンボルの状態から復号化対象
    シンボルの予測を行ってその予測誤差信号を符号化した
    符号ビット系列を復号化する復号化装置において、 参照シンボルの状態から復号化対象シンボルの予測値と
    予測一致率によって分類される群の識別子である次数と
    を記憶するとともに、復号される可能性のある複数のシ
    ンボルに対応する次数及び予測値を組として複数出力す
    る同時書き込み読みだし可能なメモリと、 上記復号化対象シンボルが予測一致しているか否かを検
    査しその結果に応じて該参照シンボル状態における予測
    値及び次数を書き換える次数・予測値制御回路と、 先行する復号化対象シンボルの再生信号値によって、メ
    モリから出力される複数組の予測値及び次数のうちの1
    組の予測値及び次数を選択出力する選択器と、 モリからの予測値及び次数、ないしは、直前の復号化
    対象シンボルに対する更新後の予測値及び次数を記憶す
    るレジスタと、 復号化対象シンボルに対する参照シンボル状態と直前の
    シンボルに対する参照シンボル状態とが一致しているか
    否かを検出する検出器と、 選択された予測値・次数をもとに符号ビット系列を復号
    化する算術復号器とを備え、 直前のシンボルに対する予測値あるいは次数の更新があ
    る場合、直前のシンボルに対する予測値・次数の書換処
    理と復号化対象シンボルに対する予測値あるいは次数の
    読みだし処理を並行して行わせるとともに、復号化に用
    いる予測値及び次数として、復号化対象シンボルに対す
    る参照シンボル状態と直前のシンボルに対する参照シン
    ボル状態とが一致しているか否かにより、直前の復号化
    対象シンボルの書き換え後の予測値及び次数、または
    モリに格納された予測値及び次数を選択して用いるこ
    とを特徴とする復号化装置。
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