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JP3036981B2 - 表面凹凸形状の定量化方法および装置 - Google Patents

表面凹凸形状の定量化方法および装置

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Publication number
JP3036981B2
JP3036981B2 JP4210643A JP21064392A JP3036981B2 JP 3036981 B2 JP3036981 B2 JP 3036981B2 JP 4210643 A JP4210643 A JP 4210643A JP 21064392 A JP21064392 A JP 21064392A JP 3036981 B2 JP3036981 B2 JP 3036981B2
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JP
Japan
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JP4210643A
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康一郎 清原
良治 堀
太一 福原
剛一 石原
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、評価対象物の表面上の
非常に微細な凹凸形状を評価する技術に関し、より具体
的には表面凹凸の3次元形状を定量化する方法および装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、表面形状に凹凸のある状態を測定
する手段として、その表面上を触針,レーザー,電子線
等を走査させ、その状態をJIS規格(表面あらさ規
格)に基づいた最大高さ(Rmax),十点平均あらさ
(Rz),中心線平均あらさ(Ra)等の数値を利用し
て評価している。
【0003】また、透明材料例えばガラス,金属薄膜の
表面凹凸に関しては、材料を光が通過した時の全透過光
(散乱透過光+直進透過光)に対する散乱透過光の割
合、いわゆるヘイズ率を表面状態の評価手段として使用
してきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
手段はともに、表面の3次元形状を定量的に表現する手
段ではない。例えばRa,Rmax等が同じ値であって
も、走査型電子顕微鏡(SEM)で観察すれば、3次元
的表面凹凸状態が異なることがある。また、ヘイズ率が
同じ値でも3次元表面状態が異なることがある。その理
由は、3次元の表面形状とRa,Rmax等およびヘイ
ズ率とは独立したパラメータであるためである。
【0005】具体的には、本出願の発明者等は、アモル
ファスSi太陽電池の透明電極の表面凹凸の評価に際
し、Ra,Rmax等およびヘイズ率では、ピラミッド
型,ドーム型等のグレーン形状の区別が充分つかないと
いう問題点を認識していた。したがって、ピラミッド
型,ドーム型など3次元的表面凹凸の形状を区別でき
る、表面凹凸形状の定量化方法および装置を開発する必
要があった。
【0006】本発明の目的は、上述のような要望に答え
ることのできる、表面凹凸形状の定量化方法および装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の表面凹凸形状の
定量化方法は、評価対象物の表面の凹凸形状の高さをマ
トリックス状に配列された測定点について測定して、マ
トリックス状の高さデータを生成し、各測定点につい
て、前記高さデータに基づいて、各測定点から8つの方
向における凹凸形状の傾きを表す1次微分を計算し、前
記8方向における1次微分の値の中で最大の値を有する
方向を傾斜方向と定め、前記最大値によるマトリックス
状の1次微分データを生成し、各測定点について、前記
1次微分データに基づいて、前記傾斜方向における凹凸
形状のR度合いを示す2次微分を計算して、マトリック
ス状の2次微分データを生成し、前記高さデータ,前記
1次微分データ,前記2次微分データをそれぞれ処理し
て、表面凹凸の3次元形状を定量化する統計データを生
成することを特徴とする。
【0008】本発明の表面凹凸形状の定量化装置は、評
価対象物の表面の凹凸形状の高さをマトリックス状に配
列された測定点について測定して、マトリックス状の高
さデータを生成する高さデータ生成手段と、各測定点に
ついて、前記高さデータに基づいて、各測定点から8つ
の方向における凹凸形状の傾きを表す1次微分を計算
し、前記8方向における1次微分の値の中で、最大の値
を有する方向を傾斜方向と定め、前記最大値によるマト
リックス状の1次微分データを生成する1次微分データ
生成手段と、各測定点について、前記1次微分データに
基づいて、前記傾斜方向における凹凸形状のR度合いを
表す2次微分を計算して、マトリックス状の2次微分デ
ータを生成する2次微分データ生成手段と、前記高さデ
ータ,前記1次微分データ,前記2次微分データをそれ
ぞれ処理して、表面凹凸の3次元形状を定量化する統計
データを生成する統計データ生成手段と、前記統計デー
タを表示出力する手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、評価対象物の表面の凹凸の形
状を各ポイントにおける傾き,R度合いを数値的に表現
し、その平均値,最大値,最小値,標準偏差等を用い定
量化を図る。
【0010】このためには、まず、表面の高さ情報を数
値化し任意のポイントでの傾斜方向を読み取る。次に、
任意のポイントで1次微分しそのポイントでの傾を算出
する。続いて、1次微分結果をさらに2次微分しそのポ
イントでのR度合いを定量化する。この結果、表面凹凸
の形状を定量化できる。即ち、3次元的に形状を定量化
し得る。
【0011】表面の高さ情報を数値化するには、2次元
の表面の高さ情報をデジタルに数値化できる手段、例え
ば走査型トンネル顕微鏡(STM),原子間力顕微鏡
(AFM),触針式表面粗さ計算により、マトリックス
状に配列された各ポイントでの高さを測定する。これに
より高さ情報が面の情報として得られる。
【0012】各ポイントにおける傾斜方向は、次のよう
に定める。すなわち、各ポイントにおいて周囲8方向の
他のポイントとの高さデータを比較し、すなわち差をと
り、その差が最大値である方向を、そのポイントの傾斜
方向とする。その際、隣接するポイントとの比較では誤
った傾斜数値を得る可能性があるため、場合に応じ、さ
らに先のポイントと比較し傾斜方向を定める。
【0013】各ポイントにおいて、傾斜方向に微分(1
次微分)をとり、傾きを算出する。さらに傾きを微分
(2次微分)し、各ポイントでのR度合いを求める。表
面が直線的な形状を示していれば、2次微分結果は
“0”となる。2次微分結果の+値,−値の違いで、そ
のポイントが上または下に凸であることがわかる。2次
微分結果の絶対値の大きさで、そのR度合いの大きさの
認識が可能となる。
【0014】ピラミッド型形状とドーム型形状につい
て、1次微分および2次微分の結果について考察してみ
る。ピラミッド型は直線斜面が多く、ドーム型は凸斜面
が多いという仮定のもとに次式がなりたつ。 ピラミッド型: Z=aS+bまたはZ=−aS+b ・・・ (1) ドーム型: Z=−aS2 +b ・・・ (2) これら式を図1(a),(b)に示す。式(1),
(2)を微分すると、 Z′=a または Z′=−a ・・・ (3) Z′=−2aS ・・・ (4) となる。これは傾きを表しており、式(3)はピラミッ
ド型がa,−aという高いピークを示し、式(4)はド
ーム型が高いピークを発生しないことを示している。式
(3),(4)を微分すると、 Z″=0 ・・・ (5) Z″=−2a ・・・ (6) となる。これはR度合いを表しており、式(5)はピラ
ミッド型ではR度合いが0であることを示し、式(6)
はドーム型では上に凸であることを示している。ドーム
型では、R度合いがきつくなるに従って、2次微分結果
の絶対値は大きくなる。
【0015】以上の結果を、次表にまとめる。
【表1】 ピラミッド型とドーム型形状について、1次微分結果,
2次微分結果について上記のような性質を有するので、
表面の高さ情報,1次微分結果,2次微分結果の平均
値,最大値,最小値,標準偏差等の算出により、その形
状を数値化(定量化)した場合に、表面微細凹凸形状の
評価が可能となる。
【0016】
【実施例】図2は、本発明の表面凹凸形状の定量化方法
を説明するための基本的なフローチャートである。また
図3は、この方法を実施する定量化装置の基本的な機能
ブロック図である。
【0017】本発明の基本的な例を、アモルファスSi
太陽電池の透明電極(SnO2 )の表面凹凸を定量化す
る場合について説明する。
【0018】まず、太陽電池の透明電極表面をSTM1
0により測定して、数値化された表面の高さ情報(以
下、STMデータという)を中央処理装置20に取り込
む(ステップS1)。STMデータは、例えば、10μ
×10μの領域内に256×256マトリックスのポイ
ント(測定点)の高さデータを含んでいる。図4(a)
は、256×256マトリックスの各ポイントに対応す
る高さデータを記入して表示したSTMデータの一部を
示している。説明の便宜上、X方向,Y方向を図示のよ
うに定めるものとする。
【0019】次に図4(b)に示すように、8方向1次
微分計算部21で、各ポイントについて、8方向の隣接
ポイントとの間で、下式により1次微分を計算する(ス
テップS2)。
【0020】 f′(S)={f(S+ΔS)−f(S)}/ΔS ・・・ (7) ここに、ΔSは隣接ポイント間の距離である。X軸また
はY軸方向に対して45°の角度をなす方向(以下、斜
め方向という)の隣接ポイント間のΔSは、X軸または
Y軸方向の隣接ポイント間の√2倍になる。
【0021】1次微分データ生成部22で、各ポイント
での8方向における1次微分の最大値を求め、256×
256マトリックスの1次微分データを生成する。な
お、各ポイントにおいて、1次微分の最大値が得られた
方向を傾斜方向とする。
【0022】このようにして求められた256×256
マトリックスの1次微分データから、2次微分計算部2
3で、1次微分を求めたのと同様に8方向における2次
微分f″(S)を計算する(ステップS4)。
【0023】次に、2次微分データ生成部で、8方向に
おける2次微分のうち、1次微分の最大値が得られた傾
斜方向の2次微分を選択し、256×256マトリック
スの2次微分データを生成する(ステップS5)。
【0024】作用の項の説明では、2次微分データの生
成に際し、1次微分の計算により定められた傾斜方向に
のみ微分するとして説明したが、実際にはプログラムの
作成上、ステップS4およびS5におけるように2次微
分においても8方向それぞれについて微分し、傾斜方向
の微分値を選択するという処理を行っている。
【0025】STMから取り込んだSTMデータ、計算
により求めた1次微分データ、計算により求めた2次微
分データを、統計処理部25でそれぞれ統計処理して
(ステップS6,S7,S8)、高さデータ(STMデ
ータ),1次微分データ,2次微分データの平均値,最
大値,最小値,中央値,標準偏差,歪み度,尖り度を求
める。また2次微分データについては、さらに、+部平
均値,−部平均値を計算する。
【0026】計算されたこれら統計データは、プリンタ
またはディスプレイ30に出力され表示される(ステッ
プS9)。
【0027】このように定量化された数値により、太陽
電池の透明電極表面の微細凹凸形状の評価が可能とな
る。
【0028】以上は本発明の基本的な例を説明したが、
STMデータの微小変化またはノイズなどのため、ΔS
を微小にすると、ミクロ的な変化点のみを測定する可能
性があり、このような測定では適正な評価のための統計
データが得られないおそれがある。そこで、本発明で
は、以下のような処理方法を用いている。
【0029】STMデータのノイズを除去するために
は、コンピュータ画像処理技術における空間フィルタを
用いて、STMデータを平滑化する。図5により、空間
フィルタ処理について説明する。図5(a)は、高さデ
ータを表示した256×256マトリックスのSTMデ
ータを示す。図5(b)は、一例として3×3空間フィ
ルタを示す。空間フィルタの係数は、すべて“1”であ
る。
【0030】図5(a)の3×3の測定点領域40に対
し、空間フィルタ処理して、(3×1+5×1+6×1
+1×1+9×1+1×1+2×1+2×1+1×1)
/9により高さデータの平均値3.3を計算し、この平
均値を図5(c)に示すように領域40の中心の測定点
の高さデータと置き換える。このようにして全測定点の
データを空間フィルタ処理して、平滑化することによ
り、ノイズを除去することができる。この例では、空間
フィルタ係数をすべて“1”としたが、係数に重みを付
けることも可能である。以上では、3×3の空間フィル
タについて説明したが、5×5,7×7の空間フィルタ
を用いることもできる。
【0031】以上の空間フィルタ処理は、画像処理にお
いては周知の技術であるので、これ以上の説明は行わな
い。
【0032】さて、前述の本発明の基本的説明では、1
次微分,2次微分ともに隣接ポイント間のデータに基づ
いて計算しているが、前述したようにΔSが微小であれ
ば、ミクロ的な変化点のみを測定する可能性がある。し
たがってΔSを大きくすれば良いわけであるが、ΔSを
大きくすると、ノイズが入るおそれがある。そこで、ノ
イズの影響を軽減するために空間フィルタにおける平
均,重み付けの考えを取り入れることにより、ΔSを大
きくしたことによる欠点を排除することとした。
【0033】図6(a)は、X方向の重み付け微分のた
めの3×3微分フィルタを、図6(b)は、斜め方向の
重み付け微分のための3×3微分フィルタを示してい
る。例えば、図5(a)の領域40に対して図6(a)
の微分フィルタをかける場合には、次のような計算が行
われる。
【0034】 {6×(+1)+1×(+1)+1×(+1)+3×
(−1)+1×(−1)+2(−1)}/3×ΔS1 また、図5(a)の領域40に対して図6(b)の微分
フィルタをかける場合には、次のような計算が行われ
る。
【0035】 {1×(+1)+1×(+1)+2×(+1)+1×
(−1)+3×(−1)+5(−1)}/3×ΔS2 ΔS1 ,ΔS2 は、重心間距離であり、隣接ポイント間
距離を“1”とすると、ΔS1 =2,ΔS2 =1.88
である。
【0036】図6(a),(b)に示したような微分フ
ィルタでは、ΔS1 とΔS2 とが異なるために、X,Y
方向の微分値と、斜め方向の微分値との間に誤差が生じ
ていた。
【0037】そこで、ΔS1 =ΔS2 となるように3×
3の重み付け微分フィルタの重み係数を、図7に示すよ
うに選ぶ。図7(a)は、X方向の重み付け微分のため
の3×3微分フィルタを、図7(b)は、斜め方向の重
み付け微分のための3×3微分フィルタを示している。
【0038】図7(a)の場合の重心間距離ΔS1 は、
次のように計算される。
【0039】 ΔS1 ={(−2+2)2 +(−2−3−2)2 1/2
×2/(2+3+2)=2 また、図7(b)の場合の重心間距離ΔS2 は、次のよ
うに計算される。
【0040】 ΔS2 ={(2+3)2 +(3+2)2 1/2 ×2/
(2+3+2)≒2.02 このように図7(a),(b)の重み付け微分フィルタ
を用いて微分を計算すれば、X方向,Y方向と斜め方向
との間で誤差の小さい微分値を求めることができる。
【0041】なお、図7(a),(b)は、点線矢印で
示す方向の微分を計算する場合の微分フィルタを示して
いるが、各々90度回転させることによって残りの6方
向のための微分フィルタが得られることは、容易に理解
できるであろう。
【0042】また、このような重み付け微分フィルタ
は、1次微分および2次微分の両方について使用するも
のとする。
【0043】以下に、アモルファスSi太陽電池の透明
電極(SnO2 )の高さ情報であるSTMデータから図
7に示した微分フィルタを用いて1次微分データおよび
2次微分データを求め、STMデータ,1次微分デー
タ,2次微分データを統計処理して得られた統計データ
の具体例を示す。
【0044】このような太陽電池に用いられる透明電極
(SnO2 )をSTMにより測定して高さデータを得る
場合、1個のグレーン(サイズ0.1〜1ミクロン)あ
たり、25〜40個程度の測定点をとった。
【0045】なお、理解を助けるために図8に、アモル
ファスSi太陽電池の断面図を示す。光は、ガラス板の
方から入射し、透明電極の表示微細凹凸(テクスチャ構
造)で散乱し、アモルファスSi内に入る。光が散乱し
てアモルファスSi内に入ることにより、変換効率が向
上する。
【0046】例 1 透明電極(SnO2 膜) 膜厚 : 6150オングストローム グレーン形状 : ピラミッド型 ヘイズ率 : 5.0% SEM写真 : 図9 統計データ STMデータ 1次微分データ 2次微分データ 平均値 80.7589(nm) 26.6484 0.001576 最大値 174.532(nm) 72.9035 0.932572 最小値 0 0 −0.92528 中央値 78.6428(nm) 25.2556 −0.00728 標準偏差 29.0841(nm) 13.923 0.215649 歪み度 −0.30279 −0.55730 −0.27607 尖り度 2.83009 2.98879 7.83088 +部平均値 0.174389 −部平均値 −0.12828 例 2 透明電極(SnO2 膜) 膜厚 : 6150オングストローム グレーン形状 : ピラミッド型 ヘイズ率 : 7.0% SEM写真 : 図10 統計データ STMデータ 1次微分データ 2次微分データ 平均値 85.8242(nm) 28.2704 0.001880 最大値 187.792(nm) 74.527 1.03619 最小値 0 0 −1.0281 中央値 84.3149(nm) 27.6621 −0.00809 標準偏差 30.2138(nm) 13.8612 0.220702 歪み度 −0.25499 −0.38947 −0.14049 尖り度 2.71711 2.86697 9.0705 +部平均値 0.177596 −部平均値 −0.12855 例 3 透明電極(SnO2 膜) 膜厚 : 5700オングストローム グレーン形状 : ドーム型 ヘイズ率 : 7.2% SEM写真 : 図11 統計データ STMデータ 1次微分データ 2次微分データ 平均値 105.247(nm) 26.8368 −0.00085 最大値 203.621(nm) 75.2309 1.088 最小値 0 0 −1.0795 中央値 104.627(nm) 25.4545 −0.017 標準偏差 33.0929(nm) 13.978 0.210183 歪み度 −0.19893 −0.44292 −0.09932 尖り度 2.98318 2.84706 10.3231 +部平均値 0.166137 −部平均値 −0.12122 例 4 透明電極(SnO2 膜) 膜厚 : 5450オングストローム グレーン形状 : ドーム型 ヘイズ率 : 8.1% SEM写真 : 図12 統計データ STMデータ 1次微分データ 2次微分データ 平均値 100.709(nm) 26.4187 −0.00053 最大値 207.415(nm) 75.8747 1.13981 最小値 0 0 −1.13091 中央値 99.4916(nm) 24.619 −0.00890 標準偏差 31.1651(nm) 14.3043 0.225364 歪み度 −0.14591 −0.54721 0.25075 尖り度 2.64208 2.94404 9.90896 +部平均値 0.167901 −部平均値 −0.13692 以上の統計データから透明電極表面の凹凸形状の評価が
可能となる。
【0047】ピラミッド型またはドーム型の表面微細凹
凸形状を有する透明電極を用いたアモルファスSi太陽
電池について、透明電極のヘイズ率に対する太陽電池の
短絡電流の変化をプロットしたグラフを図13に示す。
ただし、短絡電流は、表面凹凸が小さく(平坦により近
い)、ヘイズ率が2〜3%の標準的な透明電極に対する
比で表すものとする。図13によれば、ピラミッド型と
ドーム型とで、短絡電流に差があり、ピラミッド型の方
がより大きい短絡電流が得られる。このように、短絡電
流はヘイズ率に依存するだけでなく、透明電極の表面の
凹凸形状にも依存することがわかる。
【0048】以上の実施例では、特に太陽電池の透明電
極の表面凹凸形状を定量化することについて説明した
が、本発明は広く表面凹凸形状の定量化に適用できるこ
とは明らかである。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、表面凹凸形状(高さ,
傾き,R度合い)の定量化が可能となる。したがって、
従来では、表面粗さ,ヘイズ率では3次元的表面凹凸状
態を評価できなかったが、本発明により可能になった。
【0050】本発明の表面凹凸形状の定量化方法および
装置は、種々の分野に利用することができ、極めて有用
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピラミッド型およびドーム型形状を表す式を示
す図である。
【図2】本発明の表面凹凸形状の定量化方法を説明する
ための基本的なフローチャートである。
【図3】本発明の方法を実施する定量化装置の基本的な
機能ブロック図である。
【図4】STMデータの一部および1次微分に際しての
8方向を示す図である。
【図5】空間フィルタ処理を説明するための図である。
【図6】微分フィルタ処理を説明するための図である。
【図7】重み付き微分フィルタ処理を説明するための図
である。
【図8】アモルファスSi太陽電池の断面図である。
【図9】透明電極(SnO2 )表面のSEM写真であ
る。
【図10】透明電極(SnO2 )表面のSEM写真であ
る。
【図11】透明電極(SnO2 )表面のSEM写真であ
る。
【図12】透明電極(SnO2 )表面のSEM写真であ
る。
【図13】ヘイズ率に対する短絡電流の変化をプロット
したグラフである。
【符号の説明】
10 STM 20 中央処理装置 21 8方向1次微分計算部 22 1次微分データ生成部 23 8方向2次微分計算部 24 2次微分データ生成部 25 統計処理部 30 プリンタまたはディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石原 剛一 東京都千代田区神田錦町3−11 ボンド ビル4F 株 式会社ネクサス内 (56)参考文献 特開 昭57−120193(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 21/00 - 21/32

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】評価対象物の表面の凹凸形状の高さをマト
    リックス状に配列された測定点について測定して、マト
    リックス状の高さデータを生成し、 各測定点について、前記高さデータに基づいて、各測定
    点から8つの方向における凹凸形状の傾きを表す1次微
    分を計算し、前記8方向における1次微分の値の中で最
    大の値を有する方向を傾斜方向と定め、 前記最大値によるマトリックス状の1次微分データを生
    成し、 各測定点について、前記1次微分データに基づいて、前
    記傾斜方向における凹凸形状のR度合いを示す2次微分
    を計算して、マトリックス状の2次微分データを生成
    し、 前記高さデータ,前記1次微分データ,前記2次微分デ
    ータをそれぞれ処理して、表面凹凸の3次元形状を定量
    化する統計データを生成することを特徴とする表面凹凸
    形状の定量化方法。
  2. 【請求項2】前記統計データは、平均値,最大値,最小
    値,中央値,標準偏差,歪み度,尖り度のうちの1種以
    上であることを特徴とする請求項1記載の表面凹凸形状
    の定量化方法。
  3. 【請求項3】前記1次微分および2次微分の計算は、2
    つの測定点の値の差を、2つの測定点の距離で除算する
    ことにより行うことを特徴とする請求項1記載の表面凹
    凸形状の定量化方法。
  4. 【請求項4】前記1次微分および2次微分の計算にあた
    り、重み付けフィルタ処理により、1次微分の値および
    2次微分の値を求めることを特徴とする請求項2記載の
    表面凹凸形状の定量化方法。
  5. 【請求項5】前記重み付けフィルタ処理における重み係
    数は、8方向における重心点間距離がほぼ等しくなるよ
    うに選定することを特徴とする請求項4記載の表面凹凸
    形状の定量化方法。
  6. 【請求項6】評価対象物の表面の凹凸形状の高さをマト
    リックス状に配列された測定点について測定して、マト
    リックス状の高さデータを生成する高さデータ生成手段
    と、 各測定点について、前記高さデータに基づいて、各測定
    点から8つの方向における凹凸形状の傾きを表す1次微
    分を計算し、前記8方向における1次微分の値の中で、
    最大の値を有する方向を傾斜方向と定め、前記最大値に
    よるマトリックス状の1次微分データを生成する1次微
    分データ生成手段と、 各測定点について、前記1次微分データに基づいて、前
    記傾斜方向における凹凸形状のR度合いを表す2次微分
    を計算して、マトリックス状の2次微分データを生成す
    る2次微分データ生成手段と、 前記高さデータ,前記1次微分データ,前記2次微分デ
    ータをそれぞれ処理して、表面凹凸の3次元形状を定量
    化する統計データを生成する統計データ生成手段と、 前記統計データを表示出力する手段とを備えることを特
    徴とする表面凹凸形状の定量化装置。
  7. 【請求項7】前記統計データは、平均値,最大値,最小
    値,中央値,標準偏差,歪み度,尖り度のうちの1種以
    上であることを特徴とする請求項6記載の表面凹凸形状
    の定量化装置。
  8. 【請求項8】前記1次微分および2次微分の計算は、2
    つの測定点の値の差を、2つの測定点の距離で除算する
    ことにより行うことを特徴とする請求項6記載の表面凹
    凸形状の定量化装置。
  9. 【請求項9】前記1次微分および2次微分の計算にあた
    り、重み付けフィルタ処理により、1次微分の値および
    2次微分の値を求めることを特徴とする請求項6記載の
    表面凹凸形状の定量化装置。
  10. 【請求項10】前記重み付けフィルタ処理における重み
    係数は、8方向における重心点間距離がほぼ等しくなる
    ように選定されていることを特徴とする請求項9記載の
    表面凹凸形状の定量化装置。
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