JP3165653B2 - 八木宇田アンテナ - Google Patents
八木宇田アンテナInfo
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Description
子とを少なくとも備え、電気的に平衡動作する放射素子
に不平衡同軸給電線を直接接続することのできる八木宇
田アンテナに関するものである。
指向性を有するアンテナとして八木宇田アンテナが一般
的に用いられている。八木宇田アンテナの一例を図5に
示す。図5に示すように八木宇田アンテナは、放射素子
101、反射素子102及び導波素子103から構成さ
れている。そして、放射素子101と反射素子102と
の距離は、使用中心周波数における波長をλとすると、
略λ/4とされ、放射素子101と導波素子103との
距離も同様に略λ/4とされる。また、電気的に平衡動
作する放射素子101の長さは略λ/2とされ、反射素
子102の長さは、インダクティブリアクタンスとなる
ように λ/2より若干長めとされ、導波素子103の
長さは、キャパシティブリアクタンスとなるように λ
/2より若干短めとされている。
ては、二分された放射素子101にそれぞれ同軸給電線
100の芯線と外導体が接続されることにより給電され
ている。このように給電された場合の電流分布を図6に
示す。二分された長さ略λ/4の放射素子101−Rに
は同軸給電線100の芯線が接続され、残る長さ略λ/
4の放射素子101−Lには同軸給電線100の外導体
が接続されることにより、放射素子101には図示する
ように放射素子101の両端において最小値となる定在
波電流(1)が流れるようになる。また、平衡動作をす
る放射素子101が不平衡の同軸給電線100から給電
されているために、同軸給電線100の外導体に図示す
るような漏洩電流(2)が流れるようになる。この漏洩
電流(2)は定在波として発生し、給電点よりλ/4の
A点において振幅が一定の最小値となる。
給電線100の外導体に漏洩電流が流れると、放射素子
101−Rと放射素子101−Lに流れる電流がアンバ
ランスになり、八木宇田アンテナのビームの前後方比が
劣化したり、電圧定在波比(VSWR)が悪化したりす
るようになる。そこで、平衡動作の放射素子101と不
平衡給電線である同軸給電線100との整合をとるため
に、従来、平衡−不平衡変換装置(バラン)が設けられ
ている。また、漏洩電流を阻止するようにした阻止套管
(シュペルトップ)を設けることも行われている。
1の構成を図7に示す。図7に示すように、二分された
放射素子101−Rには同軸給電線100の芯線が接続
され、放射素子101−Lには同軸給電線100の外導
体が接続され、その給電点cからλ/4の同軸給電線1
00の外導体に円筒状のシュペルトップ110の下端が
電気的に接続される。このシュペルトップ110の長さ
はλ/4とされその先端は開放されている。このため、
給電点cからλ/4の同軸給電線100の位置におい
て、シュペルトップ110を見たインピーダンスは無限
大となり、この位置以降の同軸給電線100の外導体に
漏洩電流が流れることを阻止することができる。
8において、同軸給電線100に平行にλ/4の長さの
同軸ケーブル111を配置する。この同軸ケーブル11
1の一端を、給電点からλ/4の長さ離れた同軸給電線
100の外導体に接続すると共に、同軸ケーブル111
の他端を同軸給電線100の芯線が接続される放射素子
101−Rに接続する。この際に同軸ケーブル111の
他端においてその芯線と外導体をショートしておく。こ
れにより、放射素子101−Rと放射素子101−Lに
流れるアンテナ電流のバランスがとれるようになる。な
お、同軸ケーブル111に替えてλ/4の長さの導体棒
を使用するようにしてもよい。
ップを用いる方法、あるいはバランを用いる方法は、い
ずれも給電部における構造が複雑化すると共に機械的強
度を保持するための作業工程が増加しコストが上昇する
という問題点があった。また、フェライトコアを用いた
簡易なバランを使用することもできるが、この場合に
は、給電部に防水性の給電箱が必要になると共に、機械
的強度を保持させる構造を採用しなければならないとい
う問題点があった。そこで、本発明は、平衡放射素子に
直接同軸給電線を接続してもアンテナ特性の劣化しない
バランを必要とすることのない簡易な構成の八木宇田ア
ンテナを提供することを目的としている。
に、本発明の八木宇田アンテナは、放射素子と反射素子
とを少なくとも備える八木宇田アンテナにおいて、放射
素子と使用中心周波数波長の略1/4波長離隔して配置
される反射素子を、前記放射素子に給電する同軸ケーブ
ルの給電点から前記略1/4波長の位置の外導体に接続
することにより、前記反射素子を漏洩電流を阻止するス
タブとしても機能させるようにしている。また、前記放
射素子に前置して1本以上の導波素子を配置するように
してもよい。
は、放射素子と導波素子とを少なくとも備える八木宇田
アンテナにおいて、放射素子と使用中心周波数波長の略
1/4波長離隔して配置される導波素子を、前記放射素
子に給電する同軸ケーブルの給電点から前記略1/4波
長の位置の外導体に接続することにより、前記導波素子
を漏洩電流を阻止するスタブとしても機能させるように
している。さらにまた、前記放射素子に後置して反射素
子を配置するようにしてもよい。
いは導波素子と漏洩電流を阻止するスタブとを兼用する
ようにしたので、新たな構成を付加することなく漏洩電
流が同軸給電線に流れることを防止することができる。
また、その構成は簡易な構成となるので、コストを上昇
させることなく、機械的強度の十分な八木宇田アンテナ
を提供することができるようになる。
の形態における原理的な構成を図1に示す。図1におい
て、1は放射素子であり、放射素子1−Rと放射素子1
−Lとに二分されている。2は二分されて構成された反
射素子であり、3は放射素子1に給電する同軸給電線で
ある。そして、放射素子1と反射素子2との距離は、使
用中心周波数における波長をλとすると、略λ/4とさ
れる。また、電気的に平衡動作する放射素子1の全体の
長さは略λ/2とされ、反射素子2の全体の長さは、イ
ンダクティブリアクタンスとなるように λ/2より若
干長めとされている。
ナにおいては、二分された長さ略λ/4の放射素子1−
Rには同軸給電線3の芯線が接続され、残る長さ略λ/
4の放射素子1−Lには同軸給電線3の外導体が接続さ
れることにより、放射素子1には、その両端において最
小値となる定在波電流が流れるようになる。また、二分
された長さ略λ/4反射素子2が同軸給電線3の外導体
に接続されている。この反射素子2が接続される同軸給
電線3の位置をA点とすると、A点は放射素子1の給電
点から略λ/4とされる。そして、A点から反射素子2
を見たインピーダンスはほぼ無限大となるため、平衡動
作をする放射素子1が不平衡の同軸給電線3から直接給
電されて、同軸給電線3に漏洩電流が流れても、同軸給
電線3のA点以降においては、その外導体に流れる漏洩
電流が阻止されるようになる。
3に本発明の八木宇田アンテナの実施の形態の構成を示
す。ただし、図3(a)は側面図であり、図3(b)は
平面図である。これらの図において、1は放射素子であ
り、図1に示すように放射素子1−Rと放射素子1−L
とに二分されている。2は二分されて構成された反射素
子であり、3は放射素子1に給電する同軸給電線であ
り、4−1〜4−6は導波素子である。そして、放射素
子1と反射素子2との距離は、使用中心周波数における
波長をλとすると、略λ/4とされ、放射素子1と導波
素子4−6との距離も略λ/4とされる。また、導波素
子4−1〜4−6の各導波素子間の距離も略λ/4とさ
れる。
の全体の長さは略λ/2とされ、反射素子2の全体の長
さは、インダクティブリアクタンスとなるように λ/
2より若干長めとされ、導波素子103の長さは、キャ
パシティブリアクタンスとなるように λ/2より若干
短めとされている。なお、放射素子1と反射素子2と導
波素子4−1〜4−6は、図3(a)に示すように一平
面上に配置されている。さらにまた、同軸給電線3が放
射素子1に接続される給電点の部分は給電箱5に収納さ
れて防水されている。
ナにおいては、図1に示すように二分された長さ略λ/
4の放射素子1−Rには同軸給電線3の芯線が接続さ
れ、残る長さ略λ/4の放射素子1−Lには同軸給電線
3の外導体が接続されることにより、放射素子1には、
その両端において最小値となる定在波電流が流れるよう
になる。また、二分された長さ略λ/4反射素子2が同
軸給電線3の外導体に接続されて、同軸給電線3の反射
素子2以降においては、その外導体に流れる漏洩電流が
阻止されている。また、複数の導波素子4−1〜4−6
が放射素子1に前置しているため、八木宇田アンテナの
放射素子1から導波素子4−1〜4−6方向のビームを
鋭くすることができる。
SWRを図2に示すが、使用中心周波数foにおいて、
1.1程度の良好なVSWRが得られている。また、本
発明の八木宇田アンテナのビーム特性を図4に示す。こ
の図に示されるように、ビームの半値角は約40°とさ
れていると共に、良好な前後方比(FB比)が得られて
いることがわかる。なお、このビーム特性図における2
70°の方向は、図3(a)(b)に示す矢印の方向で
あり、放射素子1,反射素子2,導波素子4−1〜4−
6に直交すると共に、放射素子1から導波素子4−1〜
4−6に向かう方向とされる。
おいては、必ずしも導波素子は必要ではなく、少なくと
も放射素子と反射素子を備えていればよい。ただし、導
波素子を備えるようにすると、アンテナビームを鋭くす
ることができるようになる。また、同軸給電線の給電点
から略λ/4の外導体の位置に接続する反射素子に替え
て、導波素子を接続するようにしてもよい。この場合に
おいても、導波素子は略λ/2の長さを有しているの
で、二分した略λ/4の導波素子を同軸給電線の外導体
に接続することにより、漏洩電流の阻止を行うことがで
きる。
で、反射素子あるいは導波素子と漏洩電流を阻止するス
タブとを兼用することができ、新たな構成を付加するこ
となく漏洩電流が同軸給電線に流れることを防止するこ
とができる。また、その構成は簡易な構成となるので、
コストを上昇させることなく、機械的強度の十分な八木
宇田アンテナを提供することができるようになる。
る原理的な構成を示す図である。
示す図である。
を示す図である。
図である。
る。
流の分布を示す図である。
図である。
の構成を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 放射素子と反射素子とを少なくとも備え
る八木宇田アンテナにおいて、 放射素子と使用中心周波数波長の略1/4波長離隔して
配置される反射素子を、前記放射素子に給電する同軸ケ
ーブルの給電点から前記略1/4波長の位置の外導体に
接続することにより、前記反射素子を漏洩電流を阻止す
るスタブとしても機能させるようにしたことを特徴とす
る八木宇田アンテナ。 - 【請求項2】 前記放射素子に前置して1本以上の導波
素子を配置するようにしたことを特徴とする請求項1記
載の八木宇田アンテナ。 - 【請求項3】 放射素子と導波素子とを少なくとも備え
る八木宇田アンテナにおいて、 放射素子と使用中心周波数波長の略1/4波長離隔して
配置される導波素子を、前記放射素子に給電する同軸ケ
ーブルの給電点から前記略1/4波長の位置の外導体に
接続することにより、前記導波素子を漏洩電流を阻止す
るスタブとしても機能させるようにしたことを特徴とす
る八木宇田アンテナ。 - 【請求項4】 前記放射素子に後置して反射素子を配置
するようにしたことを特徴とする請求項3記載の八木宇
田アンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05118197A JP3165653B2 (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 八木宇田アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05118197A JP3165653B2 (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 八木宇田アンテナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10233619A JPH10233619A (ja) | 1998-09-02 |
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Family
ID=12879682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05118197A Expired - Lifetime JP3165653B2 (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 八木宇田アンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3165653B2 (ja) |
Cited By (3)
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|---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-02-20 JP JP05118197A patent/JP3165653B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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