JP3010885B2 - H形鋼ウエブ高さの測定方法および測定装置 - Google Patents
H形鋼ウエブ高さの測定方法および測定装置Info
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- JP3010885B2 JP3010885B2 JP4056296A JP5629692A JP3010885B2 JP 3010885 B2 JP3010885 B2 JP 3010885B2 JP 4056296 A JP4056296 A JP 4056296A JP 5629692 A JP5629692 A JP 5629692A JP 3010885 B2 JP3010885 B2 JP 3010885B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱間粗圧延後、テー
ブルローラを走行中のH形鋼のウェブ高さを、H形鋼を
停止することなく、非接触で、H形鋼の長さ方向全長に
渡って測定するための測定方法および測定装置に関する
ものである。
ブルローラを走行中のH形鋼のウェブ高さを、H形鋼を
停止することなく、非接触で、H形鋼の長さ方向全長に
渡って測定するための測定方法および測定装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】粗圧延後のH形鋼の断面寸法測定方法に
ついては、従来からH形鋼のウェブ位置の測定に関する
種々の技術開発がなされている。図3はH形鋼圧延ライ
ンの圧延機配置を示す図、図4〜6は各圧延機出側での
H形鋼の形状を示す垂直縦断面図である。図面に示すよ
うに、H形鋼11、12、13はラインの長さ方向位置によっ
てその形状が異なっている。H形鋼のウェブ位置は、図
4〜6に示すフランジ部の位置1fの中央位置Bに対し
て、ウェブ1wの位置がどの程度上下方向にずれているか
という指標である量であり、これは、一般に中心の偏り
と呼ばれている。このH形鋼のウェブ位置の測定に関す
る技術としては、既に、特開昭49-101,046号公報、特開
昭59-79,105 号公報、特開昭57-67,810 号公報が提案さ
れている。
ついては、従来からH形鋼のウェブ位置の測定に関する
種々の技術開発がなされている。図3はH形鋼圧延ライ
ンの圧延機配置を示す図、図4〜6は各圧延機出側での
H形鋼の形状を示す垂直縦断面図である。図面に示すよ
うに、H形鋼11、12、13はラインの長さ方向位置によっ
てその形状が異なっている。H形鋼のウェブ位置は、図
4〜6に示すフランジ部の位置1fの中央位置Bに対し
て、ウェブ1wの位置がどの程度上下方向にずれているか
という指標である量であり、これは、一般に中心の偏り
と呼ばれている。このH形鋼のウェブ位置の測定に関す
る技術としては、既に、特開昭49-101,046号公報、特開
昭59-79,105 号公報、特開昭57-67,810 号公報が提案さ
れている。
【0003】特開昭49-101,046号公報に開示された、移
動中の形鋼のウェブ位置測定装置:仮想の位置に設けた
基準面上の基準点より、上記基準面の固定角をなす位置
に設置し、且つ上記設置位置と上記基準点を結ぶ光線上
の照射点のみを検出する光検出手段と、上記基準点を照
射する基準入射光線を中心にして定角度範囲を周期的に
走査する光走査手段とをそれぞれフランジ端面用とウェ
ブ面用にそれぞれの基準点が形鋼の同一断面内にある如
く、又上記基準面缶の距離を必要に応じ可変可能に設
け、上記光走査手段で上記基準面より変位するフランジ
端面およびウェブ面上を走査した場合に、光検出手段で
検出される照射点を作る入射光線と上記九順入射光線と
の角度差を検出する角度差検出手段と、該角度差を上記
基準面に対するフランジ端面およびウェブ面の変位量に
変換する角度差変位量変換手段と、該両変位量と上記基
準面間距離との演算手段よりなる移動中の形鋼のウェブ
位置測定装置。
動中の形鋼のウェブ位置測定装置:仮想の位置に設けた
基準面上の基準点より、上記基準面の固定角をなす位置
に設置し、且つ上記設置位置と上記基準点を結ぶ光線上
の照射点のみを検出する光検出手段と、上記基準点を照
射する基準入射光線を中心にして定角度範囲を周期的に
走査する光走査手段とをそれぞれフランジ端面用とウェ
ブ面用にそれぞれの基準点が形鋼の同一断面内にある如
く、又上記基準面缶の距離を必要に応じ可変可能に設
け、上記光走査手段で上記基準面より変位するフランジ
端面およびウェブ面上を走査した場合に、光検出手段で
検出される照射点を作る入射光線と上記九順入射光線と
の角度差を検出する角度差検出手段と、該角度差を上記
基準面に対するフランジ端面およびウェブ面の変位量に
変換する角度差変位量変換手段と、該両変位量と上記基
準面間距離との演算手段よりなる移動中の形鋼のウェブ
位置測定装置。
【0004】開昭59-79,105 号公報に開示された、H形
鋼の寸法形状測定方法:ビーム光あるいは帯状光をH形
鋼に照射して得られるH形鋼の光切断像を画像計測する
ことによりH形鋼の寸法形状を測定する方法において、
光切断像の演算処理に際し、画像上のある行(または
列)上の最高強度をもつ画素の位置CM とその強度IM
およびその両隣の画素の強度IM-1 、IM+1 を求め、 なる演算によって算出された値をその行(または列)に
おける光切断像位置とするH形鋼の寸法形状測定方法。
(以下、「先行技術2」という)。
鋼の寸法形状測定方法:ビーム光あるいは帯状光をH形
鋼に照射して得られるH形鋼の光切断像を画像計測する
ことによりH形鋼の寸法形状を測定する方法において、
光切断像の演算処理に際し、画像上のある行(または
列)上の最高強度をもつ画素の位置CM とその強度IM
およびその両隣の画素の強度IM-1 、IM+1 を求め、 なる演算によって算出された値をその行(または列)に
おける光切断像位置とするH形鋼の寸法形状測定方法。
(以下、「先行技術2」という)。
【0005】特開昭57-67,810 号公報に開示された、H
形鋼ウェブ位置測定装置:圧延中のH形鋼近傍に非接触
にて設けられた放射線式ウェブ厚さ計、光学式ウェブ上
面位置計および光学式フランジ上端面位置検出器を含
み、前記各測定器から得られるウェブ厚さ、ウェブ上面
位置およびフランジ上端面位置信号を演算処理し、H形
鋼ウェブ位置を非接触にて測定するH形鋼ウェブ位置測
定装置。(以下、「先行技術3」という)。
形鋼ウェブ位置測定装置:圧延中のH形鋼近傍に非接触
にて設けられた放射線式ウェブ厚さ計、光学式ウェブ上
面位置計および光学式フランジ上端面位置検出器を含
み、前記各測定器から得られるウェブ厚さ、ウェブ上面
位置およびフランジ上端面位置信号を演算処理し、H形
鋼ウェブ位置を非接触にて測定するH形鋼ウェブ位置測
定装置。(以下、「先行技術3」という)。
【0006】先行技術1、2および3は、いずれも、上
述したH形鋼のウェブ位置、即ち、中心の偏りを測定す
るものであり、ウェブ高さの測定に関するものではな
い。
述したH形鋼のウェブ位置、即ち、中心の偏りを測定す
るものであり、ウェブ高さの測定に関するものではな
い。
【0007】図3に、H形鋼の圧延工程における圧延機
配置と各圧延機出側におけるH形鋼の断面形状を示す。
粗圧延機6の出側、拡幅圧延機7の出側におけるH形鋼
1の断面形状は、図4、図5に示す通りであり、H形鋼
1の幅方向両側のフランジ部1fは、中央部が「く」の字
形に折れた特異な形状を有している。この両側の屈曲点
の位置を図4〜6に示すようにA、Bと定めると、Aと
Bとの間の距離が「ウェブ高さHAB」と定義される。そ
して、粗圧延機6、拡幅圧延機7の出側における断面形
状を有するH形鋼1のウェブ高さHABを測定する手段
は、従来はなかった。
配置と各圧延機出側におけるH形鋼の断面形状を示す。
粗圧延機6の出側、拡幅圧延機7の出側におけるH形鋼
1の断面形状は、図4、図5に示す通りであり、H形鋼
1の幅方向両側のフランジ部1fは、中央部が「く」の字
形に折れた特異な形状を有している。この両側の屈曲点
の位置を図4〜6に示すようにA、Bと定めると、Aと
Bとの間の距離が「ウェブ高さHAB」と定義される。そ
して、粗圧延機6、拡幅圧延機7の出側における断面形
状を有するH形鋼1のウェブ高さHABを測定する手段
は、従来はなかった。
【0008】近年、H形鋼の外法寸法一定化のニーズか
ら、図3の拡幅圧延機7により、所定のウェブ高さ寸法
に制御する要求が高まってきており、粗圧延機6、拡幅
圧延機7の出側におけるウェブ高さHABの連続測定が望
まれているが、このような自動測定装置は未だ開発され
ていない。
ら、図3の拡幅圧延機7により、所定のウェブ高さ寸法
に制御する要求が高まってきており、粗圧延機6、拡幅
圧延機7の出側におけるウェブ高さHABの連続測定が望
まれているが、このような自動測定装置は未だ開発され
ていない。
【0009】H形鋼のウェブ高さHABを自動的に測定す
る上で、技術的な問題は以下の通りである。 (1) 図3において、テーブルローラ2上を走行中のH形
鋼1は、上下方向に振動するため、A点およびB点も上
下方向に同様に振動する。 (2) 水平方向の中央ずれが発生する。即ち、H形鋼1の
蛇行があり、A点およびB点が水平方向に変動する。 上記(1) 、(2) に示した外乱が誤差になることを防ぐ測
定方法を構築する必要がある。
る上で、技術的な問題は以下の通りである。 (1) 図3において、テーブルローラ2上を走行中のH形
鋼1は、上下方向に振動するため、A点およびB点も上
下方向に同様に振動する。 (2) 水平方向の中央ずれが発生する。即ち、H形鋼1の
蛇行があり、A点およびB点が水平方向に変動する。 上記(1) 、(2) に示した外乱が誤差になることを防ぐ測
定方法を構築する必要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のH形鋼の、ウェ
ブ高さHABの測定は、人間が、専用のノギスを使用し
て、手作業で行っていたが、この方法は下記の問題点を
有していた。 (1) 手作業のため、専任の測定作業員が必要であり、人
件費が嵩む。また、熱間のH形鋼に対する測定は、重労
働且つ危険な作業である。 (2) H形鋼の移動を停止して、上記測定作業を行うた
め、作業に時間を要し、H形鋼の温度が低下し、次工程
である仕上圧延機での圧延に支障が生じる。 (3) 上記(1) 、(2) より、H形鋼の長さ方向に渡ったウ
ェブ高さHABの連続測定が事実上不可能となり、長さ方
向のウェブ高さの変動を知ることができない。
ブ高さHABの測定は、人間が、専用のノギスを使用し
て、手作業で行っていたが、この方法は下記の問題点を
有していた。 (1) 手作業のため、専任の測定作業員が必要であり、人
件費が嵩む。また、熱間のH形鋼に対する測定は、重労
働且つ危険な作業である。 (2) H形鋼の移動を停止して、上記測定作業を行うた
め、作業に時間を要し、H形鋼の温度が低下し、次工程
である仕上圧延機での圧延に支障が生じる。 (3) 上記(1) 、(2) より、H形鋼の長さ方向に渡ったウ
ェブ高さHABの連続測定が事実上不可能となり、長さ方
向のウェブ高さの変動を知ることができない。
【0011】従って、この発明の目的は、粗圧延後のH
形鋼の走行を停止することなく、その全長に渡ってウェ
ブ高さを自動的に測定することができる、H形鋼ウェブ
高さの測定方法および測定装置を提供することにある。
形鋼の走行を停止することなく、その全長に渡ってウェ
ブ高さを自動的に測定することができる、H形鋼ウェブ
高さの測定方法および測定装置を提供することにある。
【0012】この発明の方法は、熱間圧延ラインに設置
された粗圧延機および/または拡幅圧延機の下流側のテ
ーブルローラ上を走行中のH形鋼の幅方向両側の外側の
各々に、前記H形鋼と所定距離あけて変位分布測定装置
を互いに対向させて設け、前記H形鋼の両側の「く」の
字形の断面形状を有するフランジ面から前記変位分布測
定装置までの距離の変位分布を前記2台の変位分布測定
装置によって各々検出し、検出した変位分布の検出値か
ら、両側のフランジについて、「く」の字形の断面形状
を有するフランジ面のほぼ中央に位置する屈曲点の水平
方向座標を演算処理によって各々求め、これにより、一
方側のフランジの前記屈曲点と他方側のフランジの前記
屈曲点との間の距離、即ち、前記H形鋼のウェブ高さを
求めることに特徴を有するものである。この発明の装置
は、熱間圧延ラインに設置された粗圧延機および/また
は拡幅圧延機の下流側のテーブルローラ上を走行中のH
形鋼の幅方向両側の各々に、前記H形鋼と所定距離あけ
て互いに対向して設けられた、前記H形鋼の両側の
「く」の字形の断面形状を有するフランジ面までの距離
の変位分布を検出するための変位分布測定装置と、前記
2台の変位分布測定装置の各々によって検出した変位分
布の検出値から、前記「く」の字形の断面形状を有する
フランジ面のほぼ中央に位置する屈曲点の水平方向座標
を両側のフランジについて各々求め、これにより、一方
側のフランジの前記屈曲点と他方側のフランジの前記屈
曲点との間の距離、即ち、前記H形鋼のウェブ高さを演
算処理によって求めるための、前記変位分布測定装置に
取りつけられた演算処理器とからなることに特徴を有す
るものである。
された粗圧延機および/または拡幅圧延機の下流側のテ
ーブルローラ上を走行中のH形鋼の幅方向両側の外側の
各々に、前記H形鋼と所定距離あけて変位分布測定装置
を互いに対向させて設け、前記H形鋼の両側の「く」の
字形の断面形状を有するフランジ面から前記変位分布測
定装置までの距離の変位分布を前記2台の変位分布測定
装置によって各々検出し、検出した変位分布の検出値か
ら、両側のフランジについて、「く」の字形の断面形状
を有するフランジ面のほぼ中央に位置する屈曲点の水平
方向座標を演算処理によって各々求め、これにより、一
方側のフランジの前記屈曲点と他方側のフランジの前記
屈曲点との間の距離、即ち、前記H形鋼のウェブ高さを
求めることに特徴を有するものである。この発明の装置
は、熱間圧延ラインに設置された粗圧延機および/また
は拡幅圧延機の下流側のテーブルローラ上を走行中のH
形鋼の幅方向両側の各々に、前記H形鋼と所定距離あけ
て互いに対向して設けられた、前記H形鋼の両側の
「く」の字形の断面形状を有するフランジ面までの距離
の変位分布を検出するための変位分布測定装置と、前記
2台の変位分布測定装置の各々によって検出した変位分
布の検出値から、前記「く」の字形の断面形状を有する
フランジ面のほぼ中央に位置する屈曲点の水平方向座標
を両側のフランジについて各々求め、これにより、一方
側のフランジの前記屈曲点と他方側のフランジの前記屈
曲点との間の距離、即ち、前記H形鋼のウェブ高さを演
算処理によって求めるための、前記変位分布測定装置に
取りつけられた演算処理器とからなることに特徴を有す
るものである。
【0013】次に、この発明を図面を参照しながら説明
する。図1はこの発明の全体構成を示す系統図でありH
形鋼は断面で示している。図2は平面図であり図1の装
置を平面的に示している。H形鋼の幅方向両側の外側に
は、変位分布測定装置の検出部31、32が、H形鋼1の両
側のフランジ面1fとの間が所定距離あくように、互いに
対向させて設けられている。
する。図1はこの発明の全体構成を示す系統図でありH
形鋼は断面で示している。図2は平面図であり図1の装
置を平面的に示している。H形鋼の幅方向両側の外側に
は、変位分布測定装置の検出部31、32が、H形鋼1の両
側のフランジ面1fとの間が所定距離あくように、互いに
対向させて設けられている。
【0014】変位分布測定装置は、一方側の検出部31と
変換部41、および、他方側の検出部32と変換部42とによ
って構成されており、一方側のフランジ面1fにおいて
は、図7に示すように、検出部31の基準位置線3aから水
平方向に対象面までの変位 l1、 l2 ・・・ l256 をy
軸方向に一定ピッチpで測定する。なお、本実施態様で
は、変位を256 個測定できる装置としたが、仕様によっ
ては、更に、多くの個数の変位が測定できる装置を使用
してもよい。
変換部41、および、他方側の検出部32と変換部42とによ
って構成されており、一方側のフランジ面1fにおいて
は、図7に示すように、検出部31の基準位置線3aから水
平方向に対象面までの変位 l1、 l2 ・・・ l256 をy
軸方向に一定ピッチpで測定する。なお、本実施態様で
は、変位を256 個測定できる装置としたが、仕様によっ
ては、更に、多くの個数の変位が測定できる装置を使用
してもよい。
【0015】変位分布測定装置としては、従来技術を使
用することができる。例えば、特開昭60-209,105号公報
に開示されている装置を使用することができる。変位分
布測定装置は、変位測定対象面にレーザーのスリット光
を照射し、光切断法により、変位分布を測定する装置で
ある。3sは変位分布測定装置の検出部から発するスリッ
ト光線である。変位分布測定装置は市販品も出ており、
これを使用すればよい。
用することができる。例えば、特開昭60-209,105号公報
に開示されている装置を使用することができる。変位分
布測定装置は、変位測定対象面にレーザーのスリット光
を照射し、光切断法により、変位分布を測定する装置で
ある。3sは変位分布測定装置の検出部から発するスリッ
ト光線である。変位分布測定装置は市販品も出ており、
これを使用すればよい。
【0016】変位分布測定装置の変換部41の出力は、変
換部41からフランジ面1fまでの変位分布 l1 、 l2 ・・
・ l256 であり、1/60秒周期で、ウェブ高さ演算処理器
(以下、「ウェブ高さ演算部」という)5へ出力され
る。
換部41からフランジ面1fまでの変位分布 l1 、 l2 ・・
・ l256 であり、1/60秒周期で、ウェブ高さ演算処理器
(以下、「ウェブ高さ演算部」という)5へ出力され
る。
【0017】ウェブ高さ演算部5は、H形鋼1の両側の
フランジ1fの屈曲点AおよびBの水平方向座標(x方向
座標)Ax 、Bx を導き出し、Ax とBx との間の長さ
(距離)を計算し、これを、ウェブ高さHABとして出力
する機能を有する。
フランジ1fの屈曲点AおよびBの水平方向座標(x方向
座標)Ax 、Bx を導き出し、Ax とBx との間の長さ
(距離)を計算し、これを、ウェブ高さHABとして出力
する機能を有する。
【0018】次に、上記の演算処理について、図面を参
照しながら説明する。図7は、変位分布測定装置で検出
される変位検出値のH形鋼フランジ面に対する空間的関
係を示す説明図である。図7は、ウェブ高さ演算部にお
ける処理を説明する上での補助的役割を示す。 変位分布測定装置のy軸方向検出範囲は、フランジ
面1fが検出範囲内に納まるように設定する。上側より順
番に l1 より変位が検出されるが、最初と最後の部分の
検出値は、対象面を外れるため測定不能になる。 9U は
フランジ上部の重回帰直線、 9D はフランジ下部の重回
帰直線である。l a+1 ・・・ le までの変位検出値は、
対象面、即ち、フランジ面1fが存在するため有効な値と
なる。全ての変位分布検出値 l1 、 l2 ・・・ l256 を
入力した後、フランジ面上部および下部の変位検出値に
分類する処理を行う。この処理方法を表1に示す。
照しながら説明する。図7は、変位分布測定装置で検出
される変位検出値のH形鋼フランジ面に対する空間的関
係を示す説明図である。図7は、ウェブ高さ演算部にお
ける処理を説明する上での補助的役割を示す。 変位分布測定装置のy軸方向検出範囲は、フランジ
面1fが検出範囲内に納まるように設定する。上側より順
番に l1 より変位が検出されるが、最初と最後の部分の
検出値は、対象面を外れるため測定不能になる。 9U は
フランジ上部の重回帰直線、 9D はフランジ下部の重回
帰直線である。l a+1 ・・・ le までの変位検出値は、
対象面、即ち、フランジ面1fが存在するため有効な値と
なる。全ての変位分布検出値 l1 、 l2 ・・・ l256 を
入力した後、フランジ面上部および下部の変位検出値に
分類する処理を行う。この処理方法を表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】 次に、フランジ上部の変位座標群
(●)と、フランジ下部の変位座標群(▲)とについ
て、重回帰演算を用いて、1次重回帰式を計算する。こ
の結果、kU、mU 、kD 、mD が得られ、下記(1) 、
(2) 式が成立する。 y=kU x+mU ─(1) y=kD x+mD ─(2) (1)式はフランジ上部面、 (2)式はフランジ下部面の直
線近似式である。(1)式、 (2)式のxについての解が、
A点の座標となる。即ち、
(●)と、フランジ下部の変位座標群(▲)とについ
て、重回帰演算を用いて、1次重回帰式を計算する。こ
の結果、kU、mU 、kD 、mD が得られ、下記(1) 、
(2) 式が成立する。 y=kU x+mU ─(1) y=kD x+mD ─(2) (1)式はフランジ上部面、 (2)式はフランジ下部面の直
線近似式である。(1)式、 (2)式のxについての解が、
A点の座標となる。即ち、
【0021】 同様に、反対側のフランジ面について
も処理し、B点のx座標、即ち、Bxを求める。
も処理し、B点のx座標、即ち、Bxを求める。
【0022】 ウェブ高さHABは、 HAB=|Ax−Bx|─(4) 上記 (4)式で計算され、これを、外部に出力または表示
する。
する。
【0023】 ウェブ高さ演算部5は、マイクロコン
ピュータを用いて構成し、1/60秒周期で入力される l
1 、 l2 ・・・ l256 を取り込み、上記〜の処理・
演算を1/60秒周期で行う。このため、走行中のH形鋼の
ウェブ高さHABが1/60秒周期で測定できるので、走行中
のH形鋼の先端から尾端まで長さ方向全長に渡って連続
測定が非接触で行える。また、1/60秒周期という短時間
測定であるため、この時間内に、走行中のH形鋼の上
下、水平方向の位置変化蛇行は微少であるため、これら
外乱の精度に与える影響は極めて少ない。
ピュータを用いて構成し、1/60秒周期で入力される l
1 、 l2 ・・・ l256 を取り込み、上記〜の処理・
演算を1/60秒周期で行う。このため、走行中のH形鋼の
ウェブ高さHABが1/60秒周期で測定できるので、走行中
のH形鋼の先端から尾端まで長さ方向全長に渡って連続
測定が非接触で行える。また、1/60秒周期という短時間
測定であるため、この時間内に、走行中のH形鋼の上
下、水平方向の位置変化蛇行は微少であるため、これら
外乱の精度に与える影響は極めて少ない。
【0024】
【実施例】図1に示す本発明装置を、図3に示す拡幅圧
延機7の出側である10の位置に設置し、H形鋼のウェブ
高さを、H形鋼の長さ方向全長に渡って自動測定した。
図8は、拡幅圧延機7の出側における、H型鋼のウェブ
高さを、本発明により、長さ方向全長に渡り測定したデ
ータと、長さ方向2 mmピッチで、ノギスを用いて手作業
にて測定したデータとを比較するグラフである。図8か
らわかるように、両者の差は、−0.5 〜+0.5mm 以内で
あり、本発明によりH型鋼のウェブ高さが、全長に渡っ
て連続測定でき、操業管理上充分な精度で、圧延寸法制
御が可能であることがわかる。
延機7の出側である10の位置に設置し、H形鋼のウェブ
高さを、H形鋼の長さ方向全長に渡って自動測定した。
図8は、拡幅圧延機7の出側における、H型鋼のウェブ
高さを、本発明により、長さ方向全長に渡り測定したデ
ータと、長さ方向2 mmピッチで、ノギスを用いて手作業
にて測定したデータとを比較するグラフである。図8か
らわかるように、両者の差は、−0.5 〜+0.5mm 以内で
あり、本発明によりH型鋼のウェブ高さが、全長に渡っ
て連続測定でき、操業管理上充分な精度で、圧延寸法制
御が可能であることがわかる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、H形鋼のウェブ高さの自動測定が実現し、以下に示
す有用な効果が得られる。 (1) 従来、サンプリング的に行われている手動測定作業
が省略でき、省力化ならびに重労働且つ不安全な作業が
排除できる。 (2) 外法一定H形鋼製造において、この発明により、全
数、全長に渡るウェブ高さの把握が可能となり、その結
果、図3の拡幅圧延機7のウェブ高さ調製圧延精度が飛
躍的に向上する。 (3) H形鋼の全数、全長に渡って、ウェブ高さ寸法の検
査が可能となり、H形鋼製品寸法の品質保証体制が一層
強力になる。 (4) 計測技術的には、オンラインの寸法測定では、従
来、被対象物の走行中の振動等の外乱により、満足でき
る精度を得ることが困難であったが、多数の変位情報を
基にした演算処理および高速化により、高精度のオンラ
イン測定が可能となる。
ば、H形鋼のウェブ高さの自動測定が実現し、以下に示
す有用な効果が得られる。 (1) 従来、サンプリング的に行われている手動測定作業
が省略でき、省力化ならびに重労働且つ不安全な作業が
排除できる。 (2) 外法一定H形鋼製造において、この発明により、全
数、全長に渡るウェブ高さの把握が可能となり、その結
果、図3の拡幅圧延機7のウェブ高さ調製圧延精度が飛
躍的に向上する。 (3) H形鋼の全数、全長に渡って、ウェブ高さ寸法の検
査が可能となり、H形鋼製品寸法の品質保証体制が一層
強力になる。 (4) 計測技術的には、オンラインの寸法測定では、従
来、被対象物の走行中の振動等の外乱により、満足でき
る精度を得ることが困難であったが、多数の変位情報を
基にした演算処理および高速化により、高精度のオンラ
イン測定が可能となる。
【図1】この発明の全体構成を示す系統図
【図2】この発明の全体構成を示す平面図
【図3】H形鋼圧延ラインの圧延機配置を示す図
【図4】粗圧延機出側でのH形鋼の形状を示す垂直縦断
面図
面図
【図5】拡幅圧延機出側でのH形鋼の形状を示す垂直縦
断面図
断面図
【図6】仕上げ圧延機出側でのH形鋼の形状を示す垂直
縦断面図
縦断面図
【図7】変位分布測定装置で検出される変位検出値のH
形鋼フランジ面に対する空間的関係を示す説明図
形鋼フランジ面に対する空間的関係を示す説明図
【図8】拡幅圧延機の出側における、H型鋼のウェブ高
さを、本発明により、長さ方向全長に渡り測定したデー
タと、長さ方向2 mmピッチで、ノギスを用いて手作業に
て測定したデータとを比較するグラフ。
さを、本発明により、長さ方向全長に渡り測定したデー
タと、長さ方向2 mmピッチで、ノギスを用いて手作業に
て測定したデータとを比較するグラフ。
1、11、12、13 H形鋼 1f フランジ部 1w ウェブ 2 テーブルローラ 31、32 変位分布測定装置の検出部 41、42 変位分布測定装置の変換部 3a 変換部基準位置線 3s 変位分布測定装置の検出部から発するスリット光線 5 ウェブ高さ演算部 6 粗圧延機 7 拡幅圧延機 8 仕上げ圧延機 9 粗圧延機の出側 10 拡幅圧延機の出側 A、B 屈曲点 HAB ウェブ高さ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−27210(JP,A) 特開 昭54−55468(JP,A) 特開 昭54−36758(JP,A) 特開 昭49−64458(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 G01B 17/00 - 21/32
Claims (4)
- 【請求項1】 熱間圧延ラインに設置された粗圧延機の
下流側のテーブルローラ上を走行中のH形鋼の幅方向両
側の外側の各々に、前記H形鋼と所定距離あけて変位分
布測定装置を互いに対向させて設け、前記H形鋼の両側
の「く」の字形の断面形状を有するフランジ面から前記
変位分布測定装置までの距離の変位分布を前記2台の変
位分布測定装置によって各々検出し、検出した変位分布
の検出値から、両側のフランジについて、「く」の字形
の断面形状を有するフランジ面のほぼ中央に位置する屈
曲点の水平方向座標を演算処理によって各々求め、これ
により、一方側のフランジの前記屈曲点と他方側のフラ
ンジの前記屈曲点との間の距離、即ち、前記H形鋼のウ
ェブ高さを求めることを特徴とするH形鋼ウェブ高さの
測定方法。 - 【請求項2】 前記変位分布測定装置を粗圧延機の下流
側および拡幅圧延機の下流側に設け、または、粗圧延機
の下流側に設けることに代えて拡幅圧延機の下流側に設
ける請求項1記載のH形鋼ウェブ高さの測定方法。 - 【請求項3】 熱間圧延ラインに設置された粗圧延機の
下流側のテーブルローラ上を走行中のH形鋼の幅方向両
側の各々に、前記H形鋼と所定距離あけて互いに対向し
て設けられた、前記H形鋼の両側の「く」の字形の断面
形状を有するフランジ面までの距離の変位分布を検出す
るための変位分布測定装置と、前記2台の変位分布測定
装置の各々によって検出した変位分布の検出値から、前
記「く」の字形の断面形状を有するフランジ面のほぼ中
央に位置する屈曲点の水平方向座標を両側のフランジに
ついて各々求め、これにより、一方側のフランジの前記
屈曲点と他方側のフランジの前記屈曲点との間の距離、
即ち、前記H形鋼のウェブ高さを演算処理によって求め
るための、前記変位分布測定装置に取りつけられた演算
処理器とからなることを特徴とするH形鋼ウェブ高さの
測定装置。 - 【請求項4】 前記変位分布測定装置を粗圧延機の下流
側および拡幅圧延機の下流側に設け、または、粗圧延機
の下流側に設けることに代えて拡幅圧延機の下流側に設
ける請求項3記載のH形鋼ウェブ高さの測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4056296A JP3010885B2 (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | H形鋼ウエブ高さの測定方法および測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4056296A JP3010885B2 (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | H形鋼ウエブ高さの測定方法および測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05215520A JPH05215520A (ja) | 1993-08-24 |
| JP3010885B2 true JP3010885B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=13023155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4056296A Expired - Fee Related JP3010885B2 (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | H形鋼ウエブ高さの測定方法および測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3010885B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024022851A (ja) * | 2022-08-08 | 2024-02-21 | Jfeスチール株式会社 | 鋼矢板の形状測定方法、及び、鋼矢板の製造方法 |
-
1992
- 1992-02-06 JP JP4056296A patent/JP3010885B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05215520A (ja) | 1993-08-24 |
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|---|---|---|---|
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