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JP3096037B1 - トルマリン含有絹繊維製品とその製造方法 - Google Patents

トルマリン含有絹繊維製品とその製造方法

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JP3096037B1
JP3096037B1 JP11236953A JP23695399A JP3096037B1 JP 3096037 B1 JP3096037 B1 JP 3096037B1 JP 11236953 A JP11236953 A JP 11236953A JP 23695399 A JP23695399 A JP 23695399A JP 3096037 B1 JP3096037 B1 JP 3096037B1
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tourmaline
silk fiber
silk
fiber product
fine particles
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Inventor
一衛 小林
俊夫 鈴木
Original Assignee
絹小沢株式会社
有限会社江島屋染工場
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Publication date
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  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 天然繊維については樹脂などにより繊維表面
にトルマリン微粒子を接着してトルマリン含有繊維製品
を生産せざるを得なかった。絹繊維に対して絹繊維本来
の官能特牲を保持したままトルマリンのもつ機能特牲の
付与が求められてきた。 【解決手段】 糸条、編物、織物及びアパレルなどの絹
繊維製品の絹繊維の内部に、トルマリン微粒子が吸着・
固定されたトルマリン含有絹繊維製品とした。トルマリ
ン微粒子が含まれた水系懸濁液を絹繊維製品に飽充した
後、当該絹繊維製品を乾燥し、トルマリン微粒子を絹繊
維製品の絹繊維の内部に湿熱処理により固着促進し、そ
の後にソーピングし、その後に仕上処理するトルマリン
含有絹繊維製品の製造方法とした。前記製造方法におい
て、水系懸濁液に絹繊維製品の膨潤剤と保護コロイドと
して熱可逆型高分子を共存させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は絹繊維製品の優れた
官能特性を保持したまま、トルマリンの具備する多くの
機能や特性が発揮されるトルマリン含有絹繊維製品とそ
の製造方法に関する。詳しくは絹繊維を主要成分として
構成される糸条、編物、織物及びアパレルなどの絹繊維
製品に、絹繊維特有の優れた官能特性を保持したまま、
トルマリンのもつ優れたマイナスイオン効果、遠赤外線
効果および消臭、脱臭、抗菌効果などの多くの機能や特
性を兼備させるトルマリン含有絹繊維製品とその製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、繊維製品を構成する糸条は形態
的に大別すると長繊維と短繊維に分類される。それらの
繊維を産出素材面から区分すると、天然に生産される
綿、麻、絹および羊毛などのいわゆる天然繊維と、原料
素材から人工的に生産されるレーヨン、ビニロン、ナイ
ロン、アクリルおよびポリエステルなどの人造繊維に分
類される。これら繊維製品の物性ないし品位はそれを構
成する糸条組成ないし集合体組織などによって支配さ
れ、染色および整理仕上などの後加工で修正できる範囲
は著しく制約され、それぞれ長い実用上の体験から固有
の評価が得られていることは周知である。
【0003】特に、天然繊維をモデルに研究開発された
人造繊維の飛躍により、天然繊維を凌駕する消費性能が
広く認識され、豊かな衣生活に人造繊維が大きく貢献し
ながらも、稀少価値を加味したファッション性の高い天
然繊維への執着をもち続ける消費者も多い。このため絹
繊維の官能特性を維持したまま、超極細ポリエステル繊
維の機能性に匹敵する消費特性が所望され、二相法での
エポキシド架橋処理技術(例えば特公平2−53544
号) によるウォッシャブル・シルクの企業化が実現する
など、天然および人造繊維の各分野毎の異質な革新技術
が交絡しながら、過当ともいえる激しい品質合戦によっ
て、両繊維業界の相互発展が達成されてきた。
【0004】本発明に使用される電気石と呼ばれるトル
マリン鉱石の電気特性は古くから知られているが、それ
がもつ機能特性を繊維品上で再現するための試みが取り
挙げられたのは比較的最近のことである。その背景には
トルマリンの微粒子化技術の発展とともに、環境保全が
叫ばれ、高齢化社会を背景にして衣生活の―段の向上が
志向されるなか、健康・衛生面からの快適性と、医療な
いし介護効果を追及する社会的ニーズが直接の動機とな
って、差別化商品の一つに絞り込まれ、研究開発の活況
に拍車がかかったものと判断される。
【0005】トルマリン鉱石を粉砕した水不溶性トルマ
リン微粉末(比重3.0〜3.3)と繊維との複合化技
術は、一般に、他の繊維加工技術と同様に混合紡糸と後
加工に分類できる。しかしながら、常識的には生体体内
で成育される天然繊維素材をトルマリン含有土壌ないし
は飼料を使ってバイオテクノロジカルに糸質自体の改質
を図るよりは、合成繊維を主体とした人造繊維の糸条成
型時に、原料となる高分子化合物ドープにトルマリンを
混合して紡糸する技術が、海島、分割、液晶およびゲル
紡糸などの紡糸技術が飛躍的に向上している現状では効
率的であることは容易に理解される。
【0006】なお、天然及び人造繊維の双方とも、後加
工により、繊維品上に天然ないし人造糊などと呼ばれる
水溶性高分子物質溶液、または、乳化重合して得られた
熱可塑性樹脂エマルジョン水溶液からなるバインダー成
分に、トルマリンを併用して安定な水系処理液を調製
し、当該水溶液中に繊維、糸条、布帛ないしアパレルを
浸漬し、計算量の水溶液を繊維品上に残留するようにマ
ングルないし遠心分離器で搾液して乾燥・固定してい
る。この場合、必要に応じて処理系に乾燥時に高分子物
質と反応する触媒を含めた架橋剤、柔軟剤、平滑剤及び
抗菌剤などを併用して、所望される最終物性及び品位を
調製することは繊維加工技術の標準操作である。従っ
て、加工後の繊維品の物性及び品位が許容される指定水
準範囲にあるならば特に間題点が指摘されることはな
い。
【0007】実際に多くの開示された特許公報からもこ
の事実が確認できる。例えば、特公平6−104926
号公報はセラミックスに替えてトルマリンを使用し、人
造繊維の場合は紡糸原液にトルマリンを混合紡糸してト
ルマリン含有繊維を製造し、天然繊維に対しては熱可塑
性樹脂を併用して繊維製品の表面にトルマリンを接着さ
せて優れたエレクトレット繊維を製造する技術が開示さ
れている。更に、ビニロン(特開平9−188915
号) 、レーヨン(特開平9−241919号、特開平1
0−121322号、特開平11−43187号、特開
平11−117121号) 、アクリル( 特閏平10−1
83422号) など人造繊維に関する混合紡糸例が開示
されている。
【0008】更に、前記に準じて製造されたトルマリン
含有繊維を使用して、トルマリン含有アクリル繊維から
なる靴下(特開平10−183422号、特開平10−
219502号) 、トルマリン含有コルセットべルト
(特開平10−219504号) 、トルマリン含有パン
ティストキング(特開平11−152605号) などの
二次製品に関する技術例も数多く開示されている。
【0009】これらに対して、不織布もしくは織編物に
トルマリン混合シリコンゴムをコートした層着シートを
芯材として使用した多機能性背広型被服(特開平11−
100706号、特開平11−100777号) 、合成
繊維不織布にトルマリン含有酢酸ビニル系樹脂を含浸も
しくは塗布した介護用シーツ(特開平11−10077
5号) などが開示されている。更に、水溶性高分子糊材
を保護コロイドとして分散剤及び消泡剤からなる系にト
ルマリンを添加して、木綿、ポリエステル、レーヨン、
羽毛、羊毛などのわた状繊維に噴霧し、開綿、オプナ
ー、カード工程を経て布団綿(特開平11−36171
号)に利用する技術も開示されている。
【0010】糸、布帛ないし二次製品を含む絹繊維に対
するトルマリン付与技術として、絹繊維から得たフィブ
ロインを加水分解して製造したポリぺプチド水溶液に、
加熱により硬化する水性バインダー及びトルマリンを配
合した組成物を、コーティング手法を利用する技術(特
開平10−212456号) も開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】すでに指摘したとお
り、蚕品種及び育蚕技術の改良により絹繊維に含有され
る金属種ないしその介在量を変更することに期待が寄せ
られたとしても、繭糸を構成する生糸成分中にトルマリ
ンを導入することはできない。従って、トルマリン含有
絹繊維製品の製造は後加工に依存せざるを得ないのが現
状である。特に「繊維の女王」と呼ばれ、高いファッシ
ョン性を追及する長繊維を使用する薄地布帛には、多品
種少量生産型の繊細な手作業を中心にして受け継がれて
きた伝統的技術を踏襲する現場が多く、樹脂受容能力が
相対的に増大する絹紡糸から構成される繊維品といえど
も、熱可塑性樹脂によるトルマリンの接着による固定は
風合の粗硬化から許容されるケースは極めて少ない。
【0012】しかも、繊維表面にインダーを介して固
定されたトルマリンの耐久性は、適用するトルマリンと
バインダー中の有効固形量との配合比率に依存すること
になる。即ち、一定のトルマリン量に対してバインダー
固形量を増やせば増やすほど耐久性が増加するが、その
反面、繊維上に固定されたトルマリン微粒子表面がバイ
ンダー成分で被覆される比率が増加し、特にトリマリン
の電気特性の中で最も注目されるマイナスイオンの発生
が抑制される結果に到る。また、バインダー量の低下と
共にトルマリンの繊維上の固着強度は低下し、使用中の
耐揉性が著しく劣化し、トルマリン微粉末の繊維品から
の脱落は避けられない。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明者らは周辺技術を整理要約しながら鋭意研究
を進め、超微粒子に近似的に区分されるトルマリンを選
出し、その超微粒子のトルマリンを絹繊維製品の絹繊維
の内部に、吸着・固定させて本発明を完成するに到った
ものである。
【0014】本発明のうち請求項1記載のトルマリン含
有絹繊維製品は、トルマリン微粒子が含まれた膨潤剤含
有水系懸濁液を糸条、編物、織物及びアパレルなどの絹
繊維 製品に飽充する工程と、当該絹繊維製品を乾燥する
工程と、トルマリン微粒子を絹繊維製品の絹繊維の内部
に、湿熱処理により固着促進させる工程と、当該絹繊維
製品をソーピングする工程と、その後に仕上処理する工
程を備えたトルマリン含有絹繊維製品の製造方法によ
り、糸条、編物、織物及びアパレルなどの繊維製品の絹
繊維の内部に、トルマリン微粒子が吸着・固定されたも
のである。
【0015】本発明のうち請求項2記載のトルマリン含
有絹繊維製品は、請求項1記載のトルマリン含有絹繊維
製品において、トルマリン微粒子のサイズをミクロン単
位としたものである。
【0016】本発明のうち請求項3記載のトルマリン含
有絹繊維製品の製造方法は、トルマリン微粒子が含まれ
膨潤剤含有水系懸濁液を糸条、編物、織物及びアパレ
ルなどの絹繊維製品に飽充する工程と、当該絹繊維製品
を乾燥する工程と、トルマリン微粒子を絹繊維製品の絹
繊維の内部に湿熱処理により固着促進させる工程と、当
該絹繊維製品をソーピングする工程と、その後に仕上処
理する工程を備えた方法である。
【0017】本発明のうち請求項4記載のトルマリン含
有絹繊維製品の製造方法は、請求項3記載のトルマリン
含有絹繊維製品の製造方法において、絹繊維製品への
潤剤含有水系懸濁液の飽充が、吸尽法、パッド、コート
およびプリント法などにより行なう方法である。
【0018】本発明のうち請求項5記載のトルマリン含
有絹繊維製品の製造方法は、請求項3又は請求項4記載
のトルマリン含有絹繊維製品の製造方法において、膨潤
剤含有水系懸濁液に保護コロイドとして熱可逆型高分子
を共存させる方法である。
【0019】本発明の製造方法において、超微粒子のト
ルマリンを絹繊維内に吸着・固定させる方法は、絹繊維
製品の形態、例えば加工中に被処理物にかかる張力をで
きる限り抑制することが望まれるニットないし二次製品
などについてはバッチ加工になる吸尽方式が、織物など
の品質管理が所望される被処理物にはパッド、コート及
びプリント方式などの連続加工が適するが、その選択は
必ずしも限定されるものではない。
【0020】トルマリン鉱石は日本よりも海外で多量に
産出され、その種類はショール(日本では鉄電気石、鉄
トルマリンと呼ばれている) 、エルバアィト(日本では
リチア電気石、リチウムトルマリン、リチアトルマリン
と呼ばれている) 、ドラバイト(日本では苦土電気石、
マグネシウムトルマリンと呼ばれている) などとして知
られている。それらの含有成分は相違しているが、いず
れも鑑賞用の宝石として使用されていることは周知であ
る。しかしながら、トルマリンの電気特性、例えば圧力
によって発生するピエゾ電気ないしは熱によって発生す
るピロ電気などの効能を活用する本発明に使用するトル
マリンは、リチアトルマリンがもっとも好適である。通
常、本目的に適用されるトルマリンは、市場で容易に入
手できる粒径が2μm以下のものが利用される。一般
に、微粒子の粒径は1μm以下になると超微粒子と呼ば
れ、粒度を極めて細かくすることにより材質本来の特性
に変化を生じることが指摘されるケースが散見され、ま
た、該微粒子のコストも配慮して2μm以下であれば限
りなく1μmに近似する分布の粒径のものが推奨でき
る。
【0021】絹繊維製品に適用するトルマリン水系懸濁
液は、トルマリンの粒度ないし含有固形量による若干の
相違は観察されるが、この系自体が必ずしも安定である
とはいえない。むしろ従来多用されている分散、乳化剤
を併用しても、長期安定性が悪く、処理液としては極め
て不適当であることは周知である。特に、その対策とし
て吸尽法の処理液は撹拌、振盪ないし圧搾空気の注入な
どによる機械的揺動作用が提案されても、「擦れ」防止
の視点から被処理物に対する衝撃をできるだけ緩和し
て、処理中は静置に近い状態を維持することが義務務付
けられる絹繊維製品の処理条件としては必ずしも推奨で
きる手法ではない。
【0022】従って、水系懸濁液のトルマリンの安定牲
を改善するためには、当該系に水溶性高分子物質からな
る保護コロイドの併用が必須になる。例えばキトサン、
フィブロイン、プルラン、キサンタンガム、カードラ
ン、コラーゲン、ポリビニールアルコール、アルギン酸
ソーダ、カルボキシメチールセルロ―ズ、澱粉、ローカ
ストビーンガム、グアガムなどが前記公報にも多数開示
されている。しかしながら、本発明に使用される水溶性
高分子物質としては、当該水溶液がある温度以上になる
と溶解していた高分子が析出ないし白濁し、その温度以
下になると再溶解する特性をもつ熱可逆型高分子と呼ば
れるものが好適であることが見出された。これらの水溶
液は加熱されると「熱ゲル化」と呼ばれるゲル構造を顕
現する特異現象を呈し、メチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロ―ス、ポリ酢酸ビニル部分鹸化物、ポリ
ビニルメチルエーチル、ポリエチレンオキシド及びポリ
ビニルオキサゾリディノンなどに観察されている。
【0023】トルマリン水系懸濁液に熱可逆型高分子水
溶液を保護コロイドとして使用すると、処理液がゲル化
温度に昇温したとき、該熱可逆型高分子の水への溶解性
は減少し、絹繊維への吸着が相対的に促進され、トルマ
リンの繊維層領域への濃度が増加し、吸着がより積極的
に推進されるため、トルマリンの吸着速度が増大すると
考えられる。従って、絹繊維へのトルマリンの吸着を促
進するためには、一定浴比であれば低固型量で、一定ト
ルマリン固型量であれば低浴比の処理が可能になり、操
業環境はより有利になる。この現象は連続加工法におい
ても、トルマリン含有水系懸濁液の飽充後の乾熱乾燥工
程でも再現され、続いて採用される湿熱処理による固着
促進に寄与する結果になる。なお、処理方式に準じて所
望されるトルマリン含有水系懸濁液の粘性は調製が必要
であり、熱可逆型高分子からなる保護コロイド組成は随
時変更することは当然である。
【0024】なお、1〜2μm程度の粒径のトルマリン
であれば、絹繊維へのトルマリン吸着は室温ではかなり
長時間の浸漬が必要であるが、加熱ないし絹繊維の膨潤
剤を併用することにより処理時間を短縮することが可能
になる。特に、絹繊維の膨潤剤としては、古くから知ら
れる硝酸塩、燐酸塩、チオシアン酸塩、蟻酸塩などのな
かから、比較的膨潤速度の管理及び膨潤剤の取扱いの容
易なチオシアン酸カリないしバリウム及び硝酸カルシウ
ムなどが適する。また、アクリルモノマーを絹繊維内の
間隙に重合したいわゆる「グラフト加工絹」及び二官能
性エポキシド化合物を使用した二相法による湿熱架橋し
た、いわゆる「ウオッシャブルシルク」などの、前処理
加工が施された絹繊維構造物へのトルマリン吸着は相対
的に良好に行なわれる傾向のあることが確認されてい
る。
【0025】以上の吸尽法は100℃以下の吸尽処理が
望ましいのに対して、飽充後、乾熱乾燥したトルマリン
含有処理繊維製品は100℃以下での蒸熱処理は、バッ
チ加工になるが、100〜120℃の範囲で大気圧下で
高温蒸熱(HTS)するならば連続加工が可能になる。
【0026】このようにしてトルマリンの吸着処理され
た絹繊維製品は、従来の絹繊維製品と同様な後加工が施
される。即ち、繊維表面に付着したトルマリン及び絹繊
維の膨潤剤を含有した保護コロイドは十分にソーピング
工程で除去できる。特に熱可逆型高分子は低温での溶解
牲は良好であり、絹繊維製品の洗浄要件を逸脱するもの
ではない。従って、バインダーによるトルマリンの接
着、付着を前提とする従来の方式での最大の欠点である
風合の粗硬化は完全に解消される。
【0027】本発明のトルマリン含有絹繊維製品は絹繊
維の内部にトルマリン微粒子が吸収、固定したものであ
るため、絹繊維自体が有する風合の保持は完全である
が、内部に介在したトルマリン微粒子による透過光の乱
反射による白化傾向は基本的には避けられない。また、
含有されたトルマリンの影響と推測できるウエット感が
増す傾向も感知される。これらへの対応策としては従来
から使用されている艶出及び平滑加工剤とフェルトカレ
ンダー仕上が考えられ、それらの使用が要請されるケー
スが多くなると思われる。
【0028】
【発明の実施の形態】(実施形態1) 以下に本発明のトルマリン含有絹繊維製品の製造方法の
第1の実施形態を詳細に説明する。常法でパパイン酵素
で精練した後、二酸化チオ尿素を用いて漂白した31中
絹練糸を、吊槽内を上下運動可能なステンレス製竿に綛
状で懸垂し、粒径2μm以下のトルマリン1重量%、メ
チルセルロース/アルギン酸ソーダ(2:1配合) 2重
量%、ロダンソーダ3重量%からなる水系懸濁液中に、
室温で、浴比1:40にて浸漬し、上下運動を続けなが
ら、60分で80℃まで昇温し、そのまま30分間処理
する。該処理液を排水後、常法に準じて、湯洗、水洗、
1g/l界面活性剤及び2g/l石鹸水溶液で60℃で
10分間ソーピングし、湯洗、水洗、遠心分離器で脱
水、乾燥し、絶乾量換算で約0.5重量%の増量と同時
に、未処理練糸と同等の感触、風合のトルマリンの機能
特性を再現するトルマリン含有絹練糸を得た。なお、メ
チルセルロ―ズ及びロダンソーダ無添加のトルマリン含
有水系懸濁液による増量は認められない。
【0029】また、上記絹練糸を粒径2μm以下のトル
マリン1重量%、キサンタンガム3重量%、2重量%ア
クリル酸エステル乳化共重合体樹脂(固型分45重量
%)、0.5重量%ノニオン系シリコンエマルジョン
(固型分30重量%) の水系懸濁液に室温で浸漬し、絞
り率80重量%に飽充し、60℃で乾燥後、120℃で
熱処理した。本処理絹練糸は絶乾量換算で約3.1重量
%の増量を得た。しかしながら、綛糸間の膠着は著し
く、事後の糸繰作業は困難で実用性に耐えなかった。ま
た、糸の風合は粗硬化し、絹糸としての価値は観察され
なかった。なお、柔軟化効果を改善するためシリコーン
に替えて、フッ素化合物、ポリエチレンエマルジョンな
どの併用でも繊維間の膠着は抑制できず、発水、ぬめり
感などの絹としての感触を減殺する効果が顕現される。
また、各種カチオン系柔軟剤の併用は、品種及び併用量
により変動は観察されるが保護コロイドとして水溶性高
分子水溶液を使用してもトルマリンの沈降を促進する傾
向が確認される。
【0030】(参考例1) 貫八生絹と呼ばれる和装用裏地絹織物(37cm幅、2
6.5m長、重量675g) を、常法に準じて精練、漂
白して練減り率約25重量%練織物を調製した(506
g/Y反と呼ぶ) 。一方、この練織物をアクリル酸エス
テルモノマー混合物を用いて、常法に準じて繊維内重合
処理し、約25重量%増量して生地重量まで生戻し処理
する(675g/Z反) 。別に調製した325メッシュ
(粒径約l5μm)5g/1トルマリン、保護コロイド
として30g/lCMC、30g/lポリウレタンオリ
ゴマー(固型分15重量%) 、低温解離型触媒0.6g
/l(有効成分100%) からなる水系懸濁液に、各処
理布を含浸、それぞれ90重量%に搾液、乾燥、120
℃、2分間熱処理し、常法に準じてソーピング、後処理
仕上げした。いずれも顕著な増量は認められないが、ト
ルマリン粒子の繊維表面へのオリゴマーによる接着と、
保護コロイドに使用されたCMCの一部不溶性化によ
り、布帛の粗硬化と布帛構成糸条間の膠着が視察され、
絹布帛の特徴は消滅する。特に、Z反はY反に比較して
ペーパーライクに仕上がることが観察される。
【0031】前記トルマリン含有水系懸濁液の組成を、
保護コロイドを熱可逆型高分子のポリ酢酸ビニル部分鹸
化物に、また、絹の膨潤剤を硝酸カルシウムないしロダ
ンバリウムに代替して、吸尽法、パッド法、コート法及
びプリント法で比較しても繊維内部へのトルマリンの吸
着は促進できない。従って、樹脂による風合変化などは
少ないが、トルマリン機能の再現はみられない。
【0032】(実施形態) 実施形態2で調製されたY反及びZ反を、次の組成の水
系トルマリン懸濁液中で、浴比1:40で、70℃、6
0分間、それぞれ別浴で処理した後、実施形態1に準じ
て後処理仕上をする。この場合の処理浴組成は次の通り
である。 粒径1〜2μmトルマリン :5%owf(on the weight of fiber) ロダンカリ :3%owf ヒトロキシプロピルセルロース:4%ows(on the weight of solution) アルギン酸ソーダ(低粘度) :1%ows Y反に対してZ反の増量がやや多いが、いずれも絹織物
の官能特牲は損なわれずにトルマリンを当該布帛中に吸
着させることができ、トルマリンの機能特性を発揮する
ことが認められた。また、エポキシド処理した広幅デシ
ンでも、いわゆる「グラフト加工絹裏地」と同様に、前
処理絹が良好な結果を得た。
【0033】(実施形態) 経糸に生糸21中平糸4本、緯糸に生糸21中6本諸糸
からなる広幅ツイル生機を常法に準じ精練、漂白、乾燥
した。この布帛に1重量%粒径1μmトルマリン、保護
コロイドとして3重量%ビニルメチルエーテル、絹繊維
膨潤剤として2重量%ロダンソーダからなる水系懸濁液
を、絞り率80重量%でパッド、乾燥し、高温蒸熱機
(HTS)で100℃で、15分間、蒸熱する。以下、
実施形態1に準じて後処理仕上げをする。本方法により
処理した仕上がり品は絹の風合が推持されたまま、トル
マリンの機能特性が顕著に現われた。
【0034】(実施形態) 柞蚕糸35デニール6本を3本撚りして編糸を作り綛上
げする。常法で精練、漂白、乾燥した後、実施形態4で
使用した保護コロイド及び絹繊維膨潤剤を併用したトル
マリン含有水系懸濁液に浸漬し、80℃、60分処理
し、実施形態1に準じて後処理仕上げをする。このトル
マリン糸から編立てたニットの風合は未処理糸から製造
されたニットの感触と、より腰のある柔軟な風合を呈
し、加えてトルマリンの機能や特性が発揮されるメリッ
トが付与された。
【0035】(参考例2) 粒径2μmのトルマリンパウダー :10g/リットル カチオン系水溶性ウレタンオリゴマー:40g/リットル 特殊アクリルシリコン系樹脂 :10g/リットル キタン酸ガム誘導体 :50g/リットル 上記4種類を軟水と撹拌機ジスパーにて30分〜40分
間練り込み、凝集、沈殿を防止し、分散安定させ、次に
こうして得られたトルマリンゲルをパティング法にて絹
布にコーティングし、乾燥する。乾燥法は、110℃の
シリンダー乾燥機にて予備乾燥し、次に130℃のカレ
ンダーにてキュアリングする。
【0036】以上のトルマリン含有絹繊維製品のトルマ
リン耐久性は、耐ドライクリーニング性と、綿ないし合
繊に対する過剰な洗濯条件に対比して、相対的にマイル
ドな絹繊維製品に対して賞用される洗浄堅牢度は高く、
実用上の問題はみられなかった。
【0037】
【発明の効果】本発明の請求項1又は請求項2記載のト
ルマリン含有絹繊維製品は、糸条、編物、織物及びアパ
レルなどの絹繊維製品の絹繊維の内部にトルマリン微粒
子が吸着・固定されているので、絹繊維製品特有の感
触、風合、ドレープ性、艶及び光沢等といった官能特性
が保持されたまま、トルマリンの具備するマイナスイオ
ン効果、遠赤外線効果、消臭・脱臭・抗菌効果などが当
該繊維上で効率よく発揮され、しかも、耐久性に優れた
ものとなる。
【0038】本発明の請求項3記載のトルマリン含有絹
繊維製品の製造方法は、トルマリン微粒子が含まれた
潤剤含有水系懸濁液を糸条、編物、織物及びアパレルな
どの絹繊維製品に飽充した後、当該絹繊維製品を乾燥
し、トルマリン微粒子を絹繊維製品の絹繊維の内部に湿
熱処理により固着促進し、その後にソーピングし、その
後に仕上処理を行なう方法であるため、トルマリン微粒
子が絹繊維製品の繊維内に確実に吸着固定され、しかも
吸着固定後はトルマリン微粒子が離脱しにくい絹繊維製
品が得られる。
【0039】本発明の請求項4記載のトルマリン含有絹
繊維製品の製造方法は、請求項3記載のトルマリン含有
絹繊維製品の製造方法において、絹繊維製品への膨潤剤
含有水系懸濁液の飽充が、吸尽法、パッド、コートおよ
びプリント法などにより行なわれるので、従来からの繊
維加工装置及び単位操作を修正して利用することがで
き、容易且つ安全に工業化することができる。
【0040】本発明の請求項5記載のトルマリン含有絹
繊維製品の製造方法は、トルマリン微粒子から構成され
膨潤剤含有水系懸濁液に、保護コロイドとしての熱可
逆型高分子を共存させるので、絹繊維製品の絹繊維の内
部へのトルマリン微粒子の吸着固定が迅速且つ確実にな
だけでなく、膨潤剤含有水系懸濁液中のトルマリンが
安定し、ゲル化温度に昇温したときに該熱可逆型高分子
の水への溶解性が減少し、絹繊維製品への吸着が相対的
に促進され、トルマリンの繊維層領域への濃度が増加
し、吸着がより積極的に推進され、トルマリンの吸着速
度が増大する。膨潤剤と保護コロイドとを共存させてあ
るので、膨潤剤と保護コロイドの両者の特長が得られ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−158769(JP,A) 特開 平7−243180(JP,A) 特開 平2−160972(JP,A) 特開 昭59−30963(JP,A) 特開 平6−173162(JP,A) 特開 平11−36171(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06M 11/77 - 11/79

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トルマリン微粒子が含まれた膨潤剤含有水
    系懸濁液を糸条、編物、織物及びアパレルなどの絹繊維
    製品に飽充する工程と、当該絹繊維製品を乾燥する工程
    と、トルマリン微粒子を絹繊維製品の絹繊維の内部に、
    湿熱処理により固着促進させる工程と、当該絹繊維製品
    をソーピングする工程と、その後に仕上処理する工程を
    備えたトルマリン含有絹繊維製品の製造方法により、
    条、編物、織物及びアパレルなどの絹繊維製品の絹繊維
    の内部に、トルマリン微粒子が吸着・固定されたことを
    特徴とするトルマリン含有絹繊維製品。
  2. 【請求項2】請求項1記載のトルマリン含有絹繊維製品
    において、トルマリン微粒子のサイズがミクロン単位で
    あることを特徴とするトルマリン含有絹繊維製品。
  3. 【請求項3】トルマリン微粒子が含まれた膨潤剤含有
    系懸濁液を糸条、編物、織物及びアパレルなどの絹繊維
    製品に飽充する工程と、当該絹繊維製品を乾燥する工程
    と、トルマリン微粒子を絹繊維製品の絹繊維の内部に、
    湿熱処理により固着促進させる工程と、当該絹繊維製品
    をソーピングする工程と、その後に仕上処理する工程を
    備えたことを特徴とするトルマリン含有絹繊維製品の製
    造方法。
  4. 【請求項4】請求項3記載のトルマリン含有絹繊維製品
    の製造方法において、絹繊維製品への膨潤剤含有水系懸
    濁液の飽充が、吸尽法、パッド、コートおよびプリント
    法などにより行なわれることを特徴とするトルマリン含
    有絹繊維製品の製造方法。
  5. 【請求項5】請求項3又は請求項4記載のトルマリン含
    有絹繊維製品の製造方法において、膨潤剤含有水系懸濁
    に保護コロイドとしての熱可逆型高分子が共存するこ
    とを特徴とするトルマリン含有絹繊維製品の製造方法。
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