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JP3005121B2 - 感光性平版印刷版処理装置 - Google Patents

感光性平版印刷版処理装置

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JP3005121B2
JP3005121B2 JP20556392A JP20556392A JP3005121B2 JP 3005121 B2 JP3005121 B2 JP 3005121B2 JP 20556392 A JP20556392 A JP 20556392A JP 20556392 A JP20556392 A JP 20556392A JP 3005121 B2 JP3005121 B2 JP 3005121B2
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JP
Japan
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processing
liquid
developing
tank
plate
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JP20556392A
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幸 遠藤
佳則 瀬口
秀人 山本
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現像液、染色液等の処
理液によって感光性平版印刷版を処理する感光性平版印
刷版処理装置に係り、特に処理液の付着した感光性平版
印刷版の表面をブラシ等によって擦りながら処理する感
光性平版印刷版処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコーンゴム層をインキ反撥層とする
水なし感光性平版印刷版(以下「水なし平版」という)
としては、特公昭44−23042号及び特公昭46−
16044号の各公報に記載された、基板上に光可溶性
あるいは、光不溶化性感光層とシリコーンゴム層を積層
した水なし平版や、特開昭48−94504号公報及び
特開昭50−50102号の各公報に記載された、基板
上に光接着性感光層とシリコーンゴム層を積層した水な
し平版が提案されている。このような水なし平版は湿し
水を用いることなく数万枚の印刷が可能である。
【0003】上記した水なし平版は、アルミニウム等の
支持体上に感光層及びシリコーンゴム層が積層され、保
護フィルムをラミネートして表面を保護している。この
水なし平版は、露光量に応じて感光層が硬化して支持体
に接着し、この状態で水なし平版の表面に現像液(例え
ば実質的に水からなる現像液、以下「現像水」と言う)
を塗布すると未露光部分及び露光量の少ない部分の感光
層が膨潤してシリコーンゴム層が剥離し、露光部分の感
光層及びシリコーンゴム層が残るようになっている。ま
た、現像処理された水なし平版は画像部分と非画像部分
が略同一色であるため、水なし平版現像装置では検版作
業を容易にするために染色液を塗布するようになってい
る。
【0004】このように水なし平版を現像、染色処理す
る水なし平版現像装置では、水なし平版の現像処理及び
染色処理を均一にかつ確実に行うために、水なし平版の
表面に処理液を塗布しながらブラシ等によって擦るよう
にしている。これによって、水なし平版は、現像水によ
り膨潤又は溶出した感光層上のシリコーンゴム層が確実
に除去され、シリコーンゴム層が除去された領域に染色
液が均一に塗布される。また、水なし平版現像装置で
は、水なし平版の表面に塗布した処理液を処理槽に回収
して、再度水なし平版の処理に使用している。
【0005】染色液等の処理液を塗布した水なし平版の
表面をブラシによって擦った場合、飛散した処理液が発
泡してしまう。このため、水なし平版現像装置では、染
色液等の処理液の泡が処理槽内で成長して処理槽から溢
れ装置内を汚すことがないように、例えば、処理槽の側
板を高くするために開口に側板を嵌め込み、この側板と
処理槽の開口との隙間にシリコーンゴム等のシール材を
充填してシールする等の作業を採るか、あるいは始めか
ら高い側壁をもつ大型の処理槽を採用しなければならな
かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、処理槽
の開口と側板等の間に確実にシール材を充填する作業は
狭いスペースで行わなければならないため容易ではな
く、水なし平版現像装置の組み立て作業を煩雑なものと
している。
【0007】本発明は上記事実を考慮してなされたもの
で、処理槽のシール作業を簡略化するかまたは省略する
ことができる感光性平版印刷版処理装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するための
本発明の請求項1に係る感光性平版印刷版処理装置は、
感光性平版印刷版を搬送しながら処理液で処理し、処理
に使用した処理液を処理槽に貯留し、該処理槽内の処理
液中に設けられた処理液加温手段によって温められた
理液を再度処理に用いる感光性平版印刷版処理装置であ
って、前記処理槽内に貯留される処理液の液面レベルを
検出する液面検出手段と、前記処理槽内の処理液の液面
レベルを前記液面上に発泡した前記処理液の泡が前記処
理槽の開口を越えない上限レベルと前記処理液加温
手段を前記処理液から露出させない下限レベルとの間に
位置するように前記液面検出手段の検出結果に基いて制
御する制御手段と、前記開口と前記上限レベルとの間
前記処理液の泡を排出する排出口を有する排出手段
と、を備えたことを特徴とする
【0009】本発明の請求項2に係る感光性平版印刷版
処理装置は、請求項1記載の感光性平版印刷版処理装置
であって、前記処理槽が浅底と該浅底に続く深底とから
成り、前記浅底が前記排出口レベルと前記開口面との間
に位置することを特徴とする。
【0010】
【作用】上記記載の本発明の感光性平版印刷版処理装置
は、処理槽の底部に処理液を所定レベル範囲に維持して
貯留している。また、処理槽には、排出手段の排出口が
設けられており、処理液が発泡してこの泡が成長して一
定レベルを越えた場合に、一定レベルを越えた処理液の
泡を処理槽から排出するようにしている。
【0011】処理槽内に貯留する処理液の量を処理液の
発泡性を考慮して決定し、また、処理液が発泡しても、
一定のレベルを越えないように排出手段を設けている。
これによって、処理液の泡が処理槽から溢れるのを防止
することができる。すなわち、処理槽の大きさを、処理
液の必要貯留量及び発泡性を考慮して設定し、さらに、
処理液の泡が一定のレベルに達したら、この泡を排出手
段によって排出するようにし、処理液の泡が処理槽の上
方開口に達しないようにしている。
【0012】なお、本発明に係る感光性平版印刷版処理
装置は、処理液の泡が排出手段によって多量に排出され
ないことが好ましく、処理槽の容量を処理液の発泡性、
装置の処理能力を考慮して決定し、処理液の泡が排出手
段から排出されるのを抑えるように処理槽の大きさ、深
さを設定すればよい。
【0013】本発明の請求項2に記載の感光性平版印刷
版処理装置は、処理槽の一部を深底として、この深底部
分に処理液を貯留する。また、この深底に続く浅底のレ
ベルが処理の開口と排出手段の排出口の間のレベル
となるように設ける。これによって、処理液の泡が成長
しても処理槽の開口に達することがない。
【0014】このようにして、処理槽内の処理液の泡が
処理槽の開口に達しないようにすれば、処理槽の開口
から飛散するのを防止するための側板等の間の隙間
のシールの簡略化が可能であり感光性平版印刷版処理
装置の組付作業が容易となる。
【0015】なお、処理液の液面レベルを制御する制御
手段は、処理槽ないし処理槽に隣接して処理液の液面を
測定する槽を設け、この槽内の処理液の液面を監視すれ
ば、処理液の泡の影響を受けることなく処理槽内の処理
液の液面レベルを所定の範囲に制御することが可能であ
る。これによって、処理槽内に処理液を加温するヒータ
等の処理液加温手段を設けても、ヒータの空焚き防止機
能を合わせ持たすことができる。
【0016】
【実施例】図1及び図2は、本発明の感光性平版印刷版
処理装置の一実施例の水なし平版現像装置10を示して
いる。図1に示されるように、水なし平版現像装置10
には、挿入台11が設けられており、この挿入台11か
ら水なし平版12が略水平状態でケーシング10A内に
挿入される(図1に示す矢印A方向)。また、水なし平
版現像装置10には、挿入台11と反対側の出口側にス
トッカー11Aを配置することができるようになってお
り、水なし平版現像装置10で現像処理された水なし平
版12がケーシング10Aから排出されるとストックさ
れる。なお、水なし平版現像装置10では、挿入台11
の代わりにオートフィーダ等を取り付け、水なし平版1
2を自動的にケーシング10A内に送り込むようにして
もよい。また、ストッカー11Aと水なし平版現像装置
10との間に水洗、乾燥装置等を設け、現像処理した水
なし平版12を連続して乾燥処理して排出するようにし
てもよく、ストッカー11Aの代わりに、水なし平版1
2の自動搬送装置等を設け、現像処理した水なし平版1
2を、さらに連続して版曲げ、パンチング処理を行うよ
うにしてもよい。
【0017】図2には、水なし平版現像装置10の概略
構成が示されている。この水なし平版現像装置10は現
像部14と染色部16からなり、水なし平版12を現像
処理した後に、検版作業を容易にするための染色処理を
行うようになっている。染色部16で使用される染色液
としては、クリスタルバイオレット、アストラゾンレッ
ド等を含む染色液が用いられている。
【0018】水なし平版現像装置10で現像処理される
水なし平版12は、例えばアルニミウムの基板上に、プ
ライマー層、感光層、シリコーンゴム層、保護フイルム
が順次積層されたものである。感光層が画像に応じて露
光された水なし平版12は、表面の保護フィルムを剥が
して水なし平版現像装置10で現像処理される。
【0019】現像部14と染色部16は、内部ケーシン
グ15によって覆われ隔壁15Aによって区画されてお
り、隔壁15Aには、水なし平版12が挿通される開口
15Bが形成されている。
【0020】現像部14の現像槽本体20は逆山形形状
で上方に向けて開口しており深底となっている底部中央
部が現像水回収槽22とされている。現像水回収槽22
内には現像水が収容される。また、現像部14には、水
なし平版12の挿入側(図2の紙面左側)から現像槽本
体20の間には、補助槽18が配置されている。この補
助槽18の底板18Aは、現像槽本体20側が低くなる
ように傾斜し、その先端が現像水回収槽22へ向けて屈
曲しており、補助槽18内の現像水が現像水回収槽22
内へ流れ込むようになっている。なお、補助槽18は、
現像槽本体20と一体に組付けたものでもよい。
【0021】現像水回収槽22に貯留される現像水は、
その成分中に有機物が含まれておらず、水道水等の単純
な水を適用することができる。また、水に消泡剤を混ぜ
て循環時の泡の発生を抑制したり、キレート剤を入れる
ことにより、水の硬度を調整するようにしてもよい。さ
らに、防腐剤を入れることにより、循環利用の使用回数
を増加させてもよい。防腐剤と同等の効果を得るものと
して、オゾン発生装置を装着してもよい。
【0022】現像部14には、水なし平版12の挿入側
から順に搬送ローラ対24、25、26、28が配置さ
れている、搬送ローラ対24、25は、補助槽18内に
設けられ、搬送ローラ対26、28が現像槽本体20の
上部に設けられている。搬送ローラ対24、25、2
6、28は、図示しないラック側板に支持され、図示し
ない駆動手段の駆動力が伝達されて回転し、水なし平版
12を図2矢印A方向へ挟持搬送するようになってい
る。また、水なし平版12には、搬送ローラ対24から
搬送ローラ対28を通過するまでの間に表面に現像水が
塗布される。
【0023】搬送ローラ24の上側のローラには、逆流
防止ローラ27が接触し、現像水18の逆流を防止して
いる。また、搬送ローラ対24と搬送ローラ対25の間
及び搬送ローラ対25と搬送ローラ対26の間には、ガ
イド板29が略水平に配置されており、挿入側から水な
し平版12が搬送ローラ対24、25、26によって送
り出されて略水平状態で搬送される。
【0024】搬送ローラ対24、25の下流側上方に
は、各々スプレーパイプ34が配置されている。これら
のスプレーパイプ34には、水なし平版12の搬送幅方
向に沿って所定間隔で設けられた吐出口(図示省略)が
各々搬送ローラ対24、25の上下のローラの間に対向
されている。これらのスプレーパイプ34は、管路38
で後述する現像水供給装置と連通されている。これによ
ってスプレーパイプ34へ送り込まれた現像水が、搬送
ローラ対24、25に挟持搬送される水なし平版12の
表面へ吹き付けられる。
【0025】また、搬送ローラ対28は、現像部14内
の水なし平版12の搬送経路の最後部に配置され、現像
部14で水なし平版12に塗布した現像水を絞り取るス
クイズローラの役目を有している。
【0026】搬送ローラ対26と搬送ローラ対28との
間にはブラシローラ30が配置されている。このブラシ
ローラ30は、搬送される水なし平版12の版面上を擦
ることによって版面上の画像部に相当するシリコーンゴ
ム層を掻き取るためのものである。ブラシローラ30も
搬送ローラ対24、25、26、28と同様に図示しな
い側板に支持され、図示しない駆動手段の駆動力が伝達
されて、回転するようになっている。
【0027】このブラシローラ30はブラシ素材をプラ
スチツク又は金属製のロールに植えつけて形成されてお
り、水なし平版12の搬送方向に対して準ずる方向(図
2の反時計方向)へ回転(正転)することで水なし平版
12の表面を擦るようになっている。このブラシローラ
30の回転数は100〜800rpm(好ましくは20
0〜600rpm)に設定されている。
【0028】またブラシローラ30は、回転すると共に
軸方向(図2紙面表裏方向)へ往復移動させることによ
って、より水なし平版12の版面上のシリコーンゴム層
を掻き取る効果が向上する(以下、これを「正転揺動」
と言う)。なお、このブラシローラ30の回転方向と、
後述する染色部16側のブラシローラ100の回転方向
との組み合わせが、以下の通りに選択可能となってい
る。 (現像部14)−−−−−(染色部16) ・正転揺動−−−−−−−−逆転揺動 ・正転揺動−−−−−−−−正転揺動 ・正転揺動−−−−−−−−正転 ・正転揺動−−−−−−−−逆転(本実施例の組み合わ
せ) なお、ブラシローラ30を逆転揺動させて染色部16の
ブラシローラ100の回転ないし揺動と組み合わせるよ
うにしてもよい。
【0029】ブラシローラ30の下部にはローラ32が
配置され、ローラ32の下流側にはガイド板31が配置
されている。水なし平版12は、このローラ32とブラ
シローラ30に挟持されながら搬送され、ガイド板31
によって略水平状態で送り出される。このとき、ブラシ
ローラ30によって表面が擦られて、画像部に相当する
シリコーンゴム層が確実に掻取られるようになってい
る。また、ガイド板31は、水なし平版12のケラレ防
止の役目も有している。
【0030】搬送ローラ対26の上側のローラには、ブ
レード33が接触しており、ブラシローラ30によって
掻き取られたシリコーンゴム層が飛び散って搬送ローラ
対に付着しても上流側に持ち出されないようにされてい
る。
【0031】このローラ32は、自由に回転可能とされ
ているため、ブラシローラ30が停止されている状態
で、水なし平版12が搬送されると、ローラ32の回転
により、水なし平版12は、円滑にブラシローラ30と
ローラ32との間に挿入される。このような作業は、実
際の現像処理時にはないが、ブラシローラ30のブラッ
シング状態を検査するときに行われる。すなわち、全体
が露光された水なし平版12又は未露光の水なし平版1
をブラシローラ30とローラ32との間に挟持し、停
止状態でブラシローラ30を回転させ、ブラシ幅が適正
か否かを判断する。
【0032】このような、検査の場合に水なし平版12
をブラシローラ30の停止状態で自由に挿入抜取が行え
るようになっているため、露光量を少なくして、ブラシ
ローラ30によるけずり量を多くしても、挿入抜取時に
残った部分が剥がれることがなく、正確なブラシ幅を得
ることができる。
【0033】ブラシローラ30の周囲には、スプレーパ
イプ40、42が配置されている。スプレーパイプ40
はブラシローラ30と搬送ローラ対26との間に配置さ
れており、ブラシローラ30へ向けて吐出口(図示省
略)が形成されている。このスプレーパイプ40もスプ
レーパイプ34と同様に管路38から分岐している管路
で後述する現像水供給装置と連通されている。現像水供
給装置によってスプレーパイプ40に供給された現像水
がブラシローラ30へ向けて噴出供給される。
【0034】スプレーパイプ42は、搬送ローラ対28
の上下のローラの間に向けて吐出口(図示省略)が形成
されている。このスプレーパイプ42も管路38から分
岐している管路で後述する現像水供給装置と連通されて
いる。この現像水供給装置からスプレーパイプ42へ現
像水が送りこまれると、搬送ローラ対28の上下のロー
ラの間へ現像水を噴出する。
【0035】ブラシローラ30の上部には、断面形状が
略コ字状のブラシカバー39が配置されている。このブ
ラシカバー39はブラシローラ30が回転したとき、ブ
ラシローラ30に付着している現像水が飛散するのを防
止する役目を有している。
【0036】現像水供給装置は循環ポンプ44と、フイ
ルタ46と、循環ポンプ44と現像水回収槽22とを連
通する管路48で構成されている。
【0037】循環ポンプ44は流量可変型のポンプで、
制御装置52と接続されており、その吐出流量が制御装
置52によって制御される。循環ポンプ44の吐出口側
へは管路38が連通され、吸い込み口側には管路48の
一端が連通されている。管路48の他端は途中にバルブ
55を介して現像水回収槽22の底部と連通されてい
る。この循環ポンプ44の作動によって、現像水回収槽
22内の現像水が管路48を通って循環ポンプ44に吸
い込まれ、管路38を通ってスプレーパイプ34、4
0、42へ送られるようになっている。
【0038】管路48の途中にフイルタ46が配設され
ており、管路48内を通る現像水中のかす(主に水なし
平版12の表面から擦り取ったシリコーンゴム層から成
る現像かす)を濾過するようになっている。このフイル
タの網目は10μ〜500μ(好ましくは50μ〜30
0μ)のものが使用されている。このフイルタ46は、
例えば所定量の水なし平版12を処理する毎に交換され
る。なお、管路38の途中に図示しない流量センサを設
け、管路38内を通過する現像水の流量を検出し、管路
38内を通過する現像水の流量が所定流量以下になると
フイルタ46の交換時期を告知するようにしてもよい。
流量センサは一般的な流量計を用いることが出来るが装
置を小型化するためには回転式のものが好ましい。
【0039】管路48には、バルブ55と現像水回収槽
22との間で、バルブ54によって開閉される管路56
が分岐されており、このバルブ54を開放することによ
り、現像水回収槽22内の現像水を略全量排出タンク
(図示省略)等へ排出することができる。
【0040】また、現像水回収槽22内には、オーバー
フロー管50が設けられている。このオーバーフロー管
50は、一端が現像水の液面から所定高さに突出してお
り、他端が前記配管56に連結されている。現像水回収
槽22内の現像水の量が所定以上となり、オーバーフロ
ー管50の上端開口に達すると、最表層の現像水がオー
バーフロー管50によって排出される。このオーバーフ
ロー管50の現像水回収槽22の底部からの高さは、現
像水回収槽22に収容される現像水の最高液面(オーバ
ーフローレベル)に相当するようになっている。
【0041】この現像部14には、配管58の一端が開
口されており、この配管58の他端は、バルブ60を介
して水なし平版現像装置10の外部の水道配管に接続さ
れており、このバルブ60を開放することによって現像
水が水なし平版現像装置10の現像部14に供給可能と
なる。すなわち、前記した如く、本実施例に使用される
水なし平版現像装置10では、現像水として水道水を使
用している。現像水を供給する配管58は、現像部14
の補助槽18内に開口されており、配管58から供給さ
れる現像水は、補助槽18の底板18Aに沿って現像水
回収槽22へ流れ込むようになっている。
【0042】水道水が供給される配管58には、ソレノ
イドバルブ62及び調整弁付流量計64が配置されてお
り、これらは、制御装置52へ接続されている。制御装
置52は、ソレノイドバルブ62開放して水道水
なし平版現像装置10内に供給する。また、制御装置5
は、調整弁付流量計64によって現像部14に供給さ
れる現像水の流量を調節すると共に現像水の供給量を
積算するようになっている。この現像水の供給量の積算
値が所定値となったとき、フィルタ46の交換、現像水
の入れ換え等を行ってもよい。
【0043】また、水道水を供給する配管58は、ソレ
ノイドバルブ62と調整弁付流量計64との間で分岐さ
れ、染色部16に水を供給するための染色水タンク12
8に開口されている。分岐された配管58Aの先端部に
は、フロートバルブ66が設けられており、染色水タン
ク128内の水の液面が所定以下となると水道水が流れ
込むようになっている。
【0044】なお、配管58には、バルブ68を介して
洗浄ホース70が設けられており、水なし平版現像装置
10内の現像部14及び染色部16が水道水によって洗
浄可能となっている。
【0045】また、本実施例では、水道水を直接水なし
平版現像装置10内に引き入れたが、装置内に現像水を
貯留するタンクを設け、このタンク内の水を給水ポンプ
によって汲み上げて現像部14及び染色部16に供給す
るようにしてもよい。
【0046】本実施例に適用した水なし平版現像装置1
0には、現像部14の入口側に配設されて、水なし平版
12の通過量すなわち処理量(水なし平版12の面積)
を検出する水なし平版検出器86が設けられ、制御装置
52に接続されている。この水なし平版検出器86は光
電管を水なし平版12の幅方向に沿って複数個配置し、
水なし平版12が水なし平版検出器86の上部を通過す
る時間を計測することによって、制御装置52が水なし
平版12の処理量を積算することができるようになって
いる。なお、水なし平版検出器86は、幅方向に沿って
複数個配置して通過する水なし平版12の幅寸法及び長
さを測定して版面の面積を演算しても良く、水なし平版
12の1枚毎の幅方向の長さを予め装置に入力してお
き、1個の光電管で水なし平版12の長さを検出して面
積を演算しても良い。また、水なし平版検出器86が水
なし平版12の挿入を検出すると、前記したソレノイド
バルブ62が開かれて現像部14に現像水が供給され
る。
【0047】現像水回収槽22内の底部にはヒータ88
が配置されている。このヒータ88は図示しない電源と
接続されて、現像水を加熱するようになっている。この
ヒータ88によって現像水の温度は15°〜60°(好
ましくは25°〜50°)に設定されている。なお、本
装置における現像時間は、10秒〜3分(好ましくは3
0秒〜2分)に設定されており、染色時間は、5秒〜1
分(好ましくは10秒〜30秒)に設定されている。
【0048】次に染色部16について説明する。染色部
16の染色槽本体90は現像槽本体20と同様に上方に
向けて開口し、底部が逆山形状に形成されて底部中央部
に染色液回収槽92が形成され、現像水回収槽22に隣
接して配置されている。この染色槽本体90の上方に
は、水なし平版12の搬送路が形成されている。染色槽
本体90は、上端が広口に開口された開口面となってお
り、中央部に染色液回収槽92となる凹部が形成されて
いる。この染色液回収槽92内には、染色液が貯留され
る。なお、この染色液回収槽92の詳細は後述する。
【0049】染色槽本体90の上部には、水なし平版1
2の搬送方向に沿って、染色槽本体90への入口側から
順次搬送ローラ対94、96が配置されている。搬送ロ
ーラ対94、96は、図示しないラック側板に支持さ
れ、図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて回転し、
水なし平版12を挟持搬送するようになっている。これ
らの搬送ローラ対94、96は一般的なゴム材質で成形
されており、搬送する水なし平版12の表面を傷付けな
いようになっている。
【0050】また、搬送ローラ対94の上側のローラに
は、ブレード95の先端部が接触されており、ブレード
33と同様にこのブレード95が搬送ローラ対94に付
着した現像かすを掻き取って搬送ローラ対94の表面の
円滑性を保持するようになっている。また、このブレー
ド95は逆流防止の役目も有している。
【0051】染色槽本体90の水なし平版12の搬送方
向下流側には搬送ローラ対98が配置されている。この
搬送ローラ対98は、ロール材質がNBRゴム(ニトリ
ルブタジエンラバー)又はモルトンローラ等で形成され
ており、染色液の拭き取り性が向上されている。
【0052】搬送ローラ対94と搬送ローラ対96との
間にはブラシローラ100が配置されている。ブラシロ
ーラ100も搬送ローラ対94、96と同様に図示しな
い側板に支持され、図示しない駆動手段の駆動力が伝達
されて、搬送ローラ対94、96の回転方向と逆方向
(図2の時計方向)へ回転するようになっている。この
ブラシローラ100はブラシ素材をプラスチック又は金
属製のロールに植えつけて形成されており、水なし平版
12の搬送方向に反する方向(図2の反時計方向)へ回
転することで水なし平版12の表面を擦るようになって
いる。ブラシローラ100の回転数は100〜800r
pm(好ましくは200〜600rpm)に設定されて
いる。
【0053】このブラシローラ100の下部にはブラシ
ローラ30の下部と同様にローラ32が配置され、この
ローラ32の上流側に隣接してガイド板31が設けられ
ている。このため、水なし平版12は、略水平状態でロ
ーラ32とブラシローラ100の間へ挿入され、ブラシ
ローラ100によって表面へ染色液が塗布される。この
ときガイド板31は水なし平版12ケラレ防止の役目も
有している。
【0054】ブラシローラ100の周囲には、スプレー
パイプ104、105が配設されている。ブラシローラ
100への処理液の供給は、その上流側上部に配設され
ているスプレーパイプ104には、略下方でブラシロー
ラ100の近傍に延設された整流板106を介して行わ
れる。スプレーパイプ104には、整流板106へ向け
て吐出口(図示省略)がブラシローラ100の軸方向に
沿って所定間隔で設けられている。
【0055】このスプレーパイプ104は管路110を
介して後述する染色液供給装置と連通されている。これ
によってスプレーパイプ104へは染色液が送りこま
れ、整流板106へ向けて吐出され、整流板106に案
内されてブラシローラ100へ染色液が供給される。こ
のとき染色液は整流板106の板上を流下しながら広が
りブラシローラ100上へ均一に供給される。この整流
板106は、発泡をできるだけ減少させるものである。
【0056】ブラシローラ100の下流側上方のスプレ
ーパイプ105には、搬送ローラ対96の上下のローラ
の間へ向けて延設された整流板108が設けられてい
る。このスプレーパイプ105は吐出口(図示省略)
が、整流板108に対向して軸方向に沿って適当数設け
られている。スプレーパイプ105はスプレーパイプ1
04と同様に管路110を介して後述する染色液供給装
置と連通されており、染色液供給装置から染色液が供給
されると、スプレーパイプ105から整流板108へ向
けて吐出され、整流板108に案内されて搬送ローラ対
96の上下のローラの間へ供給される。このとき染色液
は整流板108の板上を流下しながら広がり、できるだ
け発泡量の少ない状態で搬送ローラ対96に供給され、
搬送ローラ対96の表面から現像かす等を洗い流す。
【0057】ブラシローラ100とスプレーパイプ10
4、105の上方には断面形状が略コ字状のブラシカバ
ー107が配置されている。このブラシカバー107は
ブラシローラ100の回転及びスプレーパイプ104、
105による染色液の飛散を防止している。
【0058】染色液供給装置は循環ポンプ114と、フ
イルタ116と、循環ポンプ114と染色液回収槽92
とを連通する管路118で構成されている。循環ポンプ
114の吐出口側へ管路110が連通し、吸い込み口側
には管路118の一端が連通されている。循環ポンプ1
14は制御装置52へ接続されており、制御装置52に
よって循環ポンプ114が作動すると、染色液回収槽9
2内の染色液が管路118を通って循環ポンプ114に
吸い込まれ、管路110からスプレーパイプ104、1
05へ送られる。
【0059】管路118の途中にフイルタ116が配設
されており、管路118内を通る染色液中のかす(主に
現像部より持ち込まれた、水なし平版12の表面から擦
り取られたシリコーンゴム層等の現像かす)を除去する
ようになっている。
【0060】染色液補充装置は、染色液が収容された染
色液タンク122と、染色液を染色液回収槽92内へ供
給するための染色液供給ポンプ124及び染色液回収槽
92へ供給する染色液を薄めるための水タンク128と
給水ポンプ130によって構成される。染色液の補充液
と希釈水との比率は任意であるが、染色液「1」に対し
て希釈水「1〜9」のように変えられるようにしておく
ことが望ましい。
【0061】染色液タンク122には管路126の一端
が連通されており、配管126の他端は、染色液回収槽
92に隣接して配置された補充筒132へ開口してい
る。この管路126の途中に染色液供給ポンプ124が
配設されている。また、補充筒132には、一端が水タ
ンク128内に開口された配管134の他端が開口され
ている。この配管134の中間部に給水ポンプ130が
配設されている。染色液供給ポンプ124及び給水ポン
プ130は制御装置52へ接続されている。これによっ
て、制御装置52が染色液供給ポンプ124ないし給水
ポンプ130を作動させると、染色液ないし水が、補充
筒132を介して染色液として染色液回収槽92へ供給
されるようになっている。
【0062】図3にも示されるように、染色液回収槽9
2は、染色槽本体90の中央部に形成された凹部となっ
ており、染色液を底部に貯留するようになっている。ま
た染色部16内を搬送される水なし平版12に塗布され
た染色液は、染色槽本体90の開口で受け止められ
色液回収槽92内に収容されるようになっている。な
お、染色槽本体90の開口には、ケーシング15の側板
15Cが嵌め込まれており、染色液が飛散しても染色槽
本体90の槽外へ飛び出さないようになっている。
【0063】この染色液回収槽92の底部には、オーバ
ーフロー管91が貫通しており、このオーバーフロー管
91の上端は、染色液回収槽92の上部近傍に達して開
口されている。また、オーバーフロー管91の他端は、
廃液タンク72内に開口されている(図2に示す)。こ
のオーバーフロー管91の上端は、染色液回収槽92の
開口より低く染色液回収槽92の液面の上限レベルより
上方のオーバーフローレベル(図3参照)とされてい
る。水なし平版12に塗布された染色液がブラシローラ
100によって発泡し、この染色液の泡が染色液回収槽
92に回収され染色液回収槽92内で成長したとき、オ
ーバーフロー管91の上端を越えると、これらの泡がオ
ーバーフロー管91内に流れ込んで廃液タンク72内に
排出されるようになっている。このため、染色液の泡が
現像槽本体90の開口をオーバーしないようになってい
る。
【0064】図2に示されるように、染色液回収槽92
の底部には、配管144の一端が開口されている。この
配管144の他端は、液面測定槽142の底部に連通さ
れており、液面測定槽142の液面レベルと染色液回収
槽92内の泡を含まない染色液の液面レベルとが略同じ
となるようになっている。
【0065】図3に示されるように、この液面測定槽1
42には液面計146が配設されている。この液面計1
46は制御装置52に接続されている。液面計146
は、フロート150と電極152を備えており、液面レ
ベルが所定の範囲より下がった場合(下限レベル)にフ
ロート150によって検知し、染色液の液面が上昇して
所定のレベルを越えたとき(上限レベル)に電極152
によって検知するようになっている。制御装置52は、
液面測定槽142内の染色液の液面が所定のレベルを外
れたときに警報を発して作業員に告知するようになって
いる。なお、液面計146は、液面測定槽142内の染
色液の液面が所定のレベル範囲を外れているか否かを検
出することができれば、上記構成に限定するものではな
い。
【0066】染色液回収槽92では、染色液の液面レベ
ルを所定のレベルに維持するように染色液の補充が行わ
れる。例えば、染色液回収槽92において、上限及び下
限レベル位置での染色液回収槽92の容積は、各々1
2.8リットル、9.4リットルに設定している。ま
た、オーバーフロー管91の上端(オーバーフローレベ
ル)までの容量は、19.7リットルに設定している。
【0067】このような染色液回収槽92の容量は、染
色液の成分、水なし平版12の処理能力等を考慮して、
染色液の泡が不要に排出されることを防止するように設
定している。なお、通常の染色液の補充は、水なし平版
12の処理量に応じて成されるが、この補充量は5〜1
00cc/m2(好ましくは10〜60cc/m2)に設定して
いる。また、水なし平版現像装置10では、装置の停止
安定時に染色液の液面レベルが上限レベル近傍となるよ
うに設定されており、装置が稼動して染色液が循環され
ても、染色液回収槽92内の染色液の液面レベルが下限
レベルより下がらないようになっている。また、染色液
の補充方法としては、染色液の液面レベルを基準に補充
してもかまわない。その方法としては、運転スイッチを
入れた直後に染色液の液面レベルが所定のレベルに達し
ていないときの減量補充又は一定時間ごとの染色液のレ
ベル補充が含まれる。一定時間ごとの染色液の液面レベ
ルを基準とする補充は、例えば2時間毎に染色液が所定
の液面レベルに達しているかどうか自動的に判別して、
所定の液面レベルに達していないときには、所定の液面
レベルに達するまで染色液を補充するものである。
【0068】図2及び図3に示されるように、染色液回
収槽92内の底部にはヒータ88が配設されており、図
示しない電源と接続されて染色液を加熱して液温を所定
の範囲に維持するように設定されている。この染色液の
液温は、15〜45℃(好ましくは20〜40℃)に設
定され、制御装置52によってコントロールされてい
る。なお、図3に示されるように、染色液の下限レベル
は、ヒータ88が染色液内に浸るように設定されてお
り、ヒータ88の空焚きを防止している。
【0069】また、水なし平版現像装置10には、配管
138によって現像水回収槽22に連通し、現像水回収
槽22内の現像水の液面レベル所定範囲に維持するため
の液面測定槽136が設けられている。この液面測定槽
136内にも液面計146が設けられておりおり、現像
水回収槽22内の現像水の液面レベルが所定の範囲を外
れないように監視している。
【0070】次に本実施例の作用について説明する。図
示しない画像焼付装置で画像が焼付けられた水なし平版
12は水なし平版検出器86の上方を通過した後に現像
部14内へ挿入される。現像槽14内へ挿入される水な
し平版12の感光層へ光が照射された部分すなわち露光
部分は硬化してシリコーンゴム層へ接着し、未露光部分
の感光層は現像水によって膨潤又は溶出可能な状態とな
っている。
【0071】この状態から、水なし平版12の表面を保
護するためにラミネートされた保護フイルムを剥離した
後、水なし平版12を現像部14へ挿入する。水なし平
版12は、現像部14の搬送ローラ対24、25に挟持
搬送されながらスプレーパイプ34から噴出された現像
水が表面へ塗布される。これによって水なし平版12の
未露光部分(画像部分)の感光層が膨潤してシリコーン
ゴム層が支持体から剥がれ易くなる。
【0072】さらに水なし平版12は搬送ローラ対26
によって挟持搬送され、ブラシローラ30とローラ32
との間に挿入される。ブラシローラ30は水なし平版1
2の搬送方向に準ずる方向(図2の反時計方向)へ回転
し、ローラ32上を通過する水なし平版12の上面を擦
る。このブラシローラ30へも現像水が供給されてお
り、水なし平版12は現像水を塗布されながら、ブラシ
ローラ30によって表面が擦られ、現像水によって膨潤
又は溶出した感光層上のシリコーンゴム層が掻き取られ
る。これによって水なし平版12には露光部分(非画像
部分)に相当する感光層、シリコーンゴム層が残り、ポ
ジ画像が形成される。
【0073】水なし平版12の表面へ塗布された現像水
の現像後の余剰の現像水は、現像水回収槽22内へ落下
して回収される。
【0074】さらにブラシローラ30によって未露光部
分(画像部分)のシリコーンゴム層が掻き取られた水な
し平版12は搬送ローラ対28に挟持搬送されるときに
現像水が再度塗布されて、搬送ローラ対28に送り出さ
れるときに現像水が絞り取られる。この状態の水なし平
版12は染色部16の搬送ローラ対94間へ挿入され
る。
【0075】染色部16では、水なし平版12が搬送ロ
ーラ対94により挟持搬送されブラシローラ100とロ
ーラ32の間に挿入される。このブラシローラ100
は、水なし平版12の搬送方向と逆方向(図2の反時計
方向)へ回転し、整流板106に案内されて供給された
染色液を水なし平版12の上面へ塗布する。これによっ
て感光層すなわち未露光部(画像部)に染色液が付着し
て染色される。
【0076】さらに水なし平版12は搬送ローラ対96
間に挿入され、搬送ローラ対96の上側のローラへ、整
流板106によって案内されて供給される染色液が表面
へ塗布されながら染色液が絞り取られて、スクイズされ
る。水なし平版12は、染色されることにより、画像部
と非画像部とを見分け易くなり検版作業が容易となる。
【0077】画像部が染色された水なし平版12は染色
部16から送り出された後に、搬送ローラ対98間へ挿
入され、表面に残っている染色液がぬぐい取られる。な
お、この後に水洗及び乾燥工程を設けてもよい。
【0078】図2に示されるように、現像水回収槽22
内の現像水は、循環ポンプ44の作動によってスプレー
パイプ34、40、42へ送られ、現像部14を搬送さ
れる水なし平版12へ塗布される。水なし平版12の塗
布後の余剰の現像水は落下して、現像水回収槽22内へ
回収される。現像水回収槽22内へ回収された現像水中
には水なし平版12の表面から剥離したシリコーンゴム
層等の現像かすが混ざっており、これらの現像かすは、
比重が現像水よりも軽いので現像水回収槽22内で現像
水の表層部に浮遊している。
【0079】水なし平版現像装置10の作動時には、水
なし平版12の処理に伴ってソレノイドバルブ62が開
放し現像部14の現像水回収槽22内に現像水となる水
道水を供給する。これによって現像水回収槽22内で
は、余剰となった現像水がオーバーフロー管50から現
像かすと共に排出される。現像水回収槽22内では、現
像水の供給と汚れた現像水の排出を同時に行い、比較的
新鮮な現像水によって水なし平版12を現像処理するこ
とができる。なお、現像水回収槽22には、現像水から
現像かすのみを分離して排出するかす取り手段を設けて
もよい。
【0080】また、現像水は水なし平版検出器86によ
って、現像部14内へ挿入される水なし平版12を検出
して、現像水回収槽22に現像水を供給するようにして
もよい。この場合の水の補充量は100〜10000cc
/min、好ましくは200〜5000cc/minに設定する
ことができる。
【0081】次の染色部16では、水なし平版12の表
面に染色液を塗布し、余剰となった染色液を染色液回収
槽92内に回収する。染色部16へ挿入される水なし平
版12の表面には現像水が付着残存しており、このため
染色後に染色液回収槽92に回収される染色液中には現
像水が持ち込まれる。また水なし平版12の染色処理量
によって、染色液は劣化する。このため水なし平版検出
器86による水なし平版12の面積の検出結果に基づい
て、制御装置52は染色液供給ポンプ124及び給水ポ
ンプ130を一定比率で作動させ染色液回収槽92内へ
染色液を供給し、染色液の染色能力を低下させることな
く長期に安定した染色処理が可能となる。
【0082】この染色部16では、染色液を塗布しなが
ら水なし平版12の表面をブラシローラ100によって
擦る。このブラシローラ100の回転によって染色液が
飛散してブラシカバー107の内面に衝突して発泡して
しまう。染色液の泡は、染色液と共に染色液回収槽92
内に回収される。このために、染色液回収槽92内で
、水なし平版12の処理の進行にしたがって泡が消え
ずに除々に成長することがある。染色液回収槽92内の
染色液の液面上の泡は、染色液回収槽92内の染色液の
液面レベルが所定の範囲であても、成長するにしたがっ
てオーバーフロー管91の上端レベルに接近する。この
染色液の泡はオーバーフロー管91の上端に達した場
合、オーバーフロー管91内に流れ込んで廃液タンク7
2へ排出される。これによって、染色液の泡が染色槽本
体90の開口をオーバーすることがない。すなわち、染
色液回収槽92内の染色液が発泡して泡が成長しても染
色槽本体90から溢れることがないため、染色槽本体9
0の開口とケーシング15の側板15Cとの間のシール
を簡略化することができる。これによって、水なし平版
現像装置10の組付け作業が容易となる。
【0083】染色液回収槽92内の染色液は、液面測定
槽142内の液面計146によって制御装置52が所定
の液面レベル(上限レベルと下限レベルの間)を外れて
いるか否かを監視し、染色液の液面レベルが上限レベル
を越えるか、下限レベルより下がったときには警報を発
し、染色液の液面レベルが所定の範囲を外れたことを告
知し、染色液の液面レベルが所定の範囲を外れた状態と
なっているのに気づかずに、水なし平版現像装置10が
稼動され続けるのを防止する。これにより、染色液回収
槽92内の染色液の液面レベルが下限レベルより下がっ
た状態で水なし平版現像装置10が稼動し続けることに
より生じるヒータ88の空焚きを防止することができ
また、染色液の液面が上昇したために、染色液が
ーバーフロー管91の上端に達して、オーバーフロー管
91から排出されるのを防止することができる。
【0084】本実施例では、染色液の成分から染色液の
発泡状態を考慮して染色液回収槽92の容量を設定して
おり、この設定量の染色液を使用した場合、染色液の泡
がオーバーフローして排出されるのを防ぐようにしてい
る。染色液の泡が必要以上に排出された場合、染色液の
補充量を多くしなければならないが、染色液の排出量を
抑えることによって水なし平版現像装置10のランニン
グコストを抑えることができる。
【0085】なお、本実施例では、処理液が特に発泡し
易い水なし平版現像装置10の染色部16に本発明を適
用して説明したが、現像部14の現像槽本体20に本発
明を適用してもよい。また、本実施例では、感光性平版
印刷版処理装置として水なし平版現像装置10を適用し
たが、他の感光性平版印刷版を処理する感光性平版印刷
版処理装置に適用してもよく、特に発泡し易い処理液を
使用する装置において処理槽の開口からの液洩れを防止
するためのシール作業を簡略化でき、装置の組付けが容
易となる。
【0086】また、本実施例では、現像部14と染色部
16の各々に1槽づつの現像水回収槽22、染色液回収
槽92を設けたが、処理液を貯留する処理槽の数を限定
するものではない。同じ処理液を複数の処理槽に貯留し
て処理を行う装置であってもよい。
【0087】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る感光性
平版印刷版処理装置は、感光性平版印刷版の処理の進行
によって処理液の泡が発生して処理槽内で成長しても、
処理槽から溢れることがない。したがって、処理槽の上
部開口のシールを簡略化することができ、装置製作のと
きの作業性が格段に向上する優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に適用した水なし平版現像装置の概略
側面図である。
【図2】本実施例に適用した水なし平版現像装置を示す
概略構成図である。
【図3】染色槽本体を水なし平版の搬送方向から見た概
略断面図である。
【符号の説明】
10 水なし平版現像装置(感光性平版印刷版処理装
置) 12 水なし平版(感光性平版印刷版) 14 現像部 16 染色部 20 現像槽本体 90 染色槽本体 91 オーバーフロー管 92 染色液回収槽 100 ブラシローラ 142 液面測定槽 146 液面計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−209253(JP,A) 特開 平2−220061(JP,A) 特開 平3−209254(JP,A) 特開 平4−127160(JP,A) 特開 平2−220060(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/00 - 7/42

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光性平版印刷版を搬送しながら処理液
    で処理し、処理に使用した処理液を処理槽に貯留し、
    処理槽内の処理液中に設けられた処理液加温手段によっ
    て温められた処理液を再度処理に用いる感光性平版印刷
    版処理装置であって、前記処理槽内に貯留される処理液
    の液面レベルを検出する液面検出手段と、前記処理槽内
    の処理液の液面レベルを前記液面上に発泡した前記処理
    液の泡が前記処理槽の開口を越えない上限レベルと
    前記処理液加温手段を前記処理液から露出させない下限
    レベルとの間に位置するように前記液面検出手段の検出
    結果に基いて制御する制御手段と、前記開口と前記上
    レベルとの間前記処理液の泡を排出する排出口を有
    する排出手段と、を備えたことを特徴とする感光性平版
    印刷版処理装置。
  2. 【請求項2】 前記処理槽が浅底と該浅底に続く深底
    から成り、前記浅底が前記排出口レベルと前記開口面と
    の間に位置することを特徴とする請求項1記載の感光性
    平版印刷版処理装置。
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