JP3030788B2 - ジャイロコンパス - Google Patents
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Description
用のジャイロコンパスに関する。
ンパスが多く用いられている。ここで、図4を参照し
て、本発明が適用され得るジャイロコンパスの一例とし
て日本特許第428317号のジャイロコンパスを説明
する。同図において、符号Aは、ジャイロコンパス全体
を表し、1はジャイロケースで、このジャイロケース1
は誘導電動機により高速、かつ一定回転数にて回転され
るジャイロロータを内蔵し、その回転ベクトルは南向き
(北側より見て時計まわり)である。ジャイロケース1
は、上下に一対の垂直軸2、2′を突出して有し、これ
等垂直軸2、2′は、ジャイロケース1の外側に配され
た垂直環3の対応する位置に取付けられたボールベアリ
ング4、4′の内輪に夫々嵌合する。上部垂直軸2に
は、懸吊線5の下端が固定され、その上端は懸吊線取付
台5を介して垂直環3に取付けられる。
量は垂直軸2、2′のボールベアリング4、4′のスラ
スト荷重とはならず、全て懸吊線5が受け持つことにな
り、上記ボールベアリング4、4′の摩擦トルクを大幅
に減少させることができる。垂直環3の東西に、ジャイ
ロに指北トルクを与えるための一対の液体安定器6が取
付けられる。
の連通管であって、ジャイロの南北に配される壺6−
1、6−1′、これ等のなかばを満たす高比重の液体6
−2、南北の壺6−1′、6−1を上方で連通する空気
管6−3、およびそれ等を下方で連通する液体管6−4
よりなる。
には、指北運動を制振させるためのダンピングウェイト
7が取付けられる。ジャイロケース1の東側には、ジャ
イロケース1と垂直環3の垂直軸2、2′まわりの偏角
を検出する差動変圧器の1次コイル8−1が、又、これ
と相対する垂直環の位置には差動変圧器の2次コイル8
−2がそれぞれ取付けられ、追従ピックアップ8を構成
する。垂直環3は、さらに、垂直軸2、2′およびジャ
イロスピン軸の双方に直交する東西の位置より外方に一
対の水平軸9、9′を突出して有し、これ等水平軸9、
9′は、垂直環3の外側に配された水平環10の対応す
る位置に取付けられたボールベアリング11、11′の
内輪に夫々嵌合する。水平環10は、さらに水平面内
で、かつ上記水平軸9、9′と直交する位置に一対のジ
ンバル軸12、12′を有する。これ等ジンバル軸1
2、12′は、水平環10の外側に位置する追従環13
にとりつけられた一対のジンバル軸ボールベアリング1
4、14′に夫々嵌合する。
追従軸15、15′を有し、これ等追従軸15、15′
は盤器16の対応位置にある追従軸ボールベアリング1
7、17′に夫々嵌合する。上方の追従軸15の軸端に
は、コンパスカード18が取付けられ、これと盤器16
の対応する船首側の位置に固設した基線18Bとによっ
て、船首の方位角が読みとられる。盤器16の下部に
は、方位サーボモータ19が取りつけられ、その回転軸
19Aは、方位ピニオン20を介して追従環13の下部
にある方位歯車21と結合する。盤器16の下部には、
方位発信器22が取付けられ、その回転軸22Aは歯車
列を介して方位歯車21に噛み合わされ、方位信号を電
気信号に変換して外部に発信する。水平環10以内、す
なわち水平環10、垂直環、ジャイロケース1等を含め
た部分は、通常鋭感部と呼ばれている。鋭感部はジンバ
ル軸12、12′のまわりに下の重い物理振子を構成
し、これによって水平軸9、9′は船体傾斜に関係な
く、常に水平面内に保持される。
とに差があると、この差を両者の間に設けた追従ピック
アップ8が検出し、電気信号に変換する。この電気信号
は、外部のサーボ増幅器23によって増幅され、方位サ
ーボモータ19に加えられる(方位サーボ系)。方位サ
ーボモータ19の回転は、回転軸19A、歯車列、方位
歯車21を通して追従環13に伝達され、さらに水平環
10、水平軸9、9′等を介して垂直環3に伝えられ、
垂直環3とジャイロケース1との方位偏差が常にゼロに
保たれるようになっている。方位サーボ系の作用によ
り、水平軸9、9′とジャイロスピン軸とは常に直交関
係を保ち、かつ懸吊線の捩りトルクは一切ジャイロに加
わることはない。すなわち、サーボ系を持った垂直軸
2、2′、水平軸9、9およびジンバル軸12、12′
の三つの軸の働きによって、ジャイロケース1は船体の
角運動より完全に絶縁されたことになり、ジャイロスコ
ープを構成する。上述したジャイロスコープに指北力、
すなわちコンパスとしての機能を与えるのが上記した液
体安定器6である。
の原理を説明する。尚、図5は、ジャイロの指北端が水
平面に対して角度θだけ上昇している場合の図である。
船が停止している場合を考えることにすれば、液体6−
2の液面は重力gの方向と直交する。よって、傾斜ゼロ
の場合に比較して、図に於て斜線で示した部分の液体
が、北側の壺6−1では減少し、南側の壺6−1′では
増加する。今、水平軸9、9′から両壺6−1、6−
1′の中心までの距離をr1 、両壺6−1、6−1′の
断面積をS、液体6−2の比重をρとすれば、傾斜部の
液体の重量は、
方の壺6−1、6−1′で生じており、かつ水平軸9、
9′からのモーメントアームはr1 なので、結局、角度
θだけ傾斜している時の液体安定器6の作る水平軸9、
9′まわりのトルクTH は、近似的に
すなわち、液体安定器6は、ジャイロスピン軸の水平面
に対する傾斜に比例したトルクを、ジャイロの水平軸
9、9′のまわりに加える作用を行うもので、これによ
って、ジャイロは指北力を有し、ジャイロコンパスとな
る。なお、以上は船舶が停止している場合を考えてきた
が、船舶の増減速、旋回等による船体加速度の南北成分
をαN とすれば、航行状態における液体安定器6の発生
するトルクTH1は、次式となる。
す如く、垂直軸2、2′を含み、かつジャイロスピン軸
と直交する面内において垂直軸2、2′よりr2 (紙面
に垂直方向)の距離を以てジャイロケース1に取りつけ
られる。この図6は、指北側が水平面に対して角度θだ
け上昇して傾斜した状態のジャイロケース1を西側より
見た図である。質量mのダンピングウェイト7に重力加
速度gが作用して、鉛直方向にm×gの力がこれに働
く。この力を垂直軸2、2′に平行な成分mgcos θ
と、スピン軸に平行な成分mgsinθとに分解して考え
る。この中で、垂直軸2、2′に平行な成分は、垂直軸
ボールベアリング4、4′の負荷として作用するのみで
あるが、スピン軸に平行な成分は、垂直軸2、2′から
距離r2 を乗じて垂直軸2、2′まわりのトルクとして
ジャイロに作用することになる。このトルクをTφと書
き表わすことにすれば、Tφは近似的に次式の如くな
る。
イロスピン軸の水平面に対する傾斜に比例したトルク
を、ジャイロの垂直軸2、2′のまわりに加える装置で
あり、これによってコンパスの指北運動を減衰させるこ
とができる。航行中におけるトルクTφは、船の運動に
起因する加速度を考慮して次式で表わされる。
の運動を、ジャイロスピン軸の指北端の真北からの方位
誤差φと傾斜角θとを変数とし、ラプラス演算子及び伝
達関数とによってブロック図的に表わしたものである。
同図において、gは重力加速度、Rは地球半径、Ωは地
球自転角速度、Hはジャイロの角運動量、λはその地点
の緯度、τG は液体安定器6の液面の運動を1次遅れと
して近似したときの時定数、Kは指北定数、μはダンピ
ング定数で、αN は船の運動によってジャイロケースの
南北方向に作用する加速度、VNは船の南北速度、Sは
ラプラス演算子である。
重量加速度gで除した値αN /gとの和が、液体安定器
6の液体6−2による1次遅れ伝達要素50(時定数τ
G )に作用して、液面傾斜をつくる。ξに、指北定数K
をジャイロの角運動量Hで除いた値K/H(51)を乗
じた垂直軸まわりのプレセッション角速度ξ×K/H
が、地球自転角速度Ωの垂直成分Ωsin λとともに、ジ
ャイロケース1の垂直軸まわりに作用して(52)、垂
直軸まわりの方位運動を生ぜしめ、方位誤差φが発生す
る。方位誤差φに地球自転角速度Ωの水平成分Ωcos λ
(53)が乗じられたものが、角速度入力として、ジャ
イロの水平軸まわりのジャイロ要素54に入力され、ジ
ャイロ傾斜角θを生ぜしめる。以上が、ジャイロコンパ
スの指北ループと呼ばれる部分で、ループ内に1/Sで
表わされる極が2個存在する為に、振動解となる。ジャ
イロ傾斜角θにαN /gを加えたθ−αN /gにダンピ
ング定数μを乗じた垂直軸まわりのトルクμ×(θ−α
N /g)をジャイロの角運動量Hで除した角速度μ×
(θ−αN /g)/Hは、船の南北速度VN を地球半径
Rで割った等価角速度VN /Rと共に、水平軸まわりの
ジャイロ要素54に入力され、ジャイロ傾斜角θを減少
させ、上記指北運動を減衰させる作用を具備させること
ができるため、減衰ループと呼ばれる。南北速度V
N は、上記指北ループに対して、次式で表わされる緯度
のsec に比例した方位誤差φV (速度誤差と呼ばれる)
を生ぜしめる。
8は船が針路0°で長時間直進し、ジャイロコンパスが
その時の速度誤差φV1に静定している状態から、時刻t
1 において、180°旋回し、その後、時刻t2 より針
路180°で直進した場合のジャイロの運動を示したも
ので、基本的なジャイロの加速度による影響としては、
一般のジャイロコンパスに演繹できるものである。時刻
t1 からt2 の間の加速度によって生ずる方位変化φB
をバリスティック量と称している。このφB を、加速度
が作用する前後の速度誤差の差に等しくなるように設計
する方法は、ジャイロコンパスにおけるシューラー同調
と呼ばれる重要な条件で、加速度の影響を速度誤差の形
で修正する(この条件からジャイロコンパスの指北周期
は1〜1.5時間と長くなる。)。即ち、
関数であるが、速度誤差の差は、上式に示した如く緯度
の関数でもあるので、上式の条件は、厳密に言えば、特
定の緯度(基準緯度と称する)でのみ成立し、それ以外
の緯度では、図8のΔφの誤差が旋回直後に発生し、そ
の後ジャイロコンパスの基本運動特性に従って、旋回後
の速度誤差φV2に向って制振運動を行っていくという過
程をとる。
船の旋回、変速等によって受ける加速度により誤差を生
ずるが、この誤差の、旋回、変速等の運動中の積分値を
丁度速度誤差の変化量に等しくすること、すなわちシュ
ーラーの同調という手法を用いて修正することにより、
加速度誤差を実用上、さしつかえない程度に押さえてき
た。しかるに、近来、船舶は高速化しつつあり、また、
ハイドロフォイル水中翼船等、新しい高速艇の普及も進
みつつあり、従来のように、シューラー同調に近い状態
という程度では、加速度誤差が実用上問題となりだして
いる。ジャイロコンパスの指北運動の周期は、その地点
の緯度で変化するのに、シューラーの同調条件は、よく
知られているように、指北運動周期が常に84.5分で
なければ厳密には成立しない。このため、或る緯度でシ
ューラー同調が成立していても、そのジャイロコンパス
が別の緯度に達すれば、シューラー同調が破れ、加速度
誤差に悩まされることになる。船の速度が10〜15ノ
ット程度であれば、従来のように、緯度50°〜55°
のどこかに基準緯度をもうけ、そこでシューラーの同調
が成立するようにしておけば、赤道から緯度65°〜7
0°程度の間で、何とか、加速度誤差を我慢できる程度
に押さえることができた。しかし、20〜50ノットと
いうような船では、この方法は全く成り立たない。ま
た、低速船でも高精度を要求されれば、やはり、この方
法では、精度が不十分で問題を生ずる。従って、本発明
は、如何なる緯度においても、正しいシューラーの同調
が成り立ち、加速度誤差が全て、速度誤差として修正さ
れ、常に正確な方位を指示するジャイロコンパスを提供
せんとするものである。
ンパスは例えば図1及び図2に示す如くスピン軸を略々
水平にしたジャイロを内蔵するジャイロケース1と、こ
のジャイロケース1を3軸の自由度をもって支持する支
持装置と、このジャイロケース1に対してスピン軸と直
交する水平軸9、9´の周りにこのスピン軸の水平面に
対する傾斜に比例したトルクを加える指北装置と、を有
するジャイロコンパスに対し、このスピン軸の水平面に
対する傾斜を検出する傾斜検出手段と、このジャイロケ
ース1に対して垂直軸2、2´周りにトルクを加えるた
めの垂直トルカ61と、この傾斜検出手段からの信号を
入力してこの垂直トルカ61に命令信号を出力する加速
度誤差制御装置62と、を設け、この加速度誤差制御装
置62は、このスピン軸の水平面に対する傾斜の微分に
以下の式によって計算される比例定数kを乗算して得ら
れるトルクを生じさせるための命令信号をこの垂直トル
カ61に出力し、それによって任意の緯度においてシュ
ーラーの同調条件が満たされるように構成されているも
のである。 k=(T2 KΩcosλ)/(4π2 )−H T:シューラー周期(84.5分) K:ジャイロコンパスの指北定数 Ω:地球の自転角速度 λ:現在地の緯度 H:ジャイロの角運動量 また、このスピン軸と直交する垂直軸2、2´の周りに
このスピン軸の水平面からの傾斜に比例したダンピング
トルクを加える手段を設け、このダンピングトルクのこ
の傾斜に対する比例係数をμとするとき、南北加速度に
比例定数μH/(H+k)を乗算して得られるトルクを
このこの垂直トルカ61を介してこのジャイロケースに
追加的に加えるように構成されているものである。
平面に対する傾斜、並にスピン軸に沿う方向についての
加速度を検知する加速度計測手段をもうけ、この出力信
号を微分し、この微分信号にほぼ比例するトルクを、ジ
ャイロの垂直軸2、2′のまわりに加えることにより、
ジャイロの指北運動周期を任意に加減し、所望の地点
で、周期を84.5分となすことにより、常に正しいシ
ューラー同調が得られ、これによって有害な加速度誤差
の発生を阻止する。
速度を受けている時間内でのジャイロの傾斜の修正信号
と、上に述べた微分信号の大きさに対応した更に別な修
正信号を作り、これをこの垂直軸2、2′まわりに加算
することによって、加速度を受けた時間内に生じたジャ
イロ傾斜をも完全に修正し、極めて正確な方位指示を実
現する。
パスの一例を説明する。図1の例は、図4の従来例と、
多くの部分が共通であるので、両者に於て、同一要素に
は同一符号をつけ、これらの説明は省略する。本発明が
図4の従来例と異なる第1の点は、本例においては、垂
直環3に加速度計60が、ジャイロスピン軸と平行な方
向の加速度を検知するよう垂直環3に取り付けられてい
ることである。第2の相異点は、垂直トルカ61の存在
であり、これが、垂直環3からジャイロケース1へ、垂
直軸2、2′のまわりにトルクを発生するように取付け
られている。第3の相異点は、新たに、加速度誤差制御
装置62が設けられ、加速度計60の出力信号が、電路
63Aを介して、これに伝えられ、また、加速度誤差制
御装置62で作られた信号が電路63Bを通じて、垂直
トルカ61へ伝えられるようになっている点である。
2を用いて説明する。図2も、図7と同じ要素は同じ符
号で示されているので、これらの説明は省略する。新し
く追加された部分を実線で示し、他の部分は点線とし
た。加速度計60は図2の左上に示すように、南北水平
加速度αN をジャイロ傾斜θと共に(θ−αN /g)の
形で検知し、この合計量を出力する。この出力信号は、
「加速度誤差制御装置」62の中で、微分され、係数k
を乗じた形で、垂直トルカ61へ送られる。ジャイロに
加えられたトルクを角運動量Hで除したものが、ジャイ
ロの水平軸のまわりのプレセッションであるから、この
ループが存在すると、すなわち、kが零でなければ、ジ
ャイロが傾斜し、例えばθが大きくなって行こうとする
と、加速度計60、加速度誤差制御装置62を経て加わ
るトルクにより、θの変化率は加減されることになる。
換言すれば両者が相加的であれば、θが大きくなると
き、この運動が加速されるので、ジャイロコンパスの運
動は早くなり、指北運動周期は短くなるし、kの符号が
逆であって両者が相減的であれば、指北運動周期は長く
なる。さて、kを零としたときで、かつ、ダンピングウ
ェイト7が及ぼす周期への影響を考えない時のジャイロ
周期、すなわち、ジャイロコンパスに関する専門書で広
く公知の基本周期の式は次のとおりである。
ている通りである。基準とする緯度λ0 で数9の値が丁
度84.5分になるように、Kの値を選んでおくと、緯
度λ 0 で正しくシューラーの同調がおこなわれ、正しく
数8が成立し、図8のΔφが零となる。こういうジャイ
ロコンパスがλ0 でない別の緯度λに移動したとき、図
1及び図2に示す本例においては、加速度誤差制御装置
62において、kを、新しい緯度に対応する値に変更す
ることで、再び、正しいシューラー同調が得られるよう
にすることができる。このときの基本周期の式は、本発
明者の研究によれば、大略、次式で表わされる。
当な範囲に加減できるよう、加速度誤差制御装置62に
kの可変設定機構をもうけ、現在地点に対応するkの値
を常に設定するならば、このジャイロコンパスは、常に
正しくシューラーの条件を満たしており、図8のΔφ、
すなわち加速度誤差を零にすることができる。これに対
し、従来方式では数9で、周期がきまるので、シューラ
ーの同調条件である84.5分に周期が一致するのは、
ある設定の緯度、今の場合λ0においてのみであり、あ
とは、その地点の緯度λを数9に入れたとおりに、周期
は84.5分からずれて、シューラーの同調を守ること
ができない。
と、せっかく、図8にΔφが零になるようにシューラー
同調をしても、僅かな誤差が、さらに存在する。この様
子を図3の一点鎖線IIで示す。これは、方位に関して
は、まさにt2 時点で理想の値となっているにもかかわ
らず、ジャイロの傾斜角θに誤差が生じているため、あ
らためて、ジャイロが過渡現象を生ずることによる。こ
の傾斜により生ずる加速度誤差は、南北加速度が加わっ
ている時間中、この加速度がダンピングウェイト7に加
えられるために生ずる垂直軸2、2´のまわりのトルク
によってプレセッションが傾斜に生ずるためである。こ
れは、ジャイロコンパスと別のシステムにより、南北加
速度の大略の値を求め、これがダンピングウェイト7に
作用して生ずる垂直軸トルクを計算し、垂直トルカ61
を介して、これをジャイロの垂直軸2、2´のまわりに
加え、ダンピングウェイト7の水平南北加速度によって
生ずるトルクを打ち消してやればよいことが知られてい
る。図2の中央に記載されている数11がこれである。
知ることができるし、これにジャイロコンパスの得てい
る針路角(北と船の針路とのなす角、船首方位角Cと同
一と見てよい。)によって、南北速度VN は、次のよう
に知ることができる。
易に求めることができる。しかしながら、本発明の研究
によれば、前記のように加速度誤差制御装置62、加速
度計60、垂直トルカ61によって、常時シューラーの
同調が得られるようにした場合、旋回等の加速度の加わ
ったあとで、ジャイロ傾斜θに残る傾斜の加速度誤差
は、上記のように単純でなく、単に、数13としたので
は、消すことができない事がわかった。
数15の値にすることである。
ば、図3にIとして示すとおり、加速度が加わらなくな
ったt2 以後、ジャイロのスピン軸は理想の方位にぴっ
たりと向くので、一切の過渡現象を生ぜず、速度誤差φ
V2以外、全く誤差のない状態を実現することができる。
点の緯度で決定され、この三者により、従来技術におい
て、容易に修正ができるし、グラフを用いて知ることに
よっても、実用上さしつかえないものであり、その修正
法の説明は省略する。数14による修正をもおこなうと
きは、一般的には加速度誤差制御装置62の中に、船速
の信号および、自ら保有する方位発信器22による針路
情報を、図1に示すように、電路64A、64Bを介し
て取り入れ、VN の計算、αN の計算なども、加速度誤
差制御装置62の中でおこない、シューラーの同調のた
めに、kの設定を変えたとき、数15による数14の変
更も同時におこなうようにするのが便利であろう。
用いたが、これは、同じ目的に使用し得る傾斜計等を用
いてもよいし、ジャイロコンパス自体がその内部に傾斜
信号を発生する手段をもつならば、その信号を用いても
良い。尚、本発明は上述実施例に限ることなく、本発明
の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採り得
る。
軸の傾斜の微分にほぼ比例するトルクをジャイロケース
の垂直軸まわりに加えることにより、いかなる緯度にお
いても、正しいシューラーの同調を行うことができ、さ
らに、南北加速度に所定の係数を掛けた値に比例するト
ルクを追加することにより、常に正確な方位を指示する
ことができる利益がある。又、本発明を用いたジャイロ
コンパスは高速度の船舶に搭載できる。
る。
明図である。
る。
る。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 スピン軸を略々水平にしたジャイロを内
蔵するジャイロケースと、該ジャイロケースを3軸の自
由度をもって支持する支持装置と、上記ジャイロケース
に対して上記スピン軸と直交する水平軸の周りに上記ス
ピン軸の水平面に対する傾斜に比例したトルクを加える
指北装置と、を有するジャイロコンパスにおいて、 上記スピン軸の水平面に対する傾斜を検出する傾斜検出
手段と、上記ジャイロケースに対して垂直軸周りにトル
クを加えるための垂直トルカと、上記傾斜検出手段から
の信号を入力して上記垂直トルカに命令信号を出力する
加速度誤差制御装置と、を設け、該加速度誤差制御装置
は、上記スピン軸の水平面に対する傾斜の微分に以下の
式によって計算される比例定数を乗算して得られるトル
クを生じさせるための命令信号を上記垂直トルカに出力
し、それによって任意の緯度においてシューラーの同調
条件が満たされるように構成されていることを特徴とす
るジャイロコンパス。 k=(T2 KΩcosλ)/(4π2 )−H T:シューラー周期(84.5分) K:ジャイロコンパスの指北定数 Ω:地球の自転角速度 λ:現在地の緯度 H:ジャイロの角運動量 - 【請求項2】 請求項1記載のジャイロコンパスにおい
て、上記スピン軸と直交する垂直軸の周りに上記スピン
軸の水平面に対する傾斜に比例したダンピングトルクを
加える手段を設け、上記ダンピングトルクの上記傾斜に
対する比例係数をμとするとき、南北加速度に比例定数
μH/(H+k)を乗算して得られるトルクを上記垂直
トルカを介して上記ジャイロケースに追加的に加えるよ
うに構成されていることを特徴とするジャイロコンパ
ス。
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|---|---|---|---|
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