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JP3102121B2 - 難燃性樹脂組成物 - Google Patents

難燃性樹脂組成物

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JP3102121B2
JP3102121B2 JP3069492A JP3069492A JP3102121B2 JP 3102121 B2 JP3102121 B2 JP 3102121B2 JP 3069492 A JP3069492 A JP 3069492A JP 3069492 A JP3069492 A JP 3069492A JP 3102121 B2 JP3102121 B2 JP 3102121B2
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resin
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JP3069492A
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健二 長岡
馨 北殿
靖朗 鈴木
靖人 伊地知
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L71/00Compositions of polyethers obtained by reactions forming an ether link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L71/08Polyethers derived from hydroxy compounds or from their metallic derivatives
    • C08L71/10Polyethers derived from hydroxy compounds or from their metallic derivatives from phenols
    • C08L71/12Polyphenylene oxides
    • C08L71/123Polyphenylene oxides not modified by chemical after-treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L77/00Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
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    • C08L2201/02Flame or fire retardant/resistant
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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性を有するポリ
フェニレンエーテル系樹脂とポリアミド樹脂を含む難燃
性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリフェニレンエーテル樹脂は機械的性
質、耐熱性、寸法安定性などの諸特性に優れた熱可塑性
樹脂である。しかし、ポリフェニレンエーテル樹脂単独
では衝撃特性、耐溶剤性が著しく悪く、また、その溶融
粘度が高いため加工性が悪い。一方、ポリアミド樹脂
は、優れた機械特性、耐溶剤性、加工性などに特長を持
つ熱可塑性樹脂であるが、耐衝撃性、耐熱性などが不良
で、さらに吸水性が大きいことにより寸法安定性が著し
く悪く、また吸水による機械的特性の低下も激しい。こ
れらの樹脂の欠点をおぎなうため両者をブレンドする提
案がなされている。しかし、単純なブレンドのみでは、
双方の持っている良好な機械特性が失われる。そこで、
ポリフェニレンエーテル樹脂とポリアミド樹脂のブレン
ド時に、種々の相容化剤を添加して、分散性を改良し、
機械的性質の向上を達成する工夫がなされている。こう
した手法は、特公昭60−11966号公報、特公昭6
1−10494号公報、特開昭59−66452号公
報、特開昭56−49753号公報などに開示されてい
る。こうして得られたPPE/ナイロン系樹脂組成物
は、機械的特性、耐熱性、耐溶剤性、加工性、寸法安定
性、吸湿特性に優れた材料として、電気・電子分野、自
動車分野に適用されつつある。一方、特に電気電子分野
において、高耐熱性を有しかつ難燃性を保有する材料に
対する開発要求が最近高まってきていた。これらの要求
に対し、特開昭62−240354号公報の中で、難燃
性付与剤として、ハロゲン系難燃材、特にブロム化ポリ
スチレン、ブロム化ポリフェニレンオキシド、ブロム化
ビスフェノール系エポキシ化合物がブリードを起こさな
い難燃剤として開示されている。しかし、ここに開示さ
れているブロム化ビスフェノール系エポキシ化合物を用
いた場合、該化合物が造粒時や成形時にゲル化を起こし
たり、大きな粘度上昇をおこして成形性が著しく低下す
るなどの問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
解決し、良好な難燃性を有し、かつ良好な加工性を有す
るポリフェニレンエーテル系樹脂/ポリアミド樹脂組成
物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、ポリフェニレンエーテル系樹脂/ポリアミド
樹脂組成物に特定範囲のエポキシ当量を有するブロム化
ビスフェノール系エポキシ化合物を配合することによっ
て良好な難燃特性と良好な加工性および成形性が発現す
ることを見出した。
【0005】すなわち、本発明は、 a)ポリフェニレンエーテル系樹脂 5〜95重量
%、及び b)ポリアミド樹脂 95〜5重量
%、並びに、a)及びb)の合計100重量部に対し、 c)0〜30重量部の相容化剤、 d)0〜150重量部の充填剤、 e)0〜100重量部のゴム様物質、 f)5〜150重量部のエポキシ当量が1000以上で
あるハロゲン化ビスフェノール系エポキシ化合物、及び g)0〜100重量部のアンチモン化合物 からなることを特徴とする難燃性樹脂組成物に関するも
のであり、本発明によれば、良好な難燃性と良好な成形
性及び外観を有する樹脂組成物を提供することができ
る。
【0006】本発明で用いられる成分a)ポリフェニレ
ンエーテル系樹脂とは、一般式化1(式中、R1
2 、R3 、R4 、およびR5 は水素、ハロゲン原子、
炭化水素基もしくは置換炭化水素基から選ばれたもので
あり、そのうち、必ず1個は水素原子である。)で示さ
れるフェノール化合物の一種または二種以上を酸化カッ
プリング触媒を用い、酸素または酸素含有ガスで酸化重
合せしめて得られる重合体である。
【0007】
【化1】
【0008】上記一般式化1に於けるR1 、R2
3 、R4 、およびR5 の具体例としては、水素、塩
素、臭素、フッ素、ヨウ素、メチル、エチル、n−また
はiso−プロピル、pri−、sec−またはt−ブ
チル、クロロエチル、ヒドロキシエチル、フェニルエチ
ル、ベンジル、ヒドロキシメチル、カルボキシエチル、
メトキシカルボニルエチル、シアノエチル、フェニル、
クロロフェニル、メチルフェニル、ジメチルフェニル、
エチルフェニル、アリルなどが挙げられる。
【0009】上記一般式化1の具体例としては、フェノ
ール、o−,m−,またはp−クレゾール、2,6−、
2,5−、2,4−または3,5−ジメチルフェノー
ル、2−メチル−6−フェニルフェノール、2,6−ジ
フェニルフェノール、2,6−ジエチルフェノール、2
−メチル−6−エチルフェノール、2,3,5−、2,
3,6−または2,4,6−トリメチルフェノール、3
−メチル−6−t−ブチルフェノール、チモール、2−
メチル−6−アリルフェノールなどが挙げられる。さら
に、上記一般式化1以外のフェノール化合物、例えば、
ビスフェノール−A、テトラブロモビスフェノール−
A、レゾルシン、ハイドロキノン、ノボラック樹脂のよ
うな多価ヒドロキシ芳香族化合物と、上記一般式化1と
の共重合もよい。これらの化合物の中で好ましいものと
しては、2,6−ジメチルフェノールまたは2,6−ジ
フェニルフェノールの単独重合体および大量部の2,6
−キシレノールと小量部の3−メチル−6−t−ブチル
フェノールまたは2,3,6−トリメチルフェノールの
共重合体が挙げられる。
【0010】フェノール化合物を酸化重合せしめる際に
用いられる酸化カップリング触媒は、特に限定されるも
のではなく、重合能を有する如何なる触媒でも使用し得
る。さらに、本発明におけるポリフェニレンエーテル系
樹脂は、前述のポリフェニレンエーテルに、スチレン系
重合体が混合されたもの、あるいは、他の重合体がグラ
フトしているものもふくまれる。
【0011】上記スチレン系樹脂とは、具体的にはスチ
レン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン等から
選ばれた一種または複数種の重合単位からなる重合体で
あり、具体的にはポリスチレン、ゴム補強ポリスチレ
ン、ポリα−メチレルスチレン、ポリp−メチルスチレ
ン、スチレン−アクリロニトリル共重合体等が挙げられ
る。
【0012】スチレン系樹脂の混合量あるいはグラフト
量は、ポリフェニレンエーテル100重量部に対して、
500重量部以下が望ましい。スチレン系樹脂の混合あ
るいは、グラフト量が500重量部より大きくなると、
該熱可塑性樹脂組成物の耐熱性が著しく低下し好ましく
ない。
【0013】本発明でもちいられる成分b)ポリアミド
樹脂は、脂肪族ポリアミド、熱可塑性芳香族コポリアミ
ド、および芳香族核水添コポリアミド等から選ばれた1
種または2種以上のポリアミドである。具体的には、以
下に例示されるポリアミドを用いることができる。
【0014】(脂肪族ポリアミド)1種以上の飽和脂肪
族ジカルボン酸と一種以上の脂肪族ジアミンとの結合、
またはラクタムの環開裂重合により製造することができ
る。例えば、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン6
4、ナイロン10、ナイロン11、ナイロン12、ナイ
ロン66/6共重合体等がある。
【0015】(熱可塑性芳香族コポリアミド)芳香族成
分を含有するコポリアミドである。かかる芳香族成分を
含有する熱可塑性コポリアミドは、一種以上の芳香族ア
ミノ酸または芳香族ジアミン及び/または一種以上の芳
香族ジカルボン酸を主な構成成分とするポリアミドを意
味する。また、ジアミンの代わりにイソシアネート類を
用いることもできる。必要におおじて用いられる共重合
成分は、特に限定されない。熱可塑性芳香族コポリアミ
ドの例としては、パラアミノメチル安息香酸とε−カプ
ロラクタムとの共重合ポリアミド(ナイロンAHBA/
6)、2,2,4−/2,4,4−トリメチルヘキサメ
チレンジアミン・テレフタル酸塩を主成分とするポリア
ミド(ナイロンTHDT、THDT/6I)等があげら
れる。
【0016】(芳香族核水添コポリアミド)前述の芳香
族コポリアミドの製造に用いられる芳香族モノマーの芳
香環の一部または全部の核水添を行うことによって得ら
れるコポリアミド等があげられるが、これらに限定され
ない。本発明における該ポリフェニレンエーテル系樹脂
とポリアミド樹脂の配合比は、ポリフェニレンエーテル
系樹脂5から95重量部に対し、ポリアミド樹脂95か
ら5重量部の範囲である。
【0017】本発明で用いられる成分c)相容化剤は、
元来a)ポリフェニレンエーテルと、b)ポリアミドは
親和性が悪いため、同時に溶融混練してもPPE粒子が
約10ミクロン以上の粒子径でしか分散せず、極めて低
い機械的物性しか示さないという欠点を改良するために
配合するもので、具体的には、以下に例示されるA)〜
F)を用いることができる。
【0018】A)分子内に、ア)炭素−炭素二重結合ま
たは、炭素−炭素三重結合および、イ)カルボキシル
基、酸無水物基、アミノ基、酸アミド基、イミド基、エ
ポキシ基、カルボン酸エステル基、イソシアネート基、
メチロール基、オキサゾリン環を有する基もしくは水酸
基を同時に有する化合物。(具体例としては、マレイン
酸、無水マレイン酸、フマール酸、不飽和アミン、グリ
シジルメタクリレート等がありこれらの化合物の詳細
は、特開昭56−26913号公報、特開昭56−49
753号公報に開示されている。)
【0019】B)式 (R1 O)m R(COOR2 n
(CONR3 4 s [ここで、R:直鎖または分岐脂
肪族炭化水素で炭素数2〜20で好ましくは2〜10、
1 :水素、アルキル基、アリール基、アシル基、また
はカルボニルジオキシ基で特に好ましくは水素、R2
水素、アルキル基、またはアリール基で炭素数1〜2
0、好ましくは1〜10、R3 及びR4 :水素、アルキ
ル基、またはアリール基で炭素数1〜10、好ましくは
1〜6、さらに好ましくは1〜4、m=1、n+s:2
以上の整数、好ましくは2または3、n:0以上の整
数、s:0以上の整数、(R1 O)はカルボニル基のα
位またはβ位に位置し、少なくとも2つのカルボニル基
の間には、2〜6個の炭素が存在する。]によってあら
わされる飽和脂肪族ポリカルボン酸およびその誘導体化
合物。(具体的には、飽和脂肪族ポリカルボン酸のエス
テル化合物、アミド化合物、無水物、水加物及び塩など
を示す。飽和脂肪族ポリカルボン酸として、クエン酸、
リンゴ酸、アガリシン酸等である。これらの化合物の詳
細は、特表昭61−502195号公報に開示されてい
る。)
【0020】C)式 (I)−Z−(II) [式中、(I)は、少なくとも式:(X−CO)−(式
中Xは、F,Cl,B,I,OH,OR,または−O−
CO−Rで、RはH、アルキル基またはアリール基であ
る)の基、(II)は少なくともカルボン酸、酸無水物
基、酸アミド基、イミド基、カルボン酸エステル基、ア
ミノ基またはヒドロキシル基であり、(I)及び(II)
の基は、2価炭化水素である結合Zを介して共有結合し
ている。]で表される化合物。(具体的には、クロロホ
ルミルこはく酸無水物、クロロエタノイルこはく酸無水
物、トリメリット酸無水物酸クロライド、トリメリット
酸無水物酢酸無水物、テレフタル酸酸クロライド等があ
げられる。)
【0021】D)分子構造中に、ア)酸素の架橋を介し
て炭素原子に結合された少なくとも1つのケイ素原子、
及びイ)少なくともエチレン性炭素−炭素二重結合もし
くは炭素−炭素三重結合及び/またはアミノ基及びメル
カプト基から選ばれる官能基、の両方を有し、前期官能
基がケイ素原子に結合されていない、シラン化合物。 E)酸化ポリオレフィンワックス。
【0022】F)ビニル芳香族化合物の単位及びα、β
−不飽和ジカルボン酸もしくはジカルボン酸無水物の単
位を有する共重合体、またはビニル芳香族化合物の単位
及びα、β−不飽和ジカルボン酸のイミド化合物の単位
を有する共重合体からなる群から選ばれる一種またはそ
れ以上の化合物。
【0023】しかし、本発明における相容化剤は、ここ
に例示した化合物に限定されず、ポリフェニレンエーテ
ル樹脂とポリアミド樹脂の相溶性を改良する目的で使用
される化合物であればよく、単独または複数の相容化剤
を同時に使用してもよい。該相容化剤の配合量は、ポリ
フェニレンエーテル系樹脂とポリアミド樹脂の合計10
0重量部に対し、0から30重量部で30重量部を越え
ると耐熱性の低下や分解などによる著しい強度低下など
が起こるため好ましくない。好ましい配合量は、0.0
5重量部から25重量部である。また、この相容化剤を
配合するとき、有機過酸化物等のラジカル開始剤を併用
してもよい。
【0024】本発明において、樹脂組成物に配合される
成分d)充填剤は、一般に剛性の改良や硬度の改良等を
目的に配合される。好ましい充填剤として、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化
マグネシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化マグネシウ
ム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸
カルシウム、ケイ酸、含水ケイ酸カルシウム、含水ケイ
酸アルミニウム、マイカ、鉱物繊維、ゾノトライト、チ
タン酸カリウム・ウイスカ、マグネシウムオキシサルフ
ェート、ガラスバルン、ガラス繊維、ガラスビーズ、カ
ーボン繊維、ステンレス繊維等の無機繊維、アラミド繊
維、カーボンブラック等が例示されるが、これらの充填
剤を一種以上配合することが可能である。また、配合す
る充填剤は、これらに限定されない。これらの充填剤の
配合量は、ポリフェニレンエーテル系樹脂とポリアミド
樹脂の合計100重量部に対し、0から150重量部で
ある。充填剤の配合量が150重量部を越えると、該組
成物の耐衝撃性が著しく低下したり、成形加工時の流動
性が著しく低下するため好ましくない。
【0025】本発明における成分e)ゴム様物質は室温
で弾性体である天然及び合成の重合体材料を含み、衝撃
特性を改良するためにPPE/ナイロンアロイ組成物に
使用されるゴム様物質を用いることができる。特に好ま
しいゴムとしては、エチレンプロピレンゴム、エチレン
−プロピレン−非共役ジエンゴム、エチレン−ブテン−
1ゴム、エチレン−ブテン−1−非共役ジエンゴム、ポ
リブタジエン、スチレン−ブタジエンブロック共重合ゴ
ム、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合ゴ
ム、スチレン−ブタジエン共重合ゴム、部分水添スチレ
ン−ブタジエン−スチレンブロック共重合ゴム、スチレ
ン−イソプレンブロック共重合ゴム、部分水添スチレン
−イソプレンブロック共重合ゴム、ポリウレタンゴム、
スチレングラフト−エチレン−プロピレン−非共役ジエ
ンゴム、スチレン−グラフト−エチレン−プロピレンゴ
ム、スチレン/アクリロニトリル−グラフト−エチレン
−プロピレン−非共役ジエンゴム、スチレン/アクリロ
ニトリル−グラフト−エチレン−プロピレンゴム等、あ
るいはこれらの混合物が用いられる。また、他の酸もし
くはエポキシなどをふくむ官能性単量体により変性した
変性ゴムを用いてもよい。該ゴム様物質の配合量は、ポ
リフェニレンエーテル系樹脂とポリアミド樹脂の合計1
00重量部に対し、0から100重量部である。該ゴム
様物質の配合量が100重量部を越えると、該樹脂組成
物の剛性の低下が著しく好ましくない。
【0026】本発明に用いる成分f)ハロゲン化ビスフ
ェノール系エポキシ化合物は、一般式化2[但し、R1
〜R16は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜5のハ
ロゲン化アルキル基であり、少なくとも一つはハロゲン
原子である。nは0または1以上の整数で、2以上が好
ましく、さらに好ましくは5以上、最も好ましくは10
以上である。]で示される構造を有する化合物である。
【0027】
【化2】
【0028】また、場合によっては、フェノール系化合
物等で分子鎖の末端にあるエポキシ基をキャップしてそ
の反応性を失活させてもよい。ハロゲン化ビスフェノー
ル系エポキシ化合物に用いられる好ましいハロゲンとし
ては臭素があげられる。本発明において、ハロゲン化ビ
スフェノール系エポキシ化合物の好ましい具体例として
は、一般式化2において、R1 、R2 、R7 〜R10、R
15及びR16がBrで、R3 〜R6 及びR11〜R14がHで
ある化合物が挙げられる。
【0029】本発明で言うエポキシ当量とは、ハロゲン
化ビスフェノール系エポキシ化合物中に含まれるエポキ
シ基1当量当りの化合物の重量をいい、化合物重量
(g)/エポキシ基1当量(eq)であらわされ、JI
SK7236に示される方法で測定することができる。
一般に直鎖状エポキシ化合物では、エポキシ基は分子鎖
の両末端に存在するため、分子量が大きくなるに従いエ
ポキシ当量は増大する。また、分子量を変化させるだけ
でなく両末端にあるエポキシ基をエポキシ基と反応可能
な官能基を有する化合物と反応させることによってエポ
キシ基濃度を低下させ、該エポシ化合物の分子量をほと
んど変化させる事なくエポキシ当量を増大させることも
可能である。該エポキシ化合物の末端エポキシ基を完全
に他の官能性化合物でキャッピングした場合エポキシ当
量は、無限大となる。
【0030】エポキシ当量が所定量より低い場合、本組
成物を造粒または、射出成形した時、ゲル化や溶融粘度
の上昇が著しく難燃剤による加工性の低下が顕著であ
る。これに対し、加工性の低下が抑えられるエポキシ当
量は1000以上で、好ましいエポキシ当量は5000
以上、さらに好ましくは10000以上、最も好ましく
は20000以上である。該ハロゲン化ビスフェノール
系エポキシ化合物の配合量は、ポリフェニレンエーテル
系樹脂とポリアミド樹脂の合計100重量部に対し5以
上150重量部以下である。配合量が5重量部未満の場
合、該樹脂組成物の難燃性は十分改良されない。また、
配合量が150重量部を越える場合、ポリフェニレンエ
ーテル系樹脂とポリアミド樹脂を配合することにより得
られる利点がなくなり好ましくない。
【0031】本発明で言う成分g)アンチモン化合物と
は、一般に難燃助剤として他の難燃剤と一緒に用いられ
る事が多く、最も好ましいアンチモン化合物としては三
酸化アンチモンが挙げられる。アンチモン化合物の配合
量は、ポリフェニレンエーテル系樹脂とポリアミド樹脂
の合計100重量部に対し、0から100重量部であ
る。100重量部を越えると成形加工時の流動性の低下
が著しく、好ましくない。
【0032】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、上記a)
〜g)成分を公知の方法で配合し、溶融混練して得られ
るが、その際の配合混練順序は任意であり、各成分の組
合せを別々に混練したのち各組あわせをすべて配合して
混練してもよいし、一つの押し出し機において複数のフ
ィード口を設けシリンダーに沿って一種以上の各成分を
順次フィードしてもよい。なお、本発明の組成物にさら
に慣用の添加剤たとえば難燃剤、可塑剤、酸化防止剤、
耐候剤等を添加してもよい。特にポリフェニレンエーテ
ル系樹脂またはポリアミド樹脂の添加剤として公知の物
を使用した場合さらに好ましい効果が得られる。
【0033】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明を詳しく説明す
るが、これは単なる例示であり、本発明はこれに限定さ
れるものではない。各実施例および比較例は、まずポリ
フェニレンエーテルと相容化剤、必要に応じてゴム様物
質及びラジカル発生剤を東芝機械製TEM50二軸混練
機の第一フィード口に投入し260℃のシリンダー温度
にて溶融混練した後さらに第一フィード口とダイスの間
に設けた第二フィード口より残りの成分を投入しもう一
度溶融混練した。さらにダイスより押し出した溶融樹脂
を水槽にて冷却後、ストランドカッターによりペレット
化した。こうして得たペレットを130℃、4時間真空
乾燥した後、住友重機械製住友ネスタール射出成形機サ
イキャップ110/50によりシリンダー温度290
℃、射出圧力1200kg/cm2 、金型温度80℃の
条件で各テストピースを成形した。こうして成形したテ
ストピースを下記の方法によって試験し、各データを得
た。
【0034】(UL94難燃テスト)射出成形機にて、
1.6mmtのUL難燃性試験用テストピースを成形
し、UL94難燃性試験法に準拠して難燃性試験を行い
難燃ランクを測定した。 (メルトインデクス、MI)各樹脂組成物のペレットを
140度摂氏で4時間真空乾燥後280度摂氏にて10
kg荷重でのメルトインデクスを求めた。単位はg/1
0分。 (アイゾット衝撃試験)射出成形機にて、3.2mmt
のアイゾット試験用テストピースを成形した後、AST
M D256に準拠して、23℃雰囲気下でノッチ入り
衝撃テストを実施した。 (成形品外観)射出成形にて得た3.2mmtのアイゾ
ット試験用テストピースの成形品の表面を、目視により
肌あれの有無を観察した。
【0035】実施例および比較例の各組成物を得るに当
たり次に示す原料を準備した。 (ポリフェニレンエーテル樹脂・PPE)2,6−ジメ
チルフェノールを単独重合することによって得られたク
ロロホルム溶液(濃度:0.5g/dl),30度摂氏
での対数粘度が0.46のポリフェニレンエーテル。 (ポリアミド樹脂)数平均分子量17500のナイロン
6。 (相容化剤)無水マレイン酸 (ラジカル発生剤)ジクミルパーオキサイド (無機充填剤)日本硝子繊維株式会社製ガラスファイバ
ー(GF):RES−TR64 (ゴム様物質)シェル化学社製スチレン−ブタジエン−
スチレンブロック共重合体カリフレックス TR110
1 (難燃剤)一般式化2において、R1 、R2 、R7 〜R
10、R15及びR16がBrで、R3〜R6 及びR11〜R14
がHであるブロモ化ビスフェノール系エポキシ化合物
で、下記エポキシ当量を有する化合物。 難燃剤1:エポキシ当量が5000の化合物(末端エポ
キシ未処理) 難燃剤2:エポキシ当量が10000の化合物(末端エ
ポキシ未処理) 難燃剤3:エポキシ当量が20000の化合物(末端エ
ポキシ未処理) 難燃剤4:難燃剤2の末端エポキシ基の一部を2,4,
6−トリブロモフェノールでキャップィングすることに
よりエポキシ当量を17600に増大させた化合物 難燃剤5:エポキシ当量が800の化合物(末端エポキ
シ未処理)
【0036】実施例1〜4、比較例1〜2 組成及びその性能の測定結果を表1及び表2に示す。 実施例5、比較例3 表3に従いゴム強化系サンプルの造粒を行い、得られた
試料の性能を示す。 実施例6、比較例4 表4に従いガラスファイバー強化系の造粒を行い、得ら
れた試料の性能を示す。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【表3】
【0040】
【表4】
【0041】
【発明の効果】以上述べた通り、ポリフェニレンエーテ
ル系樹脂とポリアミド樹脂からなる組成物にハロゲン化
ビスフェノール系エポキシ化合物を配合してなる難燃性
樹脂組成物において、特定範囲のエポキシ当量を有する
ハロゲン化ビスフェノール系エポキシ化合物を使用する
ことによって、加工時の流動性の低下が少なく且つ良好
な難燃性を有するバランスの取れた組成物を提供するこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C08L 77/00 C08K 5/15 //(C08L 71/12 77:00 53:02) (C08L 77/00 71:12 53:02) (72)発明者 伊地知 靖人 千葉県市原市姉崎海岸5の1 住友化学 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−240354(JP,A) 特開 平3−131655(JP,A) 特開 平3−124759(JP,A) 特開 平4−13749(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 1/00 - 101/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)ポリフェニレンエーテル系樹脂 5
    〜95重量%、及び b)ポリアミド樹脂 95〜5重量
    %、並びに、a)及びb)の合計100重量部に対し、 c)0〜30重量部の相容化剤、 d)0〜150重量部の充填剤、 e)0〜100重量部のゴム様物質、 f)5〜150重量部のエポキシ当量が1000以上で
    あるハロゲン化ビスフェノール系エポキシ化合物、及び g)0〜100重量部のアンチモン化合物からなること
    を特徴とする難燃性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】成分f)のハロゲン化ビスフェノール系エ
    ポキシ化合物のエポキシ当量が5000以上である請求
    項1記載の樹脂組成物。
  3. 【請求項3】成分f)のハロゲン化ビスフェノール系エ
    ポキシ化合物のエポキシ当量が10000以上である請
    求項1記載の樹脂組成物。
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