JP3031031U - 魚釣用リ−ル - Google Patents
魚釣用リ−ルInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハンドルの回転で釣糸放出状態から巻取
状態復帰が出来ると共に、切換部材の操作部の操作で復
帰ができて操作性を向上したこと。 【解決手段】 クラッチ機構Bを切換える切換部材7の
側枠1側が凹部1c、2a、2b内に、切換部材7の側枠1′
側が凹部1d、3a、3b内に前後に移動自在に載せられ、切
換部材7の側枠1側には操作部7cが形成され、操作部7c
から他方の側板3′に向けて握持した手の親指が載置可
能な指当て部7dと他側部7eが一体的に延設され、操作部
7cはリ−ル全体を手の中に握持保持した時、親指の先が
載せられる位置に配置されて操作部7cの側部には下方に
向けて腕部7fが形成されて腕部7fにピン19が固定されて
いる。ピン19はクラッチ操作体8の腕部8bの先端側の長
孔8dに挿入されている。クラッチ操作体8の端面には2
つのクラッチカム8aが突出形成されている。
状態復帰が出来ると共に、切換部材の操作部の操作で復
帰ができて操作性を向上したこと。 【解決手段】 クラッチ機構Bを切換える切換部材7の
側枠1側が凹部1c、2a、2b内に、切換部材7の側枠1′
側が凹部1d、3a、3b内に前後に移動自在に載せられ、切
換部材7の側枠1側には操作部7cが形成され、操作部7c
から他方の側板3′に向けて握持した手の親指が載置可
能な指当て部7dと他側部7eが一体的に延設され、操作部
7cはリ−ル全体を手の中に握持保持した時、親指の先が
載せられる位置に配置されて操作部7cの側部には下方に
向けて腕部7fが形成されて腕部7fにピン19が固定されて
いる。ピン19はクラッチ操作体8の腕部8bの先端側の長
孔8dに挿入されている。クラッチ操作体8の端面には2
つのクラッチカム8aが突出形成されている。
Description
【0001】
この考案は、釣糸巻取状態と釣糸放出状態に切換えるクラッチ機構を有するリ −ルのクラッチ切換え操作性を改善した魚釣用リ−ルに関する。
【0002】
従来、リ−ル本体の側板間に回転自在に支持したスプ−ルを釣糸巻取状態と釣 糸放出状態に切換えるクラッチ機構は現在殆どの魚釣用両軸受型リ−ルに備えら れている。 このクラッチ機構の前記両状態に切換える切換部材は例えば、特開平5−1683 78号公報或は実開平5−48670 号公報等で見られるように設けられている。 前記前者公報では、クラッチ機構の切換部材の操作部は一方の側板の外周外方 に突出して構成され、押し込み操作で切換えられる。 前記後者公報では、クラッチ機構の切換部材の操作部はスプ−ル後方の側板間 に回動自在に構成され、押し込み操作で切換えられる。 両者共釣糸巻取状態から釣糸放出状態に切換え後、釣糸巻取状態へ復帰させる 場合は、ハンドルを巻取方向へ回転することにより復帰機構を介して自動的に復 帰させる構成である。
【0003】
解決しようとする問題点は、両者共釣糸巻取状態から釣糸放出状態に切換え後 、釣糸巻取状態へ復帰させる場合は、ハンドルを巻取方向へ回転することにより 復帰機構を介して自動的に復帰させる構成であるから、実際の魚釣りにおいて、 リ−ルを保持した状態で切換部材の操作部を押圧操作して、スプ−ルをフリ−状 態に切換え、釣糸を所定量放出後、ハンドルを巻取方向に回転させてクラッチを 巻取状態に切換える。 そして、魚の当りを待つ操作となるが、実釣時は、場合によっては、仕掛けを 海水又は水中内に繰り出し中や仕掛けを所定のポイントへ着水させた時などの釣 糸放出段階に魚が食い付くことがあり、この場合、ハンドルを回転させて巻取状 態に切換えた後に、合わせ操作を行うことになり、リ−ルの保持及びハンドルの 回転を含んだ釣糸放出状態から巻取状態復帰に至る。 この復帰操作が大変やり難いと共に、ハンドルの回転なしに素早く巻取状態に 復帰することが出来ないから、魚の食い付きに対してタイムリ−な合わせ操作が 容易に行えず、釣果に影響を及ぼす等の問題がある。
【0004】 本考案の目的は前記欠点に鑑み、ハンドルの回転で釣糸放出状態から巻取状態 復帰が出来ると共に、切換部材の操作部の操作で復帰ができて操作性を向上した 魚釣用リ−ルを提供することである。
【0005】
上記課題を解決するために、本考案は、リ−ル本体の側板間に回転自在に支持 したスプ−ルを釣糸巻取状態と釣糸放出状態に切換えるクラッチ機構を備え、該 スプ−ルを側板に設けたハンドルで巻取回転する魚釣用リ−ルにおいて、前記ク ラッチ機構の切換部材の操作部を前記リ−ル本体の握持した手の親指で操作可能 な前記一方の側板上部に変位可能に設ける共に該操作部から他方の側板に向けて 握持した手の親指が載置可能な指当て部を一体的に延設したことを要旨とするも のである。
【0006】 前記操作部を前後方向に移動可能に支持すると共に該操作部の前方にリ−ル本 体の側板間に一体的に形成した指載せ板を配設したことを要旨とするものである 。
【0007】
本考案は、リ−ル全体を一方の手の中に握持保持したまゝの状態で親指で切換 部材7の操作部7cの操作でクラッチオフ状態及びクラッチオン状態の切換操作を 、リ−ルを握持した手の保持から自然な親指の操作で容易にかつ迅速に行えるの で、仕掛けを海水又は水中内に繰り出し中や仕掛けを所定のポイントへ着水させ た時などの釣糸放出段階に魚が食い付くことがあると、ハンドル17の回転なしに 素早く釣糸18の繰り出しが停止できて、魚の食い付きに対してタイムリ−な合わ せ操作が容易に行え、釣糸放出段階での確実な合わせ操作が可能となる。
【0008】 切換部材7の前方の左右両側枠1、1′間に指載せ板20が固定されていると、 リ−ルの握持保持とクラッチの切換操作の両操作を更に無理なく容易に行える。
【0009】
以下、図示の一実施例によって本考案を説明すると、本考案を左ハンドルの魚 釣用両軸受型リ−ルで述べれば、図1は魚釣用リ−ルの斜視図、図2は魚釣用リ −ルの平面図、図3は魚釣用リ−ルの要部断面平面図と一部拡大断面平面図、図 4は魚釣用リ−ルの一部拡大断面平面図、図5は魚釣用リ−ルの一部断面背面図 と一部拡大断面背面図、図6は魚釣用リ−ルの左側板内のクラッチオン状態の要 部断面側面図、図7は図6の駆動歯車の下側の要部断面側面図、図8は側枠内を 示す要部断面側面図とレベルワインド装置の拡大断面側面図、図9は切換部材の 操作部を操作後の魚釣用リ−ルの平面図、図10は魚釣用リ−ルの左側板内のクラ ッチオフ状態の要部断面側面図である。
【0010】 魚釣用リ−ルは図1から図5で、リ−ル本体Aの左右両側枠1、1′が後側指 載せ板1aとリ−ル脚10の固定板1bで平行に一体的に保持されている。 左側枠1の外側にはリ−ル本体Aの支持板2と側板2′が取り付けられている 。 右側枠1′の外側にはリ−ル本体Aの支持板3と側板3′が取り付けられてい る。 左右両側枠1、1′間にスプ−ル11がスプ−ル軸4に固定配置され、スプ−ル 軸4は一方の軸受12、13と他方の軸受14、15で回転自在に軸承されてクラッチ機 構Bとスプ−ル軸4に嵌合されたピニオン5とハンドル軸6に摩擦結合された駆 動歯車16とハンドル軸6に取り付けられたハンドル17を介して回転されるように 構成されている。 スプ−ル11の外周には釣糸18が巻回されて釣糸18はスプ−ル11より前方の左右 両側枠1、1′間に配置されたレベルワインド装置Cで案内される。
【0011】 図1でスプ−ル11の上方の左右両側枠1、1′に凹部1c、1dが、凹部1c位置の 支持板2と側板2′に凹部2a、2bが、凹部1d位置の支持板3と側板3′に凹部3a 、3bが夫々形成されている。 クラッチ機構Bを切換える切換部材7の側枠1側が凹部1c、2a、2b内に、切換 部材7の側枠1′側が凹部1d、3a、3b内に前後に移動自在に載せられている。 左右両側枠1、1′の凹部1c、1dの下側には横長の透孔1e、1fが夫々形成され ている。 切換部材7の両側に下向きに鈎部7a、7bが一方向に向けて形成されて透孔1e、 1fに挿入されて切換部材7の浮き上がりが防止されている。
【0012】 切換部材7の側枠1側には操作部7cが形成され、操作部7cから他方の側板3′ に向けて握持した手の親指が載置可能な指当て部7dと他側部7eが一体的に延設さ れている。 操作部7cの側部には下方に向けて腕部7fが形成されて腕部7fにピン19が固定さ れている。 操作部7cはリ−ル全体を手の中に握持保持した時、親指の先が載せられる位置 に配置されている。
【0013】 切換部材7の前方の左右両側枠1、1′間に指載せ板20が固定されている。 指載せ板20の切換部材7側には凹部が形成されてゴムなどの弾性からなる針掛 け材21が取り付けられている。 針掛け材21には釣針22が掛け止めされる。
【0014】 図3、図4で支持板2の両面に筒部2c、2dが形成されて筒部2cの外周にはクラ ッチ機構Bの筒状のクラッチ操作体8が回動自在に嵌合されている。 筒部2c、2d内には透孔2eが形成され、筒部2d内には凹部2fが形成されてスプ− ル軸4を軸承する軸受12が取り付けられている。 側板2′の内側には筒部2gが形成されて筒部2g内に透孔2hと凹部2iが形成され ている。 凹部2iには前記軸受13が嵌合されて取り付けられ、軸受13にはスプ−ル軸4の 細径部4aが軸承されている。 側板2′の透孔2hの左外側には軸筒部2jが突出形成されて外周に雄螺子が形成 されている。 雄螺子にはスプ−ル軸端圧接の調整つまみ23が螺合され、調整つまみ23の内側 底面にスラスト軸受24が固定されてスプ−ル軸4の細径の一端4bが当接されてい る。
【0015】 左側枠1と側板2′間のスプ−ル軸4の細径部4aにはピニオン5が軸線方向に 移動自在に嵌合され、スプ−ル軸4の係合部4cとピニオン5の係合部5aとでクラ ッチ機構Bの係合部が構成されている。 ピニオン5にはハンドル軸6に回転自在に嵌合された駆動歯車16が噛合されて いる。 支持板2の左外側には凹部2kが形成されて軸受25が嵌合され、前記ハンドル軸 6の一端6aが回転自在に嵌合されて抜け止め板26で抜け止めされている。 側板2′に透孔2mと凹部2nが形成されている。 凹部2nには軸受27が嵌合されて取り付けられている。 軸受27でハンドル軸6が、ハンドル軸6の軸線方向に移動自在に回り止め嵌合 されたカラ−28を介して軸承されている。
【0016】 駆動歯車16の左側のハンドル軸6には一端6aと鍔部6bが形成されてキック歯車 29と逆転防止の爪車30が夫々摩擦板31を挟んで鍔部6bに押圧されるように重ねて 嵌合され、キック歯車29と爪車30はハンドル軸6に回り止め嵌合されている。 キック歯車29の外周には複数個のキック突起が突出形成されている。 駆動歯車16には中心に丸孔と凹部からなる収容部が形成されてドラグ機構の制 動板32と摩擦板33と制動板34と摩擦板33と制動板32と摩擦板33と制動板34が順次 挿入収容されている。 更に収容部の内周には軸方向に一対の突起が形成されて制動板32は一対の突起 に回り止め嵌合されると共に、ハンドル軸6の外周に回動自在に嵌合されている 。 制動板34はハンドル軸6の外周に回り止め嵌合され、駆動歯車16に対して回動 自在に嵌合されている。
【0017】 駆動歯車16の開口側の制動板34にはハンドル軸6に回り止め嵌合された押圧盤 35が当接されている。 押圧盤35の右側にはハンドル軸6に回り止め嵌合された発条36、37が当接され ている。 発条37の隣には前記カラ−28が当接されている。 カラ−28の隣にはハンドル軸6に螺合されたナット38が当接されている。 ナット38より外側のハンドル軸6にはハンドル17が回り止め嵌合されて袋ナッ ト39で抜け止めされている。 ナット38はドラグ調整ツマミ40の多角形の貫通孔に軸方向の前後に移動自在に 嵌合されている。
【0018】 ハンドル軸6が軸承された軸受27の外側の側板2′の側部には凹部2oが形成さ れてドラグ調整ツマミ40との間に金属、合成樹脂の硬質体や硬質フェルトなどか らなる中間部材41が回転自在に介在され、ドラグ調整ツマミ40とハンドル17との 間に他のOリングからなる中間部材42が介在されている。 前記逆転防止の爪車30はハンドル軸6に回り止め嵌合され、図3、図4、図6 、図7のように、爪車30の外側にはバネ板43、43で挟まれた逆転防止爪44が軸45 で回動自在に軸承され、バネ板43、43は爪車30の両側面を挟み込み、逆転防止爪 44の先端は爪車30の外周に形成された係止歯に係合自在に臨まされている。
【0019】 側板2′内はギヤボックスに構成されると共に、クラッチ機構Bが収容されて いる。 クラッチ機構Bは、前記スプ−ル軸4の係合部4cと係合・離脱されるピニオン 5の係合部5aと、クラッチ操作体8のクラッチカム8aと、クラッチ板46と、キッ ク歯車29と、キックレバ−47とで構成されている。 ピニオン5には周溝5bが形成されてクラッチ板46の中央部の円弧状の凹部が嵌 合されている。 クラッチ板46は両端が支持板2に固定された支柱48、48に嵌められ、図示しな い発条で前記スプ−ル軸4の係合部4cとピニオン5の係合部5aが係合される方向 に付勢されている。
【0020】 クラッチ機構Bのクラッチ操作体8の端面には図5から図7のように、2つの クラッチカム8aが突出形成され、外周には腕部8bとバネ掛け部8cが形成されて腕 部8bの元部にピン49が固定されている。 腕部8bの先端側に長孔8dが形成されて切換部材7のピン19が挿入されている。 左側枠1とバネ掛け部8cにはデッドポイントバネ50が張設されている。 腕部8bの元部に固定されたピン49にはキックレバ−47の一端が回動自在に嵌合 されている。 キックレバ−47の他端にはピン51が固定され、他端の両側には案内ピン52、53 が支持板2に取り付けられてキックレバ−47の他端はキック歯車29に臨まされて いる。
【0021】 支持板3には図3のように軸筒部1gが突出形成されて軸筒部1gの内側の凹部に は前記軸受14が取り付けられている。 側板3′の内側には軸筒部3cが突出形成されて軸筒部3cの内側の凹部には前記 軸受15が嵌合されて取り付けられ、軸筒部3cの内側底面にスラスト軸受54が固定 されてスプ−ル軸4の他端4dが当接されている。 支持板3から側板3′側に突出されたスプ−ル軸4の他端4d外周には歯車55が 回り止め嵌合されてEリング56で抜け止めされている。 左右両側枠1、1′間のスプ−ル11より釣糸繰出し方向側の前方に配置された レベルワインド装置Cのトラバ−スカム軸57の一端に歯車58が回り止め嵌合され 、歯車58の軸筒は側板3′の軸孔3dに嵌合されている。 歯車55と歯車58の間には支持板3に植設された軸59に軸承された歯車60が噛合 されている。
【0022】 左右両側枠1、1′間のレベルワインド装置Cのトラバ−スカム軸57外周は案 内筒61で覆われている。 案内筒61の外周に釣糸案内体9が左右に往復動自在に嵌合されている。 案内筒61と平行に左右両側枠1a、1b間に案内杆62が設けられている。
【0023】 レベルワインド装置Cの釣糸案内体9は、案内筒61の外周に嵌合される本体9a と、本体9aに穿設された案内筒61が嵌合される貫通孔9bと、本体9aから下方に突 出された突出部9cと突出部9cに穿設されて係合子63が挿入される透孔9dと、突出 部9cの外周にキャップ64が螺合されるネジ部9eと、本体9aから上方に突出した釣 糸案内部9fと、本体9aから後方に突出した突出部9gとで形成されている。 突出部9gに案内杆62が挿入される透孔9hが形成されている。 釣糸案内部9fの透孔には硬質釣糸ガイド材65が固定されている。 係合子63はトラバ−スカム軸57のトラバ−ス溝に係合されている。 このトラバ−スカム軸57の回転で釣糸案内体9が案内杆62の案内で案内筒61上 を左右に往復動される。 この往復動で釣糸18がスプ−ル11に平行に巻回される。
【0024】 魚釣用リ−ルの動作は、図1、図2で切換部材7が前側位置にある時、クラッ チ操作体8のクラッチカム8aがクラッチ板46から離間されているので、スプ−ル 軸4の係合部4cとピニオン5の係合部5aが係合されたクラッチオン状態でハンド ル17でハンドル軸6が図6、図7で反時計方向に回転されると、駆動歯車16を介 してピニオン5が回転されてスプ−ル11に釣糸18が巻き取られる。 ハンドル軸6にドラグ機構により摩擦結合された駆動歯車16の制動力が調節さ れる時は、ドラグ調整ツマミ40が回動される。 ドラグ調整ツマミ40が回動されると、ナット38が前進後退され、カラ−28が押 圧されて発条36、37と押圧盤35を介して制動板32、34が各摩擦板33を介して駆動 歯車16に押圧されて制動力が調節される。
【0025】 ハンドル17が回転されると、設定された制動力で駆動歯車16が反時計方向に回 転されると共にキック歯車29と爪車30が反時計方向に回転される。 爪車30が反時計方向に回転されると、爪車30とバネ板43、43の摩擦でバネ板43 、43と逆転係止爪44は時計方向に回動されて逆転係止爪44の先端は爪車30の係止 歯から離間され、爪車30が駆動歯車16と一体に回転される。 次にスプ−ル11が釣糸18の繰出しで逆回転されると、駆動歯車16と爪車30は時 計方向に回転され、バネ板43、43と逆転係止爪44は時計方向に回動されて逆転係 止爪44の先端は爪車30の係止歯に係止される。 この係止でハンドル軸6は回転が停止されるので、駆動歯車16は設定された制 動力に抗して回動される。
【0026】 次に図9、図10のように切換部材7の操作部7cが後方に引かれてクラッチ操作 体8が時計方向に回動されると、クラッチ板46がクラッチカム8aで上昇されてピ ニオン5の係合部5aとスプ−ル軸4の係合部4cの係合が離脱されてクラッチオフ 状態となり、スプ−ル11はフリ−回転状態となる。 クラッチ操作体8が回動された時、キックレバ−47が図10で右方向に前進され 、キックレバ−47のピン51はキック歯車29のキック突起に当接可能位置に臨まさ れている。
【0027】 ハンドル17が釣糸巻取方向に回転されると、爪車30と駆動歯車16が図10で反時 計方向に回転され、キック歯車29のキック突起がキックレバ−47のピン51に当接 されてキックレバ−47が左方向に押し戻され、クラッチ操作体8が反時計方向に 回動後退され、クラッチカム8aとクラッチ板46の係合が解除されてピニオン5の 係合部5aとスプ−ル軸4の係合部4cが係合されて図3から図7のクラッチオン状 態となる。 クラッチオン状態でハンドル17が反時計方向に回転されると、ピニオン5とス プ−ル軸4が回転されてスプ−ル11が回転され、レベルワインド装置Cでスプ− ル11に釣糸18が平行巻きされる。
【0028】 図9、図10のクラッチオフ状態で切換部材7の操作部7cが親指で前方に押圧さ れると、クラッチ操作体8が反時計方向に回動後退され、クラッチカム8aとクラ ッチ板46の係合が解除されてピニオン5の係合部5aとスプ−ル軸4の係合部4cが 係合されて図3から図7のクラッチオン状態となる。
【0029】 前記のように魚釣用リ−ルが構成されると、リ−ル全体を一方の手の中に握持 保持したまゝの状態で親指で切換部材7の操作部7cの操作でクラッチオフ状態及 びクラッチオン状態の切換操作を、リ−ルを握持した手の保持から自然な親指の 操作で容易にかつ迅速に行えるので、仕掛けを海水又は水中内に繰り出し中や仕 掛けを所定のポイントへ着水させた時などの釣糸放出段階に魚が食い付くことが あると、ハンドル17の回転なしに素早く釣糸18の繰り出しが停止できて、魚の食 い付きに対してタイムリ−な合わせ操作が容易に行え、釣糸放出段階での確実な 合わせ操作が可能となって釣果を上げることが出来る。
【0030】 更に切換部材7は上方に向けた凹凸を少なくすることができ、外観を向上する ことが出来る。 切換部材7は横幅一杯に広範囲に形成されているので、素早くクラッチをオン ・オフにすることが可能となると共に、組立性を向上出来る。
【0031】 切換部材7の前方の左右両側枠1、1′間に指載せ板20が固定されていると、 リ−ルの握持保持とクラッチの切換操作の両操作を更に無理なく容易に行える。
【0032】 指載せ板20にゴムなどの弾性からなる針掛け材21が取り付けられていると、指 載せ板20が釣針22で傷付けられることが保護され、針掛け材21が釣針22で傷付い ても容易に交換出来る。 針掛け材21は使用者の指の形状や大きさに合わせて変更してもよい。
【0033】 前記説明の切換部材7の他側部7eを第2操作部としてもよい。 本考案の構成に前記従来例の実開平5−48670 号公報に記載された構成を併用 してもよい。 前記説明では本考案を左ハンドルリ−ルで述べたが、右ハンドルリ−ルに実施 しても同様の作用効果が得られる。 前記説明ではリ−ル本体Aは左右両側枠1、1′と指載せ板1aとリ−ル脚10の 固定板1bで平行に一体的に保持したが、別体に形成して左右両側枠1、1′を平 行に保持してもよい。 前記説明では、魚釣用リ−ルをスプ−ル11がハンドル17の回転で回転されるリ −ルで述べたが、電動リ−ルに実施してもよい。
【0034】
本考案は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果 を奏する。
【0035】 リ−ル全体を一方の手の中に握持保持したまゝの状態で親指で切換部材の操作 部の操作でクラッチオフ状態及びクラッチオン状態の切換操作を、リ−ルを握持 した手の保持から自然な親指の操作で容易にかつ迅速に行えるので、仕掛けを海 水又は水中内に繰り出し中や仕掛けを所定のポイントへ着水させた時などの釣糸 放出段階に魚が食い付くことがあると、ハンドルの回転なしに素早く釣糸の繰り 出しが停止できて、魚の食い付きに対してタイムリ−な合わせ操作が容易に行え 、釣糸放出段階での確実な合わせ操作が可能となって釣果を上げることが出来る 。
【0036】 切換部材の前方の左右両側枠間に指載せ板が固定されていると、リ−ルの握持 保持とクラッチの切換操作の両操作を更に無理なく容易に行える。
【図1】魚釣用リ−ルの斜視図である。
【図2】魚釣用リ−ルの平面図である。
【図3】魚釣用リ−ルの要部断面平面図と一部拡大断面
平面図である。
平面図である。
【図4】魚釣用リ−ルの一部拡大断面平面図である。
【図5】魚釣用リ−ルの一部断面背面図と一部拡大断面
背面図である。
背面図である。
【図6】魚釣用リ−ルの左側板内のクラッチオン状態の
要部断面側面図である。
要部断面側面図である。
【図7】図6の駆動歯車の下側の要部断面側面図であ
る。
る。
【図8】側枠内を示す要部断面側面図とレベルワインド
装置の拡大断面側面図である。
装置の拡大断面側面図である。
【図9】切換部材の操作部を操作後の魚釣用リ−ルの平
面図である。
面図である。
【図10】魚釣用リ−ルの左側板内のクラッチオフ状態の
要部断面側面図である。
要部断面側面図である。
A リ−ル本体 B クラッチ機構 2′、3′ 側板 7 切換部材 7c 操作部 7d 指当て部 11 スプ−ル 20 指載せ板
Claims (2)
- 【請求項1】 リ−ル本体の側板間に回転自在に支持し
たスプ−ルを釣糸巻取状態と釣糸放出状態に切換えるク
ラッチ機構を備え、該スプ−ルを側板に設けたハンドル
で巻取回転する魚釣用リ−ルにおいて、前記クラッチ機
構の切換部材の操作部を前記リ−ル本体の握持した手の
親指で操作可能な前記一方の側板上部に変位可能に設け
る共に該操作部から他方の側板に向けて握持した手の親
指が載置可能な指当て部を一体的に延設したことを特徴
とする魚釣用リ−ル。 - 【請求項2】 前記操作部を前後方向に移動可能に支持
すると共に該操作部の前方にリ−ル本体の側板間に一体
的に形成した指載せ板を配設したことを特徴とする請求
項1記載の魚釣用リ−ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996004920U JP3031031U (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 魚釣用リ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996004920U JP3031031U (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 魚釣用リ−ル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3031031U true JP3031031U (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=43165999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1996004920U Expired - Lifetime JP3031031U (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 魚釣用リ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3031031U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013118869A (ja) * | 2011-12-06 | 2013-06-17 | Doyo Engineering:Kk | 釣り針保持手段を備えた釣り用リール及びこれを持つ釣り竿 |
| KR20200001839U (ko) * | 2019-02-11 | 2020-08-20 | 심은기 | 낚시 바늘 걸이부를 구비한 낚시 릴 |
-
1996
- 1996-05-09 JP JP1996004920U patent/JP3031031U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013118869A (ja) * | 2011-12-06 | 2013-06-17 | Doyo Engineering:Kk | 釣り針保持手段を備えた釣り用リール及びこれを持つ釣り竿 |
| KR20200001839U (ko) * | 2019-02-11 | 2020-08-20 | 심은기 | 낚시 바늘 걸이부를 구비한 낚시 릴 |
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