[go: up one dir, main page]

JP3158754U - 施錠装置、係止部材、錠部材および施錠システム - Google Patents

施錠装置、係止部材、錠部材および施錠システム Download PDF

Info

Publication number
JP3158754U
JP3158754U JP2010000696U JP2010000696U JP3158754U JP 3158754 U JP3158754 U JP 3158754U JP 2010000696 U JP2010000696 U JP 2010000696U JP 2010000696 U JP2010000696 U JP 2010000696U JP 3158754 U JP3158754 U JP 3158754U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
attachment
locking device
lock body
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010000696U
Other languages
English (en)
Inventor
齋藤 斉
斉 齋藤
Original Assignee
株式会社斉工舎
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社斉工舎 filed Critical 株式会社斉工舎
Priority to JP2010000696U priority Critical patent/JP3158754U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3158754U publication Critical patent/JP3158754U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

【課題】さまざまな目的物に対して利用できる施錠装置、係止部材、錠部材および施錠システムを提供する。【解決手段】施錠装置は、一端がループとして形成された可撓性のワイヤー10と、錠本体12と、錠本体12と係止する係止部14と、を有する。係止部14は、差込部材60と、第1取付部材62と、第2取付部材64と、からなる。第1取付部材62に第2取付部材64の一端を挿入し、差込部材60の雄ねじを第2取付部材64の雌ねじに螺合させることで挟み込み領域が形成され、係止部14を対象物に取り付けることができる。係止部14の差込部材60を錠本体12の挿入穴に挿入すると、係止部14の差込部材60は本体部28によってカバーされ、そのねじ操作が抑制される。【選択図】図2

Description

本考案は、一端がループ状に形成された可撓性の長尺部材と、その長尺部材の他端に設けられ、挿入穴が形成されてなる錠本体と、対象物に取り付け可能であり、上記挿入穴に挿入可能な差込部材を有する係止部と、を備え、挿入穴に差込部材が挿入された状態を維持する施錠機構を有する施錠装置に関する。
盗難防止などを目的とする施錠装置として、一端がループ状に形成された可撓性の長尺部材と、他端に取り付けられた錠本体と、を有するものが従来より用いられている。このような施錠部材では、長尺部材を柱や机の脚などに巻きつけてループに他端を通すことで一端側を柱などに取り付けることができ、さらに他端の錠本体を用いて盗難を防止する目的物を固定することで、その目的物を柱などから離れた場所に持ち運ぶことを防止する。
上述した施錠装置として、例えば他端をノートパソコンに係着する係着具を備える施錠装置が提案されている(特許文献1参照)。この施錠装置は、ノートパソコンに形成された係着孔に係着具を係着させてノートパソコンの盗難を防止する。
特開2004−318426号公報
しかしながら、上記特許文献1の施錠装置は、係着具の係着に係着孔を利用する。そのため、施錠装置を利用するためには係着具に対応する形状の係着孔を予め目的物に形成しておく必要があり、施錠装置を利用できる目的物が限定されるという問題があった。
本考案は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、さまざまな目的物に対して利用できる施錠装置、係止部材、錠部材、および施錠システムを提供することである。
上述した問題を解決するためになされた請求項1に記載の考案は、一端がループ状に形成された可撓性の長尺部材と、長尺部材の他端に設けられ、挿入穴を有する錠本体と、対象物に取り付け可能であり、挿入穴に挿入可能な差込部材を有する係止部と、を備え、挿入穴に差込部材が挿入された状態を維持する施錠機構を有する施錠装置であって、係止部は、対象物を挟み込み、係止部を対象物に対して取り付ける取付形態と、対象物の挟み込みを行わない取外し形態と、に変形可能な取付部材と、取付部材を取付形態に維持する取付維持位置と、取付形態の維持を解除する解除位置と、に変位可能な固定部と、を有し、錠本体は、係止部の差込部材が挿入穴に挿入された状態において、固定部をカバーして、固定部の変位操作を抑制するカバー部が形成されていることを特徴とする施錠装置である。
このように構成された施錠装置において、上述した係止部は、取付形態とすることで対象物に取り付けることができ、また取外し形態とすることで対象物から取外すことができる。このとき係止部は、取付部材により挟み込みが可能な形状を有するさまざまな対象物への取り付けを行うことができる。そして、対象物に取り付けられた係止部の差込部材を錠本体の挿入穴に挿入して施錠することで、対象物が施錠装置の長尺部材の他端側に取り付けられる。
このような機能を有する本考案の施錠装置では、2つの態様で盗難防止目的物の盗難防止を実現できる。
まず1つめは、盗難防止目的物を上記対象物とし、その対象物に係止部を取り付けてなる態様である。係止部が取り付けられた対象物は、予め柱などに長尺部材の一端側が取り付けられた状態で錠本体と係止部を係止して施錠することで、その柱などから離れた位置に持ち運ぶことができなくなる。
また、差込部材を挿入穴に挿入すると、固定部はカバー部によってカバーされるため、固定部を操作することが抑制される。よって、取付部材を取付形態から解除することができないので、盗難防止目的物から施錠装置を取外すことができない。
即ち、本考案の施錠装置であれば、取付部材により挟み込みが可能な形状を有するさまざまな対象物(盗難防止目的物)に対して係止部を取り付けて施錠することで、盗難防止を実現できる。
なお、一端側の柱などへの取り付けは、例えば予め長尺部材を柱などに巻きつけて一端のループに他端を通すことで実現できるが、それ以外の方法で取り付けても良い。
続く2つめは、盗難防止目的物以外を上記対象物とし、その対象物に係止部を取り付けてなる態様である。例えば、係止部を移動が困難な柱状の部材や設備、または着衣などに取り付けることが考えられる。この場合、例えば一端側を盗難防止目的物に取り付けることで、係止部を取り付けた対象物から盗難防止目的物を持ち運ぶことができなくなり、盗難防止を実現できる。
なお、ここでいう挟み込みとは、対象物の一部または全体を複数方向から圧接することであってもよいし、対象物の一部の周囲を取り囲むように挟みこみ、上記対象物の一部から取付部材が脱落しないようにすることであってもよい。
また、固定部とは、取付形態となった取付部材をその形態に維持できるものであればよく、さまざまな構成を用いることができる。
また長尺部材は盗難防止のために高い強度を有するものが好ましい。例えば、ワイヤーやチェーン,およびそれらを樹脂で被覆したものなどが考えられる。
請求項2に記載の施錠装置は、請求項1に記載の施錠装置において、取付部材が、取付形態において長尺部材の挟み込みが可能に構成されていることを特徴とする。これは、上述した2つめの盗難防止態様に相当する。
このように構成された施錠装置であれば、長尺部材に係止部を取り付けることができる。長尺部材に取り付けられた係止部の差込部材を挿入穴に挿入して係止部と錠本体とを施錠すると、長尺部材の他端にもループが形成される。よって、この他端のループを利用して取り付けが行えるさまざまな盗難防止目的物に対して施錠装置を取り付けることができ、それにより盗難防止目的物の盗難防止を実現できる。
ここでいうループを利用して取り付けが行える盗難防止目的物とは、例えば貫通領域を有するものが考えられる。貫通領域とは、例えば自転車の車輪の隙間の領域や、カバンの取っ手とカバン本体とに囲まれる領域のように、何らかにより周囲が囲まれた空間の領域である。この場合には、貫通領域に長尺部材を通し、その貫通領域を通過するようにループを形成するとよい。
請求項3に記載の施錠装置は、請求項1または請求項2に記載の施錠装置において、固定部が取付部材を取付形態に固定するねじ部材であることを特徴とする。
このように構成された施錠装置であれば、ねじ部材によって、取付部材を取付形態に強固に維持することができる。なお、ねじ部材の締め具合を調整して、取付部材が取付形態に維持されるときのねじ部材の位置が取付維持位置となり、取付形態の維持を解除されるときのねじ部材の位置が解除位置となる。
請求項4に記載の考案は、請求項3に記載の施錠装置において、ねじ部材が差込部材に形成されていることを特徴とする。
このように構成された施錠装置であれば、ねじ部材と差込部材が一つの部材として形成されているため、係止部に2つの部材を取り付ける必要がなくなり、係止部の小型化を実現できる。なお、工具を用いてねじ部材を回すための溝が形成された頭の部分を差込部材として形成すると、さらに小型化ができ、カバー部によるカバーを適切に行うことができ都合がよい。
請求項5に記載の施錠装置は、一端がループ状に形成された可撓性の長尺部材と、長尺部材の他端に設けられ、挿入穴を有する錠本体と、対象物に取り付け可能であり、挿入穴に挿入可能な差込部材を有する係止部と、を備え、挿入穴に差込部材が挿入された状態を維持する施錠機構を有する施錠装置であって、係止部は、対象物に対して着脱可能な着脱部材を備えており、錠本体は、係止部の差込部材が錠本体の挿入穴に挿入された状態において、着脱部材をカバーして、着脱部材の着脱操作を抑制するカバー部が形成されていることを特徴とする。
このように構成された施錠装置であれば、係止部が取り付けられた対象物は、予め柱などに長尺部材の一端側が取り付けられた状態で錠本体と係止部を係止して施錠することで、その柱などから離れた位置に持ち運ぶことができなくなる。
また、差込部材を挿入穴に挿入すると、着脱部材はカバー部によってカバーされるため、着脱部材を操作することが抑制される。よって、着脱部材を操作して盗難防止目的物から施錠装置を取外すことができない。
即ち、本考案の施錠装置であれば、着脱部材が取り付け可能な形状を有するさまざまな対象物(盗難防止目的物)に対して係止部を取り付けて施錠することで、盗難防止を実現できる。
請求項6に記載の考案は、請求項5に記載の施錠装置において、着脱部材が、外周に雄ねじが切られた棒状の部材であり、対象物に設けられたねじ穴に着脱部材を螺入することで、対象物への取り付けを実現することを特徴とする。
このように構成された施錠装置であれば、上記着脱部材と螺合するねじ穴が形成された対象物に対して、着脱部材をねじ穴に螺入するだけで係止部の着脱を容易に行うことができる。
請求項7に記載の考案は、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の施錠装置を構成する係止部を備える係止部材である。
このような係止部材であれば、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の施錠装置を構成する錠本体を備える部材と共に用いることにより、上述した請求項1から請求項6のいずれか1項の施錠装置と同様の作用・効果を得ることができる。
請求項8に記載の考案は、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の施錠装置を構成する長尺部材および錠本体を備える錠部材である。
このような錠部材であれば、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の施錠装置を構成する係止部を備える部材と共に用いることにより、上述した請求項1から請求項6のいずれか1項の施錠装置と同様の作用・効果を得ることができる。
請求項9に記載の考案は、差込部材を有する被施錠物と、錠部材と、を備える施錠システムであって、錠部材は、一端がループ状に形成された可撓性の長尺部材と、長尺部材の他端に設けられる錠本体と、を有する錠部材と、を備え、錠本体が、前記差込部材が挿入可能な挿入穴を有し、挿入穴に差込部材が挿入された状態を維持する施錠機構を有することを特徴とする。
このように構成された施錠システムであれば、差込部材を有する被施錠物は、予め柱などに長尺部材の一端側が取り付けられた錠部材の錠本体に差込部材を差し込んで施錠することで、その柱などから離れた位置に持ち運ぶことができなくなる。
即ち、本考案の施錠装置であれば、差込部材が設けられたさまざまな被施錠物(盗難防止目的物)に対して盗難防止を実現できる。
請求項10に記載の考案は、請求項9に記載の施錠システムを構成する錠部材である。
このような錠部材であれば、請求項9に記載の施錠システムを構成する被施錠物と共に用いることにより、請求項9の施錠システムと同様の作用・効果を得ることができる。
請求項11に記載の考案は、請求項9に記載の施錠システムを構成する被施錠物である。
このような被施錠物であれば、請求項9に記載の施錠システムを構成する錠部材と共に用いることにより、請求項9の施錠システムと同様の作用・効果を得ることができる。
実施例1の施錠装置を示す斜視図 錠本体および係止部の分解図 シリンダ保持部を示す斜視図(A)、外郭部を示す斜視図(B)、シリンダを示す斜視図(C) 連結部を示す斜視図(A)、側面図(B)、正面図(C)、(B)におけるA−A断面図(D)、(D)におけるB−B断面図(E) 本体部を示す斜視図(A)、正面図(B)、(B)におけるC−C断面図(C)、(C)におけるD−D断面図(D) 錠本体を示す側面図 係止部を分解した状態での部分断面図(A)、係止部を組み付けた状態での側面図(B) ワイヤーに係止部を取り付けた状態を示す斜視図(A),(B) 錠本体に係止部を挿入した状態を示す側面図(A),(B) 図9(A)におけるE−E断面図(A),(B) 実施例2の施錠装置を示す斜視図 実施例2の変形例を示す斜視図
以下に本考案の実施形態を図面と共に説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示にすぎず、本考案が、下記の事例以外にもさまざまな形態で実施できるのはもちろんである。
[実施例1]
(1)全体構成
本実施例の施錠装置1は、一端がループ10aとして形成された可撓性のワイヤー10と、ワイヤー10の他端に設けられる錠本体12と、錠本体12と係止する係止部14と、鍵16と、からなる。
錠本体12は、図2に示すように、鍵穴18を備えるシリンダ保持部20と、ワイヤー10と接続するワイヤー保持部22と、係止部14と係止する際に後述する差込部材60が挿入される連結部24と、連結部24に配置される係止球26と、それらの部品を保持する本体部28と、などからなる。
シリンダ保持部20の斜視図を図3(A)に示す。この斜視図は、図2に示す面とは反対側の面を示す図である。シリンダ保持部20は、図3(B)に示す筒状の外郭部30、図3(C)に示すシリンダ32などを有している。シリンダ32は、図示しない側の端部に鍵穴18(図2参照)が形成されており、その逆側の端部に後述する連結部24の開口42と係合する突起34が形成されている。また、側面には複数のタンブラ挿入孔36が形成されている。
このシリンダ保持部20は、外郭部30,シリンダ32および図示しない複数のタンブラやスプリングとともにシリンダ錠を構成しており、シリンダ32は鍵が鍵穴に挿入された状態において外郭部30の内部を図3(A)の矢印方向に所定の範囲で回転するように構成されている。なお、シリンダ錠を構成するためのタンブラなどのその他の構成要素は、例えば実用新案登録第3110279号公報に記載されたシリンダ錠の構成を適用することが考えられる。
ワイヤー保持部22は、図2に示すように、環状体22aが形成されており、その環状体22aに本体部28を内嵌可能に構成されている。
連結部24の斜視図を図4(A)に示す。この斜視図は、図2に示す面とは反対側の面を示す図である。また図4(B)が連結部24の側面図であり、図4(C)が連結部24の正面図であり、図4(D)が図4(B)におけるA−A断面図であり、図4(E)が図4(D)におけるB−B断面図である。
連結部24は3つの貫通孔40が形成された筒状体であって、筒状体の一方(図4(E)における左側に位置する開口)は完全に開放され、筒状体の他方(右側)の壁面には、上述した突起34と係合する開口42が形成されている。
また図4(D)に示すように、係止球26は貫通孔40の内部に配置される。貫通孔40は、連結部24の内側に係止球26が脱落しないように、内周壁側のみが係止球26の径よりも小さく形成されているが、その他の領域は係止球26の径よりも大きく形成されており、係止球26は連結部24内外方向(図4(D)における破線矢印方向)へ自在に移動できるようになっている。
本体部28の斜視図を図5(A)に示す。また図5(B)が図5(A)の矢印方向からみた本体部28の正面図であり、図5(C)が図5(B)におけるC−C断面図であり、図5(D)が図5(C)におけるD−D断面図である。
本体部28は貫通孔44を有する筒状体である。一方の開口側(図5(C)における右側)の外周壁46は、ワイヤー保持部22の環状体22aが外嵌可能に形成されている。また本体部28の内側面は、一方の開口側から順に第1内周壁48、第1内周壁48よりも内径の小さい第2内周壁50が形成されており、第1内周壁48はシリンダ保持部20が内嵌可能に形成されており、第2内周壁50は連結部24が回転自在に内嵌可能に形成されている。
図5(D)は、第2内周壁50部分の断面図を示している。第2内周壁50は、本体部28の筒状体の軸方向に沿って延びる溝部52が3箇所に形成されている。
また、図5(A)に示すように、本体部28の他方の開口側における内側面には、内側を向く突起28aが所定間隔で複数配置されている。この突起28aは、後述する第1取付部材62の溝62aに収まるように形成されている。
錠本体12の各構成要素を組み付けた状態を図6に示す。シリンダ32の突起34は、連結部24の開口42と係合した状態となっている。本体部28の他方側の開口(図6において矢印が指す開口)は上述した連結部24における一方の側(完全に開放した側)の開口が面しており、それらによって挿入穴12aが形成される。
次に、係止部14について説明する。係止部14は、図2に示すように、差込部材60と、第1取付部材62と、第2取付部材64と、からなる。
係止部14の側面図を図7(A),(B)に示す。図7(A)は各構成要素が分離した状態での部分断面図である。
差込部材60は、軸Fを中心とする円周上に略半円形の溝を形成してなる係合部66と、軸Fに沿って係合部66から延び出す外周にねじが切られた棒状の部材である雄ねじ68と、からなる。係合部66における雄ねじ68の反対側には操作溝70が形成されており、この操作溝70に工具を差し込んで雄ねじ68を回転させることができる。
第1取付部材62は、第2取付部材64の一端(図7(A)における右側端)を挿入可能な貫通孔72が形成されている。また、フック形状の第1フック74が形成されている。
また、第1取付部材62の右側端の外周面には、複数の溝62aが形成されている。
第2取付部材64は、雄ねじ68と螺合する雌ねじ76が形成されている。また、雌ねじ76が形成された側の反対側にフック形状の第2フック78が形成されている。
第1取付部材62の貫通孔72に第2取付部材64の一端を挿入し、差込部材60の雄ねじ68を雌ねじ76に螺合させた状態を図7(B)に示す。この状態において、第1フック74および第2フック78により挟み込み領域80が形成され、この挟み込み領域80に対象物を挟み込むことで、係止部14を対象物に取り付けることができる。図7(B)に示すように、第1取付部材62と第2取付部材64とが組み合わされた形態が、本考案における取付形態に相当する。また雄ねじ68が雌ねじ76に螺合した状態における雄ねじ68の位置が本考案における取付維持位置に相当する。
なお、第1フック74と第2フック78との距離が離れて対象物に取り付けることができなくなった状態が本考案における取外し形態に相当し、その形態となるまで緩めた雄ねじ68の位置が本考案における解除位置に相当する。
なお、上述した挟み込み領域80にはワイヤー10を挟み込むことができるように構成されており、ワイヤー10を挟み込んでねじを螺合することで、図8(A)に示すように、係止部14をワイヤー10に取り付けることができる。
係止部14の差込部材60を錠本体12の挿入穴12aに挿入すると、図9(A)に示すように、係止部14の差込部材60は本体部28によってカバーされ、そのねじ操作が抑制される。
次に、施錠装置1の施錠機構ついて説明する。
上述したように、鍵16を鍵穴18に挿入すると、シリンダ32が回転可能となる。シリンダ32が回転すると、シリンダ32の突起34と係合している連結部24も併せて回転する。図10(A),(B)に、図9(A)におけるE−E断面図を示す。図10(A)は連結部24の貫通孔40が本体部28における第2内周壁50の溝部52に沿った位置にある場合を示しており、図10(B)は貫通孔40が溝部52とずれた位置にある場合を示している。
差込部材60を錠本体12の挿入穴12aに挿入すると、図9(A)に示す状態となる。このとき、第1取付部材62の右側(図7(A)における右側)端部が本体部28の他方側に挿入され、本体部28の突起28aが第1取付部材62の溝62aに嵌る。これにより、錠本体12と係止部14との位置決めがなされると共に、係止部14が錠本体12に対して差込部材60の軸を回転軸として回転してしまうことが抑制される。
図9(A)に示すように、差込部材60を錠本体12の挿入穴12aに挿入した状態では、係止球26に隣接する位置に係合部66の溝が位置する。このとき、連結部24の回転位置が上記図10(A)の位置であれば、係合部66が係止球26に接触しても、係止球26が溝部52側に移動できるため、差込部材60を挿入穴12aから抜くことが可能となる。
一方連結部24の回転位置が図10(B)の位置であると、係合部66の溝に嵌っている係止球26が外側に移動できない。よって、差込部材60を抜こうとしても、図9(B)に示すように、係止球26が係止して抜くことが抑制され、差込部材60が挿入穴12aに挿入された状態が維持される。
挿入穴12aに差込部材60を差し込む場合も同様に、連結部24が図10(A)の位置では挿入可能となり、図10(B)の位置では挿入不能となる。
(2)考案の効果
このように構成された施錠装置1において、上述した係止部14は、取付形態とすることで対象物に取り付けることができ、また取外し形態とすることで対象物から取外すことができる。このとき係止部14は、第1取付部材62および第2取付部材64により挟み込みが可能な形状を有するさまざまな対象物への取り付けを行うことができる。そして、対象物に取り付けられた係止部14の差込部材60を錠本体12の挿入穴12aに挿入して施錠することで、対象物が施錠装置1のワイヤー10の他端側に取り付けられる。
このような機能を有する本実施例の施錠装置1では、大別して2つの態様で盗難防止目的物の盗難防止を実現できる。
まず1つめは、盗難防止目的物を上記対象物とし、その対象物に係止部14を取り付けてなる態様である。係止部14が取り付けられた対象物は、予め柱などにワイヤー10の一端側が取り付けられた状態で錠本体12と係止部14を係止して施錠することで、その柱などから離れた位置に持ち運ぶことができなくなる。
また、差込部材60を挿入穴12aに挿入すると、係止部14の差込部材60は本体部28によってカバーされ、そのねじ操作が抑制されるため、その状態で施錠されると係止部14を分解することができない。よって、係止部14を分解して盗難防止目的物から施錠装置1と取外すことができない。
即ち、本実施例の施錠装置1であれば、第1取付部材62および第2取付部材64によりからなる挟み込み領域80に挟み込みが可能な形状を有するさまざまな対象物(盗難防止目的物)に対して盗難防止を実現できる。なお、上記挟み込みが可能な形状の例としては、例えば柱状、紐状などの形状が該当する。
なお、ワイヤー10の一端側の柱などへの取り付けは、例えば予めワイヤー10を柱などに巻きつけて一端のループ10aに他端(錠本体12)を通すことで実現できるが、それ以外の方法で取り付けても良い。
続く2つめは、盗難防止目的物以外を上記対象物とし、その対象物に係止部14を取り付けてなる態様である。例えば、係止部14を、移動が困難な柱状の部材や設備、または着衣などに取り付けることが考えられる。この場合、一端側を盗難防止目的物に取り付けることで、係止部14を取り付けた対象物から盗難防止目的物を持ち運ぶことができなくなり、盗難防止を実現できる。
さらに、本実施例の施錠装置1は、ワイヤー10に係止部14を取り付けることもできる。ワイヤー10に取り付けられた係止部14の差込部材60を挿入穴12aに挿入して係止部14と錠本体12とを施錠すると、図8(B)に示すように、ワイヤー10の他端にもループ10bが形成される。よって、この他端のループ10bを利用して取り付けが行えるさまざまな盗難防止目的物に対して施錠装置1を取り付けることができ、それにより盗難防止目的物の盗難防止を実現できる。
ここでいうループ10bを利用して取り付けが行える盗難防止目的物とは、例えば貫通領域を有するものが考えられる。この場合には、貫通領域にワイヤー10を通し、ループ10bがその貫通領域を通過するようにループ10bを形成するとよい。なお、貫通領域とは、例えば自転車の車輪におけるスポーク間の隙間の領域や、カバンの取っ手とカバン本体の間の領域のように、何らかのものによって周囲が囲まれた領域であればよい。
また、本実施例の施錠装置1では、差込部材60と雄ねじ68とが一つの部材として形成されているため、係止部14に差込部材60と雄ねじ68とを別々の部材として設ける必要がなくなり、係止部14の小型化を実現できる。
(3)対応関係
以上説明した実施例において、ワイヤー10が、本考案における長尺部材に相当し、係止部14の第1取付部材62および第2取付部材64が、本考案における取付部材に相当し、差込部材60の雄ねじ68が、本考案におけるねじ部材に相当し、本体部28が、本考案におけるカバー部に相当する。
(4)変形例
以上、本考案の実施例について説明したが、本考案は、上記実施例に何ら限定されることはなく、本考案の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施例においては、第1取付部材62および第2取付部材64によりからなる挟み込み領域80により対象物への係止部14の取り付けを行う構成を例示したが、取り付けを実現するための構成は上述したものに限定されない。例えば、対象物の一部または全体を複数方向から圧接して挟み込むことや、対象物の一部の周囲を取り囲むように挟み込み、上記対象物の一部から係止部14が脱落しないように構成することが考えられる。
また、上記実施例においては、差込部材60の雄ねじ68により取付形態となった第1取付部材62および第2取付部材64を固定する構成を例示したが、取付形態となった取付部材をその形態に維持できるものであればよく、さまざまな構成を用いることができる。例えば、ロック機構を有するクランプと差込部材を備える係止部を備える施錠装置であって、クランプは、クランプが閉じられた取付形態、クランプが開かれた取外し形態に変形可能であり、ロック機構を操作してクランプを閉じた状態に維持でき、差込部材を錠本体に挿入した状態で、ロック機構が錠本体によりカバーされるように構成することが考えられる。
また、上記実施例においては、差込部材60に雄ねじ68が形成されている構成を例示したが、別々の部材として係止部に設けられていてもよい。
また、上記実施例においては、長尺部材としてワイヤー10を用いる構成を例示したが、ワイヤーに替えて、チェーンや、ワイヤーやチェーンを樹脂で被覆したものなどを用いてもよい。
また、上記実施例においては、鍵16を鍵穴18に挿入するとシリンダ32が回転可能となるシリンダ錠を用いて、連結部24の回転を制御する構成を例示したが、ダイヤルに記載された暗証番号を合わせて開錠するダイヤル錠などの符号錠を用いて、連結部24の回転を制御する構成としてもよい。
[実施例2]
(1)全体構成
本実施例の施錠装置101は、図11に示すように、実施例1に記載したワイヤー10と錠本体12からなる錠部材110と、係止部112と、鍵16と、からなる。
対象物114には、ねじ穴116が形成されている。
係止部112は、複数の溝118および貫通穴120が形成された取付補助部材122と、実施例1の差込部材60と同様の形状を有する差込部材124と、を有している。
そして、差込部材124の雄ねじ126(本考案における着脱部材に相当)を、取付補助部材122の貫通穴120を通してねじ穴116に螺入することで、係止部112が対象物114に取り付けられる。
(2)効果
この施錠装置101では、差込部材124を錠本体12の挿入穴12a(図6等参照)に挿入して施錠することで、錠部材110が対象物114に固定される。よって、予め柱などにワイヤー10の一端側が取り付けられた状態で錠本体12と係止部112を係止して施錠することで、その柱などから離れた位置に対象物114を持ち運ぶことができなくなり、盗難防止を実現できる。
なお、対象物114には、雄ねじ126が螺入可能なねじ穴116を形成しておくだけでよいため、さまざまな対象物に施錠装置101を用いることができる。
また、差込部材124を挿入穴12aに挿入すると、差込部材124は錠本体12によってカバーされるため、ねじ穴116から雄ねじ126を抜くことができず、施錠装置101を対象物114から取外すことができないため盗難防止効果が高い。
また、係止部112は必要なときにだけ取り付け、不要なときには取外すことができるため都合がよい。
(3)変形例
上記実施例においては、係止部112が対象物114に着脱可能となっている構成を例示したが、取外し不能となるように対象物に予め設けられている構成であってもよい。
例えば、図12に示す施錠システム131のように構成することが考えられる。施錠システム131は、錠部材110と、鍵16と、差込部材140が予め設けられた被施錠物142と、からなる。
被施錠物142の差込部材140は、実施例1における係止部14の差込部材60における係合部66と同様の形状を有する差込部144や、第1取付部材62における溝62aに相当する溝146などを有する。なお、操作溝70に相当する部分は形成されていない。
このように構成された施錠システム131では、上記施錠装置101と同様の盗難防止効果に加え、係止部112が予め対象物に設けられているため、係止部112が第三者によって故意に取外されたり、紛失したりする虞がなく都合が良い。
1…施錠装置、10…ワイヤー、12…錠本体、12a…挿入穴、14…係止部、16…鍵、18…鍵穴、20…シリンダ保持部、22…ワイヤー保持部、22a…環状体、24…連結部、26…係止球、28…本体部、30…外郭部、32…シリンダ、34…突起、36…タンブラ挿入孔、40…貫通孔、42…開口、44…貫通孔、46…外周壁、48…第1内周壁、50…第2内周壁、52…溝部、60…差込部材、62…第1取付部材、64…第2取付部材、66…係合部、68…雄ねじ、70…操作溝、72…貫通孔、74…第1フック、76…雌ねじ、78…第2フック、80…挟み込み領域、101…施錠装置、110…錠部材、112…係止部、114…対象物、116…ねじ穴、118…溝、120…貫通穴、122…取付補助部材、124…差込部材、131…施錠システム、140…差込部材、142…被施錠物、144…差込部、146…溝

Claims (11)

  1. 一端がループ状に形成された可撓性の長尺部材と、
    前記長尺部材の他端に設けられ、挿入穴を有する錠本体と、
    対象物に取り付け可能であり、前記挿入穴に挿入可能な差込部材を有する係止部と、を備え、
    前記挿入穴に前記差込部材が挿入された状態を維持する施錠機構を有する施錠装置であって、
    前記係止部は、
    前記対象物を挟み込み、前記係止部を前記対象物に対して取り付ける取付形態と、前記対象物の挟み込みを行わない取外し形態と、に変形可能な取付部材と、
    前記取付部材を前記取付形態に維持する取付維持位置と、前記取付形態の維持を解除する解除位置と、に変位可能な固定部と、を有し、
    前記錠本体は、
    前記係止部の前記差込部材が前記錠本体の前記挿入穴に挿入された状態において、前記固定部をカバーして、前記固定部の変位操作を抑制するカバー部が形成されている
    ことを特徴とする施錠装置。
  2. 前記取付部材は、前記取付形態において、前記長尺部材の挟み込みが可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の施錠装置。
  3. 前記固定部は、前記取付部材を前記取付形態に固定するねじ部材である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の施錠装置。
  4. 前記ねじ部材は、前記差込部材に形成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の施錠装置。
  5. 一端がループ状に形成された可撓性の長尺部材と、
    前記長尺部材の他端に設けられ、挿入穴を有する錠本体と、
    対象物に取り付け可能であり、前記挿入穴に挿入可能な差込部材を有する係止部と、を備え、
    前記挿入穴に前記差込部材が挿入された状態を維持する施錠機構を有する施錠装置であって、
    前記係止部は、前記対象物に対して着脱可能な着脱部材を備えており、
    前記錠本体は、
    前記係止部の前記差込部材が前記錠本体の前記挿入穴に挿入された状態において、前記着脱部材をカバーして、前記着脱部材の着脱操作を抑制するカバー部が形成されている
    ことを特徴とする施錠装置。
  6. 前記着脱部材は、外周に雄ねじが切られた棒状の部材であり、前記対象物に設けられたねじ穴に前記着脱部材を螺入することで、前記対象物への取り付けを実現する
    ことを特徴とする請求項5に記載の施錠装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の施錠装置を構成する前記係止部を備える係止部材。
  8. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の施錠装置を構成する前記長尺部材および前記錠本体を備える錠部材。
  9. 差込部材を有する被施錠物と、
    一端がループ状に形成された可撓性の長尺部材と、前記長尺部材の他端に設けられる錠本体と、を有する錠部材と、を備え、
    前記錠本体は、前記差込部材が挿入可能な挿入穴を有し、前記挿入穴に前記差込部材が挿入された状態を維持する施錠機構を有する
    ことを特徴とする施錠システム。
  10. 請求項9に記載の施錠システムを構成する錠部材。
  11. 請求項9に記載の施錠システムを構成する被施錠物。
JP2010000696U 2010-02-05 2010-02-05 施錠装置、係止部材、錠部材および施錠システム Expired - Fee Related JP3158754U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010000696U JP3158754U (ja) 2010-02-05 2010-02-05 施錠装置、係止部材、錠部材および施錠システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010000696U JP3158754U (ja) 2010-02-05 2010-02-05 施錠装置、係止部材、錠部材および施錠システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3158754U true JP3158754U (ja) 2010-04-15

Family

ID=54862282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010000696U Expired - Fee Related JP3158754U (ja) 2010-02-05 2010-02-05 施錠装置、係止部材、錠部材および施錠システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3158754U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2014035952A1 (en) Locking arrangements
US20090293563A1 (en) Lock with multiply circled cylinder
JP3158754U (ja) 施錠装置、係止部材、錠部材および施錠システム
JP2012087912A (ja) 盗難防止用ボルト
KR101525604B1 (ko) 차륜의 잠금장치 및 이를 포함하는 자전거
US20050183475A1 (en) Cable lock
US6099053A (en) Lock with improved torsional strength
US20150158156A1 (en) Quick Rotatable Wrench
JP2006153257A5 (ja)
KR101342694B1 (ko) 다목적 도난 방지장치
JP2010229724A (ja) 盗難防止用施錠具
EP2450507B1 (en) Lock protection for a cylinder lock
US9764791B2 (en) Locking mechanism for bicycles
JP6028234B2 (ja) 扉鎖錠装置
KR20180090607A (ko) 볼트머리 안전커버
JP3180509U (ja) ロック式締結具
JP5205929B2 (ja) 自転車の手元操作装置
KR200465482Y1 (ko) 사물함 잠금 장치
JP2020012542A (ja) 防緩部材と、その締緩操作具、およびボルト・ナット締結部の防緩装置
KR200357235Y1 (ko) 자전거용 잠금장치
JP4618947B2 (ja) マンホール用蓋の固定装置、固定装置を備えたマンホール用蓋およびその施錠解錠装置
JP4474156B2 (ja) 傘の盗難防止装置
KR101634218B1 (ko) 맨홀 구조물
TW202005853A (zh) 鏈條鎖
JP3095774U (ja) 錠前サムターン用防犯カバー

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3158754

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130324

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160324

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees