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JP3018189U - 半自動バンド式梱包機 - Google Patents

半自動バンド式梱包機

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Publication number
JP3018189U
JP3018189U JP1994015076U JP1507694U JP3018189U JP 3018189 U JP3018189 U JP 3018189U JP 1994015076 U JP1994015076 U JP 1994015076U JP 1507694 U JP1507694 U JP 1507694U JP 3018189 U JP3018189 U JP 3018189U
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JP
Japan
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band
cam
solenoid
limit switch
clutch
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994015076U
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English (en)
Inventor
勝三 小田
敏之 諏訪部
Original Assignee
ニチロ工業株式会社
丸善工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ニチロ工業株式会社, 丸善工業株式会社 filed Critical ニチロ工業株式会社
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Publication of JP3018189U publication Critical patent/JP3018189U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人間が電源スイッチを入れることと、テーブ
ルの上に荷物を載せて、繰り出されてきたバンドを周回
させてバンド差込口に差込むことだけを行い、後は機械
が自動的に且つ円滑に引き締め、溶着、切断、次作業の
準備としてのバンドの送り出し、といった一連の梱包作
業を人間の操作と機械による自動操作との連係を円滑に
し、一連の梱包作業を人間の簡単な操作と機械の連動操
作により確実に行えるようにした半自動バンド式梱包機
を提供することを目的とする。 【構成】 半自動バンド式梱包機をバンド差込み作動機
構とバンド送り出し引締め作動機構とバンド引締め装置
とクラッチ切換装置とバンド溶着作動機構と駆動力伝動
機構と電気系手段とを、組み合わせ構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、荷物に熱可塑性プラスチック製のバンドを掛け、このバンドを引締 め、バンドの両端の上下重ね合わせた対向面を加熱圧接して溶着すると同時に、 この溶着部分近くでバンドを供給側から切断して、荷物にバンドを結束する半自 動バンド式梱包機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、荷物に熱可塑性プラスチック製のバンドを掛け、このバンドを引締 め、バンドの両端の上下重ね合わせた対向面を加熱圧接して溶着すると同時に、 この溶着部分近くでバンドを供給側から切断して、荷物にバンドを結束する方式 の自動バンド式梱包機に関する技術は各方面で種々開発され存在している。これ ら従来のバンド式梱包機に関する技術は、一連の梱包作業をなるべく人手を使わ ずに自動的に行うことを目標に、梱包作業の一部を少しずつ自動化し機械化する 技術開発が行われてきた。その結果、各部分的作業を行うための技術は、既に一 通り開発が成されており、それらの既存技術を組み合わせれば、一連の梱包作業 を全自動で行うことの出来るバンド式梱包機も実現可能になっている。しかし、 一連の梱包作業を一応自動的、機械的に行うことが出来たとしても、その装置が 複雑になったり、信頼性がなかったり、高価になったりすることが多く、充分実 用性があって経済性もあるという技術は少なかった。
【0003】 本出願人も、従来よりバンド式梱包機に関する技術については、種々開発して きたが、実用性と経済性の両立した優秀な技術は少ない。出願人の開発した技術 の中でも、評価の高い梱包作業を自動的に行うための基本的技術は、次のような ものである。
【0004】 特開昭51−24398号「梱包機械における梱包テープの送出しおよび引締 め作動装置」の特許請求の範囲と図面、および実開昭51−35489号「バン ド式梱包機におけるバンド送り引き締め溶着連動装置」の実用新案登録請求の範 囲と図面には、「バンド通路に沿って下方に互いに逆方向に回転駆動される送り ロールと引締ロールとを機枠に軸着し、機枠の上部には両ロールの中央部におい て揺動杆の軸を軸着し、この揺動杆には送りロールと接触可能な圧接ロールと引 締ロールと接触可能な圧接ロールとを軸着し、揺動杆の一端には上下作動杆を取 り付け、上下作動杆の下端は、一端を機枠に枢着した作動腕杆の先端とを係合せ しめ、」と記載され、上下作動杆の上下動により、バンドの送り出しと引締めを 簡単に行える装置が明示されている。又、前記両公報には、当該バンドの送り出 し引締め装置への回転力は、モーターからの駆動力をベルト式伝動機構により送 りロールの駆動軸に伝達されることが記載されている。
【0005】 また、特開昭55−36125号「バンド式梱包機のバンド引締め装置」の実 用新案登録請求の範囲には、「リターンローラと関連的に回転する回転軸の外側 において、同軸にプーリを遊嵌し、このプーリと摩擦板を介して圧接するプーリ を同軸に軸着し、一方機枠に設けた軸に揺動自在に設けた揺動腕の両端に車輪を 回転自在に設け、前記プーリと両車輪にベルトを纒絡し、揺動腕の揺動によりこ れと係合するリミットスイッチなどにより、カム軸などを作動させるようにした バンド引締め装置。」が記載されている。これは、完全梱包のための前提である 引締めを両端に車輪を設けた揺動腕によって鋭敏にしかも精確に感知することが でき、次の作動をさせる技術について記載されている。
【0006】 次に、特開昭51−34099号「クラッチ切換作動装置」の特許請求の範囲 には、「適宜回転駆動源から伝動回転される駆動回転輪の回転力をカム軸に切換 え伝動させるクラッチにおいて、前記従動回転軸に回転自在に駆動回転輪を遊嵌 軸装した駆動回転輪の側縁にクラッチ盤を固設し、そのクラッチ盤の端面に任意 複数の係合孔を穿設し、また前記従動回転軸の端部に楔着したクラッチ作動盤に 誘導孔を設け、その誘導孔に、ばねにて弾発的に進退するように遊嵌した係合爪 杆の先端を前記クラッチ盤の端面に穿設した複数の係合孔の一係合孔に弾発的に 没入させるようにし、且つ前記係合爪杆の係合孔からの離脱は、当該係合爪杆の 外縁に突設した係止縁に回動腕の先端の作動縁に設けた傾斜楔止面を係合して、 前記ばねの弾発力に抗して圧出させて行わせるようにしてなることを特徴とする クラッチ切換作動装置。」と記載され、クラッチの係脱を確実に行うことのでき る有用なクラッチ切換作動装置が示されている。
【0007】 更に又、実開昭51−35489号「バンド式梱包機におけるバンド送り引締 め溶着連動装置」公報の第2頁および第3図には、「カム軸15には、第3図で しめすように、バンド端の溶着機構aの各部を作動するカム輪32,33,34 ,41が固定される。35はレフトグリッパで、その下端はカム輪34に接し、 動カム輪34の回転にしたがって上昇し、通路1を通って送られテーブル40上 の梱包物を周回したバンドB端を、スライドテーブル38間で握持する。 36は、ライトグリッパでカム輪32と接触し、同カム輪の回転で上昇し、その 先端とスライドテーブル40間でバンドBの引締端側を握持する。 37はコンプレッションヘッドでカム輪32と接触し、同輪の回転でバンドB の溶融の終った上下端を圧着するとともに下側のバンド端を切断する。カム輪4 1はヒーターを作動させるものである。」と記載され、更に「カム輪32,33 ,34,41の各取付角度を、ずらして適宜カム軸25に取付けておくことによ ってバンドBの引締溶着切断の作動が自動的になされるものである。」と記載さ れている。つまり、バンド端の溶着機構が全て機械的に行えることが示されてい る。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
叙上のような梱包機のバンド送り引締め作動装置、バンド引締め装置、クラッ チ切換作動装置、バンドの溶着機構などの技術は、それぞれ有用な技術として独 立して順次開発されてきたものである。出願人は、従来これら開発してきた技術 を必要に応じて利用して梱包作業を自動的に行うことの出来るバンド式梱包機を 各種設計製造してきた。しかし、これら評価の高い技術要素の全てをうまく組み 合わせた半自動バンド式梱包機については開発していなかった。何故なら、従来 出願人が主に製造してきたバンド式梱包機は、梱包作業を全自動で行うことの出 来るアーチ型バンド式梱包機あるいは、全自動バンド式梱包機を組み込んだ総合 梱包システムの開発であったためである。梱包作業を全自動で行うことの出来る バンド式梱包機というのは、そのコンセプトの中心が、自動化、省力化、迅速性 という点にあるため、どうしてもフル装備となったり、大型化してしまい、高価 なものとなる。しかも、円滑で信頼性のある梱包作業が行える性能を追及すると 、結束出来る荷物の形状や大きさが一定に限定され、画一化される傾向がある。 つまり、専用機、大量処理機、業務用機などのニーズに対応した全自動バンド式 梱包機ということになる。
【0009】 更に、総合梱包システムの場合は、特定の画一的な荷物を大量に梱包するため 荷物搬送装置や分別装置などの周辺作業装置と組み合わさった一連の処理装置と なるもので、工場などのオートメーション化、省力化のために特別注文により設 計製造するものである。これは、全自動バンド式梱包機を更に一歩進めたもので ある。
【0010】 しかるに、世の中はこのような要請ばかりではない。人間による軽度の操作が 必要でも、少量多様な形状や大きさに無駄なく対応出来、しかも経済性も備えた 、小型で簡便な半自動バンド式梱包機のニーズもある。このようなニーズの場合 には、従来の全自動バンド式梱包機は、過剰装備、過剰性能となり、また使用頻 度などからみて効率的、合理的でない場合が多い。本出願人は、叙上のような、 全自動バンド式梱包機や総合梱包システムのニーズに合ったバンド式梱包機だけ でなく、人間の使う道具としてのニーズに合った小型で、多様な使い方が出来、 充分な性能と信頼性があり、経済性もある半自動バンド式梱包機の開発を試みる ことになった。これは、今までの様にバンド梱包作業を人間に変わって全てを機 械に任せるという発想ではなく、人間の使う道具として発想し、操作する人間の 能力や特長を良く考慮しながら、機械が行う部分と人間が受け持つ部分とを合理 的に分担させ、これによって使いやすく、失敗がなく、小型軽量で、安価で、且 つ効率的な半自動バンド式梱包機を具現化せんとするものである。
【0011】 すなわち、本考案は、人間が電源スイッチ(ヒーター電源とモーター電源)を 入れることと、テーブルの上に荷物を載せて、繰り出されてきたバンドを周回さ せてバンド差込口に差込むことだけを行い、後は機械が自動的に且つ円滑に引き 締め、溶着、切断、次作業の準備としてのバンドの送り出し、といった一連の梱 包作業を行うようにした半自動バンド式梱包機を提供することが第1の目的であ る。
【0012】 第2の目的は、小型、軽量で移動および狭い場所での使用が便利なようにした ことである。
【0013】 第3の目的は、駆動源であるモーターが1台で、常時回転式にしたため、電圧 降下地帯での安定した運転ができるようにした。
【0014】 第4にテーブル上面まで出ているバンドの先端を指で摘んで引き出すことがで き、スイッチ操作が不要である。
【0015】 第5に、ヒーター用電気系手段と駆動用電気系手段とを別系列として構成する ようにしたことにより、駆動の安定性とヒーター温度調整が独立してできるよう にしたものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記課題を解決するための手段として次のように構成したものであ る。
【0017】 登録を受けようとする考案は、バンド差込み作動機構とバンド送り出し引締め 作動機構とバンド引締め装置とクラッチ切換装置とバンド溶着作動機構と駆動力 伝動機構と電気系手段とを、組み合わせ構成したことを特徴とする半自動バンド 式梱包機である。
【0018】 当該バンド差込み作動機構は、機枠の上面に設けた荷物を載置するテーブル面 にバンド通路溝を穿設し、そのバンド通路溝の梱包溶着作業箇所に出没するスラ イドテーブルを設け、当該スライドテーブルの一方側のバンド通路溝にバンド繰 出し口と、樋状の周回案内路を設け、他方側のバンド通路溝にバンド差込口と樋 状の引締案内路を設け、スライドテーブルの下側には機枠にその下端を枢着し中 部にカム受転子を設けた進退セパレータ用揺動腕体により進退自在なセパレータ 体を設け、当該セパレータには、荷物を周回しバンド差込口から差込まれたバン ドの先端を止め、且つバンドが差込まれて梱包溶着作業箇所に存在していること を感知するスイッチレバーと第1リミットスイッチを取付けておき、当該第1リ ミットスイッチの感知信号により第2ソレノイドを作動させ、クラッチ切換装置 を作動させてバンド溶着作動機構のカム軸を所定時間作動させるようにしたもの である。
【0019】 前記バンド送り出し引締め作動機構は、モーターからの駆動力をベルト式伝動 機構によりフィードローラの駆動軸に伝動してバンド通路に沿って下方に互いに 逆方向に回転駆動されるフィードローラとリターンローラとを機枠に軸着し、機 枠の上部には両ローラの中央部において揺動杆の軸を軸着し、この揺動杆の両端 にはそれぞれフィードローラと接触可能な圧接ローラとリターンローラと接触可 能な圧接ローラとを軸着し、揺動杆のフィードローラ側端には上下作動杆を取り 付け、当該上下作動杆の下端には一端を機枠に枢着したフィードバック腕の中部 を係着させ、当該フィードバック腕の先端下方には第1ソレノイドの進退杆を係 着させ、更にフィードバック腕の中部にはカム受転子を軸着しておき、バンド溶 着作動機構のカム軸に軸着したフィードバック腕作動カムと係合するようになし 、駆動力伝動機構のモーター電源スイッチが入ることにより、または第3リミッ トスイッチの感知信号により第1ソレノイドが所定時間作動して進退杆を後退し 、フィードバック腕を下方に引き下げると、係着している上下作動杆により揺動 杆のフィードローラ側端を下げ、圧接ローラをフィードローラに接触させてバン ドリールから繰り出されてくるバンドの送り出しを行うようになし、第1ソレノ イドの作動を止めると後退していた進退杆がもとの位置にもどり、これによって フィードバック腕、上下作動杆、揺動杆も元の位置にもどり、両圧接ローラがフ ィードローラ、リターンローラのいずれにも接触せずニュートラルな状態になり 、フィードバック腕の中部に軸着した受転子がバンド溶着作動機構のカム軸に軸 着したフィードバック腕作動カムと係合しフィードバック腕を押し上げると上下 作動杆、揺動杆のフィードローラ側端を上昇させ、これによって圧接ローラがリ ターンローラに接触してバンド引締めを行うようになしたものである。
【0020】 前記バンド引締め装置は、関連的に逆向きに回転するリターンローラとフィー ドローラのいずれかの回転軸の外側において同軸にプーリを遊嵌し、このプーリ と摩擦板を介して圧接プーリを同軸に軸着し、一方機枠に設けて軸に揺動自在に 設けた揺動腕の両端に車輪を回転自在に設け、前記プーリと両輪にベルトを纒絡 し、バンドの引締めが極限にくると、その負荷はリターンローラ、フィードロー ラ、圧接プーリに伝えられ、当該圧接プーリはその回転を停止せんとするのに、 プーリには回転駆動力が与えられているので、圧接プーリと摩擦板とは摺動し、 プーリが軸上において空回りしベルトもこの移行を停止しようとするが、それま でベルトにより回転していた車輪は慣性により回転を続けるため前方の車輪はベ ルト内を転動しながら上昇し後方の車輪は下圧して揺動腕を揺動させ、この揺動 腕の揺動によりこれと係合する第2リミットスイッチがバンドの引締めが極限に きたことを感知するようになし、この第2リミットスイッチの感知信号により第 2ソレノイドが作動し、クラッチ切換装置を作動させてバンド溶着作動機構のカ ム軸を所定時間回転作動させるようにしたものである。
【0021】 前記クラッチ切換装置は、駆動力伝動機構のモーターから伝動回転される駆動 回転輪の回転力をバンド溶着作動機構のカム軸に切換え伝動させるクラッチにお いて、カム軸に回転自在に駆動回転輪を遊嵌軸装し、当該駆動回転輪の側縁には クラッチ盤を固設し、そのクラッチ盤の端面に複数の係合孔を穿設しておき、他 方カム軸の端部にクラッチ作動盤を固定軸着し、当該クラッチ作動盤には誘導孔 を穿設し、その誘導孔内に、バネにて弾発的に進退するように遊嵌した係合爪杆 を設け、その先端を前記クラッチ盤の端面に穿設した複数の係合孔の一係合孔に 弾発的に没入させるようにし、前記係合爪杆の係合孔からの離脱は、当該係合爪 杆の外縁に突設した係止縁に回動腕の先端の作動縁に設けた傾斜楔止面を係合し て、前記バネの弾発力に抗して圧出させて行わせるようになし、前記回動腕の軸 に固着した回動操作杆には、第2ソレノイドによって進退する作動杆の先端に関 着した連杆の先端を係着し、回動腕の回動によって、その先端の傾斜楔止面を係 合爪杆の外縁に突設した係止縁に係脱して、係合爪杆を前記係合孔に弾発的に出 没させて、クラッチの係脱を行うようになしておき、第1リミットスイッチの感 知信号もしくは第2リミットスイッチの感知信号により第2ソレノイドが作動し てクラッチが係合し、第2ソレノイドの作動が止まってクラッチが離脱するよう にしたものである。
【0022】 前記バンド溶着作動機構は、スライドテーブルの下側には、後方側面に剪断刃 を設け、且つ上部にプレスヘッドを有し、下部にカム受転子を設けてなるシール プレス体を上下動可能に設け、当該シールプレス体の前方側には、上端部にバン ドの引締め側を固定する第2クリップ部を形成し、下部にカム受転子を設けてな る第2クリップ体を上下動可能に設け、シールプレス体の後方側には、上端部に バンドの先端側を固定する第1クリップ部を形成し、その少し下位に引締め側バ ンド案内孔と、前記シールプレス体の剪断刃と協同してバンドを切断するカッタ ー部とを有し、下部にカム受転子を設けてなるクリップ兼用カッターアンビル体 を上下動可能に設け、シールプレス体の側方には、上部にヒーター部を有し、機 枠にその下端を枢着し、中部にカム受転子を設けたヒーター用揺動腕体により進 退自在なヒーター体を設け、一方機枠に回転自在に軸着したカム軸にはシールプ レス体作動カム、第2クリップ体作動カム、第1クリップ兼用カッターアンビル 体作動カム、ヒーター体作動カム、セパレータ作動カム、フィードバック腕作動 カムが前記それぞれのカム受転子と係合するように軸着しておき、更に当該フィ ードバック腕作動カムと係合してバンド溶着作動が一巡して終了したことを感知 する第3リミットスイッチを機枠に固着しておき、第1リミットスイッチからの 感知信号により第2ソレノイドを所定時間作動させ、クラッチを係合させ、当該 カム軸を所定時間回転作動させ、これによって第1クリップ兼用カッターアンビ ル体作動カムが第1クリップ兼用カッターアンビル体を上昇してバンドの先端側 をスライドテーブルとの間でクリップした後、フィードバック腕作動カムがフィ ードバック腕を上昇させてベルトを引締めるようになし、その引締めが限界まで くるとバンド引締め装置が作動して感知し、その第2リミットスイッチの感知信 号により第2ソレノイドを作動させてクラッチを係合させ、前記カム軸を回転作 動させ、これによって第2クリップ体作動カムが第2クリップ体を上昇させてス ライドテーブルの間でバンドの引締側をクリップし、その後セパレータ体作動カ ムがセパレータ体をスライドテーブルの下側から後退し、入れ替わりにヒーター 体作動カムが当該スライドテーブルの下側にヒーター体を進出させて上下のバン ドを溶融させたうえ、ヒーター体を後退させ、その直後シールプレス体作動カム がシールプレス体を上昇して上下のバンドを圧接溶着させ、その後それぞれの前 記作動カムが第1クリップ兼用カッターアンビル体を下降することによりバンド の引締側を切断し、その後シールプレス体、第2クリップ体を下降させ、セパレ ータ体をスライドテーブルの下側に進出させ、以上によって一連のバンド溶着作 動が一巡して終了したことをフィードバック腕作動カムを介して第3リミットス イッチが感知し、この第3リミットスイッチの感知信号により第1ソレノイドを 所定時間作動させて、フィードバック腕とこれに係着する上下作動杆を所定時間 引き下げ、バンドを所定時間送り出すとともに、第2ソレノイドの作動を止めて クラッチを離脱させ、カム軸の回転作動を止めるようにしてなるものである。
【0023】 前記駆動力伝動機構は、モーターからの回転駆動力をベルト式伝動機構により 2方向に分岐し、一方は減速機を経てクラッチ切換装置の駆動回転輪に回転力が 伝動されるようになし、クラッチの係脱により駆動回転輪の回転力をバンド溶着 作動機構のカム軸に切換え伝動されるようになし、他方はベルト式伝動機構によ りバンド送り出し引締め作動機構のフィードローラ駆動軸に回転力が伝動される ようになし、モーター電源スイッチが入ることによりモーターが回転駆動し、前 記2方向に回転駆動力が伝動されるとともに、第1ソレノイド、第2ソレノイド 、第1リミットスイッチ、第2リミットスイッチ、第3リミットスイッチおよび これらの作動制御回路などへ通電し、且つモーター電源スイッチが入ると同時に 第1ソレノイドが所定時間作動してベルトを所定時間送り出すようにしたもので ある。
【0024】 前記電気系手段は、ヒーター電源スイッチとヒーター体を所定の温度に暖める ための回路とからなるヒーター用電気系手段と、モーター電源スイッチと前記モ ーターを駆動源とする駆動力伝動機構の作動や、第1ソレノイド、第2ソレノイ ド、第1リミットスイッチ、第2リミットスイッチ、第3リミットスイッチおよ びこれらの作動を制御する回路とからなる駆動用電気系手段とを別系列として構 成するようにしたものである。
【0025】
【作用】
叙上のように、登録を受けようとする考案にかかる半自動バンド式梱包機は、 バンド差込み作動機構とバンド送り出し引締め作動機構とバンド引締め装置とク ラッチ切換装置とバンド溶着作動機構と駆動力伝動機構と電気系手段とを、組み 合わせ構成したものであるが、その大きな特長は、各構成要素にはそれぞれ作動 開始や作動終了を感知し、次にどの装置や機構を連動させるかを指示する制御部 品を組み込ませた点にある。
【0026】 具体的には、バンド差込み作動機構には、第1リミットスイッチが装備されて おり、バンド送り出し引締め作動機構には第1ソレノイドとフィードバック腕の 中部に軸着したカム受転子が装備されており、バンド引締め装置には第2リミッ トスイッチが装備されており、クラッチ切換装置には第2ソレノイドが装備され ており、バンド溶着作動機構には第3リミットスイッチが装備されており、駆動 力伝動機構にはモーター電源スイッチが装備されており、電気系手段にはモータ ー電源スイッチとヒーター電源スイッチが装備されている。これによって人間の 操作と機械による自動操作との連係が円滑にいくこととなり、一連の梱包作業を 人間の簡単な操作と機械の連動操作により確実に行えるようになったのである。
【0027】 そこで、本装置の操作と作動について説明する。 まず、操作者がヒーター電源スイッチを入れると、ヒーター体を所定の温度に 暖めるための回路が通電されて、ヒーターが予備加熱される。
【0028】 次に、モーター電源スイッチを入れると、モーターが作動するとともに、第1 ソレノイド、第2ソレノイド、第1リミットスイッチ、第2リミットスイッチ、 第3リミットスイッチおよびこれらの作動制御回路などへ通電し、更に、当該モ ーター電源スイッチが入ると同時に、第1ソレノイドが所定時間作動してベルト を所定時間送り出し、バンドを周回案内路に所定の長さだけ繰り出されて、いつ でも荷物へバンドを周回させることができるように準備体勢を整える。
【0029】 そこで、操作者は、荷物をテーブル上に載置し、位置を決めた後、バンドを荷 物に周回させ、その先端を前記バンド差込み作動機構の差込み口に差し込む。 すると、第1リミットスイッチがバンドの差し込まれたことを感知して、その 感知信号を発し、第2ソレノイドを所定時間作動させる。これによってクラッチ 切換装置が作動し、クラッチを係合して、バンド溶着作動機構のカム軸を所定時 間回転作動させ、これによって第1クリップ兼用カッターアンビルが上昇してバ ンドの先端側をスライドテーブルとの間でクリップする。その直後、フィードバ ック腕作動カムがフィードバック腕を上昇させ、バンド送り出し引締め作動機構 を作動させ、バンドを引締めを開始する。カム軸の回転は、所定時間回転した後 、第2ソレノイドが作動停止するに伴って、停止する。その際フィードバック腕 作動カムはフィードバック腕を上昇させた状態に維持されており、バンドの引締 め状態が続くようになっている。
【0030】 バンドの引締め力の負荷が限界までくると、バンド引締め装置が作動して引き 締めができなくなったことを第2リミットスイッチが感知し、その感知信号を発 する。その感知信号により第2ソレノイドが再び作動を開始して、クラッチを係 合させ、前記カム軸を更に回転させる。すると、この回転に伴って、第2クリッ プ体が上昇し、スライドテーブルの間でバンドの引締側をクリップする。その後 フィードバック腕作動カムがフィードバック腕を上昇させているのを止め、元の 位置に戻してニュートラル状態とし、引締め作動を停止する。それと同時にセパ レータ体をスライドテーブルの下側から後退させ、入れ替わりに当該スライドテ ーブルの下側にヒーター体を進出させて上下のバンドを溶融させたうえ、ヒータ ー体を後退させる。 その直後シールプレス体を上昇させて、上下のバンドを圧接溶着させる。 その直後第1クリップ兼用カッターアンビル体を下降することによりバンドの 引締側を切断する。 その後シールプレス体と第2クリップ体を下降させ、セパレータ体をスライド テーブルの下側に進出させる。
【0031】 以上によって一連のバンド溶着作動が一巡して終了したことになるが、このよ うな状態になったことをフィードバック腕作動カムを介して第3リミットスイッ チが感知し感知信号を発する。 この第3リミットスイッチの感知信号により第1ソレノイドが所定時間作動す る。これによって、フィードバック腕とこれに係着する上下作動杆を所定時間引 き下げ、バンドを所定時間送り出すことによりバンド繰出し口より周回案内路内 に所定の長さだけバンドを繰り出すようにした。これは、次の荷物へバンドを周 回させるための準備である。 また、3リミットスイッチの感知信号は、第2ソレノイドの作動を止めるよう に構成されている。即ち、3リミットスイッチの感知信号によって、クラッチは 離脱され、カム軸の回転が停止する。
【0032】
【実施例】
本考案を図示実施例に基づき詳細に説明する。 図1は、本考案に係る半自動バンド式梱包機の一実施例に係る斜視図であり、 バンドリール9を機枠の外側に取り付ける方式のものであり、図2は同半自動バ ンド式梱包機の一実施例に係る斜視図で、そのバンドリール9が機枠の内側に取 り付ける方式のものである。図3は同半自動バンド式梱包機の横断平面図で、図 4は同半自動バンド式梱包機の要部縦断正面図であり、図5は同半自動バンド式 梱包機の要部縦断側面図である。
【0033】 本考案に係る半自動バンド式梱包機は、バンド差込み作動機構1とバンド送り 出し引締め作動機構2とバンド引締め装置3とクラッチ切換装置4とバンド溶着 作動機構5と駆動力伝動機構7と電気系手段8とを、組み合わせ構成したもので ある。
【0034】 当該バンド差込み作動機構1は、図1、図2、図6に示すように機枠6の上面 に設けた荷物を載置するテーブル面11にバンド通路溝12を穿設し、そのバン ド通路溝12の梱包溶着作業箇所に出没するスライドテーブル13を設け、当該 スライドテーブル13の一方側のバンド通路溝12Aにバンド繰出し口14と、 樋状の周回案内路15を設け、他方側のバンド通路溝12Bにバンド差込口16 と樋状の引締案内路17を設けられている。
【0035】 図6、図7は、本考案に係る半自動バンド式梱包機のバンド差込み作動機構を 示す縦断正面図とセパレータ体部分を示す斜視説明図である。 当該図6、図7に示すようにスライドテーブル13の下側には進退自在なセパ レータ体18を設けてある。当該セパレータ体18は、スライドテーブル13と ほぼ平行にスライド可能なるように機枠6に装着されたセパレータ板18aと、 上端にて当該セパレータ板18aの係合溝18dに遊嵌し、下端にて機枠6に装 着された枢着軸18cに揺動自在に枢着してなる進退セパレータ用揺動腕体18 bとからなり、当該進退セパレータ用揺動腕体18bには揺動を制御するカム受 転子18eが取り付けられている。図示実施例では、V字状に支杆18fを延出 し、その先端にカム受転子18eを装着している。しかし、この支杆18fの形 状はカム軸41に軸着されたセパレータ作動カム61にカム受転子18eが対応 して接するように構成するのであれば、例えばト字状でもその他の形状でもよく 形状を限る必要はない。尚、図中18gは引っ張りバネである。すなわち、カム 受転子18eがセパレータ作動カム61に接して進退セパレータ用揺動腕体18 bを揺動すると、それに係合するセパレータ板18aがスライドテーブル13と ほぼ平行に進退動作をするのである。
【0036】 当該セパレータ体18には、荷物Sを周回しバンド差込口16から差込まれた バンドTの先端を止め、且つバンドTが差込まれて梱包溶着作業箇所に存在して いることを感知するスイッチレバー19aと第1リミットスイッチ19が取付け られている。スイッチレバー19aに差込まれたバンド先端が接触すると、当該 第1リミットスイッチ19がバンドTの差し込まれたことを感知し、その感知信 号を発する。これにより第2ソレノイド46を所定時間作動させ、クラッチ切換 装置4を作動させてバンド溶着作動機構5のカム軸41を所定時間回転作動させ るようにした。
【0037】 次に、バンド送り出し引締め作動機構2の構成を説明する。図4は同半自動バ ンド式梱包機の要部縦断正面図で図8はバンド送り出し引締め作動機構の要部拡 大図である。
【0038】 図中23はバンド通路であって、X−XおよびY−Yは、バンド通路23の上 下において平行する軸線である。図中21,22は軸線Y−Y上において、機枠 6に軸着したフィードローラ21とリターンローラ22である。当該フィードロ ーラ21とリターンローラ22とは、フィードローラ駆動軸21aに軸着された 歯車77とリターンローラ駆動軸22bに軸着された歯車78とが噛合して、そ の回転法方向は逆向きに駆動される。また、図中25,26は、X−X軸線上に おいて軸着されたフィードローラ21用の圧接ローラ25とリターンローラ22 用の圧接ローラ26である。それらは、機枠6の中央部において24aを中心と して回動自在の揺動杆24の両側に軸着されている。
【0039】 つまり、バンド通路23に沿って下方に互いに逆方向に回転駆動されるフィー ドローラ21とリターンローラ22とを機枠6に軸着し、機枠6の上部には両ロ ーラ21,22の中央部において揺動杆24の軸24aを軸着し、この揺動杆2 4の両端にはそれぞれフィードローラ21に接触可能な圧接ローラ25と、リタ ーンローラ22に接触可能な圧接ローラ26とを軸着してある。尚、図中23a は、バンドTの案内ローラであり、図1のように機枠の外側に取り付けたバンド リール9、又は図2のように機枠の内側に取り付けたバンドリール9に巻回しセ ットされたバンドを円滑に繰り出すためのものである。
【0040】 図4、図5、図8に示すように、前記揺動杆24のフィードローラ21側端に はブロック24bがとりつけられており、このブロック24bには、上下作動杆 27の上部が固定されている。当該上下作動杆27の下端には一端を機枠6に枢 着したフィードバック腕28の中部にスプリング27aを介して係着する。当該 フィードバック腕28は、その一端を機枠6に回動自在に枢着28bし、その先 端下方には第1ソレノイド29が進退杆29aを介して係着28cされている。 同フィードバック腕28の中部にはカム受転子28aが軸着されていて、バンド 溶着作動機構5のカム軸41に軸着したフィードバック腕作動カム62と接触す る。図中28dはフィードバック腕作動カム62の上下をスプリングの付勢力に よって挟むことにより、フィードバック腕28を特定位置に調整保持するための 位置調整装置である。その位置調整装置28dにより調整する特定位置というの は、第1ソレノイド29が作動していない時の正常位置にある進退杆29aと連 結しており、連結する上下作動杆27、揺動杆24が両圧接ローラ25,26が フィードローラ21、リターンローラ22のいずれにも接触せずニュートラルな 状態になるような位置である。 尚、モーター71からの駆動力をベルト式伝動機構によりフィードローラ21 の駆動軸21aに回転力を伝動する。
【0041】 そして、駆動力伝動機構7のモーター電源スイッチ72が入ると同時に、第3 リミットスイッチ63の感知信号により第1ソレノイド29が所定時間作動して 進退杆29aを後退し、フィードバック腕28を下方に引き下げる。すると係着 している上下作動杆27により揺動杆24のフィードローラ21側端部を下げ、 圧接ローラ25をフィードローラ22に接触させてバンドリール9から繰り出さ れてくるバンドの送り出しを行う。
【0042】 その後、第1ソレノイド29の作動を止めると、後退していた進退杆29aが もとの位置にもどり、これによってフィードバック腕28、上下作動杆27、揺 動杆24も元の位置にもどり、両圧接ローラ25,26がフィードローラ21、 リターンローラ22のいずれにも接触せずニュートラルな状態になる。 また、フィードバック腕28の中部に軸着したカム受転子28aがバンド溶着 作動機構5のカム軸41に軸着したフィードバック腕作動カム62と係合しフィ ードバック腕28を押し上げると、上下作動杆27を介して、揺動杆24のフィ ードローラ21側端を上昇させ、逆に圧接ローラ25が下降してリターンローラ 22に接触把持させる。これによって、バンド引締めが行われる。
【0043】 前記バンド引締め装置3は、図4,図9に示すようにリターンローラ22と関 連的に回転するフィードローラ21の回転軸21aの外側において同軸21aに プーリ31を遊嵌し、このプーリ31はこれと捲回するベルト76をもって適宜 駆動回転する。33はプーリ31の外面に設けられた摩擦板である。34は回転 軸21aに固定した圧接プーリであって、同軸21aに固定したプーリ31は、 同軸21aに遊嵌した前記プーリ31の摩擦板33とスプリング35をもって圧 接される。36はその圧接力を調整する調整ネジである。
【0044】 37aは、機枠6に設けた軸であって、この軸37aには、揺動腕37を揺動 自在にとりつける。図4に示すように、揺動腕37の両端には、車輪38a,3 8bを回転自在に軸着する。車輪38aの重量は車輪38bよりは重く形成し、 また、車輪38bと軸37aとの軸間距離は、車輪38aと軸37aとのそれよ りは長く形成する。この両車輪38a,38bと前記プーリ31とに亙ってベル ト32を纒絡する。
【0045】 39は、第2リミットスイッチで、前記揺動腕37が軸37を中心として時計 方向に揺動することにより閉とされ、この感知信号により第2ソレノイド46を 作動させる。尚、前記プーリ31,圧接プーリ34の機構は、リターンローラ2 2の軸22aの方に設けても良い。
【0046】 バンドTの引締めが極限にくると、その負荷はリターンローラ22、フィード ローラ21、圧接プーリ34に伝えられ、当該圧接プーリ34はその回転を停止 せんとするのに、プーリ31には回転駆動力が与えられているので、圧接プーリ 34と摩擦板33とは摺動し、プーリ31が軸上において空回りし、ベルト32 もこの移行を停止しようとするが、それまでベルト32により回転していた車輪 38a,38bは慣性により回転を続けるため前方の車輪38bはベルト内を転 動しながら上昇し後方の車輪38aは下圧して揺動腕37を揺動させ、この揺動 腕37の揺動によりこれと係合する第2リミットスイッチ39がバンドの引締め が極限にきたことを感知するようになし、この第2リミットスイッチ39の感知 信号により第2ソレノイド46が作動し、クラッチ切換装置4を作動させてバン ド溶着作動機構5のカム軸41を所定時間だけ回転作動させるようにしたもので ある。
【0047】 次に、図4,図10乃至図14に示すように、モーター71から伝動回転され る駆動回転輪42の回転力をバンド溶着作動機構5のカム軸41に切換え伝動さ せるクラッチ切換装置4について説明する。
【0048】 図10,図12,図13に示すように機枠に回転自在に軸着したカム軸41に 回転自在に駆動回転輪42を遊嵌軸装し、当該駆動回転輪42の側縁にはクラッ チ盤43を固設する。そのクラッチ盤43の端面には、複数の係合孔43a…が 穿設されている。
【0049】 他方カム軸41の端部にはクラッチ作動盤44を固定軸着されている。当該ク ラッチ作動盤44には誘導孔44aが穿設してあり、その誘導孔44a内に、バ ネ44bにて弾発的に進退するように遊嵌した係合爪杆44cを設け、その先端 を前記クラッチ盤43の端面に穿設した複数の係合孔43a…の一係合孔43a に弾発的に没入させるようにする。
【0050】 図10,図11中に示した45は機枠6に軸45aにより回動自在に軸装され た回動腕であり、当該軸45aの基部には回動操作杆45bが固着されている。 46は回動腕45を電気的に回動させるための第2ソレノイドであり、その進退 杆46aの先端に関着した連杆46bの先端にて前記回動操作杆45bに関着さ せて回動腕45と連結する。回動腕45の先端の作動縁には、傾斜楔止面45c を有する係止段が形成してあり、前記係合爪杆44cの係合孔43aからの離脱 は、当該係合爪杆44cの外縁に突設した係止縁44dに回動腕45の先端の作 動縁に設けた傾斜楔止面45cを係合して、前記バネ44bの弾発力に抗して圧 出させて行わせる。
【0051】 即ち、図10,図11,図12,図13,図14に示すように、前記回動腕4 5の軸45aに固着した回動操作杆45bには、第2ソレノイド46によって進 退する進退杆46aに関着した連杆46bの先端を係着し、回動腕45の回動に よって、その先端の傾斜楔止面45cを係合爪杆44cの外縁に突設した係止縁 44dに係脱して、係合爪杆44cを前記係合孔43aに弾発的に出没させて、 クラッチの係脱を行うようになしておき、第1リミットスイッチ19の感知信号 もしくは第2リミットスイッチ39の感知信号により第2ソレノイド46が作動 してクラッチが係合し、第2ソレノイド46の作動が止まってクラッチが離脱す るようにしたものである。
【0052】 次に前記バンド溶着作動機構5を図面に基づき説明する。 図4に示したように、スライドテーブル13の下側に、シールプレス体51と 第2クリップ体52と第1クリップ兼用カッターアンビル体53とヒーター体5 4とを案内体55を介して上下動可能に配設する。
【0053】 シールプレス体51は、その後方側面に剪断刃51aを設け、且つ上部にプレ スヘッド51bを有し、その下部にカム受転子51cを設けてなるもので、案内 体55により上下動可能に配設されている。 当該シールプレス体51の前方側には、上端部にバンドの引締め側を固定する 第2クリップ部52aを形成し、下部にカム受転子52bを設けてなる第2クリ ップ体52が案内体55により上下動可能に配設されている。 シールプレス体51の後方側には、上端部にバンドの先端側を固定する第1ク リップ部53aを形成し、その少し下位に引締め側バンド案内孔53bと、前記 シールプレス体51の剪断刃51aと協同してバンドを切断するカッター部53 cとを有し、下部にカム受転子53dを設けてなる第1クリップ兼用カッターア ンビル体53が案内体55により上下動可能に配設されている。 シールプレス体51の側方には、機枠6にその下端を枢着54aし、中部にカ ム受転子54bを設けたヒーター用揺動腕54dにより進退自在なヒーター体5 4を設ける。
【0054】 一方機枠6に回転自在に軸着したカム軸41にはシールプレス体作動カム57 、第2クリップ体作動カム58、第1クリップ兼用カッターアンビル体作動カム 59、ヒーター体作動カム60、セパレータ作動カム61、フィードバック腕作 動カム62がそれぞれのカム受転子51c,52b,53d,54b,18e, 28aと係合するように軸着しておく。 図中63は、機枠6に固着した第3リミットスイッチ63で、前記フィードバ ック腕作動カム62と係合することによりバンド溶着作動が一巡して終了したこ とを感知するように配設されている。
【0055】 バンド溶着作動機構5の一連の作動は次のようにして行われる。まず、第1リ ミットスイッチ19から発信された感知信号により第2ソレノイド46を所定時 間作動させる。すると、クラッチ切換装置4が作動し、クラッチを係合してカム 軸41を所定時間回転作動させる。これによって第1クリップ兼用カッターアン ビル体作動カム59が第1クリップ兼用カッターアンビル体53を上昇してバン ドTの先端側をスライドテーブル13との間で把持する。その後、フィードバッ ク腕作動カム62がフィードバック腕28をそのカム受転子28aを介して上昇 させてバンド送り出し引締め作動機構2を作動させ、バンドTを引締める。カム 軸41の回転は、所定時間回転した後フィードバック腕作動カム62がフィード バック腕28を上昇させた状態で一時停止し、バンドTの引締め状態が続くよう にする。その引締め力の負荷が限界までくるとバンド引締め装置3が作動して引 き締めができなくなったことを第2リミットスイッチ39が感知し、その感知信 号を発する。その感知信号により第2ソレノイド46を作動させてクラッチを係 合させ、前記カム軸41を更に回転作動させる。すると、次に第2クリップ体駆 動カム58が第2クリップ体52を上昇させてスライドテーブル13の間でバン ドTの引締側をクリップし、その後フィードバック腕作動カム62がフィードバ ック腕28を上昇させている状態を止め、引締め作動を中止する。 その後セパレータ体18をスライドテーブル13の下側から後退させ、入れ替 わりに当該スライドテーブル13の下側にヒーター体54を進出させて上下のバ ンドTを溶融させたうえ、ヒーター体54を後退させる。 その直後シールプレス体51を上昇して上下のバンドTを圧接溶着させる。 その後第1クリップ兼用カッターアンビル体53を下降することによりバンド Tの引締側を切断する。 その後シールプレス体51、第2クリップ体52を下降させ、セパレータ体1 8をスライドテーブル13の下側に進出させる。
【0056】 以上によって一連のバンド溶着作動が一巡して終了したことになるが、このよ うな状態になったことをフィードバック腕作動カム62を介して第3リミットス イッチ63が感知し、その感知信号を発する。この第3リミットスイッチ63の 感知信号により第1ソレノイド29が所定時間作動する。これによって、フィー ドバック腕28とこれに係着する上下作動杆27を所定時間引き下げ、バンドT を所定時間送り出すことによりバンド繰出し口14より周回案内路15内に所定 の長さだけバンドTを繰り出すようにした。これは、次の荷物へバンドTを周回 させるための準備である。
【0057】 また、第3リミットスイッチ63の感知信号は、第2ソレノイド46の作動を 止めるように構成されている。即ち、第3リミットスイッチ63の感知信号によ って、クラッチは離脱され、カム軸41の回転が停止し、作動を止めるようにし てなるものである。
【0058】 次に、駆動力伝動機構7について説明する。図3に示すように、駆動源は、モ ーター71であり、これからの回転駆動力をベルト式伝動機構により2方向A, Bに分岐する。その一方Aは、モーター71の回転力をベルト73へ伝動し、減 速機72で減速されたうえ、チェーンベルト74を経てクラッチ切換装置4の駆 動回転輪42に回転力が伝動されるようになし、クラッチの係脱により駆動回転 輪42の回転力をバンド溶着作動機構5のカム軸41に切換え伝動されるように 構成されている。
【0059】 また、他方Bは、モーター71の回転力をベルト73、ベルト75、76を経 てバンド送出し引締め作動機構2のフィードローラ駆動軸21aに回転力が伝動 されるように構成されている。当該フィードローラ駆動軸21aの回転駆動力は 、フィードローラ21の回転駆動力となるとともに、フィードローラ駆動軸21 aに軸着された歯車77とリターンローラ駆動軸22bに軸着された歯車78と が噛合して、リターンローラ22の回転力として伝動される。
【0060】 また、モーター電源スイッチ82を入れると、モーター71が作動して、前記 のようにベルト式伝動機構により2方向A,Bに分岐してその回転駆動力が伝動 されるとともに、第1ソレノイド29、第2ソレノイド46、第1リミットスイ ッチ19、第2リミットスイッチ39、第3リミットスイッチ63およびこれら の作動制御する駆動用電気系手段83などへ通電する。また、モーター電源スイ ッチ82が入ると同時に第1ソレノイド29が所定時間作動してベルトTを所定 時間送り出すように構成されている。
【0061】 電気系手段8は、図20,図21に示すように、ヒーター電源スイッチ80と ヒーター体54を所定の温度に暖めるための回路とからなるヒーター用電気系手 段81と、モーター電源スイッチ82と前記モーター71を駆動源とする駆動力 伝動機構7の作動や、第1ソレノイド29、第2ソレノイド46、第1リミット スイッチ19、第2リミットスイッチ39、第3リミットスイッチ63およびこ れらの作動を制御する回路とからなる駆動用電気系手段83とを別系列として構 成するようにしたものである。
【0062】 尚、図1および図2に記載する82aはモーター電源スイッチの摘子であり、8 0aはヒーター電源スイッチの摘子であり、ヒーターの温度調整もできるもので ある。また80bは、ヒーター電源が入っていることを示すヒーターランプであ り、10は、バンド予備送り出し調整摘子である。
【0063】 叙上のように、本考案にかかる半自動バンド式梱包機は、各構成要素にはそれ ぞれ作動開始や作動終了を感知し、次にどの装置や機構を連動させるかを指示す る制御手段や作動手段を組み込ませ、タイミング良く連動させた点に大きな特長 がある。
【0064】 具体的には、バンド差込み作動機構1には、第1リミットスイッチ19が装備 されており、バンド送り出し引締め作動機構2には第1ソレノイド29とフィー ドバック腕28の中部に軸着したカム受転子28aが装備されており、バンド引 締め装置3には第2リミットスイッチ39が装備されており、クラッチ切換装置 4には第2ソレノイド46が装備されており、バンド溶着作動機構5には第3リ ミットスイッチ63が装備されており、駆動力伝動機構7にはモーター電源スイ ッチ82が装備されており、電気系手段8にはモーター電源スイッチ82とヒー ター電源スイッチ80が装備されている。これによって人間の操作と機械による 自動操作との連係が円滑にいくこととなり、一連の梱包作業を人間の簡単な操作 と機械の連動操作により確実に行えるようになったのである。
【0065】 つまり、本考案に係る装置は次のように作動する。 まず操作者がヒーター電源スイッチ80を入れると、ヒーター体54を所定の 温度に暖めるための回路が通電されて、ヒーター部54aが予備加熱される。 次に、モーター電源スイッチ82を入れると、モーター71が作動するととも に、第1ソレノイド29、第2ソレノイド46、第1リミットスイッチ19、第 2リミットスイッチ39、第3リミットスイッチ63およびこれらの作動制御回 路などの駆動用電気系手段83へ通電する。また、当該モーター電源スイッチ8 2が入ると同時に、第1ソレノイド29が所定時間作動してベルトTを所定時間 送り出し、バンドを周回案内路15に所定の長さだけ繰り出し、いつでも荷物S へバンドTを周回させることができるように準備体勢を整える。
【0066】 そこで、操作者は、荷物Sをテーブル面11上に載置し、位置を決めた後、バ ンドTを荷物Sに周回させ、その先端を前記バンド差込み作動機構1の差込み口 16に差し込む。 すると、第1リミットスイッチ29がバンドTの差し込まれたことを感知して 、その感知信号を発し、第2ソレノイド46を所定時間作動させる。これによっ てクラッチ切換装置4が作動し、クラッチを係合して、バンド溶着作動機構5の カム軸41を所定時間回転作動させる。これによって第1クリップ兼用カッター アンビル体53が上昇してバンドTの先端側をスライドテーブル13との間でク リップする。その直後、フィードバック腕作動カム62がフィードバック腕28 をそのカム受転子28aを介して上昇させ、バンド送り出し引締め作動機構2を 作動させ、バンドTの引締めを開始する。カム軸41の回転は、所定時間回転し た後、第2ソレノイド46が作動停止するに伴って、停止する。その際フィード バック腕作動カム62はフィードバック腕28を上昇させた状態に維持されてお り、バンドTの引締め状態が続くようになっている。
【0067】 バンドTの引締め力の負荷が限界までくると、バンド引締め装置3が作動して 引き締めができなくなったことを第2リミットスイッチ39が感知し、その感知 信号を発する。その感知信号により第2ソレノイド46が再び作動を開始して、 クラッチを係合させ、前記カム軸41を更に回転させる。すると、この回転に伴 って、第2クリップ体52が上昇し、スライドテーブル13の間でバンドTの引 締側をクリップする。その後フィードバック腕作動カム62がフィードバック腕 28を上昇させているのを止め、元の位置に戻してニュートラル状態とし、送出 し引締め作動を停止する。それと同時にセパレータ体18をスライドテーブル1 3の下側から後退させ、入れ替わりに当該スライドテーブル13の下側にヒータ ー体54を進出させて上下のバンドTを溶融させたうえ、ヒーター体45を後退 させる。その直後、シールプレス体51を上昇させて、上下のバンドTを圧接溶 着させる。続いて第1クリップ兼用カッターアンビル体53を下降することによ りバンドTの引締側を切断する。その後、シールプレス体51、第2クリップ体 52を下降させ、セパレータ体18をスライドテーブル13の下側に進出させる 。 以上によって一連のバンド溶着作動が一巡して終了したことになるが、このよ うな状態になったことをフィードバック腕作動カム62を介して第3リミットス イッチ63が感知し、その感知信号を発する。
【0068】 この第3リミットスイッチ63の感知信号により、第1ソレノイド29が所定 時間作動する。これによって、フィードバック腕28とこれに係着する上下作動 杆27を所定時間引き下げ、バンドTを所定時間送り出すことによりバンド繰出 し口14より周回案内路15内に所定の長さだけバンドTを予備送出するように した。これは、次の荷物へバンドTを周回させるための準備行為である。 また、第3リミットスイッチ63の感知信号は、第2ソレノイド46の作動を 止めるように構成されている。即ち、第3リミットスイッチ63の感知信号によ って、クラッチは離脱され、カム軸41の回転が停止する。
【0069】
【効果】
叙上のように、本考案にかかる半自動バンド式梱包機は、操作者は、立ち上が り時のヒーター電源とモーター電源とを入力する操作と、荷物をテーブル上に載 置して荷物の適所にバンドを周回させ、バンドの先端をバンド差込み作動機構の 差込み口に差込むだけで、あとは自動的にバンドの引き締め、クリップ、溶着、 切断といった一連の結束作業を行い、次のバンド周回操作が何時でも出来るよう に、バンドを適度な長さに予備送出を行う。その操作は、非常に簡便であり、特 別の訓練を受けなくても、一般の人であれば誰でも操作利用できる半自動バンド 式梱包機である。
【0070】 本考案にかかる半自動バンド式梱包機は、前記バンド差込み作動機構が構成さ れているだけで、全自動機に必要な荷物をテーブル上に載置するための装置、荷 物の位置決めや姿勢制御装置、荷物の適所にバンドを周回させるための装置など は一切装備されていない。それらの作業は、人間の操作によって行うことにした ためである。その結果、バンド式梱包機としては、従来より小型、軽量化された ものとなった。
【0071】 また本考案にかかる半自動バンド式梱包機の駆動力伝動機構は、モーターから の回転駆動力をベルト式伝動機構により2方向に分岐し、一方はクラッチ切換装 置を介してバンド溶着作動機構を作動させるようになし、他方はバンド送り出し 引締め作動機構とバンド引締め装置を作動するようになし、駆動源であるモータ ーは1台だけであること、しかもこのモーターは常時回転下状態にしておき、必 要に応じてタイミングよくその駆動力を使用して機構や装置を作動するような構 成にした。その結果、機械が小型化し、省力化し、安価になっただけでなく、電 圧降下地帯での安定した運転ができるようになった。
【0072】 更に、本考案にかかる半自動バンド式梱包機のバンド送り出し引締め作動機構 において、第1ソレノイドの作動が止っていたり、フィードバック腕の中部に軸 着したカム受転子がバンド溶着作動機構のカム軸に軸着したフィードバック腕作 動カムと係合しフィードバック腕を押し上げられていないときは、圧接ローラが フィードローラ、リターンローラのいずれにも接触せずニュートラルな状態にな っているので、テーブル上面まで出ているバンドの先端を指で摘んで自由に引き 出すことができ、スイッチ操作などが不要であり、使い易い。
【0073】 更に、本考案にかかる半自動バンド式梱包機のバンド溶着作動機構のシールプ レス体、第2クリップ体、第1クリップ兼用カッターアンビル体、ヒーター体、 セパレータなどの作動は、回転自在に軸着した一本のカム軸に軸着したそれぞれ のカムによって機械的に行うようにしたため、その相互間の微妙なタイミングで の複雑な動きを間違いなく、確実にコントロールして行うことができるようにな った。すなわち、機械構成が簡素化されているうえ、一本のカム軸に装着された 複数のカムの働きにより相互に関連したタイミングの良い作動に誤作動がほとん どなく、信頼性の非常に高い装置となっている。
【0074】 更にまた、電気系手段は、ヒーター用電気系手段と駆動用電気系手段とを別系 列として構成するようにしたことにより、駆動調整とヒーター温度調整が独立し てできるようになっており、調整やメンテナンスの取り扱いが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る半自動バンド式梱包機の一実施例
に係る斜視図である。
【図2】本考案に係る同半自動バンド式梱包機の他実施
例に係る斜視図である。
【図3】本考案に係る半自動バンド式梱包機の横断平面
図である。
【図4】本考案に係る半自動バンド式梱包機の縦断正面
図である。
【図5】図4に示した半自動バンド式梱包機の要部縦断
側面図である。
【図6】本考案に係る半自動バンド式梱包機のバンド差
込み作動機構を示す縦断正面図である。
【図7】バンド差込み作動機構のセパレータ体部分を示
す斜視説明図である。
【図8】バンド送り出し引き締め作動機構を示す縦断正
面図である。
【図9】バンド引締め装置を示す平面図である。
【図10】クラッチ切換装置を示す斜視図である。
【図11】クラッチ切換装置の側面図である。
【図12】クラッチ切換装置のクラッチ盤とクラッチ作
動盤と係脱状態を示す一部切欠の側面図である。
【図13】クラッチ切換装置のクラッチ盤とクラッチ作
動盤と係脱状態を示す縦断正面図である。
【図14】クラッチ切換装置のクラッチ盤とクラッチ作
動盤との係脱を回動腕で行う状態を示す縦断正面図であ
る。
【図15】バンド溶着作動機構の溶着作動状態の初期工
程である荷物を周回したバンドをバンド差込み口に差し
込んだ状態を示す要部縦断説明図である。
【図16】同溶着作動状態の先端側バンドをクリップし
た状態を示す要部縦断説明図である。
【図17】同溶着作動状態の先端側と引締め側のバンド
をクリップし、ヒーター体でバンドを溶融している状態
を示す要部縦断説明図である。
【図18】同溶着作動状態であって、シールプレス体で
バンドを圧接溶着し、引締め側のバンドを切断している
状態を示す要部縦断説明図である。
【図19】一連の溶着作動が一通り終わって、次の結束
作業のためにバンドを所定の長さ繰り出している状態を
示す要部縦断説明図である。
【図20】電気系手段のヒーター用電気系手段を示す説
明図である。
【図21】電気系手段の駆動用電気系手段を示す説明図
である。
【主な符号の説明】
1 バンド差込み作動機構 2 バンド送り出し引締め作動機構 3 バンド引締め装置 4 クラッチ切換装置 5 バンド溶着作動機構 6 機枠 7 駆動力伝動機構 8 電気系手段 9 バンドリール 11 テーブル面 12 バンド通路溝 13 スライドテーブル 16 バンド差込口 18 セパレータ体 19 第1リミットスイッチ 28 フィードバック腕 29 第1ソレノイド 39 第2リミットスイッチ 41 カム軸 46 第2ソレノイド 51 シールプレス体 52 第2クリップ体 53 第2クリップ兼用カッターアンビル体 63 ヒーター体 63 第3リミットスイッチ 80 ヒーター電源スイッチ 82 モーター電源スイッチ :

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠の上面に設けた荷物を載置するテー
    ブル面にバンド通路溝を穿設し、そのバンド通路溝の梱
    包溶着作業箇所に出没するスライドテーブルを設け、当
    該スライドテーブルの一方側のバンド通路溝にバンド繰
    出し口と、樋状の周回案内路を設け、他方側のバンド通
    路溝にバンド差込口と樋状の引締案内路を設け、スライ
    ドテーブルの下側には機枠にその下端を枢着し中部にカ
    ム受転子を設けた進退セパレータ用揺動腕体により進退
    自在なセパレータ体を設け、当該セパレータには、荷物
    を周回しバンド差込口から差込まれたバンドの先端を止
    め、且つバンドが差込まれて梱包溶着作業箇所に存在し
    ていることを感知するスイッチレバーと第1リミットス
    イッチを取付けておき、当該第1リミットスイッチの感
    知信号により第2ソレノイドを作動させ、クラッチ切換
    装置を作動させてバンド溶着作動機構のカム軸を所定時
    間作動させるようにしたバンド差込み作動機構と、 モーターからの駆動力をベルト式伝動機構によりフィー
    ドローラの駆動軸に伝動してバンド通路に沿って下方に
    互いに逆方向に回転駆動されるフィードローラとリター
    ンローラとを機枠に軸着し、機枠の上部には両ローラの
    中央部において揺動杆の軸を軸着し、この揺動杆の両端
    にはそれぞれフィードローラと接触可能な圧接ローラと
    リターンローラと接触可能な圧接ローラとを軸着し、揺
    動杆のフィードローラ側端には上下作動杆を取り付け、
    当該上下作動杆の下端には一端を機枠に枢着したフィー
    ドバック腕の中部を係着させ、当該フィードバック腕の
    先端下方には第1ソレノイドの進退杆を係着させ、更に
    フィードバック腕の中部にはカム受転子を軸着してお
    き、バンド溶着作動機構のカム軸に軸着したフィードバ
    ック腕作動カムと係合するようになし、駆動力伝動機構
    のモーター電源スイッチが入ることにより、または第3
    リミットスイッチの感知信号により第1ソレノイドが所
    定時間作動して進退杆を後退し、フィードバック腕を下
    方に引き下げると、係着している上下作動杆により揺動
    杆のフィードローラ側端を下げ、圧接ローラをフィード
    ローラに接触させてバンドリールから繰り出されてくる
    バンドの送り出しを行うようになし、第1ソレノイドの
    作動を止めると後退していた進退杆がもとの位置にもど
    り、これによってフィードバック腕、上下作動杆、揺動
    杆も元の位置にもどり、両圧接ローラがフィードロー
    ラ、リターンローラのいずれにも接触せずニュートラル
    な状態になり、フィードバック腕の中部に軸着した受転
    子がバンド溶着作動機構のカム軸に軸着したフィードバ
    ック腕作動カムと係合しフィードバック腕を押し上げる
    と上下作動杆、揺動杆のフィードローラ側端を上昇さ
    せ、これによって圧接ローラがリターンローラに接触し
    てバンド引締めを行うようになしたバンド送り出し引締
    め作動機構と、 関連的に逆向きに回転する前記リターンローラとフィー
    ドローラのいずれかの回転軸の外側において同軸にプー
    リを遊嵌し、このプーリの外面に設けられた摩擦板を介
    して圧接プーリを同軸に軸着し、一方機枠に設けて軸に
    揺動自在に設けた揺動腕の両端に車輪を回転自在に設
    け、前記プーリと両輪にベルトを纒絡し、バンドの引締
    めが極限にくると、その負荷はリターンローラ、フィー
    ドローラ、圧接プーリに伝えられ、当該圧接プーリはそ
    の回転を停止せんとするのに、プーリには回転駆動力が
    与えられているので、圧接プーリと摩擦板とは摺動し、
    プーリが軸上において空回りしベルトもこの移行を停止
    しようとするが、それまでベルトにより回転していた車
    輪は慣性により回転を続けるため前方の車輪はベルト内
    を転動しながら上昇し後方の車輪は下圧して揺動腕を揺
    動させ、この揺動腕の揺動によりこれと係合する第2リ
    ミットスイッチがバンドの引締めが極限にきたことを感
    知するようになし、この第2リミットスイッチの感知信
    号により第2ソレノイドが作動し、クラッチ切換装置を
    作動させてバンド溶着作動機構のカム軸を所定時間回転
    作動させるようにしたバンド引締め装置と、 駆動力伝動機構のモーターから伝動回転される駆動回転
    輪の回転力をバンド溶着作動機構のカム軸に切換え伝動
    させるクラッチにおいて、カム軸に回転自在に駆動回転
    輪を遊嵌軸装し、当該駆動回転輪の側縁にはクラッチ盤
    を固設し、そのクラッチ盤の端面に複数の係合孔を穿設
    しておき、他方カム軸の端部にクラッチ作動盤を固定軸
    着し、当該クラッチ作動盤には誘導孔を穿設し、その誘
    導孔内に、バネにて弾発的に進退するように遊嵌した係
    合爪杆を設け、その先端を前記クラッチ盤の端面に穿設
    した複数の係合孔の一係合孔に弾発的に没入させるよう
    にし、前記係合爪杆の係合孔からの離脱は、当該係合爪
    杆の外縁に突設した係止縁に回動腕の先端の作動縁に設
    けた傾斜楔止面を係合して、前記バネの弾発力に抗して
    圧出させて行わせるようになし、前記回動腕の軸に固着
    した回動操作杆には、第2ソレノイドによって進退する
    作動杆の先端に関着した連杆の先端を係着し、回動腕の
    回動によって、その先端の傾斜楔止面を係合爪杆の外縁
    に突設した係止縁に係脱して、係合爪杆を前記係合孔に
    弾発的に出没させて、クラッチの係脱を行うようになし
    ておき、第1リミットスイッチの感知信号もしくは第2
    リミットスイッチの感知信号により第2ソレノイドが作
    動してクラッチが係合し、第2ソレノイドの作動が止ま
    ってクラッチが離脱するようにしたクラッチ切換装置
    と、 前記スライドテーブルの下側には、後方側面に剪断刃を
    設け、且つ上部にプレスヘッドを有し、下部にカム受転
    子を設けてなるシールプレス体を上下動可能に設け、当
    該シールプレス体の前方側には、上端部にバンドの引締
    め側を固定する第2クリップ部を形成し、下部にカム受
    転子を設けてなる第2クリップ体を上下動可能に設け、
    シールプレス体の後方側には、上端部にバンドの先端側
    を固定する第1クリップ部を形成し、その少し下位に引
    締め側バンド案内孔と、前記シールプレス体の剪断刃と
    協同してバンドを切断するカッター部とを有し、下部に
    カム受転子を設けてなる第1クリップ兼用カッターアン
    ビル体を上下動可能に設け、シールプレス体の側方に
    は、上部にヒーター部を有し、機枠にその下端を枢着
    し、中部にカム受転子を設けたヒーター用揺動腕体によ
    り進退自在なヒーター体を設け、一方機枠に回転自在に
    軸着したカム軸にはシールプレス体作動カム、第2クリ
    ップ体作動カム、第1クリップ兼用カッターアンビル体
    作動カム、ヒーター体作動カム、セパレータ作動カム、
    フィードバック腕作動カムが前記それぞれのカム受転子
    と係合するように軸着しておき、更に当該フィードバッ
    ク腕作動カムと係合してバンド溶着作動が一巡して終了
    したことを感知する第3リミットスイッチを機枠に固着
    しておき、 第1リミットスイッチからの感知信号により第2ソレノ
    イドを所定時間作動させ、クラッチを係合させ、当該カ
    ム軸を所定時間回転作動させ、これによって第1クリッ
    プ兼用カッターアンビル体作動カムが第1クリップ兼用
    カッターアンビル体を上昇してバンドの先端側をスライ
    ドテーブルとの間でクリップした後、フィードバック腕
    作動カムがフィードバック腕を上昇させてバンドを引締
    めるようになし、その引締めが限界までくるとバンド引
    締め装置が作動して感知し、その第2リミットスイッチ
    の感知信号により第2ソレノイドを作動させてクラッチ
    を係合させ、前記カム軸を回転作動させ、これによって
    第2クリップ体作動カムが第2クリップ体を上昇させて
    スライドテーブルの間でバンドの引締側をクリップし、
    その後セパレータ体作動カムがセパレータ体をスライド
    テーブルの下側から後退させ、入れ替わりにヒーター体
    作動カムが当該スライドテーブルの下側にヒーター体を
    進出させて上下のバンドを溶融させたうえ、ヒーター体
    を後退させ、その直後シールプレス体作動カムがシール
    プレス体を上昇して上下のバンドを圧接溶着させ、その
    後それぞれの前記作動カムを介して第1クリップ兼用カ
    ッターアンビル体を下降することによりバンドの引締側
    を切断し、その後シールプレス体、第2クリップ体を下
    降させ、セパレータ体をスライドテーブルの下側に進出
    させ、以上によって一連のバンド溶着作動が一巡して終
    了したことをフィードバック腕作動カムを介して第3リ
    ミットスイッチが感知し、この第3リミットスイッチの
    感知信号により第1ソレノイドを所定時間作動させて、
    フィードバック腕とこれに係着する上下作動杆を所定時
    間引き下げ、バンドを所定時間送り出すとともに、第2
    ソレノイドの作動を止めてクラッチを離脱させ、カム軸
    の回転作動を止めるようにしてなるバンド溶着作動機構
    と、 モーターからの回転駆動力をベルト式伝動機構により2
    方向に分岐し、一方は減速機を経てクラッチ切換装置の
    駆動回転輪に回転力が伝動されるようになし、クラッチ
    の係脱により駆動回転輪の回転力をバンド溶着作動機構
    のカム軸に切換え伝動されるようになし、他方はベルト
    式伝動機構によりバンド送り出し引締作動機構のフィー
    ドローラ駆動軸に回転力が伝動されるようになし、モー
    ター電源スイッチが入ることによりモーターが回転駆動
    し、前記2方向に回転駆動力が伝動されるとともに、第
    1ソレノイド、第2ソレノイド、第1リミットスイッ
    チ、第2リミットスイッチ、第3リミットスイッチおよ
    びこれらの作動制御回路などへ通電し、且つモーターヘ
    の電源スイッチが入ると同時に第1ソレノイドが所定時
    間作動してベルトを所定時間送り出すようにした駆動力
    伝動機構と、 ヒーター電源スイッチとヒーター体を所定の温度に暖め
    るための回路とからなるヒーター用電気系手段と、モー
    ター電源スイッチと前記モーターを駆動源とする駆動力
    伝動機構の作動や、第1ソレノイド、第2ソレノイド、
    第1リミットスイッチ、第2リミットスイッチ、第3リ
    ミットスイッチおよびこれらの作動を制御する回路とか
    らなる駆動用電気系手段とを別系列として構成するよう
    にした電気系手段とを、組み合わせ構成したことを特徴
    とする半自動バンド式梱包機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009262932A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Ee R C Kk 帯シート封緘機
CN114740574A (zh) * 2022-01-07 2022-07-12 深圳市锦昊安科技有限公司 一种智能导热散热的sfp光模块
WO2025030941A1 (zh) * 2023-08-07 2025-02-13 浙江维派包装设备有限公司 一种手提打包机

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