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JP3002115B2 - ヒト急性および慢性を含む持続性ストレス負荷における細胞内HSP70mRNAの転写異常とその応用(新規ヒト細胞内SHSP70mRNAの転写発現とHSP70mRNA転写異常との応用) - Google Patents

ヒト急性および慢性を含む持続性ストレス負荷における細胞内HSP70mRNAの転写異常とその応用(新規ヒト細胞内SHSP70mRNAの転写発現とHSP70mRNA転写異常との応用)

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JP3002115B2
JP3002115B2 JP7158581A JP15858195A JP3002115B2 JP 3002115 B2 JP3002115 B2 JP 3002115B2 JP 7158581 A JP7158581 A JP 7158581A JP 15858195 A JP15858195 A JP 15858195A JP 3002115 B2 JP3002115 B2 JP 3002115B2
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馨 野村
昭一 清水
タブリュ.ハンキンズ ラーリ
芳三 久川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒト急性および慢性を
含む持続性ストレス負荷における細胞内HSP70mR
NAの転写異常とその応用(新規ヒト細胞内SHSP7
0mRNAの転写発現とHSP70mRNA転写異常と
の応用)に関する。
【0002】
【発明の背景】ストレスと呼ばれる現象は、刺激と応答
を周辺の状況まで包合し、誘起的作用因子に反応する生
体内の状態を意味することである。しかし、ストレスと
いう言葉の普遍的な定義は困難であるが、仮定として生
体反応を引き起こす外的刺激要因をストレスと呼び、そ
れに対応する生体の機能的、構造的変化をストレス応答
と云える。
【0003】ところでストレスには、ストレスの種類が
色々変化しても、生起する症状は似通っている非特異的
応答がある、それがストレス応答の本質であろうか。つ
まり、ひとつのストレス作用因子は、非特異的応答と特
異的応答とを引き起こす両方の効果をもち、両者は修飾
することによって生体の反応性に変化を与える。いずれ
にせよストレスは、ストレスの種類が変化しても、引き
起こされる応答には共通性がある。これはストレス応答
の特徴である。また、ヒトの場合には、高度な精神活動
と文化活動を営んでいるために、心理的ストレス、生理
的ストレスがある。そこでストレスに対する反応を知る
場合、中枢神経系を中心とする生体調節系の機能をどれ
だけ理解出来るかが重要であろう。
【0004】しかし、基礎的データの裏付けが十分でな
く、物質の変化で現象間の因果関係を見い出すには程遠
いのが現状である。しかしながら、生理的ストレス現象
は、物理的、科学的、複合的な因子分類によって、要因
分別が可能である。
【0005】そこで、基本的なストレスマーカーである
熱ショックタンパク(heat shock prot
ein;HSP)について、分子生物学的検索を行な
う。HSPは、熱によって誘導されることから命名され
た総称タンパク質であるが、熱以外のストレスでも似た
ようなタンパク質として合成される。これら一群のタン
パク質は、ストレス関連タンパク質と総称でき、加えら
れたストレス因子から生体を守るために機能していると
考えられ、ストレスに応答するものが、個体から組織、
細胞へと変化し、細胞も同レベルでストレスを受けてい
よう。そこで、細胞レベルでストレスの影響を把握する
ことが、ストレス応答を知る手がかりになるが、細胞レ
ベルでストレス応答のすべては解明されないことは判っ
ている。しかし、細胞レベルで、ストレスに対してHS
Pが変動することは知られているが、その機構について
はよく判っていない。またストレス応答には、HSPの
中でもHSP70キロダルトンタンパクが、その応答に
敏感であると同時に、多機能を有す。特に、HSP70
はシャペロン機能をもち、ストレス応答に反応してその
シャペロン機能の異変が発現し、細胞にストレス現象の
応答と異常化がでると考えるのである。これが、細胞レ
ベルでのストレス応答であろう。よって、後述のごと
く、HSP70について解明する。
【0006】
【発明の目的】本発明は、ヒト急性および慢性を含む持
続性ストレス負荷における細胞内HSP70mRNAの
転写異常とその応用(新規ヒト細胞内SHSP70mR
NAの転写発現とHSP70mRNA転写異常との応
用)を提供することを目的とする。
【0007】
【目的を達成するための手段】本発明の上記目的は、 1.図1に示す核酸配列に関してメッセンジャーRNA
からアミノ酸に翻訳されるアミノ酸配列のうち、翻訳開
始コドンのメチオニン(M)をNo.1として、No.
86のアミノ酸アスパラギン酸(D)までの配列86ア
ミノ酸を特異的に認識する抗体の作製方法、
【0008】2.図1に示す核酸配列に関してメッセン
ジャーRNAからアミノ酸に翻訳されるアミノ酸配列の
うち、翻訳開始コドンのメチオニン(M)をNo.1と
して、No.86のアミノ酸アスパラギン酸(D)まで
の配列86アミノ酸配列の合成方法、
【0009】3.図1に示す核酸配列番号144〜30
5の有無を検出するにあたって、下記(3C)及び(4
C)オリゴマーを用いて、微量DNAやRNAより作製
したcDNAを適度に増幅して検出する方法、 (3C)5′−TTTCGAGAGTGACTCCCGTT−3′(1〜20) (4C)5′−AAAGGCCAGTGCTTCATGTC−3′(447〜4 28)
【0010】4.図1に示す核酸配列のうち核酸配列番
号144〜305を欠失したクローンを作製し、このク
ローンを用いて患者検体中のSHSP70mRNAの有
無を検出する方法、
【0011】5.分離細胞内mRNAよりcDNAを合
成し、下記(3C)及び(4C)プライマーを用いてポ
リメラーゼ連鎖反応(PCR)により増幅し、この増幅
産物を電気泳動により確認して産物の位置より核酸配列
番号144〜305の転写欠失の有無を同定する方法、 (3C)5′−TTTCGAGAGTGACTCCCGTT−3′(1〜20) (4C)5′−AAAGGCCAGTGCTTCATGTC−3′(447〜4 28)
【0012】6.HSP70遺伝子産物を対象に、1〜
86のアミノ酸配列特異抗体及びLHSP70抗体を用
いてELISA解析を行うことによって、1〜86のア
ミノ酸配列の翻訳欠失の検出判定を行う方法、の各々に
よって達成される。
【0013】
【0014】
【発明の具体的な説明】図1〜図6は、分離決定したc
DNAの塩基配列とアミノ酸配列(LHSP70mRN
A−wild type、SHSP70mRNA)であ
り、図1はHSP70mRNA(LHSP70mRN
A)の全塩基配列、図2はSHSP70mRNA(うつ
病患者)の全塩基配列、図3はSHSP70mRNA
(ネフローゼ患者)の全塩基配列、図4はHSP70
(LHSP70)の遺伝子全アミノ酸配列、図5はSH
SP70(うつ病患者)の遺伝子全アミノ酸配列、図6
はSHSP70(ネフローゼ患者)の遺伝子全アミノ酸
配列を示す。また、表1は合成オリゴヌクレオチドプラ
イマー(20mer)、表2はアミノ酸記号と塩基記号
を示す。
【0015】以下の如くHSP70について解明する。
先ず、健康人およびストレス負荷ヒトの末梢血より、リ
ンパ球画分を分離し、細胞内高分子DNAとRNAを分
離精製する。細胞内の全RNAは、メッセンジャーRN
Aを分離後、リバーストランスクリプターゼ酵素にて相
補的DNA形に、つまり、cDNAを合成する。そのc
DNAよりヒトcDNAライブラリーを作成する。cD
NAライブラリーは、pWEX15コスミドベクター
(ストラトジーン社)でAG1宿主大腸菌を用いた。ク
ローニングは、PCRクローニングにて実施した。
【0016】PCRクロニングに用いた合成オリゴヌク
レオチドプライマー(20mer)は、表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】cDNAライブラリーよりクローニングし
たHSP70関連クローンは、T7DNAポリメラーゼ
酵素を用いた7−deaza−dGTP kit(US
B社,ver.2)にてシーケンスし、その塩基配列を
決定した。健常人より得たHSP70mRNAクローン
の塩基配列は、図1に示す。また、ストレスを受けた人
より得たHSP70mRNAクローンの塩基配列は、図
2、図3に示す(図2は鬱病患者から、図3はネフロー
ゼ症候群患者から得たクローンの塩基配列)。さらに、
得られた各クローンのメッセンジャーRNAより翻訳さ
れるアミノ酸配列は、図4(健常人)、図5(鬱病患
者)、図6(ネフローゼ症候群患者)に示す。
【0019】また、分離したリンパ球の、37℃、4
3.5℃の培養系でも同様の結果が得られる。表2は、
使用したアミノ酸記号と塩基記号を示す。
【0020】
【表2】
【0021】よって、ヒトリンパ球細胞内のHSP70
遺伝子のメッセンジャーRNAの転写には、2つ以上の
経路があり1つは、図1に示すごとく、正常なHSP7
0mRNAの転写が起き、アミノ酸コーディングリージ
ョン173〜2094(図1の塩基番号)の1922塩
基からなるmRNAになる。
【0022】一方、ストレス負荷を持続的にすると、細
胞内HSP70遺伝子のメッセンジャーRNA転写にお
いて、インターナルスプライシングが起き、転写異常が
発生する。
【0023】その転写異常とは、図1に示す塩基配列番
号143と305でスプライシングが起き、塩基番号1
44〜305(図1)がメッセンジャーRNAに転写さ
れない。また、アミノ酸コーディングリージョンが塩基
番号431〜2094(図1)の1664塩基からなる
162塩基短い異常mRNAになる(この異常mRNA
をSHSP70mRNAと称す、対して正常mRNAを
LHSP70mRNAと称す)。また、LHSP70m
RNA、SHSP70mRNAより翻訳されるアミノ酸
の推定構造は、図4、図5、図6に示され、アミノ酸数
にしてLHSP70では640、SHSP70では55
4であり、SHSP70では86コのアミノ酸が少なく
なる。
【0024】本発明においては、ヒトにおけるストレス
の持続的負荷において、末梢血分離リンパ球細胞内の熱
ショックタンパクの一つであるHSP70のmRNAの
転写異常がインターナルスプライシングと云う現象で発
現する。また 2つ以上の転写経路(正常では、転写発
現しない)がある。いずれにせよ、SHSP70mRN
Aの転写活性が起こる。SHSP70mRNAより翻訳
されるタンパクのアミノ酸数は、正常なLHSP70m
RNAより翻訳れるアミノ酸数より86少ない。また、
SHSP70mRNAによって出来るタンパクの推定分
子量は、60699.41(尚、LHSP70mRNA
では、69864.26)である。
【0025】このように、ストレス負荷ヒト細胞におい
て、HSP70遺伝子の異常転写が発生し、SHSP7
0mRNAへの異常転写活性が発現、それによって、本
来のHSP70遺伝子タンパクの機能を失うと同時に、
シャペロンとしての機能も失う。特に、シャペロン機能
を失うことは、他の多くの遺伝子産生タンパクの高次構
造形成にも影響する。よって、細胞の複製や修復−再修
復、また遺伝子タンパクの産生−複製−再構成形成にも
異常をきたすと考えられる。
【0026】このような事から、SHSP70mRNA
転写異常発現の検出やその特異的タンパクの検出をする
事は、細胞のストレス負荷程度を知ることができると同
時に、ストレス負荷による異常化を予知することが可能
となる。また個々の細胞の異常を知ることは、生体全体
の異常あるいは異常化をも知り得る指標になる。従っ
て、図1に示す核酸配列番号144〜305を、ゲノム
DNAやmRNAの相補的転化cDNAより特異的検出
すること、図5と6に示すアミノ酸配列に対する抗体で
そのタンパク質の有無を検出することが有効である。
【0027】
【実施例】ストレス持続的負荷ヒトのヘパリン加末梢血
5mlより、比重分離法にてリンパ球画分を分離精製す
る。分離した細胞画分は、HMW溶液5mlに浮遊し、
15mlのlysis bufferAを加え、30分
後に遠心分離して上清を捨て、次にlysis buf
ferBを5ml加え、60分間細胞核分を溶解し細胞
内の高分子DNAを溶出させ、フェノール/クロライド
法にて高分子DNAを分離抽出する。得た高分子DNA
は、TE溶液0.5mlに再溶解する。DNA濃度は、
分光光度計にてOD260nmにて吸光度を測定し、D
NA濃度を計算し求める。最終濃度500ng/μlに
調整する。使用時まで4℃保管する。
【0028】lysis bufferA(155mM
NH4Cl−10mM KHCO3−0.1mM ED
TA,pH7.4)、lysis bufferB(1
00mM Tris−10mM EDTA−8mM U
rea−1%SDS,pH7.0)、HMW溶液(10
mM Tris−0.15M NaCl−10mMED
TA,pH8.0)、TE溶液(10mM Tris−
1mM EDTA,pH8.0)。
【0029】次に表1の合成オリゴヌクレオチドプライ
マーを用いて、PCR遺伝子増幅を行なう。PCR遺伝
子増幅に使用するプラオマーの組合せは、3c/4c、
105c/106c、107c/108c、109c/
110c、111c/112cである。PCR遺伝子増
幅法は、96℃X3分、55℃X1分ー72℃X30秒
ー94℃X30秒の40回、55℃X2分ー72℃X1
分にておこなう。増幅DNAの検定は、3%MEアガロ
ースを用い、サブマリン水平電気泳動法にて行なう。泳
動されたDNAの検出は、エチジュウムブロマイド染色
にて行ない、最後に蛍光写真を撮る。サイズの検定は、
HaeIII消化ΦX174プラスミドDNAの消化産
物DNAの大きさにて決める。PCR遺伝子増幅に用い
た酵素は、Taq DNA polymerase(ベ
ーリンガー社)2単位である。
【0030】HSP70遺伝子ゲノムのPCR遺伝子増
幅データは表3に示す。
【0031】
【表3】 これは、ヒトHSP遺伝子マップとPCR遺伝子増幅産
物の大きさを示す。
【0032】
【表4】 ゲノムでは、健常人やストレス持続的負荷ヒトで遺伝子
異常はない。
【0033】次は、分離リンパ球画分より細胞内RNA
をグアニジンチオシアネート法にて全RNAを分離し、
オリゴ−dTセルロースを用いてポリA RNA,つま
りmRNAを分離精製する。分離精製したmRNAおよ
び全RNAより相補的DNA,所謂cDNAを合成す
る。cDNAの合成は、ベーリンガー社のcDNA合成
キットを用いる。cDNA合成に用いた酵素は、AMV
リバーストランスクリプターゼである。cDNAの生成
程度は、内部コントロールとして、βーアクチンの遺伝
子構造配列の特異的部分配列を用いた。
【0034】
【表5】 となり、分離細胞内mRNAよりcDNAを合成し、H
SP70mRNAの転写発現を、PCR遺伝子増幅法に
て解析すると、合成オリゴヌクレチドプライマー3c/
4c組合せで、異常転写産物の存在が、うつ病(5、
7)およびネフローゼ症候群(6、8)で検出された。
また中間体(7、8)もある。
【0035】他の部分では、異常は認められない。つま
り、プライマー3c/4c組合せのPCR遺伝子増幅の
データより健常人を基準にして447bp−285bp
=162bpとなり、HSP70遺伝子のmRNAへの
転写異常が発現する。その転写異常は、インターナルス
プライシングによると考えられると同時に、もう一つの
転写経路があることも考慮する必要もある。いずれにせ
よ、HSP70遺伝子のmRNAへの転写で、162塩
基短い異常転写mRNAを検出することは意義がある。
この異常転写mRNAをSHSP70mRNAと命名、
対して、正常転写mRNAをLHSP70mRNAとし
た。
【0036】このデータを観察すると、異常転写SHS
P70mRNAの発現は、個体がストレスを受け、その
ストレスが細胞まで影響し、細胞のライフサイクルに障
害をきたしていることが考えられる。HSP70遺伝子
タンパクは、細胞の自己防御に働くと同時に、重要なシ
ャペロン機能も有し、他の遺伝子タンパクの高次構造形
成にも機能しているのであるから、転写異常によってそ
の機能が喪失される。また、SHSP70mRNAより
翻訳されるタンパクは、LHSP70mRNAによって
翻訳されるタンパクより、86アミノ酸少ないと同時
に、ATP活性ドメンもなくなることから、機能低下や
機能異常が発生する。このことから、異常転写SHSP
70mRNA、つまりLHSP70mRNAに対して
短い162塩基部分の検出は、細胞ストレスを知る重要
なマーカーと考える。
【0037】また、LHSP70mRNAの塩基配列N
o.144〜305の162塩基およびNo.1〜44
7の447塩基を組込んだプラスミドクローンを作成す
る。そのクローン名は、pLHSP162,pLHSP
447とした。クローン化ベクターには、pUC19プ
ラスミドベクターを用い、宿主大腸菌DH5αを用い
た。
【0038】このクローンとユニバーサルプライマーを
用いアンチセンス側を、klenow酵素で伸長を{α
32ーP}dCTPを行い、32PーDNAを分離精製
する。これとサンプルRNAをハイブリダイズし、その
後S1ヌクレアーゼ酵素で処理し熱変性して、変性アク
リルアミドゲルで電気泳動する。泳動終了後、3MMペ
ーパーに転移し乾燥して、X−rayフイルムにオート
ラジオグラフィーをし解析する。
【0039】
【表6】 となり、HSP70遺伝子のmRNAへの転写で、正常
転写mRNA(LHSP70mRNA)と異常転写mR
NA(SHSP70mRNA)が検出される。
【0040】また、HSP70(LHSP70)遺伝子
タンパク抗体と、そのアミノ酸配列No.1〜86に対
する抗体でLHSP70mRNA、SHSP70mRN
Aから翻訳産生されたタンパクの検出
【0041】
【表7】 のように、HSP70遺伝子の異常転写遺伝子産物を検
出できる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、ヒト急性および慢性を
含む持続性ストレス負荷における細胞内HSP70mR
NAの転写異常とその応用(新規ヒト細胞内SHSP7
0mRNAの転写発現とHSP70mRNA転写異常と
の応用)を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】HSP70mRNA(LHSP70mRNA)
の全塩基配列
【図2】SHSP70mRNA(うつ病患者)の全塩基
配列
【図3】SHSP70mRNA(ネフローゼ患者)の全
塩基配列
【図4】HSP70(LHSP70)の遺伝子全アミノ
酸配列
【図5】SHSP70(うつ病患者)の遺伝子全アミノ
酸配列
【図6】SHSP70(ネフローゼ患者)の遺伝子全ア
ミノ酸配列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G01N 33/53 G01N 33/577 B 33/577 C12N 15/00 ZNAA (72)発明者 ラーリ タブリュ.ハンキンズ 神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町106番 地 株式会社保健科学研究所内 (72)発明者 久川 芳三 神奈川県横浜市保土ケ谷区神戸町106番 地 株式会社保健科学研究所内 (56)参考文献 Immunogenetics,Vo l.32,No.4(1990)p.242−251 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) CA(STN) REGISTRY(STN) MEDLINE(STN) GenBank/EMBL/DDBJ/G eneSeq

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】図1に示す核酸配列に関してメッセンジャ
    ーRNAからアミノ酸に翻訳されるアミノ酸配列のう
    ち、翻訳開始コドンのメチオニン(M)をNo.1とし
    て、No.86のアミノ酸アスパラギン酸(D)までの
    配列86アミノ酸を特異的に認識する抗体の作製方法。
  2. 【請求項2】図1に示す核酸配列に関してメッセンジャ
    ーRNAからアミノ酸に翻訳されるアミノ酸配列のう
    ち、翻訳開始コドンのメチオニン(M)をNo.1とし
    て、No.86のアミノ酸アスパラギン酸(D)までの
    配列86アミノ酸配列の合成方法。
  3. 【請求項3】図1に示す核酸配列番号144〜305の
    有無を検出するにあたって、下記(3C)及び(4C)
    オリゴマーを用いて、微量DNAやRNAより作製した
    cDNAを適度に増幅して検出する方法。 (3C)5′−TTTCGAGAGTGACTCCCGTT−3′(1〜20) (4C)5′−AAAGGCCAGTGCTTCATGTC−3′(447〜4 28)
  4. 【請求項4】図1に示す核酸配列のうち核酸配列番号1
    44〜305を欠失したクローンを作製し、このクロー
    ンを用いて患者検体中のSHSP70mRNAの有無を
    検出する方法。
  5. 【請求項5】分離細胞内mRNAよりcDNAを合成
    し、下記(3C)及び(4C)プライマーを用いてポリ
    メラーゼ連鎖反応(PCR)により増幅し、この増幅産
    物を電気泳動により確認して産物の位置より核酸配列番
    号144〜305の転写欠失の有無を同定する方法。 (3C)5′−TTTCGAGAGTGACTCCCGTT−3′(1〜20) (4C)5′−AAAGGCCAGTGCTTCATGTC−3′(447〜4 28)
  6. 【請求項6】HSP70遺伝子産物を対象に、1〜86
    のアミノ酸配列特異抗体及びLHSP70抗体を用いて
    ELISA解析を行うことによって、1〜86のアミノ
    酸配列の翻訳欠失の検出判定を行う方法。
JP7158581A 1995-06-01 1995-06-01 ヒト急性および慢性を含む持続性ストレス負荷における細胞内HSP70mRNAの転写異常とその応用(新規ヒト細胞内SHSP70mRNAの転写発現とHSP70mRNA転写異常との応用) Expired - Fee Related JP3002115B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8268356B2 (en) 2007-11-16 2012-09-18 Asahi Kasei Chemicals Corporation Aqueous film coating solution, film coated granule and tablet using the same

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Title
Immunogenetics,Vol.32,No.4(1990)p.242−251

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US8268356B2 (en) 2007-11-16 2012-09-18 Asahi Kasei Chemicals Corporation Aqueous film coating solution, film coated granule and tablet using the same

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