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JP3004643U - エアモーター用ベーン - Google Patents

エアモーター用ベーン

Info

Publication number
JP3004643U
JP3004643U JP1994007157U JP715794U JP3004643U JP 3004643 U JP3004643 U JP 3004643U JP 1994007157 U JP1994007157 U JP 1994007157U JP 715794 U JP715794 U JP 715794U JP 3004643 U JP3004643 U JP 3004643U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vane
synthetic resin
air motor
wear resistance
mechanical cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994007157U
Other languages
English (en)
Inventor
邦彦 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kohan Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kohan Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kohan Kogyo Co Ltd filed Critical Kohan Kogyo Co Ltd
Priority to JP1994007157U priority Critical patent/JP3004643U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3004643U publication Critical patent/JP3004643U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のエアモ−タ−用ベ−ンのようなベ−ク
ライト製の機械切削加工を排し、(イ)製作コストとし
ての材料費、加工費を含めて低廉なものとする。(ロ)
長時間の回転使用に耐える対摩耗性の高いものとする。
(ハ)潤滑油の使用を極力制限して圧縮空気のより清浄
化を図ること、の3点を主眼に改良する。 【構成】 ベ−ンの材質として、二硫化モリブデンを重
量比で1%及至5%含む合成樹脂(アクリル系、ポリア
ミド系、ビニル系等)を適用し、該合成樹脂を溶融→金
型注入→冷却取出→即使用可として、機械切削加工を排
除し、かつ高い潤滑性と耐摩耗性を具備せしめるごとく
構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エアモーター用ベーンの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、エアモーターは、例えば実開平3−65801号公報等に見られる ような、動力源として圧縮空気を用いるものとして被駆動側に対する柔軟な対応 (例えばストールトルクに基づく)を可能とするところから広く産業界に採用さ れてきたが、そのローターのベーン(羽根)は、積層のベークライトを素材とし て機械加工により構成されてきた。これは、当時として他に優れた適当な素材が 得られなかったことから、次のようなベークライト製ベーンの欠点、すなわち、 (1)ベークライトは積層構造であるから、長時間使用に対して「割れ」や「欠 損」を生ずることがしばしばあり、エアモ−タ−事故の原因となっていた。 (2)ベ−クライトは回転摺動に対して摩耗度が比較的大きく、長時間使用には 必ずしも適当ではなく、交換頻度は高いものであった。 (3)ベ−ンとしての加工は機械による切削加工が必要であり、その製作費が高 いものであった。 など改善すべき点が多くあるにもかかわらず、今日に至るまで必要悪として容認 された形で推移してきた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前述のような情況に鑑み、ベ−クライト製ベ−ンに代わる優れた材料の模索選 定と成形加工方法の抜本的改善に基づく改良型ベ−ンについて検討し、 (イ)製作コストが、材料費、加工費を含めて低廉であること。 (ロ)長時間の回転使用に耐える耐摩耗度の高いものであること。 (ハ)潤滑油の使用を極力制限して圧縮空気のより清浄化を図ることに対して 円滑に対応できること。 の3点に改良の的を定めて、検討、試行を重ね、ここに本考案として提供するに 至ったものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前述の課題を解決するために次のような手段を適用して対処した。 すなわち、ベ−ンの材質として、二硫化モリブデンを重量比で1%及至5%含む アクリル系、ポリアミド系、ビニル系等の合成樹脂を適用して、高い潤滑性と優 れた耐摩耗性を具備せしめるとともに、機械切削加工による製作を排除するため に前記合成樹脂を溶融し所定の金型に注入して一挙にベ−ンとして形成し、取出 し後は直ちに使用可能な形態として構成したものである。
【0005】
【考案の作用】
合成樹脂に含まれる二硫化モリブデンが、エアモ−タ−内筒の内側に絶えず接 触しながら高速で摺動回転するとき、高い潤滑性を遺憾なく発揮して、圧縮空気 に混合する潤滑油の量を極力制限してもエア−モ−タ−のベ−ンとしての役割を 完全に達成するものであり、さらに、二硫化モリブデンを含む合成樹脂として、 合成樹脂溶融→金型注入成型→成型された精度の高いベ−ン の製作工程で極めて容易に、わずらわしい機械加工を排除して、すぐ使用できる ベ−ンとして製作され、その製作費のダウンが達成されるものであり、好ましい 機能をもつ改良されたベ−ンである。
【0006】
【実施例】
以下本考案の好適は一実施例を、図面に従って詳しく説明する。 図1に、本考案のエアモ−タ−用ベ−ン(以下単にベ−ンという)10を装着した エアモ−タ−1の正面部分断面図を示し、図2に図1のA−A矢視断面図、図3 に図1のB−B矢視による側面図をそれぞれ示したが、ベ−ン10は、ロ−タ−4 の所定位置に放射状に穿設されたベ−ン溝41に摺動自在に嵌着され、エアモ−タ −1の外筒2に設けられた吸気孔5からの通入圧縮空気を、外筒2の内腔に嵌合 固着された内筒3の空気通路を経て受圧して内筒3の内腔(外筒2の内腔円に対 して偏心した円形内腔)内でベ−ン溝41を摺動しながらロ−タ−4を回転し、排 気孔6から圧縮空気を排出して、この圧縮空気の供給のある限り、ロ−タ−4を 回転すべく作用し続けるものであり、このとき、ベ−ン10はベ−ン溝41を、ロ− タ−4の回転に伴うベ−ン10自身の遠心力と、偏心に伴う内筒3内腔壁の押圧力 との両作用を受けながら、ロ−タ−4の中心に対して放射方向および求心方向に 摺動して、ベ−ン10の上辺11が内筒3内腔壁に密着し続けるものであることは、 周知のとおりである。
【0007】 さて、ベ−ン10は、一実施例として図4にその正面図、図5に側面図、図6の (1)に斜視図、同図(2)に(1)のC−C矢視断面詳細図として示したよう に、上辺11、側辺12、下辺13、側面15で構成され、上辺11は内筒3の内腔壁に密 してロ−タ−4と内腔壁と後述の側壁8との間に気室を形成するものであり、こ のとき、側面15は圧縮空気圧を受けてロ−タ−4の回転力に変換する。側辺12は 側壁8(ロ−タ−4の回転軸に直角方向の両面に対応するエアモ−タ−1の外筒 2内腔の軸方向の壁)に密着して前記気室の形成を助けるものであり、本ベ−ン 10の長さを規制するものであり、ロ−タ−4の本体(軸部ではなくベ−ン溝41を もち、軸部に対して大径の部分)の長さとほぼ同一である。下辺13は、本実施例 では辺の大部分を円弧状に形成しているが、直線状あるいは鍋底状でもよい。円 弧状であれば、ベ−ン溝41底部との接触が円滑であり、またベ−ン強度上も良好 であるようであるが、特に顕著な証はなく、設計者の選択範囲に属するものであ る。
【0008】 ここで、ベ−ン10の素材について述べると、ベ−ン10の上辺11は前述のごとく ロ−タ−4の回転中絶えずベ−ン10自体の遠心力に応じて内筒3内腔壁と接しな がら摺動回転するものであり、高い潤滑性と耐摩耗性が要求される訳であるから 、圧縮空気自体にもこのため若干の潤滑油が混入(空気配管中にオイラ−を設け て混入量を調整しながら給油適下)しているが、この面での対応策として本考案 は、二硫化モリブデンを重量%で1%及至5%含む合成樹脂を適用して構成した ものであるが、二硫化モリブデンは1%以下ではベ−ン10の強度(耐摩耗性)お よび潤滑性に顕著な効果が得られない訳で、また5%を超えると、高価となり、 強度上も必要以上のものとなり好ましくなく、より好ましくは、2〜4%がよい 。母体となる合成樹脂としては、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ビニ−ル 系樹脂、等の何れでも問題はない。 ただし、フェノ−ル系樹脂、メラミン系樹脂、ユリア系樹脂は熱硬化性であり射 出成型上好ましくない。
【0009】 このような二硫化モリブデンを含む合成樹脂を素材とすることによって、その ベ−ン10としての成形が極めて容易である。すなわち、該合成樹脂を溶融して、 所定の金型に注入し成形すれば、適度に冷却した後に取り出して、鋳バリは、図 6の(2)に示すように鋳バリあと、つまり注入部あと19の手入れを要すること なく、まったく滑らかであり、その除去を要せず、即使用に供することが可能で ある。
【0010】 ここで、実施例によるベ−ン10と、従来例に基づくベ−クライト製機械切削加 工成形のベ−ンの実用テスト結果を示して本考案のベ−ン10の特徴を明確にす る。 (項目) (実施例) (従来例) テスト(1) ※圧縮空気への潤滑油混入比 1% 1% ※ベ−ン破損までの使用時間 2000H 800H ※ベ−ン摩耗による寿命 3000H 1200H テスト(2) ※圧縮空気への潤滑油混入比 2% 2% ※ベ−ン破損までの使用時間 2000H 1500H ※ベ−ン摩耗による寿命 3000H 2000H 前述したように、本考案のベ−ン10は少ない潤滑油に対しても高い潤滑性と対 摩耗性を有するものである。
【0011】
【考案の効果】
本考案の実施により、機械切削加工を要せずして、金型さえ準備すれば極めて 簡単にベ−ンを製作することができ、その使用に当って潤滑性が高く耐摩耗性に 優れたエアモ−タ−用ベ−ンとして経済的に有利である。 さらに、圧縮空気に混入する潤滑油の量を従来の1/2程度に減少することが でき、より清浄な空気として作業環境上好ましく、経済的であり、エアモ−タ− 使用上極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【総括】図面はすべて本考案の実施例を示すものであ
る。
【図1】ベ−ンを装着したエアモ−タ−の正面部分断面
図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】図1のB−B矢視によるエアモ−タ−の側面図
である。
【図4】ベ−ンの正面図である。
【図5】ベ−ンの側面図である
【図6】(1)はベ−ンの斜視図であり、(2)は
(1)のC−C矢視断面詳細図である。
【符号の説明】
1 エア−モ−タ− 2 外筒 3 内
筒 4 ロ−タ− 5 吸気孔 6 排
気孔 9 出力軸 10 ベ−ン 11 上
辺 12 側辺 13 下辺 15 側
面 19 注入部あと 41 ベ−ン溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアモーターのベーンにおいて、その材
    質に二硫化モリブデンを重量比として1%乃至5%含む
    アクリル系、ポリアミド系、ビニール系等の合成樹脂を
    適用して、高い潤滑性と優れた耐摩耗性を具備せしめる
    とともに、機械切削加工による製作を排除するために前
    記合成樹脂を溶融し所定の金型に注入して一挙にベーン
    として形成し、取出し後は直ちに使用可能な形態として
    構成したことを特徴とするエアモーター用ベーン。
JP1994007157U 1994-05-25 1994-05-25 エアモーター用ベーン Expired - Lifetime JP3004643U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994007157U JP3004643U (ja) 1994-05-25 1994-05-25 エアモーター用ベーン

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JP1994007157U JP3004643U (ja) 1994-05-25 1994-05-25 エアモーター用ベーン

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JP3004643U true JP3004643U (ja) 1994-11-22

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JP1994007157U Expired - Lifetime JP3004643U (ja) 1994-05-25 1994-05-25 エアモーター用ベーン

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