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JP3035618B2 - 繊維強化熱可塑性樹脂シート材料及びその製造方法 - Google Patents

繊維強化熱可塑性樹脂シート材料及びその製造方法

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JP3035618B2
JP3035618B2 JP2418525A JP41852590A JP3035618B2 JP 3035618 B2 JP3035618 B2 JP 3035618B2 JP 2418525 A JP2418525 A JP 2418525A JP 41852590 A JP41852590 A JP 41852590A JP 3035618 B2 JP3035618 B2 JP 3035618B2
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fabric
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学 安田
英彦 大橋
宗和 荒川
偉夫 小西
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Mitsubishi Chemical Corp
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Mitsubishi Chemical Corp
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、強化繊維束に熱可塑性樹脂を均
一にかつ、十分に含浸せしめた繊維強化熱可塑性樹脂シ
ート製造方法に関する。
【0002】炭素繊維、ガラス繊維等の強化繊維で補強
した熱可塑性複合材料は、強化繊維に由来する、優れた
力学的性質と樹脂の熱可塑性に由来する優れた成形性、
熱融着性及び短時間の成形性を兼ね備えた優れた材料と
してよく知られている。特に、高強度化、軽量化が要求
されつつある、スポーツ用品、日常品用として比較的低
温で賦型が可能な、繊維強化アクリル樹脂が提案されて
いる(米国特許478717)。
【0003】従来、このような材料を製造する方法とし
ては、下記の方法が用いられてきた。 (1)樹脂を軟化する温度にし、強化繊維ファブリック
に含浸する方法。 (2)メチルエチルケトン等の溶剤に樹脂を溶解し、こ
の溶液を強化繊維ファブリックに含浸した後、溶剤を揮
発する方法。
【0004】しかし(1)の方法では、樹脂の溶融粘度
が105 〜106 センチポイズと高く、完全に樹脂を繊
維に含浸することが困難であり、また高温高圧を必要と
するため、高価な装置が必要となる。また(2)の方法
では、溶剤を完全に揮発することが困難であり、材料中
に残留した溶剤はその力学的性質を低下させるばかりで
なく、回収できない溶剤は製造コストを引き上げる。
【0005】そこで、本発明者らは、強化繊維ファブリ
ックにより強化されたアクリル系樹脂において、強化繊
維間の空隙がアクリル系樹脂で十分に満たされたシート
を効率的、連続的に製造する方法について鋭意検討
を行ない、本発明に到達した。
【0006】本発明は、強化繊維ファブリックに、メタ
クリル酸アルキルエステル及び/又はアクリル酸アルキ
ルエステルとこれらに溶解する熱可塑性重合体を主成分
とし、粘度が10〜10 センチポイズの範囲にあるア
クリル系硬化性樹脂組成物を含浸した、まだ硬化してい
ない繊維強化熱可塑性樹脂シート材料を第1の要旨と
し、粘度が10〜10センチポイズの範囲にある常温
又は加熱硬化性アクリル系樹脂液と強化繊維ファブリッ
クとを接触させ、前記強化繊維ファブリックに前記樹脂
液が含浸した繊維強化アクリル系樹脂の前駆体としたの
ち、必要に応じ、これを室温及び/又は加熱して硬化さ
せることによる繊維強化熱可塑性樹脂シート材料の製造
方法であり、常温又は加熱硬化性アクリル系樹脂を使用
することを特徴とする。
【0007】本発明においては、粘度が10〜10
ンチポイズの範囲にある、アクリル系樹脂液と強化繊維
ファブリックとを接触し、前記の強化繊維ファブリック
に前記樹脂液が含浸した、繊維強化アクリル系樹脂前駆
体としたのち、常温及び/又は加熱により硬化させ、繊
維強化アクリル系樹脂シートを得る際に下記の操作を順
次行なうことが好ましい。 (A)常温又は加熱硬化性アクリル系樹脂と硬化触媒と
からなる樹脂組成物と強化繊維ファブリックとを連続的
に接触させ、強化繊維ファブリックに該組成物が付着し
た付着物を得ること。 (B)前記付着物を連続方向に張力をかけつつ、上下か
ら通気性の少ないフィルムで挟持しつつ、移送するこ
と。 (C)前記フィルムに挟持した状態で1対以上のローラ
ーにより付着物の厚みを減少することによって押圧を加
え、樹脂組成物が強化繊維ファブリックの横断面にわた
って含浸すると同時に、付着物中に散在している気泡を
余剰の樹脂とともに、フィルムの両端より外へ流出せし
めた含浸物を得ること。 (D)前記、含浸物中の樹脂の硬化後、フィルムを剥離
して、硬化したシート状物を得ること。
【0008】本発明によれば、前記の(A)項におい
て、樹脂組成を適正化することにより強化繊維ファブリ
ック中に含浸するのに十分な粘度を付与されており、
(B)、(C)項において、前記付着物にフィルム越し
に押圧を加えることにより強化繊維ファブリックの空隙
が前記樹脂組成物で完全に満たされた状態が実現され、
かつ、硬化の妨げとなる酸素を含む気泡が完全に除去さ
れる。また適当な張力が付与されることにより、含浸物
は、その内部の樹脂のかたより、強化繊維ファブリック
のしわがない状態で維持され、さらに、(D)項に記載
した方法により樹脂組成物が硬化し、強化繊維ファブリ
ックと一体化がなされる。(A)項で使用される樹脂組
成物が低粘度組成物であり、かつ非反応性の溶剤を含ま
ないため、前記(1)、(2)の方法に比べ容易に完全
含浸がなされ、かつ空孔がない製品が得られる。
【0009】以下、本発明の詳細を具体的に説明する。
本発明に用いる強化繊維ファブリックとは、高弾性、高
強度の繊維からなる織布、一方向繊維束、チョップ、ラ
ンダムストランドマット、又はこれらを組み合せたもの
であって、繊維としては、炭素繊維、ガラス繊維、ボロ
ン繊維、炭化ケイ素繊維、アルミナ繊維、金属繊維等の
無機繊維、アラミド繊維、ポリエチレン繊維、ポリイミ
ド繊維等の有機繊維が使用される。これらの2種以上の
繊維を組み合せて用いることもできる。また、これらの
強化繊維と樹脂との密着性を改良するため、各種の表面
処理を施すこともできる。
【0010】本発明に用いる常温または加熱硬化性アク
リル系樹脂は、メタクリル酸アルキルエステル及び/又
アクリル酸アルキルエステルとこれらに溶解する熱可
塑性重合体を主成分とするアクリル系硬化性樹脂組成物
であり、硬化触媒及び必要に応じて硬化促進剤を加える
ことにより、常温及び/又は加熱により硬化物を得るこ
とができる。硬化触媒としては、ベンゾイルパーオキサ
イド、メチルエチルケトンパーオキサイド等の有機過酸
化物が用いられる。硬化促進剤としては、ナフテン酸コ
バルト、オクチル酸コバルト等の金属石鹸やジメチルト
ルイジン等の芳香族3級アミン等が用いられる。得られ
た硬化物は、耐無機酸、耐有機酸、耐アルカリの耐薬品
性、耐候性等に優れた特徴を持つ、成形性に優れた熱可
塑性樹脂である。
【0011】また、前記の組成物以外に、樹脂の特性を
改善するための種々の添加剤、例えば、耐熱剤、耐候
剤、帯電防止剤、潤滑剤、離型剤、染料、顔料、消泡
剤、脱酸素剤、難燃剤および各種フィラーなどを含有さ
せてもよい。
【0012】本発明の前記(A)項において、強化繊維
ファブリックに樹脂組成物を連続的に接触させ、強化繊
維ファブリックに樹脂組成物が付着した付着物を得る方
法には特に制限はないが、例えば下記の方法が用いられ
る。 (1)組成物の浴中に強化繊維ファブリックを浸漬又は
通過させる方法。 (2)1対以上のロールの上に樹脂だまりを設け、その
中を強化繊維ファブリックを通過させる方法。 (3)樹脂組成物をフィルム上に所定の目付の塗膜と
し、その上に強化繊維ファブリックを重ねる方法。
【0013】樹脂組成物の付着量は、前記の(C)項の
方法でロール間の間隙を調節することで強化繊維ファブ
リックの分率が10〜70容量%に制御することができ
る。本発明において、前記(B)項で付着物を挟持する
フィルムには、重合の妨げとなる酸素を透過しづらいも
のであればよく、例えばポリエステルフィルム、ポリエ
チレンフィルムなどの合成樹脂フィルム、表面にシリコ
ン膜を塗布した離型紙などが例示される。
【0014】本発明の前記(C)項で含浸物を得るため
に使用する1対以上のローラーは(C)項を満足するも
のであればよく、金属製、合成樹脂製、合成ゴム製、木
製、あるいはそれらを組合せたものを使用することがで
きるが、樹脂成分が付着した際、腐食しない材質である
ことが好ましい。
【0015】本発明においてローラー対で付与する押圧
は、前記付着物の厚みを減少せしめる程度に加えること
が重要であり、この条件を満足しない場合には、強化繊
維ファブリック中への樹脂成分の十分な含浸が実現され
ないし、強化繊維ファブリック中に含まれていた空気に
由来する気泡が十分に除去されない。前記付着物の厚み
の減少は、前記付着物の10〜80%の範囲が適当であ
り、減少が小さすぎる場合には、前記のような未含浸、
気泡の残留の原因となり、大きすぎる場合は繊維方向の
乱れ、損傷を生じるため好ましくない。
【0016】本発明において、強化繊維ファブリックの
連続方向に付与する張力は、強化繊維ファブリックの形
態を維持できる程度に十分、強く、樹脂成分の含浸を阻
害しない程度に十分、弱い範囲の張力が望ましい。
【0017】この前記の張力を付与する方法は、既存の
方法を用いればよく、例えば、一対以上のロール間に挟
持し張力を付与する方法、強化繊維ファブリックを供給
する際の抵抗または、樹脂浴または、含浸ロール通過時
の抵抗により張力を付与する方法等が挙げられる。
【0018】本発明における、前記(D)項における樹
脂成分を硬化する工程は、樹脂成分の性質から室温に放
置したままでもよいが、シート外部への熱の流出を防ぐ
ため断熱材でおおう、あるいは防爆型のオーブン中で加
熱する等して、硬化を促進することも可能である。
【0019】本発明で得られるシート状物はそのままで
種々の用途に利用できるが、例えば各種樹脂板に熱融
着、あるいは接着して米国特許4778717に記載さ
れている熱賦型可能なサンドイッチ板に加工することも
可能であるし、また、適当な長さ巾に切断して、あるい
は連続した状態で硬化する。また重合が完結する前にフ
ィルムを剥離して数枚重ねたものを同様に硬化すること
も可能である。また切断して、所望の配列・分散状態と
して、加熱・加圧する等の成形方法を適用し成形品を得
ることも可能である。
【0020】以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体
的に説明する。下記例中の『部』は『重量部』を意味す
る。 実施例1 熱可塑性重合体として、重合平均分子量95000のメ
タクリル酸メチルホモポリマー19部、メタクリル酸メ
チル81部、硬化促進剤として、ジメチル−p−トルイ
ジン0.8部からなるアクリル系樹脂混合液(B型粘度
計、20℃、90センチポイズ)に硬化触媒として、ベ
ンゾイルパーオキシドを樹脂液100部に対して、1重
量部添加し、常温硬化型アクリル系樹脂液を調整した。
強化繊維ファブリックとして、炭素繊維6000本を集
束してなる炭素繊維トウ(三菱レイヨン製パイロフィル
TR40)を製織(9本/インチ経緯糸とも)してな
る炭素繊維織布を用意した。これらから以下の工程を経
て、シート状物を得た。以下図1により説明する。上記
織布1をドクターナイフ2の直前でポリエステルフィル
ム5上に供給される樹脂成分3とローラー対4直前で接
触させ付着物とする一方、上から重ねたポリエステルフ
ィルム6とともに移送し(5.0m/分)、間隙を0.
4mmとしたローラ4で含浸し、次いで間隙を0.35mm
に設定したローラー7でさらに含浸を進めた。これを押
切りカッター8で300mm長に切断し、平坦なガラス板
上にこれを26℃の室温中に40分放置し、硬化を行な
った。
【0021】得られたシート状物の炭素繊維含有率は、
47%であり、長さ方向、巾方向に切断した厚み約0.
35mmの薄片の端面を研磨して光学顕微鏡観察を行なっ
たところ炭素繊維トウ中への樹脂の含浸は良好であっ
た。樹脂部にボイドはみられなかった。次にこのシート
状物を90mm角に切断、積層し、250℃に設定した平
金型で5kg/cm2 の圧力で一体化し、外観の良好な2.
5mm厚の成形品を得た。これから切り出した試験片に対
して、ASTM D−790に準じた曲げ試験、同D−
2344に準じた層間せん断試験を実施したところ曲げ
強度60kg/mm2 、曲げ弾性率6ton/mm2 、層間せん断
強度4kg/mm2 と、すぐれた特性を示した。
【0022】実施例2 実施例1と同様の方法で得られた含浸物を50℃の乾燥
機中硬化した。(10分間)得られたシート状物の炭素
繊維含有率は、47%であり、長さ方向、巾方向に切断
した厚み約0.35mmの薄片の端面を研磨して光学顕微
鏡観察を行なったところ炭素繊維トウ中への樹脂の含浸
は良好であった。樹脂部にボイドはみられなかった。
【0023】実施例3 熱可塑性重合体として、重合平均分子量42000のメ
タクリル酸メチル/メタクリル酸−n−ブチル=60/
40(モル比)からなる共重合物29重量部、メタクリ
ル酸メチル39重量部、アクリル酸−2−エチルヘキシ
ル32重量部と硬化促進剤として、ジメチル−p−トル
イジン1.0重量部からなる樹脂液(B型粘度計、20
℃、130センチポイズ)に硬化触媒として、ベンゾイ
ルパーオキサイドを樹脂液100重量部に対して、1重
量部添加し、常温硬化型アクリル系樹脂液を調整したほ
かは、実施例1と同様の方法でシートを得た。得られた
シート状物の炭素繊維含有率は、50%であり、長さ方
向、巾方向に切断した厚み約0.35mmの薄片の端面を
研磨して光学顕微鏡観察を行なったところ炭素繊維トウ
中への樹脂の含浸は良好であった。樹脂部にボイドはみ
られなかった。
【0024】比較例1 実施例1で用いた炭素繊維織布を実施例1で用いた樹脂
を重合固化した樹脂板をメチルエチルケトンに溶解した
樹脂溶液(樹脂濃度10重量%、溶液粘度100センチ
ポイズ)に浸漬・乾燥をくりかえし、炭素繊維含有率5
0%のシート状物を得た。これを長さ方向、巾方向に切
断し薄片の端面を研磨して光学顕微鏡で、観察したとこ
ろ、溶剤残留のためと考えられるポイドが多数観察され
た。次に、このシート状物から実施例1と同様の方法
で、曲げ試験、層間せん断試験を行ったところ、曲げ強
度40kg/mm2 、曲げ弾性率4ton/mm2 、層間せん断強
度2.5kg/mm2 と低調であった。
【0025】比較例2 実施例1で用いた炭素繊維織布を実施例1で用いた樹脂
を重合固化した樹脂板(0.3mm厚)を重ね、平金型中
に投入した。これを熱プレス(240℃、20kg/c
m2 )中で1時間保持した後、圧力を保ったまま室温に
冷却した。得られたシート状物を切断し、端面を研磨
し、光学顕微鏡で観察したところ、すべての炭素繊維ト
ウ内部に樹脂の未含浸の部分が観察された。次に実施例
1に記した方法により、曲げ試験、層間せん断試験を実
施したところ、曲げ強度30kg/mm2 、曲げ弾性率3to
n/mm2 、層間せん断強度1.5kg/mm2 と低調であっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で使用する装置の概略図であ
る。
【符号の説明】
1 強化繊維ファブリック 2 ドクターナイフ 3 樹脂 4 ローラー対 5 ポリエステルフィルム 6 ポリエステルフィルム 7 ローラー対 8 押し切りカッター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒川 宗和 愛知県名古屋市東区砂田橋4丁目1番60 号 三菱レイヨン株式会社 商品開発研 究所内 (72)発明者 小西 偉夫 愛知県名古屋市東区砂田橋4丁目1番60 号 三菱レイヨン株式会社 商品開発研 究所内 (56)参考文献 特表 平3−500665(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 70/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強化繊維ファブリックに、メタクリル酸
    アルキルエステル及び/又はアクリル酸アルキルエステ
    ルとこれらに溶解する熱可塑性重合体を主成分とし、粘
    度が10〜10 センチポイズの範囲にあるアクリル系
    硬化性樹脂組成物を含浸した、まだ硬化していない繊維
    強化熱可塑性樹脂シート材料
  2. 【請求項2】 アクリル系硬化性樹脂組成物に有機過酸
    化物と硬化促進剤が含有されている請求項1記載のまだ
    硬化していない繊維強化熱可塑性樹脂シート材料
  3. 【請求項3】 粘度が10〜10センチポイズの範囲
    にある常温又は加熱硬化性アクリル系樹脂液と強化繊維
    ファブリックとを接触させ、前記強化繊維ファブリック
    に前記樹脂液を含浸させることを特徴とする請求項1記
    載の繊維強化熱可塑性樹脂シート材料の製造方法。
  4. 【請求項4】 粘度が10〜10センチポイズの範囲
    にある常温又は加熱硬化性アクリル系樹脂液と強化繊維
    ファブリックとを接触させ、前記強化繊維ファブリック
    に前記樹脂液が含浸した繊維強化アクリル系樹脂を得
    際、下記の操作を順次行なうことを特徴とする繊維強化
    熱可塑性樹脂シート材料の製造方法; (A)常温又は加熱硬化性アクリル系樹脂と硬化触媒と
    からなる樹脂組成物と強化繊維ファブリックとを連続的
    に接触させ、強化繊維ファブリックに該組成物が付着し
    た付着物を得ること。 (B)前記付着物を連続方向に張力をかけつつ、上下か
    ら通気性の少ないフィルムで挟持しつつ、移送するこ
    と。 (C)前記フィルムに挟持した状態で1対以上のローラ
    ーにより付着物の厚みを減少することによって押圧を加
    え、樹脂組成物が強化繊維ファブリックの横断面にわた
    って含浸すると同時に、付着物中に散在している気泡を
    余剰の樹脂とともに、フィルムの両端より外へ流出せし
    めた含浸物を得ること。
  5. 【請求項5】 粘度が10〜10センチポイズの範囲
    にある常温又は加熱硬化性アクリル系樹脂液と強化繊維
    ファブリックとを接触させ、前記強化繊維ファブリック
    に前記樹脂液が含浸した繊維強化アクリル系樹脂の前駆
    体としたのち、これを室温及び/又は加熱により硬化さ
    せることを特徴とする繊維強化熱可塑性樹脂シート材料
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 粘度が10〜10センチポイズの範囲
    にある常温又は加熱硬化性アクリル系樹脂液と強化繊維
    ファブリックとを接触させ、前記強化繊維ファブリック
    に前記樹脂液が含浸した繊維強化アクリル系樹脂の前駆
    体としたのち、これを室温及び/又は加熱により硬化
    し、熱賦型可能な繊維強化アクリル系樹脂シート材を得
    る際、下記の操作を順次行なうことを特徴とする繊維強
    化熱可塑性樹脂シート材料の製造方法; (A)常温又は加熱硬化性アクリル系樹脂と硬化触媒と
    からなる樹脂組成物と強化繊維ファブリックとを連続的
    に接触させ、強化繊維ファブリックに該組成物が付着し
    た付着物を得ること。 (B)前記付着物を連続方向に張力をかけつつ、上下か
    ら通気性の少ないフィルムで挟持しつつ、移送するこ
    と。 (C)前記フィルムに挟持した状態で1対以上のローラ
    ーにより付着物の厚みを減少することによって押圧を加
    え、樹脂組成物が強化繊維ファブリックの横断面にわた
    って含浸すると同時に、付着物中に散在している気泡を
    余剰の樹脂とともに、フィルムの両端より外へ流出せし
    めた含浸物を得ること。 (D)前記、含浸物中の樹脂の硬化後、フィルムを剥離
    して、硬化したシート状物を得ること。
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