JP3033409B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置、特
に、ドラムの周面の一部に摺接しながら走行する磁気テ
ープの走行速度の変化に応じて回転磁気ヘッドの回転軌
跡面と磁気テープの相対的な空間位置関係を変化させる
ことにより回転磁気ヘッドが磁気テープ上の記録跡を良
好にトレースできるようにした磁気記録再生装置に関す
る。
に、ドラムの周面の一部に摺接しながら走行する磁気テ
ープの走行速度の変化に応じて回転磁気ヘッドの回転軌
跡面と磁気テープの相対的な空間位置関係を変化させる
ことにより回転磁気ヘッドが磁気テープ上の記録跡を良
好にトレースできるようにした磁気記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上ドラムと下ドラムとからなるドラム対
の周面の一部へ巻回された状態の磁気テープを所定の走
行速度で走行させて、回転磁気ヘッド(以下、単に「磁
気ヘッド」というこがある。)を用いてヘリカルスキャ
ンを行うことにより記録再生動作を行なう磁気記録再生
装置の代表例としてはビデオ・テープ・レコーダ(以下
「VTR」という。)を挙げることができる。この種の
VTRでは、記録時と同一の磁気テープ走行速度で記録
情報の再生動作を行なう通常再生(以下「ノーマル再
生」という。)の他に、記録時の磁気テープの走行速度
や走行方向とは異なる走行速度(停止も含む)や走行方
向で磁気テープを走行させて再生動作を行なう所謂可変
速再生(以下「トリックプレイ」という。)の機能が広
く採用されている。また、タイムラプス又は所謂駒撮り
撮影のように、磁気テープを間欠的に走行させて長時間
に亘る事象の記録を行い、この記録された磁気テープ
を、例えば、標準の速度で再生することができるように
したVTRも提供されている。
の周面の一部へ巻回された状態の磁気テープを所定の走
行速度で走行させて、回転磁気ヘッド(以下、単に「磁
気ヘッド」というこがある。)を用いてヘリカルスキャ
ンを行うことにより記録再生動作を行なう磁気記録再生
装置の代表例としてはビデオ・テープ・レコーダ(以下
「VTR」という。)を挙げることができる。この種の
VTRでは、記録時と同一の磁気テープ走行速度で記録
情報の再生動作を行なう通常再生(以下「ノーマル再
生」という。)の他に、記録時の磁気テープの走行速度
や走行方向とは異なる走行速度(停止も含む)や走行方
向で磁気テープを走行させて再生動作を行なう所謂可変
速再生(以下「トリックプレイ」という。)の機能が広
く採用されている。また、タイムラプス又は所謂駒撮り
撮影のように、磁気テープを間欠的に走行させて長時間
に亘る事象の記録を行い、この記録された磁気テープ
を、例えば、標準の速度で再生することができるように
したVTRも提供されている。
【0003】図51に、VTRのドラム対近傍における
磁気テープの走行系の一般的な例を示す。同図におい
て、磁気テープTは、図示しないサプライリールから供
給されて、公知の走行系に沿って移送された後、サプラ
イ側ガイドローラSGRとサプライ側傾斜ポール26及
びテイクアップ側傾斜ポール27とテイクアップ側ガイ
ドローラTGRによって、上ドラムDuと下ドラムDd
とからなるドラム対DAに所定角度範囲に亘って斜めに
巻き付けられて走行し、その後、公知の走行系を経て図
示しないテイクアップリールに巻取られる。そしてこの
際、磁気テープTには、回転磁気ヘッドHa、Hbによ
って図53に示す如き記録跡パターン(以下「テープパ
ターン」又は「トラックパターン」という。)が形成さ
れる。
磁気テープの走行系の一般的な例を示す。同図におい
て、磁気テープTは、図示しないサプライリールから供
給されて、公知の走行系に沿って移送された後、サプラ
イ側ガイドローラSGRとサプライ側傾斜ポール26及
びテイクアップ側傾斜ポール27とテイクアップ側ガイ
ドローラTGRによって、上ドラムDuと下ドラムDd
とからなるドラム対DAに所定角度範囲に亘って斜めに
巻き付けられて走行し、その後、公知の走行系を経て図
示しないテイクアップリールに巻取られる。そしてこの
際、磁気テープTには、回転磁気ヘッドHa、Hbによ
って図53に示す如き記録跡パターン(以下「テープパ
ターン」又は「トラックパターン」という。)が形成さ
れる。
【0004】同図において、磁気テープTの下縁に「起
点」と表示してある点と、磁気テープTの上縁に+1と
表示してある点とを結ぶ直線及びこの直線に平行な多数
の直線は、各トラックパターンの中心を示すものであ
る。そして、このようなトラックパターンが形成された
磁気テープTを記録時と同方向に同一速度で移送しなが
ら再生すると、回転磁気ヘッドHa,Hbは、これらの
各トラック上をトレースすることになりノーマル再生が
行われることになる。しかし、再生時の磁気テープTの
走行速度や方向が記録時のそれと異なると、磁気テープ
Tと回転磁気ヘッドHa,Hbとの相対線速度が変化す
るため、回転磁気ヘッドHa,Hbが磁気テープT上に
描くトラックパターンは、例えば図53にそれぞれF
F,STILL,FBで示されるように異なるものにな
る。
点」と表示してある点と、磁気テープTの上縁に+1と
表示してある点とを結ぶ直線及びこの直線に平行な多数
の直線は、各トラックパターンの中心を示すものであ
る。そして、このようなトラックパターンが形成された
磁気テープTを記録時と同方向に同一速度で移送しなが
ら再生すると、回転磁気ヘッドHa,Hbは、これらの
各トラック上をトレースすることになりノーマル再生が
行われることになる。しかし、再生時の磁気テープTの
走行速度や方向が記録時のそれと異なると、磁気テープ
Tと回転磁気ヘッドHa,Hbとの相対線速度が変化す
るため、回転磁気ヘッドHa,Hbが磁気テープT上に
描くトラックパターンは、例えば図53にそれぞれF
F,STILL,FBで示されるように異なるものにな
る。
【0005】図53中に+2,+3…+7のように示し
てある各点の位置と、起点とを結んだときに描かれる各
直線は、記録時における磁気テープTの走行方向と同一
の方向(+の符号で示す。)に、記録時の磁気テープT
の走行速度の2倍,3倍…7倍の走行速度で、磁気テー
プTを走行させて再生動作を行なった場合(以下、「F
F再生」という。)に磁気テープT上に描かれる回転磁
気ヘッドHa,Hbの回転軌跡を示すものである。
てある各点の位置と、起点とを結んだときに描かれる各
直線は、記録時における磁気テープTの走行方向と同一
の方向(+の符号で示す。)に、記録時の磁気テープT
の走行速度の2倍,3倍…7倍の走行速度で、磁気テー
プTを走行させて再生動作を行なった場合(以下、「F
F再生」という。)に磁気テープT上に描かれる回転磁
気ヘッドHa,Hbの回転軌跡を示すものである。
【0006】同様に、−2,−3…−7のように示して
ある各点の位置と、起点とを結んだときに描かれる各直
線は、記録時における磁気テープTの走行方向と逆の方
向(−の符号で示す。)に、記録時の磁気テープTの走
行速度の2倍,3倍…7倍の走行速度で、磁気テープT
を走行させて再生動作を行なった場合(以下、「FB再
生」という。)に磁気テープT上に描かれる回転磁気ヘ
ッドHa,Hbの回転軌跡を示すものである。なお、起
点と磁気テープTの上縁に0のように示してある点とを
結ぶ直線は、磁気テープTを停止させた状態で再生動作
を行なった場合(以下、「スチル再生」という。)に磁
気テープT上に描かれる回転磁気ヘッドHa,Hbの回
転軌跡を示している。
ある各点の位置と、起点とを結んだときに描かれる各直
線は、記録時における磁気テープTの走行方向と逆の方
向(−の符号で示す。)に、記録時の磁気テープTの走
行速度の2倍,3倍…7倍の走行速度で、磁気テープT
を走行させて再生動作を行なった場合(以下、「FB再
生」という。)に磁気テープT上に描かれる回転磁気ヘ
ッドHa,Hbの回転軌跡を示すものである。なお、起
点と磁気テープTの上縁に0のように示してある点とを
結ぶ直線は、磁気テープTを停止させた状態で再生動作
を行なった場合(以下、「スチル再生」という。)に磁
気テープT上に描かれる回転磁気ヘッドHa,Hbの回
転軌跡を示している。
【0007】このトラックパターンの具体的な例とし
て、代表的なVTR方式の一つであるVHS(登録商
標)方式VTRについて見てみれば以下の如くである。
即ち、最も一般的なVHS方式のVTRでは、毎分18
00回転で回転する直径62mmの回転ドラムの外周に
磁気テープTが略180゜に亘って螺旋状に巻回された
状態で走行する。そして、標準モード(以下「SPモー
ド」という。)の記録では、磁気テープは毎秒33.3
5mmで移送されてトラック幅58μmの回転磁気ヘッ
ドによって磁気テープTに描かれる記録跡は、磁気テー
プTの基準縁Teに対して5°58’9.9”のビデオ
トラック角度を形成するようになっている。なお、VH
S方式のVTRには、このSPモードの外に磁気テープ
を毎秒11.12mmで移送してトラック幅19μmの
回転磁気ヘッドで記録する3倍モード(以下「EPモー
ド」という。)がある。このEPモードでは、磁気テー
プTの走行速度とトラック幅ををSPモードの3分の1
にすることによって同一長さの磁気テープに3倍の時間
の記録が可能になる。しかし、後述するように、磁気テ
ープに記録されるトラック幅が狭いことから、トリック
プレイにおいて、回転磁気ヘッドHa,Hbが各トラッ
ク上を正確にとトレースするようにするためにはSPモ
ードの場合よりも困難を伴うものである。
て、代表的なVTR方式の一つであるVHS(登録商
標)方式VTRについて見てみれば以下の如くである。
即ち、最も一般的なVHS方式のVTRでは、毎分18
00回転で回転する直径62mmの回転ドラムの外周に
磁気テープTが略180゜に亘って螺旋状に巻回された
状態で走行する。そして、標準モード(以下「SPモー
ド」という。)の記録では、磁気テープは毎秒33.3
5mmで移送されてトラック幅58μmの回転磁気ヘッ
ドによって磁気テープTに描かれる記録跡は、磁気テー
プTの基準縁Teに対して5°58’9.9”のビデオ
トラック角度を形成するようになっている。なお、VH
S方式のVTRには、このSPモードの外に磁気テープ
を毎秒11.12mmで移送してトラック幅19μmの
回転磁気ヘッドで記録する3倍モード(以下「EPモー
ド」という。)がある。このEPモードでは、磁気テー
プTの走行速度とトラック幅ををSPモードの3分の1
にすることによって同一長さの磁気テープに3倍の時間
の記録が可能になる。しかし、後述するように、磁気テ
ープに記録されるトラック幅が狭いことから、トリック
プレイにおいて、回転磁気ヘッドHa,Hbが各トラッ
ク上を正確にとトレースするようにするためにはSPモ
ードの場合よりも困難を伴うものである。
【0008】また、磁気テープTを停止状態とした場合
には、磁気テープT上に描かれる回転磁気ヘッドの回転
軌跡は、磁気テープTの基準縁Teに対して5°56’
7.4”となる。また例えば、図53中のSPモード時
における+7の表示によって指示している磁気テープT
の上縁の位置と起点とを結ぶ直線は、磁気ヘッドTの基
準縁Teに対して6°10’54”の角度を示し、さら
に例えば、同図中のSPモード時における−7の表示に
よって指示している磁気テープTの上縁の位置と起点と
を結ぶ直線は、磁気ヘッドTの基準縁Teに対して5°
42’25.7”の角度を示すものとなる。
には、磁気テープT上に描かれる回転磁気ヘッドの回転
軌跡は、磁気テープTの基準縁Teに対して5°56’
7.4”となる。また例えば、図53中のSPモード時
における+7の表示によって指示している磁気テープT
の上縁の位置と起点とを結ぶ直線は、磁気ヘッドTの基
準縁Teに対して6°10’54”の角度を示し、さら
に例えば、同図中のSPモード時における−7の表示に
よって指示している磁気テープTの上縁の位置と起点と
を結ぶ直線は、磁気ヘッドTの基準縁Teに対して5°
42’25.7”の角度を示すものとなる。
【0009】さて、図53に例示されているトラックパ
ターンを参照すれば明らかなように、SPモードで磁気
テープT上に記録されたトラックパターンと、トリック
プレイ時に回転磁気ヘッドHa,Hbによって磁気テー
プT上に描かれる回転磁気ヘッドの回転軌跡とは交叉し
た状態になる。したがって、図52(b)に示すよう
に、トリックプレイ時に再生されるFM信号の信号レベ
ルは、回転磁気ヘッドHa,Hbが記録跡を横切る度毎
に大きく変化し、1垂直走査期間におけるFM信号のエ
ンベロープをみると、1垂直走査期間中に大きな起伏が
生じたものになる。このため、トリックプレイ時におけ
る再生画像としては、画像中にノイズバーが生じている
品質の悪い再生画像しか得られない。
ターンを参照すれば明らかなように、SPモードで磁気
テープT上に記録されたトラックパターンと、トリック
プレイ時に回転磁気ヘッドHa,Hbによって磁気テー
プT上に描かれる回転磁気ヘッドの回転軌跡とは交叉し
た状態になる。したがって、図52(b)に示すよう
に、トリックプレイ時に再生されるFM信号の信号レベ
ルは、回転磁気ヘッドHa,Hbが記録跡を横切る度毎
に大きく変化し、1垂直走査期間におけるFM信号のエ
ンベロープをみると、1垂直走査期間中に大きな起伏が
生じたものになる。このため、トリックプレイ時におけ
る再生画像としては、画像中にノイズバーが生じている
品質の悪い再生画像しか得られない。
【0010】また最近になって、19μmの記録跡幅を
有する3本の記録跡を磁気テープTに同時に並列記録し
て、図54(a)に示されているような記録跡パターン
を磁気テープTに形成させることにより、所謂、ハイビ
ジョンの画像情報の記録再生も可能にできるようにした
新しい形態のVTRが提案されている。この新しい形態
のVTRにおいて、磁気テープTに同時に並列的に形成
される3本の記録跡の内で隣接する2本の記録跡は、互
いに逆方向のアジマス角を有する2個の回転磁気ヘッド
によって映像信号の記録再生に用いられ、また残り1本
の記録跡は他の1個の回転磁気ヘッドによって音響信号
の記録再生に用いられている。
有する3本の記録跡を磁気テープTに同時に並列記録し
て、図54(a)に示されているような記録跡パターン
を磁気テープTに形成させることにより、所謂、ハイビ
ジョンの画像情報の記録再生も可能にできるようにした
新しい形態のVTRが提案されている。この新しい形態
のVTRにおいて、磁気テープTに同時に並列的に形成
される3本の記録跡の内で隣接する2本の記録跡は、互
いに逆方向のアジマス角を有する2個の回転磁気ヘッド
によって映像信号の記録再生に用いられ、また残り1本
の記録跡は他の1個の回転磁気ヘッドによって音響信号
の記録再生に用いられている。
【0011】このような新しい形態のVTRによって記
録された記録済み磁気テープTを、記録時より速い速度
で走行させてFF再生又はFB再生しようとした場合、
回転磁気ヘッドの移動軌跡は、図54(a)中に「起
点」と示されている点から、例えば図中の磁気テープT
における上縁の上方に記載してある+7あるいは−7の
数字によって指示している磁気テープTの上縁の位置と
を結ぶ直線によって示されるものとなる。従って、それ
ぞれアジマス角を異にしている映像用の2個の回転磁気
ヘッドが、磁気テープTに形成されている3本の記録跡
を横切って再生動作を行なうことになるために再生され
る画像はノイズバーだらけのものになってしまう。
録された記録済み磁気テープTを、記録時より速い速度
で走行させてFF再生又はFB再生しようとした場合、
回転磁気ヘッドの移動軌跡は、図54(a)中に「起
点」と示されている点から、例えば図中の磁気テープT
における上縁の上方に記載してある+7あるいは−7の
数字によって指示している磁気テープTの上縁の位置と
を結ぶ直線によって示されるものとなる。従って、それ
ぞれアジマス角を異にしている映像用の2個の回転磁気
ヘッドが、磁気テープTに形成されている3本の記録跡
を横切って再生動作を行なうことになるために再生され
る画像はノイズバーだらけのものになってしまう。
【0012】更にまた、詳述は避けるが、最近多く提案
されている民生用デジタルVTRでは、高能率符号化方
式によって映像信号のデータ量を圧縮して記録している
ために、FF再生時やFB再生時等のように回転磁気ヘ
ッドが磁気テープTの記録跡を横切って再生動作を行な
うと、モザイク状に並べられているデータのブロックの
配列状態の如何によっては全く画像が再生できないこと
も起こる。
されている民生用デジタルVTRでは、高能率符号化方
式によって映像信号のデータ量を圧縮して記録している
ために、FF再生時やFB再生時等のように回転磁気ヘ
ッドが磁気テープTの記録跡を横切って再生動作を行な
うと、モザイク状に並べられているデータのブロックの
配列状態の如何によっては全く画像が再生できないこと
も起こる。
【0013】このような問題点を解決するのには、回転
磁気ヘッドの回転軌跡と磁気テープTの記録跡とを一致
させればよく、従来から以下のような方法が提案されて
いる。 アクチュエータとしての電気ー機械変換素子に回転磁
気ヘッドを取付けておき、この電気ー機械変換素子を開
ループ制御回路又は閉ループ制御回路によって制御して
回転磁気ヘッドを磁気テープTの記録跡を横切る方向に
変位させて、回転磁気ヘッドを磁気テープTの記録跡に
沿わせる方法。 例えば実公昭63ー34126号公報、実開昭61ー
158633号公報等に開示されているように、回転磁
気ヘッドを取付けた回転ドラムと下ドラムとを一体的に
傾斜させて、回転ヘッドを磁気テープTの記録跡に沿わ
せる方法。 例えば特公昭61ー22376号公報に開示されてい
るように、ドラムに対する磁気テープの進入側とドラム
からの磁気テープの離脱側とに設けられている磁気テー
プの幅方向の高さを制限するためのガイドの高を変化さ
せて、回転ヘッドを磁気テープTの記録跡に沿わせる方
法。
磁気ヘッドの回転軌跡と磁気テープTの記録跡とを一致
させればよく、従来から以下のような方法が提案されて
いる。 アクチュエータとしての電気ー機械変換素子に回転磁
気ヘッドを取付けておき、この電気ー機械変換素子を開
ループ制御回路又は閉ループ制御回路によって制御して
回転磁気ヘッドを磁気テープTの記録跡を横切る方向に
変位させて、回転磁気ヘッドを磁気テープTの記録跡に
沿わせる方法。 例えば実公昭63ー34126号公報、実開昭61ー
158633号公報等に開示されているように、回転磁
気ヘッドを取付けた回転ドラムと下ドラムとを一体的に
傾斜させて、回転ヘッドを磁気テープTの記録跡に沿わ
せる方法。 例えば特公昭61ー22376号公報に開示されてい
るように、ドラムに対する磁気テープの進入側とドラム
からの磁気テープの離脱側とに設けられている磁気テー
プの幅方向の高さを制限するためのガイドの高を変化さ
せて、回転ヘッドを磁気テープTの記録跡に沿わせる方
法。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記した
のようにアクチュエータとしての電気ー機械変換素子を
用いて回転磁気ヘッドの回転軌跡を制御させるようにし
たVTRでは、電気ー機械変換素子を回転ドラム内の狭
い空間内に設けなければならないので、使用する電気ー
機械変換素子としては小さな形状寸法のものが必要とさ
れるが、小さな形状寸法の電気ー機械変換素子は回転磁
気ヘッドに大きな変位を与えることが困難である。ま
た、電気ー機械変換素子によって回転磁気ヘッドが大き
く変位した状態においても磁気テープに対するヘッドタ
ッチの状態を良好に維持しなければならないが、良好な
動作特性を有する小型なアクチュエータを用いて良好な
ヘッドタッチを常に維持することは困難である。更にま
た、アクチュエータでは、振幅周波数特性の制限から、
例えばSPモードでは、±3倍速程度迄のノイズレスサ
ーチがせいぜい実現可能な範囲であり、±5倍速又は±
7倍速以上の高速サーチには、対応できない欠点があ
る。
のようにアクチュエータとしての電気ー機械変換素子を
用いて回転磁気ヘッドの回転軌跡を制御させるようにし
たVTRでは、電気ー機械変換素子を回転ドラム内の狭
い空間内に設けなければならないので、使用する電気ー
機械変換素子としては小さな形状寸法のものが必要とさ
れるが、小さな形状寸法の電気ー機械変換素子は回転磁
気ヘッドに大きな変位を与えることが困難である。ま
た、電気ー機械変換素子によって回転磁気ヘッドが大き
く変位した状態においても磁気テープに対するヘッドタ
ッチの状態を良好に維持しなければならないが、良好な
動作特性を有する小型なアクチュエータを用いて良好な
ヘッドタッチを常に維持することは困難である。更にま
た、アクチュエータでは、振幅周波数特性の制限から、
例えばSPモードでは、±3倍速程度迄のノイズレスサ
ーチがせいぜい実現可能な範囲であり、±5倍速又は±
7倍速以上の高速サーチには、対応できない欠点があ
る。
【0015】また、前記した、実公昭63ー34126
号公報に開示されている磁気記録再生装置では、磁気テ
ープTの基準縁Teを案内する円弧状の案内部が、磁気
テープTの基準縁Teに対して、いわば点接触に近い状
態で接触しているため、円弧状の案内部に接触していな
い部分の磁気テープTの基準縁Teは極めて不安定な状
態とならざるを得ない。磁気テープTが比較的低記録密
度で記録されている場合、即ち、記録跡幅が比較的大き
な場合には、ノーマル再生は辛うじて可能であるが、F
F再生時とFB再生時との何れの場合にも、ノイズバー
の除去を良好に行なうことができないという問題があ
る。そして、この問題は、磁気テープTが前述したVH
S方式VTRにおけるEPモードのように比較的高記録
密度で記録されている場合、即ち、記録跡幅が比較的小
さな場合には、更に深刻である。
号公報に開示されている磁気記録再生装置では、磁気テ
ープTの基準縁Teを案内する円弧状の案内部が、磁気
テープTの基準縁Teに対して、いわば点接触に近い状
態で接触しているため、円弧状の案内部に接触していな
い部分の磁気テープTの基準縁Teは極めて不安定な状
態とならざるを得ない。磁気テープTが比較的低記録密
度で記録されている場合、即ち、記録跡幅が比較的大き
な場合には、ノーマル再生は辛うじて可能であるが、F
F再生時とFB再生時との何れの場合にも、ノイズバー
の除去を良好に行なうことができないという問題があ
る。そして、この問題は、磁気テープTが前述したVH
S方式VTRにおけるEPモードのように比較的高記録
密度で記録されている場合、即ち、記録跡幅が比較的小
さな場合には、更に深刻である。
【0016】また、前記した、実開昭61ー15863
3号公報に開示されている磁気記録再生装置では、磁気
テープTの基準縁Teを所定の長さに亘って案内する部
材(案内部)を下ドラムから分離して装置の固定部に設
けてあるため、前記した実公昭63ー34126号公報
に開示されている磁気記録再生装置で生じていた磁気テ
ープTの基準縁Teの位置の変動は、少なくともノーマ
ル再生動作時には生じないようにすることが可能であ
る。しかし、FF再生動作又はFB再生動作等を行なう
ために、磁気ヘッドを取付けた回転ドラムと下ドラムと
を一体的に傾斜させると、上,下ドラムのテープ摺接面
に摺接している状態で走行している磁気テープTは、
上,下ドラムとともに傾斜してその基準縁Teが案内部
から離れる方向に変位する傾向を持っている。このた
め、FF再生動作時又はFB再生動作時等においては、
上,下のドラムの傾斜に伴って、磁気テープTの基準縁
Teが案内部と離間した状態になり易く、その部分にお
ける磁気テープTの基準縁Teの位置が変動してノイズ
バーを発生させることがある。
3号公報に開示されている磁気記録再生装置では、磁気
テープTの基準縁Teを所定の長さに亘って案内する部
材(案内部)を下ドラムから分離して装置の固定部に設
けてあるため、前記した実公昭63ー34126号公報
に開示されている磁気記録再生装置で生じていた磁気テ
ープTの基準縁Teの位置の変動は、少なくともノーマ
ル再生動作時には生じないようにすることが可能であ
る。しかし、FF再生動作又はFB再生動作等を行なう
ために、磁気ヘッドを取付けた回転ドラムと下ドラムと
を一体的に傾斜させると、上,下ドラムのテープ摺接面
に摺接している状態で走行している磁気テープTは、
上,下ドラムとともに傾斜してその基準縁Teが案内部
から離れる方向に変位する傾向を持っている。このた
め、FF再生動作時又はFB再生動作時等においては、
上,下のドラムの傾斜に伴って、磁気テープTの基準縁
Teが案内部と離間した状態になり易く、その部分にお
ける磁気テープTの基準縁Teの位置が変動してノイズ
バーを発生させることがある。
【0017】即ち、この方法を前述したVHS方式のV
TRに適用した場合、SPモードでは、磁気テープTの
記録跡のトラック幅が58μmと比較的に大きいため、
FF再生動作又はFB再生動作等を行なうために、磁気
ヘッドを取付けた回転ドラムと下ドラムとを一体的に傾
斜させても、再生画像中にノイズバーを生じさせること
は殆ど無い。何故なら、この回転ドラムと下ドラムとの
一体的な傾斜により磁気テープTの基準縁Teの一部が
磁気テープTの基準縁Teを案内するための部材(案内
部)から離間して、その離間した部分における磁気テー
プTの基準縁Teの位置が変動したとしても、その量
は、58μmのトラック幅に対しては影響が少ないから
である。しかし、EPモードではトラック幅がSPモー
ドのトラック幅の3分の1の19μmであるため、この
離間量は無視できないものとなり、再生画像中にはノイ
ズバーを生じさせる場合があることがことが明らかにな
った。
TRに適用した場合、SPモードでは、磁気テープTの
記録跡のトラック幅が58μmと比較的に大きいため、
FF再生動作又はFB再生動作等を行なうために、磁気
ヘッドを取付けた回転ドラムと下ドラムとを一体的に傾
斜させても、再生画像中にノイズバーを生じさせること
は殆ど無い。何故なら、この回転ドラムと下ドラムとの
一体的な傾斜により磁気テープTの基準縁Teの一部が
磁気テープTの基準縁Teを案内するための部材(案内
部)から離間して、その離間した部分における磁気テー
プTの基準縁Teの位置が変動したとしても、その量
は、58μmのトラック幅に対しては影響が少ないから
である。しかし、EPモードではトラック幅がSPモー
ドのトラック幅の3分の1の19μmであるため、この
離間量は無視できないものとなり、再生画像中にはノイ
ズバーを生じさせる場合があることがことが明らかにな
った。
【0018】前記の問題は、19μmの記録跡幅を有す
る3本の記録跡を磁気テープTに同時に並列記録して、
図54(a)に示されているような記録跡パターンを磁
気テープTに形成させるようにした前述の新しい形態の
VTRについても同様に生じることはいうまでもない。
本発明は、これらの問題点を解決すべくなされたもので
あり、記録時とは異なる速度で磁気テープを走行させて
再生した場合や、記録時とは逆方向に磁気テープを走行
させて再生した場合でもノイズバーの発生しない磁気記
録再生装置を提供することを目的とするものである。
る3本の記録跡を磁気テープTに同時に並列記録して、
図54(a)に示されているような記録跡パターンを磁
気テープTに形成させるようにした前述の新しい形態の
VTRについても同様に生じることはいうまでもない。
本発明は、これらの問題点を解決すべくなされたもので
あり、記録時とは異なる速度で磁気テープを走行させて
再生した場合や、記録時とは逆方向に磁気テープを走行
させて再生した場合でもノイズバーの発生しない磁気記
録再生装置を提供することを目的とするものである。
【0019】更に、本発明の目的は、例えば、下ドラム
のリード角を磁気テープTの基準縁Teに対して5゜5
8’9.9”の傾斜角に設定した状態で記録を行い、即
ち、テレビジョン信号のフィールド又はフレーム信号を
単位とした所謂駒撮り記録を行い、この駒撮り記録した
パターンがVHS規格を満足したものとなり、これを連
続ノーマル再生した時に、CG画像など、連続動画を得
る磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
のリード角を磁気テープTの基準縁Teに対して5゜5
8’9.9”の傾斜角に設定した状態で記録を行い、即
ち、テレビジョン信号のフィールド又はフレーム信号を
単位とした所謂駒撮り記録を行い、この駒撮り記録した
パターンがVHS規格を満足したものとなり、これを連
続ノーマル再生した時に、CG画像など、連続動画を得
る磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記問題点
に鑑みなされたものであり、請求項1に係る発明は、
「上ドラムと、磁気テープの基準縁を案内するリードと
該磁気テープの摺接面とを少なくとも備えた下ドラムと
からなるドラム対を具備し、回転磁気ヘッドにより該ド
ラム対の周面の一部へ巻回された状態の磁気テープに傾
斜トラックを形成して信号の記録再生動作を行う磁気記
録再生装置において、該回転磁気ヘッドの回転軌跡面内
又はその近傍であって該下ドラムの中心軸に直交する直
線上に設けた該回転軌跡面の支持支点と、該回転磁気ヘ
ッドの該回転軌跡面を該直線の周りに所定角度に亘って
回動せしめる回転軌跡面回動手段と、該回転磁気ヘッド
と該回転磁気ヘッドの回転軸を支持する軸受とを具備し
た中間部材と、該下ドラムに対して、該中間部材を同軸
に懸架する懸架手段とを設け、該下ドラムと該中間部材
との間に該回転軌跡面の該支持支点を設けたことを特徴
とする磁気記録再生装置。」を提供するものであり、
に鑑みなされたものであり、請求項1に係る発明は、
「上ドラムと、磁気テープの基準縁を案内するリードと
該磁気テープの摺接面とを少なくとも備えた下ドラムと
からなるドラム対を具備し、回転磁気ヘッドにより該ド
ラム対の周面の一部へ巻回された状態の磁気テープに傾
斜トラックを形成して信号の記録再生動作を行う磁気記
録再生装置において、該回転磁気ヘッドの回転軌跡面内
又はその近傍であって該下ドラムの中心軸に直交する直
線上に設けた該回転軌跡面の支持支点と、該回転磁気ヘ
ッドの該回転軌跡面を該直線の周りに所定角度に亘って
回動せしめる回転軌跡面回動手段と、該回転磁気ヘッド
と該回転磁気ヘッドの回転軸を支持する軸受とを具備し
た中間部材と、該下ドラムに対して、該中間部材を同軸
に懸架する懸架手段とを設け、該下ドラムと該中間部材
との間に該回転軌跡面の該支持支点を設けたことを特徴
とする磁気記録再生装置。」を提供するものであり、
【0021】請求項2に係る発明は、「請求項1記載の
磁気記録再生装置において、該直線は、該ドラム対の周
面に対する磁気テープの巻付範囲の略中央位置を通過す
ることを特徴とする磁気記録再生装置。」を提供するも
のであり、
磁気記録再生装置において、該直線は、該ドラム対の周
面に対する磁気テープの巻付範囲の略中央位置を通過す
ることを特徴とする磁気記録再生装置。」を提供するも
のであり、
【0022】請求項3に係る発明は、「請求項1又は請
求項2記載の磁気記録再生装置において、該懸架手段
は、該下ドラムの中心軸に直交し該回転軌跡面の該支持
支点を含む平面の近傍において該下ドラムの内径部と遊
嵌すべく該中間部材の外径部に形成された第1の縁部
と、該中間部材を該装置の基部に弾発的に支持する支持
手段とからなることを特徴とする磁気記録再生装置。」
を提供するものであり、
求項2記載の磁気記録再生装置において、該懸架手段
は、該下ドラムの中心軸に直交し該回転軌跡面の該支持
支点を含む平面の近傍において該下ドラムの内径部と遊
嵌すべく該中間部材の外径部に形成された第1の縁部
と、該中間部材を該装置の基部に弾発的に支持する支持
手段とからなることを特徴とする磁気記録再生装置。」
を提供するものであり、
【0023】請求項4に係る発明は、「請求項1乃至請
求項3記載の何れか一の磁気記録再生装置において、該
回転軌跡面の該支持支点は、該下ドラムの内方に突出し
て形成された第2の縁部又は該第2の縁部と対向する該
中間部材の面の何れか一方に設けられた一対の孔と、該
一対の孔とそれぞれ遊嵌されるべく該第2の縁部又は該
第2の縁部と対向する該中間部材の面の何れか他方に設
けられた一対のピンとからなることを特徴とする磁気記
録再生装置。」を提供するものであり、
求項3記載の何れか一の磁気記録再生装置において、該
回転軌跡面の該支持支点は、該下ドラムの内方に突出し
て形成された第2の縁部又は該第2の縁部と対向する該
中間部材の面の何れか一方に設けられた一対の孔と、該
一対の孔とそれぞれ遊嵌されるべく該第2の縁部又は該
第2の縁部と対向する該中間部材の面の何れか他方に設
けられた一対のピンとからなることを特徴とする磁気記
録再生装置。」を提供するものであり、
【0024】請求項5に係る発明は、「請求項1又は請
求項2記載の磁気記録再生装置において、該懸架手段
は、該下ドラムの中心軸に直交し該回転軌跡面の該支持
支点を含む平面の近傍において該中間部材の外径部と遊
嵌すべく該下ドラムの内径部に形成された第1の縁部
と、該中間部材を該装置の基部に弾発的に支持する支持
手段とからなることを特徴とする磁気記録再生装置。」
を提供するものであり、
求項2記載の磁気記録再生装置において、該懸架手段
は、該下ドラムの中心軸に直交し該回転軌跡面の該支持
支点を含む平面の近傍において該中間部材の外径部と遊
嵌すべく該下ドラムの内径部に形成された第1の縁部
と、該中間部材を該装置の基部に弾発的に支持する支持
手段とからなることを特徴とする磁気記録再生装置。」
を提供するものであり、
【0025】請求項6に係る発明は、「請求項1、請求
項2又は請求項5記載の何れか一の磁気記録再生装置に
おいて、該回転軌跡面の該支持支点は、該中間部材の外
方に突出して形成された第2の縁部又は該第2の縁部と
対向する該下ドラムの面の何れか一方に設けられた一対
の孔と、該一対の孔とそれぞれ遊嵌されるべく該第2の
縁部又は該第2の縁部と対向する該下ドラムの面の何れ
か他方に設けられた一対のピンとからなることを特徴と
する磁気記録再生装置。」を提供するものであり、
項2又は請求項5記載の何れか一の磁気記録再生装置に
おいて、該回転軌跡面の該支持支点は、該中間部材の外
方に突出して形成された第2の縁部又は該第2の縁部と
対向する該下ドラムの面の何れか一方に設けられた一対
の孔と、該一対の孔とそれぞれ遊嵌されるべく該第2の
縁部又は該第2の縁部と対向する該下ドラムの面の何れ
か他方に設けられた一対のピンとからなることを特徴と
する磁気記録再生装置。」を提供するものであり、
【0026】請求項7に係る発明は、「請求項6記載の
磁気記録再生装置において、該中間部材の外方に突出し
て形成された該第2の縁部は、その外径が該下ドラムの
磁気テープ摺接面の外径と同一であることを特徴とする
磁気記録再生装置。」を提供するものであり、
磁気記録再生装置において、該中間部材の外方に突出し
て形成された該第2の縁部は、その外径が該下ドラムの
磁気テープ摺接面の外径と同一であることを特徴とする
磁気記録再生装置。」を提供するものであり、
【0027】請求項8に係る発明は、「上ドラムと、磁
気テープの基準縁を案内するリードと該磁気テープの摺
接面とを少なくとも備えた下ドラムとからなるドラム対
を具備し、回転磁気ヘッドにより該ドラム対の周面の一
部へ巻回された状態の磁気テープに傾斜トラックを形成
して信号の記録再生動作を行う磁気記録再生装置におい
て、該回転磁気ヘッドと該回転磁気ヘッドの回転軸を支
持する軸受とを具備した中間部材と、該回転磁気ヘッド
の回転軌跡面内又はその近傍であって該下ドラムの中心
軸に直交する直線上において該中間部材と該下ドラムと
を同軸に連結する可撓性部材と、該回転磁気ヘッドの該
回転軌跡面を該直線の周りに所定角度に亘って回動せし
める回転軌跡面回動手段とを具備し、該可撓性部材は、
その外径が該下ドラムの内径部と嵌合する大径リング
と、その内径が該中間部材の外径部と嵌合し該大径リン
グと同心に設けられた小径リングと、該直線上の二箇所
において該大径リングと該小径リングとを連結する連結
部材とからなり、該大径リングを該下ドラムに固定する
とともに該小径リングを該中間部材に固定したことを特
徴とする磁気記録再生装置。」を提供するものであり、
気テープの基準縁を案内するリードと該磁気テープの摺
接面とを少なくとも備えた下ドラムとからなるドラム対
を具備し、回転磁気ヘッドにより該ドラム対の周面の一
部へ巻回された状態の磁気テープに傾斜トラックを形成
して信号の記録再生動作を行う磁気記録再生装置におい
て、該回転磁気ヘッドと該回転磁気ヘッドの回転軸を支
持する軸受とを具備した中間部材と、該回転磁気ヘッド
の回転軌跡面内又はその近傍であって該下ドラムの中心
軸に直交する直線上において該中間部材と該下ドラムと
を同軸に連結する可撓性部材と、該回転磁気ヘッドの該
回転軌跡面を該直線の周りに所定角度に亘って回動せし
める回転軌跡面回動手段とを具備し、該可撓性部材は、
その外径が該下ドラムの内径部と嵌合する大径リング
と、その内径が該中間部材の外径部と嵌合し該大径リン
グと同心に設けられた小径リングと、該直線上の二箇所
において該大径リングと該小径リングとを連結する連結
部材とからなり、該大径リングを該下ドラムに固定する
とともに該小径リングを該中間部材に固定したことを特
徴とする磁気記録再生装置。」を提供するものであり、
【0028】請求項9に係る発明は、「請求項8記載の
磁気記録再生装置において、該直線は、該ドラム対の周
面に対する磁気テープの巻付範囲の略中央位置を通過す
ることを特徴とする磁気記録再生装置。」を提供するも
のであり、
磁気記録再生装置において、該直線は、該ドラム対の周
面に対する磁気テープの巻付範囲の略中央位置を通過す
ることを特徴とする磁気記録再生装置。」を提供するも
のであり、
【0029】請求項10に係る発明は、「請求項1乃至
請求項9記載の何れか一の磁気記録再生装置において、
該回転軌跡面回動手段は、該直線と直交し該下ドラムの
該中心軸を含む平面内において該下ドラムの中心軸と平
行な方向に該中間部材を押圧するカム部材であることを
特徴とする磁気記録再生装置。」を提供するものであ
り、
請求項9記載の何れか一の磁気記録再生装置において、
該回転軌跡面回動手段は、該直線と直交し該下ドラムの
該中心軸を含む平面内において該下ドラムの中心軸と平
行な方向に該中間部材を押圧するカム部材であることを
特徴とする磁気記録再生装置。」を提供するものであ
り、
【0030】請求項11に係る発明は、「請求項1乃至
請求項9記載の何れか一の磁気記録再生装置において、
該回転軌跡面回動手段は、該下ドラムの該中心軸と直交
し該回転軌跡面の該支持支点を含まない平面内において
該直線と直交する方向に該中間部材を押圧するカム部材
であることを特徴とする磁気記録再生装置。」を提供す
るものであり、
請求項9記載の何れか一の磁気記録再生装置において、
該回転軌跡面回動手段は、該下ドラムの該中心軸と直交
し該回転軌跡面の該支持支点を含まない平面内において
該直線と直交する方向に該中間部材を押圧するカム部材
であることを特徴とする磁気記録再生装置。」を提供す
るものであり、
【0031】請求項12に係る発明は、「請求項1乃至
請求項11記載の何れか一の磁気記録再生装置におい
て、該磁気テープの走行経路中、該ドラム対の入り口側
に設けられて該磁気テープの走行高さを規制する第1の
ガイドローラと、該磁気テープの走行経路中、該ドラム
対の出口側に設けられて該磁気テープの走行高さを規制
する第2のガイドローラと、該第1のガイドローラの高
さを該磁気テープの幅方向に変化させる第1の変位駆動
手段と、該第2のガイドローラの高さを該磁気テープの
幅方向に変化させる第2の変位駆動手段とを具備したこ
とを特徴とする磁気記録再生装置。」を提供するもので
あり、
請求項11記載の何れか一の磁気記録再生装置におい
て、該磁気テープの走行経路中、該ドラム対の入り口側
に設けられて該磁気テープの走行高さを規制する第1の
ガイドローラと、該磁気テープの走行経路中、該ドラム
対の出口側に設けられて該磁気テープの走行高さを規制
する第2のガイドローラと、該第1のガイドローラの高
さを該磁気テープの幅方向に変化させる第1の変位駆動
手段と、該第2のガイドローラの高さを該磁気テープの
幅方向に変化させる第2の変位駆動手段とを具備したこ
とを特徴とする磁気記録再生装置。」を提供するもので
あり、
【0032】請求項13に係る発明は、「上ドラムと、
磁気テープの基準縁を案内するリードと該磁気テープの
摺接面とを少なくとも備えた下ドラムとからなるドラム
対を具備し、回転磁気ヘッドにより該ドラム対の周面の
一部へ巻回された状態の磁気テープに傾斜トラックを形
成して信号の記録再生動作を行う磁気記録再生装置にお
いて、該下ドラムの中心軸に直交する第1の直線上に設
けた該下ドラムの支持支点と、該回転磁気ヘッドの回転
軌跡面内又はその近傍であって該第1の直線と平行な第
2の直線上に設けた該回転軌跡面の支持支点と、該下ド
ラムを該第1の直線の周りに所定角度に亘って回動せし
める下ドラム回動手段と、該回転軌跡面を該第2の直線
の周りに所定角度に亘って回動せしめる回転軌跡面回動
手段とを具備したことを特徴とする磁気記録再生装
置。」を提供するものであり、
磁気テープの基準縁を案内するリードと該磁気テープの
摺接面とを少なくとも備えた下ドラムとからなるドラム
対を具備し、回転磁気ヘッドにより該ドラム対の周面の
一部へ巻回された状態の磁気テープに傾斜トラックを形
成して信号の記録再生動作を行う磁気記録再生装置にお
いて、該下ドラムの中心軸に直交する第1の直線上に設
けた該下ドラムの支持支点と、該回転磁気ヘッドの回転
軌跡面内又はその近傍であって該第1の直線と平行な第
2の直線上に設けた該回転軌跡面の支持支点と、該下ド
ラムを該第1の直線の周りに所定角度に亘って回動せし
める下ドラム回動手段と、該回転軌跡面を該第2の直線
の周りに所定角度に亘って回動せしめる回転軌跡面回動
手段とを具備したことを特徴とする磁気記録再生装
置。」を提供するものであり、
【0033】請求項14に係る発明は、「請求項13記
載の磁気記録再生装置において、該第1の直線は、該ド
ラム対の周面に対する磁気テープの巻付範囲の略中央位
置を通過することを特徴とする磁気記録再生装置。」を
提供するものであり、
載の磁気記録再生装置において、該第1の直線は、該ド
ラム対の周面に対する磁気テープの巻付範囲の略中央位
置を通過することを特徴とする磁気記録再生装置。」を
提供するものであり、
【0034】請求項15に係る発明は、「請求項13又
は請求項14記載の磁気記録再生装置において、該回転
磁気ヘッドと該回転磁気ヘッドの回転軸を支持する軸受
とを具備した中間部材と、該下ドラムに対して、該中間
部材を同軸に懸架する第1の懸架手段と、該装置の基部
に対して、該下ドラムを懸架する第2の懸架手段とを設
け、該下ドラムと該中間部材との間に該回転軌跡面の該
支持支点を設けるとともに、該基部と該下ドラムとの間
に該下ドラムの該支持支点を設けたことを特徴とする磁
気記録再生装置。」を提供するものであり、
は請求項14記載の磁気記録再生装置において、該回転
磁気ヘッドと該回転磁気ヘッドの回転軸を支持する軸受
とを具備した中間部材と、該下ドラムに対して、該中間
部材を同軸に懸架する第1の懸架手段と、該装置の基部
に対して、該下ドラムを懸架する第2の懸架手段とを設
け、該下ドラムと該中間部材との間に該回転軌跡面の該
支持支点を設けるとともに、該基部と該下ドラムとの間
に該下ドラムの該支持支点を設けたことを特徴とする磁
気記録再生装置。」を提供するものであり、
【0035】請求項16に係る発明は、「上ドラムと下
ドラムとからなるドラム対を具備し、回転磁気ヘッドに
より該ドラム対の周面の一部へ巻回された状態の磁気テ
ープに傾斜トラックを形成して信号の記録再生動作を行
う磁気記録再生装置において、該下ドラムの磁気テープ
摺接面より小径であって該下ドラムの下部に形成された
段部と、該段部に遊嵌して該下ドラムの該磁気テープ摺
接面より大径である縁部を構成して該磁気テープの基準
縁を案内するリード部と、該下ドラムの中心軸に直交す
る第1の直線の周りに所定角度に亘って該ドラム対と該
回転磁気ヘッドとを一体に回動する第1の回動手段と、
該第1の直線と平行な第2の直線の周りに所定角度に亘
って該リード部を回動する第2の回動手段とを具備した
ことを特徴とする磁気記録再生装置。」を提供するもの
である。
ドラムとからなるドラム対を具備し、回転磁気ヘッドに
より該ドラム対の周面の一部へ巻回された状態の磁気テ
ープに傾斜トラックを形成して信号の記録再生動作を行
う磁気記録再生装置において、該下ドラムの磁気テープ
摺接面より小径であって該下ドラムの下部に形成された
段部と、該段部に遊嵌して該下ドラムの該磁気テープ摺
接面より大径である縁部を構成して該磁気テープの基準
縁を案内するリード部と、該下ドラムの中心軸に直交す
る第1の直線の周りに所定角度に亘って該ドラム対と該
回転磁気ヘッドとを一体に回動する第1の回動手段と、
該第1の直線と平行な第2の直線の周りに所定角度に亘
って該リード部を回動する第2の回動手段とを具備した
ことを特徴とする磁気記録再生装置。」を提供するもの
である。
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】なお、上ドラムDuが回転しない構成の場
合においては、磁気ヘッドを搭載して回転する中間ドラ
ム又はヘッドバー等の公知の部材を上ドラムDuと下ド
ラムDdとの間の空隙中に備えた構成であるべきことは
いうまでもない。
合においては、磁気ヘッドを搭載して回転する中間ドラ
ム又はヘッドバー等の公知の部材を上ドラムDuと下ド
ラムDdとの間の空隙中に備えた構成であるべきことは
いうまでもない。
【0049】図1及び図18において、Haは上ドラム
Duに取付けられた回転磁気ヘッドである。図中にはS
Pモード用の磁気ヘッド(以下「SPヘッド」とい
う。)とEPモード用のヘッド(以下「EPヘッド」と
いう。)とが隣接配設されている状態の回転磁気ヘッド
Haが示されている。なお、上ドラム(回転ドラム)D
uには、磁気ヘッドHaに対して180度対称の位置
に、回転磁気ヘッドHb(例えば図4参照)が取付けら
れている。上ドラムDuに取付けられるべき磁気ヘッド
は、これらの回転磁気ヘッドHa,Hbだけに限られな
いことはいうまでもない。
Duに取付けられた回転磁気ヘッドである。図中にはS
Pモード用の磁気ヘッド(以下「SPヘッド」とい
う。)とEPモード用のヘッド(以下「EPヘッド」と
いう。)とが隣接配設されている状態の回転磁気ヘッド
Haが示されている。なお、上ドラム(回転ドラム)D
uには、磁気ヘッドHaに対して180度対称の位置
に、回転磁気ヘッドHb(例えば図4参照)が取付けら
れている。上ドラムDuに取付けられるべき磁気ヘッド
は、これらの回転磁気ヘッドHa,Hbだけに限られな
いことはいうまでもない。
【0050】既述のように、磁気記録再生装置の固定部
の一部として機能するドラムベースDBに固設された下
ドラムDdには、それの外周面に磁気テープTの基準縁
Te(図53参照)の位置を規制する案内部Gが設けら
れている。そして、磁気記録再生装置の再生モードの如
何にかかわらず、上ドラムDuと下ドラムDdとのドラ
ムの周面の一部へ巻回された状態の磁気テープTは、下
ドラムDdの外周面に設けられている案内部Gによっ
て、その基準縁Teが確実に案内された状態でドラムの
周面上を走行したり停止した状態にされる。
の一部として機能するドラムベースDBに固設された下
ドラムDdには、それの外周面に磁気テープTの基準縁
Te(図53参照)の位置を規制する案内部Gが設けら
れている。そして、磁気記録再生装置の再生モードの如
何にかかわらず、上ドラムDuと下ドラムDdとのドラ
ムの周面の一部へ巻回された状態の磁気テープTは、下
ドラムDdの外周面に設けられている案内部Gによっ
て、その基準縁Teが確実に案内された状態でドラムの
周面上を走行したり停止した状態にされる。
【0051】図2は、その外周面の一部に磁気テープT
が巻回されている状態を示しているドラム対DAの平面
図である。同図において26,27は磁気テープTをド
ラム対DAの外周面にローディングする機構の一部とし
て使用される傾斜ポールを示している。磁気テープTは
ドラム対DAの外周面に対して、ドラムの中心角で18
0度よりも僅かに大きな角度と対応する範囲で巻回され
ている。
が巻回されている状態を示しているドラム対DAの平面
図である。同図において26,27は磁気テープTをド
ラム対DAの外周面にローディングする機構の一部とし
て使用される傾斜ポールを示している。磁気テープTは
ドラム対DAの外周面に対して、ドラムの中心角で18
0度よりも僅かに大きな角度と対応する範囲で巻回され
ている。
【0052】同図においてOはドラム対DAにおける下
ドラムDdの中心軸の位置を示しており、図中、90度
と表示した位置はドラムの周面に対する磁気テープの巻
付範囲の中央位置である。また、直線L1は前記したド
ラムの周面に対する磁気テープの巻付範囲の中央位置と
下ドラムDdの中心軸の位置Oとを結ぶ直線であり、直
線L2は、下ドラムDdの中心軸の位置Oを通過して直
線L1に直交する直線である。そして、本発明の磁気記
録再生装置において、下ドラムDdは既述のように装置
の固定部の一部として機能するドラムベースDBに固設
されているから、下ドラムDdの中心軸の位置は、常
に、図3中に直線Y−Yとして示されている一定の位置
に保持されている。
ドラムDdの中心軸の位置を示しており、図中、90度
と表示した位置はドラムの周面に対する磁気テープの巻
付範囲の中央位置である。また、直線L1は前記したド
ラムの周面に対する磁気テープの巻付範囲の中央位置と
下ドラムDdの中心軸の位置Oとを結ぶ直線であり、直
線L2は、下ドラムDdの中心軸の位置Oを通過して直
線L1に直交する直線である。そして、本発明の磁気記
録再生装置において、下ドラムDdは既述のように装置
の固定部の一部として機能するドラムベースDBに固設
されているから、下ドラムDdの中心軸の位置は、常
に、図3中に直線Y−Yとして示されている一定の位置
に保持されている。
【0053】図1において、磁気ヘッドHa,Hbを取
付けてある上ドラムDuは、ドラムモータMdの回転軸
1の軸受5,6を介して中間部材SA(図4,図5参
照)に取り付けられている。そして、この中間部材SA
は、下ドラムDdの内方空間部29aにおいて下ドラム
DdとドラムベースDBとの間に懸架された状態になっ
ており、中間部材SAとドラムベースDBとの間に設け
られた傾斜調節用の環状のカム部材CA(以下、単に
「環状のカム部材CA」という。)によって押圧されて
傾斜する構成になっている(図4,図5参照)。この中
間部材SAの傾斜により、上ドラムDuの中心軸の方向
が、例えば図3(b)に一点鎖線で示す方向(FB再
生)と点線で示す方向(FF再生)との間で点Ocを中
心に変化する。
付けてある上ドラムDuは、ドラムモータMdの回転軸
1の軸受5,6を介して中間部材SA(図4,図5参
照)に取り付けられている。そして、この中間部材SA
は、下ドラムDdの内方空間部29aにおいて下ドラム
DdとドラムベースDBとの間に懸架された状態になっ
ており、中間部材SAとドラムベースDBとの間に設け
られた傾斜調節用の環状のカム部材CA(以下、単に
「環状のカム部材CA」という。)によって押圧されて
傾斜する構成になっている(図4,図5参照)。この中
間部材SAの傾斜により、上ドラムDuの中心軸の方向
が、例えば図3(b)に一点鎖線で示す方向(FB再
生)と点線で示す方向(FF再生)との間で点Ocを中
心に変化する。
【0054】また、図18においては、磁気ヘッドH
a,Hbを取付けてある上ドラムDuは、ドラムモータ
Mdのロータ92(図19参照)が固着されており、上
ドラムDuは、軸受93,94を介して固定軸99を固
設してある中間部材SA(図19,図20参照)に取り
付けられている。そして、この中間部材SAは、図1を
参照して説明したのと同様に、下ドラムDdの内方空間
部29aにおいて下ドラムDdとドラムベースDBとの
間に懸架された状態になっており、環状のカム部材CA
によって押圧されて傾斜する構成になっている(図1
9,図20参照)。
a,Hbを取付けてある上ドラムDuは、ドラムモータ
Mdのロータ92(図19参照)が固着されており、上
ドラムDuは、軸受93,94を介して固定軸99を固
設してある中間部材SA(図19,図20参照)に取り
付けられている。そして、この中間部材SAは、図1を
参照して説明したのと同様に、下ドラムDdの内方空間
部29aにおいて下ドラムDdとドラムベースDBとの
間に懸架された状態になっており、環状のカム部材CA
によって押圧されて傾斜する構成になっている(図1
9,図20参照)。
【0055】そしてこの中間部材SAは、回転磁気ヘッ
ドHa,Hbの回転軌跡面近傍において下ドラムDdの
中心軸に直交する面で、下ドラムDdの内径に嵌合する
とともに、この嵌合部付近の面内にあって下ドラムDd
の中心軸と直交し、且つ前記直線L1と平行な直線L3上
に構成させた2つの回動支点によって回動自在に支持さ
れている。従って、直線L3を回動中心として中間部材
SAを回動させて、直線L3に直交し、且つ下ドラムの
中心軸を通る直線L4(直線L2に平行)と下ドラムの中
心軸とを含む面内で前記の回転軸1を傾斜させると、上
ドラムDuに取付けられている回転磁気ヘッドHa,H
bの回転軌跡面の傾きが変化することになり、回転磁気
ヘッドHa,Hbを磁気テープTの記録跡に良好に追跡
できるようにさせることが可能となる。
ドHa,Hbの回転軌跡面近傍において下ドラムDdの
中心軸に直交する面で、下ドラムDdの内径に嵌合する
とともに、この嵌合部付近の面内にあって下ドラムDd
の中心軸と直交し、且つ前記直線L1と平行な直線L3上
に構成させた2つの回動支点によって回動自在に支持さ
れている。従って、直線L3を回動中心として中間部材
SAを回動させて、直線L3に直交し、且つ下ドラムの
中心軸を通る直線L4(直線L2に平行)と下ドラムの中
心軸とを含む面内で前記の回転軸1を傾斜させると、上
ドラムDuに取付けられている回転磁気ヘッドHa,H
bの回転軌跡面の傾きが変化することになり、回転磁気
ヘッドHa,Hbを磁気テープTの記録跡に良好に追跡
できるようにさせることが可能となる。
【0056】まず、図4、図5を参照して本発明に係る
磁気記録再生装置の第1実施例について説明する。図4
(a)は、図1を参照して先に説明した第1の形式に係
るドラム対周辺の構成の断面図であり、図2中の90度
−270度線位置における断面を示す。同様に、図4
(b)は、図2中の0度−180度線位置における断面
を示す。また、図5は、図4に示すドラム対周辺の要部
の分解斜視図であり、同図(a),(c),(e),
(g)は、それぞれ同一方向からみた下ドラムDd、中
間部材SA、環状のカム部材CA、ドラムベースDBを
示す。なお、同図(b),(d)は、それぞれ同図
(a),(c)に示す下ドラムDdと中間部材SAとを
背面側から見た図である。また、同図(f)は、同図
(e)に示す環状のカム部材CAの側面図であり、同図
(h)は、同図(c)に示す回動支点用部材30,31
の拡大斜視図である。
磁気記録再生装置の第1実施例について説明する。図4
(a)は、図1を参照して先に説明した第1の形式に係
るドラム対周辺の構成の断面図であり、図2中の90度
−270度線位置における断面を示す。同様に、図4
(b)は、図2中の0度−180度線位置における断面
を示す。また、図5は、図4に示すドラム対周辺の要部
の分解斜視図であり、同図(a),(c),(e),
(g)は、それぞれ同一方向からみた下ドラムDd、中
間部材SA、環状のカム部材CA、ドラムベースDBを
示す。なお、同図(b),(d)は、それぞれ同図
(a),(c)に示す下ドラムDdと中間部材SAとを
背面側から見た図である。また、同図(f)は、同図
(e)に示す環状のカム部材CAの側面図であり、同図
(h)は、同図(c)に示す回動支点用部材30,31
の拡大斜視図である。
【0057】外周面に磁気テープの基準縁の案内部Gを
形成してある下ドラムDdは、ドラムベースDBに対し
て、複数のねじ32によって固着されている。下ドラム
Ddの内方に形成されている内方空間部29aに設けら
れている中間部材SAは、その外周面の上端から突出し
た縁部28が設けられており、縁部28の先端は、下ド
ラムDdの内周面に所定の僅かなクリアランスをもって
嵌合している。すなわち、中間部材SAの縁部28は、
その外径寸法が下ドラムDdの内方空間部29aの内径
より僅かに小さな直径を有するように構成されている。
なお、縁部28の先端には、図4(b)中、点Ocを中
心としたR形状を設けておくことが望ましい。これによ
り、縁部28に構造上充分な肉厚を設けた上で、嵌合ク
リアランスを充分小さくすることができるからである。
すなわち、中間部材SAが点Oc(直線L3)を中心に
回動した場合、縁部28の先端は下ドラムDdの内径に
噛みつくことなく、滑らかな回動が可能になるとともに
中間部材SAの回動中心は点Oc上に精度よく維持され
ることになる。
形成してある下ドラムDdは、ドラムベースDBに対し
て、複数のねじ32によって固着されている。下ドラム
Ddの内方に形成されている内方空間部29aに設けら
れている中間部材SAは、その外周面の上端から突出し
た縁部28が設けられており、縁部28の先端は、下ド
ラムDdの内周面に所定の僅かなクリアランスをもって
嵌合している。すなわち、中間部材SAの縁部28は、
その外径寸法が下ドラムDdの内方空間部29aの内径
より僅かに小さな直径を有するように構成されている。
なお、縁部28の先端には、図4(b)中、点Ocを中
心としたR形状を設けておくことが望ましい。これによ
り、縁部28に構造上充分な肉厚を設けた上で、嵌合ク
リアランスを充分小さくすることができるからである。
すなわち、中間部材SAが点Oc(直線L3)を中心に
回動した場合、縁部28の先端は下ドラムDdの内径に
噛みつくことなく、滑らかな回動が可能になるとともに
中間部材SAの回動中心は点Oc上に精度よく維持され
ることになる。
【0058】また、回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌
跡面近傍に位置する直線L3上の2つの位置に設けられ
た回動支点用部材30,31によって、中間部材SAは
下ドラムDdに対して回動自在に支持されている。すな
わち、直線L3上の位置における中間部材SAの上端部
28aに植設されたピン形状の回動支点用部材30,3
1が、下ドラムDdの縁部29に設けられた二つの透孔
29bとそれぞれ遊嵌することにより二つの回動支点が
構成されている。なお、回動支点用部材30,31は図
5(h)に示すように、下ドラムDdの透孔29bと遊
嵌すべき小径部30aと下ドラムDdと中間部材SAと
の間に所定の間隔を維持するための大径のスペーサ部3
0bと中間部材SAに植設されるべき小径部30cとか
らなっている。
跡面近傍に位置する直線L3上の2つの位置に設けられ
た回動支点用部材30,31によって、中間部材SAは
下ドラムDdに対して回動自在に支持されている。すな
わち、直線L3上の位置における中間部材SAの上端部
28aに植設されたピン形状の回動支点用部材30,3
1が、下ドラムDdの縁部29に設けられた二つの透孔
29bとそれぞれ遊嵌することにより二つの回動支点が
構成されている。なお、回動支点用部材30,31は図
5(h)に示すように、下ドラムDdの透孔29bと遊
嵌すべき小径部30aと下ドラムDdと中間部材SAと
の間に所定の間隔を維持するための大径のスペーサ部3
0bと中間部材SAに植設されるべき小径部30cとか
らなっている。
【0059】ここで、回動支点用部材30,31によっ
て、下ドラムDdと中間部材SAとの間に構成された2
個の回動支点を含む面と、中間部材SAの縁部28が下
ドラムDdの内壁面と嵌合する面とは極めて近接して構
成されている。また更に、回動支点用部材30,31に
よって、下ドラムDdと中間部材SAとの間に構成され
た2個の回動支点を含む面は、回転磁気ヘッドHa,H
bの回転軌跡面に近接している。このような構成とする
ことにより、2つの回動支点を結ぶ直線L3を回動の中
心軸として中間部材SAを回動させて、直線L4と下ド
ラムの中心軸とを含む面内で回転軸1を傾斜させて回転
磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡を変化させても回転磁
気ヘッドHa,Hbの回転軌跡が下ドラムDdの外周面
の延長面の位置から大きくずれることがなくなる。した
がって、回転磁気ヘッドHa,Hbの磁気空隙部と磁気
テープTとの接触状態を悪化させることがなく、常に良
好な再生画像が得られる。
て、下ドラムDdと中間部材SAとの間に構成された2
個の回動支点を含む面と、中間部材SAの縁部28が下
ドラムDdの内壁面と嵌合する面とは極めて近接して構
成されている。また更に、回動支点用部材30,31に
よって、下ドラムDdと中間部材SAとの間に構成され
た2個の回動支点を含む面は、回転磁気ヘッドHa,H
bの回転軌跡面に近接している。このような構成とする
ことにより、2つの回動支点を結ぶ直線L3を回動の中
心軸として中間部材SAを回動させて、直線L4と下ド
ラムの中心軸とを含む面内で回転軸1を傾斜させて回転
磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡を変化させても回転磁
気ヘッドHa,Hbの回転軌跡が下ドラムDdの外周面
の延長面の位置から大きくずれることがなくなる。した
がって、回転磁気ヘッドHa,Hbの磁気空隙部と磁気
テープTとの接触状態を悪化させることがなく、常に良
好な再生画像が得られる。
【0060】次に、中間部材SAに作用して中間部材S
Aを回動させる機構について説明する。ドラムベースD
Bと中間部材SAとの間に設けられている環状のカム部
材CAの具体的な構成例の一つを図5(e)に示す。ド
ラムベースDBには図5(g)に示されているように、
環状のカム部材CAの環状部34を嵌合させるべき案内
溝33が設けられていて、環状のカム部材CAはこの案
内溝33中に、その環状部34が回動自在に嵌合される
ことにより位置決めされる。環状のカム部材CAにおけ
る環状部34には、所定形状のカム輪郭34a,34b
が形成されている。
Aを回動させる機構について説明する。ドラムベースD
Bと中間部材SAとの間に設けられている環状のカム部
材CAの具体的な構成例の一つを図5(e)に示す。ド
ラムベースDBには図5(g)に示されているように、
環状のカム部材CAの環状部34を嵌合させるべき案内
溝33が設けられていて、環状のカム部材CAはこの案
内溝33中に、その環状部34が回動自在に嵌合される
ことにより位置決めされる。環状のカム部材CAにおけ
る環状部34には、所定形状のカム輪郭34a,34b
が形成されている。
【0061】また、環状部34には連結部35を介して
ギヤ22が設けられている。そして、中間部材SAや環
状のカム部材CAは、スプリング38〜41による付勢
により、ドラムベースDBに対して弾発的に連結支持さ
れている。スプリング38,39は、図4(a)に示す
ように、ドラムベースDBに設けられている穴44,4
5と中間部材SAに設けた穴46,47とに挿入されて
おり、スプリング40,41は、同図(b)に示すよう
に、ドラムベースDBに設けられている穴48,49と
ドラムモータ取付基板7に設けた穴50,51とに挿入
されている。
ギヤ22が設けられている。そして、中間部材SAや環
状のカム部材CAは、スプリング38〜41による付勢
により、ドラムベースDBに対して弾発的に連結支持さ
れている。スプリング38,39は、図4(a)に示す
ように、ドラムベースDBに設けられている穴44,4
5と中間部材SAに設けた穴46,47とに挿入されて
おり、スプリング40,41は、同図(b)に示すよう
に、ドラムベースDBに設けられている穴48,49と
ドラムモータ取付基板7に設けた穴50,51とに挿入
されている。
【0062】環状のカム部材CAのギヤ22には、図1
に示すように、モータMgの回転力が減速器19と出力
軸20とピニオン21とを介して伝達されるようになっ
ている。そして、モータMgの正逆回転に応じて、環状
のカム部材CAは、その環状部34がドラムベースDB
の案内溝33に案内されて回動する。そしてこの際、中
間部材SAに設けられている従動体36,37が環状の
カム部材CAの環状部34に構成されている所定形状の
カム輪郭34a,34bと係合することによって、中間
部材SAが回動支点用部材30,31によって構成され
た2個の回動支点を結ぶ直線L3を回動中心として回動
する。この結果、上ドラムDuの回転軸であるドラムモ
ータMdの回転軸1は傾斜して回転磁気ヘッドHa,H
bの回転軌跡面の位置が変化することになる。
に示すように、モータMgの回転力が減速器19と出力
軸20とピニオン21とを介して伝達されるようになっ
ている。そして、モータMgの正逆回転に応じて、環状
のカム部材CAは、その環状部34がドラムベースDB
の案内溝33に案内されて回動する。そしてこの際、中
間部材SAに設けられている従動体36,37が環状の
カム部材CAの環状部34に構成されている所定形状の
カム輪郭34a,34bと係合することによって、中間
部材SAが回動支点用部材30,31によって構成され
た2個の回動支点を結ぶ直線L3を回動中心として回動
する。この結果、上ドラムDuの回転軸であるドラムモ
ータMdの回転軸1は傾斜して回転磁気ヘッドHa,H
bの回転軌跡面の位置が変化することになる。
【0063】上ドラムDuを回転駆動するドラムモータ
Mdの回転軸1は、中間部材SAに設けられている軸受
5,6によって回転自在に支持されている。図4に示し
たドラムモータMdは、所謂アウターロータ型と呼ばれ
る形式のものである。環状の永久磁石14が支持板8に
固着されており、支持板8は、ねじ9,10によって軸
固着部材11に取り付けられている。この軸固着部材1
1は、その中心孔に回転軸1を嵌合させた後に、止めね
じによって回転軸1に固着されている。コイル15〜1
8が設けられているステータ105の取付部材は、ねじ
12,13によってドラムモータ取付基板7と中間部材
SAとに取り付けられている。また、ドラムモータ取付
基板7は中間部材SAに、図4(b)に示すように、ね
じ42,43によっても取り付けられている。
Mdの回転軸1は、中間部材SAに設けられている軸受
5,6によって回転自在に支持されている。図4に示し
たドラムモータMdは、所謂アウターロータ型と呼ばれ
る形式のものである。環状の永久磁石14が支持板8に
固着されており、支持板8は、ねじ9,10によって軸
固着部材11に取り付けられている。この軸固着部材1
1は、その中心孔に回転軸1を嵌合させた後に、止めね
じによって回転軸1に固着されている。コイル15〜1
8が設けられているステータ105の取付部材は、ねじ
12,13によってドラムモータ取付基板7と中間部材
SAとに取り付けられている。また、ドラムモータ取付
基板7は中間部材SAに、図4(b)に示すように、ね
じ42,43によっても取り付けられている。
【0064】一方、中間部材SAに設けられている軸受
5,6によって回転自在に支持されている回転軸1は、
上ドラム固着部材2に嵌合固着されている。また、上ド
ラム固着部材2には、上ドラムDuがねじ3,4によっ
て固着されていて、ドラムモータMdは回転軸1によっ
て上ドラムDuを回転させる。23は上ドラムDu側の
回転トランス、24は中間部材SA側の回転トランスで
あるが、既述のように中間部材SAが回動々作して回転
軸1が傾斜しても、これら2つの回転トランス23,2
4の相互の間隙は一定の状態に保持されるため、伝達さ
れる信号にレベルの変動が生じることもない。
5,6によって回転自在に支持されている回転軸1は、
上ドラム固着部材2に嵌合固着されている。また、上ド
ラム固着部材2には、上ドラムDuがねじ3,4によっ
て固着されていて、ドラムモータMdは回転軸1によっ
て上ドラムDuを回転させる。23は上ドラムDu側の
回転トランス、24は中間部材SA側の回転トランスで
あるが、既述のように中間部材SAが回動々作して回転
軸1が傾斜しても、これら2つの回転トランス23,2
4の相互の間隙は一定の状態に保持されるため、伝達さ
れる信号にレベルの変動が生じることもない。
【0065】モータMgは、中間部材SAの回動量、す
なわち、回転軸1の傾斜量を変化させる際に使用される
駆動機構の動力源のモータであり、図示しない駆動制御
回路に制御されて、その回転力が減速器19と出力軸2
0とピニオン21及びギヤ22を介して環状のカム部材
CAに伝達される。25は環状のカム部材CAの回動位
置を検出する位置検出装置(例えば、フオトインタラプ
タ)であり、ドラムベースDBに取り付けられている
(図1参照)。そして、この位置検出装置25は、環状
のカム部材CAのギヤ22の特定な位置に設けられた位
置検出用の透孔52〜54(図5参照)と協働して位置
検出信号を発生する。
なわち、回転軸1の傾斜量を変化させる際に使用される
駆動機構の動力源のモータであり、図示しない駆動制御
回路に制御されて、その回転力が減速器19と出力軸2
0とピニオン21及びギヤ22を介して環状のカム部材
CAに伝達される。25は環状のカム部材CAの回動位
置を検出する位置検出装置(例えば、フオトインタラプ
タ)であり、ドラムベースDBに取り付けられている
(図1参照)。そして、この位置検出装置25は、環状
のカム部材CAのギヤ22の特定な位置に設けられた位
置検出用の透孔52〜54(図5参照)と協働して位置
検出信号を発生する。
【0066】そして、この位置検出信号は前述した図示
しない駆動制御回路に供給される。また、この位置検出
装置25には、例えば、スプリングによって付勢されて
環状のカム部材CAに当接するボールを備えた構造が設
けられる一方、環状のカム部材CAのギヤ22には、透
孔55〜57(図5(e)参照)が設けられており、こ
れらによってストッパ機構が構成されている。すなわ
ち、環状のカム部材CAのギヤ22の特定な位置に設け
られたストッパ用の透孔55〜57の内の選択された1
個のものに、ボールを係合させることにより環状のカム
部材CAの回動位置、すなわち回転軸1の傾斜態様を設
定することができる。
しない駆動制御回路に供給される。また、この位置検出
装置25には、例えば、スプリングによって付勢されて
環状のカム部材CAに当接するボールを備えた構造が設
けられる一方、環状のカム部材CAのギヤ22には、透
孔55〜57(図5(e)参照)が設けられており、こ
れらによってストッパ機構が構成されている。すなわ
ち、環状のカム部材CAのギヤ22の特定な位置に設け
られたストッパ用の透孔55〜57の内の選択された1
個のものに、ボールを係合させることにより環状のカム
部材CAの回動位置、すなわち回転軸1の傾斜態様を設
定することができる。
【0067】図7は、環状のカム部材CAを回動させた
ときに、その環状部34の円周方向に構成させたカム輪
郭34a,34bと、これらに当接する中間部材SAの
カム従動体36,37との関係及び、その際の回転磁気
ヘッドHa,Hbの回転軌跡面の位置の変化を示す図で
ある。図7(a),(d),(g)は、それぞれ図4
(b)に示されている縦断面図と同様に、図1中のA−
A線位置(図2中の0度−180度線位置)におけるド
ラム対DAの断面図である。
ときに、その環状部34の円周方向に構成させたカム輪
郭34a,34bと、これらに当接する中間部材SAの
カム従動体36,37との関係及び、その際の回転磁気
ヘッドHa,Hbの回転軌跡面の位置の変化を示す図で
ある。図7(a),(d),(g)は、それぞれ図4
(b)に示されている縦断面図と同様に、図1中のA−
A線位置(図2中の0度−180度線位置)におけるド
ラム対DAの断面図である。
【0068】図7(a),(d),(g)の各図に示さ
れているドラム対DA付近の断面図中のY−Y線は、下
ドラムDdの中心軸の方向(図3中の直線Y−Yの方向
に同じ)を示している。図7(a)は、ノーマル再生を
行っている場合のドラム対DA付近の断面図であり、回
転軸1が下ドラムDdの中心軸と一致している状態を示
している。同図(b)は、この時の環状のカム部材CA
の回動調節の状態を示す平面図である。なお、図中の直
線L1,L2は、図2に示した直線L1,L2と対応するも
のである。また、図7(c)は、ノーマル再生時におけ
る環状のカム部材CAの側面図である。
れているドラム対DA付近の断面図中のY−Y線は、下
ドラムDdの中心軸の方向(図3中の直線Y−Yの方向
に同じ)を示している。図7(a)は、ノーマル再生を
行っている場合のドラム対DA付近の断面図であり、回
転軸1が下ドラムDdの中心軸と一致している状態を示
している。同図(b)は、この時の環状のカム部材CA
の回動調節の状態を示す平面図である。なお、図中の直
線L1,L2は、図2に示した直線L1,L2と対応するも
のである。また、図7(c)は、ノーマル再生時におけ
る環状のカム部材CAの側面図である。
【0069】図7(d)は、FF再生を行っている場合
のドラム対DA付近の断面図であり、回転軸1は下ドラ
ムDdの中心軸に対し、右方向に傾いた状態を示してい
る。同図(e)は、この時の環状のカム部材CAの回動
調節の状態を示す平面図である。また、同図(f)は、
FF再生時における環状のカム部材CAの側面図であ
る。 また、図7(g)は、FB再生を行っている場合
のドラム対DA付近の断面図であり、回転軸1は下ドラ
ムDdの中心軸に対し、左方向に傾いた状態を示してい
る。同図(h)は、この時の環状のカム部材CAの回動
調節の状態を示す平面図である。また、同図(i)は、
FB再生時における環状のカム部材CAの側面図であ
る。
のドラム対DA付近の断面図であり、回転軸1は下ドラ
ムDdの中心軸に対し、右方向に傾いた状態を示してい
る。同図(e)は、この時の環状のカム部材CAの回動
調節の状態を示す平面図である。また、同図(f)は、
FF再生時における環状のカム部材CAの側面図であ
る。 また、図7(g)は、FB再生を行っている場合
のドラム対DA付近の断面図であり、回転軸1は下ドラ
ムDdの中心軸に対し、左方向に傾いた状態を示してい
る。同図(h)は、この時の環状のカム部材CAの回動
調節の状態を示す平面図である。また、同図(i)は、
FB再生時における環状のカム部材CAの側面図であ
る。
【0070】さて、本発明の磁気記録再生装置における
再生動作モードの設定は、操作者が磁気記録再生装置の
図示しない操作部に対して動作モードの情報を入力する
ことによって行なわれる。再生動作モードが、ノーマル
再生モード、FF再生モード、FB再生モードのように
変更されると、これらの再生モードの変更と対応して、
環状のカム部材CAが、ドラムベースDB上で選択され
た所定の回動位置まで正確に回動し、その位置に固定さ
れた状態にされることが必要である。以下、各再生動作
モードが指定された場合の磁気記録再生装置の動作につ
いて説明する。
再生動作モードの設定は、操作者が磁気記録再生装置の
図示しない操作部に対して動作モードの情報を入力する
ことによって行なわれる。再生動作モードが、ノーマル
再生モード、FF再生モード、FB再生モードのように
変更されると、これらの再生モードの変更と対応して、
環状のカム部材CAが、ドラムベースDB上で選択され
た所定の回動位置まで正確に回動し、その位置に固定さ
れた状態にされることが必要である。以下、各再生動作
モードが指定された場合の磁気記録再生装置の動作につ
いて説明する。
【0071】ノーマル再生モードが指定されると、図示
されていない制御装置はモータMg、減速器19、出力
軸20、ピニオン21(図1参照)とを介し、環状のカ
ム部材CAに設けられているギヤ22に対して、モータ
の動力を伝達して、環状のカム部材CAを回動させる。
これにより、環状のカム部材CAの円周方向に構成させ
たカム輪郭34a,34bが中間部材SAに形成されて
いるカム従動体36,37に作用して、直線L3を回動
中心として中間部材SAを回動する。これにより、中間
部材SAに軸受5,6を介して支持されている回転軸1
が、下ドラムDdの中心軸と一致している状態(図7
(a)の状態)になると、環状のカム部材CAのギヤ2
2に設けられたノーマル再生モード用の透孔53が位置
検出装置25に至り、位置検出装置25は位置検出信号
を発生する。そして、この位置検出信号によって駆動制
御回路の動作が制御されてモータMgの回転が停止され
るとともに、位置検出装置25に設けられているストッ
パ機構におけるスプリングによって付勢されたボール
が、環状のカム部材CAに設けられたストッパ用の透孔
56に係合して、環状のカム部材CAをノーマル再生と
対応して定められた回動位置に固定する。
されていない制御装置はモータMg、減速器19、出力
軸20、ピニオン21(図1参照)とを介し、環状のカ
ム部材CAに設けられているギヤ22に対して、モータ
の動力を伝達して、環状のカム部材CAを回動させる。
これにより、環状のカム部材CAの円周方向に構成させ
たカム輪郭34a,34bが中間部材SAに形成されて
いるカム従動体36,37に作用して、直線L3を回動
中心として中間部材SAを回動する。これにより、中間
部材SAに軸受5,6を介して支持されている回転軸1
が、下ドラムDdの中心軸と一致している状態(図7
(a)の状態)になると、環状のカム部材CAのギヤ2
2に設けられたノーマル再生モード用の透孔53が位置
検出装置25に至り、位置検出装置25は位置検出信号
を発生する。そして、この位置検出信号によって駆動制
御回路の動作が制御されてモータMgの回転が停止され
るとともに、位置検出装置25に設けられているストッ
パ機構におけるスプリングによって付勢されたボール
が、環状のカム部材CAに設けられたストッパ用の透孔
56に係合して、環状のカム部材CAをノーマル再生と
対応して定められた回動位置に固定する。
【0072】次に、FF再生モードが指定された場合の
動作について説明する。FF再生モードが指定される
と、図示されていない制御装置はモータMg、減速器1
9、出力軸20、ピニオン21(図1参照)とを介し、
環状のカム部材CAに設けられているギヤ22に対し
て、モータの動力を伝達して、環状のカム部材CAを回
動させる。これにより、環状のカム部材CAの円周方向
に構成させたカム輪郭34a,34bが中間部材SAに
形成されているカム従動体36,37に作用して、直線
L3を回動中心として中間部材SAを回動する。これに
より、中間部材SAに軸受5,6を介して支持されてい
る回転軸1が、下ドラムDdの中心軸に対して右方向に
傾いた状態(図7(d)の状態)になると、環状のカム
部材CAのギヤ22に設けられたFF再生モード用の透
孔54が位置検出装置25に至り、位置検出装置25は
位置検出信号を発生する。そして、この位置検出信号に
よって駆動制御回路の動作が制御されてモータMgの回
転が停止されるとともに、位置検出装置25に設けられ
ているストッパ機構におけるスプリングによって付勢さ
れたボールが、環状のカム部材CAに設けられたストッ
パ用の透孔57に係合して、環状のカム部材CAをFF
再生と対応して定められた回動位置に固定する。
動作について説明する。FF再生モードが指定される
と、図示されていない制御装置はモータMg、減速器1
9、出力軸20、ピニオン21(図1参照)とを介し、
環状のカム部材CAに設けられているギヤ22に対し
て、モータの動力を伝達して、環状のカム部材CAを回
動させる。これにより、環状のカム部材CAの円周方向
に構成させたカム輪郭34a,34bが中間部材SAに
形成されているカム従動体36,37に作用して、直線
L3を回動中心として中間部材SAを回動する。これに
より、中間部材SAに軸受5,6を介して支持されてい
る回転軸1が、下ドラムDdの中心軸に対して右方向に
傾いた状態(図7(d)の状態)になると、環状のカム
部材CAのギヤ22に設けられたFF再生モード用の透
孔54が位置検出装置25に至り、位置検出装置25は
位置検出信号を発生する。そして、この位置検出信号に
よって駆動制御回路の動作が制御されてモータMgの回
転が停止されるとともに、位置検出装置25に設けられ
ているストッパ機構におけるスプリングによって付勢さ
れたボールが、環状のカム部材CAに設けられたストッ
パ用の透孔57に係合して、環状のカム部材CAをFF
再生と対応して定められた回動位置に固定する。
【0073】次に、FB再生モードが指定された場合の
動作について説明する。FB再生モードが指定される
と、図示されていない制御装置はモータMg、減速器1
9、出力軸20、ピニオン21(図1参照)とを介し、
環状のカム部材CAに設けられているギヤ22に対し
て、モータの動力を伝達して、環状のカム部材CAを回
動させる。これにより、環状のカム部材CAの円周方向
に構成させたカム輪郭34a,34bが中間部材SAに
形成されているカム従動体36,37に作用して、直線
L3を回動中心として中間部材SAを回動する。これに
より、中間部材SAに軸受5,6を介して支持されてい
る回転軸1が、下ドラムDdの中心軸に対して左方向に
傾いた状態(図7(g)の状態)になると、環状のカム
部材CAのギヤ22に設けられたFB再生モード用の透
孔52が位置検出装置25に至り、位置検出装置25は
位置検出信号を発生する。そして、この位置検出信号に
よって駆動制御回路の動作が制御されてモータMgの回
転が停止されるとともに、位置検出装置25に設けられ
ているストッパ機構におけるスプリングによって付勢さ
れたボールが、環状のカム部材CAに設けられたストッ
パ用の透孔55に係合して、環状のカム部材CAをFB
再生と対応して定められた回動位置に固定する。
動作について説明する。FB再生モードが指定される
と、図示されていない制御装置はモータMg、減速器1
9、出力軸20、ピニオン21(図1参照)とを介し、
環状のカム部材CAに設けられているギヤ22に対し
て、モータの動力を伝達して、環状のカム部材CAを回
動させる。これにより、環状のカム部材CAの円周方向
に構成させたカム輪郭34a,34bが中間部材SAに
形成されているカム従動体36,37に作用して、直線
L3を回動中心として中間部材SAを回動する。これに
より、中間部材SAに軸受5,6を介して支持されてい
る回転軸1が、下ドラムDdの中心軸に対して左方向に
傾いた状態(図7(g)の状態)になると、環状のカム
部材CAのギヤ22に設けられたFB再生モード用の透
孔52が位置検出装置25に至り、位置検出装置25は
位置検出信号を発生する。そして、この位置検出信号に
よって駆動制御回路の動作が制御されてモータMgの回
転が停止されるとともに、位置検出装置25に設けられ
ているストッパ機構におけるスプリングによって付勢さ
れたボールが、環状のカム部材CAに設けられたストッ
パ用の透孔55に係合して、環状のカム部材CAをFB
再生と対応して定められた回動位置に固定する。
【0074】図8は、環状のカム部材CAの他の構成例
を示す図である。図8(a)は環状のカム部材CAの一
部の斜視図であり、図中のOは環状のカム部材CAにお
ける環状部34の中心点を示している。環状部34に
は、図中に示されている90度−270度の線の両側の
部分に、中心点Oを通過する直線Lf2,Lf1,Ln,
Lb1,Lb2上の位置に対応して、それぞれ各一対の異
なるカム輪郭60〜69が構成されている。図8(b)
は、環状のカム部材CAにおける環状部34の一部に構
成されているカム輪郭61,63,65,67,69の
構成を示す環状部34の側面図である。図中に示されて
いる−11,−5,0,+5,+11の表示において、
0はノーマル再生用のカム輪郭であることを示し、−5
の符号と−11の符号は、それぞれ−5倍速、−11倍
速のFB再生用のカム輪郭であることを示し、+5の符
号と+11の符号は、それぞれ+5倍速、+11倍速の
FF再生用のカム輪郭であることをそれぞれ示してい
る。
を示す図である。図8(a)は環状のカム部材CAの一
部の斜視図であり、図中のOは環状のカム部材CAにお
ける環状部34の中心点を示している。環状部34に
は、図中に示されている90度−270度の線の両側の
部分に、中心点Oを通過する直線Lf2,Lf1,Ln,
Lb1,Lb2上の位置に対応して、それぞれ各一対の異
なるカム輪郭60〜69が構成されている。図8(b)
は、環状のカム部材CAにおける環状部34の一部に構
成されているカム輪郭61,63,65,67,69の
構成を示す環状部34の側面図である。図中に示されて
いる−11,−5,0,+5,+11の表示において、
0はノーマル再生用のカム輪郭であることを示し、−5
の符号と−11の符号は、それぞれ−5倍速、−11倍
速のFB再生用のカム輪郭であることを示し、+5の符
号と+11の符号は、それぞれ+5倍速、+11倍速の
FF再生用のカム輪郭であることをそれぞれ示してい
る。
【0075】図8(c)は、環状のカム部材CAのカム
輪郭60〜69に中間部材SAのカム従動体36,37
を圧接させて、2つの回動支点用部材30,31によっ
て構成される2つの回動支点を結ぶ直線L3を回動中心
として中間部材SAを回動させたときに、回転磁気ヘッ
ドHa,Hbの回転軌跡面の傾きが変化する様子を示す
図である。なお、図8に示した環状のカム部材CAは、
図5又は図7を参照して説明した環状のカム部材CAの
代わりに、そのまま図4に示した第1実施例に適用でき
ることは当業者に明かであるから、その詳細な説明は省
略する。
輪郭60〜69に中間部材SAのカム従動体36,37
を圧接させて、2つの回動支点用部材30,31によっ
て構成される2つの回動支点を結ぶ直線L3を回動中心
として中間部材SAを回動させたときに、回転磁気ヘッ
ドHa,Hbの回転軌跡面の傾きが変化する様子を示す
図である。なお、図8に示した環状のカム部材CAは、
図5又は図7を参照して説明した環状のカム部材CAの
代わりに、そのまま図4に示した第1実施例に適用でき
ることは当業者に明かであるから、その詳細な説明は省
略する。
【0076】次に、図6を参照して本発明の第2実施例
について説明する。本実施例は、ドラム対DAにおける
中間部材SAと下ドラムDdとの嵌合の態様、及び下ド
ラムDdに対して中間部材SAを回動自在に支持するた
めの支持態様とにおいて先に説明した第1実施例と異な
るものである。従って、これらの相違点について説明
し、その他の点については説明を省略する。図6(a)
は、ドラム対DAにおける下ドラムDdの部分、中間部
材SAの部分及びドラムベースDBの部分とからなる構
成部分の、図2中の90度−270度線位置と対応する
位置での断面図である。また、図6(b)は、同様に、
図2中の0度−180度線位置と対応する位置での断面
図である。
について説明する。本実施例は、ドラム対DAにおける
中間部材SAと下ドラムDdとの嵌合の態様、及び下ド
ラムDdに対して中間部材SAを回動自在に支持するた
めの支持態様とにおいて先に説明した第1実施例と異な
るものである。従って、これらの相違点について説明
し、その他の点については説明を省略する。図6(a)
は、ドラム対DAにおける下ドラムDdの部分、中間部
材SAの部分及びドラムベースDBの部分とからなる構
成部分の、図2中の90度−270度線位置と対応する
位置での断面図である。また、図6(b)は、同様に、
図2中の0度−180度線位置と対応する位置での断面
図である。
【0077】外周面に磁気テープの基準縁の案内部Gを
形成してある下ドラムDdは、ドラムベースDBに対し
て、複数のねじ32によって固着されている。下ドラム
Ddの上端部には内方に突出する縁部58が設けられて
おり、縁部58の先端は、下ドラムDdの内方に形成し
てある内方空間部に配置されている中間部材SAの外周
面に所定の僅かなクリアランスをもって嵌合している。
すなわち、下ドラムDdの縁部58は、その内径寸法が
中間部材SAの外周面の直径より僅かに大きな径を有す
るように構成されている。
形成してある下ドラムDdは、ドラムベースDBに対し
て、複数のねじ32によって固着されている。下ドラム
Ddの上端部には内方に突出する縁部58が設けられて
おり、縁部58の先端は、下ドラムDdの内方に形成し
てある内方空間部に配置されている中間部材SAの外周
面に所定の僅かなクリアランスをもって嵌合している。
すなわち、下ドラムDdの縁部58は、その内径寸法が
中間部材SAの外周面の直径より僅かに大きな径を有す
るように構成されている。
【0078】また、回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌
跡面近傍に位置する直線L3上の2つの位置に設けられ
た回動支点用部材30,31によって、中間部材SAは
下ドラムDdに対して回動自在に支持されている。すな
わち、直線L3上の位置における下ドラムDdの上端部
に植設されたピン形状の回動支点用部材30,31が、
中間部材SAの突出部70に設けられた二つの穴とそれ
ぞれ遊嵌することにより回動支点が構成されている。な
お、ここで使用される回動支点用部材30,31は、図
5(h)を参照して先に説明したものと大略同様である
が、本実施例においては、30aの小径部が中間部材S
Aの突出部70の穴に遊嵌するもであり、30cの小径
部が下ドラムDdの上端部に植設されるものである点に
おいて異なる。
跡面近傍に位置する直線L3上の2つの位置に設けられ
た回動支点用部材30,31によって、中間部材SAは
下ドラムDdに対して回動自在に支持されている。すな
わち、直線L3上の位置における下ドラムDdの上端部
に植設されたピン形状の回動支点用部材30,31が、
中間部材SAの突出部70に設けられた二つの穴とそれ
ぞれ遊嵌することにより回動支点が構成されている。な
お、ここで使用される回動支点用部材30,31は、図
5(h)を参照して先に説明したものと大略同様である
が、本実施例においては、30aの小径部が中間部材S
Aの突出部70の穴に遊嵌するもであり、30cの小径
部が下ドラムDdの上端部に植設されるものである点に
おいて異なる。
【0079】ここで、回動支点用部材30,31によっ
て、下ドラムDdと中間部材SAとの間に構成された2
個の回動支点を含む面と、下ドラムDdの縁部58が中
間部材SAの外周面と嵌合する面とは極めて近接して構
成されている。また更に、回動支点用部材30,31に
よって、下ドラムDdと中間部材SAとの間に構成され
た2個の回動支点を含む面は、回転磁気ヘッドHa,H
bの回転軌跡面に対して、中間部材SAの突出部70の
外周面70aにおける母線方向の僅かな長さだけ離隔し
た構成となっている。そして、中間部材SAや環状のカ
ム部材CAは、スプリング38〜41による付勢によ
り、装置の固定部として機能するドラムベースDBに対
して弾発的に連結支持されている。
て、下ドラムDdと中間部材SAとの間に構成された2
個の回動支点を含む面と、下ドラムDdの縁部58が中
間部材SAの外周面と嵌合する面とは極めて近接して構
成されている。また更に、回動支点用部材30,31に
よって、下ドラムDdと中間部材SAとの間に構成され
た2個の回動支点を含む面は、回転磁気ヘッドHa,H
bの回転軌跡面に対して、中間部材SAの突出部70の
外周面70aにおける母線方向の僅かな長さだけ離隔し
た構成となっている。そして、中間部材SAや環状のカ
ム部材CAは、スプリング38〜41による付勢によ
り、装置の固定部として機能するドラムベースDBに対
して弾発的に連結支持されている。
【0080】本実施例は、このような構成であるため、
中間部材SAが直線L3の周りに回動した場合でも、図
示しない上ドラムDuと、中間部材SAの上端部70b
との間に構成される空隙寸法(あるいは中間部材SAの
上端部70bと上ドラムに固着されている回転磁気ヘッ
ドHa,Hbの回転軌跡面との距離)は、変化すること
なく一定に維持される。また、同様に、図示しない上ド
ラムDuの外周面と中間部材SAに形成された突出部7
0の外周面70aとの二つの面は、互に他方の面の延長
する面に含まれた状態に保たれているから、中間部材S
Aを回動して回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡を変
化させても、回転磁気ヘッドHa,Hbの磁気空隙部と
磁気テープTとの接触状態は変化せず、常に良好な再生
画像を得ることができる。
中間部材SAが直線L3の周りに回動した場合でも、図
示しない上ドラムDuと、中間部材SAの上端部70b
との間に構成される空隙寸法(あるいは中間部材SAの
上端部70bと上ドラムに固着されている回転磁気ヘッ
ドHa,Hbの回転軌跡面との距離)は、変化すること
なく一定に維持される。また、同様に、図示しない上ド
ラムDuの外周面と中間部材SAに形成された突出部7
0の外周面70aとの二つの面は、互に他方の面の延長
する面に含まれた状態に保たれているから、中間部材S
Aを回動して回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡を変
化させても、回転磁気ヘッドHa,Hbの磁気空隙部と
磁気テープTとの接触状態は変化せず、常に良好な再生
画像を得ることができる。
【0081】次に、図9を参照して本発明の第3実施例
について説明する。なお、本実施例は、信号の伝達のた
めに中空円筒状の回転トランス73,74が用いられる
点と、下ドラムDdに対する中間部材SAの回動支点が
回転軸1に近い位置に構成される点及び下ドラムDdと
中間部材SAの嵌合が回転軸1に近い位置でなされる点
において、先に説明した第1実施例又は第2実施例と異
なるものである。従って、これらの相違点について説明
し、その他の点については説明を省略する。図9(a)
は、図1を参照して先に説明した第1の形式に係るドラ
ム対周辺の構成の断面図であり、図2中の90度−27
0度線位置における断面を示す。同様に、図9(b)
は、図2中の0度−180度線位置における断面を、上
ドラムDuの部分とドラムモータMdの部分とを省略し
て示す。
について説明する。なお、本実施例は、信号の伝達のた
めに中空円筒状の回転トランス73,74が用いられる
点と、下ドラムDdに対する中間部材SAの回動支点が
回転軸1に近い位置に構成される点及び下ドラムDdと
中間部材SAの嵌合が回転軸1に近い位置でなされる点
において、先に説明した第1実施例又は第2実施例と異
なるものである。従って、これらの相違点について説明
し、その他の点については説明を省略する。図9(a)
は、図1を参照して先に説明した第1の形式に係るドラ
ム対周辺の構成の断面図であり、図2中の90度−27
0度線位置における断面を示す。同様に、図9(b)
は、図2中の0度−180度線位置における断面を、上
ドラムDuの部分とドラムモータMdの部分とを省略し
て示す。
【0082】外周面に磁気テープの基準縁の案内部Gを
形成してある下ドラムDdは、ドラムベースDBに対し
て、複数のねじ32によって固着されている。下ドラム
Ddの内方の上端部には内側に突出する縁部75が設け
られており、縁部75の先端は、下ドラムDdの内方に
形成してある内方空間部に配置されている中間部材SA
の外周面僅かなクリアランスをもって嵌合している。す
なわち、下ドラムDdの縁部75は、その内径寸法が中
間部材SAの外周面の直径より僅かに大きな径を有する
ように構成されている。
形成してある下ドラムDdは、ドラムベースDBに対し
て、複数のねじ32によって固着されている。下ドラム
Ddの内方の上端部には内側に突出する縁部75が設け
られており、縁部75の先端は、下ドラムDdの内方に
形成してある内方空間部に配置されている中間部材SA
の外周面僅かなクリアランスをもって嵌合している。す
なわち、下ドラムDdの縁部75は、その内径寸法が中
間部材SAの外周面の直径より僅かに大きな径を有する
ように構成されている。
【0083】また、回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌
跡面近傍に位置する直線L3上の2つの位置に設けられ
た回動支点用部材30,31によって、中間部材SAは
下ドラムDdに対して回動自在に支持されている。すな
わち、直線L3上の位置における下ドラムDdの内周側
の上端部に植設されたピン形状の回動支点用部材30,
31が、中間部材SAに設けられた連結部76の二つの
穴とそれぞれ遊嵌することにより回動支点が構成されて
いる。なお、ここで使用される回動支点用部材30,3
1は、図5(h)を参照して先に説明したものと大略同
様であるが、本実施例においては、30aの小径部が中
間部材SAに設けられた連結部76の穴に遊嵌するもで
あり、30cの小径部が下ドラムDdの上端部に植設さ
れるものである点において異なる。
跡面近傍に位置する直線L3上の2つの位置に設けられ
た回動支点用部材30,31によって、中間部材SAは
下ドラムDdに対して回動自在に支持されている。すな
わち、直線L3上の位置における下ドラムDdの内周側
の上端部に植設されたピン形状の回動支点用部材30,
31が、中間部材SAに設けられた連結部76の二つの
穴とそれぞれ遊嵌することにより回動支点が構成されて
いる。なお、ここで使用される回動支点用部材30,3
1は、図5(h)を参照して先に説明したものと大略同
様であるが、本実施例においては、30aの小径部が中
間部材SAに設けられた連結部76の穴に遊嵌するもで
あり、30cの小径部が下ドラムDdの上端部に植設さ
れるものである点において異なる。
【0084】一方、中間部材SAに設けられている軸受
5,6によって回転自在に支持されている回転軸1は、
上ドラム固着部材2に嵌合固着されている。また、上ド
ラム固着部材2には、上ドラムDuがねじ3,4によっ
て固着されていて、ドラムモータMdは回転軸1によっ
て上ドラムDuを回転させる。73は上ドラムDu側の
中空円筒状の回転トランス、74は中間部材SA側の中
空円筒状の回転トランスであり、上ドラム固着部材2と
連結部材76とにそれぞれ取り付けられている。従っ
て、中間部材SAが回動々作して回転軸1が傾斜して
も、2つの回転トランス23,24は一体的に回動する
ため、これらの相互の間隙は一定の状態に保持され伝達
される信号にレベルの変動が生じることがない。
5,6によって回転自在に支持されている回転軸1は、
上ドラム固着部材2に嵌合固着されている。また、上ド
ラム固着部材2には、上ドラムDuがねじ3,4によっ
て固着されていて、ドラムモータMdは回転軸1によっ
て上ドラムDuを回転させる。73は上ドラムDu側の
中空円筒状の回転トランス、74は中間部材SA側の中
空円筒状の回転トランスであり、上ドラム固着部材2と
連結部材76とにそれぞれ取り付けられている。従っ
て、中間部材SAが回動々作して回転軸1が傾斜して
も、2つの回転トランス23,24は一体的に回動する
ため、これらの相互の間隙は一定の状態に保持され伝達
される信号にレベルの変動が生じることがない。
【0085】本実施例は、このような構成であるため、
回動支点を回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡面と完
全に一致させることが可能であり、ドラム対DAに対す
る磁気テープTの入り口側と出口側における回転磁気ヘ
ッドHa,Hbと磁気テープTとの接触状態を全く同じ
状態にすることが可能になるものである。
回動支点を回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡面と完
全に一致させることが可能であり、ドラム対DAに対す
る磁気テープTの入り口側と出口側における回転磁気ヘ
ッドHa,Hbと磁気テープTとの接触状態を全く同じ
状態にすることが可能になるものである。
【0086】次に、図10を参照して本発明の第4実施
例について説明する。なお、本実施例は、上述した第3
実施例に比較した場合、環状のカム部材CAが中間部材
SAを回動させる態様を異にするものでる。従って、こ
れらの相違点について説明し、その他の点については説
明を省略する。図10(a)はドラム対DAにおける下
ドラムDdの部分と中間部材SAの部分とからなる構成
部分について、図2中の90度−270度線位置と対応
する位置での断面図を示しており、また、図10(b)
はドラム対DAにおける下ドラムDdの部分と中間部材
SAの部分とからなる構成部分について、図2中の0度
−180度線位置と対応する位置での断面図を示してい
る。
例について説明する。なお、本実施例は、上述した第3
実施例に比較した場合、環状のカム部材CAが中間部材
SAを回動させる態様を異にするものでる。従って、こ
れらの相違点について説明し、その他の点については説
明を省略する。図10(a)はドラム対DAにおける下
ドラムDdの部分と中間部材SAの部分とからなる構成
部分について、図2中の90度−270度線位置と対応
する位置での断面図を示しており、また、図10(b)
はドラム対DAにおける下ドラムDdの部分と中間部材
SAの部分とからなる構成部分について、図2中の0度
−180度線位置と対応する位置での断面図を示してい
る。
【0087】ドラムベースDBに設けた穴80,83,8
6,89と、ドラムモータ取付基板7に設けた穴82,
85,88,91とにおける互に対応している穴には、図
10(a),(b)に示すように、それぞれ個別のスプ
リング81,84,87,90が装着されている。これ
らにより中間部材SAと上ドラムDuとは下ドラムDd
と中間部材SAとの間に設けられた2個の回動支点用部
材30,31を介して下ドラムDdと弾発的に連結され
て、直線L3の周りに回動自在に支持されている。 さ
て、これまでに説明してきた各実施例中で使用されてい
た環状のカム部材CAは、例えば図5(e)、図8等に
例示されているように、ドラムベースDBに設けられた
案内溝33の底面からの高さが変化するカム輪郭34
a,34b又は60〜69を形成したものであったが、
本実施例においては、回転軸の傾斜調節用の環状のカム
部材CAとして、図11(b),(d),(f)中にそ
の平断面形状を示すような中空円筒体77が使用され
る。
6,89と、ドラムモータ取付基板7に設けた穴82,
85,88,91とにおける互に対応している穴には、図
10(a),(b)に示すように、それぞれ個別のスプ
リング81,84,87,90が装着されている。これ
らにより中間部材SAと上ドラムDuとは下ドラムDd
と中間部材SAとの間に設けられた2個の回動支点用部
材30,31を介して下ドラムDdと弾発的に連結され
て、直線L3の周りに回動自在に支持されている。 さ
て、これまでに説明してきた各実施例中で使用されてい
た環状のカム部材CAは、例えば図5(e)、図8等に
例示されているように、ドラムベースDBに設けられた
案内溝33の底面からの高さが変化するカム輪郭34
a,34b又は60〜69を形成したものであったが、
本実施例においては、回転軸の傾斜調節用の環状のカム
部材CAとして、図11(b),(d),(f)中にそ
の平断面形状を示すような中空円筒体77が使用され
る。
【0088】この環状のカム部材CAは、図1,図5等
を参照して既述した環状のカム部材CAの場合と同様
に、ギヤ22に対してモータの動力が伝達されたとき
に、ドラムベースDBに形成してある案内溝33の壁面
33aにその外周面77aが嵌合した状態で案内されて
回動する。そして、中空円筒体77の内周面77bが外
周面77aに対して偏心したカム輪郭を形成していて、
中間部材SAに設けられた半球状のカム従動体78,7
9に、図10(b)中、水平方向に作用するものであ
る。
を参照して既述した環状のカム部材CAの場合と同様
に、ギヤ22に対してモータの動力が伝達されたとき
に、ドラムベースDBに形成してある案内溝33の壁面
33aにその外周面77aが嵌合した状態で案内されて
回動する。そして、中空円筒体77の内周面77bが外
周面77aに対して偏心したカム輪郭を形成していて、
中間部材SAに設けられた半球状のカム従動体78,7
9に、図10(b)中、水平方向に作用するものであ
る。
【0089】図11(a),(c),(e)は、それぞ
れ図10(b)に示されている縦断面図と同様に、図1
中のA−A線位置(図2中の0度−180度線位置)に
おけるドラム対DAの断面図である。図11(a),
(c),(e)の各図に示されているドラム対DA付近
の断面図中のY−Y線は、ドラムベースDBに固設され
ている下ドラムDdの中心軸の方向(図3中に直線Y−
Yの位置と同じ)を示している。図11(a)は、ノー
マル再生を行っている場合のドラム対DA付近の断面図
であり、回転軸1が下ドラムDdの中心軸と一致してい
る状態を示している。同図(b)は、この時の環状のカ
ム部材CAの回動調節の状態と中間部材SAとの関係を
示す平面図である。図11(c)は、FB再生を行って
いる場合のドラム対DA付近の断面図であり、回転軸1
は下ドラムDdの中心軸に対し、左方向に傾いた状態を
示している。同図(d)は、この時の環状のカム部材C
Aの回動調節の状態と中間部材SAとの関係を示す平面
図である。また、図11(e)は、FF再生を行ってい
る場合のドラム対DA付近の断面図であり、回転軸1は
下ドラムDdの中心軸に対し、右方向に傾いた状態を示
している。同図(f)は、この時の環状のカム部材CA
の回動調節の状態と中間部材SAとの関係を示す平面図
である。
れ図10(b)に示されている縦断面図と同様に、図1
中のA−A線位置(図2中の0度−180度線位置)に
おけるドラム対DAの断面図である。図11(a),
(c),(e)の各図に示されているドラム対DA付近
の断面図中のY−Y線は、ドラムベースDBに固設され
ている下ドラムDdの中心軸の方向(図3中に直線Y−
Yの位置と同じ)を示している。図11(a)は、ノー
マル再生を行っている場合のドラム対DA付近の断面図
であり、回転軸1が下ドラムDdの中心軸と一致してい
る状態を示している。同図(b)は、この時の環状のカ
ム部材CAの回動調節の状態と中間部材SAとの関係を
示す平面図である。図11(c)は、FB再生を行って
いる場合のドラム対DA付近の断面図であり、回転軸1
は下ドラムDdの中心軸に対し、左方向に傾いた状態を
示している。同図(d)は、この時の環状のカム部材C
Aの回動調節の状態と中間部材SAとの関係を示す平面
図である。また、図11(e)は、FF再生を行ってい
る場合のドラム対DA付近の断面図であり、回転軸1は
下ドラムDdの中心軸に対し、右方向に傾いた状態を示
している。同図(f)は、この時の環状のカム部材CA
の回動調節の状態と中間部材SAとの関係を示す平面図
である。
【0090】次に、図12、図13を参照して本発明の
第5実施例について説明する。なお、本実施例及び以下
に順に示す第6乃至第7実施例は、回転軸1を支持する
軸受の一つが下ドラムDdに設けられている点におい
て、先に説明した第1乃至第4実施例と異なるものであ
る。すなわち、第1乃至第4実施例においては、回転軸
1を回転可能に支持する軸受5,6は、中間部材SAに
設けられており、中間部材SAの回動中心(直線L3、
又は点Oc)を一義的に決定するために、回動支点用部
材30,31で下ドラムDdと中間部材SAとを連結す
るとともに、下ドラムDdと中間部材SAとの相互間に
嵌合関係を用いていた。
第5実施例について説明する。なお、本実施例及び以下
に順に示す第6乃至第7実施例は、回転軸1を支持する
軸受の一つが下ドラムDdに設けられている点におい
て、先に説明した第1乃至第4実施例と異なるものであ
る。すなわち、第1乃至第4実施例においては、回転軸
1を回転可能に支持する軸受5,6は、中間部材SAに
設けられており、中間部材SAの回動中心(直線L3、
又は点Oc)を一義的に決定するために、回動支点用部
材30,31で下ドラムDdと中間部材SAとを連結す
るとともに、下ドラムDdと中間部材SAとの相互間に
嵌合関係を用いていた。
【0091】これに対し、本実施例乃至第7実施例にお
いては、この嵌合関係を用いることなく、代わりに、所
謂自動調心型軸受等を下ドラムDdに設けることにより
中間部材SAの回動中心(直線L3、又は点Oc)を一
義的に決定するものである。以下、これらの相違点を中
心に説明する。図12(a)は、図1を参照して先に説
明した第1の形式に係るドラム対周辺の構成の断面図で
あり、図2中の90度−270度線位置における断面を
示す。同様に、図12(b)は、図2中の0度−180
度線位置における断面を示す。また、図13は、図12
に示すドラム対周辺の要部の分解斜視図であり、図13
(a),(c),(e),(g)は、それぞれ同一方向
からみた下ドラムDd、中間部材SA、環状のカム部材
CA、ドラムベースDBを示す。なお、同図(b),
(d)は、それぞれ同図(a),(c)に示す下ドラム
Ddと中間部材SAとを背面側から見た図である。ま
た、同図(f)は、同図(e)に示す環状のカム部材C
Aの側面図であり、同図(h)は、同図(c)に示す回
動支点用部材30,31の拡大斜視図である。
いては、この嵌合関係を用いることなく、代わりに、所
謂自動調心型軸受等を下ドラムDdに設けることにより
中間部材SAの回動中心(直線L3、又は点Oc)を一
義的に決定するものである。以下、これらの相違点を中
心に説明する。図12(a)は、図1を参照して先に説
明した第1の形式に係るドラム対周辺の構成の断面図で
あり、図2中の90度−270度線位置における断面を
示す。同様に、図12(b)は、図2中の0度−180
度線位置における断面を示す。また、図13は、図12
に示すドラム対周辺の要部の分解斜視図であり、図13
(a),(c),(e),(g)は、それぞれ同一方向
からみた下ドラムDd、中間部材SA、環状のカム部材
CA、ドラムベースDBを示す。なお、同図(b),
(d)は、それぞれ同図(a),(c)に示す下ドラム
Ddと中間部材SAとを背面側から見た図である。ま
た、同図(f)は、同図(e)に示す環状のカム部材C
Aの側面図であり、同図(h)は、同図(c)に示す回
動支点用部材30,31の拡大斜視図である。
【0092】外周面に磁気テープの基準縁の案内部Gを
形成してある下ドラムDdは、ドラムベースDBに対し
て、複数のねじ32によって固着されている。下ドラム
Ddの内方に形成されている内方空間部29aに設けら
れている中間部材SAは、その縁部28cの表面に回転
トランス24の取付部28bと回動支点用部材30,3
1が設けられている。そして、この取付部28bは、下
ドラムDdの貫通孔29cに貫入された状態でその表面
に回転トランス24が取り付けられる。また、回動支点
用部材30,31は、その小径部30c、31c(図1
3(f)参照)が中間部材SAの縁部28cに植設され
るとともに、小径部30a,31a(図13(f)参
照)は、下ドラムDdの縁部29に設けられた二つの透
孔29bとそれぞれ遊嵌して二つの回動支点を構成す
る。
形成してある下ドラムDdは、ドラムベースDBに対し
て、複数のねじ32によって固着されている。下ドラム
Ddの内方に形成されている内方空間部29aに設けら
れている中間部材SAは、その縁部28cの表面に回転
トランス24の取付部28bと回動支点用部材30,3
1が設けられている。そして、この取付部28bは、下
ドラムDdの貫通孔29cに貫入された状態でその表面
に回転トランス24が取り付けられる。また、回動支点
用部材30,31は、その小径部30c、31c(図1
3(f)参照)が中間部材SAの縁部28cに植設され
るとともに、小径部30a,31a(図13(f)参
照)は、下ドラムDdの縁部29に設けられた二つの透
孔29bとそれぞれ遊嵌して二つの回動支点を構成す
る。
【0093】中間部材SAの下方には、軸受6−1が設
けられる一方、上に述べた二つの回動支点を結ぶ直線L
3の近傍には、軸受5−1が下ドラムDdに設けられ
て、回転軸1を支持する。そして、この軸受6−1は、
例えば複列深溝玉軸受のように、回転軸1の傾斜を許容
しない軸受が用いられる一方、軸受5−1は、例えば単
列深溝玉軸受のように、回転軸1に多少の傾斜を許容す
る軸受が用いられる。そして、中間部材SAや環状のカ
ム部材CAは、スプリング38〜41による付勢によ
り、ドラムベースDBに対して弾発的に連結支持されて
いる。
けられる一方、上に述べた二つの回動支点を結ぶ直線L
3の近傍には、軸受5−1が下ドラムDdに設けられ
て、回転軸1を支持する。そして、この軸受6−1は、
例えば複列深溝玉軸受のように、回転軸1の傾斜を許容
しない軸受が用いられる一方、軸受5−1は、例えば単
列深溝玉軸受のように、回転軸1に多少の傾斜を許容す
る軸受が用いられる。そして、中間部材SAや環状のカ
ム部材CAは、スプリング38〜41による付勢によ
り、ドラムベースDBに対して弾発的に連結支持されて
いる。
【0094】本実施例では、このように、下ドラムDd
の回動中心を、回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡面
近傍に一義的に決定するために、軸受5−1を下ドラム
Ddに設けて回転軸1を二つの回動支点を結んだ直線L
3の近傍で支持するとともに軸受6−1を中間部材SA
に設けて回転軸1を支持する構成としたため、下ドラム
Ddと中間部材SAとの相互間に嵌合関係を用いる必要
がなく、中間部材SAの回動動作をより円滑に行うこと
ができるものである。
の回動中心を、回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡面
近傍に一義的に決定するために、軸受5−1を下ドラム
Ddに設けて回転軸1を二つの回動支点を結んだ直線L
3の近傍で支持するとともに軸受6−1を中間部材SA
に設けて回転軸1を支持する構成としたため、下ドラム
Ddと中間部材SAとの相互間に嵌合関係を用いる必要
がなく、中間部材SAの回動動作をより円滑に行うこと
ができるものである。
【0095】次に、本実施例の変形例を図14を参照し
て簡単に説明する。本変形例は、先に図9を参照して説
明した第3実施例と同様に、中空円筒状の回転トランス
73,74を用いた磁気記録再生装置において、その下
ドラムDdには、例えば単列深溝玉軸受のように、回転
軸1に多少の傾斜を許容する軸受を設けるとともに、そ
の中間部材SAには、例えば複列深溝玉軸受のように、
回転軸1の傾斜を許容しない軸受を設けて構成したもの
である。本変形例の各部の構成、作用等については、図
9、図12等及びその説明箇所を参照して図14を見れ
ば明かであるからその詳細な説明は省略する。なお、図
14(a)は、図1を参照して先に説明した第1の形式
に係るドラム対周辺の構成の断面図であり、図2中の9
0度−270度線位置における断面を示す。同様に、図
14(b)は、図2中の0度−180度線位置における
断面を示す。
て簡単に説明する。本変形例は、先に図9を参照して説
明した第3実施例と同様に、中空円筒状の回転トランス
73,74を用いた磁気記録再生装置において、その下
ドラムDdには、例えば単列深溝玉軸受のように、回転
軸1に多少の傾斜を許容する軸受を設けるとともに、そ
の中間部材SAには、例えば複列深溝玉軸受のように、
回転軸1の傾斜を許容しない軸受を設けて構成したもの
である。本変形例の各部の構成、作用等については、図
9、図12等及びその説明箇所を参照して図14を見れ
ば明かであるからその詳細な説明は省略する。なお、図
14(a)は、図1を参照して先に説明した第1の形式
に係るドラム対周辺の構成の断面図であり、図2中の9
0度−270度線位置における断面を示す。同様に、図
14(b)は、図2中の0度−180度線位置における
断面を示す。
【0096】次に、図15を参照して本発明の第6実施
例について説明する。なお、本実施例は、中間部材SA
に、例えば単列深溝玉軸受のような回転軸1の多少の傾
斜を可能にする軸受を二つ設けた構成である点におい
て、上に述べた第5実施例と相違する。従って、この相
違点について、説明し、その他の点については説明を省
略する。図15(a)は、図1を参照して先に説明した
第1の形式に係るドラム対周辺の構成の断面図であり、
図2中の90度−270度線位置における断面を示す。
同様に、図15(b)は、図2中の0度−180度線位
置における断面を示す。下ドラムDdには、第5実施例
と同様に、例えば単列深溝玉軸受のように回転軸1に多
少の傾斜を許容する軸受5−1を用いる一方、中間部材
SAには、これと同様な軸受6−2,6−3を用いて回
転軸1を支持するものである。このような構成とするこ
とにより、何れの軸受も構造が簡単で安価な単列深溝玉
軸受で構成することができ、第5実施例のように、高価
な複列深溝玉軸受やコロ軸受等用いる必要がなくなるも
のである。
例について説明する。なお、本実施例は、中間部材SA
に、例えば単列深溝玉軸受のような回転軸1の多少の傾
斜を可能にする軸受を二つ設けた構成である点におい
て、上に述べた第5実施例と相違する。従って、この相
違点について、説明し、その他の点については説明を省
略する。図15(a)は、図1を参照して先に説明した
第1の形式に係るドラム対周辺の構成の断面図であり、
図2中の90度−270度線位置における断面を示す。
同様に、図15(b)は、図2中の0度−180度線位
置における断面を示す。下ドラムDdには、第5実施例
と同様に、例えば単列深溝玉軸受のように回転軸1に多
少の傾斜を許容する軸受5−1を用いる一方、中間部材
SAには、これと同様な軸受6−2,6−3を用いて回
転軸1を支持するものである。このような構成とするこ
とにより、何れの軸受も構造が簡単で安価な単列深溝玉
軸受で構成することができ、第5実施例のように、高価
な複列深溝玉軸受やコロ軸受等用いる必要がなくなるも
のである。
【0097】次に、本実施例の変形例を図16を参照し
て簡単に説明する。本変形例は、先に図9を参照して説
明した第3実施例と同様に、中空円筒状の回転トランス
73,74を用いた磁気記録再生装置において、その下
ドラムDdには、例えば単列深溝玉軸受のように、回転
軸1に多少の傾斜を許容する軸受を設けるとともに、そ
の中間部材SAには、例えば単列深溝玉軸受を二つ設け
て構成したものである。本変形例の各部の構成、作用等
については、図9、図15等及びその説明箇所を参照し
て図16を見れば明かであるからその詳細な説明は省略
する。なお、図16(a)は、図1を参照して先に説明
した第1の形式に係るドラム対周辺の構成の断面図であ
り、図2中の90度−270度線位置における断面を示
す。同様に、図16(b)は、図2中の0度−180度
線位置における断面を示す。
て簡単に説明する。本変形例は、先に図9を参照して説
明した第3実施例と同様に、中空円筒状の回転トランス
73,74を用いた磁気記録再生装置において、その下
ドラムDdには、例えば単列深溝玉軸受のように、回転
軸1に多少の傾斜を許容する軸受を設けるとともに、そ
の中間部材SAには、例えば単列深溝玉軸受を二つ設け
て構成したものである。本変形例の各部の構成、作用等
については、図9、図15等及びその説明箇所を参照し
て図16を見れば明かであるからその詳細な説明は省略
する。なお、図16(a)は、図1を参照して先に説明
した第1の形式に係るドラム対周辺の構成の断面図であ
り、図2中の90度−270度線位置における断面を示
す。同様に、図16(b)は、図2中の0度−180度
線位置における断面を示す。
【0098】次に、図17を参照して、本発明の第7実
施例について説明する。なお、本実施例は、上に述べた
第6実施例と比較した場合、下ドラムDdと中間部材S
Aとを連結する回動支点用部材30,31の構成を異に
するものである。従って、この相違点について説明し、
その他の点については説明を省略する。図17(a)
は、図1を参照して先に説明した第1の形式に係るドラ
ム対周辺の構成の断面図であり、図2中の90度−27
0度線位置における断面を示す。同様に、図17(b)
は、図2中の0度−180度線位置における断面を示
す。また、同図(c)〜(g)は中間部材SAと下ドラ
ムDdとの間に設けられる回動支点用部材30,31の
構成態様を説明するための図である。
施例について説明する。なお、本実施例は、上に述べた
第6実施例と比較した場合、下ドラムDdと中間部材S
Aとを連結する回動支点用部材30,31の構成を異に
するものである。従って、この相違点について説明し、
その他の点については説明を省略する。図17(a)
は、図1を参照して先に説明した第1の形式に係るドラ
ム対周辺の構成の断面図であり、図2中の90度−27
0度線位置における断面を示す。同様に、図17(b)
は、図2中の0度−180度線位置における断面を示
す。また、同図(c)〜(g)は中間部材SAと下ドラ
ムDdとの間に設けられる回動支点用部材30,31の
構成態様を説明するための図である。
【0099】図17において30a,31aは中間部材
SAの縁部28cに設けられた孔に圧入されているピン
である(同図(d)参照)。30b,31bはこれらの
ピン30a,31aの先端部を案内する溝30c,31
cを備えている大略半円筒形状の位置規制部材である
(同図(e)参照)。また、この位置規制部材30b,
31bは、中間部材SAの縁部28cに圧入されたピン
30a,31aと対応した位置において、そのR面が中
間部材SAの縁部28cに対向する状態で下ドラムDd
の孔に圧入固着されている。そして、中間部材SAの縁
部28cに設けられたピン30a,31aは位置規制部
材30b,31bの溝30c,31cと係合することに
よって、中間部材SAの下ドラムDdに対する、同図
(a)における紙面内の動きを規制する。一方、中間部
材SAは、スプリング38,39により上方に付勢され
ており、中間部材SAが直線L3の周りに回動される
と、その縁部28cが位置規制部材30b,31bのR
面に当接した状態で案内されることになる。なお、ここ
で、位置規制部材30b,31bに形成されているR面
の曲率中心は、中間部材SAの回動中心となるべき直線
L3上に位置するように構成されている。
SAの縁部28cに設けられた孔に圧入されているピン
である(同図(d)参照)。30b,31bはこれらの
ピン30a,31aの先端部を案内する溝30c,31
cを備えている大略半円筒形状の位置規制部材である
(同図(e)参照)。また、この位置規制部材30b,
31bは、中間部材SAの縁部28cに圧入されたピン
30a,31aと対応した位置において、そのR面が中
間部材SAの縁部28cに対向する状態で下ドラムDd
の孔に圧入固着されている。そして、中間部材SAの縁
部28cに設けられたピン30a,31aは位置規制部
材30b,31bの溝30c,31cと係合することに
よって、中間部材SAの下ドラムDdに対する、同図
(a)における紙面内の動きを規制する。一方、中間部
材SAは、スプリング38,39により上方に付勢され
ており、中間部材SAが直線L3の周りに回動される
と、その縁部28cが位置規制部材30b,31bのR
面に当接した状態で案内されることになる。なお、ここ
で、位置規制部材30b,31bに形成されているR面
の曲率中心は、中間部材SAの回動中心となるべき直線
L3上に位置するように構成されている。
【0100】回動支点用部材30,31を本実施例のよ
うに構成することにより、下ドラムDdと中間部材SA
との間に設けられるべきこれらの部材の構成位置を、中
間部材SAの回動の中心軸である直線L3から離れた位
置に設定することが可能になる。 すなわち、これによ
り下ドラムDdやその周辺の構造の設計に自由度が増す
ことになる。なお、本実施例において説明した、回動支
点用部材30,31の構成は、先に説明した第5実施例
を含むいくつかの実施例においても適用可能であること
はいうまでもないことである。
うに構成することにより、下ドラムDdと中間部材SA
との間に設けられるべきこれらの部材の構成位置を、中
間部材SAの回動の中心軸である直線L3から離れた位
置に設定することが可能になる。 すなわち、これによ
り下ドラムDdやその周辺の構造の設計に自由度が増す
ことになる。なお、本実施例において説明した、回動支
点用部材30,31の構成は、先に説明した第5実施例
を含むいくつかの実施例においても適用可能であること
はいうまでもないことである。
【0101】以上、説明してきた第1乃至第7実施例
は、先に図1を参照して説明した第1の形式の磁気記録
再生装置、すなわちドラムモータMdが下ドラムDdの
下側に設けられて、回転軸1自体が回転してこれに取り
付けられている上ドラムDuを回転駆動する構成のもの
であった。以下、図18を参照して、先に説明した第2
の形式の磁気記録再生装置、すなわち、ドラムモータM
dのロータが上ドラムDuに直接取り付けられて上ドラ
ムDuを回転駆動し、軸自体は回転しない構成の磁気記
録再生装置に本発明を適用した場合を実施例8、実施例
9により順に説明する。なお、このドラムモータMdの
取付態様以外の構成については、先に説明した対応する
実施例と同様であるため図面を示すのみとし、その詳細
な説明は省略する。
は、先に図1を参照して説明した第1の形式の磁気記録
再生装置、すなわちドラムモータMdが下ドラムDdの
下側に設けられて、回転軸1自体が回転してこれに取り
付けられている上ドラムDuを回転駆動する構成のもの
であった。以下、図18を参照して、先に説明した第2
の形式の磁気記録再生装置、すなわち、ドラムモータM
dのロータが上ドラムDuに直接取り付けられて上ドラ
ムDuを回転駆動し、軸自体は回転しない構成の磁気記
録再生装置に本発明を適用した場合を実施例8、実施例
9により順に説明する。なお、このドラムモータMdの
取付態様以外の構成については、先に説明した対応する
実施例と同様であるため図面を示すのみとし、その詳細
な説明は省略する。
【0102】まず、図19、図20を参照して本発明に
係る磁気記録再生装置の第8実施例について説明する。
図19(a)は、図18を参照して先に説明した第2の
形式に係るドラム対周辺の構成の断面図であり、図2中
の90度−270度線位置における断面を示す。同様
に、図19(b)は、図2中の0度−180度線位置に
おける断面を示す。また、図20は、図19に示すドラ
ム対周辺の要部の分解斜視図であり、同図(a),
(c),(e),(g)は、それぞれ同一方向からみた
下ドラムDd、中間部材SA、環状のカム部材CA、ド
ラムベースDBを示す。なお、同図(b),(d)は、
それぞれ同図(a),(c)に示す下ドラムDdと中間
部材SAとを背面側から見た図である。また、同図
(f)は、同図(e)に示す環状のカム部材CAの側面
図であり、同図(h)は、同図(c)に示す回動支点用
部材30,31の拡大斜視図である。
係る磁気記録再生装置の第8実施例について説明する。
図19(a)は、図18を参照して先に説明した第2の
形式に係るドラム対周辺の構成の断面図であり、図2中
の90度−270度線位置における断面を示す。同様
に、図19(b)は、図2中の0度−180度線位置に
おける断面を示す。また、図20は、図19に示すドラ
ム対周辺の要部の分解斜視図であり、同図(a),
(c),(e),(g)は、それぞれ同一方向からみた
下ドラムDd、中間部材SA、環状のカム部材CA、ド
ラムベースDBを示す。なお、同図(b),(d)は、
それぞれ同図(a),(c)に示す下ドラムDdと中間
部材SAとを背面側から見た図である。また、同図
(f)は、同図(e)に示す環状のカム部材CAの側面
図であり、同図(h)は、同図(c)に示す回動支点用
部材30,31の拡大斜視図である。
【0103】外周面に磁気テープの基準縁の案内部Gを
形成してある下ドラムDdは、ドラムベースDBに対し
て、複数のねじ32によって固着されている。下ドラム
Ddの内方に形成されている内方空間部29aに設けら
れている中間部材SAは、その外周面の上端から突出し
た縁部28が設けられており、縁部28の先端は、下ド
ラムDdの内周面に所定の僅かなクリアランスをもって
嵌合している。すなわち、中間部材SAの縁部28は、
その外径寸法が下ドラムDdの内方空間部29aの内径
より僅かに小さな直径を有するように構成されている。
なお、縁部28の先端には、図19(b)中、点Ocを
中心としたR形状を設けておくことが望ましいことは、
先に図4(b)を参照して説明した第1実施例の場合と
同様である。
形成してある下ドラムDdは、ドラムベースDBに対し
て、複数のねじ32によって固着されている。下ドラム
Ddの内方に形成されている内方空間部29aに設けら
れている中間部材SAは、その外周面の上端から突出し
た縁部28が設けられており、縁部28の先端は、下ド
ラムDdの内周面に所定の僅かなクリアランスをもって
嵌合している。すなわち、中間部材SAの縁部28は、
その外径寸法が下ドラムDdの内方空間部29aの内径
より僅かに小さな直径を有するように構成されている。
なお、縁部28の先端には、図19(b)中、点Ocを
中心としたR形状を設けておくことが望ましいことは、
先に図4(b)を参照して説明した第1実施例の場合と
同様である。
【0104】図19に示すように、上ドラムDuにはド
ラムモータMdのロータ92がねじ103,104によ
って固着されている。上ドラムDuは、軸受93,94
を介して中間部材SAに固設されている固定軸99に嵌
装されている。そして、固定軸99に嵌合して固着され
ている取付部材106には、ドラムモータ取付基板95
が、ねじ96,97によって固着されており、このドラ
ムモータ取付基板95にはドラムモータMdのステータ
105が一体に取付けられている。また、上ドラムDu
の下方の端部には回転トランス23が固着されている。
上ドラムDuはそれに固設されている軸受93,94
が、中間部材SAに固設されている固定軸99に嵌装さ
れていて、上ドラムDuと中間部材SAとは、固定軸9
9を共通の中心軸としているから、ロータ92と一体的
に回転する上ドラムDu側の回転トランス23と、中間
部材SA側の回転トランス24とは、固定軸99が傾斜
しても両者間の間隙は一定の状態に保持されることにな
る。
ラムモータMdのロータ92がねじ103,104によ
って固着されている。上ドラムDuは、軸受93,94
を介して中間部材SAに固設されている固定軸99に嵌
装されている。そして、固定軸99に嵌合して固着され
ている取付部材106には、ドラムモータ取付基板95
が、ねじ96,97によって固着されており、このドラ
ムモータ取付基板95にはドラムモータMdのステータ
105が一体に取付けられている。また、上ドラムDu
の下方の端部には回転トランス23が固着されている。
上ドラムDuはそれに固設されている軸受93,94
が、中間部材SAに固設されている固定軸99に嵌装さ
れていて、上ドラムDuと中間部材SAとは、固定軸9
9を共通の中心軸としているから、ロータ92と一体的
に回転する上ドラムDu側の回転トランス23と、中間
部材SA側の回転トランス24とは、固定軸99が傾斜
しても両者間の間隙は一定の状態に保持されることにな
る。
【0105】また、中間部材SAに固設されている固定
軸99によって、常に同軸に保持されている中間部材S
Aと上ドラムDuとは、回転磁気ヘッドHa,Hbの回
転軌跡面近傍に位置する直線L3上の2つの位置に設け
られた回動支点用部材30,31によって、下ドラムD
dに対して回動自在に支持されている。すなわち、直線
L3上の位置における中間部材SAの上端部28aに植
設されたピン形状の回動支点用部材30,31が、下ド
ラムDdの縁部29に設けられた二つの透孔29bとそ
れぞれ遊嵌することにより二つの回動支点が構成されて
いる。そして、中間部材SAや環状のカム部材CAは、
スプリング38〜41による付勢により、ドラムベース
DBに対して弾発的に連結支持されている。スプリング
38,39は、図19(a)に示すように、ドラムベー
スDBに設けられている穴44,45と中間部材SAに
設けた穴46,47とに挿入されており、スプリング4
0,41は、同図(b)に示すように、ドラムベースD
Bに設けられている穴48,49と中間部材SAにねじ
107,108によって取り付けられた抑止板100に
設けた穴101,102とに挿入されている。
軸99によって、常に同軸に保持されている中間部材S
Aと上ドラムDuとは、回転磁気ヘッドHa,Hbの回
転軌跡面近傍に位置する直線L3上の2つの位置に設け
られた回動支点用部材30,31によって、下ドラムD
dに対して回動自在に支持されている。すなわち、直線
L3上の位置における中間部材SAの上端部28aに植
設されたピン形状の回動支点用部材30,31が、下ド
ラムDdの縁部29に設けられた二つの透孔29bとそ
れぞれ遊嵌することにより二つの回動支点が構成されて
いる。そして、中間部材SAや環状のカム部材CAは、
スプリング38〜41による付勢により、ドラムベース
DBに対して弾発的に連結支持されている。スプリング
38,39は、図19(a)に示すように、ドラムベー
スDBに設けられている穴44,45と中間部材SAに
設けた穴46,47とに挿入されており、スプリング4
0,41は、同図(b)に示すように、ドラムベースD
Bに設けられている穴48,49と中間部材SAにねじ
107,108によって取り付けられた抑止板100に
設けた穴101,102とに挿入されている。
【0106】次に、図21を参照して、本発明の第9実
施例について説明する。なお、本実施例は、中間部材S
Aの回動中心(直線L3、又は点Oc)を一義的に決定
するために、第5実施例で用いたのと同様の回動支点用
部材30,31を使用するとともに、下ドラムDdに形
成した軸受部98により固定軸99を回動自在に支持す
る構成とした点において、上に述べた第8実施例と異な
るものである。従って、以下この相違点について説明
し、その他の点については説明を省略する。図21
(a)は、図18を参照して先に説明した第2の形式に
係るドラム対周辺の構成の断面図であり、図2中の90
度−270度線位置における断面を示す。同様に、図2
1(b)は、図2中の0度−180度線位置における断
面を示す。外周面に磁気テープの基準縁の案内部Gを形
成してある下ドラムDdは、ドラムベースDBに対し
て、複数のねじ32によって固着されている。下ドラム
Ddの内方に構成させてある内方空間部に設けられてい
る中間部材SAには、上ドラムを支持する固定軸99が
嵌合固着されている。
施例について説明する。なお、本実施例は、中間部材S
Aの回動中心(直線L3、又は点Oc)を一義的に決定
するために、第5実施例で用いたのと同様の回動支点用
部材30,31を使用するとともに、下ドラムDdに形
成した軸受部98により固定軸99を回動自在に支持す
る構成とした点において、上に述べた第8実施例と異な
るものである。従って、以下この相違点について説明
し、その他の点については説明を省略する。図21
(a)は、図18を参照して先に説明した第2の形式に
係るドラム対周辺の構成の断面図であり、図2中の90
度−270度線位置における断面を示す。同様に、図2
1(b)は、図2中の0度−180度線位置における断
面を示す。外周面に磁気テープの基準縁の案内部Gを形
成してある下ドラムDdは、ドラムベースDBに対し
て、複数のねじ32によって固着されている。下ドラム
Ddの内方に構成させてある内方空間部に設けられてい
る中間部材SAには、上ドラムを支持する固定軸99が
嵌合固着されている。
【0107】図21に示すように、上ドラムDuにはド
ラムモータMdのロータ92がねじ103,104によ
って固着されている。上ドラムDuは、軸受93,94
を介して固定軸99に嵌装されている。また、下ドラム
Ddに構成させた軸受部98の先端98aは、軸受94
の下方において固定軸99に当接して、固定軸99を回
動自在に支持している。固定軸99に嵌合して固着され
ている取付部材106には、ドラムモータ取付基板95
が、ねじ96,97によって固着されており、このドラ
ムモータ取付基板95にはドラムモータMdのステータ
105が一体に取付けられている。また、上ドラムDu
の下方の端部には回転トランス23が固着されている。
上ドラムDuはそれに固設されている軸受93,94
が、中間部材SAに固設されている固定軸99に嵌装さ
れていて、上ドラムDuと中間部材SAとは、固定軸9
9を共通の中心軸としているから、ロータ92と一体的
に回転する上ドラムDu側の回転トランス23と、中間
部材SA側の回転トランス24とは、固定軸99が傾斜
しても両者間の間隙は一定の状態に保持されることにな
る。
ラムモータMdのロータ92がねじ103,104によ
って固着されている。上ドラムDuは、軸受93,94
を介して固定軸99に嵌装されている。また、下ドラム
Ddに構成させた軸受部98の先端98aは、軸受94
の下方において固定軸99に当接して、固定軸99を回
動自在に支持している。固定軸99に嵌合して固着され
ている取付部材106には、ドラムモータ取付基板95
が、ねじ96,97によって固着されており、このドラ
ムモータ取付基板95にはドラムモータMdのステータ
105が一体に取付けられている。また、上ドラムDu
の下方の端部には回転トランス23が固着されている。
上ドラムDuはそれに固設されている軸受93,94
が、中間部材SAに固設されている固定軸99に嵌装さ
れていて、上ドラムDuと中間部材SAとは、固定軸9
9を共通の中心軸としているから、ロータ92と一体的
に回転する上ドラムDu側の回転トランス23と、中間
部材SA側の回転トランス24とは、固定軸99が傾斜
しても両者間の間隙は一定の状態に保持されることにな
る。
【0108】また、固定軸99によって、常に同軸に保
持されている中間部材SAと上ドラムDuとは、回転磁
気ヘッドHa,Hbの回転軌跡面近傍に位置する直線L
3上の2つの位置に設けられた回動支点用部材30,3
1によって、下ドラムDdに対して回動自在に支持され
ている。すなわち、直線L3上の位置における中間部材
SAの縁部28cに植設されたピン形状の回動支点用部
材30,31が、下ドラムDdの縁部29に設けられた
二つの透孔29bとそれぞれ遊嵌することにより二つの
回動支点が構成されている。また、中間部材SAに植設
されたピン429,430は、下ドラムDdに形成され
た貫通孔434,435とそれぞれ遊嵌しており、その
先端は、スペーサ436に当接しこれを支持している。
なお、ここで、スペーサ436は、上ドラムDuに取り
付けられた回転トランス23と中間部材SAに取り付け
られた回転トランス24との間隔を調整する機能を担う
ものであるとともに、軸受93,94に与えられている
予圧を下側で受けるものである。そして、中間部材SA
や環状のカム部材CAは、スプリング38〜41による
付勢により、ドラムベースDBに対して弾発的に連結支
持されている。スプリング38,39は、図21(a)
に示すように、ドラムベースDBに設けられている穴4
4,45と中間部材SAに設けた穴46,47とに挿入
されており、スプリング40,41は、同図(b)に示
すように、ドラムベースDBに設けられている穴48,
49と中間部材SAにねじ107,108によって取り
付けられた抑止板100に設けた穴101,102とに
挿入されている。
持されている中間部材SAと上ドラムDuとは、回転磁
気ヘッドHa,Hbの回転軌跡面近傍に位置する直線L
3上の2つの位置に設けられた回動支点用部材30,3
1によって、下ドラムDdに対して回動自在に支持され
ている。すなわち、直線L3上の位置における中間部材
SAの縁部28cに植設されたピン形状の回動支点用部
材30,31が、下ドラムDdの縁部29に設けられた
二つの透孔29bとそれぞれ遊嵌することにより二つの
回動支点が構成されている。また、中間部材SAに植設
されたピン429,430は、下ドラムDdに形成され
た貫通孔434,435とそれぞれ遊嵌しており、その
先端は、スペーサ436に当接しこれを支持している。
なお、ここで、スペーサ436は、上ドラムDuに取り
付けられた回転トランス23と中間部材SAに取り付け
られた回転トランス24との間隔を調整する機能を担う
ものであるとともに、軸受93,94に与えられている
予圧を下側で受けるものである。そして、中間部材SA
や環状のカム部材CAは、スプリング38〜41による
付勢により、ドラムベースDBに対して弾発的に連結支
持されている。スプリング38,39は、図21(a)
に示すように、ドラムベースDBに設けられている穴4
4,45と中間部材SAに設けた穴46,47とに挿入
されており、スプリング40,41は、同図(b)に示
すように、ドラムベースDBに設けられている穴48,
49と中間部材SAにねじ107,108によって取り
付けられた抑止板100に設けた穴101,102とに
挿入されている。
【0109】さて、以上に説明してきた本発明に係る磁
気記録再生装置の第1乃至第9実施例は、磁気テープT
の基準縁Teを案内する案内部Gが形成された下ドラム
DdをドラムベースDBに固定する一方、この固定され
た下ドラムDdに対して、磁気ヘッドHa,Hbを搭載
して回転する上ドラムDuの回転軸1又は固定軸99を
所定の回動支点の周りに回動させることにより、回転磁
気ヘッドHa,Hbの回転軌跡面を傾斜させて、磁気テ
ープTの基準縁Teに対して回転磁気ヘッドHa,Hb
を所望の角度で走査させる構成についての種々の態様を
示すものである。すなわち、これらの実施例において
は、磁気テープTは、その基準縁Teが常に下ドラムD
dの案内部Gに沿って一定の走行経路を安定に走行する
ことを前提としており、斯かる磁気テープTに対して、
回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡面を傾斜させて補
正する(以下、場合によって「トラック補正」とい
う。)ことによりノイズバーの生じないトリックプレイ
等を実現するものである。そして、この前提は、磁気テ
ープTに記録されるトラック幅が比較的大きな時、例え
ば前述したVHS方式VTRにおけるSPモード時、に
は充分成立するものである。
気記録再生装置の第1乃至第9実施例は、磁気テープT
の基準縁Teを案内する案内部Gが形成された下ドラム
DdをドラムベースDBに固定する一方、この固定され
た下ドラムDdに対して、磁気ヘッドHa,Hbを搭載
して回転する上ドラムDuの回転軸1又は固定軸99を
所定の回動支点の周りに回動させることにより、回転磁
気ヘッドHa,Hbの回転軌跡面を傾斜させて、磁気テ
ープTの基準縁Teに対して回転磁気ヘッドHa,Hb
を所望の角度で走査させる構成についての種々の態様を
示すものである。すなわち、これらの実施例において
は、磁気テープTは、その基準縁Teが常に下ドラムD
dの案内部Gに沿って一定の走行経路を安定に走行する
ことを前提としており、斯かる磁気テープTに対して、
回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡面を傾斜させて補
正する(以下、場合によって「トラック補正」とい
う。)ことによりノイズバーの生じないトリックプレイ
等を実現するものである。そして、この前提は、磁気テ
ープTに記録されるトラック幅が比較的大きな時、例え
ば前述したVHS方式VTRにおけるSPモード時、に
は充分成立するものである。
【0110】しかし、例えば前述したVHS方式VTR
におけるEPモード時のように、磁気テープに記録され
るトラック幅が19μmと比較的小さい場合は、上述し
た第1乃至第9実施例のようにトラック補正のみを行う
構成では、そのトリックプレイ時にノイズバーが発生
し、必ずしも充分な効果が得られないことがある。本願
発明の発明者らは、この現象を明らかにするために、ド
ラム対DAの周辺における磁気テープTの走行状態を内
視鏡カメラ等を使って詳細に観察した結果、FF再生又
はFB再生に伴う上ドラムDuの回動に起因して、磁気
テープが案内部Gから若干浮き上がったり、案内部Gに
押しつけられたりする現象が存在することを見いだし
た。そこで、先ずこの現象について図49、図50を参
照して説明する。
におけるEPモード時のように、磁気テープに記録され
るトラック幅が19μmと比較的小さい場合は、上述し
た第1乃至第9実施例のようにトラック補正のみを行う
構成では、そのトリックプレイ時にノイズバーが発生
し、必ずしも充分な効果が得られないことがある。本願
発明の発明者らは、この現象を明らかにするために、ド
ラム対DAの周辺における磁気テープTの走行状態を内
視鏡カメラ等を使って詳細に観察した結果、FF再生又
はFB再生に伴う上ドラムDuの回動に起因して、磁気
テープが案内部Gから若干浮き上がったり、案内部Gに
押しつけられたりする現象が存在することを見いだし
た。そこで、先ずこの現象について図49、図50を参
照して説明する。
【0111】図49(a)は、ノーマル再生時の磁気テ
ープTの走行状態を示す図である。この状態では、上ド
ラムDuと下ドラムDdの中心軸は、一致しており、磁
気テープTの基準縁Teは、下ドラムDdの案内部Gに
沿って走行しており、磁気テープTが案内部Gから浮き
上がったり、案内部Gに押しつけられたりする現象は発
生していない。これに対し、同図(b)に示すFF再生
時の磁気テープTの走行状態では、既述の如く、上ドラ
ムDuの回転軸は一点鎖線で示すように、下ドラムDd
の中心軸Y−Yに対して、時計方向に回動した状態とさ
れる。このため、磁気テープTは、ドラム対DAに対す
る入り口側(サプライ側ガイドローラSGR側)では、
上ドラムDuに引っ張られてその基準縁Teが下ドラム
Ddの案内部Gから離間する傾向を生じる。他方、ドラ
ム対DAに対する出口側(テイクアップ側ガイドローラ
TGR側)では、上ドラムDuにより磁気テープTは下
ドラムDdの案内部Gに押しつけられる傾向を生じるこ
とになり、結果として、磁気テープTは下ドラムDdの
案内部Gに対して僅かな角度(θ2)傾いてしまうこと
になる。従って、所定の速さのFF再生に対応した角度
(θ1)だけ上ドラムDuを下ドラムDdに対して傾斜
させてトラック補正を行っても、回転磁気ヘッドHa,
Hbの回転軌跡面は、磁気テープTのトラックパターン
を正確にトレースできないことになる。
ープTの走行状態を示す図である。この状態では、上ド
ラムDuと下ドラムDdの中心軸は、一致しており、磁
気テープTの基準縁Teは、下ドラムDdの案内部Gに
沿って走行しており、磁気テープTが案内部Gから浮き
上がったり、案内部Gに押しつけられたりする現象は発
生していない。これに対し、同図(b)に示すFF再生
時の磁気テープTの走行状態では、既述の如く、上ドラ
ムDuの回転軸は一点鎖線で示すように、下ドラムDd
の中心軸Y−Yに対して、時計方向に回動した状態とさ
れる。このため、磁気テープTは、ドラム対DAに対す
る入り口側(サプライ側ガイドローラSGR側)では、
上ドラムDuに引っ張られてその基準縁Teが下ドラム
Ddの案内部Gから離間する傾向を生じる。他方、ドラ
ム対DAに対する出口側(テイクアップ側ガイドローラ
TGR側)では、上ドラムDuにより磁気テープTは下
ドラムDdの案内部Gに押しつけられる傾向を生じるこ
とになり、結果として、磁気テープTは下ドラムDdの
案内部Gに対して僅かな角度(θ2)傾いてしまうこと
になる。従って、所定の速さのFF再生に対応した角度
(θ1)だけ上ドラムDuを下ドラムDdに対して傾斜
させてトラック補正を行っても、回転磁気ヘッドHa,
Hbの回転軌跡面は、磁気テープTのトラックパターン
を正確にトレースできないことになる。
【0112】この問題点を解決する方法としては、大略
同図(c)又は(d)に示す二つの補正(以下、これら
を場合によって「リード補正」という。)の方法が考え
られる。すなわち、同図(c)に示す方法は、上ドラム
Duと下ドラムDdとの相対角度(θ1)を一定に維持
したまま、ドラム対DA全体を(θ2)だけ更に傾斜さ
せて、磁気テープTの基準縁Teに下ドラムDdの案内
部Gを沿わせる方法である。なお、この方法には、後に
第14実施例で詳しく説明するように、磁気テープの基
準縁Teを案内する案内部を下ドラムDdとは別体に構
成する等の変形例も考えられるものである。
同図(c)又は(d)に示す二つの補正(以下、これら
を場合によって「リード補正」という。)の方法が考え
られる。すなわち、同図(c)に示す方法は、上ドラム
Duと下ドラムDdとの相対角度(θ1)を一定に維持
したまま、ドラム対DA全体を(θ2)だけ更に傾斜さ
せて、磁気テープTの基準縁Teに下ドラムDdの案内
部Gを沿わせる方法である。なお、この方法には、後に
第14実施例で詳しく説明するように、磁気テープの基
準縁Teを案内する案内部を下ドラムDdとは別体に構
成する等の変形例も考えられるものである。
【0113】一方、同図(d)に示す方法は、サプライ
側ガイドローラSGRと、テイクアップ側ガイドローラ
TGRとをそれぞれ、磁気テープTの幅方向に変位可能
に構成しておく。そして、FF再生時には、図示の如く
サプライ側ガイドローラを下方に変位させるとともに、
テイクアップ側ガイドローラTGRを上方に変位させる
ことにより、磁気テープの走行経路を矯正して下ドラム
Ddの案内部Gに沿うようにする方法である。なお、以
上の説明は、FB再生の場合においても、磁気テープT
に生じる傾きの方向や、リード補正するために関連する
部材を作動させるべき方向が逆になる点を除いて、同様
であるため図50に図示するだけにとどめる。
側ガイドローラSGRと、テイクアップ側ガイドローラ
TGRとをそれぞれ、磁気テープTの幅方向に変位可能
に構成しておく。そして、FF再生時には、図示の如く
サプライ側ガイドローラを下方に変位させるとともに、
テイクアップ側ガイドローラTGRを上方に変位させる
ことにより、磁気テープの走行経路を矯正して下ドラム
Ddの案内部Gに沿うようにする方法である。なお、以
上の説明は、FB再生の場合においても、磁気テープT
に生じる傾きの方向や、リード補正するために関連する
部材を作動させるべき方向が逆になる点を除いて、同様
であるため図50に図示するだけにとどめる。
【0114】次に、図49(c)又は図50(c)を参
照して説明したリード補正とトラック補正との関係及び
その原理について、図22を参照して更に詳しく説明す
る。図22(a)、(b)はともに、図2中の90度の
方向からみたドラム対DAの側面を示す模式図であり、
同図(a)はFF再生時、同図(b)はFB再生時にお
いて、トラック補正及びリード補正の様子をそれぞれ説
明するための図である。なお、ここで直線Y−Yは、図
3、図49、図50等における直線Y−Yと対応する直
線であり、リード補正がなされない場合、即ち、ノーマ
ル再生時における下ドラムDdの中心軸の方向を示すも
のである。
照して説明したリード補正とトラック補正との関係及び
その原理について、図22を参照して更に詳しく説明す
る。図22(a)、(b)はともに、図2中の90度の
方向からみたドラム対DAの側面を示す模式図であり、
同図(a)はFF再生時、同図(b)はFB再生時にお
いて、トラック補正及びリード補正の様子をそれぞれ説
明するための図である。なお、ここで直線Y−Yは、図
3、図49、図50等における直線Y−Yと対応する直
線であり、リード補正がなされない場合、即ち、ノーマ
ル再生時における下ドラムDdの中心軸の方向を示すも
のである。
【0115】FF再生においては、同図(a)に示すよ
うに、上ドラムDuが下ドラムDdに対して、点Ocを
通り紙面に垂直な直線L3(第1乃至第9実施例におけ
るドラム対DAの各断面図参照)の周りに時計方向に角
度θ1だけ回動することにより、トラック補正がなされ
る。更に、上ドラムDuと下ドラムDdとは一体的に、
点Oc’を通り紙面に垂直な直線(直線L3に平行)の
周りに角度θ2だけ回動されて、リード補正が行われ
る。すなわち、このトラック補正とリード補正とによ
り、上ドラムDuの中心軸の直線Y−Yに対する最終的
な傾斜角度θは、θ=θ1+θ2の関係となるものであ
る。なおここで、点Ocの位置は、回転磁気ヘッドH
a,Hbと磁気テープとの良好な接触状態を維持するた
めに回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡面の近傍に設
ける必要があることは先に述べた通りであるが、点O
c’の位置についてはそのような必要は必ずしもない。
なお、FB再生の場合については、同図(b)を参照す
れば、その動作原理は明かであるから詳細な説明は省略
する。
うに、上ドラムDuが下ドラムDdに対して、点Ocを
通り紙面に垂直な直線L3(第1乃至第9実施例におけ
るドラム対DAの各断面図参照)の周りに時計方向に角
度θ1だけ回動することにより、トラック補正がなされ
る。更に、上ドラムDuと下ドラムDdとは一体的に、
点Oc’を通り紙面に垂直な直線(直線L3に平行)の
周りに角度θ2だけ回動されて、リード補正が行われ
る。すなわち、このトラック補正とリード補正とによ
り、上ドラムDuの中心軸の直線Y−Yに対する最終的
な傾斜角度θは、θ=θ1+θ2の関係となるものであ
る。なおここで、点Ocの位置は、回転磁気ヘッドH
a,Hbと磁気テープとの良好な接触状態を維持するた
めに回転磁気ヘッドHa,Hbの回転軌跡面の近傍に設
ける必要があることは先に述べた通りであるが、点O
c’の位置についてはそのような必要は必ずしもない。
なお、FB再生の場合については、同図(b)を参照す
れば、その動作原理は明かであるから詳細な説明は省略
する。
【0116】以下に、上述したトラック補正とリード補
正とを採用した磁気記録再生装置の具体的な構成につい
て、第10実施例乃至第15実施例により説明する。先
ず、図23乃至図27を参照して本発明の第10実施例
について説明する。図23(a)は、ドラム対周辺の構
成を示す断面図であり、図2中の90度−270度線位
置における断面を、同様に、図23(b)は、図2中の
0度−180度線位置における断面をそれぞれ示す。ま
た、図24は図23(a)、(b)とは異なる他の角度
における断面を示す。また、図27は、本実施例の動作
説明のための側断面図であり、図2中の0度−180度
線位置における断面を示す。
正とを採用した磁気記録再生装置の具体的な構成につい
て、第10実施例乃至第15実施例により説明する。先
ず、図23乃至図27を参照して本発明の第10実施例
について説明する。図23(a)は、ドラム対周辺の構
成を示す断面図であり、図2中の90度−270度線位
置における断面を、同様に、図23(b)は、図2中の
0度−180度線位置における断面をそれぞれ示す。ま
た、図24は図23(a)、(b)とは異なる他の角度
における断面を示す。また、図27は、本実施例の動作
説明のための側断面図であり、図2中の0度−180度
線位置における断面を示す。
【0117】上ドラムDuは、ドラムモータMdの回転
軸1に固着されている上ドラム固着部材2に対して、ね
じ3,4で固着されている。それで、ドラムモータMd
が所定の回転数で回転すると、上ドラムDuに固着され
ている回転磁気ヘッドHa,Hbは、中間部材SAに取
付けられている軸受5,6によって回転自在に支持され
ている回転軸1と一体的に回転する。23は上ドラム固
着部材2に固着されている回転トランス、24は、中間
部材SAに取付けられている回転トランスである。ま
た、中間部材SAにはドラムモータMdのステータ10
5が、ねじ12,13によって固着されており、ロータ
92は、回転軸1に固着されている軸固着部材11に対
し、ねじ9,10によって取付けられている。図中に示
されているドラムモータMdは、そのステータ105に
コイル15を備えており、また、そのロータ92に永久
磁石14を備えている。
軸1に固着されている上ドラム固着部材2に対して、ね
じ3,4で固着されている。それで、ドラムモータMd
が所定の回転数で回転すると、上ドラムDuに固着され
ている回転磁気ヘッドHa,Hbは、中間部材SAに取
付けられている軸受5,6によって回転自在に支持され
ている回転軸1と一体的に回転する。23は上ドラム固
着部材2に固着されている回転トランス、24は、中間
部材SAに取付けられている回転トランスである。ま
た、中間部材SAにはドラムモータMdのステータ10
5が、ねじ12,13によって固着されており、ロータ
92は、回転軸1に固着されている軸固着部材11に対
し、ねじ9,10によって取付けられている。図中に示
されているドラムモータMdは、そのステータ105に
コイル15を備えており、また、そのロータ92に永久
磁石14を備えている。
【0118】中間部材SAは、それの上方部分が下ドラ
ムDdの内方空間部に位置するような態様で設けられて
いるが、中間部材SAの上端部28aと固定ドラムDd
の縁部29との間におけるドラム対DAの90度−27
0度の方向には、先に図5又は図20を参照して説明し
たのと同様な回動支点用部材30,31が設けられてい
る。また、中間部材SAは、その外周面の上端から突出
した縁部28が設けられており、縁部28の先端は下ド
ラムDdの内周面に所定の僅かなクリアランスをもって
嵌合している。すなわち、中間部材SAの縁部28は、
その外径寸法が下ドラムDdの内方空間部の内径より僅
かに小さな直径を有するように構成されている。また、
下ドラムDdの下端部にねじ32(図24)によって固
着されているベースプレートBPの上面側と中間部材S
Aの下面側との間にはスプリング38,39が装着さ
れ、さらにまた、ベースプレートBPの下面側と中間部
材SAと一体的に連結固着されているドラムモータMd
のドラムモータ取付基板7との間には、スプリング4
0,41が装着されている。図26には、前記したベー
スプレートBPを裏側から見た場合の斜視図が示されて
おり、また図25にはベースプレートBPを表側から見
た場合の斜視図が示されている。
ムDdの内方空間部に位置するような態様で設けられて
いるが、中間部材SAの上端部28aと固定ドラムDd
の縁部29との間におけるドラム対DAの90度−27
0度の方向には、先に図5又は図20を参照して説明し
たのと同様な回動支点用部材30,31が設けられてい
る。また、中間部材SAは、その外周面の上端から突出
した縁部28が設けられており、縁部28の先端は下ド
ラムDdの内周面に所定の僅かなクリアランスをもって
嵌合している。すなわち、中間部材SAの縁部28は、
その外径寸法が下ドラムDdの内方空間部の内径より僅
かに小さな直径を有するように構成されている。また、
下ドラムDdの下端部にねじ32(図24)によって固
着されているベースプレートBPの上面側と中間部材S
Aの下面側との間にはスプリング38,39が装着さ
れ、さらにまた、ベースプレートBPの下面側と中間部
材SAと一体的に連結固着されているドラムモータMd
のドラムモータ取付基板7との間には、スプリング4
0,41が装着されている。図26には、前記したベー
スプレートBPを裏側から見た場合の斜視図が示されて
おり、また図25にはベースプレートBPを表側から見
た場合の斜視図が示されている。
【0119】ベースプレートBPには、図24中に示さ
れているようにねじ240,241によって板ばね24
2(板ばね242の全体形状は図25中に示されてい
る)の基端部が固着されており、板ばね242の先端部
をドラムベースDBの下面に圧着させることにより、ベ
ースプレートBPはドラムベースDBに対して上下方向
に僅かに変位可能な状態になっている。また、ベースプ
レートBPのドラムベースDBに対する位置決めは、ド
ラム対DAにおける0度−180度方向でドラムベース
DBに設けてある位置決めピン243,244を、ベー
スプレートBPに設けた孔に遊嵌させることによって行
なわれる(図23(b)参照)。
れているようにねじ240,241によって板ばね24
2(板ばね242の全体形状は図25中に示されてい
る)の基端部が固着されており、板ばね242の先端部
をドラムベースDBの下面に圧着させることにより、ベ
ースプレートBPはドラムベースDBに対して上下方向
に僅かに変位可能な状態になっている。また、ベースプ
レートBPのドラムベースDBに対する位置決めは、ド
ラム対DAにおける0度−180度方向でドラムベース
DBに設けてある位置決めピン243,244を、ベー
スプレートBPに設けた孔に遊嵌させることによって行
なわれる(図23(b)参照)。
【0120】ベースプレートBPの上面側と中間部材S
Aの下面側との間には、回転軸1の傾斜調節用の環状の
カム部材CAが設けられており、また、ベースプレート
BPの下面側とドラムベースDBの上面側との間には下
ドラムDdの中心軸の傾斜調節手段として機能する傾斜
調節用の環状のカム部材CRA(以下、単に「環状のカ
ム部材CRA」という。)が設けられている。環状のカ
ム部材CRAのドラムベースDBに対する位置決めは、
ドラム対DAにおける90度と270度方向でドラムベ
ースDBに設けてある位置決めピン245,246(図
23(a)及び図25参照)を、環状のカム部材CRA
の内周縁に当接させることによって行なう。
Aの下面側との間には、回転軸1の傾斜調節用の環状の
カム部材CAが設けられており、また、ベースプレート
BPの下面側とドラムベースDBの上面側との間には下
ドラムDdの中心軸の傾斜調節手段として機能する傾斜
調節用の環状のカム部材CRA(以下、単に「環状のカ
ム部材CRA」という。)が設けられている。環状のカ
ム部材CRAのドラムベースDBに対する位置決めは、
ドラム対DAにおける90度と270度方向でドラムベ
ースDBに設けてある位置決めピン245,246(図
23(a)及び図25参照)を、環状のカム部材CRA
の内周縁に当接させることによって行なう。
【0121】環状のカム部材CAの上面に形成されてい
るカム輪郭258〜263には、中間部材SAに突設さ
れているカム従動体36,37が当接すべく構成されて
いる。すなわち、環状のカム部材CAが、図示されてい
ない駆動源からの駆動力が与えられて回動したときに、
回転軸1を介して支持されている上ドラムDuと中間部
材SAとドラムモータMdとからなる構成部分は、回動
支点用部材30,31を結ぶ直線L3を回動の中心軸に
して、所定の角度だけ、下ドラムDdの中心軸に対し
て、図23(b)における紙面内で点Ocを中心にして
左右方向に傾斜することになる。
るカム輪郭258〜263には、中間部材SAに突設さ
れているカム従動体36,37が当接すべく構成されて
いる。すなわち、環状のカム部材CAが、図示されてい
ない駆動源からの駆動力が与えられて回動したときに、
回転軸1を介して支持されている上ドラムDuと中間部
材SAとドラムモータMdとからなる構成部分は、回動
支点用部材30,31を結ぶ直線L3を回動の中心軸に
して、所定の角度だけ、下ドラムDdの中心軸に対し
て、図23(b)における紙面内で点Ocを中心にして
左右方向に傾斜することになる。
【0122】また、ベースプレートBPの下面側とドラ
ムベースDBの上面側との間に設けられている環状のカ
ム部材CRAは、その上面に形成されているカム輪郭2
51〜256に対して、ベースプレートBPに突設され
ているカム従動体247,248が当接すべく構成され
ている。また、環状のカム部材CRAには、支点平面部
分238,239が形成されており、この支点平面部分
238,239は、ベースプレートBPの裏面側に突設
されている支点用突起249,250に当接する構成に
なっている。すなわち、環状のカム部材CRAが、図示
されていない駆動源からの駆動力が与えられて回動した
ときに、ベースプレートBPに固着されている下ドラム
Ddが、支点用突起249,250を結ぶ直線L5を回
動の中心軸にして、所定の角度だけ、ドラムベースDB
に対して、図23(b)における紙面内で点Oc’を中
心にして左右方向に傾斜することになる。
ムベースDBの上面側との間に設けられている環状のカ
ム部材CRAは、その上面に形成されているカム輪郭2
51〜256に対して、ベースプレートBPに突設され
ているカム従動体247,248が当接すべく構成され
ている。また、環状のカム部材CRAには、支点平面部
分238,239が形成されており、この支点平面部分
238,239は、ベースプレートBPの裏面側に突設
されている支点用突起249,250に当接する構成に
なっている。すなわち、環状のカム部材CRAが、図示
されていない駆動源からの駆動力が与えられて回動した
ときに、ベースプレートBPに固着されている下ドラム
Ddが、支点用突起249,250を結ぶ直線L5を回
動の中心軸にして、所定の角度だけ、ドラムベースDB
に対して、図23(b)における紙面内で点Oc’を中
心にして左右方向に傾斜することになる。
【0123】図25は、大略ドラムベースDBと、環状
のカム部材CRAと、ベースプレートBPと、環状のカ
ム部材CAとを、これらが積層される順に分解して示し
た斜視図である。環状のカム部材CRAは、ドラムベー
スDBの上面にその底面が回動可能に載置されている。
そして、その上面には、ベースプレートBPの裏面側に
設けられているカム従動体247,248と係合するカ
ム輪郭251〜256及び、ベ ースプレートBPの裏
面側に突設されている支点用突起249,250に当接
する支点平面部分238,239とが形成されている。
なお、この支点平面部238,239は、環状のカム部
材CRAがドラムベースDB上に載置された状態におい
て、環状のカム部材CRAが載置されるドラムベースD
Bの面からの高さが同一になるべく構成されている。ま
た、環状のカム部材CAはベースプレートBPの上面側
に形成された案内溝257に嵌合して回動可能に案内さ
れる。264は連結部であって先端部にはギヤ265が
設けられている。
のカム部材CRAと、ベースプレートBPと、環状のカ
ム部材CAとを、これらが積層される順に分解して示し
た斜視図である。環状のカム部材CRAは、ドラムベー
スDBの上面にその底面が回動可能に載置されている。
そして、その上面には、ベースプレートBPの裏面側に
設けられているカム従動体247,248と係合するカ
ム輪郭251〜256及び、ベ ースプレートBPの裏
面側に突設されている支点用突起249,250に当接
する支点平面部分238,239とが形成されている。
なお、この支点平面部238,239は、環状のカム部
材CRAがドラムベースDB上に載置された状態におい
て、環状のカム部材CRAが載置されるドラムベースD
Bの面からの高さが同一になるべく構成されている。ま
た、環状のカム部材CAはベースプレートBPの上面側
に形成された案内溝257に嵌合して回動可能に案内さ
れる。264は連結部であって先端部にはギヤ265が
設けられている。
【0124】ギヤ265に対して、図示されていない駆
動源から図示されていないピニオンを介して動力が供給
されて、環状のカム部材CAがベースプレートBPの上
面側の案内溝57中で回動されると、中間部材SAに突
設されているカム従動体36,37が、環状のカム部材
CAに構成されている順次に異なるカム輪郭258〜2
63に当接されるために、中間部材SAに取付けられて
いる軸受5,6に回転自在に支持されている回転軸1
を、傾斜させることができるのであり、それにより上ド
ラムDuと中間部材SAとドラムモータMdとが一体的
に、所定の角度だけ下ドラムDdの中心軸に対してドラ
ム対DAの0度−180度の方向(図23(b)におけ
る紙面の左右方向)で傾斜した状態にさせることができ
る。
動源から図示されていないピニオンを介して動力が供給
されて、環状のカム部材CAがベースプレートBPの上
面側の案内溝57中で回動されると、中間部材SAに突
設されているカム従動体36,37が、環状のカム部材
CAに構成されている順次に異なるカム輪郭258〜2
63に当接されるために、中間部材SAに取付けられて
いる軸受5,6に回転自在に支持されている回転軸1
を、傾斜させることができるのであり、それにより上ド
ラムDuと中間部材SAとドラムモータMdとが一体的
に、所定の角度だけ下ドラムDdの中心軸に対してドラ
ム対DAの0度−180度の方向(図23(b)におけ
る紙面の左右方向)で傾斜した状態にさせることができ
る。
【0125】ベースプレートBPの上面側の案内溝25
7には切欠部257aと透孔257b,257cが設け
られており、これらの切欠部257aと透孔257b,
257cとの部分には、環状のカム部材CRAと環状の
カム部材CAとを連結するためのピン266〜268が
通過できるようにしてある。そして、これらのピン26
6〜268は、その一端部が環状のカム部材CAに穿設
されている孔269〜271にそれぞれ圧入されてい
る。そして、これらのピン266〜268は、ベースプ
レートBPの上面側の案内溝257に設けられた切欠部
257aと透孔257b,257cとをそれぞれ通過し
て、環状のカム部材CRAに設けられている透孔272
〜274に、それぞれの他端が圧入される。なお、図2
5中に示されているベースプレートBPに設けられてい
る穴275,276と、図26中に示されているベース
プレートBPに設けられている穴277,278とは、
図23(a),(b)中に示されているスプリング3
8,39,40,41が、それぞれ装着される孔であ
る。
7には切欠部257aと透孔257b,257cが設け
られており、これらの切欠部257aと透孔257b,
257cとの部分には、環状のカム部材CRAと環状の
カム部材CAとを連結するためのピン266〜268が
通過できるようにしてある。そして、これらのピン26
6〜268は、その一端部が環状のカム部材CAに穿設
されている孔269〜271にそれぞれ圧入されてい
る。そして、これらのピン266〜268は、ベースプ
レートBPの上面側の案内溝257に設けられた切欠部
257aと透孔257b,257cとをそれぞれ通過し
て、環状のカム部材CRAに設けられている透孔272
〜274に、それぞれの他端が圧入される。なお、図2
5中に示されているベースプレートBPに設けられてい
る穴275,276と、図26中に示されているベース
プレートBPに設けられている穴277,278とは、
図23(a),(b)中に示されているスプリング3
8,39,40,41が、それぞれ装着される孔であ
る。
【0126】図26における279〜281で示されて
いる円弧状の部材は、それの外周壁面279a,280
a,281aによって環状のカム部材CRAにおける内
周壁面282の位置の規制を行なう。前記したように、
ベースプレートBPの上面側に設けられていて、回転軸
1の傾斜調節用に使用される環状のカム部材CAと、ベ
ースプレートBPの下面側に設けられていて、下ドラム
Ddの中心軸の傾斜調節用に使用されている環状のカム
部材CRAとは、ピン266〜268によって連結され
ている。これにより、環状のカム部材CAに設けられて
いるギヤ265に対して、図示されていない駆動源から
動力を供給して、環状のカム部材CAをベースプレート
BPの上面側の案内溝257中で回動させると、環状の
カム部材CRAも同時にドラムベースDBの上面上で、
円弧状の部材279〜281の外周面に案内されて回動
するから、1つの駆動源からの動力によって環状のカム
部材CAと、環状のカム部材CRAとの双方を連動させ
て駆動することができるので、駆動機構の構成を簡単化
することができる。なお、前記した回転軸1の傾斜調節
用に使用される環状のカム部材CAと、下ドラムDdの
中心軸の傾斜調節用に使用されている環状のカム部材C
RAとが個別の駆動源によって別々に駆動されるように
構成されてもよいことは勿論である。
いる円弧状の部材は、それの外周壁面279a,280
a,281aによって環状のカム部材CRAにおける内
周壁面282の位置の規制を行なう。前記したように、
ベースプレートBPの上面側に設けられていて、回転軸
1の傾斜調節用に使用される環状のカム部材CAと、ベ
ースプレートBPの下面側に設けられていて、下ドラム
Ddの中心軸の傾斜調節用に使用されている環状のカム
部材CRAとは、ピン266〜268によって連結され
ている。これにより、環状のカム部材CAに設けられて
いるギヤ265に対して、図示されていない駆動源から
動力を供給して、環状のカム部材CAをベースプレート
BPの上面側の案内溝257中で回動させると、環状の
カム部材CRAも同時にドラムベースDBの上面上で、
円弧状の部材279〜281の外周面に案内されて回動
するから、1つの駆動源からの動力によって環状のカム
部材CAと、環状のカム部材CRAとの双方を連動させ
て駆動することができるので、駆動機構の構成を簡単化
することができる。なお、前記した回転軸1の傾斜調節
用に使用される環状のカム部材CAと、下ドラムDdの
中心軸の傾斜調節用に使用されている環状のカム部材C
RAとが個別の駆動源によって別々に駆動されるように
構成されてもよいことは勿論である。
【0127】次に、本実施例に係る磁気記録再生装置
が、各再生モードで動作している場合における環状のカ
ム部材CA及び環状のカム部材CRAの状態について説
明する。ノーマル再生モードで動作している場合は、中
間部材SAに突設されているカム従動体36とカム従動
体37は、環状のカム部材CAのカム輪郭262とカム
輪郭259とにそれぞれ当接している。他方、ベースプ
レートBPに突設されているカム従動体247とカム従
動体248は、環状のカム部材CRAのカム輪郭255
とカム輪郭252とにそれぞれ当接している。環状のカ
ム部材CAのカム輪郭259,262は同一高さのもの
として構成されており、環状のカム部材CRAのカム輪
郭255,252とは、支点平面部分238,239と
同一高さのものとして構成されているから、磁気記録再
生装置がノーマル再生モードで動作している場合には、
上ドラムDu及び下ドラムDdの中心軸は一致した状態
になっている。従って、この動作状態において磁気テー
プTは、その基準縁Teが、下ドラムDdの外周部に形
成されている案内部Gの全域にわたって正しく当接し、
正規の位置に安定に保持された状態で所定の走行速度で
走行することになり、例えば図52(a)に例示されて
いるように良好な状態のエンベロープを示す再生信号が
得られる。
が、各再生モードで動作している場合における環状のカ
ム部材CA及び環状のカム部材CRAの状態について説
明する。ノーマル再生モードで動作している場合は、中
間部材SAに突設されているカム従動体36とカム従動
体37は、環状のカム部材CAのカム輪郭262とカム
輪郭259とにそれぞれ当接している。他方、ベースプ
レートBPに突設されているカム従動体247とカム従
動体248は、環状のカム部材CRAのカム輪郭255
とカム輪郭252とにそれぞれ当接している。環状のカ
ム部材CAのカム輪郭259,262は同一高さのもの
として構成されており、環状のカム部材CRAのカム輪
郭255,252とは、支点平面部分238,239と
同一高さのものとして構成されているから、磁気記録再
生装置がノーマル再生モードで動作している場合には、
上ドラムDu及び下ドラムDdの中心軸は一致した状態
になっている。従って、この動作状態において磁気テー
プTは、その基準縁Teが、下ドラムDdの外周部に形
成されている案内部Gの全域にわたって正しく当接し、
正規の位置に安定に保持された状態で所定の走行速度で
走行することになり、例えば図52(a)に例示されて
いるように良好な状態のエンベロープを示す再生信号が
得られる。
【0128】次に、FF再生モードで動作している場合
には、中間部材SAに突設されているカム従動体36と
カム従動体37は、環状のカム部材CAのカム輪郭26
1とカム輪郭258とにそれぞれ当接している。そし
て、環状のカム部材CAのカム輪郭261はカム輪郭2
58よりも高いのものとして構成されているために、上
ドラムDuと中間部材SAとの中心軸(回転軸1)は、
図27(a)に示す如く下ドラムDdに対して右方に傾
斜してトラック補正がなされることになる。
には、中間部材SAに突設されているカム従動体36と
カム従動体37は、環状のカム部材CAのカム輪郭26
1とカム輪郭258とにそれぞれ当接している。そし
て、環状のカム部材CAのカム輪郭261はカム輪郭2
58よりも高いのものとして構成されているために、上
ドラムDuと中間部材SAとの中心軸(回転軸1)は、
図27(a)に示す如く下ドラムDdに対して右方に傾
斜してトラック補正がなされることになる。
【0129】またこの時、環状のカム部材CAとピン2
66〜268によって連結されている環状のカム部材C
RAにおけるカム輪郭254とカム輪郭251とには、
下ドラムDdに固着されているベースプレートBPに突
設されているカム従動体247とカム従動体248とが
それぞれ当接している。
66〜268によって連結されている環状のカム部材C
RAにおけるカム輪郭254とカム輪郭251とには、
下ドラムDdに固着されているベースプレートBPに突
設されているカム従動体247とカム従動体248とが
それぞれ当接している。
【0130】環状のカム部材CRAのカム輪郭254は
カム輪郭251よりも高いのものとして構成されてお
り、かつ、環状のカム部材CRAの支点平面部分23
8,239には、ベースプレートBPに突設されている
支点用突起249,250が当接した状態にされている
ために、ベースプレートBPが固着されている下ドラム
Ddは、支点用突起249,250を結ぶ直線L5を回
動の中心軸として、2つのカム輪郭254,251の高
さの差と対応する角度だけ傾斜することになる。これに
より、下ドラムDdの中心軸は上ドラムDu及び中間部
材SAの中心軸の傾斜方向へ向って所定の僅かな角度だ
け傾斜してリード補正がなされ、磁気テープTは、その
基準縁Teが下ドラムDdの外周部に形成されている案
内部Gの全域にわたって正しく当接し、正規の位置に安
定に保持された状態で所定の走行速度で走行することが
可能になるのである。
カム輪郭251よりも高いのものとして構成されてお
り、かつ、環状のカム部材CRAの支点平面部分23
8,239には、ベースプレートBPに突設されている
支点用突起249,250が当接した状態にされている
ために、ベースプレートBPが固着されている下ドラム
Ddは、支点用突起249,250を結ぶ直線L5を回
動の中心軸として、2つのカム輪郭254,251の高
さの差と対応する角度だけ傾斜することになる。これに
より、下ドラムDdの中心軸は上ドラムDu及び中間部
材SAの中心軸の傾斜方向へ向って所定の僅かな角度だ
け傾斜してリード補正がなされ、磁気テープTは、その
基準縁Teが下ドラムDdの外周部に形成されている案
内部Gの全域にわたって正しく当接し、正規の位置に安
定に保持された状態で所定の走行速度で走行することが
可能になるのである。
【0131】次に、FB再生モードで動作している場合
には、中間部材SAに突設されているカム従動体36と
カム従動体37は、環状のカム部材CAのカム輪郭26
3とカム輪郭260とにそれぞれ当接している。そし
て、環状のカム部材CAのカム輪郭263はカム輪郭2
60よりも低いのものとして構成されているために、上
ドラムDuと中間部材SAとの中心軸(回転軸1)は、
図27(b)に示す如く下ドラムDdに対して左方に傾
斜してトラック補正がなされることになる。
には、中間部材SAに突設されているカム従動体36と
カム従動体37は、環状のカム部材CAのカム輪郭26
3とカム輪郭260とにそれぞれ当接している。そし
て、環状のカム部材CAのカム輪郭263はカム輪郭2
60よりも低いのものとして構成されているために、上
ドラムDuと中間部材SAとの中心軸(回転軸1)は、
図27(b)に示す如く下ドラムDdに対して左方に傾
斜してトラック補正がなされることになる。
【0132】またこの時、環状のカム部材CAとピン2
66〜268によって連結されている環状のカム部材C
RAにおけるカム輪郭256とカム輪郭253とには、
下ドラムDdに固着されているベースプレートBPに突
設されているカム従動体247とカム従動体248とが
それぞれ当接している。
66〜268によって連結されている環状のカム部材C
RAにおけるカム輪郭256とカム輪郭253とには、
下ドラムDdに固着されているベースプレートBPに突
設されているカム従動体247とカム従動体248とが
それぞれ当接している。
【0133】環状のカム部材CRAのカム輪郭256は
カム輪郭253よりも低いものとして構成されており、
かつ、環状のカム部材CRAの支点平面部分238,2
39には、ベースプレートBPに突設されている支点用
突起249,250が当接した状態にされているため
に、ベースプレートBPを固着させてある下ドラムDd
は、支点用突起249,250を結ぶ直線L5を回動の
中心軸として、2つのカム輪郭256,253の高さの
差と対応する角度だけ傾斜することになる。これによ
り、下ドラムDdの中心軸は上ドラムDu及び中間部材
SAの中心軸の傾斜方向へ向って所定の僅かな角度だけ
傾斜してリード補正がなされ、磁気テープTは、その基
準縁Teが下ドラムDdの外周部に形成されている案内
部Gの全域にわたって正しく当接し、正規の位置に安定
に保持された状態で所定の走行速度で走行することが可
能になるのである。
カム輪郭253よりも低いものとして構成されており、
かつ、環状のカム部材CRAの支点平面部分238,2
39には、ベースプレートBPに突設されている支点用
突起249,250が当接した状態にされているため
に、ベースプレートBPを固着させてある下ドラムDd
は、支点用突起249,250を結ぶ直線L5を回動の
中心軸として、2つのカム輪郭256,253の高さの
差と対応する角度だけ傾斜することになる。これによ
り、下ドラムDdの中心軸は上ドラムDu及び中間部材
SAの中心軸の傾斜方向へ向って所定の僅かな角度だけ
傾斜してリード補正がなされ、磁気テープTは、その基
準縁Teが下ドラムDdの外周部に形成されている案内
部Gの全域にわたって正しく当接し、正規の位置に安定
に保持された状態で所定の走行速度で走行することが可
能になるのである。
【0134】次に、図28乃至図32を参照して本発明
の第11実施例について説明する。なお、本実施例は、
中間部材SAを下ドラムDdに対して懸架する方法及
び、中間部材SAと下ドラムDdとを回動させるのに用
いる環状のカム部材の形態において、上に述べた第10
実施例と異なるものであり、その他の点については大略
同様である。従って、以下これらの相違点について説明
する。図28(a)は、ドラム対周辺の構成を示す断面
図であり、図2中の90度−270度線位置における断
面を、同様に、図28(b)は、図2中の0度−180
度線位置における断面をそれぞれ示す。また、図29は
図28(a)、(b)とは異なる他の角度における断面
を示す。図30は、ドラム対周辺の要部の分解斜視図で
ある。また、図31は、本実施例の動作説明のための側
断面図であり、図2中の0度−180度線位置における
断面を示す。
の第11実施例について説明する。なお、本実施例は、
中間部材SAを下ドラムDdに対して懸架する方法及
び、中間部材SAと下ドラムDdとを回動させるのに用
いる環状のカム部材の形態において、上に述べた第10
実施例と異なるものであり、その他の点については大略
同様である。従って、以下これらの相違点について説明
する。図28(a)は、ドラム対周辺の構成を示す断面
図であり、図2中の90度−270度線位置における断
面を、同様に、図28(b)は、図2中の0度−180
度線位置における断面をそれぞれ示す。また、図29は
図28(a)、(b)とは異なる他の角度における断面
を示す。図30は、ドラム対周辺の要部の分解斜視図で
ある。また、図31は、本実施例の動作説明のための側
断面図であり、図2中の0度−180度線位置における
断面を示す。
【0135】上ドラムDuは、ドラムモータMdの回転
軸1に上ドラム固着部材2を介して固着されており、回
転軸1が軸受5,6を介して中間部材SAに回転自在に
設けられている点等は、先に説明した第1実施例、第1
0実施例等と同様である。本実施例では、中間部材SA
は、下ドラムDdに対してリング状の板ばね300によ
って懸架される。このリング状の板ばね300は、図3
0に示すように、互いに同心円形状の内輪部300aと
外輪部300bとから構成されており、両者は、その直
径上の2点における連結部304a,304bでつなが
った形状をしている。また、この連結部304a,30
4bには孔301a,301bと孔302a,302b
が、それぞれ設けられるとともに、内輪部300aと外
輪部300bとには更に位置決め孔303a,303b
が設けられている。
軸1に上ドラム固着部材2を介して固着されており、回
転軸1が軸受5,6を介して中間部材SAに回転自在に
設けられている点等は、先に説明した第1実施例、第1
0実施例等と同様である。本実施例では、中間部材SA
は、下ドラムDdに対してリング状の板ばね300によ
って懸架される。このリング状の板ばね300は、図3
0に示すように、互いに同心円形状の内輪部300aと
外輪部300bとから構成されており、両者は、その直
径上の2点における連結部304a,304bでつなが
った形状をしている。また、この連結部304a,30
4bには孔301a,301bと孔302a,302b
が、それぞれ設けられるとともに、内輪部300aと外
輪部300bとには更に位置決め孔303a,303b
が設けられている。
【0136】一方、中間部材SAの上端面305には、
リング状の板ばね300の孔302a,302bと対応
する位置にねじ穴305a,305bがそれぞれ設けら
れるとともに位置決め孔303aと対応した位置には、
位置決めピン305cが植設されている。また更に、中
間部材SAの上端面305には、リング状の板ばね30
0の内輪部300aの内周と嵌合するリブ305dが設
けられている。他方、下ドラムDdの段部306には、
リング状の板ばね300の孔301a,301bと対応
する位置にねじ穴306a,306bがそれぞれ設けら
れるとともに、位置決め孔303bと対応した位置に
は、位置決めピン306cが植設されている。また更
に、下ドラムDdの段部306には、リング状の板ばね
300の外輪部300bの外周と嵌合する壁面307が
形成されている。
リング状の板ばね300の孔302a,302bと対応
する位置にねじ穴305a,305bがそれぞれ設けら
れるとともに位置決め孔303aと対応した位置には、
位置決めピン305cが植設されている。また更に、中
間部材SAの上端面305には、リング状の板ばね30
0の内輪部300aの内周と嵌合するリブ305dが設
けられている。他方、下ドラムDdの段部306には、
リング状の板ばね300の孔301a,301bと対応
する位置にねじ穴306a,306bがそれぞれ設けら
れるとともに、位置決め孔303bと対応した位置に
は、位置決めピン306cが植設されている。また更
に、下ドラムDdの段部306には、リング状の板ばね
300の外輪部300bの外周と嵌合する壁面307が
形成されている。
【0137】従って、下ドラムDdに対する中間部材S
Aの取付は以下のように行われる。先ず、リング状の板
ばね300の位置決め孔303aを中間部材SAの位置
決めピン305cに合わせた状態で内輪部300aを中
間部材SAのリブ305dに嵌合し、中間部材SAにリ
ング状の板ばね300を、ねじ308a,308bで締
結する。次に、リング状の板ばね300の位置決め孔3
03bを下ドラムDdの位置決めピン306cに合わせ
た状態で外輪部300bの外径を下ドラムDdの壁面3
07に嵌合し、リング状の板ばね300を下ドラムDd
に、ねじ309a,309bで締結固定する。なお、内
輪部300aと外輪部300bとの連結部304a,3
04bは、図28(a)中において、直線L3上に配置
されるものであり、下ドラムDdに対する中間部材SA
の回動支点を構成するものである。
Aの取付は以下のように行われる。先ず、リング状の板
ばね300の位置決め孔303aを中間部材SAの位置
決めピン305cに合わせた状態で内輪部300aを中
間部材SAのリブ305dに嵌合し、中間部材SAにリ
ング状の板ばね300を、ねじ308a,308bで締
結する。次に、リング状の板ばね300の位置決め孔3
03bを下ドラムDdの位置決めピン306cに合わせ
た状態で外輪部300bの外径を下ドラムDdの壁面3
07に嵌合し、リング状の板ばね300を下ドラムDd
に、ねじ309a,309bで締結固定する。なお、内
輪部300aと外輪部300bとの連結部304a,3
04bは、図28(a)中において、直線L3上に配置
されるものであり、下ドラムDdに対する中間部材SA
の回動支点を構成するものである。
【0138】このように、本実施例ではリング状の板ば
ね300を用いて、中間部材SAを下ドラムDdに懸架
する構成としたことにより、中間部材SAと下ドラムD
dとの間に接触を伴う直接的な嵌合関係(例えば第1実
施例、第10実施例等参照)がないため、中間部材SA
の回動時に、摩擦による負荷むらを生じることがなくス
ムーズに駆動することが可能になる。また更に、先に説
明した第1実施例、第10実施例等においては、下ドラ
ムDdに対する中間部材SAの回動支点を構成するため
に、回動支点用部材30,31の各小径部30a,31
aを下ドラムDdの二つの透孔29bとそれぞれ遊嵌さ
せていた。このような構成では、各小径部30a,31
aとこれらが遊嵌する透孔29bとの間には必然的にク
リアランスが必要であり、下ドラムDdと中間部材SA
との間の多少のガタを許容せざるを得ず、これがジッタ
ーを増やす一因となっていた。しかし、本実施例の構成
によれば、本質的にこのようなガタを生じないことは明
かである。
ね300を用いて、中間部材SAを下ドラムDdに懸架
する構成としたことにより、中間部材SAと下ドラムD
dとの間に接触を伴う直接的な嵌合関係(例えば第1実
施例、第10実施例等参照)がないため、中間部材SA
の回動時に、摩擦による負荷むらを生じることがなくス
ムーズに駆動することが可能になる。また更に、先に説
明した第1実施例、第10実施例等においては、下ドラ
ムDdに対する中間部材SAの回動支点を構成するため
に、回動支点用部材30,31の各小径部30a,31
aを下ドラムDdの二つの透孔29bとそれぞれ遊嵌さ
せていた。このような構成では、各小径部30a,31
aとこれらが遊嵌する透孔29bとの間には必然的にク
リアランスが必要であり、下ドラムDdと中間部材SA
との間の多少のガタを許容せざるを得ず、これがジッタ
ーを増やす一因となっていた。しかし、本実施例の構成
によれば、本質的にこのようなガタを生じないことは明
かである。
【0139】次に、中間部材SAと下ドラムDdとをそ
れぞれ直線L3(点Oc)、直線L5(点Oc’)の周り
に回動させるのに用いる環状のカム部材の形態及びその
作用について説明する。環状のカム部材CAは、リング
形状をなしておりその外周面にギヤ311が形成される
とともに、その表面には傾斜面であるカム輪郭312
a,312c,313a,313cと平面形状のカム輪
郭312b,313bとが形成されている。そして、こ
の環状のカム部材CAは、その内径がドラムベースDB
の表面に形成された環状の凸部314の外径に嵌合して
図示しないモータによって回転駆動される構成になって
いる。
れぞれ直線L3(点Oc)、直線L5(点Oc’)の周り
に回動させるのに用いる環状のカム部材の形態及びその
作用について説明する。環状のカム部材CAは、リング
形状をなしておりその外周面にギヤ311が形成される
とともに、その表面には傾斜面であるカム輪郭312
a,312c,313a,313cと平面形状のカム輪
郭312b,313bとが形成されている。そして、こ
の環状のカム部材CAは、その内径がドラムベースDB
の表面に形成された環状の凸部314の外径に嵌合して
図示しないモータによって回転駆動される構成になって
いる。
【0140】一方、ドラムベースDBに設けられた環状
の凸部314の表面には、直線L5上(図28(a)参
照)に、カラー付のピン315a,315bが植設され
ており、下ドラムDdに形成された孔316a,316
bとそれぞれ遊嵌して、下ドラムDdの回動支点を構成
している。また、下ドラムDdとドラムモータMdの取
付基板7との間には、圧縮スプリング319が設けられ
ており、この圧縮スプリング319は、図28(b)
中、下ドラムDdには時計方向の偶力を、中間部材SA
には反時計方向の偶力をそれぞれ付与している。一方、
下ドラムDdの底面には、板ばね242が設けられてお
り、下ドラムDdをドラムベースDBに対して弾発的に
支持している。
の凸部314の表面には、直線L5上(図28(a)参
照)に、カラー付のピン315a,315bが植設され
ており、下ドラムDdに形成された孔316a,316
bとそれぞれ遊嵌して、下ドラムDdの回動支点を構成
している。また、下ドラムDdとドラムモータMdの取
付基板7との間には、圧縮スプリング319が設けられ
ており、この圧縮スプリング319は、図28(b)
中、下ドラムDdには時計方向の偶力を、中間部材SA
には反時計方向の偶力をそれぞれ付与している。一方、
下ドラムDdの底面には、板ばね242が設けられてお
り、下ドラムDdをドラムベースDBに対して弾発的に
支持している。
【0141】また、環状のカム部材CAは、そのカム輪
郭313a,313b,313cが下ドラムDdの底面
に設けられたカム従動体317と当接する一方、カム輪
郭312a,312b,312cが、下ドラムDdの底
面に設けられた開口310を通して中間部材SAの底面
に設けられたカム従動体318と当接する。ここで、中
間部材SAのカム従動体318と下ドラムDdのカム従
動体317とは、図28(b)に示すように、環状のカ
ム部材CAの回転方向上で180度離れた位置に設けら
れており、カム輪郭312a,312b,312c及び
カム輪郭313a,313b,313cとそれぞれ当接
するように構成されている。すなわち、本実施例の磁気
記録再生装置が、ノーマル再生モードにあるときは、中
間部材SAのカム従動体318は、平面形状のカム輪郭
312bに当接し、下ドラムDdのカム従動体317
は、平面形状のカム輪郭313bに当接した状態とな
る。ここで、カム輪郭312bとカム輪郭313bとは
同じ高さに構成されているため、中間部材SAと下ドラ
ムDdとはいずれもドラムベースDBに対して平行に支
持されることになる。
郭313a,313b,313cが下ドラムDdの底面
に設けられたカム従動体317と当接する一方、カム輪
郭312a,312b,312cが、下ドラムDdの底
面に設けられた開口310を通して中間部材SAの底面
に設けられたカム従動体318と当接する。ここで、中
間部材SAのカム従動体318と下ドラムDdのカム従
動体317とは、図28(b)に示すように、環状のカ
ム部材CAの回転方向上で180度離れた位置に設けら
れており、カム輪郭312a,312b,312c及び
カム輪郭313a,313b,313cとそれぞれ当接
するように構成されている。すなわち、本実施例の磁気
記録再生装置が、ノーマル再生モードにあるときは、中
間部材SAのカム従動体318は、平面形状のカム輪郭
312bに当接し、下ドラムDdのカム従動体317
は、平面形状のカム輪郭313bに当接した状態とな
る。ここで、カム輪郭312bとカム輪郭313bとは
同じ高さに構成されているため、中間部材SAと下ドラ
ムDdとはいずれもドラムベースDBに対して平行に支
持されることになる。
【0142】また、本実施例の磁気記録再生装置が、F
F再生モードにある時は、中間部材SAのカム従動体3
18は、斜面形状のカム輪郭312aに当接し、下ドラ
ムDdのカム従動体317は、斜面形状のカム輪郭31
3aに当接した状態となる。ここで、中間部材SAは、
そのカム従動体318がカム輪郭312bよりも高い面
を構成するカム輪郭312aによって押圧されるため、
圧縮スプリング319及び板ばね242の作用により、
図31(a)に示す如く時計方向に回動して、トラック
補正がなされることになる。一方、下ドラムDdは、そ
のカム従動体317がカム輪郭313bよりも低い面を
構成するカム輪郭313aに当接するため、圧縮スプリ
ング319及び板ばね242の作用により、図31
(a)に示す如く時計方向に回動して、リード補正がな
されることになる。
F再生モードにある時は、中間部材SAのカム従動体3
18は、斜面形状のカム輪郭312aに当接し、下ドラ
ムDdのカム従動体317は、斜面形状のカム輪郭31
3aに当接した状態となる。ここで、中間部材SAは、
そのカム従動体318がカム輪郭312bよりも高い面
を構成するカム輪郭312aによって押圧されるため、
圧縮スプリング319及び板ばね242の作用により、
図31(a)に示す如く時計方向に回動して、トラック
補正がなされることになる。一方、下ドラムDdは、そ
のカム従動体317がカム輪郭313bよりも低い面を
構成するカム輪郭313aに当接するため、圧縮スプリ
ング319及び板ばね242の作用により、図31
(a)に示す如く時計方向に回動して、リード補正がな
されることになる。
【0143】更にまた、本実施例の磁気記録再生装置
が、FB再生モードにある時は、中間部材SAのカム従
動体318は、斜面形状のカム輪郭312cに当接し、
下ドラムDdのカム従動体317は、斜面形状のカム輪
郭313cに当接した状態となる。ここで、中間部材S
Aは、そのカム従動体318がカム輪郭312bよりも
低い面を構成するカム輪郭312cによって押圧される
ため、圧縮スプリング319及び板ばね242の作用に
より、図31(b)に示す如く反時計方向に回動して、
トラック補正がなされることになる。他方、下ドラムD
dは、そのカム従動体317がカム輪郭313bよりも
高い面を構成するカム輪郭313cに当接するため、圧
縮スプリング319及び板ばね242の作用により、図
31(b)に示す如く反時計方向に回動して、リード補
正がなされることになる。
が、FB再生モードにある時は、中間部材SAのカム従
動体318は、斜面形状のカム輪郭312cに当接し、
下ドラムDdのカム従動体317は、斜面形状のカム輪
郭313cに当接した状態となる。ここで、中間部材S
Aは、そのカム従動体318がカム輪郭312bよりも
低い面を構成するカム輪郭312cによって押圧される
ため、圧縮スプリング319及び板ばね242の作用に
より、図31(b)に示す如く反時計方向に回動して、
トラック補正がなされることになる。他方、下ドラムD
dは、そのカム従動体317がカム輪郭313bよりも
高い面を構成するカム輪郭313cに当接するため、圧
縮スプリング319及び板ばね242の作用により、図
31(b)に示す如く反時計方向に回動して、リード補
正がなされることになる。
【0144】なお、本実施例では、中間部材SAを下ド
ラムDdに対して懸架するのにリング状の板ばね300
を用いたが、この板ばねは必ずしもリング状である必要
はない。例えば、図32に示すように、リング状の板ば
ね300の一部を切り取ったごとき形状の一対の板ばね
321,322を用いてもよい。すなわち、治具を用い
る等何らかの方法で中間部材SAと下ドラムDdとを同
軸に支持した状態とし、板ばね321の孔321aを中
間部材SAのねじ穴323aに、板ばね322の孔32
2aを中間部材SAのねじ穴324aに、それぞれねじ
止めするとともに、板ばね321の孔321bを下ドラ
ムDdのねじ穴323aに、板ばね322の孔322b
を下ドラムDdのねじ穴326bにそれぞれねじ止めし
て固定すればよいのである。
ラムDdに対して懸架するのにリング状の板ばね300
を用いたが、この板ばねは必ずしもリング状である必要
はない。例えば、図32に示すように、リング状の板ば
ね300の一部を切り取ったごとき形状の一対の板ばね
321,322を用いてもよい。すなわち、治具を用い
る等何らかの方法で中間部材SAと下ドラムDdとを同
軸に支持した状態とし、板ばね321の孔321aを中
間部材SAのねじ穴323aに、板ばね322の孔32
2aを中間部材SAのねじ穴324aに、それぞれねじ
止めするとともに、板ばね321の孔321bを下ドラ
ムDdのねじ穴323aに、板ばね322の孔322b
を下ドラムDdのねじ穴326bにそれぞれねじ止めし
て固定すればよいのである。
【0145】次に、図33乃至図36を参照して本発明
の第12実施例について説明する。なお、本実施例は、
ドラムモータMdのロータが上ドラムDuに直接取り付
けられて上ドラムDuを回転駆動し、軸自体は回転しな
い構成の磁気記録再生装置(第8実施例、第9実施例参
照)に、第11実施例で採用した板ばねによる懸架方法
を適用するとともに、下ドラムDdも回動してリード補
正をする例である。
の第12実施例について説明する。なお、本実施例は、
ドラムモータMdのロータが上ドラムDuに直接取り付
けられて上ドラムDuを回転駆動し、軸自体は回転しな
い構成の磁気記録再生装置(第8実施例、第9実施例参
照)に、第11実施例で採用した板ばねによる懸架方法
を適用するとともに、下ドラムDdも回動してリード補
正をする例である。
【0146】図33(a)は、ドラム対周辺の構成を示
す断面図であり、図2中の90度−270度線位置にお
ける断面を、同様に、図33(b)は、図2中の0度−
180度線位置における断面をそれぞれ示す。図34
は、ドラム対周辺の要部の分解斜視図である。また、図
35は、本実施例の動作説明のための側断面図であり、
図2中の0度−180度線位置における断面を示す。本
実施例では、中間部材SAは、下ドラムDdに対して固
定軸99の近傍において、リング状の板ばね400によ
って懸架される。このリング状の板ばね400は、第1
1実施例において図30を参照して説明した板ばね30
0より小さなものであるが、その形状は大略相似なもの
である。従って対応する部位には百の位を3から4に改
めた符号を付しその詳細な説明は省略する。
す断面図であり、図2中の90度−270度線位置にお
ける断面を、同様に、図33(b)は、図2中の0度−
180度線位置における断面をそれぞれ示す。図34
は、ドラム対周辺の要部の分解斜視図である。また、図
35は、本実施例の動作説明のための側断面図であり、
図2中の0度−180度線位置における断面を示す。本
実施例では、中間部材SAは、下ドラムDdに対して固
定軸99の近傍において、リング状の板ばね400によ
って懸架される。このリング状の板ばね400は、第1
1実施例において図30を参照して説明した板ばね30
0より小さなものであるが、その形状は大略相似なもの
である。従って対応する部位には百の位を3から4に改
めた符号を付しその詳細な説明は省略する。
【0147】固定軸99が圧入される中間部材SAの上
端面405には、リング状の板ばね400の孔402
a,402bと対応する位置にねじ穴405a,405
bがそれぞれ設けられるとともに位置決め孔403aと
対応した位置には、位置決めピン405cが植設されて
いる。他方、下ドラムDdの段部406には、リング状
の板ばね400の孔401a,401bと対応する位置
にねじ穴406a,406bがそれぞれ設けられるとと
もに、位置決め孔403bと対応した位置には、位置決
めピン406cが植設されている。また更に、下ドラム
Ddの段部406には、リング状の板ばね400の外輪
部400bの外周と嵌合する壁面407が形成されてい
る。
端面405には、リング状の板ばね400の孔402
a,402bと対応する位置にねじ穴405a,405
bがそれぞれ設けられるとともに位置決め孔403aと
対応した位置には、位置決めピン405cが植設されて
いる。他方、下ドラムDdの段部406には、リング状
の板ばね400の孔401a,401bと対応する位置
にねじ穴406a,406bがそれぞれ設けられるとと
もに、位置決め孔403bと対応した位置には、位置決
めピン406cが植設されている。また更に、下ドラム
Ddの段部406には、リング状の板ばね400の外輪
部400bの外周と嵌合する壁面407が形成されてい
る。
【0148】従って、下ドラムDdに対する中間部材S
Aの取付は以下のように行われる。先ず、リング状の板
ばね400の位置決め孔403aを下ドラムDdの位置
決めピン406cに合わせた状態で外輪部400bの外
周を下ドラムDdの壁面407に嵌合し、下ドラムDd
にリング状の板ばね400を、ねじ409a,409b
で締結する。次に、固定軸99が圧入された中間部材S
Aを下ドラムDdの下方からリング状の板ばね400も
内輪部400aの内径に嵌合させて挿通し、リング状の
板ばね400の位置決め孔403aを中間部材SAの位
置決めピン405cに合わせた状態で、リング状の板ば
ね400を中間部材SAに、ねじ408a,408bで
締結固定する。この状態で、中間部材SAに設けられた
回転トランス取付部416a,416bは、下ドラムD
dの底面に設けられた貫通孔410a,410bから下
ドラムDdの内部に突出しており、ここに回転トランス
24が取り付けられる。なお、内輪部400aと外輪部
400bとの連結部404a,404bは、図33
(a)中において、直線L3上に配置されるものであ
り、下ドラムDdに対する中間部材SAの回動支点を構
成するものであることは、上述した第11実施例の場合
と同様である。
Aの取付は以下のように行われる。先ず、リング状の板
ばね400の位置決め孔403aを下ドラムDdの位置
決めピン406cに合わせた状態で外輪部400bの外
周を下ドラムDdの壁面407に嵌合し、下ドラムDd
にリング状の板ばね400を、ねじ409a,409b
で締結する。次に、固定軸99が圧入された中間部材S
Aを下ドラムDdの下方からリング状の板ばね400も
内輪部400aの内径に嵌合させて挿通し、リング状の
板ばね400の位置決め孔403aを中間部材SAの位
置決めピン405cに合わせた状態で、リング状の板ば
ね400を中間部材SAに、ねじ408a,408bで
締結固定する。この状態で、中間部材SAに設けられた
回転トランス取付部416a,416bは、下ドラムD
dの底面に設けられた貫通孔410a,410bから下
ドラムDdの内部に突出しており、ここに回転トランス
24が取り付けられる。なお、内輪部400aと外輪部
400bとの連結部404a,404bは、図33
(a)中において、直線L3上に配置されるものであ
り、下ドラムDdに対する中間部材SAの回動支点を構
成するものであることは、上述した第11実施例の場合
と同様である。
【0149】このように、本実施例ではリング状の板ば
ね400を用いて、中間部材SAを下ドラムDdに懸架
する構成としたこにより、中間部材SAと下ドラムDd
との間に接触を伴う直接的な嵌合関係(例えば第1実施
例、第10実施例等参照)がないため、中間部材SAの
回動時に、摩擦による負荷むらを生じることがなくスム
ーズに駆動することが可能になる。
ね400を用いて、中間部材SAを下ドラムDdに懸架
する構成としたこにより、中間部材SAと下ドラムDd
との間に接触を伴う直接的な嵌合関係(例えば第1実施
例、第10実施例等参照)がないため、中間部材SAの
回動時に、摩擦による負荷むらを生じることがなくスム
ーズに駆動することが可能になる。
【0150】次に、中間部材SAと下ドラムDdとをそ
れぞれ直線L3(点Oc)、直線L5(点Oc’)の周り
に回動させるのに用いる環状のカム部材の形態及びその
作用について説明する。環状のカム部材CAは、リング
形状をなしておりその内周面の一部にギヤ411が形成
されるとともに、その表面には傾斜面であるカム輪郭4
12a,412c,413a,413cと平面形状のカ
ム輪郭412b,413bとが形成されている。そし
て、この環状のカム部材CAは、その外径がドラムベー
スDBの表面に形成された環状の凹部419の内径に嵌
合して図示しないモータによって回転駆動される構成に
なっている。
れぞれ直線L3(点Oc)、直線L5(点Oc’)の周り
に回動させるのに用いる環状のカム部材の形態及びその
作用について説明する。環状のカム部材CAは、リング
形状をなしておりその内周面の一部にギヤ411が形成
されるとともに、その表面には傾斜面であるカム輪郭4
12a,412c,413a,413cと平面形状のカ
ム輪郭412b,413bとが形成されている。そし
て、この環状のカム部材CAは、その外径がドラムベー
スDBの表面に形成された環状の凹部419の内径に嵌
合して図示しないモータによって回転駆動される構成に
なっている。
【0151】一方、ドラムベースDBに設けられた環状
の凸部414の表面には、直線L5上(図33(a)参
照)に、カラー付のピン415a,415bが植設され
ており、下ドラムDdに形成された孔420a,420
bとそれぞれ遊嵌して、下ドラムDdの回動支点を構成
している。また、下ドラムDdとドラムベースDBとの
間には、圧縮スプリング421が設けられており、この
圧縮スプリング421は、図33(b)中、下ドラムD
dに反時計方向の偶力を付与している。更にまた、中間
部材SAの底面に設けられた抑止板100とドラムベー
スDBとの間には圧縮スプリング422が設けられてお
り、この圧縮スプリング422は、図33(b)中、中
間部材SAに反時計方向の偶力を付与している。他方、
下ドラムDdの底面に突設されて中間部材SAの貫通孔
418a,418bから下方に突出したボス417a,
417bには、板ばね423a,423bがそれぞれ設
けられており、下ドラムDdをドラムベースDBに対し
て弾発的に支持している。なお、450a,450bは
下ドラムDdの底面に植設されて、90度−270度断
面内における中間部材SAと下ドラムDdとの間隔を一
定に保つ高さ決めピンである。高さ決めピン450a,
450bは、その先端が、直線L3上に曲率中心を持つ
円弧状をなしており、上ドラムDu及び中間部材SAが
回動してトラック補正がなされる際に、中間部材SAの
表面451に摺接して両者の間隔を一定に保持する。
の凸部414の表面には、直線L5上(図33(a)参
照)に、カラー付のピン415a,415bが植設され
ており、下ドラムDdに形成された孔420a,420
bとそれぞれ遊嵌して、下ドラムDdの回動支点を構成
している。また、下ドラムDdとドラムベースDBとの
間には、圧縮スプリング421が設けられており、この
圧縮スプリング421は、図33(b)中、下ドラムD
dに反時計方向の偶力を付与している。更にまた、中間
部材SAの底面に設けられた抑止板100とドラムベー
スDBとの間には圧縮スプリング422が設けられてお
り、この圧縮スプリング422は、図33(b)中、中
間部材SAに反時計方向の偶力を付与している。他方、
下ドラムDdの底面に突設されて中間部材SAの貫通孔
418a,418bから下方に突出したボス417a,
417bには、板ばね423a,423bがそれぞれ設
けられており、下ドラムDdをドラムベースDBに対し
て弾発的に支持している。なお、450a,450bは
下ドラムDdの底面に植設されて、90度−270度断
面内における中間部材SAと下ドラムDdとの間隔を一
定に保つ高さ決めピンである。高さ決めピン450a,
450bは、その先端が、直線L3上に曲率中心を持つ
円弧状をなしており、上ドラムDu及び中間部材SAが
回動してトラック補正がなされる際に、中間部材SAの
表面451に摺接して両者の間隔を一定に保持する。
【0152】また、環状のカム部材CAは、そのカム輪
郭413a,413b,413cが下ドラムDdの底面
に設けられたカム従動体424と当接する一方、カム輪
郭412a,412b,412cが、中間部材SAの底
面に設けられたカム従動体425と当接する。ここで、
中間部材SAのカム従動体425と下ドラムDdのカム
従動体424とは、図33(b)に示すように、環状の
カム部材CAの回転方向上で180度離れた位置に設け
られており、カム輪郭412a,412b,412c及
びカム輪郭413a,413b,413cとそれぞれ当
接するように構成されている。すなわち、本実施例の磁
気記録再生装置が、ノーマル再生モードにあるときは、
中間部材SAのカム従動体425は、平面形状のカム輪
郭412bに当接し、下ドラムDdのカム従動体424
は、平面形状のカム輪郭413bに当接した状態とな
る。これにより、中間部材SAと下ドラムDdとはいず
れもドラムベースDBに対して平行に支持されることに
なる。
郭413a,413b,413cが下ドラムDdの底面
に設けられたカム従動体424と当接する一方、カム輪
郭412a,412b,412cが、中間部材SAの底
面に設けられたカム従動体425と当接する。ここで、
中間部材SAのカム従動体425と下ドラムDdのカム
従動体424とは、図33(b)に示すように、環状の
カム部材CAの回転方向上で180度離れた位置に設け
られており、カム輪郭412a,412b,412c及
びカム輪郭413a,413b,413cとそれぞれ当
接するように構成されている。すなわち、本実施例の磁
気記録再生装置が、ノーマル再生モードにあるときは、
中間部材SAのカム従動体425は、平面形状のカム輪
郭412bに当接し、下ドラムDdのカム従動体424
は、平面形状のカム輪郭413bに当接した状態とな
る。これにより、中間部材SAと下ドラムDdとはいず
れもドラムベースDBに対して平行に支持されることに
なる。
【0153】また、本実施例の磁気記録再生装置が、F
F再生モードにある時は、中間部材SAのカム従動体4
25は、斜面形状のカム輪郭412aに当接し、下ドラ
ムDdのカム従動体424は、斜面形状のカム輪郭41
3aに当接した状態となる。ここで、中間部材SAは、
そのカム従動体425がカム輪郭412bよりも高い面
を構成するカム輪郭412aによって押圧されるため、
圧縮スプリング422及び板ばね423a,423bの
作用により、図35(a)に示す如く時計方向に回動し
て、トラック補正がなされることになる。また、下ドラ
ムDdも、そのカム従動体424がカム輪郭413bよ
りも高い面を構成するカム輪郭413aに当接するた
め、圧縮スプリング421及び板ばね423a,423
bの作用により、図35(a)に示す如く時計方向に回
動して、リード補正がなされることになる。
F再生モードにある時は、中間部材SAのカム従動体4
25は、斜面形状のカム輪郭412aに当接し、下ドラ
ムDdのカム従動体424は、斜面形状のカム輪郭41
3aに当接した状態となる。ここで、中間部材SAは、
そのカム従動体425がカム輪郭412bよりも高い面
を構成するカム輪郭412aによって押圧されるため、
圧縮スプリング422及び板ばね423a,423bの
作用により、図35(a)に示す如く時計方向に回動し
て、トラック補正がなされることになる。また、下ドラ
ムDdも、そのカム従動体424がカム輪郭413bよ
りも高い面を構成するカム輪郭413aに当接するた
め、圧縮スプリング421及び板ばね423a,423
bの作用により、図35(a)に示す如く時計方向に回
動して、リード補正がなされることになる。
【0154】更にまた、本実施例の磁気記録再生装置
が、FB再生モードにある時は、中間部材SAのカム従
動体425は、斜面形状のカム輪郭412cに当接し、
下ドラムDdのカム従動体424は、斜面形状のカム輪
郭413cに当接した状態となる。ここで、中間部材S
Aは、そのカム従動体425がカム輪郭412bよりも
低い面を構成するカム輪郭412cによって押圧される
ため、圧縮スプリング422及び板ばね423a,42
3bの作用により、図35(b)に示す如く反時計方向
に回動して、トラック補正がなされることになる。ま
た、下ドラムDdも、そのカム従動体424がカム輪郭
413bよりも低い面を構成するカム輪郭413cに当
接するため、圧縮スプリング421及び板ばね423
a,423bの作用により、図35(b)に示す如く反
時計方向に回動して、リード補正がなされることにな
る。
が、FB再生モードにある時は、中間部材SAのカム従
動体425は、斜面形状のカム輪郭412cに当接し、
下ドラムDdのカム従動体424は、斜面形状のカム輪
郭413cに当接した状態となる。ここで、中間部材S
Aは、そのカム従動体425がカム輪郭412bよりも
低い面を構成するカム輪郭412cによって押圧される
ため、圧縮スプリング422及び板ばね423a,42
3bの作用により、図35(b)に示す如く反時計方向
に回動して、トラック補正がなされることになる。ま
た、下ドラムDdも、そのカム従動体424がカム輪郭
413bよりも低い面を構成するカム輪郭413cに当
接するため、圧縮スプリング421及び板ばね423
a,423bの作用により、図35(b)に示す如く反
時計方向に回動して、リード補正がなされることにな
る。
【0155】なお、本実施例では、中間部材SAを下ド
ラムDdに対して懸架するのにリング状の板ばね400
を用いたが、この板ばねは必ずしもリング状である必要
はなく、図36に示す如き一対の板ばね426,427
を用いてもよいことは、先に説明した第11実施例の場
合と同様である。従って、これについては図面を示すの
みとし説明を省略する。
ラムDdに対して懸架するのにリング状の板ばね400
を用いたが、この板ばねは必ずしもリング状である必要
はなく、図36に示す如き一対の板ばね426,427
を用いてもよいことは、先に説明した第11実施例の場
合と同様である。従って、これについては図面を示すの
みとし説明を省略する。
【0156】次に、図37乃至図39を参照して本発明
の第13実施例について説明する。なお、本実施例は、
先に説明した第9実施例における下ドラムDdに対する
中間部材SAの回動支点を固定軸99に近い内径側に設
けるとともに、下ドラムDdも回動してリード補正をす
る例である。また、見方を変えると本実施例は、上に述
べた第12実施例と比較した場合、下ドラムDdに対し
て中間部材SAを同軸的に懸架する方法、及び中間部材
SAの下ドラムDdに対する回動支点の構成の仕方に差
異があるだけであり、その他の点については、第12実
施例と同様である。従って、以下、第12実施例との相
違点であるこれらの懸架方法と回動支点の構成方法につ
いて説明しその他の点については説明を省略する。図3
7(a)は、ドラム対周辺の構成を示す断面図であり、
図2中の90度−270度線位置における断面を、同様
に、図37(b)は、図2中の0度−180度線位置に
おける断面をそれぞれ示す。図38は、ドラム対周辺の
要部の分解斜視図である。また、図39は、本実施例の
動作説明のための側断面図であり、図2中の0度−18
0度線位置における断面を示す。
の第13実施例について説明する。なお、本実施例は、
先に説明した第9実施例における下ドラムDdに対する
中間部材SAの回動支点を固定軸99に近い内径側に設
けるとともに、下ドラムDdも回動してリード補正をす
る例である。また、見方を変えると本実施例は、上に述
べた第12実施例と比較した場合、下ドラムDdに対し
て中間部材SAを同軸的に懸架する方法、及び中間部材
SAの下ドラムDdに対する回動支点の構成の仕方に差
異があるだけであり、その他の点については、第12実
施例と同様である。従って、以下、第12実施例との相
違点であるこれらの懸架方法と回動支点の構成方法につ
いて説明しその他の点については説明を省略する。図3
7(a)は、ドラム対周辺の構成を示す断面図であり、
図2中の90度−270度線位置における断面を、同様
に、図37(b)は、図2中の0度−180度線位置に
おける断面をそれぞれ示す。図38は、ドラム対周辺の
要部の分解斜視図である。また、図39は、本実施例の
動作説明のための側断面図であり、図2中の0度−18
0度線位置における断面を示す。
【0157】中間部材SAには固定軸99が圧入され、
この固定軸99に上ドラムDuが軸受93,94を介し
て回転自在に支持されていること等は、上述した第12
実施例と同じである。ここで、中間部材SAの中心軸付
近の上端面405には、二つの回動支点用部材30,3
1(図5(h)又は図20(h)参照)が植設されると
ともに、これら二つの回動支点用部材30,31を結ぶ
直線L3と直交する直線L4上にはピン429,430が
植設されている。
この固定軸99に上ドラムDuが軸受93,94を介し
て回転自在に支持されていること等は、上述した第12
実施例と同じである。ここで、中間部材SAの中心軸付
近の上端面405には、二つの回動支点用部材30,3
1(図5(h)又は図20(h)参照)が植設されると
ともに、これら二つの回動支点用部材30,31を結ぶ
直線L3と直交する直線L4上にはピン429,430が
植設されている。
【0158】一方、下ドラムDdの軸受部431の周辺
には貫通孔432〜435が形成されている。そして、
中間部材SAに植設された回動支点用部材30,31
は、貫通孔432,433とそれぞれ遊嵌して下ドラム
Ddに対する中間部材SAの回動支点を構成するととも
に、その先端は軸受94との間に設けられたスペーサ4
36に当接してこれを支持している。また、中間部材S
Aに植設されたピン429,430は、貫通孔434,
435とそれぞれ遊嵌しており、その先端は回動支点用
部材30,31と同様、スペーサ436に当接しこれを
支持している。なお、ここで、スペーサ436は、上ド
ラムDuに取り付けられた回転トランス23と中間部材
SAに取り付けられた回転トランス24との間隔を調整
する機能を担うものであるとともに、軸受93,94に
与えられている予圧を下側で受けるものである。
には貫通孔432〜435が形成されている。そして、
中間部材SAに植設された回動支点用部材30,31
は、貫通孔432,433とそれぞれ遊嵌して下ドラム
Ddに対する中間部材SAの回動支点を構成するととも
に、その先端は軸受94との間に設けられたスペーサ4
36に当接してこれを支持している。また、中間部材S
Aに植設されたピン429,430は、貫通孔434,
435とそれぞれ遊嵌しており、その先端は回動支点用
部材30,31と同様、スペーサ436に当接しこれを
支持している。なお、ここで、スペーサ436は、上ド
ラムDuに取り付けられた回転トランス23と中間部材
SAに取り付けられた回転トランス24との間隔を調整
する機能を担うものであるとともに、軸受93,94に
与えられている予圧を下側で受けるものである。
【0159】また、下ドラムDdの軸受部431は、図
37(a),(b)に示すように、その断面形状にRが
付されており固定軸99と線接触に近い状態で僅かなク
リアランスをもって嵌合することにより、下ドラムDd
に対する中間部材SAの図37(b)中における点Oc
(直線L3)の周りの回動を許容するとともに、下ドラ
ムDdと中間部材SA(即ち、上ドラムDu)との、図
37(a)中における同軸関係を維持する構成となって
いる。他方、下ドラムDdの底面に突設されて中間部材
SAの貫通孔418a,418bから下方に突出したボ
ス417a,417bには、板ばね423a,423
b;428a,428bがそれぞれ設けられている。そ
して、板ばね423a,423bは、下ドラムDdをド
ラムベースDBに向かって付勢するとともに板ばね42
8a,428bは、中間部材SAを下ドラムDdの底面
に向かって付勢することにより、下ドラムDdと中間部
材SAとをドラムベースDBに対して弾発的に支持して
いる。
37(a),(b)に示すように、その断面形状にRが
付されており固定軸99と線接触に近い状態で僅かなク
リアランスをもって嵌合することにより、下ドラムDd
に対する中間部材SAの図37(b)中における点Oc
(直線L3)の周りの回動を許容するとともに、下ドラ
ムDdと中間部材SA(即ち、上ドラムDu)との、図
37(a)中における同軸関係を維持する構成となって
いる。他方、下ドラムDdの底面に突設されて中間部材
SAの貫通孔418a,418bから下方に突出したボ
ス417a,417bには、板ばね423a,423
b;428a,428bがそれぞれ設けられている。そ
して、板ばね423a,423bは、下ドラムDdをド
ラムベースDBに向かって付勢するとともに板ばね42
8a,428bは、中間部材SAを下ドラムDdの底面
に向かって付勢することにより、下ドラムDdと中間部
材SAとをドラムベースDBに対して弾発的に支持して
いる。
【0160】本実施例は、このように、極めて容易に高
精度な加工が可能である固定軸99に下ドラムDdを嵌
合する構成であるため、良好な嵌合状態が得やすく、中
間部材SAの回動に際して、摩擦による負荷ムラが少な
いため、スムーズな回動動作が実現されるものである。
更に、嵌合部及び回動支点を何れも内径側に配置したこ
とから、下ドラムDdの磁気テープTとの摺接面を構成
する外径の肉厚を薄くすることができるため、回転トラ
ンスの直径を大きくすることができ、多チャンネル化が
可能である。
精度な加工が可能である固定軸99に下ドラムDdを嵌
合する構成であるため、良好な嵌合状態が得やすく、中
間部材SAの回動に際して、摩擦による負荷ムラが少な
いため、スムーズな回動動作が実現されるものである。
更に、嵌合部及び回動支点を何れも内径側に配置したこ
とから、下ドラムDdの磁気テープTとの摺接面を構成
する外径の肉厚を薄くすることができるため、回転トラ
ンスの直径を大きくすることができ、多チャンネル化が
可能である。
【0161】次に、図40乃至図42を参照して本発明
の第14実施例について説明する。上述した第10実施
例乃至第13実施例は、上ドラムDuを回動してトラッ
ク補正を行う一方、磁気テープTを案内する案内部Gが
一体に形成された下ドラムDdを回動して、その案内部
Gを磁気テープTの基準縁Teに沿わせることによりリ
ード補正を行う構成のものであった。これに対し、本実
施例は、上ドラムDuと下ドラムDdとが一体に回動し
てトラック補正を行い、下ドラムDdとは別体に設けら
れて磁気テープTの基準縁Teを案内する案内部GAを
回動することによりリード補正を行うものである。従っ
て、以下この点について説明し、その他の点については
説明を省略する。
の第14実施例について説明する。上述した第10実施
例乃至第13実施例は、上ドラムDuを回動してトラッ
ク補正を行う一方、磁気テープTを案内する案内部Gが
一体に形成された下ドラムDdを回動して、その案内部
Gを磁気テープTの基準縁Teに沿わせることによりリ
ード補正を行う構成のものであった。これに対し、本実
施例は、上ドラムDuと下ドラムDdとが一体に回動し
てトラック補正を行い、下ドラムDdとは別体に設けら
れて磁気テープTの基準縁Teを案内する案内部GAを
回動することによりリード補正を行うものである。従っ
て、以下この点について説明し、その他の点については
説明を省略する。
【0162】図40(a)は、ドラム対周辺の構成を示
す断面図であり、図2中の90度−270度線位置にお
ける断面を、同様に、図40(b)は、図2中の0度−
180度線位置における断面をそれぞれ示す。また、図
41は図40(a)、(b)とは異なる他の角度におけ
る断面を示す。また、図42は、本実施例の動作説明の
ための側断面図であり、図2中の0度−180度線位置
における断面を示す。上ドラムDuは、ドラムモータM
dの回転軸1に固着されている上ドラム固着部材2に対
して、ねじ3,4で固着されている。それで、ドラムモ
ータMdが所定の回転数で回転すると、上ドラムDuに
固着されている回転磁気ヘッドHa,Hbは、固定ドラ
ムDdに取付けられている軸受5,6によって回転自在
に支持されている回転軸1と一体的に回転する。23は
上ドラム固着部材2に固着されている回転トランス、2
4は下ドラムDdに取付けられている回転トランスであ
る。また、下ドラムDdにはドラムモータMdのステー
タ105が、ねじ12,13によって固着されており、
ロータ92は、回転軸1に固着されている軸固着部材1
1に対し、ねじ9,10によって取付けられている。図
中に示されているドラムモータMdは、そのステータ1
05にコイル15を備えており、また、そのロータ92
に永久磁石14を備えている。
す断面図であり、図2中の90度−270度線位置にお
ける断面を、同様に、図40(b)は、図2中の0度−
180度線位置における断面をそれぞれ示す。また、図
41は図40(a)、(b)とは異なる他の角度におけ
る断面を示す。また、図42は、本実施例の動作説明の
ための側断面図であり、図2中の0度−180度線位置
における断面を示す。上ドラムDuは、ドラムモータM
dの回転軸1に固着されている上ドラム固着部材2に対
して、ねじ3,4で固着されている。それで、ドラムモ
ータMdが所定の回転数で回転すると、上ドラムDuに
固着されている回転磁気ヘッドHa,Hbは、固定ドラ
ムDdに取付けられている軸受5,6によって回転自在
に支持されている回転軸1と一体的に回転する。23は
上ドラム固着部材2に固着されている回転トランス、2
4は下ドラムDdに取付けられている回転トランスであ
る。また、下ドラムDdにはドラムモータMdのステー
タ105が、ねじ12,13によって固着されており、
ロータ92は、回転軸1に固着されている軸固着部材1
1に対し、ねじ9,10によって取付けられている。図
中に示されているドラムモータMdは、そのステータ1
05にコイル15を備えており、また、そのロータ92
に永久磁石14を備えている。
【0163】GAは磁気テープTの基準縁Teを案内す
る案内部であり、案内部GAは、上ドラムDu及び下ド
ラムDdとは別体のものとして、ベースプレートBPと
一体的に構成されている。そして、この案内部GAは、
下ドラムDdの小径部288の外周面に遊嵌した状態
で、その中心軸の傾斜調節用に使用されている環状のカ
ム部材CRAを介してドラムベースDB上に設けられて
いる。下ドラムDdの小径部288の底部283と、案
内部GAと一体に構成されたベースプレートBPとの間
におけるドラム対DAの90度−270度の方向には図
40の(a)中に示されているように回動支点用部材3
0,31が設けられている。また、ベースプレートBP
の上面側と、下ドラムDdの小径部288の底部283
との間には、回転軸1の傾斜調節用に使用される環状の
カム部材CAが設けられている。すなわち、環状のカム
部材CAが後述のように回動されたときには、上ドラム
Duと下ドラムDdとドラムモータMdとは、回動支点
用部材30,31を結ぶ直線L7を回動の中心軸にし
て、所定の角度だけ、案内部GAの中心軸に対して、図
40(b)における紙面内で点Ocを中心にして左右方
向に一体的に傾斜することになる。
る案内部であり、案内部GAは、上ドラムDu及び下ド
ラムDdとは別体のものとして、ベースプレートBPと
一体的に構成されている。そして、この案内部GAは、
下ドラムDdの小径部288の外周面に遊嵌した状態
で、その中心軸の傾斜調節用に使用されている環状のカ
ム部材CRAを介してドラムベースDB上に設けられて
いる。下ドラムDdの小径部288の底部283と、案
内部GAと一体に構成されたベースプレートBPとの間
におけるドラム対DAの90度−270度の方向には図
40の(a)中に示されているように回動支点用部材3
0,31が設けられている。また、ベースプレートBP
の上面側と、下ドラムDdの小径部288の底部283
との間には、回転軸1の傾斜調節用に使用される環状の
カム部材CAが設けられている。すなわち、環状のカム
部材CAが後述のように回動されたときには、上ドラム
Duと下ドラムDdとドラムモータMdとは、回動支点
用部材30,31を結ぶ直線L7を回動の中心軸にし
て、所定の角度だけ、案内部GAの中心軸に対して、図
40(b)における紙面内で点Ocを中心にして左右方
向に一体的に傾斜することになる。
【0164】ベースプレートBPの下面側には、図40
(a)中に示されている穴284,285と、図40
(b)中に示されている穴277,278が設けられて
おり、各穴284,285、277,278と、下ドラ
ムDdに一体的に結合されているドラムモータMdの取
付基板7との間には、それぞれ個別のスプリング28
6,287、40,41が装着されている。また、ベー
スプレートBPには、図41中に示されているようにね
じ240,241によって板ばね242(板ばね242
の全体形状は図25中に示されている) の基端部が固
着されており、板ばね242の先端部をドラムベースD
Bの下面に圧着させることにより、案内部GAと一体的
に構成されているベースプレートBPはドラムベースD
Bに対して上下方向に僅かに変位可能な状態になってい
る。
(a)中に示されている穴284,285と、図40
(b)中に示されている穴277,278が設けられて
おり、各穴284,285、277,278と、下ドラ
ムDdに一体的に結合されているドラムモータMdの取
付基板7との間には、それぞれ個別のスプリング28
6,287、40,41が装着されている。また、ベー
スプレートBPには、図41中に示されているようにね
じ240,241によって板ばね242(板ばね242
の全体形状は図25中に示されている) の基端部が固
着されており、板ばね242の先端部をドラムベースD
Bの下面に圧着させることにより、案内部GAと一体的
に構成されているベースプレートBPはドラムベースD
Bに対して上下方向に僅かに変位可能な状態になってい
る。
【0165】また、ベースプレートBPのドラムベース
DBに対する位置決めは、ドラム対DAにおける0度−
180度方向でドラムベースDBに設けてある位置決め
ピン243,244を、ベースプレートBPに設けた孔
に遊嵌させることによって行なわれる(図40(b)参
照)。なお、本実施例に使用されているベースプレート
BPについて、別図を用いて詳細な構造を特別に図示し
なかったのは、本実施例のベースプレートBPは、それ
が案内部GAと一体的に構成されている点と、ベースプ
レートBPの下面側に4個の穴284,285、27
7,278を設けている点(第10実施例において図2
3乃至図26を参照して示したベースプレートBPで
は、スプリング装着用の4個の穴の内の2個の穴27
5,276がベースプレートの上面側に、他の2個の穴
277,278がその裏面である下面側に設けられてい
る。)とが、図23乃至図26中に示されているベース
プレートBPの構造と異なるだけであり、本実施例の構
成及び動作の説明は、図25及び図26を参照して行な
うことが可能だからである。
DBに対する位置決めは、ドラム対DAにおける0度−
180度方向でドラムベースDBに設けてある位置決め
ピン243,244を、ベースプレートBPに設けた孔
に遊嵌させることによって行なわれる(図40(b)参
照)。なお、本実施例に使用されているベースプレート
BPについて、別図を用いて詳細な構造を特別に図示し
なかったのは、本実施例のベースプレートBPは、それ
が案内部GAと一体的に構成されている点と、ベースプ
レートBPの下面側に4個の穴284,285、27
7,278を設けている点(第10実施例において図2
3乃至図26を参照して示したベースプレートBPで
は、スプリング装着用の4個の穴の内の2個の穴27
5,276がベースプレートの上面側に、他の2個の穴
277,278がその裏面である下面側に設けられてい
る。)とが、図23乃至図26中に示されているベース
プレートBPの構造と異なるだけであり、本実施例の構
成及び動作の説明は、図25及び図26を参照して行な
うことが可能だからである。
【0166】既述のように、案内部GAと一体的に構成
されているベースプレートBPの上面側と、下ドラムD
dの小径部288の底部283との間には、回転軸1の
傾斜調節手段として機能する環状のカム部材CAが設け
られており、また、ベースプレートBPの下面側とドラ
ムベースDBの上面側との間には、ベースプレートBP
と一体的に構成されている案内部GAの中心軸の傾斜調
節手段として機能する環状のカム部材CRAが設けられ
ている。環状のカム部材CRAのドラムベースDBに対
する位置決めは、ドラム対DAにおける90度と270
度方向でドラムベースDBに設けてある位置決めピン2
45,246(図40(a)及び図25参照)を、環状
のカム部材CRAの内周縁に当接させることによって行
う。
されているベースプレートBPの上面側と、下ドラムD
dの小径部288の底部283との間には、回転軸1の
傾斜調節手段として機能する環状のカム部材CAが設け
られており、また、ベースプレートBPの下面側とドラ
ムベースDBの上面側との間には、ベースプレートBP
と一体的に構成されている案内部GAの中心軸の傾斜調
節手段として機能する環状のカム部材CRAが設けられ
ている。環状のカム部材CRAのドラムベースDBに対
する位置決めは、ドラム対DAにおける90度と270
度方向でドラムベースDBに設けてある位置決めピン2
45,246(図40(a)及び図25参照)を、環状
のカム部材CRAの内周縁に当接させることによって行
う。
【0167】ここで、回転軸の傾斜調節用の環状のカム
部材CAと、案内部GAの中心軸の傾斜調節手段として
機能する環状のカム部材CRAとは、図25に示したそ
れらと同様な構成のものを用いることができる。環状の
カム部材CAの上面に形成されているカム輪郭258〜
263(図25参照)には、下ドラムDdに突設されて
いるカム従動体36,37が当接すべく構成されてい
る。すなわち、環状のカム部材CAが、図示されていな
い駆動源からの駆動力が与えられて回動したときに、回
転軸1を介して連結されている上ドラムDuと下ドラム
DdとドラムモータMdとからなる構成部分は、回動支
点用部材30,31を結ぶ直線L7を回動の中心軸にし
て、所定の角度だけ、案内部GAの中心軸に対して、図
40(b)における紙面内で点Ocを中心に左右方向に
一体的に傾斜してトラック補正がなされることになる。
部材CAと、案内部GAの中心軸の傾斜調節手段として
機能する環状のカム部材CRAとは、図25に示したそ
れらと同様な構成のものを用いることができる。環状の
カム部材CAの上面に形成されているカム輪郭258〜
263(図25参照)には、下ドラムDdに突設されて
いるカム従動体36,37が当接すべく構成されてい
る。すなわち、環状のカム部材CAが、図示されていな
い駆動源からの駆動力が与えられて回動したときに、回
転軸1を介して連結されている上ドラムDuと下ドラム
DdとドラムモータMdとからなる構成部分は、回動支
点用部材30,31を結ぶ直線L7を回動の中心軸にし
て、所定の角度だけ、案内部GAの中心軸に対して、図
40(b)における紙面内で点Ocを中心に左右方向に
一体的に傾斜してトラック補正がなされることになる。
【0168】また、ベースプレートBPの下面側とドラ
ムベースDBの上面側との間に設けられている環状のカ
ム部材CRAは、その上面に形成されているカム輪郭2
51〜256(図25参照)に対して、ベースプレート
BPに突設されているカム従動体247,248が当接
すべく構成されている。また、環状のカム部材CRAに
は、支点平面部分238,239が形成されており、こ
の支点平面部分238,239は、ベ ースプレートB
Pの裏面側に突設されている支点用突起249,250
に当接する構成になっている。すなわち、環状のカム部
材CRAが、図示されていない駆動源からの駆動力が与
えられて回動したときに、ベースプレートBPに固着さ
れている案内部GAの中心軸が、支点用突起249,2
50を結ぶ直線L9を回動の中心軸にして、所定の角度
だけ、ドラムベースDBに対して、図40(b)におけ
る紙面内で点Oc’を中心にして左右方向に傾斜してリ
ード補正がなされることになる。
ムベースDBの上面側との間に設けられている環状のカ
ム部材CRAは、その上面に形成されているカム輪郭2
51〜256(図25参照)に対して、ベースプレート
BPに突設されているカム従動体247,248が当接
すべく構成されている。また、環状のカム部材CRAに
は、支点平面部分238,239が形成されており、こ
の支点平面部分238,239は、ベ ースプレートB
Pの裏面側に突設されている支点用突起249,250
に当接する構成になっている。すなわち、環状のカム部
材CRAが、図示されていない駆動源からの駆動力が与
えられて回動したときに、ベースプレートBPに固着さ
れている案内部GAの中心軸が、支点用突起249,2
50を結ぶ直線L9を回動の中心軸にして、所定の角度
だけ、ドラムベースDBに対して、図40(b)におけ
る紙面内で点Oc’を中心にして左右方向に傾斜してリ
ード補正がなされることになる。
【0169】このように、本実施例では、回転磁気ヘッ
ドHa,Hbの回転軌跡面の回動支点となる回動支点用
部材30,31の位置を必ずしも回転軌跡面の近くに設
ける必要がない。何故なら、本実施例では、上ドラムD
uと下ドラムDdとは一体的に回動してトラック補正が
なされるため、回動支点の位置によって、回転磁気ヘッ
ドHa,Hbの磁気空隙部と磁気テープTとの接触状態
が変化することはないからである。そしてむしろ、本実
施例の場合、回動支点用部材30,31の位置は、ベ
ースプレートBPの裏面側に突設されている支点用突起
249,250との関係において互いに近接した位置関
係となるように考慮されるべきである。
ドHa,Hbの回転軌跡面の回動支点となる回動支点用
部材30,31の位置を必ずしも回転軌跡面の近くに設
ける必要がない。何故なら、本実施例では、上ドラムD
uと下ドラムDdとは一体的に回動してトラック補正が
なされるため、回動支点の位置によって、回転磁気ヘッ
ドHa,Hbの磁気空隙部と磁気テープTとの接触状態
が変化することはないからである。そしてむしろ、本実
施例の場合、回動支点用部材30,31の位置は、ベ
ースプレートBPの裏面側に突設されている支点用突起
249,250との関係において互いに近接した位置関
係となるように考慮されるべきである。
【0170】次に、本実施例に係る磁気記録再生装置
が、各再生モードで動作している場合における環状のカ
ム部材CA及び環状のカム部材CRAの状態について説
明する。ノーマル再生モードで動作している場合は、下
ドラムDdに突設されているカム従動体36とカム従動
体37は、環状のカム部材CAのカム輪郭262とカム
輪郭259とにそれぞれ当接している。他方、ベースプ
レートBPに突設されているカム従動体247とカム従
動体248は、環状のカム部材CRAのカム輪郭255
とカム輪郭252とにそれぞれ当接している。環状のカ
ム部材CAのカム輪郭259,262は同一高さのもの
として構成されており、環状のカム部材CRAのカム輪
郭255,252とは、支点平面部分238,239と
同一高さのものとして構成されているから、磁気記録再
生装置がノーマル再生モードで動作している場合には、
上ドラムDu及び下ドラムDdの中心軸と案内部GAの
中心軸とは、ノーマル再生モードに適合した予め定めら
れた方向で一致した状態になっている。従って、この動
作状態において磁気テープTは、その基準縁Teが下ド
ラムDdとは別体に設けられている案内部GAの全域に
わたって正しく当接し、正規の位置に安定に保持された
状態で所定の走行速度で走行することになり、例えば図
52(a)に例示されているように良好な状態のエンベ
ロープを示す再生信号が得られる。
が、各再生モードで動作している場合における環状のカ
ム部材CA及び環状のカム部材CRAの状態について説
明する。ノーマル再生モードで動作している場合は、下
ドラムDdに突設されているカム従動体36とカム従動
体37は、環状のカム部材CAのカム輪郭262とカム
輪郭259とにそれぞれ当接している。他方、ベースプ
レートBPに突設されているカム従動体247とカム従
動体248は、環状のカム部材CRAのカム輪郭255
とカム輪郭252とにそれぞれ当接している。環状のカ
ム部材CAのカム輪郭259,262は同一高さのもの
として構成されており、環状のカム部材CRAのカム輪
郭255,252とは、支点平面部分238,239と
同一高さのものとして構成されているから、磁気記録再
生装置がノーマル再生モードで動作している場合には、
上ドラムDu及び下ドラムDdの中心軸と案内部GAの
中心軸とは、ノーマル再生モードに適合した予め定めら
れた方向で一致した状態になっている。従って、この動
作状態において磁気テープTは、その基準縁Teが下ド
ラムDdとは別体に設けられている案内部GAの全域に
わたって正しく当接し、正規の位置に安定に保持された
状態で所定の走行速度で走行することになり、例えば図
52(a)に例示されているように良好な状態のエンベ
ロープを示す再生信号が得られる。
【0171】次に、FF再生モードで動作している場合
には、下ドラムDdに突設されているカム従動体36と
カム従動体37は、環状のカム部材CAのカム輪郭26
1とカム輪郭258とにそれぞれ当接している。そし
て、環状のカム部材CAのカム輪郭261はカム輪郭2
58よりも高いのものとして構成されているために、上
ドラムDuと下ドラムDdとの中心軸は、図42(a)
に示す如く案内部GAに対して右方に傾斜してトラック
補正がなされることになる。
には、下ドラムDdに突設されているカム従動体36と
カム従動体37は、環状のカム部材CAのカム輪郭26
1とカム輪郭258とにそれぞれ当接している。そし
て、環状のカム部材CAのカム輪郭261はカム輪郭2
58よりも高いのものとして構成されているために、上
ドラムDuと下ドラムDdとの中心軸は、図42(a)
に示す如く案内部GAに対して右方に傾斜してトラック
補正がなされることになる。
【0172】またこの時、環状のカム部材CAとピン2
66〜268によって連結されている環状のカム部材C
RAにおけるカム輪郭254とカム輪郭251とには、
下ドラムDdと別体に設けられているベースプレートB
Pに突設されているカム従動体247とカム従動体24
8とがそれぞれ当接している。
66〜268によって連結されている環状のカム部材C
RAにおけるカム輪郭254とカム輪郭251とには、
下ドラムDdと別体に設けられているベースプレートB
Pに突設されているカム従動体247とカム従動体24
8とがそれぞれ当接している。
【0173】環状のカム部材CRAのカム輪郭254は
カム輪郭251よりも高いものとして構成されており、
かつ、環状のカム部材CRAの支点平面部分238,2
39には、ベースプレートBPに突設されている支点用
突起249,250が当接した状態にされているため
に、ベースプレートBPと一体に形成されている案内部
GAは、支点用突起249,250を結ぶ直線L9を回
動の中心軸として、2つのカム輪郭254,251の高
さの差と対応する角度だけ傾斜することになる。これに
より、案内部GAの中心軸は上ドラムDu及び下ドラム
Ddの中心軸の傾斜方向へ向って所定の僅かな角度だけ
傾斜してリード補正がなされ、磁気テープTは、その基
準縁Teが下ドラムDdと別体に設けられている案内部
GAの全域にわたって正しく当接し、正規の位置に安定
に保持された状態で所定の走行速度で走行することが可
能になるのである。
カム輪郭251よりも高いものとして構成されており、
かつ、環状のカム部材CRAの支点平面部分238,2
39には、ベースプレートBPに突設されている支点用
突起249,250が当接した状態にされているため
に、ベースプレートBPと一体に形成されている案内部
GAは、支点用突起249,250を結ぶ直線L9を回
動の中心軸として、2つのカム輪郭254,251の高
さの差と対応する角度だけ傾斜することになる。これに
より、案内部GAの中心軸は上ドラムDu及び下ドラム
Ddの中心軸の傾斜方向へ向って所定の僅かな角度だけ
傾斜してリード補正がなされ、磁気テープTは、その基
準縁Teが下ドラムDdと別体に設けられている案内部
GAの全域にわたって正しく当接し、正規の位置に安定
に保持された状態で所定の走行速度で走行することが可
能になるのである。
【0174】次に、FB再生モードで動作している場合
には、下ドラムDdに突設されているカム従動体36と
カム従動体37は、環状のカム部材CAのカム輪郭26
3とカム輪郭260とにそれぞれ当接している。そし
て、環状のカム部材CAのカム輪郭263はカム輪郭2
60よりも低いのものとして構成されているために、上
ドラムDuと下ドラムDdとの中心軸は、図42(b)
に示す如く案内部GAに対して左方に傾斜してトラック
補正がなされることになる。
には、下ドラムDdに突設されているカム従動体36と
カム従動体37は、環状のカム部材CAのカム輪郭26
3とカム輪郭260とにそれぞれ当接している。そし
て、環状のカム部材CAのカム輪郭263はカム輪郭2
60よりも低いのものとして構成されているために、上
ドラムDuと下ドラムDdとの中心軸は、図42(b)
に示す如く案内部GAに対して左方に傾斜してトラック
補正がなされることになる。
【0175】またこの時、環状のカム部材CAとピン2
66〜268によって連結されている環状のカム部材C
RAにおけるカム輪郭256とカム輪郭253とには、
下ドラムDdと別体に設けられているベースプレートB
Pに突設されているカム従動体247とカム従動体24
8とがそれぞれ当接している。
66〜268によって連結されている環状のカム部材C
RAにおけるカム輪郭256とカム輪郭253とには、
下ドラムDdと別体に設けられているベースプレートB
Pに突設されているカム従動体247とカム従動体24
8とがそれぞれ当接している。
【0176】環状のカム部材CRAのカム輪郭256は
カム輪郭253よりも低いものとして構成されており、
かつ、環状のカム部材CRAの支点平面部分238,2
39には、ベースプレートBPに突設されている支点用
突起249,250が当接した状態にされているため
に、ベースプレートBPと一体に形成されている案内部
GAは、支点用突起249,250を結ぶ直線L9を回
動の中心軸として、2つのカム輪郭256,253の高
さの差と対応する角度だけ傾斜することになる。これに
より、案内部GAの中心軸は上ドラムDu及び下ドラム
Ddの中心軸の傾斜方向へ向って所定の僅かな角度だけ
傾斜してリード補正がなされ、磁気テープTは、その基
準縁Teが下ドラムDdと別体に設けられている案内部
GAの全域にわたって正しく当接し、正規の位置に安定
に保持された状態で所定の走行速度で走行することが可
能になるのである。
カム輪郭253よりも低いものとして構成されており、
かつ、環状のカム部材CRAの支点平面部分238,2
39には、ベースプレートBPに突設されている支点用
突起249,250が当接した状態にされているため
に、ベースプレートBPと一体に形成されている案内部
GAは、支点用突起249,250を結ぶ直線L9を回
動の中心軸として、2つのカム輪郭256,253の高
さの差と対応する角度だけ傾斜することになる。これに
より、案内部GAの中心軸は上ドラムDu及び下ドラム
Ddの中心軸の傾斜方向へ向って所定の僅かな角度だけ
傾斜してリード補正がなされ、磁気テープTは、その基
準縁Teが下ドラムDdと別体に設けられている案内部
GAの全域にわたって正しく当接し、正規の位置に安定
に保持された状態で所定の走行速度で走行することが可
能になるのである。
【0177】次に、先に第1実施例で参照した図4及び
図43乃至図48を参照して本発明の第15実施例につ
いて説明する。上述した第10実施例乃至第14実施例
は、先に、図49(c)及び図50(c)を参照して説
明したリード補正を採用したものである。すなわち、上
ドラムDuの回動又は上ドラムDuと下ドラムDdとの
一体的な回動により、回転磁気ヘッドHa,Hbの回転
軌跡面を傾斜させてトラック補正を行う一方、下ドラム
Ddと一体の案内部G又は下ドラムDdと別体の案内部
GAを回動することによりリード補正を行う構成のもの
であった。
図43乃至図48を参照して本発明の第15実施例につ
いて説明する。上述した第10実施例乃至第14実施例
は、先に、図49(c)及び図50(c)を参照して説
明したリード補正を採用したものである。すなわち、上
ドラムDuの回動又は上ドラムDuと下ドラムDdとの
一体的な回動により、回転磁気ヘッドHa,Hbの回転
軌跡面を傾斜させてトラック補正を行う一方、下ドラム
Ddと一体の案内部G又は下ドラムDdと別体の案内部
GAを回動することによりリード補正を行う構成のもの
であった。
【0178】これに対し、本実施例は、先に、図49
(d)及び図50(d)を参照して説明したリード補正
を採用したものである。すなわち、先に第1実施例乃至
第9実施例又は上記第14実施例で説明したように、上
ドラムDuの回動又は、上ドラムDuと下ドラムDdと
の一体的な回動により、回転磁気ヘッドHa,Hbの回
転軌跡面を傾斜させてトラック補正を行う一方、そのリ
ード補正は、ドラム対DAに対するサプライ側ガイドロ
ーラSGRとテイクアップ側ガイドローラTGRとを磁
気テープTの幅方向に変位させて、その基準縁Teを下
ドラムDdに形成された案内部G又は下ドラムDdとは
別体に設けられた案内部GAに沿わせるように構成する
ものである。
(d)及び図50(d)を参照して説明したリード補正
を採用したものである。すなわち、先に第1実施例乃至
第9実施例又は上記第14実施例で説明したように、上
ドラムDuの回動又は、上ドラムDuと下ドラムDdと
の一体的な回動により、回転磁気ヘッドHa,Hbの回
転軌跡面を傾斜させてトラック補正を行う一方、そのリ
ード補正は、ドラム対DAに対するサプライ側ガイドロ
ーラSGRとテイクアップ側ガイドローラTGRとを磁
気テープTの幅方向に変位させて、その基準縁Teを下
ドラムDdに形成された案内部G又は下ドラムDdとは
別体に設けられた案内部GAに沿わせるように構成する
ものである。
【0179】図47(a)は、ドラム対周辺の構成を示
す断面図であり、図2中の90度−270度線位置にお
ける断面を、同様に、図47(b)は、図2中の0度−
180度線位置における断面をそれぞれ示す。また、図
48は、本実施例の動作説明のための側断面図であり、
図2中の0度−180度線位置における断面を示す。図
43(a)又は図45において、DAはドラム対であ
り、このドラム対DAとしては、例えば、図4又は図4
7に例示されているような構成態様を有するものを使用
することができる。図4に示すドラム対DAの構成につ
いては、先に第1実施例において説明したので、ここで
はその構成自体についての説明は省略し、後に、図43
(a)又は図45との関係において図47に示すドラム
対DAと併せてその動作態様を説明する。
す断面図であり、図2中の90度−270度線位置にお
ける断面を、同様に、図47(b)は、図2中の0度−
180度線位置における断面をそれぞれ示す。また、図
48は、本実施例の動作説明のための側断面図であり、
図2中の0度−180度線位置における断面を示す。図
43(a)又は図45において、DAはドラム対であ
り、このドラム対DAとしては、例えば、図4又は図4
7に例示されているような構成態様を有するものを使用
することができる。図4に示すドラム対DAの構成につ
いては、先に第1実施例において説明したので、ここで
はその構成自体についての説明は省略し、後に、図43
(a)又は図45との関係において図47に示すドラム
対DAと併せてその動作態様を説明する。
【0180】そこで先ず、図47に示すドラム対周辺の
構成について簡単に説明する。図47に示すドラム対D
Aは、先に第14実施例において、図40及び図41を
参照して説明したドラム対周辺の構成から、ベースプレ
ートBPに設けられている支点用突起249,250、
カム従動体247,248と環状のカム部材CRAなど
の構成部分を省いた上で、ベースプレートBPをドラム
ベースDBに固着した構成態様のものであると、大略、
いうことができる。
構成について簡単に説明する。図47に示すドラム対D
Aは、先に第14実施例において、図40及び図41を
参照して説明したドラム対周辺の構成から、ベースプレ
ートBPに設けられている支点用突起249,250、
カム従動体247,248と環状のカム部材CRAなど
の構成部分を省いた上で、ベースプレートBPをドラム
ベースDBに固着した構成態様のものであると、大略、
いうことができる。
【0181】なお、図40に示されているドラム対DA
と図47に示されているドラム対DAとにおける互いに
対応している構成部分には、同一の図面符号を付してあ
るので、各ドラム対DA間の構成上の相違点は直ちに理
解できるであろう。すなわち、図47に示すドラム対D
Aにおいて、回転軸1の傾斜調節手段として機能する環
状のカム部材CAとして、図25中に示す構成態様の環
状のカム部材CAを用いた場合には、ギヤ265が図示
しないピニオンの回転によって駆動されて、ドラムベー
スDBの上面に設けられている案内溝257内で回動す
ると、下ドラムDdにおける小径部288の底部283
に突設されているカム従動体36,37が環状のカム部
材CAのカム輪郭258〜263に順次、当接すること
になる。
と図47に示されているドラム対DAとにおける互いに
対応している構成部分には、同一の図面符号を付してあ
るので、各ドラム対DA間の構成上の相違点は直ちに理
解できるであろう。すなわち、図47に示すドラム対D
Aにおいて、回転軸1の傾斜調節手段として機能する環
状のカム部材CAとして、図25中に示す構成態様の環
状のカム部材CAを用いた場合には、ギヤ265が図示
しないピニオンの回転によって駆動されて、ドラムベー
スDBの上面に設けられている案内溝257内で回動す
ると、下ドラムDdにおける小径部288の底部283
に突設されているカム従動体36,37が環状のカム部
材CAのカム輪郭258〜263に順次、当接すること
になる。
【0182】図47に示してあるドラム対DAを使用し
てある磁気記録再生装置が、例えばノーマル再生モード
で動作している場合に、下ドラムDdにおける小径部2
88の底部283に突設されているカム従動体36は、
環状のカム部材CAのカム輪郭262と当接し、カム従
動体37は、カム輪郭259と当接することになる。ま
た、FF再生モードで動作している場合には、カム従動
体36はカム輪郭261と当接し、カム従動体37はカ
ム輪郭258と当接する。
てある磁気記録再生装置が、例えばノーマル再生モード
で動作している場合に、下ドラムDdにおける小径部2
88の底部283に突設されているカム従動体36は、
環状のカム部材CAのカム輪郭262と当接し、カム従
動体37は、カム輪郭259と当接することになる。ま
た、FF再生モードで動作している場合には、カム従動
体36はカム輪郭261と当接し、カム従動体37はカ
ム輪郭258と当接する。
【0183】既述のように、環状のカム部材CAのカム
輪郭261はカム輪郭258よりも高いのものとして構
成されているために、上ドラムDuと下ドラムDdとの
中心軸は、二つの回動支点用部材30,31を結ぶ直線
L7を回動の中心軸にして、図48(a)に示す如く時
計方向に回動して、トラック補正がなされることにな
る。
輪郭261はカム輪郭258よりも高いのものとして構
成されているために、上ドラムDuと下ドラムDdとの
中心軸は、二つの回動支点用部材30,31を結ぶ直線
L7を回動の中心軸にして、図48(a)に示す如く時
計方向に回動して、トラック補正がなされることにな
る。
【0184】次に、FB再生モードで動作している場合
には、カム従動体36は環状のカム部材CAのカム輪郭
263と当接し、カム従動体37はカム輪郭260と当
接する。そして、環状のカム部材CAのカム輪郭263
はカム輪郭260よりも低いのものとして構成されてい
るために、上ドラムDuと下ドラムDdとの中心軸は、
二つの回動支点用部材30,31を結ぶ直線L7を回動
の中心軸にして、図48(b)に示す如く時計方向に回
動して、トラック補正がなされることになる。
には、カム従動体36は環状のカム部材CAのカム輪郭
263と当接し、カム従動体37はカム輪郭260と当
接する。そして、環状のカム部材CAのカム輪郭263
はカム輪郭260よりも低いのものとして構成されてい
るために、上ドラムDuと下ドラムDdとの中心軸は、
二つの回動支点用部材30,31を結ぶ直線L7を回動
の中心軸にして、図48(b)に示す如く時計方向に回
動して、トラック補正がなされることになる。
【0185】図43(a)又は図45にそれぞれ示され
ている磁気記録再生装置において、それの構成部分の一
部として使用されているドラム対DAは、図4又は図4
7を参照して説明したような構成態様のものであるが、
これらに限られるものではない。すなわち、先に、第2
実施例乃至第9実施例において説明した各ドラム対DA
の他、記録再生モードの変更に応じてドラム対の中心軸
の傾斜角が変更されるように構成されたその他の構成態
様のドラム対DAが使用されても良いことは勿論であ
る。
ている磁気記録再生装置において、それの構成部分の一
部として使用されているドラム対DAは、図4又は図4
7を参照して説明したような構成態様のものであるが、
これらに限られるものではない。すなわち、先に、第2
実施例乃至第9実施例において説明した各ドラム対DA
の他、記録再生モードの変更に応じてドラム対の中心軸
の傾斜角が変更されるように構成されたその他の構成態
様のドラム対DAが使用されても良いことは勿論であ
る。
【0186】図43(a)において、Mgは減速器付き
のモータであり、その出力軸20にはピニオン21が固
着されている。ピニオン21は、前記した環状のカム部
材CAに連結部264を介して設けられているギヤ26
5に噛合わされている。そこで図示しない制御部によっ
て駆動されるモータMgの回転力が、出力軸20とピニ
オン21及び連結部264を介して環状のカム部材CA
に伝達されると、環状のカム部材CAは、先に説明した
ように動作して回転軸1を傾斜させる。連結部264に
は連結ピン503が植設されていて、円弧状の作動部材
FAの中間部分に穿設されている孔504に貫通してい
る。円弧状の作動部材FAの両端部にはそれぞれ2つず
つの作動体505〜508が設けられている。
のモータであり、その出力軸20にはピニオン21が固
着されている。ピニオン21は、前記した環状のカム部
材CAに連結部264を介して設けられているギヤ26
5に噛合わされている。そこで図示しない制御部によっ
て駆動されるモータMgの回転力が、出力軸20とピニ
オン21及び連結部264を介して環状のカム部材CA
に伝達されると、環状のカム部材CAは、先に説明した
ように動作して回転軸1を傾斜させる。連結部264に
は連結ピン503が植設されていて、円弧状の作動部材
FAの中間部分に穿設されている孔504に貫通してい
る。円弧状の作動部材FAの両端部にはそれぞれ2つず
つの作動体505〜508が設けられている。
【0187】各作動体505〜508には、図43
(b)に具体的に示されているように、それぞれ複数の
カム輪郭509〜520が構成されている。そして、こ
れらのカム輪郭509〜520には、後にその構造を示
すように磁気テープTの幅方向に変位可能に構成された
サプライ側ガイドローラSGRとテイクアップ側ガイド
ローラTGRの下部フランジ535の下面がカム従動体
として当接される。また、ガイドローラSGR,TGR
の下部フランジ535には、その下方に筒状部540
(図44参照)が軸534を覆うように設けられてい
る。そして、作動体505と作動体506との間、及び
作動体507と作動体508との間には、この筒状部5
40を挿入できるような間隙521,522が設けられ
ている。円弧状の作動部材FAには、長孔523,52
4が設けられており、これらの長孔523,524に
は、ドラムベースDBに設けられた案内溝527,52
8中に植設されている案内ピン525,526がそれぞ
れ貫通している。
(b)に具体的に示されているように、それぞれ複数の
カム輪郭509〜520が構成されている。そして、こ
れらのカム輪郭509〜520には、後にその構造を示
すように磁気テープTの幅方向に変位可能に構成された
サプライ側ガイドローラSGRとテイクアップ側ガイド
ローラTGRの下部フランジ535の下面がカム従動体
として当接される。また、ガイドローラSGR,TGR
の下部フランジ535には、その下方に筒状部540
(図44参照)が軸534を覆うように設けられてい
る。そして、作動体505と作動体506との間、及び
作動体507と作動体508との間には、この筒状部5
40を挿入できるような間隙521,522が設けられ
ている。円弧状の作動部材FAには、長孔523,52
4が設けられており、これらの長孔523,524に
は、ドラムベースDBに設けられた案内溝527,52
8中に植設されている案内ピン525,526がそれぞ
れ貫通している。
【0188】円弧状の作動部材FAは、減速器付きのモ
ータMgが駆動されて、その回転力がピニオン21を介
してギヤ265に与えられると、環状のカム部材CAの
回動と同期して、ドラムベースDBの上面に設けられて
いる案内溝527,528内で回動々作を行なう。すな
わち、円弧状の作動部材FAは、ローディング機構に取
付けられているガイドローラSGR,TGRが記録再生
動作時に位置すべき正しい位置に在る場合に、その両端
部に構成されている2個ずつの作動体505,506、
507,508のそれぞれの間隙521,522が、ガ
イドローラSGR,TGRの下部フランジ535の下方
に設けられた筒状部540を挟んだ状態で、案内溝52
7,528に案内されて回動することになる。このよう
にして、円弧状の作動部材FAが回動すると、作動体5
05,506、507,508に設けられている複数の
カム輪郭509〜520が、カム従動体として機能する
ガイドローラSGR,TGRの各下部フランジ535の
下面に順次に当接することになる。
ータMgが駆動されて、その回転力がピニオン21を介
してギヤ265に与えられると、環状のカム部材CAの
回動と同期して、ドラムベースDBの上面に設けられて
いる案内溝527,528内で回動々作を行なう。すな
わち、円弧状の作動部材FAは、ローディング機構に取
付けられているガイドローラSGR,TGRが記録再生
動作時に位置すべき正しい位置に在る場合に、その両端
部に構成されている2個ずつの作動体505,506、
507,508のそれぞれの間隙521,522が、ガ
イドローラSGR,TGRの下部フランジ535の下方
に設けられた筒状部540を挟んだ状態で、案内溝52
7,528に案内されて回動することになる。このよう
にして、円弧状の作動部材FAが回動すると、作動体5
05,506、507,508に設けられている複数の
カム輪郭509〜520が、カム従動体として機能する
ガイドローラSGR,TGRの各下部フランジ535の
下面に順次に当接することになる。
【0189】次に、図44を参照して、磁気テープTの
幅方向に変位可能に構成されたサプライ側ガイドローラ
SGRとティクアップ側ガイドローラTGRとの具体的
な構成について説明する。サプライ側ガイドローラSG
Rとテイクアップ側ガイドローラTGRとは、ローディ
ング機構の基板529に取付けられている支持部PSに
対して、磁気テープの幅方向(図7中、上下方向)に変
位自在な状態なものとして構成されている。支持部PS
はローディング機構の基板529を挟むように設けられ
ている2つの支持構成部分530,538によって構成
されていて、これらの支持構成部分530,538でロ
ーディング機構の基板529を挟んで結合することによ
り、ローディング機構の基板529に対して支持部PS
がローディングに際して移動可能に構成されている。
幅方向に変位可能に構成されたサプライ側ガイドローラ
SGRとティクアップ側ガイドローラTGRとの具体的
な構成について説明する。サプライ側ガイドローラSG
Rとテイクアップ側ガイドローラTGRとは、ローディ
ング機構の基板529に取付けられている支持部PSに
対して、磁気テープの幅方向(図7中、上下方向)に変
位自在な状態なものとして構成されている。支持部PS
はローディング機構の基板529を挟むように設けられ
ている2つの支持構成部分530,538によって構成
されていて、これらの支持構成部分530,538でロ
ーディング機構の基板529を挟んで結合することによ
り、ローディング機構の基板529に対して支持部PS
がローディングに際して移動可能に構成されている。
【0190】支持構成部分530の下方には中空部分5
31が設けられているとともに、この中空部分531の
外壁の一部には、スリットSが構成されている。また、
支持部PSの支持構成部分530,538の中心部に設
けた孔には、軸534が挿通されており、軸534の端
部にはピン532が固着されている。ピン532はその
両端部分がスリットSに案内されるため、軸534が上
下方向に移動するときに、軸534は回転することはな
い。また、ピン532と中空部分531の底部との間に
は、軸534を常に下方に付勢するスプリング533が
装着されている。従って、円弧状の作動部材FAが回動
すると、円弧状の作動部材FAはその底面が、ガイドロ
ーラSGR,TGRの支持部PSの支持構成部分538
の上部に構成されている小径部分539の端面に摺接す
る。また、円弧状の作動部材FAの各作動体505,5
06、507,508のそれぞれの間隙521,522
の部分が、ガイドローラSGR,TGRの下部フランジ
535の下方に設けられている筒状部540を挟んだ状
態で、ドラムベースDBに設けられた案内溝527,5
28に案内されて回動々作を行なう。
31が設けられているとともに、この中空部分531の
外壁の一部には、スリットSが構成されている。また、
支持部PSの支持構成部分530,538の中心部に設
けた孔には、軸534が挿通されており、軸534の端
部にはピン532が固着されている。ピン532はその
両端部分がスリットSに案内されるため、軸534が上
下方向に移動するときに、軸534は回転することはな
い。また、ピン532と中空部分531の底部との間に
は、軸534を常に下方に付勢するスプリング533が
装着されている。従って、円弧状の作動部材FAが回動
すると、円弧状の作動部材FAはその底面が、ガイドロ
ーラSGR,TGRの支持部PSの支持構成部分538
の上部に構成されている小径部分539の端面に摺接す
る。また、円弧状の作動部材FAの各作動体505,5
06、507,508のそれぞれの間隙521,522
の部分が、ガイドローラSGR,TGRの下部フランジ
535の下方に設けられている筒状部540を挟んだ状
態で、ドラムベースDBに設けられた案内溝527,5
28に案内されて回動々作を行なう。
【0191】また、ローディング機構の基板529の上
方に設けられている支持構成部分538の上部に構成さ
れている小径部分539には、軸534の径よりも大径
の中空部539aが構成されていて、下部フランジ53
5の下方に設けられた筒状部540を、その上下方向の
移動に際して案内する。537は、磁気テープTの幅と
対応する長さを有するローラであって、軸534に回転
自在に装着されている。軸534の上端には上部フラン
ジ536が固着されている。それで、磁気テープTは、
下部フランジ535の上面と上部フランジ536の下面
との間に設けられているローラ534の周面に摺接し、
かつ、下部フランジ535の上面と、上部フランジ53
6の下面とによって幅方向の位置が規制された状態で走
行する。
方に設けられている支持構成部分538の上部に構成さ
れている小径部分539には、軸534の径よりも大径
の中空部539aが構成されていて、下部フランジ53
5の下方に設けられた筒状部540を、その上下方向の
移動に際して案内する。537は、磁気テープTの幅と
対応する長さを有するローラであって、軸534に回転
自在に装着されている。軸534の上端には上部フラン
ジ536が固着されている。それで、磁気テープTは、
下部フランジ535の上面と上部フランジ536の下面
との間に設けられているローラ534の周面に摺接し、
かつ、下部フランジ535の上面と、上部フランジ53
6の下面とによって幅方向の位置が規制された状態で走
行する。
【0192】次に、磁気記録再生装置がノーマル再生モ
ード、FF再生モード、FB再生モードの各動作モード
で動作している場合において、円弧状の作動部材FAに
よって、サプライ側ガイドローラSGRとティクアップ
側ガイドローラTGRの高さ(磁気テープの走行路の位
置)が、どのような状態になっているのかについて説明
する。図44(a),(b)は、磁気記録再生装置がノ
ーマル再生モードで動作している場合に、円弧状の作動
部材FAの作動体505,506に設けられているカム
輪郭510,513と作動体507,508に設けられ
ているカム輪郭516,519とによって、ガイドロー
ラSGR,TGRの高さ(磁気テープの走行路の位置)
が規制されている状態を示している。すなわち、このノ
ーマル再生モードでは、図4における上ドラムDu又は
図47における上ドラムDuと下ドラムDdは、何れの
方向にも回動していない状態であるため、サプライ側ガ
イドローラSGRとテイクアップ側ガイドローラTGR
とは、相対的に変位されない状態とされるのである。
ード、FF再生モード、FB再生モードの各動作モード
で動作している場合において、円弧状の作動部材FAに
よって、サプライ側ガイドローラSGRとティクアップ
側ガイドローラTGRの高さ(磁気テープの走行路の位
置)が、どのような状態になっているのかについて説明
する。図44(a),(b)は、磁気記録再生装置がノ
ーマル再生モードで動作している場合に、円弧状の作動
部材FAの作動体505,506に設けられているカム
輪郭510,513と作動体507,508に設けられ
ているカム輪郭516,519とによって、ガイドロー
ラSGR,TGRの高さ(磁気テープの走行路の位置)
が規制されている状態を示している。すなわち、このノ
ーマル再生モードでは、図4における上ドラムDu又は
図47における上ドラムDuと下ドラムDdは、何れの
方向にも回動していない状態であるため、サプライ側ガ
イドローラSGRとテイクアップ側ガイドローラTGR
とは、相対的に変位されない状態とされるのである。
【0193】また、図44(c),(d)は、磁気記録
再生装置がFF再生モードで動作している場合に、円弧
状の作動部材FAの作動体505,506に設けられて
いるカム輪郭511,514と作動体507,508に
設けられているカム輪郭515,518とによって、ガ
イドローラSGR,TGRのそれぞれの高さ(磁気テー
プの走行路の位置)が規制されている状態を示してい
る。すなわち、FF再生モードでは、図4における上ド
ラムDu又は図47における上ドラムDuと下ドラムD
dは、図49(b)のように時計方向に回動してトラッ
ク補正がなされるため、磁気テープTの基準縁Teは案
内部G又は案内部GAに対して角度θ2だけ傾こうとす
るが、これを阻止すべくサプライ側ガイドローラSGR
は下方に、テイクアップ側ガイドローラTGRは上方に
変位することにより、図49(d)に示すように、磁気
テープTの基準縁Teは案内部G又は案内部GAの全体
にわたって案内され、磁気テープTは安定な走行状態に
なり、良好な状態の再生信号が得られることになる。
再生装置がFF再生モードで動作している場合に、円弧
状の作動部材FAの作動体505,506に設けられて
いるカム輪郭511,514と作動体507,508に
設けられているカム輪郭515,518とによって、ガ
イドローラSGR,TGRのそれぞれの高さ(磁気テー
プの走行路の位置)が規制されている状態を示してい
る。すなわち、FF再生モードでは、図4における上ド
ラムDu又は図47における上ドラムDuと下ドラムD
dは、図49(b)のように時計方向に回動してトラッ
ク補正がなされるため、磁気テープTの基準縁Teは案
内部G又は案内部GAに対して角度θ2だけ傾こうとす
るが、これを阻止すべくサプライ側ガイドローラSGR
は下方に、テイクアップ側ガイドローラTGRは上方に
変位することにより、図49(d)に示すように、磁気
テープTの基準縁Teは案内部G又は案内部GAの全体
にわたって案内され、磁気テープTは安定な走行状態に
なり、良好な状態の再生信号が得られることになる。
【0194】また、図44(e),(f)は、磁気記録
再生装置がFB再生モードで動作している場合に、円弧
状の作動部材FAの作動体に505,506設けられて
いるカム輪郭509,512と作動体507,508に
設けられているカム輪郭517,520とによって、ガ
イドローラSGR,TGRのそれぞれの高さ(磁気テー
プの走行路の位置)が規制されている状態を示してい
る。すなわち、FB再生モードでは、図4における上ド
ラムDu又は図47における上ドラムDuと下ドラムD
dは、図50(b)のように反時計方向に回動してトラ
ック補正がなされるため、磁気テープTの基準縁Teは
案内部G又は案内部GAに対して角度θ2だけ傾こうと
するが、これを阻止すべくサプライ側ガイドローラSG
Rは上方に、テイクアップ側ガイドローラTGRは下方
に変位することにより、図50(d)に示すように、磁
気テープTの基準縁Teは案内部G又は案内部GAの全
体にわたって案内され、磁気テープTは安定な走行状態
になり、良好な状態の再生信号が得られることになる。
再生装置がFB再生モードで動作している場合に、円弧
状の作動部材FAの作動体に505,506設けられて
いるカム輪郭509,512と作動体507,508に
設けられているカム輪郭517,520とによって、ガ
イドローラSGR,TGRのそれぞれの高さ(磁気テー
プの走行路の位置)が規制されている状態を示してい
る。すなわち、FB再生モードでは、図4における上ド
ラムDu又は図47における上ドラムDuと下ドラムD
dは、図50(b)のように反時計方向に回動してトラ
ック補正がなされるため、磁気テープTの基準縁Teは
案内部G又は案内部GAに対して角度θ2だけ傾こうと
するが、これを阻止すべくサプライ側ガイドローラSG
Rは上方に、テイクアップ側ガイドローラTGRは下方
に変位することにより、図50(d)に示すように、磁
気テープTの基準縁Teは案内部G又は案内部GAの全
体にわたって案内され、磁気テープTは安定な走行状態
になり、良好な状態の再生信号が得られることになる。
【0195】以上、図43(a),(b)及び図44を
参照して説明した磁気記録再生装置においては、円弧状
の作動部材FAは、その両端部に設けてある作動体50
5〜508が特定な複数のカム輪郭509〜520を設
けた構成のものであった。次に、図45及び図46を参
照して説明する磁気記録再生装置においては、一対の円
弧状の作動部材FA1,FA2は、その各作動体FAf
1,FAf2(以下、場合により両者を総称して「作動体
FAf」という。)が、一様の傾斜面を有するカム輪郭
549,550、551,552を備えて構成されてい
る場合の例である。なお、この例においても、円弧状の
作動部材FAの作動体FAfは、その底面がガイドロー
ラSGR,TGRの支持部PSの支持構成部分538の
上部に構成されている小径部分539の端面に摺接し、
またその先端付近に間隙を隔てて並設させてある2部分
によって、ガイドローラSGR,TGRの下部フランジ
535の下方に設けられた筒状部540を挟んだ状態で
回動々作を行なうのである。
参照して説明した磁気記録再生装置においては、円弧状
の作動部材FAは、その両端部に設けてある作動体50
5〜508が特定な複数のカム輪郭509〜520を設
けた構成のものであった。次に、図45及び図46を参
照して説明する磁気記録再生装置においては、一対の円
弧状の作動部材FA1,FA2は、その各作動体FAf
1,FAf2(以下、場合により両者を総称して「作動体
FAf」という。)が、一様の傾斜面を有するカム輪郭
549,550、551,552を備えて構成されてい
る場合の例である。なお、この例においても、円弧状の
作動部材FAの作動体FAfは、その底面がガイドロー
ラSGR,TGRの支持部PSの支持構成部分538の
上部に構成されている小径部分539の端面に摺接し、
またその先端付近に間隙を隔てて並設させてある2部分
によって、ガイドローラSGR,TGRの下部フランジ
535の下方に設けられた筒状部540を挟んだ状態で
回動々作を行なうのである。
【0196】このように、一様な傾斜面を有するカム輪
郭549〜552を備えている作動体FAfを備えてい
る円弧状の作動部材FAを用いた場合には、円弧状の作
動部材FAの回動々作に伴い、これらのカム輪郭549
〜552が、カム従動体として機能するガイドローラS
GR,TGRの下部フランジ535の下面に当接するた
め、ガイドローラSGR,TGRの高さ(磁気テープの
走行路の位置)は、無段階的に変化することになる。な
お、このように、ガイドローラSGR,TGRの高さを
無段階的に変化させてリード補正を行う場合は、この無
段階的な変化態様と対応して、上ドラムDu及び中間部
材SA(図4のドラム対DAの場合)または、上ドラム
Du及び下ドラムDd(図47のドラム対DAの場合)
の中心軸の傾斜角を、無段階的に変化させることができ
るようなカム輪郭を備えている環状のカム部材CAが使
用されることが望ましい。図46に示すガイドローラS
GR,TGRの構造は、図44を参照して説明したガイ
ドローラSGR,TGRの構造と同じであるから、その
具体的な説明は省略する。
郭549〜552を備えている作動体FAfを備えてい
る円弧状の作動部材FAを用いた場合には、円弧状の作
動部材FAの回動々作に伴い、これらのカム輪郭549
〜552が、カム従動体として機能するガイドローラS
GR,TGRの下部フランジ535の下面に当接するた
め、ガイドローラSGR,TGRの高さ(磁気テープの
走行路の位置)は、無段階的に変化することになる。な
お、このように、ガイドローラSGR,TGRの高さを
無段階的に変化させてリード補正を行う場合は、この無
段階的な変化態様と対応して、上ドラムDu及び中間部
材SA(図4のドラム対DAの場合)または、上ドラム
Du及び下ドラムDd(図47のドラム対DAの場合)
の中心軸の傾斜角を、無段階的に変化させることができ
るようなカム輪郭を備えている環状のカム部材CAが使
用されることが望ましい。図46に示すガイドローラS
GR,TGRの構造は、図44を参照して説明したガイ
ドローラSGR,TGRの構造と同じであるから、その
具体的な説明は省略する。
【0197】図43を参照して説明した本発明の磁気記
録再生装置では、環状のカム部材CAの回動々作と、円
弧状の作動部材FAの回動々作とを、1つの駆動源から
の動力を用いて行なうようにしていたが、これらの駆動
源は、図45に示すように、各々別に設けてもよい。
録再生装置では、環状のカム部材CAの回動々作と、円
弧状の作動部材FAの回動々作とを、1つの駆動源から
の動力を用いて行なうようにしていたが、これらの駆動
源は、図45に示すように、各々別に設けてもよい。
【0198】図45に示す磁気記録再生装置において、
Mg,Mg1,Mg2は、それぞれ減速器付きのモータで
あり、モータMgの出力軸20にはピニオン21が固着
されており、このピニオン21は、環状のカム部材CA
に連結部264を介して設けられているギヤ265に噛
合わされている。そして、図示しない制御部により駆動
されるモータの回転力が、出力軸20とピニオン21及
びギヤ265ならびに連結部264を介して環状のカム
部材CAに伝達されることにより、環状のカム部材CA
の回動によって磁気記録再生装置は既述したような動作
により回転軸1の傾斜角が変化してトラック補正が行わ
れる。
Mg,Mg1,Mg2は、それぞれ減速器付きのモータで
あり、モータMgの出力軸20にはピニオン21が固着
されており、このピニオン21は、環状のカム部材CA
に連結部264を介して設けられているギヤ265に噛
合わされている。そして、図示しない制御部により駆動
されるモータの回転力が、出力軸20とピニオン21及
びギヤ265ならびに連結部264を介して環状のカム
部材CAに伝達されることにより、環状のカム部材CA
の回動によって磁気記録再生装置は既述したような動作
により回転軸1の傾斜角が変化してトラック補正が行わ
れる。
【0199】また、減速器付きのモータMg1の出力軸
541にはピニオン542が固着されており、このピニ
オン542は円弧状の作動部材FAf1に設けられてい
るギヤ543と噛合わされている。さらに減速器付きの
モータMg2の出力軸544にはピニオン545が固着
されており、このピニオン545は円弧状の作動部材F
Af2に設けられているギヤ546と噛合わされてい
る。円弧状の作動部材FA1,FA2は、減速器付きのモ
ータMg1,Mg2が図示しない制御部により駆動される
と、それぞれドラムベースDBに設けられている円弧状
の案内溝547,548内で回動々作を行なう。なお、
555は円弧状の作動部材FA1に構成されている長
孔、557は円弧状の作動部材FA2に構成されている
長孔であり、また556,558はベースプレートDB
に植設されたピンである。
541にはピニオン542が固着されており、このピニ
オン542は円弧状の作動部材FAf1に設けられてい
るギヤ543と噛合わされている。さらに減速器付きの
モータMg2の出力軸544にはピニオン545が固着
されており、このピニオン545は円弧状の作動部材F
Af2に設けられているギヤ546と噛合わされてい
る。円弧状の作動部材FA1,FA2は、減速器付きのモ
ータMg1,Mg2が図示しない制御部により駆動される
と、それぞれドラムベースDBに設けられている円弧状
の案内溝547,548内で回動々作を行なう。なお、
555は円弧状の作動部材FA1に構成されている長
孔、557は円弧状の作動部材FA2に構成されている
長孔であり、また556,558はベースプレートDB
に植設されたピンである。
【0200】円弧状の作動部材FA1,FA2のそれぞれ
の一端部には、間隙553,554を隔てて並設させて
ある2部分によって構成されている作動体FAf1,F
Af2が設けられている。すなわち、作動体FAf1は、
一様な傾斜面によるカム輪郭549を備えている部分
と、一様な傾斜面によるカム輪郭550を備えている部
分とが、間隙553を隔てて並設されている。また、作
動体FAf2は、一様な傾斜面によるカム輪郭551を
備えている部 分と、一様な傾斜面によるカム輪郭55
2を備えている部分とが、間隙554を隔てて並設され
ている。
の一端部には、間隙553,554を隔てて並設させて
ある2部分によって構成されている作動体FAf1,F
Af2が設けられている。すなわち、作動体FAf1は、
一様な傾斜面によるカム輪郭549を備えている部分
と、一様な傾斜面によるカム輪郭550を備えている部
分とが、間隙553を隔てて並設されている。また、作
動体FAf2は、一様な傾斜面によるカム輪郭551を
備えている部 分と、一様な傾斜面によるカム輪郭55
2を備えている部分とが、間隙554を隔てて並設され
ている。
【0201】円弧状の作動部材FA1と円弧状の作動部
材FA2とが、既述のように回動々作を行うと、作動体
FAf1と作動体FAf2とは、それらの底面がガイドロ
ーラSGR,TGRの支持部PSの支持構成部分538
の上部に構成されている小径部分539の端面に摺接す
る。また、これらは、それぞれの先端付近に間隙を隔て
て並設させてある2部分によって、ガイドローラSG
R,TGRの下部フランジ535の下方に設けられた筒
状部540を挟んだ状態で回動々作を行なう。なお、円
弧状の作動部材FA1,FA2の一端部に構成されている
作動体FAf1,FAf2に形成させるカム輪郭として、
例えば図44に示したような段階的な複数のカム輪郭を
構成させてもよいことは勿論であり、また、円弧状の作
動部材FA1,FA2を一体化して、それを1個の減速器
付きのモータによって回動させるようにしても良い。し
かし、図45に示す磁気記録再生装置のように、2個の
円弧状の作動部材FA1,FA2を用いて、それぞれの円
弧状の作動部材FA1,FA2における一端部に構成され
ている作動体FAf1,FAf2によって、サプライ側ガ
イドローラSGRの高さと、テイクアップ側ガイドロー
ラTGRの高さとを個別に変化できるようにした場合に
は、ガイドローラSGR,TGRの高さの変化を多様化
することができる。
材FA2とが、既述のように回動々作を行うと、作動体
FAf1と作動体FAf2とは、それらの底面がガイドロ
ーラSGR,TGRの支持部PSの支持構成部分538
の上部に構成されている小径部分539の端面に摺接す
る。また、これらは、それぞれの先端付近に間隙を隔て
て並設させてある2部分によって、ガイドローラSG
R,TGRの下部フランジ535の下方に設けられた筒
状部540を挟んだ状態で回動々作を行なう。なお、円
弧状の作動部材FA1,FA2の一端部に構成されている
作動体FAf1,FAf2に形成させるカム輪郭として、
例えば図44に示したような段階的な複数のカム輪郭を
構成させてもよいことは勿論であり、また、円弧状の作
動部材FA1,FA2を一体化して、それを1個の減速器
付きのモータによって回動させるようにしても良い。し
かし、図45に示す磁気記録再生装置のように、2個の
円弧状の作動部材FA1,FA2を用いて、それぞれの円
弧状の作動部材FA1,FA2における一端部に構成され
ている作動体FAf1,FAf2によって、サプライ側ガ
イドローラSGRの高さと、テイクアップ側ガイドロー
ラTGRの高さとを個別に変化できるようにした場合に
は、ガイドローラSGR,TGRの高さの変化を多様化
することができる。
【0202】なお、図43又は図45に示した磁気記録
再生装置において、再生モードの変更に応じて回動すべ
き環状のカム部材CAの回動量と、円弧状の作動部材F
A,FA1,FA2等の回動量との制御は、例えば、各回
動々作を行なう構成部材に位置センサを設けておき、こ
の位置センサから出力された位置情報に基づいて、図示
しない制御部で発生させた制御信号により、各駆動源
(モータ)を動作させることにより容易に行なうことが
でき、その実施に当っては周知の各種の制御回路の内か
ら選択した制御回路を採用すればよい。
再生装置において、再生モードの変更に応じて回動すべ
き環状のカム部材CAの回動量と、円弧状の作動部材F
A,FA1,FA2等の回動量との制御は、例えば、各回
動々作を行なう構成部材に位置センサを設けておき、こ
の位置センサから出力された位置情報に基づいて、図示
しない制御部で発生させた制御信号により、各駆動源
(モータ)を動作させることにより容易に行なうことが
でき、その実施に当っては周知の各種の制御回路の内か
ら選択した制御回路を採用すればよい。
【0203】以上、本発明に係る磁気記録再生装置につ
いて、第1実施例乃至第15実施例により説明してきた
が、本発明は、これらの実施例に限定されるものではな
いことは、当業者に明かである。例えば、下ドラムDd
と中間部材SAとの間の回動支点の構成の仕方として
は、回動の中心軸となるべき直線(例えば直線L3)上
において、両者を直接ピンで回動可能に連結することも
可能である。
いて、第1実施例乃至第15実施例により説明してきた
が、本発明は、これらの実施例に限定されるものではな
いことは、当業者に明かである。例えば、下ドラムDd
と中間部材SAとの間の回動支点の構成の仕方として
は、回動の中心軸となるべき直線(例えば直線L3)上
において、両者を直接ピンで回動可能に連結することも
可能である。
【0204】また、以上の実施例では、いくつかの種類
の環状のカム部材CA(CRA)を用いて中間部材SA
を下ドラムDdに対して回動させたり、下ドラムDdを
ドラムベースDBに対して回動させたりする構成につい
て説明したが、これらを回動させる方法はこのような環
状のカム部材CA(CRA)に限定されるものではな
い。例えば、下ドラムDdに対する中間部材SAの回動
を例にとれば、中間部材SAのカム従動体36,37に
対応した下ドラムDd又はドラムベースDB上の位置に
貫通した一対のねじ孔を設け、その一端にギヤを固着し
た一対のねじを、これらのねじ孔にそれぞれ挿通して、
各ねじの他端をカム従動体36,37の一方又は双方に
当接させるように構成することも可能である。即ち、こ
のような構成によれば、モータを適宜に制御して、各ね
じの一端に設けられたギヤを回転することにより各ねじ
は、上昇又は下降して中間部材SAのカム従動体36,
37を押圧し、中間部材SAを回動させることが可能で
ある。
の環状のカム部材CA(CRA)を用いて中間部材SA
を下ドラムDdに対して回動させたり、下ドラムDdを
ドラムベースDBに対して回動させたりする構成につい
て説明したが、これらを回動させる方法はこのような環
状のカム部材CA(CRA)に限定されるものではな
い。例えば、下ドラムDdに対する中間部材SAの回動
を例にとれば、中間部材SAのカム従動体36,37に
対応した下ドラムDd又はドラムベースDB上の位置に
貫通した一対のねじ孔を設け、その一端にギヤを固着し
た一対のねじを、これらのねじ孔にそれぞれ挿通して、
各ねじの他端をカム従動体36,37の一方又は双方に
当接させるように構成することも可能である。即ち、こ
のような構成によれば、モータを適宜に制御して、各ね
じの一端に設けられたギヤを回転することにより各ねじ
は、上昇又は下降して中間部材SAのカム従動体36,
37を押圧し、中間部材SAを回動させることが可能で
ある。
【0205】なお、以上の実施例においては、FF再
生、FB再生等の例を上げて説明してきたが、先にも述
べたとおり、本願発明に係る磁気記録再生装置は、所謂
駒撮り撮影(タイムラプス撮影)にもそのまま適用可能
なことは明かである。即ち、再生時の磁気テープの予定
される走行速度を考慮した上で、停止した磁気テープに
対して、回転磁気ヘッドの回転軌跡面を予め傾けた状態
でタイムラプス記録すればよいのである。
生、FB再生等の例を上げて説明してきたが、先にも述
べたとおり、本願発明に係る磁気記録再生装置は、所謂
駒撮り撮影(タイムラプス撮影)にもそのまま適用可能
なことは明かである。即ち、再生時の磁気テープの予定
される走行速度を考慮した上で、停止した磁気テープに
対して、回転磁気ヘッドの回転軌跡面を予め傾けた状態
でタイムラプス記録すればよいのである。
【0206】また、以上の実施例においては、回転する
上ドラムDuに回転磁気ヘッドHa,Hbが搭載された
構成の実施例について説明してきたが、先にも述べたと
おり、回転しない上ドラムDuとして構成することも可
能である。以下、第1実施例を修正して斯かる構成とし
た場合について、図55を参照して簡単に説明をしてお
く。図55(a)は、ドラム対周辺の構成を示す断面図
であり、図2中の90度−270度線位置における断面
を、同様に、図55(b)は、図2中の0度−180度
線位置における断面をそれぞれ示す。
上ドラムDuに回転磁気ヘッドHa,Hbが搭載された
構成の実施例について説明してきたが、先にも述べたと
おり、回転しない上ドラムDuとして構成することも可
能である。以下、第1実施例を修正して斯かる構成とし
た場合について、図55を参照して簡単に説明をしてお
く。図55(a)は、ドラム対周辺の構成を示す断面図
であり、図2中の90度−270度線位置における断面
を、同様に、図55(b)は、図2中の0度−180度
線位置における断面をそれぞれ示す。
【0207】この構成例においては、上ドラムDuは、
保持ブラケット601によりドラムベースに固定された
下ドラムDdに同軸状に固定されている。また、回転磁
気ヘッドHa,Hbを搭載した回転プレート602は、
固着部材603を介して回転軸1に取り付けられてい
る。その他の構成は、図4等を参照して説明した第1実
施例と大略同様である。従って、この構成例では、ドラ
ムモータMd、中間部材SA、回転プレート602等が
直線L3(点Oc)の周りに一体に回動してトラック補
正がなされることになり、上ドラムDuは磁気テープT
の摺接面としての機能を果たすことになる。すなわち、
この構成においては、上ドラムDuは下ドラムDdに一
体に固定されているため、中間部材SA等の回動によっ
て、磁気テープTの摺接面は変位することがなく、磁気
テープTは上ドラムDu、下ドラムDdの双方に対して
常に一定の摺接状態に維持されるものである。なお、こ
こでは、先に説明した第1実施例を修正して上ドラムD
uを回転しない構成とする例について述べたが、その他
の実施例においても同様の修正をして、上ドラムDuを
回転しない構成となし得ることは云うまでもないことで
ある。
保持ブラケット601によりドラムベースに固定された
下ドラムDdに同軸状に固定されている。また、回転磁
気ヘッドHa,Hbを搭載した回転プレート602は、
固着部材603を介して回転軸1に取り付けられてい
る。その他の構成は、図4等を参照して説明した第1実
施例と大略同様である。従って、この構成例では、ドラ
ムモータMd、中間部材SA、回転プレート602等が
直線L3(点Oc)の周りに一体に回動してトラック補
正がなされることになり、上ドラムDuは磁気テープT
の摺接面としての機能を果たすことになる。すなわち、
この構成においては、上ドラムDuは下ドラムDdに一
体に固定されているため、中間部材SA等の回動によっ
て、磁気テープTの摺接面は変位することがなく、磁気
テープTは上ドラムDu、下ドラムDdの双方に対して
常に一定の摺接状態に維持されるものである。なお、こ
こでは、先に説明した第1実施例を修正して上ドラムD
uを回転しない構成とする例について述べたが、その他
の実施例においても同様の修正をして、上ドラムDuを
回転しない構成となし得ることは云うまでもないことで
ある。
【0208】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気記録
再生装置によれば、記録時と再生時とにおける磁気テー
プの走行速度や走行方向が異なる場合であっても、磁気
テープの走行状態を安定に維持しながら、記録時と再生
時とにおけるトラックパターンを常に一致させた状態に
維持することができるため、ノイズバーのない良好な再
生画像を得ることができるものである。
再生装置によれば、記録時と再生時とにおける磁気テー
プの走行速度や走行方向が異なる場合であっても、磁気
テープの走行状態を安定に維持しながら、記録時と再生
時とにおけるトラックパターンを常に一致させた状態に
維持することができるため、ノイズバーのない良好な再
生画像を得ることができるものである。
【0209】また、圧電素子やボイスコイル等のアクチ
ュエータを用いた従来の磁気記録再生装置では、その振
幅周波数特性の制限から、記録時の磁気テープの走行速
度と再生時のそれとの比をあまり大きくとることはでき
なかったが、本発明の磁気記録再生装置では、このよう
な振幅周波数特性の制限がないため、大きな速度比での
トリックプレイも可能となるものである。
ュエータを用いた従来の磁気記録再生装置では、その振
幅周波数特性の制限から、記録時の磁気テープの走行速
度と再生時のそれとの比をあまり大きくとることはでき
なかったが、本発明の磁気記録再生装置では、このよう
な振幅周波数特性の制限がないため、大きな速度比での
トリックプレイも可能となるものである。
【0210】更にまた、トラック補正とリード補正とを
採用した構成の本願発明によれば、トッラク幅の比較的
狭い高密度記録モードにおいても、記録時と再生時のト
ラックパターンを正確に一致させてノイズバーのない良
好な再生画像を得ることができるものである。
採用した構成の本願発明によれば、トッラク幅の比較的
狭い高密度記録モードにおいても、記録時と再生時のト
ラックパターンを正確に一致させてノイズバーのない良
好な再生画像を得ることができるものである。
【図1】本発明に係る磁気記録再生装置の主要部である
ドラム対周辺の構成を示す斜視図であり、ドラムモータ
が下ドラムの下側に設けられた構成態様を示す。
ドラム対周辺の構成を示す斜視図であり、ドラムモータ
が下ドラムの下側に設けられた構成態様を示す。
【図2】ドラム対の平面図である。
【図3】本発明の磁気記録再生装置の構成原理及び動作
原理を示す図である。
原理を示す図である。
【図4】本発明の第1実施例である磁気記録再生装置の
主要部であるドラム対周辺の断面図である。
主要部であるドラム対周辺の断面図である。
【図5】図4に示すドラム対周辺の要部の分解斜視図で
ある。
ある。
【図6】本発明の第2実施例である磁気記録再生装置の
主要部であるドラム対周辺の一部の断面図である。
主要部であるドラム対周辺の一部の断面図である。
【図7】傾斜調節用のカム部材と上ドラムの回転軸の傾
斜状態との関係を示す図である。
斜状態との関係を示す図である。
【図8】傾斜調節用のカム部材の他の構成を示す図であ
る。
る。
【図9】本発明の第3実施例である磁気記録再生装置の
主要部であるドラム対周辺の断面図である。
主要部であるドラム対周辺の断面図である。
【図10】本発明の第4実施例である磁気記録再生装置
の主要部であるドラム対周辺の一部の断面図である。
の主要部であるドラム対周辺の一部の断面図である。
【図11】傾斜調節用のカム部材と上ドラムの回転軸の
傾斜状態との関係を示す図である。
傾斜状態との関係を示す図である。
【図12】本発明の第5実施例である磁気記録再生装置
の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
【図13】図12に示すドラム対周辺の要部の分解斜視
図である。
図である。
【図14】第5実施例の変形例に係る磁気記録再生装置
の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
【図15】本発明の第6実施例である磁気記録再生装置
の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
【図16】第6実施例の変形例に係る磁気記録再生装置
の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
【図17】本発明の第7実施例である磁気記録再生装置
の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
【図18】本発明に係る磁気記録再生装置の主要部であ
るドラム対周辺の他の構成を示す斜視図であり、ドラム
モータが上ドラムの上側に設けられた構成態様を示す。
るドラム対周辺の他の構成を示す斜視図であり、ドラム
モータが上ドラムの上側に設けられた構成態様を示す。
【図19】本発明の第8実施例である磁気記録再生装置
の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
【図20】図19に示すドラム対周辺の要部の分解斜視
図である。
図である。
【図21】本発明の第9実施例である磁気記録再生装置
の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
【図22】本発明の磁気記録再生装置の構成原理及び動
作原理を示す図である。
作原理を示す図である。
【図23】本発明の第10実施例である磁気記録再生装
置の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
置の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
【図24】本発明の第10実施例である磁気記録再生装
置の主要部であるドラム対周辺の他の断面図である。
置の主要部であるドラム対周辺の他の断面図である。
【図25】図23又は図24に示すドラム対周辺の要部
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図26】図25に示すベースプレートを裏面側からみ
た斜視図である。
た斜視図である。
【図27】図23又は図24に示す第10実施例の動作
説明のための側断面図である。
説明のための側断面図である。
【図28】本発明の第11実施例である磁気記録再生装
置の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
置の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
【図29】本発明の第11実施例である磁気記録再生装
置の主要部であるドラム対周辺の他の断面図である。
置の主要部であるドラム対周辺の他の断面図である。
【図30】図28又は図29に示すドラム対周辺の要部
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図31】図28又は図29に示す第11実施例の動作
説明のための側断面図である。
説明のための側断面図である。
【図32】図28又は図29に示すドラム対周辺の要部
の他の構成例を示す分解斜視図である。
の他の構成例を示す分解斜視図である。
【図33】本発明の第12実施例である磁気記録再生装
置の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
置の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
【図34】図33に示すドラム対周辺の要部の分解斜視
図である。
図である。
【図35】図33に示す第12実施例の動作説明のため
の側断面図である。
の側断面図である。
【図36】図33に示すドラム対周辺の要部の他の構成
例を示す分解斜視図である。
例を示す分解斜視図である。
【図37】本発明の第13実施例である磁気記録再生装
置の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
置の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
【図38】図37に示すドラム対周辺の要部の分解斜視
図である。
図である。
【図39】図37に示す第13実施例の動作説明のため
の側断面図である。
の側断面図である。
【図40】本発明の第14実施例である磁気記録再生装
置の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
置の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
【図41】本発明の第14実施例である磁気記録再生装
置の主要部であるドラム対周辺の他の断面図である。
置の主要部であるドラム対周辺の他の断面図である。
【図42】図40又は図41に示す第14実施例の動作
説明のための側断面図である。
説明のための側断面図である。
【図43】本発明に係る磁気記録再生装置の主要部であ
るドラム対周辺の更に他の構成を示す斜視図である。
るドラム対周辺の更に他の構成を示す斜視図である。
【図44】図43に示す構成部分の一部の側断面図であ
る。
る。
【図45】本発明に係る磁気記録再生装置の主要部であ
るドラム対周辺の更に別の構成を示す斜視図である。
るドラム対周辺の更に別の構成を示す斜視図である。
【図46】図45に示す構成部分の一部の側断面図であ
る。
る。
【図47】本発明の第15実施例である磁気記録再生装
置の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
置の主要部であるドラム対周辺の断面図である。
【図48】図47に示す第15実施例の動作説明のため
の側断面図である。
の側断面図である。
【図49】ドラム対近傍における磁気テープの走行状態
を説明するための側面図である。
を説明するための側面図である。
【図50】ドラム対近傍における磁気テープの走行状態
を説明するための側面図である。
を説明するための側面図である。
【図51】ドラム対近傍における一般的な磁気テープの
走行系を示す図である。
走行系を示す図である。
【図52】FM再生信号波形を示す図である。
【図53】テープパターンを模式的に示す図である。
【図54】テープパターンを模式的に示す図である。
【図55】第1実施例を修正した変形例の要部を示す断
面図である。
面図である。
1 回転軸 2 上ドラム固着部材 5 軸受 6 軸受 7 ドラムモータ取付基板 11 軸固着部材 23 回転トランス 24 回転トランス 26 傾斜ポール 27 傾斜ポール 30 回動支点用部材 31 回動支点用部材 36 カム従動体 37 カム従動体 73 回転トランス 74 回転トランス 78 カム従動体 79 カム従動体 92 ロータ 93 軸受 94 軸受 98 軸受部 99 固定軸 105 ステータ 247 カム従動体 248 カム従動体 300 板ばね 317 カム従動体 318 カム従動体 400 板ばね 424 カム従動体 425 カム従動体 DA ドラム対 Du 上ドラム Dd 下ドラムDd DB ドラムベース Md ドラムモータ Ha 回転磁気ヘッド Hb 回転磁気ヘッド T 磁気テープ Te 磁気テープの基準縁 SA 中間部材SA CA 環状のカム部材 CRA 環状のカム部材 G 案内部 GA 案内部 Mg モータ SGR ガイドローラ TGR ガイドローラ BP ベースプレート FA 円弧状の作動部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G11B 15/60 G11B 15/60 D (56)参考文献 特開 昭58−12129(JP,A) 特開 昭62−217457(JP,A) 特開 昭56−54656(JP,A) 特開 昭61−196458(JP,A) 特開 昭61−196459(JP,A) 実開 昭61−158633(JP,U) 実開 昭54−105508(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/60 - 15/61
Claims (16)
- 【請求項1】上ドラムと、磁気テープの基準縁を案内す
るリードと該磁気テープの摺接面とを少なくとも備えた
下ドラムとからなるドラム対を具備し、回転磁気ヘッド
により該ドラム対の周面の一部へ巻回された状態の磁気
テープに傾斜トラックを形成して信号の記録再生動作を
行う磁気記録再生装置において、 該回転磁気ヘッドの回転軌跡面内又はその近傍であって
該下ドラムの中心軸に直交する直線上に設けた該回転軌
跡面の支持支点と、 該回転磁気ヘッドの該回転軌跡面を該直線の周りに所定
角度に亘って回動せしめる回転軌跡面回動手段と、 該回転磁気ヘッドと該回転磁気ヘッドの回転軸を支持す
る軸受とを具備した中間部材と、 該下ドラムに対して、該中間部材を同軸に懸架する懸架
手段とを設け、 該下ドラムと該中間部材との間に該回転軌跡面の該支持
支点を設けたことを特徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項2】請求項1記載の磁気記録再生装置におい
て、 該直線は、該ドラム対の周面に対する磁気テープの巻付
範囲の略中央位置を通過することを特徴とする磁気記録
再生装置。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の磁気記録再生
装置において、 該懸架手段は、該下ドラムの中心軸に直交し該回転軌跡
面の該支持支点を含む平面の近傍において該下ドラムの
内径部と遊嵌すべく該中間部材の外径部に形成された第
1の縁部と、該中間部材を該装置の基部に弾発的に支持
する支持手段とからなることを特徴とする磁気記録再生
装置。 - 【請求項4】請求項1乃至請求項3記載の何れか一の磁
気記録再生装置において、 該回転軌跡面の該支持支点は、該下ドラムの内方に突出
して形成された第2の縁部又は該第2の縁部と対向する
該中間部材の面の何れか一方に設けられた一対の孔と、 該一対の孔とそれぞれ遊嵌されるべく該第2の縁部又は
該第2の縁部と対向する該中間部材の面の何れか他方に
設けられた一対のピンとからなることを特徴とする磁気
記録再生装置。 - 【請求項5】請求項1又は請求項2記載の磁気記録再生
装置において、 該懸架手段は、該下ドラムの中心軸に直交し該回転軌跡
面の該支持支点を含む平面の近傍において該中間部材の
外径部と遊嵌すべく該下ドラムの内径部に形成された第
1の縁部と、該中間部材を該装置の基部に弾発的に支持
する支持手段とからなることを特徴とする磁気記録再生
装置。 - 【請求項6】請求項1、請求項2又は請求項5記載の何
れか一の磁気記録再生装置において、 該回転軌跡面の該支持支点は、該中間部材の外方に突出
して形成された第2の縁部又は該第2の縁部と対向する
該下ドラムの面の何れか一方に設けられた一対の孔と、 該一対の孔とそれぞれ遊嵌されるべく該第2の縁部又は
該第2の縁部と対向する該下ドラムの面の何れか他方に
設けられた一対のピンとからなることを特徴とする磁気
記録再生装置。 - 【請求項7】請求項6記載の磁気記録再生装置におい
て、 該中間部材の外方に突出して形成された該第2の縁部
は、その外径が該下ドラムの磁気テープ摺接面の外径と
同一であることを特徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項8】上ドラムと、磁気テープの基準縁を案内す
るリードと該磁気テープの摺接面とを少なくとも備えた
下ドラムとからなるドラム対を具備し、回転磁気ヘッド
により該ドラム対の周面の一部へ巻回された状態の磁気
テープに傾斜トラックを形成して信号の記録再生動作を
行う磁気記録再生装置において、 該回転磁気ヘッドと該回転磁気ヘッドの回転軸を支持す
る軸受とを具備した中間部材と、 該回転磁気ヘッドの回転軌跡面内又はその近傍であって
該下ドラムの中心軸に直交する直線上において該中間部
材と該下ドラムとを同軸に連結する可撓性部材と、 該回転磁気ヘッドの該回転軌跡面を該直線の周りに所定
角度に亘って回動せしめる回転軌跡面回動手段とを具備
し、 該可撓性部材は、その外径が該下ドラムの内径部と嵌合
する大径リングと、その内径が該中間部材の外径部と嵌
合し該大径リングと同心に設けられた小径リングと、該
直線上の二箇所において該大径リングと該小径リングと
を連結する連結部材とからなり、 該大径リングを該下ドラムに固定するとともに該小径リ
ングを該中間部材に固定したことを特徴とする磁気記録
再生装置。 - 【請求項9】請求項8記載の磁気記録再生装置におい
て、 該直線は、該ドラム対の周面に対する磁気テープの巻付
範囲の略中央位置を通過することを特徴とする磁気記録
再生装置。 - 【請求項10】請求項1乃至請求項9記載の何れか一の
磁気記録再生装置において、 該回転軌跡面回動手段は、該直線と直交し該下ドラムの
該中心軸を含む平面内において該下ドラムの中心軸と平
行な方向に該中間部材を押圧するカム部材であることを
特徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項11】請求項1乃至請求項9記載の何れか一の
磁気記録再生装置において、 該回転軌跡面回動手段は、該下ドラムの該中心軸と直交
し該回転軌跡面の該支持支点を含まない平面内において
該直線と直交する方向に該中間部材を押圧するカム部材
であることを特徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項12】請求項1乃至請求項11記載の何れか一
の磁気記録再生装置において、 該磁気テープの走行経路中、該ドラム対の入り口側に設
けられて該磁気テープの走行高さを規制する第1のガイ
ドローラと、 該磁気テープの走行経路中、該ドラム対の出口側に設け
られて該磁気テープの走行高さを規制する第2のガイド
ローラと、 該第1のガイドローラの高さを該磁気テープの幅方向に
変化させる第1の変位駆動手段と、 該第2のガイドローラの高さを該磁気テープの幅方向に
変化させる第2の変位駆動手段とを具備したことを特徴
とする磁気記録再生装置。 - 【請求項13】上ドラムと、磁気テープの基準縁を案内
するリードと該磁気テープの摺接面とを少なくとも備え
た下ドラムとからなるドラム対を具備し、回転磁気ヘッ
ドにより該ドラム対の周面の一部へ巻回された状態の磁
気テープに傾斜トラックを形成して信号の記録再生動作
を行う磁気記録再生装置において、 該下ドラムの中心軸に直交する第1の直線上に設けた該
下ドラムの支持支点と、 該回転磁気ヘッドの回転軌跡面内又はその近傍であって
該第1の直線と平行な第2の直線上に設けた該回転軌跡
面の支持支点と、 該下ドラムを該第1の直線の周りに所定角度に亘って回
動せしめる下ドラム回動手段と、 該回転軌跡面を該第2の直線の周りに所定角度に亘って
回動せしめる回転軌跡面回動手段とを具備したことを特
徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項14】請求項13記載の磁気記録再生装置にお
いて、 該第1の直線は、該ドラム対の周面に対する磁気テープ
の巻付範囲の略中央位置を通過することを特徴とする磁
気記録再生装置。 - 【請求項15】請求項13又は請求項14記載の磁気記
録再生装置において、 該回転磁気ヘッドと該回転磁気ヘッドの回転軸を支持す
る軸受とを具備した中間部材と、 該下ドラムに対して、該中間部材を同軸に懸架する第1
の懸架手段と、 該装置の基部に対して、該下ドラムを懸架する第2の懸
架手段とを設け、 該下ドラムと該中間部材との間に該回転軌跡面の該支持
支点を設けるとともに、該基部と該下ドラムとの間に該
下ドラムの該支持支点を設けたことを特徴とする磁気記
録再生装置。 - 【請求項16】上ドラムと下ドラムとからなるドラム対
を具備し、回転磁気ヘッドにより該ドラム対の周面の一
部へ巻回された状態の磁気テープに傾斜トラックを形成
して信号の記録再生動作を行う磁気記録再生装置におい
て、 該下ドラムの磁気テープ摺接面より小径であって該下ド
ラムの下部に形成された段部と、 該段部に遊嵌して該下ドラムの該磁気テープ摺接面より
大径である縁部を構成して該磁気テープの基準縁を案内
するリード部と、 該下ドラムの中心軸に直交する第1の直線の周りに所定
角度に亘って該ドラム対と該回転磁気ヘッドとを一体に
回動する第1の回動手段と、 該第1の直線と平行な第2の直線の周りに所定角度に亘
って該リード部を回動する第2の回動手段とを具備した
ことを特徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP5259187A JP3033409B2 (ja) | 1992-09-24 | 1993-09-22 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-279577 | 1992-09-24 | ||
| JP27957792 | 1992-09-24 | ||
| JP5259187A JP3033409B2 (ja) | 1992-09-24 | 1993-09-22 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06208701A JPH06208701A (ja) | 1994-07-26 |
| JP3033409B2 true JP3033409B2 (ja) | 2000-04-17 |
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ID=26544014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP5259187A Expired - Fee Related JP3033409B2 (ja) | 1992-09-24 | 1993-09-22 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP3033409B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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|---|---|---|---|---|
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| MY112636A (en) * | 1995-02-28 | 2001-07-31 | Victor Company Of Japan | Magnetic recording/reproducing apparatus with a positioning mechanism for a tape guide drum |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP5259187A patent/JP3033409B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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| JPH06208701A (ja) | 1994-07-26 |
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