JP3030349U - 図柄や文字を焼付けした石材 - Google Patents
図柄や文字を焼付けした石材Info
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- JP3030349U JP3030349U JP1996004251U JP425196U JP3030349U JP 3030349 U JP3030349 U JP 3030349U JP 1996004251 U JP1996004251 U JP 1996004251U JP 425196 U JP425196 U JP 425196U JP 3030349 U JP3030349 U JP 3030349U
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- stone
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Abstract
(57)【要約】
【課題】図柄や文字を消えないように表現した石材を得
る。 【解決手段】石材Aの表面に図柄Bや文字を無機質着色
用材、例えば硝酸第二鉄,塩化ニッケル,塩化コバル
ト,硫酸コバルト,硝酸コバルト等により画書したもの
を加熱焼成して表層部に浸透発色させた後、表面を研磨
仕上げしたものである。
る。 【解決手段】石材Aの表面に図柄Bや文字を無機質着色
用材、例えば硝酸第二鉄,塩化ニッケル,塩化コバル
ト,硫酸コバルト,硝酸コバルト等により画書したもの
を加熱焼成して表層部に浸透発色させた後、表面を研磨
仕上げしたものである。
Description
【0001】
本考案は、建造物の壁面や床面またはインテリア或いは各種モニュメント等に 使用する図柄や文字を焼付けした石材に関する。
【0002】
大理石・流紋石・花崗岩等の石材は従来から建造物等に多く利用されているが 、これらの石材は産地によって色調が異なり、優れたものは高価であるため、安 価な石材を着色或いは染色して高価なものの如く見せる技術が開示されている。 (例えば特開昭61−14182号公報参照)
【0003】 石材に図柄や文字を表すには、塗料により描いたのでは剥げ落ちたり風化によ り消失することが明白であるから、彫刻するか、彫り込んだ凹部に塗料を塗って 表現するのが普通であった。
【0004】
上記した着色のみでは自由に図柄や文字を表すことはできないし、長期の間に 変色するおそれがあった。 また、彫刻は簡単ではないのでコスト高となり、大量生産も困難であるから建 築の床面や壁面等に使用するには不向きである。
【0005】
上記の問題点を解決するために本考案は、石材表面に所望の図柄や文字を描い たものが表層部に浸透して発色する手段を講じることとしている。 こうして、磨耗によって消滅せず、耐候性に優れて変色することがなく、コス ト安に大量生産が可能な、図柄や文字を焼付けした石材を得ることができる。
【0006】
【考案の実施の形態】 本考案は、石材表面に無機質着色用材により図柄や文字を画書したものを加熱 焼成して表層部に浸透発色させた後、表面を研磨仕上げした図柄や文字を焼付け した石材である。
【0007】 使用する無機質着色用材を示すと、 ◎ 赤・茶色系として 硝酸第二鉄 〔Fe(NO3 )3 ・6H2 O〕 塩化ニッケル 〔NiCl2 ・6H2 O〕 ◎ グリーン系として 塩化コバルト 〔COCl2 ・6H2 O〕 ◎ 黒・灰色系として 硫酸コバルト 〔COSO4 ・7H2 O〕 硝酸コバルト 〔CO(NO3 )2 ・6H2 O〕 ◎ その他 硝酸銅 〔Cu(NO3 )2 ・6H2 O〕 亜酸化銅 〔Cu2 O〕
【0008】 これら金属系の無機質着色用材を単独または複合して、水,アルコール,青化 ソーダ,ビロリン酸,アセトン等の溶剤により糊状または粘液状の適宜粘度に溶 解させて利用する。
【0009】 着色しない部分に防染塗材を塗布する場合があり、この防染塗材はポリエステ 粉末,アクリル,ウレタン等の合成樹脂に、シリカフラックス,蛍石粉末,タル ク粉末,消石灰,マイカー粉末,ペントナイト粉末等の充填剤を加えて糊状また は粘液状にしたものを使用する。
【0010】 無機質着色用材及び防染塗材の塗布は、刷毛塗り又はヘラ塗り或いは吹き付け による方法と、筆またはペン等により手書きする方法があるが、型紙を使用すれ ば同じ図柄を大量に製作するのに好都合である。
【0011】
実施例について図面を参照して説明すると、図1は正方形の石材タイルの表面 に図柄をポジティブに表現したものを示し、図2は同じ図柄をネガティブに表現 したものを示している。
【0012】 図1において、Aは石材で、花崗岩を正方形の板に加工したもの、Bは椿の図 柄で、この図柄Bを切り抜いた型紙(図示省略)を石材Aの表面に当て、図柄の 椿の花には赤・茶系の硝酸第二鉄〔Fe(NO3 )3 ・6H2 O〕と、塩化ニッ ケル〔NiCl2 ・6H2 O〕からなる無機質着色用材を塗布し、椿の葉にはグ リーン系の塩化コバルト〔COCl2 ・6H2 O〕からなる無機質着色用材を塗 布する。
【0013】 こうして、図柄Bが描かれたら遠赤外線トンネル炉(他の炉であってもよい) にて150°〜800°Cにて20〜60分加熱焼成して取り出し、冷却後に表 面を薄く研磨仕上げして完成する。 この加熱温度及び加熱時間は、石材の種類や大きさにより調整する。
【0014】 図2は図1と同じ図柄をネガティブに表現した例であって、図柄Bを切り抜い た型紙を石材Aの表面に当てて、防染塗材を刷毛塗り又はヘラ塗り或いは吹き付 けにより塗布する。
【0015】 この図柄Bに塗布した防染塗材が硬化した後、石材Aの表面に硫酸コバルト〔 COSO4 ・7H2 O〕と、硝酸コバルト〔CO(NO3 )2 ・6H2 O〕から なる無機質着色用材を塗布して、上記同様に焼成した後表面を薄く研磨して仕上 げると、椿の図柄Bが灰黒色の地色の中に白抜きされた美しい表面が得られる。
【0016】
本考案は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果 を奏する。
【0017】 石材表面に美しい図柄や文字を着色により表現することができ、しかも無機質 着色用材を使用して焼成により発色させているため、耐候性に優れて変色や消滅 することがない。
【0018】 無機質着色用材は焼成により石材の表層部にかなりの深さ浸透しているので表 面の研磨により消えることはなく、また床面や路面に使用して磨耗することがあ っても消えることがない。
【0019】 本考案に係わる石材は、建築物の内・外装、各種モニュメント、美術工芸、墓 標等きわめて広範囲に利用でき、石材産業界の活性化に貢献するとともに、生活 環境を美化することができる。
【図1】本考案石材の一実施例として図柄をポジティブ
に示した図である。
に示した図である。
【図2】本考案石材の別の実施例として図柄をネガティ
ブに示した図である。
ブに示した図である。
A 石材 B 図柄
Claims (1)
- 【請求項1】石材表面に無機質着色用材により図柄や文
字を画書したものを加熱焼成して表層部に浸透発色させ
た後、表面を研磨仕上げしたことを特徴とする図柄や文
字を焼付けした石材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996004251U JP3030349U (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 図柄や文字を焼付けした石材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996004251U JP3030349U (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 図柄や文字を焼付けした石材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3030349U true JP3030349U (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=43165348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1996004251U Expired - Lifetime JP3030349U (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 図柄や文字を焼付けした石材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3030349U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0345579A (ja) * | 1989-07-12 | 1991-02-27 | Yukio Uchida | 石材表面への焼成着色による模様及び文字の現出方法 |
-
1996
- 1996-04-18 JP JP1996004251U patent/JP3030349U/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0345579A (ja) * | 1989-07-12 | 1991-02-27 | Yukio Uchida | 石材表面への焼成着色による模様及び文字の現出方法 |
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