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JP3094119U - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP3094119U
JP3094119U JP2002007322U JP2002007322U JP3094119U JP 3094119 U JP3094119 U JP 3094119U JP 2002007322 U JP2002007322 U JP 2002007322U JP 2002007322 U JP2002007322 U JP 2002007322U JP 3094119 U JP3094119 U JP 3094119U
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swath
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JP2002007322U
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English (en)
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忠久 橋本
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置固有のメカのばらつきやインク残量等に
よる負荷の変化に柔軟に対応でき、また、キャリッジの
加速状態に依存しないで印字速度の向上を図る。 【解決手段】 CPU12は、キャリッジが印字開始位
置に到達するまでの到達時間Tcを、1スワスの印字ご
とに計測する機能と、この到達時間Tcを随時更新しな
がらRAM14に記憶する機能と、フィード動作の開始
から終了までのフィード時間TF に基づいて、フィード
動作終了までの残り時間TFremを計測する機能とを備え
ており、任意の1スワス分の印字を終了して次の1スワ
ス分の印字を開始するとき、フィードモータ16を駆動
してフィード動作を開始すると同時に、フィード動作終
了までの残り時間TFremの計測を開始し、この残り時間
TFremとRAM14に記憶している到達時間Tcとを随
時比較して、Tc≧TFremとなったとき、キャリッジモ
ータ18を駆動してキャリッジ動作を開始する

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、印字ヘッドを搭載したキャリッジを主走査方向に移動させてキャリ ッジ動作を行うDCモータであるキャリッジモータと、記録紙を副走査方向に移 動させてフィード動作を行うステッピングモータであるフィードモータと、これ らキャリッジモータ及びフィードモータを個別に駆動制御する制御手段とを備え たシリアルプリンタ等の印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシリアルプリンタ等においては、印字ヘッドを搭載したキャリッジを駆 動する駆動源として、DCモータを使用するタイプのものがある。
【0003】 このDCモータを使用したシリアルプリンタ等では、DCモータの回転を検出 してキャリッジの移動位置及び移動速度を検出するエンコーダ、エンコーダスリ ット及びエンコーダの変化により増減するポジションカウンタからなる検出手段 を備えており、制御手段は、この検出手段によるポジションカウンタのカウント 値と予め内部に設定されたキャリッジの加速、定速、減速のそれぞれの目標速度 及び目標とする停止位置とに基づいて、DCモータの速度制御を行うようになっ ている。
【0004】 ところで、このような従来のシリアルプリンタ等では、印字速度を向上させる ことが1つの課題となっており、この課題を解決する1つの手段として、キャリ ッジ動作とフィード動作とをオーバーラップさせる技術が種々提案されている( 例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3等参照)。
【0005】 特許文献1の技術は、印字を終了したキャリッジが停止した後、フィード動作 (紙送り動作)が完全に終了する前にキャリッジの立ち上げを開始することによ り、印字の終了から次行の印字開始までに要する時間の短縮を図っている。具体 的には、現在進行中のラインフィード終了までの時間を計算し、その時間がキャ リッジモータが起動後定常速度に達するまでのランプアップ時間より小さくなっ たとき、キャリッジモータをランプアップさせる構成となっている。
【0006】 また、特許文献2の技術は、上記特許文献1の技術に加え、記録速度に応じて ランプアップ時間の設定を変更する構成となっている。
【0007】 また、特許文献3の技術は、1行分の印字データに基づいて、予め設定された 3パターンの駆動状態のうちいずれか1つの駆動状態を制御テーブルに設定し、 その設定された駆動状態の情報に従い、キャリッジ立ち上げを開始してから印字 開始位置に到達するまでの時間T1を計算するとともに、フィードモータが改行 を終了し、改行により生じた振動が減衰するのに要する時間T2を計算し、T1 >T2となった時点で、キャリッジモータの立ち上げを開始する構成となってい る。
【0008】
【特許文献1】 特開昭62−201278号公報
【特許文献2】 特開昭62−284775号公報
【特許文献3】 特開平1−101173号公報
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
上記特許文献1及び特許文献2には、ランプアップ時間をどのように求めるの かについては何も記載されていないが、一般的には、予め用意されているテーブ ルを参照して計算することになる。この場合、ランプアップ時間は、カートリッ ジのインク残量の減少等によって負荷が変化し、また、装置自体にもばらつき等 があるため、本来はテーブルを参照して一義的に決定できる時間ではない。つま り、印字が進むに従って微妙に変化する時間である。また、印字データによって は、その行の印字開始位置も異なるため、これによっても時間は変化する。しか しながら、上記特許文献1及び特許文献2にはこれらのことが全く考慮されてい ないため、余裕をもたせてオーバーラップを行う必要があり、この余裕分の時間 が無駄になるといった問題があった。逆に言えば、常に最適なタイミングでオー バーラップを行うことができないといった問題があった。
【0010】 このことは、上記特許文献3についても同様であり、制御テーブルを参照しな がら、キャリッジ立ち上げを開始してから印字開始位置に到達するまでの時間T 1を計算しているため、カートリッジのインク残量の減少等によって負荷が変化 することや、装置自体のばらつき等があることなどは全く考慮されておらず、常 に最適なタイミングでオーバーラップを行うことができないといった問題があっ た。
【0011】 さらに、上記各特許文献1〜3に記載の技術は、いずれもキャリッジモータが ステッピングモータの場合の制御であり、速度をアナログ的に制御するDCモー タである場合には適用できないといった問題もあった。
【0012】 本考案はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、装置固有 のメカのばらつきやカートリッジのインク残量の減少等による負荷の変化に柔軟 に対応でき、また、キャリッジの加速状態に依存しないで印字速度の向上を図る ことのできる印字装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案の印字装置は、印字ヘッドの印字方向を主走査方向とし、記録紙の送り 方向を副走査方向とするとき、印字ヘッドを搭載したキャリッジを主走査方向に 移動させてキャリッジ動作を行うDCモータであるキャリッジモータと、このキ ャリッジモータの回転を検出してキャリッジの移動位置及び移動速度を検出する 検出手段と、記録紙を副走査方向に移動させてフィード動作を行うステッピング モータであるフィードモータと、これらキャリッジモータ及びフィードモータを 個別に駆動制御する制御手段とを備えている。そして、このような構成に加え、 キャリッジ動作によりキャリッジが移動を開始してから印字開始位置に到達する までの到達時間Tcを、1スワスの印字を実行するごとに計測するキャリッジ動 作時間計測手段と、このキャリッジ動作時間計測手段により計測された1スワス ごとの到達時間Tcを随時更新しながら最新の1スワス分のみを記憶する記憶手 段と、フィード動作の開始から終了までのフィード時間TF を演算によって求め る演算手段と、この演算手段により求めたフィード時間TF を内部に設定してフ ィード動作終了までの残り時間TFremを計測する残り時間計測手段とをさらに備 えている。
【0014】 そして、制御手段は、任意の1スワス分の印字を終了して次の1スワス分の印 字を開始するとき、フィードモータを駆動してフィード動作を開始すると同時に 、残り時間計測手段により内部に設定されたフィード時間TF のカウントダウン を開始してフィード動作終了までの残り時間TFremの計測を開始し、この残り時 間TFremと記憶手段に記憶している直前の1スワス印字時に計測した到達時間T cとを随時比較する。そして、その比較の結果、Tc≧TFremとなったとき、キ ャリッジモータを駆動制御してキャリッジ動作を開始するようになっている。
【0015】 このような特徴を有する本考案によれば、キャリッジ動作時間計測手段は、キ ャリッジ動作によりキャリッジが移動を開始してから印字開始位置に到達するま での到達時間Tcを、1スワスの印字を実行するごとに計測し、その計測結果を 、1スワスごとに随時更新しながら記憶手段に記憶している。そのため、記憶手 段には、常に最新の(すなわち、直前に計測された)到達時間Tcが記憶される ことになる。これにより、例えばカートリッジのインク残量の減少等により負荷 が変化し、キャリッジの到達時間Tcが変化した場合でも、記憶手段に記憶され た到達時間Tcはこれを考慮した時間となっているので、キャリッジ動作とフィ ード動作とをオーバーラップさせる場合に、フィード動作の終了と、印字ヘッド による印字開始のタイミングとを、常に高い精度で一致させることができる。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0017】 図1は、本考案の印字装置(プリンタ)のシステム構成図である。
【0018】 この印字装置10は、外部装置のドライバであるパソコン(上位のホストコン ピュータ)30から供給される各種コマンドと印字データとに基づいて、印字動 作を行う構成となっている。そのため、パソコン30と印字装置10とは、双方 向通信が可能な通信ケーブル40を介して接続されている。
【0019】 印字装置10は、プリンタ専用に構成された論理回路ICであるASIC11 と、これを制御するファームウェアであるCPU12とを備えている。CPU1 2には、印字動作を実行するプログラム等が格納されているROM13、及び各 種コマンドやデータを記憶するとともに印字動作時にはワークエリアとして働く RAM14がそれぞれ接続されている。
【0020】 ASIC11には、図示しない記録紙を印字位置まで給紙するステッピングモ ータであるフィードモータ16を駆動制御するフィードモータ駆動部15、給紙 された記録紙にインクを噴射等してデータの印字を行う印字ヘッド19、この印 字ヘッド19を搭載したキャリッジ2を記録紙の送り方向(副走査方向)に対し て直交する方向(主走査方向)に往復移動させるためのDCモータであるキャリ ッジモータ17を駆動制御するキャリッジモータ駆動部17、キャリッジの移動 位置及び移動速度を検出する速度検出部20、及び電源キーや印字キー等(図示 省略)を有するキー入力部21がそれぞれ接続されている。
【0021】 図2は、印字及び給紙機構部の構造を概略的に示す斜視図である。 印字ヘッド19を搭載したキャリッジ2が、記録紙3を下方向(副走査方向) に送り出すための上流側ガイド手段である給紙ローラ4に対向配置されており、 キャリッジ2は、ガイドシャフト5に沿って主走査方向(図中、符号a及びbで 示す方向)に所定距離だけ往復移動可能に設けられている。このキャリッジ2は 、キャリッジモータ18が正回転または逆回転することにより、ギヤベルト6を 介して駆動されるようになっている。
【0022】 一方、給紙ローラ4は、変速ギヤ等によって構成された給紙機構部8を介して フィードモータ16に接続されており、このフィードモータ16によって、図中 符号cで示す方向に正回転駆動、または符号dで示す方向に逆回転駆動されるよ うになっている。そして、正回転駆動により、セットされた記録紙3を副走査方 向(下方向)に送り出す(給紙する)ようになっている。
【0023】 また、ガイドシャフト5と並行にエンコーダスリット20aが設けられており 、キャリッジ2の背面には、このエンコーダスリット20aに対向してエンコー ダ20bが設けられている。また、このエンコーダ20bの変化により増減する ポジションカウンタ20c(図中、破線により示す)が設けられており、これら エンコーダスリット20a、エンコーダ20b及びポジションカウンタ20cに よって図1に示す速度検出部20が構成されている。
【0024】 ASIC11は、CPU12からの制御により、フィードモータ駆動部15及 びキャリッジモータ駆動部17を制御してフィードモータ16及びキャリッジモ ータ18をそれぞれ駆動制御するとともに、印字ヘッド19による印字動作を制 御する。
【0025】 また、ASIC11には、所定のエリアにポジションカウンタ20cのカウン ト値が書き込まれるようになっている。そして、印字ヘッド19の速度制御時、 キャリッジ2の移動に伴うエンコーダ20bの変化により、このカウント値が随 時更新されるようになっている。例えば、エンコーダスリット20aのスリット 間隔が150分の1インチであった場合、キャリッジ2が50ipsで移動して いるときのポジションカウンタのカウント値は133μsecごとにカウントア ップされ、ASICの所定のエリアに書き込まれることになる。
【0026】 一方、このASIC11に書き込まれたカウント値は、ファームウェアである CPU12により随時読み出し可能となっている。CPU12は、例えば2ms ecごとにキャリッジモータ18の速度制御を行っている。そのため、ASIC 11に書き込まれたポジションカウンタ20cのカウント値を2msecごとに 読み出し、RAM14の所定のエリアに設けられたポジションバッファ領域14 aに順次書き込むようになっている(これについては後述する)。
【0027】 キャリッジモータ駆動部17は、このようなCPU12及びASIC11の制 御により、速度検出部20の検出結果(ポジションカウンタ20cのカウント値 )に基づいてキャリッジモータ18をPWM電圧制御により駆動制御するように なっている。なお、PWM電圧制御自体については、従来周知の制御方法である ので、ここでは詳細な説明を省略する。
【0028】 また、ファームウェアであるCPU12は、キャリッジ動作によりキャリッジ 2が移動を開始してから印字開始位置に到達するまでの到達時間を、1スワスの 印字を実行するごとに計測するキャリッジ動作時間計測機能、計測された1スワ スごとの到達時間を随時更新しながら最新の1スワス分のみをRAM14に記憶 する機能、フィード動作の開始から終了までのフィード時間を演算によって求め る演算機能、求めたフィード時間を内部に設定してフィード動作終了までの残り 時間を計測する残り時間計測機能を備えている。
【0029】 図3は、本考案に係わるオーバーラップ処理の原理を示すタイミングチャート である。
【0030】 図中のTcはキャリッジが動作を開始してから、印字開始位置に到達するまで の時間、TFaccはフィード動作の加速時間、TFconstはフィード動作の等速時間 、TFdecはフィード動作の減速時間、TFsettle はフィード動作の処理完了時間 、TF はフィード動作の開始から終了までのフィード時間(=TFacc+TFconst +TFdec+TFsettle )、TFremは、フィード動作終了までの残り時間をそれぞ れ示している。
【0031】 オーバーラップを行う場合、キャリッジ2がその印字行の印字開始位置に到達 する前に、フィード動作の処理期間が完了していればよい。すなわち、Tc≧T Fremとなったときに、キャリッジ動作を開始すればよい。
【0032】 図4は、図3に示したオーバーラップ処理の原理をファームウェアで実現する ための方法を示している。
【0033】 ファームウェアでは、オーバーラップを実現するために、次の3つの処理を実 行する。[1]キャリッジの位置サンプリング処理(シーケンスA)、[2]フ ィード時間計算処理(シーケンスB1、シーケンスB2)、[3]印字動作開始 チェック処理(シーケンスC)。図4には、これらの処理を行うタイミングまた は期間が示されている。
【0034】 ここで、上記構成の印字装置10における印字動作時のキャリッジ動作とフィ ード動作のオーバーラップ処理の全体を説明する前に、[2]フィード時間計算 処理のうちTF の計算処理(シーケンスB1)と、[1]キャリッジの位置サン プリング処理(シーケンスA)とを個別に説明する。
【0035】 [2]フィード時間計算処理のうちフィード時間TF の計算処理(シーケンス B1)は、フィードモータ16を駆動する前に予め計算により求めておく。フィ ードモータ16はステッピングモータであるため、駆動前でも予め計算により求 めることができる。すなわち、フィード時間TF は、図3から分かるように、
【0036】 TF =TFacc+TFconst+TFdec+TFsettle ・・・式1 で計算できる。TFacc、TFdec、TFsettle については、予め各速度の数値をR AM14に保存している。また、TFsettle については、次の式で求めることが できる。
【0037】 TFsettle =(等速時のフィードモータタイマー周期)×(等速ステップ数) ・・・式2 以上により、フィード時間TF を求めることができる。
【0038】 すなわち、図6に示すシーケンスB1のフローチャートに従って説明すると、 まず、RAM14からフィードモータ16の加速時間TFacc、減速時間TFdec、 処理完了時間TFsettle を取得してTF に加算する( ステップS1)。次に、等 速時間TFconstを(等速時の1ステップ当たりの時間)×(等速ステップ数)に よって求め(ステップS2)、先程求めたTF に加算する( ステップS3)。そ して、ステップS3で求めたTF の値を、TFremをカウントダウンにより演算処 理するための図示しないカウント値格納部に設定する(ステップS4)。
【0039】 CPU12は、以後、このカウント値格納部に設定されたTF に基づいて、フ ィード動作終了までの残り時間TFremを演算により求めることになる。 次に、[1]キャリッジの位置サンプリング処理(シーケンスA)について説 明する。
【0040】 印字動作開始時、CPU12は、割り込み処理にて2msec間隔でキャリッ ジ2の移動距離をサンプリングする。すなわち、ASIC11に書き込まれたポ ジションカウンタ20cのカウント値を2msecごとに読み出し、RAM14 のポジションバッファ領域14aに順次書き込む。図5は、このときのサンプリ ング処理の様子を示している。ポジションバッファ領域14aには、2msec ごとに、キャリッジ2の移動距離であるカウント値(ポジションカウンタ20c のカウント値)が、d1,d2,d3,・・・,dnのように順次書き込まれて いる。このサンプリングは、キャリッジ2が完全に等速になるまで行われる。
【0041】 すなわち、図7に示すシーケンスAのフローチャートに従って説明すると、ま ず、印字動作中であることを確認して(ステップS11)、現在までの移動距離 をポジションバッファ領域14aのポインタが示すアドレスに格納して(ステッ プS12)、ポインタを1つ進める(ステップS13)。このような処理を、キ ャリッジ2が完全に等速になるまで(ステップS14でYesと判断されるまで )繰り返す。
【0042】 次に、上記構成の印字装置10における印字動作時のキャリッジ動作とフィー ド動作のオーバーラップ処理について、主に上記の[2]フィード時間計算処理 のうちTFremの割り込み処理(シーケンスB2)、及び[3]印字動作開始チェ ック処理(シーケンスC)を中心に、図8に示すシーケンスB2のフローチャー ト及び図9に示すシーケンスCのフローチャートを参照して説明する。
【0043】 CPU12は、任意の1スワス分の印字を終了して次の1スワス分の印字を開 始するとき、シーケンスB2とシーケンスCとの処理を並行して開始する。
【0044】 シーケンスCの処理では、CPU12は、まず、現在のキャリッジ2の停止位 置から印字開始位置までのステップ数Dcを求める(ステップS21)。次に、 上記[1]キャリッジの位置サンプリング処理(シーケンスA)で取得したポジ ションバッファ領域14aのカウント値から、上記ステップ数Dcよりも小さい 数値で、かつDcに最も近いものを検索する。
【0045】 すなわち、ポジションバッファ領域14aのポインタを初期化し、図示しない サンプリングカウンタのカウント値(サンプリング回数)を1(サンプリング1 回目)に設定する(ステップS22)。そして、ポインタにより示されたポジシ ョンバッファ領域14aのアドレスのデータ(サンプリング1回目であればカウ ント値d1)を取得し(ステップS23)、ステップS21で求めたDcとステ ップS23で取得したd1とを比較する(ステップS24)。
【0046】 その結果、Dc>d1である場合(ステップS24でNoと判断された場合) には、ポインタを1進めるとともに、サンプリングカウンタを+1(サンプリン グ2回目)して、ステップS23に戻る。
【0047】 このようなステップS23〜ステップS25の処理を繰り返した結果、ステッ プS24においてYesと判断された場合、すなわち、Dc≦dnの条件を満た したとき、その時点でサンプリングカウンタを−1する(ステップS26)。す なわち、サンプリングn回目をn−1回目とする。サンプリングn−1回目のカ ウント値dn−1は、ステップ数Dcよりも小さい数値で、かつDcに最も近い 数値である。従って、このサンプリング回数n−1に基づき、キャリッジ2が印 字開始位置に到達するまでの時間Tcを、
【0048】 Tc=(n−1)(回目)×2(msec) として計算する(ステップS27)。この到達時間TcはRAM14の所定のエ リアに記憶される。
【0049】 具体例を挙げて説明すると、ステップ数Dc(例えば、1000)よりも小さ い数値で、かつ最もDcに近いカウント値がポジションバッファ14aの13回 目にサンプリングされたd13のカウント値(例えば、985)であり、14回 目にサンプリングされたd14のカウント値が例えば1200であった場合、1 4回目にサンプリングされたd14のカウント値のとき、ステップS24におい てDc(1000)≦d14(1200)の条件を満たすことになるので、ステ ップS26では、サンプリングカウンタの値14(サンプリング14回目)を− 1して値13(サンプリング13回目)とする。そして、このサンプリングカウ ンタの値13(サンプリング13回目)に基づき、到達時間Tcを、
【0050】 Tc=13(回目)×2(msec)=26(msec) として計算する。
【0051】 一方、CPU12は、このようなステップS21〜ステップS27の処理に並 行して、フィードモータ駆動部15を制御してフィード動作を開始すると同時に 、残り時間計測機能により内部のカウント値格納部に設定されたフィード時間T F のカウントダウンを開始している。すなわち、図9に示すように、フィード動 作の開始から1msec経過するたびに、図6のステップS4によりカウント値 格納部に設定したTF (=TFrem)から1を引く処理を実行している(ステップ S41,S42,S43)。
【0052】 そして、図8のステップS28では、ステップS43で減算されたフィード動 作終了までの残り時間TFremと、ステップS27で求めた到達時間Tcとを随時 比較する。
【0053】 その結果、Tc<TFremである場合(ステップS28でNoと判断された場合 )には、このタイミングでキャリッジ2の移動を開始すると、フィード動作の終 了前にキャリッジ2が印刷開始位置に到達してしまうため、キャリッジ動作を行 うことなく、待機状態のまま維持することになる(ステップS29)。
【0054】 一方、Tc≧TFremの条件を満たした場合(ステップS28でYesと判断さ れた場合)には、このタイミングでキャリッジ2の移動を開始すると、フィード 動作の終了と同時または終了直後にキャリッジ2が印刷開始位置に到達すること になるので、この時点でキャリッジ2の移動を開始する(ステップS30)。
【0055】 このように、本考案の印字装置によれば、キャリッジ2が印字開始位置に到達 するまでの到達時間Tcは、常に最新の(すなわち、直前に計測された)値を使 用することになるので、例えばカートリッジのインク残量の減少等により負荷が 変化し、キャリッジ2の到達時間Tcが変化した場合でも、その変化に柔軟に対 応して、フィード動作の終了と、印字ヘッドによる印字開始のタイミングとを常 に精度良く一致させることができる。
【0056】 なお、到達時間Tcの計算処理であるシーケンスCにおいて、現在のキャリッ ジ2の停止位置から印字開始位置までのステップ数Dcが、ポジションバッファ 領域14aに最後に格納されたカウント値dnよりも大きい場合には、ポジショ ンバッファ領域14aに格納されたカウント値dn−1とdnとの差の値を求め 、その差の値に基づいて演算により求めることができる。すなわち、(Dc−d n)の値をdn−1とdnとの差の値で割ることによって、Dcに到達するまで の残りサンプリング回数を求めることができる。したがって、この残りサンプリ ング回数が例えば10回であった場合、到達時間Tcは、
【0057】 Tc=(n+10)(回目)×2(msec) として計算することができる。
【0058】
【考案の効果】
本考案の印字装置によれば、キャリッジが印字開始位置に到達するまでの到達 時間は、常に最新の(すなわち、直前に計測された)値を使用することになるの で、例えばカートリッジのインク残量の減少等により負荷が変化し、キャリッジ の到達時間が変化した場合でも、その変化に柔軟に対応して、フィード動作の終 了と、印字ヘッドによる印字開始のタイミングとを常に精度良く一致させること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の印字装置(プリンタ)のシステム構成
図である。
【図2】印字及び給紙機構部の構造を概略的に示す斜視
図である。
【図3】本考案に係わるオーバーラップ処理の原理を示
すタイミングチャートである。
【図4】図3に示したオーバーラップ処理の原理をファ
ームウェアで実現するための方法を示す説明図である。
【図5】ポジションバッファ領域へのサンプリング処理
の様子を示す説明図である。
【図6】シーケンスB1の処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図7】シーケンスAの処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図8】シーケンスCの処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図9】シーケンスB2の処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
2 キャリッジ 4 給紙ローラ 5 ガイドシャフト 6 ギヤベルト 8 給紙機構部 10 印字装置 11 ASIC 12 CPU 13 ROM 14 RAM 16 フィードモータ 17 フィードモータ駆動部 18 キャリッジモータ(DCモータ) 19 キャリッジモータ駆動部 20 速度検出部 20a エンコーダスリット 20b エンコーダ 20c ポジションカウンタ 21 キー入力部 30 外部装置(パソコン) 40 通信ケーブル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドの印字方向を主走査方向と
    し、記録紙の送り方向を副走査方向とするとき、前記印
    字ヘッドを搭載したキャリッジを主走査方向に移動させ
    てキャリッジ動作を行うDCモータであるキャリッジモ
    ータと、このキャリッジモータの回転を検出して前記キ
    ャリッジの移動位置及び移動速度を検出する検出手段
    と、前記記録紙を副走査方向に移動させてフィード動作
    を行うステッピングモータであるフィードモータと、こ
    れらキャリッジモータ及びフィードモータを個別に駆動
    制御する制御手段とを備えた印字装置において、 前記キャリッジ動作により前記キャリッジが移動を開始
    してから印字開始位置に到達するまでの到達時間Tc
    を、1スワスの印字を実行するごとに計測するキャリッ
    ジ動作時間計測手段と、 このキャリッジ動作時間計測手段により計測された1ス
    ワスごとの到達時間Tcを随時更新しながら最新の1ス
    ワス分のみを記憶する記憶手段と、 前記フィード動作の開始から終了までのフィード時間T
    F を演算によって求める演算手段と、 この演算手段により求めたフィード時間TF を内部に設
    定してフィード動作終了までの残り時間TFremを計測す
    る残り時間計測手段とをさらに備えており、 前記制御手段は、任意の1スワス分の印字を終了して次
    の1スワス分の印字を開始するとき、前記フィードモー
    タを駆動してフィード動作を開始すると同時に、前記残
    り時間計測手段により内部に設定されたフィード時間T
    F のカウントダウンを開始してフィード動作終了までの
    残り時間TFremの計測を開始し、この残り時間TFremと
    前記記憶手段に記憶している直前の1スワス印字時に計
    測した到達時間Tcとを随時比較して、Tc≧TFremと
    なったとき、前記キャリッジモータを駆動制御してキャ
    リッジ動作を開始することを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 印字ヘッドの印字方向を主走査方向と
    し、記録紙の送り方向を副走査方向とするとき、前記印
    字ヘッドを搭載したキャリッジを主走査方向に移動させ
    てキャリッジ動作を行うDCモータであるキャリッジモ
    ータと、このキャリッジモータの回転を検出して前記キ
    ャリッジの移動位置及び移動速度を検出する検出手段
    と、前記記録紙を副走査方向に移動させてフィード動作
    を行うフィードモータと、これらキャリッジモータ及び
    フィードモータを個別に駆動制御する制御手段とを備え
    た印字装置において、 前記キャリッジ動作により前記キャリッジが移動を開始
    してから印字開始位置に到達するまでの到達時間Tc
    を、1スワスの印字を実行するごとに計測するキャリッ
    ジ動作時間計測手段と、 このキャリッジ動作時間計測手段により計測された1ス
    ワスごとの到達時間Tcを随時更新しながら最新の1ス
    ワス分のみを記憶する記憶手段と、 予め設定されたフィード動作の開始から終了までのフィ
    ード時間TF に基づいて、フィード動作終了までの残り
    時間TFremを計測する残り時間計測手段とをさらに備え
    ており、 前記制御手段は、任意の1スワス分の印字を終了して次
    の1スワス分の印字を開始するとき、前記フィードモー
    タを駆動してフィード動作を開始すると同時に、前記残
    り時間計測手段によりフィード動作終了までの残り時間
    TFremの計測を開始し、この残り時間TFremと前記記憶
    手段に記憶している直前の1スワス印字時に計測した到
    達時間Tcとを随時比較して、Tc≧TFremとなったと
    き、前記キャリッジモータを駆動制御してキャリッジ動
    作を開始することを特徴とする印字装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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