JP3017608U - 木造軸組み構造に於ける三角状補強材 - Google Patents
木造軸組み構造に於ける三角状補強材Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は木造軸組み構造の強度をより得られ
るようにすることが主要な目的である。 【構成】 木造軸組み構造の互いに直角に組まれている
一方の構造材と他方の構造材との間に適用される補強材
1に於て、上記補強材1は、上記一方の構造材の面に取
り付けられる一側べ−ス20と、上記他方の構造材の面
に取り付けられ、上記一側ベ−ス20に対して直角に連
続する他側ベ−ス40と、上記一側ベ−ス20及び他側
ベ−ス40の端部間をつなげる斜辺部材60と、から成
る三角状を有し、上記一側ベ−ス20及び他側ベ−ス4
0の断面はアングル状と成され、このアングル状断面の
側面が上記一方の構造材及び他方の構造材の面に面して
装着されることを特徴とする。
るようにすることが主要な目的である。 【構成】 木造軸組み構造の互いに直角に組まれている
一方の構造材と他方の構造材との間に適用される補強材
1に於て、上記補強材1は、上記一方の構造材の面に取
り付けられる一側べ−ス20と、上記他方の構造材の面
に取り付けられ、上記一側ベ−ス20に対して直角に連
続する他側ベ−ス40と、上記一側ベ−ス20及び他側
ベ−ス40の端部間をつなげる斜辺部材60と、から成
る三角状を有し、上記一側ベ−ス20及び他側ベ−ス4
0の断面はアングル状と成され、このアングル状断面の
側面が上記一方の構造材及び他方の構造材の面に面して
装着されることを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は木造軸組み構造に於ける三角状補強材に係り、更に詳しくは、軸組み された一方の構造材と他方の構造材との間に取り付けられ、構造材の補強を行な う三角状補強材に関する。
【0002】
周知の通り、木造軸組み構造があり、その1例としての建築物が多々建てられ ている。上記建築物の構造を図18を参照して見てみると、コンクリ−ト等から なる基礎170と、上記基礎170上で水平に位置する土台175と、上記土台 175上で垂直に組まれた柱190と、上記柱190上で水平に組まれたはり1 65と、上記はり165と土台175との間で垂直に組まれた間柱195と、上 記隣り合う柱190間で斜めに組まれた筋かい196と、の主要構造材から成る 。
【0003】 そして、上記はり165とはり165や、土台175と土台175、或いはは り165と柱190等は互いに直角に組まれている。
【0004】 所で、上記木造軸組み構造の建築物に於ては、上記互いに直角に組まれた一方 の構造材と他方の構造材との軸組み状態を補強する目的で補強材が取り付けられ ていた。具体的には、上記はり165とはり165との間には火打ちばり200 が、上記土台175と土台175との間には火打ち土台300が、上記はり16 5と柱190との間には方づえ400等が補強材として取り付けられていた。
【0005】 上記補強材を取り付ける目的としては、1として、上記一方の構造材と他方の 構造材とを互いに直角に組んだ状態にせしめるように、2として、上記一方の構 造材と他方の構造材とを互いに直角に組んだ状態で常時維持できるように、3と して、上記互いに直角に組んだ一方の構造材と他方の構造材とに応力が加わった とき、この応力に対して一方及び他方の構造材が良好に耐えられるように、する ことであり、加えて上記補強材自信にも応力に対する一定強度が求められるもの であった。
【0006】 そして、上記目的を達成しようとする従来の上記各補強材は、断面が矩形状、 全体が棒状の部材であって、この補強材の一端が上記一方の構造材に固定され、 他端が上記他方の構造材に固定されていた。つまり、上記従来の補強材は、上記 一方の構造材と他方の構造材との2点間をつなぐ補強材であった。
【0007】
上記従来技術によると、次の点に於て幾つかの不具合を有する。1として、上 記補強材は棒状の部材であった為に、上記一方の構造材と他方の構造材との間に 取り付けるとき、取り付け方によっては一方の構造材と他方の構造材とが互いに 直角に組まれない危険があった。言い換えれば、上記一方の構造材と他方の構造 材とが互いに直角に組まれていなくとも、上記補強材は棒状の部材である為、上 記一方及び他方の構造材間に取り付けることができる。この為に上記一方の構造 材と他方の構造材とが直角に組まれていない状態となり易く、建築物の構造が弱 くなる危険性があった。
【0008】 また2として、上記補強材は上記一方の構造材と他方の構造材との間に取り付 けた状態に於ては、上記一方の構造材と他方の構造材との間で突っ張り状態にあ る。この為、上記一方の構造材と他方の構造材とに応力がかかったとき、一方或 いは他方の構造材が上記補強材を介して他方或いは一方の構造材を押したり、引 いたりする。これによって、上記一方及び他方の構造材の軸組み部分に、上記補 強材の存在によって生じる応力が加わり易く、互いに直角に組まれた構造材にず れが生じる恐れがあった。
【0009】 更に3として、上記補強材は、上記一方の構造材と他方の構造材との間を2点 でつないでいる。つまり、上記補強材の一端が一方の構造材に固定され、他端が 他方の構造材に固定された状態にあり、この2点間を線状につないでいるだけで ある。この為に、上記一方の構造材及び他方の構造材に応力がかかったとき、上 記補強材は2点間のみでこの応力を受けることとなり、構造的に弱いところがあ った。
【0010】 そして4として、上記一方の構造材及び他方の構造材にかかる応力をみてみる と、例えば地震によって、縦揺れや横ゆれ或いはこれらの揺れが合成されたひね りの揺れによる応力がある。所が従来の補強材の断面を見たとき、単に矩形状と 成されている。この為に、上記一方の構造材及び他方の構造材に上記複雑な方向 の応力が加わったとき、補強材としての強度が不十分なところがあった。
【0011】 従って本考案の目的とする所は、1として、上記一方の構造材と他方の構造材 とが互いに直角に組まれた状態で補強材を取り付けることができ、2として、上 記一方の構造材と他方の構造材とが互いに直角に組まれた状態を維持し易く、3 として、上記互いに直角に組んだ一方の構造材と他方の構造材とに応力が加わっ たとき、より応力に耐えられ、加えて4として、上記補強材自信に応力に対する 強度がより得られる技術を提供するにある。
【0012】
上記目的を解決する為に本考案は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に対 応する添付図面中の符号を用いてこれを説明すると、本考案は木造軸組み構造の 互いに直角に組まれている一方の構造材と他方の構造材との間に適用される補強 材1に於て; 上記補強材1は、上記一方の構造材の面に取り付けられる一側べ−ス20と、 上記他方の構造材の面に取り付けられ、上記一側ベ−ス20に対して直角に連続 する他側ベ−ス40と、上記一側ベ−ス20及び他側ベ−ス40の端部間をつな げる斜辺部材60と、から成る三角状を有し、上記一側ベ−ス20及び他側ベ− ス40の断面はアングル状と成され、この断面アングル状の側面が上記一方の構 造材及び他方の構造材の面に面して装着されることを特徴とする木造軸組み構造 に於ける三角状補強材である。
【0013】
上記構成によりその使い方を説明する。即ち、上記三角状補強材1を木造軸組 み構造の互いに直角に組まれている一方の構造材と他方の構造材との間に取り付 ける。このとき、上記一側ベ−ス20のL字状断面の側面は、一方の構造材の面 に面して装着され、上記他側ベ−ス40のL字状断面の側面は、他方の構造材の 面に面して装着されている。
【0014】 具体的には、上記三角補強材1は例えば木造軸組み構造の建築物に使用され、 上記建築物の一方のはりと他方のはりとの間や一方の土台と他方の土台との間、 或いははりと柱との間等に取り付けられる。上記一方のはりと他方のはりとの間 に上記三角状補強材1を取り付けた場合、上記一側ベ−ス20のL字状断面の側 面は上記一方のはりの面に面して装着され、上記他側ベ−ス40のL字状断面の 側面は上記他方のはりの面に面して装着されている。また、上記一方の土台と他 方の土台との間に上記三角状補強材1を取り付けた場合、上記一側ベ−ス20の L字状断面の側面は上記一方の土台の面に面して装着され、上記他側ベ−ス40 のL字状断面の側面は上記他方の土台の面に面して装着されている。また、上記 はりと柱との間に上記三角状補強材1を取り付けた場合、上記一側ベ−ス20の L字状断面の側面は上記はりの面に面して装着され、上記他側ベ−ス40のL字 状断面の側面は上記柱の面に面して装着されている。
【0015】
次に、添付図面に従い本考案の実施例を詳述する。本考案の三角状補強材1は 、木造軸組み構造の一方の構造材と他方の構造材との間に適用されものである。 そして、上記一方の構造材と他方の構造材は、互いに直角に組まれている。上記 木造軸組み構造の例として、本実施例では木造軸組み構造の建築物を示す。
【0016】 即ち、図1を参照すると、上記木造軸組み構造の建築物は、コンクリ−ト等か らなる基礎70と、上記基礎70上に水平に組まれた土台と、上記土台上に垂直 に組まれた柱90と、上記柱90上に水平に組まれたはりと、上記はりと土台と の間に垂直に組まれた間柱95と、上記隣り合う柱90間に斜めに組まれた筋か い96と、の主要構造材から成る。
【0017】 上記はりに於て、隣り合うはりは互いに直角に組まれている。また、上記土台 に於て、隣り合う土台は互いに直角に組まれている。また、上記はりと柱90は 互いに直角に組まれている。また、上記柱90と土台は互いに直角に組まれてい る。
【0018】 そして、上記木造軸組み構造の建築物に適用される三角状補強材1は、上記建 築物の中の各構造材間に取り付けられる。具体的には、上記はりに適用する場合 、上記三角状補強材1は、一方のはり65Aと他方のはり65Bとの間に取り付 けられる火打ちばりとして適用される。また、上記土台に適用する場合、上記三 角状補強材1は、一方の土台75Aと他方の土台75Bとの間に取り付けられる 火打ち土台として適用される。また、上記柱90と他方のはり65Bとの間に適 用する場合、上記三角状補強材1は、上記柱90と他方のはり65Bとの間に取 り付けられる方づえとして適用される。
【0019】 以下上記三角状補強材1が上記火打ちばりとして適用される場合を例にとり、 上記三角状補強材1の構成を述べる。上記三角状補強材1は、一側ベ−ス20と 、他側ベ−ス40と、斜辺部材60とから成る。上記一側ベ−ス20は、上記一 方のはり65Aの内側垂直面65Aaに取り付けられるものであって、上記一方 のはり65Aの内側垂直面65Aaに取り付けられる第1一側ベ−ス片21と、 第2一側ベ−ス片22とに区分される。上記第1一側ベ−ス片21の表面21A は平坦な面である。つまり、上記第1一側ベ−ス片21の表面21A全面は、上 記一方のはり65Aの内側垂直面65Aaに面するものである。
【0020】 また、上記第1一側ベ−ス片21には、複数個の一側貫通孔23(この例では 2個の一側貫通孔23)が形成されている。上記複数の一側貫通孔23は、上記 三角状補強材1を一方のはり65Aに取り付けるとき、上記第1一側ベ−ス片2 1の表面21Aを上記一方のはり65Aの内側垂直面65Aaに接触せしめた状 態で固定する為の孔であって、上記一側貫通孔23には、ボルト80が通される 。
【0021】 そして、上記第1一側ベ−ス片21と、上記第2一側ベ−ス片22とは互いの 長手辺どうしが連続した状態にあり、而も上記第1及び第2一側ベ−ス片21、 22は互いに直角を成している。つまり、上記一側ベ−ス20は、この一側ベ− ス20の長手方向Xに直角な断面がアングル状と成されている(図11参照)。
【0022】 次に、上記他側ベ−ス40は、上記他方のはり65Bの内側垂直面65Baに 取り付けられるものであって、上記他方のはり65Bの内側垂直面65Baに取 り付けられる第1他側ベ−ス片41と、第2他側ベ−ス片42とに区分される。 上記第1他側ベ−ス片41の表面41Aは平坦な面である。つまり、上記第1他 側ベ−ス片41の表面41A全面は、上記他方のはり65Bの内側垂直面65B aに面するものである。
【0023】 また、上記第1他側ベ−ス片41には、複数個の他側貫通孔43(この例では 2個の他側貫通孔43)が形成されている。上記複数の他側貫通孔43は、上記 三角状補強材1を他方のはり65Bに取り付けるとき、上記第1他側ベ−ス片4 1の表面41Aを上記他方のはり65Bの内側垂直面65Baに接触せしめた状 態で固定する為の孔であって、上記他側貫通孔43には、ボルト80が通される 。
【0024】 そして、上記第1他側ベ−ス片41と、上記第2他側ベ−ス片42とは互いの 長手辺どうしが連続した状態にあり、而も上記第1及び第2他側ベ−ス片41、 42は互いに直角を成している。つまり、上記他側ベ−ス40は、この他側ベ− ス40の長手方向Yに直角な断面がアングル状と成されている(図12参照)。
【0025】 そして、上記一側ベ−ス20の一端部25と、他側ベ−ス40の一端部45と は互いに直角と成して連続している。詳しくは、上記第1一側ベ−ス片21と、 上記第1他側ベ−ス片41とは互いに直角と成るよう連続している。上記第1一 側ベ−ス片21の裏面21Bと、上記第1他側ベ−ス片41の裏面41Bとは、 同じ側にある。また、上記第2一側ベ−ス片22と、上記第2他側ベ−ス片42 とは互いに直角に成るよう連続している。詳しくは、上記第2一側ベ−ス片22 の裏面22Bと、上記第2他側ベ−ス片42の裏面42Bとは、同一平面内に成 るよう連続している。
【0026】 次に、上記斜辺部材60は、上記一側ベ−ス20と、他側ベ−ス40とをつな げるものであって、第1斜辺部材片61と、第2斜辺部材片62とに区分される 。上記第1斜辺部材片61と、上記第2斜辺部材片62とは互いの長手辺どうし が連続した状態にあり、而も上記第1及び第2斜辺部材片61、62は互いに直 角を成している。つまり、上記斜辺部材60は、この斜辺部材60の長手方向Z に直角な断面がアングル状と成されている(図13参照)。そして、上記第1斜 辺部材片61の裏面61Bと、上記第2斜辺部材片62の裏面62Bとは互いに 同じ側にある。
【0027】 そして、上記斜辺部材60は、上記一側ベ−ス20の他端部24と、上記他側 ベ−ス40の他端部44とをつなげるように取り付けられている。詳しくは、上 記第1斜辺部材片61の一側端部61Cが上記一側ベ−ス20の第1一側ベ−ス 片21の一側端部21Cに固定されている。また、上記第2斜辺部材片62の一 側端部62Cが上記一側ベ−ス20の第2一側ベ−ス片22の一側端部22Cに 固定されている。他方、上記第1斜辺部材辺61の他側端部61Dが上記他側ベ −ス40の第1他側ベ−ス片41の一側端部41Cに固定されている。また、上 記第2斜辺部材片62の他側端部62Dが上記他側ベ−ス40の第2他側ベ−ス 片42の一側端部42Cに固定されている。
【0028】 以上の構成により図1及び図14並びに図15を参照してその取り付け方を説 明する。即ち、上記三角状補強材1を木造軸組み構造の互いに直角に組まれてい る一方のはり65Aと他方のはり65Bとの間に取り付ける。取り付けに際して は、ボルト80及びナット81並びに座金82を用意する。
【0029】 先ず、上記三角状補強材1を上記一方のはり65A及び他方はり65Bに当て がう。このとき、上記三角状補強材1の一側ベ−ス20の第1一側ベ−ス片21 の表面21Aは、上記一方のはり65Aの内側垂直面65Aaに面する。言い換 えれば、上記一側ベ−ス20のアングル状断面の側面が上記一方のはり65Aの 面に面して装着される。また、上記他側ベ−ス40の第1他側ベ−ス片41の表 面41Aは、上記他方のはり65Bの内側垂直面65Baに面する。言い換えれ ば、上記他側ベ−ス40のアングル状断面の側面が上記他方のはり65Bの面に 面して装着される。
【0030】 次に、上記ボルト80及びナット81並びに座金82を用いて上記三角状補強 材1を一方及び他方のはり65A、65Bに固定する。つまり、上記ボルト80 を上記一側ベ−ス20の一側貫通孔23に通した後、上記一方のはり65Aに通 し、上記一方のはり65Aの外側垂直面側に臨ませ、上記座金82及びナット8 1で固定する。また、上記ボルト80を上記他側ベ−ス40の他側貫通孔43に 通した後、上記他方のはり65Bに通し、上記他方のはり65Bの外側垂直面6 5Bb側に臨ませ、上記座金82及びナット81で固定する。
【0031】 以上は上記三角状補強材1を上記一方のはり65A及び他方のはり65B間に 取り付ける火打ちばりとして適用した例を示した。次に、図1を参照して上記三 角状補強材1を上記一方の土台75A及び他方の土台75B間に取り付ける火打 ち土台として適用する例を示す。この例では、上記三角上補強材1は、上記火打 ちばりとして適用した三角状補強材1と同様の構成から成る。
【0032】 そこで、取り付け方を説明すると、上記三角状補強材1を木造軸組み構造の互 いに直角に組まれている一方の土台75Aと他方の土台75Bとの間に取り付け る。取り付けに際しては、ボルト80及びナット81並びに座金82を用意する 。
【0033】 先ず、上記三角状補強材1を上記一方の土台75A及び他方の土台75Bに当 てがう。このとき、上記三角状補強材1の一側ベ−ス20の第1一側ベ−ス片2 1の表面21Aは、上記一方の土台75Aの内側垂直面75Aaに面する。言い 換えれば、上記一側ベ−ス20のアングル状断面の側面が上記一方の土台75A の面に面して装着される。また、上記他側ベ−ス40の第1他側ベ−ス片41の 表面41Aは、上記他方の土台75Bの内側垂直面75Baに面する。言い換え れば、上記他側ベ−ス40のアングル状断面の側面が上記他方の土台75Bの面 に面して装着される。次に、上記ボルト80及びナット81並びに座金82を用 いて上記三角状補強材1を一方及び他方の土台75A、75Bに固定する。
【0034】 次に、図1及び図16を参照して上記三角状補強材1を上記柱90及び他方の はり65B間に取り付ける方づえとして適用する例を示す。この例では、上記三 角上補強材1は、上記火打ちばりとして適用した三角状補強材1と同様の構成か ら成る。
【0035】 そこで、取り付け方を説明すると、上記三角状補強材1を木造軸組み構造の互 いに直角に組まれている他方のはり65Bと柱90との間に取り付ける。取り付 けに際しては、ボルト80及びナット81並びに座金82を用意する。
【0036】 先ず、上記三角状補強材1を上記他方のはり65B及び柱90に当てがう。こ のとき、上記三角状補強材1の一側ベ−ス20の第1一側ベ−ス片21の表面2 1Aは、上記柱90の一側垂直面90aに面する。言い換えれば、上記一側ベ− ス20のアングル状断面の側面が上記柱90の面に面して装着される。また、上 記他側ベ−ス40の第1他側ベ−ス片41の表面41Aは、上記他方のはり65 Bの下側水平面65Bcに面する。言い換えれば、上記他側ベ−ス40のアング ル状断面の側面が上記他方のはり65Bの面に面して装着される。次に、上記ボ ルト80及びナット81並びに座金82を用いて上記三角状補強材1を柱90と 他方のはり65Bとに固定する。
【0037】 以上は、上記三角上補強材1の1つの実施例を示した。次に、図17を参照し て上記実施例で示した三角状補強材1の変形例を説明する。この例では上記斜辺 部材60の、一側ベ−ス20及び他側ベ−ス40に対する固定向きが異なってい る。詳しくは、上記第1斜辺部材片61の一側端部61Cが上記一側ベ−ス20 の第2一側ベ−ス片22の一側端部22Cに固定されている。他方、上記第1斜 辺部材辺61の他側端部61Dが上記他側ベ−ス40の第2他側ベ−ス片42の 一側端部42Cに固定されている。
【0038】 尚、上記三角状補強材1の1つの例としての大きさは、上記一側ベ−ス20の 長さが720mm、上記他側ベ−ス40の長さが720mm、上記斜辺部材60 の長さが760mmである。また、上記各ベ−ス片の幅sは50mmである。更 に、上記一側及び他側ベ−ス20、40、斜辺部材60の厚さtは5mm程度で ある(図11から図13参照)。また、上記三角状補強材1は、1例として鋼材 から成り、防錆処理が施されている。
【0039】 以上のように、上記三角状補強材1を上記一方のはり65A及び他方はり65 Bの間に取りつけたり、上記一方の土台75A及び他方の土台75B間に取り付 けたり、上記柱90及び他方のはり65B間に取り付けたりすることで、上記各 構造材間の直角な軸組み構造を補強することができる。
【0040】
以上詳述した如く、本考案は1として、上記一側ベ−スと他側ベ−スとを備え 、これらを互いに直角と成したことにより、上記三角状補強材を一方の構造材及 び他方の構造材間に取り付けたとき、上記一方の構造材及び他方の構造材が直角 と成した状態でのみ上記三角状補強材を取り付けることとなり、上記一方の構造 材と他方の構造材とが互いに直角に組まれた状態で上記三角状補強材を取り付け ることができ、これによって、軸組み構造に本来の強度が得られる。
【0041】 また2として、上記一方の構造材及び他方の構造材間に取り付けた三角状補強 材は、上記一側ベ−ス及び他側ベ−スが上記一方及び他方の構造材のそれぞれに 取り付けられていると共に、上記一側及び他側ベ−ス間をつなぐ斜辺部材を有す ることにより、上記一方及び他方の構造材に応力が加わったとき、上記一方及び 他方の構造材の軸組み部分に応力が加わりにくく、上記一方の構造材と他方の構 造材とが互いに直角に組まれた状態を維持し易い。
【0042】 また3として、上記三角状補強材を上記一方及び他方の構造材間に取り付けた 状態では上記一方及び他方のベ−ス、並びに斜辺部材による三角状の平面内で上 記一方及び他方の構造材を補強しているので、上記互いに直角に組んだ一方の構 造材と他方の構造材とに応力が加わったとき、上記三角状補強材は、上記応力に より耐えられる強度をもち、以って上記一方及び他方の構造材をより応力に強い 構造とすることができる。
【0043】 また4として、上記三角状補強材の断面をアングル状としたことにより、縦揺 れや横ゆれ或いはこれらの揺れが合成されたひねりの揺れに対応する応力を上記 三角状補強材が受けたとき、これらの応力により耐えられる強度を得ることがで きる。
【図1】本考案の実施例で示した三角状補強材の使用状
態を示した図である。
態を示した図である。
【図2】本考案の実施例で示した三角状補強材の第一斜
視図である。
視図である。
【図3】本考案の実施例で示した三角状補強材の第二斜
視図である。
視図である。
【図4】本考案の実施例で示した三角状補強材の第三斜
視図である。
視図である。
【図5】本考案の実施例で示した三角状補強材の正面図
である。
である。
【図6】本考案の実施例で示した三角状補強材の背面図
である。
である。
【図7】本考案の実施例で示した三角状補強材の左側面
図である。
図である。
【図8】本考案の実施例で示した三角状補強材の右側面
図である。
図である。
【図9】本考案の実施例で示した三角状補強材の平面図
である。
である。
【図10】本考案の実施例で示した三角状補強材の底面
図である。
図である。
【図11】本考案の実施例で示した三角状補強材の図5
のA−A線に沿った横断端面図である。
のA−A線に沿った横断端面図である。
【図12】本考案の実施例で示した三角状補強材の図5
のB−B線に沿った斜め断端面図である。
のB−B線に沿った斜め断端面図である。
【図13】本考案の実施例で示した三角状補強材の図5
のC−C線に沿った縦断端面図である。
のC−C線に沿った縦断端面図である。
【図14】本考案の実施例で示した三角状補強材をはり
とはりとの間に取り付けた斜視図である。
とはりとの間に取り付けた斜視図である。
【図15】本考案の実施例で示した三角状補強材の図1
4のD−D線に沿った縦断端面図である。
4のD−D線に沿った縦断端面図である。
【図16】本考案の実施例で示した三角状補強材をはり
と柱との間に取り付けた斜視図である。
と柱との間に取り付けた斜視図である。
【図17】本考案の実施例で示した三角状補強材の変形
例を示した斜視図である。
例を示した斜視図である。
【図18】従来例を示した図である。
1 三角状補強材 20 一側ベ−ス 40 他側ベ−ス 60 斜辺部材
Claims (1)
- 【請求項1】 木造軸組み構造の互いに直角に組まれて
いる一方の構造材と他方の構造材との間に適用される補
強材1に於て;上記補強材1は、上記一方の構造材の面
に取り付けられる一側べ−ス20と、上記他方の構造材
の面に取り付けられ、上記一側ベ−ス20に対して直角
に連続する他側ベ−ス40と、上記一側ベ−ス20及び
他側ベ−ス40の端部間をつなげる斜辺部材60と、か
ら成る三角状を有し、上記一側ベ−ス20及び他側ベ−
ス40の断面はアングル状と成され、このアングル状断
面の側面が上記一方の構造材及び他方の構造材の面に面
して装着されることを特徴とする木造軸組み構造に於け
る三角状補強材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1995005182U JP3017608U (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | 木造軸組み構造に於ける三角状補強材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1995005182U JP3017608U (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | 木造軸組み構造に於ける三角状補強材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3017608U true JP3017608U (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=43153085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1995005182U Expired - Lifetime JP3017608U (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | 木造軸組み構造に於ける三角状補強材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3017608U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7097132B1 (ja) * | 2022-02-07 | 2022-07-07 | 株式会社アディックス都市建築設計事務所 | 躯体構造及びその構築工法 |
-
1995
- 1995-05-01 JP JP1995005182U patent/JP3017608U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7097132B1 (ja) * | 2022-02-07 | 2022-07-07 | 株式会社アディックス都市建築設計事務所 | 躯体構造及びその構築工法 |
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