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JP3172320U - シート状蓄熱パック - Google Patents

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JP3172320U
JP3172320U JP2011005725U JP2011005725U JP3172320U JP 3172320 U JP3172320 U JP 3172320U JP 2011005725 U JP2011005725 U JP 2011005725U JP 2011005725 U JP2011005725 U JP 2011005725U JP 3172320 U JP3172320 U JP 3172320U
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Abstract

【課題】自然エネルギーや廃棄エネルギーや余剰エネルギーを、時間的にあるいは空間的に目的とするタイミングで利用することが可能であり、しかも電気が使用できない場所での必要な熱容量での暖房および冷房などを行うことができるシート状蓄熱パックを提供する。
【解決手段】潜熱蓄熱物質を主成分とし、必要に応じて融点調整剤および/または過冷却防止剤を配合した潜熱蓄熱材組成物1を第1シート状繊維集合体2に含浸保持させた蓄熱シート3と、蓄熱シート3を密封包装した樹脂製フィルムあるいはシートからなる第1包装袋4と、前記第1包装袋4の一方の表面の少なくとも1部を覆うように載置したシート状繊維集合体5とともに第1包装袋4を密封包装し、シート状繊維集合体5を両包装袋の間に介在させた樹脂製フィルムあるいはシートからなる第2包装袋6とを含む。
【選択図】図1

Description

本考案は、シート状蓄熱パックに関するものであり、さらに詳しくは、自然エネルギーや廃棄エネルギーや余剰エネルギーを、時間的にあるいは空間的に目的とするタイミングで利用することが可能であり、しかも電気が使用できない場所での必要な熱容量での暖房および冷房などを行うことができる上、形状もシート状のみでなく、加熱対象あるいは冷却対象に合わせた形状にすることができ、使用時に手間がかからず使い勝手のよいシート状蓄熱パックに関するものである。
近年、震災などの有事に対する備えや節電に対する意識の高まりから、電力を極力利用しないライフスタイルが見直されており、電力がなくても利用できる、自然に発生するエネルギーや廃棄されるエネルギーや余剰エネルギーの有効利用が求められてきている。
震災を経験して、我々の生活に電気は必須条件であることが再確認できたが、一方、電気が使用できない場所での暖房および冷房を得ることは難しいことである。
また、自然エネルギーを利用したり、廃棄エネルギーや余剰エネルギーをリユースする場合、時間的にあるいは空間的に目的とするタイミングで利用することが難しいので、自然に発生するエネルギーや廃棄されるエネルギーや余剰エネルギーの有効利用はあまり行なわれていないのが現状である。
そこで、潜熱蓄熱材の利用が考えられる。
酢酸ナトリウム3水塩などの潜熱蓄熱物質を主成分とする潜熱蓄熱材組成物は、融解潜熱が大きいことおよび融点が約60℃前後であることなどから、深夜電力利用や廃熱利用による暖房用などに有用であることが知られている。酢酸ナトリウム3水塩などの潜熱蓄熱物質を主成分とする潜熱蓄熱材組成物に吸熱させて融解し、時間的にあるいは空間的に目的とするタイミングで融解した潜熱蓄熱材組成物に刺激を与えるなどすることにより融解潜熱を発生させることができるので、電気が使用できない場所での必要な熱容量での暖房および冷房などを行うことができる。
しかしながら、従来の潜熱蓄熱材組成物は、融解〜凝固サイクルを何回も繰り返すと比重の大きい成分が沈殿して2相に分離するという相分離が発生する問題がある。融解〜凝固、すなわち蓄熱〜放熱の繰り返しにより相分離が発生すると、蓄熱量が減少したり、極端な場合は蓄熱しなくなるばかりか、過冷却現象が大きくなり、所定の温度で凝固しなくなる問題が発生する。
この問題を解決するために、相分離防止剤として木材パルプ、メチルセルロース、アルギン酸塩などと多価アルコールなどを用いる提案(例えば、特許文献1〜3などを参照)や、有機物質でなくカオリン、ケイソウ土、ベントナイトなどの無機粘土質物質を用いる提案や、セピオライトやアタパルジャイトなどの無機繊維を用いる提案(例えば、特許文献4〜7などを参照)がある。
しかし相分離防止剤として木材パルプ、メチルセルロース、アルギン酸塩などと多価アルコールなどの有機物質を用いると融解〜凝固の繰り返しにより熱的影響を受ける結果、物性が変化してしまう問題があった。
またベントナイトはその性質上イオン交換能が大きいため共融状態下で高温におかれると凝集して安定した粘性をなくし機能をなくす問題があり、ケイソウ土やカオリンは可塑性に優れるがチクソトロピー性に欠けるので、添加量を増大する必要がある問題があった。
またセピオライトやアタパルジャイトなどの無機繊維を用いても、蓄熱〜放熱サイクルを繰り返すと2相分離が発生したり、冷却した際に結晶化せず過冷却現象が発生する問題があった。
融解〜凝固サイクルを長時間繰り返しても相分離したり、過冷却現象が発生せず安定して蓄熱〜放熱を繰り返すことができる潜熱蓄熱材組成物が提案されている(特許文献8参照)。
一方、潜熱蓄熱材を利用する場合、温度計などの計器を用いない限り、潜熱蓄熱材が使用に値する目的温度に達したかを確認できないという問題がある。
この問題を解決すために「温度計つき保温具」が提案されている(特許文献9参照)。しかしこの保温具はゲル材を使用しているので、熱容量が小さいという問題があるとともに、形状がシート状のみであるので、使用用途に制限があり、また保温具を収納するカバー材があり熱の取入時と使用時に手間がかかるという問題がある。
また、吸放熱形敷物が提案されている(特許文献10参照)。しかしこの吸放熱形敷物には電熱体が設けられているので、電源がある屋内などでしか使用できないという制限がある。
特開昭59−53578号公報 特開昭60−4583号公報 特開2001−3039 特許第2890197号公報 特開平08−209815号公報 特開平09−241624号公報 特開2006−131856 特開2008−184589号公報 特開2010−125114号公報 特開2009−011688号公報
本考案の目的は、自然エネルギーや廃棄エネルギーや余剰エネルギーを、時間的にあるいは空間的に目的とするタイミングで利用することが可能であり、しかも電気が使用できない場所での必要な熱容量での暖房および冷房などを行うことができる上、形状もシート状のみでなく、加熱対象あるいは冷却対象に合わせた形状にすることができ、使用時に手間がかからず使い勝手のよいシート状蓄熱パックを提供することおよび前記特性を有するとともに、融解〜凝固サイクルを長時間繰り返しても相分離したり、過冷却現象が発生せず安定して蓄熱〜放熱を繰り返すことができる耐久性および信頼性の高い潜熱蓄熱材組成物を使用したシート状蓄熱パックを提供することである。
上記課題を解消するための本考案の請求項1記載の考案は、潜熱蓄熱物質を主成分とし、必要に応じて融点調整剤および/または過冷却防止剤を配合した潜熱蓄熱材組成物1を第1シート状繊維集合体2に含浸保持させた蓄熱シート3と、
前記蓄熱シート3を密封包装した樹脂製フィルムあるいはシートからなる第1包装袋4と、
前記第1包装袋4の一方の表面の少なくとも1部を覆うように載置したシート状繊維集合体5とともに前記第1包装袋4を第2包装袋6で密封包装し、前記シート状繊維集合体5を両包装袋の間に介在させた樹脂製フィルムあるいはシートからなる前記第2包装袋6と
から少なくとも構成されることを特徴とするシート状蓄熱パック10である。
本考案の請求項2記載の考案は、請求項1記載のシート状蓄熱パック10において、前記潜熱蓄熱材組成物1として、潜熱蓄熱物質を主成分とし、長繊維状パリゴルスカイトを必須成分として配合し、必要に応じて融点調整剤および/または過冷却防止剤を配合した相分離しない潜熱蓄熱材組成物1を用いたことを特徴とする。
本考案の請求項3記載の考案は、請求項1あるいは請求項2記載のシート状蓄熱パック10において、シート状蓄熱パック10を他の面に固定するために用いる吸盤21および/またはリベットを取り付けるための貫通穴20を1個以上設けたことを特徴とする。
本考案の請求項4記載の考案は、請求項1からは請求項3のいずれか1項に記載のシート状蓄熱パック10において、温度変化によって色が変化する示温剤を塗布した温度インジケータ7を第1包装袋4と第2包装袋6との間に介在させ、前記温度インジケータ7の色の変化を外部から見えるようにしたことを特徴とする。
本考案の請求項5記載の考案は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のシート状蓄熱パックが2個以上その周縁部が相互に連結されて一体に形成されて構成されていることを特徴とするシート状蓄熱パックである。
本考案の請求項1記載の考案は、潜熱蓄熱物質を主成分とし、必要に応じて融点調整剤および/または過冷却防止剤を配合した潜熱蓄熱材組成物1を第1シート状繊維集合体2に含浸保持させた蓄熱シート3と、
前記蓄熱シート3を密封包装した樹脂製フィルムあるいはシートからなる第1包装袋4と、
前記第1包装袋4の一方の表面の少なくとも1部を覆うように載置したシート状繊維集合体5とともに前記第1包装袋4を第2包装袋6で密封包装し、前記シート状繊維集合体5を両包装袋の間に介在させた樹脂製フィルムあるいはシートからなる前記第2包装袋6と
から少なくとも構成されることを特徴とするシート状蓄熱パック10であり、
自然エネルギーや廃棄エネルギーを、時間的にあるいは空間的に目的とするタイミングで利用することが可能であり、しかも電気が使用できない場所での必要な熱容量での暖房および冷房などを行うことができる上、形状もシート状のみでなく、加熱対象あるいは冷却対象に合わせた形状にすることができ、使用時に手間がかからず使い勝手が良いという顕著な効果を奏する。
フレキシブルな形態に構成することもでき、形状もシート状のみでなく、加熱対象あるいは冷却対象に合わせた形状にすることができ、コンパクトに巻いたり折り畳んだりして、持ち運びを容易にすることができ、使用時に手間がかからず使い勝手がよいという顕著な効果を奏する。
潜熱蓄熱材組成物1を第1シート状繊維集合体2に含浸保持させて形成されているので潜熱蓄熱材組成物1が偏って分布するのを抑制できるとともに、液漏れを抑制することができ、また第1包装袋4と第2包装袋6とで二重に包装しているので一層液漏れを防ぐことができるという顕著な効果を奏する。
フレキシブルな形態に構成することもでき、形状もシート状のみでなく、加熱対象あるいは冷却対象に合わせた形状にすることができ、コンパクトに巻いたり折り畳んだりして、持ち運びを容易にすることができ、使用時に手間がかからず使い勝手がよいという顕著な効果を奏する。
本考案の請求項2記載の考案は、請求項1記載のシート状蓄熱パックにおいて、前記潜熱蓄熱材組成物1として、潜熱蓄熱物質を主成分とし、長繊維状パリゴルスカイトを必須成分として配合し、必要に応じて融点調整剤および/または過冷却防止剤を配合した相分離しない潜熱蓄熱材組成物1を用いたことを特徴とするものであり、
本考案の請求項1記載のシート状蓄熱パックと同様な効果を奏するとともに、融解〜凝固サイクルを長時間繰り返しても相分離したり過冷却現象が発生せず安定して蓄熱〜放熱を繰り返すことができる耐久性および信頼性の高い潜熱蓄熱材組成物を使用したので、相分離したり過冷却現象が発生せず安定して蓄熱〜放熱を繰り返すことができ、耐久性および信頼性が高いというさらなる顕著な効果を奏する。
本考案の請求項3記載の考案は、請求項1あるいは請求項2記載のシート状蓄熱パック10において、シート状蓄熱パック10を他の面に固定するために用いる吸盤21および/またはリベットを取り付けるための貫通穴20を1個以上設けたことを特徴とするものであり、
好ましくはシート状蓄熱パックの四隅に貫通穴を設けて、その貫通穴に着脱可能な吸盤21および/またはリベットを取り付け他の面に固定することができるので、例えば、ガラス面から入射してくる太陽熱を潜熱蓄熱材組成物1に熱吸収して運転席などの暖房シートなどとして使用することができるというさらなる顕著な効果を奏する。
本考案の請求項4記載の考案は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシート状蓄熱パックにおいて、温度変化によって色が変化する示温剤を塗布した温度インジケータ7を第1包装袋4と第2包装袋6との間に介在させ、前記温度インジケータ7の色の変化を外部から見えるようにしたことを特徴とするものであり、
温度計などの計器を用いないでも温度インジケータ7の色の変化を外部から見ることによって潜熱蓄熱材組成物1が使用に値する目的温度に達したかを確認できるというさらなる顕著な効果を奏する。
本考案の請求項5記載の考案は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のシート状蓄熱パックが2個以上その周縁部が相互に連結されて一体に形成されて構成されていることを特徴とするものであり、
フレキシブルな形態に構成することもでき、形状もシート状のみでなく、加熱対象あるいは冷却対象に合わせた形状にすることができ、コンパクトに巻いたり折り畳んだりして、持ち運びを容易にすることができ、使用時に手間がかからず使い勝手がよいというさらなる顕著な効果を奏する。
シート状蓄熱パックが2個以上その周縁部が相互に、例えば熱融着あるいは接着されて連結されて一体に形成されて構成されると、短冊状もしくは格子状の複数の区画部が形成され、そして、その区画毎に潜熱蓄熱材組成物1が収容された状態となるので、潜熱蓄熱材組成物1が偏って分布するのを抑制できるとともに、液漏れを抑制することができるというさらなる顕著な効果を奏する。
図1は本考案のシート状蓄熱パックの一例の断面を説明する断面説明図である。 図2は本考案のシート状蓄熱パックの他の例を説明する説明図である。 図3は本考案のシート状蓄熱パックを用いて太陽熱を吸収する方法の一例を説明する説明図である。 図4は本考案のシート状蓄熱パックを用いて浴槽のお湯の熱を吸収する方法の一例を説明する説明図である。 図5は本考案のシート状蓄熱パックの他の例を説明する断面説明図である。 図6は本考案のシート状蓄熱パックの他の例を説明する説明図である。
次に本考案の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本考案のシート状蓄熱パックの一例の断面を説明する断面説明図である。
図1中の1は、使用目的温度で固液相変化する潜熱蓄熱物質を主成分とし、必要に応じて融点調整剤および/または過冷却防止剤を配合した潜熱蓄熱材組成物、あるいは使用目的温度で固液相変化する潜熱蓄熱物質を主成分とし、長繊維状パリゴルスカイトを必須成分として配合し、必要に応じて融点調整剤および/または過冷却防止剤を配合した相分離しない潜熱蓄熱材組成物であり、3は、この潜熱蓄熱材組成物1を不織布などの第1シート状繊維集合体2に含浸保持させた蓄熱シートである。
潜熱蓄熱材組成物1は、熱を吸収させ易くするために必要量の黒鉛粉末を混合して黒色化することができる。
前記蓄熱シート3は、機械的強度に優れ、液漏を防止するためにバリヤー性に富んだ素材であって、具体的には、例えば、ポリエチレン//ナイロン系ラミネートフィルムにアルミ蒸着フィルムやシリカ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルムなどを含んだ多重積層フィルムか、PVDC(ポリ塩化ビニリデン)系樹脂類やLDPE(軟質ポリエチレン)やポリエステル類、PVC(ポリ塩化ビニール)類及びポリアミド類の中から選ばれるポリマーを単層として使用するか、PVDCやLDPEにポリプロピレンやポリアミド類や各種ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリイミド、ポリビニルアルコール、ポリアセタールなどと併せて複層構造にした樹脂製フィルムあるいはシートからなる第1包装袋4中に密封包装されている。
前記第1包装袋4の一方の外側の表面の少なくとも1部に断熱層となる不織布などの第2シート状繊維集合体5が2枚載置されており、前記第2シート状繊維集合体5を載置した前記第1包装袋4は、樹脂製フィルムあるいはシートからなる前記第1包装袋4と同じか、あるいは前第1包装袋4と異なる第2包装袋6中に密封包装されており、前記シート状繊維集合体5は前記第1包装袋4と前記第2包装袋6の間に介在させてある。
前記第1包装袋4および前記第2包装袋6はインパルスシーラや高周波ウエルダーなどシーラーを用いてヒートシールして製袋することができるのは勿論のこと、縫合手段で製袋したり、両者を組み合わせて製袋することもできる。
そして、図1中の7は、温度変化によって色が変化する示温剤を塗布した温度インジケータであり、温度インジケータ7を、前記2枚の第2シート状繊維集合体5の間であって、かつ第1包装袋4と第2包装袋6との間に介在させ、前記温度インジケータ7の色の変化を外部から見えるようになっている。
図1に示した本考案のシート状蓄熱パック10は以上のように構成されている。
以上のように、本考案のシート状蓄熱パック10は潜熱蓄熱物質を主成分とし、必要に応じて融点調整剤および/または過冷却防止剤を配合した潜熱蓄熱材組成物1、あるいは潜熱蓄熱物質を主成分とし、長繊維状パリゴルスカイトを必須成分として配合し、必要に応じて融点調整剤および/または過冷却防止剤を配合した相分離しない潜熱蓄熱材組成物1を第1シート状繊維集合体2に含浸保持させた蓄熱シート3と、
前記蓄熱シート3を密封包装した樹脂製フィルムあるいはシートからなる第1包装袋4と、
前記第1包装袋4の一方の表面の少なくとも1部を覆うように載置したシート状繊維集合体5とともに前記第1包装袋4を第2包装袋6で密封包装し、前記シート状繊維集合体5を両包装袋の間に介在させた樹脂製フィルムあるいはシートからなる前記第2包装袋6とから少なくとも構成されている。
本考案で用いる第1シート状繊維集合体2は、機械的強度に優れるとともに柔軟性に富んだ素材が好ましく使用でき、具体的には、例えば、織布・不織布(ナイロン繊維、アラミド繊維、ガラス繊維、セルロース繊維、ビニロン繊維、ポリエステル繊維、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィン繊維、レーヨン繊維)などや、古紙・損紙などのパルプ繊維、わら・綿・麻・竹・ケナフ・木材パルプなどの草木類からなる有機繊維、羊毛などの動物繊維などを挙げることができる。
また、潜熱蓄熱材組成物1に熱を吸収させ易くするために、第1シート状繊維集合体2として黒色で熱伝導性に優れた炭素繊維や金属繊維を使用することもできる。
本考案においてはこれらの中の1種あるは2種以上を使用することができる。
潜熱蓄熱材組成物1を溶融して第1シート状繊維集合体2中に含浸して保持させるので、溶融温度に耐える耐熱性を有するとともに、繊維が相互に絡み合って凝固した潜熱蓄熱材組成物1を安定して保持でき、再度、溶融させても溶融物を保持して流れ難くできるものが好ましい。
本考案で用いる第1シート状繊維集合体2としては、市販の不織布などを使用することができる。
本考案で用いる蓄熱シート3を密封包装するための樹脂製フィルムあるいはシートからなる第1包装袋4は、液漏を防止するためにバリヤー性に富んだ素材であって、具体的には、例えば、ポリエチレン//ナイロン系ラミネートフィルムにアルミ蒸着フィルムやシリカ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルムなどを含んだ多重積層フィルムか、PVDC(ポリ塩化ビニリデン)系樹脂類やLDPE(軟質ポリエチレン)やポリエステル類、PVC(ポリ塩化ビニール)類及びポリアミド類の中から選ばれるポリマーを単層として使用するか、PVDCやLDPEにポリプロピレンやポリアミド類や各種ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリイミド、ポリビニルアルコール、ポリアセタールなどと併せて複層構造にした樹脂製フィルムあるいはシートから公知の方法、装置などを用いて製袋して製造される包装袋を挙げることができる。第1包装袋4を得るためには、例えば、一端が開口した包装袋中に蓄熱シート3を収容したのちに、開口部をヒートシールしたりして、密封包装する例を挙げることができる。
本考案で用いる第2シート状繊維集合体5とは、機械的強度および柔軟性および断熱性に富んだ素材が好ましく使用でき、具体的には、例えば、織布・不織布(ナイロン繊維、アラミド繊維、ガラス繊維、セルロース繊維、ビニロン繊維、ポリエステル繊維、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィン繊維、レーヨン繊維)などや、古紙・損紙などのパルプ繊維、わら・綿・麻・竹・ケナフ・木材パルプなどの草木類からなる有機繊維、羊毛などの動物繊維などの中から選ばれた1種あるは2種以上を挙げることができる。また、潜熱蓄熱材組成物1に熱を吸収させ易くするために、第2シート状繊維集合体5として黒色で熱伝導性に優れた炭素繊維や金属繊維を使用することもできる。
本考案で用いる樹脂製フィルムあるいはシートからなる第2包装袋6は、具体的には、例えば、機械的強度に優れ、液漏を防止するためにバリヤー性に富んだ柔軟性のある素材であって、具体的には、例えば、軟質ポリエチレン、軟質ポリプロピレン、PVC(ポリ塩化ビニール)、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂などの樹脂製フィルムあるいはシート、EPRなどの熱可塑性エラストマー、SBRなどの合成ゴムや天然ゴム、シリコンゴムやウレタンゴムなどの熱硬化性樹脂系エラストマーなどの1種から製造された第1包装袋4と同じか、あるいは前第1包装袋4と異なる包装袋を挙げることができる。
本考案で用いる他の第2包装袋6の他の例としては、具体的には、例えば、機械的強度に優れ、高温に晒しても変形変色を起こさない耐炎性・耐熱性を有する繊維系素材であって、具体的には、例えば、アラミド繊維やザブロ加工ウールやノボロイド繊維や炭素繊維やフッ素繊維やガラス繊維、および特殊合成繊維のポリアミドイミド繊維やポリフェニレンサルファイド繊維やポリベンゾイミダゾール繊維などが挙げられる。
本考案で用いる樹脂製フィルムあるいはシートからなる第1包装袋4および第2包装袋6は熱を吸収させ易くするために黒色塗料を塗布したり、炭素や黒鉛などの黒色粉末を混合して、黒色化することもできる。
本考案で用いる温度変化によって色が変化する示温剤を塗布した温度インジケータ7としては、具体的には、例えば、パイロットコーポレーション株式会社製商品名:メタモカラーからなる示温剤を塗布した温度インジケータ7を挙げることができる。
本考案で用いる温度インジケータ7としては、温度変化によって色が変化するだけでなく、絵、図柄、文字などのデザインなどが浮かび上がるように設計して使用することもできる。
図2は本考案のシート状蓄熱パックの他の例を説明する断面説明図である。
図2に示した本考案のシート状蓄熱パック10Bは、図1に示した本考案のシート状蓄熱パック10が複数その周縁部が相互に融着されて短冊状に連結されて一体に形成されて構成されている。
図2中の22は長手方向の融着部であり、23は横方向の融着部である。
シート状蓄熱パック10が複数その周縁部が相互に、例えば熱融着(22、23)されて連結されて一体に形成されて構成されると、短冊状の複数の区画部(それぞれの区画部は熱融着する前のシート状蓄熱パック10に相当する)が形成され、そして、その区画毎に潜熱蓄熱材組成物1が収容された状態となるので、潜熱蓄熱材組成物1が偏って分布するのを抑制できるとともに、液漏れを抑制することができる。
本考案のシート状蓄熱パック10Bは、フレキシブルな形態に構成することもでき、形状もシート状のみでなく、加熱対象あるいは冷却対象に合わせた形状にすることができ、コンパクトに巻いたり折り畳んだりして、持ち運びを容易にすることができ、使用時に手間がかからず使い勝手がよい。
図2中の20は、シート状蓄熱パック10Bを他の面に固定するために用いる吸盤21を取り付けるための貫通穴である。
好ましくはシート状蓄熱パックの四隅に貫通穴を設けて、その貫通穴に着脱可能な吸盤および/またはリベット、あるいは紐、フック、ボタン、面ファスナーなどを取り付け他の面に固定することができるので、例えば、ガラス面から入射してくる太陽熱を潜熱蓄熱材組成物1に熱吸収させたり、冬場の車のフロントガラスから車内に入る太陽熱を潜熱蓄熱材組成物1に熱吸収して運転席などの暖房シートとして使用することができる。
図3は本考案のシート状蓄熱パック10を用いて太陽熱を吸収する方法の一例を説明する説明図である。
図3中の30は自動車の部材(インパネ)であり、31はフロントガラスである。本考案のシート状蓄熱パック10は、その端部に設けた貫通穴20にセットした吸盤21を用いてフロントガラス31の車内側の表面に固定されている。
本考案のシート状蓄熱パック10の図示しない第2シート状繊維集合体5はフロントガラス31の反対側になるように固定されている。
図示しないが、端部に設けた貫通穴20に吸盤21をセットする場合、吸盤21を貫通穴20の逆方向から入れてセットして、本考案のシート状蓄熱パック1
0を図4に示した表面を裏面とするようにしてフロントガラス31に固定することもできる。
また、貫通穴20を利用して紐やフックを通したり、リベットを装着したりすることも可能である。また、磁石やボタンや面ファスナーを取り付けることも可能である。
太陽光はフロントガラス31を通って本考案のシート状蓄熱パック10を加熱し、図示しない潜熱蓄熱材組成物1に吸収されるようになっている。潜熱蓄熱材組成物1に吸熱したエネルギーは断熱性の第太陽光はフロントガラス31を通って本考案のシート状蓄熱パック10を加熱2シート状繊維集合体5によって室内側に逃げるのを抑えられている。
図示しない温度インジケータ7の色の変化を外部から見ることによって潜熱蓄熱材組成物1が使用に値する目的温度に達したかを確認できる。
車内は太陽熱が潜熱蓄熱材組成物1に吸収されるので、高温になるのを抑制できる。車内を暖めたい時などには、太陽熱を吸収して融解した潜熱蓄熱材組成物1に刺激を与えるなどして結晶化を進め凝固させると潜熱が発生し、その熱により車内を暖めることができる。また、運転席などの暖房シートとして使用することができる。
潜熱蓄熱物質を主成分とし、長繊維状パリゴルスカイトを必須成分として配合し、必要に応じて融点調整剤および/または過冷却防止剤を配合した相分離しない潜熱蓄熱材組成物1を用いると、融解〜凝固サイクルを長時間繰り返しても、相分離したり、過冷却現象が発生せず安定して蓄熱〜放熱を繰り返すことができる。
図4は、本考案のシート状蓄熱パックを用いて浴槽のお湯の熱を吸収する方法の一例を説明する説明図である。
図4中の32は浴槽、33は湯、34は蓋を示す。水面に近い場所で静止でき、水底に沈むことなく浮いた状態で熱吸収を行なうことができる。本考案のシート状蓄熱パック10Aの図示しない第2シート状繊維集合体5は表面側になるように配設されている。
浮いた状態の本考案のシート状蓄熱パック10Aの表面側の図示しない部分をとおして外部から見えるように配設された図示しない温度インジケータ7の色の変化を外部から見ることによって潜熱蓄熱材組成物1が使用に値する目的温度に達したかを確認できる。
図5は本考案のシート状蓄熱パックの他の例を説明する断面説明図である。
図5に示した本考案のシート状蓄熱パックの10Cにおいて、図1−4に記載した符号と同じ符号のものは、図1−4の同一符号のものと同じものを示す。
図2に示した複数の横方向融着部23の一部が融着されておらず、横方向凹部24となっており、この横方向凹部24を介して溶融した潜熱蓄熱材組成物1が相互に移動できるようになっていること、および図2においては短冊状であった各区画が紡錘状に形成されていること以外は図2のシート状蓄熱パックの10Bと同様に構成されており、効果もほぼ同じであるが、本考案のシート状蓄熱パックの10Cは横方向凹部24があるので、可撓性がより付与されて柔軟になる上、溶融した潜熱蓄熱材組成物1が横方向凹部24を介して相互に移動できるようになっている。
図6は本考案のシート状蓄熱パックの他の例を説明する説明図である。図6に示した本考案のシート状蓄熱パックの10Dにおいて、図1−5に記載した符号と同じ符号のものは、図1−5の同一符号のものと同じものを示す。
図2に示した本考案のシート状蓄熱パックの10Bは、各区画が短冊状であったが、長手方向融着部22を増加して形成し、各区画が多数の格子状となるようにした以外は図2のシート状蓄熱パックの10Bと同様に構成されている。各区画が多数の格子状となるように構成したので、本考案のシート状蓄熱パックの10Dは、その格子状の区画毎に潜熱蓄熱材組成物1が収容された状態となるので、潜熱蓄熱材組成物1が偏って分布するのをさらに抑制できるとともに、液漏れをさらに抑制することができる。
パリゴルスカイトは、セピオライトと同様に、四面体シートの頂点方向の周期的な逆転によるリボン構造を持つ繊維状形態の粘土鉱物であり、セピオライトにおいては八面体陽イオンがほとんどマグネシウムにより占められているのに対して、パリゴルスカイトでは相当量のアルミニウムを含み、八面体位置に空所を含むのが特徴であり、そのため吸着性、レオロジー特性、触媒活性などに優れている[中華人民共和国貴州省における長繊維状パリゴルスカイトの産状とその鉱物学的性質について、後内 貴胤等、粘土科学(日本粘土学会誌)、第45巻、第3号、第200〜210頁、2006、参照]。
パリゴルスカイトは、産地によっては別名アタパルジャイト、凸凹棒ともいうが、浅海底や湖底などに堆積作用により生成した、一般的に結晶度が低く、繊維が発達していない、肉眼で繊維を確認できない短繊維状パリゴルスカイトと、蛇紋岩、石灰岩、ドロマイトおよび火山岩類を母岩とし、その割れ目に浸透したMg、SiO2 に富みAlを含む天水から直接長時間かけて沈殿し繊維が発達し長繊維化した、一般に結晶度が高く、肉眼で容易に繊維状であることを確認できる長繊維状パリゴルスカイトに大別される。
一般的に日本では比較的珍しい鉱物であり、その産出例は石灰岩の割れ目を充填して産出する例があり、わずかに生産が行われていることが報告されている程度であるが、諸外国では堆積性の短繊維状パリゴルスカイトが主体をなしており特に米国、オーストラリア、中国などに大規模な鉱床が存在し、商業的な生産が行われている。その繊維は数μm程度であり肉眼的にはほとんど繊維を確認できない。
類似鉱物である長繊維状セピオライトが微量ながら石綿を付着・含有する場合があるのに対して、本考案で用いる長繊維状パリゴルスカイトは石綿を全く含有しないという特徴がある。
本考案で用いる長繊維状パリゴルスカイトに対して、短繊維状パリゴルスカイト、長繊維状セピオライト、短繊維状セピオライト、ガラス繊維、炭素繊維、岩綿(ロックウール)、無機ウィスカー、珪灰石(合成珪酸カルシウムを含む)、ハロイサイトなどを長繊維状パリゴルスカイトの作用を損なわない範囲で、あるいは経済効果を目的として1種あるいは2種以上を混合して使用することもできる。
本考案で使用する潜熱蓄熱物質としては、具体的には、例えば、酢酸ナトリウム3水塩、チオ硫酸ナトリウム5水塩、硫酸ナトリウム10水塩、塩化カルシウム6水塩、硝酸マグネシウム6水塩、塩化マグネシウム6水塩から選ばれる潜熱蓄熱物質を挙げることができる。これらは1種あるいは2種以上を混合して使用することもできる。
例えば、酢酸ナトリウム3水塩などは、融解潜熱が大きいことおとび融点が約60℃前後であることなどから、深夜電力利用や廃熱利用による暖房用などに有用である上、入手が容易で安価であり、本考案において好ましく使用できる。
本考案で必要に応じて使用する融点調整剤は、具体的には、例えば、水、硝酸アンモニウム、塩化アンモウニウム、臭化アンモニウム、硫酸アンモニウム、尿素、多価アルコール類、チオ硫酸ナトリウム5水塩、硫酸ナトリウム10水塩から選ばれる融点調整剤を挙げることができる。
これらは比較的少量の添加で融点調整できる上、入手が容易で安価であり、本考案において好ましく使用できる。
これらの融点調整剤の中でも、硝酸アンモニウム、塩化アンモウニウム、尿素は、融点調整効果が大きく、入手も容易で安価であり本考案において好ましく使用できる。
本考案で必要に応じて使用する過冷却防止剤としては、具体的には、例えば、ピロリン酸ナトリウム10水塩、四ホウ酸ナトリウム10水塩、炭酸ナトリウム1水塩、臭素酸バリウム1水塩、硫酸カルシウム2水塩、ピロリン酸二水素二ナトリウム6水塩、塩化カルシウム、臭化カルシウム、リン酸水素第二ナトリウム12水塩、フッ化リチウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化リチウム、塩化バリウム、塩化ストロンチウム、リン酸三ナトリウム12水塩、酒石酸カルシウム、臭化ナトリウム、硫酸カリウムアルミニウム12水塩、から選ばれる過冷却防止剤を挙げることができる。
これらは比較的少量の添加で過冷却を防止できる上、入手が容易であり、本考案において好ましく使用できる。
これらの過冷却防止剤は使用する潜熱蓄熱物質に対応して選定して使用することが好ましく、例えば潜熱蓄熱物質が酢酸ナトリウム3水塩の場合は、ピロリン酸ナトリウム10水塩、チオ硫酸ナトリウム5水塩や硫酸ナトリウム10水塩の場合は、四ホウ酸ナトリウム10水塩などである。
本考案の潜熱蓄熱材組成物は、潜熱蓄熱物質を主成分とし、長繊維状パリゴルスカイトを必須成分として配合し、必要に応じて融点調整剤および/または過冷却防止剤を配合したものであるが、主成分の潜熱蓄熱物質および必須成分の長繊維状パリゴルスカイト、必要に応じて配合する融点調整剤、過冷却防止剤の配合量は特に限定されるものではない。
本考案で用いる潜熱蓄熱材組成物を製造するには、潜熱蓄熱物質を主成分とし、長繊維状パリゴルスカイトを必須成分として配合し、必要に応じて融点調整剤および/または過冷却防止剤を配合し、相分離したり、過冷却現象が発生するのを確実に抑制できるように制御して製造するかあるいは、潜熱蓄熱物質を主成分とし、長繊維状パリゴルスカイトを必須成分として配合し、必要に応じて融点調整剤および/または過冷却防止剤を配合した組成物を加熱溶融混合した後、湿式解綿粉砕加工法により加熱解綿粉砕して、相分離したり過冷却現象が発生するのを確実に抑制できるように制御して製造することが好ましい。
前記解綿粉砕加工は、湿式解綿粉砕加工方式が長繊維状パリゴルスカイトの長繊維状形態および結晶構造を破壊せず維持しつつ加熱解綿粉砕して均一混合し、相分離したり過冷却現象が発生するのを確実に抑制できるので好ましい。
長繊維状パリゴルスカイト原石を使用することができ、長繊維状パリゴルスカイト原石を使用すると、飛散せず取り扱い性に優れ、良く混合でき、経済性、製品特性、加工性の観点から好ましい。
なお、上記実施形態の説明は、本考案を説明するためのものであって、実用新案登録請求の範囲に記載の考案を限定し、或は範囲を減縮するものではない。又、本考案の各部構成は上記実施形態に限らず、実用新案登録請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
本考案のシート状蓄熱パックは、潜熱蓄熱物質を主成分とし、必要に応じて融点調整剤および/または過冷却防止剤を配合した潜熱蓄熱材組成物1を第1シート状繊維集合体2に含浸保持させた蓄熱シート3と、前記蓄熱シート3を密封包装した樹脂製フィルムあるいはシートからなる第1包装袋4と、前記第1包装袋4の一方の表面の少なくとも1部を覆うように載置したシート状繊維集合体5とともに前記第1包装袋4を第2包装袋6で密封包装し、前記シート状繊維集合体5を両包装袋の間に介在させた樹脂製フィルムあるいはシートからなる前記第2包装袋6とから少なくとも構成されることを特徴とするものであり、
自然エネルギーや廃棄エネルギーを、時間的にあるいは空間的に目的とするタイミングで利用することが可能であり、しかも電気が使用できない場所での必要な熱容量での暖房および冷房などを行うことができる上、形状もシート状のみでなく、加熱対象あるいは冷却対象に合わせた形状にすることができ、使用時に手間がかからず使い勝手が良いという顕著な効果を奏するので、産業上の利用価値が高い。
1 潜熱蓄熱材組成物
2 第1シート状繊維集合体
3 蓄熱シート
4 第1包装体
5 第2シート状繊維集合体
6 第2包装体
7 温度インジケータ
10、10A、10B シート状蓄熱パック
20 貫通穴
21 吸盤
22 長手方向融着部
23 横方向融着部
24 横方向凹部
30 自動車部材(インパネ)
31 フロントガラス

Claims (5)

  1. 潜熱蓄熱物質を主成分とし、必要に応じて融点調整剤および/または過冷却防止剤を配合した潜熱蓄熱材組成物を第1シート状繊維集合体に含浸保持させた蓄熱シートと、
    前記蓄熱シートを密封包装した樹脂製フィルムあるいはシートからなる第1包装袋と、
    前記第1包装袋の一方の表面の少なくとも1部を覆うように載置したシート状繊維集合体とともに前記第1包装袋を第2包装袋で密封包装し、前記シート状繊維集合体を両包装袋の間に介在させた樹脂製フィルムあるいはシートからなる前記第2包装袋と
    から少なくとも構成されることを特徴とするシート状蓄熱パック。
  2. 前記潜熱蓄熱材組成物として、潜熱蓄熱物質を主成分とし、長繊維状パリゴルスカイトを必須成分として配合し、必要に応じて融点調整剤および/または過冷却防止剤を配合した相分離しない潜熱蓄熱材組成物を用いたことを特徴とする請求項1記載のシート状蓄熱パック。
  3. シート状蓄熱パックを他の面に固定するために用いる吸盤および/またはリベットを取り付けるための貫通穴を1個以上設けたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載のシート状蓄熱パック。
  4. 温度変化によって色が変化する示温剤を塗布した温度インジケータを第1包装袋と第2包装袋との間に介在させ、前記温度インジケータの色の変化を外部から見えるようにしたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシート状蓄熱パック。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のシート状蓄熱パックが2個以上その周縁部が相互に連結されて一体に形成されて構成されていることを特徴とするシート状蓄熱パック。
JP2011005725U 2011-09-30 シート状蓄熱パック Expired - Lifetime JP3172320U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015190515A1 (ja) * 2014-06-11 2015-12-17 シャープ株式会社 温度管理装置
JP2019086175A (ja) * 2017-11-02 2019-06-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 蓄冷装置

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