JP3037168U - インク逆流防止機構を備えたボールペン - Google Patents
インク逆流防止機構を備えたボールペンInfo
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 チップ自体に新たな加工を施すことなく、上
向きの筆記、衝撃等によって生じるインクの逆流を確実
に防いで、筆記掠れのない筆記を可能にしたインク逆流
防止機構を備えたボールペンを提供することにある。 【技術手段】インク収容管1の先部にチップ2を接合す
るチップホルダー3のインク流路3-1 にボール受け凸部
4を設け、そのボール受け凸部4の後方にインク収容管
1と連通するインク導入口5を有する弁部材6を嵌入し
て、この弁部材6と前記ボール受け凸部4との間に弁室
8を構成し、この弁室8に前記インク導入口5を閉弁す
るボール弁7を抜出不能で遊動自在に装入内在させるこ
とで、生産性の向上とコストの低減、そして上向きの筆
記時にボール径(mm)が大きく自重があるボール弁7に
より弁部材6のインク導入口5を閉弁せしめてインクの
逆流防止効果を向上させたことである。
向きの筆記、衝撃等によって生じるインクの逆流を確実
に防いで、筆記掠れのない筆記を可能にしたインク逆流
防止機構を備えたボールペンを提供することにある。 【技術手段】インク収容管1の先部にチップ2を接合す
るチップホルダー3のインク流路3-1 にボール受け凸部
4を設け、そのボール受け凸部4の後方にインク収容管
1と連通するインク導入口5を有する弁部材6を嵌入し
て、この弁部材6と前記ボール受け凸部4との間に弁室
8を構成し、この弁室8に前記インク導入口5を閉弁す
るボール弁7を抜出不能で遊動自在に装入内在させるこ
とで、生産性の向上とコストの低減、そして上向きの筆
記時にボール径(mm)が大きく自重があるボール弁7に
より弁部材6のインク導入口5を閉弁せしめてインクの
逆流防止効果を向上させたことである。
Description
【0001】
本考案は、インク逆流防止機構を備えたボールペンに係り、詳しくはチップを 上に向けた上向きの筆記、或いは衝撃等により生じるインクの逆流を防ぐインク 逆流防止機構を備えたボールペンに関する。
【0002】
一般に、ボールペンはチップを下に向けた下向きの筆記状態においてインク収 容管内のインクは自重やそのインクの物理的特性により先部のチップ側へと流入 せしめ、チップの先端内部に回転自在に抱持されている転写ボールへと供給され る様になっている。そして、転写ボールに供給されてきたインクは転写ボールの 筆記用紙への押圧(筆圧)によりチップの内向きの先端縁と転写ボールとの間の 隙間から該転写ボールの滑らかな回転により吐出されて筆記用紙に転写される様 になっている。
【0003】 従って、チップを上に向けた上向きの筆記、或いはその上向きの状態で衝撃等 を受けることによりチップの内向きの先端縁と転写ボールとの間の隙間からチッ プ内に空気が入り、チップ内のインクがインク収容管側に自重で戻るインクの逆 流が生じる。そしてこの逆流現象はチップ内のみならずインク収容管内において もその先部側から後部側に起こる。又、インクが逆流すると、チップの内向きの 先端縁と転写ボールとの間の隙間からチップ内に入り込んだ空気がチップ内、そ してインク収容管内に空気溜り(空気層)となってそれらの内部に残り、この空 気溜りによってインク収容管からチップへのインクの供給が妨げられて筆記掠れ が生じたり、その供給が完全に分離閉ざされてチップに全くインクが供給されな い状態を招く。更には逆流せしめたインクがインク収容管を装填するペン軸内に 漏れ、ペン軸内に漏れたインクがペン軸の適宜の箇所に穿設されている外気導入 孔から外部に流出する等のインク漏れが生じて、手や衣服を汚すと言った問題を 引き起こす原因となり、その改善が望まれていた。
【0004】 そこで、この様なインクの逆流、逆流に伴うインク漏れを防ぐために開発され た種々のインク逆流防止機構を備えたボールペンが提案されている。例えば図5 に例示した様に、インク収容管20の先部に接合により装着する金属材料からなる チップ21内に弁室22を構成し、この弁室22内にボール弁23を抜出不能で遊動自在 に嵌入して上向きの筆記、衝撃等により生じるインクの逆流を防ぐ様に開発され たインク逆流防止機構を備えたボールペンが提案されている(実公昭47−5661号 公報参照「以後、前者」と言う)。又、例示してはいないが、チップ内に別部材 からなる駒体を嵌入せしめて該チップ内に弁室を構成し、この弁室に前者と同じ く上向きの筆記時にインクの逆流を防ぐボール弁を抜出不能で遊動自在に装入し てなるインク逆流防止機構を備えたボールペンも提案されている(実開昭53−12 4738号公報、実開平7−12283 号公報参照「以後、後者」と言う)。
【0005】
しかし乍ら、前者の場合は、孔径(mm)が非常に狭く、先端内部に金属材料か らなる転写ボールを高潤滑性にて回転自在に抱持させる等の精密な切削加工と、 組み立てが要求されるチップ内に、上向きの筆記時にボール弁23が自重で乗るこ とで閉弁されるインク導入口24を有する弁座25と、この弁座25の前方でボール弁 23が乗ってもインク収容管内から先端の転写ボール26へとインクを導くインク溝 27を周方向放射状に確保形成するボール受け凸部28とを切削等の加工により形成 して、このボール受け凸部28と前記弁座25との間にボール弁23を抜出不能で遊動 自在に嵌入する弁室22を構成しなければならないことから、孔径が非常に狭いチ ップの内部が更に複雑化することとなり、更に精密な加工と組み立てが要求され ることとなる。
【0006】 従って、前者では孔径が非常に狭いチップの内部に精密な切削加工を施したり 、ボール弁を組み込む等の特殊な専用設備が必要となるために、設備投資による 生産コストの高騰を招く等の問題を有する。しかも、チップの孔径が狭い分、チ ップ内の弁室に装入されるボール弁のボール径(mm)も小さくなることから、上 向きの筆記、衝撃等時に自重で弁座上に乗って該弁座のインク導入口を閉弁する 閉弁構造においてはインク導入口を確実に閉弁することができない。換言すれば 、ボール径がチップの孔径に合わせて小さい分、ボール弁自体の自重が軽くなる ことから、自重にて弁座上に乗って該弁座のインク導入口を閉弁せしめるその閉 弁が確実に成されず、上向きの筆記、衝撃等により起るインクの逆流を確実に防 ぐことができないと言った問題が残されている。
【0007】 一方、後者の場合は孔径が非常に狭いチップ内に、該孔径よりも更に狭いイン ク導入口を開口した駒体をチップ内に嵌入して、この駒体と転写ボールにインク を導く斜めの前方孔を開口又はインク溝を設けたチップの前方部位との間に、上 向きの筆記時に自重で駒体上に乗って該駒体のインク導入口を閉弁するボール弁 を遊動自在に嵌入する弁室を構成しなければならないことから、その加工、組み 立てが上記した前者よりも更に複雑化し、製作上の困難性を有する。又、前者と 同じく、ボール弁自体の自重がチップの孔径に合わせて小さくなることから、上 向きの筆記時にボール弁の自重により閉弁される駒体のインク導入孔が確実に閉 弁されないと言ったインクの逆流を確実に防ぐことができない等の問題が起り易 い。
【0008】 本考案はこの様な従来事情に鑑みてなされたもので、チップ自体に複雑で手間 の掛かる切削等の新たな加工を一切施すことなく、上向きの筆記、衝撃等によっ て生じるインクの逆流を確実に防いで、筆記掠れのない筆記を可能にしたインク 逆流防止機構を備えたボールペンの提供を目的とする。
【0009】
上記目的を達成するために本考案が講じる技術的手段は、インク収容管の先部 にチップを接合するチップホルダーのインク流路にボール受け凸部を周方向適所 に設け、その後方にはインク収容管と連通するインク導入口を有する弁部材を嵌 入して、この弁部材と前記ボール受け凸部との間に弁室を構成し、この弁室に、 チップを上に向けた上向きの筆記、或いは衝撃等を受けた際に弁部材の前記イン ク導入口を閉弁するボール弁を抜出不能で遊動自在に装入したことである。 ここで、チップホルダーは一体成形品で、インク収容管に連通するそのインク 流路の内面の周方向適所に、チップを下に向けた下向きの筆記状態においてボー ル弁を弁室内に抜出不能に受け止めると共に、同筆記状態においてインク収容管 から弁室に流入(流動)せしめたインクを該弁室からチップへと継続的に導くイ ンク溝を周方向放射状に確保形成するボール受け凸部を一体に成形備える。 そして、弁部材は中心部に、下向きの筆記状態においてインク収容管と連通せ しめて該インク収容管から弁室へとインクを流入せしめ、そしてチップを上に向 けた上向きの筆記状態においてはチップ内のインクがインク収容管側へ逆流する のを防ぐ様にボール弁により閉弁されるインク導入口を有するリング状の駒体で 、チップホルダーの後端開口部から内部のインク流路に嵌入により定着内在され ることで、該インク流路の軸方向適所に前記ボール受け凸部との間でボール弁を 抜出不能で遊動自在に装入する弁室を構成する。 斯る技術的手段によれば、周知構造即ち先端内部に転写ボールを回転可能に抱 持するチップには一切加工を施すことなく、このチップをインク収容管の先部に 接合するチップホルダーのインク流路に構設した弁室に装入したボール弁が弁部 材上に乗り、該弁部材のインク導入口を閉弁せしめて上向きの筆記、衝撃等によ って生じるインクの逆流を防ぐ。
【0010】
本考案の実施の具体的形態を図面に基づいて以下説明する。 図1はボールペンの不図示のペン軸内に装填される中芯(替芯とも称する)の 例を示し、周知の材料からなるインク収容管1の先部に金属材料からなるチップ 2をチップホルダー3を介して圧入等により接合せしめてなる。そして、チップ ホルダー3のチップ2とインク収容管1とを連絡するインク流路3-1 の内面に、 周方向に適宜の間隔をおいて突出させたボール受け凸部4を設け、このボール受 け凸部4から適宜離したその後方におけるインク流路3-1 内にインク収容管1内 に通じるインク導入口5を有する弁部材6を嵌入内在することで、この弁部材6 と前記ボール受け凸部4との間に、チップ2を上に向けた上向きの筆記時に弁部 材6のインク導入口5を閉弁するボール弁7を抜出不能で遊動自在に装入する弁 室8を構成して、上向きの筆記時にボール弁7が自重で弁部材6上に乗り、該弁 部材6のインク導入口5を閉弁せしめてチップ2内のインクがインク収容管1側 に戻るその逆流を防ぐ様にしてなる。
【0011】 チップホルダー3は、射出成形或いはその他の成形方法にて成形された熱可塑 性樹脂材料等からなる一体成形品で、その先部にチップ2を圧入等により接合す る接合部3-2 を設けると共に、この接合部3-2 との間にチップ2の孔径(パイプ 内径)と略同径とする程度の小さなインク導入孔3-3 を介して後端開口部に至る 内部全長に亘りチップ2とインク収容管1とを連絡するインク流路3-1 を設けて 、インク収容管1内のインクがこのインク流路3-1 からチップ2内へと流入(流 動)される様にしてなる。そして、インク流路3-1 のインク導入孔3-3 との連設 基端の内面には周方向放射状にインク溝9を確保形成するボール受け凸部4を設 け、このボール受け凸部4の後方にインク収容管1と連通するインク導入口5を 有する弁部材6を嵌入して弁室8を構成する様にしてなる。
【0012】 ボール受け凸部4は、弁部材6とによりボール弁7を軸方向に適宜の範囲で遊 動自在(移動自在)で抜出不能に装入内在する弁室8をチップホルダー3のイン ク流路3-1 内に構成具備すると共に、弁室8からチップ2に連通するインク導入 孔3-3 へとインクを導くインク溝9をインク流路3-1 の内面に周方向放射状に確 保する役目を成すもので、インク流路3-1 の前記連設基端におけるその基端内面 に、周方向適所(図では周方向に一定の間隔をおいて3箇所)に適宜の突出形状 にて一体に突設備えて、周方向におけるそれらの突出間に前記インク溝9を確保 形成すると共に、下向きの筆記時においてボール弁7を受け止め、インク溝9を 通して弁室8からチップ2へとインク導入孔3-3 を介してインクが継続的に流入 される様にしてなる(図1乃至図2の状態)。
【0013】 弁部材6は、チップホルダー3と同じく熱可塑性樹脂材料等からなる一体成形 品であり、インク流路3-1 の内径よりも小径なインク導入口5を中心部に有する リング状の駒体であり、チップホルダー3の後端開口部からインク流路3-1 内に 圧入等により定着内在せしめて、上記した各ボール受け凸部4との間に弁室8を 確保形成するものである。そして、弁室8側に位置する弁部材6のインク導入口 5の口縁形状は軸芯方向に向けて漸次傾斜させたテーパー状を成し、上向きの筆 記、衝撃等時にそのテーパー部6-1 上にボール弁7が自重により乗ってインク導 入口5を確実に閉弁する様にしてなる。つまり、インク導入口5はボール弁7が 乗る弁部材6のテーパー部6-1 底に該ボール弁7により閉鎖される孔径にて穿設 され、下向きの筆記状態において弁室8とインク収容管1とを連通せしめて該イ ンク収容管1内のインクを弁室8へと継続的に導き入れる一方で、上向きの筆記 時、衝撃等を受けた際には自重により弁部材6のテーパー部6-1 上に密接せしめ た状態で乗るボール弁7によりインク導入口5が確実に閉弁されてインク流路3- 1 内のインクがインク収容管1側に戻らないその逆流を防ぐ様になっている。
【0014】 因みに、本実施例におけるチップ2の孔径(mm)はφ0.15であり、チップ2の 先端内部に回転自在に抱持させる転写ボール10のボール径(mm)はφ0.3 の超細 字用である。図中11は転写ボール10の受座12からその軸方向内面に設けたインク 誘導溝であり、このインク誘導溝11によりチップ2内に流入してきたインクが転 写ボール10へと導かれるものである(図1の拡大図参照)。
【0015】 上記の如く構成した本実施例のインク逆流防止機構によれば、チップホルダー 3内に構成具備した弁室8に抜出不能で遊動自在に内在させたボール弁7は図3 の如く上向きの筆記の状態にすると、自重により弁部材6のテーパー部6-1 に嵌 まり込む様に乗り、該テーパー部6-1 底に開口するインク導入口5を閉弁せしめ て弁室8内インクのインク収容管1側への逆流を防ぐ。そして、図1の如く下向 きの筆記状態にすると、ボール弁7が自重により弁部材6のテーパー部6-1 から 離脱せしめてインク導入口5を開弁せしめる。インク導入口5が開弁されると、 インク収容管1内のインクが自重によりインク流路3-1 を通りインク導入口5か ら一旦弁室8に流入せしめ、この弁室8からボール弁7が受け止められているボ ール受け凸部4間のインク溝9を通ってチップ2へと継続的に流入する状態とな り、チップ2先端の転写ボール10に供給される。
【0016】 そして、本実施例では、チップホルダー3のインク流路3-1 内に弁室8を構成 具備して、上向きの筆記、衝撃等により生じるインクの逆流を防ぐボール弁7を 装入内在してなることから、従来に比べてボール弁7のボール径(mm)をかなり 大きく、そして自重を重くすることができる。即ち、孔径(mm)が非常に狭いチ ップ内に弁室を構成してボール弁を装入内在させてなる従来のインク逆流防止構 造に比べて、孔径(mm)がかなり大きいインク流路3-1 内に、ボール受け凸部4 と弁部材6とを設けて上向きの筆記時や衝撃等により生じるインクの逆流を防ぐ ボール弁7を装入内在させる弁室8を構成してなることから、ボール弁7のボー ル径をインク流路 3-1 の孔径に合わせて大きくすることができる。従って、自 重のあるボール弁7は弁部材6のテーパー部6-1 に密接した状態で乗り、該テー パー部6-1 底から開口するインク導入口5を確実に閉弁せしめて上向きの筆記状 態、或いは衝撃等を受けてもインクの逆流を確実に防ぐことができる。
【0017】 従って、本実施例のインク逆流防止機構によれば、弁室8に装入内在されてい るボール弁7は弁部材6のインク導入口5を自重により密接せしめた状態で確実 に閉弁せしめることから、上向きの筆記、衝撃等により生じるインクの逆流を確 実に防ぐことができる。又、チップホルダー3の大きな孔径を有するインク流路 3-1 にボール受け凸部4を一体に、そして弁部材6を嵌入により設けて、ボール 弁7を抜出不能で遊動自在に装入してインクの逆流を防ぐ弁室8を構成具備する 様にしたことで、その製作が簡単且つ安価となり、インク逆流防止機構を備えた ボールペンを従来に比べて安く提供することができる。
【0018】 図4は、チップホルダー3のインク流路3-1 内におけるボール受け凸部4と弁 部材6との突設位置並びに嵌入位置を変えた他の実施例である。つまり、ボール 弁7を抜出不能で遊動自在に装入する弁室8をチップホルダー3の後端開口部の 内面部位に構成具備せしめて、上向きの筆記、衝撃等により生じるインクの逆流 を防ぐ様にしたものである。この様に斯る実施例ではボール受け凸部4と弁部材 6との突設位置並びに嵌入位置を変えた以外の構成において上記した実施例詳述 のものと基本的に同じことから同じ構成部分に同じ符号を用いることでその詳細 な説明並びに作用等については省略する。
【0019】
本考案のボールペン用中芯は叙上の如く構成してなるから、下記の作用効果を 秦する。 .チップをインク収容管の先部に接合するチップホルダー内に、上向きの筆記 時にインクの逆流を防ぐインク逆流防止機構を内設具備せしめてなるから、転写 ボールを先端内部に抱持した周知構造のチップをチップホルダーを介してインク 収容管の先部に接合することで、インク逆流防止機構を備えたボールペンを製作 することができる。 .チップホルダーのインク流路内に弁室を構成具備して、上向きの筆記時にイ ンクの逆流を防ぐボール弁を装入内在してなることから、従来に比べてボール弁 のボール径(mm)をかなり大きく、そしてボール径を大きくした分、自重を重く することができる。即ち、孔径(mm)が非常に狭いチップ内に弁室を構成してボ ール弁を装入内在させてなる従来のインク逆流防止構造に比べて、孔径(mm)が かなり大きいインク流路の孔径に合わせたボール径で自重があるボール弁を弁室 に装入内在させて、該ボール弁によりインクの逆流防止効果を図り得る。つまり 、インク流路の孔径に合わせたボール径で重量のあるボール弁は弁部材上に密接 した状態で乗り、該弁部材のインク導入口を確実に閉弁せしめることから、イン クの逆流防止効果の向上が期待できる。
【0020】 従って、本考案によれば、従来の様に構造の複雑化を招くばかりでなく、面倒 で高精度の加工が要求されるチップ自体に新たな加工を一切施すことなく簡単に 製作することができることから、生産コストの大幅な削減とその生産性の向上が 期待できる。よって、生産性の向上とコストの低減、そしてインクの逆流防止効 果を更に向上させたインク逆流防止機構を備えたボールペンを提供することがで きる。
【図1】 本考案インク逆流防止機構を備えたボールペ
ンの中芯を示した縦断面図で、下向きの筆記状態を示す
ンの中芯を示した縦断面図で、下向きの筆記状態を示す
【図2】 図1のII−II線に沿えた拡大横断面図
【図3】 上向きの筆記状態を示した縦断面図
【図4】 他の実施例を示した縦断面図
【図5】 従来例を示した縦断面図
1…インク収容管 2…チップ 3…チップホルダー 3-1 …インク流路 4…ボール受け凸部 5…インク導入口 6…弁部材 7…ボール弁 8…弁室 9…インク溝 10…転写ボール
Claims (1)
- 【請求項1】 インク収容管の先部にチップを接合する
チップホルダーのインク流路にボール受け凸部を設け、
そのボール受け凸部の後方にインク収容管と連通するイ
ンク導入口を有する弁部材を嵌入して、この弁部材と前
記ボール受け凸部との間に弁室を構成し、この弁室に前
記インク導入口を閉弁するボール弁を抜出不能で遊動自
在に装入してなる事を特徴とするインク逆流防止機構を
備えたボールペン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996010809U JP3037168U (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | インク逆流防止機構を備えたボールペン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996010809U JP3037168U (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | インク逆流防止機構を備えたボールペン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3037168U true JP3037168U (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=43171899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1996010809U Expired - Lifetime JP3037168U (ja) | 1996-10-24 | 1996-10-24 | インク逆流防止機構を備えたボールペン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3037168U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000048846A1 (en) * | 1999-02-19 | 2000-08-24 | Mitsubishi Pencil Kabushikikaisha | Method of manufacturing a pipe type ball-point pen tip |
| USD820328S1 (en) | 2015-12-31 | 2018-06-12 | Mate Precision Tooling, Inc. | Punch insert |
| USD822725S1 (en) | 2015-12-31 | 2018-07-10 | Mate Precision Tooling, Inc. | Punch insert |
| US10328479B2 (en) | 2015-02-09 | 2019-06-25 | Mate Precision Tooling, Inc. | Punch assembly with replaceable punch tip secured by coupling pin |
-
1996
- 1996-10-24 JP JP1996010809U patent/JP3037168U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000048846A1 (en) * | 1999-02-19 | 2000-08-24 | Mitsubishi Pencil Kabushikikaisha | Method of manufacturing a pipe type ball-point pen tip |
| US10328479B2 (en) | 2015-02-09 | 2019-06-25 | Mate Precision Tooling, Inc. | Punch assembly with replaceable punch tip secured by coupling pin |
| US10751781B2 (en) | 2015-02-09 | 2020-08-25 | Mate Precision Tooling, Inc. | Punch assembly with replaceable punch tip |
| USD820328S1 (en) | 2015-12-31 | 2018-06-12 | Mate Precision Tooling, Inc. | Punch insert |
| USD822725S1 (en) | 2015-12-31 | 2018-07-10 | Mate Precision Tooling, Inc. | Punch insert |
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