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JP3099115B2 - 転写シート及びそれを用いた転写方法 - Google Patents

転写シート及びそれを用いた転写方法

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Publication number
JP3099115B2
JP3099115B2 JP09215463A JP21546397A JP3099115B2 JP 3099115 B2 JP3099115 B2 JP 3099115B2 JP 09215463 A JP09215463 A JP 09215463A JP 21546397 A JP21546397 A JP 21546397A JP 3099115 B2 JP3099115 B2 JP 3099115B2
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JP
Japan
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layer
transfer sheet
resin
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JP09215463A
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浩久 吉川
玲子 菅
晴男 大野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication of JPH1142749A publication Critical patent/JPH1142749A/ja
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は凹凸表面への転写に
も適する転写シート及びそれを用いた転写方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂の射出成形品や木質基材等の
特に凹凸表面のある被転写体に対して絵柄模様を転写で
施すには、転写シートの支持体には成形性のある樹脂フ
ィルムとして塩化ビニル樹脂フィルムが良く使われてき
た。このような転写フィルムは、例えば、特公平6−
69759号公報、特公平7−29518号公報、
特公平7−100398号公報などに開示されている。
では、支持体上に剥離性のあるセルロース系インク等
による絵柄層を直接設けた構成とするもであり、また、
では支持体上に直接設ける絵柄層を、では支持体上
に直接設ける剥離層を、ポリビニルブチラール、セルロ
ース・アセテート・プロピオネート樹脂、または塩素化
ポリプロピレン樹脂のいずれか1種から構成するもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
では、支持体上に絵柄層を直接に設けるべく印刷を行っ
た時に、溶剤が支持体の塩化ビニル樹脂フィルムをアタ
ックし、剥離強度が不安定となるといった問題がある。
また、上記においては、支持体の塩化ビニル樹脂フィ
ルム中に含まれる可塑剤がブリードアウトしてきて、や
はり剥離強度が不安定になるといった問題がある。ま
た、上記においては、剥離層に使用する樹脂が、ポリ
ビニルブチラール、セルロース・アセテート・プロピオ
ネート樹脂、塩素化ポリプロピレン樹脂という、特定の
樹脂に限定されてしまうという問題がある。以上の様に
凹凸表面の装飾において、塩化ビニル樹脂フィルムは成
形性は優れるが、転写シートの支持体としては、使い易
く満足すべき性能を持っていなかった。そこで、例えば
特公平7−110550号公報では、支持体として、
塩化ビニル樹脂以外にもポリスチレン系樹脂、アクリロ
ニトリル系樹脂、ABS樹脂等の、他のプラスチックフ
ィルムを用いた転写シートが開示されている。しかし、
においては、プラスチックフィルムの他層との密着性
改善の為に、支持体上にアンカー層を設ける事が必要
で、アンカー層上に剥離層、絵柄層等を設けた構成とな
らざろう得ない。従って、アンカー層や剥離層の為に、
転写シートが成形転写される時に、熱成形の適性温度範
囲が狭くなったりする。そこで、本発明者は塩化ビニル
樹脂フィルムの支持体を使用ぜす且つアンカー層等の付
随的層の不要な転写シートとして、自ら適度な剥離性が
有り且つ成形性の有る支持体フィルムとして、ポリエチ
レンフィルムやポリプロピレンフィルムを用いた転写シ
ートを試験研究してきた。また、これらポリエチレンや
ポリプロピレンのフィルムからなる転写シートは、地球
環境対策として塩酸ガスを発生させるという塩化ビニル
樹脂フィルムに対する脱塩ビ対策にもなるものである。
しかしながら、これらフィルムを用いた転写シートで
は、フィルムの結晶性が高く、融点で急に軟化する為、
成形条件の範囲が狭く、又、成形時に熱で伸ばされると
ネッキングにより部分的に白化し、白化した部分の伸び
が他所よりも大きくなるという、伸びの均一性が不安定
という問題があった。この不均一な伸びは、絵柄の歪み
の原因となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
する為に本発明の転写シートにおいては、オレフィン系
熱可塑性エラストマーフィルムを支持体として、該支持
体上に少なくとも絵柄層を転写層として有する転写シー
トであって、該オレフィン系熱可塑性エラストマーが、
アイソタクチックポリプロピレンとアタクチックポリプ
ロピレンとからなり、且つアイソタクチックポリプロピ
レンの重量比が50重量%を超え95重量%未満で、ア
タクチックポリプロピレンの重量比が5重量%以上50
重量%以下である構成とした。その結果、支持体として
の適度な密着性による安定的な剥離性と共に、熱成形の
適性温度範囲を広げ、また、転写成形時のネッキング発
生を防ぐことができた。
【0005】また、本発明の転写方法は上記転写シート
を用いることで、転写層を被転写体に転写する転写方法
である。例えば、上記転写シートを、その転写層側を被
転写体側に向けて配置し、被転写体側から真空吸引を行
い、支持体側と被転写体側との気圧差によって加圧し、
転写層を被転写体に転写する。或いは、上記転写シート
を、その転写層側を被転写体側に対向させて、支持体側
から固体粒子を衝突させ、その衝突圧によって転写層を
被転写体に転写する。或いは、雄型と雌型とからなる射
出成形用の両型の間に上記転写シートを、その転写層側
が射出樹脂側を向く様にして挿入し、しかる後、両型を
型締めし、両型で形成されるキャビティに流動状態の樹
脂を射出充填し、該射出樹脂を固体化させて被転写体と
するとともに前記転写層を該射出樹脂と接着させた後、
両型を型開きして成形品を取り出し、成形品取出しと同
時又は成形品取出し後に転写シートの支持体を剥離除去
することで、転写層を被転写体である成形品に転写す
る。或いは、上記転写シートを、その転写層側を被転写
体側に向けて、支持体側から弾性体ローラで加圧し、転
写層を被転写体に転写する。これらの転写方法によっ
て、被転写体が凹凸表面であっても、転写成形時に支持
体のネッキング発生無く、被転写体に転写できる。転写
方法は、被転写体形状、材料、用途等によって適宜使い
分ける。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の転写シート及びそ
れを用いた転写方法の実施の形態を詳述する。
【0007】〔転写シート〕図1は転写シートの形態例
を示す断面図である。図1(A)は接着剤層無しの一形
態、図1(B)は接着剤層有りの一形態である。本発明
の転写シートSは、特定組成のポリプロピレン系のオレ
フィン系熱可塑性エラストマーフィルムからなる支持体
1と、転写層2とから構成される。転写層2は、図1
(A)では支持体1側から順に剥離層3、絵柄層4から
なり、図1(B)では支持体1側から順に剥離層3、絵
柄層4及び接着剤層5からなる。接着剤層や剥離層は適
宜省略される。
【0008】(支持体)支持体1には、特定の組成から
なるポリプロピレン系のオレフィン系熱可塑性エラスト
マーを用いる。ポリプロピレン系熱可塑性エラストマー
としては、従来、特公平6−23278号公報に開示さ
れているものがある。すなわち、(A) ソフトセグメント
として、数平均分子量Mnが25,000以上、且つ、
重量平均分子量Mwと数平均分子量Mnとの比Mw/M
n≦7の沸騰ヘプタン可溶ポリプロピレン10〜90重
量%と、(B) ハードセグメントとして、メルトインデッ
クスが0.1〜4g/10分の沸騰ヘプタン不溶性ポリ
プロピレン90〜10重量%、との混合物からなる軟質
ポリプロピレンである。
【0009】本発明では、例えば上記の様なオレフィン
系熱可塑性エラストマーの中でも、いわゆる「ネッキン
グ」を生じ難く、熱圧により三次元形状などの凹凸表面
の被転写体に転写する際に適性が良好なものとして、ア
イソタクチックポリプロピレンとアタクチックポリプロ
ピレンとからなり、且つアイソタクチックポリプロピレ
ンの重量比が51〜95重量%、アタクチックポリプロ
ピレンの重量比が5〜49重量%であるものを用いる。
ポリプロピレン系のオレフィン系熱可塑性エラストマー
自体は、包装容器等の分野では従来公知で、容器分野で
用いられる場合は、強度を重視する為に、ソフトセグメ
ントとなるアタクチックポリプロピレン(上記(A) 成
分)の重量比が5重量%未満のものが専ら使用されてい
た。しかしながら、本発明で目的とする様な、特に三次
元形状の凹凸表面を有する被転写体に転写する為の転写
シートの支持体という新規な用途にこれを適用しようと
すると、前記のネッキングを生じて良好な転写が不可能
であった。そこで、本発明者は各種検討の結果、従来の
組成の設計とは逆に、ポリプロピレン系のオレフィン系
熱可塑性エラストマーに於いて、アタクチックポリプロ
ピレンの重量比が5重量%以上とすることによって、三
次元形状等の凹凸表面の被転写体に転写する際のネッキ
ングによる不均一な転写シートの変形、及びのその結果
としての皺、絵柄の歪み等の欠点を解消できる事を見い
だした。そこで、アタクチックポリプロピレンの重量比
を5重量%以上、特に20重量%以上の場合が良好であ
る。一方、アタクチックポリプロピレンの重量比が増加
し過ぎると、支持体自体が変形し易くなり、支持体を印
刷機に通し絵柄等を印刷する時に、支持体が変形し、絵
柄が歪んだり、多色刷りの場合に見当が合わなくなる等
の印刷不良が発生し易くなる。また、転写時に転写シー
トが成形される際にも、転写シートが破れ易くなる為、
好ましく無い。そこで、アタクチックポリプロピレンの
重量比の上限としては、輪転グラビア印刷等の通常の輪
転印刷機を用いて転写層を印刷し、且つ転写方法として
本発明の列記の方法を採用する場合は、アイソタクチッ
クポリプロピレンが主体(重量比で50重量%を超え
る)となる様にして、アタクチックポリプロピレンの方
は重量比で50重量%以下、より好ましくは40重量%
以下とすると良い。
【0010】上記のようなオレフィン系熱可塑性エラス
トマーは、従来公知のカレンダー法、インフレーション
法、Tダイ押し出し法等の成膜方法によって、フィルム
とすることができる。なお、使用するフィルムの厚みは
成形方法等によるが、20〜500μm程度である。ま
た、フィルムは、延伸フィルム、未延伸フィルムのいず
れでも良いが、三次元形状等の凹凸表面に対して追従し
て成形される成形性を考慮する場合は、未延伸フィルム
を用いるのが好ましい。また、支持体と転写層との剥離
強度を適度なものに調整する為に、必要に応じて下記す
る剥離層を設けたり、あるいは支持体のコロナ処理、プ
ラズマ処理等を施してもよい。
【0011】なお、上記のオレフィン系熱可塑性エラス
トマーとしては、従来使用されて来た半硬質(可塑剤含
有量がジオクチルフタレート換算で10〜30phr)
塩化ビニル樹脂と同等の成形性と機械的強度を有する事
が必要がある。その為には、25℃に於ける破断強度が
300〜400Kg/cm2、25℃での破断伸度が150〜
180%、70℃に於ける破断強度が200〜300Kg
/cm2、70℃での破断伸度が160〜200%のものを
選ぶと良い。なお、測定値はJIS−K−6734に基
づく値である。25℃での破断強度が、この値を超える
か、又は破断伸度がこの値未満であると、常温での成形
性が不足し、70℃では破断強度がこの値を超えるか、
又は破断伸度がこの値未満であると、加熱成形(通常7
0℃〜150℃程度)時の成形性が不足する。25℃で
の破断強度がこの値未満であると、常温での成形時に転
写シートの破断を生じ易く、25℃での破断伸度がこの
値を超えると、多色印刷時の見当精度が不良となる。7
0℃に於ける破断強度がこの値未満か、又は破断伸度が
この値を超えると、成形時の絵柄の歪みが著しくなる。
【0012】(転写層)転写層2は少なくとも絵柄層か
ら構成される。図1(A)では、絵柄層4の他に更に剥
離層3を有する転写層であった。また、図1(B)では
図1(A)の構成の転写層に対して、更に接着剤層5も
有する転写層であった。通常は、転写層2は剥離層3、
絵柄層4及び接着剤層5とから構成するが、本発明の転
写シートは、図示した例に限定されるものではない。例
えば、絵柄層4が被転写体との接着機能を有する場合等
では接着剤層5は省略できる。また、絵柄層4が支持体
1との適度の剥離性を有し、転写後の表面保護層的作用
を剥離層3により期待の必要がない場合には、剥離層3
は省略でき、さらに、用途及び仕様によりこれら両方の
条件が成立する場合には、転写層2は絵柄層4のみの構
成の形態もあり得る。
【0013】(剥離層)剥離層3は、転写層の一部とし
て、転写後は被転写体に転写移行し被転写体の表面を薬
品、紫外線、磨耗等から保護する保護層となると共に、
転写層の支持体に対する接着性を調整し、剥離性を適度
なものとする等の為に適宜設けるものである。剥離層の
樹脂としては、適度な剥離性を与えると共に、成形性を
考慮すれば更に伸び適性の優れた樹脂が好ましい。例え
ば、ポリビニルブチラール系樹脂、ニトロセルロース等
のセルロース系樹脂、塩素化ポリプロピレン樹脂、アク
リル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリア
ミド系樹脂、ウレタン系樹脂等が使用できる。また、本
発明の転写シートでは、その支持体としてポリプロピレ
ン系熱可塑性エラストマーを用いている為に、塩化ビニ
ル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等を用いた従来
の転写シートに比較して、使用できる剥離層の樹脂の制
限が少ない。すなわち、従来技術として前記した、ポリ
ビニルブチラール、セルロース・アセテート・プロピオ
ネート樹脂、塩素化ポリプロピレン樹脂などの耐溶剤性
に乏しく、表面保護層として耐薬品性に劣る樹脂を特に
使用する必要性がなく、耐溶剤性に優れたウレタン系樹
脂等を使用することができる。このように、転写後に被
転写体の表面層となる剥離層の樹脂に制限が少ないの
で、得られる転写品の表面物性、例えば、耐溶剤性、耐
擦傷性、耐摩耗性等の表面物性をより自由に設計できる
という優れた転写シートとなる。また、このように、優
れた表面物性を付与できることから、転写形成される剥
離層を塗装フィニッシュとしても使用できる。なお、剥
離層の厚みは0.5〜30μm、通常は2〜10μm程
度とする。なお、表面保護層は、転写層を転写後にスプ
レー塗装等によっても良い。
【0014】また、剥離層には、耐候性(耐光性)をよ
り向上させる為に、紫外線吸収剤、光安定剤のどちらか
一方、又は両方を添加することができ、その添加量は紫
外線吸収剤、光安定剤とも通常0.5〜10重量%程度
であるが、一般的には紫外線吸収剤と光安定剤とを併用
するのが好ましい。これより少ないと、耐候性向上効果
が充分に得られず、又これより多いと着色化し、多量に
入れても効果的に変化がなく好ましくない。紫外線吸収
剤としては、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン
系、サリチル酸系等の有機系の紫外線吸収剤の他、粒径
0.2μm以下の微粒子状の酸化亜鉛、酸化セリウム、
酸化チタン等の無機物を用いることができる。光安定剤
としては、ビス−(2,2,2,6,6−テトラメチル
−4−ピペリジル)セバケート等のヒンダードアミン系
ラジカル捕捉剤を用いることができる。また、剥離層に
は、耐磨耗性をより向上させる為に、減磨剤、滑剤のど
ちらか一方、又は両方を添加することが出来る。減磨剤
としては、シリカ、アルミナ等の粉末が用いられる。特
に耐磨耗性と透明性の点から、粒径1〜10μm程度の
球形アルミナ粉末が好ましい。滑剤としては、パラフィ
ン蝋、モンタン蝋等のワックス類が用いられる。
【0015】(絵柄層)次に絵柄層4としては、絵柄等
のパターンや全ベタ柄等を、公知のビヒクルに顔料等を
混合したインク、塗液を用いて印刷や塗工で形成したも
のである。印刷方法としてはグラビア印刷、オフセット
印刷、凸版印刷、フレキソ印刷、シルクスクリーン印刷
等のような従来公知の印刷方式を用いることができる。
全ベタ柄では、グラビアコート、グラビアリバースコー
ト等の従来公知の塗工方式を用いることができる。
【0016】絵柄層用の印刷インク又は塗液としては種
々のものを用いることができ、バインダー樹脂、着色
剤、溶剤、また、必要に応じて適宜、体質顔料、硬化
剤、各種添加剤等を添加した組成物を使用することがで
きる。なお、バインダー樹脂としては、例えば、アクリ
ル系樹脂、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレ
ン、酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、セ
ルロース系樹脂、熱可塑性ポリエステル、熱可塑性ポリ
ウレタン等の熱可塑性樹脂、熱硬化性ポリウレタン等の
常温又は熱硬化性樹脂、アクリル系等の電離放射線硬化
型樹脂などの通常のものが使用できる。また、転写シー
トの支持体がポリプロピレン系熱可塑性エラストマーか
らなるので、絵柄層を支持体上に直接設ける場合でも、
従来の塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン
等のフィルムに比較して、広範囲なバインダー樹脂を使
用できるが、剥離層を設けた上に絵柄層を設ける場合に
は、バインダー樹脂はさらに広範囲に使用することがで
きる。なお、着色剤としては、チタン白、亜鉛華、弁
柄、朱、群青、コバルトブルー、チタン黄、黄鉛、カー
ボンブラック等の無機顔料、イソインドリノン、ハンザ
イエローA、キナクリドン、パーマネントレッド4R、
フタロシアニンブルー、インダスレンブルーRS、アニ
リンブラック等の有機顔料(或いは染料も含む)、アル
ミニウム、真鍮等の金属顔料、二酸化チタン被覆雲母、
塩基性炭酸鉛等の箔粉からなる真珠光沢(パール)顔料
等の従来公知の着色顔料が使用できる。また、体質顔料
としては、炭酸カルシウム、シリカ、アルナミ、硫酸バ
リウム等が使用される。また、剥離層において述べた、
紫外線吸収剤及び/又は光安定剤を混合使用することも
できる。なお、絵柄層の模様は、例えば、木目模様、石
目模様、布目模様、革絞模様、文字、幾何学図形、記
号、線画、各種抽象模様、全面ベタ柄、或いはこれらの
組合せ等と任意であ。
【0017】また、絵柄層4としては、金属薄膜を全面
又は部分的にパターン状に積層してもよく、この金属薄
膜は、アルミニウム、クロム、金、銀、銅等の金属を用
い、真空蒸着、スパッタリング等の方法で製膜する。な
お、パターン状に形成するには、金属薄膜不要部分に水
溶性インクにより除去層を所望のパターンで設けた上か
ら全面に金属薄膜を蒸着等で形成し、しかる後水洗して
上記除去層とともにその直上の金属薄膜を除去する等の
公知の手法による。絵柄層は、前記印刷等による層と、
この金属薄膜との組み合わせでもよい。
【0018】〔接着剤:接着剤層〕接着剤層は、転写シ
ート側の接着剤層5としてや、被転写体B側に接着剤層
A(図4及び図5参照)として、どちらか片方又は両方
に設けることができる。もちろん、接着剤層5や接着剤
層Aは、例えば、絵柄層が被転写体との接着機能を有す
る場合、或いは被転写体自体が接着性がある場合(射出
成形同時絵付け転写法等で流動状態の樹脂の固化と同時
に転写層を転写し、流動状態の樹脂自身が接着機能を持
つ場合)等では転写シート側の接着剤層5は省略するこ
ともできる。転写シート側の接着剤層5は、被転写体側
に接着剤層Aを塗工や塗装などにより施しておく場合は
省略することもできる。転写シート及び被転写体の両方
に接着剤層を設ければ、転写層の密着性をより向上させ
る効果がある。また、転写シートには接着剤層を予め設
けておかずに、転写する際に直前に接着剤を転写シート
側及び/又は被転写体側に施してから転写する方法もあ
る。
【0019】接着剤としては、被転写体の材質等によっ
て適切なものを選択使用すれば良く、特に制限は無い。
接着力発現機構で言えば、従来公知の転写シートで一般
的ないわゆる熱融着型(感熱溶融型接着剤)接着剤でも
良いし、感圧型、あるいは溶剤活性型等と任意である。
なお、感圧型の場合には、通常、転写直前まで接着剤層
を保護しておくために剥離紙又は剥離フィルムが接着剤
層の表面に積層された構成の転写シートとなる。感熱溶
融型接着剤としては、例えばポリ酢酸ビニル樹脂、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体、アクリル樹脂、熱可塑性
ポリエステル樹脂、熱可塑性ウレタン樹脂、ダイマー酸
とエチレンジアミンとの縮重合により得られるポリアミ
ド樹脂等による従来公知の接着剤を用いることができ
る。例えば、被転写体がABS樹脂の場合には、アクリ
ル樹脂は接着剤に用いる好ましい樹脂の一つである。ア
クリル樹脂は、各種アクリル酸エステル及びメタクリル
酸エステル、その他ビニルモノマーを共重合することに
よって、被転写体の材質に合わせた密着性を適宜調整し
易いからである。また、被転写体が塩化ビニル樹脂等の
塩化ビニル系の場合には、アクリル樹脂に加えて、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体を混合使用する等、被転写
体の材質により適宜他の樹脂を混合併用することによ
り、より優れた密着性が得られることもある。また、熱
融着型接着剤の他に、熱硬化型、湿気硬化型、電離放射
線硬化型等の各種硬化型接着剤、或いは、粘着剤による
感圧型接着剤等の各種接着剤も適宜使用できる。なお、
接着剤層の厚さは通常1〜50μm程度である。また、
凹凸表面の被転写体側に接着剤層を形成する場合は、ス
プレーコート、フローコート等の公知の塗工法によれば
良い。
【0020】〔被転写体〕本発明の転写シートに対する
被転写体としては、特にその材質、形状に限定されるも
のではなく、例えば材質としては、アクリル系樹脂、塩
化ビニル系樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチ
レン共重合体(ABS樹脂)、ポリカーボネート系樹
脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、フェノール樹脂等
の樹脂類、或いは、アルミニウム、鉄、ステンレス、真
鍮等の金属或いは金属化合物類、木質合板、木質単板、
中密度繊維板(MDF)等の木材類、ガラス、陶磁器、
タイル等のセラミック類、ALC(軽量気泡コンクリー
ト)、GRC(硝子繊維強化コンクリート)、スラグセ
メント等のセメント、ケイ酸カルシウム等と任意であ
る。また、形状も平板、曲面板、棒状体、立体物等と任
意である。被転写面の凹凸形状等によって、後述する適
宜な転写方法を採用して転写することができる。なお、
射出成形同時絵付け転写法では、被転写体の形状は転写
(樹脂成形)と同時に形作られるものである。
【0021】〔転写方法〕前記本発明の転写シートを用
いた本発明の転写方法は、特に限定されずに、各種転写
方法を利用できる。例えば、下記の様な従来公知の各種
の転写方法を利用できる。
【0022】特公昭56−45768号公報(オーバ
ーレイ法)、特公昭60−58014号公報(真空プレ
ス法)等に記載されるように、成形品等の立体形状物品
の表面に転写シートを、間に必要に応じ適宜接着剤を介
して対向又は載置し、立体形状物品側からの真空吸引に
よる圧力差により転写シートの転写層を立体形状物品の
表面に転写する、所謂真空成形積層法を利用した転写方
法(真空成形転写法)、 特開平6−315950号公報、特公平2−4208
0号公報に記載されるように、転写シートを射出成形の
雌雄両金型間に配置した後、溶融樹脂を型内に射出充填
し、樹脂成型品の成形と同時にその表面に転写シートか
ら転写層を転写させる、所謂射出成形同時絵付け転写方
法、 特公昭60−59876号公報、特開平5−1390
97号公報に記載されるように、転写シートを、転写層
を被転写体側に向けて、支持体側から弾性体ローラで加
圧し、転写層が被転写体に圧着後、支持体を剥離する、
所謂ローラ転写方法、 特公昭61−5895号公報、特公平3−2666号
公報等に記載されるように、円柱、多角柱等の柱状基材
の長軸方向に、転写シートを間に必要に応じ適宜接着剤
層を介して供給しつつ、複数の向きの異なるローラーに
より、柱状基材を構成する複数の側面に順次化粧シート
を加圧接着して転写層を転写してゆく、所謂ラッピング
加工方法による転写方法、 その他、BMC(Bulk Molding Compound) 成形法、S
MC(Sheet Molding Compound)成形法、ハンドレイアッ
プ成形法等のFRP(Fiber Reinforced Plastics) にお
ける各種成形法、或いは、RIM(Reaction Injection
Molding)、マッチドモールド成形法等の成形と同時に行
う転写方法、等がある。
【0023】なお、上記、及びは既に形状を有す
る被転写体に転写するものであり、及びの成形法
は、樹脂成形品として被転写体の形状発現と同時に転写
するものである。また、上記の方法では、樹脂の成形
型、又は別の型により転写シートを予備成形した後に、
樹脂を射出成形して成形と同時に転写する方法もある。
これと同様に、に列記の方法においても、転写シート
の成形は樹脂成形と同時の場合と、樹脂成形の前に予備
成形する場合がある。なお、ハンドレイアップ法では、
転写シートの成形は予備成形となる。
【0024】また、新規な転写方法として、転写圧に
固体粒子の衝突圧を利用する方法がある。この転写方法
は、(弾性体)ローラ転写法、真空成形転写法等では不
可能な大きな三次元形状等の表面凹凸の被転写体も可能
であり、後で詳述する。
【0025】先ず、上記各種転写方法の中から、真空成
形転写法に属する真空プレス法、射出成形同時絵付け転
写法、弾性体ローラ転写法、それに固体粒子衝突圧を用
いた転写方法について、順に説明する。
【0026】(真空成形転写法:真空プレス法)図2
は、上記の真空成形積層法を利用した真空成形転写法
の中でも、真空プレス法の説明図である。真空プレス法
は、真空ラミネート法と似ているが、転写シートの被転
写体への加圧に、転写シートの支持体側と被転写体側と
の空気圧差の他に更に、ゴム状弾性膜の収縮圧も利用す
る点、転写シートの加熱をヒータにより加熱されたゴム
状弾性膜を通して行う点等が若干異なり、転写シートの
均一加熱とより強い圧接力等に特徴がある。
【0027】図2の概略構成図に示す真空プレス装置3
0は、上方には流体圧シリンダー等の上下動作手段13
により上下に移動可能な上室11があり、上室11に対
面して下方に下室21がある。上室11の内部にはヒー
タ12が配置されている。また上室11の下部開口面は
ゴム状弾性膜15にて全面が覆われている。ゴム状弾性
膜15には通常シリコーンゴム等が用いられる。下室2
1はその上面が複数の排気孔23を有する置台22とな
っている。上室11及び下室21には、それぞれ給排気
ポート14、24があり、それぞれの内部気圧を独立に
調整できる。真空プレス法では、先ず、上室11が上方
に移動して下室21と分離した状態で、被転写体Bを置
台22に配置し、さらに転写シートSを被転写体Bの上
から配置する。その際、転写シートSの転写層側が被転
写体Bと向き合う様にする。接着剤を転写シートや被転
写体の外表面に施しておく場合には、この段階で塗布な
どしておく。また接着剤が溶剤を含む場合は、この段階
で乾燥させておく。次いで、上室11を下方に移動し下
室21に圧接し、上室11及び下室21を密閉する。図
2はこの状態を示している。次に、下室21内を減圧
し、上室11内を加圧する。さらに、ヒータ12を用い
てゴム状弾性膜15を通して転写シートSを加熱軟化さ
せ成形可能状態とする。この結果、上室11と下室21
との空気圧差及びゴム状弾性膜15の収縮圧により、転
写シートSは被転写体Bの外表面に対して加圧され、そ
の結果、転写シートSは被転写体Bの外表面に沿って変
形し被転写体Bへ密着していく。最後に、下室21の減
圧を解除するとともに上室11の加圧を解除して両室を
大気圧にし、上室11を上方に移動し上室11及び下室
21を分離し、転写シートSが貼着した被転写体Bを取
り出し、転写シートの支持体を剥離することで、転写層
が転写され絵柄模様が施された三次元形状の転写品が得
られる。
【0028】(射出成形同時絵付け転写法)次に、図3
は、射出成形同時絵付け転写方法の説明図である。同図
は既に樹脂がキャビティに射出され転写シートSも成形
されて樹脂に密着した状態である。移動可能なダイプレ
ート(可動盤)71には凹部キャビティを有する雌型8
1が固定され、他方のダイプレート(固定盤)72には
射出孔を有する雄型82が固定され、その背面にはノズ
ル73が位置する。ダイプレート71は背面の油圧シリ
ンダー74で図面で左右方向に移動し、雌型81と雄型
82とを圧接させて型締めを行う。転写シートSは雌型
81と雄型82との間に挿入される。また、雌型81の
キャビティ面には吸引管を通じて真空ポンプVPに接続
された吸引孔が穿孔されており、転写シートSは雌型8
1のキャビティ面を利用して型締め前に図示しない加熱
板で加熱軟化させて予備真空成形される。そして、加熱
板を退避後に型締めを行い、キャビティ(成形空洞)内
へノズル73から溶融樹脂等の流動状態の樹脂83を射
出、充填し、冷却や化学反応で樹脂を固化させた後、型
開きを行う。そして、成形品の取出しと同時又は取出し
た後に、成形品から転写シートの支持体を剥離除去する
と、転写層が成形品に転写され、絵柄模様が施された三
次元形状の成形品が得られる。
【0029】(弾性体ローラ転写法)次に、図4は、弾
性体ローラ転写法の説明図である。同図では、被転写体
Bには既に接着剤層Aが施されており、この被転写体に
対して、支持体1と転写層2とからなる転写シートS
を、転写層側を被転写体側に向けて、支持体側から弾性
体ローラRで加圧して転写圧を加えて、転写層が被転写
体に接着後、支持体を剥離することで、転写層を被転写
体に転写する。使用する弾性体ローラRとしては、通
常、鉄等の剛体の回転軸芯R1の表面周囲を軟質の弾性
体R2で被覆したローラを用いる。弾性体R2として
は、シリコーンゴム、フッ素ゴム、天然ゴム、ブタジエ
ンゴム等のゴムを用いる。特に、耐熱性、弾性等の点か
らシリコーンゴムが好ましい。また特に、被転写体の表
面(被転写面)が凹凸形状(三次元形状)をなす場合
は、弾性体として、JIS規格のゴム硬度が60°以下
のものを使用することが、転写シートを凹凸面に追従成
形させる為に好ましい。弾性体ローラの直径は、通常5
〜20cm程度である。また、通常、弾性体ローラは加
熱ローラとしても用いる。
【0030】(固体粒子衝突圧による転写方法)この転
写方法は、新規な方法であって、特に凹凸表面に転写す
る場合に有効である。すなわち、図5に示す如く、支持
体1と転写層2とからなる転写シートSを、その転写層
側を被転写体B側に対向させて〔図5(A)〕、支持体
側から多数の固体粒子Pを衝突させ、その衝突圧によっ
て転写層を被転写体の表面形状に追従させ成形させると
ともに転写層を被転写体表面に圧接して接着させ〔図5
(B)〕、しかる後に、支持体のみ剥離除去することで
転写を行う〔図5(C)〕ことによって、転写層が転写
された転写品Dが得られるというものである。なお、図
5は、被転写体Bには予め接着剤層Aを施しておく形態
である。また、固体粒子Pに付記した矢印は、固体粒子
の速度ベクトルを表す。
【0031】固体粒子Pとしては、ガラスビーズ等の無
機粒子、亜鉛、鉄等の金属粒子、ナイロンビーズや架橋
ゴムビーズ等の樹脂ビーズ等の有機粒子、或いは金属等
の無機粒子と樹脂とからなる無機物・樹脂複合粒子等を
使用する。粒子形状は球形状が好ましいが、その他の形
状でも用い得る。粒径は通常10〜1000μm程度で
ある。固体粒子は噴出器から転写シートに向かって噴出
させ、転写シートに衝突したその衝突圧が転写圧とな
る。噴出器には、代表的には羽根車や吹出ノズルを用い
る。羽根車はその回転により固体粒子を加速し、吹出ノ
ズルは高速の流体流で固体粒子を加速する。羽根車や吹
出ノズルには、サンドブラスト或いはショットブラス
ト、ショットピーニング等とブラスト分野にて使用され
ているものを流用できる。例えば羽根車には遠心式ブラ
スト装置、吹出ノズルには加圧式や吸引式ブラスト装
置、ウェットブラスト装置等である。遠心式ブラスト装
置は羽根車の回転力で固体粒子を加速し噴出する。加圧
式ブラスト装置は、圧縮空気に混合しておいて固体粒子
を、空気と共に噴出する。吸引式ブラスト装置は、圧縮
空気の高速流で生ずる負圧部に固体粒子を吸い込み、空
気と共に噴出する。ウェットブラスト装置は、固体粒子
を液体と混合して噴出する。
【0032】図6及び図7は、羽根車による噴出器の一
例を示す概念図である。羽根車812は、複数の羽根8
13がその両側を2枚の側面板814で固定され、且つ
回転中心部は羽根813が無い中空部815となってい
る。中空部内には方向制御器816を有する(図7参
照)。方向制御器は、外周の一部が円周方向に開口した
開口部817を有し中空筒状で羽根車812の回転軸芯
と同一回転軸芯で、羽根車とは独立して回動自在となっ
ている。使用時は、方向制御器の開口部の向きの設定よ
り固体粒子の噴出方向を調整する。更に、方向制御器内
には、内部中空で羽根車812と同一回転軸芯のもう一
つの羽根車が散布器818を有する(図7参照)。散布
器は外側の羽根車812と共に回転する。そして、前記
側面板814の回転中心には回転軸819が固定され、
回転軸819は軸受820で回転自在に軸支され電動機
等の回転動力源(図示略)によって駆動回転され、羽根
車812が回転する。そして、固体粒子Pをホッパ等か
ら散布器818の内部に供給する。すると、固体粒子は
散布器の羽根車で外側に飛び散り、方向制御器816の
開口部817によって許された方向にのみ放出され、外
側の羽根車812の羽根813と羽根813との間に供
給される。そして、固体粒子は羽根813と衝突し、羽
根車812の回転力で加速されて、羽根車から噴出する
というものである。なお、羽根車812の寸法は、通常
直径5〜60cm程度、羽根の幅は5〜20cm程度、
羽根の長さは、ほぼ羽根車の直径程度、羽根車の回転数
は500〜5000〔rpm〕程度である。そして、固
体粒子の噴出速度は、10〜50〔m/s〕程度、投射
密度(被転写体単位面積当たりに衝突させる固体粒子総
重量)は10〜150〔kg/m2 〕程度である。
【0033】次に、図8は吹出ノズルを用いた噴出器の
一例を示す概念図である。同図の噴出器840は固体粒
子加速流体として空気等の気体を用い、固体粒子噴出時
に該気体と固体粒子を混合して噴出する形態の噴出器の
一例である。噴出器840は、固体粒子Pと流体Fを混
合する誘導室841と、誘導室内に流体を噴出する内部
ノズル842と、ノズル開口部843から固体粒子及び
流体を噴出する吹出ノズル部844からなる。圧縮機等
からの加圧状態の流体Fを、内部ノズル842から噴出
し誘導室841を経てノズル844のノズル開口部84
3から噴出する際に、噴出器内の誘導室841にて、高
速で流れる流体流の作用で負圧を作り、この負圧により
固体粒子を流体流に導き混合し、流体流で固体粒子を加
速、搬送して、ノズル844のノズル開口部843から
流体流と共に噴出するものである。なお、固体粒子加速
流体に液体を用いる吹出ノズル等もある。流体圧は吹付
圧力で通常0.1〜10kg/cm2 程度である。流体
流の流速は、液流では通常1〜20m/秒程度、気流で
は通常5〜80m/秒程度である。
【0034】噴出器は、1個のみでは加圧領域を所望の
形状、大きさに出来ない場合は、複数用いる。例えば、
転写シート及び被転写体の送り方向に直交して幅方向に
全幅を加圧領域とするには、幅方向に一直線状に複数個
を配置して、幅方向に直線状で幅広の帯状形状の加圧領
域とする。また、衝突圧印加時間を長くするには、噴出
器は、例えば転写シート及び被転写体の送り方向に向か
って2列以上配置する多段配置とする。複数個を配列時
は、個々の噴出器の隣接する加圧領域を互いに一部重複
させることが好ましい。なお、固体粒子の衝突圧は、例
えば転写シート送り方向に直交する幅方向の中央部が最
大で、幅方向両端部に近い程低下する山型圧力分布等
と、不均一に設定することもできる。この設定は、中央
部から両端部に向かって順次段階的に圧着を進行させ、
内部に空気を抱き込むことを防ぐ。もちろん、衝突圧は
転写が完全に行える圧以上で、且つ転写シートの歪み、
被転写体の変形、破損等の生じない圧以下の適正圧力範
囲内とする。また、複数の噴出器を用いる場合、被転写
体の被転写面の包絡面(の搬送方向に直交する断面形
状)が例えば円型になる円筒状の凸曲面であれば、各噴
出器が主とし受け持つ個別の衝突面に対して、略垂直に
固体粒子が衝突する様に、噴出器の向きを、近接する被
転写体の包絡面法線方向にして配置することもできる。
また、実際に固体粒子を用いて転写する際は、固体粒子
は周囲の雰囲気中に飛散させずに且つ循環再利用するの
が好ましい。そこで、転写する空間を周囲空間と隔離す
るチャンバ内で、固体粒子を転写シートに衝突させて転
写圧を加える等すると良い。支持体の剥離は、チャンバ
外でも良い。
【0035】〔転写品の用途〕上述した転写シート及び
それを用いた転写方法によって得られる転写品は、転写
された装飾面が平面又は特に三次元形状等の凹凸表面の
物品として各種用途に用いられ得る。例えば、化粧部材
として、外壁、塀、屋根、門扉、破風板等の外装材、壁
面、天井、床等の建築物の内装、窓枠、扉、手摺、敷
居、鴨居等の建具類の表面化粧、家具や弱電・OA機器
のキャビネットの表面化粧、自動車、電車、航空機等の
車両内装に用いられ、或いは、瓶、罐、箱、カップ等の
容器等として用いられる。
【0036】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例で更に具体
的に説明する。
【0037】〔実施例1〕 (転写シート)支持体として、アイソタクチックポリプ
ロピレンを90重量%、アタクチックポリプロピレンを
10重量%、エルカ酸アミド1000ppmからなる、
ポリプロピレン系のオレフィン系熱可塑性エラストマー
をTダイより押し出して、厚さ100μmのフィルムを
得た。上記支持体に、ポリビニルブチラール系樹脂から
なる剥離インキ、ニトロセルロース系樹脂からなる絵柄
インキを用いて輪転グラビア印刷により、剥離層、その
上に3色刷りの木目模様の絵柄層を形成して転写層と
し、本発明の転写シートを得た。
【0038】(転写)上記転写シートを用いて、キッチ
ン扉形状のMDF(中密度繊維板)として厚み30m
m、縦150mm、横100mmの直方体で角の丸みは
半径18mmの被転写体(図9参照)を用意した。そし
て、この被転写体の表面にウレタン系の接着剤(コニシ
株式会社製、CVC45L)をスプレー塗工した。次い
で、前記転写シートを転写層が被転写体側を向く様に被
転写体上に被せ、転写シートを赤外線ヒータにて100
℃に加熱して軟化させ、被転写体側から真空吸引し、図
2の如き真空プレス転写法により、転写した。その結
果、転写シートは被転写体の凹凸表面に追従し、転写ヌ
ケ不良も生ぜず、しかも、支持体のネッキング発生は無
く、絵柄の不均一な歪みも認められず、美観に優れた転
写品として内装用の化粧材が得られた。そして、最後
に、表面に、アクリルポリオールとヘキサメチレンジイ
ソシアネートとからなる透明な2液硬化型ウレタン塗装
を行った。
【0039】〔実施例2〕 (転写シート)支持体として、アイソタクチックポリプ
ロピレンを80重量%、アタクチックポリプロピレンを
20重量%、エルカ酸アミド1000ppmからなる、
ポリプロピレン系のオレフィン系熱可塑性エラストマー
をTダイより押し出して、厚さ80μmのフィルムを得
た。上記支持体に、ポリエステルポリオールとトリレン
ジイソシアネートとからなる2液硬化型ウレタンからな
る剥離インキ、アクリル系樹脂と塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体との混合系からなる絵柄インキ(昭和インク
工業所製、BC72)、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
からなる接着インキを用いて輪転グラビア印刷により、
剥離層、砂目模様の絵柄層、接着剤層を順次形成して転
写層とし、本発明の転写シートを得た。
【0040】(転写)上記転写シートを用いて、射出型
を利用して予備成形を行う形態で、射出成形同時絵付け
転写法にて転写を行った。先ず、図3の如く射出成形金
型内に転写層が射出樹脂側を向く様に挿入し、熱板にて
転写シートを100℃で加熱・軟化させた上で、真空成
形にて雌型側に転写シートを予備成形した後、型締め
し、熔融したABS樹脂を雄型の湯口(ゲート)からキ
ャビティに射出し充填し、固化させて、射出成形した。
その結果、転写シートは樹脂成形品の凹凸面に追従し、
転写ヌケ不良を生ぜず、しかも、支持体のネッキング発
生は無く、絵柄の不均一な歪みも認められず、美観に優
れた転写品として、プラスチック成形品が得られた。
【0041】〔実施例3〕 (転写シート)支持体として、アイソタクチックポリプ
ロピレンを55重量%、アタクチックポリプロピレンを
45重量%、エルカ酸アミド1000ppmからなる、
ポリプロピレン系のオレフィン系熱可塑性エラストマー
をTダイより押し出して、厚さ100μmのフィルムを
得た。上記支持体に、直接、アクリルポリオール系の絵
柄インキにて、煉瓦積み模様の絵柄を輪転グラビア印刷
して絵柄層を転写層として形成し、本発明の転写シート
を得た。
【0042】(転写)被転写体として、図10(A)の
平面図及び図10(B)の要部斜視図に示す様な、表面
に幅6mm、深さ2mmの煉瓦積みの目地となる溝状凹
部401と、煉瓦部分の平坦凸部402を大柄な凹凸と
して有し、平坦凸部402上に微細凹凸403を有する
ケイ酸カルシウム板に、ウレタン系の接着剤をスプレー
塗工し、上記転写シートをその転写層側が被転写体側を
向く様にして、被転写体に被せた。次いで、転写シート
を100℃に加熱し軟化させた後、固体粒子として、平
均粒径0.3mmの球形の亜鉛球を、平均速度35m/
sで転写シートの支持体側に衝突させて転写圧を押圧し
て、冷却後、支持体を剥離することで、転写を行った
(図5参照)。その結果、転写シートは被転写体の凹凸
表面に追従し、転写ヌケ不良を生ぜず、しかも、支持体
のネッキング発生は無く、絵柄の不均一な歪みも認めら
れず、美観に優れた転写品として外装用の化粧板であ
る、加飾窯業系パネルが得られた。そして、最後に、表
面に透明なウレタン塗装を行った。
【0043】〔実施例4〕 (転写シート及び転写)転写シートの支持体を、アイソ
タクチックポリプロピレンを95重量%、アタクチック
ポリプロピレンを5重量%、エルカ酸アミド1000p
pmからなる厚さ100μmのフィルムとした他は、実
施例1と同様にして転写シートを得て、そして実施例1
と同様にしてMDFからなる被転写体に転写を行った。
その結果、転写シートは被転写体の凹凸表面に追従し、
転写ヌケ不良を生ぜず、しかも、支持体のネッキング発
生も無く、絵柄が不均一な歪みも認められず、美観に優
れた転写品として内装用の化粧材が得られた。
【0044】〔比較例1〕転写シートの支持体を、アイ
ソタクチックポリプロピレンを97重量%、アタクチッ
クポリプロピレンを3重量%、エルカ酸アミド1000
ppmの包装用グレードのポリプロピレン系のオレフィ
ン系熱可塑性エラストマーを用いた厚さ100μmのフ
ィルムとした他は、実施例1と同様にして転写シートを
得て、そして実施例1と同様にしてMDFからなる被転
写体に転写を行った。その結果、転写シートは被転写体
の凹凸表面に追従し、転写ヌケ不良を生じなかったが、
支持体のネッキングが発生し、絵柄の局所的に不均一に
歪んで、美観が損なわれた転写品となった。
【0045】〔比較例2〕転写シートの支持体を、アイ
ソタクチックポリプロピレンを35重量%、アタクチッ
クポリプロピレンを65重量%、エルカ酸アミド100
0ppmのポリプロピレン系のオレフィン系熱可塑性エ
ラストマーを用いた厚さ100μmのフィルムとした他
は、実施例1と同様の条件で輪転グラビア印刷を行って
転写層を印刷した。しかし、支持体のフィルム供給の張
力と、インキ乾燥ゾーン(温度40℃の温風)の加熱と
により、支持体のフィルムが伸びて見当が合わなくな
り、また印刷を続けるうちに、フィルムが破断し、転写
シートの良品が得られなかった。
【0046】〔評価結果〕以上の実施例及び比較例の評
価結果を表1にまとめて示す。表1の如く、実施例で
は、加熱成形時のネッキング発生は無く且つグラビア印
刷適性も良好であり、被転写体の凹凸表面に綺麗に転写
されていた。しかし、比較例では、ネッキング発生や
(比較例1)グラビア印刷適性不良(比較例2)が発生
した。
【0047】
【表1】
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、特定組成のポリプロピ
レン系のオレフィン系熱可塑性エラストマーを転写シー
トの支持体として用いる為に、絵柄層等の転写層を構成
する樹脂として多種の樹脂との離型性に優れる上、適度
な剥離性が得られ、且つ三次元形状等の凹凸表面への転
写に必要な伸び適性(成形性)にも優れ、従来用いられ
てきた塩化ビニル樹脂と同様に凹凸表面への転写ができ
る。特に、オレフィン系熱可塑性エラストマーは基本的
に極性がなく、剥離層としても使用できる樹脂が従来の
塩化ビニル樹脂フィルムに比較して大幅に広がり、被転
写体に転写移行する剥離層に各種樹脂が使用できる結
果、得られる転写品に各種物性を付与できるようなっ
た。また、特定組成のポリプロピレン系のオレフィン系
熱可塑性エラストマーを用いている為に、結晶性も通常
のポリオレフィン樹脂に比べて低い為、転写成形時の支
持体のネッキング発生が無く、それによる絵柄のムラ、
歪み等を生じない。更に、温度変化に対する樹脂の流動
性、可塑性の変化が、より穏やかになる為、成形時の温
度条件の変動の影響を受けにくく、加工条件が広がる。
また、転写シートの廃材となる支持体はオレフィン系樹
脂なので、焼却しても塩化水素ガスが発生せず、地球環
境対策的にも好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転写シートの形態例を示す断面図。
【図2】本発明の転写方法の一形態として、真空プレス
転写法の説明図。
【図3】本発明の転写方法の一形態として、射出成形同
時絵付け転写法の説明図。
【図4】本発明の転写方法の一形態として、弾性体ロー
ラ転写法の説明図。
【図5】本発明の転写方法の一形態として、固体粒子衝
突圧による転写方法の説明図。
【図6】羽根車を用いた噴出器の一例を概念的に説明す
る斜視図。
【図7】図6の羽根車内部を説明する概念図。
【図8】吹出ノズルによる噴出器の一例を概念的に説明
する断面図。
【図9】被転写体の一例として、キッチン扉用のMDF
部材を説明する斜視図。
【図10】被転写体の一例として、煉瓦積模様等の三次
元表面凹凸を有する例を示す説明図であり、(A)は平
面図、(B)は要部斜視図。
【符号の説明】
1 支持体 2 転写層 3 剥離層 4 絵柄層 5 接着剤層 11 上室 12 ヒータ 13 上下動作手段 14、24 給排気ポート 15 ゴム状弾性膜 21 下室 22 置台 23 排気孔 30 真空プレス装置 71 ダイプレート(可動盤) 72 ダイプレート(固定盤) 73 ノズル 74 油圧シリンダー 81 雌型 82 雄型 83 流動樹脂 401 溝状凹部 402 平坦凸部 403 微細凹凸 812 羽根車 813 羽根 814 側面板 815 中空部 816 方向制御器 817 開口部 818 散布器 819 回転軸 820 軸受 840 吹出ノズルを用いた噴出器 841 誘導室 842 内部ノズル 843 ノズル開口部 844 ノズル A 接着剤層 B 被転写体 D 転写品 P 固体粒子 S 転写シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−250213(JP,A) 特開 平10−297184(JP,A) 特開 平9−226297(JP,A) 特開 平4−168098(JP,A) 特開 平3−216377(JP,A) 特開 昭63−168399(JP,A) 特公 平6−23278(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B44C 1/165 - 1/17

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オレフィン系熱可塑性エラストマーフィ
    ルムを支持体として、該支持体上に少なくとも絵柄層を
    転写層として有する転写シートであって、 該オレフィン系熱可塑性エラストマーが、アイソタクチ
    ックポリプロピレンとアタクチックポリプロピレンとか
    らなり、且つアイソタクチックポリプロピレンの重量比
    が50重量%を超え95重量%未満で、アタクチックポ
    リプロピレンの重量比が5重量%以上50重量%以下で
    ある、転写シート。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の転写シートを用いて、転
    写層を被転写体に転写する転写方法。
  3. 【請求項3】 転写シートを、その転写層側を被転写体
    側に向けて配置し、被転写体側から真空吸引を行い、支
    持体側と被転写体側との気圧差によって加圧し、転写層
    を被転写体に転写する請求項2記載の転写方法。
  4. 【請求項4】 転写シートを、その転写層側を被転写体
    側に対向させて、支持体側から固体粒子を衝突させ、そ
    の衝突圧によって転写層を被転写体に転写する請求項2
    記載の転写方法。
  5. 【請求項5】 雄型と雌型とからなる射出成形用の両型
    の間に転写シートを、その転写層側が射出樹脂側を向く
    様にして挿入し、しかる後、両型を型締めし、両型で形
    成されるキャビティに流動状態の樹脂を射出充填し、該
    射出樹脂を固体化させて被転写体とするとともに前記転
    写層を該射出樹脂と接着させた後、両型を型開きして成
    形品を取り出し、成形品取出しと同時又は成形品取出し
    後に転写シートの支持体を剥離除去することで、転写層
    を被転写体である成形品に転写する請求項2記載の転写
    方法。
  6. 【請求項6】 転写シートを、その転写層側を被転写体
    側に向けて、支持体側から弾性体ローラで加圧し、転写
    層を被転写体に転写する請求項2記載の転写方法。
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